幼馴染みの男性、学生時代の男性、社会人になって知り合った男性...と友達としてお付き合いが続いている男性がいるという女性も多いでしょう。男性側からすると、彼女ではないけれど女友達として「こんな女性なら嬉しい」「こんな女性はちょっと...」と感じることがあるようです。男性が一生付き合えると思う女性とはどんな女性なのでしょうか。男性は女友達としてどんなことを女性に求めているのかを考えてみましょう。対等な関係男女の友達としてお互い対等であることが必須条件です。友達といっても中には男女問わず学歴や収入、仕事などで判断される「マウンティング」なるものが発生することがありますね。「あの人と比べて自分の方が勝っている」「自分はあの人にはかなわない」など、どうしても上下関係、優越関係に陥る関係性もあります。そんな関係に無縁の対等な関係こそ男性から求められる女友達の大切な条件といえるでしょう。食事に行った時に割り勘にする、という感覚も大切です。変に貸し借りを作ってしまう関係性だと長く続かないケースもあります。年齢差のある女友達でもフランクに話せる関係だと重宝がられます。年齢、職種、社会経験など意識することなく、お互いに尊重して付き合える対等な関係性こそ一生付き合える女友達としての必須条件といえるでしょう。口の堅さ女友達に話したことは何でも周りに筒抜け...という女性にはちょっと困惑しますね。特に恋愛相談や過去の恋愛を周りにペラペラ話されたりしたらたまりません!男性が信頼して話していることをうっかり周りに漏らさない心構えは、とても大切です。「こいつに話したら周りに筒抜け」というレッテルを貼られたら、友達としての関係性はすぐに壊れてしまいます。自分が信用されているから話してくれている、という事を忘れないでください。例え共通の知人でも見聞きしたことをうっかり話さない、という行為は習慣化したいものです。信頼されているというありがたい気持ちを持ってお付き合いしていく感覚が一生付き合える女友達の条件といえます。一線を越えない信頼関係友達ならもちろんのこと「一線を越えない関係性」はマストといえるでしょう。1度何かの過ちが起きて友達関係が破たんするケースは少なくありません。「この男性とは友達関係」という自覚が必要です。お互い友達から恋人へ発展するならともかく、「ついつい酔っぱらって...」「なんか雰囲気と勢いで...」など友達関係を元に戻すことが難しくなるようなワンナイト的な行為は望ましくありません。セフレのような関係ならともかく、お互い一生付き合えるような男女の友達ならムーディな雰囲気に流されることのないように律したいものですね。適度な距離間友達だから...長い付き合いだから...といってなんでも踏み込まない距離間も必要です。仕事の繁忙期、彼女と付き合い始め...など「今はこちらからの連絡は少し控えようかな」と察する心遣いも求められます。お互いの環境の変化によって連絡が途絶えがちになったり、しばらく会わないということも起きてきます。そんなときに「なんで最近連絡しないの?」と責めたりせずに「最近忙しいんだろうな」と少し余裕をもって接することも必要です。「久しぶりだけどお変わりないかな」「元気にしてるかな」と軽めに連絡を取ったり「忙しいなら返信不要です」と距離間を考えて連絡する大らかさも求められます。また、いくら友達でも仕事のトラブルや家庭内のもめ事など、触れてほしくない話題や話したくないこともあるものです。そんな話題は深入りせず相手が話したらさらりと聞く、くらいの配慮 も心 掛けましょう。適度の距離間を保って付き合える女性こそ、ずっと付き合いを保ちたいと思われる条件です。フットワークの軽さ男女間の友達なら、お互いに彼氏彼女がいないときに食事に行ったり遊びに行ったりすることもあるでしょう。そんなときに「俺が誘ってもたいてい断るよな」と思われてしまってはちょっとがっかりさせてしまうかも。誘われたらある程度「いいよ」というフットワークの軽さも女友達に求められる大きな条件の1つといえるでしょう。お互い暇なときに一緒に楽しめる異性の存在はとても大きなものです。ときには合コンの人数合わせやアウトドアのヘルパー要員として借り出させることもあるかもしれませんね。そんなときにはギブアンドテイクの感覚で快く応じる気前の良さも大切です。困ったときにいつでもお願いできるようなフットワークの軽さも女友達として求められる条件といえるでしょう。男性が求める女友達の条件といっても、実は女性が男性に求める男友達の条件と同じであることが多いものです。同性からも求められる友達としての条件と重なるものもありますね。お互い心地よい関係性で付き合っていくためにも、男女間の友達として最低限のマナーとルールを心得ておきたいものですね。
2020年10月24日俳優の高橋一生が、20日より全国(一部地域を除く)で放送されるキリンビールの新CM「氷結 無糖 レモン 新発見編」に出演する。CMでは、美しくきらめく海をバックに、新発売する「キリン 氷結 無糖 レモン」を飲む高橋が「チューハイってこんなにおいしかったっけ?」「これ知らなかったの俺だけ?」と心の中で驚きの声を上げる。おいしさを“新発見”し、目をキラキラと輝せていく表情の変化に注目だ。楽曲には、東京スカパラダイスオーケストラの「風のプロフィール」が採用され、爽快な世界観を大いに盛り上げている。今回新キャラクターに選ばれた高橋は、「お酒が好きなので、選ばれてとても嬉しいです」と喜びをにじませ、味については「本当においしかったので、CM内のおいしさに驚くリアクションはほぼ“素”でした」と太鼓判。「僕は脂っこいものが好きなので、とんかつと一緒に氷結 無糖 レモンを楽しみました! 後味に甘みが残らないので、揚げ物や和食、パスタなど何でも合う」と楽しみ方も提案した。また、今回の新発売にかけて“新発見”したことを聞かれ、「レコードの素晴らしさに改めて気づいたことです。デジタル化が進みさまざまなことが圧縮されていく中で、無性に聞きたくなったのかもしれないです。レコードプレイヤーを買い直し、ずっと家で流しています」と近況を明かした。
2020年10月20日蒼井優主演、黒沢清監督でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)を受賞した『スパイの妻<劇場版>』が全国93館にて公開され、各地で満席が出るヒットスタートを切ったことが分かった。公開2日目10月17日(土)に実施した新宿ピカデリーでの舞台挨拶は、発売と同時に2回とも即完売。翌18日(日)には映画の舞台となった神戸の神戸国際松竹にて監督舞台挨拶を2回実施、こちらも早いタイミングで完売となっていた。他の同日公開作品が200館以上の大規模でスタートする中、本作は100館未満ながら高稼働。3日間(10月16~18日)の累計で動員3万6,251名、興収4737万6,520円(全国93館)を達成した。客層は全国的に中高年男女(5:5)を中心に、夫婦連れや30~50代の映画ファン、キャストファンなど幅広い層が見受けられ、新型コロナウィルスの蔓延以降に外出を控えていたシニア層も久々に映画館を訪れている模様。平日も落ちの少ない客層のため、今後さらなる動員も見込まれている。SNS上には「とんでもない傑作!」「もの凄いものを観た」という声から「必ずもう一度観る」「二度観ても面白い」とリピーターも。映画レビューサイト「coco」にも早速コメントが寄られており、coco映画レビュアーの満足度は100%。「凛とした蒼井優さんの佇まいと台詞回しに、高橋一生さんのスーツの皺の入り方まで昭和の香りが素敵」「蒼井優と高橋一生の演技はかなりの貢献度。昭和の匂い」「俳優の力量に唸る。蒼井優の昭和女優の佇まいと一途な眼差しと決意」など、1940年代という時代に巻き込まれていく、神戸の裕福な知識人夫婦を演じた蒼井さん、高橋さんを絶賛する声が多数。「夫VS妻VS憲兵の三人のキャラで最後までもっていく」「蒼井優×高橋一生×東出昌大のバランスが良かった」と、聡子の幼なじみの憲兵を演じた東出さんのヒール演技も含めて注目を集めているよう。「後半に向けての蒼井優の表情や話し振りの変化にドキドキしてしまった」「敗戦国なりの、控えめだけど、納得できる結末がお見事!」「戦争史、映画史まで盛り込んだ見応えのある愛のドラマであり、今そこにある危機まで繋げた脚本力。見る力の大切さ、信じることと騙されることは紙一重」と、現在の日本とも結びつくストーリー展開について触れる声も上がっている。『スパイの妻<劇場版>』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年10月19日『CURE』『トウキョウソナタ』の黒沢清監督が、世界三大映画祭のひとつであるヴェネチア国際映画祭において銀獅子賞(監督賞)を獲得した『スパイの妻(劇場版)』(16日より公開中)。太平洋戦争前夜を背景に、ひと組の夫婦を通して歴史の闇に切り込んだ本作で主演を務めるのが蒼井優だ。スパイの嫌疑をかけられる夫を高橋一生が演じ、『ロマンスドール』に続いての夫婦役となった。映画デビュー作『リリイ・シュシュのすべて』(01)から20年目を迎えている現在、邦画界を背負って立つ存在となった蒼井。本作へ取り組んだ感想や黒沢監督の印象にはじまり、女優として、また大人の女性として抱える、これから先への思いを訪ねると、「眉間にシワを寄せるのではなく、笑いジワでしわくちゃになりたい」と、自然体の笑顔で蒼井らしい答えを返した。○■今に繋がる作品だから出演を決めた――『スパイの妻(劇場版)』は、センシティブな題材も扱っている時代ものです。オファーを受けることに迷いはなかったのでしょうか?歴史としての何かを暴くとか、いいとか悪いとかを扱ったのではないというか、そこで止まっていない作品なんです。そういうことがゴールなら、やりたいと思えませんでした。台本を読んだときに、夫婦の話を通じて、自分たちの今と未来に繋がっていて、生きていくことへの「幸せとは何なのか」を考えさせてくれる作品だと感じたので、出られたのだと思います。――いろいろな方向に感情を揺さぶられました。最初は、どういう作品なのか全く想像がつきませんでした。セリフ回しにしても、私はとても好きなのですが、「今、この感じをやるんだ」と。企画が成立していること自体が奇跡だと思いました。きっと黒沢監督だからだろうなと。ものすごく有難い企画をいただいたと思いましたが、同時に、「(蒼井演じる)聡子はこういうキャラクターなんだ」という確証も、「この映画のここが面白いんだ」という確信もないまま、必死で撮影していました。「こんなに面白い作品だったんだ」と感じたのは、出来上がってからです。もちろん面白くないと思っていたわけじゃないです(笑)。○■印象に残る、現代劇とは違うセリフ回し――全く違う世界観ではありますが、セリフ回しという意味で、山田洋次作品が浮かびました。語尾まで大事に話すというところが、山田作品とリンクしているのかなと思いました。現代劇って語尾を捨てていくんです。言葉の立ち上がりも遅いし。ニュアンスで語ることが多くて「なんか」とか「あの」とかでだいたい表現できる。話している内容が本心ではなくて、本心が出るのはちゃんと台本にあるのかアドリブなのか分からないようなセリフだったりする。けれど、今回のセリフ回しのようなものは、言っていることが大事。――あの感じは黒沢監督と相談して?そうです。監督が少し違和感のある感じにしたいとおっしゃっていました。「とても難しいと思いますけど、頑張ってください」と最初に言われました(笑)。――蒼井さんだから成立しえたのだと、とても感嘆しました。でもやりすぎてしまうときもあって、そうしたときは監督に「違いますよ」と言われてました(笑)。――黒沢監督はどんな方ですか?特徴的だなと思うのは、カメラワークがなんとなく決まっていることです。監督のなかには、役者から生まれるものを撮っていく方が結構いらして、それも私は好きですが、黒沢監督の場合は映像表現がまず先にある。役者に「こう動いてほしい」「こう撮りたい」とリクエストして、その中身を埋めるのは役者の作業だと。そこが特徴的だし、私が黒沢さんの好きなところのひとつです。○■聡子として、浮遊していた――1940年の神戸が舞台でした。あの街並みや家の中に立たれた感覚は?ふわっふわしてました。なんだか実感がないというか。――これまでにも戦争ものには出られていますが、それらはもっとはっきりと戦時下を意識させるものでした。そうですね。モンペを履いてたり。聡子はとても恵まれた生活をしていました。国際情勢も知っているような知らないようなくらいの知識で生きてきて、傍には尊敬できて信頼している旦那さんがいる。後半、聡子が「やっと今生きてる感じがする」と言いますが、特に前半は浮遊しているような感覚で生きていたのだと思います。ふわふわと。――甥っ子の文雄(坂東龍汰)も、優作(高橋一生)が作り上げた「恵まれた環境にいることを叔母さんは知らない」といったことを口にしていました。聡子は後半になって初めて地に足がついた?はい。やっと地に足をつけて物事を考えざるをえなくなった。そして着けたと思ったらそこは沼で、ずぶずぶと落ちていくような、潜っていくような場所だった。撮影中は、街並みも、何かまともに見られませんでした。すごく俯瞰から見ているような感覚と、潜ってみているような感覚とで。――聡子への確証がなかったと最初にお話されましたが、聡子とリンクしてたんですね。そうですね。意外とちゃんとやってたんですね(笑)。○■「何が幸せなのか」、鑑賞後に話し合ってほしい――物語が進むにつれ、聡子は、内部がどんどん激しくなっていきます。共感しましたか?今回は聡子のなかに入って想像しようとすればするほど、しんどかったんです。頭で理解しようとすると、私はそれやらないなみたいなことを結構やる人ですし、何より、背負っているものとか、触れているものとか、突きつけられているものが、あまりにも想像を絶しているので。アイスを食べて幸せだなと思っているような自分には、到底抱えきれないような人生。だから理性で見るのはやめようと思いました。聡子は時に極端な行動に出たりすることもありますが、そこは理解できました。彼女なりの筋を通した結果だなと。――完成した作品をご覧になって感じたことを教えてください。受け取り手によって、捉え方がどうとでもなる作品だと思います。観終わってから、誰かとぜひ話し合ってほしいと思いました。「何が幸せなのか」とか。自分の生活にちょっと置き換えて考えてほしいです。ただ聡子に関しては、どうしても直視できないんですよね。今度映画に出ることがあったら、ああしようこうしようとか反省点が出てきて落ち込むので、半目で見るくらいです。――反省点が出てきてしまう? それはどの作品でもですか?毎回です。○■笑いジワで目じりがしわくちゃになっていきたい――映画デビューから20年目になりました。これから先へ抱えている思いを教えてください。20年目ですか。はあ~(苦笑)。昔より、すごくいろいろと考えるようになりましたね。もっともっと喜びだけに溢れた映画作りができないものかと自分を恥ずかしく思ったり、情けなく思ったりしています。たとえば塚本晋也監督(『斬、』)みたいに映画の現場にいられたらすごく幸せだなと思うんです。――それはどういうところが?すっごく楽しそうなんですよ。どれだけ大変な現場でも。早朝から「今日は内臓が出るシーンを撮りますよ。ここをバッて切ったら、ここにピピピって内臓が出ますから」みたいなことをとても楽しそうに話していて。なんてステキな人なんだと(笑)。どうしても責任や不安といったものにがんじがらめになりがちですが、そうならずに楽しく撮影していけたらと思っています。――大人の女性として目指したいところはありますか?友人たちと、笑い転げながら、そのまま歳を重ねていきたいなと思います。――では公私ともに「笑顔」がテーマでしょうか。そうですね。これまでどこか「一生懸命」を目指しているところがありましたが、でも人生は楽しいほうが絶対いいですよね。眉間にしわを寄せてまでやらなきゃいけないことって、何かあるのかなと思うようになってきて。もちろんちゃらんぽらんに生きるのはダメですけど、眉間にしわを寄せるくらいなら、笑いジワで目じりがしわくちゃになっていったほうがいいなと思っています。(C)2020NHK,NEP,Incline,C&I
2020年10月18日映画『スパイの妻』(10月16日公開)の公開記念舞台挨拶が17日に都内で行われ、蒼井優、高橋一生、東出昌大、坂東龍汰、黒沢清監督が登場した。第77回ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)を受賞した同作は黒沢清監督の最新映画で、蒼井優が主演を務める。1940年、神戸で貿易商を営む優作(高橋)は、赴いた満州で偶然恐ろしい国家機密を知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡子(蒼井)は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく。観客が入った状態の劇場での本作の舞台挨拶は今回が初めてということで、蒼井は観客が詰めかけた客席を見て「映画館に帰ってきてくださってありがとうございます」と笑顔で語り、高橋も「感慨深いです」としみじみ。蒼井は、黒沢監督作品の魅力について、限られた美術セットの中での撮影でありながらも、完成した作品が大きなスケール感を持っている点に触れ「画の中を撮りながら、画の外も撮られているところがすごい。銀獅子賞監督の前で何をえらそうにって感じですけど(笑)、すごく骨太な映画ができたと思います」と同作への思いを表した。黒沢監督は、これまでも何度も仕事を共にしてきた蒼井を「華がある」と絶賛。「画面に映ると隅にいても、後ろを向いていても絶対に輝くんですね。持って生まれた“何か”があると今回、とりわけ強く感じました」と魅力を明かす。本作で初めて黒沢作品に出演した高橋についても「舌を巻くほどうまい! 『うまい』に尽きます。長ゼリフでも短いものでも、見ている側にセリフが飛び込んできて、喚起させる。たぶん、世界で一番うまいんじゃないかなと思います」と大絶賛。高橋は黒沢監督の言葉に「もう思い残すことはないんじゃないですかね。今日、終わってもいいくらい嬉しい言葉をいただきました」と感激していた。また、近年の黒沢作品の常連となっている東出について、黒沢監督は「大好きです。ご本人はこう言うと嫌がるかもしれませんが、『あやしい』んですね。妖怪の“怪”のあやしさもあるし、“妖”のあやしさもある。出てきた瞬間、何かが起こりそうな感じがするところが大好きです」と褒め称える。さらに坂東は、本作への出演を「緊張が最初はすごくありました。でも、みなさんがいろいろ話をしてくださったり、リラックスして終えられました。試写を見て、作品の一部になれていたのが嬉しくて、鳥肌が立ちました」と述懐する。黒沢監督はそんな坂東について「全然、緊張してらっしゃらなくて、蒼井さんともかなりハードなやりとりがあったけど、楽々やっていて、この人はものすごい大物になるかも」とそのポテンシャルにお墨付きを与えた。イベントでは、ヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞のトロフィーも生の観客の前で初めてお披露目され、黒沢監督は「(トロフィーを)目の当たりにすると、ささやかながら映画の歴史にこの『スパイの妻』が名を刻んだんだなと実感がわいてきます」と喜びを口にする。蒼井は「本当におめでとうございます。そして、こうして私たちにも見せてくださりありがとうございます。素晴らしいこと過ぎて、自分の言葉をどう添えたらいいのかわからないくらいですが……こうしてみなさんと共有できてうれしいです」と祝福の言葉と感謝の思いを贈った。最後に蒼井は「いま、劇場のみなさんも大変な状況ですが、映画館にくる喜びを少しでも多くの方が体験してくださったら幸せです」と呼びかける。高橋は本作で描かれる物語について「人間が志や信念を貫いていく中で、のっぴきならない秘密や抱えなくちゃいけないことはたくさんあるのかもしれませんが、そうすればそうするほど、個人というものと、その真逆の大勢というものの対比が見えてくるんじゃないかと思うし、それはいまの世界でも通じると思います。心の中に一人一人の答えが出てくる作品になっていると思います」と語り、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。
2020年10月17日「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる荒木飛呂彦の「岸辺露伴は動かない」が、高橋一生主演で特集ドラマとして映像化決定。共演陣も明らかになった。「ジョジョの奇妙な冒険」から派生した「岸辺露伴は動かない」シリーズは、ちょっと風変わりでリアリティを何よりも重んじる漫画家・岸辺露伴が、取材先で遭遇する奇妙なできごとの数々をホラー風に描く作品。今回、露伴のファンだという高橋さんが主演を務め、飯豊まりえ扮する相棒となる女性編集者・泉京香と共に、露伴が人知を超えた事件や事象に挑む姿を描く。第1話は「富豪村」。周囲から隔絶された山奥に豪邸が11軒ある富豪村、所有者はいずれも各界で成功した大富豪ばかりで、いずれも20代でこの村の土地を所有してから成功。ただし、条件をクリアしないと買うことが許されないらしい。ことの真偽を確かめるべく、露伴は泉京香と共に富豪村に赴く――。この第1話には、富豪村の案内役・一究役で「テセウスの船」の柴崎楓雅が出演する。第2話は、使用禁止の言葉「くしゃがら」をテーマにした物語。露伴は、同僚の漫画家・志士十五から奇妙な相談を受ける。担当編集者から「くしゃがら」という言葉は使用禁止だと言われたのだ。ネットにもどんな辞書にも意味は載っていないが、使うなと言われると使いたい…。そんな「くしゃがら」に取り憑かれている十五は、森山未來が演じる。そして第3話は、京香から恋人で写真家の平井太郎の記憶喪失を“催眠術”で探って欲しいと頼まれる「D.N.A」を放送。交通事故にあい、完全な社会復帰に至っていな かった太郎。話しているところに、バギーに女の子を乗せた片平真依が通りかり、バギーの奥から娘の手が伸び、太郎の裾を掴み、太郎を転倒させてしまう――。第3話では、事故によって記憶を失っている平井太郎を中村倫也、交通事故で夫を亡くし、娘と2人で暮らす片平真依を瀧内公美が演じる。「岸辺露伴は動かない」は12月28日(月)、29日(火)、30日(水)22時~総合テレビ・BS4Kにて3夜連続放送。(cinemacafe.net)
2020年10月14日第77回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞を受賞した蒼井優主演映画『スパイの妻<劇場版>』。この度、メイキング映像と現場スチールが到着した。黒沢清監督がメガホンをとり、蒼井さんと高橋一生が夫婦役を演じた本作。メイキング映像では、2人の迫真演技の裏側に迫る。本シーンは、蒼井さん演じる聡子と高橋さん演じる優作が夫婦の絆を確かめ合う、物語において重要な場面。映像冒頭では、合間に和気あいあいと笑みを浮かべて話す2人が映し出される。しかしカメラが回りだすと空気は一変、思わず引き込まれてしまう演技合戦が繰り広げられる。黒沢監督はそのシーンを真剣な眼差しで見守り、蒼井さんの目からは涙が溢れ、テストにも関わらずまるで本番のような緊張感が伝わってくる。さらに映像と同時に到着した現場スチールには、蒼井さんや高橋さんらキャストひとりひとりに黒沢監督が真摯に演出する姿が切り取られている。『スパイの妻<劇場版>』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年10月13日蒼井優主演、黒沢清監督の映画『スパイの妻<劇場版>』が、10月16日(金)より全国公開される。この度、夫婦役を演じた蒼井と高橋一生の、迫真に迫る演技合戦の裏側をとらえたメイキング映像と、現場スチールが公開された。1940年、神戸で貿易会社を営む優作は、赴いた満州で、恐ろしい国家機密を偶然知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。満州から連れ帰った謎の女、油紙に包まれたノート、金庫に隠されたフィルム……聡子の知らぬところで、別の顔を持ち始めた夫、優作。それでも、優作への愛が、聡子を突き動かしていく……。この度公開されたメイキング映像のシーンは、蒼井演じる聡子と高橋演じる優作が、夫婦の絆を確かめ合う、物語において重要な一場面。撮影の合間、和気あいあいと笑みを浮かべて語らう蒼井と高橋だったが、カメラが回りだすと空気は一変。迫真迫る演技合戦が繰り広げられる。そして、それを真剣な眼差しで見守る黒沢監督。テストにもかかわらず、蒼井の目からは涙が溢れ、本番さながらの緊張感が伝わってくる。あわせて発表された現場スチールでも、黒沢監督が役者陣一人ひとりに対し真摯に演出する姿がとらえられている。『スパイの妻<劇場版>』10月16日(金)より全国公開
2020年10月13日おとな向け映画ガイド今週の公開作品から、出色の3本をご紹介します。ぴあ編集部 坂口英明20/10/11(日)イラストレーション:高松啓二今週のロードショー公開は17本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。全国100スクリーン規模以上で拡大公開される作品は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』『みをつくし料理帖』『夜明けを信じて。』の3本。中規模公開とミニシアター系の作品が14本です。今週も、観逃せない作品が並びました。その中から3本をご紹介します。『博士と狂人』辞典の最高峰といわれる「オックスフォード英語大辞典(OED)」。1928年に第一版を完成するまで、70年以上を要したそうです。膨大な量の言葉をひたすら集め、編纂するという、地味めな仕事ですが、その裏側で、こんなにドラマチックな人間関係と誕生秘話があったとは!OED編纂の中心人物は、マレー博士。独学で語学を学んだ、スコットランドの仕立て屋の息子、たたき上げの人です。計画が始まったものの遅々として進まない辞書作りを、彼が斬新なアイデアを持ち込んで一挙に推進させます。最も重要で大変な「言葉の用例を探す」作業に、一般人の協力を募ったのです。それに応え、世界中から用例が郵便で集まります。なかでも、大量に、しかも的確なものを送ってきたのが、マイナーという医師でした。教養人で読書家、辞書編纂にこれほど力になる協力者はいないのですが、アメリカ人の彼は、実は、南北戦争の後遺症で精神を病み、イギリスで殺人事件を起こし、精神病院に措置入院させられていたのです。マレー博士を演じるのはメル・ギブソン。そして、マイナー役はショーン・ペンです。歴史の教科書にでてくるような、髭面の偉人そのままの顔。格調があり、パッションも充分です。このふたりが、最初は手紙のやりとりから、やがて交流が始まり、深い友情と信頼で結ばれていきます。超アナログ時代の辞書作り、ビクトリア朝のイギリスの再現に好奇心がそそられます。そして、なによりもハリウッドを代表する名優ふたりの奥深い演技がみもの。ご堪能ください。『スパイの妻』黒沢清監督がヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した作品です。1940年、大戦前夜の神戸を舞台にした歴史ドラマであり、緻密に作られたスパイサスペンスです。商社を営む主人公福原優作が、満州で重大な国家機密を入手し、正義感からそれを世界にリークしようと決意します。ことが明るみにでたら「国を売った非国民」として、断罪されるのは必定です。その計画を知ってしまった妻・聡子は……。舞台となる神戸の商社と住まい、洋風なライフスタイルなど、少しでもうそっぽいところがあると、なかなか物語に入り込めないものですが、そのあたり、ぬかりはありません。優作が映画ファンで、9.5ミリ(8ミリより前の個人用小型映画)に凝っているという設定も上手に使われています。みどころは、高橋一生の優作、蒼井優の聡子、このふたりの存在感。ミステリアスで、巧みで。まるで、ヒッチコックの作品に出てくるような演技です。言葉遣いに不思議な気品があり、懐かしさ漂う切り返しのショットにも、独特の世界が感じられます。いくつかの謎を解く鍵は、ラストまで残されます。なるほど! と思うか、お見事! と感心するか。それとも、わからない! と頭をかかえるか……。『薬の神じゃない』この作品は反社会的というか、政府の方針にさからう犯罪者が主人公です。しかも刺激的なテーマ。検閲の厳しい現代の中国で、よく作れたなあと感心します。といって肩肘はったドラマではない。コメディ仕立てで、そんなに予算をかけてもいない映画。ところが中国国内では興行収入500億円を稼ぎ出した大ヒット作になりました。テーマは「白血病の特効薬の密売」。観れば納得、最近の中国映画では出色の出来栄えです。上海で、インドの強壮剤を販売しているチョン・ヨンの店に、思いつめた顔をし、マスクを3重にしたヘンな男がやってきます。きけば、慢性骨髄性白血病で、国内で販売されている治療薬が高価で困っている、インドから安価なジェネリック薬を密輸してほしい、といいます。最初は断るのですが、その差益は魅力的。金に困ったチョン・ヨンは渡航し、密輸を始めます。彼に協力するのは、自分が患者だったり、娘が患者だったりの、訳アリ白血病関係者たち。最初は大儲け、ヤバイ商売は順調に拡大するのですが……。実は元ネタというか、実際に起きた有名な事件をヒントにしています。ネタバレになるので書きませんが、中国では珍しい結末。それが映画が大ヒットした要因のひとつです。主演は、シュー・ジェン。コメディといってもややブラックがかったテイストの作品が多い国民的スターです。今回は、彼の出世作『クレイジー・ストーン〜翡翠狂想曲〜』を監督したニン・ハオと共同製作をつとめています。
2020年10月11日女優の蒼井優、俳優の高橋一生、黒沢清監督が7日、映画『スパイの妻<劇場版>』(16日公開)の配信トークライブに登場し、共演エピソードやヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞受賞について語った。本作は、太平洋戦争前夜の物語。神戸で貿易会社を営む優作(高橋一生)は、赴いた満州で恐ろしい国家機密を偶然知り、事の顛末を世に知らしめようとする。妻・聡子(蒼井優)の知らぬところで別の顔を持ち始めた夫、優作。それでも優作への愛が、聡子を突き動かしていく――。トークライブではヴェネチアから届いたトロフィーのお披露目も行われた。日本人作品の銀獅子賞受賞は17年ぶりの快挙となる。黒沢監督は「トロフィーが届いて、なにやら映画の歴史に名前が刻まれたんだなという感慨が」としみじみ。蒼井が「(おそれ多くて)全然、触ろうと思わないというか、すごい“圧”があります」と語ると高橋も「同じくです。現実感がないです」と緊張の面持ちで賛同した。蒼井と高橋が夫婦役を演じるのは2度目。お互いの印象や魅力を尋ねられ「お芝居に関しては全幅の信頼を置いているので、楽しみで仕方なかった」と高橋は笑顔で振り返った。蒼井は「すごい先輩であることを知りつつ、一緒に歩んでくださることに感謝しています。できればまた共演したいです!」と再共演を熱くリクエスト。黒沢監督はそんな2人について「すさまじいお芝居を見せてくれる」と絶賛した。作品について高橋は「人間的に生きていくための根源的なテーマが随所にまぶされている」、蒼井は「人によってはホラーよりも怖い映画。ぜひ劇場で面白さと恐ろしさを楽しんでください」とアピール。黒沢監督は「時に剛速球を、時にはすごい変化球が見ている方に飛んでいくので覚悟してご覧ください。それはみなさんを傷つけるのではなく、必ず心の中に刺さっていくと思いますので、どうか真正面から受け止めてください」と呼びかけた。(c)2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年10月09日蒼井優を主演に迎え、黒沢清監督がメガホンを取った映画『スパイの妻<劇場版>』の配信トークイベントが10月7日、渋谷ユーロライブにて開催された。本作は太平洋戦争開戦間近の日本を舞台に、時代に翻弄された夫婦の愛と正義をかけたミステリーエンタテインメント。高橋一生演じる、恐ろしい国家秘密を知った夫を支える妻・聡子を日本映画界を牽引する女優の蒼井が演じる。先日行われた第77回ヴェネチア映画祭では銀獅子賞(監督賞)を受賞し、日本人作品としては17年ぶりの快挙を達成。トークライブには、黒澤監督、蒼井、高橋の3名が参加し、現在の心境や撮影の裏側を語った。イベント当日、ヴェネチアから到着したトロフィーを掲げて登場した黒沢監督。「ヴェネチア映画祭のコンペティション部門に選ばれただけで、もう十分幸せだったんですが、おまけにこのような賞をいただけて…。そのニュースを聞いたときは『やった』と思いつつ、実感がなかったんですが、このトロフィーが届いて、なにやら映画の歴史に名前が刻まれたんだなという感慨がわいてきました」と受賞の喜びを語る。さらに、この日初めてトロフィーを目にしたという蒼井は「人生でこんな近くで(トロフィーを)見ることができるなんて……。触れる距離にあるんですけど、(おそれ多くて)全然、触ろうと思わないというか、すごい“圧”があります」とリアルな心境を明かした。今回のトークイベントは事前にファンから集められた質問や、同時進行でTwitterから寄せられた質問に3人が答える形式で開催。劇中では1940年代の衣装が登場することから、お気に入りの衣装を尋ねられた高橋は、蒼井がポスターで着用している黄色のワンピースを挙げ「かわいかった」と語った。イベントでの黒沢監督の語り口について、ライブ配信のTwitterでは「監督が優しい!」というコメントが多く寄せられたが、蒼井は「今回で(一緒に仕事をするのは)3本目なんですが、初めて監督が神戸の出身で、関西人なので笑いをなるべく大切にされていると伺って…。現場では寡黙なイメージがあったので意外でした」と黒沢監督の意外な一面を明かす。続けて、蒼井と高橋に互いの印象や魅力を尋ねると、高橋は「夫婦役は2度目だったんですが、お芝居に関しては全幅の信頼を置いているので、楽しみで仕方がなかったです」と笑顔で振り、蒼井は「尊敬してる先輩なんですが、一緒に何かを作るということをさせていただけるのがありがたいです。すごい先輩であることを知りつつ、一緒に歩んでくださることに感謝しています。できればまた共演したいです!」と再共演を熱望した。高橋は本作について「見方によっていろんな捉え方ができる映画。根幹にあるのは、人が人を思うということ、人間的に生きていくための根源的なテーマが随所にまぶされている作品だと思います」と語り、蒼井さんは「人によってはホラーよりも怖い映画だと思います。夫婦の映画でありながら、ミステリーであり、謎がたくさんあって、見る人の数だけ答えがあります。ぜひ劇場で面白さと恐ろしさを楽しんでください」とメッセージを送る。最後に黒沢監督が、改めて蒼井さん、高橋さんについて「すさまじいお芝居を見せてくれる」と絶賛。「時に剛速球を、時にはすごい変化球が見ている方に飛んでいくので覚悟してご覧ください。それはみなさんを傷つけるのではなく、必ず心の中に刺さっていくと思いますので、どうか真正面から受け止めてください」と語り、トークライブは幕を閉じた。『スパイの妻<劇場版>』10月16日(金)全国公開
2020年10月08日男性から「手放したくない!」と言われれば、心底うれしいものですよね。それってどんな女性なのでしょうか?男性から「手放したくない」と思われる女性の条件について解説しましょう。男性を立ててくれる男性はプライドが高いものです。たとえ彼女が自分よりも頭が良くて仕事ができる女性であっても、自分が優位な立場でいたいのです。そのため女性から自分を馬鹿にするような態度を取られると、腹が立ってしまいます。そのような女性と一生一緒にいたいとは思わないでしょう。頭がよい女性を好きな男性は多いものですが、だからといって自分を馬鹿にすることなく、「あなたってすごいね」「私にはできない」など、男性を立ててくれる女性を好みます。特に友達などの前で男性を立ててくれる女性なら、ずっと自分のそばに置いておきたいと思うものです。いつも笑顔でいてくれる仕事でつらいことがあったとき、彼女の笑顔になぐさめられるという男性は多いものです。いつも何かに怒っていたり、誰かの悪口を言ったりしている女性とは一緒にいたいと思わないでしょう。特に自分がつらいときなど、彼女の愚痴を聞くのはうんざりしてしまいます。もちろん、女性にだってつらいときはあります。それでも彼女がいつも笑顔で横にいてくれると、「自分といて幸せなんだ」「自分はこの女性を幸せにしているんだ」と思うもの。彼女の笑顔に自分がなぐさめられると同時に、男性としての自信を感じることができるのです。そんな女性は一生手放したくないでしょう。料理上手「胃袋をつかまれた」などと言われるように、料理上手な女性は結婚相手の候補になりやすいものです。おいしい食事は元気をくれます。毎日おいしいものを食べられるのは幸せなこと。おいしい食事を作って待っている奥さんがいれば、「今夜のご飯は何かな?」と家に帰るのが楽しみになるでしょう。おいしい食事でお腹が満たされれば、幸せな気持ちになります。料理上手な奥さんが愛情を込めて作る食事は、夫婦円満の秘訣とも言えるでしょう。幸せな結婚生活を思い描くことができる女性なら、ずっと一緒にいたくなるものです。料理上手なことは、手放したくない女性の条件の一つと言えるでしょう。男性が「手放したくない」と思う女性の条件は、男性を立てることができ、いつも明るい笑顔で接してくれることです。さらに料理上手であれば、男性は一生そばにいてほしいと思うでしょう。本命の彼氏にそう思ってほしいなら、そんな女性になれるよう、努力をすることが大切ですね。
2020年09月25日玉木宏と高橋一生が双子役を演じて初共演した「竜の道 二つの顔の復讐者」の最終回が9月15日放送。竜一と竜二の復讐の切ない結末に「救いがなさすぎ」「悲しい」といった声が上がるとともに、キャスト陣の熱演には惜しみない賛辞が贈られている。養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓った双子の兄弟を描いた作家・白川道による未完の同名原作をベースに、オリジナル展開で結末までをドラマ化した本作。顔も名前も変えた双子の兄・竜一を玉木さんが、エリート官僚となり復讐相手の娘と交際する弟・竜二を高橋さんが、2人とは血のつながりのない妹・吉江美佐を松本穂香が、竜一と竜二が復讐を誓う運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平を遠藤憲一が、源平の娘・まゆみを松本まりかが、息子・晃を細田善彦が、竜一の部下・遠山凛子を奈緒が、竜一の部下となる砂川を今野浩喜が、巨大ヤクザ組織会長・曽根村始を西郷輝彦がそれぞれ演じた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回ではフリージャーナリストの沖(落合モトキ)が竜一の素性にたどり着き、竜一だけでなく美佐のもとにまで現れたことで竜一は沖を手にかけるが、沖が曽根村の息子だったことで激しい暴行を受けてしまう。一方、竜一に危険なことをさせたくない竜二は、大臣に手をまわしキリシマ急便をエニイウェイズに買収させようとするが、源平は沖と接触していて、兄弟の復讐のことを知っており、復讐を続けるなら竜二や美佐が不幸になると逆に脅されてしまう。そして美佐も竜一が兄だと知る…というのが今回のストーリー。結局、キリシマ急便はエニイウェイズに吸収され、源平の野望はあと1歩のところで潰える。まゆみは源平のもとを去り、自分の道を歩み出し、竜二は国交省を辞め、竜一はかつて自分が手にかけた大野木の息子に刺される…というラストだった。SNSでは切ない幕切れに「切ない。復讐の連鎖」「竜一に救いがなさすぎ」「悲しい結末…。これが因果応報なのか」「これで復讐の連鎖は断ち切られた…のか?」など、竜一の最期を悲しむ声があふれる。また「竜の道みんな演技やばすぎ」「役者さんの演技に見応えがあって好きなドラマだった」「演技上手い人しかいないから毎週見応えあった」「実力派俳優揃いの作品って本当に見応え抜群」などキャスト陣の熱演にも、視聴者から惜しみない賛辞の言葉が途切れることなく贈られている。(笠緒)
2020年09月15日蒼井優の主演最新作で高橋一生と共演した映画『スパイの妻』の黒沢清監督が、第77回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞(監督賞)を受賞。蒼井さんと高橋さん、そして黒沢監督から喜びのコメントが到着した。ヴェネチア国際映画祭はカンヌ・ベルリンと並ぶ世界三大映画祭のひとつであり、世界最古と呼ばれる歴史深い映画祭。今回、そのコンペティション部門に唯一の日本映画として選出された本作。9月9日(水)22:00(現地時間)のワールドプレミアは早々に完売となり、世界の黒沢清ファンが駆けつけ、新型コロナウィルス感染症の影響で監督・キャストは不在にもかかわらず、上映後はあたたかな拍手の音が響いたという。上映後の評価も上々、「近年の黒沢作品の最高傑作!」(Indiewire)、「純粋に楽しむことができ、国際的にも受け入れられるエンタテインメント」(Variety)、「黒沢監督はこの作品で、新たな野心的出発を遂げる」(Screendaily)と海外メディアからも高評価。審査員のひとりクリスティアン・ペッツォルト監督(『未来を乗り換えた男』)は「大好きな作品です。オペラ的なリズムと画作りで政治ドラマを描く。このような作品には久しく出会っていませんでした。30~40年代の伝統的な世界を現代のスタイルで表現しています」と本作を絶賛した。2018年の『ゴールデン・リバー』ジャック・オーディアール、2019年の『ホモ・サピエンスの涙』ロイ・アンダーソンに続く、監督賞にあたる銀獅子賞となった黒沢監督。日本映画としては2003年の『座頭市』北野武監督以来、17年ぶりの快挙。溝口健二監督が『雨月物語』(53)『山椒大夫』(54)で2度、黒澤明監督が『七人の侍』(54)、熊井啓監督が『千利休 本覺坊遺文』(89)で受賞しており、日本では5人目の受賞者となった。現地時間9月12日に発表された受賞結果に、黒沢監督は「スタッフと俳優の力が最高のかたちで組み合わさった結果だと思っています。映画の可能性は無限なのだと、この歳になって実感しました」とコメント。主演の蒼井さんは「(審査員長の)ケイト・ブランシェットさんから監督のお名前が呼ばれた瞬間、現場の片隅で、モニターを静かに並んで見つめられていた、監督と奥様の後ろ姿を思い出しました。たくさんの映画仲間から連絡が入り、みんなとても興奮し、感動し、喜んでいます。黒沢監督、本当におめでとうございます。これからも監督の映画を楽しみにしています」と語り、撮影現場に思いを馳せた様子。また、高橋さんも「この作品が世界で評価されることを嬉しく思います。黒沢監督のもと、あの空間、あのスタッフ、キャストと共に作品を作り上げていく時間は、最高の体験でした」と振り返っていた。第77回ヴェネチア国際映画祭主な受賞結果■金獅子賞(最優秀作品賞)『ノマドランド』クロエ・ジャオ監督■銀獅子賞(審査員大賞)『Nuevo orden』(原題)ミシェル・フランコ監督■銀獅子賞(監督賞)『スパイの妻』黒沢清監督■女優賞ヴァネッサ・カービー『Pieces of a Woman』(原題)■男優賞ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ『Padrenostro』(原題)■脚本賞チャイタニヤ・タームハネー『The Disciple』(原題)■審査員特別賞『Dorogie tovarishchi』(原題)アンドレイ・コンチャロフスキー■マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)ルーホッラー・ザマニ『Khorshid』(原題)『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年09月13日9月9日昨日、「第77回ヴェネチア国際映画祭」コンペティション部門の公式会見に、『スパイの妻』主演の蒼井優、共演の高橋一生、そして黒沢清監督がリモートで登壇した。昨今の状況により、現地入りは実現出来なかったが、3人はスペースFS汐留に集まり、映画祭の会場であるイタリア・ヴェネチアと中継を繋ぎ、世界に向けて本作への思いを語った。このテーマを選んだ理由についてまず黒沢監督は「社会と個人が引き裂かれ、対立するわかりやすい職業・存在としてスパイがいました。それ以上に、スパイと聞いた瞬間、ある種の映画的魅力が発揮できるんじゃないか?と思うような、映画に撮って魅惑的な言葉のひとつだと感じました」とコメント。今回夫婦役で共演となった高橋さんと蒼井さんは「聡子と優作の関係性は非常に繊細です。互いに思い合う形が違う。表層的なものと、(実際に)内側で思っているもの違いを、黒沢監督が切り取ってくださった。優作を演じる際は、個人の主観やバイアスもあるでしょうが、脚本に忠実に、目の前にいる蒼井さんとお芝居を通して会話することを心がけていました」(高橋さん)。「優作さんがいるから、自分がいるという感覚だったのが、途中から優作さんと共に生きる喜び、一緒に何かを成し遂げようとする喜び、一心同体になっていく喜びを持つようになり、物語を動かしていると思い、その気持ちを大切に演じました」(蒼井さん)と思いを語った。また、日本マスコミ向けの会見も行われ、今回の会見について問われると、蒼井さんは「そこに行けないことを実感するとともに、この状況でも映画は海を渡るという喜びを噛みしめています。こういう形で映画を喜ぶ瞬間があり、映画祭の灯が消えないようにつながっている。それが今年限りであることを祈っています」と収束を願い、高橋さんは「残念という気持ちもありますが、リモートであっても参加させて頂けることを光栄に思い、汐留からヴェネチアを楽しみました。非常にいい経験ができたと思っています」とリモートでの参加をふり返る。そんな2人について魅力を聞かれた黒沢監督は「どこも素晴らしいけど、声が特に素晴らしい!」と言い、「声のすばらしさに関しては、世界のどの人が見ても、『この人はどんな人なんだろう?』と興味がわく強烈な魅力を持っていると思います」と賛辞を贈った。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年09月10日9月9日(水)、第77回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門の公式会見に映画『スパイの妻』の黒沢清監督、蒼井優、高橋一生がスペースFS汐留にてリモートで登壇。映画祭の会場であるイタリア・ヴェネチアと中継を繋ぎ、世界に向けて本作への想いを熱く語った。本作は日本映画界を牽引する黒沢清監督がメガホンを取った、ミステリーエンタテインメント。1940年の太平洋戦争開戦間近の日本を舞台に、時代に翻弄される夫婦の絆を描いている。主演を務めるのは、映画やドラマに数多く出演し、アーティストしても活躍する俳優・高橋一生。高橋演じる主人公・優作を愛する妻の聡子に蒼井優、そのほか東出昌大や坂東龍汰など、豪華俳優陣が集結している。公式会見に登壇した黒沢監督は今回のテーマを選んだ理由について、「社会と個人が引き裂かれ、対立するわかりやすい職業・存在としてスパイがいました。それ以上に、スパイと聞いた瞬間、ある種の映画的魅力が発揮できるんじゃないか?と思うような、映画に撮って魅惑的な言葉のひとつだと感じました。」と説明。高橋と蒼井は、それぞれ「脚本に忠実に、目の前にいる蒼井さんとお芝居を通して会話することを心がけていました」(高橋)、「途中から優作さんと共に生きる喜び、一緒に何かを成し遂げようとする喜び、一心同体になっていく喜びを持つようになり、物語を動かしていると思い、その気持ちを大切に演じました」(蒼井)と、本作で夫婦役を演じるにあたり、意識していたことを明かした。今回は映画祭の会場であるイタリア・ヴェネチアに足を運べず、リモートでの出演となったが、蒼井は「手塩をかけて作った作品がヴェネチアの観客に触れるという、とんでもない緊張感を含めての映画祭。そこに行けないことを実感するとともに、この状況でも映画は海を渡るという喜びを噛みしめています」と、緊張と喜びを同時に味わった様子。また、記者から「高橋さんと蒼井さんについて、国際映画祭の場で世界に向けて誇れる魅力は?」という質問が飛び出すと、黒沢監督は「どこも素晴らしいけど、声が特に素晴らしい! 声が素晴らしい人は、後ろを向いてても、遠くにいても、場合によっては画面にいなくても存在感が強烈にこちらに伝わってきます。声のすばらしさに関しては、世界のどの人が見ても、『この人はどんな人なんだろう?』と興味がわく強烈な魅力を持っていると思います」とふたりの魅力について、活き活きと語っていた。『スパイの妻』10月16日(金)新宿ピカデリーほか、全国ロードショー
2020年09月10日玉木宏と高橋一生が親の復讐を果たそうとする双子を演じる「竜の道二つの顔の復讐者」の第7話が9月8日放送。源平を追い詰めるべく最後の戦いを挑む兄弟だが、まさかの窮地に…2人の復讐の行く末にSNSでは視聴者の様々な声が飛び交っている。復讐のために人を殺め裏社会に身を投じ、顔も名前も変えた矢端竜一を玉木さんが、竜一の双子の弟で国土交通省のエリート官僚になるが、復讐相手の娘と恋に落ちつつある竜二を高橋さんがそれぞれ演じる本作。両親の死の真実を知ってしまった2人と血のつながりがない妹の吉江美佐に松本穂香。兄弟の復讐相手の娘だが竜二に想いを抱いてしまうまゆみに松本まりか。竜一と竜二の兄弟が復讐を誓うキリシマ急便社長の霧島源平に遠藤憲一。竜一が復讐の駒に利用しようとした源平の息子・晃に細田善彦。竜一を支援しながら源平ともつながる巨大ヤクザ組織会長・曽根村始に西郷輝彦といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。妻・芙有子(斎藤由貴)を亡くした源平は、以前にも増して仕事に没頭。さらに危険な経営へと暴走し大手通販会社との契約を勝ち取ろうと躍起になる。源平の焦りに乗じて竜一と竜二は曽根村の手を借り、復讐の最後を飾るにふさわしい計画を実行しようとする。それはキリシマ急便の過労死問題を告発した二見(小市慢太郎)を利用して、源平を追い詰め“殺人者”に仕立て上げ社会的に抹殺しようという作戦だった。だが作戦は思わぬ方向に転がり、曽根村は竜一に、源平を破滅させる切り札と引き換えに二見を殺害するよう告げる。その頃、フリージャーナリストの沖(落合モトキ)は竜一の生存を確信。美佐も「和田猛」が竜一では?と思い始める…というのが今回の物語。和田=竜一のオフィスを訪ね「2人の兄が破滅に向かっている気がしてならない。2人の兄を大事に思っている。2人が不幸なら妹も幸せではいられない」と、自分の想いを話したのち、沖が竜一の生存を疑っていることを伝える美佐。そして竜一の正体に気づいた沖…。追い詰められていく兄弟の姿に視聴者からは「ふたりの竜の行く先は破滅なのか幸せなのか?」「竜の道は破滅の道…苦しすぎるつらすぎるどうか救いがありますように」などといった声とともに、「悪になりきれない人間の弱さと優しさを描いてきたドラマだから、最後も決して破滅ではないと信じます」とハッピーエンドを望む声や、オリジナル展開で描かれるラストに「余計に結末全く予想がつかずドキドキします」「源平が破滅する前に視聴者が破滅しそう」などという反応なども入り乱れ、最終回を前に竜一と竜二の行く末を心配する声が続出している。(笠緒)
2020年09月09日玉木宏と高橋一生が、親の復讐を果たそうとする兄弟を演じる「竜の道 二つの顔の復讐者」の6話が9月1日放送。少しずつ距離が生まれ始めた竜一と竜二の関係性を不安視する声や、まゆみと美佐の静かな“対決”に視聴者の注目が集まっている。白川道による未完の同名小説をオリジナル展開で結末まで描く本作。キャストは養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓う双子の兄・竜一に玉木さん、弟・竜二に高橋さん。2人とは血のつながりのない妹・吉江美佐に松本穂香、竜一と竜二が復讐を誓う運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平に遠藤憲一、その娘で竜二に惹かれていくまゆみに松本まりか、父に反旗を翻す源平の息子・晃に細田善彦、竜一がブラジルから連れてきた遠山凛子に奈緒、源平の妻・芙有子に斉藤由貴、巨大ヤクザ組織会長・曽根村始に西郷輝彦といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。晃を利用して竜一がクーデター計画を進めるなか、芙有子が心筋梗塞で倒れ源平は激しく動揺。竜一はそれを利用しようと取締役会を早めるが、芙有子の本心を知った晃が翻意したことでクーデターは失敗に終わる。一方、竜二と本気で付き合うことにしたまゆみは美佐の学校を訪れるというストーリーが展開。何やら言いたげなまゆみに「謝りたいんなら…ゆっくり聞きますよ」と食事に誘う美佐。その姿に「ほんっっっと心臓強いな妹」「松本vs松本静かな対決」「妹ちゃん、対応が「先生」て感じだね~」などの声が。その後、食事に向かった2人だがそこに芙有子が倒れたという報が。その夜、霧島家に竜一、竜二、美佐、まゆみ、晃の5人が揃う。主人の源平と芙有子不在の霧島家で食卓を囲む5人。そこで竜一は竜二の過去をまゆみと晃に話すよう勧める。その後芙有子が亡くなったと連絡が入る…という展開に。強引に源平潰しを進める竜一に対し、微妙な表情を浮かべ始める竜二。さらに竜一にもう人殺しをさせないだと言いながら、晃を裏切ろうとした役員の事を隠すなど、2人の仲に亀裂が入る気配も。「竜二くんもお兄ちゃんの悪党発言に無理を感じている顔をしてる」「霧島に情が湧いたと、ミサのことでの嫉妬か?」「竜二と竜一の間にズレが生じてきたぞ…」といった反応も多数寄せられており、今後の展開を「誰も幸せにならない結末」と心配する視聴者も現れている。(笠緒)
2020年09月01日玉木宏と高橋一生が親の仇に復讐を誓った双子を演じ、松本まりか、松本穂香らも共演する「竜の道 二つの顔の復讐者」の5話が8月25日放送。松本さん演じるまゆみの変化と“笑顔”。そしてラストの兄弟の“涙の抱擁”にも多くの反応が集まっている。本作は白川道による未完の同名小説をオリジナル展開と共に結末まで描いていくもので、養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓う双子の兄弟の復讐劇が展開。復讐のために裏社会の力を借り、顔も名前も変えコンサルタント社長として生きる主人公・矢端竜一に玉木さん、竜一の双子の弟で運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚となった竜二に高橋さん。2人と血のつながりがない妹の吉江美佐に松本穂香。竜一と竜二が復讐を誓うキリシマ急便社長・霧島源平には遠藤憲一。源平の息子の晃に細田善彦。源平の娘でフードコーディネーターのまゆみに松本まりか。竜一とも源平ともつながる巨大ヤクザ組織会長・曽根村始に西郷輝彦といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。両親の自殺の原因を知ってしまった美佐から、まゆみに近づいたのはキリシマ急便への復讐が目的なのではないかと問い詰められた竜二。その場は何とかやり過ごすも、美佐が密かに竜一を頼りにしていることに気づく。その後、竜二は視察という名目でキリシマ急便へ。国交省での自分の立場を示すことで源平にプレッシャーをかけようとする竜二だが、源平から思わぬ反撃を受けることに。一方、竜一は晃を使って源平を追い出すクーデター計画を進めていくが、自分の復讐計画が美佐や周りの人間を巻き込んでいくことに内心で苦しむ。さらに憎しみに耐えながら源平と良好な関係を築こうとする竜二を気の毒に思い、竜二に対して「ある提案」を持ちかける…というストーリーが展開。竜二と出会ったことで変わっていくまゆみ。竜二が幼い頃に親に捨てられたことを聞き、これまでになかった表情を浮かべると、店のワインをまずいと言って「ワインのおいしい店知ってるけど…今度行くなら」と次のデートに誘う。竜二が「次、一緒に行こう」と快諾すると一瞬笑顔を見せる…。このシーンに「最初はホンマに憎たらしかったけど、柔らかくなったなー」「まゆみ、本当にキャラ変わってきたな」などSNSにはまゆみの変化に触れる声が。また「まゆみは幸せにしてあげて」「まゆみお嬢様には、どうか幸せになって欲しい」「ちょっとはにかんで嬉しそうに笑うまゆみ見てると気の毒に思ってしまう」など、今後復讐に巻き込まれていくまゆみを心配する声も多数。一方、竜二が復讐を企てているのでは?と疑いはじめた美佐には「一番手ごわいのは美佐ちゃん」「美佐の追求が二人を追い詰める」といった反応も。計画が狂い出し、窮地に追い込まれ始める竜一と竜二は、美佐への想いもあってぶつかり合うものの、ラストでは竜二が「お前と俺は2人で1つ」と共に歩むことを誓い合い、涙の抱擁。この2人の姿に「最後の兄弟の抱擁シーンにグッときました」「竜一と竜二の最後の抱擁シーン泣けました」など感動の声が続々集まっている。(笠緒)
2020年08月25日明るく前向きな言葉で多くの女性から支持を集める占い師、ルーシー・グリーンさんの連載コラムをお届け! 恋愛マンガの印象的なシーンを占星術の視点で読み解いていきます。マンガの中の恋愛関係から、あなたの恋に役立つヒントも得られるかも!?■第5回:『凪のお暇』から読み解く恋こんにちは!占い師のルーシー・グリーンです!わたしたちを笑わせたり、泣かせたり、時にはげしく心を揺さぶる、名作マンガを星占いの視点で読み解いていこう!と思います。今回お伝えするのは、コナリミサトさん作「凪のお暇」。2019年に黒木華さん・高橋一生さん・中村倫也さんでドラマ化もされていましたね。「空気を読む」ことをがんばるうちに、恋も仕事もいっぱいいっぱいになってドロップアウトした主人公・凪の「お暇」時間と心の成長が描かれています。…ひとごとと思えなくないですか?空気を読んでがんばっているのに、疲れてしまう。え?あなたもそう?凪は、多くの現代女性の心の中にいる女の子かもしれませんね。-------------------------------作品紹介『凪のお暇』(秋田書店)作者:コナリミサト常に空気を読むのに必死なOL、大島凪。営業部のエース、我聞慎二と隠れて交際していたが、ある時、偶然にも慎二と同僚たちの会話を聞いてしまい、今まで溜め込みすぎたストレスが爆発! 慎二との関係も、仕事も、住まいもすべて捨てて新しい生活を始めることに……登場人物大島凪:社内でも恋人の前でも空気を読んでばかりで思うように振る舞えない28歳OL。我聞慎二:空気を読むのか得意で、仕事ができる会社中の人気者。------------------------------◎4エレメントで凪は「風」星占いでは12星座を4つに分ける考え方があります。「火」「風」「地」「水」のグループに分けられ、それぞれ大切にしていることが違います。火の星座:牡羊座・獅子座・射手座直感や情熱を大切にする星座グループ風の星座:双子座・天秤座・水瓶座思考や協調性を大切にする星座グループ地の星座:牡牛座・乙女座・山羊座現実や実感を大切にする星座グループ水の星座:蟹座・蠍座・魚座感情や共感を大切にする星座グループ今日はこの4グループの中の「風の星座」に注目して、お話ししてみましょう。風の星座グループが大切にするのは「思考や協調性」。たとえば物事をよく考えたり、情報発信したりですね。人間関係でいえば、相手の考えを尊重したり、気遣ったり、かといって相手に踏み込みすぎずほどよい距離感で接したり。協調性を大切にする星座グループだけあって、さりげないコミュニケーションがとても素敵です。この漫画の主人公・凪も、和を乱さず、周囲を気遣い、空気をうまく読んできた…はずなのに、恋も仕事も友情もうまくいきません。これは、「風の星座の落とし穴」と言えるかもしれません。ここでは、生まれたときの星座(太陽星座)ではなく、凪に見られる“風っぽい”気質を参考に、風の星座のお話をしていきたいと思います。◎「風の星座の落とし穴」風の星座の落とし穴。それは「相手に引っ張られて、自分を見失うこと」です。あなたもこんな経験はありませんか。相手に嫌われたくないあまり、思ってもないお世辞を言ってしまうこと。ほかにも、好きでもないものを相手に合わせて好きと言ったり、したくないことを笑顔で引き受けたり…。こういう経験は誰にでもあります。時々ならいいと思うのです。だけど、それがいつもいつもではやっぱり疲れてしまいます。凪も体調を崩してしまいました。相手を大切にしているはずなのに、どうしてうまくいかないのか。それは相手との間に「自分」がいないからなのです。相手の期待にばかり応えている時とは「自分」ではなく「相手の求める誰か」を演じている時です。自分じゃない人を演じ続けるのは骨の折れることですね。そして、期待に応えてもらっているはずの相手にとってもどこか楽しくないものなのです。「YES」の言葉も心に響かずさびしく漂います。これが「風の星座の落とし穴」です。◎風の前には「地」がある12星座には順番にも意味があります。今お話ししている風の星座の「双子座・天秤座・水瓶座」の前には、それぞれ「牡牛座・乙女座・山羊座」と地の星座グループが並びます。地の星座は「現実や実感」を大切にするグループです。生活や任された仕事のこと、自分がどう感じたのか、などを基本にする星座です。風の星座の「空気を読む」は、そんな地の星座をまっとうした後に来るものなのです。凪は仕事からも恋人からもドロップアウトして、「お暇」を始めます。都内のマンションから六畳一間の小さなアパートへ引越し、そこでラフな服装や髪型で過ごしたり、ゴーヤを育てたり、ささやかだけど自分自身が心地よいと思える生活を立て直そうとするのです。個性的なアパートの住人たちとの出会いを通して、感化され、「相手に合わせた好きなこと」を手放し「自分の好きなこと」を取り戻していきます。そして隣人たちも凪との出会いを通して、それぞれ変化していくことに。◎人間関係の方程式「恋の方程式」という言い回しがありますね。好きな人と自分の関係のもどかしさを「x=y」という計算式になぞらえたものです。当初、凪の「方程式」には、相手はいても自分がいませんでした。相手の期待に応える自分、相手に嫌われない自分を演じて、本来の自分から遠く離れてしまっていました。もしあなたも、相手のことを思って行動しているはずが疲ればかりが溜まっているようなら「お暇」が必要かもしれませんね。そしてそのお暇ではぜひ、地の星座を思い出してください。ささやかだけど、心地いいもの。誰と比べるわけでもない、自分が好きだと感じるもの。そういうものがあなたに「自分」を思い出させてくれます。あなたにはあなたの良さがあります。可愛さ、やさしさ、おもしろさ、不思議さがあります。あなたが「うれしい!」と心から感じた時の笑顔はとても素敵です。相手に合わせてばかりで、それらを隠してしまっていませんでしたか。自分の目からは自分の良さは見えにくいものですが、あなたといると楽しいと感じる人たちがいるのです。人間関係の方程式。それを解くためには相手ばかりでなく、「自分自身」も忘れずに。※次回もお楽しみに(第2、4火曜更新)**************************プロフィールルーシー・グリーン星占いのもとになっている西洋占星術の面白さとタロットカードの不思議さに魅入られ占い師となる。占いを通して、自分自身を肯定し、豊かな人生を創りだす幸せを伝えることに意欲を燃やす。今日もまた迷える子羊をグリルにしちゃうくらいホットに絶賛導き中!!
2020年08月25日玉木宏と高橋一生が親の仇に復讐を誓った双子を演じる「竜の道二つの顔の復讐者」。その第3話が8月11日オンエア。少年時代のような笑顔をみせる兄弟の“肩もみシーン”と、高橋さん演じる竜二の“大逆転劇”に多くの視聴者が反応を見せている。本作は、養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓う双子の兄弟を描いた、白川道による未完同名原作を、オリジナル展開で結末までドラマ化するもので、復讐のために裏社会の力を借り、顔も名前も変えコンサルタント社長として生きる主人公・矢端竜一を玉木さんが、竜一の双子の弟で運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を高橋さんがそれぞれ演じる。2人とは血のつながりはない妹で小学校教師の吉江美佐に松本穂香。竜一と竜二が復讐を誓う運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平に遠藤憲一。竜一とも源平ともつながる巨大ヤクザ組織会長・曽根村始に西郷輝彦。また源平の息子の晃には細田善彦。娘のまゆみに松本まりか。竜一がブラジルで知り合い日本に連れてきたITのプロ、遠山凛子に奈緒。竜一に心酔する砂川に今野浩喜。国交省の三栗谷仁志に尾上寛之といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。計画通りキリシマ急便の経営コンサルタントの座につく竜一、一方、竜二は源平が有力政治家を父に持つ同じ国交省の三栗谷を娘婿に迎え入れようとしていることを知り、まゆみへアプローチする。そして美佐は生徒たちのSNSトラブルに関して相談しようと、和田猛と名を変えた竜一のもとを訪ねる。そんななか、竜二が任された重要な案件でトラブルが発生、実は三栗谷が竜二を陥れようとしていた…というのが今回のストーリー。いつもの密会部屋で情報交換する竜一と竜二、三栗谷より先にまゆみを落とすと言いながら疲れた表情を見せる竜二の肩を揉む竜一。少年時代のような笑顔をみせる2人の姿に「兄弟で笑い合いながら肩もみいいな~」「あの肩もみは、いけないものを見てるような」「二人のわちゃわちゃシーン、これが最初で最後なのかしら」などの声が続出。また三栗谷に大臣への重要なプレゼン資料を白紙にすり替えられ、窮地に陥るかに見えた竜二だが、一瞬固まったものの資料を見ず説明を完璧にこなし、さらに三栗谷が資料をすり替えた現場も録画する…竜二の大逆転ぶりにSNSでは「ピンチを鮮やかにかわす竜二カッコイイ」「高橋一生ありえんイケメン展開」といった反応も多数寄せられている。(笠緒)
2020年08月12日松本まりかが、現在放送中の玉木宏主演ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」の第3話から本格参加。この度、“悪女”役で出演する松本さんのコメントが到着した。養父母を死に追いやった人物への復讐を誓った双子の兄弟を描いた本作は、復讐のために心を捨て、顔も名前も変えて裏社会に身を投じる兄・竜一を玉木さんが、弟・竜二を高橋一生が演じている。松本さんが演じるのは、双子の復讐相手・霧島源平(遠藤憲一)の娘まゆみ。源平が息子の晃(細田善彦)の代わりに、政略結婚によってまゆみの婿養子を新たに後継者に据えようとしている動きを知った竜二は、まゆみに対して積極的にアプローチをかけていく。婿養子の候補は、同じ国交省の役人で有力政治家を父に持つ三栗谷仁志(尾上寛之)。まゆみを巡る竜二と三栗谷の争いの行方は、思わぬ展開に…。クランクイン前は、まゆみの悪女っぷりを「言葉も態度も超ド級」と表現していた松本さんは、「このまゆみという女性を完遂したい。こんなにも大きな宝と興奮をもたらしてくれたこの悪女の本性に、皆さまの心がザワッとしてくだされば本望です」と抱負を語っていた。「まゆみという役をやりたくてやりたくて、もっと知りたくて知りたくて、心の中が『ウワー!』ってなってきたところでの中断でしたので、その喪失感たるや、絶望感たるや…。もしかしたらもうやれないんじゃないかという不安もあって、本当にショックでした」と撮影中断時の心境を明かす。また「自粛期間中も、ずっと『竜の道』のことは私の隣にありましたが、一切台本を開かず、一切何も入れない時期を作ったんです。そんな“熟成期間”をおいて再び台本を読むと、まゆみという人間が全然違って見えたのは、すごく良かったと思っています」とコメント。6月に撮影が再開され、7月下旬にクランクアップを迎えたそうで、クランクアップ直後には「彼女は私を最後まで悩ませましたね…。それほど掘っても掘っても答えが見つからない、表面じゃわからない中の部分がなかなかつかめない役でした」とふり返り、「たぶん、私はゴールテープを切っていないと思います。たぶん、この人のことを引きずると思いますし、いつかどこかで『そうだったのか』と理解する気がするというか、それほど私に問いを与えてくれました」と自身に大きな影響を与えたようだ。「竜の道 二つの顔の復讐者」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2020年08月11日先日、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門へ選出されることも発表された蒼井優主演映画『スパイの妻』より、メインビジュアルと新たな予告編が公開された。到着した予告編では、国家機密を知った優作(高橋一生)と、夫を信じる妻・聡子だったが、やがて自らもその機密を追うことに。そして、泰治(東出昌大)が2人の動向に疑いの目を向けはじめる。そしてついにスパイ疑惑で連行されてしまう優作。通報者を聞く優作に、泰治の回答は「あなたもよくご存じの方だ」とだけ…。また役者陣の手に汗握る演技に加え、「満州から連れ帰った女」「油紙に包まれたノート」「金庫にフィルム」怪しげに画面に浮かび上がる文字も気になる。さらに、本作で初めて映画音楽を手掛ける長岡亮介の壮大な旋律が、物語をより一層盛り上げていく。またメインビジュアルは、意味深な表情でこちらを見つめる聡子と、彼女とは違う方向を見つめる優作の謎めいた横顔、そして、こちらを睨みつける泰治の3人が写し出されているミステリアスな1枚が完成した。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年08月07日男性が「一生離れたくない」と思えるような女性には、いくつかの共通点があります。彼氏が離れたがらない、男性を幸せにできる女性の特徴を紹介します!彼氏の仕事を優先させる男性が幸せを感じやすく、また満たされやすいときは「仕事がうまくいっているとき」です。男性は仕事社会の中で生きるべきだと思う人がまだまだ多く、自分の価値はどれだけ仕事ができているか(お金が稼げているか)を重視してしまいます。どれだけ素敵な女性と付き合っていたとしても、仕事がうまくいっていない男性は自分に自信を無くしがちで、彼女にも卑屈な思いを抱いている場合も少なくありません。そのため、自分の仕事を応援してくれるような女性を男性は彼女にしたがる傾向が高く、実際彼女にしたときに幸せを強く感じます。彼女と付き合い始めてから仕事がうまくいっている…と男性が気づいたら、その彼女から離れたくない気持ちは増すでしょう。彼氏を幸せにできる女性は、男性が仕事に集中したい時期は自分から会う機会を減らします。そして、仕事が厳しい時期は励ましたり褒めるなどして自己肯定感を感じられるように配慮します。彼氏の仕事を優先できる女性と付き合っていると、男性は仕事が順調に進みやすいため、男性は幸せを感じることが多くなるのです。やっぱり料理上手男性に限りませんが、多くの人が幸せを感じられるのは「おいしいものを食べているとき」です。人間の三大欲でもある食欲を満たすことは、人が幸せを感じる上でかなり重要になってきます。特に男性は、お金を多少かけてでも美味しいものが食べたいと、年代が高くなるにつれてこだわりが強くなっていきます。20代〜30代はじめまでは質より量の食事だったのが、だんだんと質重視に変化していくのです。そこで重要になってくるのが、質が一番高いとされている手料理のうまさ。外食はお金を払えさえすれば幸せを感じることはできますが、彼女の手料理にはそこに愛情も感じるため、より男性は満足をしやすくなります。そのため、料理上手な彼女とは将来を考えてしまうことが多くなってくるんですね。病気のとき看病してくれる多くの人は病気になると、気持ちが弱くなります。それは男性も皆同じ。特に一人暮らしの男性は意外と心細くてたまらなくなっていることが多いんですよ。女性はいつでもなるべく美しい自分を見せていたいため、弱っている姿を見せるのは恥ずかしいと思ってしまいますが、男性は弱っているときだからこそ側にいてほしい気持ちが強くなります。また相手がどれだけ自分の面倒を見てくれるかで愛情を判断します。そのため、献身的に看病してくれた女性は男性にとってかけがえのない存在に。自分の面倒を見てくれる相手を手放したくないと思うのは当然の心理ですよね。まさに彼女の存在が安心感を生む瞬間!結婚を決意するタイミングが多いといわれているのも、看病してくれた=愛情を感じたのが大きな理由でしょう。
2020年07月31日玉木宏と高橋一生が初共演にして双子役を演じる「竜の道 二つの顔の復讐者」が7月28日から放送開始。初回放送を見た視聴者から多くの反応が寄せられている。作家・白川道による未完の同名原作をベースに、オリジナル展開で結末までをドラマ化する本作。養父母を自殺に追いやった運送会社社長に復讐を誓った双子の兄弟を描くストーリーで、復讐のために顔も名前も変え、ゴシップ系出版社の編集者をしながら裏社会とつながりを深めていく主人公・竜一を玉木さんが、竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を高橋さんがそれぞれ演じる。竜一と竜二にとっては血の繋がりのない妹で、竜一が亡くなったものと思い込んでいる吉江美佐に松本穂香。竜一と竜二が復讐を誓う、2人の育ての親・吉江夫妻を自殺に追い込んだ運送会社・キリシマ急便の社長・霧島源平に遠藤憲一。また裏社会で圧倒的な力を持つ巨大ヤクザ組織の会長・曽根村始に西郷輝彦。政略結婚で夫婦となった源平の妻・霧島芙有子に斉藤由貴。源平と芙有子の長男・霧島晃に細田善彦。源平の娘・まゆみに松本まりか。竜一の仕事をサポートする遠山凛子に奈緒といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は竜二に銃を突きつける竜一という衝撃的なシーンからスタート。そこから2人の現在の姿と関係性が、その生い立ちとともに描かれていく。源平に会社を奪われ両親が自殺。源平への復讐を誓った竜一が火事で自らが死んだと見せかけ整形し別人となり、ついにキリシマ急便で従業員が過労で亡くなった情報を掴む…というストーリーが展開。放送開始直後からSNSには「イケボすぎる…。二人とも好きな声」「玉木さんも一生くんも声が素敵過ぎ」など、玉木さんと高橋さんの美声に注目する投稿が続々と寄せられる。さらに竜一と竜二が復讐を誓う源平を演じる遠藤さんに「遠藤憲一さんの悪役を久しぶりで見た やっぱりいいな」「優しい役多かったから、ゴリゴリの悪役が見られてちょっと嬉しい」など、遠藤さんの原点ともいえる“悪役”ぶりに喜びの声が上がる。また源平の娘役で出演した松本さんにも「まりかさんもいい声 いい声フェス」といった反応が上がっている。(笠緒)
2020年07月28日蒼井優主演映画『スパイの妻』が、第77回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが決定。蒼井さんと共演の高橋一生、そして黒沢清監督からコメントが到着した。9月2日(現地時間)よりイタリアで開催される、世界三大映画祭のひとつ「ヴェネチア国際映画祭」。今回、本作が出品される映画祭のメインであるコンペティション部門には、毎年各国の実績ある監督たちが名を連ねている。近年では、『ジョーカー』『ROMA/ローマ』『女王陛下のお気に入り』『シェイプ・オブ・ウォーター』などが主要賞を獲得している。また、これまでも数々の国際映画祭で受賞を重ねてきた黒沢監督は、役所広司ら出演『叫』や、蒼井さんも出演した「贖罪」に続き、3度目の出品。コンペティション部門に選ばれるのは、本作が初。黒沢監督は「嬉しい、と同時にたいへん緊張しています。1940年代の日本を生きた夫婦の姿が海外の人の目にどう映るのか、今は予想もつきません」と現在の心境を語っている。主演の蒼井さんは、塚本晋也監督作『斬、』以来、2年ぶりのコンペ出品。「今回は残念ながら現地に伺うことが叶いませんが、会場の皆様にお会いできなくても、想いは通じると信じています。誰かの明日へつながる1本になればと心から祈っております」とコメント。そして出演作が世界三大映画祭に出品されるのは今回が初となる、蒼井さんと夫婦役を演じた高橋さんは、「この時代にこの作品で、このキャストスタッフの下、黒沢組に参加出来た事が夢のようですが、その上にまた、ヴェネチア国際映画祭に参加するという嬉しい知らせを頂きました。より多くの方々に観ていただければと思います」と語った。なお、コンペティション部門の映画祭公式の対象賞は、最高賞の金獅子賞、監督賞にあたる銀獅子賞、審査員大賞、男優賞、女優賞、マルチェロ・マストロヤンニ賞、脚本賞など。現地時間9月2日から12日まで行われ、受賞結果は映画祭最終日に発表予定となっている。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年07月28日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、蒼井優の結婚後の初主演映画としても話題になった『ロマンスドール』をご紹介。「妻がその命を終えた」。そんな衝撃的なモノローグで始まる『ロマンスドール』は、夫婦なら誰しも経験したであろう気持ちや体のすれ違いを描いた映画で、早くもDVDになりました。■『ロマンスドール』Blu-ray&DVD発売・レンタル中。セル価格/Blu-ray4,800円、DVD3,900円(ともに税別)。発売・販売元/ハピネット物語は10年前の2人の出会いへとさかのぼります。美大卒業後、大人の慰安人形「ラブドール」の制作会社に就職した哲雄(高橋一生)は、理想のラブドールを作るため、「乳がん患者用の人工乳房制作会社」と、うそをついてモデルを募集。応募してきた園子(蒼井優)にひと目ぼれし、帰り際に交際を申し込みます。すぐに付き合い始めた2人は、やがて結婚。しかし哲雄は仕事のことでうそをついたまま、やがて園子も、ある秘密を持つのでした。職人気質の哲雄はドールの素材開発に夢中で、毎晩夕食を作って待つ園子への愛情や感謝も忘れがち。忙しすぎて、大事なものを見失ってしまいます。どこの夫婦もこんなふうに、仕事が第一になりがちですよね。記者も20~40代、多忙だった夫とほとんど夕食を共にできない毎日でした。哲雄はある秘密を打ち明けられて初めて危機を自覚し、園子をモデルにした究極のドール作りを始めます。そんな決意とともに迎えるベッドシーンの、ぎこちなく初々しいこと。家にいる夫が高橋一生でないのはしょうがないとして(笑)、初々しいころを思い出すためにも、夫婦で見ることをおススメします。(文:西元まり)「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載
2020年07月27日蒼井優主演、黒沢清監督とタッグを組んだNHKドラマを、新たに劇場版として構築した映画『スパイの妻』より、劇中場面写真が到着した。蒼井さんが、高橋一生と『ロマンスドール』に続いて夫婦役を演じた本作。6月にNHK BS8Kにて放送されたドラマを、スクリーンサイズや色調を新たに劇場版として構築した。今回到着した場面写真には、蒼井さん演じる聡子が、夫・優作(高橋さん)に背を向け、内に秘めた思いを発しようとするシーンや、床に崩れ落ちながらもお互い見つめ合う場面など、夫婦の印象的なシーンが切り取られている。また、太平洋戦争開戦間近の日本を舞台にした本作。軍服に身を包んだ神戸憲兵分隊長・津森泰治(東出昌大)の姿も。さらに、聡子が疲れ切った優作の甥・竹下文雄(坂東龍汰)からあるノートを受け取り、困惑の表情をみせる場面、複数の拳銃を向けられる場面など、ミステリアスな雰囲気の場面写真も到着した。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年07月22日長澤まさみ、高橋一生、片桐仁、塚地武雅らが出演し、倉持裕が作・演出を手掛けたM&Oplaysプロデュースの2013年の舞台「ライクドロシー」が、CS放送局「衛星劇場」にてテレビ初放送されることが決定した。本作は、「オズの魔法使い」のドロシーのように、3人の従者を従えて天敵に挑むヒロインの活躍をシュールに、ユーモラスに描く、倉持ワールド全開のポップで楽しいファンタジック・コメディー。2013年11月8日~24日、下北沢・本多劇場にて上演され、テレビでの放送は今回が初めてとなる。あらすじとある島に流着いたアクロ、バイス、リオの3人の脱獄囚。たまたま遭遇した、車の事故で息絶えた3人の芸術家の服に着替えた3人は、マッツと名乗る女に連れられ、詩人、彫刻家、音楽家として、島の権力者ザポット夫人の館へやって来る。囚人であることを悟られないように必死に芸術家のふりをする3人。そんな彼らにマッツは正体に気づいていることを伝え、それを黙っている代わり、ある計画への協力を求める。脱獄囚たちはこの島を脱出するため、しぶしぶマッツの計画に乗ることにするが、島内に渦巻く様々な思惑に翻弄されて、事態は思いもよらぬ方向へ進展していく――。M&Oplaysプロデュース「ライクドロシー」は8月8日(土)21時~、8月16日(日)17時30分~CS衛星劇場にてテレビ初放送。なお、「衛星劇場」では毎週第3日曜日は「どっぷりステージDAY」、8月16日(日)は舞台作品6本を一気に放送する。(text:cinemacafe.net)
2020年07月15日初回2時間スペシャルでスタートする玉木宏主演ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」。この度、撮影再開した心境などを語る玉木さんのコメントや、新予告映像が公開された。本作は、養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンス作品。玉木さんが、復讐のために裏社会に身を投じた主人公・竜一を、双子の弟で運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を高橋一生が演じる。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、撮影は4月上旬から約2か月に渡る休止を経て、6月から再開、初回放送も当初の4月から延期され、7月28日(火)よりついにスタートする。2時間スペシャルでの放送となる初回について玉木さんは「当初予定していた第1話と第2話がドッキングし、さらにアレンジを加えた形」と明かし、「竜一が過ごしてきた時間を心情と共に見せられるので、ただの足し算ではない魅力が増えたと思います。より豪華な内容でお届けできることになり、良かったと思います」と結果、良いものになったと話す。また「ドラマ自体がどうなるのかわからなかったので、こうして撮影再開できたことを本当にうれしく思いながら演じています」と撮影再開を喜んだ玉木さん。「連ドラ中に2カ月空くのは不思議な時間でしたが、現場に入ってみれば自然と体は反応するものだと思いました。今回は休止期間に全話の台本が出来上がってきて、全てそろって撮影することはなかなかないので、僕たちで面白い台本に肉付けをしながらゴールに向かえればいいなと思います。まずは、無事に撮り終えることが目標です」と思いを語る。そして、本番以外でのフェイスガードの着用や一定時間ごとの消毒の徹底など、これまでとは異なる新しいスタイルでの撮影が続くことについて「ある程度は窮屈ですが、これが今の普通なのだと思います」と理解を示し、放送を待つ視聴者のためにも「最後まで健康に注意しながら責任をもって届けたいです」と意気込んでみせた。さらに、再開後に撮影された本編映像も使用している新たな映像も到着。「SEKAI NO OWARI」の主題歌「umbrella」と共に、竜一と竜二をはじめ、個性豊かな登場人物たちが映し出されていく。「竜の道 二つの顔の復讐者」は7月28日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。※初回2時間スペシャル(cinemacafe.net)
2020年06月26日