2014年11月21日 15:42
ヤマハ、歌声表現がより豊かになった「ボーカロイド」の新バージョンを発表
ヤマハは、バーチャルシンガーによる歌声をパソコンで作り出せるソフトウェア「VOCALOID4 Editor」、「VOCALOID4 Editor for Cubase」、「VOCALOID4 Library VY1V4」の3製品を発売する。パッケージ版は全国の楽器店や量販店などで、ダウンロード版は同社の公式オンラインストア「VOCALOID STORE」で販売される。販売開始は12月下旬。価格はオープンプライス。
「VOCALOID4 Editor」と「VOCALOID4 Editor for Cubase」は、歌詞とメロディーを入力するだけで楽曲のボーカルパートを制作できる歌声合成技術「VOCALOID」(通称「ボカロ」)の歌声編集ソフト。市販の「歌声ライブラリ」をパソコンにインストールすることで、バーチャルシンガーによるボーカルパートを制作することが可能となる。「VOCALOID4 Editor」に新搭載されたのは、声を激しく振るわせ唸るような効果が得られる「グロウル機能」や、2種類の歌声ライブラリをブレンドして自由に音色をコントロールできる「クロスシンセシス機能」、ピッチの変化を視覚的に表示する「ピッチレンダリング機能」