6カ月〜活躍まるでマジック!一瞬で片づけ完了play&goのバッグ&マット片づけても片づけても、次から次に新たなおもちゃを出す子どもたち。ひたすら子どものあとを追って、片づけをして一日が終わるなんて日もありますよね。もっと効率的に片づけができたらと考えている方も多いのでは?しかも、おしゃれだったら言うことなしですよね。そんなおいしすぎるアイテムが……あるんです!海外で人気のお片づけバッグ&マット「play&go」。ぜひチェックしてみてください。《 紹介者 》ベビモニスタLIO&LUKAくんママベビモフの連載「着せ替えSNAP☆SNAP」で大人気だった双子のLIO&LUKAくんのママ。2018年、第3子となる男の子を出産。背伸びすることなく、子どもらしさを大事にした育児スタイルが共感を得ています。きっかけは海外のインスタフォロワーさん子どもが散らかす、私が片づける。良くも悪くも感覚がマヒしちゃって、そうすることが当たり前になっていたんです。でも、たまたまインスタでフォローしている海外の方が、「play&goのバッグ&マット」をアップしているのが目に止まって。こんな可愛い便利グッズがあるんだ!と、興奮しました。今でこそ、店舗で取り扱っているところもあるようですが、当時はネットでしか扱っているところがなくて。実物を見ないまま買うには少し高かったのですが、思い切って購入してみました。収納&マットの2in1▼購入はこちらplay&goのバッグ&マット巾着型になったバッグは、広げればそのままプレイマットとしても使えるんです。片づけるときは、両端の紐をキュッと引くだけ。広げてマットの上で遊べば、片づけもラクラク。当時、幼稚園児だった息子たちも、このくらいの片づけならお手のもの。自発的にキュッと片づけをしてくれるようになりました。おもちゃって、大小様々だったり複雑な形をしていたりで、箱のような形が決まった収納に収めるのって意外と大変なんですよね。その点、このplay&goのバッグ&マットなら入れる向きとかも考えず、本当に一瞬で片づけが完了します。おしゃれなデザインがいっぱいplay&goのバッグ&マットの魅力は機能性だけではありません。とにかく、デザインが可愛い!柄も豊富なので、どれにするかかなり迷いました。最近、末っ子のおもちゃも増えてきたので、彼専用のものも仲間入りしました。広げたときのこの白クマが可愛いなと。子どもらしいのにシックなデザインで、リビングに広げていてもインテリアの邪魔になりません。むしろ、おしゃれなアクセントになっています。Text:Kyoko Isobe
2019年01月31日NHK総合テレビ「あさイチ」の“スーパー主婦”シリーズで、“片づけの達人”として大人気の井田典子さん。「だ(出す)」「わ(分ける)」「へ(減らす)」「し(しまう)」というシンプルなルールで、数々の片づけが苦手な主婦の悩みを解決してきました。そんな井田さんに今回は、片づけを通して子どもに学んでほしいことについてうかがいました。井田典子(いだのりこ)さん プロフィール整理収納アドバイザー1級・相模友の会(婦人之友の会読者の会)所属。モノの整理が心を整えることを実感して、片づけ依頼を受けるようになった。NHK総合テレビ「あさイチ」などで“片づけの達人”“スーパー主婦”として活躍。うかがうお宅の住人に寄り添った、ていねいな片づけアドバイスに人気が集まっている。■「片づけって楽しいね」ママの気持ちが子どもに伝染――子どもが片づけない! と困っているお母さんは多いと思うのですが、子どもが自分から片づけてくれるような上手なコツはありますか?井田典子さん(以下、井田さん):お母さんが片づけをして、「あ~! すっきりして気持ちいい!」というオーラを出すことです。子どもって、言ったようにはしないけど、見たようにはするもの。だから、「お母さん、片づけして楽しそうだな」と子どもが感じ取ると、子どもも同じようにするようになりますよ。――確かに、お母さんがイライラして片づけていたら、なんだか嫌なことをしているように思えてしまいますよね。「片づけ=お母さんがイライラ」のと「片づけ=お母さんが楽しそう」では、受ける印象がぜんぜん違います。井田さん:これは、私も子どもに気づかされたのですよ。息子が思春期の頃、夜なかなか帰ってこない彼を待ちながら、たまたま引き出しをひとつ片づけていたのです。子どもはなかなか変わってくれないけど、引き出しは小さいスペースなので、目に見えてきれいに変わってくれて、私は知らないうちに癒されていました。そうしたら、それを見ていた一番下の子が「ママ、片づけていると楽しそうだね」と。それで初めて気がついたのです。■片づけへの第一歩は「分ける」訓練から――確かに、お母さんが楽しんでいることは、子どももやってみたくなりますよね。…ただ、それでもなかなか重い腰をあげてくれない子には、どんな声がけをしたらよいのでしょう?井田さん:「片づけなさい」という言葉は、実は、子どもにはわかりにくいのです。よく「机の上を片づけなさい」と言うと、子どもって片側にザザーッと寄せて余白を出そうする(笑)。で、「引き出しを整理しなさい」と言うと、今度は並べ替えをする(笑)。でも、それでは片づけになりません。片づけるということは、「分ける」ことですから。――確かに! ザザッーと寄せて「はい、終わり!」というのは男子に多いパターンです(笑)井田さん:子どもに片づけを身につけさせるのに、良い方法があります。まず、机の上にひもを1本置き、使っているモノをひもの右に、使わないモノを左に置きます(右利きの子の場合。左利きの子の場合は左右反対になる)。これは、モノを分ける訓練になるのです。例えば、引き出しの整理では、まずはモノを全部出します。全部出すことで、自分がどんなモノを持っていたか気づくことができます。その後、ひも1本で先ほどと同じように左右に分けます。分け終わったら、選んだモノをしまっていきます。使わないと判断したモノは違う箱に入れてお母さんが預かるなり、時を見て処分するなりしましょう。これは、私が提唱している「だ(出す)」「わ(分ける)」「へ(減らす)」「し(しまう)」の方法です。――「分ける(選ぶ)」って大人でも難しい気がしますが、子どもだけに任せてできるのでしょうか?井田さん:片づけでは、親が「枠」を用意して、その中に入れるものは、子どもに選ばせることが大事です。今の子どもに大切なのは、選ぶ力。選択肢も情報もあふれている世の中で、今、自分にとって何が大事か? ということをしっかり選べる子にならないと、将来、自分の進路にも迷ってしまうことでしょう。そのためにも、片づけはとても良いトレーニング。片づけを「やらなくてはいけないこと」と考えず、子どもを鍛えるチャンスだと思って大事にしてほしいです。――義務ではなく、チャンスなのですね。井田さん:年末年始の長期休みは、とても良いチャンスです。わが家では、長期休みは書類整理をすると決めていて、親は親の書類、子どもは学期でたまったプリント類を、一緒に整理することにしています。子どものたまったテストやノートなどを改めて見返すことによって、子どものがんばりや成長を感じることができますし、普段あまり見ていないお父さんが見れば、きっとお母さんとは違った角度から子どもをほめてくれるでしょう。家族一緒にやると、すごく良いコミュニケーションになりますよ。本来、片づけは、こうしたとても豊かな時間なのです。ぜひ、長期休暇に家族みんなでやってみてくださいね。■「お母さんは万能じゃありません!」時には夫・子どもに頼ってみよう――「片づけが家族の豊かな時間になる」というのは目からウロコでした。…ただ、こうして片づけの良さばかりが強調されると、片づけ下手なお母さんはプレッシャーを感じてしまいそうですが、どうしたらよいのでしょう…?井田さん:片づけには、上手も下手もないのですよ。片づけは「常に更新すること」ですから、昨日より便利になればそれでいいのです。自分は片づけ下手などと決めつけず、わからない&できない時は、家族にSOSを出してみてはどうでしょうか?「お母さん、ここをどう片づけたらいいのかわからないんだけど、いいアイディアある?」というふうに。頼られれば子どもも張り切って考えるので、子どもの考える力を養うこともできますよ。――自分だけでなんとかしようと思うのではなく、家族を頼るのですね。井田さん:お母さんは万能じゃありませんし、万能である必要もありません。逆に、頼って任せるということは、子どもの成長を促す、とても大事なことですから。また、子どもが中高生くらいの難しい時期になったら、スマートフォンで片づけ前の状態を撮って子どもに見せ、「きれいなアフター写真撮って送ってよ」などと誘うと、うまくいくことが多いですよ。写真は客観的に見られるので、気づいていなかった状態もわかるのでおすすめです。――では、逆に、片づけ魔のお母さんはどうでしょう? 子どもの片づけに満足できなかったり、旦那に高度な片づけレベルを要求してしまったりしそうですが…?井田さん:心地よい片づけのラインは、みんな違います。お母さんが完璧な片づけの価値観を家族に押しつけてしまったら、家族は息苦しいのでは? こういう場合は、それぞれテリトリーの責任者をはっきりさせ、自分以外のテリトリーにはあまり口出ししないようにすることが大事。例えば、おもちゃ箱を子どものテリトリーと決めたら、多少お母さんが気に入らない片づけ方をしていても目をつぶる。でも、箱からおもちゃがあふれて共有スペースであるリビングに侵入してきたら、きちんと子どもに箱にしまってもらう、などというふうにしてみてはどうでしょう?――それぞれのテリトリーを決めたら、後はあまり口を出さないというのは、井田さんが繰り返し言われている、「枠」を決めて後は「任せる」ということですね。井田さん:モノを選ぶということは生活の根本で、時間の使い方、お金の使い方、そして心まですべてにつながっています。子どもには、片づけを通して、絶えず自分のことを見直すことで、「今、一番大事なものは何か?」ということを選び取れる人に育ってほしいと思っています。まずは、見えるところを整えることから少しずつ、親子で始めてもらえればうれしいですね。3回にわたり井田さんのお話をうかがってきて、不思議と、未練いっぱいだったヒール靴やクローゼットを占拠していたコート類などを、すっと手放せる気持ちになりました。それは、井田さんが、単に片づけのノウハウだけを教えるのではなく、「私にとって本当に大事なモノは何か?」という心の整理をしてくれたからだと思います。また、「お母さんは万能でなくて当たり前。周囲をどんどん頼りましょう!」という井田さんの言葉には、ホッと肩の力が抜けたような気がしました。いつの間にか私は、子育ても仕事も何もかも…しっかりこなせる強い母でありたい、という価値観に縛られ過ぎてしまっていたような気がします。頼ることでお母さんが楽になり、頼られることで子どもの自立が促される、そんなすてきなサイクルを、ぜひわが家でも作りたいと思いました。参考図書: 『片づけられない人はまずは玄関の靴を数えましょう』 (主婦の友社)井田典子/著 1200円(税別)NHK総合テレビ「あさイチ」でスーパー主婦として活躍中の片づけ達人・井田典子さんが、「モノと時間と心の整理」をテーマに、人生を豊かにするヒントを綴った1冊。まちとこ出版社N
2018年12月16日NHK総合テレビ「あさイチ」の“スーパー主婦”シリーズで、“片づけの達人”として大人気の井田典子さん。「だ(出す)」「わ(分ける)」「へ(減らす)」「し(しまう)」というシンプルなルールで、数々の片づけが苦手な主婦の悩みを解決してきました。そんな井田さんに今回は、差し迫った年末年始に、今からできる最低限の大掃除法について教えていただきました。井田典子(いだのりこ)さん プロフィール整理収納アドバイザー1級・相模友の会(婦人之友の会読者の会)所属。モノの整理が心を整えることを実感して、片づけ依頼を受けるようになった。NHK総合テレビ「あさイチ」などで“片づけの達人”“スーパー主婦”として活躍。うかがうお宅の住人に寄り添った、ていねいな片づけアドバイスに人気が集まっている。■年末は「ほどほど掃除」で十分、その理由は?――気がつけば、師走…。年末年始が差し迫ってきましたが、「今から間に合う大掃除法」などという都合の良いアイディアはないものでしょうか…?井田典子さん(以下、井田さん):その前に、そもそも、なぜ大掃除は一年で一番寒くて忙しいこの時期にやるのだと思いますか?――新年という節目をきれいにして迎えるべき! だからでしょうか…?井田さん:確かに日本ではそうですが、欧米では大掃除といえば春に行うものなのです。もともと、冬の暖房器具ですすけた部屋を掃除したのがはじまりだそうで、春の明るい日差しのもとで掃除した方がどれくらいきれいになったかよく見えるし、暖かいほうが汚れも落ちやすいというわけです。確かに、節目である新年は気持ちよく迎えたいものですが、年末年始は多くのお母さんにとって一年で一番忙しい時期。家中すべて大掃除しなくても、ポイントだけ決めて掃除すれば、それで十分だと思います。ちなみに、わが家では、大掃除をできるだけ夏場にシフトしているのですよ。――真逆の季節に!? 大掃除を夏場にシフトした理由は何ですか?井田さん:季節によって、おすすめの掃除があるからです。例えば、油汚れの掃除は、夏がおすすめ。夏の暑い気温を利用して、プラスチックのカードや要らなくなったヘラなどで油汚れをスーッとそぐと、お湯など使わなくても簡単に油がこそげます。換気扇の掃除などは、夏だと冬の半分以下の時間でできるので、わが家では、毎年「海の日」にやると決めています。逆に、これを冬にやろうとすると、寒さで油がカチカチに固まっているので取り除くのが大変なのです。また、水回りの掃除は、秋がおすすめです。なぜなら、秋は一番乾燥した季節だから。みなさん、冬が一番乾燥した季節だと思いがちですが、実は季節で一番カビが生えるのは冬なのです。暖房を家の中でガンガンたくため、結露してしまうから。秋は、クローゼットの奥や押入れの内壁などを、しっかりしぼった雑巾で拭きあげておくと、カビ対策になるのでおすすめします。■年末の掃除はたったこれだけ「窓ガラス、玄関、冷蔵庫」――では、年末のこの時期に、押さえておくべき掃除ポイントってどこなのでしょう?井田さん:玄関と窓ガラスです。お客様の出入りが多い季節なので、玄関はきれいにしておきたいですし、冬の日差しは低いので、窓ガラスの汚れが目立つからです。大掃除がまだの方はあまり詰め込まず、この2か所に絞っても良いのではないでしょうか?ただ、理想を言えば、これら「住」関係の掃除は本格的に寒くなる11月中にすませておくことをおすすめします。そして、12月は「食」の片づけで冷蔵庫を空にしてリセットし、新たにお正月の準備を入れましょう。これらは、遅くてもクリスマスの飾りつけをする前のタイミングで行いたいものですね。――確かに、そのスケジュール感で進行すれば、年末がゆっくり過ごせそうですね。井田さん:やることがいっぱい残っていると、「大晦日までにやらなくては!」と気持ちが焦ってしまいますよね。でも、早めに終わらせておけば、12月にやることが減ってくるので、ゆったりした気持ちで年末年始が迎えられます。ちなみに、わが家では、大晦日は家族で映画を見に行くと決めています。最後にご褒美が待っていると、大掃除も家族みんなでがんばれますよね。■ママが完璧なほど、夫・子どもの家事力は弱体化?――井田さんのお家では、家族みんなで大掃除を分担していたそうですが、家族に上手に協力してもらうためのコツはありますか?井田さん:コツは、「選ばせる」ことです。まず、最初に、お母さんがやるべき掃除の項目を書き出します(写真参照)。そして、「どれがやりたい?」と家族に選ばせます。この時、「これをやってよ」という言葉はNG。押しつけられると主体的に取り組めなくなってしまいますが、自ら選ぶと主体的に取り組めるようになります。そして、自分の担当場所に自分の色のシールを貼り、できたら日付を入れます。この表は、みんなで共有することが大事なので、リビングなど見える場所に貼っておきましょう。――お掃除表を見ていると、旦那さまもずいぶん担当していますね? 初めからこんなに協力的だったのでしょうか?井田さん:いいえ、全然(笑)。夫はもともと、掃除も料理も家事はぜんぜんできなかったのですよ。洗濯物ひとつにしても、ピンチに1カ所ずつ吊るすだけの状態で、まともに干すことができず(苦笑)。料理も、最初は刻んだ肉、刻んだ野菜、ソースというふうに炒める順番に並べ、フライパンを置き、「この順番に炒めたら焼きそばができるから、お昼になったら子どもに食べさせてね」と。そこからはじまったのですよ。――そんな旦那さまがどうやってここまで成長を!?井田さん:どんなにひどいやり方でも、まず、やってくれたことに「ありがとう」と感謝しました。そして、「でも、こういう干し方だと、洗濯物全部にアイロンをかけなければならなくなるから、せめて2点をピンチで止めて干してくれたらうれしいんだけど…」と、「こうしてくれたらうれしい」と具体的に伝えて、少しずつ階段を上ってもらったのです。――階段を上ってもらうのに、上手なコツはありますか?井田さん:コツは、だんだん手を引くことです。例えば、先ほどの料理の例なら、次は刻むところも任せるなど、だんだんと相手に任せる範囲を広げていくのです。そうしているうちに、夫は冷蔵庫の中身を見て料理を作れるほどになり、今では、週末のお昼の料理を担当しているのですよ。――すごいですね! そしてこれは、夫だけでなく子どもに対しても同様ですね?井田さん:お母さんがぜんぶ家事を巻き取っていては、いつまでたってもお母さんはしんどいままですし、夫も子どもも成長してくれません。それに、全部やってあげるのは親切ではなく、相手を弱体化させるだけ。知らず知らずに、相手を何もできない人にしてしまうだけなのです。本来、「できる」ということはとても楽しいことのはず。家事は100点も0点もなく、昨日の自分より上手にできたということが楽しいのですから、もっと楽しんでほしいと思います。片づけを通して、家族みんなが少しずつ家事力をつけてもらえばうれしいですね。「全部やってあげるのは、親切ではなく、相手を弱体化させるだけ」。井田さんのこのお言葉は、2人目出産後、旦那に車の運転を頼りきりになって以来、まったく運転できなくなってしまった、わが身のことと痛感しました。ちなみに、わが家では、ほぼ100%家事は私の担当。このまま夫の弱体化が進んだら…? と想像すると、ちょっと怖い未来が見えてきたので、ここでしっかり変えていこうと誓いました。次回は、片づけを通して子どもに学んでほしいことについておうかがいします。参考図書: 『片づけられない人はまずは玄関の靴を数えましょう』 (主婦の友社)井田典子/著 1200円(税別)NHK総合テレビ「あさイチ」でスーパー主婦として活躍中の片づけ達人・井田典子さんが、「モノと時間と心の整理」をテーマに、人生を豊かにするヒントを綴った1冊。まちとこ出版社N
2018年12月15日「早く片づけなさい!」と言ってもなかなか言うことを聞いてくれないのが男の子。でもそれには、男の子ならではの理由があったんです。書籍『男の子がひとりでできる「片づけ」』の著者で、LIMIAの人気インフルエンサーの中村佳子さんがその理由を教えてくれます。本書から少しだけご紹介しますね。※以下の内容は、書籍『男の子がひとりでできる「片づけ」』の文章から一部抜粋、編集したものです。やんちゃでかわいい男の子を育てたからこそわかることphoto/Akira Sato長男12歳(小6)次男8歳(小2)。やんちゃなふたりを育てながら、ママ歴も13年目になりました。「どうしてあぶないことばかりするの?」「どうして、なんでもかんでも生き物を連れて帰ってくるの?」「育児+異性」の状況に、「何を考えているのか、全然わかんない」という日々。特に片づけに関しては、いつも悩みの中心で、「なんで片づけられないの?」「早くしなさい!」と、毎日ガミガミ叱ってばかり。そんなとき、モノではなく人に焦点をあてたライフオーガナイズの片付け術を知り、私なりに試行錯誤した結果、「男の子だから言ってもできない」と思っていたことは、「男の子がやりたくなる・できる・しくみづくりや声かけ」ができていなかっただけだとわかりました。(中村佳子さん)大事なのは「なぜ片づけないといけないのか?」を理解してもらうことphoto/Akira Sato「片づけしたらどうなるのか?」「何をすることが片づけなのか?」という大事な部分が抜けたまま、「片づけなさい!」と言っていませんか?男の子は特に、自分で納得できないと動けません。片づけるとは、何をすることなのか、なぜ片づけるのかをしっかりと伝える必要があるのです。逆に、目的や意味を理解できるように伝え方を工夫してあげれば、納得して自分から動けるようになります。モノが必要な場所に入っていたら、必要なモノを探し出すことが簡単だし、何かを始める時に、「探す」ところから始めなくてすむ。朝の準備もバタバタしなくてすむ。(ボクもママも)みんながニコニコできる。次に使う人も困らない。だから、「使ったモノは、元の場所に戻さないといけないんだよ」という片づけの意味と理由が伝わっているかが、基本の"き"になるのです。(中村佳子さん)子育ては「 I メッセージ」片づけは「YOUメッセージ」photo/Akira Sato子育てでは、子どもが何か危ないことをしたときに、「(あなたは)いつもどうしてそんなことするの!?」「そんなことばっかりしていたら(あなたは)ダメ!」と伝えるのではなく「危ないことをしたら(ママは)とっても心配」「何度も言わないといけないのは(ママは)悲しい」と、「Iメッセージ」で伝えるのが、子どもを責めることなく、相手の気持ちに焦点を合わせることができるので効果的と言われています。でも片づけは違います!「(ママは)捨てた方がいいと思うよ」「この方法の方が(ママは)使いやすいと思う」はある意味、禁句!片づけを一緒にするときは、「(あなたは)どう思う?」「(あなたは)どっちの方が使いやすい?」と子どもを主体的に「YOUメッセージ」で伝えましょう。(中村佳子さん)「片づける」力は「生きていく」力につながっていくここで紹介したのは、書籍の中のほんの一部。他にも、「年齢別の片づけ」「お金の片づけ」「情報の片づけ」と気になる項目がたくさん。さらには、写真つきのワークが付いていたり、「男の子のやる気のスイッチを押す声かけ例」など、子どもと一緒に楽しんで取り組める具体的な情報が盛りだくさんです。中村佳子さんによると、「片づけで身につく力」は「空間を整える力」だけではないのだそう。片づけを通じて、モノだけでなく時間、情報を選び取る力が身につき、男の子が「生きていく」力につながっていくそうです。「自分の知識や経験を、悩めるママと子どもの未来に役立てたい」という気持ちがぎゅっと詰まった一冊、ぜひ手にとってみてくださいね。▼キッズオーガナイザー中村佳子さんのLIMIAの記事はこちら▼習い事バッグにも”片づけの仕組み”を?!継続には根性よりも「思ったときにすぐ行ける!」の環境が必要!つの学習机を兄弟でシェアしています!1つしかない引き出しだってもちろんシェア!うまくいくその秘訣は?おしゃれもキープしながら”小さな子どもが自分で片づけられる”おもちゃ収納
2018年12月08日今年も残すところ一ヶ月を切りました。ペットと暮らす人にとっては、感染など、病気予防対策のためにも、毎日の掃除は必要不可欠。「年末だから」と大掃除をする人も多いと思いますが、これを機に、普段の掃除や片づけを見直してみませんか? そこで、4匹の猫と暮らしながら“猫がよろこぶ暮らし”を研究する、ヤノミサエさんの新刊 『猫がよろこぶ掃除・片づけ』 から、日常的にできる掃除のアイデア、猫と気持ち良く暮らすヒントをご紹介します。ヤノミサエ猫4匹と暮らすフォトスタイリスト。読者数13万人超えの人気ブログ 「インテリアと暮らしのヒント」 のメンバー。暮らしにまつわるさまざまなアイデアを発信しながら、フォトスタイリストとして、大阪・東京でフォトスタイリング講座を開催。2017年春、4匹の愛猫たちと大阪から神奈川へ引越し、“猫がよろこぶ暮らし”を研究&実践中。著書に 『猫がよろこぶインテリア』 、 『猫がよろこぶ掃除・片づけ』 (辰巳出版)。HP: Blog: Instagram: @uzura_scope ■手間をかけない、日々の掃除もともと「細かくきっちり掃除できるタイプではない」というヤノさん。でもきれい好きな猫たちのために、床、猫毛、トイレ、食器に気をつけるほか、多頭飼いのため、感染対策に除菌もしているそう。“時短、ちょこちょこ、手間をかけず”をモットーに、楽にできる方法を探し、猫たちのおかげで掃除が上手くなったのだといいます。 基本の床掃除では、そんなヤノさんがたどり着いた掃除機のかけ方から、時間が経ってしまった猫の嘔吐物の処理には水湿布、壁や柱についた、猫のスリスリ汚れの掃除にはアルカリ電解水クリーナーなど、猫あるあるの悩みに対する、ヤノさんならではの掃除方法が紹介されています。また、「菌やウイルスってどこまで気にしたらいいの?」、「猫がストレスに感じること、掃除してほしくないところ」など、知っているようで知らなかったことについて、猫専門病院の先生による解説も書かれています。■気になる猫毛対策やトイレ掃除、食事のこと猫と暮らしていると、最も気になるのが猫毛。1日掃除をサボると、部屋の隅に猫毛の塊が…という経験は、愛猫家なら一度は経験あるのでは? またトイレ事情や、食器、フードの保存なども気になるところです。ヤノさんによる、猫毛掃除のための便利グッズや、猫毛が目立ちにくい、布や洋服の素材選び、そしてトイレは置く場所、洗い方を紹介。また食器の洗い方やキャットフードの保存方法など、ちょっとしたアイデアのようですが、とても参考になります。またどれを選べばいいか悩みがちな、除菌、消臭、洗剤系グッズ情報、掃除術など、雑誌『猫びより』の読者によるアイデアも紹介。対策別に、自分の猫に合うものを選びたいものです。■掃除がラクにできる整理術そして最後は、掃除がラクにでき、猫毛が入りにくい収納術。すっきり片づいていることが大切だとヤノさん。いたずら防止のために、見えない収納にすること、蓋つきの収納容器を選ぶことで、見た目もすっきり見え、掃除をしやすいと一石三鳥です。また本書では全編にわたり、ヤノさん宅以外に、猫と暮らす10人の家と暮らしを紹介。猫だけでなく犬とも暮らす人、小さな子どもがいる人、多頭飼いの人…とさまざまなケースで、それぞれの心がけていることが詳しく取材されていて、自分の家に近い人の家を参考にすることができます。 どの家にも共通するのは、掃除のしやすいインテリアにすることと清潔感を保つこと。猫と暮らしているからこそ、すっきり片づいた掃除がしやすい部屋にする。それが猫が安全に、ストレスなく暮らせることに繋がっていることが、よくわかる一冊です。 『猫がよろこぶ掃除・片づけ』 ヤノミサエ 著/辰巳出版 1,200円(税別)猫がいるから掃除がしやすい部屋になる!! 大好評『猫がよろこぶインテリア』シリーズ第2弾。猫毛に悩まされない床掃除や洗濯、猫トイレの掃除のことなど、猫と暮らす方必見の情報が満載。猫と気持ちよく暮らすお宅もご紹介しています。
2018年12月07日最近は、必要最低限のものしか持たないという人が増えています。家の中がすっきりすることで気持ちにも余裕ができる「持たない暮らし」。私は大人になってから自分がADHD(発達障害のひとつ、注意欠陥/多動性障害)であると分かったのですが、ADHDの人の特徴として、片づけが苦手、衝動買いが多いというものがあります。ADHD抜きにしても、私の性格はズボラで雑なので、毎日掃除はするものの、部屋が散らかっていたりクローゼットはぐちゃぐちゃ、買い物に行くとついムダなものまで買ってしまうといった、物があふれる生活を送っていました。シンプルに暮らしたい!そのための工夫主人や子どもたちから「部屋が散らかっている」と指摘を受ける日々。片づけなきゃ、と思っていてもどこから片づければいいのか、どうやって片づけるのかがまったくわかりませんでした。そんな時、図書館でゆるりまいさんの『わたしのウチには、なんにもない。』(KADOKAWA刊)という本に出合いました。必要最低限のもの以外は何も置いていない部屋。本当に「部屋の中に何もない」写真を見て、衝撃を受けました。私も、こんなシンプルな生活がしてみたい!そう思ったのをきっかけに、本やネットで片づけ・整理整頓の情報収集を始めました。今回は、現在、私が実践していることを紹介します。・思い出の品やプレゼントなど処分しにくいものはデジタル化子どもの作品、写真や本、CDなど取り込めるものであればパソコンでデジタル化しましょう。・使わないものは処分断捨離といってなんでもかんでも捨てるのがよいというわけではありません。自分にとって必要な物を見分け、ムダなことを省くことが大事。本当に好きな物・必要な物を客観的に把握できると、不要な物は無理なく自然に手放せるようになります。※本や雑誌、CDや小物に服。「いつか使うかも」と保管しているものたちは、たいてい使いません。雑誌は気に入っている記事だけスクラップして処分。読まない漫画や本は古本屋へ。去年着なかった服は、きっと今年も来年も着ません。フリマなどで処分しましょう・リビングには最低限の家具のみわが家のリビングには、シンプルに机とテレビ、テレビ台のみ。家具やものが少ない部屋は、掃除もラクになって家事の時間も短縮できます。・服は着まわしのきくベーシックでシンプルなものをはやりのない長く使えるベーシックアイテムを選ぶことで、クローゼットの中もシンプルに。毎日のコーデが時短&ラクになります。私はお気に入りの服以外はすべて処分し、何着かの服を着まわして使っています。買い足すときは、手持ちの服とコーディネートできるかどうかで判断しています。 私が持つことをやめたもの・子ども用勉強机リビングの机と折り畳み式のミニテーブルで代用。教科書や学校の書類などは、3人分カラーボックスにまとめて収納しています。・ソファーソファーに物を置きっぱなしにするのを防げます。掃除がラクですし、ホコリがたまりません。空間が広く使えるようになります。・車必要な時だけレンタカーで代用。普段は自転車・電車・バス・徒歩で移動します。駐車場代、ガソリン代が節約できました。・スマホ家族共有のパソコン、タブレットで代用。私は専業主婦で外出する機会があまりないので、スマホがなくても不便ではありません。アプリをダウンロードすればパソコンでもラインができます。・トイレマット、キッチンマット思いきって処分したら掃除がラクになりました。ホコリもたまりにくく、汚れたと思ったら拭き掃除が簡単にできるので便利です。持たない暮らしで私が変化したこと・ムダ遣いや衝動買いが減った物欲が驚くほどなくなり、節約につながりました。・時間の使い方が上手になった優先順位をつけて家事ができるようになりました。部屋の整理整頓が苦手な人は時間の整理整頓も苦手な人が多いようです。・イライラが減ったキレイな部屋で生活することでリラックスできるようになりました。・痩せた断捨離するとなぜか体重も減りました。ものと向き合い、大切にすることが自分自身を大切にする気持ちと結びつき、食生活や自分自身を客観的に見直すきっかけにもなったように思います。・夫婦仲がさらによくなったお互いのストレスが減ることで会話時間が増えました。キレイな部屋だと家族も喜びます。片づけをすることは、単にものを捨て収納するということだけではなく、自分自身を見つめ直すチャンスになります。ものを持たないシンプルな暮らしは、身のまわりのものだけでなく、心の中もスッキリしてゆとりがもてる生活につながっています。いきなりすべてを捨てる必要はありません。少しずつ、自分に合った方法で持たない暮らしを楽しんでみてください。<文:フリーランス記者青木真美>
2018年11月12日みなさんこんにちは! かわベーコンです。本日は魔のイヤイヤ期についてのお話です。うちはちょうど下の息子がイヤイヤ期真っただ中でして、日々「イヤイヤ、ヤダヤダ」言われております…。上の娘で経験しているとはいえ、やはりイヤイヤ期を迎えるとこうなります。イライラしても良いことないとわかっていても、イライラしてしまうううう!あ~~あ、なにもかも投げ出して横になって、テレビ見ながら屁こいて、チョコレート食いてぇ。でも私、ちょっとだけこのイヤイヤ期を回避する方法を見つけたのです。「あれしなさい!」「これしなさい!」じゃなくて、別の方向から言い方を変えてみたら、うちの子こんなんなりました。なんということでしょう…あのイヤイヤ言っていた息子が言い方ひとつ変えただけでこんな素直に…。(匠のBGM)なるべくこっちの方向でお片付けとか自分でできるようにさせてます。それでも圧倒的に「チョコレート食いてぇな!」ってときの方が多いですがね!上の子もプチな反抗期なんで、もう家に「チョコレート専門店開けるんじゃないかな」ってくらいの量のチョコがあったほうがいい気がする。イヤイヤ期に直面してるお母さんお父さん、一緒にこの山乗り切ろうな! と勝手に意気込んでいる母なのでした。
2018年10月19日快適な部屋にするために、「収納」を考えることはとても大切。しかし、収納を考える前に、実はもっと大切なことがあります。それは「心の持ち方」。これを整えることで、片づけや収納の結果が大きく変わってきます。苦手な片づけを克服し、小さな子どもがいても、きれいな部屋をキープできるようになった心屋認定講師のおむらちもさんが、その秘訣である「思考術」を、3つの観点からご紹介します。■1. あなたは「家政婦」ではありません主婦の皆さんとお話ししていると、「自分ばかり家事をやらされて、まるで家政婦だ」といった声をよく聞きます。実はそうした「自分ばかり」かつ「やらされてる」という感じ方には、個人差があります。同じ状況でも、人によってそう感じる度合いが違ってくるようです。この差は、小さい頃からの思考の癖が影響している場合もあります。「私は家政婦みたいにこき使われている」と毎日思いながら行動するのと、「私が行動することによって、とても気持ちのいい環境になる」と思っているのでは、内側から出てくるエネルギーも変わってくるそうです。同じことをするのなら、せっかくですから「家政婦みたいに扱われている」ということに意識を向けるのではなく、「自分が気持ちよくなるために行動している」と意識してみませんか?私はよく受講生の皆さんに、「あなたは家政婦じゃない。女王様よ」と話しています。「家政婦」をやめて、自分の快適を追求して毎日気持ちよく暮らしている「女王様」になるのは、あなたの「心の持ち方」次第という意味です。■2.「私なんてダメ」を封じ「どうしたら?」の習慣を片づけで悩んでいる人の多くに共通しているのが、「片づけられない私ってダメだな」というネガティブな思いを抱えていること。そのうえ、「私なんて、どうせ頑張っても中途半端になっちゃうし」「私なんてどうせ、きれいな部屋をキープできないし」などと、自分の行動自体にブレーキをかけてしまいがちです。この「自分へのダメ出し」が、あなたを片づけられなくしている大きな原因かもしれません。ですので、今日からは「私ってダメだなぁ」と思ったら、その瞬間に「どうすればいいかな?」という言葉をつぶやいてみてください。「私なんて」というのは、自分のせいにすることで、何も考えず、行動しなくてもよくなる都合のいい言葉です。もし「私なんて」と思ったら、すかさず「どうしたら、この部分がもっときれいになるかな」とつぶやいてみてください。考えることをやめそうになっていた脳が、自然と解決法を探し出すように働き始めるからです。脳をうまく利用して、自然に行動できる思考を身につけていきましょう。■3. 見かけにまどわされない「自分にやさしい片づけ」部屋を片づけて整理しようと思ったときに、多くの人が陥りやすいことがあります。それはつい見た目ばかりに気を取られて、使い勝手を考えられていないこと。雑誌やSNSでは、とても美しい収納をよく目にしますよね。同じ種類の箱が整然とぴったりと収まっていたり、上から下まで隙のない完璧な収納だったり。無意識のうちにそれを目指そうとしていませんか?そもそも、そういった隙のないインテリアを見せている雑誌やSNSは、見た目を重視するメディア。どうしても、そういった美しい写真ばかりを紹介していますが、見た目の美しさと使い勝手は正比例しません。完璧に収納を整えても、そこに戻すのが手間で、結局、全部出しっぱなしになってしまった…といった話はよく聞きます。「きれいな収納」より戻しやすい、手間がかからない「自分にやさしい収納」という視点で考えてみると、うまくいきやすいですよ。 ・このカウンセラーのブログ (編集/外山ゆひら)
2018年09月13日散らかる合図Upload By 荒木まち子Upload By 荒木まち子娘の部屋を歩くときは、つねにすり足出典 : 娘の部屋は散らかっています。物が特別多いわけではないのですが、出した物や使った物を元の場所に片づけないので床や机、ベッドの上は常に物が散乱しています。私は娘の部屋に入るときには床に落ちている物を壊したり、踏んで怪我をしないよう、常にすり足で歩いています。高校生になってからは、親は片づけを手伝わないことに出典 : 小・中学生の頃は親も一緒に片づけをしていましたが、娘が高校生になってからはやめました。自分の部屋の片づけと掃除は本人に任せ、私が手伝うのは衣替えや部屋の模様替えのときなど年に数回です。最初のうちは「ねぇ、○○が見当たらないんだけど、お母さん知らない?」と聞かれることがよくありましたが、徐々に自分で解決するようになっていきました。問題は、共有スペース!出典 : 娘が自分の部屋をどれだけ散らかしても困るのは本人なので構わないのですが、リビングや脱衣所、廊下、階段などの家族の共有スペースが問題です。障害の特性とはいえ、何度声がけをしても出しっぱなし&散らかしっぱなしなのです…。特にひどい、玄関まわりの対策とは…出典 : 娘は帰宅後、鞄を玄関に置いて、洗面所で手洗い・うがいをするというのがルーチンになっています。当然手洗い・うがいを済ませた後は玄関に置いた荷物のことは忘れてしまっています。弁当、水筒、ヘッドホンなど普段から荷物が多い娘。週末はそこに体操着や上履きなどが加わり玄関は娘の荷物だらけになります。冬に至ってはそこに脱ぎ散らかしたコートや手袋、マフラーまで…。片づけるよう声をかけても生返事ばかりで、おやつを食べたりテレビを見たり学校での出来事を話したり。私のストレスは溜まるばかりです。そのうえ、「いつか自分で気がつくかも?」と試しに何も言わずにいると、娘はそのまま寝てしまい、夜、帰宅した父親が玄関の惨状に怒る、という事態になりました。そこで考えたのがコレ!Upload By 荒木まち子防火扉の前などでよく見かける「ここに物を置かないでマーク」を玄関の廊下に置くことにしました。壁に「荷物は自分の部屋に持っていく」「玄関に物を置かない!」と貼り紙をしたときはあまり効果がありませんでしたが、これは効果てきめん。娘は荷物を玄関に一切置かなくなりました。具体的に「置いてはいけない場所」を分かりやすく示しているからです。参考:記念撮影で子どもがじっとしない!そんな時に役立つ手作りアイテムはコレ!視覚優位の娘にぴったりの方法だった出典 : この注意書きの紙を玄関に置いてからは、何度も注意するストレス、注意されるストレスからお互い解放されて楽になりました。「禁止語」や「否定語」はあまり使わないようにしているのですが、今回は上手くいったケースでした!
2018年06月01日ちょっぴり面倒なお片付けも、ちょっとしたコツを知っているだけでぐっと楽チンに。どなたでも簡単に取り入れられる収納アイデアをご紹介。今回は子どもの発想力をはぐくみながらお片付けもできる、優秀アイテムをご紹介します。シール、折り紙…小物はジッパーバッグにまとめてスマートに保存子どもは絵を描いたり、工作したり、何かを生み出すのが大好き!そんな習慣は大切にしてあげたいけれど、園から持ち帰った工作物やイラスト、折り紙、いただき物やオマケのシール、はんこやテープ…。どうしてもゴチャゴチャしがちで、増えるのに抵抗がある小物たち。そんな小物たちにも住所を作ってあげましょう。ざっと仲間で分類してジッパーバッグに入れておけば、迷子になるのも防ぐことができます。落書き帳に描いたイラストはA4サイズに入れるとすっきり。B5サイズには折り紙や、シールに丁度いい大きさ。あちこちでもらったシールをそのままにしておくと、子どもはどうしても貼りたがるもの。一旦ジッパーバッグにしまっておけば、管理も簡単です。さらにその半分のB6サイズにはマスキングテープやハンコにピッタリ。それ以外にもちょっとお菓子をいれて持ち歩いたり、絆創膏やマスクの持ち歩きなど、何かと使い勝手のいいサイズです。▼ご紹介したアイテム⇒ ZIPPERBAGジッパーバッグA4(10枚入り) ⇒ ZIPPERBAGジッパーバッグB5(15枚入り) ⇒ ZIPPERBAGジッパーバッグB6(20枚入り) 裏返すと北欧調の可愛いイラスト。これならリビングで出しっぱなしになっていても、違和感がないのも嬉しいポイントです。ボックスにまとめて入れておけば、持ち運びも簡単で、気軽に創作活動を楽しめます。仮置きしたイラストから、オリジナルギャラリーを楽しもうジッパーバッグにとりあえず保存したイラスト。増えてきてパンパンになったら、残すものと捨てるもの、整理する段階で飾って楽しみましょう。マスキングテープで壁にはれば、吊るす道具がなくても簡易ギャラリーに変身です。子どもと一緒に絵を選びながら、可愛いマスキングテープで飾り付ければより楽しめますね。最新作はフレームに入れて、リビングテーブルやちょっと特別な場所に。自分の作品が人の目に触れるのは嬉しいもの。子どものクリエイティブな心を大切に育てながら、インテリアの一部として楽しんでいきましょう。大人向けの収納道具を使うことで印象スッキリ。ジッパーバッグを入れたボックスは、「フランス収納ボックス」。目に見える場所に置いてもスッキリとした印象になる使い勝手のいいボックスです。リビングから見える場所には、北欧風バスケットに入れるのもおすすめです。▼ご紹介したアイテム⇒ Life Storyクラフトオブロングシリーズ ⇒ ノルディックバスケット 北欧テイストの収納ボックスは子ども部屋にもリビングにも馴染む優秀アイテム。「Favori収納ボックス」は軽くて容量もあるので、お気に入りのぬいぐるみたちの収納にもいいですね。取っ手があるので、持ち運びもできるのもポイントです。⇒ Favori収納ボックス 小さな子どもの「作る」を大切にしながら、お部屋を片付けるプチルール。親も子も、ストレスのない小さな決め事を作っていきましょう。
2017年12月31日「掃除」は面倒に思うこともありますが、部屋を綺麗にすることで多くのメリットが生まれます。清潔さを保つとともに、散らかりがちなものを片づけることで、住みよい環境を実現することができます。主婦が実践する不用品処分のコツも必見!物が多くて掃除・片づけが捗らないという方は、ぜひ参考にしてください。苦手意識を持つ人も少なくない「掃除」。しかし、ホコリがたまったり、ものが散乱していたりする部屋では、気持ちよく生活ができません。アレルギーを引き起こす原因にもなり、足の踏み場もないような家では、日常生活にも支障をきたします。そうならないためにも、日頃から家の中は綺麗な状態に保ちたいもの。場合よっては、ものの処分を含む片づけをすることによって、掃除後の気持ちよさを最大限に感じることができます。今回は、掃除をすることのメリットや、スッキリした部屋を実現する秘訣について、20~50代の主婦に聞きました。■目次1.掃除をするとお部屋も気持ちもスッキリ!2.ものが多い家庭は片づけが難しい…3.不用品を処分するチャンスを逃すべからず4.コレは迷わずゴミ箱行き!5.ルールを決めれば「必要」「不要」の判断に迷わないまとめ1.掃除をするとお部屋も気持ちもスッキリ!快適な生活をするには、掃除・片づけを定期的に行わなければなりません。面倒に思うこともある「掃除」ですが、まずはどんな時に部屋を綺麗にするメリットを感じられるのか、アンケートで調査しました。※総回答数に対する割合多くの人が、「部屋の空気が気持ちいい」という点において掃除の効果を実感していることがわかりました。■「花粉症でハウスダストにも敏感なので、掃除しないこと自体がありえない。不快感なく、普通に暮らせるのは、きちんと掃除しているからだと、思っています」(50代・主婦)■「掃除中は窓を開け、空気の入れ替えをして掃除をします。家の中がどんどん綺麗になるだけでなく、掃除後は空気が気持ちいいと感じます」(50代・主婦)■「特に拭き掃除をした後に、気持ちいいと感じることが多いから」(20代・主婦)掃除をする時は、窓を開け放って空気を循環させる場合がほとんど。ホコリや湿気は外に排出され、綺麗な空気で部屋が満たされます。床などの拭き掃除まですると、空気がまるで違うという声も見られました。■「掃除をするとまず気持ちがピンとしてくる。綺麗になることとともに、気持ちがすっきりすることで効果を感じる」(50代・主婦)■「部屋が片づくと気持ちがすっきりする。常に「掃除をしなければ!」という強迫観念みたいなものに追い立てられている気がするので」(40代・主婦)■「ちょっと掃除しただけでも、なんとなく清々しいと感じるからです」(20代・パート)掃除をすると“物質としての「空気」”が良くなるとともに、“雰囲気としての「空気」”がガラリと変わると実感している人がかなり多いことがわかりました。周囲の環境と人の精神状態には深い関係があります。掃除や片づけによって部屋を綺麗にすることで、気持ちまでスッキリさせることができるのです。■「自己満足かもしれないが、掃除をするとホコリが舞わずに空気が清々しい気がする」(30代・主婦)■「掃除をすると気分もスッキリするのか、仕事や家事、育児などに前向きになれます」(40代・個人事業主)■「無くなったものや意外なものが出てきた時には感動すら覚える。掃除してよかったと思えると同時に、日頃から掃除しておこうとも思わせてくれる」(30代・主婦)部屋の居心地がよくなると、日常生活に対しても前向きになれることがあります。ホコリ減少や探しもの、健康という実利を得ている場合も多く、掃除は清潔を保つという効果以外にも、生活環境の改善に役立っているのです。2.ものが多い家庭は片づけが難しい…自分や家族の精神をベストコンディションに保つためにも、掃除した後の部屋の綺麗さは失いたくないもの。しかしものが多いと散らかりやすく、ホコリもたまっていきます。そのような状況ではいくら掃除をしても切りがなく、だからといって放っておくと、元の淀んだ「空気」に逆戻りしかねません。生活しているとものが増えるのは仕方ないことです。必要なもの・不要なものを定期的に区別して、時には思い切って捨てることも重要。そうすることで、掃除による効果を最大限かつ長期的にキープすることができます。アンケートを見ると、実際に主婦のみなさんは「思い切って捨てる」というシンプルな方法で、増えていくものを片づけていることがわかりました。なんと50人のうち49人が、増えがちな家のものをばっさりと切り捨てた経験を持っています。■「収納場所がいっぱいになってきたら必ず整理しているので、しばしば思い切って捨てています」(50代・主婦)■「急に片づけたくなって、一斉に整理することがあります。年に2~3回します」(20代・主婦)思い立つきっかけは人それぞれですが、ものの処分を定期的に行うことで、家の中を綺麗に保つことができます。片づけをまめにやりたい性格であれば、我慢できなくなるタイミングがどこかで訪れるものです。■「たくさんの洋服を捨てたことがあります。ゴミ袋8個分になったことがあります」(30代・主婦)■「ものの整理にはまっていた時、着なくなった古い服をたくさん捨てました」(30代・主婦)■「急にピンクや白やラブリーな部屋だったのを大人っぽいアジアンテイストにしたかった時にほとんどのものを捨てて買い直しました」(20代・主婦)■「自分のこだわりを出来る限り捨てたいと思った時期があり、それまでためていたレコードや本など、本当に必要なもの以外は捨てました」(40代・個人事業主)家にあるものの中でも、「服」はかさばりがち。収納しきれなくなって、一度に捨てざるを得ないこともあります。また、人の嗜好も年齢などによっても変化していくものです。ある時、環境を一変させるためにものを処分した、という人もいました。■「散らかりすぎて、精神的にイライラした時に捨ててしまっています」(40代・パート)■「気持ちがもやもやして悩みが多い時や精神的に疲れている時に一気に捨てるとすっきりするので捨ててしまいます。でも、あとで『あれ捨てなきゃよかった』と思ったりすることもあります」(40代・主婦)「捨てる」という行為は部屋を綺麗にするだけでなく、直接的に気持ちをスッキリさせる効果があるのです。過去に失恋した際や、思い出との訣別という理由で物を始末した人もいました。3.不用品を処分するチャンスを逃すべからずものを処分するということは、時として勇気も必要となります。なかなか捨てられないものを処分するには、踏ん切りをつけるきっかけも必要です。■「引っ越しのタイミングでかなり捨てます。これまで定期的に引っ越ししているので、いいタイミングで捨てられていると思います」(40代・個人事業主)■「引っ越しの時に思い切って大処分します。これは必要なのか?これを持っているとうれしいのか?新居でどんな生活をしたいかを考えて、思い切って捨てます」(50代・主婦)ものを一括処分しやすいのは、やはり「引っ越し」の際です。50人中22人がそう考えていました。ひとり暮らしならまだしも、家族の引っ越しとなると大掛かりなもの。ものを減らしておくことで荷造りが楽になり、引っ越しの料金が安くなる場合もあります。■「結婚、出産、引っ越しなどの時にいろいろと捨てて来ましたが、またたまってしまいます」(40代・主婦)■「結婚などで自宅を出る時と引っ越しをする時に、思い切って捨てます」(30代・会社員)結婚や出産といったイベントもきっかけに。引っ越しを伴う場合もあるので、人生の節目を利用して、家財や物を一新するというのも気持ちがいいものです。■「子どもが卒業するなどのタイミングで捨てます」(40代・会社員)■「引っ越しや子どもの自立。何かひとつ捨てようと思った時に、ついでに…と増えていく事もある」(40代・主婦)■「今、うちは長女の部屋を分割して次男の過ごすスペースを作るべく、片づけています。がんばっていらないものを捨てたり、リサイクルに出したりしてます」(50代・主婦)子どもがいる家庭では、ものがどんどん増えていきます。子どもの成長に合わせて服や学用品を整理していく必要があります。新学期・新学年のタイミングにものを処分している人もいました。■「季節の変わり目と年末の3回。年末が一番大幅な処分をしています」(40代・主婦)■「新しいものを買った時や、季節の変わり目など。収納しきれない時も」(40代・パート)■「これ以上もう無理!というところまでものが部屋にあふれてしまった時」(50代・会社員)衣替えを行う季節の変わり目や、年末の大掃除といった年中行事も、思い切ってものを整理できる機会です。一方、ぎりぎりまでものをため込んで、限界に達するタイミングを見計うという人もいました。「捨てられないタイプ」の人は、そこまでいかないと吹っ切れないのが現実のようです。4.コレは迷わずゴミ箱行き!部屋を片づけられない人は、ものを「捨てられないタイプ」であることもよくあります。しかしながら、必要かどうかの判断基準は人それぞれ。スッキリした部屋を維持するために、主婦のみなさんがどんなものを優先して処分しているか聞いてみました。※総回答数に対する割合【着なくなった服】■「1年間着なかった服は大体その後も着る機会がないのと、服の収納にはかなりの場所を取るため」(30代・主婦)■「思い入れがある服だったりするとなかなか捨てられないけど、実際まったく着ないものをタンスの肥やしにしていることが多い。思い切って捨ててみたら、本当に大切な服を綺麗にしまえてすっきりした」(40代・個人事業主)■「着なくなった服は真っ先に処分する。置いておいても仕方がない」(50代・主婦)おしゃれが好きな人であれば、服は日頃から増えていくものです。着なくなった服は不用品と見なす人が多いことがわかりました。目安としては、1年ほど。1年間に一度も着なかったものは、今後も着ないことがほとんどです。■「体型が変わったことを認めてはいるが、また戻ると思って保管しておいた服がすごい量になった。少しだけ捨てたつもりだったが、ずいぶんすっきりとした」(20代・主婦)体型が変わって着なくなるということが、衣料品にはありがち。それが自分の生活習慣を引き締める目標になればいいのですが、高いものなどでない限り、今着られないものは潔く捨ててしまうほうが無難です。【いらなくなった雑貨】■「やはり雑貨類はあってもなくてもいいので捨てやすいと思います」(40代・パート)■「場所をとるものを捨てます。服はある程度中古でも売れると思うので、まずはもの。雑貨などから整理整頓を始めます」(40代・主婦)ほとんど使っていない日用品や、あまり考えずに手を伸ばしてしまった雑貨は、収納スペースを圧迫する原因になります。インテリアになるものもありますが、小物雑貨は散らかってホコリを被っていることも少なくありません。日常的に使用している最低限のもの以外は、本当に必要かどうかよく考えることが重要です。5.ルールを決めれば「必要」「不要」の判断に迷わない!お金を払って購入したものや思い出深いものは、そう簡単に見切りをつけられない場合もあります。だからといって抱え込んでばかりいると、片づけようにも片づかない部屋になっていく一方。ゴタゴタしていては、掃除によって得られるメリットも半減してしまいます。そういう時は、自分なりの基準を定めることで、捨てる・捨てないを判別することできるようになります。【「過去」を振り返る】■「1年以上使っていないものは絶対に使わないから捨てる。気に入らないなら捨てる」(30代・主婦)■「大掃除などの時に、3年以上使っていないものがあったら捨てること」(40代・主婦)まずは“いつ使ったか”を思い出します。そして、一定期間使った記憶がなければその時点でゴミ箱行きにする、という方法です。その期限は「1年間」と決めている人が多数でした。もともと使用頻度が少ないものであれば、「2~3年間」に引き延ばすという手も。それ以上という回答はありませんでした。【「未来」を考える】■「あまり使わない、今後も使わなそうだなと思ったら捨てる。自分や家族にとって価値のあるものなのかを冷静に考える」(40代・主婦)■「今後そのものを使う機会があるのか冷静に考えて、その時に捨ててしまうこと」(20代・会社員)過去とは反対に「未来」を見据えて判別している人もいます。かつて愛用していたもの、購入した時は心から欲していたものなど、過去を思い出すと捨てられないものは、いったん落ち着いてこの先に必要かどうかを考えるとよいでしょう。【時には半強制的に】■「捨てると決めたものは分別したら、なるべく見ない!見たら惜しくなる、眺めたくなる」(40代・主婦)■「コツというほどではありませんが、自分で捨てずに家族の誰かにお願いして捨ててもらう!」(40代・主婦)本当はいらないのに捨てられないものは、他人の手で処分してもらうのもあり。捨ててしまったら、意外に割り切れてしまう場合があるのは事実です。また、一度始末すると決めたら、未練を絶つことも重要です。【こんなアイデアも】■「思い切ってものを捨てる時のコツは、子どもの工作などは写真を撮って実物を捨ててすっきりすることです」(40代・主婦)■「『捨てる』『捨てない』の2択でなく、『保留』を作って3択にします。『保留」する期限を決めて、やっぱりいらないとなれば捨てます」(40代・会社員)子どものものは思い出が染みついている場合もしばしば。いつか捨てることになると感じながらも、どんどんものが増えていきます。悩む方も多いでしょうが、「記録」や「記憶」としてのみ残していくという方法もあります。どうしても……という場合は、無理に決断せずに「保留」という手段もあり。ものを処分してすっきりするのも確かにいいのですが、最終的には後悔しない片づけをしていきたいものですね。まとめ掃除や片づけをすると、家の中が綺麗になることはもちろんのこと、そこで暮らす人の気分まですっきりさせることできます。実際に多くの主婦が、掃除した部屋は「空気が気持ちいい」と感じていました。部屋を居心地のいい状態に保つにためは、清潔にしておくとともに、時に不要なものを処分していくことが重要。ものを捨てる際は、自分なりのルールにしたがって必要かどうかを判断するのがおすすめです。紹介した意見を参考に、住みよい環境づくりにチャレンジしてみてください。アンケート実施日:2017年3月17日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方アンケート総数:50
2017年04月10日小学校に入ると求められる「整理整頓」のスキル。通知表でも「身の回りの整理整頓」というような評価項目を目にするようになります。しかし、学校では注意されたり、整理整頓スキルを評価されたりすることはあっても、整理整頓の方法はなかなか教わらないのが実情です。そこで、子どもが楽しくできる片づけのコツを、整理収納アドバイザーのカール友波(となみ)さんに聞きました。■筆箱の片づけで、子どものやる気スイッチをオン!小さな成功体験を重ねることで、子どものモチベーションがあがるのは勉強も片づけも一緒。まずは家や学校で毎日使う「筆箱」で片づけの基本を身につけるのがおすすめだそうです。たかが筆箱の片づけとはいえ、そこには片づけに必要なエッセンスがしっかり含まれているので、片づけ方をしっかり学ぶことができます。片づけの基本は同じなので、筆箱の片づけで自信を持ったら、ランドセル、机の引き出し、本棚、おもちゃ、子ども部屋などのほかの場所の片づけへも進めていけます。■STEP 1:全出しまずは中身をすべて出すのは片づけの基本。筆箱の中に入っているモノを全部出して、何が入っているか確認しましょう。小さな空間でもゴミから宝物までいろいろ入っているかもしれません。全部出したら、筆箱をキレイに拭きましょう。■STEP 2:仕分け片づけで大切なのは、持っているモノを仕分けること。モノがあふれている現代の日本社会では「いる」「いらない」、「使う」「使わない」など自分で基準を設けてモノを分けるスキルは身につけたいところです。おもちゃや本だと即決できなくて迷いそうですが、筆箱はスペースも限られ、本来入るべき「必要なモノ」は明確なはず。筆箱に入っているモノを「筆箱にまた入れる」「処分する」「ほかの場所にしまう」の3つに迷わず仕分けることができれば、「基準を持って自分のモノを仕分ける」スキルが身につく第一歩となります。■STEP 3:正しい場所にしまうモノを正しい場所にしまうのはやはり片づけの基本。仕切りのついているタイプの筆箱なら、迷うことなく筆記用具を筆箱にしまえます。この時に、「赤鉛筆は1番右」などとしまう位置を決めれば、いつも同じ場所に戻す練習にもなります。このように筆箱の片づけをしていくと、片づけの基本が身を持って理解できます。小さなスペースに入っているモノの数は限られるので、飽きっぽい子どもでもやり遂げられます。勉強に集中するためには、妨げになるモノを視界に入れないことも大切。筆箱の片づけで、整理整頓スキルが身につくだけでなく、勉強もより集中できるようになるかもしれません。■わが子が「片づけられる子」になる! 4つのコツ「モノを仕分ける」ことは片づけの基本ですが、子どもが自分のモノを仕分けられるようになるためのコツを教えていただきました。コツ1:モノを仕分ける主導権は子どもが持つコツ2:モノをすべて出してながめてみるコツ3:子どもに合わせた分け方を考えるコツ4:迷うモノのために「あいまいBOX」を用意するおまけでもらうオモチャや子どもの作品など、ついつい親がこっそり捨ててしまったりしますが、ずっと子どものモノの管理を親がしていくのは無理な話。小さな頃から子どもが自分で判断できるように育てていくことが大切なのですね。そうすれば、片づけ以外のことの判断の練習にもなりそうです。 編集協力: 「子どもがどんどん整理整頓したくなるお片づけ帖」 (永岡書店)子どもが散らかしてばかりで部屋が全然片づかない…。そんな悩みをお持ちの方に向けて、子どもが自分から楽しく片づけをしてくれるようなノウハウを写真やイラストを多用してご紹介。子どもが無理なく自然にお片づけができる “しかけ” を多数掲載しています。カール友波(となみ) プロフィール大阪芸術大学デザイン学科インテリア専攻卒業。整理収納アドバイザー1級。整理収納アドバイザー2級認定講師。子育てが一段落した後、大手家事代行会社のお片づけ部門を立ち上げ、様々なお客様のニーズに応えながら整理収納サービスに邁進。独立後、埼玉県内、都内、首都圏を中心に整理収納アドバイザー2級認定講座、「親子で学ぶおかたづけ」などのセミナーを開催。日本ではじめて生涯教育としてのお片づけ=「かたいく」を提唱し、普及に努めている。 <子どもの片づけ教育「かたいく」記事一覧>・ 子どもの片づけは ″しかけ” が9割! しからなくても片づけられる子どもを育てるコツ ・ 子どものやる気スイッチをオン! “片づけられる子” に育てる「かたいく」とは? ・ 子ども部屋って必要? 勉強机は? 新1年生に必要な準備とわが子の片づけ教育法
2017年01月18日「子どもが小さくて家がなかなか片づかない」「いつも子どもが散らかした物を拾って歩いている」こんな悩みを持っていませんか?自分がやった方が早いからと大人が片づけてあげたり、「片づけなさい!」と口頭でしかったりするだけでは、子どもはいつまでたっても片づけられるようにはなりません。「片づけで人生に役立ついろいろなスキルが身につけられる」と「かたいく」(お片づけ教育)を提唱している整理収納アドバイザーのカール友波(となみ)さんに、しからなくても子どもが片づけるようになるしかけを教えてもらいました。■子どもが思わず片づけたくなる “しかけ” とは?やみくもに「片づけなさい!」としかっても、どうやって片づければいいかわからないと、根本的な解決はできません。「ただしかっていても、子どもに片づける力はつきません。ずっとしかり続ける生活から抜け出るためには、まず子どもが楽しく片づけられる “しかけ” を作ってみるのがおすすめ」とカール友波さん。「片づけるためにはモノに定位置を作ってあげることが必要ですが、その定位置は小さなお子さんでは自分で決めるのは難しく、まず大人が決めてあげなければいけません。この時に、子どもが最も簡単に戻せるような場所を用意することが、お片づけ教育の第一歩になります」“しかけ” とは、子どもが思わず戻したくなる収納場所、収納方法を子どもの年齢やクセ、性格を見極めながら大人が作ること。「思わず子どもが片づけてしまうしかけを作る」というのは、子どもとの知恵比べのようで、なんだかちょっと楽しそうです。■まずは「靴」を思わずそろえてしまう “しかけ” から 一例として、今日からできる玄関の靴そろえのしかけを教えていただきました。靴そろえは、できるかどうかでその家のしつけの判断材料にまでされてしまうこともある重要な課題。逆に、靴をそろえられるようになるだけで子どもの評価も上がりそうです。子どもだけでお友だちの家の行き来が始まる小学生前に、ぜひ身につけておきたい習慣です。子どもが小さいうちはつい大人がそろえてあげてしまいますが、自分で靴の着脱ができるようになったら、実は小さな子どもでもそろえることはできるのです。■置く場所を決めたらあとは「視覚」に訴えるしかけのポイントは、2つ。まず、子どもにとってそろえやすい置き場所を決めること。子どもはちょっとしたことで面倒と感じがちなので、移動したり、扉を開けたりといったアクションの必要ない場所を子どもの靴の定位置と決めましょう。定位置を決めたら、あとは「目で見てすぐわかるように」靴の場所を明示してあげるだけです。▼STEP 1:チョークで靴形の絵を描く▼STEP 2:絵の上に靴を置くいつでも消せるのでチョークで描くのもおすすめです。その他に、テープを目印に貼ったり、紙やクリアファイルに絵を描いて置いたりなど、各家庭に合った方法を試してみてください。▼STEP 3:いつの間にかそろえて置くようになる!小さな子どもには、「ひと目で分かる」しかけの方が言葉よりも効果的。どんな “しかけ” が自分の子どもに合うか、楽しみながら試していけば、親子の片づけストレスもなんだか減りそうです。■“しかけ” づくり 4つのコツ玄関以外の場所も “しかけ” を作っていけば、散らからなくなりそうです。しかけを考える時に知っておきたい片づけのコツは次の4つ。実はこれは大人の片づけでも必要なコツですね。このコツを頭に入れながら、楽しんで「子どもが思わず片づけてしまうしかけ」を作っていきたいものです。1:片づけるための動線(人やモノが動く線)と動作がシンプルになるように考える2:よく使うモノの定位置は取り出しやすい場所にしまう。3:同時に使うモノは一緒にしまう4:いつも同じ場所で管理する編集協力: 「子どもがどんどん整理整頓したくなるお片づけ帖」 (永岡書店)子どもが散らかしてばかりで部屋が全然片づかない…。そんな悩みをお持ちの方に向けて、子どもが自分から楽しく片づけをしてくれるようなノウハウを写真やイラストを多用してご紹介。子どもが無理なく自然にお片づけができる “しかけ” を多数掲載しています。カール友波(となみ) プロフィール大阪芸術大学デザイン学科インテリア専攻卒業。整理収納アドバイザー1級。整理収納アドバイザー2級認定講師。子育てが一段落した後、大手家事代行会社のお片づけ部門を立ち上げ、様々なお客様のニーズに応えながら整理収納サービスに邁進。独立後、埼玉県内、都内、首都圏を中心に整理収納アドバイザー2級認定講座、「親子で学ぶおかたづけ」などのセミナーを開催。日本ではじめて生涯教育としてのお片づけ=「かたいく」を提唱し、普及に努めている。<子どもの片づけ教育「かたいく」記事一覧>・ 子どもの片づけは ″しかけ” が9割! しからなくても片づけられる子どもを育てるコツ ・ 子どものやる気スイッチをオン! “片づけられる子” に育てる「かたいく」とは? ・ 子ども部屋って必要? 勉強机は? 新1年生に必要な準備とわが子の片づけ教育法
2017年01月17日フェリシモから、「お片づけ」を研究する部活「フェリシモお片づけ部」が開発した、「捨てられる人」になれるダイアリー『捨て帳』が2016年12月21日(水)に発売しました。「捨てる」勇気を後押し!部屋を片付けたい。でも、その前に物が多すぎて片付けのしようがない。そんな時、大切なのは「捨てること」ではないでしょうか。ホームダイエットなんて言葉もあります。いや、頭では分かっているけれど・・・「捨てる」のにはコツが要るんです。それは学校では教えてくれないこと。『捨て帳』は、「捨てる」勇気を後押しする工夫に溢れたホームダイエットダイアリー。その特徴3つを通して、これから「捨てる」ためのヒントをご紹介いたします!特徴1スリムだから持ち運べる・気軽に読んで書き込めるスケジュール帳にも挟み込めるコンパクトサイズ。携帯しやすいのでちょっとした時間に読んだり、手帳を書く気軽さで、捨てた記録をつけたりできます。特徴25つのコンテンツに75の捨てるコツが満載で、読み応えたっぷり【コンテンツ1】みんなの捨てたモノ・理由ヒント集『お片づけワークプログラム』の受講者から募った実際に捨てたものと、その理由を発表。リアルな声だからこそ役に立ちます。【コンテンツ2】捨てづらいモノの捨て方ヒント集「いただきモノの手放し方は?」「服や本などの捨てるタイミングは?」など、整理収納アドバイザーが捨てづらいものの捨て方をレクチャー。【コンテンツ3】捨てる練習週間リスト(7日分)ウォーミングアップとして、まずは7日間、1日1個捨てたものを記録します。「練習」とすることで、ものを捨てることに慣れていない人も、気負わずにスタートすることができます。【コンテンツ4】捨てたモノチェックリスト(3ヵ月分)1日1個捨てたものを記録する3ヵ月チェックシート。捨てたものを書き込んでいくだけなので、お片づけが苦手な人でも「捨てる習慣」が身につきます。【コンテンツ5】モノの捨てどきカレンダー(年間)1月から12月の月ごとに、その月に捨てやすいものをピックアップしたカレンダー。季節のイベントや気候に合わせて捨てるものをセレクトしているので、無理なく一年を通じて捨てることを実践できます。特徴3捨てシール付きで、ものと心の整理ができる読んで学んだことを実践しやすいように、「捨てシール」2種をセットでお届けします。捨てると決めたものに貼る「廃棄シール」30枚と、捨てたいけれどまだ迷いがあり捨てられないものに貼る「仮置き&中身の見直し日付シール」30枚の、合計60枚です。捨てシールのセットは、追加で購入することもできます。【捨てシールの使い方】「廃棄シール」捨てると決めたものの目立つところに貼ります。強粘着で、あえてはがしにくい仕様にしています。「仮置き&中身の見直し日付シール」まだ捨てられないものに貼り付けます。「中身の見直し」と一緒に貼っておくことで、仮置きの期限を可視化します。『捨て帳』の詳細【商品名】捨てる勇気を後押しするホームダイエットダイアリー~捨て帳~【セット内容】捨て帳1冊(縦約15.5cm、横約8.8cm、32ページ)、捨て帳シール10シート(B6判2種各5シート・合計60枚)【価格】1セット800円(税抜)※8%税込み価格864円【発売日】2016年12月21日(水)【お届け開始】2017年1月から順次販売サイト【関連アイテム】「捨てる!と決めたら準備したい捨てシールセット〈20シート〉」(1セット税抜き550円)も同時発売。お電話でのご注文・お問い合わせ0120-055-820(通話料無料)0570-005-820(通話料お客さま負担)(受付時間:月曜~金曜/午前9時~午後5時)※携帯電話など「0120」を利用できない場合は、「0570」で始まる番号をお使いください。※お客さまからのお電話は、ご注文の内容を確認・記録するために録音させていただいております。※「0570」通話料は20秒につき10円(税別)かかります。※PHS・一部のIP電話ではご利用できない場合があります。
2017年01月10日「スッキリと暮らしたいのに、子どものモノがあふれている」「子どもが片づけをしてくれなくて、イライラしてしまう」というママは、多いのではないでしょうか。整理収納アドバイザーであり、親・子の片づけマスターインストラクターの橋場陽子さんに、わが子を「片づけられる子」に育てる3つのポイントを教えてもらいました。片づけは、子どもの生きる力を育む10歳の男の子のママでもある橋場さんは、主に渋谷区・世田谷区を中心に「片づけ講座」を開いたり、個人の自宅を訪問して片づけのアドバイスをしたり、ママ友グループ向けにレッスンを開催したりしています。「片づけは、子どもの生きる力を育む絶好の機会」だと言う橋場さんによると、片づけによって、育まれる力は主に下記の3つ。1.選択力:自分に必要なモノ、大切なモノを選び取る力2.想像力:自分で考え、先の結果を想像する力3.習慣力:やるべきことを続けていく力(※「親・子の片づけインストラクター講座」より抜粋)とはいえ、親がひたすら「片づけなさい」と怒り続けても、子どもは片づけられませんし、これらの力を育むこともできません。必要なのは、親が子どもに寄り添い、ちょっとした工夫をすること。では、どんな工夫が必要なのでしょうか。橋場さんに、今すぐできる3つのポイントを聞きました。ポイント1.作品やおもちゃなど適量を決める。こっそり捨てはNG橋場さんが、小学校低学年以下のお子さんのママから一番相談を受けるのが、「工作の作品やお絵かきが捨てられない」という悩み。親にとってはゴミのようでも、子どもにとっては宝物。「くれぐれも、こっそり捨てることはやめてください。子どもを傷つけてしまいますし、何より、選択力を鍛える絶好のチャンスを失ってしまいます」と橋場さん。「どんどん増える作品やおもちゃは、『全部は置く場所がないから、箱に入るだけにしようね』と伝えて、増えすぎたら本人に残したい物を選ばせましょう。そして、『ステキなモノが残ったね。きれいに箱に入ったね』と喜びを共感しましょう。あとで本人が『あれは捨てなければよかった』と後悔することもありますが、そうした失敗から学ぶことも多いのです」と橋場さん。でも、子どもはいらないと言うけれど、大人は捨ててほしくないモノ、ありますよね。祖父母からもらったお祝いだったり、高額な物だったり。それはどうすればいいのでしょうか。「子どもが『いらない』と判断したけれど、親が残したい場合、それは子どものスペースからはずし、「親が所有するもの」として、親のスペースに移動してください」。ポイント2.モノの置き場を決めて、ラベリングする家が片づかない原因のひとつは、モノの定位置が決まっていないから。橋場さんは、「子どもと一緒に動線を考えながら、何をどこに置くかを考えるといいですね。『よく使うから、手が届きやすいところがいいかな』など、子どもの想像力を鍛えることにもつながります。モノの定位置が決まったら、それを家族みんながわかるように、ラベリングすることが大事です。おもちゃなどは、写真に撮って、おもちゃ箱に貼れば小さな子でもわかります。ラベルプリンターを使って文字でラベリングしてもいいですし、もちろんラベルシールにママがイラストを手書きしても大丈夫。マスキングテープの色分けで、兄妹のスペースをわかりやすくしても、いいですね」。ポイント3.できたことを褒めながら、少しずつ習慣化橋場さんは、「子どもの片づけの最終ゴールは、自分でできるように自立させること。でも、いきなり100点を求めないで、ひとつのステップができたら、『できたね』と認めてあげてください。できるようになるまでの時間は、子どもによって差がありますが、ほかの子と比較しないで、その子の成長に合わせて、ときには相談してルールを見直しながら、根気強く寄り添ってください。お片づけが、親子が衝突する原因になっているご家庭が多いですが、本当は親子のコミュニケーションの手段のひとつであり、子どもの成長に気づく機会にもなります」。毎日の積み重ねが、生きる力にもつながるそうです。「たとえば掃除、洗濯、ゴミ出しなどは、生きていくうえで必要なことですが、終わりがありません。宿題も、毎日しないといけませんね。片づけは、こうしたルーティーン・ワークをこなしていく習慣力につながります」。私も、毎日のように7歳の息子に向かって、「片づけなさい!」を繰り返していますが、子どもに合わせた片づけルールが必要なのですね。橋場さんの親・子片づけ講座を受けたママたちからは、「子どものいいところを見られるようになった」、「夫にも効果があって、ラベルを見て片づけてくれるようになった」といった感想が多いそうです。片づけがうまくいくと、優しいママ、穏やかな妻になれそうですね。わが家はまずはラベリングから始めてみようと思います。取材協力:親・子の片づけ教育研究所()親・子の片づけマスターインストラクター橋場陽子さん( )<文:フリーランス記者鯰美紀>
2016年12月29日ADHDの息子は片づけが苦手…と、思いこんでいた!Upload By かなしろにゃんこ。ADHDの息子・リュウ太の部屋はとにかく汚い!部屋の掃除は月に一回すればいいほうで、息子の部屋から細かいゴミが廊下や階段に飛んできて散らかるほどです。掃除が苦手なのだとばかり思って、「誰かと一緒に暮らしているうちは、同居人に気をつかって片づけなさい」と注意していたのですが、息子はいつも良い返事をしません。どうしてそんなに片づけを拒むのか聞いてみると…「散らかってるほうが落ち着く」「思い出のあるものは捨てたくない」という驚きの答えが!なんと出掛けたときに買い物をしたときのレシートも思い出の品だと言うんです。私がゴミだと思っていたものは、彼の中ではゴミではありませんでした。だから片付かないのか!!物を大切することは良いことですが、どんなものにも愛着を持ってしまう気持ちには驚きでした。「片づけない」というのも、息子なりの解決方法…?Upload By かなしろにゃんこ。それから、目の前にものが見えていないと生活ができないということも分かりました。棚のなかに物が隠れると上手に探せなくなってしまいます。上の物をどかして下に探し物があるかどうか確認する動作や、記憶をたどって物をどこにしまったか思い出すことが苦手だからです。そのため物をどこかにしまうよりも、部屋中の置けるスペースを使って広げておくほうが生活しやすいようなのです。そういえば以前、ADHDがある人の生活を紹介したドキュメンタリー番組で、洋服などをタンスにしまわずに床に並べているところを見たことがあります。なんだか息子に似ているな~と思いました。これも息子なりの、自分のADHDの特性に対処する方法なのかなと思います。ただそれを理解して受け入れるのには、もう少し時間がかかるかもしれないと思う母なのでした(笑)。
2016年10月22日アレやコレやと買い込んでいるつもりはなくても、なぜか増えていく「物」。その一方で、捨てるのはなかなか難しく、気づいたときには家が物であふれていた…なんてケースも珍しくはありません。過ごしやすくなったいまの季節は、実は断捨離におすすめ。窓を開け放して気持ちよく片づけることができます。そこで今回は、「捨てる」&「片づける」のコツを紹介します。■物を「仕分ける」コツ部屋を片付けるときには、「要」「不要」の仕分けが重要なポイントとなります。しかし、「使うかもしれない…」という気持ちから、その判断は鈍りがち。そこで1つ、ルールを決めてしまいましょう。それは、「重複している物は、数を減らす」というルールです。たとえば、家の中にある「ハサミ」をすべて集めてみると、複数出てくる家庭がほとんどではないでしょうか。その中には、存在を忘れていたハサミもあるはず。このように重複している物は、本当に必要な数だけを厳選して残し、あとは捨てて数を減らしましょう。「いつか使うかも…」「たくさんあると便利だから」という気持ちから離れて、ルールに従って捨てていくことが大切です。■「中身が何かわからない」ものは、開けずに捨てる押し入れを整理していると箱が出てきて、それを開けて中身を確かめているうちに、時間がどんどん過ぎていく…という経験はありませんか? 中身を思い出せないということは、その箱はかなり長い間放置されていたということです。それだけ放置していて平気だったのなら、その中身はほぼ間違いなく「いらないもの」です。一度中を見てしまえば「執着する気持ち」が湧いてしまいますので、いっそのこと中身を見ずに捨ててしまった方が、片付けの効率は上がります。私自身、何度かこの方法で中身のわからない箱・ケース・袋をそのまま捨ててきましたが、あとから「捨てなきゃ良かった!」と思ったことは、今のところ一度もありません。■服は「好き嫌い」より「似合うかどうか」を重視特に女性の場合、クローゼットの断捨離がもっとも難しいかもしれません。そこにあるのは、自分が「いいな」と感じて買った服ばかり。簡単には捨てられませんね。しかし、中には買ったものの、あまり着ていない服もあるはず。思い切って捨てるためにも、「好き嫌い」ではなく「似合うかどうか」で判断しながら仕分けていきましょう。いくらデザインが気に入っていても、自分に似合わない服はきっとこの先も着ません。姿見を近くに置き、クローゼットの服を片っ端から自分に当てて、チェックします。「服のデザイン・色が云々…」ではなく、純粋に自分に合っているかどうかを確認しましょう。■「データ保存」を上手に活用!説明書やプリントなどの紙類は、「いつか必要になるかも」と溜め込んでしまいがち。しかし、「いつか必要になる」のは書類やプリントそのものではなく、その内容です。写真に撮ったり、スキャンしたりして「データ」として内容を保存しておけば、本体を捨てても困ることはありません。これを上手に活用すると、紙類の量をグッと減らすことができます。「今日は、クローゼットの私のスペースだけ」など、少しずつ「捨てる」&「片づけ」を進めても構いませんが、本来は、動かせるものをすべて一旦別の場所に移し、家全体、または部屋単位で一気に済ませてしまうのがベスト。週末や連休に時間を確保して、家族総出で取り組んでみてはいかがでしょうか?
2016年10月02日【ママからのご相談】今春、小学校に入学した娘がいます。部屋が散らかりがちなので片づけをしなくちゃと思うのですが、うまくできません。収納本を参考にしているのですが、同じようにできず、だんだん面倒になってしまいます。もともとズボラな性格なのですが、 誰でもできるコツはありませんか?●A. 片づけが面倒なら、1か所ずつ区切って片づけをするのがオススメ。こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。株式会社フェリシモが、20代〜50代女性の“整理と収納”に対する意識を把握するために実施した「整理と収納に関する意識調査」において、自宅の片づけがしたいと思ったことがあるかどうかの質問に8割以上の人が「よくある」「ある」と回答しました。また、子どもを持つ女性の、片づけができない3大原因は「時間がない」「面倒」「子どもが散らかしてしまう」という結果がでました。このことから、多くの女性は部屋を片づけたいと思っていても、さまざまな理由で片づけが進まない ということが分かります。●一気に全部やろうとしない片づけたいと思っても、途中で面倒になってしまったり、なかなか思うように進まなかったりすることがあるかと思います。そんなときは無理して一気に部屋中の片付けをしなくても大丈夫。部屋を細かく区切って1か所ずつ片づけていくのがオススメです。今日は押入れの右上の枕棚の部分だけやろうとか、今日はテレビ台の上だけやろう、今日は引き出しの1番上だけ片づけてみよう、というように狭いスペースだけお片づけをしていくようにします。1か所でもきれいになればモチベーションもあがります。しかし、無理は禁物です。まだまだお片づけができると思っても、片づける範囲を一気に増やしてしまうのはちょっと危険です。途中で嫌になってしまう可能性 があります。ペースがつかめるまでは、1か所ずつお片づけをし、慣れてきたら「今日は2か所やってみよう」と少しずつ片づける範囲を広げていくのがオススメです。無理をして何か所も片づけてしまうと、途中で嫌になってしまうことがあります。そうならないためにも、1か所ずつ区切ってお片づけをするようにしましょう。1か所ずつ区切ってお片づけをするようにすれば、短時間で済むことができますので、忙しいママには特にオススメの方法です。お試しください。【参考リンク】・女性の『整理と収納に関する意識調査』 | 株式会社フェリシモ()●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)
2016年06月11日子どもに苦手なものがあった場合、なんとかできるようにさせたいと思ってしまうのが親心というもの。子どものためだと思いながらも、できないとついしかってしまうこともあるでしょう。どうせやるなら、楽しく取りくめて、子どもの可能性を大きく広げられる方法を試してみませんか? おもちゃの片づけを例に紹介します。■片づけられないのなら手伝ってもいい苦手なことを、無理に克服させる必要はありません。「いまのうちに直さなくては」よりも「まだ小さいからできない」と考えてみてください。小さいころは苦手だったことが、大きくなったら楽にできるようになるケースもあるようです。また、子どもが簡単に片づけられるように工夫してあげるのもひとつの方法です。おもちゃを放りこむだけでOKの大きな箱を用意する、なにをどこにしまえばいいのかわかるように箱におもちゃの写真をはるなど、片づけやすい環境をつくってあげましょう。一生懸命がんばってもできない場合は、何度も「片づけなさい!」としかってお互いにイヤな時間をすごすより、親が手伝って短時間ですませる方がいいでしょう。苦手なことに対してマイナスの印象をすりこまないことが大切です。■楽しい努力なら、効率よく脳をきたえられる子どもの弱点を克服させるよりも、得意なことや好きなことに取りくませることをおすすめします。子どもの脳細胞や神経回路を増やして育てるためには、好きなことにとことん集中することがポイントだと言われています。車が好きなら一緒に乗り物図鑑をながめたり、外へ車を見に行ったりする。好きなアニメがあれば、映画やイベントに出かけてみて。大好きな親が一緒に楽しんでくれれば、さらに夢中になるでしょう。覚えた知識が将来役に立たなくてもいいのです。実際に体験することが、脳をきたえるトレーニングになるのです。好きなことに取りくむことで集中力を養い、わからないことはみずから調べるようになるでしょう。わからないことがわかるようになった喜びを味わうと、大きくなって勉強の壁にぶちあたっても、あきらめずに努力できるようになります。■将来役立つ力を育ててあげよう脳の機能がアップすれば、苦手なものへの対処法も自分で工夫できます。片づけが苦手なのは性格がだらしないのではなく、方法がわからないだけ。小学校高学年ぐらいになってから上手な片づけ方をレクチャーした本を読むと、あっという間に片づけ上手になることもあります。子どもの「好き」を応援することで、「親は私のことをよく理解してくれている」と感じてくれることでしょう。子どもが小さい間にこそ、はぐくんでおきたい関係性です。子どもが思春期に入り、接し方に悩むようになったとき、親のいうことに耳をかたむけてくれるかどうかは信頼感がカギです。おおらかな気持ちで子どもを育てることができたらいいですね。あとりゆうか(フォークラス)
2016年05月29日ゴールデンウィークや年末年始など、久しぶりに実家に足を踏みいれたとき「モノが増えている」と感じたことはありませんか。玄関に置かれた古新聞や床に伸びた延長コードを見て、転倒のリスクが頭をよぎることもあるでしょう。東京消防庁によると、緊急搬送される高齢者は、年間で約6万人。そのうちの8割が「転倒」によるもので、うち半数が住宅内で起こっているのだとか。親にはいつまでも健康でいてもらいたいと願うのなら、リスクを最小限におさえたいところ。『50代からの 自宅の片づけ実家の 片づけ』(扶桑社)を参考に、片づけをはじめるにあたっての親への切りだし方や注意点を紹介します。■片づけを切りだすときは、雑談から片づけをはじめるにあたっての第一関門とも言えるのが、親の賛同を得ること。介護や引っこしなどの急を要する事情がない限り、いきなり「片づけよう」と伝えるのは避けた方がいいでしょう。親には親の生活があり、事情もあります。久しぶりに帰ってきた娘に「散らかってるから、片づけよう」と急かされては、あまりいい気はしないものです。まずは、雑談をすることをおすすめします。自分の家の片づけの話や「この間、テレビで見たんだけど…」と、さりげなく話を片づけの方向に持っていきましょう。「じつはうちもね…」と親が困っていることなどを聞きだせるかもしれません。■玄関をキレイにして、親に達成感を味わってもらう親からの理解も得られて片づけをスタートさせたものの、どこから手をつけたらいいかわからない…というケースも少なくないようです。本著によると、片づけやすい場所の代表として玄関が挙げられています。貴重品や親の思いいれのあるモノも少ないため、もめるリスクが減らせるのが理由だとか。また、比較的短時間で片づけられるため、親に達成感を味わってもらえるという利点もあるようです。ほかにも、庭やベランダ、自分が子ども時代に使っていた部屋なども、比較的片づけやすいスポットです。■上から目線は禁物! 親へのNGフレーズ実家を暮らしやすくするには、モノを減らすことが肝心です。しかし、「これ、捨てていい?」となんでもかんでも処分するのは、親のストレスの元となってしまいます。また、じつの親だと気がねがいらない分、言葉づかいもきつくなってしまいがちです。特に「捨てる」というフレーズは拒否感をかきたてるので要注意。 例えば、「モノを捨てよう」を「片づけて暮らしやすい家にしよう」と言い換えるだけで、受け取る側の印象はだいぶ異なります。出典:『50代からの 自宅の片づけ実家の 片づけ』(扶桑社)床に置かれたモノについても、「危ないじゃない!」と頭ごなしに否定するのは控えた方がいいでしょう。「つまずいてケガをしないよう、整理しようか」と親の気持ちに寄りそった言いかたに変えるだけで、片づけに協力的になるケースもあるようです。処分以外の方法として、親と相談しながら、残したいモノを探すのもいいそうです。まずは、帰省時に親とゆっくり話をして、信頼関係をつくりながら進めていくことが、片づけをうまくいかせるコツといえそうです。(参考)・『50代からの 自宅の片づけ実家の 片づけ』(扶桑社)「家事のプロ×介護のプロが徹底指南! もめない片づけミニ講座」日時:2016年4月24日(日)13時30分開演(13時受付開始)場所:須原屋本店4Fイベントスペース埼玉県さいたま市浦和区仲町2-3-20(浦和駅より徒歩約7分)TEL 048-822-5321入場料:無料(先着順・50名様)申込方法:須原屋本店に電話、もしくは下記イベントページでお申しこみください イベントページ ・ 東京消防庁
2016年04月22日いろいろな理由で後回しにしがちな、部屋の片づけ。特に忙しい女子に多いのが「時間がなくて……」というタイプ。そんな「時間のない人」に合った片づけテクをご紹介します!おそらく、散らかったままの部屋でも本当は全然大丈夫なあなた。「あなたに決定的に欠けているのは、ズバリ“生活感”。口では“忙しいから…”と言いますが、キチンと暮らす、あるいは落ち着いて過ごすことが苦手ゆえ、ゆっくり過ごしたり、部屋を心地よくすることを無意識に避けています。もっと居心地の良さを追求しましょう。それを繰り返せば、収納がクセになるはずです」(占術研究家、心理テストクリエーターの章月綾乃さん)とはいえ、急に本格的にやれと言われても、正直無理。まずは “ざっくりボックス”を置き“床にモノを置かない”レベルのことから始めましょう。その次は家の様々な場所に同じような箱を置く。そうなったら掃除すること自体もラク&好きになるはずです。■片づけ力アップには…この本を読むべし!キッチリやらなきゃと思うほど、片づけはイヤになるもの。短時間で、とりあえず部屋がスッキリ見える方法=“ざっくりボックス片づけ”に特化したのが、『ざっくりBOX 最速スッキリ片づけ術』。片づけといえば、捨てるか捨てないか、どこに収納するかなど、判断の連続。そこで躓く人も多いが、この本で古堅さんが提唱する方法は、とにかく箱に入れるだけ!「一度やって、空間にモノがない気持ちよさを味わうと、ズボラさんでもなかなかクセになる」とか。本の中では、活用しやすい箱の選び方や、置き場所についても指南。また『精神科医が考えた忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術』は、忙しくてモノが多い人たちのことを<多忙・多物族>と呼び、「忙しいしモノが多いのを認めて、その上でいかにラクして片づけるか」を教えてくれる本。こちらでは“ざっくりボックス”と同じような存在として、持ち手付きのカゴをおすすめしている。いずれも床にモノを置かないことが、すべてのスタートです!このほかにも、anan本誌では「片づけられない人」の様々なタイプを紹介。心理テストから自分の“クセ”を知って、タイプ別の片づけテクをチェックしてみて。◇とにかく“モノを出しっぱなしにしない”というクセをつけることが第一歩。次のステップは、“ざっくりボックス”に入れっぱなしにするのでなくて、定期的に整理すること。◇『ざっくりBOX 最速スッキリ片づけ術』古堅純子 著¥1,204SDP◇『精神科医が考えた忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術』奥田弘美 著¥1,300光文社◇しょうづき・あやの占術研究家、心理テストクリエーター。テレビや雑誌、webを中心に活躍。Yahoo!占い「ウィークリー心理テスト」を担当。『Sho-Comi』『増刊Flowers』にて占いを連載。※『anan』2015年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・前田はんきち
2015年12月06日片づけられない、整理整頓ができないという人は、まずはその“クセ”を知るべし。自分のタイプを知れば、それに合った片づけテクも見つかるはずです。今回はその中の「買ってしまう人」の性質&対策をご紹介します!いろいろな物を買ってしまい、つい物が増えてしまうあなた。「あなたは許容範囲が広く、質感の違う要素でも受け入れることができる、素晴らしい人です。でもそれをインテリアでやってしまうと、ただのカオスしか生まれません。テイストやスタイル、トーンを揃えるというのは、“自分らしさを選ぶ”という作業。“素敵だけど、私には合わないかも?”と、ひとつひとつ真剣に見極めることで、あなた自身の魅力的な個性が確立されるのです」(占術研究家、心理テストクリエーターの章月綾乃さん)インテリアを整えるのは、自分を知ることと同義。まずは自分が好きなテイストを知り、存在感のある家具はもちろん、小さな雑貨まで、そのトーンに揃えられれば、モノが溢れていてもスッキリ見せることは可能です。インテリアショップの飾り棚なども参考に!■片づけ力アップには…この本を読むべし!モノが多いということは、必然的に“外に出しておく”アイテムが出てきます。ならば思い切って、“素敵に見せる”方向性を探ろう。そんなときにぜひ読んでほしいのが、『華やかディスプレイ収納術』。著者は、アパレルの店舗内装担当だった、ディスプレイのプロ。見せてもOKの収納グッズの選び方から、キッチン、リビング、寝室など、エリア別に見せる収納術を具体的に紹介してくれる。また、ディスプレイ収納の悩みの種、掃除の仕方やグッズの情報も充実。一方、白と黒、モノトーンのカラーリングに揃えることで、部屋をスッキリ見せるという方法論を追求したのが、『シンプルモダンなモノトーン収納&インテリア』という本。手軽に買えるリーズナブルなアイテムを使い、“収納容器のデザインは揃える”“モノを判別しやすいようにラベルを付ける”など、基本の技を具体的に見せてくれる。“このショップのこれが便利!”と言い切ってくれるので、具体的なモノ探しにもとても役立つ一冊。このほかにも、anan本誌では「片づけられない人」の様々なタイプを紹介。心理テストから自分の“クセ”を知って、タイプ別の片づけテクをチェックしてみて。◇たくさんのボックスでも、同じサイズ&同じデザインに揃えれば、このスッキリ感。リーズナブルなものが増えているので、思い切って一気に買い替えてみるのも一つの手かも。◇『華やかディスプレイ収納術』寺戸 華 著¥1,200宝島社◇『シンプルモダンなモノトーン収納&インテリア』TUULI 著¥1,300宝島社◇しょうづき・あやの占術研究家、心理テストクリエーター。テレビや雑誌、webを中心に活躍。Yahoo!占い「ウィークリー心理テスト」を担当。『Sho-Comi』『増刊Flowers』にて占いを連載。※『anan』2015年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・前田はんきち
2015年12月05日片づけられない、整理整頓できないのは、あなたがだらしのない性格だからでも、怠け者だからでもありません。答えはひとつ。心の中に片づけられない“クセ”があるから。そのクセのタイプベルに、対策をご紹介。今回は「捨てられない人」タイプについて。とにかくモノがどんどん増える。その原因は、執着心だった。「心の奥底に、“あの頃はよかった”“あの日に戻りたい”。そんな気持ちがうごめいています。頭ではわかっていても心が納得していないので、手放すのが怖いのでしょう。でも思い出に縛られていては前に進めません。思い切って捨てて身軽になるべき。そうすれば新しい幸運もきっと訪れます」(占術研究家、心理テストクリエーターの章月綾乃さん)手放すのが辛いと思っても、思い切って処分する!捨てるという行為が辛ければ、フリマアプリや中古品を引き取ってくれる業者に売る、あるいは人に譲るのもOK。とにかく家からモノを減らすこと。持ち物が少なくても、生きていけますよ!■片づけ力アップには…この本を読むべし!今年注目された言葉に、“ミニマリスト”というものがあります。持ち物を最小限にまで減らして生きる、という生き方で、佐々木典士さんが書いた『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』という本によって、注目度が高まりました。もともととにかく持ち物が多かった“汚部屋”住まいの佐々木さんが、モノを捨てまくりミニマリストになった経験と、そこから学んだことを綴った本。彼が編み出した<捨てる方法最終55リスト>を読むと、“モノを処分する”という思考が自然に身についてくる。また、ミニマムに暮らす人10人の部屋の写真とインタビューをまとめた『「何もない部屋」で暮らしたい』は、それぞれの“モノを捨てるきっかけ”や、実際ミニマリストになってどう感じているかなど、リアルな声を知ることができる。失恋、離婚、震災など、モノを捨てる引き金は人それぞれ。でもどの人にも共通するのは、「モノがないって幸せ」という価値観。捨てられない人が読めば、本当に人生が大転換するかも?このほかにも、anan本誌では「片づけられない人」の様々なタイプを紹介。自分の性格に合った片づけテクをチェックしてみて。◇『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』佐々木典士 著¥1,000ワニブックス◇『「何もない部屋」で暮らしたい』ミニマルライフ研究会 著¥1,100宝島社◇しょうづき・あやの占術研究家、心理テストクリエーター。テレビや雑誌、webを中心に活躍。Yahoo!占い「ウィークリー心理テスト」を担当。『Sho-Comi』『増刊Flowers』にて占いを連載。※『anan』2015年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・前田はんきち
2015年12月05日米国『TIME』誌“2015年・世界で最も影響力のある100人”に選ばれた、片づけコンサルタント・こんまりこと近藤麻理恵さん。それがどんなにすごいことかといえば、もう一人選ばれた日本人が作家・村上春樹氏ということでもわかるはず。世界を魅了したのは、単なる「片づけ術」ではなく、人生までドラマティックに好転させるメソッドであること。しかもキーワードは“ときめき”という斬新さ。シンプルながら意識にまで訴えかける内容と成果で、「片づける」を意味する“kondoing”“konmaring”という単語までできたほど。そんな「こんまりメソッド」による片づけ術を3つ教えちゃいます!教えてくれたのは、日本ときめき片づけ協会代表理事の安藤 貢さんです。◆片づけはお祭りと同じ。「一気に、短期に、完璧に」が合言葉。「人生をときめかせる」ための片づけは、一気に完璧な状態を目指す。それがリバウンドを防ぐコツ。「ときめき空間」の心地よさを一度味わうと、散らかった状態に戻ろうとは二度と思わなくなる。そのためにも休暇をとって取り組むぐらいの勢いと本気度が欲しい。一生に一度の「片づけ祭り」をやり抜く覚悟でスタートして。◆「捨て」に迷ったらモノと対話して。役割を終えていたら感謝しつつ手放そう。ときめかないけど捨てられない…。迷ったときはモノと向き合い対話して。捨てられない原因は「過去への執着」か「未来への不安」。それさえわかれば、縁あって手元に来たものとの関係を消化できたことになる。本当の役割を終えたものには「ありがとう」と感謝して手放す決心を。この一つ一つの決断が「ときめき感度」を高めてくれる。◆ときめきは「Spark joy」。片づけは楽しいことだと体感したい。“ときめき”を英訳すると「Spark joy」。「片づけ祭り」も、ときめき探しと思えれば楽しい作業に。完了すれば、大好きなものだけに囲まれた新しい毎日がスタートする。自分の女子力も上がるし人生も変わる。散らかしグセに悩んでいた人ほどその変化は劇的。片づけは苦行でも義務でもない。自分がときめくための魔法だと体感したい。◇近藤麻理恵さんの著書『人生がときめく片づけの魔法』シリーズは世界で300万部を突破。ニューヨーク・タイムズ紙のNo.1ベストセラーにも選出。「一度習えば二度と散らからない」独自のメソッドは世界中でブームとなっている◇あんどう・みつぐ2010年に近藤麻理恵さんのレッスンを受け、ときめき片づけに開眼。秘書兼片づけコンサルタントとして活動。日本ときめき片づけ協会発足時から、コンサルタント育成に関わる。日本ときめき片づけ協会 ※『anan』2015年12月9日号より。取材、文・岡崎弥生
2015年12月02日「anan」1982号12/2発売は「片づけ下手のための整理&お掃除術。」特集。今週の表紙撮影ストーリーを紹介します。やさしさを語ると、見えてくるもの。スタジオの真ん中に置かれたグランドピアノ。ジャケットに身を包んだ5人の紳士が、それぞれの立ち位置についた瞬間、スタジオの空気は一変します。その佇まいは、思わず息をのむような美しさ、ゾクゾクするような緊張感。まさしく、これぞSMAP!! と叫びたくなるような(本当に、そうなんです。)唯一無二のオーラ。今回、SMAPの皆さんにご登場いただいたグラビア企画は、「SMAP the GENTLEMAN 強く、やさしく、美しく」。タイトルに込めた想いは、the GENTLEMAN=紳士。そして、もう1つ“やさしい男たち”、の2つの意味。なぜなら、365日24時間、いつだって「国民的アイドル」としてSMAPでありつづけることは、私たちの想像を遥かに超える次元で、絶対的な温かさ、圧倒的な“やさしさ”に溢れていなければ、成し遂げられないこと。そんなふうに思うからです。けれど、本当にやさしい人は、「やさしさ」について自分から語ったりはしないもの。だからこそ、今回のインタビューでは思い切って、真正面から聞いてみました。「やさしさって、どんなものだと思いますか」。その問いに対する、メンバーそれぞれの言葉、そしてその5人の答えをつなげていくと見えてくるもの。それは、まさしく“SMAPそのもの”でした。ぜひお読みください。(K)
2015年12月01日「ちゃんとおもちゃを片づけなさい!」「洋服は脱ぎっぱなしにしないの!」と毎日のように怒ってはイライラしているママたち。片づけが自分でできる子に育ってほしいという思いとは裏腹に、家の中は散らかっていくばかり…。そんなママたちの悩みを解決してくれるヒントが、幸せ住空間セラピストとして知られる古堅純子さんの書籍「 片づけられる子どもの育て方 」に載っていました。まずはママの意識を変えることからそもそも片づけとはどんな目的のために行うものなのか考えてほしいと話す古堅さん。「細々したものはとりあえず引き出しに入れる」「もう使い終わったけど、あとでかたずけよう」。ついついやってしまいがちなこの習慣を見直し、まずはママが子どもの前でしっかり片付ける姿を見せてあげることが大切。「食べ終わったお皿はテーブルの上に置きっぱなし」「洗濯のあと、洗濯物は取り込みっぱなし」…。ママがこれでは、子どもは「どうして自分だけ片づけなくてはいけないの?」と不思議に思うのも当然です。「片付けなさい!」と怒る前に、ちゃんと見本を見せてあげることが“片付けられる子どもを育てる”第一歩です。子ども部屋が片付かない理由はここにあった!?溜まりにたまったおもちゃにはじまり、学校の教科書にプリント…。大きくなればなるほど子どもの荷物はたくさん。兄妹がいればその悩みは倍増します。子ども部屋を片づける上でポイントとなるのは「部屋の使用目的を明確にすること」。自分の部屋に兄妹のおもちゃや荷物が散乱としているのにも関わらず、「勉強しやすいように部屋を片付けなさい」と言っても片付くはずがありません。まずは、家の中全体を見回して、この部屋は勉強部屋、この部屋は遊ぶ部屋、といったように、目的を決めてあげることが大切です。そして、一番気を付けなければいけないのは、子どもは「片づけ方を知らないのに片づけられるはずがない」ということ。使用頻度や目的に合わせて、しまう場所を教えてあげなければいけません。「夏休みになったら子ども部屋は物でいっぱい…!」なんてことになる前に、親子で一緒に片付けをしてみては?参考書籍: 片づけられる子どもの育て方(小学館) 書籍プレゼントはこちらから
2015年07月19日※【前編】は コチラ から「片づけなさ~い!」というセリフ、子どもに言いがちな言葉の1つかもしれませんね。実際私も未だに口に出すことがあります。実は言っておきながら、ちょっと後ろめたくなる言葉。なぜなら自分が片づけられない人だったからです。「片づけている」つもりでも客観的に見れば詰め込んでいるだけだったり、端に寄せているだけだったり、探し物は多いし、すぐ散らかってしまう。そんな状態でした。ある意味、片付けができなくても自分も困らず機嫌よく、他の人も迷惑を被っていなければ問題ないかもしれません。私の場合は「片付けができない」ことが大きな問題だったのでなおしました。変えるのは大変でしたし、いまだ発展途上です。大げさかもしれないですが、「片づける力」は、人生を豊かにする基本的な能力が詰まっていると考えています。にもかかわらず、多くの人はどうして必要なのかも、具体的な方法などを習うこともなかったのではないでしょうか?私と同じような片付けが苦手でなおしたいと思っているママは、子どもには苦労させたくないと日々あの手この手で頑張っていると思います。そこで「そもそも片づけるとは」ということから、「親子で考えるお片づけ」について考えたいと思います。■人生を豊かにする「片づけ力」のポイント3つその昔、ものや情報がこんなに溢れていなかった頃は、片付けられないことがそれほど問題にならなかったかもしれません。でも今の日本はものも情報も溢れかえっていて、入ってくるばかり。自分で取捨選択できる片づける力を身につけることは、人生をより豊かにします。片づけるという事について3つの視点で考えてみましょう。1.片付けで磨ける力5つ1)考える力自分にとって好きなものや大事なもの・欲しいものが何か、反対に必要でないものは何かを考える力が養われます。これは自分という個性を知るのにも役立ちますよね。2)選ぶ力好きや必要・大事を考えたら、それを選び取ります。人生は選択の連続ですから、小さなことから慣れておくと良さそうです。3)工夫する力スペースに入りきらない時、どうしたら収めることができるか自分で工夫する力が付きます。さらにはスペースを増やしてくれるように交渉する、なんてこともできるようになるかもしれませんね。4)大切にする気持ち自分で考えて選んだものたちですから、愛着を持って大切にしようという気持ちが生まれやすくなります。5)責任感の芽生え自分のものを片づけるという繰り返しで、責任感も身につきます。ざっと上げただけでも、片付けにはこんなに良い点があります。どれも子どもはもちろん、大人になっても役立つものばかり。ではどうしたら身につくのでしょうか。2.どうしたら身につくのか日々積み重ねるのみ! というと乱暴になりますが、自分の身をもって、また子どもやクライアントの話を伺っていてそう感じています。その「日々」を楽にするために、ものの量を減らしたり、収納をどうするか、動線はどうかが重要になります。3.まず自分を振り返る親子で考えるお片づけに入る前に、とりあげたいことがあります。それは「私は片づけているかしら?」ということ。「片づけなさい」といったママが使ったままにしていることないですか。子どもはとってもよく見ています。私も「ママも出しっぱなし~」と主人や長男に何度言われたことか。自分はどうかを考えてみると、「片づけなさい」も違う言い方にできそうです。例えば「ママも頑張っているから片づけてくれたら嬉しいな」とか「おもちゃもお家に帰れたら嬉しいって」などですね。次回は「親子で考える、お片づけ」についてお伝えしたいと思います。
2014年07月30日「片づけなさい!」というセリフ、子どもに言いがちな言葉の1つかもしれません。でも言っておきながら、実はちょっと後ろめたくなる…というあなたは私と同じ片付けが苦手なタイプかもしれませんね。「片づけている」つもりでも客観的に見ればただ詰め込んでいるだけだったり、端に寄せているだけだったり、どこにあるかわからなくて探すことが多かったり、すぐ散らかってしまったり…ぎくっと思った方も多いのでは?それを改善しようとしているからこそ子どもの片づけが気になってしまうことがあるのです。もしかしたら、例え片づけが出来なくても自分も困らず機嫌よく、他の人も迷惑を被っていなければ問題ないかもしれません。ただ大げさかもしれないですが、「片づける力」は、人生を豊かにする基本的な能力が詰まっていると考えています。にも関わらず、多くの人は「片づけ」がどうして必要なのか、具体的にどうしたらいいのかなどを習うこともなかったのではないでしょうか?私と同じように片づけが苦手で直したいと思っているママは、子どもには苦労させたくないと日々あの手この手で頑張っていると思います。そこで「そもそも片づけるとは」ということから、「親子で考えるお片づけ」について考えたいと思います。■そもそも「片づけ」とは?その昔、ものや情報がこんなに溢れていなかった頃は、片付けられないことがそれほど問題にならなかったかもしれません。でも今の日本はものも情報も溢れかえっていて入ってくるばかり。自分で取捨選択できる片づけ力を身につけることは、人生をより豊かにします。片づけるという事について3つの視点で考えてみましょう。1、片付けで磨ける5つの力を知る1)考える力自分にとって好きなものや大事なもの・欲しいものが何か、反対に必要でないものは何かを考える力が養われます。これは自分という個性を知るのにも役立ちますよね。2)選ぶ力好みや必要・大切を考えたら、それを選び取ります。人生は選択の連続ですから、片付けを通して慣れておくと良いですね。3)工夫する力収納スペースに入りきらない時、どうしたら収めることが出来るのか、自分で工夫する力が身に付きます。さらにはスペースを増やしてくれるように交渉する、なんてことも出来るようになるかもしれませんね。4)守る力自分で考えて選んだものたちですから、愛着を持って大切にしようという気持ちが生まれやすくなります。それは守る力に繋がります。 5)責任力自分のものを片づけるという繰り返しで、責任感が身につきます。ざっと上げただけでも、片付けにはこんなに良い点があります。どれも子どもはもちろん、大人になっても生きていく中で役立つものばかりですね。2、日々、積み重ねていくことが大切1で上げたような力をつけながら片付けるというのは、どうしたら身につくのでしょうか。日々、積み重ねるのみ! というと乱暴になりますが、自分の子どもを通した経験でそう実感しました。その「日々」を簡単に楽しくするために、物の量を減らしたり、お気に入りの物を厳選したり、収納をどうするか、動線はどうかを考えていくのです。試してみながら改善していきましょう。その繰り返しが1で上げた力の基礎を養ってくれます。3、子どもの前にまず自分を振り返る多くの方は、子どもにどうやって片づけさせるかを考えがちですが、まず考えてほしいのは自分のことです。「私は片づけているかしら?」と自分に聞いてみましょう。「片づけなさい」といったママが使ったまま放置していることはないですか? 子どもはとてもよく見ています。自分はどうかを考えてみると、「片づけなさい」も違う言い方にできそうです。例えば「ママも頑張っているから片づけてしてくれたら嬉しいな」とか「こういう風にしまってみたけど、どう?」、「おもちゃもお家に帰れて嬉しいって言ってるね」など。子どもとうまくコミュニケーションとりながらお片づけできそうですよね。 後編 では「親子で考える、お片づけ」についてお伝えしたいと思います。
2014年06月28日仕事から疲れて帰ってきたのに、部屋は散らかっていてくつろぐこともできない。それでは疲れもとれませんよね。片づけてすっきりした部屋で暮らしたいと思うのに、どうすればいいかわからないという人は多いのではないでしょうか。片づけコンサルタント近藤麻理恵さん(通称こんまりさん)ベストセラー『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)で知られる片づけコンサルタント近藤麻理恵さん(通称こんまりさん)が提唱する片づけを実行すれば、二度と部屋が散らかることはないそう。つまり、リバウンドしない片づけ法。まるで夢のようですよね。それだけではなく、もっと大きな変化が自分に起きるのだというのですから、まさにそれは「片づけの魔法」。ぜひその方法を覚えて、試してみては?実際に片づけをするとなると、誰もが考えがちなのが、「どこから片づければいいの?」ということ。けれどもそれでは絶対失敗するとこんまりさんは言います。場所別ではなく、モノ別に片づけていくこと。そしてまず片づけるのはお洋服。これがこんまりさんの片づけ法の基本です。そのために、最初に家中のお洋服を一カ所に集めます。お洋服を入れるべきクローゼットに何か入っていても気にせず、とにかくお洋服を一カ所に集めることに集中します。全てのお洋服を集めるのですから、一度は部屋が散らかってしまいます。けれども「片づけは祭りなので、片づけの最中はとっちらかるんです」と、こんまりさんは気にもとめません。もう二度と片づけをしなくていいお部屋にするための片づけ法なので、「覚悟」と「気合い」が必要なのだそう。お洋服を集め、積み上げ、見る。どれだけ自分が洋服を持っていたか、その現実に向き合うことが大切なのだとか。そして、残すものを選んでいきます。そのときは、「ときめくモノ」だけを残すことがポイント。「ときめく」といきなり言われてもよくわからない気もしますが、それはやっていない人の感想だそうで、実際にやると体が反応するのだとか。そのためのコツは、「必ずモノを触ること」。ときめくモノは持ったときに嬉しい感じがするからわかるというのですから、これは試してみるしかありませんね。お洋服、本、書類、小物、思い出品の順に、その作業を繰り返していきますが、大切なのはそれぞれ一度必ず家中にあるモノを一カ所に集めること。いつの間にかたくさんになってしまっているコスメやメイク道具も、一度全て集め、ひとつずつ触っていけば、ときめくモノがわかり、残すモノが明らかになるのだそう。それでも迷ってしまうものがある気がします。例えば、可愛いピンク色のマニキュアだけれど、ちょっと自分には似合わないと思って置いてあったモノなど。そういう場合は、可愛くて買った瞬間にときめいたのだから、ときめかせてくれてありがとう、と思って処分してしまいます。「モノの本当の役割を考えると、本当のお役目が終わっているモノは意外と多い」というこんまりさんの言葉は確かな気がします。人からもらったモノでも、もらったときにときめかせてくれた時点で、そのモノの本当のお役目は終わっているのかもしれません。そう考えると、お役目が終わっているものが、あなたのお部屋にもたくさんありませんか。そのようにときめくお洋服だけを残せれば、それを正しく畳んで、クローゼットなどに仮置きしておきます。そこで週末の休みが終われば、翌週に本、書類、その次に小物と順番に片づけを進めていけばいいそう。ひとつのモノは全部を一気に片づけなければいけませんが、モノ別に少しずつ取り組んでいくのなら、順番にやっていけそうですね。残すモノが決まったら、収納する場所に納めるだけ。ときめくモノだけを選んでいくと、ほとんどの場合、もともとあった収納で納まってしまうそうだから、お部屋がすっきりするのも当然。公式モバイルサイト「こんまり片づけレッスン」の掲示板に投稿されたユーザーの方のお部屋この片づけ方法のよいところは、一度片づけると、ときめきの感度が冴えてくるので、その後もモノが増えないこと。衝動買いや無駄買いも激減し、ときめくかどうかという判断で買うだけで、モノが増えすぎることはないそうです。そして、キレイなお家で暮らし続けていくと、ときめき感度は研ぎすまされていくそうだから、一度覚悟を決めて頑張れば、その後のキレイな部屋は約束されたも同然というわけです。実際に、片づけた方のほぼ100%がもっと早く片づけをすればよかったと口にしているそうなので、今すぐにでもやったほうが絶対よさそう! そして部屋が片づけば、そのキレイな部屋で暮らすことで、自分に自信が持てるように変われるというのだから、生活はもちろん人生までも変わるのです。それだけ大きな影響を及ぼす片づけ、まずはこの週末にお洋服から手をつけてみてはいかが?【もっと詳しく知りたい方…】 こんまり片づけレッスン(公式モバイルサイト) こんまりさんに質問することができる「こんまりQ&A」や、モノ別に片づけのコツを教える「モノ別片づけレッスン」、自分の片づけ状況を報告し合う「みんなの片づけ報告掲示板」などコンテンツが盛りだくさん!モバイルサイト限定のQ&A回答動画や片づけ動画も配信中!■10/31まで! Woman.exciteからの入会で抽選10名様にこんまりさんの直筆サイン入り『人生がときめく片づけの魔法』1・2巻をセットでプレゼント!(※プレゼントの発送はモバイルサイト「こんまり片づけレッスン」事務局から行います。) ・さっそくチェック! 【プロフィール】片づけコンサルタント 近藤 麻理恵(こんまり)床が見えないごちゃごちゃ部屋もホテルのスイートルームのように劇的に変える、片づけのプロとして活躍。幼稚園年長からESSEやオレンジページ等の主婦雑誌を愛読。小学校で就いた係は「整理整頓係」。中学3年でベストセラー『「捨てる!」技術』(辰巳渚著)を読んで開眼、本格的に片づけ研究を始める。大学2年のとき、片づけコンサルティング業務を開始し、「こんまり流ときめき整理収納法」を編み出す。「一度習えば二度と散らからない」ことが評判になり、口コミだけで顧客を広げる。 公式サイト 著書:『人生がときめく片づけの魔法』『人生がときめく片づけの魔法2』(サンマーク出版)
2013年10月11日