くらし情報『大人も感染する夏風邪「ヘルパンギーナ」、その症状と予防策・対策まとめ』

2014年8月23日 14:05

大人も感染する夏風邪「ヘルパンギーナ」、その症状と予防策・対策まとめ

大人も感染する夏風邪「ヘルパンギーナ」、その症状と予防策・対策まとめ
今夏もかなりの流行が見られた夏風邪「ヘルパンギーナ」。主に乳幼児が罹患(りかん)する感染症ではあるが、実は大人もかかる可能性があるのだ。どのような症状で、どう予防すれば良いのかをライオンのヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんに伺った。

○ヘルパンギーナってどんな病気?

ヘルパンギーナは、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスを原因とする感染症で、夏季に流行する。6月ごろから急激に感染が増え、通常は7月末から8月にピークを迎える。2010年にも大きな流行が見られた。

手足口病と症状が似ているが、水疱(すいほう)が口内に出やすく、急に高熱(38度以上)となることが多い。また、喉の痛みや食欲低下も伴う。
手足口病同様、乳幼児に発症例が多く、潜伏期間は3~6日間。症状は2~4日間続くとされる。

○ヘルパンギーナを予防するには

効果的な予防法はというと、「やはり、うがい・手洗いを徹底することが予防につながります」。

ヘルパンギーナは、せきなどによる飛沫(ひまつ)感染、水筒やコップの共有による接触感染、おむつ交換などによる糞口(ふんこう)感染によって感染する。学習塾や公園での遊戯など、乳幼児は集団と接することが多いため、タオルやハンカチ、食器の共有はなるべく避けて過ごすようにしたい。

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