お弁当版「瞬食ダイエット」株式会社徳間書店は3月13日、ダイエット界をリードする保健師・松田リエさんの『3ステップで簡単!まんぷく弁当瞬食ダイエット』(税込 1,650円)を発売した。松田リエさんは、これまで3,000人のダイエットを成功させたダイエット界の先導者。同書はそんな松田さんの教室を訪れる生徒さんからの要望により誕生した「瞬食ダイエット」のお弁当版だ。運動ゼロ、我慢ゼロ、細かいカロリー計算ゼロ!ダイエットというと、「食事制限」「味気ない」「食材の手配が面倒」などのネガティブな印象があるが、同書では我慢は一切必要ない。ダイエットとしながらも、お腹いっぱい食べてもやせられるお弁当のレシピで、簡単で満足できる弁当を3ステップで作ることができる。同書のパート1では、「まんぷく弁当」の秘密を公開。パート2では、タイプに合わせてマネするだけでOKの「まんぷく弁当」レシピがタイプごとに各1週間分掲載されている。パート3には、10分で完成する「まんぷく弁当」の完全実況やヘビロテ食材、やせ効果アップ調味料のBEST4を掲載。パート4では、「まんぷく弁当」の理論編が掲載され、レシピをロジカルに理解できるようになっている。(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:報道用資料
2024年03月23日都内を中心に活動するポップロックバンド・まんぷくが、本日11月22日(水) に配信リリースした新曲「吹くからに」のMusic Videoを公開した。「吹くからに」は、誰一人として知り合いのいない街へ突然転勤になった時のなんとも言えないさびしさや孤独感を、メンバーの実話をもとに描いた楽曲。秋から冬への季節の移り変わりと歌で表現される心情がマッチし、うなだれた心が前を向く瞬間を捉えた1曲となっている。公開されたMVは、これまで「あの頃のまま」「この星空からはじまって」「伝えたいこと」と、まんぷくのすべてのビデオを手がけてきた宮下太輔が監督を務めた。また、12月7日(木) にはバンド初のホールワンマンライブを地元である東京・小金井の小金井宮地楽器ホール(小ホール)で開催する予定だ。まんぷく「吹くからに」MV<リリース情報>まんぷく「吹くからに」配信中まんぷく「吹くからに」ジャケット配信リンク:<ライブ情報>まんぷくLIVE ホールワンマン12月7日(木) 東京・小金井宮地楽器ホール(小ホール)開場18:00 / 開演19:00チケット料金:自由席2,500円(+当日別途1ドリンク500円)関連リンク公式HP:リンクまとめ:::::
2023年11月22日穏やかにゲストを出迎えてくれる、看板のない料理店旬菜・旬魚にこだわり、趣向を凝らした料理に舌鼓多彩な日本酒や器が、和の味わいを引き立てる穏やかにゲストを出迎えてくれる、看板のない料理店華美な装飾は一切なし、穏やかな風情が感じられる外観大阪メトロ今里駅から徒歩2分のところに、ひっそりと佇む日本料理店。看板はなく、和の風情漂う格子と朱色の暖簾のみが目印です。くつろぎの空間で、旬菜・旬魚を使用した季節感あふれる料理と、こだわりの日本酒がいただける、まさに隠れ家的なお店。扉を開けると、やさしい店主が笑顔で迎えてくれます。和やかな雰囲気に包まれた店内には、掘りごたつのカウンター席も店内は、靴を脱いで上がるスタイル。自宅にいるような感覚で、心穏やかに過ごせる和の空間です。カウンター席は掘りごたつ式になっていて、お一人さまやカップルでのご利用にオススメ。店主との会話を楽しみながら、おいしい料理と日本酒に酔いしれることができます。ビジネス利用や気の合う仲間との集まりなら、セミプライベート仕様のテーブル席へどうぞ。旬菜・旬魚にこだわり、趣向を凝らした料理に舌鼓メニューは店主のおまかせコースのみ。月ごとに献立が変わるので、訪れるたびに新しい料理に出合えるのも楽しみの一つです。店主の芦田さんが生み出すのは、日本料理の基本と伝統を守りつつも、趣向を凝らした華やかな料理の数々。ここでは、その中からオススメの2品をご紹介します。『棒寿司』季節によって、鯖や鯵、鮎なども味わえる『棒寿司』多彩な料理の中でも、脂が乗った季節の魚でつくる『棒寿司』は、お店を代表する名物メニュー。酢で軽くしめた鮮魚と酢飯のバランスが絶妙で、口の中でふわっとほどけていく食感が幸せを運んでくれます。写真は、島根県産の「どんちっちアジ」を使用していますが、鯖や鮎なども登場します。『殻付きウニ』自然の姿そのままに味わうダイナミックさも人気の『殻付きウニ』初夏を迎える頃に毎年登場する、常連さんお待ちかねの逸品『殻付きウニ』。活のままで捌いたウニを、前菜やお造りとして提供。殻も器として使うダイナミックなスタイルで、夏の風物詩として人気を博しています。ほかにも、ウニを使った絶品メニューが用意されているので、要チェックです。多彩な日本酒や器が、和の味わいを引き立てる多彩な銘柄が揃う日本酒は、初心者でも飲みやすいものが多い料理と同様に、店主のこだわりが光るのが日本酒。純米酒系統を中心に、40~50種ほどの銘柄を揃えています。料理との相性はもちろん、冷酒・冷や・燗など、各々の飲み方に合うものをアドバイスしてもらえるので、気軽にご相談を。ガラス、陶器、磁器と多彩に用意された酒器の中からお気に入りを見つけるのも、宝探しのようです。落ち着いたテーブル席は、ビジネス利用にも最適四季折々の日本料理とともに、和の文化にも親しんでもらえるよう、きめ細かな配慮をすみずみに。上品な装飾が美しい障子や、手にしっくりと馴染む器など、一つ一つにおもてなしの心があふれています。海外ゲストとの親睦を深める場としても、ぜひオススメしたい空間です。おいしい料理と日本酒をいただきながら、和の魅力にひたってみてはいかがでしょうか。季節の逸品と店主こだわりの日本酒で、訪れるゲストを魅了し続ける【酒肴大阪まんぷく堂】。毎月変わる華やかな日本料理を、肩ひじ張らずに楽しめる一軒です。料理人プロフィール:芦田テツオさん1969年兵庫県生まれ。飲食店のアルバイトを経験後、本格的に料理の勉強をスタート。創作料理・中華料理など多岐にわたるジャンルに携わリ、2003年に【酒肴 大阪まんぷく堂】を開業。当初は中華風な料理も多かったが、現在は和をベースにした料理を主体に提供。時代のトレンドも取り入れながら、料理人として日々進化を続けている。酒肴大阪まんぷく堂【エリア】鶴橋【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】今里駅 徒歩2分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年10月03日“おいしい” “ワクワク” “ハッピー” をお届けするライフコーポレーションでは、近畿圏店舗で3月に新発売した「まんぷく焼肉セット」シリーズが累計販売数4万個を突破いたしました。最高気温が30度近くになる日も続き、元気を出したい時に食べたくなる「焼肉」。近畿圏店舗で3月から発売している「まんぷく焼肉セット」シリーズは、1パックで牛肉と豚肉がそろい、“おうち焼肉やバーベキューにぴったり” と大変ご好評をいただいております。お買い得価格でお肉をたっぷり詰め合わせた「まんぷく焼肉セット」シリーズは、近畿圏ライフ153店舗の畜産売り場で販売しております。販売店舗近畿圏ライフ153店舗※ビオラル各店舗・セントラルスクエア各店舗・Miniel西本町店を除く商品ラインナップ『金』のまんぷく焼肉セット<内容量>500g<価格>1,580円(税込1,706円)【100gあたり約316円(税込約341円)】<商品内容>・オーストラリア産牛肉バラ鉄板焼(200g)・オーストラリア産牛肉バラ(100g)・アメリカ産豚肉バラ(100g)・アメリカ産豚肉肩ロース(100g)『銀』のまんぷく焼肉セット<内容量>500g<価格>1,280円(税込1,382円)【100gあたり約256円(税込約276円)】<商品内容>・オーストラリア産牛肉バラ鉄板焼(200g)・アメリカ産豚肉バラ(200g)・アメリカ産豚肉肩ロース(100g)開発者の思いお客様にお腹いっぱいライフのお肉を召し上がっていただきたいと思い、お買い得価格のボリュームパックをご用意いたしました。「まんぷく焼肉セット」は、『金』『銀』ともに牛肉と豚肉が1パックに入っていて、いろいろなシーンでお手軽に焼肉をお楽しみいただけます。ぜひお試しください!まんぷく焼肉セットにはTVでも紹介されたこの商品がおすすめ!<商品名>ライフプレミアムごま油の風味が香る焼肉のたれ<内容量>245g<価格>358円(税込386円)<販売店舗>ライフ285店舗の調味料売り場※Miniel西本町店・ビオラル丸井吉祥寺店・ビオラル下北沢駅前店を除く<特徴>香川県小豆島産の醤油に、本場愛知県のたまり醤油をブレンドし、愛知県三河地域で製造した本みりんを使用して上品な甘味に仕上げました。隠し味として、青森県産にんにく・青森県産りんご果汁・老舗蔵元の純米酒を使用し、味に深みをもたせています。『ライフらしさ』宣言!株式会社ライフコーポレーションは、第六次中期計画において当社が目指す姿を『ライフらしさ』宣言!と明文化いたしました。お客様にとっても従業員にとっても『私の生活に欠かせない存在』『私のお店』になりたいという想いと意志が込められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月27日コメダ珈琲店といえば、ボリュームたっぷりで『写真より料理がでかい』といわれる人気の店です。そのコメダ珈琲店で、『野菜たっぷり!まんぷくプレート』というメニューを発見しました。あのコメダ珈琲店が『まんぷく』といってしまうプレートとは、一体どれほどのボリュームなんでしょうか。まんぷくプレートの中の『ジャーマン』というメニューにトライしてみることにしました。皿がデカすぎる!運ばれてきたまんぷくプレートは、「おいおい」といいたくなるほど大きな皿に、山盛りのキャベツサラダ、ポテトサラダ、トマトときゅうり、パンが2つ、ソーセージが4本並んでいました。比較としてタバスコを置いてみましたが、タバスコがミニサイズに見えるほどプレートが巨大です。横から見るとキャベツサラダの山盛り感が伝わるでしょうか。ソーセージもツヤツヤしており肉感たっぷりです。パンには切れ目が入っており、そこにはバターが塗りこまれていました。ふわふわのパンにバターがしみこみ、これだけでもおいしく食べられますが、せっかくなのでソーセージをはさんで食べてみます。パンからソーセージがはみ出してしまいました。かぶりつくと、パンの甘みにソーセージの肉汁が絡んで最高においしい!かなりのボリュームでしたが、野菜が多いのと、いろんな味を楽しめるということで、なんとか完食することができました。しかし、「もう晩ご飯いらないよ」というくらい満腹。これで820円は安すぎます。コメダ珈琲店の本領を発揮してくれたまんぷくプレート、お立ち寄りの際はぜひ試してみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年08月28日NHK連続テレビ小説『まんぷく』で「ユーアービッグビッグライスカレー、オッケー」と、めちゃくちゃな英語でオーダーを確認するのが、喫茶店「パーラー白薔薇」のマスター・川上アキラ。そんなマスターのボケに、鋭くツッコミを入れる妻のしのぶ。毎朝のように繰り広げられる、まるで夫婦漫才のような掛け合いが、あと少しで見られなくなる……と、早くもロスに陥りかけている人も多いのでは?2人を演じる加藤雅也(55)と牧瀬里穂(47)に、名物キャラの誕生秘話を聞いた。加藤「『まんぷく』の撮影楽しかったね」牧瀬「はい。私は久しぶりのドラマだったので、最初に現場へ行ったときは、知っている役者さんばかりだ、って興奮しました(笑)。関西弁には最後まで悩みましたが……」加藤「いやいや、完璧にやってたじゃない。関西に住んでる辛口の友達が『関西の役者さんみたいに見える、オッケー』って言うてたし」牧瀬「本当ですか?うれしいです。朝ドラの影響力はすごいですよね。私の周りにも『ユーアー○○、オッケー』って言われたい人がいます」加藤「娘(8歳)の同級生からも言われたりする。変な英語なのに(苦笑)。アキラって人は変わり者だし、アメリカに憧れていた人だから、面白いかなと思ったんだよね。NHKにもちゃんと『間違った英語だけど大丈夫ですか?』って確認取ったし」牧瀬「『パーラー白薔薇』のシーンは遊び心がいろいろあって、お店に飾ってある私たち夫婦の昔の写真も、3パターンあったんですよね」加藤「牧瀬センセイ、楽しそうに着替えて撮っていたみたいで」牧瀬「いえいえ、兄さん(加藤)がノリノリだったって聞いていますよ(笑)。世良さん(桐谷健太)との掛け合いも、仲よしの友達みたいで楽しかったです」加藤「健太はどうボケてもちゃんと返してくれるから、アキラのキャラが濃くなったのはそのせいもあるのかな」牧瀬「ラストでは、私たちの結末もきちんと描いてくれてましたよね」加藤「長年連れ添った夫婦だからこそ出てくるいいセリフもあったね。打ち上げも今まででいちばん楽しかったな」牧瀬「2次会で若いADさんが松坂慶子さんの『愛の水中花』をモノマネをしながら歌いだして」加藤「それを受けて、松坂さんも歌ってくれたもんね。鈴さん(ヒロイン福子の母)役も見事だった。立派なコメディエンヌを演じていらして」牧瀬「本当、すごいです。大先輩だけど、素顔もかわいい方で」加藤「牧瀬センセイも、役を離れるとめちゃくちゃ若くてびっくりした」牧瀬「現場では、『いつ老眼鏡にする?』なんて2人で相談したりしてましたけど(笑)」加藤「女優さんはキレイなままがいいけど、男は太ったら太ったで味になるし、禿げたら禿げたで個性になる。禿げたりしないように努力はするけど。いつまでも若い顔して『おっさんベイビー』みたいじゃ、おかしいでしょ」牧瀬「フフフ、その表現、面白いです。うちの旦那さんはテレビをほとんど見ない人なんですけど、家に置いてあった『まんぷく』の台本を見つけて“あ、『まんぷく』だ、すごい!”って。萬平さんのいつまでも夢を追いかける姿勢に引かれるみたいです」加藤「そうだよ。僕らもいろんな新しいことやっていこうよ。2人で吉本新喜劇の舞台に出るとかさ」牧瀬「えー!役づくりのために毎週見てましたけど、すごい世界ですよね。これ見て育つと兄さんみたいな“お笑い魂”の人になるんだ、って納得したけど(笑)」加藤「牧瀬センセイも、関西魂バリバリのしのぶちゃんを演じきったから大丈夫。出るなら今年だよ!」牧瀬「あー、また緊張してきました(笑)」
2019年03月25日女優の安藤サクラが主演を務めるNHK連続テレビ小説『まんぷく』(毎週月~土曜8:00~)の第104回が、きょう4日に放送される。第19週「10歩も20歩も前進です!」の初回。萬平(長谷川博己)の「お湯をかけるだけで食べられるラーメン」作りは難航。麺の味付けと常温保存する方法に悩む。福子(安藤サクラ)は萬平のラーメン作りを手伝いつつ、子供たちの相手でヘロヘロ。さらには香田家の忠彦(要潤)の絵画モデル騒動に巻き込まれる。いきなり踊り始めたり、奔放な発言をしたりするモデルに鈴(松坂慶子)たちは呆然。どうしたらいいのかわからない。そこで福子が渦中のモデルと面会することになって・・・。連続テレビ小説第99作となる同作は、戦前から高度成長期の大阪を舞台に、「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の知られざる物語を描くドラマ。青年実業家・萬平(長谷川博己)と妻・福子(安藤サクラ)は、何度も失敗してはどん底から立ち上がる“敗者復活戦”を繰り返した末に世紀の大発明へとたどりつく、人生大逆転の成功物語だ。(C)NHK
2019年02月04日「僕の実家は撮影現場と同じ大阪府。両親も、『まんぷく』を見てくれていますし、父は毎朝、ドラマを見てから出勤していて時間ギリギリになるそうです。バイク通勤なので、“焦ったら大変”と心配していますが(笑)」そう話すのは、劇中と同じシルバーの三つぞろいのスーツに身を包んだ、大谷亮平(38)。NHK連続テレビ小説『まんぷく』のヒロイン・福子(安藤サクラ)の義理の兄で、萬平(長谷川博己)が営む「たちばな塩業」に加わった小野塚真一役を演じている。ダンディな見かけと、物腰やわらかな関西弁が視聴者の心をとりこにする魅力となっている。「いつもスーツを着ているのは、真一と世良(桐谷健太)さんだけなんですが、朝ドラを見ている女性は、スーツの着こなしや色、デザインなどの細かい点にも注目してくださってるんだな、というのは驚きでした。せりふも、ふだん話している大阪弁とはきちんと使い分けて、真一の真面目さを意識したリズムやスピード、語尾にしようと気をつけています」(大谷・以下同)真一は、第2週で愛妻の咲(内田有紀)を病気で亡くしてしまう。当時の撮影には、減量して“げっそり”した顔で臨んだと振り返る。「咲がりんごをむいてくれる夫婦の朝食のシーンとか、すごく幸せな場面で僕は好きなんですが、この2人は、幸せな期間がすごく短かったな……。そんな“ドン底”まで落ちていく悲しさでやつれていくさまを出したくて、いつもより4キロほど減量したんです。とにかく炭水化物を抜いて、ウエートトレーニングに励んでいましたね」それから体重を戻すために、地元大阪の“グルメ”を食べあさったと笑う。「“大阪人”ですし、お好み焼き、たこ焼きとか、粉もんは好きです。ちなみにお好み焼きだと、豚入りミックスが好きで、マヨネーズはかけない“ソースだけ派”(笑)。出身高校がスタジオから近いので、バレー部時代の監督を訪ね、かつてよく通った学校の隣の鉄板焼きに一緒にいきました。B級ですが、イカげそなどの一品ものや、焼きうどんもおすすめですよ」地元が撮影場所に選ばれたことで、大谷にとって“新たな楽しみ”もできたという。「9カ月になるめいっ子にしょっちゅう会えるのが本当に楽しみで……。昨日も会ってきちゃいましたから(笑)。姉の子どもなんですが、じ~っと見られて、抱き上げても怖がって泣かれたりで、慣れるまで時間がかかりました。ようやく慣れてきたと思ったら、数日後には忘れているので、マメに通うようにしています。プレゼントもいろいろ買っていますよ。この前買ってあげた手押し車は、プラスチック製ではなく、木製のしっかりした作りのおもちゃなんです。思っていたより値段は高かったですが、めいのためなら、もうぜんぜんいとわないです(笑)」家族への愛情をにじませる大谷の表情からは、福子や萬平に投げかける優しい笑顔がうかがえた。
2018年12月16日「10月29日には、予定通り大阪の撮影現場で『まんぷく』のリハーサルが行われました。義母の角替さんが亡くなったばかりなのに、安藤さんも満面の“福ちゃんスマイル”を見せてくれていました。でも休憩時間になるといつものように共演者たちと談笑はせず、1人で物思いにふけっていたのです」(NHK関係者)10月27日早朝、女優・角替和枝さん(享年64)が原発不明がんで亡くなった。当日、角替さんを看取ったのは夫・柄本明(70)と長男・柄本佑(31)ら。嫁の安藤サクラは(32)『まんぷく』の収録のため大阪におり、次男・柄本時生(29)もハワイで仕事中だった。「安藤が柄本家を訪れたのは29日の夜だと聞いています。昼間に大阪でリハーサルを終えた後に帰京しました」(所属事務所関係者)逝去から約60時間後のようやくの対面……。実はサクラが頑ななまでに大阪の現場で熱演を続けていたのは、義母の“遺命”のためだったという。角替さんを知る舞台関係者は言う。「がん発覚後、角替さんは家族たちに誓約をさせました。それは、《私の病気のことで仕事を休んだり、スケジュールの変更をしてもらったりすることは許さない》というもの。サクラさんは“看取りよりも収録”という誓約を守ったのです」『40、50は鼻たれ小僧』が口癖で生涯“演じること”を追求し続けた角替さんは、舞台にだけは妥協を許さなかった。角替さん自身はインタビューで次のように語っている。《たとえ(子供の)ピアノの発表会でも、チャランポランにやって欲しくないの。人様の前で、一段高いところに立ったらもう、ステージなのね、私たちにとって。とにかく稽古しろって、1カ月くらい前は鬼になりましたね。(中略)後でお父さんとも話したんだけど、私たちにとって舞台っていうのは、神聖なものなんだねって。『板』の上にのるってことはうちの家族には、神聖なことなんです」(『ラ・セーヌ』93年7月号)サクラは角替さん逝去の1カ月ほど前から週末は必ず帰京し、長女を連れてお見舞いに通っていた。「角替さんは、サクラさんがコミカルに歩く『まんぷく』のオープニングがお気に入りでした。最後にサクラさんが海岸で両手両足を広げるのですが、あれも彼女のアドリブで、その話を聞いた角替さんが笑ってほめてくれたそうです。『あんた、女優を選んで正解だったね』って」(前出・舞台関係者)“女優を選んで正解”。義母が遺してくれたその言葉は、安藤サクラの女優人生を照らし続けることだろう。
2018年11月08日序盤から高視聴率を記録しつ続けている、朝の連続テレビ小説『まんぷく』(NHK総合)。松坂慶子(66)演じる個性的な母や福田靖氏の描く暖かくもユーモラスな脚本などで人気の本作。その中でもネットを中心に注目されているのがヒロインの夫・萬平を演じる長谷川博己(41)だ。「#おいで砲」なるハッシュタグまで生まれるなど、連日“萬平フィーバー”が巻き起こっている。そして、現場でも安藤やスタッフを虜にする長谷川の魅力。そこには、驚くほどの“気遣いぶり”があるという。「安藤さんは昨年出産したばかりで、朝ドラ初の“子育てヒロイン”。撮影のため大阪で娘と2人暮らしをしています。そんな彼女に負担をかけないよう、通常よりも撮影開始時間を早めて『基本的に19時までには終えるように』とのお達しが出ています。そのルールを守るべくチーム一丸となっていますが、誰よりも率先して協力しているのが長谷川さんなんです。というのも時短のためにいちばん「有効なのはNGを出さないことです。そこで長谷川さんは意を決し、『福ちゃんのためにも、NGゼロにする!』と宣言していました」(前出・NHK関係者)しかし、朝ドラといえば台本の台詞が多いことで知られている。その量、なんと民放ドラマの4倍以上とも。NGゼロを有言実行するのは、難しそうだが……。「そんななかで長谷川さんは、5月にクランクインしてから一度もNGを出していないのです。これは、かなり異例のこと。その集中力には、スタッフも共演者も驚きを隠せませんでした。そんな彼につられて、現場の集中力も高まっています。そのため本番でカメラが止まることはほとんどなくなっています」(前出・NHK関係者)さらに長谷川は、育児と撮影の両立で疲れた安藤にこんな“サービス”も!「安藤さんは現場に1歳になったお子さんを連れてくることがあります。その際に長谷川さんは『僕は子供をあやすのが下手なんですよ』と言いながらも、そっと赤ちゃんを抱きよせていました。まさに“リアルおいで砲”です(笑)。彼の細やかな心配りが、現場の和やかな空気を作り出しています。安藤さんも『こんなハッピーな時間はない!って思うくらい楽しい現場です』と語っていました」(前出・NHK関係者)放映前には「皆さんを幸せにできるような作品に」と語っていた長谷川。すっかり長谷川に魅了されてしまった今、早くも“萬平さんロス”が怖いかも!?
2018年11月01日NHK連続テレビ小説「まんぷく」が好評だ。「DREAMS COME TRUE」の楽曲に乗せ、ヒロイン・安藤サクラの個性だけで押すオープニングは見れば見るほどクセになり、人となりが見えてきた登場人物の中には応援したい推しキャラが現れている。第2週は長姉・咲(内田有紀)の結核や激化する戦局という心配な出来事があったものの、何より、安藤さん演じる今井福子と、後の夫となる立花萬平とのやりとりに毎朝、ほっこり、にやにや、ハラハラ、キュンキュンしている方が多い様子。その萬平を演じているのが、ハセヒロこと長谷川博己だ。丸メガネに“技術屋”らしいエプロン、商売に疎く、恋にも奥手、でも決めるところはビシッと決める姿には「可愛いすぎる」「素敵すぎる」「癒される」といった声が続出。三姉妹の末っ子でおっとりはしていても、意外としっかり者の福子に比べて、「むしろハセヒロのほうがヒロインでは?」と「ハセヒロイン」といった言葉まで誕生するほど。本作ではこれまで以上に、ダメカッコいい、キュートな魅力が炸裂している。福子×萬平のほのぼのカップルはどうなる…!?家庭でも手軽に味わえるインスタントラーメンを生み出した日清食品の創業者・安藤百福とその妻・仁子をモデルに、激動の時代の大阪で生き抜く夫婦の苦労と成功を描く「まんぷく」。タイトルは劇中の夫婦の名前、萬平と福子からとられている。制作発表時には、「朝ドラは20代の頃に何度かオーディションを受けさせてもらいまして、何度も落ちておりまして(笑)」と語っていた長谷川さん。ところが、生真面目なインテリやエキセントリックな役柄をやらせたらピカイチな彼は、本作での矜持を持った発明家であり、ハニカミながらも福子にちゃんと恋する男がハマっている。朝ドラで実在の企業の創業者や配偶者がモデルとなるのはよくあることだが、今回は子役時代は描かず、いきなり大人(福子18歳!)からスタート。福子の人柄や仕事ぶり、今井家の実情、萬平との出会いや彼の事業など、様々な要素が初週から実に小気味よく描かれ、このカップルの初々しさ、お似合いぶりは見る者を大いに楽しませている。たとえば、2人の初デート。福子は父を、萬平は両親を早くに亡くしているのに、それぞれの身の上を明るく語り合う。屋台のラーメンを並んで食べながら、「そんなに深刻にならないでください、さあ食べて食べて」と萬平は朗らかに言ってのける。そして、自身の仕事場を案内しながら「世の中の役に立つ仕事がしたい。みんなが喜んでくれるような仕事を」と語る萬平を、福子は尊敬を込めて見つめる。また、「私なんか…」と自分を卑下するような福子に対し、「福子さんは、かっ、可愛い方です」と真っ直ぐに伝える。それに心が優しい、礼儀正しい、に続いて「ラーメンをおいしそうに食べる」と、本作らしい“愛の言葉”も。その上、福子の母・鈴(松坂慶子)に交際を断われると、萬平は「それはできません」ときっぱり!咲の病気が治ったら「結婚を申し込むつもりです」と、それまでのヘタレぶりはどこへやら、力強くそう宣言してみせるのだ。福子は、おいしい食べ物や楽しい出会いなど日常の些細な幸福を、極めて素直な心で喜ぶことのできる女性だ(その逆もしかり…)。そんな彼女に萬平が惹かれていく理由が、わずか2週間あまりで丁寧に描かれてきており、そこに視聴者も深く共感する。ただ、これからの福子と萬平がどうなってしまうのかは、気にならずにはいられない。加えて、萬平の周りには営業担当として共同経営者となる加地谷(片岡愛之助)、萬平の才能に一目置く世良(桐谷健太)という朝から濃~い顔ぶれが。かつてないほど可愛らしいヒロイン役を務める安藤さんの周りにも、勤務するホテルの先輩・保科(橋本マナミ)に、缶詰をくれる同僚・野呂(藤山扇治郎)、白馬の歯医者様・牧善之介(浜野謙太)など、個性豊かな面々ばかり。ここに瀬戸康史や中尾明慶、やがては菅田将暉などが加わってくるので、ますます楽しみは尽きない。なお、萬平が、長谷川さんの代表作「MOZU」シリーズの「チャオ!」の決めゼリフで知られる狂気の公安・東と180度違ったキャラクターであることを逆手にとり、「#ハセヒロイン」とともに「#チャオ平」なるタグも派生している。「セカンドバージン」で大ブレイク!1977年3月7日生まれの長谷川さんは、大学卒業後、2001年に文学座へ入座し、舞台俳優として活躍。文学座の「モンテ・クリスト伯」ほか、「ヘンリー六世」「海辺のカフカ」など故・蜷川幸雄の舞台にも数多く出演した。脚本家・大石静による「四つの嘘」(08)が、初めてのテレビドラマ出演。その後、大石氏の「ギネ産婦人科の女たち」などを経て、2010年「セカンドバージン」で、鈴木京香演じる敏腕出版プロデューサー・中村るいの不倫相手となる金融庁のキャリア・鈴木行役で一躍脚光を浴びる。翌年に公開された劇場版は映画初出演作となり、第35回日本アカデミー賞新人俳優賞に選ばれた。大石氏は朝ドラ「ふたりっ子」の内野聖陽、同じく「オードリー」の堺雅人や佐々木蔵之介など、人気舞台俳優を全国区に紹介し、ブレイクさせてきた実績があり(系統は違うが「カーネーション」の綾野剛も)、当時34歳の長谷川さんも同作以降、遅咲きの実力派として認知度を高めていく。2011年は、4月期に後述する「鈴木先生」、10月期に高視聴率を記録した「家政婦のミタ」に出演。その後、綾瀬はるか主演の大河「八重の桜」(13)では主人公・八重の最初の夫となる洋学者・川崎尚之助を務めあげ、映画『進撃の巨人』2部作や『この国の空』などに相次いで出演。社会現象級の大ヒットとなった『シン・ゴジラ』では、巨大不明生物ゴジラの出現に立ち向かう官僚・矢口蘭堂を熱演し、第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した。『散歩する侵略者』では憧れだったという黒沢清組に初参加。日曜劇場「小さな巨人」では前髪をすっきりと上げ、警視庁捜査一課から所轄に飛ばされる正義感あふれる主人公・香坂を演じた。映画『二重生活』で意外な下積み時代が明らかに!?門脇麦に尾行されるワケあり隣人を演じた、岸善幸監督の『二重生活』。実はこの完成披露試写会で、長谷川さんの大学時代のエピソードがリリー・フランキーにより明かされた。約20年前、長谷川さんは出版社でアルバイトをしており、リリーさんの家に原稿を取りに行っていたそうで「ずっと長谷川くんに尾行されていました」とリリーさん。そこで「居留守を使われたこともありました」と長谷川さんが応じると、「ポルノ映画のHなポスターを見て、どこに売ってるんですか?と食らいついてきた」とリリーさんが返し、思い出話(?)に花が咲くことに。さらに、リリーさんが初めて出演した映画『盲獣vs一寸法師』(04)では、同じ役を長谷川さんがオーディションで受け、落選していた事実も判明。それほど縁がある2人は、同作での共演を「変な感じですね…」とふり返っていた。このときに演じたのも“ゲス”なインテリ男だったが、今回は“まんぷく”的なツボをつく、長谷川さんのキュートな部分を堪能できる作品に注目してみた。妄想が教育を変える!? 黒縁メガネ+ループタイの「鈴木先生」2011年、武富健治の人気コミックをドラマ化した「鈴木先生」は民放連ドラ初主演作。『ALWAYS 三丁目の夕日』「リーガル・ハイ」の古沢良太による脚本がお見事。黒縁メガネとループタイがトレードマークの国語教師・鈴木先生が、“鈴木メソッド”なる独自の教育理論で、給食の献立から中学生の性に至るまで痛快に斬り込んでいった。シリアスとコミカルを行ったり来たり、スマートなルックスなのに時折、妄想が膨らみすぎるチョイキモな鈴木先生は、カルト的といえる人気に。2013年にはドラマ特別編「鈴木先生の結婚報告~待望の休暇も心の汗が止まらないッ!~」に続いて、『映画 鈴木先生』も公開された。歌声も披露!『舞妓はレディ』“エセ京都弁”を操る言語学者に周防正行監督による2014年のミュージカル映画。「東宝シンデレラ」オーディション審査員特別賞の上白石萌音が、主人公・春子役に初主演で抜擢された。長谷川さんが演じたのは、インチキ京都弁(?)を操る言語学者・京野法嗣。それでも、ほんのわずか聞いただけで春子が鹿児島弁と津軽弁の“バイリンガル”であることを言い当ててた。本作では、“京野メソッド”として「おおきに」「すんまへん」「おたのもうします」の舞妓必須三単語や「一見さんお断り」の精神を、春子に歌で伝えていくシーンは必見。彼女の上達を目にした際、「はははっ」と笑顔を見せる姿は萬平さんかと思うほど!?シルバーのタキシード姿で踊る、ラストのダンスまでお見逃しなく。『ラブ&ピース』冴えない男がカメのおかげで大逆転!?『地獄でなぜ悪い』園子温監督と再タッグを組んだ本作は、摩訶不思議な展開に転調していくファンタジック・ラブストーリー。社内で「カメ」と馬鹿にされ、パワハラを受ける鈴木良一は、閉まりかけのエレベーターに必ず挟まれるような冴えない男。やがて、“ピカドン”と名付けたミドリカメとの出会いで人生が激変。カメを思って作った歌が反原爆・反戦のメッセージと勘違いされ、レコード会社にスカウトされる。髪はボサボサの伸び放題、地味なメガネでカメとじゃれ合う前半の姿と、サングラスにアイメイク、“ワイルドリョウ”としてド派手な革パンでシャウトする姿の対比がクセになりそう!?映画版のエリート童貞に!『海月姫』月9のテレビドラマも話題を呼んだ、東村アキコの同名ベストセラーコミックを映画化した『海月姫』(14)。菅田将暉が女装美男子・鯉淵蔵之介に扮し、長谷川さんが恋愛経験のない、こじらせエリートの鯉淵修(映画では兄)を好演した。蔵之介にきれいにメイクされ、大変身した“クラゲオタク”月海(のん)にひと目惚れするシーンは、絶妙にずれた銀縁メガネがポイント!どうやらメガネ男子となると“ハセヒロイン”性が増すようで、終始ぎこちなく不器用な言動は十分に萬平を想起させる。本作の初日舞台挨拶に登壇した当時37歳の長谷川さんは、「変態おやじにならないように、できるだけ若さを出すのが難しかった」と自嘲気味にふり返っていた。月9史上最も恋愛下手な2人?「デート~恋とはどんなものかしら~」萬平のドタバタな交際申込みに、本ドラマの“高等遊民”のプロポーズを重ねた人も多かったはず。「鈴木先生」の古沢氏のオリジナル脚本であり、長谷川さんは月9初出演。東大大学院卒の超合理的女子・藪下依子(杏)と、文学や映画、エンターテインメントを愛するニート・谷口巧という、ともに恋愛力ゼロの凸凹な2人を温かく見守る人が続出した。理想のタイプが「オードリー・ヘプバーン、原節子、峰不二子、メーテルを足して4で割った女性」というのが、何より彼のパーソナリティを物語る。「僕なんかに月9のお話が来るようになったのか…と思ったら、ニートの高等遊民と聞いて『なるほど、そういうことか』と思いました(笑)」とは長谷川さん本人の弁。今秋、東京国際映画祭で新作映画が連続上映長谷川さんがキーパーソンとして出演する稲垣吾郎の主演映画『半世界』が、10月25日(木)より開幕する第31回東京国際映画祭コンペティション部門に正式出品される。ある地方都市、長谷川さん演じる瑛介が仕事を辞め、家族と別れ、突然ひとりで帰ってきた。この仲間の帰還が、同級生たち(稲垣さん&渋川清彦)にも変化をもたらしていく。『エルネスト もう一人のゲバラ』『北のカナリアたち』など、日本映画界を代表する名匠・阪本順治が贈る完全オリジナルストーリーが、どう受け入れられるのか要注目。一方、日本を含むアジアの気鋭監督3名が、1つのテーマのもとにオムニバス映画を共同製作する「国際交流基金アジアセンター×東京国際映画祭」による『アジア三面鏡2018:Journey』の1篇『碧朱(へきしゅ)』にも参加。『ハナレイ・ベイ』『トイレのピエタ』の松永大司監督とのタッグで、こちらも東京国際映画祭にてプレミア上映される。また、「すごいことを引き受けたんだな」と自身でも語るのが、明智光秀を演じる2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」。主人公に据えられることは珍しい“反逆”の戦国武将を、「夏目漱石の妻」でも組んだ大ベテラン・池端俊策の脚本で描く。朝ドラからの“連投”で大河主演というのも、また異例。まだしばらくは、長谷川さんの大活躍が続きそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:半世界 2019年、全国にて公開予定Ⓒ2018「半世界」FILM PARTNERS
2018年10月15日映画『万引き家族』で演技が世界的に評価された女優・安藤サクラさん(32)が、ついに連続ドラマ小説『まんぷく』(NHK総合)に主演として登場した。朝ドラ99作目にして、初めて育児をしながら撮影に挑むヒロインとなった、サクラさん。インスタントラーメンを生み出した夫婦の物語を、明るく逞しく演じている。「朝ドラ、ヒロインのオファーが来ちゃった」サクラさんが、おどけた調子で両親に打ち明けたのは、昨年の秋ごろだった。「えーっ!すごいじゃないって私たち、叫んだんですけど、『できない』って言ったんです」と、語るのは、サクラさんの母でエッセイストの安藤和津さん(70)。俳優で映画監督の父・奥田瑛二さん(68)もうなずき、「でも本当は、背中を押してもらいたかったんだろうね」と続けた。「ものすごく、覚悟がいることだから。一時的に大阪に移住しなきゃならないし、旦那さん(俳優・柄本佑・31)や子どもをどうするかとか……」(和津さん)朝ドラ『まんぷく』は、NHK大阪放送局の制作だ。撮影期間中、東京を離れることになる。サクラさんに、NHK側から打診があったのは昨年10月の初旬。長女を出産して、3カ月ほどしかたっていないころだった。「子どもを産んだら、お仕事はほとんどしないつもりだった」というサクラさんは、うれしい以前に、念願の仕事ができないと思い、悔しさでいっぱいになったという。そこで、まず夫の佑さんに打ち明けると「できるかもしれないよ。できると思って考えてみたら」。夫に励まされたサクラさんは両親に相談にきたのだった。奥田さんは即座に勧めた。「絶対やったほうがいい。子どものことは任せておけ!じぃじとばぁばで育てたっていいんだ」和津さんも言った。「心配しないで!一日中べったり一緒にいなくても、濃い時間をしっかり持てば大丈夫」と説得。映画監督で、自身も3歳7カ月の娘を持つ姉・安藤桃子さん(36)のプッシュも効いた。「子どものためにもやってみれば」家族一丸となった支えを得て迎えた1月31日、ヒロイン決定の記者会見で、サクラさんはこう言って、涙を見せた。「このお話をいただいてから、すごくたくさんのことを考えて、たくさんの時間を使って、悩んで、覚悟を決めてきました。そうして、ここに立っていることが、なんてありがたいことなんだろうと思って、ちょっと泣けてきました」『まんぷく』のオファーを受けて以来、サクラさんは、大阪で部屋を借り、娘さんと暮らしながら、連日の撮影に臨んでいる。サクラさんは毎朝早くに起きて、娘さんにご飯を食べさせる。NHKのキッズルームにいるときは、撮影の休憩時間のたびに親子の時間も作れている。和津さんは月に一度、大阪のサクラさんと孫が暮らしている家を訪れるが、そのとき懐かしいものを見つけた。「桃子とサクラが小さいときに、DIYが好きな奥田が段ボールで家を作ってくれたんです。私がお菓子の袋を屋根や部屋の内側に貼って、子どもたちの遊び場にしていたの。遊びながらお菓子をはがして食べて、本当に楽しそうだった」それと同じ家が大阪の部屋にあったという。「サクラが作った段ボールの家は結構地味目だったけど。先日、奥田が手伝って完成させました。受け継がれているんです。自分がすごく楽しかったことを、子どもにしてあげている」そんな両親の愛情と助けに支えられているからか、毎日を心配した和津さんが「大変じゃないの?」と聞くと、サクラさんはケロリとこう言った。「東京にいるときに比べたらずっと楽。暮らしがシンプルだから。仕事と子育てだけで、日常生活の中に無駄な選択肢がないし、NHKのみなさんのサポートもあるから。旦那さんのご飯の支度も洗濯もしなくていいんだもん(笑)」とはいえ、朝ドラは長期にわたる撮影で、独身の若い女優でも泣くことの多い過酷な現場だ。しかし、サクラさんは、子育てをしながら、特別な気負いもなく、ヒロインという大役をこなしているように見えた。「子どもといて困ったら『助けて!床がクレヨンだらけなの!お母さん、ちょっと拭いてほしい!!』とか、ふだんどおり。サクラと佑って両方で主演をやっていても、何も変わらないんです。日常生活を普通に生きてる。そのまま現場に行って、現場でそれぞれ役に変わるんだと思う。そこがスゴイと思うんです」(和津さん)現在、大阪で『まんぷく』の撮影真っただ中のサクラさん。両親や姉のサポートを受けて、全国に笑顔を届け続ける!
2018年10月11日10月からスタートする連続テレビ小説「まんぷく」に、人気若手実力派俳優の菅田将暉が出演することが決定。ほかにも、11月下旬からの物語の中盤を彩るバラエティ豊かなキャストが決定した。本作はチキンラーメン、カップヌードルを開発した実業家・安藤百福とその妻・仁子の半生をモデルに描いたヒューマンドラマ。主人公・福子役を安藤サクラ、夫・萬平役を長谷川博己が務めるほか、松下奈緒、要潤、松坂慶子らが出演。主題歌は「DREAMS COME TRUE」が担当することでも話題だ。菅田将暉、“東京弁”の弁護士役先日、最終回を迎えた山田孝之とのW主演ドラマ「dele」も好評だった菅田さん。今回彼が演じるのは、理不尽な理由で逮捕され有罪となった萬平を助けるために、福子が依頼した弁護士・東太一。事務所を開いて2年目と経験は浅いが、東京帝大法学部を首席で卒業した優秀な頭脳と、強い正義感を併せ持つ。「久々の朝ドラだ!しかも以前お世話になった方々がたくさんいる!」と今回の出演決定に心躍らせる菅田さんだが、「大阪が舞台のドラマなのに僕ひとり東京弁。しかも弁護士、若き秀才…」とその役どころに不安げな様子。しかし、「ひとつも気が抜けない環境の中ですが、武力を捨て弁論で戦っていこうとする人たちを少しでも風当たりのよいところへ連れていってあげられるように、微力ながら頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。「MONKEY MAJIK」&岡崎体育、朝ドラ初出演ほかにも、萬平たちを逮捕する進駐軍の兵、ハリー・ビンガムとジョナサン・メイ役に、4ピースロックバンド「MONKEY MAJIK」のメイナード・プラント(Maynard)とブレイズ・プラント(Blaise)。2人は今作で連続テレビ小説初出演を果たす。そして、萬平たちを見張る大阪なまりの日本語を話す日系人兵士、チャーリー・タナカ役には、テレビドラマ初出演のシンガーソングライター・岡崎体育が抜擢された。メイナード・プラント&ブレイズ・プラント コメント日本中で親しまれているNHKの連続テレビ小説に出演をさせていただけること、そして「まんぷく」チームに加われることを光栄に思います。萬平率いる仲間たちを問い詰めるシリアスな役どころですが、今回は役者として、チームと共に物語を盛り上げていきたいと思っています。岡崎体育 コメント「存在するだけで鼻につく」という天性の才能を活かして、生意気なキャラクターを演じられるよう尽力しますので、温かい目と冷ややかな目の両方で見守っていただけると幸いです。連続テレビ小説「まんぷく」は10月1日(月)より毎週月曜日から土曜日、8時~NHK総合にて放送(全151回)。(cinemacafe.net)
2018年09月18日安藤サクラが主演を務める平成30年度後期連続テレビ小説「まんぷく」のメイン出演者第2弾が発表された。桐谷健太、瀬戸康史、岸井ゆきの、橋本マナミのほか、朝ドラ初出演となる松井玲奈、片岡愛之助らが新キャストに名を連ねた。「まんぷく」は、チキンラーメン、カップヌードルを開発した実業家・安藤百福とその妻・仁子の半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功を描いたヒューマンドラマ。今回の会見で発表されたのは、ヒロインの福子や、彼女の夫・萬平を取り巻く人々を演じることになるキャスト陣。■萬平の才能にいち早く目をつける商売人の世良勝夫役・桐谷健太のちにインスタントラーメンを発明することになる萬平の才能に目をつける商売人・世良勝夫を演じるのは、今作で朝ドラ初出演を果たす桐谷健太。会見の司会者から紹介されるといきなり「海の声」のワンフレーズを熱唱。キャストやマスコミを笑わせると「紅白ではお世話になりました。チキンラーメンのお話ではありますけど、僕は背脂系ぐらい濃いと言われるので、思い切りたくましい世良を演じます」と意気込みを語った。■萬平を生涯にわたって支える神部茂役・瀬戸康史名門大学を卒業した秀才で生涯にわたって萬平をしたい続ける神部茂を演じるのは、2015年の「あさが来た」以来の朝ドラ出演となる瀬戸康史。「桐谷さんのあとでどうしようか迷ってるんですけど…」とつぶやき、笑ってみせると続けて「神部は萬平・福子夫妻と、とんでもない出会い方をするんですけど、人の懐に入るのがうまい役どころです」と自身の役柄を分析。さらに「なので僕も少しでも現場のみなさんの懐に入れるように頑張ります」と語った。■保科恵役・橋本マナミ「夜の女から朝の女へ」福子が働くホテルの先輩でフロント係の保科恵を演じるのは映画やドラマへの出演が続いている橋本マナミ。「愛人にしたい女というキャラクターでテレビに出ることが多いので…」と自身のイメージについて言及すると、続けて「今回の役はホテルの受付で、すごく仕事ができる女性ですけれど、男性との交際経験がないという役で。今回の朝ドラで“夜の女から朝の女”になれるように頑張ります」と笑顔で話した。■朝ドラ初出演の松井玲奈、片岡愛之助を含む11名の新キャスト今回の会見では、ほかにも岸井ゆきのや松井玲奈、片岡愛之助、中尾明慶、藤山扇治郎といった朝ドラ初出演の俳優陣から、呉城久美、浜野謙太、橋爪功といった個性派・実力派まで11名の新キャストが発表された。■ヒロイン・安藤サクラ「楽しくなくなってももう元はとれた(笑)」撮影がスタートして1か月ほど経過しているという本作。ヒロインとして新たなキャストを迎える安藤さんは「短い期間で、たくさんの俳優さん・女優さんとお芝居できるというのは、朝ドラでしか経験できないことだと思って。色々なお芝居を目の前で見られるというのが超楽しいんです」と笑顔でコメント。さらに「これから先、楽しくなくなっちゃったとしても元はとれたくらい楽しい(笑)、1か月で元を取りました!」と語り、キャストや取材陣の爆笑を誘った。平成30年度後期 連続テレビ小説「まんぷく」は10月1日(月)~NHKにて放送開始<全151回>(text:cinemacafe.net)
2018年06月04日安藤サクラがヒロインを務め、「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の知られざる物語を描く平成30年度後期連続テレビ小説「まんぷく」。この度、長谷川博己に続く主な出演者が発表。松下奈緒、要潤、松坂慶子に加え、連続テレビ小説“初出演”となる内田有紀、大谷亮平の名が連なった。舞台は戦前の大阪。いまや私たちの生活に欠かせないものとなった「インスタントラーメン」を生み出した夫婦の、人生大逆転の成功物語を描く。お湯を注いで3分で簡単に食べられるインスタントラーメンだが、その発明から完成に至るまでの道のりは、決して平坦なものではなかった…。失敗してはどん底から立ち上がる “敗者復活戦” を何度も繰り返した末、二人は世紀の大発明へとたどりつく──。この度発表となったのは、物語のヒロイン・福子の家族となるキャスト陣。■福子の姉、香田克子役・松下奈緒福子の姉には、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」主演の松下奈緒。「あ、また“朝ドラ”のスペシャルな経験をさせていただけるんだなと思いまして、非常にうれしかったです。そして、今度はどんな家族とどんな人生を歩んでいけるのかなと、非常にいまから楽しみにしております」と出演決定を喜んだ。また共演者とは本日初めて会ったようで「なんだか楽しくなりそうな、そんな予感がしております。私も地元が関西なので、“ようやく関西弁の役が来たな”と、今(撮影が始まるのを)心待ちにしております」と期待を明かした。■克子の夫、香田忠彦役・要潤克子の夫にして画家、太平洋戦争が激化してくると、徴兵され戦地へと赴くことになる忠彦を演じるのは、要潤。2002年の“朝ドラ”「まんてん」以来のNHK大阪制作の連続テレビ小説出演に「非常に懐かしく思って本当に古巣に帰ってきた気持ちで、また初心に帰って一から頑張っていけるなという雰囲気をかみしめております」と明かし、「忠彦という役は、何かと頼りない役だったりするんですけども、しっかりとその頼りなさを出して、僕自身がすごく頼りない人間なのでぴったりはまった役かなと思っております」と役への思いを語った。■福子・克子の姉、今井咲役・内田有紀福子と克子の姉には、連続テレビ小説初出演となる内田有紀がキャスティング。「みなさんは古巣に帰ってきたとかいう言葉があっていいなと思いますけど、私は本当に全くの、はじめましてなので、古巣に帰ってきたといえるくらい、今回の“朝ドラ”で、自分の中でも、福子ちゃんはじめ、家族のみんなの、一応大黒柱を仰せつかってますので、一生懸命、清く正しくチャーミングに演じたいと思っております」と気合十分の様子。■咲の婚約者、小野塚真一役、大谷亮平内田さんの婚約者役を務めるのは、韓国で俳優として大活躍した後、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で日本でもブレイクした“逆輸入俳優”の大谷亮平。「僕は“朝ドラ”は初めてでして、日本に帰って活動を開始してから、やっぱり“朝ドラ”というのは目標でもあり、憧れの舞台でもあるんで、今回、“朝ドラ”に出演することになり、うれしく光栄に持っています」。■福子の母・今井鈴役、松坂慶子咲・克子・福子の三姉妹の母には、大女優・松坂慶子。自身の役について「鈴の口癖は『わたくしは武士の娘です』という、一見しっかりしてるようですけども、なかなかユニークな女性」と話し、「すてきな監督はじめ、スタッフの皆様、そしてすてきな俳優さんの皆さんと一緒に、皆様が楽しんでいただけるような、本当に毎日楽しみにしてくださるような、ドラマを元気に作っていきたいなという、わくわくした気持ちでいっぱいです」とコメントを寄せた。■ヒロイン・安藤サクラ「ものすごい家族だなと思って(笑)」ヒロインの安藤さんも、この日、初めて家族を演じる役者陣と会ったそうで、「本当についさっき、家族ではじめましてという感じだったんですけど、ものすごい家族だなと思って(笑)、圧倒されてます。でも、その緊張感と、安心感と、福ちゃんも末っ子なので、みなさんに頼って頼って頼って、やっていけたらいいかなと思っております」と意気込みを語った。平成30年度後期連続テレビ小説「まんぷく」は10月1日(月)~NHKにて放送開始。(全151回)(text:cinemacafe.net)
2018年03月23日2018年10月1日(月)よりスタートするNHK連続テレビ小説「まんぷく」の記者会見がNHK大阪放送局で行われ、俳優の長谷川博己がヒロインの夫・萬平役を務めることが発表された。会見では長谷川さんが自身初となるNHK朝ドラへの出演について意気込みを語る一幕があった。「まんぷく」は、チキンラーメン、カップヌードルを開発した実業家・安藤百福とその妻・仁子の半生をモチーフに、戦前から高度経済成長時代の大阪で生きる夫婦の苦労と成功を描くドラマ。タイトルは物語のヒロイン“福子”と、彼女の夫“萬平”の名前を合わせたもの。物語は、事業のためには生活を顧みない夫の背中を押し、家族を引っ張っていく福子の奮闘と成長を軸に描かれる。先日の会見ではヒロインの福子役に安藤サクラが起用されることが明らかになったばかり。一児の母が朝ドラのヒロインを演じることや会見で見せた涙も話題となった。長谷川さんが演じるのは、幻灯機製造や食品加工、金融業など次々と事業を手がけては失敗してしまう青年実業家の立花萬平。妻の福子に背中を押されながら、世界初のインスタントラーメン開発に挑むというバイタリティ溢れる男を演じる。会見で長谷川さんは「萬平という名前は気に入っています!」と笑顔でコメント。さらに「朝ドラは20代の頃に何度かオーディションを受けさせてもらいまして、何度も落ちておりまして(笑)」と若手俳優時代のエピソードを告白。続けて「40歳でヒロインの相手役を演じるのはどうかなと最初は迷ったんですが、安藤百福さんをモデルにした人物を演じられることと、自分の役者人生にとってのいい変化になるんじゃないかなと思って引き受けさせていただきました」と心境を語った。また今回初めての共演で夫婦を演じることになる安藤さんについては「安藤さんは本当に素晴らしい女優さん」と大絶賛。続けて「ぜひ共演したかったので、撮影現場で一緒に夫婦役を作り上げていけるのをすごく楽しみにしています」と撮影に向けての意気込みを明かした。平成30年度後期・NHK連続テレビ小説「まんぷく」は、2018年10月1日(月)より放送予定。(text:cinemacafe.net)
2018年02月07日