俳優の川口春奈が主演、木南晴夏、畑芽育が共演する、TBS系金曜ドラマ『9ボーダー』(毎週金曜後10:00)の第3話(5月3日)にさとうほなみがゲスト出演することが決定した。本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」真っ只中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリーだ。TBSドラマへの出演は、2022年放送の金曜ドラマ『クロサギ』へゲスト出演して以来となるさとうが演じるのは、木南晴夏演じる六月の夫・邦夫の浮気相手・柚木萌香(ゆずき・もえか)役。カメラマンである邦夫のアシスタントを長年務めており、六月にとっては初対面から印象最悪な“自称サバサバ系の匂わせ女”だ。第1話で、別居しつつも関係は良好、いつでもヨリを戻せると思っていた邦夫から「萌香と結婚したいから別れてほしい」と離婚を突き付けられた六月。第1話では、その事実を受け入れられない六月が離婚を迫る邦夫との話し合いを拒み、苦悩する展開が描かれた。そして次週、第3話ではそんな悩める六月の前に痺れを切らした萌香が現れる。妻・六月vs浮気相手・萌香の直接対決の行方は?そしてその先で六月はどのような選択をするのか…。<さとうほなみ>オファーを受けたときは、色彩豊かでクセ強の登場人物たちと、あの可愛いおうちで会話ができるのは純粋に楽しそうだなぁと思いました。第1話で萌香はものすごい言われようでしたので、逆にすごく笑ってしまいました。なので強気にいかせてもらいました。ですが、お会いしてみたら六月さんがキュートすぎて…来世はお友だちに…。(私の)9ボーダーを振り返ると、二十歳になるのが怖かった思い出があります。大してなにも変わらないのに、自分自身で勝手に思い詰める。それが“9ボーダー”なんだなと思いました。■第3話のあらすじコウタロウ(松下洸平)との恋に浮かれる自分にブレーキをかけたい七苗(川口春奈)は、大庭家に集まる面々にそのことを相談する。まだ29歳、踏みとどまる必要はないと背中を押す六月(木南晴夏)。しかし複雑な思いを抱える陽太(木戸大聖)は、七苗が席を外した隙に六月や八海(畑芽育)たちだけに、コウタロウの私物に紛れていた1億円以上の預金残高が書かれた明細書のことを打ち明ける。そんな中、いまだ離婚を先延ばしにする六月の前に、邦夫(山中聡)の浮気相手・萌香(さとうほなみ)が現れる。一方、七苗は有名パティシエとの新プロジェクトに携わることになったが…。さらに、警察からコウタロウに「家族が見つかったかもしれない」との一報が入る。
2024年04月26日山下敦弘監督の映画『水深ゼロメートルから』の第2弾追加キャストとして、さとうほなみ、三浦理奈が発表。特報映像とポスタービジュアルが解禁され、クラウドファンディングもスタートした。本作は、2020年のスマッシュヒット映画『アルプススタンドのはしの方』(監督:城定秀夫)に続く「高校演劇リブート企画」第2弾としてスタートした映画。綾野剛主演で大ヒット公開中の映画『カラオケ行こ!』の山下監督を迎え入れた。原作は、2019年第44回四国地区高等学校演劇研究大会で「文部科学大臣賞(最優秀賞)」を受賞した徳島市立高等学校の「水深ゼロメートルから」(中田夢花)。キャストには濵尾咲綺、仲吉玲亜、清田みくり、花岡すみれとフレッシュな面々が顔をそろえており、10代の悩みや想いを繊細かつヴィヴィッドに描いていく。この度解禁となったのは、4人の女子高生と一緒にドラマを動かす登場人物。高校の体育教師・山本役は、映画『花腐し』(2023)で報知映画賞主演女優賞にノミネートされた、さとうほなみ。現在放送中のドラマ「院内警察」にも出演するなど活躍の場を広げる一方、ほな・いこか名義で「ゲスの極み乙女」のドラマーとしても活動している。さとうほなみ野球部のマネージャー・リンカ役は、「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞し、期待の若手として注目を集める三浦理奈が演じる。三浦理奈同時に公開された特報映像では、水のないプールで砂を掃き始める姿に始まり、それぞれに悩みを抱えつつも前に進もうとする登場人物たちが爽やかに映し出されている。併せて公開されたポスタービジュアルは、“このプールの底から、本当の「私」がはじまる”というキャッチコピーとともに、ココロ(濵尾咲綺)、ミク(仲吉玲亜)、チヅル(清田みくり)、ユイ(花岡すみれ)がそれぞれにメイク道具やモップを持ちながら凛々しく佇む姿が描かれている。また、映画のスペシャルサポーターを募集するクラウドファンディングがMotion Galleryにて開始(~4月1日23時59分予定)。コースは全5種あり、実際の映画撮影で使われた砂を使用したグッズや、劇中と同デザインの帽子やTシャツ、エンドロールにおけるクレジット掲載など、スペシャルサポーター向けならではの作品に近いリターンが多数用意されている。●さとうほなみ(山本役)今回、高校教師という役どころで、わたしももちろん経験のある女子高生時代。生徒たちの気持ちは分かるはずなのに、寄り添っているはずなのに、作中こんなに嫌われていたのは初めての経験でした。山下監督の芝居への想いや取り組みに感動しつつ、登場する女子高生ちゃんたちの心の揺れを、ぜひ楽しんでいただければと思います。●三浦理奈(リンカ役)出演が決まった時は、野球部のマネージャーを経験した事がなかったので、役で演じられる事が楽しみだなと思いました。その中で、りんかという女の子は野球部にも面接で受かって入部しているなど、周りの子達よりもワンランク上の存在なので自分の中で”ワンランク上の女の子”を想像して役作りをしました。2日間という短い撮影期間でしたが楽しかったです!なお、本作は「第19回 大阪アジアン映画祭」にてワールドプレミア上映が実施予定。上映は3月4日と7日の2回行われ、7日には山下監督によるトークショーも予定されている。『水深ゼロメートルから』は5月3日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:水深ゼロメートルから 2024年5月3日よりシネマカリテほか全国にて公開©『水深ゼロメートルから』製作委員会
2024年03月01日今回、ご紹介するのは、金9ドラマ『院内警察』。桐谷健太さん主演・瀬戸康史(せと・こうじ)さん出演の『院内警察』で、循環器内科専攻医・前川大樹を演じ、第4話と第5話のメイン・ゲストを務める、近藤頌利さんにお話をうかがいました。「瀬戸康史さんのおかげで現場になじめました」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 173『院内警察』の原作は、2021年より青年漫画誌・ヤングチャンピオン(秋田書店)で連載中の『院内警察 アスクレピオスの蛇』を原作とした医療エンターテインメントです。舞台となるのは、日本有数の大病院・阿栖暮(あすくれ)総合病院の“院内交番”。“院内交番”は、日本ではまだまだ聞きなじみのない存在ですが、実際に一部の大学病院や国立病院に常駐する民間組織。病院内で起こる患者同士のトラブル対処やクレーム対応、落とし物管理、人探しなど交番業務を担う、その名の通り“院内の交番”の役割を担っています。“院内刑事”を主人公としたドラマは『院内警察』が初めて。元警視庁捜査一課刑事の主人公と天才外科医の正義がぶつかり合う、刑事モノ×医療モノという2大王道ジャンルのハイブリッド作品となっています。プロファイリングスキルと抜群の記憶力を駆使しながら院内の不正監視や秩序を守る、主人公の院内刑事・武良井治(むらい・おさむ)を演じるのは、桐谷健太さん。また、桐谷さんと連続テレビ小説『まんぷく』(2018年、NHK)以来約5年ぶりの共演となる瀬戸康史さんが、初の外科医役で孤高の若き天才医師・榊原俊介(さかきばら・しゅんすけ)役を好演。さらに、桐谷さんに振り回される院内交番の新人事務員・川本響子(かわもと・きょうこ)役に長濱ねる(ながはま・ねる)さん、そんな2人を優しく見守る交番室長・横堀仁一(よこぼり・じんいち)役に市村正親(いちむら・まさちか)さんが出演し、作品を彩っています。敏腕刑事と天才医師、異なる職業・相いれない性格の2人の正義がバッチバチに交錯する、新感覚の医療エンターテインメントです。ーーGP帯(とくにテレビ視聴者の多い時間帯「プライムタイム」と呼ばれる19~23時のうち、19~22時のこと)の連続ドラマ初の出演だと伺いました。出演が決まったときのお気持ちは?近藤さんうれしかったです。送られてきた台本を読んだら、1ページ目から僕だったんです。その後も当分、僕の出演シーンが続くので、一気にプレッシャーを感じました。しっかりと約1か月をかけて撮っていただき、ありがたかったです。撮影中に感じたのは、絵を作ることの大切さです。例えば、病院のエントランスや待合室のシーンがあるとします。空っぽの場所に僕ひとりがいると、セットになってしまうのですが、そこに5~60人のエキストラさんが入って動き出すと、絵に命が入るんです。エキストラさんたちの存在は、重要だなと改めて実感しました。ーー恥ずかしながら、私は院内交番という組織の存在を知りませんでした。近藤さん僕も知りませんでした。実在することに驚きました。ーー原作コミックはお読みになりましたか?近藤さん読みました。第3巻は、僕が演じる前川が表紙なんです。髪を伸ばしていてよかったなと思いました(笑)。ーー前川をどのようなキャラクターだととらえましたか?近藤さん人を助けることが生きがいだった青年が、夢破れて病院を去っていく。その心の機微を丁寧に表現したいと思いました。ーーご自身と似ていると思ったところは?近藤さん一生懸命に頑張るところは、似ていると思いました。そして、きっと彼は患者さんの笑顔を見ることが好きだと思うんです。僕もお芝居を観に来てくれたお客さんが笑顔で楽しむ姿を見るのが好きなので、そこは共感できました。ーー白衣の衣装は初めてですか?近藤さん僕は過去に一度、朗読劇で着たことがありますが、今回は長い髪を後ろで束ねていることもあり、これまでにない見た目になっていると思います。撮影現場に入って、白衣姿の瀬戸さんを見たとき、かっこいいなと思いました。瀬戸さんは、白衣の中に黒いタートルネックを合わせているんですが、白と黒の対比がフォーマルな雰囲気を醸し出していて。パーティに出かける衣装のように、スマートに着こなしていました。ーー『院内警察』のキャスト陣とお会いした際の印象は?近藤さん僕は初めましての方々が多かったのですが、瀬戸さんが「こいつ、よく喋るんで気を付けて」なんて僕をいじりながら、皆さんに挨拶をさせてくれたんです。そのおかげで、現場に早くなじむことができました。僕はこれまで瀬戸さんのお芝居をたくさん拝見させていただいていて。僕がメールで感想を送るとすぐに返してくれるんです。とても優しい方です。瀬戸さんが関西でお仕事をしたときに、僕が所属する劇団Patch(関西版D-BOYSと称される、エンターテインメント集団)のメンバーたちをご飯に連れて行ってくれたことも何度もあります。共演作がないときにも、交流をさせていただいていた、事務所の先輩です。今回、共演の機会をいただいて、今この瞬間も緊張しているほどです。ーー瀬戸さんはとても面倒見の良い方なのですね。さきほど、関西のお話が出ましたが、近藤さんは桐谷さんと同じ、大阪のご出身ですね。近藤さん撮影の合間は、お互いに関西弁で喋っていました。僕は自分の写真集に掲載したインタビューで公言したことがあるほど、桐谷さんのような役者になりたいという憧れを持っていて。僕が三線をはじめるきっかけとなったのも桐谷さんなんです。いつの日か、共演の機会があったら、桐谷さんと一緒に三線を演奏したいなと思っていました。初めてお会いするときは、遠くから声が聞こえてきた瞬間、ものすごく緊張してしまい、まともにお顔を見ることができませんでした。ーー憧れの気持ちはご本人にお伝えしたのですか?近藤さんふんわりとお伝えしたら、驚かれていましたね。三線を一緒に演奏できたらいいなと思っています。ーー最後に、ドラマ全体の魅力と、近藤さんがメインゲストとして登場する第4話と第5話の見どころをお願いいたします。近藤さん僕が登場する回は、武良井が院内警察でやりたかったことが次第に明らかになる物語です。ここから始まっていくようなところもあるので、第4話、第5話から観ても楽しめると思います。本作は、病院を舞台にした人の生死にかかわる重要な事件の謎をひもといていきます。第1話から武良井の意味深なカットが登場していますが、どうして、元刑事の彼が院内警察に転身したのか、その決断に榊原がどのように影響したのか。この先の物語で、少しずつ描かれていきます。武良井と榊原が対峙するシーンにも注目して観ていただきたいです。インタビューのこぼれ話「『院内警察』は絵がキレイなので、僕が実物よりもかっこよく映っていると思います(笑)。僕の初主演作の『全ラ飯』にも走るシーンがありましたが、今回はもっとたくさん走っています。とはいえ、僕よりも重い機材を持って追いかけるカメラマンさんのほうが大変だったと思います。躍動感あふれる疾走シーンをぜひ観ていただきたいです」(近藤さん)。Information金9ドラマ『院内警察』毎週金曜よる9時~9時58分放送中ファン必見!白衣&長い髪を束ねたレアな近藤さん憧れの桐谷健太さん(左)との共演シーン出演:桐谷健太、瀬戸康史、長濱ねる、さとうほなみ、玄理、馬場ふみか、工藤美桜、西村元貴、神尾佑、でんでん、市村正親ほか脚本:天本絵美、諸橋隼人、相馬光音楽:馬瀬みさき主題歌:Eve「pray」produced by 澤野弘之(TOY’S FACTORY)オープニングテーマソング:SennaRin 「NOD」 produced by 澤野弘之(SACRA MUSIC)編成企画:日高峻プロデュース:中村亮太演出:石川淳一、木村真人、北坊信一原作:酒井義漫画:林いち『院内警察~アスクレピオスの蛇~』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)制作:フジテレビ制作著作:共同テレビ©フジテレビ/共同テレビ写真・幸喜ひかり文・田嶋真理 ヘアメイク・RYO写真・幸喜ひかり 文・田嶋真理 ヘアメイク・RYO
2024年02月02日『Wの悲劇』や『ヴァイブレータ』など数多くの脚本を手掛け、『火口のふたり』では監督としても高い評価を得ている荒井晴彦さん。芥川賞受賞作『花腐し』の映画化に挑んだ最新作は、綾野剛さんや柄本佑さんをはじめとする実力派キャストたちが顔を揃えていることでも反響を呼んでいます。そこで、ヒロインを務めたこちらの方にお話をうかがってきました。さとうほなみさん【映画、ときどき私】 vol. 615ドラマ『六本木クラス』や『あなたがしてくれなくても』、『30までにとうるさくて』、映画『愛なのに』など、さまざまな話題作への出演が続いているさとうさん。「ゲスの極み乙女」のドラム担当ほな・いこかさんとしても知られていますが、俳優としては「さとうほなみ」の名義で活動されています。本作では、ピンク映画の監督を務める栩谷と脚本家志望の伊関というふたりの男が愛した女優の祥子役を見事に演じ切り、注目を集めているところです。今回は、現場で感じたことや日常生活で欠かさずしていること、そしていまの心境などについて語っていただきました。お名前を聞いたとき、絶対にご一緒したいと思った―脚本から映像化の想像ができなかったにもかかわらず、この作品には強く惹かれていたそうですが、どういうところに魅力を感じましたか?さとうさん最初に脚本を読ませていただいたのは、オーディションのとき。肝となる2つのシーンだけだったので原稿用紙2枚分のみでしたが、物語の概要を聞いただけですでに面白いと感じていました。なかでも一番想像がつかなかったのは、ラストシーン。脚本には山口百恵さんの「さよならの向う側」の歌詞がすべて書いてあるだけで、どうなるのかが何も書かれていませんでした。でも、これだけ言葉を大事にする荒井監督がそうするということは、ここに『花腐し』にとっての何かしらの意味が絶対にあるんだろうなと。そういう気持ちで挑んでいましたが、現場ではさらにいろんな偶然や監督の思いつきなどもそこに合わさっていったので、結果的に激エモな終わり方になったと思っています。―ぜひ、観客のみなさんにもそのエモさを感じていただきたいですね。そして、本作では綾野さんと柄本さんと共演できるというのも出演を熱望した理由のひとつだったのではないかなと。さとうさん荒井晴彦監督、綾野剛さん、柄本佑さんというお三方のお名前を聞いたとき、絶対にご一緒したいと思いました。取材などで綾野さんが「柄本さんのファンだった」とおっしゃっているのを聞きましたが、私こそずっと前からおふたりのファンですから!といっても、まだご本人たちには伝えていないので、この記事で知っていただけたら本望です(笑)。現場にいてくれるだけで心強かった―それは喜ばれると思います。実際にご一緒されてみて、現場での様子についても教えてください。さとうさん綾野さんはお芝居に対してストイックで、本当にいろんなことをよく考えていらっしゃると感じました。それだけでなく、周りのキャストやスタッフのこともしっかりと見ていてすごく気を遣ってくださいますし、場の雰囲気を大切にされる方でもあるので、いてくださるだけで心強かったです。今回は、濡れ場やちょっとしたアクションもありましたが、カラダが交わることや動かすことに関する技術的な面を自ら監修してくださったのもすごいなと。「自分に委ねてくれたら受け身を取るから大丈夫だよ」と言っていただいたので、そういう面でも助けていただきました。―柄本さんについて、印象に残っていることはありますか?さとうさん本当にナチュラルな方なんですが、器の大きい方でもあると感じました。カメラの回っていないところで話していたと思ったら、いつの間にか役に入っているので、ご自身から役にシフトチェンジしているところを見せないようにしているところも素晴らしかったです。仕事選びの基準は、大変でも心を動かされたとき―お仕事選びについては、ご自身がキュンとするかどうかを大事にされているそうですが、本作にもそういう感覚はあったのでしょうか。さとうさん普段、私のなかで基準となっているのは、そこに挑むのがどれだけ自分にとって大変なことだとわかっていても心を動かされたとき。『花腐し』に関しては、「キュンキュンキュンキュン…」くらい最高にキュンとしました。―今回は役柄上、肌を出されるシーンが多かったですが、色気があってとても美しかったです。演じるうえで、意識されたこともありましたか?さとうさん特に何かを気を付けていたわけではありませんが、みなさんのお目汚しにならない程度にはしたいなと(笑)。ただ、後半はピンク映画を生業としている女優として描かれていたので、「肌を人に見せることを意識するとはどういうことか」というのは考えていたかなと思います。いつ仕事が来てもいいようにしているピンク映画の女優としてのプライドを持っているようにしました。―なるほど。非常にお肌もキレイなのですが、意外にも美容にはあまり興味がないとか。とはいえ、ケアとして何かされていることもあるのでは?さとうさん毎日欠かさず、赤ワインを飲んでいます(笑)。というのも、マッサージを担当していただいている方に「手足は冷え切っているし、腸の活動も悪いけど、あなたは赤ワインとの相性が非常にいい」と言われたからです。自分にとって、年齢の分岐点となったのは25歳―それはお酒好きにはうれしいアドバイスですね。普段、どのくらい飲まれていますか?さとうさん詳しくは言えませんが、“適量”ということにしておいてください(笑)。―わかりました。30代もまもなく折り返しですが、30代ならではの変化や楽しみ方みたいなものがあれば教えてください。さとうさんあまり変わっていないような気もしますが、逆に代謝が良くなりました。―それはすごいですね!赤ワインの効果でしょうか…。さとうさんそうですね。もしかしたら、体温が上がっているのかもしれません(笑)。ちなみに、気持ちの面で言うと、私にとって年齢の分岐点は25歳のとき。「あと5年で30歳だからいろんな決断をしなきゃ」みたいな焦りがありました。でも、27歳くらいで「多分もう変わらないな」と気が付いてから、30歳に対する恐れを乗り越えた気がします。ただ、そう考えると次にそれが来るのは35歳なのかなと思ったりもしますが、いまのところ不安や怖さはありません。というのも、いまの40代の方ってすごく若々しくて、みなさん楽しんでいらっしゃるので、自分もそういう風に生きていけるなら年齢はあまり関係ないなって。ただ、来年35歳になったときにめっちゃ恐れているかもしれないので、そのときにまた聞いてください(笑)。観客にしか見えない部分を最後まで楽しんでほしい―ぜひ楽しみにしております。それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。さとうさんこの作品はとても面白い構成の映画となっていて、登場人物たちの関係性は観客にしか見えない部分があるので、そこを楽しみつつ最後までしっかりと観ていただけたらうれしいです。あとは、みなさんにも赤ワインを推奨したいですね(笑)。というのは置いておいて、最近ハマっているのは、朝歩くこと。「朝に日光を浴びるといい」とよく言われていますが、それって本当なんだなと実感しています。私の場合は、音楽を聴きながら何も考えずに歩き、近所の神社に挨拶して帰ってくるという流れですが、それだけも一石二鳥どころか一石三鳥くらいになっているような気がするので、オススメしたいです。インタビューを終えてみて…。飾らない人柄と弾ける笑顔が魅力的なさとうさん。ユーモアたっぷりのお話にも、終始笑わせていただきました。劇中では、全身全霊で役と向き合っているのがひしひしと伝わってくるほどの熱演を見せていますので、ぜひそちらにも注目してみてください。切なさに胸を締め付けられる現在と過去が交錯するなかで、ふたりの男とひとりの女が繰り広げる激しい愛の物語を描いた本作。朽ちてなお純粋さを失わない愛の姿は、いつまでも降り続ける雨のように、観る者の心に突き刺さるはずです。写真・園山友基(さとうほなみ)取材、文・志村昌美ストーリー斜陽の一途にあるピンク映画業界で監督を務めている栩谷。5年も映画を撮っていなかったためにアパートの家賃を支払うことにも困り、制作会社の事務所に居候させてもらっていた。梅雨のある日、栩谷は大家からあるアパートの住人に対する立ち退き交渉を頼まれる。アパートを訪ねた栩谷は伊関という名の男と揉み合いになるが、部屋に入って話し始めると、伊関はかつてシナリオを書いていたことを栩谷に明かす。そして、映画を夢見たふたりの男の人生は、女優・祥子との奇縁に繋がっていくのだった…。引き込まれる予告編はこちら!作品情報『花腐し』11月10日(金)テアトル新宿ほか全国公開配給:東映ビデオ(C)2023「花腐し」製作委員会写真・園山友基(さとうほなみ)
2023年11月09日●芸能界を目指したきっかけと女優業への思いゲスの極み乙女のドラマー、ほな・いこかとしても活躍している女優のさとうほなみ。数々のドラマや映画に出演し、女優としても存在感を高めているが、11月10日にはヒロインを演じた映画『花腐し』が公開、さらに、主演舞台『剥愛』も同日に開幕を迎える。さとうにインタビューし、芸能界を目指したきっかけから、女優業への思い、音楽活動との両立などについて話を聞いた。○■ゲスの極み乙女のブレイクで「プロという自覚が芽生えた」――芸能界を目指したきっかけを教えてください。小学5年生ぐらいのときにテレビドラマを見ていて「私これに出たい!」思ったのがきっかけです。そこからどうしたらドラマに出られるんだろうと模索していろいろ応募し、ご縁があったところに入らせていただいき、エキストラのオーディションを受けたり、舞台に出演させてもらうようになりました。――最初は音楽ではなく、女優になりたいという思いからだったんですね。そうなんです。中学の時に吹奏楽部に入り、そのときお芝居のお仕事もしていたので、希望していたサックスやトランペットは担当できずパーカッションに配属されたのですが、それがよかったなと。そこでリズムの基礎が学べたので。高校に入ってバンドかっこいいと思ったときに、最初はギターをやりたいと思ってやったのですが全然向いてなくて、ドラムの子とパートチェンジしたら「私、叩ける!」となり、吹奏楽の経験が生きていると思いました。――高校時代はバンドに夢中に?その頃、芝居が自分のやりたいことと違う方面の活動が多くなって、離れていた時期でもあって、自分の中の熱量が高いものがバンドに。気がついたらバンドにのめり込んでいました。――芝居が自分のやりたいことと違う方面になっていたとはどういうことでしょうか。舞台の後に握手会があったり、純粋に演じるというよりも交流がメインに。本格的にお芝居をしたいと思った時に、もっと違うフィールドがあるんじゃないかなと思うようになり、気がついたらバンドに対する思いのほうが大きくなっていました。――そして音楽でデビューすることに。ゲスの極み乙女の前から組んでいたバンドで、ライブハウスに出るにしても自分たちでお金を払わないと出られず、バイトをしないと生活が成り立たない状況だったので、その頃は生きるのに必死でした。寝る暇も惜しんでバイトして、練習して、バイトしてという生活で。ゲスの極み乙女が、組んでからメディアに出たりするのが早かったので、順風満帆だねと言ってもらえますが、もがいていた時期がありました。――ゲスの極み乙女としてブレイクし、生活は大きく変わりましたか?そうですね。バイトを辞めた時はプロという自覚が芽生え、中途半端にやったらダメだなという気持ちになりました。○■「役を生きる」ことを学び、役との向き合い方が変化――ゲスの極み乙女として活動する中でも、女優業への思いはずっとあったのでしょうか。音楽の技量をつけるのに必死で芝居のことは考えられていない時期もありましたが、少し落ち着いて自分を見つめたら、やっぱり芝居もやりたいなと。ドラマが好きで自分も出たいと思っていた頃の気持ちを思い出し、またお芝居と向き合いたいと思うようになりました。――2017年にさとうほなみさんとしてお芝居を再開されてから数々のドラマや映画に出演し、重要な役どころも任されるように。今の状況をどのように感じていますか?出会いにすごく恵まれているなと思います。バンドのときから今までずっと、すごくいい出会いをさせていただいていて、お芝居を再開してからも、キャストさんやスタッフさんがいろいろ教えてくれて、「ご一緒できてよかった」と毎回言っている気がします。――女優業に対する思いは変わってきていますか?いろいろな人を演じていく中で、役の気持ちになってつらくなることもありますが、そういうのもひっくるめて楽しいと感じています。作品を重ねても、ずっと楽しい。ドラマ好きだったからこそ、その世界に自分がいることがうれしいですし、見てくださった方から役名で呼んでもらえるのもすごくうれしいです。――特に大きな経験になったと感じている出会いを教えてください。お芝居を再開してから2度目の舞台『虎は狐と井の中に(仮)』は自分の中で大きかったです。小学生のときから芝居をやっていたものの何もわかっていない状態で再び戻ってきて、まっさらな状態のところに色付けしていただいたなと。演出の和田憲明さんは「芝居とは」というものがしっかりある方で、和田さんからいろいろ学ばせていただきました。――具体的に和田さんからどんなことを学びましたか?「役を生きる」ということを学ばせていただきました。一番大事なことを学んだなと感じていて、それ以降、役との向き合い方や意識が変わった気がします。●主演舞台に意気込み「一皮むけたらいいな」――主演舞台『剥愛』が11月10日に開幕します。とある片田舎の集落にある剥製師の工房を舞台に、現在の社会に垣間見える問題を反映し、愛情のゆがみ、欲望、人が過ちを犯していくまでを描く物語で、出戻り長女である主人公・菜月を演じられますが、本作への出演が決まったときの心境をお聞かせください。プロットを読んだときに大きく心が動いて、菜月という人物が、境遇とか何かが似ているわけではないんですけど、自分のように見えてきて、ぜひやらせていただきたいという気持ちに。菜月という役ができないと次に進むのが難しくなりそうなくらい存在が大きくなって、今自分が向き合うべき作品だと感じました。――菜月とご自身の重なった部分とは?家族であっても友達であっても、どこかいびつなものはあると思っていて、このお話と同じ立場ではなくても、何か違和感やすれ違いはあると思うんです。うちも100%仲良しという家庭ではないので、ちょっとしたズレみたいなところが重なったのだと思います。――ご自身にとってとても大切な舞台になりそうですが、演じ切ったときにどうなっていたらいいなと思いますか?人としても役者としても一皮むけていたらいいなと。それぐらい自分にとって大事な作品になりそうな気がしています。――女優業と音楽活動はこれからも二本柱でやっていきたいと考えていますか?はい。どちらも本当に楽しくやらせていただいているので、これからも両方頑張っていけたらいいなと。ほかにやりたいものが出てきたらそれもやりたいと思いますが、音楽と芝居が軸というのは変わらないと思います。――女優としてはどうなっていきたいと思い描いていますか?いろんな方と出会いたいし、共演させていただきたい方もたくさんいますが、自分がどうなっていくかというのは全然わかりません。楽しんで芝居をされている方たちとの芝居を楽しんでいけたらうれしいです。○■現状に満足せず「ハングリー精神を持ち続けていきたい」――お話を伺っていると、「楽しむ」というのがさとうさんにとってとても大切なキーワードみたいですね。すごい「楽しい」って言っていますよね(笑)。昔から「楽しい」を追い求めている気はします。面白いとか、心が動くとか、そういうことをやっていないと心が死んでしまう気がしているので、そこは大事にしたいと思っています。――楽しいを追い求め続け、やりたかった女優業でも活躍されるように。今回の『剥愛』のようにやりたいと思ったことをやらせていただけるようになってきていますが、満足してはいけないなと。ずっとハングリー精神を持った生き方をしてきたので、そこはこれからも変わらない気がしています。――ハングリー精神は、バイトもしながら必死に生活していた下積み時代に培われたのでしょうか。芝居という自分のやりたいことが出てきた時からずっとそうだった気がします。それまではふわふわ生きていましたが、芝居をやりたいと思ってからは貪欲に自分から動くように。そして、自分1人で動くのではなく、前を進んでくれる人が増えてきたことで見える世界が広がっていき、それによってやりたいことがさらに広がっているので、現状に満足することなくハングリー精神はこれからも持ち続けていきたいと思います。■さとうほなみ1989年8月22日生まれ、東京都出身。2017年にさとうほなみとして女優活動を開始。ゲスの極み乙女のドラマー、ほな・いこかとしても活動。近年の主な出演作品に『愛なのに』(22)、『恋い焦れ歌え』(22)、『銀平町シネマブルース』(23)、ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日/22)、『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ/23)、Netflix『今際の国のアリスSeason2』(22)、Amazon Prime Video『次元大介』(23)、舞台『カノン』(21)、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(22)など。11月10日に映画『花腐し』が公開予定。主演舞台『剥愛』が11月10日~19日に東京・シアタートラム、11月22日・23日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース、11月25日・26日に大阪・扇町ミュージアムキューブにて上演。
2023年11月08日綾野剛主演、柄本佑、さとうほなみ共演の荒井晴彦監督作『花腐し』よりメイキングショットが到着した。本作は『共喰い』『火口のふたり』などの荒井晴彦が、芥川賞受賞の松浦寿輝による同名小説を大胆に脚色して描く、ふたりの男とひとりの女が織りなす切なくも純粋な愛の物語。この度解禁されたメイキングショットは2点。土砂降りの中、綾野さんとさとうさんがひとつの傘を手に、思い思いにふり返る様子が印象的な1枚と、それぞれが「“溺れる”ようだった」という大量の雨に佇みながらも、どこか楽しげな雰囲気さえ感じさせるカットとなっている。また併せて、本編特別映像も解禁。雨宿りする場所で綾野さん演じる栩谷が、かつて愛した祥子(さとうほなみ)との想い出をふり返るシーンとなっている。『花腐し』は11月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:花腐し 2023年11月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2023「花腐し」製作委員会
2023年10月31日ゲスの極み乙女のドラマー、ほな・いこかとしても活躍している女優のさとうほなみが10日、都内で行われたAmazon Original映画『次元大介』(10月13日より世界独占配信)のワールドプレミアに、玉山鉄二、真木ことか、草笛光子、橋本一監督とともに登壇した。ルパン三世の無二の相棒で早撃ちの天才であるガンマン、次元大介を主役に据えた本作。小栗旬主演の実写映画『ルパン三世』(14)でも次元大介を演じた玉山が、9年ぶりに同役を演じた。そして、次元の最大の敵で、泥魚街を統べる美しき元殺し屋・アデル役を真木よう子、悲しい過去を抱え声を失った少女・水沢オト役を真木ことか、表向きは時計屋を営む、世界一のガンスミス・矢口千春役を草笛光子、アデルの右腕にして敏腕の殺し屋・川島の恋人・瑠璃をさとうほなみが演じた。さとうは、パープルのシースルードレス姿で登場し、美脚も披露。演じた瑠璃について「泥魚街の娼婦通りをまとめている娼婦という役なんですけど、まとまらないですよという人たちばかり出てきて、キャラが濃い人たちが集まっているので、ゆえに元気よくたくましくできたのかなという感じがします」と語った。また、本作にちなみ、“相棒のように欠かせないもの”を聞かれると、さとうは「ドラムスティック」と答え、「バンドをやっていてドラムを叩いているので、叩きに行くというときは、スタジオに行くときもスティックだけ持ってスタジオに入ったりしているので、本当に相棒かなという気がしています。何本も何本もあります」と説明。「自分モデルのスティックがありまして、販売もしているんですけど(笑)、それをずっと使っている感じです」と話した。
2023年10月10日主演に綾野剛、共演に柄本佑、さとうほなみを迎え、『火口のふたり』(19)の荒井晴彦が芥川賞受賞小説を脚色・監督した映画『花腐し』が2023年初冬に公開決定。ティザービジュアル、場面写真3点、荒井監督やキャスト陣のコメントが到着した。廃れていくピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷(綾野剛)と脚本家志望だった男・伊関(柄本佑)、そして2人が愛したひとりの女優・祥子(さとうほなみ)。梅雨のある日に出会った栩谷と伊関は、自分たちの愛した女性について語り始める。そして、3人がしがみついてきた映画への夢がボロボロと崩れ始める中、それぞれの人生が交錯していくーー。『ヴァイブレータ』(03)、『共喰い』(13)をはじめとする日本映画の脚本を数多く手がけてきた荒井晴彦が、『火口のふたり』に続く自身4作目の監督作品として選んだ本作。主人公・栩谷に綾野剛、共演に『火口のふたり』でもタッグを組んだ柄本佑、ドラマ「あなたがしてくれなくても」などのさとうほなみを迎えた男女の物語が完成した。キャスト&監督&原作者よりコメント到着綾野剛/栩谷役初めて映画を観た時の事を思い出した。なんだか銀幕の中はひどく残酷で、こちらがそれを安全圏から覗いているとわかりながらも淡々と物語は進んでいく。その当時は、感情を掴み取ることも、感情を移入することもなく、ただただ傍観していた。しかし、観終わってみれば、独特な達成感というか、やり切った感が身体をほとばしり、それまで経験したことのない感情が湧き立ったものでした。現在、世の中には沢山の作品が生まれ、沢山の感情をシェアする環境が備り、毎日が選択の連続を生きる中で、この映画は何者なのだろうと考える。私にとって花腐しは"映画そのもの"でした。産まれる前から映像作品に携わってこられた映画人に魅せられ支えられ、ただただ映画の額面にようやく触れられた想いでした。本作を皆様の映画鑑賞アルバムの1ページに添えて頂けたら幸いです。柄本佑/伊関役去年の何月でしたか、荒井監督から電話があり「佑にホンを送ったんだけど読んだ?田辺が返事がないんだよなって言っててさぁ、、、」と連絡をいただきました。そんな前置きがありホンを読んだ僕は「おっほっほっ、おもしレェー。」と呟きました。『火口のふたり』に続き荒井監督に呼んでいただいた喜びに加えて、とにかくホンが滅法面白い!!いち映画ファンとしてやらなくてはいけない仕事でした。さとうほなみ/祥子役脚本を頂いたとき、ピンク映画業界に纏わるお話であったりそこを取り巻く人々の関係性であったり、荒井監督が実際に見てきた景色がぎっしり詰まっているんだろうなと感じました。ですが、映像化の想像があまり出来なかった中でもすでにこの作品に強く惹かれておりました。祥子という人物の日常を生きているのは、とてもつらくとても幸せでした。是非ご覧いただきたいと、心より思います。監督:荒井晴彦『火口のふたり』の公開が終わって、体力があるうちにまた撮りたいなと思った。『この国の空』の時のようなストレスが無かったのだ。「花腐し」を撮ろうと思った。榎望プロデューサーから紹介されたばかりの佐藤現プロデューサーにホンを送った。2019年10月だ。佐藤さんはやりましょうと言ってくれた。『火口のふたり』はキネ旬ベストワンになったが、コロナでパーティもできなかった。濃厚接触シーンが多い『花腐し』がクランクインできたのは2022年の10月2日だった。『火口のふたり』は安藤尋に撮らせるつもりだった。『花腐し』も自分で撮るつもりで書いたホンじゃない。2匹目のドジョウがいてくれるといいけれど。原作:松浦寿輝黒々としたトンネル小説「花腐し」が、荒井晴彦の手と眼と感性によって、原作をはるかに越えた荒々しいリリシズムが漲る映画「花腐し」へと転生する。ただただ、唖然とするほかはない。降りしきる雨のなか、廃屋めいたアパートへ帰ってきた男二人が、玄関前の路上でへたりこむシーンのデスペレートな徒労感に、やるせない共感の吐息を洩らしつつ、時代も国も個人も、これから黒々とした終焉のトンネルへ入ってゆくのだと密かに思う。『花腐し』は2023年初冬、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月17日主演の奈緒をはじめ、岩田剛典、田中みな実、永山瑛太が2組の夫婦を演じ、夫婦のセックスレスをテーマにする大人の恋愛ドラマ「あなたがしてくれなくても」にさとうほなみ、武田玲奈がレギュラー出演する。原作は、ハルノ晴による同名コミック(双葉社刊)で、夫婦関係に悩む人たちの思いを代弁するかのようなヒリヒリとした会話劇、禁断の関係を予感させるハラハラしたストーリー展開がSNSを中心に話題を呼び、累計830万部(電子+紙)を突破している注目作。その映像化となる本作は、2014年放送のドラマ、木曜劇場「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の西谷弘監督をはじめ、当時の制作スタッフが9年ぶりに木曜劇場枠でタッグを組み、愛を求めてさまよう30代男女の群像劇を描いていく。今回発表されたのは、主人公・吉野みち(奈緒)をはじめとするメインキャラクターたちと大きな関わりを持つことになる重要キャラクター。ひょんなことから、みちの夫・陽一(永山瑛太)と出会う、ほのかに色気を漂わせる三島結衣花(みしま・ゆいか)をさとうほなみ、みちの後輩で、あざとさとチャーミングさを兼ね備えた北原華(きたはら・はな)を武田玲奈が演じる。注目女優・さとうほなみが色気漂うミステリアスな女性にみちの夫・陽一とあるきっかけで出会う結衣花。2人の間に言葉はないが、どこか共通したところのある者同士。その存在自体がミステリアスな結衣花との出会いが、今後、陽一の人生にどんな影響を与えるのか。そんな結衣花を演じるさとうさんは、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』、水原希子とダブル主演を務めたNETFLIX映画『彼女』に出演し、2022年には映画『愛なのに』、主演を務めたABEMAドラマ「30までにとうるさくて」、NETFLIXシリーズ「今際の国のアリスSeason2」など注目作に多数出演。「六本木クラス」では、トランスジェンダーの料理長役を熱演して話題を集めるなど、どんな複雑なキャラクターも自在に表現する女優として、今後さらなる活躍が期待されている。木曜劇場には「ルパンの娘」以来3年半ぶり2度目の出演となる。また、ロックバンド「ゲスの極み乙女」のドラマー、ほな・いこかとしても活躍中だ。結衣花という役を、「強くて弱くて強い、そして正直な結衣花を生きられたらと思っております」と語るさとうさん。陽一役の永山さんとは初共演。「毎度、されている役によって印象がガラリと変わります。永山さんと初めてお芝居出来ることにドキドキワクワクしつつ、永山さん演じる陽一との関係性を楽しみたいと思います」と語り、「クランクイン初日、陽一との出会いのシーンの撮影があり、心地がよくて、でもなにか…波乱(?)の幕開けのような。そして永山さんとのお芝居がとても楽しく心地よく、ここから良い…波乱(?)を生んでいけたらと思います」と意味深に期待を煽る。武田玲奈が奈緒の後輩に!あざとかわいいOL役一方、華は建設会社に勤める主人公・みちの仲の良い後輩。恋愛に積極的で日々、合コンやデートにいそしんでいる。さらに、上司で既婚者の新名誠(岩田剛典)を狙っているような言動も…。夫・陽一との関係に悩むみちを励ます一方で、彼女のしたたかさや鋭い観察眼が2組の夫婦をどのようにかき回すのか。華の視線や行動に注目だ。そんな華を演じる武田さんは、2014年に「Popteen」モデルとして芸能活動をスタートし、映画『暗殺教室』で女優デビュー。ヒロイン役を演じたAmazonプライム・ビデオ「仮面ライダーアマゾンズ」では激しいアクションに挑戦し話題を集めた。「リコカツ」では、主人公を敵視する後輩役をインパクト抜群に演じ、土ドラ「おいハンサム!!」では、男性を見る目がない不器用な女性をチャーミングに表現。現在放送中のWOWOWオリジナル「異世界居酒屋『のぶ』Season3~皇帝とオイリアの王女編~」に出演し、幅広い表現力を持つことで知られる。フジテレビGP帯の連続ドラマには月9「ラヴソング」第4話、月9「好きな人がいること」第3話にゲスト出演。今作が木曜劇場初出演、フジテレビGP帯連ドラ初レギュラー出演となる。先輩役の主演・奈緒さんとは初共演となり、「華にとって好きな先輩でもあるので会社のシーンもとても楽しみ」と言い、「すごくお話しやすい包容力のある優しい方だなと思いました。“みちさんのイメージ通りだ!”と感じて、これからの撮影がより楽しみになりました!」とコメント。華役は、「恋愛、結婚の優先順位が高く、自分磨きも怠らない恋愛ストイックな女の子だと思っています。私は華ちゃんよりは若干年上ですが、結婚というものに興味もあるので共感できるところもあり、楽しく演じたいなと思っています」と意気込みを語っている。木曜劇場「あなたがしてくれなくても」は4月13日(木)より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年03月05日女優のさとうほなみが20日、都内で行われた縦型ドラマ 『終わらせる者』完成報告イベントに出席した。上下関係をテーマに縦型映像作品を展開する「LINE NEWS VISON」の新作として9月22日より配信される本作は、遺体とマネキンが合成されているという猟奇的な犯行の“マネキン連続殺人事件”を追う3人の刑事が、事件に巻き込まれた一家への捜査を通し、事件の謎と驚愕の真実を明らかにしていくミステリードラマ。有名雑誌のジャーナリスト役を演じたさとうは、胸元と背中が開いた大胆なドレスで登場し、「撮影をしているときから、縦型ということでカメラを横にして撮っていたり、すごい不思議な感覚がありました」と語った。イベントには、事件を執拗に追う刑事・清水拓也を演じた玉山鉄二、事件の捜査対象となった齋藤家の主であり建築家・齋藤永和役を演じたココリコ・田中直樹も出席。さとうは「出来上がったものを見させていただいたときに、バーンとその人物が映し出されるところで玉山さんと田中さんが特に怖くて、『うわ~怖い!』って言いながら見ているみたいな楽しみ方をしていました」と明かした。
2022年09月20日竹内涼真主演「六本木クラス」第4話が7月28日放送。りくを演じるさとうほなみに「極み乙女のドラムの人だったんか」など驚きの声が上がるとともに、平手友梨奈演じる葵の「ディフェンス」にも「本家より面白かった」といった反応が寄せられている。韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日本の六本木に舞台を移しリメイクする日韓共同プロジェクトとなる本作。六本木に居酒屋「二代目みやべ」をオープンした宮部新を竹内さんが演じ、高校時代から新が想いを寄せているが、現在は長屋ホールディングスで働いている楠木優香に新木優子。あらゆる分野に秀でた能力を発揮する大学生で新に恋してしまう麻宮葵に平手さん。服役中に新と出会い出所後「二代目みやべ」で働くことになった内山亮太に中尾明慶。工場で働いている時に新と出会い、作った弁当が美味しかったことから「二代目みやべ」で働くことなる綾瀬りくにさとうほなみ。葵の同級生で長屋茂が愛人との間に設けた子どもである長屋龍二に鈴鹿央士。新の父・信二を轢いて殺めてしまったが、その罪を揉み消して長屋ホールディングス後継者の座を狙う長屋龍河に早乙女太一。日本の外食産業トップに君臨する長屋ホールディングス会長の長屋茂に香川照之といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話は葵が「二代目みやべ」で働きたいと言い出すが、先に龍二を雇うことが決まっていたため、葵はマネージャーになると言い出す。葵の指示でリニューアルした「二代目みやべ」は好調な売上をみせるが、葵はりくの作る料理の味が気になっていた…というストーリーが展開。閉店後、葵と龍二はクラブに行くことに。一緒にいた亮太もついていくことになり、亮太は葵のアドバイス通り気に入った女性にアプローチするが、その相手はなんとりくだった。りくは3人に自分がトランスジェンダーであることを告白。すでにりくがトランスジェンダーだと知っていた新にもそのことを伝える…。りくを演じているのは、ほな・いこか名義で「ゲスの極み乙女」と「マイクロコズム」のドラムを担当しているさとうほなみ。視聴者からは「りく、ゲスの極み乙女のドラムの人だったんか」「六本木クラスのさとうほなみがゲスの極みのほな・いこかって分かって驚いてる」などの声が上がるとともに「りくちゃんすごく良かったです!感動しました」と、その演技を評価する投稿も寄せられる。終盤では泥酔した優香が新にキスしようとしたところを、葵が優香の口を手で押さえつけ「ディフェーンス!」と叫び、「相手の同意を得てないキスは強制わいせつ罪です」と告げる…。“本家”でも話題となったこのシーンに「六本木クラスのディフェンスきた!」「来るの知ってたけど言い方がまたいい!」「ディフェンスが想像以上に最高すぎた」「本家より面白かった。竹内くんの驚きの顔とか平手の言い回しとか」などのコメントが続々と投稿されている。【第5話あらすじ】葵の頑張りで「二代目みやべ」が料理対決番組へ出演できることになる。喜ぶ新は偶然会った優香にそのことを伝える。そして迎えた番組打ち合わせの日、新が番組プロデューサーと話しているとそこへ龍河が現れる。対戦相手が長屋だというのだ。龍河はまたしても新を挑発、プロデューサーの前でわざと新に前科があることを口にし、龍河は優香と結婚するつもりだと告げる…。「六本木クラス」は毎週木曜21:00~テレビ朝日系にて放送中。(笠緒)
2022年07月28日まっすぐで不器用な想いがすれ違う…。映画『愛なのに』に出演する瀬戸康史さんとさとうほなみさんが表現する、焦がれる恋愛模様とは。想いに焦がれ、交差する愛の関係。明確な理由はないけど好き。それこそが人間らしい。手に入らない誰かを想うような、切なく、ドラマティックな表情を見せてくれた俳優の瀬戸康史さんと、さとうほなみさん。映画『愛なのに』で共演するお二人に、作品のことや、“焦がれる気持ち”についてお話しいただきました。――瀬戸さんは、女子高生に片想いをされる古本屋店主の多田を、さとうさんは、婚約者に裏切られる一花を演じています。瀬戸:多田は、同じような毎日を繰り返しながらも、それが不満なわけではない人物。きっと、仕事や性に対する欲みたいなものが少ないのかもしれません。平和主義者なところがあるので、高校生の岬ちゃんに対しても、はっきりと「無理」と言えない。さとう:“押せばいける”と思わせる感じがありますよね。でも、ただ優しいだけじゃなく、自分を持っていて、まっすぐです。だからこそ、面倒くさいことに…。瀬戸:客観的に見ると面白いけど、当事者だったら抜け出したいと思うだろうな(笑)。さとう:一方通行の連鎖になっていきますからね。瀬戸:それに自分を多田に置き換えて考えてみると、女子高生から好かれたとしても、“お金をとろうとしているな…”とか、裏があるとしか思えないだろうな(笑)。そして、一花はかわいそう。婚約者の亮介が本当にひどいですから。さとう:亮介の裏切りを知った後、完全に悪い方向に猪突猛進して。瀬戸:でも、傷ついた人間が暴走するのはある意味仕方ないよね。さとう:人の気持ちを考える余裕がないほど、自分のことでいっぱいいっぱいだったんだと思います。それで周りの関係のない人に対してひどいことをしていたとしても、突き進むしかなくて…。彼女も、多田さんとは違うまっすぐさを持っている人なのかな。愛し合うシーンでの監督の実演指導に衝撃。――作品で好きなシーンは?瀬戸:それこそ、一花と婚約者の亮介のシーン。一花はかわいそうだけど、亮介がダメすぎて面白い。さとう:私は、多田さんと岬のシーン。お弁当を食べるほんわかとしたところとか、“なにこれ、かわいい!いいな!”と(笑)。――撮影中、監督とのやりとりで印象に残ったことはありますか?瀬戸:基本的に自由な感じで演じましたが、肉体的な描写の時は、城定(秀夫)監督が助監督の男性と一緒に、「こういう感じで」と実演して見せてくれたんです。さとう:それも、裸でね。瀬戸:それが衝撃すぎて。だから、我々が恥ずかしがっている暇は、なかったです(笑)。さとう:爆笑していました(笑)。瀬戸:声もリアルに演じてくださって。城定監督はシャイなイメージだったので驚きましたけど、すごくありがたかったです。でも、流れを説明してくれるくらいで、あとはお任せでした。さとう:「もっと激しく!」とか、「ここでくるっと!」とかはありましたけど、そのくらいでしたね。瀬戸:最初は不安だったけど、相手が以前に共演したことのあるさとうさんだったので、変な緊張はせずにできました。さとう:城定監督が大事にしてきたところでもあると思うんですけど、事後の感情を映し出している時の画面の色合いや背景がきれいで、記憶に残っています。作り込まれた照明だったのですが、こういうところに美しい表現として出てくるんだなと。瀬戸:本当、生々しいところも、絶妙ないい描き方になっていると思いました。美しいシーンでいうと、個人的には、多田が働いている古本屋にいるところ。実在する古本屋で撮影をしていたのですが、建物自体が雄弁で素敵でした。――今号のananは、今作でも描かれている“焦がれる気持ち”がテーマです。お二人は、これまでにそうした気持ちを経験したことはありますか?瀬戸:“焦がれる”って、それこそ一方通行のような“叶わない”みたいなイメージがあるんです。それでいうと、幼稚園から小学6年生まで、一人の人を好きだったことがありますね。さとう:すごいですね!瀬戸:しかも、その間、一度も会っていなくて。それでも、ずーっと好きだったんです。でも、中学生の時に友だちを通じて告白したら、振られました。さとう:悲しい結末。その間、ほかに好きになった人とかは、いなかったんですか?瀬戸:いない、いない。ちなみに、頭の中に浮かぶ彼女の容姿は、幼稚園の時のままで止まっているんだけど(笑)。さとう:それは…(笑)。振られた時、大丈夫だったんですか?瀬戸:ショックな気持ちはなくて、やっと目が覚めたという感じだったかな。“長年の呪縛から解き放たれた…”みたいな感じでした。さとう:すごい。私はそういう経験はないかな…。でも、『愛なのに』で、多田さんが一花の名前を検索するシーンがあって。何も引っかからないんですが…。瀬戸:一般人だからね(笑)。さとう:でも、そうした意味のないことをしてしまうのは、心のどこかに引っかかって取れずにいる相手への想いがある証拠だし、そんな気持ちを“焦がれる”というのかなと思いました。理由のない想いに、突き動かされる人間くささ。瀬戸:僕は、自分の気持ちに理由をつけたがる性格で。“自分がこう思ったのはなぜだろう”と考えてしまう、少し冷めたところがあるというか。だけど、『愛なのに』で多田を演じてみて思うのは、好きとか、愛とか、人間の感情や想いに、明確な理由はないということ。“そもそも、理由が要るの?”みたいな言葉をよく聞きますが、その意味がわかったし、発見がありましたね。登場人物たちはみんな人間味があって、そこが面白いところなんだなと。さとう:“なんかモヤモヤする”とかもありますもんね。瀬戸:僕がこれまで出演してきた作品は、わりと明確なメッセージやテーマみたいなものがあったけど、この映画は、いい意味でふわっとしている。だからこそ、ちゃんと作品を通じて伝えたいことを届けられているのかなと思ったところもあって。さとう:私は瀬戸さんとは逆で、本当に何も考えずに生きているタイプだからな。瀬戸:お芝居もそうだよね。さとう:え!そうですか!?瀬戸:悪い意味ではなく、野性的なお芝居というか。感覚的に生きていて、それがカッコいいと思います。お芝居は、ライブ感と瞬発力が大事だと思っているので、あまり作らないように意識しているけど、難しくてなかなかできない。だから、羨ましいですよ。さとう:いやいや、勘弁してください(照れ笑い)。瀬戸さんが引っ張ってくれなかったら、今回の映画はできませんでしたから。でも、瀬戸さんがおっしゃるように、登場人物はみんな大変で苦しい思いをしているのに、それぞれに人間くさいところがあり、笑えちゃうんです。そんな愛くるしさがあるところが、『愛なのに』の強みになっているのかなって。映画『愛なのに』に見る、焦がれる気持ちポイント1、報われないとわかっていても諦められない、一方通行の想い。女子高生・岬に想われる多田(瀬戸康史)は、婚約者がいる一花(さとうほなみ)に片想い。その婚約者・亮介は、ウェディングプランナーの美樹と男女の関係に…。一方的に想いを募らせ、叶わずこじらせる登場人物たち。「相関図にすると、矢印が向き合う人が誰一人いないんです」(さとうさん)2、ピュアだからこそ厄介な、駆け引きなしの衝動。プロポーズや告白、傷ついた気持ちを紛らわせる突飛な行動などが描かれるが、それは誰かを真剣に愛しているがゆえのもの。「一花は変にまっすぐで、そこが怖くも、愛らしくもあります」(さとうさん)。「岬に思い切り告白する正雄くんの片想いも高校生らしくてかわいい」(瀬戸さん)3、人間らしくて、時に苦しい。誰にも説明できない欲望。婚約者の裏切りがきっかけとなり、一花は誰にも言えない欲求を抱え、多田にぶつける。彼もまた、頭ではよくないとわかりながらも受け入れてしまう。「誰かを想うことに明確な理由というものはなく、いろいろな愛の形があるんだと感じました。人間的で面白い登場人物ばかりです」(瀬戸さん)映画『愛なのに』女子高生の岬(河合優実)に求婚された、古本屋店主の多田。一方で、忘れられない憧れの女性・一花が婚約者に裏切られたことを知り…。まっすぐで不器用な登場人物たちによる、それぞれの一方通行の恋愛模様と、人間らしさを描くラブコメディ。監督は城定秀夫、脚本は今泉力哉。新宿武蔵野館ほか全国公開中。© 2021『愛なのに』フィルムパートナーズせと・こうじ1988年5月18日生まれ、福岡県出身。ドラマ『男コピーライター、育休をとる。』、映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』などに出演。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の出演も決定している。パンツ¥35,200(08circus TEL:03・5329・0801)その他はスタイリスト私物さとうほなみ1989年8月22日生まれ、東京都出身。映画『窮鼠はチーズの夢を見る』、Netflix『彼女』などに出演。映画『恋い焦れ歌え』が今春公開。ゲスの極み乙女。のドラマー、ほな・いこかとしても活動。ワンピース¥73,700(アツシナカシマ/ザ・PR TEL:03・6803・8313)ブーツ¥50,600(セレナテラ/ホールバイセレナテラ TEL:03・6419・7732)ピアス¥66,000バングル¥17,600(共にフレーク TEL:03・5833・0013)※『anan』2022年3月9日号より。写真・矢吹健巳(W)スタイリスト・小林洋治郎(瀬戸さん)鹿野巧真(さとうさん)ヘア&メイク・須賀元子(星野事務所/瀬戸さん)野中真紀子(eclat/さとうさん)取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年03月06日「企業主導型保育園 子育てルームさといも園」(運営主体:一般社団法人地域創生会)は、大和市中央林間に平成29年7月より開所し、今年で5年目を迎えます。当初接骨院を営む柔道整復師と保育士そして看護師の有志が、共に地域保育の理想を創ろうと奮起し創立しました。当保育園を営む一般社団法人地域創生会は、子どもと子育ての健康と笑顔を心から育む街づくりを通して本来の子どもの最善の利益を叶えようと尽力しています。活動をさらに広げてより良い地域資源を子どもの成長に結ぼうと「さといも園のはぐくみ基金」を創設しました。この度は、保育の場から日本の未来を明るく塗りかえていこうと励む子育てルームさといも園を一人でも多くの方に知っていただきたく、または保育に興味と温かい想いを寄せていただけたらと祈っております。保育園イメージ【保育理念】「はぐくもう、みんなのほほえみ」当保育園は、保育園のみに留まらず子どもの育っていく社会環境までを意識して保育を実践している特色のある認可外保育園です。平成28年4月から始まった企業主導型保育事業を活用して地域の会社あるいは企業と提携し、保育を必要とする家庭と会社、地域が一丸となって子どもの最善の利益を追求する保育をかなえるため“ほほえみをはぐくむ”場を根差してきました。【保育園の運営状況】対象は、主に1歳を迎えた0歳児~2歳児で、地域枠(地域の一般枠)と、自社及び提携する会社の従業員の子どもを預かる従業員枠(自社、提携契約をした会社)で構成され、定員は17名。現在預かっている児童数は定員に達し待機している児童の家庭も多数おり入園待ちが続いている。(令和3年11月末時点)【さといも園の想い】「子どもを共に育む、ふるさとのような場所でありたい」当保育園は、本来の子どもの安心と健康を第一に考え給食や保育時間をできる限り子どものカラダに合わせて原則1歳からの入園を前提としている。理由は、乳児だからこそ親と肌を合わせて居られる限られた時間を大切にしてほしいという願いからだ。見学の時点で、ご家庭のこれからの暮らしについて先ずは保護者、ことに母の安心を大事にしている。せわしない職場探しのなかでもママ自身が落ち着いて子どもの成長と就労について両立してかんがえられるようにアットホームな雰囲気のなか入念にヒアリングを行う。見学にきた保護者はイメージした保育園の姿とは異なる穏やかさに驚かれることがしばしばある。園内の心地よい雰囲気づくりを日々心がけているのも“ふるさとのような場所でありたい”と想うさといも園らしさ。【さといも園のねらい】地域社会に“まごころとはぐくみ”を。さといも園には、保育を通して新たな福祉的地域社会の未来を創ろうとするねらいがある。保育園のなかでこれまで大事にされてきた“子どもと家庭をおもいやるまごころを”保育を通して地域社会に広く伝えていこうと活動の環を広げている。その背景には、かけがえのない子どもと子育ての「今の姿」を共にしてほしいと願う。また、これからの社会において子どもの育つ場について地域一体となって真剣に考えながら、子どもの最善を図る保育の視点、すなわち“はぐくみの視点”を地域に浸透させてねらいを実現しようと励んでいる。【方針】「つながる保育・つたえる保育・つたわる保育」さといも園は上記三つの要素を方針にして目的に向かう。“つながる保育”は、保育を通して家庭をはじめ地域をつなげること。保育園と家庭における子どもの成長する姿を通して子どもの育ちを共に喜び、心から豊かにする「はぐくみの場」を共力的に地域に根差す。またつながりは多方面にわたり保育園と家庭にとどまらず地域のあらゆる社会資源と子どもを“つなげる機会に”結ぶことを重視する。“つたえる保育”は、保育の核となる育みの視点とまごころ、そしてそこで育まれた「子どもと家庭の姿」を地域に向けて発信することに重きを置いている。プライバシー保護の観点で難しい子どもの姿の保育を通して重ねられる保育者の想いと、子どもの心身を育む視点をすり合せて社会に広く共有するために“つたえる努力”を実践することが肝心だ。“つたわる保育”は、保育における『おもいやりの心』を子どもとその家庭、さらには子どもを見守る地域と共に叶えていこうとするもの。普段は知られざる保育の「子どもに対するおもいやりの視点」を社会に向けて共有し、保育あるいは保育の場に対する理解を促すための“共感される機会”を創ることが肝となる。上記方針に基づき、さといも園から保育の場をひろげ、子どもと子育てを心豊かに育み見守る地域のほほえみをつなぐ。保育園から社会に向けた街づくりを実践し明るい地域未来を叶えようと尽力している。【現場の声:さといも園の保育を統括する小竹 幸代さん】『保育』と言っても、保育士も人間であってそれぞれ個性があります。そのため私は、保育という言葉から連想される場面は各々異なっていると思っています。要するには、保育において大切にしたいと想う事柄や気持ちは決して一つに限られたことではないはずです。言い換えると、保育のなかに教育の場面はあったとしても、一貫した姿を通して教え込むものではなく、つまり保育は子どもや家庭におけるそれぞれの背景や事情を思い遣りながらも個々の生活を保障してあげられる場でるべきだと心しています。例えば、幸せの形が一人ひとり異なるように、保育士さえ大切にしようとする保育の形や場面はそれぞれであっていいと私は考えています。家族の決まりや、家庭のあり方、もしくは生活環境にいたるまで多様ですし、ご両親の性格やお子さんのタイプだって十人十色です。子育てに正解がないと言われるように保育も同様だと感じています。保育園にはあらゆる家庭事情で家族にさえ「助けて」が言えない人も、“誰に助けを求めたらいいのか分からない”人も同じ『保育園探し』をしているものです。私たちは、見学等でさといも園に足を運んでくれた方々の姿や表情から、必要な支援を行い子どもと子育てを守る社会の一員としてすぐ側から手を差し伸べて支えになりたいと願っています。【さといも園 代表 福島 哲より】保育は学びを深めるほど大きな感動とさらなる可能性を感じさせてくれます。保育園という場において子どもの安全と安心を守ることは当然ですが、子どもの健やかな成長を叶え、子育てに寄り添い、支えようとする人々の真心をすり合せる作業に時間を要する場所です。未だに課題が山積みであり閉鎖的な環境であるが故に第三者の手が入りにくい現状があります。現場としては本来の保育のあるべき姿を叶えるためにも十分な時間を確保したいという声は共通しているのではないかと考えています。しかしながら、保育を実践する保育士さんや看護師さん達のスキルや考え方には頭が下がる毎日です。私自身、保育という技術、そして日夜保育に励む人々はこれからの社会の多様性を支える非常に大きな可能性をもっていると信じています。だからこそ、このように素晴らしい力をもつ職業を社会に広めていこうと決意しました。その活動の原資となる「さといも園のはぐくみ基金」を設立しました。子どもと子育てひいては地域の理想の育みの場を創っていけるように取組みを広げながら一人でも多くの方々に保育に興味をもっていただけたらと励んで参ります。【運営会社】一般社団法人地域創生会代表理事 :福島 哲(ふくしま さとし)保育園所在地:神奈川県大和市中央林間6-11-1 フォレスト中央林間1階 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月28日4人組バンド・ゲスの極み乙女のドラマー・ほないこかとしても活動する女優・さとうほなみが、2022年1月13日(22:00~)からABEMA SPECIALで配信されるドラマ『30までにとうるさくて』(全8回)で主演の一人を務める。同作は、それぞれ異なった感性や価値観を持ちながら、現代の東京を生き抜く29歳独身女性4人組の恋、キャリア、性、友情の物語。「30歳までに結婚しないと……って焦るけど、なんで?」「子供を産むなら年齢のリミットがあるって誰が決めたの?」「29歳、私たちこのままでいいのかな」など、“30歳”という年齢の節目を意識する女性ならきっと誰もが一度は感じたことがある悩みや焦り、怒りを抱えながらも、自分たちの意思で乗り越えていく姿をユーモラスかつ痛烈に描いている。同作でさとうが演じるのは、5年付き合っている彼氏にプロポーズされ順調に見えるが、セックスレスに悩むバリキャリ女性・遥。さとうのほか、同作の主人公を山崎紘菜、佐藤玲、石橋菜津美が演じる。また、企画・プロデュースは、『恋仲』(フジテレビ系)や『好きな人がいること』(フジテレビ系)など数々の恋愛ドラマでヒット作品を手がけた藤野良太氏が担当。本人コメントは以下の通り。■さとうほなみ脚本を読ませていただいたとき、心底リアルで素敵なお話だと思いました。そして「30までにとうるさくて」を制作されている方々からお話を伺った際に、この作品を至極大切にされているのだなと感じ心が躍りました。わたしも大切に、大切にこの作品に関わらせていただきたいと思いました。このインパクトの強いタイトル、『30までにとうるさくて』。ここに全部含まれているなぁと思っております。29歳の女性たちが、もがいてもがいてもがいて、はしゃいで泣き散らかして笑い飛ばす。なんだかもうてんこ盛りです。ぜひご覧いただければ幸いです。
2021年12月23日「ABEMA」の恋愛モキュメンタリー番組「私たち結婚しました」最終回目前となる第9話が9月3日に配信。人目を気にせずデートを楽しむ野村周平とさとうほなみ(ゲスの極み乙女。)夫婦、罰ゲームありのトランプゲームを楽しむ白洲迅と堀田茜夫婦の姿を映し出した。まず、野村さんとさとうさん夫婦は、以前購入した観葉植物の植え替えをするため、ホームセンターへ向かうことに。そして、野村さんが購入した机に色を塗るためのペンキを探す際には、自然に2人がベッタリくっつく様子も。野村さんがさとうさんの腰に腕を回したり、さとうさんが野村さんに抱き着く姿にスタジオからは「自然に手まわしてるやん」「ラブラブやな」と羨む声が。そしてホームセンターでのデートを楽しんだあと、帰宅し、スイカを食べながら屋上で晩酌。野村さんが「ホームセンターの中であった可愛いなって思う出来事、何だと思う?」と聞くと、「台車に乗ったとこ」とさとうさん。正解だったようで、「結構はしゃげる子なんだね、ほなみんは。再確認したわ」と、さとうさんの無邪気な一面について触れた。続けて「あと5年後くらいに結婚してなかったら…ほなみんかな俺、結婚するの」と大胆発言も。それを聞いたさとうさんが「あと5年かあ…割といい…」と言葉を詰まらせると、野村さんが「契約?」と続け、2人で笑い合う姿も見られた。一方、夕食を食べながら「相手に自分の夢を話してください」というミッションが与えられた白洲さんと堀田さん夫婦は、仕事方面の夢について「いつかは自分で自分を認められるような俳優になりたいとは思っているけど、それと同時に自分を認めるってことは満足するってことなのかな」「満足したらそこで終わりなんじゃない?とも思う」と熱い思いを明かす白洲さん。堀田さんが「お芝居をずっとやりたかった」「初めてちゃんとセリフがある役をもらった時、スパルタな現場かつモデルがお芝居を始めたという見られ方で心が折れそうになった」と告白すると、白洲さんは「色々なことと戦いながら(仕事を)やってるんだなと思った」「素敵なのはそこに負けない根性と情熱をもってやってる姿。もうそこまできたらかっこいいですね」と尊敬の意を表した。そんな話から一変して、お家のなかではリラックスした雰囲気でトランプを楽しむ2人。スピード対決では、白洲さんが勝利し、負けた堀田さんへの罰ゲームは“10秒間のくすぐり”だったが、「くすぐったくない(笑)」「めちゃくちゃへたくそかも(笑)」とまさかの失敗。また神経衰弱では、今度は堀田さんが勝利し、膝枕の罰ゲームが。負けた白洲さんが、勝った堀田さんの膝に「眠くなっちゃった」と寝転がると、スタジオからは「これは罰ゲームなの?」と疑問の声が上がっていた。そして次週、1時間スペシャルで配信する最終回は、白洲さん&堀田さん夫婦の最後の思い出に、大好物のラーメン作りにチャレンジ。一方、野村さん&さとうさん夫婦は、インドア派のさとうさんの提案でまさかの釣りにいくことに。バイクに2人乗りでドラマのような空間が。ついに、2組の芸能人夫婦の結婚生活がクライマックスを迎える。「私たち結婚しました」最終回(第10話)は9月10日(金)23時~ABEMAにて1時間スペシャル配信。(cinemacafe.net)
2021年09月10日野村周平とさとうほなみ、白洲迅と堀田茜、2組の結婚生活の様子を映し出す「私たち結婚しました」第6話が8月13日に配信。今回は、後輩俳優・富田健太郎を家に招いたり、“妻”の親友・chayと初対面するなど、これまでとは少し違った回となった。まず、野村さん&さとうさん夫婦の方は、野村さんのために、料理が苦手なさとうさんがカレー作りに挑戦。そこへ、野村さんが事務所の後輩、富田さんを連れて帰宅し、カレーを食べながら団欒を楽しむ3人。そこで富田さんが野村さんへ「ほなみさんの直してほしいところ」を聞くと、「ないよね」「だって今日カレー作ってくれたじゃん、たまに料理してとは思ってたけど、してくれたしね。(直してほしいところ)なくなっちゃったね」と話し、「愛しかないよ、今」とさとうさんに伝える一幕が。さとうさんは愛おしそうに野村さんの頬に手をあてて見つめ合い、そんな2人の姿に富田さんも羨ましそう。視聴者からも「愛だわ、愛」「こんな夫婦憧れる」と2人のラブラブっぷりに反響が寄せられた。そして富田さんを見送ったあとは、2人で後片付け。野村さんが「本当はカレーふたりでたべたかったの?」と聞くと、うなずくさとうさん。そこで「ごめんね、はい」と両手を広げて仲直りのハグをしようとするも、ツンとした反応のさとうさんだったが、野村さんがくすぐりじゃれ合う場面も。そんな様子に「可愛くて悶える」「鼻血出そう」と視聴者も大興奮。一方でスタジオでは、「千鳥」ノブが親友・佐藤健を夜中に家に招待したという、今回と似たようなシチュエーションの話題に。ノブさんの奥さんは就寝中で、帰宅した音で起き、佐藤さんが居ることに気づくと驚いたと話す。その後、佐藤さんにお酒を注ぐも、スッピン顔を見られたくない一心で、目を腕で隠しながら対応していたと明かすノブさん。これには河北麻友子も「そもそも佐藤健くんに(スッピンを見られること)なんて絶対に嫌なのに、夜中の佐藤健くん(にスッピンを見られる)は最悪ですよ!私だったら、もう電気付けない!」と言い、スタジオも爆笑に包まれた。また新婚旅行以降、急激に距離が縮まった白洲さん&堀田さん夫婦の方は、白洲さんが堀田さんの親友でシンガーソングライターのchayさんと初対面し、3人で食事をすることに。そこで白洲さんは「chayさんも最近ご結婚されたと朝(堀田さんが)言ってたんで、急だったんでちょっとアレですけど…」と、紅茶とクッキーのセットをプレゼント。さりげない気遣いにスタジオからは「迅!成長したよぉ~!!」「こんなこと出来るの!?」と大絶賛。そんな中、堀田さんが席を外している間、白洲さんが「今のうちに親友に聞きたいことがありまして…」と話を切り出し、「茜ちゃんって気遣いじゃないですか、まだ初々しいカップルから抜けられてないなと思って」とお悩み相談。するとchayさんは「茜ちゃんって時間かけて心を開いていくタイプかもしれないです」「白洲さんがゴリゴリグイグイ行ってやっと心を開くんじゃないですか」とアドバイスしつつも、「でもなんか会話してる感じをみると(白洲さんに)だいぶ心を開いてる感じしますけどね」と言われると、嬉しそうな様子を見せていた。次回、第7話では、野村さんが「ゲスの極み乙女。」のライブを見に行くことに。ライブ終わりには、さとうさんを労うため、手作りご飯とマッサージで癒す。すると涙が…。一方、白洲さん&堀田さん夫婦はボウリングデートへ。勝ったらハグorお姫様抱っこのご褒美で2人の距離が縮まるが、帰宅後、堀田さんが手料理を振る舞うも、白洲さんがある事件を起こし堀田さんが“ぷちキレ”してしまうという。「私たち結婚しました」第7話は8月20日(金)23時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年08月20日2組の夫婦の結婚生活を配信する恋愛モキュメンタリー番組「私たち結婚しました」の第3話が先日配信され、野村周平とさとうほなみ夫婦のベッドシーンにスタジオも大興奮となった。俳優・野村周平と「ゲスの極み乙女。」さとうほなみ、俳優・白洲迅とモデル・堀田茜のペア2組の7日間の結婚生活の様子を配信し、MCの「千鳥」ノブ、三浦翔平、河北麻友子が彼らを見守っていく同番組。第3話は、料理が苦手なさとうさんが野村さんのために腕をふるう様子や、晩酌を終えてベッドへ…。一方、白洲さん&堀田さん夫婦は、2人で朝食を作り、仲良く食べる様子が映し出された。ビールを片手に2人でキッチンに立った野村さん&さとうさん夫婦は、きゅうりのたたきを作る際、さとうさんがドラムテクニックを披露したり、野村さんにもらったお花のプレゼントのお返しを、さとうさんが買ってきたりと仲睦まじい2人。そしてマッシュルームのオムレツに、ケチャップで“愛の言葉”だという「周」の字を書いて完成。野村さんは「めちゃくちゃいいじゃん」と絶賛するも、スタジオではさとうさんの“愛の言葉”に「シブぅ」「いや“周”って!」「そこハートとかでいいじゃない」とツッコミが。その夜は、選んで買った部屋着を着て2人で寝室へ。初日には「腕枕は嫌」と話していたさとうさん。野村さんに「どーやって寝る?」と聞かれると、腕枕をリクエスト。また、逆にさとうさんが野村さんへ腕枕をするも、野村さんは「自分がやるほうがいいな」と回答し、寝方については2人とも仰向けで真っ直ぐ寝ることに。そんな様子にスタジオは「おいおいおい!夫婦しとんなあ!」「もう、邪魔なんはカメラだけやね」「もう(カメラ)外してほしいってなってるね」と大興奮。一方で朝食作りをする白洲さん&堀田さん夫婦は、パンケーキを焼いたり、目玉焼きを作ったりする中、「息が合いだした」「着実に仲が深まっているのを感じる」と自然に役割分担が出来始めた2人は互いに波長が合うと感じている様子。また、ホットケーキにのせるバターを堀田さんが開けていると、「やるよ、手汚れる」と白洲さん。これまで迅ワールドが炸裂していただけに、その姿に河北さんは「え、優しくない?どうしたの?」と驚き。視聴者からも「優しい」と反応が。しかし、朝食を食べる際、会えていなかった期間中の話題になると、白洲さんは地方に仕事に行っていたそうで、堀田さんは「仕事で地方に行ってたのにさ、お土産とかないの?」と聞くと、白洲さんは「正直用意したんだけど…忘れたんだよね…」と一言。これには堀田さんも呆れた様子だ。パンケーキのアーンしあいっこする一幕もあり、これを受けて、スタジオでは「夫婦でも、アーンはするか?」の話題に。三浦さんの「新婚の時はあるんじゃないですか」という回答には、ノブさんも「フルコースでしてるね」とツッコミを入れる場面も。そして次回、第4話は、2組が新婚旅行へ。白洲さん&堀田さん夫婦は箱根に向かい、堀田さんも感動が止まらない白洲さんからのサプライズが…。野村さん&さとうさん夫婦は、富士急ハイランドからキャンプへ。ラブラブだった2人だが、ここでズレが発生してしまう…。「私たち結婚しました」第4話は7月30日(金)23時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年07月30日俳優・野村周平とバンド・ゲスの極み乙女。のドラムで女優・さとうほなみが出演する、ABEMAオリジナルシリーズ新作恋愛番組『私たち結婚しました』(全10話・毎週金曜23:00〜)の第3話が23日、配信された。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送され、日本でも絶大な人気を誇るSHINeeのテミンなどトップスターたちが出演した国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組内では、野村とさとうペア、俳優・白洲迅とモデルで女優・堀田茜ペアの7日間の疑似結婚生活が映し出される。思わずドキドキしてしまうようなシチュエーションや表情、言動が垣間見え、“どこまでが設定で、どこまでがリアルなのか?”を想像しながら楽しめる。第3話では、晩酌を終え寝室へと向かう野村とさとう。結婚生活初日に「腕枕は嫌」と話していたさとうだったが、野村に「どーやって寝る?」と聞かれると、「ちょっとさあ、この前言ってた枕の下になんとかってやつ……」と腕枕をリクエストする。「要はこういうようなこと」と、さとうの首の下に腕を回す野村。すると、さとうは「あー全然つらくないね」「あーいいと思いますよ」と満足気な様子だ。そして今度は逆にさとうが野村へ腕枕をするも、野村は「自分がやるほうがいいな」と言い、最終的には2人とも仰向けで真っ直ぐ寝ることになった。2人の寝室での様子をVTRで見守っていたスタジオの千鳥・ノブ、三浦翔平、河北麻友子は大興奮。ノブが「おいおいおい! 夫婦しとんなあ!」とツッコミを入れ、「野村くん、ほなみちゃんのところは、越えた感じがするね、夫婦のね。邪魔なんはカメラだけやね」と感想を述べると、三浦も「(カメラ)外してほしいですね、もう」とうなずいていた。(C)AbemaTV, Inc.
2021年07月26日俳優・野村周平と「ゲスの極み乙女。」さとうほなみ、俳優・白洲迅とモデル・堀田茜のペア2組の7日間の結婚生活の様子を映し出す恋愛モキュメンタリー番組「私たち結婚しました」の第2話が7月16日に配信。特に野村さん&さとうさん夫婦のラブラブっぷりには「羨ましい」といった声が寄せられ、見どころ満載の第2話となった。野村さん&さとうさん夫婦のドライブデートから始まった第2話。まずは、屋上のインテリアを充実させるため、観葉植物を探しに植物園へ。さとうさんは最初は乗り気ではなかったようだが、恋人繋ぎで植物園を楽しみ、ランチではさとうさんが野村さんに「アーン」と食べさせてあげる場面、サプライズもあり、楽しそうな雰囲気。デート終わりの車中では、「ドライブ、いいかも」とご満悦な様子も見られ、“夫婦”の距離が急接近する様子に視聴者からは「キュンすぎる」「とんでもなく羨ましい」といった反応が寄せられた。一方、白洲さん&堀田さんペアは、ミッションとして、ロンドンバスで結婚式を行うことに。ドレスアップした2人は撮影したり、都内観光を楽しんだり、そして前回作った指輪を交換する場面も。そして新居へ移動し、2人のルールを決めていく。「月に1回でいいから、ラーメンデート」「朝ごはんを一緒に作って一緒に食べたい」「トイレットペーパーは無くなったら必ず替える」といったルールが決まり、白洲さんは「この組み合わせだったら、仮にお見合い結婚だとしてもうまくいくんじゃないかなって思いました」と発言する一幕も。スタジオでは、2人の様子を見守りつつ、MCの「千鳥」ノブの結婚式や、“夫婦でデート”についてトークが繰り広げられ、MC陣も大いに盛り上がった。そして次回第3話は、新居での2組の夫婦の生活模様を配信。白洲さんと堀田さん夫婦は2人で料理をし、「アーン」とパンケーキを食べさせあうシーンも。そしてまたもや白洲さんの忘れ物が発覚…?また、料理は苦手だと話していたさとうさんが、野村さんのために晩酌のおつまみ作りに挑戦。さらに、買ったばかりの部屋着で寝室へ…。「おいおいおい」「邪魔なんはカメラだけ」と、スタジオがざわつくラブラブな2人に注目だ。「私たち結婚しました」第3話は7月23日(金)23時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年07月23日俳優・野村周平とバンド・ゲスの極み乙女。のドラムで女優・さとうほなみが出演する、ABEMAオリジナルシリーズ新作恋愛番組『私たち結婚しました』(全10話・毎週金曜23:00〜)の第2話が16日、配信された。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送され、日本でも絶大な人気を誇るSHINeeのテミンなどトップスターたちが出演した国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組内では、野村とさとうペア、俳優・白洲迅とモデルで女優・堀田茜ペアの7日間の疑似結婚生活が映し出される。思わずドキドキしてしまうようなシチュエーションや表情、言動が垣間見え、“どこまでが設定で、どこまでがリアルなのか?”を想像しながら楽しめる。第2話は、野村が仕事終わりのさとうを車で迎えに行き、“芸能人のお忍びドライブデート”からスタート。新居の屋上のインテリアを充実させるため、植物園へと向かう。植物園では、野村の人差し指を握っていたさとうに対し、野村が「なんで人差し指?」と尋ね、恋人つなぎへと切り替えるなど仲むつまじい様子。また、ランチ中には、さとうが野村に「アーン」とチキンを食べさせてあげる場面も。野村が「アーンしたから4倍くらい旨くなってるかもしれない」と言うと、さとうは照れながら「アーン効果絶大ですね」と答えていた。さらに、野村が「(この夫婦生活が)終わったら寂しくなるかもしれない」「終わりは考えない」と発言。その後のインタビューでは「最初はカップルっぽい感じがあって、それが段々と芯までつながっている関係になれたらいいなって感じやから、昨日とはもっと違う2人になれてて、良かった」と話した。植物園でのデートが終わり家に帰る車中では、野村が「『芝居だったら言えるのに』とかあるよね、芝居で夫婦関係だったらさ、普通に『愛してるよ』とか言えるじゃん。でも今は自分も混ざってるから言えないところもあるよね」と切り出す。しかし、さとうが「言ってみて、じゃあ」とリクエストすると、すんなり「愛してるよ」と伝える野村。それを受け、「すごい言えるじゃん! びっくりした今」とツッコミを入れたさとうだったが、そのあと「なぁんだ……」とどこか切ない表情を見せた。さとうのその言葉と表情について、スタジオでVTRを見守っていた千鳥のノブが「ちょっと、好きになってきとんちゃう!?」とニヤリ。同じくスタジオでVTRを見守る三浦翔平、河北麻友子とともに「これはフィクションだよなと思ってしまったのか」「終わりがあるから現実に引き戻されちゃったのか」などさまざまな分析をしていた。(C)AbemaTV, Inc.
2021年07月19日俳優・野村周平とバンド・ゲスの極み乙女。のドラムで女優・さとうほなみが出演する、ABEMAオリジナルシリーズ新作恋愛番組『私たち結婚しました』(全10話・毎週金曜23:00〜)の第1話が9日、配信された。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送され、日本でも絶大な人気を誇るSHINeeのテミンなどトップスターたちが出演した国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組内では、野村とさとうペア、俳優・白洲迅とモデルで女優・堀田茜ペアの7日間の疑似結婚生活が映し出される。思わずドキドキしてしまうようなシチュエーションや表情、言動が垣間見え、“どこまでが設定で、どこまでがリアルなのか?”を想像しながら楽しめる。結婚式場でのウエディングフォト、誓いの言葉を終えた野村と、さとうは新居に移動。一緒に暮らすうえでの2人のルールを決めていく。「……一緒に寝るよね? どういう寝方なの?」との野村の問いかけに、さとうは「腕枕は嫌い」とキッパリ。それを聞いてもめげない野村が、腕枕ではなく首の後ろに手が回るのはどうかと実践しながら尋ねるも、さとうは「あ~……いらないかな」と回答。野村は「まあ、いらんよねえ……」と、どこか寂しそうな表情で同調した。その後2人は、家の屋上に上がりビールで乾杯。屋上の空間デザインを考えている中で、野村が「ソファーとか置きたいよね、パラソルとか置いてさ。だって(さとうは)太陽嫌いじゃん」と提案する。さとうが日に当たることが苦手という、新居への移動中に話した内容を覚えていたかのような野村の発言を、さとうは「優しい。そういうところですね、素晴らしい」と絶賛した。その気遣いについて、野村が「夫婦だからね、これから」と話し、さとうの肩に腕を回すと、2人は少し照れた様子を見せていた。(C)AbemaTV, Inc.
2021年07月12日ABEMAオリジナルシリーズ新作恋愛番組『私たち結婚しました』が、7月9日23時より全10話にわたって配信されることが28日、発表された。同番組では、俳優の野村周平(27)とロックバンド・ゲスの極み乙女。のドラマーで女優のさとうほなみ(31)が7日間の疑似結婚生活を送り、その模様が配信される。ABEMAは、今年4月11日に開局5周年を迎え、視聴者や関係者への感謝の気持ちを込め、6年目を迎えるABEMAをよりよいサービスへと発展させていくため、年間を通して「ABEMA 5th Project」と題した5つのプロジェクトを開始。その中の「オリジナルコンテンツProject」では、熱狂を生むコンテンツを届けるため、5周年期間中に多数のオリジナル番組を予定している。このたび、「オリジナルコンテンツProject」の取り組みとして、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクし、ABEMAオリジナル恋愛番組として配信することが決定。韓国の放送では、日本でも絶大な人気を誇るSHINeeのテミンなど、韓国トップスターたちが出演し、一大ブームを巻き起こした。同番組では、野村周平とさとうほなみのペアともう1組のペア、計2組の、7日間の疑似結婚生活に密着。“7日間の結婚生活”では、ウエディングフォト、指輪交換など本格的な結婚式から始まり、実際の新婚生活さながら、新居見学や友人同士を交えたホームパーティー、同棲生活での共同作業など様々なミッションを通し、2人にとって“理想の夫婦関係”を追い求めていく様子を映し出す。野村は「僕が結婚したら…というのが全面に出てるのでそこを楽しんでほしいです」、さとうは「皆さんの目にどういった形で私たちの結婚生活が映るのかがすごく楽しみです」とコメントを寄せた。同番組で初対面となる2人は、“7日間の結婚生活”でどのような夫婦関係を築いていくのか。(C)AbemaTV, Inc.
2021年06月28日俳優・野村周平と「ゲスの極み乙女。」さとうほなみが、「ABEMA」の番組企画として7日間の結婚生活の様子を配信することが決定。6月28日(月)23時今夜、緊急記者会見が行われるという。今回この企画は、新たに開設された2人のInstagram(@shuhei.honami_watakon)にて突如、ツーショット写真と“ご報告”と題した文書と共に投稿され、明らかになった。2人の結婚生活の様子を配信するという企画内容のようだが、詳しいことは明かされておらず、経緯については本日実施予定の会見で発表されるようだ。「『私たち結婚しました』野村周平&さとうほなみ 緊急記者会見」は6月28日(月)23時~ABEMAにて配信。(cinemacafe.net)
2021年06月28日俳優の野村周平(27)とロックバンド・ゲスの極み乙女。のドラマーで女優のさとうほなみ(31)が、ABEMAの番組企画として7日間の疑似結婚生活を送り、その模様が配信されることが、新たに開設された2人のInstagramアカウントにて明らかになった。2人はインスタグラムを通じて、結婚生活の様子をABEMAで配信することが決まったと発表。連名の文書では「ご期待に沿えるよう、精進して参ります」などとコメントし、結婚生活を送ることになった経緯についてきょう28日23時からABEMAで会見映像が配信されると伝えた。SNSでは、「これは番組企画ってこと???結婚自体が違うってこと?何?」「ガチ?」「企画?本当??誰か教えてくれ」などと驚きの声が上がっている。(C)ABEMA
2021年06月28日廣木隆一監督が中村珍の「羣青」を基に、痛いほどの愛を描いたNetflix映画『彼女』より、本編映像が公開された。本作は、恵まれた人生を送るかに見えて、実は家族に同性愛者であることを隠していることに悩むレイを水原希子、人生に絶望しながらもレイに救いを求めてしまう七恵をさとうほなみが演じる、観る者に愛の本質を問うロードムービー。今回到着した映像は、2人が逃避行中に立ち寄る町の食堂でのシーン。なぜか片方の靴が脱げてしまっている七恵と、ロングコートのレイ、観光客には見えない明らかに浮いている2人が食堂に入店。レイはビールを飲み、一息つき、七恵はチャーハンを急いで食べてむせてしまう。そして逃避行の緊張が一瞬解けたのか、笑いが止まらなくなってしまう2人。素直になれず、ついぶつかり合ってしまう彼女たちの距離が少し近づいたように見えたそのとき、新聞に目を落としたレイの表情が険しくなる…という気になる場面で映像は終了している。Netflix映画『彼女』は4月15日(木)全世界同時独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年04月11日モデルで女優の水原希子とロックバンド・ゲスの極み乙女。の“ほな・いこか”こと女優のさとうほなみが、2021年春に世界同時配信予定のNetflix映画『彼女』で共演することが26日、明らかになった。本作は、中村珍氏の漫画『羣青』(小学館IKKIコミックス)を原作に、女性2人の極限の愛憎と逃避行を描くロードムービー。同性愛者の永澤レイ(水原)は、高校時代から思いを寄せる篠田七恵(さとう)が壮絶なDVを受けていることを知り、七恵を愛するあまりその夫を殺害してしまう。疎ましさと恐ろしさを抱く七恵に対してレイはすべてを受け入れ、2人は互いに愛を欲しながらも絡み合わない思いを交錯させていく。同性愛者であることを家族に言えず、生きづらさを感じているレイ役の水原は、「夢にまで見た初めて愛した彼女と一緒に過ごした悪夢のような時間。彼女が知らない“愛”を証明する為に自分を犠牲にし、ボロボロになりながら奮闘する日々は、とても苦しく、今振り返っても胸が締めつけられます」と心境を伝え、「七恵役のさとうほなみさんが居なかったらきっと乗り越えられなかったと思うほど、全てをさらけ出して限界まで演じました」とさとうへの感謝を述べた。人生に希望を見出せない七恵。演じるさとうほなみは、「“殺させた女”であるわたしは、常に『自分は天涯孤独だ』と思いながら撮影しておりました」と役と向き合った日々を思い浮かべ、「温かい現場でありながらそのような気持ちで居続けられたのは良いチーム、良い作品だからこそ成し得たことです」と周囲の支えに触れる。メガホンを取るのは『彼女の人生は間違いじゃない』(17)、『ここは退屈迎えに来て』(18)で、孤独を感じる人々を鋭く、かつ情熱的に描き出してきた廣木隆一監督。「原作の持つエネルギーの強さに引きずられ、女と女の映画を初めて監督させてもらいました。その中で性別を超えたものや超えられないものが見えて来ました」と振り返り、「それで何をテーマにすべきかは一つだと」とこの物語の軸を見出した経緯を明かしていた。■廣木隆一監督原作の持つエネルギーの強さに引きずられ、女と女の映画を初めて監督させてもらいました。その中で性別を超えたものや超えられないものが見えて来ました。それで何をテーマにすべきかは一つだと。そして見えてきたものにすがりつき、ここまでプロデューサーとシナリオライターとスタッフ達とキャスト達と旅をしてきました。その旅を観客の皆さんと共有できれば最高だと思います。■水原希子夢にまで見た初めて愛した彼女と一緒に過ごした悪夢のような時間。彼女が知らない"愛"を証明する為に自分を犠牲にし、ボロボロになりながら奮闘する日々は、とても苦しく、今振り返っても胸が締めつけられます。七恵役のさとうほなみさんが居なかったらきっと乗り越えられなかったと思うほど、全てを曝け出して限界まで演じました。この役を演じて、愛するという事、生きていく上で大切な事がよりシンプルな物になった感覚があります。■さとうほなみ“殺した女と殺させた女”何とも恐ろしい言葉ではありますが…ずっと相容れず、どちらかが歩み寄ろうとするとどちらかが出て行ってしまう。でも離れられないこのふたり。何故か可愛く思えてしまう、そんなお話です。“殺させた女”であるわたしは、常に「自分は天涯孤独だ」と思いながら撮影しておりました。温かい現場でありながらそのような気持ちで居続けられたのは良いチーム、良い作品だからこそ成し得たことです。出演者、スタッフの皆さま、原作者の中村珍さん、そして廣木監督、水原希子さんに感謝。是非お楽しみに、お待ちいただければと思います。■原作者・中村珍氏ルーツは『羣青』という漫画ですが「原作の再現」だけが映像化の最適解ではないので、題も人の命名も、脚本も、「彼女」を作る皆様にお任せしました。原作に心を寄せた人が別解釈に抵抗を感じたり、逆に、原作を苦手な人が映画で愉しめたり、それぞれあると思います。原作の人物に寄り添って頂けることも幸いですし、映画化にあたっては同じルーツの物語が別の姿で愛されるかもしれない機会を得ることに最良の意義を感じています。■梅川治男プロデューサー原作『羣青』と出会ってから10年、廣木監督と企画をスタートして3年。テレビや映画では難しいこの企画を、Netflix坂本EPにご賛同いただき、ふたりの瑞々しいキャストを得て、この夏に撮了しました。心揺さぶるエンターテインメント映画になっていると思います。来年の公開を是非ご期待ください。■坂本和隆氏(エクゼクティブ・プロデューサー/Netflix コンテンツ・アクイジション部門 ディレクター)「多様性」という言葉を超えて、「人を愛することに限界はあるのか」という根源的なテーマを描いた原作を元に、これまでに様々な「愛」を映し出してきた廣木隆一監督と共に新たな作品を生み出すことができることを嬉しく思います。こうした普遍的なストーリーを現代的な視点で視聴者の皆さまにお届けできますことを楽しみにしております。
2020年10月26日水原希子と「ゲスの極み乙女。」のドラマーであり、女優として『窮鼠はチーズの夢を見る』で映画初出演を果たしたさとうほなみが共演する、廣木隆一監督によるNetflix映画『彼女』の制作が決定。2021年春にNetflixにて全世界配信を予定している。原作は、中村珍の「羣青」(小学館IKKIコミックス)。同性愛者の永澤レイと、夫から壮絶なDVを受けている篠田七恵、女性ふたりの極限の愛憎を描いた物語。高校時代から七恵に恋をしていたレイは、彼女のために夫を殺害する。自分のために殺人まで犯したレイに疎ましさと恐ろしさを抱く七恵と、そんな彼女を生かすため、すべてを受け入れるレイ。互いに愛を欲しながら、絡み合わない想いをぶつけ合うふたり。正しいことも悪いことも、愛も憎しみも限界を超えた彼女たちの逃避行を描く。水原希子「ボロボロになりながら奮闘する日々」振り返る自由に生きているように見えながらも、実は同性愛者であることを家族に言えずにいる永澤レイに水原希子。女優、モデルとしてのみならず、生き方そのものに多くの女性から支持を集める水原さんは、自身初となる役柄について「彼女が知らない“愛”を証明する為に自分を犠牲にし、ボロボロになりながら奮闘する日々は、とても苦しく、今振り返っても胸が締めつけられます。この役を演じて、愛するという事、生きていく上で大切な事がよりシンプルな物になった感覚があります」とコメント。さとうほなみ、「自分は天涯孤独だ」と思いながら撮影また、人生に希望を見出せないものの死ぬこともできない篠田七恵には、行定勲監督『窮鼠はチーズの夢を見る』での熱演も記憶に新しいさとうほなみ。「“殺させた女”であるわたしは、常に『自分は天涯孤独だ』と思いながら撮影しておりました」と明かし、「温かい現場でありながらそのような気持ちで居続けられたのは良いチーム、良い作品だからこそ成し得たことです」とコメント。水原さんも「七恵役のさとうほなみさんが居なかったらきっと乗り越えられなかったと思うほど、全てを曝け出して限界まで演じました」と語っている。日本の美しい景色を背景に、観る者に“愛”の本質を問うロードムービーの監督を務めるのは 『軽蔑』や『彼女の人生は間違いじゃない』『ここは退屈迎えに来て』など、孤独を感じている人々を鋭く、かつ情熱的に描き出してきた廣木監督。発売当時、物議を巻き起こした原作の映画化について廣木監督は「原作の持つエネルギーの強さに引きずられ、女と女の映画を初めて監督させてもらいました」と語り、「その旅を観客の皆さんと共有できれば最高だと思います」とコメント。原作の中村氏は「『原作の再現』だけが映像化の最適解ではないので、題も人の命名も、脚本も、『彼女』を作る皆様にお任せしました。同じルーツの物語が別の姿で愛されるかもしれない機会を得ることに最良の意義を感じています」と、制作陣への信頼と映像化への期待を寄せている。テーマ曲を手掛けるのは、日本のポップシーンを語る上で欠かすことのできない細野晴臣。新旧織り交ぜた多彩な楽曲が、新たな愛の物語を彩る。Netflix映画『彼女』は2021年春、Netflixにて全世界同時配信予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年10月26日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が主演を務める、映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(9月11日公開)の場面写真が21日、公開された。同作は、『失恋ショコラティエ』等で知られる水城せとなによる人気漫画『窮鼠はチーズの夢を見る』『俎上の鯉は二度跳ねる』を実写映画化。学生時代から受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一(大倉)はある日、後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)と7年ぶりに再会し、「カラダと引き換えに」不倫の事実を隠すことを提示される。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、恭一は胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていく。この度、大倉忠義演じる恭一の大学生時代の元カノ役・夏生を演じている、さとうほなみの場面写真が解禁された。さとうはロックバンド「ゲスの極み乙女。」のドラマー「ほな・いこか」として活動する一方、2017年からは女優としても活動しており、今回が映画初出演となる。公開された写真では、恭一と夏生が偶然の再会に笑顔を見せ合う姿が収められている。2枚目は、恭一と今ヶ瀬の関係に勘づいた夏生が今ヶ瀬を呼び出し「恭一のどこがいいわけ?」と切り込むシーン。元カレである恭一とヨリを戻したいと考えていた夏生は、煮え切らない態度の恭一に「あたしか今ヶ瀬、もしかして選べないの? 女と男だよ!?」と詰め寄り、今ヶ瀬に対してマウントを取ろうとする。
2020年08月21日ロックバンド・ゲスの極み乙女。のドラマー"ほな・いこか"としても活動する女優のさとうほなみが、7月15日にTBSラジオで放送される『さとうほなみの 今夜、一杯ご一緒していただけませんか?』(20:00~21:00)に出演することが決定した。ゲスの極み乙女。メンバーの一員としてはラジオ出演経験があるさとうだが、ソロでのラジオ番組は初となる。さとうは東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『いつまでも白い羽根』に出演するなど、女優として活動の場を広げている。この番組はお酒が大好きだというさとうが、普段なら緊張して話すことができない人物をゲストに迎えて、一緒に酒を飲みながらトークし、親交を深めるというものだ。さとうが会いたかったゲストは、女優の夏木マリ。酒の力を借りつつ、音楽やトークを展開していく。
2018年06月29日俳優の高橋一生がヘアケアブランド「ディアボーテHIMAWARI」の新CM「出会い編」「拾いもの編」でロックバンド「ゲスの極み乙女。」のドラマーでもあるさとうほなみと初共演し、26日から順次全国で放送されることが22日、発表された。高橋が演じるのは、真っすぐなサラリーマン・ナオキ。共演するのは今回、高橋一生と初共演となる女優のさとうほなみだ。さとうは音楽バンド・ゲスの極み乙女。のドラムス担当「ほな・いこか」としても活動し、昨年7月期のテレビ朝日系ドラマ『黒革の手帖』で女優デビューしていた。ストーリーはナオキがヒマワリしか扱わない花屋に辿り着き、店内に足を踏み入れたところ、さとう演じる花屋の店主・ハルカが突然、この花屋の店員として採用することから始まる。「出会い編」「拾いもの編」ともに大人の女性が思わず共感する内面や髪に“ゆがみ”を抱えた女性ハルカと、真っ直ぐな元サラリーマン・ナオキの対比や掛け合いによって、「ゆがんだところも、愛す」という新キャッチコピーを体現するドラマ仕立ての内容となっている。CMはヒマワリに囲まれた暖かな世界を思い起こさせるが、実は撮影は12月に行われ、待ち時間はベンチコートを着込むほどの寒さだったという。また高橋とさとうは初共演ながら、撮影開始からすぐに息の合った演技を見せ、撮影スタッフを驚かせた。CM放送に先駆けて22日からWEB限定で「出会い編」90秒バージョンを「ディアボーテHIMAWARI」公式WEBサイトにて先行公開。高橋演じるサラリーマン・ナオキが花屋の店主と出会うまでの経緯を詳しく見ることができる。
2018年01月22日