その佇まいは淡々としていながら、ときにクスッとした笑いを引き起こしたり、びっくりするような豹変を見せたり。画面の中で視聴者を翻弄する野間口徹さんって一体…?昨年の大河ドラマ『どうする家康』に眼鏡なしで出演し話題を呼んだ(!?)野間口徹さん。「親族代表」というユニークな名前の3人組のコントユニットとして小劇場界でじわじわ存在感を発揮し、2007年にレギュラー出演したドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で注目された。そこから気づけば前述の話題でSNSのトレンドワードに上がるほどに。で、ちなみに野間口さん自身はどんな人?――まずは間近に控えている舞台『カラカラ天気と五人の紳士』ですが、日本の不条理劇を確立した劇作家・別役実さんの作品です。別役さんの作品って、作り方でいろいろな方向にできると思うんです。不条理に特化して、お客さんを困惑させるような芝居にもできるし、笑いどころを粒立てていけばコメディにもできますし。まだ稽古でどうなるかわからないんですけど、僕としてはコメディとしてやりたいと思っています。――コメディが好きなんですか?好きですね。笑い声って、お客さんの反応として一番わかりやすいし、やっている側もアドレナリンが出やすい。コロナ禍になってから全然聞いてない気がするので聞きたい気持ちもあります。――不条理劇の面白さを読者に向けて教えていただけますか。基本的に何も起きません。お芝居というと起承転結があるのが一般的ですけど、そもそも今回の作品は、登場人物たちの存在自体、よくわからないですからね。でもそこに疑問を持たずに受け入れる姿勢で観ていただければ、なんだかよくわからなかったけど面白かった、という着地点にたどり着くと思っています。――いわゆる客席がドッカンと沸く笑いとは違いますが、演じる側としての面白さというと?今回のような作品って、芝居の始まりからずっと積み上げてきた空気感みたいなものがあって、そのニュアンスがわかっているからこそ、今、このセリフをこういう言い方をして笑える、というものなわけです。そこまで見せ続けてきたものがあるから、ここで笑いが起こるというのって、やってる側としてはやり甲斐があります。演劇サークルに入って褒められたのが嬉しかった。――もともと笑いをやりたいと思われていたんですか?いえ、全然です。「親族代表」はコントユニットとはいえ自分たちでネタを書くわけではなく、いろんな劇作家の方々に書いていただくスタイル。役者という意識で笑いをやっている感じなんです。――「親族代表」の公演は、複数の劇作家の方の短編をオムニバスで上演する形式でした。1回の公演でケラリーノ・サンドロヴィッチさんやブルー&スカイさん、岩井秀人さんなど、笑いのテイストの違う作家の作品を同時上演するのは大変だったと思いますが…。そうなんです。結構すごいことをやってるんだけれど、それがあまり伝わってない(笑)。あの稽古って、台本をいただいたら自分たちである程度稽古を進めておいて、作家さんが稽古場に来てくれたときにそれを披露して、ダメ出しをもらい修正していく流れで作っていたんです。その段階で、ときにはもう一回イチから稽古し直すこともあって大変でしたけど、いろんな方の演出をいっぺんに受けられるってすごく贅沢だし、単純に楽しかったですよね。メンバー3人で舞台を観て、この人が書いてくれたら面白いだろうなという人に声をかけていましたから、その人の舞台に出してもらえなくても、書いてもらえばやれるわけです。毎回、どの作品がどうお客さんに刺さるのか楽しみでした。――昔から面白いことをするのがお好きな人だったんですか?人前では全然です。大学生のときに演劇サークルに入ってからです。それまで人に褒められたことがなかったので、褒められて嬉しかったんでしょうね。今思うと、初めてにしては、って意味で言ってくれたと思うんですけど。――教師を目指して大学に入ったそうですが、演劇を始めたのは?先輩にめちゃくちゃかっこいい…それは見た目とかじゃなく、舞台上でものすごく輝いている方がいて、その方のお手伝いをしたいと思ったのがきっかけです。当初は裏方のつもりだったんですけど、人数が少なかったので、部員はもれなく出る側も裏方も両方やらなきゃいけなくて、それでです。――とはいえ、大学卒業後上京して俳優を目指すわけですよね。ちょうど就職氷河期で周りも内定が取れないと言っている中、演劇ばっかりやっていて教員免許が取れなくて。どうせ就職できないし、30歳までにドラマなりCMなり、メディアの仕事ができないようであれば辞めるからと親に言って上京させてもらったんです。だから、俳優でやっていこうと決めたというより、執行猶予をもらったみたいな感じで。――注目度が増したといえばドラマ『SP』ですが、放送中から手応えのようなものはありました?全然ないです。子供が生まれてすぐくらいの頃で、最初は1話のワンシーンという話だったんです。それが徐々に出番が増えていったので、「バイトに行けないや」ってことばっかり考えてました。でもそういう意味で言うと、手応えを感じたものは、これまでにひとつもないです。やっていて面白いですけど、これはやりきったぞみたいなことは一切ないです。――それでもここまで続けてこられた理由は何だったんでしょう?それまでみんなで何かをするってことを全然してこなかったんです。小中の頃はずっと水泳をやっていましたし、高校でも、入部したラグビー部が肌に合わずに辞めてからは漫画研究会とか美術部とかで、それもまたひとり。だから演劇を始めるまで、みんなでひとつの目標に向かうみたいなことをやっていなくて。楽しかったんでしょうね。今も楽しいですけど。野間口さんが出演する舞台『カラカラ天気と五人の紳士』は、4月6日(土)~26日(金)三軒茶屋・シアタートラムにて上演されるほか、岡山、大阪、福岡公演もあり。演出を、ドラマ『きれいのくに』の脚本などでその斬新な視点と鋭い感性に注目が集まっている加藤拓也さんが手掛けることも話題。シス・カンパニー TEL:03・5423・5906(平日11:00~19:00)のまぐち・とおる1973年10月11日生まれ、福岡県出身。’99年に嶋村太一、竹井亮介と共にコントユニット「親族代表」を結成し、舞台を中心に活躍。2007年のドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』で注目される。3月24日に出演ドラマ『万博の太陽』(テレビ朝日系)が放送予定。主演ドラマ『VRおじさんの初恋』がNHK夜ドラ枠にて4月放送スタート。ジャケット¥72,600シャツ¥44,000Tシャツ¥16,500パンツ¥41,800(以上suzuki Takayuki TEL:03・6821・6701)※『anan』2024年3月20日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・増井芳江ヘア&メイク・村中サチエインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年03月16日3月いっぱいで日本テレビを退社することが発表された藤井貴彦アナウンサー(52)。1月22日、担当する夕方のニュース番組『news every.』内で自身の口から改めてその経緯を説明した。藤井アナは’94年に日本テレビに入社し、番組が開始した’10年当初から『news every.』にてメインキャスターを務めてきた。4月からは個人事務所を立ち上げセントフォースと業務提携を結ぶ。さらに、同局の『news zero』にて有働由美子アナウンサーの後任としてメインキャスターを務めることも決まっている。番組内で、「先日、この番組を卒業することをお伝えしましたが、今日、社内の手続きが整いまして、退社を正式にお伝えできるようになりました」と切り出した藤井アナ。「一社員の身の振り方など、テレビでお伝えしなくてもいいと断っていたんですが、番組の後輩プロデューサーから、『藤井さんのevery.を楽しみにしている方もいますので、きちんと報告してください』と言われて、今に至ります」と報告の経緯を説明した。さらに、「フリーなんて調子に乗るな、羽鳥さんみたいにうまくいくわけない、と思われていますが、安心してください。私もそう思っています」と、同期でフリーの“先輩”である羽鳥慎一アナを交えた冗談も披露。今後については「個人的には前途多難ですが、冷えた言葉も少し温めて、皆様にお届けするひと手間だけは忘れずに続けようと思います」と抱負を語った。“夕方の顔”であった藤井アナ。その謙虚なフリーへの転身報告に、SNS上では賞賛と応援の声が相次いでいる。《その言葉だけで成功するのが分かるw》《藤井アナ退社すんのかぁ。コメント謙虚すぎw》《藤井アナ、謙虚だし誠実だよねぇ。フリーになっても応援しています!》《これだけ謙虚なんだから、きっとどの道を進んでも上手く行くと思うな。人柄が言葉に滲み出てるね。好感がモテる》《ユーモア・謙虚を交えた 藤井アナの退社報告コメ コレ、好感しか持てない》
2024年01月23日奈緒主演「あなたがしてくれなくても」特別編が6月29日オンエア。ゲスト出演した野間口徹に「今期のドラマ全部に出てませんかってくらい見かける」「野間口さんは5人くらいいると思っている」など、その活躍ぶりに注目が集まった模様だ。セックスレスの問題に直球で切り込んで30代~40代女性の圧倒的支持を受ける原作をドラマ化。「昼顔」制作スタッフが再タッグを組み、夫婦のタブーに切り込んだ30代の恋愛ドラマを描き出した本作。夫の陽一と2年にわたりセックスレスだった吉野みちを奈緒さんが演じ、みちとはセックスレスだったが結衣花と浮気した吉野陽一に永山瑛太。妻とセックスレスだったことからみちと“戦友”となるが、彼女を好きになっていった新名誠に岩田剛典。仕事に全力を振り向けたことで誠と距離が生まれた新名楓に田中みな実。陽一が働くカフェの前で交通整理をしていたことがきっかけでm陽一と親しくなった三島結衣花にさとうほなみ。みちの後輩で誠との不倫などについて厳しくも優しい助言をしてきた北原華に武田玲奈。陽一のカフェのオーナー・高坂仁に宇野祥平。楓の上司でファッション誌編集長だった川上圭子にMEGUMIといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。陽一と離婚し、誠にも別れを告げたみち。ある日、みちが華と待ち合わせしていると、そこに瀬田慎之介(野間口徹)がやってくる。実は華がマッチングアプリでダブルブッキングしてしまい、華は代役としてみちを呼び出し、彼女に瀬田の相手をさせようと考えたのだ。いやいや瀬田デートすることになるみちに、「自分もバツイチだ」と明かした瀬田は、自分は離婚してよかったと思ってる。無理して一緒にいても時間を無駄にするだけ、と自分の結婚観を話す。みちとの交際にノリノリで、勝手に話を進めていく瀬田の話を聞きながら、みちは陽一と過ごした5年間を思い返す…というのが特別編のストーリー。「離婚で人生設計狂ったから、今度は高望みせず行こう」と、みちの前で口にし、「無駄な時間を過ごしたくないですから」と話す瀬田に、みちは「そうは思いません」と反論。陽一との5年間は無駄な時間じゃないと名言する…という展開だった。特別編を見た視聴者からは「遂に今期ドラマで観る野間口さんは今日がラストかな」「野間口さん、今期のドラマ全部に出てませんかってくらい見かける」「野間口さんは5人くらいいると思っているくらい、ドラマ出過ぎだともはや心配している」など、瀬田役で出演した野間口さんに対するコメントが殺到。今クールでは本作に加え「合理的にあり得ない」に「それってパクリじゃないですか?」「教場0」「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」と数多くの作品に登場した野間口さんの活躍ぶりに多くの視聴者の注目が集まった模様だ。(笠緒)
2023年06月30日バカリズム原案・脚本の新感覚ショート・ショートドラマ「ノンレムの窓」の放送が決定。風間俊介、野間口徹、松岡茉優が、それぞれの作品で主演を務める。深い眠りを意味する“ノンレム睡眠”。今回放送するちょっと不思議な3つのショートストーリーは、夢なのか?それとも現実なのか?夢と現実、現実と非現実…その狭間を行き来する不思議なバカリズムワールドこそが「ノンレムの窓」。原案・脚本だけでなく、自らも出演するバカリズムさん。窓先案内人なる不思議な役柄で随所に登場。顔を一切見せない謎の女性マドカ(※声のみ出演女優)との謎に満ちたやり取りにも注目。バカリズムさんは「ちょっとアカデミックな硬そうなタイトルの番組に見えますけど、全然難しい番組ではないので、単純にただただ楽しんでいただける短いお話が観られる番組だと思います。気楽に楽しんでいただき、そのまま寝てもらえればと思います」とコメントしている。第1話「私達の恋」にて、二股をかけ続けてしまう独身サラリーマンを演じる風間さんは「バカリズムさんの脚本を演じるのは初めてなのですが、台本を読んで『お金を払いたい!』と思ったのは初めてでした!(笑)読み物として優れすぎていて、震え上がるほど面白い脚本でした」と物語の印象を明かし、第2話「解約ゲーム」にて、有料動画サイトをなかなか解約できない男を演じる野間口さんは「僕自身、絶対に普段では出来ない、顔を粉に埋めたり…レーザーを越えたり…というシーンがあり、すごく楽しんで撮影させていただきました。普段生きていて『これ、モヤっとするな…』ということを笑い飛ばしてくれる作品になっています」と内容について語る。そして、第3話「カスタマイズ」にて、難解なカスタマイズ注文に翻弄される新人カフェ店員に扮する松岡さんは、「私もコーヒーショップで『カスタマイズ』をよくする方なので、新人さんなど困らせてしまったこともあるのかな…と思いました。(笑)」と話しつつ、「面白い脚本のドラマがショートで3つあるという魅力はもちろん、物語の間にバカリズムさんが出てくる部分や出演していない2つのお話を見るのが視聴者としてとても楽しみです!バカリズムさんとご一緒できて私自身もすごく嬉しかったですし、『ノンレムの窓』が続いていくよう楽しみにしています」と早くも続編に期待を寄せている。<「ノンレムの窓」各話あらすじ>■第1話「私達の恋」マメな性格のサラリーマン・中島宗介(風間俊介)は彼女の鈴木詩織(村川絵梨)には決してバレないよう細心の注意を払いながら別の女性・佐藤佳奈(片山友希)と“二股交際”をしていた。どちらの女性も本気で愛するが故の2倍の労力。ふと「自分が二人いればなぁ…」と思った翌朝。目覚めると目の前にいたのは、もう一人の自分だった――。■第2話「解約ゲーム」妻から使っていない有料動画サイト「プレミアムシート」の解約を促された、しがないサラリーマンの谷尻(野間口徹)。簡単に解約できると思っていたが、常軌を逸した煩わしい確認画面の数々に悪戦苦闘。PCサイトでの解約に失敗した谷尻は「プレミアムシート本社窓口」まで出向くことに…そこで待ち受けていたのは解約をかけた密室デスゲームだった――。■第3話「カスタマイズ」お客が自由にカスタマイズできるのが人気のハーピーズカフェ。遥香(松岡茉優)は新人研修を経ての勤務初日。「ショート・ソイオールミルク・アドリストレットショット・ノンシロップ・チョコレートソース・アドホイップ・フルリーフ・チャイティーラテ…」。呪文のように長いカスタマイズ注文をしてくるクセが強い客に翻弄されながらも成長していく遥香。その日、最後に現れた客の意外な注文に――。「ノンレムの窓」は4月5日(火)23時59分~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年03月29日黒木華主演「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」の3話が1月20日オンエア。椛谷を演じる野間口徹の1人カラオケシーンに「なかなか観られない」「熱唱する姿が最高」などの声が上がるとともに、寛 一 郎演じる虎太郎の正体にも改めて大きな注目が集まっている。大手出版社・クスノキ出版運営のニュースサイト「カンフルNEWS」に配属され、編集長になった女性を主人公に、編集部員たちの仕事、生き方、恋愛を通して新時代の“人と人とのつながり”を描く、完全オリジナル社会派“風”お仕事エンターテインメントとなる本作。経理部時代は地獄の番犬・ケルベロスと呼ばれ、カンフルNEWSの編集長となった瀬古凛々子役で黒木さんが主演するほか、過去に自分が書いた記事がきっかけでトラブルが起こり心が折れ、その後は給料さえもらえればそこそこでいいというスタンスで働いてきた根津道春に溝端淳平。新卒採用の面接で凛々子の入社を推し、カンフルNEWSに凛々子を送り込んだクスノキ出版執行役員の仁和正樹に安藤政信。元「週刊カンフル」エース記者だったが妻に逃げられ離婚、シングルファーザーとして息子を育てるため出世争いから降り、現在は中学生の息子を持つ椛谷静司に野間口徹。「カンフルNEWS」の編集部員・下馬蹴人に野村周平。マンガ誌志望だったがカンフルNEWSに配属された一本真琴に石井杏奈。凛々子の後を尾けている謎のフリーカメラマン・笹目虎太郎に寛 一 郎。また真琴の同期・矢部涼介に一ノ瀬颯。薬膳カフェ「黄実子」の店長・黄実子にりょうといった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。10代から絶大な支持を集めている“覆面女子高生シンガー”AOIの正体を検証するという動画が注目を集め、その話題性に目をつけた凛々子はAOIの正体を暴くことに。検証動画はあるポーズをしているシルエットのAOIと、ライブハウスのステージであるポーズをする女の子の画像を並べたものだった。凛々子が椛谷とともにAOIの正体を追うと、検証動画に映っていたのが青野郁(上國料萌衣)という女性だという情報を得るが、AOIと郁の声紋を調べると別人と判明する。実がAOIの正体は20年前にヒット曲を出すも、その後鳴かず飛ばずとなっていたMIZACという男が、自分の声を加工してAOIになっていた…というのが3話の展開。ストレス発散のため1人カラオケをする椛谷…そんな椛谷のカラオケ好きがAOIの正体を見つけるきっかけにもなっていくのだが、視聴者からは「一人カラオケ大熱唱の野間口徹サンなんてなかなか観られない」「椛谷君が良い。カラオケで歌わされまくるの、可愛い」「カラオケで熱唱する姿が最高(笑)」といった声とともに「野間口徹回でしたね 安定のと言った感じ」「いやー、おっさん的に今日の野間口徹さん、良かったわ~」など、野間口さんがフォーカスされたことに喜びの声も。一方、前回のラストで帰宅中の凛々子を尾けていた虎太郎だったが彼女に気付かれていた模様で、今回のラストでは凛々子は「そこにいるんですよね、笹目さん」と、尾けているであろう虎太郎に対し声をかける…。虎太郎の行動に対し「笹目は瀬古ちゃんに恨みがある感じ…?」「笹目は凛々子の何を知ってて何故追いかけてるのか」など、SNSでも彼の素性について“考察”する投稿が多数。「来週は寛一郎くんの正体が分かるのかな」と、虎太郎の正体が気になる視聴者も続出中の模様だ。(笠緒)
2022年01月21日2021年8月3日、新型コロナウイルス感染症の感染者数は東京都で3千700人以上確認され、自宅療養をする人は同月2日より2千人近く増加した、1万4千人余りにのぼっています。政府は同月3日、医療体制ひっ迫を懸念して、重症者や重症化リスクの高い人以外は『自宅療養を基本』とする方針を示しました。藤井アナ「感染が発覚、という言葉は決して合わないんです」同日放送の情報番組『news every.』(日本テレビ系)では、自宅療養者が受けられる支援について、東京都のケースを紹介。番組内で、藤井貴彦アナウンサーは『感染が発覚』という言葉の使い方について指摘し、反響が上がっています。『新型コロナウイルスの感染が発覚した』なんていう言葉の使い方がありますけれど、『発覚』というのは悪いことを隠そうと思って明るみに出てしまった場合であったり、悪いことがバレてしまった時に使う言葉なんですね。ですから新型コロナウイルス感染と発覚、という言葉は決して合わないんです。news every.ーより引用藤井アナは、「対策をとりながらも、感染してしまった方がいる」とし、「『感染が発覚』という言葉の使い方は違う」と感染した人の心に寄り添いました。さらに、自宅療養者の周囲の人へこう呼びかけました。今自宅療養されている方の中には多分必ず濃厚接触者がいて、「濃厚接触者の生活に影響を与えてしまった」と思ってすごく残念な悲しい気持ちになっている方がいらっしゃると思うんです。ですから、もし自宅療養の方が元気で例えばLINEのやりとりができるのなら、周りの方が「大丈夫?」って声をかけてあげたりすることも、自宅療養の中では大切になってくるんじゃないかなと思います。news every.ーより引用感染者の中には、対策を徹底していた人も多くいるでしょう。また、自宅療養はさまざまな不安や孤独と隣合わせでもあります。藤井アナは感染した人を責めるような風潮があることを指摘し、自宅療養をする人の心のケアを呼びかけたのでした。【ネットの声】・確かに『感染が発覚』という使い方は違うかも。こういう時こそ、冷静でいたいです。・知り合いが療養しているので、藤井アナの言葉に涙が出そうになった。・温かい言葉にグッときました。藤井アナのコメントを聞くと、いつも心がおだやかになります。もちろん感染しないことが重要ですが、対策を講じた上で感染してしまった人を責めることは正しいことではないでしょう。混沌とした世の中だからこそ、藤井アナの冷静な指摘は人々の心をつかむのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2021年08月04日日本に甚大な被害をもたらした東日本大震災から10年が経った、2021年3月11日。特別番組『NNN未来へのチカラ』(日本テレビ系)では、被災地の現在について特集しました。番組では、報道番組のキャスターたちが集結し、東日本大震災の発生後に取材した被災者のもとを再び訪れる様子を放送。そこで1人のアナウンサーが見せた涙が反響を呼んでいます。漁師の男性の言葉に、藤井貴彦アナウンサーが涙震災後の2011年3月23日に、宮城県の気仙沼市を訪れた藤井貴彦アナウンサー。そこで、震災により船を失った60代の漁師の男性と出会います。男性は当時、漁師を続けていくことを宣言し、「生きることだ。仕事に対して強い熱意を持っていれば、絶対勝つから」と力強く口にしていました。10年後、藤井アナウンサーは男性に対し、電話取材を行います。2021年現在も漁師を続けていた男性は、藤井アナウンサーに、震災直後の想いをこう語ったのです。なんにしても、自分が生きなきゃ勝てないですからね。自分が生きなきゃ、人の役にも立たないしね。だから生きることです。NNN未来へのチカラーより引用電話越しに届いた力強い言葉に、藤井アナウンサーはあふれてくる涙をこらえることができませんでした。震災から10年間、藤井アナウンサーは取材した男性のことをずっと気にかけていたのでしょう。男性の元気な声を聞けた安堵や、生きることへの希望が見えるコメントに、熱い気持ちがこみ上げたのかもしれませんね。視聴者からは、男性の言葉や、涙を流す藤井アナウンサーの姿に、反響が寄せられました。・藤井アナウンサーの涙に、もらい泣きしてしまった。・いつも冷静で穏やかな藤井アナウンサーが泣いていると、胸に迫るものがある。・藤井アナウンサーの丁寧な語り口調や相づちから、本当に被災者の心情に寄り添っているのが分かる。・男性の「生きること」という力強い言葉に心を動かされた。言葉でいい表せないくらいかっこいい生き方だと思う。生きていれば、つらく悲しいことだけでなく、大きな喜びに出会えることもあるでしょう。人生において信じる気持ちや前向きな熱意は、時に私たちの心を支えてくれるはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年03月12日NHK連続テレビ小説『エール』の梶取保役、『親バカ青春白書』(日本テレビ系)の大村教授役など、人気ドラマに引っ張りだこの俳優・野間口徹(46)。その好演から視聴者の間では存在感が高まるいっぽう、8月25日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では「存在感が薄い」という悩みを告白した。スタッフに指定された場所で待っていたにもかかわらず、「野間口さんが見当たらないです」と目の前を何度もスタッフが通り過ぎていったというエピソードを披露した野間口。メインゲストとしてドラマ撮影に現場入りした際には、バミられた位置に立っていても「すいません、ご通行の方は…」と、スタッフから立ち去るよう指摘されたこともあったそう。しかしこのエピソードに対し、SNSでは《野間口さんの空気感が好き》《野間口さん、癒されます》という“ラブコール”が多く上がっていた。実はこの“存在感の薄さ”こそが、視聴者に癒しを与え、人気を生んでいるようだ。『エール』本編では、喫茶店「バンブー」において、仲里依紗(30)演じる保の妻・恵とのコミカルなやりとりが人気。保はいつも恵に対して冷静にツッコミを入れるシーンが目立つ。「ここで際立っているのが野間口さんの“引き立て力”。自分を押し出すのではなく、相手を引き立てる姿勢が、視聴者に“受け入れてくれそう”と思わせる。そんな癒しを与える存在になっているんです」とドラマ視聴者も本誌記者に熱弁。主演の窪田正孝(32)も、野間口の人柄について「いつも優しくて、現場を見守ってくれているかのよう」と同番組の公式ホームページ上で語っている。‘17年に本誌がインタビューをおこなった際には、仕事をするうえでのモットーについて《なるべくならばあまり目立たないこと(笑)》とも語っていた野間口。見る人を和ませる彼の演技に、今後も注目が集まる。
2020年08月25日報道番組『news every.』(日本テレビ系)での呼びかけが注目を集めている、藤井貴彦アナウンサー。「緊急事態宣言後も、観光や遊びに出ている人を…」藤井アナの『発言』に反響2020年4月23日にも同番組で視聴者に向けた発言をし、話題になりました。感染症流行時の『買い物のマナー』番組では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いていることが分かるトピックをまとめて紹介。その中で、藤井アナは週末を前に視聴者に伝えたいことを次のように述べました。この週末、外出を考えている方もいるかも知れませんが、特に買い物に対するマナーが求められています。どうぞ少人数で距離を取って、回数を減らしてください。もちろん、お客様は神様ですから、生活を支えてくれる店員さんにも『神対応』でお願いします。news every.ーより引用スーパーマーケットでは、人々の生活を支えるため、多くの店員が感染リスクを抱えながら働いています。店側はさまざまな感染対策を行っているのですが、客側のマナー違反によって感染リスクが上がってしまうことも。店側の用意した感染対策を無視した行動や、家族総出の買い物などが問題視されており、『一般社団法人全国スーパーマーケット協会』も注意喚起をしています。感染症流行中も休業しないスーパー「家族で出かけられる!」と思っている人に協会が注意また、横暴な態度を取る客も多いようで、ネット上には店員の嘆きが多数投稿されています。それらの背景を踏まえ、藤井アナは視聴者にマナーを守るよう呼びかけたのでしょう。藤井アナの発言に対し、視聴者からは「上手ないい回しだな~!好き!」「やっぱり『神対応』ができなきゃ神じゃないよな」などのコメントが寄せられました。非常時だからこそ、焦りや不安を他人にぶつけずに『神対応』でいきたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月24日2020年4月7日、政府は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、緊急事態宣言を発令。不要不急の外出を自粛するよう要請しました。しかし、感染者数は依然として減少傾向にならず、同月14日の時点で国内で7600人以上の感染者が出ています。藤井貴彦アナが、視聴者に『呼びかけ』こうした状況の中、報道番組『news every.』(日本テレビ系)でMCを務める藤井貴彦アナウンサーの言葉が、多くの人の共感を集めています。同月14日、番組の放送中に「東京都の新たな感染者数が160人を超えた」という速報が入ると、藤井アナは視聴者に次のように呼びかけました。今日は緊急事態宣言の発表からちょうど1週間になりますので、ここから先は少しずつ緊急事態宣言後の私たちの行動が形となって現れてくることですが、大切なのはその先です。2週間後の未来を変えられるように、今日もご協力をお願いします。命より大切な食事会やパーティーはありません。どうぞよろしくお願いします。news every.ーより引用正確な情報を伝えながら、毅然とした態度で「命より大切な食事会やパーティーはない」と注意喚起を行った藤井アナ。また、番組では20代~50代の働きざかりの感染者数が増加していることや、若い人ほど症状が軽く行動の制限につながりにくいという問題点も指摘。専門家の話を受けた藤井アナは、改めて外出自粛の必要性を訴えました。若い方、そして40~50代が外に出て、みなさんが悪いということをいっているわけではありません。どうしてもこういう状況の中で感染者数が増えていってしまうという現状があります。また、みなさんの行動半径が広くなればなるほど、感染をさせてしまう可能性が非常に高くなってしまいますので、必要で外に出ている方には何度も申し上げて申し訳ないのですけれども、感染させないという行動をぜひ取っていただきたいと思います。news every.ーより引用ネット上では、視聴者から藤井アナのコメントを称賛する声が寄せられています。・おっしゃる通り。食事会やパーティーはいつでもできますよね。・こういうひと言って、本当に大事だと思います。・信念を感じるし、的確に言葉を使っている印象です。・この姿勢はすごく好感を持てますね。私たち一人ひとりが、危機意識を持って行動をする必要があると、改めて認識させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月15日