くらし情報『JR西日本、山陽本線上郡~三原間でCTC装置など新たな運行管理システム導入』

2014年10月30日 10:33

JR西日本、山陽本線上郡~三原間でCTC装置など新たな運行管理システム導入

JR西日本、山陽本線上郡~三原間でCTC装置など新たな運行管理システム導入
JR西日本は29日、山陽本線(岡山・福山エリア)へ新たな運行管理システム(CTC装置、旅客案内装置など)の導入について発表した。上郡~三原間でCTC装置が導入され、使用開始時期は2016年春とされている。

「CTC(Centralized Traffic Control)」は列車集中制御の略称で、信号機の制御状態、列車番号、列車位置情報などをセンターに集中し、運転状況の監視、進路制御などを一括して行う。山陽本線上郡~三原間のうち、上郡駅・三原駅を除く30駅(貨物駅の西岡山駅も含む)がCTC装置導入範囲となり、関係駅では今後、旅客案内装置の設置工事も行われるという。

新たな運行管理システムの導入により、旅客案内装置が列車のダイヤ情報をもとに自動的に案内表示や案内放送を行い、ダイヤが乱れた際も列車の遅延時分をはじめ、迅速な情報提供が行われる。列車の進路制御などもセンターで一括して行い、正確性が向上するとともにダイヤが乱れたときの早期回復も可能に。保守作業手続もシステム化され、工事施工を安全かつ効率的に行えるとしている。

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