くらし情報『就活や仕事、人生に立ちすくむ全ての人に効く"劇薬"エッセイ』

2015年3月6日 17:16

就活や仕事、人生に立ちすくむ全ての人に効く"劇薬"エッセイ

就活や仕事、人生に立ちすくむ全ての人に効く"劇薬"エッセイ
とんでもない本が発売された。この本は、ある意味「就活応援書」であり、仕事に悩む人への「働き方読本」である。しかし、「面接ではこう話しましょう」などといったノウハウ本では全まったくない。むしろ、「マニュアル的なものなど、現実の前には一切通用しない」という、就活の持つエグい一面を嫌でも突きつけられる、リアルな実況中継であり、就活や仕事、人生に立ちすくむ全ての人に効く"劇薬"エッセイなのだ。

○一流大学から就活失敗、そしてニートへ

"穴に落ちるマリオは、落下する瞬間、自分がいた地上の世界をどんな気分で眺めるんだろう。"(『要らないものを捨てる旅』より)「ごうんごうん」と音を立てて上がっていくエスカレーターの前で立ち尽くす著者。その先は、第一志望の企業の最終面接会場につながっている。留学、TOEIC950点、インターンなどの経歴をひっさげて大企業に就職するはずだった。
しかし彼女は、エレベーター前でパニック障害を発症し、就職活動ができなくなってしまう。

○誰もが乗れるエスカレーターに、自分だけ乗れない

彼女のこれまでの道のりは壮絶だ。過剰に教育的な母に抑圧され、中学3年生で自傷行為を繰り返し不登校に。

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