経営者や人事のうち「自社の離職率が高い」と思っているのは33.3%
「あしたのチーム」は28日、中小企業の人事に関するインターネット調査の結果を発表した。調査期間は2015年1月20日~22日、対象は従業員300名未満の会社で、経営者又は部下の人事評価や人事に関わっている人。有効回答数は400名。
○定着率をあげるためには?
「自社の離職率は高いと思うか」という質問に対し、全体の33.3%が「離職率は高いと思う」と回答した。退職率が高いと回答した133名のうち、「会社で離職率の高さが課題となっている」と回答した人は81.2%にのぼった。
「会社で定着率を上げるために行っていること」は、「給与と頑張りの連動性を持たせる」が47.0%で最多。次いで「上司・同僚とのコミュニケーションを活発にする」「目標に対する合意を取る」「労働時間・社内環境を見直す」「上司・同僚との信頼関係を構築させる」が上位に入った。
「施策のうち効果が実感できているもの」の1位は「給与と頑張りの連動性を持たせる」。
次いで「上司・同僚とのコミュニケーションを活発にする」「労働時間・社内環境を見直す」「会社の経営方針・経営状況を伝える」があげられた。