くらし情報『日産・HPE・シーメンス、エンジニアリングVDIを採用した次世代設計基盤』

2015年12月22日 10:16

日産・HPE・シーメンス、エンジニアリングVDIを採用した次世代設計基盤

日産・HPE・シーメンス、エンジニアリングVDIを採用した次世代設計基盤
日産自動車、ヒューレット パッカード エンタープライズ(HPE)、シーメンスAGは12月21日、グローバル開発拠点から高速で車両開発に関わる最新データを常時利用できる次世代設計基盤を共同で構築したと発表した。

同設計基盤は、エンジニアリングVDI(Virtual Desktop Infrastructure:デスクトップ仮想化)を採用することで、グローバルでの車両開発の柔軟性と管理の効率化を目指したもの。

エンジニアリングVDIとは高度なグラフィックス処理に対応した技術で、サーバ上に用意された3次元CADの仮想ワークステーションにアクセスすることで、デスクトップに画面を出力して操作することができるシステム。同技術により、日産のエンジニアはいつでも最新データにアクセスすることが可能。

日産は、日産テクニカルセンターノースアメリカ(NTCNA)、日産テクニカルセンターヨーロッパ(NTCE)の2カ所の開発拠点で、同基盤の利用を開始する。同基盤により、日産はインフラの集約・管理性を高めることで、将来のシステム導入期間やバージョンアップ費用、運用管理工数を大幅に削減できる見込みとしている。

HPEは同基盤の構築において、最新のブレード型ワークステーションと統合ストレージ、デスクトップ仮想化技術により複数ユーザーでリソースを共有するエンジニアリングVDI環境を提案した。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.