2015年10月8日 20:08
ますます広がる「SeeQVault」 - CEATEC 2015で録画番組の持ち出しをアピール
10月7日から千葉県の幕張メッセにて開催中の、最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2015」。パナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社が開発したコンテンツ保護技術「SeeQVault(シーキューボルト)」のライセンス提供を行うNSM Initiatives LLCは、今回もCEATECへ出展していた。
前回、CEATEC JAPAN 2014のSeeQVaultブースでは主に、テレビやレコーダーなどを買い替えると、以前使用していた機器で録画したデータを再生できなくなるというトラブルを解消する技術として紹介されていた。今回は趣向を変えて、自宅で録画したHDコンテンツをスマートフォンで再生するという、アウトドアでの楽しみ方を提案している。
外出先でもコンテンツを楽しむために必要なのが、SeeQVaultの暗号化に対応したmicroSDカードと、同じくSeeQVaultの暗号化に対応したUSB接続のmicroSDカードリーダーだ。市販の多くのスマートフォンやパソコンはSeeQValutの暗号化に対応していないため、後者のSeeQVault対応microSDカードリーダーが必要となる。