くらし情報『パナソニック、10cm測位が可能な独自衛星測位技術開発 - タブレットに搭載』

2015年8月29日 10:53

パナソニック、10cm測位が可能な独自衛星測位技術開発 - タブレットに搭載

パナソニック、10cm測位が可能な独自衛星測位技術開発 - タブレットに搭載
パナソニックは8月28日、衛星電波受信モジュール、ワイヤレスWAN、1周波RTK-GNSS機能を拡張したパナソニック独自の衛星測位技術(特許出願中)を開発したと発表した。環境により、10cm程度の測位が可能だという。

RTKは、Real Time Kinematic(相対測位)の略で、測位を行う移動局が受信した衛星電波の搬送波と、既知点から携帯電話や無線を利用して送信されるGPS補正データ(搬送波)を用いて、コード情報ではなく、搬送波の数や位相を用いることで、既知点からの相対位置をリアルタイムに、正確に演算して測位する方式だという。1周波RTKとは、航法衛星から送信される複数の周波数の電波のうち、一般に測位に用いられる2つの周波数電波の1つのみを用いる方式。

これまで、1周波RTK-GNSS機能は、膨大な演算を伴うことから、組込系OSが搭載された端末上ではCPU処理性能の制約から1つの測位エンジンしか動作できないため、測位演算終了までに平均10分程度を要していたが、パナソニックは、高性能CPUと豊富なメモリーを搭載した頑丈タブレットPC「TOUGHPAD(タフパッド)」上で動作する「複数の測位エンジンにより時間をずらして順次測位エンジンを追加しながら測位し、最も確からしい測位結果を迅速に導き出すアルゴリズム」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.