愛され女性を目指して!「世間知らず」脱却ポイント幅広い交友関係を円満にするためには、常識的な判断力が必要とされます。しかし、意外と疎かになりがちなのが、この「世間知らず」を避けること。今回は、周囲から引かれてしまう「世間知らず」の態度について触れてみましょう。経済観念が不明瞭例えば日常での会話で「白菜っていくらぐらいするの?」と言われると、周囲は引いてしまうかもしれません。日々の生活費や食材の相場を知らない人は、少し現実離れして見えることも。今後知識を身につけようという意欲があればよいのですが「何も知らない自分、かわいいでしょ?」というスタンスは避けるべきでしょう。金銭管理能力は大人として重要な技能のひとつです。控えめさが足りない言いたいことをそのまま口にするのは自由ですが、反撃することを生きがいとする姿勢は警戒される原因に。特に、SNS上での軽はずみな発言は周囲の反感を買いやすいので注意が必要です。配慮や適度な自制心を持ち合わせていることは、成熟した大人の証でしょう。周囲への配慮が欠けている自分の誘いを仕事が理由で断られた際に「じゃあ仕事サボれば?」などと提案するのはNG。社会人としての責任を理解していないように映り、価値観のズレを感じさせます。「他の日はどう?」と柔軟に提案する姿勢が、相手に好印象を与えるはずです。もう遅くはない、成長のきっかけにどこか子どもっぽい態度や、ずっと他人に頼り切りの姿は「世間知らず」と映りやすいです。家事を手伝う、職場で責任を果たすといった小さな一歩から始めれば、よりよい関係へと繋がりますよ。(Grapps編集部)
2024年04月01日今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介します!是非参考にしてみて下さいね♪オフィスでの作業中に感じる寒さ、特に足元の冷えは集中力を妨げることがあります。それによって仕事の効率も下がってしまうこともあるでしょう。そこで、デスクヒーターや電気あんかといったアイテムを活用して、オフィスでの足元対策を行うことをおすすめします。今回は、それについて詳しく解説します。オフィスが寒い!効果的な足元対策とは?オフィスの暖房は上に温かい空気がたまり、下に冷たい空気がたまる特性があります。そのため、足元が寒く感じることがあります。特に冷え性の方にとっては、冬のオフィスはつらいものでしょう。そこで、以下の3つの方法を試してみてください。1. デスクヒーターデスクヒーターは足元を効率的に温めてくれます。コンセントから電源を取れるので、オフィスでの寒いと感じた時にすぐに使用できます。デスクの下に設置する小型の暖房器具です。パネル型やマット型、スタンド型などの種類があります。デスクの形やサイズに合わせて選ぶとよいでしょう。2. 電気あんか電源が使える場合は、電気あんかもおすすめです。USBポートを利用して電源を取るタイプもあります。平型や山形タイプなどさまざまな形状がありますので、自分に合ったタイプを選びましょう。3. 段ボールこたつ電源が使えない場合は、段ボールを活用してみてください。小さめの段ボールをデスクの下に置き、足を入れることで床からの冷気を遮断できます。湯たんぽやブランケットを組み合わせると、さらに足元を温かく保つことができます。結論オフィスでの足元対策は、デスクヒーターや電気あんかなどのアイテムを活用することが有効です。自分のオフィスに合った暖房器具を選ぶことが重要です。電源を節約したい場合は、段ボールを使った対策も一考です。快適なオフィス環境を作り、効率的に業務を進めましょう。明日の私をちょっと楽に♪今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪(lamire編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月04日皆さんは、パートナーに呆れた経験はありますか?今回は「世間知らずな夫」にまつわる物語とその感想を紹介します。(CoordiSnap編集部)まともに働かない夫フリーターの夫と暮らす会社員の主人公。夫は家にほとんどお金を入れず、ギャンブルをしてばかりです。そのうえフルタイムで働く主人公に家事は任せっきりで、夫とはケンカが絶えません。そんなある日、夫がケンカをした勢いで「離婚だ!」と言い出したのです。フリーターの夫が1人で暮らせるはずもなく「生活どうするの?」と聞くと…。衝撃的な発言出典:Youtube「LINEドラマ」出典:Youtube「LINEドラマ」夫は「俺は月に10万も稼いでいる」と自慢げに言いました。なんと夫は、バイト代の10万円だけで生活ができると考えていたのです。実際には生活費のほとんどを主人公が負担していましたが…。世間知らずな夫に呆れた主人公は、夫の相手をせずに受け流すことにしたのでした。読者の感想夫のあまりに世間知らずな発言に衝撃を受けました。こんな身勝手な夫と暮らす主人公に同情してしまいます…。(40代/女性)主人公が生活費のほとんどを負担してくれていることを知らずに、自分のアルバイト代だけで生きていけると思っている夫に呆れてしまいますね。夫の「離婚だ!」という言葉に冷静に対応する主人公がかっこいいなと思いました。(30代/女性)
2024年01月31日冬になると気になる「手足の冷え」。私は年々身体の冷えがひどくなっていて、机に座ってパソコンで作業をしていると足の指先が凍ってるんじゃないかと思うほど冷たくなってしまいます。「これはなんとかせねば!」と意を決して飛び立った先は、沖縄最高峰のラグジュアリーリゾート「星のや沖縄」。2月29日まで開催中の「気巡りスパイス滞在」で身体の巡りを良くするおこもり美容旅を体験してきたので、詳しくレポートします。■心もリフレッシュできる楽園。「星のや沖縄」星のや沖縄の「気巡りスパイス滞在」は冬でも15度を下回ることがほとんど無く、屋外での運動にも適した沖縄で、良質な「食事」と「運動」、そして東洋医学の考えを取り入れた「スパ」を通して、寒い冬を乗り越える身体づくりを目指す2泊3日のプログラム。全室オーシャンフロントのラグジュアリーな空間も素晴らしく、肩の力を抜いてリラックスしながら滞在を楽しめます。アクセスは那覇空港より車で約60分。予約制の空港リムジンバスを利用して訪れることも可能です。到着すると、案内されるのは深海をイメージしたレセプション。ここから先は宿泊者しか入れない未知の領域で、「いよいよ中へ……!」と期待を膨らませながら進んでいきます。レセプションで日常から非日常へと心を切り替え、カートで客室近くに送迎してもらいました。「中に入れた!」と思いきや、目の前に現れたのは高さ約4.5mの壁。星のや沖縄を象徴する「グスクウォール」です。グスクとは琉球時代の城で、そのグスクから着想を得た壁が約1kmにわたって連なっています。ランダムに見える穴は実は伝統的な織物「読谷山花織」の模様。縁起の良い「ジンバナ(裕福さ)」「オージバナ(子孫繁栄)」、「カジマヤー(長寿)」の3つの模様が縦に並んでいます。ドキドキしながらグスクウォールの中に足を踏み入れると、そこは地上の楽園……! 南国らしい花々が咲き乱れ、鳥のさえずりが聴こえてきました。温暖な気候のため一年中花が咲き、広々とした敷地を歩いているだけで癒やされました。客室は4タイプあり、今回は「フゥシ」に宿泊。海を目の前に望む「土間ダイニング」を中心に、掘りごたつ式のリビングとベッドルームが両端にレイアウトされています。定員4人、約93~94平米のフゥシはとっても広々! 全室スイートルームも星のや沖縄の特徴です。驚くほど美しかったのが「ベッドルーム」。壁紙が一面、琉球紅型で彩られていました……! 客室のタイプごとにデザインが変わり、フゥシのテーマは「ブーゲンビリア」。よく見ると星のや沖縄近くにある「やちむんの里」の登り窯や、琉球ガラスを製作している風景が描かれていました。デザインは那覇市出身の紅型作家・宮城守男さんによるもので、原画がパブリックスペースの「集いの館」に展示されています。掘りごたつ式のリビングはブーゲンビリアの壁紙に合わせた紫色。やちむんの湯呑みを片手にゆったりと腰を落ち着け、海を眺めることができるスペースです。■宿泊者無料。ふわふわの泡を頬張る「ぶくぶく茶」を体験続いて向かったのは伝統的な沖縄の赤瓦が印象的な「道場」。時間ごとにさまざまな沖縄の文化を体験できる施設で、15:00〜16:30には「海辺のひととき」として、「ぶくぶく茶」を宿泊者全員が無料で飲むことができます。ぶくぶく茶とは、沖縄の港町で航海をする旅人の幸せを願って振る舞われた古来の風習です。ぶくぶく茶の点て方は、まず煎った米を硬水で煮詰めた「煎り米茶」と「さんぴん茶」を1:2の割合で器に入れます。そして大きな茶筅で豪快に泡立て、最後にピーナッツをトッピングすれば完成! ふわふわの泡は煎ったお米の香ばしい香りが心地よく、頬張るように飲むのが正解です。お茶菓子としてちんすこうも添えられ、ほっとひと息つくことができました。■沖縄のスパイスやハーブでオリジナルオイル&シロップを作るぶくぶく茶を満喫したら、道場内のキッチンスタジオ「ゆがふキッチン」で「気巡りスパイス滞在」の初日に行うワークショップに参加。沖縄に古くから伝わるスパイスやハーブの効能を学びながら「スパイスオイル」と「スパイスシロップ」を作ります。合わせるスパイス・ハーブは自由自在。冷え改善やエネルギーの代謝を助けてくれる沖縄の島胡椒「ピパーチ」、身体を内側から温めて胃腸に働きかける琉球シナモン「カラキ」、医者泣かせ草の異名を持ち、沖縄のおばぁに古くから親しまれている「コヘンルーダ」など、40種類以上から自分好みに組み合わせます。乾燥スパイスだけではなく、キッチン隣のガーデンで収穫するフレッシュなものも使用可能。自分の体調に合わせたハーブを選びながら、収穫するのは楽しいひとときです。オイル用、シロップ用のスパイス・ハーブを選んだら、それぞれ材料を合わせて熱を加えていきます。シロップは沸騰してから約15分煮詰め、オイルはスパイスの香りが立ってきたらできあがりです。完成したオイルとシロップは自宅に持って帰れるほか、滞在中にも楽しめるのがうれしいポイント。客室には炭酸水・ジンジャーエール・ビールが用意され、作ったシロップと割って飲むことができます。私はピパーチやカラキを中心に選び、ほんのりスパイシーだけど甘みのあるカラキでバランスの良いシロップになりました。お湯で割るだけでもおいしく、身体ポッカポカ!■沖縄らしい食材とともに。健やかな美を目指すディナー初日のディナーはダイニングで「琉球シチリアーナ~Bellezza~」に舌鼓。沖縄で親しまれている⾷材にシチリア料理の技法を合わせ 、健やかな美へと繋ぐことをコンセプトにした冬限定のコースです。気巡りスパイス滞在は夕食2回付きで、2日目の夕食は「スパイス香る琉球しゃぶしゃぶ」となります。「琉球シチリアーナ~Bellezza~」は「畑小さな前菜」「海クルマエビのジュレ ケールとアーサー」のように、料理のテーマを漢字一文字で表しているのが特徴。「畑小さな前菜」はカリフラワーと紅芋のフリットやナーベーラー(ヘチマ)とナスのカポナータなど4品が一皿に盛り付けられ、その美しさと一品ずつの質の高さに気分が高まりました。おすすめされたイタリア産スパークリングワインとの相性もぴったり!「潤てびちのコッパとインサラータ」は沖縄らしいてびちを、イタリアの郷土料理である豚肉のコラーゲン寄せ「コッパ・ディ・マイアーレ」の調理法で仕上げた一品。「潤」というテーマのとおり豚肉のコラーゲンを感じるリッチな味わいで、タンカン入りのパセリやアンチョビを合わせたソース「サルサ・ベルデ」とともに楽しみました。メインは「酵豚肉のロートロ、発酵コンディメント」。ロートロとはイタリア語で巻くという意味で、島野菜を薄切りにした豚肉で巻いています。豆腐よう×リコッタチーズクリーム、発酵パパイヤ、ピパーチなど8種類のコンディメントから自分の好きなように組み合わせて食べるのが面白く、味付けを変えるだけでまったく違う料理に変化しました。何より臭みのない柔らかな豚肉が絶品……!■美しい海を見ながら。身体を動かし、巡らせる2日目の朝は太陽がのぼる前に起きて、道場で「朝の鍛錬深呼吸」に参加。4拍吸い、8拍で吐くという基本の深呼吸をベースにストレッチを行い、起きたての身体を目覚めさせていきます。身体を動かしているとだんだんとあたりが明るくなり、目の前には美しい海が見えてきました……!「気巡りスパイス滞在」はスパイスで内側から整えるだけではなく、「運動」も大切なポイント。ビーチ沿いを歩く「浜ウォーク」、プールで水圧を利用して身体を動かす「浮遊浴とエクササイズ」、海を目の前にビーチでストレッチを行う「浜かじ鍛錬深呼吸」の特別プログラムが含まれており、2日目・3日目で体験できます。プールは加温式なので冬でも問題なく利用可能。海と一体化したようなインフィニティプールで身体を動かすと、心身ともにリフレッシュできます!■月桃の花束に包まれてるよう……至福のトリートメント昼食「スパイシー沖縄そば」を食べた後は、気巡りスパイス滞在のメインの一つであるスパトリートメントで癒やしのひととき。沖縄の代表的なハーブ「月桃」のオイルや月桃玉を使った、星のや沖縄スパのオリジナルトリートメント「月(90分)」を体験できます。「月桃は抗酸化作用に優れ、ポリフェノールが赤ワインの約34倍も含まれているんですよ」とセラピストさんが教えてくれました。丁寧なカウンセリングを受けた後、足浴で足を清めてトリートメント開始。足先から頭皮まで月桃オイルを使ったオイルマッサージのほか、月桃を黒米粉や長命草とともに練って蒸しあげたハーブボール「月桃玉」をふくらはぎ、背中、デコルテにあてていきます。温かい月桃玉はポンポンとあててもらうだけで心地よく、つい寝てしまいそうなほど……。そして上半身のマッサージでは月桃の香りが強く香り、まるで月桃の花束に包まれているかのようでした。幸せ……。■自分で作ったスパイスオイルで食べる新鮮サラダ3日目の朝は客室で「スパイスオイルを味わうサラダ」に舌鼓。1日目に自分で作ったスパイスオイルを使ってオリジナルドレッシングを作り、新鮮なサラダにかけていただきます。気巡りスパイス滞在は朝食が2回付き、2日目は「薬膳ボロボロジューシー」です。ドレッシングはスパイスオイルと朝食で用意されるさとうきび酢を1:1の割合で混ぜ、沖縄の塩で味を整えます。食べてみると、複雑なスパイスの香りとさとうきび酢の酸味が絶妙で、自分で作ったとは思えないほどおいしかったです! 朝食はほかにスクランブルエッグ、ソーセージ、ハム、コーンスープ、ヨーグルト、パン、月桃種茶、さとうきび茶付き。スパイスシロップをヨーグルトにかけたり、月桃種茶に混ぜたりしてもおいしく、新たなスパイスの楽しみ方を学べました。食事、運動、スパを通して身体を整え、心もリフレッシュできた2泊3日の「気巡りスパイス滞在」。帰宅後もお腹を率先して温めたり、スパイス入りのドリンクを自分で作って飲んだりすると、身体がポカポカに……! 冷えに悩んでいても対処法がわからなかったので、それを知ることができたのがうれしかったです。沖縄のラグジュアリーリゾートで美と健康を目指す滞在、自分へのご褒美におすすめですよ。・星のや沖縄「気巡りスパイス滞在」住所:沖縄県中頭郡読谷村儀間474料金:83,000円(サービス料込、宿泊料別、2週間前までに予約)含まれるもの:スパイスワークショップ、星のや沖縄スパ 「月」1回、夕食2回、朝食2回、昼食1回、 入浴セット2回、プールでのエクササイズと浮遊浴参加、浜ウォーキング体験、 浜かじ鍛錬深呼吸参加HP:(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2024年01月27日「靴下をはいていても足先が冷たくなってしまう」という人も多いのではないでしょうか。冷えて冷えて仕方がない時に、簡単に足先の冷えを予防できる方法を紹介します。アルミホイルで床の冷えをシャットアウト足先の冷えが気になる人におすすめのアイディアを紹介しているのは、しーばママ(shi_bamama)さんです。Instagram上で主婦に役立つライフハック術を多数投稿していて、足先の冷えを予防する方法もその1つ。家にあるものを使って、誰でも簡単に冷え予防できます。靴下をはいていても、つま先は冷えがち。足先が冷えていると、全身ひんやりしてしまうため、どうにか工夫したいところです。このような時に役立つのが、まさかの「アルミホイル」です。アルミホイルを適当な大きさにカットしたら…。靴下の上から、足先を包んでいきましょう。上からさらに靴下をはいて、アルミホイルを固定します。たったこれだけで手順は完了。冷たい床の上を歩いても、冷えを感じにくくなりますよ。実家や職場でも大活躍の裏技足先の冷えを感じた時、もこもこの靴下を重ねたり、スリッパをはくといった対策が可能ですが、外出時・外出先ではそうもいかないことも。しーばママさんの場合、「(義)実家はいつも床が冷たい…」と感じているそう。靴下の下にアルミホイルを巻いておくだけなら、誰にもバレずにこっそり対策できそうです。滞在中も、室温によるストレスを感じにくくなるでしょう。ちなみにこちらの裏技に対して、しーばママさんからは「動き回るとアルミホイルがボロボロになるから気を付けて」というアドバイスが。「屋外でアクティブに過ごす時」ではなく、「じっとしていて足先から全身に冷えが上がってくるような状況」で実践するのがおすすめですよ。足先の冷えが気になり、家の中でも分厚い靴下が欠かせない…という人も多いのではないでしょうか。冷えを予防するためには、ぜひアルミホイルを活用してみてください。しーばママさんが紹介する方法は、災害時にも有効です。足先の冷えを予防できれば、全身の体温低下を防げるでしょう。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る しーばママ|ライフハックに沼った主婦(@shi_bamama)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年01月17日この冬は寒暖差に加え、12月末は急激に気温が下がって体調を崩す人も増えた。特に冷えに悩む人には辛い日が続いている。冷えは、体のあらゆる不調を引き起こすので、この時期、特に注意が必要だと語るのは、日本手技療法士など多数の資格を持ち、『不調を解消する すごい足温め』(あさ出版)の著者でもある吉田佳代さん。「足裏を温めると健康に長生きできます。そして、体の不調の原因は、足の裏で分かるのです。例えば、内臓に不調がある場合、生臭いニオイや焦げたニオイがすることがあります」まずは“足の裏チェック”で体の不調の原因を探ってみよう。【1】足の裏が黄色い不調の原因:肉体疲労、肝臓や胆のうが弱っている。睡眠不足や過労などで体が疲れている。【2】足の裏が焦げたようなニオイがする不調の原因:欲求不満でイライラしたり、怒りなどを溜め込んでいてストレスがある。【3】親指の下のふくらみに角質がある不調の原因:甲状腺や副甲状腺機能のバランスが崩れている。【4】足裏の中央にシワがある不調の原因:腎臓系が弱っている。「冷えの原因は、ホルモンバランスの乱れや筋肉量の減少など、さまざまありますが、まず自分の不調の原因を足の状態から判断し、これを改善することによって、体質改善にもつなげようという考え方です」「足から生臭いニオイを感じた方は、肺が弱っていることが考えられます。東洋医学では、皮膚と肺は関係していると言われているので、皮膚を摩擦することによって肺が強くなります。乾布摩擦をすると、全身に温かい血液がまわってくるのは、そのためです」■内側からポカポカ!カンタン足温め法・タオルで「足裏こすり」椅子に座り、タオルで足の裏を左右にこする。1日2~3分でOK。「冷えに慣れすぎると、体の温度調整機能がうまくできません。そのような状態が続くと、体が冷えていることに気づかず、どんどん悪化することに。そこで、効率よく全身を温められる足裏のケアをすれば、溜まった老廃物を排出しやすくなります。『足裏こすり』のような手軽にできる温め方法を取り入れて習慣にすることが大切。また、更年期は冷えやのぼせの症状があるので、頭寒足熱を意識しましょう」ゆっくりテレビを見ている時などに、ぴったりな「足裏こすり」。筋トレやストレッチ、マッサージをするのは面倒だが、これなら誰でも簡単にできそうだ。■全体重がかかる足首がズレていると老廃物が溜まりやすい『足裏こすり」に加えて、もう1つおすすめしたいのが、『足首こすり』。足裏を温めても、足首が歪んでいると効果が出にくいそうだ。「セミナーなどで、みなさんに膝立ちをしてもらうと、姿勢がぐっと良くなるんです。なぜなら、膝立ちは体のバランスを取りやすく、骨盤の位置が正しい位置に戻るからです。でも、普通に立つと、また姿勢が崩れてしまう人がほとんど。それは、膝から下に問題があるということなのです。特に体の土台となる足首が歪んでいると老廃物が溜まりやすくなり、たとえ骨盤の歪みを整えても、全体重がかかっている足首がズレていたら血流は良くなりません。そこで早速今日からやっていただきたいのが、『足首こすり』。足首の前側の部分を両手の親指で左右にさするだけ。触るとゴリゴリするなら骨がズレている証拠。正しい位置に戻るとゴリゴリしなくなります」「毎日続けると、ゴリゴリが減って歪みが整います。そうすると、ふくらはぎや太ももなどの血流も良くなり、代謝が上がって足のむくみの改善にもつながります。最初は、ゴリゴリ感がひどいと思いますが、お風呂上りにおこなっていると、だんだんゴリゴリ感が減ってきますので、ぜひ続けてください」「ふくらはぎ=第二の心臓、足裏=第二の脳、趾(あしゆび)=全身の土台」といわれるように、「足」が正常に作用することで人は健康的な体を維持できる。「足を温める」ことは、その第一歩だ。単なる「冷え」だと流さずに、今年の冬は足裏を温めて、不調知らずで過ごしたいものだ。【教えてくれたのは……】吉田佳代(よしだかよ)さん。日本手技療法士や体幹ストレッチインストラクターなど多数の資格を持つ。著書に『不調を解消する すごい足温め』(あさ出版/監修:医学博士白澤卓二氏)がある。自然医学の理論と健康・美容技能の解析と応用を学ぶ。骨・筋肉・経絡・経穴・リンパのすべてからさまざまな不調にアプローチした独自の足ツボ療法および、全身オイル整体技術を開発。
2024年01月12日皆さんは、パートナーの行動に衝撃を受けた経験はありますか??今回は「世間知らずな彼氏」を紹介します。イラスト:人魚真珠彼氏と同棲彼氏と同棲を始めたばかりの主人公。新生活の準備のために、彼氏と買い物に行きました。「予算は3万円だからね」と確認する主人公に、彼氏も「わかった」と了承します。ところが会計のときに店員から「8万3千円になります」と伝えられたのです。予想外の金額に主人公は「…えっ?」と驚き…。買い物かごを確認すると…出典:CoordiSnap驚いた主人公が買い物かごを確認すると、大量のお菓子や飲みもの、高級肉などが入っていました。どうやら一人暮らしの経験がない彼氏は、実家暮らしのときの感覚で、好き勝手にかごに入れてしまったようです。結局、店員の前でいらないとも言えず、そのまま買って帰ることに…。その後、お金に関する厳格なルールを設けることにした主人公なのでした。彼氏の金銭感覚あらかじめ予算を確認していたにもかかわらず、予算を大幅にオーバーする買い物をしていた彼氏。世間知らずな彼氏の金銭感覚に衝撃を受けた主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2024年01月09日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する今日の夕食にオススメの献立は、 「失敗知らず!トロトロプリプリ牛すじ煮込み」 「射込みちくわ」 「キャベツのホットサラダ」 「里芋のみそ汁」 の全4品。 牛すじ煮込みに射込みちくわ。居酒屋さん風のメニューが楽しい献立です。 【主菜】失敗知らず!トロトロプリプリ牛すじ煮込み 下処理をすることで臭みのない牛すじになります。圧力鍋調理で短時間でトロトロプリプリの煮込みが完成! 調理時間:45分 カロリー:281Kcal レシピ制作:料理家、料理カメラマン 湊 愛 材料(2人分) 牛すじ肉 200g 大根 1/2本 板コンニャク (小)1枚 白ネギ (青い部分)1/2本分 ショウガ (薄切り)1片分 <調味料> 砂糖 大さじ2 しょうゆ 大さじ2 みそ 大さじ2 みりん 大さじ2 酒 大さじ2 だし汁 300ml ネギ (刻み)適量 【下準備】 鍋に牛すじ肉、白ネギの青い部分、ショウガの半量を入れてかぶるくらいの水を加える。中火にして沸騰したら10分煮て、ザルに上げてアクと脂を洗い流す。ひとくち大に切る。 大根は皮をむき、縦4等分にして厚さ3cmに切る。 大根と板コンニャクを鍋に入れて、たっぷりの水を加えて中火にかける。沸騰後、1分経ったら板コンニャクを取り出し、水洗いしてひとくち大にちぎる。大根は10分ほど煮てザルに上げる。 【作り方】 1. 圧力鍋に牛すじ肉、大根、板コンニャク、残りのショウガ、<調味料>の材料を加えて、蓋をして30分加圧する。 2. 器に盛り、刻みネギをのせる。 【副菜】射込みちくわ 飾り切りした射込みちくわは、お弁当にオススメです。 調理時間:10分 カロリー:76Kcal レシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳 材料(2人分) ちくわ 2~3本 キュウリ (縦)1/2~1本 <ゴママヨ> すり白ゴマ 小さじ1/2 しょうゆ 小さじ1/2 マヨネーズ 小さじ2 七味唐辛子 適量 【下準備】 キュウリは縦2~3等分に切り、ちくわの長さに合わせて切る。 <ゴママヨ>の材料を混ぜ合わせる。 【作り方】 1. ちくわの穴にキュウリを詰める。長さを2等分に切る。横長になるように置き、真ん中から包丁を向こう側に貫通させる。 2. 厚み半分まで斜めに切り込みを入れて、上下を返して同じように切る。器に盛って、七味唐辛子を振った<ゴママヨ>を添える。 【副菜】キャベツのホットサラダ キャベツも温野菜にすると、たっぷりいただけます。 調理時間:10分 カロリー:70Kcal レシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳 材料(2人分) キャベツ 1/4個 ニンジン 4cm オリーブ油 小さじ1 <ドレッシング> しょうゆ 小さじ1 作り置き甘酢 小さじ2 ショウガ (すりおろし)小さじ1/4 【下準備】 キャベツはひとくち大に切る。 ニンジンは皮をむいて短冊切りにする。 【作り方】 1. 耐熱皿にキャベツとニンジンを入れて、オリーブ油をからめる。ラップをかけ、電子レンジで3~4分加熱し、ザルにあげて水気をきる。 2. (1)を器に盛り、<ドレッシング>の材料を混ぜて添える。 【スープ・汁】里芋のみそ汁 大きめに切った里芋の食感を楽しむおみそ汁です。 調理時間:15分 カロリー:71Kcal レシピ制作:家庭料理研究家 近藤 瞳 材料(2人分) 里芋 2個 シイタケ (生)2個 だし汁 400ml みそ 大さじ1.5~2 【下準備】 里芋は、皮ごとタワシで水洗いして上下を切り落とす。横半分に切る。 シイタケは石づきを切り落として汚れを拭き取り、軸と笠に切り分け、軸は裂いて、笠は薄切りにする。 【作り方】 1. 鍋に里芋と、かぶるくらいの分量外の水を加えて中火にかける。沸騰後、弱火で3分加熱する。水に取り皮をむいて、半分に切る。 2. 鍋にだし汁、里芋、シイタケを入れて中火にかけ、煮たったら火を弱め、里芋が柔らかくなるまで5分煮る。 3. みそを溶き入れて器に注ぐ。
2024年01月04日今すぐできる冷えとりワザ11月20日、心身の不調の原因となる冷えの対策を紹介する女性向けの新刊『ココロとカラダの不調が消える 今すぐ、冷えとり!』がオレンジページから発売された。価格は1595円(税込)である。オレンジページは2016年に『本当にすごい 冷えとり百科』を発売しており、新刊はその内容を加筆、修正したものとなっている。医師や専門家32人による冷え対策男性よりも冷えに悩みがちな女性。熱は筋肉より生み出されるが、もともと女性は筋肉量が少ないため、カラダが冷えやすく、冷暖房の環境、ダイエット、ファッションなども冷え性に関係している。また、女性特有のライフステージの変化がホルモンバランスに影響を与え、冷え性になりやすいという。新刊では、医師や専門家32人が簡単で即効性のある冷え対策を紹介。頭痛、だるさ、肩こりなどの身体的な不調のほか、イライラや落ち込みといった精神的な不調にも効果が期待できる。美肌になって太りにくくなり、睡眠を改善する運動や食事などの生活習慣、マッサージ、ファッションなど、簡単なセルフケアが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※ココロとカラダの不調が消える 今すぐ、冷えとり! ‐ オレンジページの本 ‐ オレンジページnet
2023年12月04日婦人科系トラブルを招く原因として見逃せない“子宮冷え”。婦人科医・成川希さんが、伝統医療「アーユルヴェーダ」の知恵を現代版に解釈した“子宮温活習慣”を提案してくれました。夜の子宮温活冷えを改善する質の良い睡眠には、夜は心身を癒す時間と心得る。心身の疲れを癒して老廃物を排出するには、ぐっすり眠ることが何より大事。夜の時間のルーティンは、大切な睡眠に向かう儀式のように一つ一つ大切に行おう。1、お風呂に入る前のひと手間。オイルマッサージで温め度アップ。入浴前に太白ごま油を使って、下腹部、仙骨まわりやお尻、鼠蹊部をマッサージ。油は手に2~3滴つければOK。巡りが良くなっていくイメージを思い描き、優しくさすろう。お腹やお尻は時計回りに円を描くようにして行い、太ももは上から下へ。2、冬場の浴室はホカホカにして、冷えやすい部位はしっかり温める。浴室の温度と湿度を上げてから入浴。温活にはお湯に浸かる方がいいけど、シャワーで済ませるなら、熱いお湯を数分出しっぱなしにして浴室を温めてから入ろう。また、仙骨周辺や首の後ろの付け根部分、子宮辺りに熱めのシャワーを当て、しっかり温めて。3、子宮まわりの血流を妨げる、股関節の筋肉のこわばりをほぐす。座りっぱなしの時間が長い人ほど、股関節周辺の筋肉が凝り固まっているもの。仰向けになり、膝を曲げて足を上げ、膝に手を置き膝で円を描くようにゆっくり回すと、股関節周辺の凝りがほぐせる。外回り内回りを各10回。手で膝を誘導するように行うといい。4、足裏全体と足指の間に太白ごま油を塗ると足冷え解消。足が冷えて寝付けない人は、足裏全体と足の指の間に太白ごま油を塗ってみて。初めは油は1~2滴で。油が気になる人は、足首を締め付けない靴下を履いてベッドへ。この時、耳まわりもほぐしておくと緊張がほぐれ、深い眠りに誘う副交感神経が優位になる。5、反省や予定を考えるのではなく、いいことを3つ思い返して入眠。ベッドに入ってからも明日の仕事のことを考えたり、今日の反省をしてしまうと交感神経が優位になり、なかなか寝付けない。反省や予定ではなく、その日にあった楽しいこと、良かったことを3つ思い返して、深呼吸するのを眠りに入る前の習慣にしよう。お話を伺った方・成川 希さん婦人科医、女性ヘルスケア専門医、アーユルドクターなり。インドの伝統医療アーユルヴェーダと、現代医学の婦人科が融合したメディカルサロン「アーユルヴェーダユニバース」で幅広い世代の女性を診察。※『anan』2023年12月6日号より。イラスト・佐久間 薫取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年12月02日フェムケアで最近気になるキーワードが“子宮冷え”。婦人科系トラブルを招く原因として見逃せない問題です。子宮や膣は、温かく潤っている状態が理想。毎日できる“子宮温活”習慣で、ほかほか子宮を育んでいこう。冷え冷え子宮はトラブルのもと!毎日実践“ほかほか子宮”の育て方。生理痛や生理不順など、婦人科系のトラブルに大きく関わってくるのが、子宮まわりの冷え。「お腹やお尻、鼠蹊部に触れると、冷えている人が多いです。冷えは滞りをもたらすので、血液や栄養が巡りにくく、老廃物も排出できずに停滞します。子宮の機能にも影響を及ぼし、様々な不調をもたらす原因になるので、たかが冷えだと軽視しないでほしいです」(婦人科医・成川希さん)生理痛がある時にお腹をしっかり温めると、痛みが軽減したという経験がある人も多いはず。「痛みがある時だけでなく、日々冷えを溜めない習慣を身につければ、痛みが出にくくなります。また、冷えの原因は様々。自律神経の乱れや環境の変化、その人の体質、性格などが影響して、冷え=滞りをもたらしているのです」今回、成川さんが提案してくれたのが、伝統医療「アーユルヴェーダ」の知恵を現代版に解釈した“子宮温活習慣”。冷えを溜めないアイデアが揃っているので、続けられそうなものを取り入れて。実は子宮が冷えている人がほとんど!?1つでも当てはまるなら、生活を見直そう!汗をかきにくい運動不足睡眠の質が悪いダイエット中お風呂はシャワーで済ませがち生理の周期が乱れるPMSに悩んでいる鼠蹊部からお尻周辺が冷たい肌や髪が乾燥している心配性冷え冷え子宮を放っておくと、こんな症状が出てくるかも月経不順・月経痛・ホルモンバランスの乱れ・自律神経の乱れ・体調不良・子宮内膜症・子宮筋腫・不妊症…ほかほか子宮温活を始めよう!体質的に冷えやすい人はもちろん、冬場は気温の影響もあるので、子宮温活はすべての女性に必須。「日々の養生を大切にするアーユルヴェーダの知恵に、婦人科の見立ても取り入れています。日中はよく動く、しっかり排出する、質の良い睡眠をとる。そして、お腹まわりを効率的に温めることが基本の考えです」ほかほか子宮生活の3か条よく動く、よく眠る尿、便、汗をしっかり出すお腹まわりを温める時間を作る“冷え”を溜めずに“ほかほか”をプラスする、子宮温活の極意。【朝の子宮温活】冷えをもたらす自律神経の乱れは、朝のルーティンでリセットしよう。一日の始まりとなる朝。バタバタと過ごさず、自分のために丁寧なセルフケアを行うと温め効果大。自律神経が整い、冬場の時期でも冷えにくいカラダをキープできる。1、できるだけ早起きを習慣づけ、体内時計のズレをリセット。夜勤の人以外は心がけてほしい早起き。カーテンを開け、できれば部屋の換気も行い、寝ている間に溜まったものを吐き出すように深呼吸。朝の太陽のエネルギーを全身に取り込もう。これで体内時計がリセットされ、冷えと関わりの深い自律神経のバランスも整う。2、寝ている間に冷えていた、子宮周辺を乾布摩擦で温める。お尻まわりや鼠蹊部、そして子宮周辺を乾布摩擦のような感覚でさすってみよう。この時、素肌にも触れてみると、どこがどれだけ冷えているか実感できる。さすっているうちに冷えも解消されるし、お腹まわりを刺激することで排便も促されて一石二鳥。3、朝食前に歯磨き&舌磨きを。消化力が上がり、代謝も促進。就寝中は唾液の分泌量が減少し、寝起きの口腔内は不潔な状態。アーユルヴェーダでも、睡眠中に体内の老廃物が口腔内に出るといわれている。朝食前に歯磨きや舌のクリーニング、口をゆすぐことで消化力アップにつながり、代謝も促進してくれる。4、頭がスッキリするだけでなく、心まで整うマッサージ。カラダを温める作用があり、循環を促してくれる太白ごま油(ほとんどにおわない)を手に1滴垂らし、頭と耳を丁寧にもみほぐそう。心身の状態をチェックしながら毎朝マッサージすることで、小さな変化にも気づきやすくなり、一日の過ごし方も変わっていく。5、詰まりを流して体熱を生み出す、お湯+クミンの特製ドリンク。朝食を摂ったら、出発前に特製ドリンクを用意。水筒にお湯を注ぎ、代謝、消化力を上げてくれるクミンを小さじ1杯入れて。出先ではこれを飲み、別のものを飲む場合でも常温か温かいものを選び、できるだけ胃腸を冷やさないようにしよう。成川 希さん婦人科医、女性ヘルスケア専門医、アーユルドクターなり。インドの伝統医療アーユルヴェーダと、現代医学の婦人科が融合したメディカルサロン「アーユルヴェーダユニバース」で幅広い世代の女性を診察。※『anan』2023年12月6日号より。イラスト・佐久間 薫取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年12月01日更年期に表れる全身症状として体が冷えることもあります。もともと女性に多い冷えですが、更年期になるとさらに症状がひどくなることがあるようです。さらに心配なのは、冷えにはさまざまな病気が隠れていることも。そこで産婦人科医の粒来 拓先生に受診の目安や治療、セルフケア法を聞いてみました。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。「この記事はこんな人におすすめ」・更年期の体の「冷え」について悩んでいる方・更年期の体の「冷え」の仕組みについて知りたい方・更年期の体の「冷え」の改善方法について知りたい方更年期での体の「冷え」の原因は?エストロゲンの分泌低下によるものや生活習慣病も更年期による体の冷えの原因は、卵巣ホルモン(エストロゲン)の急激な分泌低下によって自律神経が乱れ血行不良を招くことです。そのほかにも血液がドロドロ、動脈硬化、糖尿病などによるもの、摂取カロリー不足、運動不足、ストレス、心臓が弱っていることが原因として挙げられます。症状としては、夏でも手足は冷たいまま、カーッとのぼせてもエアコンはつらい、お風呂で湯船につかっても体がなかなか温まらない、厚手の靴下をはいても足が冷たくてなかなか眠れないなどがあります。体の「冷え」がつらいとき、受診は必要?日常生活に支障が出るなら婦人科への受診を以前よりも体が冷えてなかなか眠れない、体が冷えて体を動かすのもしんどい、家事ができないなど日常生活に支障が出るようなら婦人科への受診を考えましょう。更年期の時期はさまざまな症状が表れるので、どれも更年期が原因と考えがちですが、ほかの病気だったというケースもあります。更年期の症状から来るものかを確認することも大切です。婦人科での治療法は?まずは生活改善の指導と漢方治療を婦人科では、生活改善の指導に加え、エストロゲンを体に補充するホルモン補充療法(HRT)も検討されますが、まずは生活改善の指導と漢方治療を試みることが多いです。東洋医学的に冷えとは、瘀血(おけつ/血の流れが悪い・ドロドロ)血虚(けっきょ/貧血・血の質と量が足りない)水毒(水分の巡りが悪い)陽気不足(エネルギー不足で元気がない、ストレス過多)などが原因で、気逆(頭はのぼせ、手足が冷える状態)になるといわれます。漢方症例としては、「温経湯(うんけいとう)」「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」などが処方されます。健康診断で生活習慣病が疑われたら内科の受診を健康診断でコレステロール、血糖値が高かった場合、高脂血症、糖尿病、動脈硬化、高血圧などの生活習慣病が疑われますので、内科を受診しましょう。まず検査をしてそれらが原因であるのなら、それを治療することで冷えも改善していく可能性があります。冷え改善に有効なセルフケアの方法「食事」と「運動」【1】根菜類などで体を温め、たんぱく質で筋肉量アップを【2】無理なく続けられるウォーキングを【1】根菜類などで体を温め、たんぱく質で筋肉量アップを冷えは普段からのセルフケアでもかなり改善できるといわれています。基本は血液をサラサラにし、体を温めるような食事を心がけ、運動を定期的におこなうことです。おすすめの食材は根菜類、しょうが、唐辛子、にんにく、ねぎ、味噌、梅干し、酢など。毎日の食事で意識してとるようにしましょう。また、筋肉量アップのための魚や肉、豆類などのたんぱく質もしっかりとるように。【2】無理なく続けられるウォーキングを運動は無理なく毎日続けられるものなら、なんでも大丈夫。特にウォーキングなどがおすすめです。あえて運動の時間が取れないようなら通勤や買い物のときに、少し長めに歩くなどの工夫を。服装は首、手首、足首やおなかや腰などを冷やさないものを身に着けます。血管を収縮させ、血圧上昇につながり心臓に負担をかけるたばこはやめましょう。放っておくとどうなる?免疫力や代謝機能が落ち、不調が起きやすくなる冷えを放っておくと肩凝り、腰痛、胃腸の不調や不眠、生活習慣病などさまざまな体の不調を引き起こすことがあります。通常、体は37度ぐらいの体温で免疫力や代謝機能が一番力を発揮することができます。体が冷えるとその力が落ちてしまうため、不調が出やすくなってしまうのです。冷えを感じたら、まずはセルフケアを実践し、改善が見られないようなら婦人科や内科を受診し、原因を確認し治療を受けましょう。・日常生活に支障が出るなら婦人科を受診・婦人科では生活改善の指導と漢方治療をおこなう・体を温める食事と筋肉量をアップする運動を心がけるまとめ更年期はさまざまな症状が出るため、受診するタイミングに悩むこともあると思います。まずは自分の症状を把握し、生活習慣なども見直して、それでも改善せず支障が出るようなら我慢せずに受診しましょう。取材・文/アキモトスズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。著者/監修/粒来 拓 先生よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長。日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
2023年11月19日ここ数日の急な気温の変化に伴い、体の“冷え”を感じるようになってきた人も多いだろう。「女性は、妊娠や出産、閉経などによってホルモンバランスが乱れやすい、筋肉量が少ないなどの体の特徴から、男性に比べて冷えを訴える人が多い傾向があります。不定愁訴といわれるさまざまな不調は、この時季の冷えが原因と言っても過言ではありません」こう話すのは、自治医科大学附属病院麻酔科鍼灸外来の鍼灸師・中野朋儀さんだ。骨盤周辺には自律神経が張り巡らされていて、それが子宮、膀胱、腸などの内臓にもつながっている。さらに、大きな血管が骨盤の後ろにある「仙骨」の横を通っている。仙骨とは、お尻の上のほうの皮膚直下にある逆三角形の形をした骨だ。この仙骨周辺を温めることが、体を冷えから守るカギになると中野さんは言う。「仙骨周辺は組織が密集していると同時に筋肉や脂肪がつきにくくなっているため、体外からの熱が骨に伝わりやすいのです。自律神経や大きな血管を温めることで、副交感神経が優位になり、血管が拡張して血流が促進されます。すると体がポカポカして、体調が整いやすくなります」(中野さん、以下同)やっかいな冷えを改善できるとあれば、ぜひ仙骨を温めるようにしたいところ。手っ取り早いのはやはり入浴なのだろうかーー。「血管を拡張させるには深部体温を42度くらいまで上げる必要がありますが、入浴だけで上げるには38度くらいのぬるめのお湯に30分ほどつからなくてはなりません」とはいえ、ますます気温が下がる時季、ぬるめのお湯に長くつかっていては、かえって体を冷やしてしまうだろう。そこで中野さんがおすすめするのが、40度前後の温かいお湯につかった後に仙骨の位置にシャワーを当てること。それによって、自律神経を適度に刺激して整えるというものだ。「入浴でほどよく体を温めた後、少し熱めのお湯(41~42度)を強めの水圧でお尻に30秒~1分当てるだけです。熱めのお湯と強めの水圧で、マッサージのような効果が期待できます。これを習慣化することで、冷えの改善のほか、肩こり、腰痛、坐骨神経痛などの痛みが和らぐ効果も得られます。全身の血流が促され、睡眠の質を高めることにもつながります」大切なのは継続すること。慢性的な冷えの対策として、ぜひシャワーで仙骨を温めることを習慣にしてみよう。
2023年11月15日生理痛は“耐える”ものではなく、その原因となる冷えや便秘、骨盤のゆがみを正すなどセルフケアで改善することも!生理痛=体からの重要な不調のサイン。自身も10代の頃から生理痛に悩まされた経験を持つ産婦人科医の駒形依子さん。その経験をもとに、東洋医学に基づいて考案したセルフケア方法を伺った。「生理中にお腹を締め付けられるような痛みがあるのは、決して当たり前ではないんです。本来、子宮が正常に機能していれば、生理痛にはならないはず。子宮内膜症などの疾患がないのであれば、日々の生活習慣が重なって自律神経の働きが悪くなり、生理痛につながっていることも。つまり生理痛は、生活習慣病ともいえるんです」そのため、生理痛の改善には、生活習慣の見直しがマスト。まず、生理痛の大きな原因として考えられるのが、「冷え」だ。「血液が全身を巡らないと体が冷えてしまい、内臓の冷えは痛みのもとになるので、とにかく体を温めることが何より大事。冷たいものを飲むと腸の温度は約2°C下がり、腸に取り囲まれている子宮の温度も下がってしまうんです。冷たいものを飲むのであれば、次は温かい飲み物にするなど、内臓を冷やさないことを日頃から心がけるだけでも生理痛が緩和することがありますよ」関係ないように思えるが、呼吸が浅いことも、生理痛の原因に。「気づかないうちに呼吸が浅くなり、体が酸素不足の状態になっている女性はとても多いです。臓器に酸素が十分に行き渡らないと痛みの原因になるので、意識して胸式呼吸をするのも」また、便秘気味の人は便の重さで子宮が押しつぶされて痛みにつながっているケースもあるので注意が必要だという。さらに、ストレスや不眠によって自律神経の働きが悪くなってホルモンバランスに影響を及ぼし、それが生理痛として現れることもある。「体はすべてつながっているので、生理痛があるなら、それは子宮だけでなく他の部分にも問題があるという体からのサイン。生理痛=痛み止めだけでやりすごすのではなく、根本的な改善を目指して生活習慣を見直したり、マッサージに取り組むなど、体の声に耳を傾けてほしいですね」【セルフケア1】冷えの解消につながる胸式呼吸正しい呼吸をすると、なぜ冷えが解消するの?仕事中など“戦闘モード”の時は無意識のうちに呼吸が浅くなっており、「息を吸えているけれど、吐けていない」状態に。正しい呼吸をすることで、全身に血が巡り、体の隅々まで酸素が行き渡るので、痛みの原因となる冷えの解消につながります。(1)口からではなく、鼻から息を吸うのが基本。肩は左右に広げることを意識し、上がらないように注意。(2)吐く場合は、口からゆっくりと30~40秒ほどかけるのが理想。仕事中や就寝前など気づいた時でOK。【セルフケア2】ゆがみを正す骨盤ストレッチゆがみを正すと、なぜ生理痛が緩和するの?骨盤を動かすことで、骨盤内の血液量が増え、子宮が温まり、生理痛の緩和に。ただ、骨盤のゆがみがひどかったり、骨盤まわりの筋肉が硬くなりすぎていると、ストレッチによって腰痛が出ることがあるため注意を。回数を減らすなど最初は痛みが出ない範囲で行って。【寝て行うストレッチ】(1)仰向けに寝て、肩を動かさないよう注意しながら右側の骨盤を上げる。(2)左側の骨盤も同様に、交互に10回。就寝前に行うのがオススメ。【座って行うストレッチ】(1)背筋を伸ばし、膝が90度くらいに曲がる浅さで椅子に腰かける。両足の裏は床につける。(2)次に、両脚の膝の内側とくるぶしの内側をピタッとくっつける。(3)かかとを床につけたまま、肩を動かさないように、両脚の膝を前後にすり合わせるようにして10回ほど動かす。【セルフケア3】便秘解消につながる横隔膜マッサージ横隔膜をほぐすと、なぜ便秘が解消するの?横隔膜を動かすことで内臓も動き、生理痛の原因になる便秘解消につながります。また横隔膜付近には、自律神経が密集しているため、マッサージで横隔膜をほぐすことで自律神経を直接刺激。全身の血行を促進し、新陳代謝を促して快眠やストレス解消にも役立つ。〈基本の姿勢〉両脚の膝を立て、仰向けに寝る。手は肋骨の下に置く。(1)肋骨の下に親指以外の4本の指をぐっと入れる。(2)4本の指を(1)(3)の順に動かし、肋骨に沿ってほぐしていく。(3)(2)のイラストにある(3)の位置まで指がきたら、ゆっくりと深呼吸をしよう。【セルフケア4】便秘解消につながる脊柱ほぐし背中をほぐすと、なぜ便秘が解消するの?脊柱にはツボが多く、ここに点在するツボを刺激し、脊柱付近の筋肉を緩ませ、お腹と背中の張りを取ることで、横隔膜や腸の動きが活発に。その結果、便秘を解消する仕組み。特にお尻の側面のえくぼあたりの「環跳(かんちょう)」のツボは、生理痛に効果的。(1)肩甲骨と背骨の間にあるツボ「心愈(しんゆ)」から脊柱に沿って、点で示したツボを親指で押す。(2)お尻の側面のえくぼができるあたりのツボ「環跳」がゴール。グリグリとほぐそう。まだまだある!生理痛と前向きに向き合うためのTIPS・飲み物はできるだけ、水に置き換える生理中は血液が失われるので、意識して水分を多めに摂ろう。「利尿作用があるコーヒーやお茶ではなく、水を1日1L以上飲むのが理想。経口補水液だと、さらに」・足首まわりだけでも温めよう前述のように、冷えは生理痛の一因。「特に、足首から先の冷えが一番よくないので、家の中でも靴下を履く習慣を。足首まわりにレッグウォーマーを巻くのもオススメです」・ガマンせずに痛み止めを飲んでも大丈夫「頼りすぎるのはよくないですが、用量を守っていれば服用することで体に悪い影響はないので、ガマンする必要はありません。ただ、生活習慣を見直すことも忘れないで」駒形依子さん産婦人科医。こまがた医院院長。自身が悩んだ経験から、東洋医学を学んでセルフケアを考案。『自律神経を逆手にとって、子宮を元気にする本』(PHP研究所)※『anan』2023年11月8日号より。イラスト・そばまる取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2023年11月05日11月に入り、1日の寒暖差が気になる人は多いと思います。男女を問わず、冷えや冷えに伴う頻尿、腰痛、肩こりなどの不調に悩む人も多いはず。そこで、中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、冷え性の原因となるNG習慣とすぐにできる対策を教えてくれます!男女とも冷えは大敵!冬本番前の今から対策を【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 238数年前に“いい女ほどタイツのデニール数は少ないらしい”説が浮上していましたが、実際のところどうでしょうか?肌色のタイツの上に薄いタイツをはいて工夫する方もいらっしゃいますよね。私自身は、160デニールなどなるべく分厚いもので温かく安心して過ごしたいタイプです。ですが、これから寒くなるにつれておしゃれの幅も広がり、デニール数が少ないストッキングをはいたり、鎖骨を出したり、コートの下にノースリーブを着たり、防寒と真逆の服装をしてみたくなることもあるかもしれません。そこで今週は、徐々に寒さが厳しくなり、寒暖差も実感する気候の中で、冷えずに温かくすごすための食薬習慣を紹介していきます。今週は、冷えの対策となる食薬習慣寒い季節には、冷えるという感覚以外にも血流が悪くなって足がむくんだり、血管が収縮し指輪が緩くなったり、トイレが近くなったり、膀胱炎や膣カンジダなどの症状を感じたりすることがあります。これからの時期は、外からの防寒も大事ですが、体内で熱を作り出す力が欠かせなくなります。冬のオシャレで我慢をしないように温活アイテムを活用しつつも、体を整えることでポカポカな体を維持していきたいですね。漢方医学では冷えやすい体質の一つとして、底冷えしやすく一度冷えるとなかなか体が温まらないという状態を『脾腎陽虚』といいます。その場合、消化器系統の働きをサポートしつつ栄養を補給し、効率よくエネルギーを作り出すようにします。ということで、今週は一足早い温活の一環として胃腸の働きを助け『脾』の働きを強化し、マグネシウムや亜鉛、ビタミンDなどを補いつつ、十分な睡眠をとることで『腎』を強化することがおすすめです。今週食べるとよい食薬は、【鱈とキノコのみぞれ鍋】です。逆にNGな習慣は、代謝ビタミンであるビタミンB群を消耗していく【ラーメンとビール】です。食薬ごはん【鱈とキノコのみぞれ鍋】胃腸の働きを助ける大根おろしとナメコを活用したお鍋を紹介します。なめこのトロミは保温性が高く、トロトロでポカポカのお鍋に。栄養の消化吸収機能を高め、『補脾』することで体の土台作りをします。そして、高タンパク、低脂質で、ビタミンD、ビタミンB群などを含み、消化によい鱈を活用し『補腎』していきます。冷え対策に欠かせない『脾腎』を元気にするお鍋です。これからの季節、お鍋の機会が増えると思いますので、ぜひお試しください。<材料>なめこ80g鱈2-4切れ白菜やしめじなど好きな野菜塩昆布・醤油・酒・みりん大さじ1水500ml大根おろし好きなだけ<作り方>大根おろし以外をコトコト煮込み、最後に大根おろしをのせて、お好みでネギを添えて完成。NG行動【ラーメンとビール】の食べ過ぎ・飲みすぎラーメンやパスタなどの糖質を多く含む食材や、ハイボール、ワイン、ビール、日本酒などのお酒は、体内で分解するためにビタミンB1やナイアシンなどのビタミンB群、カルシウムなどを消耗していきます。ビタミンB群は、代謝ビタミンとも呼ばれ、エネルギーを作り出すために必要不可欠な栄養素です。そのため、冷えを感じるときには、ビタミンB群のサプリを補うことがありますが、足りないものを足すだけではなく、消耗してしまう原因を突き止め、避けることも同時にできるとよいですね。まだ、寒さは始まったばかりです。これから長い冬がはじまり、暖房やカーディガン、腹巻、レッグウォーマー、カイロなど様々な防寒グッズに頼り、なんとか冬越えするということも多いかもしれません。ですが、寒さの始まりでもある今の段階からコツコツと自ら熱を作り出せるように体を整えていくことは、健やかに冬越えできる可能性を高めてくれます。冬本番になる前の今のうちに、習慣の見直しをしてみてはいかがでしょうか。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©こんざい/Adobe Stock文・大久保愛
2023年11月03日人見知り知らずの女性が魅力的な理由私たちは、子どもや動物の愛らしい姿に、思わず心が動かされますよね。同じように、男性も親しみやすく、一緒にいることを喜び、さらに自分に情緒が向けられる女性には、心を惹かれると思います。そこで、今回は「人見知り知らずの女性はどんな人?」という視点で考察します。ちょっとした言葉回しや対話、身振りから「魅力的だな」と感じてもらえるようにしましょう。[nextpage title="Nw0w00Z0nYs`'0nry_0oOU"]二人で行動することが好き人見知り知らずの女性は「二人で何かを行う」という状況を好みます。どの分野にも好奇心旺盛で「まずは試してみる」というスタンスを持ち続けます。例えば、協力的なゲームや、小さな幸運を試すゲーム、クイズなど「一緒にやろう」と提案したり「○○をしよう」と積極的に話す女性は、日常生活を楽しくすることを得意としています。男性から見ると、彼女と一緒にいることだけでも楽しく、さらに「彼女が私と一緒に楽しもうとしてくれる」ということが大切なポイントです。可能な限り「二人で何かをする」ことを心掛けてみてください。共感を感じると嬉しそうにする女性同士の会話において共感は必須ですが、男性との会話でも例外ではありません。特に「そう!私も同じ思う!」という感じで喜ぶとよいでしょう。男性は「彼女が私と同じ思いを見つけて喜んでくれている」と感じることで、より女性に引き寄せられるようになるでしょう。そして、より多くの共感点を見つけようと、もっと会話をしたいと思うかもしれません。[nextpage title="Nw0w00Z0nYs`'0k0j00_00k0o"]人々の感情に敏感である人々の哀しみや辛さに寄り添うことができ「確かに、あなたは○○な気持ちになっているよね」という言葉を上手く述べられる女性も、人見知り知らずの特徴を持つと言えます。男性は自分の弱さをあまり見せることを好まないため「感じ取ってくれる女性」は、とても重宝される存在です。積極的に「話して!」とせがむこともなく、もちろん、ただ静かに耳を傾けて「何でも話していいよ」という親しみやすさを持ち続けている女性であれば、男性も安心できるでしょう。軽快さを保ちつつも、感謝の念は忘れない人見知り知らずの女性は、どんな小さな出来事に対しても「ありがとう!」と言うことを忘れません。過度に謙遜することもなく、常に明るく、気軽に、元気よく「ありがとう!」と言うことができます。「前回、あなたが○○をしてくれたから、今日は私の番だよ」と笑顔で言えると、男性も「ありがとう!」と顔を綻ばせ、気持ちよく好意を受け取ることができるでしょう。自然な関係性が築ければ、常に感謝の言葉を述べる女性は、人見知り知らずと見なされ、男性も近づきやすくなると思われます。まとめ男性から見て、人見知り知らずの女性とは「自分に興味を抱き、簡単に接近できる存在」です。とりあえず、積極的なコミュニケーションに取り組んでみてください。それに続いて、無理に考えず、リラックスして明るい雰囲気を保つことを目指しましょう。そうすれば、男性も気楽さと安らぎを感じられることでしょう。(橘 遥祐/ライター)(愛カツ編集部)
2023年11月02日家で過ごしていても、足元から来る冷えに悩まされることがありませんか?そんなときには、ダイソーのスリッパがおすすめ!あたたかくてデザインも可愛いアイテムを紹介します。ダイソーのコーデュロイスリッパが可愛すぎる♡出典:CoordiSnap冬にぴったりのコーデュロイスリッパをダイソーで発見しました。コーデュロイは保温力が高く、冷える季節にはぴったりの素材です。価格は220円(税込)でした。脱ぎ履きしやすくてあたたかい!出典:CoordiSnapこのアイテムは脱ぎ履きしやすくて保温力も高いのが特徴。表面はコーデュロイ、中はふわふわの素材でできています。触り心地は柔らかく、かつしっかりとしていて1シーズン持ちそうな丈夫さです。絶妙なアースカラーが可愛い!1280出典:CoordiSnapカラー展開は全部で2種類。ベージュとブラウンで、どちらも冬にぴったりのアースカラーですね。今回紹介しているベージュの方は、どちらかというとオフホワイトに近い明るめの色でした。ブラウンは、深めのカラーがより見た目にもあたたかそうな絶妙な色です。サイズ展開は2種類♪出典:CoordiSnap今回紹介しているサイズは、足のサイズが23〜25センチの方向けのものです。他に26〜27センチの方向けのサイズのあるので、自分に合った方を選べるのも嬉しいですね。実際に着用してみると、大きめのサイズ感ですが足にフィットします。迷った方は小さい方を選ぶとよいかもしれません。今回は、ダイソーのあたたかいスリッパを紹介しました。可愛くて優秀なスリッパをお探しの方は、ぜひダイソー店頭で探してみてくださいね。<商品情報>商品名:ソフトスリッパ(太コーデュロイ、23cm-25cm)価格:220円(税込)※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>AkaneダイソーやSeriaの雑貨を中心に、便利グッズを紹介しています♪とくにキャラクターグッズが大好き!
2023年10月31日優しいと思って結婚した夫が、妻を見下し、妻の不幸を喜ぶ人だった…!1年の交際を経てゴールインした主人公のレイさんとトオルさん。しかし、結婚後3ヶ月頃から、目を輝かせて妻の仕事でのミスや失敗談を聞きたがるように…。しばらくすると妊娠していることが判明。そのことをトオルさんに報告すると、涙を流して喜び、お腹の子のために仕事を辞めるように説得されます。夫の優しさだと感じたレイさんは仕事を辞めて専業主婦に。ある日、夕飯に肉じゃがを出すと「肉じゃがはメインディッシュじゃない」「感覚がズレている」と夫に嫌味を言われたのでした。このお話は作者・土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。身バレ防止のため、脚色を加えてあります。■前回のあらすじ肉じゃがをメインディッシュにした夕飯を見て、「副菜しかない」と言うトオル。さらにトオルは、「自分がズレてる自覚はしてね」とレイを追い詰め、「よかったね、僕が優しくて」と嫌味を言って…。 何でも、美味しく食べれるなら文句言うな!と思ってしまいます。仮に本当に肉じゃがをメインディッシュにしてほしくないなら、遠回しじゃなくてちゃんとそう言ってほしい…。やっぱり食に対してのすれ違いは夫婦関係の致命傷になりかねないですね。さて、食に不満(?)を言うトオルさんにレイさんは…。次回に続く「妻の不幸を喜ぶ夫」(全55話)は22時更新!
2023年10月07日結婚した相手に“秘密”があったら……?@palulu_diaryさんの『【#4】知らずにストーカーと結婚していた話』を紹介します。【前回のあらすじ】夫の専用部屋からなぜか“結婚前”の夏子の盗撮写真が……。結婚前、ストーカーされ怯えていた夏子は後輩だった“今の夫”の恐介に相談していました……。“ストーカー犯”本人にもかかわらず、素知らぬ顔で夏子の家に上がり込む恐介。知らないうちに“監視カメラ”まで設置し……。映像を見ていると……誰かと電話をする夏子……後輩の予感が的中……愛憎の念が入り混じる……夏子に異様な執着を見せる恐介。彼氏がいると知った恐介はどんな行動にでるのでしょう?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月24日結婚した相手に“秘密”があったら……?@palulu_diaryさんの『【#3】知らずにストーカーと結婚していた話』を紹介します。【前回のあらすじ】夫の専用部屋から結婚前の夏子の盗撮写真が……。結婚前、ストーカーされ怯えていた夏子。すると会社の後輩だった“今の夫”が心配してくれて……。家に上がる後輩……夏子が目を離した隙に……後輩があっさり帰る理由……お楽しみタイムの始まり……怖すぎる……!!夏子は監視カメラの存在に気づかないのでしょうか……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月22日結婚した相手に“秘密”があったら……?@palulu_diaryさんの『【#2】知らずにストーカーと結婚していた話』を紹介します。【前回のあらすじ】結婚1年目に夫の異変に気づいた夏子。ある日、立ち入り禁止の“夫専用部屋”に入ってみると……?結婚前に話は遡り……恐怖に怯える夏子……夏子を心配する後輩……あまりにも早い到着……まさかストーカー犯がこんなに身近にいるとは夢にも思いませんよね。単に自分を心配してくれる頼もしい後輩としか思わないかも……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月20日結婚した相手に“秘密”があったら……?@palulu_diaryさんの『【#1】知らずにストーカーと結婚していた話』をご紹介します。夫と2人暮らしをする夏子。そんな夏子は結婚1年目にして夫の“ある秘密”を知ることに……。夫の異変……気になって仕方ない……夫は何かを隠している……?箱の中身は……なぜ夫が結婚前の夏子の写真を持っている……?しかも隠し撮り……一体、どういうこと?夏子はこれから嫌というほど夫の異常さに直面することになるのでした。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@palulu_diary)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月18日若いころは体の冷えを感じることはあまりなく、冬でも厚着は苦手だなと感じていました。友人から「薄着で元気だね」と言われるほど寒さを感じていなかったのですが、30代後半から手足だけでなく、体全体が冷たくて仕方がないように。特に、今年の冬は何をしても冷え過ぎてつらく感じました。少しでも改善すればと思い、私がおこなった対策を紹介します。★関連記事:腹八分食べで冷え解消!血流を良くしてぽかぽかになる食べ方とは?【医師解説】しょうがやシナモンで冷え性対策寒い時季は外出してもトイレばかり気になっていました。冷えだけが原因ではないのかもしれませんが、自分のトイレの頻度が多過ぎて冷えは困ると感じていました。そこでパート先の先輩ママから、毎日の料理にしょうがを多用すると良いと教わり、試すことに。しょうがを細切りやみじん切りにして冷凍庫で保存。毎日の食事、例えば炒め物や煮物にもしょうがを入れてみました。わが家の子どもたちはこまかく刻んでもしょうがが入っていると、敏感に察知してしまいます。でもすりおろしたしょうがなら、味噌汁や肉団子に入れても誰も気付きません。そこで料理にはすりおろしたしょうがをメインに使うことにしました。また、体を冷やすというコーヒーは控えめにして、しょうが湯やしょうが紅茶を飲むように心掛けました。ネット情報によると、冷え性の人は、生よりも乾燥・加熱したしょうがのほうが良いようです。しょうがとは関係ないのですが、パートに行く日は、保温できる水筒に牛乳で紅茶を煮出したチャイを入れていくのがマイブーム。少しの砂糖とシナモンを入れると、寒い職場でも体が温まり、スパイスの香りとほんのりした甘味で疲れた心と体をリセットできる気がします。機能性インナーを買い替えてみた私は子どもの習い事や幼稚園の送迎時に、真冬でも何時間も外で過ごすことがあります。防寒対策として、自分の手持ちの服のうち一番暖かい服を組み合わせたり、何枚も重ね着したりするのですが、それでも寒いのです。若いママたちを見ると、気温が低くてもそこまで寒そうでもなく、着膨れもしていません。もしかしてインナーが違うのかもしれないと思い、ユニクロのヒートテックの中でも、さらに暖かそうな「極暖」のインナーを初めて購入してみました。たしかに今まで長年着ていたものとは各段に違って暖かくなりました。機能性インナーを上下に着こみ、インナーダウンも着用。冷えは足元から来るので靴下を2枚重ねて履き、さらに底が厚めの靴を履いて、とにかく手持ちの服で考え得る限り暖かい格好をしてみました。すると耐え難かった真冬の外での活動も少しはマシになったような気がしました。今年は光熱費がびっくりするほど高く、室内で過ごすときも無理ない範囲で節エネルギーを心掛けました。そのため室内でもひんやりすることもありましたが、機能性インナーのおかげで暖房をあまり使わなくても過ごすことができたように思います。筋力不足が原因? ジョギングに挑戦してみた食べ物に多少気をつかっても、機能性インナーを着てもやはり根本的に体の芯が冷えている感は否めませんでした。調べたところ、冷え性タイプには「自律神経の乱れ」と「加齢・筋肉量減少」の2種類があるのだとか。私自身は後者に当てはまると感じました。日ごろの運動習慣がなかったり、不規則な食生活を送ったりしている人は、冷えを感じやすいのだそう。そこで、以前から興味はありつつもなかなか勇気が出なかったジョギングを子どもと一緒に始めてみました。子どものマラソン大会に合わせて月に10回弱、1回につき2km弱走る程度でしたが、必死で何とか走った後は体もぽかぽか、むしろ汗ばむくらいでした。すっかり冷え切っている私にとってこんな寒い時期に汗をかけるなんて、ありがたい経験でした。また走った後はごはんもたくさん食べられました。筋力不足の原因はたんぱく質の摂取不足もあるのだとか。適度な運動と適切な食事は本当に大事だなと痛感しました。マラソン大会後も2週に1回のペースで走っていますが、ただ1人で走った日は本当につらい。自分よりも遅い低年齢の子どもと一緒であれば苦しいながらも、親の責任感からか、なんとか走りきれます。誰かと一緒にする、というのはモチべーションを上げるためにも大事だなと感じました。まとめ若いころは、「薄着で元気だね」と言われていた自分がまさかここまで冷えに悩まされるようになるとは思いませんでした。食生活を意識的に変えたり、衣類を変えたりしましたが、本当に冷えを解消するには体を動かすことなのだろうと思い、運動も取り入れてみました。若いころからジョギングは苦手で、興味はありつつもなかなか挑戦する気になれなかったのですが、子どものマラソン大会をきっかけに一歩前に踏み出せたことがよかったです。他人と比べてしまうと、自分はできてないと思いがちですが、できないなりにもここまで進めたと自分で自分を励まして、ジョギングを続けていければいいなと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/とんかつ(42歳)育児、家事、時々パートに励む40代前半大人女子。今までとは違い疲れがとれにくい、肌荒れがひどいなどの体質の変化が始まり、加齢を実感。これからの人生について模索中。
2023年04月04日45歳のときにスキューバダイビングでかかった減圧症が原因で、体のだるさ、足のしびれ、足の極度の冷えなどの後遺症に悩まされる日々を、半年以上過ごしていました。背中の痛みがひどくて眠れない夜もあり、痛み止めでごまかすこともしばしば。ただ、市販薬では一時的な効果だけで、改善する余地はほぼ皆無。「根本的に体質を改善するしかない」と思い、体質改善に取り組んだ体験談をお話しします。★関連記事:痩せやすい、免疫力UPなど体に良いこといっぱい! 一年中手放せない冷え取りアイテム4選【医師解説】「アーユルヴェーダ―」治療に出合うスキューバダイビングの急浮上が原因で発症した減圧症。海外にいたためすぐに正しい治療ができない環境で、3カ月後に日本に帰国して専門医に見てもらったときにはすでに完治は難しいと診断されました。その後は手足のしびれ、背中の痛み、体全体のだるさなどの後遺症にかなり苦しむ日々に。特にひどかったのが、膝下からの極度の足の冷え。靴下の2枚重ね、足湯、足つぼマッサージ、オフィスではレッグウォーマーで足を温めるなど、あらゆることで冷え対策を試みましたが、根本的な改善にはつながらずもんもんとした日々を過ごしていました。そんなある日、インドに赴任経験のある友人にアーユルヴェーダをすすめられ、知識もないままインド人の治療院の門をたたくことに。初めてのアーユルヴェーダ治療でしたが、診断を受けて「世界最古の伝統医学」の奥深さを知ることになりました。アーユルヴェーダは一般的に知られるオイルマッサージだけでなく、瞑想やヨガ、呼吸法、ハーブを用いた食事療法などを毎日の生活に取り入れることで、心と体の健康を保つ「予防医学」であるとのこと。早速、朝起きてから寝るまでの生活全般を見直すことにしました。毎朝の呼吸法からインド式ケアを実践アーユルヴェーダのドクターから、脈診、生活習慣などの問診を受け、「ヴァータ体質」だと診断。これは疲れがたまりやすく、冷えやすく、体調を崩しやすいという体質で、まさにドンピシャで当てられたネガティブな診断でした。これは小手先の治療ではどうにもならないと覚悟を決め、1回5000円の治療を月4回、3カ月間通い、インド人スタッフの本場のトリートメントを受けました。その後は治療費がかさむことから、通院はやめてセルフケアに切り替え、インド人ドクターから学んだ、基本の呼吸法や体質に合わせた食生活を、自宅でも実践しました。特に効果があったのが、朝の呼吸法。吐く息に意識を向け、吐く息と一緒に心の悩みや不安、体のだるさなどを体の外に出すようにイメージしながら毎朝実践。体がふわっと温まり、頭がすっきりし、1日を心と体を整えてスタートできるようになりました。また、アーユルヴェーダの初心者向けの本を参考にしながら、マッサージやヨガ、アロマテラピーなどを取り入れた自己流ケアで、体質改善に取り組む日々。結果、薬に頼らない治療法で手足のしびれ、背中の痛み、体全体のだるさなどが少しずつ改善され、改めて自然治癒力を高めるアーユルヴェーダのすごさを実感できました。冷え性に効果のある朝の一杯アーユルヴェーダのドクターに、体質改善にすすめられた朝の一杯。ターメリック(ウコン)、しょうが、フェネグリーク(インド香辛料)、黒糖を小さじ1杯ずつティーカップ一杯のお湯で溶いて飲むこと。飲み始めたばかりは、特に体調の変化は見られませんでしたが、3年近く飲み続けているうちに、確実に冷え性は改善されました。今は、手に入りやすいターメリックと自家製ショウガパウダーを毎朝の一杯に取り入れています。8年飲み続けていますが、薬ではなく食品なので体に負担がなく、手軽にスーパーで手に入るため、無理なく継続できる冷え性対策としてかなり良いと思いました。その他、大好きだったコーヒーは体を冷やすとドクターに忠告されたため、1日1杯までにセーブし、その代わりに紅茶やカフェインレスのお茶を飲むように心がけたのも、冷え性改善に役立ったと実感しています。まとめ年を重ねるごとに、なるべく薬に頼らない生活を心がけるようになりました。もちろん、即効性のある市販薬や医者に処方された薬を服用することはありますが、長い目で見た場合、どうしても薬を飲み続けることに抵抗を感じてしまいます。アラフィフになり、体調管理の大切さや健康のありがた味を身に染みてわかるこのごろ。インド式治療を通して、生活習慣や食生活に少しの工夫を取り入れることで、自然治癒力を高められ、心身ともに豊かな生活を送れることを身をもって体感しています。これからも、体の声になるべく寄り添い、体に負担のかからないケアを実践していこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/いずみ(53歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年02月23日私は更年期症状が軽く、体調不良もほとんど起こらなかったものの、1つだけ悩まされたことがあります。それは夜になると氷のように足先が冷たくなるほど、体が冷えることでした。足先が冷えると眠れなくなるので靴下の重ねばきはもちろん、会社のデスク下に小型のヒーターを置くなどの対策もおこなっていました。それでも冬になると足先が冷たくて、靴下をはいて寝てもなかなか温まらずに困り果てていたのです。そんな私の冷え対策について紹介します。★関連記事:「体が冷えていると痩せにくい?」冷えを改善する温活で9kg体重減少に成功!【体験談】冷えの原因を探すと更年期になるまでは湯船に浸かって布団に入れば、足先が冷たくなることなどありませんでした。しかし更年期を迎えてからは入浴して上半身は温まっても、足先がすぐに冷えてしまうことに気付いたのです。なぜ更年期になって足先の冷えを感じやすくなったのかを調べると、女性ホルモンの分泌量の減少により、自律神経が乱れて血行不良が起こることがわかりました。これまでと同じ生活では冷えが改善されないとわかり、対策することにしたのです。ストレッチと筋トレの習慣化足先が冷えるのは自律神経の乱れによる血行不良以外にも、加齢で血流が悪くなっていることも原因なのではないかと思いました。足先はもともと血流が悪い部位である上に、加齢とともに筋肉量が低下して血液循環が悪くなっていることも冷えの原因と予想できます。そこで私は日常生活の中で、毎日必ず運動する習慣をつけると決めたのです。YouTubeをチェックして5分以内でできるリンパマッサージを兼ねたストレッチと、簡単な筋トレメニューの動画を探し、まずは毎朝おこなってみることにしました。最初は長く感じた5分のストレッチも慣れてくると物足りなくなるので、気分に合わせてダンスエクササイズを取り入れるなど、運動を継続するためのモチベーションをあげるよう意識しました。また毎日必ずおこなわなければならないと思うと億劫(おっくう)になるので、「2日続けてはさぼらない」「朝できなかったときは寝る前に軽くストレッチする」などのマイルールを作って無理のないように実践しました。食生活にもちょっとした工夫をもともと私には朝起きるとまず歯磨きをして、コップ1杯の水を飲む習慣がありました。しかし冷えを改善するにあたり、朝イチで飲むものを水から白湯に変えたのです。マグカップ1杯の白湯を飲んでからストレッチすると、汗をかき始めるまでの時間が短くなりました。またお味噌汁を飲む際には粉末のしょうがパウダーを溶かす、生野菜を避けて蒸し野菜を食べる、ペットボトル飲料をやめて小豆茶や黒豆茶を入れて飲むことを徹底したのです。1カ月ほど続けたところ、足先が冷たくて寒いと感じる機会が少なくなっていました。まとめ生活や食事の習慣を見直すだけでなく、入浴後も寝る直前まで靴下をはいたままにして足を冷やさないようにしています。それ以外にも血流が悪くならないよう足首と手首を締め付ける衣類は着ないなどの工夫も継続しています。湯たんぽを使用すると夜中に寝汗で目覚めてしまうので、寝る直前に布団の中で靴下を脱げる温かさにしてから寝ることが自分にとってのベストな方法であることもわかりました。今後も運動や食事にも気を付けながら、万病のもとである冷え対策をしっかりおこなっていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/サトウユカコ広告制作プロダクションで、プランナーやディレクター、ライターを兼務。双子を含めた4人の子どもがいる。小学校教諭、幼稚園教諭の資格を持っている。
2023年02月03日人気料理研究家×漢方医2022年12月26日、KADOKAWAから、新刊『お医者さんが教えてくれた 一年中冷え知らずごはん』が発売されました。著者は料理研究家のワタナベマキ氏、監修は漢方医の渡邉賀子氏が務めています。同書では、旬の食材を使った、冷えとりごはんを紹介。おいしく食べながら体を温め、冷え体質を改善することを目指します。定価は1,650円です。Amazonなどで購入することができます。ワタナベマキオフィシャルインスタグラムのフォロワーからは、「一年中、冷え知らず、読んでみたいです」「ブラボーです」などのコメントが寄せられています。テレビや雑誌などで活躍する人気料理研究家ワタナベマキ氏は、グラフィックデザイナーを経験した後、料理家の道に進みました。インスタグラムのフォロワー数は7万9,000人以上。著書には『ほったらかしでおいしい!蒸しレシピ』『作り込まない作りおき』などがあります。渡邉賀子(ワタナベカコ)氏は、1987年に久留米大学医学部を卒業し、現在は帯山中央病院(熊本県)院長や、麻布ミューズクリニック 名誉院長を務めています。著書には『体を温めると美人になる』『「脱・冷え症」で、さびない、むくまない、太らない』などがあります。(画像はワタナベマキ オフィシャルサイトより)【参考】※Amazon※ワタナベマキ オフィシャルサイト※ワタナベマキ オフィシャルインスタグラム※株式会社生島企画室
2023年01月13日20代のころから冷え性で、特に足先の冷えに悩んでいました。年を重ねるごとに冷え症が悪化していき、40歳となった今では真夏でも足先に冷えを感じることがあるほどです。改善しようと冷え性に効くというストレッチやマッサージなどを試しはするものの、時間が取れなかったり面倒になったりと、なかなか続けることができずにいました。そんなときに冷え性に効果的という「足指じゃんけん」を知りました。「足指じゃんけん」をおこなってみた体験談を紹介します。★関連記事:更年期になって冷えが悪化!受診は必要?対策は?【更年期の基礎知識7】冷たい足先…冷え性をなんとかしたい!冷え性の原因や改善方法をネットでいろいろ調べてみたところ、運動不足になると血流が悪くなり、冷え性が悪化するようでした。運動不足が悪いのはなんとなくわかっていたのだけれど、私の場合、面倒な運動だと続きません。どうにか簡単に運動する方法はないものかとさらに検索を続け、「足指じゃんけん」を見つけたのです。足指じゃんけんは、すべての足指を丸めてグー、親指だけを持ち上げほかの指を下げてチョキ、すべての足指を広げてパーを作ります。普段、あまり動かすことのない形に足指を動かすことで血流が良くなり、足の冷えの軽減につながるということでした。足指を動かすことによって、ふくらはぎも同時に動くため、足のむくみ解消にも効果が期待できるそうです。また、足指を広げるアイテムである「足指セパレーター」を使用することでも冷え性やむくみの改善といった、足指じゃんけんと同様の効果があるということでした。これなら、今まで挫折してきた冷え性改善の方法と違い、隙間時間に簡単にできそうな気がしたため、足指じゃんけんと足指セパレーターで足指を動かすことにしてみました。足指じゃんけんと足指セパレーターを実践調べたところによると、足指じゃんけんのグー・チョキ・パーの動きがスムーズにできないと、足裏の筋力が低下しているそうです。実際におこなってみると、思っている以上に足指が動かず、足裏の筋力の低下を実感しました。このグー・チョキ・パーの動きを1セットとして、毎日10回おこないました。足指を広げる足指セパレーターは100均で購入しました。装着すると、しっかりと足指を開くことができて、イタ気持ち良い感覚がたまりません! しかし、あまり長時間使用すると靭帯を傷つけてしまう恐れがあるということなので、大体10分程度の使用にとどめています。足指セパレーターを使用することで、縮こまっていた足指がほぐれていくように感じました。足先がポカポカ!むくみへの効果も実感1日の中で決まった時間は作らず、椅子に座ってテレビやスマホを見たりするときに、まず足指をほぐすために足指セパレーターを使用してから、足指じゃんけんをおこなうようにしました。すると、1週間ほどで足指の動きがとてもスムーズになり、足裏の筋力もアップしているような気がしてとてもうれしくなりました。足指セパレーターを使ってから足指じゃんけんをおこなったあとは、足先がほんのりと温かくなり、血行が良くなったように感じました。たくさん歩いた日の夕方以降はいつも足のむくみがひどいのですが、足指を動かすことで、足のむくみやだるさの軽減を実感できました。また、日ごろから足指の動きを意識する習慣がついたため、足指に力を入れる歩き方を心がけるようになりました。しっかりと地面を蹴っている感覚があるので、立っているときのバランスが良くなり、少しずつ猫背からシャキっとした姿勢に改善していっているような気がします。まとめ足指じゃんけんを始めたころは、うまくグー・チョキ・パーの形にすることができず、もどかしくなりました。指先に集中しながらおこなっていましたが、慣れてくると自然に足指が動くようになり、いつでもどこでも気が付いたときに実行できるため、気負わず持続できています。いろいろなメリットのある足指じゃんけんと足指セパレーターによる足指ストレッチをこれからも続けていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/demi(40歳)5歳の娘と夫の三人暮らしの主婦。お笑いが大好きで、思いきり笑うことがストレス発散になっている。
2022年12月01日寒さが日ごとに厳しくなる季節。肩こり、肌荒れをはじめ“冷え”からくるトラブルに悩む人が増えてくる。特に今年はいつまでも暑いと思っていたら、途端に冷え込む日があるなど、「寒暖差に体が追いつかない」と、悲鳴を上げる人も多い。「東洋医学では、血のめぐりが悪くなった状態を瘀血(おけつ)といいます。瘀血が続くと、冷えや肩こりだけでなく、肌の状態も悪化します。『顔色がよくない』と感じたら、それは体が冷えて、毛細血管が衰えているサイン。すぐに体の中から温めることが大切です」そう語るのは、薬剤師・国際中医師の大久保愛先生だ。大久保先生は、日本人で初めて国際中医美容師の資格を取得、漢方カウンセラーとして、年間2千人以上に体質改善のアドバイスを行っている。「毛細血管の衰えを放置してはいけません。人間の体に張りめぐらされている血管のうち、約9割が毛細血管です。血管には全身のすみずみまで血液をめぐらせ、酸素や栄養、免疫物質、ホルモンなどを届ける通路の役割があります。また、毛細血管は『壁細胞』と『内皮細胞』の二層になっています。加齢とともに毛細血管が老化すると、この二層の間に隙間ができて、リンパ管が水分や老廃物を回収できなくなり、血流も低下します。それらが血管外に漏れ出てしまうと、むくみやくすみの原因になるのです」(大久保先生・以下同)毛細血管を鍛えるのに効率的なのは、食生活を工夫すること。大久保先生がいま注目している食材が、“冬の万能薬”といわれるシナモンだ。「漢方医学では、桂の幹や枝の樹皮を桂枝、桂皮と呼び、生薬として活用しています。これらには抗酸化作用や、消化を促進して胃腸を健康にするはたらきのほか、血液の流れを改善させる作用があるとされています。そして、最近注目されているシナモンの香り成分が『シンナムアルデヒド』。これは内皮細胞にあるTie2(タイツー)というタンパク質を活性化させ、毛細血管の間にできた隙間を接着し、修復させます。すなわち、毛細血管を強化し、若返らせ、細胞の老化を防いでくれるのです」シナモンを摂取してから2〜3時間でタンパク質のTie2が活性化してくるという。継続して取り続けることが大切だ。シナモンを取るには、パウダー状のものやスティックを飲み物に入れて香りを楽しむなどの方法があるが、大久保先生がすすめているのは、シナモンスティックをオリーブオイルにつける「シナモンオイル」。アンチエイジング効果のあるポリフェノールとビタミンEを多く含むオリーブオイルにつけることで、シナモンとの相乗効果が生まれるのだとか。それをコーヒーや紅茶など温かい飲み物に入れたり、果物にかけたりして毎日の食生活に取り入れるだけ。「シナモンオイルは幅広い飲み物、食べ物との相性がいいので、上手に習慣づければすぐに体の中から変化が表れてきますよ」作り方はとっても簡単。清潔な保存瓶にスティックタイプのシナモンを10本入れて、オリーブオイル100〜150ml程度を注ぐだけ。密閉した状態で日が当たらない場所で保存する。常温で2週間ほど置いたら使えるようになるという。オリーブオイルが少なくなったら、そのつどつぎ足してもOK。3カ月程度は使えるという。「シナモンスティックには大きく『セイロンシナモン』と『カシアシナモン』の2種類があり、カシアは過剰に取ると肝臓にダメージを与える可能性があるクマリンという物質を多く含んでいます。購入の際にはパッケージに書かれている原材料を確認して、クマリンの含有量の低いセイロンを選びましょう」食べるだけでなく、肌に塗ってマッサージに活用しても血管の若返りにつながるという。肌に使う際には、必ずパッチテストを行って、異常が出ないか確認しよう。これから迎える冬本番。シナモンオイルを毎日の習慣に加えて、冷え知らずで過ごそう!
2022年11月21日美容に関心の高い女性が集まるanan Beauty+clubのメンバー約100人に「冷え対策」についてアンケートを実施。「冷え性じゃない」と回答したメンバーが習慣にしていること、部屋別(お風呂場、寝室、リビング)での具体的な冷え対策も聞いています。本格的に寒くなるこれからの季節に、ぜひ参考にしてみてくださいね!女性約100人に聞いた「冷え対策」すっかり気温が低くなり、手足に冷たさを感じている人も多いよう。anan Beauty+clubのメンバー約100人に聞いた「冷え対策」はどんなものがあるのでしょうか。まずは、こちらの質問から。Q.あなたは冷え性ですか?NOと回答した方、どのような習慣がそのようにさせていると思いますか?「以前は冷え性の火照りタイプでしたが、姿勢を改善して体幹が整ったおかげで、動くとすぐに温まるカラダになりました。膣トレも効果ありです!すぐにお腹の奥からポカポカになります」(46歳・自営業)「なぜかわからないのですが、体温がここ10年くらいで1度くらい上がっていて、あまり冷えは感じないです。もしかしたらと思うのは、たばこをやめたのと自炊が増えたことが関係あるかもしれません」(35歳・会社員)「週一のパーソナルジムを始めてから血流が改善されたのか冷え性がなおりました!」(30歳・専門職)anan Beauty+clubのメンバーに「あなたは冷え性ですか?」と聞くと、7割以上が「YES」と回答。「NO」と回答したメンバーに事情を聞いてみると「姿勢改善」「膣トレ」「禁煙」「自炊」「ジム通い」を習慣にしていることがわかりました。現在冷え性だと感じている人は、血流が良くなると手足の末端まで温かくなるので、まずは毎日入浴することを習慣にして、意識的にカラダを内側から温めるとよいですよ!Q.寝室では、どんな冷え対策しますか?次に、寝室でどんな冷え対策をしているかアンケート。「もこもこのシーツカバーに毛布、羽毛で寝ます」(30歳・公務員)「Nウォームの毛布をかける」(34歳・会社員)「小豆カイロをレンジでチンして、仙骨にあてたり、お腹にあてて寝ます。腹巻もします」(46歳・自営業)「ブランケットも出しておく」(25歳・会社員)「羽毛布団」(34歳・会社員)「加湿器」(32歳・会社員)「電気式毛布を使う」(34歳・会社員)「冬布団、ゆたんぽ、電気布団」(32歳・無職)「年中羽毛布団を使っているので変化なし。場合によっては電気毛布も使いたいけど、産後は使っていない」(29歳・主婦)「毛布」(34歳・会社員)「毛布を敷く用、かける用と、2枚使いしています!」(30歳・会社員)冷え対策として使用している寝具は、毛布、電気毛布、ゆたんぽ等が好まれています。レンジで温めて使う「小豆カイロ」は、繰り返し使えて環境にも良く、徐々に温度が下がるので布団のなかに置いたままでもOKだから使い勝手もよし。お部屋が寒かったり、カラダが冷えたままではなかなか寝つけないのでぜひ参考に!Q.お風呂・脱衣所ではどんな冷え対策をしていますか?次に、「お風呂・脱衣所」での冷え対策を調査。お風呂場・脱衣所で感じる寒さは一瞬だとしても、けっこうストレスですよね……。anan Beauty+clubのメンバーはどんな対策してるの!?「お風呂場は、先に暖房を30分くらいつけてから入っています!」(30歳・公務員)「我慢してます(笑)。ケチって浴室暖房入れなかったので震えてます(笑)。強いて言えばお風呂を沸かすときに、蓋をあえて開けておいて、お風呂内を暖めておいています」(35歳・専門職)「脱衣所はヒーターをいれます。浴室は入る前にシャワーを先に出して空間を暖めます」(46歳・自営業)「脱衣所にヒーター設置」(30歳・専門職)「我慢してます(笑)」というリアルな回答もありましたが、入浴後は、せっかくカラダが温まっているので温度差で風邪をひかないようにすぐ部屋着を着るなど対策するのをおすすめします!Q.リビングではどんな冷え対策をしていますか?最後に、リビングでの冷え対策を調査。「夫婦2人が1日一緒にいる場合は床暖をつけています」(35歳・専門職)「気温15℃くらいからは床暖房ON。一度つけたら冬が終わるまでつけっぱなしで、+加湿器でより暖かく感じます。エアコンは乾燥が気になるので基本的に使わないです」(30歳・専門職)「エアコンと床暖房を使う」(29歳・主婦)「エアコンのみです」(30歳・公務員)「こたつを使っています」(34歳・会社員)「こたつがあるので食事はダイニングテーブルではなくこたつで食べるようにしています!」(30歳・会社員)「加湿器とエアコンとハロゲンヒーターをつける。テレワーク中は足をブランケットで包む」(34歳・会社員)「犬もいるので24時間暖房をつけています」(34歳・会社員)「暖房とサーキュレーター」(32歳・会社員)リビングでの冷え対策は「床暖房」と「エアコン(暖房)」を使っているという回答が多数。女性は手足の末端が冷えやすいので、床暖房やエアコンでも暖まらなかった場合温度を上げるよりも、ピンポイントでブランケットでくるむなど対策すると即効性があるのと、電気代節約にも良いです。以上がアンケート結果でした。会社でも自宅でのリモートワークでも、部屋が寒かったり、手足が寒いとなかなか集中できないので、仕事の効率を考えても冷え対策は重要。この記事を参考に、快適な環境を目指してみてくださいね!(C)ayakono/Getty Images文・玉絵ゆきの
2022年10月30日女性は体の中で熱を作る筋肉量が少ないため、手足の冷えを感じやすいことは看護師の知識として知っていました。私も20〜30代から手足の冷えやすさは感じており、特に冬は一旦手足が冷えると数時間寝付けないこともざらでした。でも、困ったのが40歳を過ぎてからの冷えです。今までのように手足を温めるだけでは、なかなか解消されなくなったのです。今回は私がプレ更年期から感じた手足の冷え対策についてご紹介します。★関連記事:更年期になって冷えが悪化!受診は必要?対策は?【更年期の基礎知識7】手足の冷えがずっと続く「手足の冷えが強くなったかも……」と気付いたのはちょうど40歳を過ぎたころです。当時は病院に勤務していましたが、特に病棟の廊下が冷える冬場はちょっと廊下で患者さんと話すだけでも、手足が冷たくなりました。その後すぐにパソコンで記録を入力しようとしても、手がかじかんでしまい、なかなか仕事がはかどりません。またひんやり冷えた手で患者さんの検温をするのも気が引けてしまいます。そのため、いつも白衣のポケットに使い捨てカイロを入れて仕事をするようになったくらいです。足裏にもカイロを貼って対策をしてみましたが、手足の芯まで温かくなることはありませんでした。手足の冷えが続いて困ったこと40歳からの手足の冷えが強くなってから一番困ったのが夜の睡眠です。手足が一度冷え切ってしまうと睡眠に入るまでどうしても時間がかかってしまうのです。「明日は仕事があるから早く寝よう」と思って布団に入りますが、手足を温めようとゴロゴロしているうちに、気付いたら1時間経過していたことも。特に寒い季節はそんなことが続くと、次第に睡眠時間が不足していき、仕事の集中力も落ちることもありました。とりあえずこれではいけないと思い、寝る前に入浴し体を温める、電気毛布を使うなどで対処してきました。手足の冷えを和らげるための対策プレ更年期の1つに手足の冷えが強くなることがあるのを知ったのは、あるサイトを検索したときでした。看護師なので年齢による心身の変化は知っていたつもりだったのに、プレ更年期があることや、そこで見られる症状に自分が当てはまることに全然考えが及んでいませんでした。手足の冷えが強くなったのはプレ更年期の1つの症状かもしれないと思ってからは、手足の冷えを和らげる対策として何が一番有効なのかを考えました。その結果、私は運動する時間を増やし筋肉量を増やすことに。筋肉は熱を作るので、単純に体に付く筋肉量が多くなれば代謝も良くなって熱を作り、体を温めることにもつながると考えました。気軽にできる運動はないかと考えて始めたのが、朝のウォーキングです。これまで運動の習慣はあまりなかったのですが、初めは15分からスタートし、それから少しずつ時間を伸ばして今では1時間程度のウォーキングを毎日続けています。半年もたったころでしょうか。毎日のウォーキングのおかげで次第に体全体が引き締まり、足腰を中心に筋肉が付いてきたのを実感するようになりました。これまでは、日中どうしても手足が温まらないときは、熱めのお湯を入れた洗面器に手足を入れて温める「足浴」や「手浴」をして冷えを解消していたこともありました。しかし、運動を始めて筋力が付いてくると、カイロや手袋などを使ってちょっと温めさえすれば、それほど冷えは続かなくなりました。まとめ「手足の冷えはいつものことだから」と思って放置していたら、ますます冷えは強くなりそのまま更年期に入っていったと思います。手足の冷えはプレ更年期の1つと捉えて早めに対処したからこそ、運動の習慣も身につき、その結果筋肉が付いて手足の冷えもだいぶ治ってきたのだと実感しています。これからも更年期に備えて、できる限り対策は取っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/ゆき(41歳)40代に入りイライラすることが多くなったことで、プレ更年期を感じ始めた。現在は、看護師の経験をもとにプレ更年期の対処法を模索中。
2022年10月27日