動物保護施設で暮らす猫や犬たちは、毎日をどんな気持ちで過ごしているのでしょうか。外に出ることも、自由に走り回ることもできない狭い部屋の中では、喜びを感じることは難しいだろうと推測します。猫が大好きなアリッサ・キーリングさんがアニマルシェルターを訪れた時、オーティというオス猫が彼女の目に留まりました。ケージの中で横になっているオーティは、見るからにうんざりしている様子。まるで「どうせ自分は一生このケージの中にいるんだろうな」と希望を失っているように見えました。しかし、アリッサさんはオーティに特別なものを感じたのでしょう。彼女はその日、オーティを家族に迎えることに決めたのです。あんなに不機嫌そうだった猫が?ウェブメディア『The Dodo』によると、アリッサさんが里親の手続きなどをしている間も、オーティの様子は変わらなかったそう。ところが、家に着いたとたん、まるでスイッチが入ったかのようにオーティの態度が急変したのです!@henrysthoughts The power of adopting a pet. Otie has added so much magic to my life just by being himself. ❤️#adoptdontshop #adoptionstory #adoptionstorytime #fyp #fypcat #weirdcat #catadoption #catlove #catsoulmate ♬ Benny and Chiquitita - reymifasolアリッサさんや先住猫にぴったりと寄り添って、至福の表情を見せるオーティ。「ああ、幸せだニャー」という、心の声が聞こえてきそうです!シェルターにいた時とは別の猫のようなオーティの激変ぶりに、喜びの声が上がっています。・あの悲しそうな猫が、こんなにかわいかったなんて!・嬉しくて涙が出た。よかったね、オーティ!・この猫はあなたのことが大好きだね。里親になってくれてありがとう。 View this post on Instagram A post shared by Henry (@henrysthoughts) アリッサさんは動画に「オーティは自分らしくいるだけで、私の人生にたくさんの魔法をもたらしてくれました」とつづっています。動物保護施設では、人懐っこくて愛らしい性格の動物のほうが、里親が決まりやすいといわれます。オーティの不機嫌そうな態度は、里親希望者にあまりいい印象を与えていなかったかもしれません。しかし、アリッサさんはオーティの本来のかわいらしさを見抜いていたのでしょう。ケージの中で、暗い表情をしていたオーティ。一発逆転のハッピーエンドになりましたね![文・構成/grape編集部]
2022年08月16日子どもの機嫌が直らないときはどう対処すればいい?思い通りにならなかったり怒られたりすると、すぐにふてくされる4歳の息子。機嫌を取っても放っておいても直りません。登園前など時間に追われているときも頑として動こうとしないので困っています。[埼玉県・杏]illustrationHAYASHI Yumi気持ちに共感して普段通りの対応をふてくされているときは穏やかにあっさり対応するに限ります。子どもの気持ちに共感して、「本当はこうしたかったね」「パンよりご飯が食べたかったんだね」と代弁すると落ち着きやすくなります。時間があるときに「ご機嫌を直すにはどうしたらいいかな?クマさんを抱っこしてみる?」と、機嫌を直す方法を一緒に話し合っておくといいですね。子どもの機嫌に左右されたりイライラしてしまったりせず、お母さんが普通にしていると、子どもはいつものペースに戻りやすくなります。登園前も普段通りに支度をして、「さあ、出かけるよ」と言ってあげてください。結局、自分の機嫌を直すのは子ども自身の課題なんですよね。子どもにも機嫌を悪くする権利はあるけれど、機嫌を直す責任もあるよ、ということを親の態度から学んでいけば、少しずつ感情をコントロールできるようになっていきます。アドバイザー 中垣俊子さん認定心理士。保育士。女性のためのカウンセラー「コルネット」主催。民間学童保育「アドラーこども学校」校長。著書に「子どもが伸びるいいわがまま 心を荒らすわるいわがまま」(PHP研究所)。
2017年04月13日