2014年10月27日 17:30
安達祐実「ヌードは大きな挑戦だった」- 相手役・淵上は毛布で寒さ気遣う
第27回東京国際映画祭・特別招待作品『花宵道中』(11月8日公開)のアジアンプレミアが27日、東京のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の安達祐実をはじめ、淵上泰史、小篠恵奈、友近、津田寛治、そして、豊島圭介監督が、着物姿で舞台あいさつに登壇した。
ベストセラーを記録し、漫画化されてさらに話題となった宮木あや子の同名小説を原作とする本作は、遊女たちの美しくも切ない生きざまを描いた物語。遊女の悲しい運命を背負った主人公・朝霧を安達祐実が演じ、相手役に淵上泰史、妹女郎役に小篠恵奈が扮(ふん)する。
舞台挨拶で安達は、「今回挑戦したことがたくさんあり、演技の方法も今までと違うアプローチで試みていますし、ヌードになっていることも大きな挑戦でした」と話し、「皆さまにどう見ていただけるか、緊張とともにうれしく思っています」と挨拶。また、同映画祭のオープニングを振り返り、「花魁の扮装(ふんそう)をしてレッドカーペットを歩けるというのは光栄でしたし、朝霧の気持ちがよみがえってきて幸せでした」と語った。
続けて安達は、「この映画は純愛を描いている物語」であると紹介。「恋する気持ちとか人を愛する気持ちは、時代を経て、現代であっても共感していただける部分は多くあると思う」