日本では毎年約30万件の人工妊娠中絶手術が行われています。これは、1日に800人以上の赤ちゃんが産声をあげることなく、命を奪われているということです。セックスの快楽を優先するあまりに、ついつい避妊が後回しになってしまった結果といえるでしょう。
「そんなにかんたんに妊娠はしない」「外で出せば大丈夫」
彼のこんな言葉を信じて、じぶんの体を傷つけていませんか?赤ちゃんを授かることはよろこばしいことですが、中絶となったら話は別。
今回は、産婦人科医の小池ひとみさんが監修している『女子のためのカラダ事典』を参考に、「絶対にしてはいけない、間違った避妊方法」についてお話していきます。
■1.膣外射精
「射精前にでる透明な液体にも精子は含まれているので、避妊効果はありません。また、男性にとって、射精のコントロールは難しいといわれており、あてになりません。」
「オレは一回もコンドームつけたことないけど、女の人を妊娠させたことはないから大丈夫」と意味の分からないことを言って、コンドームの装着を拒否する男性がいますが、もちろん鵜呑みにしてはいけません。
■2.生理中の生
生理のときは妊娠の可能性もないし、バスタオルをベッドに敷いてセックスを楽しむ・・なんてカップルもいるのではないでしょうか。