2015年11月27日 10:30
ストレスの原因第1位は「生活資金」、特に40代が深刻
ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK)は11月26日、22の国と地域で2万7000人に対し実施した日常生活のストレス原因に関する調査の結果を発表した。
同調査では、健康、生活、家族等の14の項目について日々の生活でどれくらいストレスの原因となっているかを尋ねたもの。グローバル(22の国と地域)において、最も多くの人が深刻なストレス原因として挙げたのは、「生活資金」で、その割合は29%に上った。
これに、「自分自身にかけるプレッシャー」(27%)、「睡眠不足」(23%)、「やりたいことをする時間が取れないこと」(22%)が続く。
ストレスの原因は年代によって顕著に異なり、15-19歳および20歳代では「自分自身にかけるプレッシャー」が最も多く挙げられたのに対し、30歳代以降は「生活資金」となった。
国、地域ごとによっても違いが見られ、「犯罪の被害に遭う恐れ」を深刻なストレスの原因を挙げた人は、グローバルでは14%にとどまったが、ラテンアメリカの国ではアルゼンチン41%、ブラジル39%、メキシコ36%と高く、いずれの国でもトップ5の原因となった。
日本では、最も多くの人がストレスの原因として感じているのは、グローバルと同じ「生活資金」