俳優の中川大志が24日、都内で行われた映画『虹色デイズ』(公開中)のトークイベント付き限定上映に、飯塚健監督とともに登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たち(佐野玲於、中川、高杉真宙、横浜流星)の友情と恋を描く。今回は、チャラ男のまっつん役の中川と飯塚監督が2人きりで語り合うことに。飯塚監督は、3作目にして初の長編映画でのタッグとなった中川について初めて会った時のことを振り返る。オーディションに来た中川はすでにドラマでも騒がれていたため「ちょっと調子乗ってる時期なんじゃないの」と思っていたところ、「全然そんなことなくて、ドラマにも出てもらうことになって、とても面白かった」と好印象だったという。一方中川は『虹色デイズ』で男子チームを引っ張っていくまっつん役について、「まっつんみたいな役はあんまりなかった」としみじみ。「セリフとセリフの間に、合いの手をやっていくことが多い。台本に書き起こされていない『はいはいはい』みたいなノリは、リハーサルからいろいろ試して、意識して、やってたところ」と振り返った。また、もう一度見て欲しいシーンとして、中川は、まりっぺ(恒松祐里)と土手であんまんを分け合うシーンをピックアップ。「初めて見える松つんの表情や一面が出てくるところ」と説明する。すると飯塚監督が「結構あんまん、食べてもらったんですよ。お昼休憩後に食べるシーンで、弁当普通に食ってるけど大丈夫かな? と思ってたんです」と撮影を振り返る。中川は「そのあと後悔しましたね。予想以上に結構(あんまんを)食ったし、あんまんの皮が口の上のところに張り付いちゃって、台詞言えねー! みたいな。水分持ってかれるから難しかった」と苦笑した。その場に集まったファンにキュンとしたシーンを聞くと、「土手のシーンで、座ってる下にマフラーを敷くところ」と回答。中川は「あれも台本になかった。リハの1回目をやった時に監督から『敷いてみる?』と提案があって、現場で生まれたんですよ。あれが好きということで。ありがとうございます」と感謝する。また別のファンが「最後の『おい! おい! おい!』というところ」と若干モノマネをしながら答えると、「あれはもう僕が勝手にふざけてやったやつなんですけど、面白かったですか? 嬉しい!」と喜ぶ中川。「自分が勝手にやったものを見てくれてるって嬉しいですね」と、ファンの着眼点に嬉しそうな様子だった。
2018年07月24日香取慎吾主演、映画『凪待ち(なぎまち)』が2019年6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。主演は香取慎吾続編の製作も決定している『クソ野郎と美しき世界』などで俳優として活躍するだけでなく、カルティエ(Cartier)のブティックにアートを展示するなどアーティストとしての才能も発揮する香取慎吾。オリジナル脚本の映画『凪待ち』で香取が演じるのは、パートナーの女性とその娘と共に、彼女の故郷・石巻市で再出発を図る男・郁男。平穏に見えた暮らしだったが、小さな綻びが積み重なり、やがて取り返しのつかないことが起きてしまう―。人生につまづき落ちぶれた男が再生する姿を、香取がどのように演じるのか。香取は主演を務めるにあたり「今までぼくが演技したことのないような役と世界観で、この映画のこのストーリーの中に入れることがとても楽しみです。石巻の空気がこの映画の中に溢れおさまったら嬉しいです」とコメントしている。リリー・フランキー、西田尚美も参加香取演じる郁夫の恋人・亜弓役には、西田尚美が抜擢。映画『凪待ち』の登場キャラクターたちを“人間くさい”と表現する西田は、自身の亜弓という役柄を「私もどうしようもないダメ人間です」と表現している。また、亜弓の父・勝美役は『麻雀放浪記2020』の吉澤健が、亜弓の元亭主・村上役は『孤狼の血』『検察側の罪人』に出演する音尾琢真が担当する。また、郁夫を気に掛ける製氷工場の社員・小野寺役には『万引き家族』のリリー・フランキー。劇中で香取との共演シーンの多い、リリーは「慎吾ちゃんと共演できてよかった。すごく彼が色っぽかった。」とコメント。また自身に役柄については「難しかった点はいい人に見えなきゃいけない。いい人に見えすぎてもいけないというところでした。」と表現している。ヒロインには『くちびるに歌を』『散歩する侵略者』の恒松祐里が選ばれている。監督・白石和彌が描く「喪失と再生」メガホンを取るのは、『彼女がその名を知らない鳥たち』や、続編の公開も決定している『孤狼の血』などの話題作を世に送り出してきた白石和彌。香取との初タッグを待望していたという白石は、新たな香取の姿を描くべく、「喪失と再生」をテーマに映画を構想した。その構想を重厚な人間ドラマに昇華したのは、『クライマーズ・ハイ』『ふしぎな岬の物語』などを手掛けた脚本家・加藤正人。人の生きる強さや優しさに触れるような、魂を震わすストーリーを展開する。【詳細】映画『凪待ち』公開日:2019年6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー主演:香取慎吾、恒松祐里、西田尚美、吉澤健、音尾琢真、リリー・フランキー監督:白石和彌脚本:加藤正人製作:キノシタ・マネージメント配給:キノフィルムズ宣伝:モボ・モガストーリー毎日をふらふらと無為に過ごしていた郁男は、恋人の亜弓とその娘・美波と共に彼女の故郷、石巻で再出発しよ うとする。少しずつ平穏を取り戻しつつあるかのように見えた暮らしだったが、小さな綻びが積み重なり、やがて 取り返しのつかないことが起きてしまう―。ある夜、亜弓から激しく罵られた郁男は、亜弓を車から下ろしてしま う。そのあと、亜弓は何者かに殺害された。恋人を殺された挙句、同僚からも疑われる郁男。次々と襲い掛かる絶 望的な状況を変えるために、郁男はギャンブルに手をだしてしまう。
2018年07月09日映画『虹色デイズ』(公開中)の公開記念舞台挨拶"虹色七夕祭り"が7日に行われ、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、飯塚健監督が登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。女子チームから「写真撮り合ったりしてて、ラブラブでした」と撮影中の様子を明かされた男性陣。SNS用に1人1台ずつスマホを渡され写真を撮り合っていたという。佐野が「1人500枚ずつあるんですよ。真宙にいたっては、ほとんど俺の写真」と語ると、高杉も「いっぱい撮った!」と頷いた。高杉は「だって、面白いことしてくれるんですもん」と説明すると、中川が「そこの2人何なんですか?」と抗議。佐野が「多分、俺のこと好きなんだと思う」と推測すると、中川も「友情を超えた何かがある」と予想し、佐野は「わかんないよ。あるかもよ」とニヤリとして見せた。また、7月7日の七夕にちなみ、一人ずつ願い事を発表していくことに。佐野が「この映画がたくさんの人の心に残りますように」と発表すると、周囲からも「さすが座長」と称賛の声がかかる。佐野が「個人的には、ちょっとバカンスしたいなあ。海外の島」と希望し、できるなら高杉と2人で……と先ほどのやり取りを引きずっている様子。高杉が「だったら4人で行きたい」と言うが、中川は「俺らは遠慮しとくよ」と引いてみせた。さらに「恋する皆に虹がかかりますように」とロマンチックな中川、「また虹色デイズのメンバーで撮影が出来ますように」と真剣な高杉、「虹色デイズ、大ヒットしますように」と掲げ「玲於と一緒だからね。すいません」と謝る横浜と願い事が続く。横浜は「ウユニ塩湖に行きたい!」とも語り、中川が「じゃあ一緒に行こうよ。そっちの2人(佐野・高杉)はバカンスで、こっち(中川・横浜)はウユニ塩湖で」と組み合わせが分かれたようだった。女性陣は、「セレーナ・ゴメスと、DNCEに会いたい」(吉川)、「20歳になる友達の誕生日を祝いたい!」(恒松)、「誘惑に負けませんように」(堀田)とそれぞれ個性的な願い事を発表。最後に飯塚監督が「ディズニーランドが超空いてたら嬉しい!」と個人的な願いだったために、周囲からは「ちょっと止めて!」「別でお願いしてもらっていいですか!」と総ツッコミだった。
2018年07月07日映画『虹色デイズ』(公開中)の公開記念舞台挨拶"虹色七夕祭り"が7日に行われ、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、吉川愛、恒松祐里、堀田真由、飯塚健監督が登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。大ヒットを祈願して、7色・7枚の”虹色瓦”を割ることになった4人。佐野から「中学校の時空手の世界チャンピオンですから!」と紹介された横浜は、「板とかバットの方が経験があるので、あまり瓦はあまり回数はない」と謙遜しつつ、「下まで振り切ることです」「(瓦の中に)三角を作ると力が入りやすい」とコツを伝授する。また、中川は「真宙、大丈夫?」と高杉を気遣い、佐野も「真宙、割った瞬間右腕全部粉々になりそう。砂みたいにサーって!」と心配。腕の細さを指摘された高杉だったが、「任せてくださいよ! 僕ですよ?」と気合いを見せ、「だから心配なんだよ!」とつっこまれていた。さらに3人は手にサポーターを使用したが、横浜は素手で挑戦。「空手やってるので、強がらせてください」と照れながら挑み、全員が見事7色の瓦を割って見せ、客席からは歓声が上がった。高杉は「いや、僕が一番びっくりしてますよ。割れましたよ」と驚き、佐野が「一瞬サイヤ人になれたね」と喜ぶ。横浜からも「真宙が割れたことがびっくりだわ」と言われ、「うるせーわ!」と応じていた。中川は「多分、一番自分たちがびっくりしてます。気持ちよかったです」、佐野も「ここはヒット祈願で、ちゃんと割れたからよかった」と安心した様子。コツを教えた横浜が「良かったです。ちゃんと三角の方程式を守ってたので」と講評を述べると、3人は「師匠のおかげです」と頭を下げた。
2018年07月07日佐野玲於(「GENERATIONS from EXILE TRIBE」)、中川大志、高杉真宙、横浜流星がカルテット主演を務める映画『虹色デイズ』。この度、本作の魅力がぎゅっと詰まった、彼らの友情と恋が溢れる特別映像がシネマカフェに到着した。本作は、たった一度だけの青春を駆け抜ける、ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人の“友情と恋”に胸がときめく感動青春ストーリー。ピュアで恋に奥手ななっちゃん(佐野さん)、チャラくて女好きのまっつん(中川さん)、唯一彼女持ちのつよぽん(高杉さん)、そして本当の恋を探し中の恵ちゃん(横浜さん)。今回到着した映像は、そんな仲良し男子高校生の4人が、プールに飛び込む爽やかなシーンからスタート。同級生・杏奈(吉川愛)のことで頭がいっぱいのなっちゃんは、勉強会での彼女の私服にときめき、まっつんは男嫌いのまり(恒松祐里)に惹かれ、彼女の気持ちをつかもうと奮闘中。また、つよぽんは彼女・ゆきりん(堀田真由)と放課後デートする仲睦ましい様子が描かれる一方、彼女と進学の間で悩む姿が。そして恵ちゃんは、後輩の女の子に告白されるシーンと、3人に刺激されて恋を匂わせる発言も登場。加えて今回の映像の中には、役柄さながらの仲の良さが垣間見られる撮影風景やオフショットも収録されており、その様子にも胸がキュンキュンすること請け合い。性格も趣味も全く違う4人が、恋をきっかけにそれぞれどのように成長していくのか。思わず自身の青春と重ね合わせたくなる映像だ。『虹色デイズ』は7月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:虹色デイズ 2018年7月6日より全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会
2018年06月18日いま注目の若手イケメン俳優、佐野玲於(GENERATIONS)、中川大志、高杉真宙、横浜流星の4人がちょっとおバカでお騒がせな男子高校生たちを演じる『虹色デイズ』。この度、現在放送中のドラマ「花のち晴れ」の天馬役でも注目を集める中川さんが演じる、チャラモテ男・まっつんの恋模様が垣間見られるビジュアルがシネマカフェに到着した。中川さんが演じるまっつんは、チャラくて女好きなモテ男。一見テキトーに見えるが、実は誰よりも友達想いで、杏奈(吉川愛)に恋するなっちゃん(佐野玲於)を応援するうちに、次第に杏奈の親友のまり(恒松祐里)に惹かれるようになり、懸命にアプローチをする…という役どころ。今回シネマカフェにて解禁された場面写真には、川辺に座ってあんまんを頬張るまっつんとまりの姿や、高校生活最後の文化祭が近づく中、まっつんがまりに対して本気のアプローチをする姿があり、まっつんの男気が存分に感じられる。その一方で、女好きなまっつんと男嫌いなまりの、正反対な2人のやり取りは可愛らしく微笑ましい。これまでとは違う本気の恋にぶつかったまっつんが、どのようにまりとの距離を縮めていくのか、目が離せない。『虹色デイズ』は、7月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:虹色デイズ 2018年7月6日より全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会
2018年05月28日講談社「月刊デザート」で2011年から2016年まで連載され、累計発行部数120万部を突破した那波マオ原作のの人気コミックを、中条あやみと佐野勇斗を主演に迎えて贈る『3D彼女リアルガール』。この度、佐野さんのオタクぶりが炸裂している特報、ポスタービジュアルが解禁となる。今回公開されたのは、2次元を愛する超絶オタク“つっつん”こと筒井(佐野さん)が、万引きの濡れ衣を着せられた学校一の美少女・色葉(中条さん)を助けるところから始まる特報。色葉から突然の告白を受けると、筒井は大パニックに!「一緒にごはん」「デートする」「キス」「守る」というミッションに立ち向かう佐野さんのオタクぶりに目が離せない映像となっている。また、色葉と交際する筒井を敵視するイケメン・高梨ミツヤ(清水尋也)、ミツヤに想いを寄せるキャピキャピ女子・石野ありさ(恒松祐里)、筒井の後輩で二次元オタク・綾戸純恵(上白石萌歌)、筒井の良き理解者でありオタク仲間・伊東悠人(ゆうたろう)など、個性豊かなキャラクター達も登場している。そして、併せて公開されたポスタービジュアルでは、女子の憧れのシチュエーション“壁ドン”…のはずが、色葉が筒井を逆壁ドン!楽しげな色葉と圧倒される筒井の表情にも注目だ。『3D 彼女リアルガール』は9月14日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3D彼女リアルガール 2018年9月14日より全国にて公開ⓒ 2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 ⓒ 那波マオ/講談社
2018年04月24日中条あやみ主演の映画『3D彼女 リアルガール』(9月14日公開)の特報映像、及びティザーポスターが24日、公開された。同作は那波マオによる少女漫画を映画化。派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉(中条)が、アニメやゲームのバーチャルな世界を愛する"つっつん"こと筒井光(佐野勇斗)に告白したことから、「美女とオタク」のラブストーリーが始まる。特報映像では、万引きの濡れ衣を着せられた学校一の美少女・色葉を助けた、2次元を愛する超絶オタク・筒井が、色葉から突然の告白を受ける。ありえないカップルの誕生に驚愕する同級生たちや、色葉と交際する筒井を敵視するイケメン・高梨ミツヤ(清水尋也)、ミツヤに想いを寄せるキャピキャピ女子・石野ありさ(恒松祐里)、筒井の後輩で二次元オタク・綾戸純恵(上白石萌歌)、筒井の良き理解者でありオタク仲間・伊東悠人(ゆうたろう)など、個性豊かなキャラクターたちが登場する。ティザーポスターでは、女子の憧れシチュエーション"壁ドン"を、中条が佐野に行っている形に。楽しげな色葉と圧倒される筒井の表情も鮮やかなポスターとなっている。
2018年04月24日たった一度だけの青春を駆け抜ける、ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人の“友情”と“恋”に胸がときめく感動青春ストーリー『虹色デイズ』の現場レポートが到着!併せて中川大志演じるモテ男・まっつんと吉川愛演じる杏奈のメイキング画像が公開された。■『虹色デイズ』の現場レポートチャラくて女好きなモテ男・まっつん(松永智也/中川大志)は、一見テキトーだけど、実は友達想い。杏奈(小早川杏奈/吉川愛)に片想いするなっちゃん(羽柴夏樹/佐野玲於)を応援しているうちに、杏奈の親友・まり(筒井まり/恒松祐里)に惹かれていく。積極的にアプローチするも、男嫌いのまりからは冷たく突き放されるばかり。まっつんのスマホのアドレスにはもの凄い数の女の子の連絡先が登録されていることからも、彼はモテること、チャラ男子であることが伝わってくるが、そんなまっつんの気になる女の子がまりだ。この日は、まっつんとまりの会話を中心に撮影していく。休み時間にベランダでまりの姿を見つけたまっつんは「…筒井さんは、俺と一緒に(文化祭を)回るってどう?」と誘うが、まりの気持ちは杏奈へ向けられたままで、まっつんに心を開こうとはしない。それでも「自信あるんだ俺、おまえのことなら」「……」「ずっといる。俺は、おまえのそばになら」「…そういうの、簡単に言わない方がいいよ」というように、真剣なまっつんと、彼の言葉をそう簡単には信じられないまりの、かみ合わない会話がこのシーンの面白さだ。また、チャラそうに見えていたまっつんの本気な感じが見え隠れする、ドキッとさせられるシーンでもある。飯塚監督は「スクリーンの真ん中にあるのはいつも芝居だと思っているんです。一回の奇跡ではなく、何テイクも芝居を繰り返せることが俳優部の仕事」だと言い、このシーンでも中川さんと恒松さんにそれを求めた。2ページにわたる芝居(会話)を2人は約2時間、何度も繰り返した。また、その後に続くシーンでは、悪ふざけで走り回っていた男子生徒がまりに激突、彼女は頭を強打して倒れてしまう。そして、まっつんがまりをお姫様だっこして保健室へ走るシーンを撮影。どんなふうにぶつかって、どんなふうに倒れて、どんなふうに抱きかかえるのか、一連の動きを何度も確認しながら、このシーンは本番一発でOKだったという。『虹色デイズ』は、2018年7月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:虹色デイズ 2018年7月6日より全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会
2018年04月23日佐野玲於(「GENERATIONS from EXILE TRIBE」)、中川大志、高杉真宙、横浜流星が高校生に扮しカルテット主演を務める映画『虹色デイズ』。この度、本作の公開日が7月6日(金)に決定。あわせて、自撮り風のポスタービジュアルが解禁、追加キャストとして滝藤賢一と山田裕貴が出演していることが分かった。今回到着したビジュアルは、羽柴夏樹役の佐野さん、松永智也役の中川さん、直江剛役の高杉さん、片倉恵一役の横浜さんの4人が、笑顔で写る自撮り風ポスタービジュアル。男子高校生たちの青春がぎゅっとつまったような一枚となっている。また、今回新たに出演が発表された滝藤さんが演じるのは、強面で生徒たちに厳しく接しながらも、実は彼らの将来を本気で心配している愛情に溢れた教師・田渕先生。落第寸前の男子たちの補習授業ではコミカルな表情を見せたり、進路面談では厳しくも優しく指導するシーンも。そして、中川さん演じるまっつんが惚れるまり(恒松祐里)の兄役で、『闇金ドッグス』『HiGH&LOW』シリーズの山田さんも出演。さびしがり屋の妹を気にかけ、まっつんに恋愛のアドバイスをする場面も…。『虹色デイズ』は7月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:虹色デイズ 2018年7月、全国にて公開© 2018『虹色デイズ』製作委員会
2018年03月05日女優の中条あやみが主演を務める映画『3D彼女 リアルガール』(2018年秋公開)の追加キャストが16日、明らかになった。同作は那波マオによる少女漫画を映画化。派手でツンツンしていて男グセの悪いリア充完璧超絶美少女・五十嵐色葉(中条)が、アニメやゲームのバーチャルな世界を愛する筒井光(佐野勇斗)に告白したことから、「美女とオタク」のラブストーリーが始まる。色葉と筒井と同じ高校に通う同級生、イケメン・高梨ミツヤを演じるのは、清水尋也。イケメンながら少し残念な一面を持ち、色葉と交際する筒井を敵視する。また、ミツヤに想いを寄せるキャピキャピ女子・同級生の石野ありさ役に恒松祐里、筒井の後輩で2次元オタク女子の綾戸純恵役に上白石萌歌と、若手実力派が揃った。筒井の良き理解者であり、唯一の友人"ネコ耳"命の優しいオタク仲間・伊東悠人を演じるのは、モデル兼古着屋のカリスマ店員で"かわいすぎる美少年"と話題のゆうたろう。同作が映画初出演となる。プロデューサーは「"ミツヤ・石野さん・綾戸さん・伊東"という4人のキャラクターは、一般的には"脇役"になりがちなのですが、脚本の段階から、英監督とは『色葉&筒井だけでなく、4人の誰かにも観客の皆さんに共感して貰える様、それぞれのエピソードや個性を大事に描こう』と話していました」と振り返る。「キャスティングの際も、その4人の個性を大切に演じて貰える方を、という目線でお願いしました」と起用理由を明かし、「真夏の暑い中、撮影は過酷でしたが、とにかく6人は本当に仲良く元気いっぱいに演じてくれて、そんな雰囲気が作品にもきちんと表れていると思いますので、完成を楽しみに待っていてください」とアピールした。○高梨ミツヤ役 清水尋也コメント撮影を終えての感想ですが、現場が常に笑いに包まれていました。アドリブの嵐で、たまにキャラを見失いそうになった程です。英監督は本番中もモニター前で爆笑してましたし、人生で1番ボケた1カ月間でした。人生で初めて金髪チャラ男を演じたので、僕にとって今作は1つの挑戦でした。観る方は替えの腹筋を用意して下さい。自らハードルを上げましたが、応えます。リアルに面白いです。このチームで映画を作れた事を幸せに思います。○石野ありさ役 恒松祐里コメント石野さんはとにかく明るくてパワフルな女の子だったので、それを前面に出して撮影中は過ごしていました! キャストの6人とは初対面の人もいたのに、物凄く仲良くなれてみんなでお芝居をするのが楽しかったです。本作は普通なら仲良くなりそうもない立場の6人が学校のヒエラルキー関係無く、仲間になっていくというのが魅力の一つだと思います。実際に物凄く仲良くなった私たちでしか出せない映像を見て頂きたいです!○綾戸純恵役 上白石萌歌コメント少女漫画原作の作品に挑戦するのは今回が初めてで、既にイメージが出来上がっている役柄に息を吹き込む作業はとても新鮮でした。私が演じる綾戸は、自分の世界の中だけで生きているような女の子ですが、初めての恋を経験して成長していきます。恋には人を変える力があるのだと実感した作品でした。同世代6人で個性をぶつけ合って作り上げたこの作品は、とても色鮮やかに、みずみずしく仕上がっていると思います。誰かを想うことの素晴らしさを教えてくれる作品です。スクリーンの中で私達と是非一緒に青春を味わいましょう!○伊東悠人役 ゆうたろうコメントとにかく周りのみなさんに助けられました。最初は初めての映画撮影の現場で不安しかなかったんですけどキャストのみんなが同世代っていうのもありすぐ仲良くなれた事がほんとに嬉しくて、お芝居の事も色々と相談出来たので緊張なく撮影に挑めました。正直戻れるなら戻りたいです。こんなにキラキラした現場で伊東くんとして過ごせた1カ月半が幸せでした。原作ファンの方、英監督のファン、キャストのファン、年齢性別問わず色んな方に観て頂きたいです。個人的には伊東くんの猫耳に是非注目して観て頂けたらなと思います。ご家族お友達恋人、はたまた1人で(僕は応援してます)劇場までキュンキュンしに行ってください!!
2018年01月16日葉山奨之が主演を務める第29回フジテレビヤングシナリオ大賞作品「リフレイン」が、本日12月18日(月)深夜放送。この度放送を前に、主演の葉山さんが撮影の裏側を語った。坂元裕二、野島伸司、水橋文美江、橋部敦子、浅野妙子といった数々の人気脚本家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」。今回放送される大賞作品「リフレイン」は、高校3年生の湊(葉山奨之)が紬(恒松祐里)とのイブデートで事故に巻き込まれてしまうが、目覚めるとなぜかまた同じ日の朝で、事故の痕跡はないが、ただ紬だけはどこを探しても見つからない。そしてその日から、この紬のいない同じ日を繰り返してしまう…というあらすじだ。葉山さんのほかにも、恒松祐里、山口紗弥加らが出演している。主演の葉山さんは、2011年ドラマ「鈴木先生」の千代田役で俳優デビューし、その後『トテチータ・チキチータ』で映画初出演、連続テレビ小説「まれ」では主人公の弟役を好演。最近では「僕たちがやりました」での“クズ男”ぶりが話題になり、そして「セトウツミ」ではお調子者な役どころを演じるなど、自身も認めるほどキャラクターの濃い役を演じることが多い。しかし、今回は打って変わてどこにでもいそうな18歳の青年役。同じ日を何回も繰り返す不思議な世界が描かれるSFラブストーリーで、青年の複雑な心の動きを繊細に演じる。また物語の中で同級生と年上女性、ふたりの女性との関係にも注目だ。■葉山奨之、放送を前に裏側を語る! 「ドラマっぽくない」脚本を読み、「衝撃が大きく、最初1回では理解できなかったです」と感想を語る葉山さん。「これを作った人は本当にすごいな、こんなドラマあるんだ!と。公募で選ばれた一般の脚本家の方が書いたものとは思えませんでした」とその衝撃の大きさを表現。また、「ドラマっぽくないんです。まるで映画みたいな感じ」と言い、「感情のもっていき方も、同じ日を繰り返すので、上がったり、下がったり…メリハリが結構ついています。人間もおかしくなっていくし、僕自身も演じていて『自分でも何やっているのだろう』とわけがわからなくなったりしているので、逆にそれがいいな、と思っています。この作品では、その『わけもわからずやっている』というのが許されるのではないでしょうか」と演じてみた感想を明かす。■自身と役柄とは…「全く違う」主人公の湊と葉山さん自身は似ているか?という問いには、「全く違うと思います」と答えた葉山さん。「いつもの僕は自由なので(笑)いままで演じた役も癖の強いキャラクターが多かったので、こういうちゃんとした青年をやるのはめちゃくちゃ緊張します」とコメント。また本作にちなみ、同級生と年上の女性、どちらが好みか聞いてみたところ、「僕自身、女性の年はあまりこだわりませんが、この湊の気持ちを考えると、年上の女性と接したことがないので、スイッチが入るかもしれないな、と。(湊は年上の糸子に)どこかで心を許してしまうと思うのです。自分も状況によっては年上の女性にひかれるかもしれません(笑)」と役と重ねながら話し、初共演となる年上の糸子役を演じた山口さんについては、「大先輩なのにすぐに距離を縮めてくださってほっとしました」とふり返った。■注目どころは「おかしくなっていく演技」今夜に放送を控え、見どころについて葉山さんは「同じ日を繰りかえすということは、誰も体験したことがないので、もし自分が同じ日を繰り返したらどう思うかとか、もし自分だったらどういう対応するのか、というのを考えながら見ていただきたいと思います」と自身に置き換えてみて欲しいと言い、「同じ日を繰り返すと、人は自分を保てなくなるし壊れていってしまうと思うんですよね…僕のおかしくなっていく演技も、是非楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。ストーリー高校3年生の湊は、紬とのイブデートで事故に巻き込まれ後頭部を強打する。気を失う直前に見たのは、身動き一つしない紬の無残な姿だった。湊が目覚めると、なぜかまた同じ日の朝。事故の痕跡はなく、けがもしていない。家族もいつも通り、ただ紬だけはどこを探しても見つからない。夢を見ていたと自身を納得させた湊だったが、翌朝目が覚めると、またしても同じ日で紬だけがいない。湊はこの“繰り返す紬のいない世界”にとらわれてしまったのだ。繰り返す同じ日にも慣れてきたある日、紬の従姉で糸子と名乗る女性に出会う。糸子は紬の行方に心当たりがあるという。糸子に案内を頼むが紬は見つからなかった。そして、ひょんなことから、紬には従姉などいないことが判明する。湊が問い詰めると、糸子はこの世界の秘密を語り出す。湊は、自身や大切な人の死を受け入れられない者が「死の当日を繰り返す世界」に囚われているのだった。そして湊は、この世界から抜け出せないまま老人になってしまう。しかし、寿命を迎えそうになったそのとき、近づいてきた女の子が奇跡を起こす。湊が目覚めると、そこは…。第29回フジテレビヤングシナリオ大賞「リフレイン」は12月18日(月)深夜24時35分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年12月18日●社会のメタファーとして機能する侵略SF自分の家族がある日急に”侵略者”に乗っ取られてしまったら……という非現実的な設定を、現実的な状況として描き出した映画『散歩する侵略者』。劇団「イキウメ」の同名舞台を実写映画化し、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里など実力派キャストが集結した。ハリウッド作品やアニメなどでは人気でありながら、邦画ではなかなか類を見ない”侵略SF”というジャンルを実現した同作。脚本も務めた黒沢清監督に、作品に惹かれた点やキャストの印象について話を聞いた。○日本ではほぼ成立したことないジャンルに――今回、「イキウメ」の舞台作品に惹かれて実写映画化されたということですが、惹かれた点について教えてください。作品に出会ったのはかなり前ですが、一読して”侵略SF”という日本では普通の映画としてはほぼ成立したことのないジャンルの、素晴らしいアイデアに溢れていると直感しました。同時に、”こういうジャンルは必ず、ある種の社会に対する批判が込められるわけですけど、その込め方も、実にうまくいっていると思いました。ぜひやりたいと思いました。――確かにハリウッド作品と違って、日本ではあまりない感じがしますね。日本で言うと、怪獣映画かアニメですよね。もちろん怪獣映画も、『シン・ゴジラ』も含めて、社会のメタファーとして機能するわけですけど、やはり実写でそれを目指すと、普通ものすごくお金がかかるもので、僕などはそう簡単に手を出せるものではないですから。――お話として、撮ってみて難しかった点はどのようなところでしたか?もとのイキウメの芝居もそうなんですけど、この深刻な物語をどこかふざけたトーンで進めていって、だんだん本気になっていくその変化ですね。最初軽いふざけた感じで物事が進行していく展開は、僕自身はほとんどやったことがなく、映画でどう成立させるのかという点が難しかったです。軽くふざけた感じを出す、そういうニュアンスを観客に楽しんでもらいつつ、でも本当なのだというところへ持っていくのに苦労をしました。●『シン・ゴジラ』と真逆の長谷川博己○最初からアウトローな人間は物語でどこへいくのか――軽くふざけた感じを、というニュアンスについては、松田龍平さんなどのお芝居にも助けられた点でしょうか?もちろんです。不可解な松田さんとそれを受ける長澤さん、そして長谷川さん、俳優陣の演技も絶妙でしたね。高杉くんも恒松さんも、最初のうちはちょっと本気かどうかわからなくて、みなさんよく考えるとかなり深刻な状況なんですけど、どこかふざけている。そういうある種の軽さは、俳優の方たちに全面的に託しました。ただ、最終的には深刻な事態になっていくので、軽い笑いを取りつつも、基本路線は決してふざけてはいないという微妙な線を、ほとんど俳優の方に委ねつつ、程度を探りながら撮影していきました。――長谷川さんの演じた桜井は、あんなことになってしまって。桜井は、実は僕の作品には出てきたことのないようなタイプの人間だったんです。これまでよく扱ったのは、みな最初は刑事やサラリーマンなどの体制側にいて、だんだん組織からはみ出てアウトロー化していく主人公。でも、桜井は最初からアウトロー的に行動する人なので、面白かったです。狙ったわけではなく、原作の桜井がそういう役だからだったんですが、最初からはみ出ている人は、ドラマを経てどこへ行くんだろう、と思っていたら、世界を飛び出してあそこまで行っちゃいましたね(笑)。桜井は原作でもあそこまで行ってないですけど、自分の中では自然に行ってしまったという感じで、脚本を書いていて気持ちよかったです。長谷川さんもよくわかってくれて「この人ここまで行っちゃうんですね。わかりました」と言っていました。ある種のアメリカ映画には出てくるのかとも思うんですけど、その感じを長谷川さんは完璧に理解して演じてくれたので、撮っていて楽しかったですね。――『シン・ゴジラ』とは真逆ですよね。完全に真逆ですね(笑)――今回はメインキャストのみなさんはもちろん、前田敦子さん、満島真之介さん、児嶋一哉さん、光石研さん、東出昌大さん、小泉今日子さん、笹野高史さんと、とにかく豪華でしたが、どうしてこれだけのキャストが集まったんですか?脚本を読んでいただいて、これは変わっていると思われたんじゃないでしょうか。人気のある俳優さんのところにはいろんな脚本がどんどん来て、ワンシーンであっても出るか出ないかは、脚本を読んで判断されるんでしょうけど、日々いろいろ送られている脚本の中でこれは、かなり変で、つい目が留まったんだと思います。といって別に難解ではなく、意図していることは伝わったのかなと思って。ちょっとしたワンシーンだけでも、普段要求されていることと違うことができそうで、そこに興味を持たれたに違いありません。――ワンシーンと言っても、みなさんどんな役かすぐに思い浮かぶくらい個性的なシーンばかりで。みなさん、おかしなことをいろいろやってくれました(笑)。そういうバラエティ的な味わいも含めて、観客の方にはぜひ楽しんでいただきたいです。(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年09月10日劇作家・前川知大率いる劇団「イキウメ」の人気舞台を映画化したSFエンターテインメント『散歩する侵略者』の初日舞台挨拶が9月9日(土)、都内で行われ、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里、黒沢清監督が出席した。人間の“概念”を奪いながら、地球侵略を進める侵略者たち。数日間、行方不明だった夫から「地球を侵略しに来た」という衝撃的な告白を受けた妻・鳴海(長澤さん)は、それでも愛を貫こうとするが…。夫の真治を松田さんが演じる。長澤さんは、夫の異変に終始“怒った”演技を披露しているが「怒りの中に、愛情や優しさ、悔しさが注ぎ込まれている」と回想。黒沢監督が「こちらが何かお願いすると『あっ、はい…』とちょっと虚無的な表情で…。うれしいやら、困ったやら。でも、演技はしっかりやってくれるので頼もしい」とふり返ると、「『あっ』と『はい』の間で、お芝居ができるか考えていた」と語った。一方、侵略者を演じた松田さんは「監督から『宇宙人みたいですね。そのままでいてくれれば』と言われて、ホッとしました。概念がない空っぽな状態の役柄ですが、好奇心を大切にした」とマイペース。黒沢監督も「最初に、僕からも宇宙人のことはよくわからないって言いました」と苦笑いだった。「とにかく幸せな時間でした!」と喜びを語るのは、事件の真相を追うジャーナリストを演じた長谷川さん。「黒沢監督のファン過ぎて、現場でも過去の作品について、とにかく聞きまくって。うっとうしかったかと…(笑)。大丈夫でした?」と反省しきり。これには黒沢監督も「大丈夫だったんですけど…。考えなくちゃいけないことも、たくさんあるのに」と思わず苦言?当の長谷川さんは「申し訳ありません!」と平謝りだった。同日、第22回釜山国際映画祭への出品が発表された。『散歩する侵略者』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年09月09日公開初日を迎えた映画『散歩する侵略者』の舞台あいさつが9日、東京・新宿ピカデリーで行われ、長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里、黒沢清監督が出席した。公開初日を迎えたこの日は、主演の長澤らキャスト陣と黒沢監督が勢揃いして舞台あいさつ。劇中では常に怒っている主人公の加瀬鳴海役を演じた長澤は「ずっと怒ってましたね(笑)。怒るという感情の中に、鳴海のすべてが注ぎ込まれていたので、人間らしい役を演じられて勉強になりました」と新たな役柄を演じて刺激を受けた様子。そんな長澤について黒沢監督は「『こんな風に』とお願いすると、普通は『はい!』とか『嫌だ』とか言われるんですけど、長澤さんは『あっ、はい』と言うんです。虚無的な顔をされて、それがうれしいやら困ったやら。でも必ずやってくれる頼もしい女優さんでした」と褒めると、長澤は「『あっ』と『はい』の間に多分考えているんですよ。はっきりしているんだかしてないんだかという感じですね(笑)」と苦笑した。松田や高杉と同じく、劇中で侵略者を演じた女子高生役の恒松は、本作で初めてのアクションシーンに挑戦。ロケの前には2カ月間アクションの練習をしたそうで、その成果もあって本番では共演したアンジャッシュの児嶋一哉に蹴りを入れるなど、ド派手なアクションを披露した。「児嶋さんは意外と身長が高くてそこに一発で首を蹴るのが難しかったですね」と身長差に苦労した様子だったが、「一発で決まった?」という質問には「はい! 練習の成果があって一発で決まりました。今回の女の子は普通より力が強いので、みんながバンバンやられて気持ちよかったです(笑)」と笑顔を見せた。劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台『散歩する侵略者』を黒沢清監督が映画化した本作。 数日間の行方不明の後、夫が"侵略者"に乗っ取られて帰ってくる、という大胆なアイディアをもと、日常が異変に巻き込まれていく世界を描く。夫の異変に戸惑いながらも夫婦の再生のために奔走する主人公の加瀬鳴海を長澤まさみ、侵略者に乗っ取られた夫の加瀬真治を松田龍平、一家惨殺事件の取材中に侵略者と出会うジャーナリストの桜井を長谷川博己が演じたほか、恒松祐里が女子高生の立花あきら役を熱演している。
2017年09月09日黒沢清監督が、劇作家・前川知大率いる劇団「イキウメ」の同名人気舞台を映画化し、第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、世界中から注目を集めた『散歩する侵略者』。この度、本作にジャーナリスト・桜井役で出演する長谷川博己の新たな場面写真をシネマカフェが独占入手した。数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくるという大胆なアイディアをもとに展開していく本作。そんな本作で長谷川さんが演じているのは、ある町で起こった一家惨殺事件を追うアウトローなジャーナリスト。彼のもとに現れた地球を侵略しに来たという謎の少年・天野(高杉真宙)に“ガイド”を依頼され、もう一人の侵略者・立花あきら(恒松祐里)が加わり、人間と侵略者の奇妙な旅がスタート。最初は彼らの言動に戸惑うも、彼らと行動を共にするに連れて次第に心境の変化が…。突然、地球侵略を宣言する侵略者に、半信半疑ながらも向き合う桜井は、観客の心の代弁者とも言うべきキャラクターだ。今回到着したのは、サングラスをかける“渋カッコいい”姿と、秘密裏に事件を追う桜井のジャーナリズムを感じる姿を写したビジュアル。桜井らしさの溢れるこのサングラスは、実は長谷川さんが自前で用意した私物!8月に行われた完成披露上映会の舞台挨拶では、「(サングラスは)買ったばかりなのに壮絶なアクションシーンでぼろぼろになってしまいました」と残念そうに撮影エピソードを明かしていた。役作りを積極的に黒沢監督に提案し、“桜井”という人物を構築していったと言う長谷川さん。特に桜井をイメージした“べらんめえ口調”のような独特の喋り口調は、黒沢監督が長谷川さん本人の癖だと勘違いするほどだったそう。また黒沢監督は、「こういう人がいてくれるから映画はいろんな表現が可能だと思える、素晴らしい俳優」と長谷川さんを絶賛している。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年09月01日9月9日公開の映画『散歩する侵略者』の試写会イベントが24日、都内で行われ、恒松祐里、黒沢清監督が出席した。劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台『散歩する侵略者』を黒沢清監督が映画化した本作。 数日間の行方不明の後、夫が"侵略者"に乗っ取られて帰ってくる、という大胆なアイディアをもと、日常が異変に巻き込まれていく世界を描く。夫の異変に戸惑いながらも夫婦の再生のために奔走する主人公の加瀬鳴海を長澤まさみ、侵略者に乗っ取られた夫の加瀬真治を松田龍平、一家惨殺事件の取材中に侵略者と出会うジャーナリストの桜井を長谷川博己が演じたほか、この日登壇した恒松祐里が女子高生の立花あきら役を熱演している。恒松と2人だけの舞台あいさつに黒沢監督は「恒松さんとこうやって壇上に立てるのは、夢のようです」と笑顔を見せながら、「この若さでここまで芝居ができる女優さんがいるんだと驚きました。全く矛盾したものをケロっと演じていて、天才だと思いましたね」と絶賛。黒沢監督からのお褒めの言葉に「ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた恒松は、本作で初めて仕事をしたという黒沢監督について「不気味な作品を撮られている方で最初はドキドキしましたが、本当に紳士的で素敵な監督さん。安心して撮影ができる現場を作ってくださるという印象でした」と明かし、「でも不思議な方で掴みきれていません(笑)」と10代の恒松にはまだ理解できない部分も感じているようだった。共演したキャスト陣の話題にも触れ、恒松は「長谷川博己さんは、私から見たらすごく格好良い大人で色気がある方ですね。高杉真宙さんと『格好良いね』とずっと話していました。松田龍平さんは同じ侵略者同士で、松田さんが『侵略者としての仕事を何もしてなくてごめんね』と言ってきたのが印象的でした」と感想を。また、本作でアクションシーンに初挑戦した恒松だが、大変だったのはアクションシーンではなく、アクションの練習で出来たアザを治すことだったという。「インターネットで調べたら楊枝を束ねて裏で叩くと治るとあったので、本当に叩いたら血が散っていき、本番までには綺麗な肌になりました。皆さんもアザは叩いて治して下さい!」と観客にアドバイスを送って笑いを誘っていた。映画『散歩する侵略者』は、9月9日より全国公開。
2017年08月25日俳優の松田龍平が8日、都内で行われた映画『散歩する侵略者』(9月9日より公開)の完成披露上映会に、長澤まさみ、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里、前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、黒沢清監督、原作者の前川知大氏とともに登壇した。同作は、国内外で注目を集める黒沢監督が劇作家の前川氏が率いる劇団・イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」を映画化したもので、数日間の行方不明の後、夫が“侵略者”に乗っ取られて別人のようになって帰ってくるというストーリー。夫の異変に戸惑いを感じながらも夫婦の再生のために奔走する主人公の加瀬鳴海を長澤が演じ、侵略者に乗っ取られた夫の加瀬真治を松田が演じる。撮影で苦労した点を聞かれると、長澤は「鳴海という人は、理由があって大半は怒っているんですけど、それがすごく大変だった記憶があります。怒る感情ってエネルギーを使うので、精神的にも肉体的にも疲れて、不思議な感覚にとらわれた記憶があります」と回顧し、その怒りを受ける松田は「長澤さんのエネルギーだけがともしびと言うか、(自分に)エネルギーが全然なかったので、ひたすら長澤さんだけを見て宇宙人役をやらせていただきました」とコメント。続けて松田は「(長澤が)本当に怖くて…(笑)、撮影の初めのほうはずっと長澤さんが怒っているばかりでした。"なんでこんなに怒っているんだろう"って気持ちになるくらいで、それは宇宙人の気持ちとリンクする部分があって、僕自身、僕なのか、宇宙人なのかという感覚にとらわれるくらい不思議な経験でした」と打ち明けた。また、侵略者が人間の概念を奪っていくという同作の内容にちなみ、"もし誰かの概念をひとつだけ奪えるなら、誰のどんな概念を奪いたい?"との質問に、松田の落ち着きの概念を奪いたいという満島は、「(松田は)すごく繊細でナイーブな人なんですけど、何を考えているのか表に出てこない。そして落ち着きを取った龍平さんがどうなるかも見てみたい」と目を輝かせ、さらに「気温36℃の中で革ジャンを着て涼しそうな顔をして『元気か? 最近』って言っていましたが、暑かったですよね? 全然分からなかったです」と投げかけられた松田は、「今の俺のモノマネ?」と笑い、「なんかタイプが違いすぎて絡みづらい……苦手ですね」とコメントして会場を沸かせた。そして、同じ質問に「児嶋さんの名前(を奪いたい)」と前田が言うと、児嶋は「仕事なくなるわ! 『児嶋だよ!』がなくなったら何もなくなっちゃう…」と自虐。逆に児嶋は「あっちゃん(前田)のあのギャグ。"私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください"っていうギャグ」とイジると、前田は「ギャグじゃない…本気で言ったやつです(笑)」と赤面して突っ込み笑いを誘った。
2017年08月09日映画『散歩する侵略者』完成披露試写会が8月8日(火)に開催。主演の長澤まさみをはじめ、松田龍平、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里、前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、黒沢清監督、原作者の前川知大の11名が揃って舞台挨拶に登壇した。前川さんが主宰する劇団イキウメの人気公演を黒沢監督が映像化し、カンヌ国際映画祭でも上映された本作。ある日突然、鳴海のもとに行方不明だった夫が、宇宙人に乗っ取られて、帰ってくる。その頃、街では様々な不穏な事態が勃発。当たり前の日常に恐るべき事態が侵食してくることに…。満員の劇場の通路の間を通って登壇した長澤さん。大きな拍手と歓声に迎えられたが「このチケットは発売から15秒で即完売したそうで、すごく嬉しかったです」と満面の笑みを浮かべる。主人公の鳴海を演じる上で「大半が怒ってて、怒るという感情はエネルギーがいり、精神的にも肉体的にも大変でした」と明かすが、その怒りを受け止める、夫であり宇宙人に乗っ取られた真治を演じた松田さんは、宇宙人という難しい役柄を演じるにあたり「長澤さんのエネルギーだけが灯でした」と述懐。「宇宙人ってよくわかんなくて、黒沢さんに『なんですかね?』って聞いても『ちょっと僕もわかんない』と言われた」と明かすが「長澤さんが(怒っている姿が)本当に怖くて…。『宇宙人なのか真治なのか?』というセリフがあるんですけど、僕も『僕なのか、宇宙人なのか?』という気持ちに獲らわれる不思議な経験でした」と長澤さんとのやりとりの中で、宇宙人役を見つけていったとふり返った。劇中の宇宙人たちは、人間から“概念”を奪うことで侵略するというのが大きな特徴となっているが、この登壇陣の中の誰からどんな概念を奪いたいか?という問いに、満島さんは「松田さんから“落ち着き”という概念を奪いたい。(自分は)落ち着きが本当にないんで。落ち着きを奪われた松田さんがどうなるのかも見たい」と語ったが、松田さんは落ち着き払ったテンション低めの口調で「損なんですよ。心の中では大忙しなのに、伝わらないから」と自らの苦労を告白。満島さんは「真夏に撮っていて、36度くらいの中で革ジャン着てても涼しい顔をしていた」と松田さんの落ち着きぶりを、モノマネを交えて説明するも、松田さんは「いまの俺のモノマネですか?タイプが違い過ぎて、絡みづらい。苦手ですね」とシャットアウトし、会場は笑いに包まれる。同じ問いに前田さんは「児嶋さんの“名前”を奪いたい(笑)!」と語り、名前を間違われることを持ちネタとする児嶋さんは「仕事なくなるわ!」と抗議。お返しとばかり児嶋さんが「前田さんのあのギャグがほしいです。『私のことは嫌いでも、AKBのことは…』というギャグを…」と前田さんの卒業スピーチをネタ扱いし、これには前田さんは「ギャグじゃないですよ!本気で言ったやつです!」と苦笑を浮かべていた。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年08月08日長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己ら豪華俳優陣で描く黒沢清監督の最新作『散歩する侵略者』。このほど、主人公・加瀬鳴海を演じた長澤さんのナレーションを収めた最新予告映像が解禁。さらに、スペインの第50回シッチェス・カタロニア映画祭の特別招待作品としての出品されることも決定した。第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、国内外の注目を集めたことも記憶に新しい本作。黒沢監督が劇作家・前川知大率いる劇団「イキウメ」の同名人気舞台を映画化した物語は、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくるという大胆なアイディアをもとに誰も見たことがない新たなSFエンターテインメントに仕上げた。このたび届いた最新予告映像では、主人公・加瀬鳴海(長澤まさみ)と夫の真治(松田龍平)が一緒に食卓を囲む穏やかな日常から始まるも、ある日突然、真治が別人のようになってしまったことで、日常が“異変”に巻き込まれていく様子が描かれていく。一方、一家惨殺事件を追うジャーナリストの桜井(長谷川博己)は、侵略者と名乗る謎の若者・天野(高杉真宙)と立花あきら(恒松祐里)に出会い、行動を共にする中で、同じく世界の混乱に翻弄されていく。同時並行で描かれる2つの物語は次第に引き寄せられ、事態は思わぬ方向へ。さらに、本映像では夫が侵略者となってしまった鳴海を演じる長澤さんがナレーションを担当し、「世界は終わるのかもしれない。それでも、一緒に生きたい」という切ない愛のメッセージを表現。“夫”の松田さんとしっかりと抱き合う映像が重なっていく。また、本作は、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで、現地時間10月5日より開催される「第50回シッチェス・カタロニア国際映画祭」特別招待作品として正式招待されることも決定。カンヌ「ある視点」部門への正式出品に続き、世界21か国での公開も決定しており、各国の映画祭からもアツい視線を注がれている。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年07月28日長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己らが出演する映画『散歩する侵略者』(2017年9月9日公開)の予告編が23日、公開された。同作は劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの同名舞台を映画化。長澤は、数日間行方不明になっていた夫が侵略者にのっとられて帰ってくるという事態に巻き込まれる主人公・加瀬鳴海を演じ、侵略者に乗っとられる夫を松田、ジャーナリスト・桜井を長谷川が演じる。第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品された同作。世界中から注目を受け、北米ほかフランス、オランダ、ベルギー、オーストラ リア、ニュージーランド、中国、台湾、韓国など世界21カ国での公開が決定した。今回公開された予告編では、別人のようになってしまった夫に戸惑う妻が、「侵略者」と告白されて戸惑う姿や、半信半疑ながらも侵略者に巻き込まれていくジャーナリストの姿が盛り込まれている。等身大の女性を演じた長澤や、どこか虚ろな姿を見せた松田、少し胡散臭い長谷川などの姿が見どころとなっている。また、アクションシーンや衝撃的な攻撃シーン、高杉真宙、恒松祐里が動く姿も初公開。さらに前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史ら豪華キャストの姿もお披露目となった。
2017年06月23日第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、世界中の注目を集めた黒沢清監督作『散歩する侵略者』。長澤まさみと松田龍平は夫婦役で共演したことでも話題の本作が、この度北米をはじめ、フランス、オランダ、ベルギー、オーストラリア、ニュージーランド、中国、台湾、韓国など合計21か国での世界公開が決定。さらに本作の予告編も公開された。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は、毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」――真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が、想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは…?本作は、『岸辺の旅』で第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞し、国内外で常に注目を集め、『クリーピー 偽りの隣人』でもその手腕を発揮した黒沢監督が、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」を映画化。主人公・加瀬鳴海役を長澤さん、「侵略者」に乗っ取られた夫・加瀬真治役を松田さんが演じるほか、一家惨殺事件の取材中に「侵略者」に出会い、半信半疑ながらも巻き込まれていくジャーナリスト・桜井役に長谷川博己、桜井が密着取材を申し入れる若き「侵略者」たち、天野役に高杉真宙、立花あきら役に恒松祐里。そのほか前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史ら豪華キャストが集結している。到着した予告編では、数日間の行方不明の後、別人のようになって帰って来た夫と戸惑う妻という日常の風景が、「本当は宇宙人なんだ」と、突然“侵略者”を名乗る夫の告白で大きな異変へと発展していく様子が描かれる。その斬新なストーリーは、衝撃のサスペンスから切ない愛のドラマへ――。「愛か?滅亡か?」全く先が読めない展開にますます期待が高まる。さらに、侵略者に密着取材を申し込むジャーナリスト・桜井や、小泉さん、笹野さんら初出し映像も盛り込まれている。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年06月23日5月13日公開の映画『サクラダリセット 後篇』の公開直前イベントが8日、都内で行われ、主演の野村周平をはじめ、黒島結菜、平祐奈、恒松祐里、及川光博が出席した。野村は「僕たちの甘酸っぱい三角関係のシーンも楽しんでもらえたらと思います」とアピールした。人気作家・河野裕のライトノベル『サクラダリセット』シリーズを、『白夜行』や『神様のカルテ』の深川栄洋監督が前後篇の2部作として映画化した本作。能力者が集う街・咲良田を舞台に、驚異的な「記憶保持」の能力を持つ高校生・浅井ケイ(野村周平)が、世界を最大3日分巻き戻すことができる春埼美空(黒島結菜)と共に、2年前に死んでしまった同級生の相麻菫(平祐奈)をよみがえらせるために、街中の様々な能力を組み合わせた作戦に挑んだ前篇。その続編となる「後篇」では、相麻が蘇り、そこで衝撃の真実が明かされる、というストーリーとなっている。公開を間近に控えたこの日は、主演の野村らキャスト陣が勢揃いして試写会前にトークイベント。野村は「ワクワクしていました。前篇は平ちゃん扮する相麻菫の能力も分かって後篇に入っていくんですが、後篇では及川さん演じる浦地の管理局と闘いになっていくので、そこが見どころだと思います。僕たちの甘酸っぱい三角関係のシーンも楽しんでもらえたらと思います」とアピール。そんな野村が演じた浅井と行動を共にする春埼美空役の黒島は「私は本当にセリフが少なかったので、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。だからセリフの多い野村さんはスゴイなと思いましたね」と野村を称えると、野村は「仕事だから」と言葉は塩対応も照れ笑いを浮かべた。また、前篇では能力を見せることがなかったが、後篇で能力を使って様々な計画を実行していく相麻菫役の平は「相麻菫は天真爛漫だけど複雑な女の子。相手を怖がらすように声を高くしたり自由に動いたりしました。深川栄洋監督から『自由に動き回って1回やったら捨てて下さい』と毎日言われたんですけど、そんなこと言われるの初めてだったので楽しかったですね」と満足げ。そんな平について及川が「大物ですよ。緊張しているふうに見えない。天使のようでした」と褒め称え、野村も「自由にやってくれと言われたら、好きなタイプと嫌いなタイプに別れるんですけど、あんなに楽しそうに演じてすごいなと思いました。泣きの芝居も楽しそうにやっていて、平ちゃんにしかできないですね」と話していた。映画『サクラダリセット 後篇』は、5月13日より全国公開。
2017年05月09日音楽アーティストとしてだけでなく俳優としても活躍する及川光博が、4月27日(木)今夜の日本テレビ系バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」にゲストで登場。「ゴチになります!」のVIPチャレンジャーとして横浜で“ゴチバトル”に挑む。設定金額から最も離れた金額を食べた人が全員分を自腹で支払う「ゴチになります!18」。クビを賭けて繰り広げられる年間レースも今回で第6戦。今回のゴチバトルは横浜の「うかい亭」を舞台に、高級鉄板料理を味わいながらその価格を当てていく。今回はバトルの中盤でスペシャル料理を賭けて及川さんとレギュラー陣のゴチメンバーが「ブルゾンゲーム」で対決。これはその名の通り「ブルゾンちえみ with B」をフィーチャーしたゲームとなり、答えが3つある問題がブルゾンさんから出題されるものの、“with B”が先に2つの答えを言ってしまうので残った1つを回答者が答えなくてはならないというもの。果たして横浜高級鉄板料理対決で自腹を切ってしまうのは誰か。その結果は放送で確かめて。今回VIPチャレンジャーとしてゲストに登場した及川さんが出演している映画『サクラダリセット 後篇』が5月13日(土)に公開される。本作は作家・河野裕の「サクラダリセット」シリーズを野村周平と黒島結菜の共演により2部作で実写映画化するもので、前篇は3月25日に公開されている。特殊な能力を持つ人々が半数を占める街“咲良田“。住人たちの力は、街の公的機関・管理局によって慎重に監視&制御されている。浅井ケイは「記憶保持」の能力を持つ高校生。ケイと行動を共にする春埼美空は、世界を最大3日分巻き戻す=「リセット」の能力を持っていた。「リセット」をすると、春埼自身の記憶もすべてを忘れてしまうが、ケイの「記憶」は決して「リセット」されないため、2人が一緒にいることで、世界を最大3日分やり直すことができる。しかし、そんなケイと春埼にも取り戻せない過去が。それは、2年前に「リセット」の影響を受けて死んでしまった同級生・相麻菫のこと。2人は、そんな菫をよみがえらせるために、様々な能力を組み合わせた作戦に挑戦していくという、ミステリーであり青春ラブストーリーでもある作品。及川さんは後篇の展開を担っていく管理局の対策室室長・浦地正宗役で出演。野村さん、黒島さん、及川さんのほか平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里といったフレッシュなキャストが共演する。及川さんは“ゴチ”の激戦を勝ち抜けられるのか!? 「ぐるぐるナインティナイン」は4月27日(木)19時56分~日本テレビ系にてオンエア。(笠緒)
2017年04月27日先日、「第70回カンヌ国際映画祭」のある視点部門にて正式出品されることが決定した、黒沢清監督最新作『散歩する侵略者』。この度、穏やかな日常が“異変”に巻き込まれる、衝撃の瞬間を捉えた特報映像が公開された。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」。真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が、想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは――?『岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞するなど、同映画祭で過去3度の栄光に輝く黒沢監督の最新作とあって、すでに大きな注目が集まる本作は、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」の映画化。キャストには、長澤まさみと松田龍平が夫婦役で出演するほか、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里ら豪華キャストが顔を揃える。到着した映像では、長澤さん演じる主人公・鳴海が「夕飯何食べる?」と松田さん演じる夫・真治に話しかけるという普通の穏やかな日常から、突如“異変”に巻き込まれる衝撃の展開へ。自衛隊も出動するほどの想像を越える事態に、事件を追うジャーナリストの桜井(長谷川博己)らは混乱に包まれ、さらに第2・第3の侵略者である天野(高杉真宙)と立花あきら(恒松祐里)が、人類の滅亡を暗示するかのように意味深に微笑むシーンも映し出されている。新感覚のスリル満点な展開に、公開がより待ち遠しくなる映像に仕上がっている。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年04月18日9月9日(土)より公開される、黒沢清監督最新作『散歩する侵略者』が、5月17日(水)に開幕する「第70回カンヌ国際映画祭」のある視点部門にて正式出品されることがこのほど決定。監督と本作に出演するキャスト陣からコメントも到着した。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は、毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」。真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは――?本作は、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台「散歩する侵略者」の映画化。数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくるという大胆なアイディアを基に、日常が異変に巻き込まれていく世界を描いている。キャストには、長澤まさみと松田龍平が夫婦役を演じるほか、長谷川博己、高杉真宙、恒松祐里ら日本映画界を代表する豪華キャストが集結している。同映画祭では、2001年『回路』で国際批評家連盟賞受賞、2008年『トウキョウソナタ』で「ある視点」部門審査員賞受賞、 2015年『岸辺の旅』で「ある視点」部門監督賞受賞と、3度の栄冠に輝く黒沢監督。本作もすでに高い注目を集めているが、監督は「たぶんこの映画は、ほかの何にも似ていないから選ばれたのでしょう」と語り、「スタッフ、キャスト全員の力が合わさって、初めて強烈な個性が生み出されます。その代表としてカンヌに行きます。みんな、ありがとう」と喜びのコメントを寄せている。また、長澤さんは「この映画をたくさんの国の方々に見て頂けることを嬉しく感じる反面、ドキドキしている自分もいます」と心境を話し、デビュー作以来のカンヌ映画祭だと言う松田さんは、「最高です。あのとき僕が見たカンヌの景色は、それはそれは刺激的でした。そういう意味でも僕にとって特別な思いがあります。黒沢監督に感謝」と語る。そして長谷川さんも、「念願だった黒沢清作品に出演させていただき、さらにカンヌまで出品できるとは。映画に関わった者としてこんな嬉しいことはありません。観る人によって何色にも染まれるこの映画が、どのように世界を“侵略”していくのか楽しみです」と期待を寄せている。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:散歩する侵略者 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017『散歩する侵略者』製作委員会
2017年04月13日ロックバンド・flumpoolが28日、千葉・幕張メッセで開催されたティーンズ対象の体験型イベント「超十代 - ULTRA TEENS FES - 2017@TOKYO」でライブパフォーマンスを披露した。同イベントでは映画『サクラダリセット』とのコラボステージを展開し、主演の野村周平をはじめ、黒島結菜、平祐奈、恒松祐里が出演。続けて、本作の主題歌を担当したflumpoolが登場した。flumpoolは、主題歌「ラストコール」のほか、「星に願いを」、「夜は眠れるかい?」、「World beats」を熱唱。ボーカルの山村隆太はランウェイにも飛び出し、10代の観客に向けて熱い歌声を届けた。途中、山村は「『超十代』楽しんでますか!? flumpoolも仲間に入れてくれ! 30代だけど」と呼びかけ、「flumpool知ってますか?」「曲知ってる?」などと質問。一番反応が大きかったのが「月9見たって人?」という質問で、たくさんの観客から手が挙がり、「ナナリュー!」と熱い声援を送る人も。山村は、今年1月期に放送された西内まりや主演のフジテレビ系月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』で、人気アナウンサー・"ナナリュー"こと名波竜を演じた。なお、「ラストコール」のミュージックビデオには主演の野村が出演しており、野村は「8年前、一番最初に映像に出されせてもらったのがflumpoolさんのMVだった。そこから8年たって久しぶりに。2回目です」と説明。MCを務めたお笑いコンビ・流れ星から「運命的なもの感じるよね?」と言われると、「そうなんです」と返していた。同イベントは、十代(ティーン)のやってみたい・見てみたい・触れてみたいを実現させる体験型ティーンズフェスとして昨年よりスタート。ファッションショー、ビューティー、ライブ、スケートボード、ダンス、アート、セミナーなど、ティーンズのためのスペシャルコンテンツを展開し、今年は1万515人の観客が詰めかけた。撮影:蔦野裕
2017年03月29日フジテレビでは、次世代の若手女優たち12人がそれぞれ主役を演じていく、12本のFODオリジナルオムニバスドラマ「&美少女~NEXT GIRL meets Tokyo~」の制作が決定。4月12日(水)に地上波放送スタートするほか、この放送に先駆け、FODにて4月5日(水)に先行配信される。「&美少女~NEXT GIRL meets Tokyo~」は、各話のタイトルが「表参道×19:00」や「渋谷×17:00」など“場所と時間”が指定され、そこで女の子たちに本当に起きていそうな日常が展開されていくドラマ。恋人、友達、家族、仕事、勉強、夢(将来)など、その日その場所には誰が現れ、どんなドラマが展開されるのかを、12人の若手女優たちがそれぞれの視点で物語を描いていく。“場所と時間”が指定されていることが共通するだけで、それぞれの回でカラーが異なる本作。そんな本作でそれぞれ主演する12人には、次世代を担う若手女優たちが決定。モデルで「逃げるは恥だが役に立つ」「咲-Saki-」など女優としても活動する古畑星夏、連続テレビ小説第97作「わろてんか」のヒロインに抜擢された葵わかな、「南くんの恋人~my little lover」や『桜ノ雨』の山本舞香をはじめ、南乃彩希、松風理咲、大友花恋、浅川梨奈、八木莉可子、水上京香、恒松祐里、仁村紗和、秋月成美が出演する。第1話の主演は古畑さん。21歳の美大生・笹原彩役に扮する。設定は「池袋×19:00」、友達を待っていると、田舎に住んでいるはずの母親に偶然出会い、そのうちに友達2人が合流し目的であった飲み会へ向かうが、なぜか母一緒に参加することに。驚きから始まり、意外な展開へとストーリーは進んでいく…。今回ドラマ初主演となる古畑さん。美大という才能が試される場所を選んで上京した彩の揺らぐ心情を、彼女が一体どう演じるのか楽しみだ。「&美少女~NEXT GIRL meets Tokyo~」は4月5日(水)0時~FODにて配信(以降、毎週水曜日最新話配信)、4月12日26時~毎週水曜日フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月25日劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの人気舞台を、長澤まさみ、松田龍平ら豪華キャストで映画化する『散歩する侵略者』。この度、本作のティザービジュアルが解禁された。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか…?同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発していた。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は、取材中に一人ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へと動く。「地球を侵略しに来た」――。真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える。些細な出来事が想像もしない展開へ。彼らが見たものとは、そしてたどり着く結末とは――?本作は、『岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞、国内外で常に注目を集める黒沢清監督が、サスペンス、アクション、そしてラブストーリーと、ひとつのジャンルには収まらない、新たなエンターテインメントに挑戦。本作で初共演にして夫婦役を演じる長澤さんと松田さんをはじめ、キャストにはジャーナリスト・桜井役の長谷川博己、謎の若者・天野役の高杉真宙らが出演する。このほど到着したティザービジュアルでは、「絶望がやってきた。愛する人の姿で」というコピーと共に、主人公・加瀬鳴海演じる長澤さんがうっすらと涙を浮かべ、「侵略者」に乗っ取られた夫・真治(松田龍平)は意味ありげに指を差し出し、ジャーナリスト・桜井(長谷川博己)は「何か」を見つめる意味深な一枚に。さらに、第2・第3の「侵略者」である天野(高杉真宙)と立花あきら(恒松祐里)の姿も写し出され、メインキャラクター5人が集結。また、裏面では散歩する鳴海と真治の背後で爆発が起こる衝撃的なビジュアル。「人類は知らない。滅亡はそこまで来ている。」というコピーと共に、真っ青な青空と対比するかのように、静かに進む「侵略」。穏やかな日常が“異変”に巻き込まれていく様子が描かれている。長澤さんは、「作品の中で描かれているようなことが、現実の世界でも起こっているかもしれないというドキドキを、ぜひ楽しんで頂けたら嬉しい」と見どころを語り、松田さんは「侵略者がやってくる、というシンプルでわかりやすい話なのに、いろんな視点で楽しむことができるのがこの作品の魅力」とアピール。また長谷川さんも、「一言では言えないジャンル、すごい映画になると思います」とコメントを寄せている。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月24日長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己、さらに高杉真宙が出演する黒沢清監督の最新作『散歩する侵略者』。本作に、先のNHK大河ドラマ「真田丸」で話題を呼び、今後も話題作が多数控える恒松祐里の出演が決定。黒沢監督からも絶賛のコメントが到着した。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。夫・加瀬真治(松田龍平)は毎日散歩に出かけて行く。同じころ、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材中に1人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向に。「地球を侵略しに来た」と、真治から衝撃の告白を受ける鳴海。混乱に巻き込まれていく桜井。当たり前の日常がある日突然、様相を変える…。本作は、国内外で圧倒的な支持を集める黒沢監督が、気鋭の劇作家・前川知大率いる「劇団イキウメ」の人気舞台を長澤さん、松田さん、長谷川さんら日本映画界を代表する豪華キャスト陣で映画化。そこに今回、加わることになった恒松さんは、NHK連続テレビ小説「まれ」、映画『くちびるに歌を』などで注目を浴び、「真田丸」で主人公・真田信繁(堺雅人)の娘すえを好演して話題に。今年は公開中の『ハルチカ』、間もなく3月25日からは『サクラダリセット』の公開が控える、ネクストブレイクの1人として注目の逸材だ。演じるのは、外見はどこにでもいるあどけない普通の女子高生、しかし、その正体は“侵略者”という立花あきら役だ。恒松さんは、10年以上のバレエで培った身体能力を発揮し、本格アクションシーンに初挑戦。クランクイン前からハードなトレーニングを重ね、撮影現場ではすさまじい殺陣アクションを披露。想像を超える恒松さんの身体能力に、スタッフ・キャスト一同が感嘆するひと幕もあったという。また、アクションだけでなく、微妙な表情や芝居を求められる“侵略者”という難役を軽々と演じてみせる彼女に、黒沢監督も「末恐ろしい女優」とその才能を絶賛。どこか狂気を感じさせながら、楽しげに男たちを叩きのめすという“笑顔×狂気×ハードアクション”のニューヒロインを演じる恒松さんに、期待していて。■恒松祐里立花あきらは、外見は女子高生で中身や考え方は“侵略者”という設定なので、電車の中などで人間観察をしながら、「人間ってこういうものなのかな」って面白がる感覚があきらっぽいのではないか、と思って役作りをしました。一番苦労したのはアクションシーンですが、どう見せたらかっこいいか、というだけではなく、黒沢監督から「“人間ってこういう感じなんだ、へえー”みたいな感じのアクションで」と言われ、そういうあきらの「度を超えた」無邪気な好奇心を表現しながらアクションをするというのが、とても難しかったです。■黒沢清監督まだ若いのに、もう芸歴10年以上になるんでしょうか。まったく躊躇せず、この難役をスラスラと演じていました。しかも、そこにいるだけでパッと華がある。大女優の素質があるんでしょう。将来が楽しみです。『散歩する侵略者』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月21日