自分の部屋のインテリアにこだわりがあるという人は多いかもしれません。どんなコンセプトのインテリアにしていますか? 単に居心地のよさや癒やしを求めるだけでなく、純粋に美しさを求めたり、もっと自分自身の内面に訴えかけてくるような、強い印象を放つインテリアはいかがでしょうか。これまでにない、新鮮で豊かな部屋作りの参考になりそうな展覧会が行われます。それは、5月24、25、26日の3日間、表参道のスパイラルガーデンで行われる展覧会『妖しのインテリア』。この展覧会では、FREDERIQUE MORRELとBOKJAの新作が一同に発表されます。FREDERIQUE MORREL(フレデリック・モレル)は、パリでスタートしたアヴァンギャルドなインテリアブランドで、アダムとイヴ、エデンの園、失楽園やノアの方舟といった神話的な要素にインスピレーションを受け、スピリチュアルな美意識溢れる作品を多く発表しています。また、BOKJA(ボクジャ)は、レバノンの首都、ベイルートに拠点を置くHoda Baroudi(ホダ・バロウディ) とMaria Hibri(マリア・ヒブリ)による才能豊かなデザインデュオです。キリムなどの伝統的工芸に尊敬と情熱を注いでおり、叙情的な色づかいが美しく、ハンドメイドならではのクラフトマンシップを感じる、高い芸術性を持った作品を生み出しています。この2組の作家をはじめ、インテリアの世界ではミニマルからデコラティブへトレンドは移り、心の内面や、外へのメッセージを、ストレートに表現する作家が世界で台頭してきているそう。常識や合議とは無縁な、作家個人の魂が込められた作品は、面妖にさえ感じる美しさを放ちます。作品から受ける鮮烈な印象、妖しげな個性は、自分の部屋のインテリアを改めて見直すきっかけになるかもしれません。この展覧会を開催するトーヨーキッチン&リビングは、 インテリアの世界にこの妖しさが、一つの方向性を示唆して行くと考えているとか。同時に別会場、ルーチェ・トーヨーキッチンスタイルにて坂井直樹氏の新作照明と食器の展示発表を行なわれます。ドクロの絵柄が強烈な印象の髑髏伊万里(ドクロイマリ)など、こちらも気になる作品が見られそうです。これまで見たことのないような、妖しいほどに美しい作品との出会いが待っているかも。ぜひ足を運んでみては?・妖しのインテリア会期:5月24~26日 11:00~20:00会場:スパイラルガーデン同時開催:ルーチェTOYO KITCHEN STYLE 公式サイト
2013年05月21日手軽に模様替えをしたい、ワンルームを広く見せたいなど、部屋の悩みを解消しつつおしゃれに見せる方法はないものでしょうか。インテリアブランド「イデー」のショップ本部ディスプレイ担当の小林夕里子さんに、お話しを伺いました。■部屋を広く見せるには、カーテンやソファに明るい色を――ワンルームや1DKなど、シングルの部屋を手軽にイメージチェンジする方法はありますか。小林さん:ファブリック(布製品)を使って部屋を簡単、おしゃれに改造する方法をお勧めします。ファブリックの魅力は、「色の選択肢が多い」、「季節によって手軽に交換できる」ことです。布だけで部屋のイメージをがらりと変えることができます。ワンルームなどでのお悩みとして、「部屋を広く見せたい」という声をよく耳にします。具体的な方法として、布の面積の大きいカーテンを壁と同系色にして、取り付ける位置を窓枠からではなく天井からつけます。すると、天井が高くなったように見えて部屋が広く感じられます。また、ストライプのように縦を強調する柄は、天井を高く感じさせてくれます。次に、ソファやベッドカバーなど広めのスポットは、インテリアのメインになる色なので好きな色を選んでいただくのが一番ですが、アイボリーやイエローグリーンなどの明るい色を使うと部屋が広く感じられます。そこに季節に合わせて、テーブルクロスやクッションなどの小物で色を加えていくのがお勧めです。――それなら、早く楽しくイメチェンできそうです。おしゃれにファブリックをあしらう秘けつはありますか。小林さん:ポイントは、「色の配分」です。カーテンのように、見た目に大きな面積を占めるアイテムはまず、「ベースカラーといって飽きのこないベーシックな色」を、次にソファカバーやベッドカバーなどには、「インテリアのメインになる色」を置きます。さらに、クッションなどの小物で「アクセントとしての色」を合わせます。これらの色の面積比を、「ベーシック:メイン:アクセント=70%:25%:5%」で考えると、コーディネートがしやすくなります。さらに、おしゃれ感を出すには、トレンドの色を取り入れるといいと思います。2013年春夏のトレンドとしてミラノサローネ(世界最大規模の家具見本市)では、アイスブルーやスカイブルーなど淡いきれいな色をいすや照明に取り入れています。――基本のあしらい方が分かると、ファブリックの選びがいがありそうです。小林さん:ファブリックを配置したときをイメージしながら、例えば友人が来るとき、恋人が来る、ひとりでゆったりと過ごすときなど、「部屋のさまざまなシーンに、色を取り入れて自分の空間をつくる」と意識するとよいのではないでしょうか。――「部屋に色を取り入れる」と考えるところが、空間づくりを楽しむコツのようですね。では、季節ごとにファブリックを選ぶポイントを教えてください。小林さん:生地の素材感をいかすことで季節感が出ます。例えば、ブルーなどの寒色系のコーディネートでも、秋・冬はブランケットやウールのクッションなどで暖かみのある印象を与えることができます。例えばイデーでは、11種178色の生地から張地を選べるソファ・チェアを幅広いデザインでご用意していますが、同じソファでも張地を変えるだけで気分も空間も一新することができます。――ありがとうございました。カーテンをベースに、ソファカバーや小物のカラーバランスをコーディネートする、柄に自分らしさやトレンドを取り入れられるというファブリックの魅力が分かりました。これならすぐに、おしゃれでかつ広い部屋に見えるように改造できそうです。監修:小林夕里子氏株式会社イデーショップ本部ディスプレイ担当。同社は、東京・自由が丘店、ミッドタウン店をはじめ東京都内7店舗およびオンラインショップを運営。オリジナル家具を中心に国内外からセレクトしたデザイングッズ、ステーショナリー、書籍などを扱うほか、カフェやグリーンショップを手がける。自由が丘店TEL03-5701-7555、ミッドタウン店TEL03-5413-3455(岩田なつき/ユンブル)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日手軽に模様替えをしたい、ワンルームを広く見せたいなど、部屋の悩みを解消しつつおしゃれに見せる方法はないものでしょうか。インテリアブランド「イデー」のショップ本部ディスプレイ担当の小林夕里子さんに、お話しを伺いました。■部屋を広く見せるには、カーテンやソファに明るい色を――ワンルームや1DKなど、シングルの部屋を手軽にイメージチェンジする方法はありますか。小林さん:ファブリック(布製品)を使って部屋を簡単、おしゃれに改造する方法をお勧めします。ファブリックの魅力は、「色の選択肢が多い」、「季節によって手軽に交換できる」ことです。布だけで部屋のイメージをがらりと変えることができます。ワンルームなどでのお悩みとして、「部屋を広く見せたい」という声をよく耳にします。具体的な方法として、布の面積の大きいカーテンを壁と同系色にして、取り付ける位置を窓枠からではなく天井からつけます。すると、天井が高くなったように見えて部屋が広く感じられます。また、ストライプのように縦を強調する柄は、天井を高く感じさせてくれます。次に、ソファやベッドカバーなど広めのスポットは、インテリアのメインになる色なので好きな色を選んでいただくのが一番ですが、アイボリーやイエローグリーンなどの明るい色を使うと部屋が広く感じられます。そこに季節に合わせて、テーブルクロスやクッションなどの小物で色を加えていくのがお勧めです。――それなら、早く楽しくイメチェンできそうです。おしゃれにファブリックをあしらう秘けつはありますか。小林さん:ポイントは、「色の配分」です。カーテンのように、見た目に大きな面積を占めるアイテムはまず、「ベースカラーといって飽きのこないベーシックな色」を、次にソファカバーやベッドカバーなどには、「インテリアのメインになる色」を置きます。さらに、クッションなどの小物で「アクセントとしての色」を合わせます。これらの色の面積比を、「ベーシック:メイン:アクセント=70%:25%:5%」で考えると、コーディネートがしやすくなります。さらに、おしゃれ感を出すには、トレンドの色を取り入れるといいと思います。2013年春夏のトレンドとしてミラノサローネ(世界最大規模の家具見本市)では、アイスブルーやスカイブルーなど淡いきれいな色をいすや照明に取り入れています。――基本のあしらい方が分かると、ファブリックの選びがいがありそうです。小林さん:ファブリックを配置したときをイメージしながら、例えば友人が来るとき、恋人が来る、ひとりでゆったりと過ごすときなど、「部屋のさまざまなシーンに、色を取り入れて自分の空間をつくる」と意識するとよいのではないでしょうか。――「部屋に色を取り入れる」と考えるところが、空間づくりを楽しむコツのようですね。では、季節ごとにファブリックを選ぶポイントを教えてください。小林さん:生地の素材感をいかすことで季節感が出ます。例えば、ブルーなどの寒色系のコーディネートでも、秋・冬はブランケットやウールのクッションなどで暖かみのある印象を与えることができます。例えばイデーでは、11種178色の生地から張地を選べるソファ・チェアを幅広いデザインでご用意していますが、同じソファでも張地を変えるだけで気分も空間も一新することができます。――ありがとうございました。カーテンをベースに、ソファカバーや小物のカラーバランスをコーディネートする、柄に自分らしさやトレンドを取り入れられるというファブリックの魅力が分かりました。これならすぐに、おしゃれでかつ広い部屋に見えるように改造できそうです。監修:小林夕里子氏株式会社イデーショップ本部ディスプレイ担当。同社は、東京・自由が丘店、ミッドタウン店をはじめ東京都内7店舗およびオンラインショップを運営。オリジナル家具を中心に国内外からセレクトしたデザイングッズ、ステーショナリー、書籍などを扱うほか、カフェやグリーンショップを手がける。自由が丘店TEL03-5701-7555、ミッドタウン店TEL03-5413-3455(岩田なつき/ユンブル)
2012年11月14日国際見本市の主催・運営を行うメッセフランクフルトは、デザイン家具の見本市「インテリアライフスタイル」を6日から8日にかけて東京ビッグサイトで開催した。「インテリアライフスタイル」は、国内外の最新インテリア情報を発信するための見本市。著名なインテリアデザイナーである青木昭夫氏、小柴大樹氏、南村弾氏、本間美紀氏が企画をプロデュース。今回は22回目の開催となり、昨年は東日本大震災の影響で海外出展者が減少したものの、今年は652社(国内480社・海外172社/前回521社)が出展するなど、大幅な盛り返しを見せている。鳴海製陶社は、エコをコンセプトにした新しい食器を公開。OSORO(オソロ)と呼ばれるこの器は、陶磁に牛の骨灰を混ぜ込むことで、料理を引き立てる美しい乳白色に仕上がっている。特徴的なのは、器同士を重ねることで、ラップを使わずに料理を保存できるという点。間にシリコンカバーを挟むことによって、食器同士のズレを防ぎ、香りと風味を閉じ込める。価格は未定。同イベントでは、OSOROシリーズと、オーガニックレストランのLUCA DELI(ルカデリ)がコラボ。有機野菜を使った本格イタリアンを楽しむことができ、OSOROの皿を使ったトマトバジルのフェットチーネやオーガニック野菜ピザなどの多彩なメニューで参加者を魅了した。ニューアンド社は、シリコン製の柔らかいランチョンマットを公開。700円前後の手ごろな価格で、食器が滑りにくくなっているため、小さい子供や高齢者がいる家庭に人気とのこと。人体に有害なものは含まれておらず、食品医薬品局(FDA)の審査にも合格。誤って子供が口に含んだとしても安全であるという。マスターズクラフト社は、和菓子や和食などの箸置きを展示。今回特に注目が集まったのは、おせち料理をモチーフにした箸置き。一見本物と見紛うばかりのクオリティで、だし巻き卵やかまぼこなどの食品を再現。30~50代に人気の商品で、価格はすべて500円前後。プレゼントとして購入する人も多いという。また、マストラッド社のシリコン製チップスメーカーも注目を集めている。「トップチップス」と呼ばれる商品で、やわらかな皿の上にレンコンやカボチャ、ニンジンやジャガイモなどをスライスしたものを乗せ、3分ほどレンジで加熱すると、オイルフリーの低カロリーな野菜チップスを楽しむことができる。イベントでは、パリッとした出来立てのじゃがいもチップスが振る舞われ、参加者を楽しませた。価格は4,935円(税込み)。三栄水栓製作所は、お風呂でエステができるシャワーヘッドを公開。自宅のシャワーをとりはずし、ネジで取り付けるだけで交換は簡単。プロのエスティシャンの監修のもと開発。通常のシャワーのほか、柔らかな霧のでる「ミスト」、勢いよく温水のでる「ピンポイント・スカルプ」といったうれしい機能つきで、本物のエステを体験しているようなバスタイムを自宅で楽しむことができる。価格は未定。メトレフランセ社は、フランスでデザインされた、シリコン素材のスチーマーを公開。耐熱温度は220℃で、電子レンジやオーブンでの使用が可能。中にホットケーキミックスなどを入れて焼くだけで、スチーマーの形に添ったブタやカエルなどのケーキを簡単に作ることができる。価格は未定。会場では、アニマル型の扇風機にも注目が集まった。スリーアップ社が開発したもので、サイズは幅24.5㎝、高さ28㎝とコンパクト。外見に加えて特徴的なのは、鼻の部分を外し、中にアロマオイルを入れることができるという点。涼しい風と、それに乗ったアロマの香りを楽しむことができる。種類はクマ、白クマ、ブタ、パンダの四種類で、価格は3,980円(税込み)。近代トレイディング社はレコード型の時計を展示。レコード盤が秒針代わりになっており、レコード世代向けの目に楽しい商品となっている。価格は13,650円(税込み)。ロフトなどで購入可能。ピーオーエス社は、あたかも布であるかのようなミニテーブルを公開。一つ一つ手作りされている作品で、価格は31,500円から。テーブルを支える支柱棒がなく、布が床に触れている面でテーブルを支える構造。デザイン性の高い、目に楽しい商品となっている。リブインコンフォート社は、女性にうれしいフレグランスランプを展示。フレグランスオイルが入ったボトルに、特殊なセラミック芯を入れ、火をつけるだけでさまざまな香りを楽しむことができる。この香りには、空気中のバクテリアを殺菌・消臭する効果もあるため、湿気の多い季節などに最適だ。人気の香りは水仙。仕事の疲れを癒やしたい女性たちに好評とのこと。ボトル価格は6,000円から。また、スキャンデックス社は、デンマーク製の1970年代のレトロなデザインライトを発表。一見バラの花びらや、波模様を表現したように見える外観だが、数学の関数曲線を表したものであるという。幅広い年齢層に愛されており、価格は25,000円から。ジェーエストレーディング社は、デコバードという野鳥の木製手彫り製品を展示。実寸大の大きさで、シジュウカラ、スズメ、ハクセキレイなどの鳥が人気とのこと。部屋の中でバードウオッチングを手軽に楽しむことができる。価格は1,800円から。株式会社かなるは、子供から大人まで楽しむことができる動物のぬいぐるみを公開。イベントでは、二メートルを超えるヘラジカの人形などが展示された。10代から60代まで、幅広く愛されているブランドで、特に人気なのは手のひらサイズのホワイトタイガーであるという。全国の直営店で購入可能。以上紹介したインテリアは、直営店やロフト、三越デパートなどで順次販売される予定。気に入った最新デザインのインテリアを楽しんでみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月14日ヨーロッパのライフスタイルやインテリアを紹介するビジュアルブック「エディシォン・ドゥ・パリ」から新刊『フレンチ・ヴィンテージのインテリア』が登場。ブロカント(古道具屋さん)や蚤の市で見つけた雑貨、代々受け継いできた家具などをとりいれて、自分らしいスタイルと暮らしをつくるパリっ子たち。流行のヴィンテージテイストをミックスさせた、パリならではのセンスがあふれるおしゃれなインテリアをご紹介。19世紀クラシックに包まれたレトロ&ポップな空間や、歴史の香りがほのかに漂う200年前の家など、古き調和と今が自然に調和しているインテリア・アイデアは必見だ。巻末には、ヴィンテージスタイルにおすすめの、「パリのインテリアショップガイド」付き!『フレンチ・ヴィンテージのインテリア』著者:エディシォン・ドゥ・パリ編発行日:2012年4月1日定価:1,995円(税込)版型:H180×W180mm ページ数:120ページ(フルカラー)発行:エディシォン・ドゥ・パリ発売:ハースト婦人画報社URL: プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年04月17日子どもは好奇心がいっぱい。元気よく駆け回り、遊んで、言葉やモノを覚えていくためには、住まいにもちょっとした工夫が欲しい。リビングデザインセンターOZONEでは、春休みからゴールデンウィークの期間にかけて、子どもと暮らすインテリアをテーマにした展覧会「子どもとつむぐ、住まい時間」を開催する。リビングデザインセンターOZONEでは、デザイン性の高いリフォームやインテリアを応援するプログラム「OZONEデザインリフォーム&インテリア」を常時実施している。そこで活躍するインテリアデザイナーが、これまでお客様に提案やアドバイスしてきたことを元に空間展示をする。インテリア事例紹介やワークショップなどを通して、インテリアのコツを多面的に紹介する。今回の見どころである空間展示の1つは、土間のような使い方ができる「広めの玄関」。新築やリフォームの際に、玄関を広く取ることを提案する。ベビーカーや自転車、子どもが外で遊ぶための玩具や道具を仕舞う場所として活用できるからだ。また、玄関の近くに家族が共有して使える「ファミリークロゼット」を置くのも手。家族全員のコートや帽子、バッグなどを収納すれば、おでかけの際に皆で一緒に身支度ができて便利である。ワークショップでは収納や片づけの方法、安全な内装材選び、マネープランなどをテーマに実施予定。子育てを楽しみながら、家族が心地よく暮らせる住まいとは? 本展はそのヒントを教えてくれる絶好の機会と言える。入園や入学、進級を控えた子どもと一緒に出かけてみてはいかが?「子どもとつむぐ、住まい時間」日時:2012年3月22日(木)~5月8日(火)10:30~19:00 水曜日休館会場:リビングデザインセンターOZONE 3階OZONEプラザ東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーTel. 03-5322-6500 ※掲載写真は前年の展覧会の空間展示、及びワークショップ風景取材/杉江あこ
2012年03月10日ヨーロッパのアーティストたちのアトリエや、おしゃれな雑貨、インテリアを紹介した本などで人気のジュウ・ドゥ・ポゥムの新刊『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』が16(金)より、発売される。本書では、インテリア雑貨から、家具、陶器、文房具、子ども雑貨、北欧ヴィンテージ、ニットや手芸用品、ミュージアムショップ、さらに、かわいいパッケージが自慢のキャンディーショップやオーガニック食料品店まで、ストックホルムにある注目の41店鋪を、ビジュアルとともにたっぷり紹介。表紙を飾るのは、 『Uni(ウニ)』 というオリジナルの子ども服ブランドのショップ。“男の子も女の子も好きなデザインを自由に楽しんでほしい”とのコンセプトのもと、学生時代からの友人同士、リンダさんとサラさんがデザインを手がける子ども服は、エコロジカルな素材を使い、品質にもこだわったものばかり。ほかに雑貨もセレクトして販売している。また、日本でもすっかりお馴染みのスウェーデンを代表するブランド 『10-Gruppen(ティオ=グルッペン)』 のショップも紹介! 店内は、『10-Gruppen』ならではのビビッドなカラーがとっても印象的。 『Iris Hantverk(イーリス・ハントヴェルク)』 は視覚に障害を持つ人たちをサポートするアソシエーションが運営するショップ。視力が不自由な人たちが技術を身につけ、職人として手がけたブラシを中心に、スウェーデンの手工芸品を扱っている。また、 『Manos(マノス)』 は、セラミック作品が並ぶアトリエショップ。繊細で温もりを感じさせる、セラミックアーティストのカリンの作品とともに、アーティスト仲間が手がけた雑貨やオブジェが勢揃いしている。日本でも大人気のスウェーデン作家による作品がずらりと揃う、ヴィンテージ屋 『Wigerdals Värld (ヴィエルダルス・ヴェルド)』 も見逃せないお店。陶器のリサ・ラーソンやスティグ・リンドベリ、ガラスのエリック・ホグランといった作家の、特に50年代から70年代にかけてのヴィンテージ・アイテムが充実。オーナーのマッツさんによる美しいディスプレイも必見!スウェディッシュ・デザインの魅力がぎゅっと詰め込まれた、おしゃれで実用的なガイドブック『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』。ビジュアル満載でインテリアの参考になるのはもちろんのこと、眺めているだけで楽しく、夢が広がる一冊である。『北欧ストックホルムの雑貨屋さん』編著:ジュウ・ドゥ・ポゥム判型:A5・本文128ページ・オールカラー定価:1890円発行:ジュウ・ドゥ・ポゥム発売:主婦の友社ジュウ・ドゥ・ポゥムHP 上記ショップのリンク先 ※スウェーデン語または英語 『Uni(ウニ)』 『10-Gruppen(ティオ=グルッペン)』 『Iris Hantverk(イーリス・ハントヴェルク)』 『Manos(マノス)』 『Wigerdals Värld (ヴィエルダルス・ヴェルド)』 取材/田辺香
2011年12月12日