「イタリアフェア 2019」が、大阪の阪急うめだ本店 9階催場・祝祭広場にて、2019年10月30日(水)から11月5日(火)まで開催される。シチリアやナポリなど“南イタリア”を特集「イタリアフェア 2019」では、シチリアやサルデーニャ島、ナポリといった“南イタリア”を特集。フードやファッションアイテム、工芸品などが集結し、南イタリアのバカンス気分を楽しめる。カラスミのパスタやナポリピッツァなど注目は、サルデーニャ島の名物である“ボッタルガ”=カラスミ。ラ バイア ダ トーレの「サルデーニャ産ボッタルガとボンゴレのパスタ」は、あさりの旨味たっぷりのパスタに、濃厚な味わいのカラスミをふんだんに盛り付けた1皿だ。また、サルダ アッフミカーティからは、ふわりと磯の香りが漂う、じっくり熟成された“ボッタルガ”が販売され、家でも贅沢な味わいを楽しめる。その他、シチリア島の家庭料理「カポナータ」や、イスキア島の伝説的なナポリピッツァ職人が手がけた、3種の味わいを楽しめる限定ピッツァなども登場する。ジェラート、エクレアなどスイーツさらに、リコッタチーズクリームをたっぷりと入れた、ナポリ名物の焼菓子「スフォリアテッラ」や、ピスタチオやカカオニブ入りのジェラート、ピスタチオクリームをたっぷりと乗せたエクレアなどのスイーツも勢揃い。南イタリア各地のエッセンスが凝縮したフードやスイーツが一堂に会する貴重な機会となっている。イタリア文化を体感できるイベントもまた、祝祭広場では、バイオリンやソプラノコンサート、ワインソムリエ・イタリア料理研究家によるトークショーなど、イタリア文化を体感できるイベントも開催される。【詳細】阪急うめだ本店「イタリアフェア 2019」会期:2019年10月30日(水)~11月5日(火)場所:阪急うめだ本店 9階催場・祝祭広場住所:大阪府大阪市北区角田町8-7・「アンティカ シチリア」カポナータ 2,484円・「ラ バイア ディトーレ」サルデーニャ産ボッタルガとボンゴレのパスタ 2,420円〈各日限定150〉・「パスクアーレ with チェザリ」トリプレッタ 1,728円〈各日限定80〉※価格は全て税込。店内で飲食の場合は税率10%。
2019年10月12日2019年、イタリアで一番注目されたシェフはこの人現在イタリアで最も注目されているシェフは?と聞いたならば多くのシェフが名前をあげるのが【リド84(オッタンタクアットロ)】のシェフ、リッカルド・カマニーニだ。【リド84】は風光明媚な場所として知られる北イタリアのガルダ湖畔にあり、2014年にOPENして半年後に1つ星を獲得。カマニーニは今年6月に発表された世界ベストレストラン50では「最注目シェフ賞」に相当する「One to watach Award」を受賞し、一気にその名前が世界的に知れ渡った。2014年にジャンカルロとリッカルド兄弟はガルダ湖畔にレストランをOPEN、その後徐々に拡張し、現在は湖に面したテラスもあるリッカルド・カマニーニ。1973年生まれ。マルケージやデュカスの元で修行したのち【リド84】をOPEN。地元食材を使った発酵料理が人気。2019年のイタリア料理界はカマニーニ・イヤーだったといっても過言ではないだろう。昨年秋に発表された老舗レストラン・ガイド「エスプレッソ」では最高峰の5つ帽子=チンクエ・カッペッリを獲得。これはマッシモ・ボットゥーラの【オステリア・フランチェスカーナ】やニコ・ロミートの【レアーレ】など合計7軒のレストランにしか与えられない名誉な賞。2019年現在イタリアではミシュラン3つ星を獲得しているレストランは合計10軒。「エスプレッソ」で5つ帽子を獲得することはある意味ミシュラン3つ星よりも狭き門なのである。『リゾット・アル・アーリオ・ネロ』黒にんにくを海水で40日間発酵させてリゾットに。ニンニク臭は皆無でヨード香やミネラル感が際立つ。ビーツの赤と黒のコントラストはマルケージの名作「赤と黒」と思わせる1973年生まれのリッカルド・カマニーニはグアルティエロ・マルケージやアラン・デュカスの元で修行。パリから戻ったカマニーニはリゾート地として名高いガルダ湖畔にある1つ星【ヴィッラ・フィオルダリーゾ】の厨房に入り、40才まで15年間勤め上げた。兄であるサービス担当のジャンカルロ・カマニーニとともに【リド84】を同じガルダ湖畔に2014年にOPEN。以来ここ5年間の活躍は目覚ましいばかりとしかいいようがない。これが噂の『豚の膀胱のカチョ・エ・ペペ』。注文は2人前からだが大抵のゲストがコースにこのパスタを注文する。1人前15ユーロとリーズナブルカマニーニがイタリアで注目されるようになったのは、シグネチャーディッシュのひとつである『カチョ・エ・ペペ・イン・ヴェッシカ・ディ・マイアーレ』つまり豚の膀胱内で調理するパスタ、カチョ・エ・ペペを発表してからだ。これは古い羊飼いの伝統的調理法を再現したというものだが、調理法としてはイタリア料理の伝統的手法である紙包焼き「アル・カルトッチョ」なのだ。まずパスタと水、ペコリーノ、黒胡椒を豚の膀胱で包んで口をひもでしばる。これを湯せんにかけてパスタには間接的に火を入れるのだが、すると蒸気で膀胱がぱんぱんに膨れ上がりバレーボールのようになる。テーブルには丸い膀胱がそのまま運ばれて来てゲストの目の前でスタッフがハサミを入れると中からなんともかぐわしいパスタが登場する、という仕掛けだ。スタッフが膀胱を切り分け、サーブしてくれたカチョ・エ・ペペ。ペコリーノと水で加熱したゆえにこの乳化具合。茹で具合が毎回微妙に異なるので、スタッフは必ず一切れカマニーニの試食用に持ち帰る「このパスタは最後の瞬間まで味見ができないし、間接加熱なのでパスタの茹で加減は毎回違う。でも手作りなんだからそれもいいじゃないか」とカマニーニ。確かに一口食べてみるとローマで味わうかのようなアル・デンテ。ペコリーノ・チーズと水を混ぜてその中でパスタを茹でただけあってソースのクリーミーさは今まで味わったことがないほど滑らか。イタリアでは生ハムの王様と呼ばれるクラテッロはやはり豚の膀胱に包んで発酵させるので、熟成庫に入るとそのアンモニア臭にうっ、となることもあるがこの料理は膀胱を調理器具として使用しているのでそのような香りは全く無い。鴨の脂でコンフィにした牛のバベットステーキ。赤ワイン品種、ネッビオーロのヴィナッチャ(搾りかす)で風味を加えているもうひとつ、カマニーニの代表的料理に『ビール酵母とバターのスパゲッティ』があるが、これはイタリア代表として美術館から招聘され、ミュージアム・パスタとなった。というのもSFMOMAのミュージアム・レストラン【In Situ】では世界のトップシェフ90人のシグネチャー・ディッシュを再現しており、ボットゥーラのドルチェ『ウップス!』などと並び、イタリア代表としてカマニーニのパスタが選ばれたのだ。『ビール酵母とバターのスパゲッティ』低温ローストした酵母はヘーゼルナッツを思わせる香ばしい香りでピエモンテ産バターと相性がいいこのパスタは国産小麦100%、アブルッツォ産太めのスパゲッティを使い、味付けは最高級バターと名高いピエモンテのベッピーノ・オチェッリを使用。仕上げに75度で5時間乾燥させたビール酵母のクランブルをトッピングする。酵母というのは確かに食材だがダイレクトに味わうというのは今まで誰も試したことがなかった。ところがバターと酵母の出会いは実に奥深い発酵バターの香りとなり、スパゲッティの力強さに負けない極上のソースとなる。クリスピーな酵母も食感のアクセントとなって実に心地よい。アミューズで登場するセージとタッジェーリという野草のフリット。地元の生産者を大切にするカマニーニは、可能な限り地元の食材を使うよう心がけているカマニーニは大の日本食ファンであり、10年前には40日間かけて日本を旅し、東京、京都、大阪などを食べ歩いた。その時最も気に入ったのが京都の【草喰なかひがし】で、食材に対して自分の料理と日本料理は共通項が多い、と再認識したそうだ。カマニーニは現在北イタリアを中心のトレンドとなっている発酵料理の先駆者であり、ガルダ湖畔の名も知れぬ野草を好んで使う。それはいままで未知の味との出会いへつながるアプローチであり、そうした仕事がいまイタリアのみならず世界中で評価されている。イタリアにおけるガストロノミーのトレンドは昔も今も「ミクロテリトリアーレ」つまり極小地域料理だが、ガルダ湖畔が新たな美食の地としていま注目されているのは、このリッカルド・カマニーニに追うところが非常に大きい。LIDO 84 リド・オッタンタクアットロ住所:Corso Zanardelli 196, 25083 Gardone Riviera (BS)Tel:+39-0365-20019営業:12:30014:30、19:30022:30休日:火曜、水曜
2019年09月27日FASHION HEADLINE編集部が今気になるパンを紹介する【今週のパン】。第11回目は「パーネ エ オリオ(Pane & Olio)」をピックアップ! Pane & Olio東京・護国寺のベーカリー、パーネ エ オリオ(Pane & Olio)は、イタリアパンの専門店。2013年のオープンより、イタリアの伝統製法にこだわって作られる本格的なレシピのイタリアパンを展開している。現在は、10月1日までの期間、伊勢丹新宿店にてポップアップを開催中! ベーカリーイチオシの人気商品に加え、ポップアップ限定の商品も登場する。パネトーネ トラディショナーレ ______________________パネトーネ トラディショナーレ(1ホール 4,212円、写真は伊勢丹新宿店ポップアップ限定販売の1/4カット 1,053円)まずチェックしておきたいのが、パーネ エ オリオの名物「パネトーネ トラディショナーレ」。“パネトーネ”は、イタリア伝統の発酵菓子で、各メディアでも取り上げられている同店の人気商品。ミラネーゼも認める美味しいパネトーネ、ぜひ、ご賞味あれ! 護国寺の店舗では1ホールのみでの販売なので、気になる! 食べてみたい! と思った初回購入の方は、伊勢丹新宿店ポップアップ限定の1/4カットサイズを購入してみるのもいいかも。コルネット(プレーン) ______________________コルネット:プレーン(280円)イタリアの菓子パン“コルネット”は、朝食に食べるイタリアのクロワッサン。一般的なフランス流のクロワッサンとの違いを楽しんでみて。こちらはプレーンフレーバー。ほんのり甘くて美味しい! ノンシュガーのホットミルクティーやカフェラテとの相性も◎ 。スイートなモーニングでハッピーな1日を始めよう。クロスティーニ ______________________クロスティーニ(1袋8ピース入り 378円 / 伊勢丹新宿店ポップアップ限定商品) ヌテラ ミニサイズ(15g/216円)ラスクのようなサクサク食感のクロスティーニは、イタリアのおつまみパン。おやつにも、お酒のお供にもぴったりな、大人も子供も楽しめる一品です。今回は、クロスティーニをチョコレートスイーツ感覚で味わえる、パーネ エ オリオイチオシのスプレッド、イタリア産の「ヌテラ」も合わせてご紹介。他に、レバーパテをトッピングするのもおすすめだとか。もちろん何も添えずにそのまま食べてもGOOD! こちらは伊勢丹新宿店ポップアップ限定商品なので、お見逃しなく。※商品の価格表記は2019年9月現在の税込価格。【店舗情報】パーネ エ オリオ(Pane & Olio)住所:東京都文京区音羽1-20-13電話:03-6902-0190時間:10:00〜18:00定休日:日・月曜日【イベント情報】会期:9月25日〜10月1日会場:伊勢丹新宿店本館地下1階=デリ エ ブーランジュリー(パン・洋惣菜)/トレンドベーカリー時間:10:00〜20:00
2019年09月25日第71回カンヌ国際映画祭で見事、脚本賞を受賞したイタリア映画『幸福なラザロ』。本作に関わった現代イタリア映画界を語る上で欠かせない存在で、日本のファンからは「イタリアの安藤桃子&安藤サクラ」との声も上がる“ロルヴァケル姉妹”の魅力を徹底解剖する!本作の監督を務めたのは、前作『夏をゆく人々』(’14)がカンヌ映画祭グランプリに輝き、世界が注目したイタリアの新しい才能、アリーチェ・ロルヴァケル。待望の新作となった本作は、2018年カンヌ国際映画祭で上映されるやいなや「異彩を放つ傑作!」と話題を呼び、世界各国から配給権のオファーが殺到。北米公開時には巨匠マーティン・スコセッシが絶賛し、映画完成後にプロデューサーに名乗りを上げる異例のバックアップをするなど、世界の著名人をも動かしてきた。1981年生まれのアリーチェは、養蜂で生計を立てる一家の夏を描いた自伝的作品である前作『夏をゆく人々』が長編映画2本目にしてカンヌでグランプリを獲得。その翌年には、ファッションブランド「MIU MIU(ミュウミュウ)」のショートフィルムシリーズ「女性たちの物語」の第9弾として「De Djess」を発表、同ブランドのデザイナーであるミウッチャ・プラダがいま一番インスピレーションを受けている存在のひとりとしてアリーチェを挙げるなど、ほかの世界的アーティストに刺激を与えている。一方、物語の後半に登場し、主人公の青年ラザロ(アドリアーノ・タルディオーロ)と行動を共にすることになるアントニアを演じるのはアルバ・ロルヴァケル。ふたりはアリーチェが妹、アルバが2つ上の姉となる。主人公の少女の母親役を演じた『夏をゆく人々』に続いて『幸福なラザロ』と妹の監督作に続けて出演しているが、観客の視線を釘付けにさせてしまう圧倒的な存在感と変幻自在な演技力が持ち味。本作でも、都会の片隅で必死に生きながらラザロと再会し、日常や心に“揺らぎ”が生まれていく女性を好演する。昨年だけでも6作品に出演したアルバは、いまやイタリア映画界を代表する女優のひとりといっても過言ではない。日本では『幸福なラザロ』以外にも、『ザ・プレイス運命の交差点』(公開中)に神の存在を感じたいために妊娠を命じられる修道女という難しい役どころで出演しているほか、イタリア映画ファンにはお馴染みのGWの恒例行事「イタリア映画祭2019」では、自由奔放な母親を演じた『私の娘よ』、子育て、恋愛、仕事に奮闘するシングルマザーを演じた『ルチアの恩寵』と出演作が2本上映。映画祭のポスターにもその姿が登場しており、さながら“アルバ祭り”の勢いすら見せている。アリーチェは、姉・アルバについて「常に私の仕事にインスピレーションを与えてくれて、とても信頼している存在です」と語り、『夏をゆく人々』では4姉妹の長女を主人公に据えるにあたり、姉つまりアルバの視点で物語を捉えようとしていたことを公言している。この活躍著しい姉妹に対して、SNSでは「イタリアの安藤桃子&安藤サクラだ」と例える声も上がるほど。アルバとアリーチェの両方にインタビューをしたことのある翻訳家・ライターの岡本太郎氏は、「ふたりにはとても強い信頼感を感じさせます。顔は余り似ていませんが、ふたりの声を聞くとしゃべり方がそっくりなんです」と語り、性格面では女優のアルバには几帳面さを、監督のアリーチェには自由な知性を感じるという。アリーチェ監督作のカンヌ上映時には姉妹そろってレッドカーペットに登場してきたが、姉妹での来日はまだ実現していない。アルバも出演するアリーチェの次回作で、もしかしたら実現するのか、イタリア映画界を牽引する姉妹に引き続き注目していて。『幸福なラザロ』は4月19日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:幸福なラザロ 2019年4月19日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開©2018 tempesta srl ・ Amka Films Productions・ Ad Vitam Production ・ KNM ・ Pola Pandora RSI ・ Radiotelevisione svizzera・ Arte France Cinema ・ ZDF/ARTE
2019年04月18日海外の「現地の味」が楽しめる!東京の本格レストラン5選【シャン ドゥ ソレイユ】ベルギー/神田【ロッツォ シチリア】イタリア/白金高輪【THE APOLLO(アポロ)】ギリシャ/銀座【An Di(アンディ)】ベトナム/外苑前【蓮香(レンシャン)】中国/白金高輪神田で楽しめる「ベルギー」の味【シャン ドゥ ソレイユ】ベルギーで春の到来を告げる食材として愛される、ホワイトアスパラガスをつかった『ホワイトアスパラガスの冷製 生ハム添え』神田駅から徒歩6分、“美食の国”と称されるベルギー料理の専門店【シャン ドゥ ソレイユ】では、多彩なベルギービールと、ベルギーならではの郷土料理が楽しめます。『ムール貝の白ワイン蒸し』や、ベルギーの春の定番『ホワイトアスパラガスの冷製 生ハム添え』など、季節の食材を生かした料理が並びます。2階では、ゆるやかに流れる時間のなかで本場のベルギーの味を堪能できる2階は、大人がゆっくりと過ごせるクラシカルな雰囲気。緑のテーブルクロスが敷かれた上品な空間は、ディナーだけでなく、窓から陽が差し込むランチタイムの利用もおすすめです。1階はブラッスリーで、バーニャカウダなどのおつまみと一緒に、ベルギービールが気軽に楽しめます。Champ de Soleil【エリア】神田【ジャンル】その他各国料理【ランチ平均予算】1500円【ディナー平均予算】6500円【アクセス】神田駅 徒歩6分白金高輪で楽しめる「イタリア」の味【ロッツォ シチリア】シチリアでもっとも伝統的な料理のひとつ『カジキのインヴォルティーニオーブン焼』白金高輪駅から徒歩5分、【ロッツォ シチリア】では本場そのままの味を大切にした、イタリア・シチリア料理が楽しめます。シチリアの味は、山海の幸を活かすシンプルな料理。カジキのなかにパン粉やアンチョビを入れて焼き上げる『カジキのインヴォルティーニ オーブン焼』など、シチリアの伝統的な料理が味わえます。高級感と気さくさが交錯する魅力的な場所白金高輪という高級感のある立地ながら、お店はカジュアルに過ごせる雰囲気。本場さながらの明るく気さくな空間のなかで、本格的なシチリア料理を楽しみつつ、会話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。ロッツォシチリア【エリア】広尾/白金【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】8000円【アクセス】白金高輪駅 徒歩5分銀座で楽しめる「ギリシャ」の味【THE APOLLO(アポロ)】サラダにザクロの実、クルミ、ヨーグルトなどがのったギリシャらしい味が楽しめる銀座駅から徒歩5分ほどの、ギリシャ料理専門店。ここでは、ハーブや野菜を使ったヘルシーなギリシャ料理が楽しめます。店内は、大理石のカウンターに「OUZO(ウーゾ)」や「METAXA(メタクサ)」などギリシャのお酒が並び、大きな柱のあるダイニングは異国情緒たっぷり。まるでギリシャに旅行しているような気分が味わえるお店です。THE APOLLO【エリア】銀座【ジャンル】スペイン・地中海料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】6,001円~7,000円【アクセス】銀座駅外苑前で楽しめる「ベトナム」の味【An Di(アンディ)】ベトナム料理を日本の食材で表現した『穴子、へべす、マンゴーの生春巻き タマリンドソース』外苑前から徒歩6分、日本の食材を巧みにつかったベトナム料理と、お酒のペアリングを堪能できるお店。自家発酵の食材やハーブをつかった『ティーリーフサラダ』や、トロピカルフルーツのソースが味をまとめる『穴子、へべす、マンゴーの生春巻き タマリンドソース』など、エキゾチックな味わいが楽しめます。木や藤の風合いが薫る、モダンでナチュラルな空間料理だけでなくお酒のペアリングも秀逸。ナチュラルワインを中心に、日本酒や焼酎も登場するボーダレスなペアリングが、より一層料理の魅力を引き出します。店内は、しっとりと艶っぽい大人な空間。エキゾチックな雰囲気に包まれながら、モダンなベトナム料理を味わってみてください。An Di【エリア】青山/信濃町【ジャンル】タイ・ベトナム料理【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】外苑前駅 徒歩5分白金高輪で楽しめる「中国」の味【蓮香(レンシャン)】麻辣風味がクセになる、四川省自貢市の名物『鉢鉢鶏(はちはちどり)』白金高輪から徒歩10分、中国各地に広がる多様な味を日本で楽しめる特別なお店【蓮香(レンシャン)】。シェフの小山内耕也さんは、自らの足で広大な中国を渡り歩き、知られざる田舎料理や家庭料理に出会っては、日本に戻り再構築しています。おまかせ一本の日替わりコースには、そんな未知の料理が次々と登場。ボリュームたっぷりで、食べ終わる頃には中国各地を旅してまわったかのような気分に浸れます。飾らない雰囲気が演出する、賑やかに楽しめる空間お店の雰囲気はいたってカジュアル。肩肘を張らず気楽に、そして楽しく会話をしながら料理が楽しめる空間です。店内は広く、テーブルもつなげてくれるので、大勢で訪れて会食するのにもぴったり。各地に伝わる中国の家庭の味を皆で楽しく味わえるお店です。蓮香【エリア】広尾/白金【ジャンル】中華全般【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7000円【アクセス】白金高輪駅 徒歩10分
2019年04月10日2001年の春に始まり、毎年1万人を超える観客が訪れるG.W.恒例のイベント「イタリア映画祭」が今年も開催されることが決定した。今年で19回目を迎える本イベント。前回「イタリア映画祭2018」では、『シシリアン・ゴースト・ストーリー』『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』『エマの瞳』(3月23日公開)などが上映され、その後日本で劇場公開された。今年の上映作品は、2018年以降に製作された旬な新作14本が日本初お披露目。 ベルリンやベネチア、それぞれのコンペティション部門に出品された『私の娘よ』(ラウラ・ビスプリ監督)、『カプリ島のレボリューション』(マリオ・マルトーネ監督)や、『輝ける青春』『フォンターナ広場─イタリアの陰謀』の巨匠マルコ・トゥッリオ・ジョルダーナ監督の最新作で、現代の風潮を捉えたセクシャル・ハラスメントに立ち上がる一人の女性の物語を描く『女性の名前』など。また、2018年カンヌ国際映画祭 主演男優賞ほか数々の賞を受賞し話題となった『ドッグマン』(8月公開)、ムッソリーニが現代によみがえる『帰ってきたムッソリーニ』(仮題/今秋公開)、実在の名画盗難事件を基にした『盗まれたカラヴァッジョ』(仮題)も特別に上映される。さらに、アンコール上映作品として、昨年亡くなったイタリア映画の巨匠、ヴィットリオ・タヴィアーニ監督とエルマンノ・オルミ監督を追悼し、日本で劇場上映権のない、第二次世界大戦末期のトスカーナ地方を舞台に、ドイツ軍から逃亡した村民らの悲惨な出来事を描いた『サン★ロレンツォの夜』、第一次世界大戦中にトルコで起こったとされるアルメニア人虐殺を描いたA・アルスランの衝撃的な小説の映画化『ひばり農園』を含む5作品が特別上映。そのほか、短編1本も上映される。なお、例年通り来日ゲストが登壇する開会式や各作品の上映後に行うQ&A、サイン会も予定。ぜひ、この機会に旬のイタリア映画に触れてみては?「イタリア映画祭2019」は4月27日(土)~5月4日(土・祝)有楽町朝日ホールにて開催(「イタリア映画祭 2019 大阪」は5月18日~19日、ABCホールにて)。(cinemacafe.net)
2019年03月10日一日中イタリアを楽しめるイタリア文化交流会館は、日本最大規模のイタリア留学イベント「第12回イタリア留学フェア2018」を11月10日(土)と11日(日)に開催します。同イベントでは、イタリア留学の最新情報、留学相談、イタリア人留学生との交流会などイベントを通じてイタリアを知ることができます。イタリアの魅力を体感イタリア留学フェア2018の開催日時は、11月10日(土)、11日(日)の2日間、両日とも10時30分~19時、会場は、イタリア文化会館(東京都)、参加無料のイベントです。同イベントには、イタリア各地にある語学学校、専門学校、大学など「英語による学位取得コース」を開講するイタリアの大学が多数参加します。言葉が通じるか心配な方も、様々な各ブースには、日本人スタッフや通訳がいるので、日本語でやりとりすることができるので安心して参加することができます。(画像はプレスリリースより)【参考】※イタリア文化交流会館のプレスリリース※イタリア留学フェア2018
2018年10月19日2016年、信頼する山形や山梨の農家が育てたぶどうを使った7本のワイン『NECO series(ネコシリーズ)』を完成させ、日本産ヴァン・ナチュールのマイルストーンとして注目を集めた。植樹から4年たった今、ぶどうの樹はすくすくと育っている。そして今年7月、【Fattoria AL FIORE】が完全なるワイナリーとして生きるために必要な最大にして最後のピースが揃った。2018年7月28日、旧支倉小学校が食と体験の観光交流施設として生まれ変わったぶどう畑のある本砂金から車で10分ほど麓へ下りると、時計台のあるヨーロピアンな建物が見えてくる。旧支倉小学校だ。平成24年に廃校となったこの小学校が、新たな命を得た。校舎は、地域産品のショップやレストラン、体験交流施設などを擁する【イーレ!はせくら王国】としてオープン。その右手に立つ旧体育館が、まるごと【Fattoria AL FIORE】としてリノベーションされたのだ。体育館をそのまま利用。気温や湿度はコントロールせず、ここ川崎町の気候にまかせて醸造を行う。素材から手法、思想まで、すべて「あるがままに」醸すヴァン・ナチュールセラーの中はスタッフアテンドにより見学可能暖簾をくぐれば、まるで古い教会のようにやわらかい光の降るエントランス。右に進めば、体育館の床をそのまま活かしたフロアにワインショップが開け、広いセラーをガラス越しに眺めることができる。カウンターでは、その日おすすめのボトル5種類程度が抜栓され、【AL FIORE】お手製の小さなおつまみとともに試飲を楽しむことができる。レストランスペースは、かつて向山で営業していた時と同じ【AL FIORE】と名付けた。完全予約制(4名~)なので、電話にて相談を自然豊かな川崎町の四季を凝縮したようなおつまみは、【AL FIORE】のイタリア料理のエッセンスとふるさと伝統の手法をミックスしたスタイルだ。実は、このフロアには大きな秘密がある。カウンターの背後にあるのは、ただの厨房ではない。向山で愛されたイタリア料理店【AL FIORE】を彷彿させる、瀟洒なレストランフロアが隠されているのだ。なぜか荘厳な雰囲気さえ漂うエントランス。体育館の名残のガラス窓が、教会のステンドグラスのようテイスティングカウンター。試飲は30ml・300円~、60ml・600円~。プラス500円でおつまみも楽しめる。アルコール以外のオリジナルドリンクも用意「常にオープンしているレストランではなく、川崎という町や人、このワイナリーを愛してくれる人が〝おいしいものを食べながら、何か楽しいことをしよう0という時に利用できるような場所にしたい、と思ってるんです」シェフである目黒さんの料理をフルコースで味わいながら、ふるさとの未来を思い描く。なんと豊かな空間だろう。醸造責任者である坂口礼奈さんと、顧問・目黒浩敬さん。「このワイナリーを起点に、川崎ならではの新たな食や文化が生まれたらすばらしいことですよね」。その萌芽は、すでに始まっている。醸造のためのスペースは、体育館の原型をほぼそのまま活かして構成。スタンダードなステンレスのタンクはもちろん、陶製のアンフォラや木樽などが並び、彼らのやりたいことがどれだけ幅広く多彩であるかがよく分かる。宮城県内限定で販売される『かもしかワイン』(2,800円)。エチケットも川崎町の画家・佐藤 牧さんが描いたもの。地元・川崎町の素材を使った料理とぜひ合わせたい醸造責任者である坂口礼奈さんは、完成間近のスペースを前にこう語る。「自社栽培のぶどうは、2000300㎏の収穫が見込めますから、280本程度を目標に醸造する予定です。試してみたいことは山ほどある。最初からすべてがうまくいくとは思わないけれど、失敗から得るものも、きっとたくさんある。成功も失敗も、ひとつひとつのすべてが、これからの私たちにとってとても大切なことですから」さらに進化を続ける“Fattoria AL FIORE”の活動は、今後も目が離せない。【Fattoria AL FIORE】住所:柴田郡川崎町支倉塩沢9電話:0224-87-6896時間:11:00~17:00定休日:木曜日
2018年09月03日【魚貝三昧 彬】和食【目黒のさんま 菜の花 権之助坂本店】和食【先斗 浅草】和食【日本橋 柚こう】和食【ドンブラボー】イタリアン【魚貝三昧 彬】和食天然鮮魚にこだわった魚介の名店の『さんまで包んだ焼きおにぎり』〆にもつまみにもおすすめの『さんまで包んだ焼きおにぎり』980円(税抜)大正中期から続く、老舗鮮魚店【山長】に隣接し、地元のみならず遠方からも客が多く訪れる人気の海鮮居酒屋【魚介三昧 彬】。天然ものにこだわり、【山長】が築地から仕入れた鮮魚に加え、料理人自らも足立市場へ出向いて目利きしたものを提供しています。魚介がたっぷり、贅沢の極み『海鮮よせ鍋(うどん入り)』お店の人気メニュー『さんまで包んだ焼きおにぎり』は、おかかやじゃこ、ごまを混ぜた醤油ベースの米に、厚みのあるさんまを巻いて焼き上げています。さんまには脂がたっぷりとのっていて、焼いている間にその脂が米にしみて絶品です。天然鮮魚にこだわった名店では、金目鯛、さわら、白子、はまぐり、牡蠣、毛ガニまで入った贅沢鍋『海鮮よせ鍋(うどん入り)』もぜひ食べていただきたい逸品です。【魚貝三昧 彬】電話:050-5263-8402(予約専用)、03-3828-3435(お問合せ専用)アクセス:東京メトロ千代田線「千駄木駅」徒歩3分、JR各線「日暮里駅」徒歩10分住所:東京都文京区千駄木3-38-8営業時間:[火~日]ディナー 18:00~23:30 (L.O.22:30)、[金~日]ランチ 11:30~14:00 (L.O.13:45) ※ランチは金・土・日曜日のみ定休日:月曜、最終日曜【目黒のさんま 菜の花 権之助坂本店】和食秋の味覚、さんまが1年中楽しめる専門店が供する『目黒のさんま塩焼き』『目黒のさんま塩焼き定食』800円(税込)店名に『目黒のさんま』がついた、さんま料理店。1年中三陸直送のさんまを始めとした旬の食材が揃います。季節ごとに移り変わる色とりどりの食材を活かした料理を、50種類以上の三陸の地酒と一緒に楽しめます。毎月3のつく日は、さんまの日として『目黒のさんま塩焼き』が500円から333円になるサービスも実施しています。さんまはたっぷりと脂がのっています『目黒のさんま塩焼き』を中心に、おろしポン酢、梅肉揚げ、かば焼きなど、季節を問わず、さんま料理が楽しめます。旬のさんまの塩焼きは、丸々と脂が乗り、鮮度がいいので臭みもありません。『目黒のさんま刺身』、『目黒のさんまなめろう』は、旬の今の時季だけの提供になります。【目黒のさんま 菜の花 権之助坂本店】電話番号:03-3491-0323アクセス:JR「目黒駅」徒歩2分住所:目黒区下目黒1-1-15 菊ビル1階営業時間:[平日]11:30~14:00(L.O.13:50)、17:00~24:00(L.O.23:20)[土]17:00~23:00(L.O.22:20)定休日:日曜・祝日【先斗 浅草】和食下町で楽しむ、京都のおばさんざい『秋刀魚の砧巻き』秋を感じさせる酒肴『秋刀魚の砧巻き』900円(税抜)下町の田原町の路地裏に佇む【先斗浅草】は、元々は京都で料理屋を営んでいた女将が、浅草に出店したのがはじまり。京都より招聘した料理長が、毎日丁寧に出汁をとり盛り付けます。味付けも盛り付けもシンプルな、やさしく澄んだ味わいはすっと胃の腑を温めてくれる料理ばかり。出汁の香りが楽しめる京都のおばんざいが揃っています『秋刀魚の砧巻き』は、桂剥きした大根の中に、旬のさんまと大葉、紅しょうがなどを巻き、カラッと揚げた逸品。味わうたびに秋の到来を感じることができます。さんまのほか、ミョウガやゴーヤの揚げ物が脇を固めます。他にも、京都のおばんざい『山いも吉野くずかけ』、『新れんこんの蓮蒸し』など、出汁の味わいが楽しめる料理が揃っています。【先斗 浅草】電話番号:050-5263-9740(予約専用)、03-5828-1531(お問合せ専用)アクセス:東京メトロ銀座線「田原町駅」徒歩4分、、つくばエクスプレス線「浅草駅」徒歩4分住所:東京都台東区西浅草2-10-2 小川ビル1F営業時間:ランチ 11:30~13:30、ディナー 17:00~23:00 (L.O.22:30)定休日:日曜【日本橋 柚こう】和食完全個室の洗練された和空間で味わう懐石料理、『締め秋刀魚の棒寿司』酢〆して一晩なじませた『締め秋刀魚の棒寿司』東京メトロ銀座線「三越前」駅より徒歩3分という好立地、大通りから一本路地に入った場所にある和の風情溢れる二階建ての一軒家【日本橋 柚こう】。全14席の店内は、日本料理のこだわりを隅々まで味わえるように、1日2組までの完全予約制です。静かにゆっくりとお食事が出来ます。『長月料理長特選懐石コース』17,000円(税抜)厳選された食材を使った、熟練の料理人による一品一品は、日本の四季を感じさせてくれる料理ばかり。この時季にしかない生の新さんまと天然柚子を使用した『締め秋刀魚の棒寿司』は、北海道の脂がのった新さんまを塩と酢でさっと〆て一晩寝かして、しっかりなじませて棒寿司に仕上げたもの。季節によって内容が変わる懐石コースをご堪能ください。【日本橋 柚こう】電話番号:050-5263-2598(予約専用)、03-3242-1008(お問合わせ専用)アクセス:東京メトロ銀座半蔵門線「三越前駅」徒歩3分、東京メトロ銀座線「日本橋駅」徒歩7分住所:東京都中央区日本橋本町1-4-5営業時間:ランチ 11:30~13:30、ディナー 17:30~ (L.O.21:00)定休日:不定休【ドンブラボー】イタリアン和のアレンジが施された独創的なイタリアンで味わう『サンマ 鳥のレバーペースト 栗』香ばしさ、苦味、甘みが調和する『サンマ 鳥のレバーペースト 栗』都心から少し離れた調布市国領にありながら、遠方からも人々が集う【Don Bravo】。シェフは国内の名店やイタリア各地の星付きレストランで修業を積んだ平雅一氏。おしゃれ過ぎず、さりげない遊び心を取り入れた店内の雰囲気は、大切な日にも、カジュアルに楽しみたい日にもぴったりです。さんまには窯で焼き薪の香りをつけていますイタリア料理の伝統的な手法は崩さず、自身の日本人としての食体験をもとにつくる、和の香味野菜や旬の魚介を巧みに用いた独創的な料理を中心に提供。『サンマ 鳥のレバーペースト 栗』は、窯で焼き薪の香りをつけたさんまの香ばしさと、レバーパテの苦味、すりおろした蒸し栗の甘味が口の中で調和し、濃厚な旨味に変わります。ふんわりとした蒸し栗、ざらざらとしたパテの舌触りが楽しめる一皿です。【ドンブラボー】電話番号:042-482-7378アクセス:京王線「国領駅」徒歩3分住所:東京都調布市国領町3-6-43営業時間:ランチ 11:30~15:00 (L.O.14:00)、ディナー 18:00~23:00 (L.O.22:00)定休日:水曜(その他月1日不定休)秋に脂が乗り、1年で一番美味しくなる旬のさんま。定番のさんまの塩焼きはもちろんのこと、和食の名店で熟練の職人が調理したさんま料理も味わってみてください。
2018年08月01日隠れ家のようなワインバーでカジュアルにワインを!「Fegato Forte(フェガート・フォルテ)」は、東京・下北沢のビルの地下にあるイタリアンワインバー。外観はひっそりと作られているため、隠れ家的な雰囲気を味わえるのが魅力です。お店に入ると、ズラリと並べられたワインがお客さんを出迎えます。たくさんのワインを目にすれば、ワクワク感がよりいっそう高まるでしょう。内装の壁には自然石が使われていて、おしゃれで落ち着いた雰囲気。カウンターメインの店内では、カジュアルにワインを楽しめます。下北沢で大人気のイタリアン・バールの2号店同じ建物の1Fに「クオーレ・フォルテ」というイタリアン・バールのお店があります。地下にある、ここ「フェガート・フォルテ」は、そのお店の2号店です。お店の名前は、日本語に訳すと「強い肝臓」という意味。遊び心からネーミングされました。「クオーレ・フォルテ」より大人っぽい落ち着いた雰囲気を楽しめます。アットホームな雰囲気も兼ね備えているため、おひとりさまでの利用も気軽にできます。普通の肉料理に飽きた人必見! イタリアの伝統料理ここでは、ワインと共に美味しいイタリアの伝統料理も楽しめます。中でも、普通の肉料理に飽きた人にぜひおすすめしたいのが「ポルケッタ」。ハーブで味付けされた豚肉をローストした、旨みたっぷりの肉料理です。お肉はナイフで簡単に切れる程の柔らかさ。ジューシーな味、たっぷりのボリューム、コスパの良さから、大人気のメニューとなりました。お好みで、マスタードとともにめしあがってください。ザクザク食感がたまらない! ワインと相性も抜群ワインと相性抜群なのが、チーズです。そのチーズがたっぷり使用された、お店の人気メニューが「ジャガイモのフリット」。ザクザク食感のジャガイモの上に、食べる直前にスライスされたチーズがたっぷり。口に入れる前から、見た目も香りも存分に楽しめます。このお店を訪れて、何を注文しようか迷ったら、ぜひこのメニューを注文してみてください!お客さんの好みに合わせてワインと料理をチョイスワインは、ボトルワインもありますが、豊富なグラスワインから、その日の気分や注文した料理に合ったものを選べるのが魅力です。ワイン選びに迷ったら、店員さんに相談してみてください。お客さんそれぞれに合った料理やワインを、親身になってチョイスしてくれます。17:30から20:00までは、比較的混雑していないことが多い穴場の時間帯です。落ち着いた雰囲気で、まったりワインと料理を楽しみたい方は、その時間に行くとよいでしょう。小田急小田原線・京王井の頭線「下北沢駅」北口より徒歩5分。一番街商店街アーケードの近くにあります。ワイン好きの方も、ワインビギナーの方にもおすすめのお店です。お店に足を運べば、きっとあなた好みのワインに出会えるでしょう。スポット情報スポット名:Fegato Forte住所:東京都世田谷区北沢3-20-3 大成ビルB1F電話番号:03-6796-3240
2018年07月02日神楽坂の裏路地にある隠れ家風レストラン!東京・神楽坂「TRATTORIA La Tartarughina(トラットリア ラ タルタルギーナ)」は、南イタリアに来たのかと思わせるようなたたずまいの外観が特徴的なレストラン。裏路地にあるため、隠れ家レストランとしても知られています。店内にはイタリア製の小物がセンス良く飾られ、おいしい料理が盛り付けられるお皿もイタリア製。目に鮮やかなデザインと色の品々に囲まれ、陽気な気分で食事を楽しむことができます。イタリア気分を存分に味わってほしいというシェフの思いサービスや料理でイタリア気分を存分に味わってほしいと語るのは、イタリアで修行したオーナーシェフ。有機野菜や旬の食材にこだわった料理が、訪れる人の舌を満足させると評判です。華やかな色合いや盛り付けの料理はSNS映えも抜群! 本場ブーリア料理のほか、ナポリ料理やシチリア料理も楽しめます。「自家製パッパルデッレ海の幸のナポリ風カルトッチョ」お店イチオシのメニューは、「自家製パッパルデッレ海の幸のナポリ風カルトッチョ」。カルトッチョとは、紙包み焼きのことをいいます。アルミホイルを可愛らしい白鳥の形にしたおしゃれな包み焼きは「トラットリア ラ タルタルギーナ」でしかお目にかかることができないでしょう。旨味たっぷりの濃厚魚介ベースのスープに、もちもちの自家製平打ちパスタが好相性です。アサリやムール貝、海老などの海の幸を存分に楽しめます。誕生日にはアコーディオン演奏で陽気な気分に!「トラットリア ラ タルタルギーナ」の嬉しいサービスのひとつが、誕生日の人へのアコーディオン演奏! サプライズ対応も可能です。お祝いの音色とともに、皆が陽気で幸せ気分を共有することができます。オーダーメイドのランプシェードやタイルなど、イタリアの雰囲気たっぷりの中でお祝いしてもらえる経験は、大切な思い出の1ページとなるはずです。記念の乾杯には、お店こだわりのワインがおすすめです。手打ちパスタとイタリア気分を満喫しよう!おひとりさまでも気楽にイタリア気分を満喫できるレストラン「トラットリア ラ タルタルギーナ」。太陽のレリーフと黄色いTRATTORIAの看板が目印です。料理にたっぷり使用しているオリーブオイルは、シチリア州に住むシェフの友人が作った逸品。シンプルな素朴さが特徴的な南イタリア料理が、訪れる人たちに笑顔をもたらしてくれます。「トラットリア ラ タルタルギーナ」は、東京メトロ東西線「神楽坂駅」2番出口から徒歩3分の場所にあります。東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」3番出口からは、徒歩7分。裏路地の南イタリア風の看板が目印です。スポット情報スポット名:TRATTORIA La Tartarughina住所:東京都新宿区赤城下町33-24電話番号:03-6265-3146
2018年06月21日靭公園北側の緑豊かなエリアに佇む隠れ家的なお店大阪のなにわ筋から少し入った場所にある「クッカーニャ」は、おしゃれなビルの2Fにあります。イタリアが誇る、地中海シチリアの郷土料理が堪能できるお店。近くには大阪市民のオアシス靭公園があり、公園でゆったりした時間を過ごした後、ランチに訪れる人も多いそう。店内はダークブラウンを基調としたおしゃれな大人空間。インテリアはシチリアを連想させるようなリゾート感が感じられ、おしゃれな時間を過ごしたい方にピッタリのお店です。本場で磨いた料理の技術が高いリピート率の秘密!「クッカーニャ」は関西初のシチリア料理のお店としてオープンしました。本場イタリアで3年間料理の技術を磨き、日本に帰国したオーナーシェフが現地の味やスタイルを再現、提供してくれるお店です。腕利きのシェフが自ら食材を目利きして仕入れており、新鮮で旬な食材を使った料理は、どれも絶品といえます。通りに面した大きなガラス窓からは光が差し込む明るい店内。厨房の手前はカウンター席で囲われていて、ひとりでも通いやすく落ち着ける雰囲気です。濃厚ソースがクセになる「ピスタチオソースのパスタ」シチリアの名産のひとつ、ピスタチオ。シチリア産のピスタチオの中から厳選された高級品「ブロンテ村のピスタチオ」を使った濃厚ソースのパスタ「シチリア産 ピスタチオソースのパスタ」が人気メニューとなっています。ブロンテ村のピスタチオの特徴は、風味が良く、美しいエメラルド色をしていること。世界市場でも最高級の品質を誇っています。そんな高級品を使ったピスタチオソースは濃厚でクセになる味わい。自家製のコシのある生麵によく絡みます。この自家製麺もイタリア産のセモリナ粉を使っており、オーナーシェフのこだわりが感じられる逸品です。シチリアの郷土料理が楽しめる「おまかせ前菜」オーナーシェフは毎日市場に出向き、自らの経験と目利きで食材を仕入れています。その日の仕入れによって変化はあるけれど、色鮮やかな見た目と、不思議と後を引く旨味がやみつきになると人気の「おまかせ前菜 シチリアスタイル」。食べやすい量で提供される前菜は、シチリア島の様々な郷土料理。普段味わうことの少ないシチリアの郷土料理を、日本人の口に合うよう調理しているため、とても食べやすい料理となっています。食前酒にも合うレパートリーからシェフのセンスの良さが垣間見える逸品です。地中海を感じられる「クッカーニャ」でシチリアを体感忙しい日常の中、ホッとする空間を求めて訪れるにはピッタリのお店がシチリア料理専門店の「クッカーニャ」。海水で蒸したムール貝のスープをリゾットに仕立てた裏メニューもあるとのことなので、訪れた際にはスタッフに尋ねてみてください。シチリアの雰囲気を味わいに遠方からも人が集まるほどで、オーナーシェフも、現地に近い味とスタイルを提供したいという理念のもとに営んでいます。気さくで細やかな接客が心地よく、ひとりで立ち寄っても安心して食事ができます。OsakaMetro四つ橋線「肥後橋駅」7番出口から徒歩8分の場所にシチリア料理専門店「クッカーニャ」はあります。靭公園の近く、緑を身近に感じられるエリアにあるおしゃれなビルの2Fに位置するお店です。ここでしか出会えないシチリアの味を堪能してみてください。スポット情報スポット名:クッカーニャ住所:大阪府大阪市西区京町堀2-3-4 サンヤマトビル2F電話番号:06-6448-3336
2018年06月19日打ち合わせや会食で、週に一、二度は都内に出かけます。クルマでも電車でも片道一時間半くらいでしょうか。景色を見ながら考えごとをするこの時間は、生活の句読点のようなものです。都内から戻り、自宅がある江ノ電の稲村ケ崎駅で降りると潮の香りに包まれ、ああ帰ってきたなあと実感します。原稿に煮詰まったら、134号線沿いを散歩したりジョギングしたりするのが習慣です。江ノ島の向こうに沈む夕陽を眺めると、心がやわらかくなって、こんがらがっていた頭の中身もほどけていきます。海は私の暮らしの一部です。鎌倉界隈の海沿いには、サーフショップと同じくらいたくさんのカフェやレストランがあります。あるにはあるけれど、気軽で便利な店ばかりで、大人が夜を楽しむための空間は意外と少ないのです(というか、ほとんどありません)。そんな中、鎌倉高校駅近くに一昨年オープンしたバスティーズは、待ち望んでいたレストラン。海に沈む夕陽を見ながらゆっくりとアペリティフを楽しみ、波音を聞きながらおいしいものを食べ、ワインの一本でも空けてから、潮の香りに包まれつつ帰路に着く、そんなことができるのです。駅から歩いて102分、江ノ電の線路と海を見下ろす高台の白い一軒屋。東京から遊びに来た友人を連れていったら、「こんなところに住みたい!」とはしゃいでおりました。店名は、「南仏風の別荘、邸宅」という意味の「バスティード」から作られた造語だそう。店内も白を基調としていて、ブルーの効いたインテリア、隅々に赤いドナセラ。そのままトレンディドラマの撮影に使いたいような空間です。テラスのテーブルにシャンパーニュのグラスが置かれたら、カルロス・トシキ&オメガトライブの『アクアマリンのままでいて』が聞こえてきそう。1988年放送『抱きしめたい!』の主題歌です。若者の憧れるライフスタイルをそのまま取り入れた初めての連続ドラマでした。バブルに突入するまで80年代、何より「心地良さ」が優先されていました。いわゆるバブリーな物事もまだなくて、贅沢というものに対して健全な憧れと敬意が残っていたいい時代だったと思います。バスティーズのテラスで波の音を聞きながら、ついそんなことを考えてしまいました。海が見えるテラスですっかりテンションが上がった件の友人は、食事が始まる前から「ここ、デートで来た0い♡」を連発しておりました。相手がいるからデートをしたいのではなく、こんな店があるからデートをしたい、そう思わせるのは「いい店」の証。料理人の作品を崇めるより、恋愛の原動力になるほうが大切だと思うのは、やっぱり私がバブル世代だからでしょうか。供される南仏料理はこのロケーション、このインテリアによく似合う品々です。軽いけれど個性があって、フォトジェニック(インスタ映えするともいう)。きっちりしたフランス料理ではなく、リゾットやパスタ、ラビオリなどもメニューに組み込まれています。今年の初めに就任した新しいシェフは、アマルフィやピエモンテのリストランテで働いた後、青山の「リストランテ山崎」のセカンドを務めていたそう。潮の香りに包まれながらいただいた魚介はもちろん、「ヘーゼルナッツをまとった仔牛フィレ肉のローストピエモンテ州のツナソース」の香ばしい感触が忘れられません。コースは月替わりなので今はオン・メニューではありませんが、いつかもう一度食べたい一品です。オーナーソムリエの選ぶワインも、海を意識したもので揃えられています。南仏やイタリアのワインが中心ですが、フランスはコニャック地方のウィスキーなども揃えてあります。ここで一つ、「トレンディ」な提案をいたしましょう。シャンパーニュかスプマンテの際は、波の形をしたシャンパーニュグラスをリクエストしてみて下さい。これはスガハラグラスのもので、下の部分が不規則に波打っています。このグラス越しに海を見ながら金色の泡を楽しむのはいかがでしょうか。夕陽がきれいな日なら、ロゼでもいいかもしれません。ただし、このグラスはテーブルに置く際に少々不安定なので、酔っ払い過ぎないこと。散歩やらジョギンやらサーフィンやら、海を見慣れた私でもバスティーズの店内からの景色は新鮮だし、心が踊ります。その度に、晴れた日ははなやかな、曇りの日は色っぽい、雨の日はせつない、海の新しい表情を見つけるのです。バスティーズ住所:神奈川県鎌倉市腰越1-3-11電話:0467-40-4232営業:ランチ/11:30~14:00(L.O)ディナー/10月~3月17:00~20:00(L.O)4月~9月 17:30~20:00(L.O)定休日:水曜日 休日の場合は翌木曜日休要予約著者プロフィール甘糟りり子作家。1964年横浜生まれ。3歳から鎌倉在住。都市に生きる男女と彼らを取り巻くファッションやレストラン、クルマなどの先端文化をリアルに写した小説やコラムに定評がある。近著の『産む、産まない、産めない』『産まなくても、産めなくても』(ともに講談社)など現代の女性が直面する岐路についての本も好評。読書会「ヨモウカフェ」主宰。
2018年06月15日気取らずくつろげるイル・メルカート・アンジェロ気取らずくつろげる空間が魅力の「イル・メルカート・アンジェロ」。店内は賑やかな雰囲気なので、友人と一緒に訪れれば会話が弾みます。入口付近には、通り過ぎる人々の視線を集めるハムやワインのショーケースを設置。店内はイタリアを意識したインテリアでクロスに使っているグリーンとイエローが差し色になっています。リーズナブルな価格で美味しいイタリアンを堪能しよう「イル・メルカート・アンジェロ」のコンセプトはイタリアの市場。食と人で賑わう、活気あふれるイタリアの市場を思わせる、明るくて賑やかな雰囲気を大切にしています。価値ある料理と高品質で豊富な蔵元直送ワインをリーズナブルな価格で気軽に楽しめることも魅力です。20代から60代まで、幅広い年齢層から支持を集めています。ワインと一緒に食べたい! 「パルマ産切りたて生ハム」「パルマ産切りたて生ハム」は、味とボリュームが自慢。鮮やかなピンク色と、絶妙な塩加減が魅力の生ハムです。14ヶ月熟成させたパルマ産生ハムを、手動のスライサーでカット。切りたての生ハムをその場で味わうことができます。鮮度抜群のしっとり感がやみつきに! ワインと一緒に食べたい生ハムは、いくらでも食べられる優しい味わいです。食べる前から楽しめる、チーズとキノコの名物リゾット「くりぬきパルメザンチーズとキノコのリゾット」は、大きなチーズの器を削りながら仕上げるメルカート名物。目の前で調理する鮮やかな手つきを見ていると、料理の完成が待ち遠しくなります!調理するスタッフとの会話を楽しみながら完成を待ちましょう。圧巻のビジュアルと、チーズとキノコの味わいが生み出すハーモニーが魅力の料理です。種類豊富な本格イタリアワインで料理の味を格上げ料理だけでなくワインも種類豊富に揃っています。本格的な味わいのイタリアワインを料理に合わせれば、料理の美味しさがさらに際立ちます。イタリアそのままの内装、郷土料理、雰囲気を目指し、劇場型レストランとして人々を楽しませているイタリアンレストラン。友人や恋人を誘ったり、1人でふらっと立ち寄ったり、いろんな楽しみ方ができるお店です。お店へのアクセスは方法は多くあり、地下鉄御堂筋線の心斎橋駅2番出口から徒歩3分、地下鉄四つ橋線の四ツ橋駅 1番出口から徒歩3分、地下鉄長堀鶴見緑地線の心斎橋駅2番出口から徒歩3分の、3つのアクセス方法があります。気軽に立ち寄れる「イル・メルカート・アンジェロ」で本場のイタリアンをお試しください。スポット情報スポット名:IL MERCATO ANGELO住所:大阪府大阪市中央区南船場4 クリスタ長堀ウエストタウン電話番号:06-6282-2188
2018年06月05日心地よい満足感は”最上級の普通”が運んでくれる少し前のこと、都内某所の話題&人気だというレストランに行きました。メニューはコース一種類のみ、店指定の時間にいっせいスタートです。毎皿毎皿、どこそこ産のなんとかが凝りに凝ったオリジナルの調理法で供されました。なんというか、シェフの実験に参加している気分。何を食べているんだか&おいしいのかそうでないのか、よくわからないまま店を後にしました。百に一つ、いや千に一つかもしれないけれど、こういうものの中から次の時代の定番が生まれると思うので、否定はしません。フォアグラのテリーヌだってピータンだって、きっと最初は「何やら訳のわからないもの」だったはず。でも…。やっぱり…。素材をストレートに味わえて、情報や知識でなく、舌と胃袋で納得してしまう、そういうのが本来の醍醐味ではないかと思います。食べるという行為の。改めてそんなことを考えたのは、先日マンナを訪れたから。由比ヶ浜通りから少し奥まった住宅街にあるイタリア料理の店です。久しぶりだったのですが、注文したものがすべておいしかった。というより、注文したもの以外も含めてフォカッチャも水もみんなおいしく、心地よい時間だったのです。この店のおいしさには一貫性があります。調味料や調理法は食材を引き立てるためにしか存在しないのです。作り手の野心や自己顕示欲なんて一切ありません。ましてや、店や料理がシェフの名前をアピールするための道具では、決してない。言葉にすると当たり前のことなのですが、当たり前ではないケースをよく見かけます。この日注文したのは、トマトとモッツァレラのサラダ、グリル野菜、鴨のロースト。例えば、トマトとモッツァレラという、いたって普通のメニューが普通にとにかくおいしい。矛盾したいい方ですが、最上級の普通、といったらいいでしょうか。私はこうしてレストランや料理店についてあれこれと書いておりますが、本来は「おいしかった。以上」で済むのが粋な距離感なんですよねシェフは原優子さんという女性です。イタリア料理の褒め言葉で「男っぽい」というのをしばし耳にします。ジェンダーに関する物事や表現に意識が高まっている昨今はなおさら、大雑把にそういう形容をするのは気をつけたいですが、あえていえば、彼女の料理は、塩とオリーブオイルを思い切りよく使う男っぽさもあれば、ハーブを巧みに使う女性らしさも感じます。以前は同じく鎌倉で別の名前でレストランをされていましたが、2009年の9月に「マンナ」をオープン。開業1日目に腸閉塞を起こしてしまいます。痛みを堪えて最後のお客にエスプレッソを出した後、着の身着のまま病院に駆け込みました。入院中、原さんを助けようと仲間のシェフたちが食材を引き取りにきて驚いたそうです。こんなに質のいい食材ばかり使っているのか、と。もちろん、マンナでは、どこそこの何々でござい、なんていう風に出てくるわけではありませんけれど。野菜は主に鎌倉の農協連合販売所。毎朝行くそうです。私も時々買い出しに行くので、「農協のトマト、紀ノ国屋より高いことがありますよね」といったところ、原さん曰く「トマトって、お金をかければいくらでもおいしくできちゃうんですよ。それが家庭で必要かどうかはわかりませんけれども」とのこと。おいしいものは大好きです。こだわりにも敬意を払っています。しかし、こだわりが目的になるのは品がないということも忘れたくないと思いました。メニューは白い紙に手書きしたもののコピーです。A4サイズの紙にびっしりと並んだ膨大なメニューを見て、あれこれ目移りするのもこのお店の楽しみ方。欲張りな私は、いつも迷います。開業以来何度も訪れているのに、まだ食べたことのないメニューがある。数えてみたら、この日は全部で82種類でした。マンナは全16席、シェフは原さん一人です。満席だと、出てくるペースがどうしても遅くなりますが、待ち時間も含めてがマンナの味わいなのです。82種類のうち、デザートは21種類。『ゴッドファーザー』にも出てくるシシリアの代表的なデザート・カンノーリから小豆のパウンドケーキまで、多彩です。小豆のパウンドケーキがおいしくて、無理をいってワンホールお土産用に焼いてもらったこともあります。正直なところ甘いものはそんなに得意ではないのですが、マンナのデザートは甘過ぎず、素材を楽しめるので大好き。デザートでもやっぱり素材、食材の大切を実感したのでした。都内から打ち合わせにいらした編集者を連れていってこともありますし、友達や家族で伺うことも多いのですが、一人でオープンキッチンのカウンターに座ったりもします。彼女がこだわったカウンターなのかと思いきや、内装を手がけた建築家の方が、ご自分がカウンターで飲んだり食べたりしたくて作ったカウンターなんだとか。ある時は隣もたまたま一人でいらしていた他店のシェフで、その場で予約をお願いしたこともありました。場合によってはルール違反かもしれませんが、このお店の雰囲気が許してくれていると勝手に思っています。シンプルで明るくて、そこにモードなエッセンスが一滴だけ垂らされた空間も含めて、ありそうでなかなかないお店、それがマンナです。マンナ住所:神奈川県鎌倉市長谷2-4-7電話:0467-23-6336営業:12:00~14:00(LO)、18:00~20:30(LO)定休日:日曜日、第1・3・5月曜日できれば予約を著者プロフィール甘糟りり子作家。1964年横浜生まれ。3歳から鎌倉在住。都市に生きる男女と彼らを取り巻くファッションやレストラン、クルマなどの先端文化をリアルに写した小説やコラムに定評がある。近著の『産む、産まない、産めない』(講談社)は6刷に。そのほか『産まなくても、産めなくても』(講談社)など現代の女性が直面する岐路についての本も好評発売中。読書会「ヨモウカフェ」主宰。
2018年05月18日イタリア国旗が目印! 肩肘張らずに落ち着けるお店兵庫県西宮市苦楽園にある「カルボニエラ デル トロ」は、本格イタリア料理が楽しめるお店。大きなイタリア国旗が目印のこちらのお店は、黄色の外壁とお店の前に並ぶグリーン、赤いメニュー看板が目を引きます。店内も外壁と同じイエローの壁で、木のテーブルや椅子が落ち着いた雰囲気。座席はカウンター席とテーブル席合わせて30席です。カウンターの向こうはキッチンなので、活気ある調理風景を間近で見ることができます。本場イタリアでの修行も積んだシェフの味に舌鼓西宮市出身のシェフは神戸のイタリア料理店で7年働いた後、本場イタリアでも4年半程修行を重ねます。帰国後も名古屋のイタリア料理店で料理長を務めた後に西宮に戻り、2007年4月にこちらのお店をオープンさせました。ランチとディナーの営業があり、忘年会や歓送迎会などのパーティも可能です。自宅でもお店の味を楽しめるようにと、前菜やパスタソースなど各種テイクアウトもできます。贅沢な一品「チャーミー豚のトロトロ赤ワイン煮込み」おすすめの品は九州のブランド豚を贅沢に味わえる「チャーミー豚のトロトロ赤ワイン煮込み」です。使われているチャーミー豚とは、鹿児島のブランド豚で、お茶に含まれる成分「カテキン」と「サツマイモ」の入った飼料を食べて育ちました。カテキンの効果で臭みが少なく、鮮度が保たれ、旨み成分であるイノシン酸が多く含まれているのでとてもジューシー。ビタミンEが豊富に含まれるのが特徴です。種類豊富なイタリアワインで、料理がより美味しくなるカウンター上にずらりと並んだワインボトル、その種類はとても豊富で、テーブルワインからこだわりのワインまでイタリア各地のワインを各種取り揃えています。料理に合うものや好みのものが分からなければ、お店の人がアドバイスしてくれるので、ぜひ聞いてみてください。ワインと相性の良い、前菜の盛り合わせなどもあるので、しっかり料理を味わうのはもちろん、バルのようにお酒を楽しむ場としても利用できます。アットホームな雰囲気で本場の味を召し上がれ作り込まれたソースや厳選された食材を使った料理を手頃な価格で提供することをモットーにしており、ワタリガニやホタルイカ、活オマール海老など産地直送の旬の食材がたっぷりと使われています。幅広い年代の多くのお客さんに愛されていて、いつも賑わっているお店なので、予約をして行くのが確実です。「カルボニエラ デル トロ」は、阪急甲陽線「苦楽園口駅」東口徒歩3分。少しの遊び心と、こだわりをしっかり詰め込んだ本場イタリアの味。楽しくお腹いっぱい味わってください。スポット情報スポット名:カルボニエラ デル トロ住所:兵庫県西宮市名次町11-15電話番号:0798-70-8848
2018年05月02日パリから上陸。日本の繊細な“心遣い”を発信する注目のカウンターフレンチ皇居の緑が気持ちいい空間で味わう、スタイリッシュで刺激的なイタリアン日比谷で映画や観劇を楽しんだ後の愉しみに、日本が誇るバーのカクテルを【Restaurant TOYO Tokyo】(レストラン トヨ トーキョー)パリから日本へ、日本の繊細な“心遣い”を発信する注目のカウンターフレンチパリで人気の日本人シェフの店『TOYO』が日本に初出店。『TOYO』とは店主中山豊光シェフのファーストネーム。中山シェフは、今はなき神戸の伝説的名店『ジャン・ムーラン』で修行後、1994年に渡仏。本場でフランス料理を作りながら、日本人としての感性をフランス料理に生かすことを考えるようになったという。その後パリのセレブリティが集う日本料理店で食材の扱い、器など日本人ならではのおいしさの活かし方、もてなしの心遣いを学び、日本料理の奥深さを会得した。当時働いていた『伊勢』の常連客だった世界的デザイナー・高田賢三氏から専属料理人のオファーを受けて、賢三氏の邸宅で7年働くことになる。その後、2009年に独立。目の前で料理し、客の表情、会話を通して好み、食べるスピードなどにも心を配ることができるカウンターフレンチ、『Restaurant TOYO』を開いたのだ。パリで日本人としての感性も磨き、西洋と東洋の融合と調和を体現する中山シェフ。その世界を日本でも体験できるのがこちらの店。まさに満を持しての凱旋で注目を集めている。入り口正面には、賢三氏が描いた中山豊光シェフの絵がかかる「日本は新鮮で質の高い魚介が入手できるので、パリとはまた違う、日本ならではの料理も創り出すことができる」と話す大森シェフ。前菜に使うのは活〆の魚のみ。同じく東京ミッドタウン日比谷に2号店を構えた『鮨なんば』の大将と親交を深め、魚の見極めや扱いなどさらに勉強中という。「料理がおいしいということはは当たり前。その先の楽しさ、感動を味わっていただくために目の前のお客様一人ひとりに心を配り『また来たい』と思っていただける店にしたい」と奢らない謙虚な語り口も印象的だ。日本人として『侘び・寂』の精神を茶道を通して学んでいるという大森雄哉シェフ。細やかな心配りが素材にもゲストにも行き渡る東京店を任されるているのは大森雄哉シェフ。ハウステンボスの名匠・上柿元勝氏の元で料理人としてのスタートを切った人物だ。伝統のフレンチをベースに、食材ありきでその香りや旨みに焦点を当てるミニマリズムで、中山シェフと通じる感性の持ち主。2010年からパリで中山シェフの元で腕を磨いてきた。前菜の1皿目は、活〆にした旬の魚。この日はマナガツオとヒラメ。塩、粒マスタード、太白ごま油が添えられている。合わせたワインは、「イスラエル、エラ・ヴァン・ヴィンヤード」の『エル ホワイト』。ソーヴィニヨンブランとマスカット種を使い、すっきり感と豊かさをきれいに調和させたモダンな作り大森シェフの料理の味わい、楽しみを広げてくれるのがソムリエの成澤亨太氏。「パリの『TOYO』はブルゴーニュワインが中心だが、日本では、グラスで提供するペアリングでは今の東京のモード感も表現したい。イスラエル、国産など多くのワインや日本酒も提供するなど、世界を視野にしたセレクトでペアリングの精度も高めています」と話す。パリで生まれた西洋と東洋の食文化の融合に、東京の感性が加わり、世界へ発信する『Restaurant TOYO Tokyo』。国境を超えた、まさにレストランの最先端のスタイルを体験することができる。ランチのメインで供されるカレーは、中山シェフのスペシャリテの一つ(セレクトメニューの1品)。甲殻類や魚介で出汁をとるブイヤベースを使ってカレー仕立てにし、旬の野菜、魚のフライをトッピング【Restaurant TOYO Tokyo】(レストラン トヨ トウキョウ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6273-3340営業時間:ランチ11:30013:30L.O./ディナー17:30021:30L.O定休日:無休ランチコース¥5,0000(税別)/ディナーコース¥15,0000(税・サービス料別)【SALONE TOKYO】(サローネ トウキョウ)皇居の緑が気持ちいい空間で味わう、スタイリッシュで刺激的なイタリアン「タレッジョチーズのカペレッティ 牛頬肉の煮込み添え」。タレッジョチーズを詰めたカペレッティにルバーブとイチゴのジャムをかけた牛頬肉の煮込みが添えられ、口の中で塩味、旨味、甘味のルーティンを楽しむことができる。※メニューは2ヶ月に1回変わる2007年に横浜にオープンした『SALONE 2007』を筆頭に、ラグジュアリーなカウンターイタリアン『IL TEATRINO DA SALONE』(イル テアトリーノ ダ サローネ)』、シチリア料理に特化した『L’ottocento(ロットチェント)』など他にはない個性ある店舗を展開しているサローネグループ。イタリアの郷土料理を再構築し、独自の解釈で時代のおいしさを表現する料理や温かなサービス、自然派ワインとのペアリングなど群を抜くアイデア、センスで、業界でも一目置かれる存在になっている。その最新店としてオープンしたのがここ、『SALONE TOKYO』だ。東京ミッドタウン日比谷のレストラン街の中でも、最もロケーションの良い皇居側のコーナーに位置し、ホテルのダイニングのような高級感あるインテリア。ゴールドを基調にしたテーブルセッティングも美しい。昼と夜の表情の違いも楽しみなところビル内でも最も好立地を占有し、皇居の緑の借景も美しいクラシカルで優美なインテリア。大切な人と心に残る食事をという記念日レストランにもふさわしい特別な雰囲気を感じさせてくれる。とはいえ、緊張感を強いることのないやわらかなサービス、そして鮮やかなピンクとホワイトの封筒に入れたメニューをテーブルセッティングに加えた遊び心もサローネグループならではだ。駿河湾産赤海老のタルタルとフォアグラのテリーヌ」。白バルサミコの生クリーム、レモンの皮のコンフィチュール、へーゼルナッツとメインの食材との点と点の相性、全体の調和に感心させられる料理は、サローネグループの中でも経験値の高い2人、永島義国氏と高見博史氏によるダブルシェフ体制。「これまでのサローネは、少量多皿構成、しかも食感、味覚などの要素が多いイメージでしたが、ここでは、皿数をやや減らし、新たな時代感や可能性を追求していきたい」と両氏。複雑すぎないけれど、口の中で広がる豊かな味わいは、食材の組み合わせや調理法など細部に渡って熟慮されているからこそ。また、デザートは永島シェフ自らがワゴンでできたてティラミスを提供するという今までにないサービスも画期的だ。「ティラミスのおいしさの肝はマスカルポーネクリームにあり」と話す永島義国シェフ。できたてのおいしさを味わってもらうためにと、ゲストの目の前、ワゴンによるサービスで提供ポレンタの粉で焼いたビスコッティ、キャラメルジェラート、松の実、レーズンの上に、目の前で練り上げた滑らかなクリームをたっぷりのせ、白いエスプレッソパウダーをトッピングする“白いティラミス”厳選の自然派ワインを一皿ごとに合わせるペアリングサービスでも評価の高いサローネグループ。横浜、青山、大阪の支配人を歴任し、現在はグループ統括マネージャーとして活躍する西嶋大明氏も「さらに一歩進んだサービスも展開していきたい」と意欲的。「同じ銘柄、ヴィンテージでもタイミングやペアリングで違う味わいを体験できます。その一期一会を提供できるよう務めたい」と、例えば、抜栓してからの味わいの変化も楽しめるよう、予約の段階でワインの相談も受けるという。イタリアを代表する自然派ワインの名品を中心に、幅広い客層に対応できる品揃え。グラスワインも15種以上を用意している。「ワインリストから選ぶよりも、予約の電話の時でも、当日でも会話の中でお好みを探し当てていきます」と支配人の西嶋氏。料理もワインもサービスも時代に先駆けた展開を見せてくれてきたサローネグループ。その旗艦店として、洗練のスタイルを世界へ発信しようとする気概に溢れる新たな試みが楽しみだ。【SALONE TOYO】(サローネ トウキョウ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6257-3017営業時間:ランチ12:000L.O.13:00/ディナー18:000L.O.20:00定休日:日曜、第1・3月曜ランチコース4皿¥6,000、5皿¥7,500/ディナーコース7皿¥15,0000(すべて税・サービス料別)【STAR BAR 日比谷】(スタア・バー ヒビヤ)日比谷で映画や観劇を楽しんだ後の愉しみに、日本が誇るバーのカクテルを12メートルのカウンターがダイナミック。いまどき珍しいクラシカルな雰囲気に息を飲む『STAR BAR』といえば、バーがひしめく銀座の中でも名店中の名店。オーナーの岸久氏は、厚生労働省から2008年にバーテンダーとして初めて現代の名工と認められた超絶技巧の持ち主。イギリスの権威ある飲料専門誌『Drinks International』のWorld Best Bar50 にランクインをするなど、世界的にも注目されている。その旗艦店としてオープンしたのが、ここ。12メートルの1枚板のカウンターと壁一面のバックバーが圧巻。歴史ある日比谷のノスタリジックなイメージを託したクラシカル、かつオーセンティックな世界が広がっている。観劇と映画館の街、日比谷にあり、首都圏最大級の映画館を併設するこのビルにその余韻に浸ることができる上質のバーがあるのは嬉しい限り。もちろん、レストラン街で食事を楽しんだ後に立ち寄れば、完璧な1日の締め括りとなるのは間違いない。日比谷を任されているベテランバーテンダー・山口久仁彦氏。岸氏と同世代、30年来の仲というバックバーには希少なボトルの数々も並ぶが、カクテルの名手として知られる岸氏の店だけに、ここならではの1杯を楽しみたいもの。まず、おすすめは、オープンするにあたって考案された新作にして、日比谷限定の『パークライフ』。日比谷公園を舞台にした吉田修一氏の芥川賞受賞作品の題名にちなんでいるだけでなく、芥川賞の朗報を受けたのが銀座の『STAR BAR』だったという逸話もあるまさに運命のカクテルだ。このほか、自家製のジンジャーシロップとウォッカを使ったモスコミュール、グラスにぴったりはまる角柱氷で最後まで炭酸の効いた喉越しを楽しめるジントニックやハイボールなど岸氏がさらなる美味を追求して生み出したシグニチャーカクテルの数々をぜひ。自家製のジンジャーシロップ、ジンジャーウォッカをソーダで割った『STAR BAR』スタイルのモスコミュール。燕三条の職人が手作りした銅製のマグップで日比谷店のオープンを記念して作られたシグニチャーカクテル、『パークライフ』。淡い緑色、爽やかな味わいはまさに日比谷公園の木々のイメージ【STAR BAR 日比谷】(スタア・バー ヒビヤ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6206-1560営業時間:火曜0金曜 17:00024:30L.O./土曜・日曜・祝日16:00024:30L.O.定休日:月曜チャージ¥1,0000/カクテル¥1,5000東京ミッドタウン日比谷電話:03-5157-1251住所:東京都千代田区有楽町1-1-2アクセス:東京メトロ千代田線・日比谷線 ・都営地下鉄三田線 日比谷駅直結東京メトロ有楽町線 有楽町駅 徒歩4分東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線 銀座駅 徒歩5分JR山手線・京浜東北線 有楽町駅 徒歩5分営業時間:ショップ 11:00021:00レストラン 11:00023:00※一部、店舗により異なる定休日:1月1日※一部、店舗により異なる
2018年04月27日道路沿いにあるこぢんまりとしたジェラート店東京・茗荷谷にあるジェラート店「スペールフルッタ」。茶色い外観のビルの路面にあり、外からでも中の様子をうかがうことのできる全面ガラス張りとなっています。外には黒板やカラフルなイスも置いてあり、外でもジェラートを味わうことができます。ウッディテイストのこぢんまりとした店内に入ると、ジェラートが並ぶショーケースが目に飛び込んできます。店内にはイスが5席あり、座ってゆったりジェラートをいただけます。「旬のものをよりおいしく」がコンセプト「旬のものをよりおいしく」これがこの店で提供するジェラートのコンセプトです。旬の食材をジェラートとしてよりおいしく味わってほしい、という願いを込めて、毎日手作りの味を提供しています。店名の「スペールフルッタ」とは、「偉大な果実」を意味する言葉。旬のフルーツメニューが充実しているこの店にぴったりの名前となっています。こだわりミルクとフレッシュクリームの「パンナ」ジェラートは季節限定の味や定番の味など、常時10種類程度がショーケースに色鮮やかに並んでいます。その時々によって味が変わるのも楽しみのひとつ。中でも、お店の看板ジェラートは「パンナ」です。北海道小樽産のこだわりミルクとフレッシュクリームをたっぷりと使用して作られています。ミルクの強い香りが特徴の人気メニュー! 一度は食べてほしいおいしさです。色々な味わいを1つで! ジェラートのパルフェ贅沢なおいしさを楽しめるジェラートのパルフェも定評があります。中でも人気が高いのが「宇治のパルフェ」。看板メニューのパンナに、小倉餡と甘さ控えめの抹茶ソルベが層になっています。別添えの黒蜜をかけていただきましょう。小倉餡とジェラートの、抜群の相性がクセになる一品。「ホットマンダリン」は、寒い時期におすすめのメニューです。和歌山県小林農園で作られたみかんの果汁を使用したもの。温めてホットドリンクとしていただきます。みかん果汁100%の贅沢な味わいをぜひお試しください。旬を味わえるたくさんのメニューで季節を感じようここで味わえるフレッシュ感のあるジェラートのほかにも、色々なメニューが揃っています。果物の果汁と果肉たっぷりのフルーツゼリーやソルベは、おみやげとしてもおすすめです。オーダー後に焼き上げる自家製ピッツェルにジェラートを挟んだピッツェルサンドも食べごたえ抜群の人気メニュー!旬のおいしさを存分に楽しめるラインアップとなっており、どれをとってもお店のこだわりがぐっと詰め込まれています。遠方からでも足を運びたくなる魅惑のジェラートを食べに、ぜひ訪れてみてください。「スペールフルッタ」は東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」2番出口から歩いておよそ8分の場所にあります。交番手前の湯立坂を下り、コンビニエンスストアの隣にあるお店です。近くには「小石川植物園」もあるので、テイクアウトして外で食べるのもおすすめ! 自慢の味をぜひお試しください。スポット情報スポット名:スペースフルッタ住所:東京都文京区小石川5-31-5電話番号:03-3818-7363
2018年04月16日国内最大級のイタリアフェス「イタリア・アモーレ・ミオ!(Italia,amore mio!)」が、2018年4月21日(土)・22日(日)の2日間東京・天王洲アイルで開催。その後、7月21日(土)、22日(日)の2日間名古屋で、11月3日(土)、4日(日)大阪で行われる。「イタリア・アモーレ・ミオ!」では、イタリアンブランドが大きく4つのテーマに分けて紹介される。ラグジュアリーなブランドが揃う「レ・ステンツェ」には、ランボルギーニ、マセラティといった人気ブランドが集い、またミシュラン星付きシェフのロベルト・ロッシによる限定レストランがVIP ラウンジに限定オープンする。「ピアッツア・イタリア」では、トリュフやサフランを使ったウンブリア料理のレストランを用意。さらに、マンマの味が楽しめる限定レストランも設けられる予定だ。東京会場の木彫りのボードウォーク上には、30件が軒を連ねるフードコートが登場。船上はメインステージとなりパフォーマンスが行われるほか、B1Fは映画館となり日本初公開のイタリア映画が上映される。さらに、対岸のビルに名作『ニュー・シネマ・パラダイス』が投影され、水上野外映画館といった特別な企画も実施される。【詳細】「イタリア・アモーレ・ミオ!(Italia,amore mio!)」■東京会場開催日時:2018年4月21日(土)・22日(日)10:00~21:00会場:天王洲アイル / キャナルサイド住所:東京都品川区東品川2-1-1入場:無料※有料コンテンツあり。■名古屋会場開催日:7月21日(土)、22日(日)■大阪会場:開催日11月3日(土)、4日(日)
2018年03月30日同志とともにオープンしたお店麻布四の橋を渡ったところに位置する「ROZZO SICILIA(ロッツォシチリア)」。東京・白金にあるこのお店は、都内のイタリアンと本場シチリアで修業を積んだシェフが、修業時代に出会った同志と一緒に立ち上げたお店なのだそう。お店の雰囲気と料理の味、これら2つを一切の妥協なく追及してきた2人のシェフが作るシチリア料理は、瞬く間に話題となり、予約必須の人気店となりました。ライブ感と落ち着きある雰囲気が織りなす魅力の場所高級感と落ち着きが交わるお店は、入口入ってすぐにオープンキッチンと面したカウンター席。ライブ感伝わるオープンキッチンから漂う美味しそうな香りに、お酒も進み会話も弾むことでしょう。ワインボトルが並び、絵画が飾られている奥のスペースには、2名掛け~4名掛けのテーブル席。ゆったりと過ごすことのできるテーブル席は、デートはもちろん、少人数の女子会などにぴったりです。料理を引き立てる多彩なアルコールも評判イワシやカジキマグロなど日本でも馴染みのある食材が多いシチリア。海の幸に恵まれたシチリア料理をより一層美味しくさせてくれるのがシチリアワインです。お店ではイタリア産ワインを中心に南北や平地と山地など、シチリア内でも異なるワインが多数揃っているので、味の違いや料理ごとにワインを変えるなど、多様性を楽しみながら食事をすることも。ワインも充実していますが、季節のフルーツを使って仕込む果実酒も人気なんだとか。ウォッカやラムベースで漬けられた柑橘系の果実やハーブの果実酒は、爽やかなので食後などにおすすめです。本場さながらのシチリアの味を東京でイタリアで最も甘酸っぱい料理があるシチリア。魚介と旬の果物を合わせた甘酸っぱいシチリア料理をお店でも食べることができます。日本向けにアレンジせず、本場の味を追及し続ける姿勢を料理そのものから感じ取りましょう。料理、サービス、食材すべてにこだわるイタリアン丁寧に丹精込めて美味しい料理を提供する「ROZZO SICILIA」は、現地の味を再現するため、味の決め手となる調味料はすべてイタリア産を使っています。細かな部分も手を抜かない料理へのこだわりが、愛される伝統の味を再現しています。東京メトロ南北線・地下鉄三田線「白金高輪駅」徒歩10分。麻布四の橋近くにあるお店で、本場シチリア料理を食べながらゆったりと過ごしてみませんか。スポット情報スポット名:ROZZO SICILIA住所:東京都港区白金1-1-12 内野マンション 1F電話番号:03-5447-1955
2018年02月01日こんにちは。料理研究家の越野美樹です。寒さが本格的になると、甘みのあるものが恋しくなりますよね。そんなとき、お菓子に頼らず、優しい甘みが取り入れられるお料理を作ると、ホッとできます。今回は、蒸したさつまいもがひとつあればすぐに作れる「さつまいもの豆乳ニョッキ」をご紹介します。ニョッキは、じゃがいもと小麦粉を合わせて作る、イタリアのパスタ料理。イタリアでは木曜日に家庭でよく作られる、定番のマンマの味です。モチモチの食感は子どもにも大人気! レストランで食べるイメージのあるニョッキですが、実は自宅でも簡単に作れます。ちょっとしたコツで、初めての方でも失敗なく作れますよ。作り方は、蒸してマッシュしたさつまいもに小麦粉と少々の豆乳を加えてこねるだけ。成形も一口大に切って、フォークでつぶすだけだから、お子さんと一緒にニョッキ作りが簡単にできます。本格的なレシピでは強力粉や卵などを使いますが、今回はどこの家庭にもある薄力粉を使ったレシピをご紹介しましょう。■さつまいもの豆乳ニョッキ調理時間 20分レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹<材料2人分>蒸したさつまいも 300g薄力粉 200g豆乳 30g塩 ひとつまみ<作り方>1、蒸したサツマイモをマッシャーや木べらでつぶし、薄力粉、豆乳、塩を加えて手でよくこねる。2、まな板に打ち粉(分量外)をして2本の棒状にし、包丁で一口大に切る。一つずつフォークでつぶしていく。3、鍋にお湯を沸かし、2を入れて浮いてくるまでゆで、ザルにあげる。モチモチ食感と、さつまいものほんのりとした甘さがたまりません! 今回は豆乳に塩とオリーブオイルを加えたソースを添えてみました。お好みでトマトソース、トマトクリームソース、ミートソース、ペペロンチーノソースなどでお楽しみください。■「さつまいもの豆乳ニョッキ」のアレンジ例「さつまいもの豆乳ニョッキ」のアレンジメニューも楽しめます。●アレンジ1 「かぼちゃのニョッキ」「さつまいもの豆乳ニョッキ」のさつまいもをかぼちゃに変えれば、かぼちゃのニョッキのできあがり! かぼちゃはものによって水分量がかなり違うので、小麦粉の量を調整してくださいね。じゃがいもでも、水分量を少し少なめにすれば同じように仕上がります。ほんのり甘い「さつまいもの豆乳ニョッキ」は、ジャム、きな粉などを添えてスイーツとして食べてもおいしいですよ。あんこを添えたり、ぜんざいで楽しむのもオススメ。また、ニョッキが余ってしまったら、揚げるとまた違うおいしさと楽しめます。寒い日には、ニョッキをスープに加えると体が温まりますよ。自宅で簡単に作れる「さつまいもの豆乳ニョッキ」。手作りならではのモチモチの食感は、一度作ったらやみつきになりそうです。シンプルな材料でお子さんも満足な一品を、ぜひお試しください。
2018年01月31日小さなテーブルに乗ったかわいいゾウの看板が目印知る人ぞ知る隠れ家的お店が並び立つ大阪・福島エリアにある「食堂Tavolino(タボリノ)」は、夫婦で営むアットホームなイタリアンのお店。黄色の外壁にイタリア国旗と観葉植物が鮮やかな入り口が目印です。店内はカウンターとテーブル席があり、ずらりと並んだワインボトルとワイングラスが目を引きます。テーブルでコースをしっかりいただくのも良し、カウンターでワインと自家製アンティパストをいただくも良し、どちらも心豊かな時間を過ごせます。あふれるほどのおいしさを小さなテーブルに「Tavolino」とは「小さなテーブル」という意味のイタリア語。その名の通り、テーブルが小さく感じるほど満足感のある料理を、という気持ちで名付けられました。他店で10年以上修行を重ねたオーナーが満を持して開店。料理担当のオーナーと、パン担当の奥さんの二人三脚で毎日おいしいメニューが紡がれます。食材は自ら探して買い付け、可能な限り自家製にこだわります。ベーコンやオイルサーディン、マヨネーズまですべて手作りなのです。余計なものを加えず、素材本来のよさを引き出す調理を徹底しています。濃厚なソースからトリュフの芳香がふわっと香る鹿児島黒豚の自家製ベーコンをたっぷり使った「カルボナーラ・リガトーニ トリュフ添え」は濃厚なカルボナーラにトリュフが贅沢に散りばめられた一品。テーブルにのった瞬間に豊かな香りが漂います。リガトーニとは筒状のショートパスタ。こだわりの卵と2種類のイタリアチーズで作ったソースがリガトーニの筒の中まで絡み、たまらないおいしさです。鹿児島黒豚を使用した自家製ベーコンと共にいただきましょう。カウンター上には15種類ほどのパスタの見本がディスプレイしてあり、自分好みのパスタでお願いできるそう。驚きの分厚さ! チーズパン粉が香ばしい金色のコトレッタ「岩手産白金豚 厚切りコトレッタ」は、脂の旨味が強い白金豚を3cm以上の思い切った厚切りにしたイタリア風カツレツ。イタリア風のカツレツと言えば薄いミラノ風カツレツを思い浮かべますが、こちらのお店では肉本来の旨味を味わえるように、あえて大胆な厚切りにしています。目の細かいチーズパン粉をつけて黄金色に揚げ焼きしたコトレッタは、フレッシュトマトのソースと削ったチーズをかけていただきます。「自家製パンのカツサンド」はぜひテラスで味わいたい落ち着いた雰囲気で女子会やデートにもぴったりなテラス席もあります。気候の良い時期にはテラスでの食事もおすすめです。ぜひ一度味わってみたいのが、裏メニューの「自家製パンのカツサンド」。毎日夕方に焼き上がるパンを使った特別メニューです。あるかどうか、オーナーにこっそり聞いてみてください。JR大阪環状線「福島駅」よりなにわ筋を北に5分。カラオケ屋さんの先の角を左に100mほど行った場所にあります。手づくりパンはテイクアウトも可能で買って帰る人も多いそう。帰ってからも余韻に浸れる「食堂Tavolino」にぜひ足を運んでみてください。スポット情報スポット名:食堂Tavolino住所:大阪府大阪市福島区福島7-13-7
2018年01月06日昼と夜で違う顔をもつイタリアン豊富なワインとともにイタリアンを楽しめる「Wine&Dining Med」は東京・西麻布にあります。イタリアの国旗とガラス張りの外観が目印のこのお店。昼は自然光が入り、明るくカジュアル、夜はムーディで大人な雰囲気が漂う空間へと変化します。天気のいい日には、通り側をテラス席として利用できるので開放感を感じながら食事をすることも。ディナーでは明かりを最大限に落としキャンドルが灯され、デートにもぴったり。個室もあるので2人きりでゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。旬な食材をワインと一緒に!お得プランのコースもおすすめ内装だけでなく使う食材にもこだわりをもつこのお店では、旬な食材を使用した料理を食べることができます。日々届く新鮮なウニを使用した「濃厚うにボナーラ」は、ソースにもウニを混ぜた贅沢パスタ。磯の香りとウニ独特の甘みをパスタで楽しめます。3,000円から飲めるボトルワインも約50種類ほど取り揃えられているので、自分に合うお気に入りワインを見つけましょう。たくさん飲みたい方は、5,000円で8品プラス飲み放題の付いたリーズナブルなコースもあるので、そちらをおススメします。トマトの美味しさそのままに!丸ごとトマトリゾットトマトをそのまま器にしてオープンで焼き上げた「丸ごと焼きトマトリゾット」は、トマト好きにはたまらないビジュアルで、おすすめの一品。加熱して甘みが増したトマトの中には、トマトソースのリゾットと燻製チーズが閉じ込められています。熱いうちにトマトを崩して香ばしチーズと一緒に食べましょう。お好みでバジルと一緒に食べて変化を楽しむこともできます。レアの骨付きラム肉をバターソースでお店特製の香草バターソースとともにいただく「仔羊の骨付きロースト」。ラム肉をそのままにフライパンで焼き、バターをかけ全体に火入れしたメイン料理は、絶妙な焼き加減の豪快なメニュー。臭みのないラム肉は、噛むほどに味わい深くなり香草バターソースとの相性も抜群。仔羊以外にも鶏や豚肉を使用した肉料理もあるので、肉好きの方にもおすすめできるお店です。こだわりのある店内は幅広いシチュエーションにも対応高品質で味の濃い鎌倉野菜をふんだんに使った「鎌倉野菜のバーニャカウダー」など、女性にも嬉しいメニューが揃っている「Wine&Dining Med」は、合コンや結婚式二次会など様々なシチュエーションで利用することができます。東京メトロ日比谷線「六本木駅」徒歩8分。晴れた日は開放感あるテラスで、夜は大人な雰囲気漂う空間で、美味しいワインと旬な素材を活かした料理を楽しんでみませんか。スポット情報スポット名:Wine&Dining Med住所:東京都港区西麻布1-8-9 1F電話番号:03-6804-5143
2017年12月22日白い壁にかわいらしい看板、つい足が向く本格派イタリアン「イタリア食堂 Q.T.8(クティオット)」は、カジュアルでありながら本格的なイタリアンがいただけるイタリアンレストランです。ビルが立ち並ぶ路地にあり、ひときわかわいらしい看板、イタリアの大きな旗が目印です。外壁の黒板には、本日のメニューが書かれています。おすすめメニューは日々変わるため、何度訪れても飽きが来ないお店です。カウンター越しに気軽におしゃべりできる店内は白とこげ茶を基調とした、落ち着いた雰囲気。どんな世代にも気軽に楽しんでもらえる空間作りを目指しているオーナーならではの、アットホームな造りです。メインの座席はカウンター8席。シェフを身近に感じることができるカウンターは、椅子を高めに設定。直接話をしながら、さまざまな要望に応えてくれる気さくなシェフです。いろいろな味をちょっとずつ「前菜盛り合わせ(5種)」「前菜盛り合わせ(5種)」は頼んでおきたいメニューのひとつです。いろいろな味を少しずつ楽しめる前菜は、量が多めなので、グループで取り分けるとちょうどいい量に。5種と言いながらそれ以上盛り合わせてあるのがシェフの人柄を表しています。トマトクリームがよく絡む「手長エビのリングイネ」次におすすめするのは「手長エビのリングイネ」。手長エビを丸ごと2尾使用した贅沢な逸品です。平打ち麺にトマトクリームがよく絡みます。ソースは残さず食べてしまいたいほど濃厚。コースで頼むとついてくるフォカッチャにつけながら食べるといいでしょう。イタリアミラノの地下鉄の駅名「Q.T.8(クティオット)」「Q.T.8」は、市営地下鉄千日前線・谷町線「谷町九丁目駅」4番出口より徒歩2分。満席になる日も多いので、予約をしておくのがおすすめです。気さくなオーナーシェフと気軽におしゃべりしながら、本格イタリアンを楽しみましょう。スポット情報スポット名:イタリア食堂Q.T.8住所:大阪府大阪市中央区上汐2-5-14 ワカミズビル1F電話番号:06-4304-8715
2017年12月14日フードディレクター・野村友里さんが教えてくれた、冬に食べたい煮込み料理レシピ。ここでは、本来は牛テールで作るイタリアの郷土料理を作りやすく豚ロースに替えた「野村家のオーソブッコ」をご紹介。翌日がいちばんおいしいが、できたてからおいしく食べるにはアサリを加えてコクを出すとよいそうだ。野村家のオーソブッコイタリアの郷土料理を簡単に。山海の幸が出合う、豪華なアレンジで。材料/5人分豚肩ロース肉(塊)…600g、玉ねぎ…1個、にんじん…1本、セロリ…1本、ミニトマト…1パック、アサリ…1パック、ひよこ豆(水煮)…ひとつかみ、じゃがいも…5個、にんにく…1かけ、ローリエ…1枚、タイム…2枝、パセリ…適量、チリパウダー…適宜、白ワイン…150ml、牛乳…好みの量、バター…好みの量、オリーブオイル…適量、水…適量、塩…適量作り方(1)鍋に水を注ぎ、じゃがいもを入れ、芯まで柔らかくなるまで茹でる。皮をむき、マッシャーなどで潰す。バターを混ぜ、牛乳を少しずつ加えながら好みの柔らかさのマッシュポテトに。(2)ボウルにアサリを入れ、かぶるくらいの水と塩少々を加えて砂出しをする。(3)フライパンにオイルをひいて強火にかけ、豚肉の表面を全面こんがり焼く。焼けたら白ワインを入れ、アルコールを飛ばしてフライパンについた旨味を肉に絡ませる。(4)鍋に薄くオイルをひいて、潰したにんにくを弱火で炒める。香りが出てきたら、にんじん、セロリ、玉ねぎのみじん切りを入れ、混ぜ合わせる。水と塩を少量加え、蓋をして弱火で蒸し煮にする。(5)具材が柔らかくなったら、(3)を汁ごと鍋に入れる。豚肉が隠れるくらいまで水を足し、ローリエ、タイム、ひよこ豆を加えて豚肉が柔らかくなるまで(60分ほど)弱火で煮る。(6)ミニトマトと、(2)のアサリを洗って鍋に加え、アサリの口が開いたら完成。(7)豚肉を切り分け、マッシュポテトと一緒に盛り付け、パセリのみじん切り、好みでチリパウダーを振りかける。のむら・ゆりフードディレクター。『eatrip』主宰。生産者を巡る活動も。12/28~30には、食にまつわる舞台『食の鼓動』を企画・演出する。※『anan』2017年12月13日号より。写真・長野陽一文・村岡俊也(by anan編集部)
2017年12月09日本場ヴェネツィアで学んだお店づくり新宿三丁目にある「IL Bacaro(イル・バーカロ)」は、イタリアのヴェネツィアに数百年前からある「Bacaro(バーカロ)」と呼ばれるオステリア(居酒屋)を、料理、雰囲気、価格、すべての点で再現したお店。料理で使用する食材や、ワイン、店内のインテリアもイタリアから輸入するというこだわりぶりです。店内ではイタリア語も飛び交い、まるでヴェネツィアに訪れた気分で食事を楽しめます。バーカロの特徴のひとつであるバンコーネ(スタンディングカウンター)では、グラスワインと「チケッティ」というヴェネチア風のおつまみ(100円~)を少しずつ注文して楽しめます。奥のレストラン席ではヴェネツィア郷土料理のパスタや魚肉料理を存分に味わいましょう。「干しダラのペースト ポレンタ添え」ヴェネツィアのバーカロやレストランでは必ずと言っていいほど食べることができ、「ヴェネツィア料理の象徴」ともいえる定番メニューです。干しダラを練り込んでペースト状にしたものを、トウモロコシの粉から作る北イタリアを代表する食べ物「ポレンタ」と一緒にいただきます。「魚介の煮込み ヴェネツィア風」魚介が豊富なヴェネツィアを象徴するメニュー。市場から直送された魚一匹丸ごとを、トマトベースのスープで煮込んだ豪快なお料理です。ムール貝などから出るダシも合わさり、深い味わいを楽しめます。見た目もゴージャスで満足できる一品です。「イカスミのスパゲッティ」「イカスミのスパゲッティ」は「IL Bacaro」でイカスミのリゾットと並んで人気No.1のメニューです。しっかりと臭みを取ってあるので、イカスミの香りが苦手な人でも安心して食べられます。ここで食べたことをきっかけにイカスミを好きになって帰る人も多いのだとか!生活の一部として気軽に通えるお店現地のバーカロは、とても気軽な空間で、生活サイクルの一部として立ち寄る人がとても多いそう。週に何度でも気軽に足を運ぶことのできる雰囲気がここにもあります。「IL Bacaro」は東京メトロ副都心線・丸ノ内線・都営地下鉄新宿線「新宿三丁目駅」から直結で行くことができます。新宿伊勢丹の向かいの地下2階にあります。2020年には20周年を迎えるという「IL Bacaro」。長年親しまれてきた居心地のいい空間で、ヴェネツィア本場の味を楽しみませんか?スポット情報スポット名:IL Bacaro住所:東京都新宿区新宿3-4-8 京王フレンテ新宿三丁目 B2F電話番号:03-5269-8528
2017年12月03日イタリア酒場をイメージ。おしゃれにカジュアル大阪・天満にある「イタリア酒場 炎LAVITA(エンラヴィータ)」。イタリア酒場とあって、外観もイメージそのものとなっています。赤い看板と、イタリア国旗の3色を施された樽が並んでいるのが目印です。店内へ足を踏み入れると、奥行きのある空間が広がります。グレーの壁に、天井からむき出しになっている赤いパイプが、おしゃれな空間を演出。誰でも気軽に入りやすい雰囲気を醸しだしています。イタリア料理をリーズナブルに楽しめるのが魅力イタリア料理をリーズナブルに楽しめるお店として、天満では人気のお店です。新鮮な魚を使用して作った料理は、どれも味わい深いものがあります。客層は20~60代で男女問わず来店しており、世代や性別を問わず好まれる味として定評があります。女子会やデート、接待でもよく利用されているお店です。切り方で味が変わる「サーモンとカンパチの食べ比べ」おすすめは、新鮮な魚を使用した「サーモンとカンパチの食べ比べ」(税込み1,500円)です。様々な切り方でサーブしているので、同じ素材でも切り方によって味が変化する驚きを味わえます。塩やマスタードなどの薬味と一緒に食べると、また違った味を楽しむことができるのも魅力です。新鮮な刺身は、スターターとしてチョイスするのにおすすめです。いくらたっぷり「サーモンのポワレ ポルチーニソース」サーモンを炙った「サーモンのポワレ ポルチーニソース」(1,200円)は、自家製のポルチーニソースの上にサーモンがのっかったぜいたくな一品。いくらをたっぷりのせて完成します。肉厚なサーモンとプチッと弾けるいくらが口の中で奏でるハーモニーに、とりこになる人が続出とか。ポルチーニソースとの相性も抜群なひと皿です。イタリア料理を気軽に楽しんでもらいたい!多くの人にイタリア料理を気軽に楽しんでもらいたいと考えているそう。そのために、入りやすいお店の雰囲気づくりや、リーズナブルな値段を心がけているとのこと。新鮮な魚を使用しながらリーズナブルにイタリアンが楽しめる点や、和食とイタリアンの要素を変幻自在に取り入れている点が、このお店の魅力といえます。JR大阪環状線「天満駅」から徒歩5分のところにあります。新鮮な魚を使用して作るイタリアンはどれも絶品。和食のエッセンスも取り入れ、幅広い年代から愛されている「イタリア酒場 炎LAVITA」に、足を運んでみませんか。スポット情報スポット名:イタリア酒場 炎LAVITA住所:大阪府大阪市北区池田町6-16電話番号:06-4801-8115
2017年11月13日店内中央大理石のロングテーブルでワイワイ食べよう黄色を基調としたイタリアの食堂のような店構えの「goo ITALIANO(グーイタリアーノ)」。店内中央口ある大理石でできた2つのロングテーブルには、それぞれ12名が着席でき、みんなでワイワイ楽しみながら食事ができます。アットホームな雰囲気漂う店内で、イタリア地方のあまり知られてないイタリア料理から、スタンダードなイタリアンメニューまで味わうことができるお店です。本場の味を追及! 年に1回、現地イタリアへ視察「goo ITALIANO」では、年に1回、本場イタリアへ視察に訪れ、日本ではまだ知られていない美味しい料理を探しつづけています。グッドのgooとお腹が空いたgooを掛け合わせたgooと、ITALIANから名付けられた「goo ITALIANO」で、新しいイタリアンの魅力に出会えるかもしれません。ランチなら、1,000円から1,500円とリーズブルなお値段で、本格イタリアンを堪能できます。イタリア地方名物ピッツァ、フォカッチャディレッコイタリアリグリーア州レッコ町の名物料理であるフォカッチャディレッコ。お手製の生地に、リコッタチーズがたっぷりかかった「モンテビアンコ リコッタチーズ&レモン」はおすすめの一品です。イタリアンらしく、ナイフとフォークで食べましょう。その他、生ハムや、マッシュルームとガーリック、黄色トマトと自家製ベーコンをトッピングしたピッツァも楽しめます。モチモチ食感のパスタとレモンクリームの芳醇な香り自家製のパスタは、モチモチした食感と歯切れの良さが魅力です。通常50%の加水率に対して、30%という低加水パスタを使用しています。レモンを皮ごと削ったレモンクリームソースを絡めた「スパゲッティ レモンクリームソース」は、見た目はシンプルですが、豊かな香りが漂うおすすめの一品。その他、濃厚トマトソースを使ったラザニアも人気です。日本ではまだ知られていない、地方のイタリアンを発見「goo ITALIANO」では、ミシュランの星を獲得したレストランで修行したシェフが監修する料理を味わうことができます。20の州の地元のおいしさを追い求める本格イタリアンを楽しみましょう。店内には、ベンチソファー席もあるので、お子様連れも安心。バーもある店内では、着席で50名、立食で80名の貸切パーティーも可能です。JR・地下鉄各線「渋谷駅」から徒歩5分とアクセスの良さも魅力です。宮益坂上の交差点と明治通りを繋ぐ、三竹通り沿いにあります。「goo ITALIANO」で、まだ出会ったことのないイタリアンを楽しみましょう。スポット情報スポット名:goo ITALIANO 渋谷住所:東京都渋谷区渋谷 1-11-3 第一小山ビル 1F電話番号:03-6418-8300
2017年11月09日ナポリの海沿いにあるレストランをイメージした外観大阪・中崎町にあるイタリアンレストラン「ピッツェリア ダ チロ」は、ナポリ風の外観が印象的。南イタリアの海沿いにあるレストランのような、爽やかな外観にこだわっています。白と青を基調とした店内も、ナポリ風の装飾で統一。ゆったり落ち着いて過ごせる雰囲気だと好評です。テーブル席とカウンター席だけでなく個室も完備しており、オープンキッチンなので、ピッツァの焼き上がる様子や料理を作るライブ感まで体感できます。直輸入の窯で焼いたイタリア人にも評判のピザキッチンの奥にある大きな窯は、イタリア・ナポリから直輸入した本格派。100%窯で加熱することにこだわっているので、ピッツァはもちろん、大きなお肉や魚も丸ごと焼き上げます。野菜やフォカッチャも窯で焼き香ばしく仕上げているので、通常のオーブンでは出せない味わいが楽しめます。このピザを食べたイタリア人からも「まさにナポリピッツァ! 」と太鼓判をもらったそう。その味をぜひ体感してみてください。旨みの詰まった「鹿児島県産黒豚ほほ肉の煮込み」「ピッツェリア ダ チロ」の人気メニューといえば「鹿児島県産黒豚ほほ肉の煮込み」。質の良い鹿児島県産の黒豚を、野菜と一緒にじっくり煮込んだ、冬にうれしい一品です。時間をかけて仕上げた豚肉は、力を入れなくても切れるほどの柔らかさ。中までしっかり味が浸み込み、ワインともよく合います。一緒に煮込んだジャガイモや人参から出た旨みも相まって、ついスープまで飲み干したくなります。アツアツのうちにいただきましょう。タコの食感がたまらないピザ、「ナポレターナ」薪窯を使って焼いている「ピッツェリア ダ チロ」の本格ナポリピッツァ。小麦の風味と旨味が詰まった生地を5日間熟成させてから使っています。独学で生み出した生地は、サクサクしながらもふわふわで、さらにモチモチした食感もあり、喉ごしがなめらか。本格ナポリピッツァの中でも、「ナポレターナ」が特に人気。新鮮なタコとアンチョビを乗せた、ほどよい塩気がたまらないピッツァです。体調や宗教を考慮し、趣味趣向に合わせた調理法で提供「ピッツェリア ダ チロ」の魅力は、選択肢の豊富さ。ピッツァのトッピングやソースの種類、さらにパスタも形の違うショートパスタなどが多数用意されていて、好みに合わせてカスタマイズ可能です。もちろん、ベジタリアンやビーガン、マクロビオティック、糖質制限や宗教上の食事制限にも対応してくれます。ピッツァは食べられないと諦めてしまう前に、まずは気軽に相談してみてください。大阪地下鉄谷町線「中崎町駅」2番出口から徒歩3分に位置する、「ピッツェリア ダ チロ」。セブンイレブンの向かい側にあります。晴れた日には外のテラス席での食事がおすすめ。本格的なピッツァをおいしいワインと一緒にぜひ味わってみてください。スポット情報スポット名:pizzeria da ciro住所:大阪府大阪市北区中崎3-4-13 1F電話番号:06-6940-7876
2017年11月01日阪急うめだ本店では「イタリアフェア2017」を開催する。期間は2017年11月1日(水)から7日(火)まで。「イタリアフェア2017」では、“人の手によって作られたものが暮らしを楽しく豊かにする”というイタリアの価値観を伝えるべく、イタリア各地から、あらゆる分野で活躍する女性の職人・クリエーター・デザイナーなどの“技”に纏わるモノにフォーカス。現地で活躍するイタリア人女性たちも来場し、アクセサリーや雑貨などライフスタイルを彩るアイテムから、パスタやスイーツなどお腹を満たしてくれるフードまで幅広く紹介する。ライフスタイルを彩るアイテムには、伝統的な技法で作る繊細なアクセサリーや雑貨が登場。重ね付けが楽しめる「イオッセリアーニ(IOSSELLIANI)」のリング、「リトモラティーノ ミラノ」のファッションウォッチなどは、イタリアらしい遊び心と洗練されたデザインが魅力だ。また、ひと際色鮮やかな「リッチョ カプレーゼ」のルームフレグランスは高級リゾート地・カプリ島をイメージした香り。ナポリの伝統工芸によるセラミックのボトルは、部屋のインテリアにも、大切な人への贈り物にもおすすめしたい。そして、フードのラインナップで注目したいのは、トリノで人気のレストラン「イルボルゴ」。卵を使ったパスタ「タヤリン」を提供する。会場では、香り豊かなポルチーニ茸のソースやイタリア産孔子と阿蘇産のあか牛のラグーソースを絡めたメニューが並ぶ。そのほか、イタリアの伝統菓子「コンフェッティ」や、ジェラート、チョコレートボンボン自宅で楽しみたい多彩なスイーツは要チェックだ。【詳細】「イタリアフェア2017」期間:2017年11月1日(水)~7日(火)会場:阪急うめだ本店 9階催場・祝祭広場住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
2017年11月01日