パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘。イスラエル軍は2月8日ごろからガザの最南端にあり、エジプトと国境を接するラファへの攻撃を強化している。イスラエル軍は開戦当初から、ガザの住民に対し南部への避難を求めてきた。そのため、ラファにはガザの他の地域から避難してきた住民が集まっている。その数は人口約230万人の半分以上を占める140万人にのぼるという。ラファ地区の面積は33.2平方キロメートルで、東京23区でいうと板橋区(32.22平方キロメートル、人口57万人)や杉並区(34.06 平方キロメートル、人口57万人)同程度の空間に約3倍の人が押し込められていることになる。14日のCNNの報道によるとイスラエル軍は、いまだ政府にラファからの住民の避難計画を政府に提出していない。しかしすでに行われた激しい空爆により、多くの民間人が犠牲となっている。ガザ地区の保健当局は、2月13日までの死者は2万8473人にのぼると発表した。ラファへの地上侵攻も行う方針であるとしているイスラエルに対し、国際社会では非難の声が高まっている。13日には中国の外務省がラファ空爆を非難し、軍事作戦の中止を求める談話を新たに発表した。国連のマーティン・グリフィス事務次長も同日、《ガザの人口の半分以上(100万人を優に超える人)がラファに詰め込まれ、死を目の前にしている。食べるものもほとんどなく、医療ケアもほとんど受けられず、寝る場所も安全に行く場所もない》《彼らは、ガザの全住民と同様に、その激しさと残忍さとその範囲において類をみない襲撃の犠牲者です》とその惨状を訴え、《ラファでの軍事作戦はガザでの虐殺につながる可能性がある》とイスラエル軍の攻撃を”虐殺”という言葉を用いて強く非難している。■日本でも著名人が相次いで非難ガザの空爆による被害状況は、SNS上で拡散される悲惨な動画や写真によって、日本のユーザーの間でも話題になっている。それらには激しく損傷した子供の遺体の様子なども含まれ、眼をそむけたくなるほど痛ましい。余りの惨状に、日本でも、著名人が相次いでラファ攻撃への批判の声をあげている。フォトジャーナリストの安田菜津紀氏は、13日自身のXに《これまで、連絡を取り合うガザの人たちはそれぞれ違う場所で避難をしていたけれど、今はもう皆、ラファにいる。そこ以外もう、選択肢がない。「命だけ助かりたければ南に行け」と強いられ4ヶ月。最初から「助ける」気などなかったことがこんなにも明白だった4ヶ月。もう殺すな。今すぐやめろ》と投稿。日本文学研究者で東京大学名誉教授のロバート・キャンベル氏も同日、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)が投稿した現地で給水活動を行う様子を引用し、《ラファの給水ステーションに集まる避難民の姿も、響き合う声も、その割合として子供がいかに多いかを語っています。ガザ全地区の大半を占める150万人は「地球上でもっとも人口密度の高い」場所に追い詰められ、逃げ場もないまま昨晩イスラエルが仕掛けた空爆、迫る地上侵攻の恐怖に晒されています》と犠牲となる子供たちへの想いを露わにしている。批評家の東浩紀氏は14日、Xで《ラファ空爆は残酷すぎる。イスラエルとハマス(パレスチナ)の関係は明らかに非対称だ。イスラエルのこの蛮行は、20世紀の哲学者が懸命に築きあげてきたホロコーストをめぐる言説までも無に帰しかねない。ユダヤの未来も変えてしまう。いますぐ虐殺停止を》とコメント。『ゆかいないきもの超図鑑』(西東社)などの著書があるイラストレーターのぬまがさワタリ氏もXで《エジプト境界にあるラファへの攻撃が「大虐殺」になりうると国連が異例の強い警告。約25万人だった人口が避難民で150万人に膨れ上がり、多くの人が絶望的なテント生活を送っている(通称テントシティ)時点で非人道的だったが…。ここへの攻撃が何をもたらすかは恐ろしく明白》と綴った。一刻も早い停戦が求められている。
2024年02月14日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「イスラエルとハマスの戦闘」です。戦闘の拡大理由は政治の側面から背景を見る必要が。パレスチナ自治区のガザ地区で痛ましい戦闘が続いています。10月7日にイスラム組織のハマスがイスラエルを襲撃し、人質を取りました。これに対し、イスラエルが激しい報復を繰り広げています。これまでにも度々衝突はありましたが、これほどの大規模な戦闘は初めてです。イスラエルとパレスチナの対立理由は、遡れば2000年以上の昔からありますが、歴史的背景を語ると「解決の難しい問題」で終わってしまいます。本件は政治の側面から見ることも肝要だと思います。今年前半、イスラエルのネタニヤフ政権は国民の支持を失っていました。国の権限を強化するため司法改革に手をつけようとしており、国民からの批判が高まり、大規模デモが続いていたのです。4月には、イスラム教徒の聖地であるエルサレムのアルアクサ・モスクで、イスラエル警察とパレスチナ人が衝突。10月にはイスラム教徒しか礼拝が許されていない礼拝所に5000人近いユダヤ教徒が押し寄せました。それが引き金となり、ハマスは今回の襲撃を開始したという報道もあります。ハマスがイスラエル攻撃に向けて準備をしているという情報は、エジプトなどを通じてネタニヤフ首相の耳に入っていたといわれています。諜報能力に長けたイスラエル国防軍がなぜ襲撃を許したのか。危機を利用して、政権基盤を安定させようとするショック・ドクトリンを疑う声もあります。今回の戦闘に刺激を受けるように、イランから支援を受けている、イエメンの武装勢力フーシ派や、レバノンに展開しているイスラム組織ヒズボラもイスラエルに攻撃を開始。イランとイスラエルの緊張状態が高まり、第3次世界大戦に広がるのではないかと懸念する人もいます。問題は、イスラエルでもパレスチナでも大勢の民間人が被害に遭っていることです。双方合わせて死者は1万1000人を超えており、女性や子供たちが犠牲に。国際法で禁じられているはずの学校や病院なども攻撃されています。国連の休戦決議採択後もイスラエルの攻撃は拡大。ようやく11月22日に4日間の戦闘停止が合意されましたが、国連の抑止力が失われていることが明白になりました。ほり・じゅんジャーナリスト。元NHKアナウンサー。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX月~金曜7:00~8:30)が放送中。※『anan』2023年12月13日号より。写真・小笠原真紀イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年12月10日イスラム組織ハマスがイスラエルに対して大規模攻撃を行ってから1ヵ月が経とうとしている。イスラエル軍は報復としてパレスチナ・ガザ地区への空爆を行い、ハマス側も応戦。11月2日時点で、ガザ地区側で8796人、イスラエル側で少なくとも1400人が亡くなっており、死者数はあわせて1万人を超えた。特にガザ地区では住民の約半数が避難を命じられて家を追われた上に、水や食料、医療物資などの供給もままならない状況。民間人に多数の犠牲者が出ている。そんななか、SNS上でパレスチナを嘲笑うような投稿を行う一部のインフルエンサーの存在が問題視されている。「アルジャジーラ」によると、ある男性はカメラ目線で何度も電気をつけたり消したりし、さらに水道水をガブガブと飲んだり無駄遣いする様子をアップ。またある女性は、ダンスしながら電気ポットに水を注ぐものの、そのほとんどをこぼしているという動画を投稿。これらは、ガザで水や電気の供給が絶たれた後に投稿されたものだという。また“新たなトレンド”が生まれていることも同メディアによって報じられている。それは“イスラエル軍に拘留されたパレスチナ人が、何時間にもわたり目隠し状態で童謡を強制的に聴かされている”という映像に影響を受けたものだ。たとえば、ある3人の男性たちはその動画を真似て、首から袋を被った人の横で、ギターを弾きながら童謡を歌唱。また童謡が流れるなか、目隠しされたひとたちを広場で10人ほどが取り囲む動画もアップされているという。そういった動画には大人たちだけでなく、子供たちも参加しているようだ。「動画のなかには、兵士たちのもとを訪れたイスラエル人アーティストが、『水や食料、電気がないのは?』『ガザの奴ら!』『テントに住むのは?』『ガザの奴ら!』などとコール・アンド・レスポンスをする様子を映したものも。また女性のメイクアップアーティストは赤ちゃんを抱いて空腹に怯えるパレスチナ人の母親に扮し、血を真似てケチャップを顔につけたり、歯を黒く塗り“歯抜け”を装ってみたりと不謹慎な投稿を行っています」(全国紙記者)海外メディアによるこれらの報道は日本でも拡散。これらの投稿はあくまで一部のインフルエンサーによるものではあるが、ガザの惨状は日本でも注目を集めているだけあって、多くの人が胸を痛めている。《被害に遭っている人たちを嘲笑う神経は限度を超えたと思います》《表現自体があまりにもひどすぎて言葉が出て来ない》《仮に彼らの中に、戦死した家族やハマスに惨殺された犠牲者がいたとしても下品極まると思う。かえってその人々の死を貶めているのではないか?》
2023年11月04日TBSの報道番組『NEWS23』の記者で、現在イスラエルで取材を行っている須賀川拓氏が、自身への中傷に対し反論した。10月15日までに双方合わせて3600人が死亡するなど、多くの犠牲者を出しているイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘。須賀川氏はSNS上で凄惨な現地の状況を賢明に伝えているが、そんな須賀川氏のもとには心無い声が相次いで寄せられている。須賀川氏は、10月14日に自身のX(旧Twitter)に《東京のスタッフが作業してくれています。感謝します。まだガザから伝えられず、イスラエル側の被害が中心となりますが、この戦争で被害を受けるのは、双方の一般市民、そこを強調していきたいです》と、イスラエルの様子を伝えるYouTube動画を投稿。動画では、ガザから12キロの距離にある街アシュケロンに着弾したロケット弾の跡や、ガザのすぐそばに位置する街、スデロットの銃撃戦が行われた警察署の様子をレポート。取材を行う須賀川氏の真上でイスラエル側の防空システムによる迎撃が行われるなど、動画からは現地の危険さがひしひしと伝わる。ロケット弾の着弾地点付近の車両が、着弾時の爆発の影響で破壊されている様子を伝えながら、須賀川氏は「非対称な戦争といわれる一方で、双方で犠牲になっているのは本当に戦争とは関係ない人だということが今の現場を見てもわかると思います」と戦争の無慈悲さを伝えていた。しかし、この投稿に対してまで《観光旅行楽しそう》と揶揄するユーザーが。10月15日、須賀川氏はこのコメントに対し、《これを見て観光旅行だと言うんですね。。。人間としての感性を疑います。楽しいわけねえだろ。人が死んでるんだよ。死臭が漂ってるんだよ。脳裏に焼き付くんだよ。使う言葉には気をつけた方がいいですよ》と怒りを滲ませた。さらに、《テロリストを放置したら、イスラエルの一般市民が死ぬだけですよね、更には世の中やった者勝ちになり無法地帯のアナーキー社会になりよね!それが貴方とTBSの正義ですか?貴方の子供が強盗に殺されても笑っていられるなら、貴方は人間を止めた方が良いね》と中傷するコメント対しては《どこの誰が、人が死んでも笑ってるって?いい加減にしてください》と反論した。須賀川氏には、これまでも悪質な誹謗中傷が相次いで寄せられている。10月10日にも《観光旅行ご苦労さん。ハマスの仲良しさんから、よ〜く自慢話聴いてリポートしてくれよな。》とのコメントが投げられ、《イスラエルの友人と、涙をこらえながら取材している。ガザの友人からも、半分嗚咽しながら電話がかかってきた。はっきり言わせてもらう。ふざけるな。以上》と憤りをあらわにしていた。須賀川氏は、このような誹謗中傷は相手にしない方がよいというユーザーからの指摘に対し、《自分に対してはどうでもいいんですが、取材した相手をバカにされた気分になるので、我慢の限界を超えるときもあるんです》と胸の内を吐露していた。
2023年10月16日パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突をめぐり、イスラエル出身のナタリー・ポートマンらがイスラエル支持を表明した。ナタリーは「イスラエルの人々のことを思うと心が打ち砕かれます。子ども、女性、高齢者が殺害され、自宅から拉致されました。このような野蛮な行為に恐怖を感じます。また、被害を受けたご家族への愛と祈りで、心臓が激しく鼓動を打っています」とつづった。マドンナはハマスの攻撃の様子を収めた動画をインスタグラムに上げ、「胸が張り裂けそう」「これがあなたに起こったらと想像してみてください?理解しがたいでしょう?」「この悲劇的な攻撃は、人々にさらなる苦しみをもたらすだけです」と嘆いた。マーク・ハミルはアメリカとイスラエルの国旗の画像をXに投稿し、「アメリカはイスラエルと共にあります #常に」と表明。その他、ガル・ガドット、エイミー・シューマー、ジョシュ・ギャッド、サラ・シルバーマンらもSNSで悲痛の叫びを上げている。(賀来比呂美)
2023年10月10日イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が11月に日本ツアーを開催する。イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団は、1936 年にヴァイオリニストのブロニスラフ・フーベルマンが欧州各国に散らばっていた優秀なユダヤ人たちを集め、パレスチナ管弦楽団として発足。1948年のイスラエル建国に伴い、現在の「イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団」と改称された。現在は、注目の若手指揮者ラハフ・シャニが音楽監督を務めている。日本ツアーは全6公演で、ピアニストの小林愛実と、ヴァイオリニストの庄司紗矢香が日替わりで出演。メインとなるオーケストラ作品は、音楽監督シャニが愛するベートーヴェンの交響曲。ベートーヴェン自身が、作品様式に大きな変化を遂げた頃の第3番「英雄」と、イスラエル・フィルが多くの名指揮者と共演してきた第7番が披露される。ラハフ・シャニ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 日本ツアー■チケット情報月19日(日) 14:30 開演【A】横浜みなとみらいホール 大ホール11月20日(月) 19:00 開演【A】東京オペラシティ コンサートホール11月18日(土) 19:00 開演【C】フェニーチェ堺 大ホール11月21日(火) 19:00 開演【A】アクロス福岡 福岡シンフォニーホール11月23 日(木・祝) 16:00 開演【B】NHK ホール11月25日(土) 19:00 開演【B】愛知県芸術劇場 コンサートホール【プログラム A】モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲ショパン:ピアノ協奏曲 第 1 番 ホ短調 作品 11ベートーヴェン:交響曲第 3 番 変ホ長調 作品 55【プログラム B】ツヴィ・アブニ:祈りベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品 61ベートーヴェン:交響曲第 7 番 イ長調 作品 92【プログラム C】ツヴィ・アブニ:祈りショパン:ピアノ協奏曲 第 1 番 ホ短調 作品 11ベートーヴェン:交響曲第 7 番 イ長調 作品 92出演ラハフ・シャニ(指揮・音楽監督)小林愛実(ピアノ11月18、19、20、21日)庄司紗矢香(ヴァイオリン11月23、25日)イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽)
2023年09月20日イスラエル発のサロン専売スキンケアブランド「CHRISTINA(クリスティーナ)」を展開する、株式会社CHRISTINA JAPANは、2023年8月7日(月)から一般販売向けの『LINE REPAIR』シリーズを公式オンラインストアにて販売開始いたします。先進のテクノロジーとボタニカル成分を組み合わせた『LINE REPAIR』シリーズ1982年にイスラエルで創設されたサロン専売のスキンケアブランドCHRISTINAは、豊富な知識を持つ肌管理士によるカウンセリングの元、150種類以上の製品ラインナップから組み合わせた一人ひとりの肌質に合わせたスキンケアを提案することで、多くのお客様から支持をいただいてまいりました。この度新たにローンチする『LINE REPAIR』シリーズは敏感肌の方でも安心してご使用いただける処方により、カウンセリングなしでもご購入いただくことが可能です。『LINE REPAIR』シリーズはなりたい肌にあわせてお客様にお選びいただけるように、生命感あふれるツヤ肌へと導く『GLOW』、CHRISTINAのアイコン的アイテムでもある累計販売数200万本以上*を誇る美容液『テラスキン』を含む肌に弾むようなハリとうるおいを与える『HYDRA』、スーパーフードの力と肌の菌バランスに着目したゆらぎにくい**健やかな肌へ導く『NUTRIENT』の3つのラインで構成されています。先進のテクノロジーとボタニカル成分を組み合わせた『LINE REPAIR』シリーズで肌本来のもつ力***を引き出し、生命力あふれる美しさを実現します。*2023年5月時点、全世界販売累計数/**ゆらぎとは肌荒れのこと/*肌の水分保持機能のこと『LINE REPAIR』シリーズ『GLOW』肌に活力を与え*て美しさを呼び覚まし生命感あふれるツヤ肌へと導くシリーズGLOWシリーズは、美しさが巡るサイクルに着目したシリーズ。エネルギーブースター**が肌に活力*を与えて、生命感あふれる生き生きとしたツヤ肌へと導きます。まるで化粧水をたっぷりつけたかのようなみずみずしくふっくらとした肌に整えます。*肌にハリツヤを与える**整肌成分(サッカロミセス、セレビシエ酵母、ミトコンドリア、グルタミン酸、バリン、スレオニン)『HYDRA』瞬時にうるおいをチャージ弾むようなハリとうるおいに満ちた肌へ瞬時にうるおいをチャージし、弾むようなハリとうるおいに満ちた肌へと導くシリーズ。水分不足によって乾燥や弾力の低下が気になる方におすすめです。エラスチンリペアアクティブ*が肌にハリと弾力を与え3つの異なる分子のヒアルロン酸がうるおいを与えます。*保湿成分(グリシン大豆タンパク質)『NUTRIENT』スーパーフードの力と肌の菌バランスに着目ゆらぎにくい*健やかな肌へ導くシリーズ強い生命力と高い栄養素をもつスーパーフードの肌の常在菌のバランスに着目。肌のバリア機能**をサポートしゆらぎにくく*健やかな肌に導くシリーズ。肌本来のもつ力***をサポートし、健やかなハリツヤのある肌に整えます。*ゆらぎとは肌荒れのこと**角質層***肌の水分保持機能のこと■CHRISTINA1982年にイスラエルで創設されたCHRISTINAは、今や世界60カ国以上で愛用されているサロン専売のスキンケアブランドです。10シリーズ以上のトリートメントと150種類以上*のホームケアを組み合わせ、お客様一人一人の肌悩みに合わせたスキンケアを提案します。多くのセレブリティにもご愛用いただき、信頼と高い評価を築いてきました。現在は国内約1,000店舗以上のサロンおよびクリニックにて販売しており、年々取り扱い店舗も拡大しております。*日本未入荷を含む、クリスティーナのホームケア製品数のこと■お客様お問い合わせ先TEL:03-6812-9867(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年08月09日イスラエル発のサロン専売スキンケアブランド「CHRISTINA(クリスティーナ)」を展開する、株式会社CHRISTINA JAPAN(代表取締役社長:森 翔太)は、2023年8月7日(月)から一般販売向けの『LINE REPAIR』シリーズを公式オンラインストアにて販売開始いたします。公式オンラインストア: 『LINE REPAIR』シリーズ1982年にイスラエルで創設されたサロン専売のスキンケアブランドCHRISTINAは、豊富な知識を持つ肌管理士によるカウンセリングの元、150種類以上の製品ラインナップから組み合わせた一人ひとりの肌質に合わせたスキンケアを提案することで、多くのお客様から支持をいただいてまいりました。この度新たにローンチする『LINE REPAIR』シリーズは敏感肌の方でも安心してご使用いただける処方により、カウンセリングなしでもご購入いただくことが可能です。『LINE REPAIR』シリーズはなりたい肌にあわせてお客様にお選びいただけるように、生命感あふれるツヤ肌へと導く『GLOW』、CHRISTINAのアイコン的アイテムでもある累計販売数200万本以上*を誇る美容液『テラスキン』を含む肌に弾むようなハリとうるおいを与える『HYDRA』、スーパーフードの力と肌の菌バランスに着目したゆらぎにくい**健やかな肌へ導く『NUTRIENT』の3つのラインで構成されています。先進のテクノロジーとボタニカル成分を組み合わせた『LINE REPAIR』シリーズで肌本来のもつ力***を引き出し、生命力あふれる美しさを実現します。*2023年5月時点、全世界販売累計数/**ゆらぎとは肌荒れのこと/*肌の水分保持機能のこと公式オンラインストア: ■『LINE REPAIR』シリーズ『GLOW』肌に活力を与え*て美しさを呼び覚まし生命感あふれるツヤ肌へと導くシリーズGLOWシリーズは、美しさが巡るサイクルに着目したシリーズ。エネルギーブースター**が肌に活力*を与えて、生命感あふれる生き生きとしたツヤ肌へと導きます。まるで化粧水をたっぷりつけたかのようなみずみずしくふっくらとした肌に整えます。*肌にハリツヤを与える**整肌成分(サッカロミセス、セレビシエ酵母、ミトコンドリア、グルタミン酸、バリン、スレオニン)GLOW『HYDRA』瞬時にうるおいをチャージ弾むようなハリとうるおいに満ちた肌へ瞬時にうるおいをチャージし、弾むようなハリとうるおいに満ちた肌へと導くシリーズ。水分不足によって乾燥や弾力の低下が気になる方におすすめです。エラスチンリペアアクティブ*が肌にハリと弾力を与え3つの異なる分子のヒアルロン酸がうるおいを与えます。*保湿成分(グリシン大豆タンパク質)HYDRA『NUTRIENT』スーパーフードの力と肌の菌バランスに着目ゆらぎにくい*健やかな肌へ導くシリーズ強い生命力と高い栄養素をもつスーパーフードの肌の常在菌のバランスに着目。肌のバリア機能**をサポートしゆらぎにくく*健やかな肌に導くシリーズ。肌本来のもつ力***をサポートし、健やかなハリツヤのある肌に整えます。*ゆらぎとは肌荒れのこと**角質層***肌の水分保持機能のことNUTRIENT■CHRISTINA1982年にイスラエルで創設されたCHRISTINAは、今や世界60カ国以上で愛用されているサロン専売のスキンケアブランドです。10シリーズ以上のトリートメントと150種類以上*のホームケアを組み合わせ、お客様一人一人の肌悩みに合わせたスキンケアを提案します。多くのセレブリティにもご愛用いただき、信頼と高い評価を築いてきました。現在は国内約1,000店舗以上のサロンおよびクリニックにて販売しており、年々取り扱い店舗も拡大しております。*日本未入荷を含む、クリスティーナのホームケア製品数のこと■お客様 お問い合わせ先TEL:03-6812-9867 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月07日「Lavido」の時短ジェル洗顔料植物化学に基づいたイスラエル発の機能性ビューティーケアブランド「Lavido(ラヴィド)」より、ジェルタイプの洗顔料「ラヴィド バランシングフェイシャルクレンザー」(税込4,180円)が登場。2022年10月20日(木)、ナチュラル&オーガニックのセレクトショップ「Biople(ビープル)」で先行発売。その後、2022年11月18日(金)に一般発売をスタートする。公式オンラインストアにて購入可能だ。天然の洗浄成分で汚れスッキリ「ラヴィド バランシングフェイシャルクレンザー」は、肌の上でジェルが泡状に変化する洗顔料。こすって泡立てる必要がないため、摩擦レスで肌への負担を軽減できる時短洗顔料だ。キー成分として、肌を潤し柔らかくする「ザクロ果実エキス」や、自然由来の機能性成分「プロポリス」、保湿力の高い「ビターオレンジ」由来のハイドロゾルウォーターを配合。肌を清潔に保ち、潤いで満たしてくれる。また天然ココナッツ泡が毛穴に残った頑固な汚れや不要な角質まですっきりオフ。くすみ知らずの、明るくなめらかな肌へ整える。ブルータンジーとネロリをブレンドしたフレッシュで瑞々しい香りだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※「Lavido」公式サイト
2022年10月06日イスラエル発のソープブランド「ガミラシークレット(Gamila Secret)」から、新作「ガミラシークレット メンサ」が登場。2022年4月27日(水)より、コスメキッチン(Cosme Kitchen)限定で販売される。ガミラシークレットから、ペパーミント配合の限定ソープ100%ナチュラル素材で、ハーブの効能を最大限に生かした手作りソープを手掛ける「ガミラシークレット」。肌を"洗う”というより、なめらかに"整える”スキンケア発想の仕上がりで、世界中のファンから愛され続けている。今回そんな「ガミラシークレット」から日本初上陸となるフレーバー「ガミラシークレット メンサ」が登場。スッと清々しいメントールと、程よく甘い香りを持つペパーミントを配合したことで、夏にぴったりな爽やかなソープに仕上げている。保湿力もばっちりまた石けん一つには、約1kgの実から採れる一番搾りのエクストラバージンオリーブオイルを贅沢に配合しているのもポイント。上質なオリーブオイルは保湿力もバツグンで、思わず触れたくなる"しっとり肌”へと整えてくれる。なお洗顔にはもちろん、ボディに使用するのもおすすめ。粘りが強く出るブランドお馴染みのリッチな泡に包まれながら、夏のスキン・ボディケアを楽しんでみてはいかが。【詳細】「ガミラシークレット メンサ」115g 3,190円<コスメキッチン限定品>発売日:2022年4月27日(水)展開:コスメキッチン店舗・公式ウェブストア
2022年04月29日20世紀最大の画家と言われるパブロ・ピカソ。想像力と感受性の富んだピカソは、常に新しい表現を探求し、その画風を変遷させていった。その過程をイスラエル博物館が所蔵する作品で紐解いていく展覧会『イスラエル博物館所蔵ピカソ―ひらめきの原点―』が、4月9日(土)から6月19日(日)までパナソニック汐留ミュージアムで開催されている。世界屈指と言われるイスラエル博物館のピカソ・コレクションがまとまって紹介されるのは、日本初のこととなる。エルサレムにあるイスラエル博物館は、グラフィック作品を中心に800点あまりのピカソの作品を所蔵しており、世界屈指のコレクションとも言われている。同展では、このピカソ・コレクションより版画作品を中心に紹介。ピカソがパリに出た1900年頃から、亡くなる3年前の1970年まで、約70年の作品を年代順に5章に分けて展示し、その作風の変遷を追っていく。第1章「1900-1906年」は、スペインからパリに出てきたピカソの作品からスタートする。親友の自殺をきっかけに突入した「青の時代」、恋人・フェルナンド・オリヴィエとの出会いから生まれた「バラ色の時代」など、ピカソは人々との出会いと別れによって作風を大きく変えていく。旅回りのサーカス芸人の様子を描いた連作「サルタンバンク・シリーズ」は当時のピカソの作風を色濃く伝えている第2章「1910-1920年」は、ピカソとジョルジュ・ブラックが生み出した表現方法「キュビスム」に焦点を当てる。対象を複数の視点から観察し画面上に再構成する「分析的キュビスム」、その「分析的キュビスム」から発展した「総合的キュビスム」は、20世紀美術の流れを大きく変えた。しかし、美術の歴史を大きく変えたピカソであるが、1917年のイタリア旅行をきっかけに、ルネサンス美術や古典美術に関心を寄せ、また大きく画風を変化させる。第3章「1920-1937年」では、新古典主義とシュルレアリスムの時代のピカソについて取り上げる。1930年から7年間にわたって制作されていた版画シリーズ「ヴォラール連作」は、当時のピカソの変容が如実に表されている。「ヴォラール連作」は、エッチングやドライポイント、アクアチントなどさまざまな版画技法で制作されており、版画という表現技法を重要視していたことも伺える。ちなみに、ヴォラールとはピカソが初期に所属していた画商アンブロワーズ・ヴォラールの名前を冠したものだ。第4章「1937-1953年」は、ピカソの故郷であるスペインで起こった内戦時の作品を紹介する。1936年に勃発したスペイン内戦はピカソに大きな影響を与え、代表作である《ゲルニカ》が描かれた。同展で展示されている銅版画《フランコの夢と嘘I、II》は、ゲルニカが描かれる前に制作された、ピカソ初の政治的メッセージが込められた作品だ。また、当時ピカソのミューズであったドラ・マールの存在もまた、ピカソの制作意欲を強く刺激していたという。そして、第5章「1953-1970年」は、老いてますます創作意欲が盛んになった晩年のピカソの作品を取り上げる。86歳で取り組んだ347点からなる版画連作〈347シリーズ〉や、当時の伴侶ジャクリーヌ・ロックの肖像などを展示する。巨匠であるピカソの姿はさまざまな写真家たちが捉えている。ピカソという強い求心力を持つ天才の姿を、彼の生涯に渡る作品を見てから眺めるとさらに魅力的に映る。ピカソの歩んだ、長い道のりをじっくりと捉えてみよう。取材・文:浦島茂世【開催情報】『イスラエル博物館所蔵ピカソ―ひらめきの原点―』2022年4月9日(土)- 6月19日(日)、パナソニック汐留美術館にて開催※日時指定予約制美術館公式サイトは
2022年04月15日世界有数の博物館のひとつ、エルサレムのイスラエル博物館より、選りすぐりのピカソ作品が初来日する『イスラエル博物館所蔵 ピカソ ― ひらめきの原点 ―』が、4月9日(土)より、パナソニック汐留美術館にて開催される。同展では、イスラエル博物館が所蔵にする800点以上のピカソ・コレクションから、版画作品を中心に、油彩、素描から写真までの作品を通して、長く、豊饒な創作の軌跡を展観。世紀の変わり目の1900年頃の絵画から、亡くなる3年前の1970年の作品までを年代順に紹介していく。青の時代の傑作銅版画《貧しい食事》を含む〈サルタンバンク・シリーズ〉、1930年代の〈ヴォラール連作〉、戦時期の《フランコの夢と嘘 I、II》、86歳で制作した〈347シリーズ〉など、画風の移り変わりと技術的な実験の軌跡、そしてモチーフの変容を紹介し、ピカソのインスピレーションの源に迫る。【開催概要】『イスラエル博物館所蔵 ピカソ ― ひらめきの原点 ―』会期:2022年4月9日(土)~6月19日(日)会場:パナソニック汐留美術館時間:10:00~18:00、5月6日(金)、6月3日(金)は20:00(入館は閉館30分前まで)休館日:水曜(5月4日と5月18日は開館)料金:一般1,200円、65歳以上1,100円、大学700円、高校500円※予約サイトでの日時指定予約が必要▪美術館公式サイト:
2022年03月23日何かとストレスが溜まりやすい現代で、ときにはうっぷんを晴らしたいと思うこともあるのでは?そこで、憂うつな気分も吹き飛ばしてくれるオススメの話題作をご紹介します。『ガンパウダー・ミルクシェイク』【映画、ときどき私】 vol. 466ネオンきらめくクライム・シティで、暗殺組織に属する腕利きの殺し屋サム。トップ・アサシンとして暗躍していたが、彼女はあるミッションでターゲットとされていた人物の娘エミリーをかくまったことで、組織から逆に命を狙われてしまう。次々とやってくる刺客たちを蹴散らし、夜の街を駆け抜けるサムとエミリーは、かつて殺し屋だった 3 人の女性が仕切る図書館に飛び込むことに。知恵と力を結集させた女たちは、図書館秘蔵の銃火器の数々を手に、悪の組織への反撃を開始する!CG抜きの迫力あるアクションを堪能できるだけでなく、バイオレンスとユーモアを融合させた“新世代のシスター・ハードボイルド・アクション”として注目を集めている本作。作品の裏側について、こちらの方にお話をうかがってきました。ナヴォット・パプシャド監督世界各国の映画祭で数々の賞を受賞した経験に加えて、クエンティン・タランティーノ監督からも才能を認められているイスラエルの鬼才パプシャド監督。今回は、映画マニアならではのこだわりや日本に対する特別な思いなどについて、語っていただきました。―まずは、本作に登場する主要の殺し屋を全員女性にしようと思った理由から教えてください。監督僕にとっては、「そうしない理由はないんじゃない?」と思っていたくらい自然なことでした。『エイリアン』とか『キル・ビル』のように、女性が物語を引っ張っていくような作品は以前からもわりとあるようなイメージがあったので。ただ、数としてはまだまだ足りていないのかなという印象はありました。それからもうひとつの理由としては、「もし男性が主人公だったらこんなスマートな判断はしないかもしれない」と思うところが本作にはいくつかあったので、女性のほうがいいのではないかなと。決して男性を見下しているわけではありませんが、人質になった少女と母娘のような関係になるほうが自然だし、そのほうがおもしろいと感じたのです。そういったところからこの映画では女性であることが大きなテーマになり、シスターフッドの作品となりました。女優たちとのコラボはキャリアにおいても最高の経験―なるほど。そのあたりについては、出演されている女優陣とも話し合ったのでしょうか。監督そうですね。物語の主軸となる感情面や葛藤というのは女性ありきの部分だったので、彼女たちと一緒に相談しながらキャラクター造形を完成させることができたのは大きかったです。彼女たちが素晴らしいコラボレーターとなってくれたおかげで、作品のレベルも上がりましたし、僕自身のキャリアにおいても最高の経験となりました。―劇中では気になるアイテムが数多くありましたが、タイトルにも使われているミルクシェイクを母娘の絆を感じさせる大事なシーンのアイテムとして選んだ理由とは?監督2人をつなぐものとして何かを入れたいと考えていたときに思いついたのが、ミルクシェイクだったからです。僕自身、食べ物とともに両親との思い出を振り返ることが多かったというのもありますが、そのなかでもミルクシェイクに含まれているのは、童心に帰れる要素とロマンチックさ。それをスローモーションで撮ることによって、母親と子どもの絆をノスタルジックな瞬間として表現できたと思っています。僕にとって母親の作ってくれたチョコレートケーキは、たとえ味で負けていたとしてもミシュランの3つ星店が作るチョコレートケーキよりも特別なもの。そんなふうに記憶や感情とつながり、絆を感じさせるものがこの作品には必要だったのです。日本文化とは昔からつながりを感じている―そのほかに日本製のシリアルをサムが食べていたり、サムとエミリーが日本語の書かれたシャツを着ていたりしているのも気になりました。小道具に日本の要素を取り入れたのには何か意図がありますか?監督まだ1度しか訪れたことがないものの、僕は日本が大好きで、大きな敬意の念を抱いています。言葉ではうまく説明できませんが、昔から日本文化とはつながりを感じていましたし、日本語の響きは僕にとっては音楽のようでもあります。僕は日本から影響を受けていることを隠すつもりはなく、むしろそれをドンドン出していきたいと思っているので、劇中で日本語の書かれたアイテムを登場させました。それくらい僕は日本の文化や映画に対して思い入れがあるので、それをみなさんにも知ってほしいです。―さらに、この作品では黒澤明監督にインスパイアされて作ったところもあるのだとか。映画マニアでもある監督が、本作に黒澤監督の要素を取り込もうと思ったのはなぜでしょうか。監督それは、もはや愛のようなものですね(笑)。人を好きになるのに理由がないのと同じではないかなと。今回は、黒澤明監督だけでなく、セルジオ・レオーネ監督とアルフレッド・ヒッチコック監督という3名からインスピレーションを受けているので、それらが交錯するような映画になっています。僕の祖父が映写技師だったこともあり、僕は「映画とは何か」というのを知る前から映画に触れて育ちました。そういったなかでも、観ているだけでまるで催眠にかかったかのように引き込まれてしまうのがいま挙げた3人の監督。黒澤監督に関していうと、幼いころに父と観た『七人の侍』に魅了されたことをよく覚えています。落ち着いたら日本には一番初めに行きたいと思っている―そのなかでも、注目してほしいところはありますか?監督本作では暗殺モノを誘拐モノにつないでいく、というアイデアを実現させることができました。たとえるならレオーネ監督の『続・夕陽のガンマン』を観ていたと思ったら、黒澤監督の『天国と地獄』になっていたというような感覚に近いかなと。そうやってジャンルをミックスすることも今回は意識したところです。―それでは最後に、監督が日本に対して伝えたい思いがあれば、お聞かせください。監督僕は学生時代から黒澤明監督や黒沢清監督、三池崇史監督といった方々から影響を受けてきました。映画を通して日本という国を知ったというのもありますが、僕にとって日本は“映画的な国”です。そのほかにも、アニメや音楽といった日本の文化も大好きなので、このパンデミックが落ち着いたら一番初めに行きたいと思っています。ポップでカラフルなのにバイオレントも全開!強さと美しさを兼ね備えた女性たちが繰り広げる手加減なしのド派手なバトルに、爽快感炸裂の本作。甘さは控えめだけど超刺激的な1本に、誰もが心をシェイクされること間違いなし!取材、文・志村昌美興奮が止まらない予告編はこちら!作品情報『ガンパウダー・ミルクシェイク』3月18日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー配給:キノフィルムズ©2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved.
2022年03月17日イスラエル発のサロンクオリティコスメブランド「CHRISTINA(クリスティーナ)」を展開する、株式会社CHRISTINA JAPAN(代表取締役社長:森 翔太)は、2022年3月2日(水)から同3月15日(火)の期間中、伊勢丹 新宿店にてポップアップストアを開催します。伊勢丹 新宿店ポップアップストア1982年にイスラエルで創設されたCHRISTINAは、サロンおよびクリニック専売のスキンケアブランドです。ポップアップストアでは、クリスティーナスタッフによるカウンセリング、普段はサロンでしか購入できない各種アイテムの販売を行います。日本初上陸の「シルクシリーズ」より「シルク アップリフトクリーム」も数量限定で発売予定です。バリア機能が乱れがちな春肌を、サロンクオリティコスメCHRISTINAでいたわってみませんか。■ポップアップストア概要・店舗情報:伊勢丹 新宿店 2F・所在地 :〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1・営業時間:10:00~20:00 *状況に応じて変更の可能性あり・期間 :2022年3月2(水)~3月15日(火)■先行発売「シルク アップリフトクリーム」シルク アップリフトクリーム イメージシルクシリーズはその名の通り、絹のようになめらかな肌に導くサロントリートメント・ホームケアコスメです。「シルク アップリフトクリーム」は、保湿成分を豊富に配合しており、使い続けることできめ細かい肌へと導きます。ささらに塗布後、肌の引き締め効果をご実感いただき若々しい印象に導きます。お肌の乾燥を防ぎ、弾むようなハリとツヤを与えます。■PRESENT・購入者特典アンストレスクレンジングムース33,000円以上の購入で「アンストレスクレンジングムース」をプレゼントします。不純物をやさしく取り除き、潤いや透明感のある健康的で若々しい肌に導きます。■CHRISTINA1982年にイスラエルで創設されたCHRISTINAは、今や世界60カ国以上で愛用されているサロンおよびクリニック専売のスキンケアブランドです。サロンでのトリートメントはもちろん、ホームケア製品も74点にも及ぶ充実したラインナップで、お客様一人一人の肌悩みに合わせたスキンケアを提案し、本質的な肌質改善をサポートします。多くのセレブリティにもご愛用いただき、信頼と高い評価を築いてきました。現在は国内約600店舗のサロンおよびクリニックにて販売しており、年々取り扱い店舗も拡大しております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月22日世界をリードする美容大国「イスラエル」出典:byBirth誰もが羨むような美貌と風格の持ち主として名高い女優Natalie Portman(ナタリー・ポートマン)や、Gal Gadot(ガル・ガドット)の出身地としても知られている“イスラエル”。広大な大自然の中に多種多様な動植物が生息しているイスラエルは、「死海の泥」や「オリーブ」など驚くべき美容成分が秘められた天然資源で溢れているだけではなく、美容医療の技術においても世界をリードしている美容大国です。そして近年、美容マニアの間で静かな話題となっているのが、自然界が持つパワーや香りが最大限に活かされた、知る人ぞ知るイスラエル生まれのスキンケア製品たち。現代人の疲れ切った肌と心を癒しながら、肌本来が持つ底力を呼び覚ましてくれる唯一無二の逸品に、あなたもきっと虜になるはずです。美容大国に習う。イスラエルブランド発の「スキンケア製品」5選1.AHAVA(アハバ) エクストリーム ナイト トリートメント この投稿をInstagramで見る AHAVA(@ahava)がシェアした投稿 イスラエルの死海の恵みを取り入れた製品を展開している、ビューティーブランド「AHAVA(アハバ)」。「死海のミネラル」「ゴジベリー」「ペプチド」など天然由来の恵みがぎっしりと凝縮されたこちらの夜用美容液は、就寝中の肌を引き締めながらバリア機能を高め、翌朝には吸い付くようにもっちりとした柔肌へと導いてくれる優れものです。軽やかで浸透力に優れたジェルテクスチャーで、冬の悩める“枯渇肌”も一晩で回復。見た目年齢層を左右する首元にも毎晩塗り込むことで、ハリ感のある若々しい印象を保つことができます。2.Laline(ラリン) デッドシーミネラルズ 24Kゴールデンマスク この投稿をInstagramで見る ラリン LalineJAPAN(@lalinejapan)がシェアした投稿 1999年にイスラエルの小さな店舗からスタートした「Laline(ラリン)」は、死海のミネラルや厳選された植物成分を使用し、見ているだけでも楽しくなるようなバラエティ豊かな製品を取り揃えている、グローバルライフスタイルブランドです。24金を贅沢に配合したこちらのフェイスマスクは、塗布してから5~10分放置して洗い流すだけで、キメの整った透明感ある潤い肌を叶えてくれるという逸品で、美肌成分として「死海のミネラル」「アルガンオイル」「ヒアルロン酸」「ミツロウ」などを配合。さらにブランド独自に調合された「いちぢく」や「サンダルウッド」が織りなす上質な香りが堪能できるというのも大きな魅力で、使うたびに日常の慌ただしさや疲労感をリセットしてくれるはずです。3.Premier(プリミエル) ミルククレンザー この投稿をInstagramで見る Premier Dead Sea(@premierdeadseausa)がシェアした投稿 イスラエルの死海の素晴らしさを世界中に届けるべく、自然の恵みと最新のサイエンスを融合させた製品を生み出している、実力派スキンケアブランド「Premier(プリミエル)」。まるで乳液のように濃厚な手触りに定評があるこちらのミルククレンジングは、肌に潤いとミネラルを届けながら、不純物やメイク汚れを浮かせ取ることができ、「死海のミネラル」「ローズヒップオイル」「ムスクローズオイル」「カモミール」など良質な美肌成分が凝縮されています。そして特筆すべきポイントは、使用後にも残るもっちりとした感覚。トラブルが起きやすい敏感肌さんにもおすすめで、ニキビなどの炎症を落ち着かせてくれる効果もあります。4.-417(マイナス417) インスタントミラクルリカバリー 泥マスク この投稿をInstagramで見る -417 Official Instagram(@minus417official)がシェアした投稿 “死海の海抜”がブランド名の由来になっている「-417(マイナス417)」は、ミネラルが豊富に含まれた死海の成分をベースに、あらゆる肌質に対応した製品を取り揃えているスキンケアブランドです。死海のミネラルが凝縮されたこちらの泥マスクは、顔から首に塗布した泥を付属のマグネットの磁力で取り去ることで、古い角質や環境汚染物質をリセットし、引き締まった柔肌へと導いてくれるというもの。定期的に取り入れることで生まれ変わったように素肌が生き返り、「カカオバター」「はちみつ」「アボカドオイル」などの栄養満点な美肌成分が、“理想の肌”へと近づけてくれるはずです。さらにプラスティック原料の削減に向けて、再利用可能なパッケージ素材を採用するなど、環境に配慮しているのも注目すべきポイント。5.JD schlossSGRY HD この投稿をInstagramで見る י.ד. שלוס ארומתרפיה מסורתית(@schloss_aromatherapy)がシェアした投稿 伝統的なハーブ療法に基づいた、心身ともに健康的な人生を送るための製品を取り揃えている、著名なアロマセラピストが手掛ける人気ブランド「JD schloss」。「アーモンドオイル」「サンダルウッド」「イランイラン」などが独自にブレンドされたこちらのフェイスオイルは、枯渇した肌の隅々に潤いを与えながら、肌本来が持つバリア機能を高めてくれるというものです。厳選された貴重な精油たちが織りなす芳香や、肌に溶け込むような心地良いテクスチャーに、誰もが心穏やかになるはず。いかがでしたか?イスラエル現地では、意外にも“すっぴん”に近い状態で街を歩いている女性が多いのだとか。肌荒れやエイジングサインを隠すためにメイクを施すのではなく、素肌に自信を持つためにも、イスラエル生まれのスキンケア製品を手に取ってみてください。
2022年01月14日イスラエル発のクリーンビューティーブランド「Lavido(ラヴィド)」ハンド・ボディケアが待望の日本上陸提供:LavidoLavido(ラヴィド)は美容大国イスラエル発のクリーンビューティーブランド。植物化学に基づき、ハーブの力を最大限に引き出す植物由来処方と、皮膚科学的にも効果を追求した機能性の高さで、本国をはじめ世界各地で支持されており、2021年6月に待望の日本上陸を果たすと、美容意識の高い方やクリーンな処方にこだわる方を中心に、瞬く間に話題となりました。2021年12月には、ハンド・ボディケアが日本初上陸。気になる特長はこちらです。ハンド・ボディケア「ナーチャリングハンドクリーム」/「アロマティックボディローション」共通特長植物のナチュラルなうるおいベールで、なめらか肌を一日キープ厳選したうるおい成分をハンド&ボディケアシリーズ共通で配合。濃密なのに伸びの良いテクスチャーでベタつかないため、シーンを選ばず心地よくケアできます。「オーガニックシアバター」(※1)が、すっと肌になじんで浸透し、潤いを与えて乾燥から守り、「植物由来ヒアルロン酸」(※2)が肌の水分をキープし、ハリ・弾力を与えます。エイジングケア(※3)にも最適なシリーズです。ナチュラルで心地よいこだわりの香り「前向きな気持ちになれるシトラスの香り」と「上品で繊細なムスク&ココナッツの香り」の2種類をラインナップ。季節や気分で使い分けも可能です。いずれもこだわりのアロマの香りが全身をふわっと包みこみ、心地よい香りとうるおいが続きます。各製品特長成分ナーチャリングハンドクリーム シトラス撮影:byBirthオーガニックシアバター(※1)/マンダリンオレンジ(※4)/レモンマートル(※5)ナーチャリングハンドクリーム ムスク&ココナッツ撮影:byBirthオーガニックシアバター(※1)/ココナッツ&ムスク(※6)/ココナッツオイル(※7)アロマティックボディローション シトラス撮影:byBirthオーガニックシアバター(※1)/マンダリンオレンジ(※4)/オレンジオイル(※8)/ベルガモットオイル(※9)アロマティックボディローション ムスク&ココナッツ撮影:byBirthオーガニックシアバター(※1)/ココナッツ&ムスク(※6)/ココナッツオイル(※7)【特長成分詳細】マンダリンオレンジ ※4肌をやわらかく、なめらかに整える。レモンマートル ※5肌に自然なハリを与え、引き締める。肌の油分バランスを整える。オレンジオイル ※8肌にハリを与え、なめらかにする。ベルガモットオイル ※9肌を整え、肌荒れを防ぐ。ココナッツ&ムスク ※6上品で繊細な香りのブレンドオイル。ココナッツオイル ※7ビタミンEを豊富に含む。肌を保湿し、潤いをキープする。Lavido(ラヴィド)製品概要2021年12月23日(木)より発売中ナーチャリングハンドクリーム シトラス70mL/1,870円ナーチャリングハンドクリーム ムスク&ココナッツ70mL/1,870円アロマティックボディローション シトラス120mL/2,530円アロマティックボディローション ムスク&ココナッツ120mL/2,530円(税込表記)※1 シア脂(保湿)※2 ヒアルロン酸Na(保湿)※3 年齢に応じたお手入れのこと※4 マンダリンオレンジ果皮油(保湿)※5 バクホウシアシトリオドラ葉油(保湿)※6 香料※7 ヤシ油(保湿)※8 オレンジ果皮油(保湿)※9 ベルガモット果実油(保湿)
2022年01月06日待望のハンド&ボディケア商品新登場イスラエル発のボタニカルコスメブランド「Lavido(ラヴィド)」より、ハンド&ボディケアの新商品2種が日本初上陸。「ナーチャリングハンドクリーム」(税込1,870円) および「アロマティックボディローション」(2,530円)を、2021年12月23日(水)より発売する。美容大国生まれの機能性ボタニカルブランド「Lavido」は、イスラエル発の美容ブランド。植物科学に基づいたボタニカル成分を厳選配合した、スキンケア・ボディケアアイテムを展開している。また「オーガニック」「ヴィーガン」「グルテンフリー」をキーワードに、クリーンな製品づくりを徹底するクリーンビューティーブランドだ。2つの香りで心地よいボディケアを今回新たに発売されるのは、キー成分の「オーガニックシアバター」が肌を潤し乾燥を防ぐ、ハンドクリームとボディローション。それぞれ爽やかなアロマで前向きな気分にさせてくれる「シトラスの香り」と、繊細かつエレガントな「ムスク&ココナッツの香り」の2種類の香りを展開する。濃密なのにべたつかない、肌なじみの良いテクスチャーが特徴。肌にスッと浸透して冬の乾燥肌を保湿し、ハリと弾力のある素肌に導いてくれる。(画像はプレスリリースより)【参考】※「Lavido」公式サイト
2021年12月22日約50万点ものコレクションを所蔵するイスラエル博物館は、印象派の作品が充実していることで世界的に知られている。三菱一号館美術館で10月15日(金)に開幕した『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜―モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』は、同館のコレクションを通して、印象派が生まれ、発展していった流れを辿れる展覧会だ。イスラエル博物館は、イスラエルの首都エルサレムに1965年に開館したイスラエル最大の文化施設。約2000年前に作られたという世界最古の聖書「死海文書」をはじめ、約50万点に及ぶ所蔵品を擁している。本展はこのイスラエル博物館が所蔵する印象派とその前後の作品69点をもって、画家たちが光をどのように描いていたのか、その系譜をたどっていくものだ。すべてジャン=バティスト・カミーユ・コロー左《舟上の釣り人》1870〜1872年中《魚を運ぶ釣り人》製作年不詳右《川沿いの町、ヴィル=ダヴレー》1855〜1856年頃展覧会は4章構成。第1章「水の風景と反映」では、印象派に先駆けて戸外に赴き制作を行ったコローや印象派の画家たちの水や水面の描き方に着目し、光をどのように捉えていたかを探る。左:ギュスターヴ・クールベ《海景色》1869年右:カール・ピエール・ドービニー《漕ぎ手のいる大きな川の風景》1885年いずれもウジェーヌ・ブ−ダン左《岸辺のボート》製作年不詳右《潮、海辺の日没》製作年不詳クールベやブーダン、ドービニーらが描く海や川、水にはそれぞれに強い個性がにじみ出ている。そして、彼らのものの捉え方は、モネをはじめとする、後の印象派の画家たちに多大な影響をあたえることとなる。クロード・モネ《睡蓮の池》1907年モネは、光の移ろいを追求するため、自宅の庭に池を作り、そこで一日中写生を行っていた。1903年から08年にかけては、同じ構図、異なる時間帯で睡蓮を数多く描き、1909年にデュラン=リュエル画廊で開催した個展「睡蓮:水の風景連作」にてそれら48点をまとめて発表した。《睡蓮の池》はこのときに発表した作品のひとつ。睡蓮が浮かぶ池には周囲の木々や空、雲が映りこみ、鑑賞者は池の外にまで思いをはせることができる。いずれもクロード・モネ左:《睡蓮》1907年和泉市久保惣記念美術館蔵右:《睡蓮》1907年DIC川村記念美術館蔵また、別フロアにてDIC川村記念美術館と和泉市久保惣記念美術館が所蔵する2点の《睡蓮》が特別展示されている。いずれも、「睡蓮:水の風景連作」に出品していたものでイスラエル博物館の《睡蓮の池》とほぼ同構図。水面に写り込んだ空の色や空気感などを見比べてみよう。そして、11月30日(火)からは「睡蓮:水の風景連作」に出展されていた、東京富士美術館所蔵の《睡蓮》(1908年)も展示される。第2章は「自然と人のいる風景」。交通網が整備され、郊外に行きやすい状況が生まれると、印象派の画家たちは、先人であるバルビゾン派の画家たちのように積極的に郊外に出て絵を描いた。印象派に影響を受けたゴッホやゴーガンもまた、自然のある風景を独自の視点で描いている。いずれもフィンセント・ファン・ゴッホ左:《麦畑とポピー》1888年右:《プロヴァンスの収穫期》1888年いずれもポール・ゴーガン左:《ウパ ウパ(炎の踊り)》1891年右:《犬のいる風景》1903年第3章「都市の情景」では19世紀後半より急速に発展していったヨーロッパの都市景観について画家たちはどのように描いていたのかを辿っていく。8回開催された全ての印象派展に参加した唯一の画家、ピサロは人々が集うテュイルリー宮庭園や、工場の煙がたなびくセーヌ川の岸辺など、変わりゆく風景を描いた。いずれもカミーユ・ピサロ左:《テュイルリー宮庭園、午後の陽光》1900年右:《ポントワーズの工場》1873年いずれもレッサー・ユリィ左:《冬のベルリン》1920年代半ば右:《夜のポツダム広場》1920年代半ば印象派にも影響を受けたドイツ人画家、レッサー・ユリィは20世紀初頭のベルリンの風景を描いている。自動車が走り、ネオンの光が夜の町を照らす風景は、当時の雰囲気を巧みに捉えている。そして、最終章となる第4章「人物と静物」。人々の姿や日々の暮らしを描きながら、画家たちは新しい表現に取り組んでいった。展示風景よりルノワールが描いた肖像画いずれもエドゥアール・ビュイヤール左:《長椅子に座るミシア》1900年頃右:《エセル婦人、ナポリ通り》製作年不詳本展は69点の展示作品のうち、なんと59点が初来日。これまで知らなかった作品に多数出会える、刺激にも富んだ展覧会だ。取材・文:浦島茂世【開催情報】『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜―モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』10月15日(金) ~ 2022年1月16日(日)、三菱一号館美術館にて開催
2021年10月19日イスラエル発のクリーンビューティーブランド 「Lavido(ラヴィド)」とは提供:株式会社b-ex「Lavido(ラヴィド)」は、植物化学者であるイド・マガルさんが2003年にスタートした、イスラエルのクリーンビューティーブランド。植物化学に基づき、ハーブの力を最大限に引き出す植物由来処方と、皮膚科学的にも効果を追求した機能性の高さで、本国をはじめ、世界各地で支持されています。提供:株式会社b-exそんなブランドよりこの秋、エイジングケアのサポートアイテムとして2008年の誕生以降、世界中で愛され続けているベストセラーアイテム「リプレニッシングフェイシャルセラム」が待望の日本上陸決定へ。エイジングケアに最適な厳選した18種類の植物エキスとオイルを、植物の部位ごとに最良な方法で抽出。高濃度に配合した肌なじみの良いオイルベースのフェイシャルセラムが角質層のすみずみまでうるおいを与え、使うたびにふっくらとしたハリ、輝くようなうるおいのあるツヤ肌へ導きます。「Lavido(ラヴィド)」共通特長厳選された植物由来成分と、そのハーブの力を最大限に活かす成分・抽出方法本ブランドの製品は植物化学をベースに開発。植物の特長や組み合わせによって人間の肌に与える機能を研究し、植物が持つ力を最大限に引き出します。またアイテムの特性に合わせて、選び抜かれた植物由来成分と抽出方法を採用。オーガニック認証を取得した成分を配合。ドイツでの第三者機関テスト済と、成分から製造方法、肌への効果に至るまで、徹底してこだわっています。新製品「リプレニッシングフェイシャルセラム」特長1.肌の保湿やエイジングケアに最適な18種類の植物エキスとオイルを高濃度に配合提供:株式会社b-exザクロやレモンマートル、マンダリンオレンジなど、保湿やエイジングケアに最適なオーガニック植物から、コールドプレスや蒸留、温浸法など、植物の種類や部位ごとに最適な方法で成分を抽出。高濃度のエキス・オイルを18種類掛け合わせることにより、植物のパワーで肌本来の力をサポートし、使うたびにふっくらとしたハリ、輝くようなうるおいのあるツヤ肌へと導きます。2.肌に素早く浸透しリッチなうるおいが持続提供:株式会社b-ex素速く浸透するライトなオイルと、ゆっくりと深く時間をかけて浸透し、一日中栄養のいきわたる肌に導くヘビーなオイルからつくられており、肌に馴染ませてから長い間、リッチな潤いが続きます。ベタつかないので、オイル初心者の方でも使いやすいアイテムです。3.ナチュラルでフレッシュな心地の良い香りラベンダーにレモンマートルを合わせた、ハーブの恵みが詰まったフレッシュな香り。リラックスしながらケアが叶います。「Lavido(ラヴィド)」既存製品ラインナップ撮影:byBirthハイドレーティングフェイシャルトナー肌に栄養とうるおいを与えながら、やさしく肌を引きしめ、キメの整った肌へと導くスプレータイプの化粧水。ふきとり化粧水としても使用可能。バランシングモイスチャークリーム水分・油分のバランスを整え、肌本来のうるおいをサポートするクリーム。しっとりするのにベタつかないので、朝のメイク前に使用しても快適。どんな肌タイプの方にもマッチします。モイスチャーブーストハイドレーティングクリームビタミンAとビタミンCを含むシーバックソーンエキスを配合した、エイジングケアと保湿に特化したクリーム。乾燥による小じわを目立たなくする効能評価試験済み。リプレニッシングアイクリームたっぷり使える30mLのアイクリームは、伸びが良く保湿力が高いため、目元のみならず、ほうれい線や額、首など、エイジングサインが気になる全てのパーツへ使えます。「Lavido(ラヴィド)」新製品概要撮影:byBirth2021年9月29日(水)新発売ラヴィド リプレニッシングフェイシャルセラム30mL7,480円〈特長成分〉ザクロ/レモンマートル/マンダリンオレンジ〈使用方法〉洗顔後、化粧水で肌を整えた後、適量を手にとり、顔全体になじませる。その後クリームで仕上げる。特に乾燥が気になるときはブースターとしての使用や、首筋やデコルテ、毛先、甘皮など、全身へ使用可能。その他既存製品ハイドレーティングフェイシャルトナー120mL3,960円バランシングモイスチャークリーム50mL5,720円モイスチャーブーストハイドレーティングクリーム50mL7,040円リプレニッシングアイクリーム30mL6,270円※税込表記
2021年10月08日イスラエル発のサロンクオリティコスメブランド「CHRISTINA(クリスティーナ)」を展開する、株式会社CHRISTINA JAPAN(代表取締役社長:森 翔太)は、2021年10月18日(月)~同10月20日(水)の期間中、インテックス大阪で開催される西日本最大規模のビューティー見本市「beauty world JAPAN WEST」に出展します。イメージ詳細1982年に創設されたイスラエルブランド・CHRISTINAは、サロンおよびクリニック専売のスキンケアブランドです。beauty world JAPAN WESTでは、無料カウンセリング・体験/導入説明、デモンストレーションを行います。■出展概要・イベント名 beauty world JAPAN WEST・会場 インテックス大阪(〒559-0034 大阪府大阪市住之江区南港北1-5-102)・ブース コスメティックゾーン4 F001・営業時間 10:00~18:00(最終日は17:00まで)・期間 2021年10月18日(月)~10月20日(水)■CHRISTINA今や世界60カ国以上で愛用されている1982年に創設されたイスラエルブランド・CHRISTINAは、サロンおよびクリニック専売のスキンケアブランドです。サロンでのトリートメントはもちろん、ホームケア製品も74点にも及ぶ充実したラインナップで、お客様一人一人の肌悩みに合わせたスキンケアを提案し、本質的な肌質改善をサポート。多くのセレブリティにもご愛用いただき、信頼と高い評価を築いてきました。現在は国内約400店舗のサロンおよびクリニックにて販売しており、年々取り扱い店舗も拡大しております。■beauty world JAPANビューティーワールド ジャパンは、化粧品、ネイル、美容機器、ヘア、スパ等ビューティに関する最新の製品、サービス、情報、技術が国内外から一堂に集う総合ビューティ見本市です。1998年に東京で初開催を迎えて以来、各地で開催を行なっています。2020年大阪会場への来場者は22,236名、出展数は224社にのぼりました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月08日イスラエル発のサロンクオリティコスメブランド「CHRISTINA(クリスティーナ)」を展開する、株式会社CHRISTINA JAPAN(代表取締役社長:森 翔太)は2021年9月1日(水)より、バラの幹細胞成分[*1]配合の「MUSE エンチャンティング ボディ クリーム」をオンラインストアにて発売開始します。URL: バライメージクリスティーナのMUSE(ミューズ)シリーズは、アルプスローズ幹細胞エキス[*1]を配合した、ファーストアンチエイジングケア[*2]シリーズ。アルプスローズは標高3,200mに咲く花。気候が変化しやすい山で生き抜く、強い生命力を持っています。バラのエキスを配合することで、潤ったハリのある肌に導きます。オンラインストアでの一般発売を開始する「MUSE エンチャンティング ボディ クリーム」は、MUSEシリーズの人気商品です。優しいバラの香りにつつまれながら、乾燥しがちな秋冬の肌を整えます。アルプスローズ幹細胞エキス[*1]配合でキメを整え、触りたくなるすべすべの素肌に導きます。水分と油分をバランスよく配合しているのでとても伸びがよく、しっとりするのにベタつかない使い心地を叶えました。<主な成分>●アルプスローズ幹細胞エキス[*1] 肌のキメを整えます。●抗酸化ペプチド[*3] 肌を整え、保護します。●ヒアルロン酸[*4] 水分を保持し、なめらかな肌に導きます。●亜麻抽出物[*5] 肌のコンディションを整えます。●ローズペタルエキス[*6] 肌を保護し、乾燥から守ります。◯肌にうれしい4つのフリーSLSフリー、パラベンフリー、プロピレングリコールフリー、石油化学成分フリー*1 ロドデンドロンフェルギネウム葉培養細胞エキス*2 年齢に応じたお手入れ*3 ジペプチド-4*4 ヒアルロン酸Na*5 アマ種子エキス*6 ガリカバラ花エキス■商品情報・商品名 :エンチャンティング ボディ クリーム・価格 :4,950円(税込)・容量 :300mL・販路 :クリスティーナ導入エステサロン、オンラインストア・使用方法:適量を手に取り、身体全体に馴染ませます。ボディークリーム■CHRISTINA(クリスティーナ)とは今や世界60カ国以上で愛用されている1982年に創設されたイスラエルブランド・CHRISTINAは、サロンおよびクリニック専売のスキンケアブランドです。サロンでのトリートメントはもちろん、ホームケア製品も74点にも及ぶ充実したラインナップで、お客様一人一人の肌悩みに合わせたスキンケアを提案し、本質的な肌質改善をサポート。多くのセレブリティにもご愛用いただき、信頼と高い評価を築いてきました。現在は国内約400店舗のサロンおよびクリニックにて販売しており、年々取り扱い店舗も拡大しております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月01日イスラエルの首都エルサレムに所在し、約50万点の文化財を所蔵するイスラエル博物館。1965年の開館以来、蓄積してきた約2,500点の近代美術コレクションから、日本初公開となる優品を多数紹介する展覧会『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 —モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』が、10月15日(金)より三菱一号館美術館、1月28日(金)よりあべのハルカス美術館にて開催される。これまで、日本では公開されることのなかった同館が誇る印象派、コロー、クールベ、ブーダン、そしてモネ、ルノワール、シスレー、ピサロなどから、この流れを発展させたポスト印象派のセザンヌ、ゴッホ、ゴーガン、さらに印象派の光と色彩の表現を独特の親密な世界に移し変えたナビ派のボナールやヴュイヤールらの作品、合わせて約70点を厳選し展観。水と水面が映し出す反映をたたえた風景、自然とともに人の営みが描き出された風景、 近代都市の情景、そして肖像画と静物画をテーマとする4つの章のもとに構成し、印象派が探求した光の系譜をたどる。フィンセント・ファン・ゴッホ《プロヴァンスの収穫期》1888年 イスラエル博物館蔵Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Avshalom Avital載ポール・ゴーガン《犬のいる風景》1903年 イスラエル博物館蔵Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Avshalom Avitalピエール=オーギュスト・ルノワール《レストランゲの肖像》1878年 イスラエル博物館蔵Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Max Richardson【開催概要】「イスラエル博物館所蔵印象派・光の系譜 ─ モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」■東京展会期:2021年10月15日(金)~2022年1月16日(日)会場:三菱一号館美術館休館日:月曜日、年末年始(12月31日(金)、2022年1月1日(土・祝))※10月25日(月)、11月29日(月)、12月27日(月)と、1月3日(月)・10日(月・祝)は開館開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜、会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)※入館はいずれも閉館30分前まで料金:当日一般 1,900円、高校・大学生 1,000円/前売一般1,700円※前売は、10月14日(水)まで販売■大阪展会期:2022年1月28日(金)~4月3日(日)会場:あべのハルカス美術館開館時間:火~金 10:00~20:00 / 月土日祝 10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
2021年08月20日ジャンルを軽々と横断した革新的なパフォーマンスで観るものを圧倒してきたダンサー、イスラエル・ガルバンが、ストラヴィンスキーの『春の祭典』を持って待望の来日公演を開催する。『春の祭典』は、1913年にバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)のために作曲されたもので、当時ヴァーツラフ・ニジンスキーが振り付けるやいなやセンセーションを巻き起こした。これまでモーリス・ベジャールやピナ・バウシュなど数多くの振付家が挑んできた“振付家の試金石”とも言われる楽曲だ。“フラメンコ界のニジンスキー”の異名を持つガルバンの『春の祭典』は、2台のピアノと共に、自身の身体も楽器のように操り音楽と一体になる、これまでの巨匠振付家と全く異なる発想で生み出された作品。ストラヴィンスキーの音楽の根源に迫る傑作といわれている。イスラエル・ガルバン 『春の祭典』より(C) Jean Louis Duzert今回新型コロナウイルス感染拡大の影響により、残念ながら来日が叶わなかったシルヴィー・クルボアジェ(音楽監督・ピアノ)とコリー・スマイス(ピアノ)に替わり、ピアニストの片山柊と増田達斗の出演が決定。5月末、コロナ禍で文字通り奇跡の来日を果たしたイスラエル・ガルバン・カンパニーと若き日本人ピアニストとの競演も見どころとなるだろう。公演は6月18日(金)~20日(日)にKAAT神奈川芸術劇場<ホール>、6月23日(水)・24日(木)愛知芸術劇場 コンサートホールにて。また、今回の来日では『春の祭典』のほか、少しでも多くの観客が彼の世界観を共有できるようにガルバンの代表作である『SOLO ソロ』の公演も開催される。こちらは神奈川県・横浜市役所の1階アトリウムにて上演。写真提供:Dance Base Yokohamaイスラエル・ガルバン『春の祭典』【神奈川公演】2021年6月18日(金)~2021年6月20日(日)会場:KAAT 神奈川芸術劇場<ホール>【愛知公演】2021年6月23日(水)・24日(木)会場:愛知県芸術劇場 コンサートホール『SOLO』2021年6月28日(月)・29日(火)会場:神奈川・横浜市役所アトリウム
2021年06月11日イスラエル出身アーティスト、ユリ・アランの個展「Eggs For Breakfast and Bird In A Blanket」が、ギンザ シックス6階・銀座 蔦屋書店内にあるギャラリー「ザ クラブ(THE CLUB)」で、2021年5月18日(火)から6月25日(金)まで開催される。イスラエル出身アーティスト、ユリ・アランの個展ユリ・アランは、ニューヨークを拠点として活動するイスラエル出身のアーティスト。絵画やドローイング、彫刻、コラージュなど、あらゆる手法で作品を制作し、言語が私たちのアイデンティティの形成にどのように影響するかを探究している。見る人それぞれのアイデンティティや認識によって楽しめるアランの作品は、ホイットニー美術館や第55回ヴェネチアビエンナーレなどで展示歴があり、2013年にはニューヨークのハイラインプロジェクトに参加した。平面作品を20点以上展示そんなユリ・アランの“日本初”の個展「Eggs For Breakfast and Bird In A Blanket」が銀座 蔦屋書店内にあるギャラリー・ザ クラブで開催。会場内では、20点以上の平面作品を紹介する予定だ。【詳細】ユリ・アランの個展「Eggs For Breakfast and Bird In A Blanket」開催期間:2021年5月18日(火)~6月25日(金)時間:12:00~19:00休廊:日曜、月曜場所:銀座 蔦屋書店内ギャラリー「ザ クラブ」住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス 6F入場料:無料。事前予約制。予約方法:下記URLより前日の18:00までに予約する。URL:
2021年05月20日卒業シーズンでもある3月は、別れと旅立ちの季節。過去を振り返り、いろんな思い出に浸っている人も多いのでは?そこで、そんな心境のときにぴったりの注目作がまもなく公開を迎えます。今回オススメしたい珠玉の1本とは……。『旅立つ息子へ』【映画、ときどき私】 vol. 367ひとり息子のウリと 2 人で、田舎町にのんびりと暮らしていたアハロン。自閉症スペクトラムを抱えているウリのために、グラフィックデザイナーとしてのキャリアを捨てて、子育てに全人生を捧げてきた。体は大人でも中身は子どものウリ。こだわりが強く世話は焼けるが、息子と過ごす時間は、アハロンにとってかけがえのない幸せな時間だった。しかし、別居中の妻は、過保護なアハロンの方針に大反対。ウリの自立をサポートするために、全寮制の特別支援施設への入居手続きを進めていた。裁判所の決定に逆らえないアハロンは、喪失感を飲み込んで、息子を施設へと連れていくことになる。しかし、予想外の出来事が起き、2人はあてもない逃避行の旅へと出ることに……。本国イスラエルのアカデミー賞では主要賞を総ナメにし、世界各国のさまざまな映画祭でも喝采を浴びている本作。ある父親と息子の実話を基に描かれた感動のストーリーとなっています。そこで、今回はこちらの方にお話をうかがってきました。ニル・ベルグマン監督イスラエルを代表する映像作家のひとりとして知られているベルグマン監督。東京国際映画祭では、史上初にして唯一となる 2 度のグランプリ受賞の快挙を成し遂げており、注目を集めています。そこで本作を通じて監督自身がたどりついた思いや日本での思い出などについて語っていただきました。―映画にはモデルがいるそうですが、どのようなきっかけでこの作品が生まれたのでしょうか?監督自閉症の弟を持つ脚本家のダナ・イディシスが、あるとき「弟と父親が別れることになったらどうなるだろう」と思いを巡らせたことが最初。その疑問を核にして、彼女と 2 人で脚本を書き始めました。感情豊かな登場人物の関係は、実際にダナの弟と父親をモデルにしています。本作で描かれているのは、自閉症スペクトラムの息子とウリを育てる父親のアハロンとの関係。でも、僕はシンプルに“父親”を描いた作品と考えています。僕自身、初めて父親になった日に息子を見て、心が震えた経験があるからです。この子は世界で一番おだやかで優しく、壊れやすい存在なんだと。アハロンも僕と同じように、危険な世界からこの子を守れるだろうかと考えたはずです。ただ、アハロンの場合は、息子を守ることだけに目が向いていてしまい、息子の成長に気づいていないところがありますよね。―ウリとアハロンを演じたおふたりの演技も、非常に素晴らしかったです。どのようにしてキャスティングしたのでしょうか?監督ウリ役には無名の俳優を、と決めていましたが、ノアム・インベルは一次オーディションから光っていましたね。彼本来の魅力はもちろん、素晴らしい演技力に感動しました。あとで知ったのは、ノアムの父が自閉症スペクトラムを抱える若者の施設のマネージャーで、彼自身も施設の友達に囲まれた環境で育ったこと。彼のバックグラウンドがウリを演じることにも、大いに役立っていたと思います。父親のアハロン役に関してはいろいろな候補がいましたが、親子役のマッチングを試していたら、シャイ・アヴィヴィとノアムの間に美しい絆が生まれた瞬間が見えたのです。すぐに父役はシャイに演じてもらうことに決めました。自閉症の施設を訪れるなかで、特別な時間を過ごせた―今回、構想から完成までは6 年ほどかかり、特に資金調達に時間がかかったそうですが、テーマとして難しいと思われていたのか、何か理由があったのでしょうか?監督おそらくそういう部分もあったかもしれないですが、おもな理由としては2つありました。まずは、たまたまこの作品以外にも、映画基金の助成金を受けている特別支援の作品が2本あったこと。それによって、僕たちの作品が待たなければいけないという状況にあったからです。2つ目は、イスラエルの場合、国の助成金に頼った映画作りをしていることも大きく影響しています。なぜなら援助が受けられるのは、1年に8本だけにもかかわらず、その枠を狙って応募する脚本や企画は100本以上。非常にハードルが高いんです。しかも、審査を担当してる3名が満場一致でないと支援を受けることができないというのも大きいですね。そういったこともあり、いい脚本にするために、かなり時間をかけました。―なるほど。背景には、イスラエル映画業界の厳しい事情もあるのですね。監督そうなんですよ。審査に通るのは本当に難しいことなので、申請をする人たちはみんな「これが決まればバラ色の人生が始まるよ」なんて冗談を言い合っているくらいです(笑)。―制作の前には自閉症の若者たちの施設を訪問したということですが、そのときの様子を教えてください。監督今回は、事前にウリ役のノアムと一緒にいくつかの施設を訪れ、自閉症の方々と一緒に遊んだり、仕事をしたりして時間を過ごしました。そのなかでも特に印象的だったのは、村のようになっている施設。そこは本当に特別でしたね。―ほかとは何が違ったのでしょうか?監督施設のなかにはいろいろな工場があるので、ワインを作ったり、農業をしたり、といった具合にみんなが仕事をできる場所にもなっていたのです。社会のなかにこういう場所を作ることはすごくいいことだなと思いました。そのほかに感じたことは、そういった施設に従事している先生方が本当に素晴らしいということでした。すごく忍耐がいる仕事なので、誰もができることではないですし、決して簡単なことではありませんよね。ちなみに、いまノアムは自閉症の施設でボランティアをしているようですが、彼もまたそういった寛大な心を持っている青年なんですよ。自閉症のいろいろな側面をこの映画で描いている―実際に彼らと向き合ってみて、新たな発見などもありましたか?監督今回のことで僕が理解したのは、ひと言で「自閉症」といっても、みなさん本当にそれぞれ違うということ。つまり、それぞれ違う人間であり、それぞれの形でユニークなんですよね。だから、人に合った接し方や治療法があるんだと知りました。そして、彼らは親やガイドの人たちから、いかに愛されているかということも感じたので、そういった部分もこの映画では表現しています。もしこの映画を観たあとに、街のなかや電車で自閉症のお子さんと親御さんを見かけることがあったら、そういうことをみなさんにも考えていただけたらいいなと。彼らと交流する際に、怖がることなくコンタクトを取ってもらえたらと思います。―監督はご自身で、「この映画には日本的なものを感じてもらえるはず」とコメントされているようですが、日本の映画などから影響を受けていることもありますか?監督僕は日本映画が大好きで、小津安二郎や黒澤明といった名匠はもちろん、近年も尊敬する素晴らしい監督の作品をいつも追いかけています。たとえば、滝田洋二郎、北野武、そして是枝裕和などですね。イスラエルで作品が配給されている日本人監督はほんの一部に過ぎませんが、みなさんを尊敬しています。実は、イスラエルで最も有名な映画評論家の ひとりから、本作と是枝監督の作品とを比較され、とても誇りに思ったこともありました。私は現在、エルサレムのサム・スピーゲル学校で教壇に立っていますが、伊丹十三監督の『タンポポ』の1シーンを学生たちに見せるのが大好きなんですよ。―監督は何度か日本にいらっしゃったこともあるということですが、そのなかで忘れられないエピソードがあれば、教えてください。監督東京国際映画祭では 2 度もグランプリをいただいたことがありますし、日本には本当に素晴らしい記憶がいっぱいありますよ。たとえば、2010年に来日したときは3人目の子どもがまだ1歳半くらいで、ベビーカーで美しい日本の街並みを歩いたことが印象的でした。さらに前にさかのぼると、2002年にも行ったこともありますが、当時は妻が双子を妊娠していたことも思い出されます。あと、そのときのおもしろかったエピソードがひとつありますよ。日本には忘れられない思い出がたくさんある―何があったんでしょうか?監督ちょうど同じ時期に、トム・クルーズとスティーヴン・スピルバーグ監督が来日していたんです。それで、僕が街を歩いていたら、日本の方から「トム・クルーズですか?」と。なんと、トム・クルーズに間違えられてしまったんですよ(笑)!(当時の写真を見せながら)そのときは、こんなふうに髪の毛が長かったこともありますが、忘れられない思い出ですね。―大スターに間違えられるとはすごいです(笑)監督あと、実は20代の前半には、日本で油絵を売る仕事もしていたので、セールスのための日本語を少し話せますし、数を数えたりもできるんですよ!―監督にとって、日本は本当に縁のある国なんですね。それでは最後に、本作で描かれている親子関係についておうかがいします。監督自身も、息子と父親という両方の立場を経験されていますが、いい親子関係を築くために意識していることはありますか?監督それは大きな質問ですね。まず大切なのは、自分の親よりもいい親になろうとする努力じゃないかなと思います。それから、これは脚本を書いているときに僕自身も気がついたことですが、親というのは子どもに感情移入しすぎてしまって、自分が欲しているものと子どもが欲しているものを一緒にして混乱してしまうことがあるんです。でも、子どもにも自分の意思があるので、それを知ること、そして距離を持って子どもを見ることも大事だと思います。2人の選んだ結末に、静かに心が震える!誰にも切ることのできない親子の強い絆と、海のように深い愛情が共感を呼ぶ本作。そのいっぽうで、必ずやってくる“卒業”の瞬間に切なさを感じると同時に、どこか晴れやかさも感じられるはず。逃避行の先に見つけた新たな人生の旅路を歩み始める親子の姿に、込み上げる感動と豊かな気持ちを味わってみては?取材、文・志村昌美愛が詰まった予告編はこちら!作品情報『旅立つ息子へ』3月26日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開配給:ロングライド© 2020 Spiro Films LTD.
2021年03月24日思うように外出や旅行ができない日々が続くなか、ストレスがたまっているのを感じている人も多いのでは?そこで、そんな気分のときにオススメの“海外の空気”を体感できる注目作をご紹介します。それは……。珠玉のコメディー『天国にちがいない』【映画、ときどき私】 vol. 353映画監督のエリア・スレイマンは、新作の企画を売り込むため、故郷であるイスラエル領のナザレからパリ、ニューヨークへと旅に出る。パリでは美しい景色だけではなく、街を走る戦車や炊き出しに並ぶ大勢の人、そしてニューヨークでは街で銃を持つ市民たちや警官に追われて逃げ回る裸の天使を目の当たりにすることに。肝心の企画については、友人で俳優のガエル・ガルシア・ベルナルにサポートをしてもらうも、「パレスチナ色が弱い」とあっけなく断られてしまう。どこに行っても、故郷のことを思わずにはいられないスレイマン監督。「自分にとっての“故郷”とは一体何なのか」と考え始めることに……。2019年のカンヌ国際映画祭で、特別賞と国際映画批評家連盟賞のW 受賞に輝いて話題となった本作。今回はこちらの方にお話をうかがってきました。それは……。エリア・スレイマン監督“現代のチャップリン”と呼ばれ、新作が待たれていたスレイマン監督の10年ぶりとなる長編映画がついに完成。イスラエル系パレスチナ人のスレイマン監督が自身の視点を通して描いた意欲作として、各国で高く評価されています。そこで、監督・脚本・主演を務めたご本人に、作品の背景やいまの心境を語っていただきました。―以前からずっと温めていた企画を10年かけて完成させたのか、それともいまこのタイミングで撮りたいと思って作られたのか、作品が生まれた経緯から教えていただけますか?監督いくつも理由があるので、この質問に答えるにはおそらく5時間は必要かもしれないですね(笑)。まず私は普段からいろいろな情報やビジュアルイメージ、日々の生活のなかであったことなどについてノートに書き留めているんです。というのも、触発されたり、心に火がついたりするような瞬間というのが、日常のなかにはたくさんありますからね。それらに脈絡があるわけではないんですが、そういった日々の観察や瞑想の積み重ねから映画になる可能性があるものを拾い、そして紡いでいくという感じです。そういったこともあり、僕の作品のスタイルというのは、一般的な映画の作り方とは違うのかもしれません。―なるほど。そういった作業をされていたからこそ、これだけの長い時間を要するんですね。監督そうなんですよ。僕の作品では、まずいろいろなことに神経を研ぎ澄ませた状況のなかで生活をし、“時間を生きる”というのが必要不可欠になるので、非常に時間がかかってしまうのです。本やアニメなど、原作があるわけではありませんからね。ただ、その代わり僕は自分のことをスポンジのような存在だと思っています。つまり、政治的でも社会的でも、それらの要素を自分のなかにしみ込ませていき、自分なりに見つめ直したうえで映画という形に変容させていく作業をしているからです。大事にしているのは、つねに敏感でいること―そのなかで、意識されていることはどのようなことでしょうか?監督大事にしているのは、つねに敏感でいること。そして、自分を客観的に見ることができる距離に自分を置くということですね。僕自身が主人公として登場しているので、僕の行動や精神、そして僕が感じている憂うつさや落ち着かなさから、おかしみが見えてくればいいなと。なぜなら、僕は社会から少しはみ出しているという立場で登場することになっていますから。そのためには、自分をきちんと見つめて、自分がどういう反応をするのか、ということを客観的に見つめることも必要だと感じています。外から影響は受けているけれども、自分の心情に照らし合わせて行っている作業なので、非常に個人的で実存的なことでもあるのです。―過去の作品ではパレスチナを世界の縮図として描いていたけれど、今回は世界をパレスチナの縮図として提示しているそうですね。世界に対する見方が変わったきっかけなどがあったのでしょうか?監督長編デビュー作はパレスチナで撮影していますし、いまもしょっちゅう行ってはいますが、そのあとはニューヨークやパリをはじめ、いろいろな場所に住み、つねに旅を続けているので、僕はパレスチナを去った人間でもあります。だからこそ、インサイダーでありアウトサイダーであるという感覚をつねに並行して持っているのです。そういったこともあって、僕の映画というのは、“観察記”のような要素を持ち合わせているのかもしれません。そのなかでいま感じるのは、徐々に世界は似てきているということです。―具体的には、どのようなところにそれを感じていらっしゃいますか?監督政治的、社会的なところはもちろんですが、どこにでも緊張感があふれていて、軍が介入していたり、占領されるようになったり、暴力が増えたりと、世界がパレスチナ化しているように思うことが多いからです。これはこの映画を撮るずっと前から思っていたことですが、このグローバル化はもはや“経済的占領”なのではないかなと。つまり、それを達成するための策略やツールが全体的にパレスチナに似てきていると僕は思っているのです。不思議な人や出来事を引き寄せる力がある―では、映画のなかで、監督の日常から取り入れている部分はどのようなことですか?監督たとえば、パリのカフェに座って人々を観察していると、ふとした瞬間に「あ、これは映画に使えるな」みたいなヒントをもらうことがあります。それは人々の動きだったり、言葉だったり、という意味ですが、僕には変わった人を引き寄せる力があるみたいで、なぜか日常生活のなかで映画に使えそうな不思議な出来事がけっこう起こるんですよね(笑)。―劇中に日本人カップルが登場するちょっと変わったシーンがありましたが、それもご自身の体験ですか?監督そうなんですよ!私がパリで住んでいるエリアはたまたま日本人の居住率の高いところなので、いつも散歩をするところや公園に日本人が多いんですよね。僕がパートナーとよく食事をする日本食レストランも近所にありますし。そういったこともあって、ある日普通に歩いていたら、映画のなかと同じようにいきなり話しかけられたんです。おそらく、日本人が部屋を貸してくれる誰かと会う約束をしていて、それと間違えられたんじゃないかなと思いますけど(笑)。―そのあたりも注目ですね。ちなみに、日本に対してはどのような印象をお持ちですか?監督日本への興味もいろいろありますが、挙げるとすれば、やはり日本映画ですね。特に、旧作のなかに好きな作品がたくさんありますよ。映画には次世代への願いも込めている―では、世界や物事を客観的に見ていらっしゃる監督にとって、2020年はどのような年でしたか?監督これもまた答えるのに5時間はかかりそうな質問ですね(笑)。実は、私はコロナ禍になる前から、世界のことをかなり危惧していました。今回の映画のなかでも、パリから人がいなくなるシーンに対して、終末論的な見方をする観客もいるでしょう。実際、私は以前から世界規模でひどいことが起きると言っていました。災害の前に、動物が危険を察知した行動を取ることってありますよね?僕が問題のある地域の出身だからかもしれませんが、それと同じような能力が私にも備わっているように感じることがあります。つまり、これから何か危険なことが起こるだろうといった緊張感やそこにただよう空気を感じ取ることができるのです。パリのテロ事件のときも同じでした。別に僕は、自分を預言者だと言いたいわけではありませんよ(笑)。ただ、何らかの破壊的な災害や悲劇に世界が見舞われるのではないかと、コロナ禍に陥る前から感じていていたので、こういうときこそ、若い人たちがどういう行動をするかが大事なんじゃないかなとは思っています。―そんななか、2021年はどんなふうに世界が変わっていくとお考えですか?私たちがいますべきだと思うことがあれば、教えてください。監督こういった病気だけでなく、温暖化や山火事など、何かあるたびに言えることですが、問題が起きている裏では必ず誰かがもうかっている現実があるわけですよね。地球を守るよりも、破壊するほうが簡単に金儲けできると思っている人がいますから。今回のことを教訓に、「新しい取り組みをしましょう」とか「これまでの悪い習慣をやめましょう」といった話も上がっていますが、そのいっぽうではそういった人たちがいるのが現実なのです。人間は美しいものを生み出すこともできるけれど、権力を持ってしまうと、それが別に作用することもあります。ただ、そこで“唯一の希望”とも言える存在は、若い人たちだと僕は考えています。つまり、若い人が止めてくれる以外に方法はないのです。そういった次世代への願いもこの作品の最後には込めているつもりです。―ちなみに、いまの監督にとって「天国にちがいない」と思う場所はどんなところですか?監督パソコンを持ち出せたらみなさんにも見せたいけれど、いま外に出たらそこには天国のような景色があるんですよ。というのも、一時的にパリを離れてイタリアのシチリアにパートナーと来ているんですが、ここには海があって、鳥が一日中飛んでいて、食事はおいしいし、寒くもないし、散歩をするにも最高の場所ですからね。ずっとここにいられるわけではないですが、もしかしたらここが天国かもしれないです(笑)。新たな視点で世界を見つめる!政治的なメッセージを込めつつ、思わずクスリと笑ってしまうようなユーモアも織り交ぜながら描いている本作。おかしくて、美しくて、そして愛おしい世界に、スレイマン監督とともに旅をしてみては?取材、文・志村昌美引き込まれる予告編はこちら!作品情報『天国にちがいない』1月29日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開配給:アルバトロス・フィルム/クロックワークス© 2019 RECTANGLE PRODUCTIONS – PALLAS FILM – POSSIBLES MEDIA II – ZEYNO FILM – ZDF – TURKISH RADIO TELEVISION CORPORATION
2021年01月28日いまやあらゆるニュースソースから世界中の情勢をリアルタイムで知ることができますが、それでも日本人にとってなかなか理解が難しいもののひとつが中東問題。そこで今回は、ユーモアを交えつつ、現地のリアルを垣間見ることができる話題作をご紹介します。それは……。世界が絶賛する『テルアビブ・オン・ファイア』!【映画、ときどき私】 vol. 277パレスチナの人気ドラマ『テルアビブ・オン・ファイア』の制作現場で、言語指導として働いていたパレスチナ人青年のサラーム。エルサレムに住んでいたため、ラッマラーという地区にある撮影所に通うには面倒な検問所を毎日通らなければならなかった。そんなある日、イスラエル軍事司令官であるアッシに呼び止められたサラームは、ドラマの脚本家であると嘘をついてしまう。妻がドラマの熱狂的なファンであったこともあり、アッシはサラームを呼び止めては、強引にアイディアを出し、脚本に入れるように迫るのだった。その結果、脚本家に出世したサラームだったが、イスラエルのアッシとパレスチナの制作陣の間で板挟みとなってしまうことに。はたして、ドラマの結末はどうなるのか……。本作はヴェネチア国際映画祭のInterFilm部門での作品賞受賞をはじめ、世界各国の映画祭でさまざまな賞に輝いている注目作。そこで、本作を手がけたこちらの方にその舞台裏を語っていただきました。監督・脚本を務めたサメフ・ゾアビ監督!イスラエルのナザレ近郊にあるパレスチナ人の村で生まれたゾアビ監督。「インディーズ映画界の新しい顔のトップ25」のひとりに選ばれたこともある実力派の映画作家です。今回は、自身の経験や作品に隠された思いについて教えてもらいました。―イスラエルとパレスチナが長年抱えている問題をコメディで描くというのは大きな挑戦だったと思いますが、不安はありませんでしたか?監督おもしろいとかおかしいというのは主観的なものなので、自分が笑っていても他人にはウケないこともありますよね。だからこそ、今回は執筆する段階からチャレンジだと思っていました。実際、その不安な気持ちは最後の最後まであり、ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映をするときまでその思いは抱えたままでしたが、観客のみなさんがずっと笑っている姿を見て、ようやくお墨付きもらえたなと感じました。―監督にとっても、それほどまでにこの作品には挑戦的な意味が込められていたんですね。監督そうですね。ただ、私としてはこの作品をコメディにしようという意識で演出はしておらず、どちらかというと、ドラマを撮っている感覚でした。なので、俳優にもおもしろくしてほしいと指示を出したことは1度もありません。それどころか、逆にもっとリアルに演じてほしいと伝えたほどです。なぜなら、真剣に演じるほど、おもしろい要素というのは増していくものですから。そんななかで、唯一私がこの作品に確信を持てた瞬間は、編集を担当してくれていた女性が作業をしながらずっと笑っていたときですね。そこで安心することができたと思います。―各地で上映するようになってから、国によって観客のリアクションに違いはありましたか?監督意外とそれはなかったですね。ベルギーの北のほうで開催された映画祭で上映したときも、「みんな控えめだからあまり笑わないかもしれませんよ」とスタッフから事前に言われたので、私も最初は警戒していましたが、その人も驚くくらいかなり盛り上がって笑いが起こったんです。「パレスチナのことを扱っている話だから笑ってはいけない」と思っている人もいますが、誰かひとりが笑いだしたらそれが感染して、たがが外れるみたいなところはあるのかもしれません。脚本家の役には自分の経験も含まれている―そういう意味では、日本人にもそのおもしろさは十分に伝わると思います。ちなみに、脚本家を目指す青年サラームにご自身を重ね合わせている部分もあると思いますが、周りに振り回されて、ストーリーを変更したこともありますか?監督もちろんありますよ(笑)。たとえば、今回の作品でも劇中でフランスから女優が来た設定になっていますが、実はこれもヨーロッパからの資本を得るうえで、ヨーロッパの俳優を起用しなくてはいけなくなり、あのような形になりました。最初はあの役には別の女優を考えていましたが、差し替えることとなったので、実際にそういうことが起きているわけです。あとは、プロデューサーが言ったことが翌日の脚本に反映されるということもありましたね。―実際にそういうこともあったんですね。また、日本にはないもので興味深いのは、劇中にたびたび登場する検問所のシーンですが、監督自身も何かトラブルを経験したことはありますか?監督私もこれまでに何度も検問所を通っていますが、誰かが自分を支配するというか、自分でコントロールできない状況に陥るという感覚はありますね。親に「こうしろ!」と指図されるだけでもイラっとくるのに、赤の他人に自分の行動を左右されるわけですから。ただ、そういうふうに侮辱的なことをすること自体が検問所の存在理由でもあると思います。そういったことをずっと人に課して、意志を砕くというのが目的なんですよね。―何も悪いことをしていなくても、検問所を通るときには緊張が走るものですか?監督そうですね。なぜなら、イスラエルでは「パレスチナ人を人として見るな」と訓練をされた兵士が派遣されていることがありますから。つまり、彼らは「パレスチナ人=テロリスト」のように思っているところがあり、世界を自分たちの見方だけで見ているところがあるのです。伝統料理「フムス」に込められた思いとは?―なるほど。そのほかに本作で重要な役割をはたしているのは、「フムス」というひよこ豆をすりつぶしてさまざまな調味料を加えてペースト状にしたアラブの伝統料理。パレスチナ人にとって、フムスはどのようなものですか?監督私たちは朝食やブランチに食べることが多いですね。しかもフムスは腹持ちがいいので、10時から12時くらいの間に食べて、お昼寝をするのがベストです(笑)。―みなさんは毎日食べているのでしょうか?監督いまはイスラエル人のほうがフムスにすごくハマっていて、毎日夕飯に食べているようです。でも、私たちパレスチナ人からすると「夕飯に食べるのはちょっと……」という感じですけどね。―数ある料理のなかで、監督がフムスを選んだ理由は何ですか?監督フムスというのは、私たちにとっては政治的な意味も含まれていると思います。かつては、近隣のアラブ諸国に認められるために「いつか一緒にフムスを食べましょう」という平和の象徴のようなところもありました。ただ、いまとなってはそれも幻想に終わっているかもしれませんが……。それに、いまやフムスもイスラエルの物として盗まれてしまったほど。アメリカでは「イスラエルフムス」としてブランド化して売っているくらいなんですよ。―そうなんですね。そんなふうに日本人にとっては、この作品でイスラエルやパレスチナのことを知るきっかけにもなりますが、逆に監督は日本に対してどのような印象がありますか?監督私が一番驚かされたのは、去年映画祭に参加するために来日したとき、自分のスケジュールを見たら、「ホテルのロビーに9時43分に集合」と書かれているのを見たとき(笑)。中東だと分刻みで指定することはないので、びっくりしました。―(笑)。つまり、日本人は細かすぎると感じたということですか?監督そういうわけではないですが、私たち中東の人間にとってはおもしろいことですよね。私たちだったら、「だいたい10時くらいに集合で」という感じで伝えますから。そうすると、10時5分に来る人もいれば、15分の人もいるし、人によっては10時30分とか、ひどい人だと11時に来る人もいると思いますよ(笑)。文化的にユーモアが刷り込まれて育った―ということは、遅れても気にしない国民性なのでしょうか?監督それも受け入れますね。もし、遅れて来た人に誰かがイライラしていたら、「ドイツ人にでもなっちゃったの?」みたいな冗談を言い合っているくらいです。そんなふうに、文化的にパッと言葉を切り返す訓練がされているので、日常に脚本になるようなネタがあふれているんですよ。特に私が子どものころはまだエアコンがなかったので、みんなバルコニーで過ごしていましたが、そうすると外を歩いている知らない人にまで話しかけて、からかったりするんです。そのおかげで、私にもそういう部分が刷り込まれているとは思います。しかも、私は9人兄弟の末っ子。5人の姉と3人の兄がいて、一番上の兄は父親にもなれるくらい歳が離れているので、いろいろな年代の人と過ごしたことで、さまざまなユーモアが身につきました。―そういった環境で鍛えられたセンスが、映画作りにおいても活かされているのですね。監督ただ、カンヌで注目されて以降、政治的な作品を毎回期待されてしまうので、いまは「ただ有名になりたいから」とか「お金持ちになりたいから」といった単純な気持ちで映画を作ることができなくなってしまいました(笑)。―では、そのなかで映画作りを続けている理由は何ですか?監督実は私も同じ質問を自分に問いかけているところなんですよ。というのも、映画を作るときは、自分を後押しする情熱や何かが必要なものだと思っているからです。ただ、いまはいろいろなオファーを受けているので、そういう立場を楽しんでいる感じもあります。次は日本を舞台に撮る可能性もあるかもしれない―そんななかでも、次のテーマとして考えていることがあれば教えてください。監督せっかくなので、次は自分の出自にまったく関係のないハリウッドで作ってみたいとも思っています。あと、長年のアイディアとして持っている企画は、主人公がパレスチナ人でも政治色のないコメディに徹した作品。以前、高校時代の友人の結婚相手を探しにNYに行くというドキュメンタリーを撮ってフランスのテレビ局で放送しましたが、それをフィクションにして作りたいと考えています。すぐには実現できないと思いますが、機が熟せばいつかは撮りたいです。ちなみに、NYでは仲介業者などを使ってもうまくいきませんでしたが、撮影の2年後にその友人は結婚することができました。ただ、最近会ったら離婚することになったと言っていたので、また次を探さないといけないんですよ(笑)。ちなみに、ちょうど日本のデート事情や婚活の文化を聞いて興味を持っているところなので、次は日本バージョンを作るものいいかもしれません。外から見るとおもしろいこともあるので、また日本には戻ってきたいと思います!―私もぜひ参考にしたいので、お待ちしております!笑いは民族の対立さえも乗り越える!ニュースでは知ることができないイスラエルとパレスチナの関係性に触れることができる本作。中東の背景に詳しくなくても、誰もが純粋に楽しめる作品は必見です。ブラックユーモア満載の“笑撃”とともに味わってみては?まさかの展開を見せる予告編はこちら!作品情報『テルアビブ・オン・ファイア』11月22日(金)、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか 全国順次公開配給:アット エンタテインメント© Samsa Film - TS Productions - Lama Films - Films From There - Artémis Productions C623
2019年11月21日村上春樹の長編『ねじまき鳥クロニクル』が、イスラエル出身のインバル・ピントと藤田貴大の演出により舞台化。そこで女子高生の笠原メイを演じる、門脇麦に話を聞いた。【チケット情報はこちら】年に1本ペースで舞台出演を重ね、名立たる演出家からの信頼も厚い門脇。彼女自身は舞台に立つ魅力を、どんな点に感じているのだろうか。「1か月くらい稽古期間があるっていうのが、映像との一番の違いですよね。その分、いろんなことを試行錯誤出来るのが舞台の面白さであり、同時に自分の実力の無さとも向き合わなければいけない。だから“楽し苦しい”って感じですね(笑)」これまで門脇は、インバルの日本での上演作品はほぼ観てきたという。「いつか参加してみたいと思っていたので、純粋に嬉しかったです。ただ今回は村上さんの原作がとても難解ですし、筋書きがすべての話ではない。でもあの行間にある思想的な部分を、言葉ではなく、インバルさんがつくる世界観みたいなもので伝えることが出来たら…。とても面白いものになると思いますし、エンターテインメントとして楽しんでいただけるものになるんじゃないかと思います」演じる笠原メイは、主人公の岡田トオルを導いていく存在。「自分の世界観がある利発的な女子高生の役ですが、自分で殻をつくって、そこから世の中を俯瞰しているようなキャラクター。その奥の部分が見えてくると、作品にとってなにかいいスパイスになれるんじゃないかなと。この難解な物語を理詰めにするのではなく、音楽、踊り、そういった肉体的な部分から膨らませていければいいなとは思っていて。そうすることで今までにない新しくて、面白いものが生まれそうな気がしています」岡田トオルを演じるのは、ともに共演経験のある成河と渡辺大知。「成河さんはあれだけたくさんの舞台をやってらっしゃるのに、真心と熱量が人一倍どころじゃないぐらいある方。またご一緒出来るのはすごく楽しみですし、気が引き締まる想いです。大知くんは立っているだけでチャーミングな方。そこをインバルさんがどうピックして、演出されていくのか。これもまた楽しみですね」さらに音楽には大友良英と、今をときめく才能が一堂に会する。「すごいものが出来ないとまずい、みたいな空気がムンムンしているので(笑)、楽しみでもありプレッシャーでもあります。もちろん精一杯頑張りますので、ぜひ期待していてください」取材・文:野上瑠美子
2019年10月25日リモワ(RIMOWA)から、ロサンゼルス出身のアーティスト アレックス・イスラエルとコラボレーションした数量限定スーツケースが登場。2019年5月29日(水)より、伊勢丹新宿店メンズ館1階の期間限定ストアおよびリモワストア 銀座7丁目で世界先行発売される。アレックス・イスラエルは、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の新作フレグランス「パルファン・ド・コローニュ」のボトル&パッケージデザインを手掛けたこともある注目のアーティスト。リモワとのコラボレーションスーツケースには自身の絵画作品である“Sky Backdrop”や“Untitled(Flat)”のグラデーションの色彩を軸に、ロサンゼルスの夕暮れを再解釈したデザインを落とし込んでいる。ベースとなったのは、アルミニウム合金の製のリモワ オリジナル キャビンプラス。陽極酸化プロセスという革新的な技法でプリントすることにより、アルミニウム合金のスーツケースに鮮やかなカラーリングを施している。カラーはピーチブルーとピンクブルーの2色を展開する。ホイール、ライニングといったディテールにもこだわり、グラデーションカラーに映える色彩を採用。また、イスラエルの横顔がモデルのカラフルなラゲージタグもセットになっている。【詳細】「リモワ×アレックス・イスラエル」292,000円+税<数量限定>発売日・販売店舗:・リモワ ポップアップ ストア トーキョー イセタン 2019年5月29日(水)~6月11日(火)住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店メンズ館1階=プロモーションTEL:03-3352-1111(大代表)・イセタン オンライン ストア 5月29日(水)10:00~7月3日(水)10:00・リモワストア 銀座7丁目 5月29日(水)~住所:東京都中央区銀座7-9-17TEL:03-3575-5855・リモワ オフィシャルウェブサイト 5月29日(水)~カラー:ピーチブルー、ピンクブルーサイズ:H56×W45×D25cm重量:4.7kg容量:49L【問い合わせ先】リモワ クライアントサービスTEL:072-994-5522
2019年05月23日小さな専門店からグローバルブランドへ 『Laline』の始まりは約20年前。死海のミネラルで有名なイスラエルで、従姉妹同士の2人が手作りのハンドソープやアロマオイル、ルームフレグランスを扱うお店を始めたことがきっかけでした。現在は充実したボディケアコスメに加え、フェイシャルライン、ルームフレグランスなどのライフスタイル雑貨まで幅広いアイテムを手がけ、世界中に200店舗以上を展開。アメリカやヨーロッパのセレブリティたちが愛用していることでも知られるグローバルなブランドへと成長していきました。日本には2011年に上陸して以来、自然由来の香りや潤いが多くの人に愛されています。 この冬だけのクリスマス限定コレクション 毎年ホリデーシーズンに登場する『Laline』のクリスマスコフレは、実用的なセットアイテムと心ときめく限定パッケージが楽しめる、この時期だけのスペシャルなコレクション。目移りしてしまうほど充実のラインアップなので、一年頑張った自分へのご褒美として、いつもお世話になっている人たちへの贈りものとして、とっておきのアイテムを選んでみてはいかがでしょうか。 クリスマス フレグランス ディフューザー ¥3,400 真っ白なクリスマスツリーのフォルムに一目惚れしてしまいそうな限定デザインのディフューザーは、優しいバニラの香りにスパイシーなピンクペッパーのアクセントが効いたフレグランスが部屋いっぱいに広がります。温かみのあるオリエンタルな香りで、甘ったるくなく、しなやかで洗練されたエキゾチックな雰囲気を演出してくれるアイテム。気分を盛り上げてつつもリラックスさせてくれるので、家でゆっくりと過ごす一日にぴったりです。 グリッタードリームセット ※フレグランスはバニラピンクペッパー ¥8,000 コロンとした丸みのあるフォルムが可愛い「グリッタードリームセット」は、人気のバニラピンクペッパーの香りが楽しめるシャワージェルとボディローションを組み合わせたもの。シャンパンゴールドとホワイトのパッケージ、レースフラワーのスポンジ、グリッターシャワーバッグなどが付いたスペシャルな限定セットです。ちょっとしたお出かけや旅行用としてもおすすめ。 バニラピンクペッパー ヘア&ボディミスト ¥3,400 死海のミネラル、植物エキスやオイルなどを豊富にブレンドした二層タイプのミストは、アロエベラやザクロ果実エキスの美容液層と、ホホバやアルガンのオイル層との繊細なコンビネーションが魅力。よく振ってからスプレーすれば、芳醇な香りを楽しみながら、全身に潤いを与えてくれます。ヘアミストとしてもボディミストとしても使えるの万能アイテムなので、乾燥が気になる冬は一本キープしておきたいアイテムです。 クイックケアセット ※フレグランスには限りがあります(フローズンペア、バイオレットアンバー など)各¥5,500 肌をなめらかに整える天然由来のオイルとアロエベラ、死海のミネラルを配合したボディクリームと、肌になじみやすいホホバ、アーモンドオイルを配合した艶やかなボディオイルをセットにしたアイテム。クリームの後にオイルを使うことで、より保湿力がアップします。洋梨とフローラルのジューシーでピュアな香り「フローズンペア」、リッチなアンバーとバイオレットやジャスミンのハーモニーがエレガントな「バイオレットアンバー」のほか、6種類の香りが選べるのも嬉しい。 プレシャス ウィンターギフト 各¥7,000 死海のミネラルソルト100%のボディスクラブとボディオイルに、ミニサイズのボディソフレを組み合わせたギフトセット。ボディスクラブはミネラルソルトとシードオイルが余分な角質を取り除き、しっとりすべすべの肌に導いてくれる人気アイテム。週2回ほどのスペシャルケアとして顔以外の全身に使えます。スクラブのあとは、シルクのような手触りのボディソフレ(ボディクリーム)と艶やかなボディオイルで潤いを。香りで選べる、ギフトにも便利なボックス入りです。 ベーシックケアセット ¥9,000 上で紹介したボディスクラブ、限定ボディクリーム、ボディオイルがセットになったベーシックケアセット。ほのかに香るフレグランスと、つややかな美肌を叶えるボディケアアイテムが気分を上げてくれます。フレグランスには限りがあるので注意を(チェリーブロッサム、フローズンペア、モノイ、オーシャン、ピンクペッパー、バイオレットアンバーなど)。フレグランスを染み込ませて使えるロゴ入りのフレグランスセラミックもセットになっているので、お店に足を運んで実際に香りを確かめてみて。 数あるクリスマスコフレの中でも香りとボディケアに特化した『Laline』のコレクション。今回ご紹介したアイテム以外にも、ハンドクリームやアロマ、ミニサイズのキット、オイルとミストのセットなど、さまざまな組み合わせが揃います。スクラブで角質ケアをしながら、クリームやオイルで潤いを整え、フレグランスを楽しむように過ごすボディケアタイムは、最高のリラックスではないでしょうか。海のミネラル、植物や花のエキスを中心にした自然の力をぜひ試してみてください。 Lalineカスタマーセンター0800-222-2600www.laline.jp text:坂崎麻結
2018年12月01日