2014年10月21日 09:17
Apple 7-9月期決算、売上・利益とも予想を上回る - iPhoneとMacが好調
米Appleの2014年度第4四半期 (2014年7月-9月)決算は、iPhoneとMacが好調に売り上げを伸ばし、9月期で最高の売上高と純利益を達成した。どちらもアナリストの予想を大きく上回った。ただし、iPadは販売台数・売上高ともに二桁のマイナス。タブレットの伸び悩みやiPad需要の鈍化に対する懸念を払拭できなかった。
9月期の売上高は421億2300万ドルで、前年同期比12%増。純利益は13%増の84億6700万ドル(1株あたり1.42ドル)。粗利益率は38% (前年同期は37%)だった。
6月から9月を振り返ると、6月にWWDC 2014で「iOS 8」と「OS X Yosemite」を発表。
7月に「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」をアップデートし、9月19日に「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」を発売した。
製品別に見ると、iPhoneは販売台数が3927万2000台 (前年同期比16%増)。Fortuneが収集したアナリストの予想の平均は3780万台だった。iPadは1231万6000台(同13%減)、売上高53億1600万ドル(同14%減)。