株式会社キデイランド(代表取締役社長:間宵 薫、本部:東京都千代田区)は、キデイランド原宿店と大阪梅田店に、人気イラストレーター「ぢゅの」さんの『mofusand POP UPショップ』を2022年1月28日(金)から開催いたします。「mofusand」は、モフモフのネコちゃんが鮫の着ぐるみを着た「サメにゃん」をはじめ、とってもキュートでちょっとシュールなネコちゃんたちを描いた作品です。手がけるのはInstagram やTwitter などのSNS を中心に大人気のイラスト作家「ぢゅの」さん。ぢゅのさんのTwitterフォロワーは18万を超え、特に、サメの着ぐるみを着た「サメにゃん」は、プライズ商品でも人気の高いものとなっています。また昨年末には、公式オンラインストア「mofusand もふもふマーケット」をオープンし、「サメにゃん」のぬいぐるみやマスコットは、早々に完売となりました。今回、キデイランド原宿店、大阪梅田店では、「サメにゃん」のぬいぐるみやマスコットはもちろんのこと、えびにゃんの新商品など、約60アイテム以上の商品をご用意いたしました。さらに、お買い上げ特典も『mofusand』商品を税込2,200円以上お買い上げのお客様に「A5クリアファイル」プレゼントいたします。この機会に、ぜひぢゅのさんのかわいい動物たちに会いにキデイランドにお越しください!mofusand 公式HP: mofusand 公式HP : ●お買い上げ特典●『mofusand』商品を税込2,200円以上お買上げのお客様に、「A5クリアファイル」を先着でプレゼント。※数量限定ですので、お一人様1会計につき1点のプレゼントとさせていただきます。※なくなり次第終了です。予めご了承ください。●取り扱い商品●左)● mofusand サメにゃんぬいぐるみS1,980円(税込)右)●mofusand サメにゃんマスコット 1,430円(税込)●mofusandマグカップ2種各1,650円(税込)左)● mofusandトレーディング缶バッジコレクション全16種330円(税込)右)●mofusandトレーディングアクリルスタンドコレクション全16種660円(税込)●mofusandスマホに貼れるサイズのステッカーコレクション全16種330円(税込)●mofusandクリアファイル3種各385円(税込)左)● mofusandフェイスタオル3種各2,090円(税込)右)●mofusand大きめハンドタオル3種各770円(税込)左)● mofusandビタットプラス サメにゃん715円(税込)右)●mofusandビタットミニえびにゃん 550円(税込)左)● mofusand大きめトートバッグ 2種各2,420円(税込)右)●mofusandマルチミニトートバッグ 1,650円(税込)●新商品●●mofusand3個セットポーチ2種各1,650円(税込)左)● mofusand折りたためるメガネケース2種各1,650円(税込)右)●mofusandコンビニサイズエコトート3種各1,540円(税込)◆「mofusand」とはモフモフのネコちゃんが鮫の着ぐるみを着た「サメにゃん」をはじめ、とってもキュートでちょっとシュールなネコちゃんたちを描いた『mofusand』。手がけるのはInstagram やTwitter などのSNS を中心に大人気のイラスト作家「ぢゅの」さんです。ぢゅのさんtwitter: instgram: コピーライト表記©mofusandキデイランド原宿店地図 : キデイランド大阪梅田店地図 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月21日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第10話、最終話になります。ここまでお付き合いいただきまして本当にありがとうございます。 第1話で少し触れましたが、私は産後の心身が回復するまでに5カ月ほどかかってしまいました。出産時は42歳、高齢だから回復が遅いというのもあるかもしれませんが、妊娠糖尿病になったりしたストレスからパニック発作を起こしたことが響いていたのだと思います。 では、そこからどうやって回復していったのか……。 出産直後は初めての育児でバタバタで、パニック発作のことを考える暇もないほどでした。それが1カ月ほど過ぎたころ、糖尿病の心配はなくなったものの、睡眠不足や慣れない育児の疲れやストレスが溜まってくると、また息苦しくなってしまったのです。 思えば、妊娠がわかったときから高齢出産のさまざまなリスクに対する不安をずっと抱え続けていました。「順調です」と言われても、どこか不安で常に神経質になっていました。 それに加えて妊娠糖尿病。赤ちゃんを無事に産むことを最優先にして血糖コントロールを頑張っていましたが、正直、逃げ出したくなるほどのストレスでした。 そんな不安やストレスの積み重ねが、出産後に一気に噴出してしまったのかもしれません。 夫が会社に行っているときにもしも自分が倒れてしまったら、この子はどうなるんだろう?考えるとよけいに不安で息苦しくなってきます。 あ……これはまずい……限界が来る前に助けを求めよう! ひとりで育児をすることに不安を覚えたので、しばらく実家に帰ることにしました。 いきなり子どもを連れて帰省することになってしまったから、実家には迷惑をかけてしまうなぁ……と思って申し訳ない気持ちでいたのですが、両親は孫と一緒に2カ月ほど楽しそうに過ごしてくれていたので、私は勝手に「これは親孝行!」と思うことにしました。 母親に育児や食事のことをサポートしてもらいながら少しずつ回復。実家に帰省している間は両親や妹に子どもを見てもらったり、たまに来る兄夫婦にも遊んでもらったりしたおかげで、子どもはよく笑ってくれるようになりました。ああ~、あのときひとりで無理しないで人に頼ってよかった~! 住んでいるマンションに、子どもと一緒に戻ってきたころは産後4カ月。睡眠時間がまとめて取れるようになってきて、私の身体はほとんど回復していましたが、精神的にはまだまだ不安がありました。 そして5カ月が過ぎたころ、育児に慣れてきて少しだけ精神的余裕が生まれてきました。子どもを寝かしつけてから絵を描くことを再開しました。もともと趣味で描いていたのですが、子どもが生まれたら忙しくてそれどころじゃないだろうと思ってやめてしまっていたんです。 自分の好きなことを少しでもできる時間が持てると、みるみるうちに精神的にも回復してきました。子どもの成長を見守りながら、自分の好きな絵を描くことで記録する。これが私の一番の楽しみです。 そういうことを続けていたら、パニック発作が起こらなくなってきました。長くかかりましたがようやく自分でも回復してきた実感を得ることができました。そして、このマンガコラム描かせていただいている今に至ります。 ここまでの体験記をお読みいただきまして、本当にありがとうございました!この記事がどなたかのお役に少しでも立てたなら幸いです! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。
2020年12月10日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第9話です。 血糖コントロールを続けながら、ついに無事に出産。これでいったん、インスリンとはオサラバ! 妊娠糖尿病と診断されてからここまで、本当にしんどかったです……。 あまりにも妊娠後期がつらかったので、本来なら陣痛と出産の痛みを気にするところですが、私はインスリンや息苦しさからの開放感でいっぱいで、痛みなんて吹っ飛んでしまいました。 でも、これですべてが終わったわけではありません。産後の入院中も血糖値の検査は継続。 妊娠糖尿病は、ほとんどの人は出産をして胎盤が外に出れば、血糖値は通常通りに下がるらしいのですが、私はどうなのだろう……?まれにそのまま糖尿病になる場合もあるそうなので安心はできません。 退院のときには医師から「この数値なら大丈夫そうですね」と言われました。「大丈夫そうですね」とあいまいに言ったのは、これでハッキリと「糖尿病ではない」とお墨付きをもらったわけではないからです。まだこれで終わりではないのです。1カ月後に採血しますのでまた来てくださいと言われました。 退院して家に帰れば育児がスタート。3時間おきのミルクタイムがあるので昼も夜もまともに眠れず、自分の食事もままならない状態では、せっかく栄養指導を受けたのに健康的な食事なんて作れません! そこで、実家から母親に来てもらって、しばらくの間ごはんの準備など手伝ってもらっていました。 今度の検査でも引っかかったらどうしよう……。妊娠糖尿病からの糖尿病になっちゃったらどうしよう……。 育児が始まったばかりで手一杯なのに、またあのインスリン投与生活になってしまったら……どうしよう!!ちゃんと「大丈夫ですよ」と言ってもらえるまでは心配です。 そして1カ月後の検査の結果は……正常値で問題ないとのことでした! ここまでやって、やっと妊娠糖尿病は終了です。妊娠後期から出産、そして産後1カ月までは不安の連続のジェットコースターのような日々でした! 次回は最終回、出産後から今に至るまでのことです。どうぞもうしばらくお付き合いください。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。
2020年12月09日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第8話です。 妊娠糖尿病で入院していたときは、毎日担当の医師が血糖値を見ながらインスリンの量(単位という言い方をします)を決めてくださっていました。 退院後は1週間に1度通院し、診察の際に自己管理ノートに記録していた1週間分の血糖値を見てもらって、次の1週間はこのインスリンの量にしてくださいということが決まります。 ただし、このインスリンの量は必ずしも一定ではなく、食前の血糖値がもし下がり過ぎていたら◯単位下げてくださいとも言われていたので、じょうずに血糖コントロールをするにはいつも血糖値を気にしていなければなりません。 血糖値が低くなりすぎれば、低血糖を起こす恐れがあるからです。(もちろん、低血糖になったときにはどう対処するかという方法も入院中に指導を受けていました) 「あ~……毎日毎日食事のたびにインスリン……早くこの生活が終わればいいなぁ……早く陣痛来て……早く赤ちゃん出てきて……」 出産予定日が近づくころには、花粉症の息苦しさやいろいろなストレスでパニック発作を起こしたりして、本当に大変だったんです! インスリンだけがストレスだったのではなく、もうすぐ出産という不安や心配事が積み重なってのことだと思います。ストレスって怖いですね……。 パニック発作を起こすと「息が吸えない」と考えてしまって「呼吸の仕方がわからない」っていう感覚に陥るんですよ……。生きている心地がしません! すぐに同じ大学病院の精神科の先生を紹介していただいて受診。処方していただいた薬でどうにか症状を落ち着けていました。 それでもどうにか毎日やるべきこと(食べる、寝る、血糖値測定、インスリン投与)をこなし、はやく1日が過ぎ去ってほしいと思いながら過ごしていたある日。 その日は自分の誕生日だったのですが、まったくハッピーな気分にはなれません。いつもどおり食事前にはインスリンを……と思っていたら、陣痛が!!! やっと来たか~!という思いもあり、初めてのことで陣痛の間隔がうまく計れないということもあり、一度病院に陣痛タクシーで向かったんですが……。 「う~ん……まだ子宮口が1cmくらいしか開いていません」ということでいったん帰らされるという、フライングをやってしまいました!! そしていったん家に帰ったのですが、すぐに陣痛の間隔が狭まってまた病院へとんぼ帰り。 そんなこともありつつ、なんとか無事出産。やっと赤ちゃんに会うことができました! いざ出産となると不思議とパニック発作は出ませんでした。自分でも信じられないほど冷静。 妊娠糖尿病になると赤ちゃんが巨大児になって難産になることがあるそうですが、私の場合は巨大児になることも難産になることもありませんでした。 さて次回は……。まだまだ産後の血糖値が正常であることがわかるまでは、妊娠糖尿病は終わりではないのです! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。
2020年12月08日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第7話です。 妊娠糖尿病と診断されて入院し、自分で血糖値を測ったりインスリンを自宅でも打てるように教えてもらってなんとかマスター。 栄養士さんからの食事指導も受けて、退院しましたが……。 退院し家に帰ってからも、赤ちゃんが生まれるその日まで血糖値測定とインスリン投与を続けなければなりません。 例えばカフェやレストランで友だちとランチ。生まれたらバタバタでしばらくはランチなんて行けないですからね。出産までの残り少ない時間に外食でもして友だちとたくさん話したりしたいものです。 そういうときでも、血糖値測定キットとインスリンと針、アルコール消毒綿のセットが欠かせません。 お店に着いたらまずは食前の血糖値測定。もちろん、事前に友だちには妊娠糖尿病であることと食事の際にやるべきことを伝えてはいましたけど、実際に目にすると驚いていたようです。 そして料理が運ばれてきたら、食べる直前にインスリンをトイレで注射してこなくてはならないのです。 私の場合はインスリンを太ももに打っていたのですが、自分の家ならば誰の目も気にせずできます。でも、外のお店となると食事をする席でスカートをまくりあげてインスリンを打つなんてこともできないので、トイレでインスリンを打っていました。あまり慣れていないのでアタフタと……。 そして2時間後にはまた血糖値測定。気持ち的にはゆっくりランチもしていられません。 もちろん、家にいるときも、毎食ごとにこの繰り返しですからね。誰かと話すときには気丈に振る舞っていましたが、ひとりになるともう何もやる気が起きないほど精神的に疲弊していました。 この時期、妊娠10カ月に入り始めたころだったのでおなかが大きくて、週に一度の妊婦健診に行くだけでも動悸・息切れをするほど。こういうときにも、やはり年齢による体力のなさを感じました……。 そして腰痛に膝痛、恥骨痛。夜中にも胎動が激しくなって痛くて眠れなくなったり、貧血になって産婦人科から鉄剤を処方されたり、後期つわりで気分が悪くて食欲が落ちたり……。 ただでさえ大変な妊娠後期。この時期に妊娠糖尿病で常に血糖値に神経質になっていたのが本当につらかったんです……。ストレスはどんどん蓄積されていきました……。 次回は、やっと陣痛を来るのですが……その前にトラブル発生!まだしばらくこのお話にお付き合いください! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。
2020年12月07日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第6話です。 妊娠糖尿病と診断されて入院し、自分で血糖値を測ったりインスリンを自宅でも打てるように教えてもらってなんとかマスター。 そして、私の入院していた病院では糖尿病患者に向けた栄養指導というものがありました。何をどれだけ食べたら良いのか、「何g」と言われてもその量がピンときません。そこで栄養士さんは、食物のイラストが実物大で描かれたもので説明してくださいました。 たとえばお米だったらこのくらいというのが、実物大で見た目でわかるのですごく参考になりました。 私の場合は、妊娠後期で1日に2,250キロカロリーが必要だと言われましたが、2,250キロカロリーって、私にとってはかなり多いと感じる量です。たとえば朝ごはんのメニューの一部として60gのロールパンが4つ。4つも食べるの!? 「この量では一度に食べきれないです……」と栄養士さんに伝えると、次の食事から分食にしてもらえることになりました。1食分の量をを減らして、少し時間をおいてから間食を食べるということにしてもらいました。1日のトータルのカロリーは減らしません。 胎児のために必要な栄養分をしっかりとる。でも、血糖値は上がってしまうのでインスリンを使う。「妊娠糖尿病だからといって、炭水化物を極端に減らしたりしてはいけませんよ」。 妊娠糖尿病になったからといっても、妊娠中は胎児の発育に必要な栄養をとらなければいけないので、勝手に炭水化物を減らすなどはできないのです。ちゃんと必要な分だけ食べて、そのうえで血糖値をコントロールするのだそうです。 なるほど、そういうことか〜。何のために入院して、どういうことをするのか、入院前にももちろん説明はされていたのですが、急に入院することになった不安と焦りが大きくて「血糖コントロール」が何なのか、あまり理解できていなかったんです。 入院中に医師や看護師さんと話したり栄養士さんの説明を聞いて、やっと理解が追いついてきました。 でも、頭ではわかっていてもインスリン注射は嫌なものです! 「こういう食事にすると良いですよ」という具体例として、病院食の献立表などをもらったのが役に立ちました。それと、入院中に出された食事の写真をすべて撮っておいて、退院してから自分で料理をするときの参考にしました。 次回は、退院してからのことです。血糖値測定もインスリン投与も、陣痛が来るその日まで続けなければなりません! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。
2020年12月06日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第5話です。妊娠糖尿病で入院するとまず、自分専用の血糖値測定キットを渡されました。 血糖値は自分で計れるようになり、今度はインスリンを自分で打つ練習です。最初のうちは看護師さんが毎回注射器で打ってくれていました。普通のよくある注射器。 「もしかして私もこういう注射器で自分で打つのかな……?」「だとしたら大変すぎるし難しすぎる……無理……!」と思っていたら、渡されたのはペンシル型の簡単に操作できるものでした。 針は毎回使い捨てのものを装着し、注入する量が書かれたダイヤルを回して決定し、シャープペンの芯を出すみたいにお尻側から押すだけ。針はかなり細いです。毎食前に1日3回、看護師さんに方法を教えてもらって見てもらいながら、恐る恐る自分の太ももへブスっ!と刺します。 針は太ももの皮下脂肪1cmくらいの深さまで入ります。細くて鋭い針が刺さっていくのを見ていると怖いです! 私は皮下脂肪がとっても分厚いんですけどね! それでも怖いです! インスリンの注射はおなかの皮下脂肪に注射することが多いようですが、私の場合は妊婦なのでおなかに針を刺すのは抵抗があるので太ももに刺していました。 毎日インスリンの針を刺していた太ももには、針の痕がたくさん増えてだんだん痛々しくなってきます。 糖尿病患者で長くインスリンを使用している人には、インスリンを打ち続けた場所の皮下脂肪が固くなり「インスリンボール」というのができるそうです。 私の場合は「妊娠糖尿病だし、妊娠期間中だけの限定であってほしい」と思うけれど、それは産後に再度血液検査をしてみたいとわからないことです……。 「とにかく今は赤ちゃんのために、できることを頑張ろう!」そう思うしかありません。 このインスリン注射ですが、針が細くて使いやすくなっているとはいえ、痛点に触れてしまうとやっぱり痛いんです! 「どうか痛点に当たりませんように!」と思って打っていましたが、やはり何回かに一度は痛点に当たります……。毎回緊張してインスリンを打つ手が震えました。 いくら胎児のためとは言っても、こうやって毎日毎日自分で自分に針を刺す医療行為を続けるのは精神的にキツかったです! なんとか入院中に自分でインスリンを打てるようにマスターしました!退院してからも、家でこれを出産の当日まで続けなければいけないんです……。 次回は、入院中に受けた栄養指導のお話です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。
2020年12月05日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第4話です。妊娠糖尿病で入院するとまず、自分専用の血糖値測定キットを渡されました。 指の先から血を採取するために針を刺して、一滴の血を出して小さな測定器で血糖値を測定します。その測定値を「自己管理ノート」に記録していきます。 これを毎日6回(朝昼晩の食事の30分前と食後2時間値)測定できるように指導されました。血糖値の測定は簡単なのですぐにできるようになりました。 ただし、毎日6回も指先に針を刺すので指先が針の痕でぼろぼろです。針を刺す指を10本の指のどれかに毎回変えて、なるべく同じ箇所に針が当たらないようにしていました。 針は実際そんなに痛くはないのですが、刺す瞬間が少し怖いので毎回ドキドキします。バチンっという音がするのでビックリして指を少しひっこめてしまうんです。 そうすると失敗して、針が刺さらず血が出てきません。結局もう一度刺さなければいけないので、そうならないためににビビらないでいることがポイントです。 もちろん、表示される血糖値にも毎回ドキドキします。 ちなみに、針が皮膚にどれだけ深く刺さるかは穿刺器具のダイヤルで調節できますよ。「深く刺さり過ぎて痛い!」と思ったら調節できるんですが、まずは刺してみないと適度かどうかわからないというのが痛いところですけどね……!! 医師がその血糖値の記録を見て投与するインスリンの量を決めます。最初のうちは看護師さんがインスリンを打ってくれますが、入院中に自分で打てるように訓練するのです……。 妊娠糖尿病で入院中でも、通常通り産婦人科の定期健診はあります。妊娠糖尿病になると巨大児になる可能性があると言われて心配だったのですが、このころの定期健診では特に問題なく順調。発育は標準中の標準、成長曲線のど真ん中ですよなんて言われたり、胎動が激しくてエコーのときにはいつも元気ですね!なんて言われたり。心配しすぎていた私の気持ちとは裏腹に、赤ちゃんは無事に育っていてくれていました。 実はこのとき、心の中ではこう思っていました。「そんなに順調ならインスリンやらなくてもいいじゃない……?」 そういうワケにもいかないようで……。妊娠糖尿病によって難産になる可能性もあるそうなので、出産までのあいだ血糖コントロールでをして万全を期した出産にしましょうという方針になったのです。 さあ、次回はいよいよ自分でインスリンを打ちますよ~! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。
2020年12月04日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第3話です。 75gブドウ糖負荷試験のあとに妊娠糖尿病と診断されて、同じ大学病院の内分泌科の先生を紹介され受診することになりました。 診察室に入って担当の医師と話し始めるとすぐに、「入院してインスリンで血糖コントロールの方法を覚えましょう!」と言われ……。 「え~?!」 まさか入院するとは思っていなかった私は、声をあげて驚いてしまいました。 インスリンという名前は聞いたことがあるけれど、自分がそれを使うことになるなんて考えもしなかったのです。 妊娠糖尿病についての知識がほとんどなかったので、「食事療法か何かで血糖値を下げるのかな……?」なんて、勝手に思っていたのでした。 「血糖値が高いからといっても、妊娠中なので栄養を減らすことはせずに、出産までのあいだインスリンをうまく使って血糖コントロールしていきましょう」 血糖コントロール……? そう言われても私はすぐには理解が追いつかず、「え……入院するほど深刻な状態なの? 怖い……赤ちゃんは大丈夫なんだろうか……」という不安な気持ちしかありませんでした。 あれよあれよと次の週には入院することが決まり……。 ここの大学病院は慢性腎炎のときにも3回ほど入院したことのある病院なので、入院自体が初めてというわけではないのですが、「来週から入院ね!」と言われると焦るし怖いです! 急に入院と言われて不安で焦りましたが、もうすぐ臨月に入る時期だったので入院に備えての荷物の準備がしてあったのが幸いでしたけれど……。さて、次回からは入院中のお話になります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。
2020年12月03日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。 私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。 今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話、第2話です。 妊娠8カ月に入ったころ、定期健診での採血の結果を見て先生がちょっと顔をしかめました。「あれ~、血糖値高いね。あ、コレステロール値も。これは……もしかして……。一応、ブドウ糖負荷試験しておきましょうか」。 ギクッとしました。 体重が増えてもいいのはひと月に1kg程度と言われていたのにも関わらず、ここのところ体重がオーバーしていたからです。でもそれが原因とは限りません。 次の週に検査決定。75g経口ブドウ糖負荷試験って言ってたけど、何それ……? 検査前日は21時から絶食、検査当日はまず空腹時に採血、血糖値を測る。 次に、ブドウ糖液(かなり甘いサイダーのような味でした)を飲んだあと、30分後、1時間後、2時間後に採血、血糖値を測る、というものでした。 結果は……ほんの少しだけど数値がオーバー。ほんの少しでもオーバーしたらいけないんです。妊娠糖尿病と診断されました! あとから知りましたが、高齢出産のリスクの1つに妊娠糖尿病になりやすいことがあるそうです。高齢出産という心配をしながらもなんとかここまで順調に来られただけに、妊娠糖尿病と診断されてショックでした。 妊娠糖尿病になると赤ちゃんが巨大児になって難産になることがあるそうです。これまでの定期健診では、幸いにも、なにか問題があるなどの指摘を受けたことはなかったけれど、妊娠糖尿病と聞いて急に不安になってきました……。 「赤ちゃん大丈夫かな……」 私が通院していた大学病院は他の科との連携がスムーズ。このあとすぐに内分泌科の先生を紹介されました。 妊娠糖尿病と診断されてしまったら、どんなことが待っているのか……?次回に続きます! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。
2020年12月02日これからお話しさせていただくのは私が「妊娠糖尿病」を経験したお話なのですが、まずは今回は私の自己紹介から……。 私は40歳で入籍、41歳で妊娠しました。出産時は42歳。不妊治療をしていたわけでもなく赤ちゃんを授かったのは本当に奇跡的なことでした。 私が高齢で出産することになった理由の1つに、30代のころに「IgA腎症」という種類の慢性腎炎を患っていたということが関係しています。腎機能が低い状態で妊娠すると腎臓にかなり負担がかかり、腎炎が悪化するかもしれないと言われていました。 胎児にも影響が出る可能性もあるそうです。(流・早産、胎児発育不全、胎児死亡、後遺症など) そんなこともあり、30代のころはまずは自分の体を治すことが優先、ストレスなく健康で、自分の好きなことをして生きようと思っていました。子どものいる人生はあえて考えないようにしていました。 ステロイドパルス療法と扁桃摘出で治療はうまくいき、慢性腎炎は寛解。そして気づけば40歳も過ぎ……。 「すぐ疲れる、体がだるい、熱があるような気がする、胃が重くて気持ちが悪い。ああ、これはついに更年期障害の始まりかな……?」と思っていたらなんと妊娠。実はこれらは妊娠の初期症状でしたが、しばらくのあいだ本気で更年期障害かと思っていました。 赤ちゃんを授かったは良いけれど、こんな私が本当に産めるのか? 分娩時にちゃんと赤ちゃんを出してあげられる体力があるのか? 定期健診では胎児の発育はいつも順調と言われていましたが、私自身は常に不安でした。 そこでいつも相談に乗ってくれるベテラン助産師さんの言葉に救われました。「そんなの、ぜ~んぜん大丈夫! 若い人でも高齢の人でも産む体力なんて実はそんなに必要じゃないの。赤ちゃん自身が出ようとする力も加わるからね! ……まぁ、違いがあるとすれば…『産後の回復力』だね!」 なるほど、と思いました。それを聞いて少しだけ安心しました。「産後の回復力」はまったく自信がありませんが……。 その言葉通り、分娩時に私はほとんどいきむ力がいらないくらいで。赤ちゃんが出ようとする力が強すぎて子宮口が開くまで留めておくのが大変だったくらいです。 そして産後は心身ともにボロッボロ。若ければもっとはやく回復するんだろうなぁと実感することばかりでした。普段通りに生活ができるようになるまでに、私はなんと5カ月もかかりました。 そんな私が妊娠中に妊娠糖尿病になった経験をお話ししていきたいと思います。これからしばらくの間おつきあいいただけるとうれしいです! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。
2020年12月01日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第10話、最終話になります。ここまでお付き合いいただきまして本当にありがとうございます。 第1話で少し触れましたが、私は産後の心身が回復するまでに5カ月ほどかかってしまいました。出産時は42歳、高齢だから回復が遅いというのもあるかもしれませんが、妊娠糖尿病になったりしたストレスからパニック発作を起こしたことが響いていたのだと思います。 では、そこからどうやって回復していったのか……。出産直後は初めての育児でバタバタで、パニック発作のことを考える暇もないほどでした。それが1カ月ほど過ぎたころ、糖尿病の心配はなくなったものの、睡眠不足や慣れない育児の疲れやストレスが溜まってくると、また息苦しくなってしまったのです。思えば、妊娠がわかったときから高齢出産のさまざまなリスクに対する不安をずっと抱え続けていました。順調ですと言われても、どこか不安で常に神経質になっていました。 それに加えて妊娠糖尿病。赤ちゃんを無事に産むことを最優先にして血糖コントロールを頑張っていましたが、正直、逃げ出したくなるほどのストレスでした。そんな不安やストレスの積み重ねが、出産後に一気に噴出してしまったのかもしれません。夫が会社に行っているときにもしも自分が倒れてしまったら、この子はどうなるんだろう?考えるとよけいに不安で息苦しくなってきます。あ……、これはまずい……限界が来る前に助けを求めよう!ひとりで育児をすることに不安を覚えたので、しばらく実家に帰ることにしました。いきなり子どもを連れて帰省することになってしまったから、実家には迷惑をかけてしまうなぁ……と思って申し訳ない気持ちでいたのですが、孫と一緒に2カ月ほど過ごせたことを両親は楽しそうにしてくれていたので、私は勝手に「これは親孝行!」と思うことにしました。 母親に育児や食事のことをサポートしてもらいながら少しずつ回復。実家に帰省している間は両親や妹に子どもを見てもらったり、たまに来る兄夫婦にも遊んでもらったりしたおかげで、子どもはよく笑ってくれるようになりました。ああ~、あのときひとりで無理しないで人に頼ってよかった~! 住んでいるマンションに子どもと一緒に戻ってきたころは産後4カ月。睡眠時間がまとめて取れるようになってきて、私の身体はほとんど回復していましたが、精神的にはまだまだ不安がありました。 そして5カ月が過ぎたころ、育児に慣れてきて少しだけ精神的余裕が生まれてきました。子どもを寝かしつけてから絵を描くことを再開しました。もともと趣味で描いていたのですが、子どもが生まれたら忙しくてそれどころじゃないだろうと思ってやめてしまっていたんです。 自分の好きなことを少しでもできる時間が持てると、みるみるうちに精神的にも回復してきました。子どもの成長を見守りながら、自分の好きな絵を描くことで記録する。これが私の一番の楽しみです。 そういうことを続けていたら、パニック発作が起こらなくなってきました。長くかかりましたがようやく自分でも回復してきた実感を得ることができました。そして、このマンガコラム描かせていただいている今に至ります。 ここまでの体験記をお読みいただきまして、本当にありがとうございました!この記事がどなたかのお役に少しでも立てたなら幸いです! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪ 著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。Instagram:@juno_0421
2019年04月17日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第9話です。 血糖コントロールを続けながら、ついに無事に出産。これでいったんインスリンとはオサラバ! 妊娠糖尿病と診断されてからここまで、本当にしんどかったです……。 あまりにもこの妊娠後期がつらかったので、本来なら陣痛と分娩の痛みを気にするところですが私はインスリンや息苦しさからの開放感でいっぱいで、痛みなんて吹っ飛んでしまいました。 でも、これですべてが終わったわけではありません。産後の入院中も血糖値の検査は継続。 妊娠糖尿病は、ほとんどの人は出産をして胎盤が外に出れば血糖値は通常通りに下がるらしいのですが、私はどうなのだろう……?まれにそのまま糖尿病になる場合もあるそうなので安心はできません。 退院のときには医師から「この数値なら大丈夫そうですね」と言われました。「大丈夫そうですね」とあいまいに言ったのは、これでハッキリと「糖尿病ではない」とお墨付きをもらったわけではないからです。まだこれで終わりではないのです。 1カ月後に採血しますのでまた来てくださいと言われました。退院して家に帰れば育児がスタート。3時間おきのミルクタイムがあるので昼も夜もまともに眠れず、自分の食事もままならない状態では、せっかく栄養指導を受けたのに健康的な食事なんて作れません!そこで、実家から母親に来てもらってしばらくの間ごはんの準備など手伝ってもらっていました。 今度の検査でも引っかかったらどうしよう……。妊娠糖尿病からの糖尿病になっちゃったらどうしよう……。 育児が始まったばかりで手一杯なのに、またあのインスリン投与生活になってしまったら……どうしよう!!ちゃんと「大丈夫ですよ」と言ってもらえるまでは心配です。 そして1カ月後の検査の結果は……正常値で問題ないとのことでした!よかった……よかった……!!! ここまでやって、やっと妊娠糖尿病は終了です。妊娠後期から出産、そして産後1カ月までは不安の連続のジェットコースターのような日々でした! 次回は最終回、出産後から今に至るまでのことです。どうぞもうしばらくお付き合いください。 ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。Instagram:@juno_0421
2019年04月16日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第8話です。 妊娠糖尿病で入院していたときは、毎日担当の医師が血糖値を見ながらインスリンの量(単位という言い方をします)を決めてくださっていました。 退院後は1週間に1度通院し、診察の際に自己管理ノートに記録していた1週間分の血糖値を見てもらって、次の1週間はこのインスリンの量にしてくださいということが決まります。 ただし、このインスリンの量は必ずしも一定ではなく、食前の血糖値がもし下がり過ぎていたら◯単位下げてくださいとも言われていたので、じょうずに血糖コントロールをするにはいつも血糖値を気にしていなければなりません。血糖値が低くなりすぎれば、低血糖を起こす恐れがあるからです。(もちろん、低血糖になったときにはどう対処するかという方法も入院中に指導を受けていました) 「あ~……毎日毎日食事のたびにインスリン……早くこの生活が終わればいいなぁ……早く陣痛来て……早く赤ちゃん出てきて……」 出産予定日が近づくころには、花粉症の息苦しさやいろいろなストレスでパニック発作を起こしたりして、本当に大変だったんです!インスリンだけがストレスだったのではなく、もうすぐ出産という不安や心配事が積み重なってのことだと思います。ストレスって怖いですね……。 パニック発作を起こすと「息が吸えない」と考えてしまって「呼吸の仕方がわからない」っていう感覚に陥るんですよ……。生きている心地がしません! すぐに同じ大学病院の精神科の先生を紹介していただいて受診。処方していただいた薬でどうにか症状を落ち着けていました。 それでもどうにか毎日やるべきこと(食べる、寝る、血糖値測定、インスリン投与)をこなし、はやく1日が過ぎ去ってほしいと思いながら過ごしていたある日。その日は自分の誕生日だったのですが、まったくハッピーな気分にはなれません。いつもどおり食事前にはインスリンを……。……と思っていたら、陣痛が! やっと来たか~! という思いもあり、初めてのことで陣痛の間隔がうまく測れないということもあり、一度病院に陣痛タクシーで向かったんですが……。 「う~ん……まだ子宮口が1cmくらいしか開いていません」ということでいったん帰らされるという、フライングをやってしまいました!!そしていったん家に帰ったのですが、すぐに陣痛の間隔が狭まってまた病院へとんぼ返り。 そんなこともありつつ、なんとか無事出産。やっと赤ちゃんに会うことができました! いざ出産となると不思議とパニック発作は出ませんでした。自分でも信じられないほど冷静。 妊娠糖尿病になると赤ちゃんが巨大児になって難産になることがあるそうですが、私の場合はもうすでに診断されたときに妊娠8カ月目に入っていたので、そこから急に巨大児になることもありませんでした。血糖コントロールもうまくいったので幸い難産になることもありませんでした。 さて次回は……。まだまだ産後の血糖値が正常であることがわかるまでは、妊娠糖尿病は終わりではないのです! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。Instagram:@juno_0421
2019年04月15日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第7話です。 妊娠糖尿病と診断されて入院し、自分で血糖値を測ったりインスリンを自宅でも打てるように教えてもらってなんとかマスター。栄養士さんからの食事指導も受けて、退院しましたが……。 家に帰ってからも、赤ちゃんが生まれるその日まで血糖値測定とインスリン投与を続けなければなりません。 例えばカフェやレストランで友だちとランチ。生まれたらバタバタでしばらくはランチなんて行けないですからね、出産までの残り少ない時間に外食でもして友だちとたくさん話したりしたいものです。 そういうときでも、血糖値測定キットとインスリンと針、アルコール消毒綿のセットが欠かせません。 お店に着いたらまずは食前の血糖値測定。もちろん、事前に友人には妊娠糖尿病であることと食事の際にやるべきことを伝えてはいましたけど、実際に目にすると驚いていたようです。 そして料理が運ばれてきたら、食べる直前にインスリンをトイレで注射してこなくてはならないのです。 私の場合はインスリンを太ももに打っていたのですが、自分の家ならば誰の目も気にせずできます。でも、外のお店となると食事をする席でスカートをまくりあげてインスリンを打つなんてこともできないので、トイレでインスリンを打っていました。あまり慣れていないのでアタフタと……。 そして2時間後にはまた血糖値測定。気持ち的にはゆっくりランチもしていられません。もちろん、家にいるときも、毎食ごとにこの繰り返しですからね。誰かと話すときには気丈に振る舞っていましたが、ひとりになるともう何もやる気が起きないほど精神的に疲弊していました。 この時期、妊娠10カ月に入り始めたころだったのでおなかが大きくて、週に一度の妊婦健診に行くだけでも動悸・息切れをするほど。こういうときにもやはり年齢による体力のなさを感じました……。そして腰痛に膝痛、恥骨痛。夜中にも胎動が激しくなって痛くて眠れなくなったり、貧血になって産婦人科から鉄剤を処方されたり、後期つわりで気分が悪くて食欲が落ちたり……。 ただでさえ大変な妊娠後期。この時期に妊娠糖尿病で常に血糖値に神経質になっていたのが本当に辛かったんです……。ストレスはどんどん蓄積されていきました……。 次回は、やっと陣痛を来るのですが……その前にトラブル発生!まだしばらくこのお話にお付き合いください! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。Instagram:@juno_0421
2019年04月14日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第6話です。 妊娠糖尿病と診断されて入院し、自分で血糖値を測ったりインスリンを自宅でも打てるように教えてもらってなんとかマスター。そして、私の入院していた病院では糖尿病患者に向けた栄養指導というのがありました。 何をどれだけ食べたら良いのか、「何g」と言われてもその量がピンときません。そこで栄養士さんは、食物のイラストが実物大で描かれたもので説明してくださいました。 たとえばお米だったらこのくらいというのが、実物大で見た目でわかるのですごく参考になりました。私の場合は、妊娠後期で1日に2,250キロカロリーが必要だと言われましたが、2,250キロカロリーって、私にとってはかなり多いと感じる量です。たとえば朝ごはんのメニューの一部として60gのロールパンが4つ。4つも食べるの!? 「この量では一度に食べきれないです……」と栄養士さんに伝えると、次の食事から分食にしてもらえることになりました。1食分の量をを減らして、少し時間をおいてから間食を食べるということにしてもらいました。1日のトータルのカロリーは減らしません。 胎児のために必要な栄養分をしっかり摂る。でも、血糖値は上がってしまうのでインスリンを使う。「妊娠糖尿病だからといって、炭水化物を極端に減らしたりしてははいけませんよ」 妊娠糖尿病になったからといっても、妊娠中は胎児の発育に必要な栄養を摂らなければいけないので、勝手に炭水化物を減らすなどはできないのです。ちゃんと必要な分だけ食べて、そのうえで血糖値をコントロールするのだそうです。 なるほど、そういうことか〜。何のために入院して、どういうことをするのか、入院前にももちろん説明はされていたのですが、急に入院することになった不安と焦りが大きくて「血糖コントロール」が何なのか、あまり理解できていなかったんです。 入院中に医師や看護師さんと話したり栄養士さんの説明を聞いて、やっと理解が追いついてきました。 でも、頭ではわかっていてもインスリン注射は嫌なものです! 「こういう食事にすると良いですよ」という具体例として、病院食の献立表などをもらったのが役に立ちました。それと、入院中に出された食事の写真をすべて撮っておいて、退院してから自分で料理をするときの参考にしました。 次回は、退院してからのことです。血糖値測定もインスリン投与も、陣痛が来るその日まで続けなければなりません! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。Instagram:@juno_0421
2019年04月13日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第5話です。妊娠糖尿病で入院するとまず、自分専用の血糖値測定キットを渡されました。 血糖値は自分で計れるようになり、今度はインスリンを自分で打つ練習です。最初のうちは看護師さんが毎回注射器で打ってくれていました。普通のよくある注射器。 もしかして私もこういう注射器で自分で打つのかな……?だとしたら大変すぎるし難しすぎる……無理……!と思っていたら、渡されたのはペンシル型の簡単に操作できるものでした。針は毎回使い捨てのものを装着し、注入する量が書かれたダイヤルを回して決定し、シャープペンの芯を出すみたいにお尻側から押すだけ。針はかなり細いです。毎食前に1日3回、看護師さんにやり方を教えてもらって見てもらいながら、恐る恐る自分の太ももへブスっ! と刺します。針は太ももの皮下脂肪1cmくらいの深さまで入ります。細くて鋭い針が刺さっていくのを見てると怖いです! 私は皮下脂肪がとっても分厚いんですけどね! それでも怖いです! インスリンの注射はおなかの皮下脂肪に注射することが多いようですが、私の場合は妊婦なのでおなかに針を刺すのは抵抗があるので太ももに刺していました。毎日インスリンの針を刺していた太ももには、針の痕がたくさん増えてだんだん痛々しくなってきます。 糖尿病患者で長くインスリンを使用している人には、インスリンを打ち続けた場所の皮下脂肪が固くなり「インスリンボール」というのができるそうです。 私の場合は「妊娠糖尿病だし、妊娠期間中だけの限定であってほしい」と思うけれど、それは産後に再度血液検査をしてみたいとわからないことです……。「とにかく今は赤ちゃんのために、できることを頑張ろう!」そう思うしかありません。 このインスリン注射ですが、針が細くて使いやすくなっているとはいえ、痛点に触れてしまうとやっぱり痛いんです!「どうか痛点に当たりませんように!」と思って打っていましたが、やはり何回かに一度は痛点に当たります……。毎回緊張してインスリンを打つ手が震えました。 いくら胎児のためとは言っても、こうやって毎日毎日自分で自分に針を刺す医療行為を続けるのは精神的にキツかったです! なんとか入院中に自分でインスリンを打てるようにマスターしました!退院してからも、家でこれを出産の当日まで続けなければいけないんです……。 次回は、入院中に受けた栄養指導のお話です。 ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。Instagram:@juno_0421
2019年04月12日ベビーカレンダーをご覧のみなさん、こんにちは。2018年4月生まれの男の子を育てています、じゅのです。今回は、妊娠糖尿病になってしまったお話の第4話です。妊娠糖尿病で入院するとまず、自分専用の血糖値測定キットを渡されました。 指の先から血を採取するために針を刺して、一滴の血を出して小さな測定器で血糖値を測定します。その測定値を「自己管理ノート」に記録していきます。 これを毎日6回(朝昼晩の食事の30分前と食後2時間値)測定できるように指導されました。血糖値の測定は簡単なのですぐにできるようになりました。 ただし、毎日6回も指先に針を刺すので指先が針の痕でぼろぼろです。針を刺す指を10本の指のどれかに毎回変えて、なるべく同じ箇所に針が当たらないようにしてました。 針は実際そんなに痛くはないのですが、刺す瞬間が少し怖いので毎回ドキドキします。バチンっという音がするのでビックリして指を少しひっこめてしまうんです。そうすると失敗して、針が刺さらず血が出てきません。結局もう一度刺さなければいけないので、そうならないためににビビらないでいることがポイントです。 もちろん、表示される血糖値にも毎回ドキドキします。 ちなみに、針が皮膚にどれだけ深く刺さるかは穿刺器具のダイヤルで調節できますよ。「深く刺さり過ぎて痛い!」と思ったら調節できるんですが、まずは刺してみないと適度かどうかわからないというのが痛いところですけどね……!! 医師がその血糖値の記録を見て投与するインスリンの量を決めます。最初のうちは看護師さんがインスリンを打ってくれますが、入院中に自分で打てるように訓練するのです……。 妊娠糖尿病で入院中でも、通常通り産婦人科の定期健診はあります。妊娠糖尿病になると巨大児になる可能性があると言われて心配だったのですが、このころの定期健診ではとくに問題なく順調。発育は標準中の標準、成長曲線のど真ん中ですよなんて言われたり、胎動が激しくてエコーのときにはいつも元気ですね!なんて言われたり。心配しすぎていた私の気持ちとは裏腹に、赤ちゃんは無事に育っていてくれていました。おそらく、もう妊娠8カ月に入ってからの妊娠糖尿病という診断だったので巨大児にならずに済んだのかもしれません。 実はこの時、心の中ではこう思っていました。「そんなに順調ならインスリンやらなくてもいいじゃない…?」そういうワケにもいかないようで……。妊娠糖尿病によって難産になる可能性もあるそうなので、出産までのあいだ血糖コントロールでをして万全を期した出産にしましょうという方針になったのです。 さあ、次回はいよいよ自分でインスリンを打ちますよ~! ✿❀ベビカレ春のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事をいつもより増量し、毎日5本以上お届けする期間限定の“マンガ祭り”開催中! 人気のレギュラー連載6作品に加え、新たにゲスト連載10作品が登場します♪著者:イラストレーター じゅの2018年生まれの、自分と同じ誕生日の男の子の母。元グラフィックデザイナー。高齢出産、慢性腎臓病、妊娠糖尿病、そして出産間際にパニック発作を経験。インスタグラムにて育児絵日記・漫画を更新中。Instagram:@juno_0421
2019年04月11日