イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありませんでした。りささんは自由気ままに過ごす夫が羨ましく思え、夫に「入れ替わりたい」と口に。すると、なんとりささんと夫は本当に入れ替わってしまったのです。しかし、夫の体に入ったりささんは起きないまま。夫は慣れないりささんの生活にてんやわんやで……。自分がママになるしかないと覚悟を決めたはずの夫でしたが、実際にその生活がスタートすると、たった1週間で限界に。 やったことがない料理に悪戦苦闘、保育園のお迎えがあるので、仕事も思ったように進みません。さらに、帰宅してからは絶賛イヤイヤ期の娘に振り回され……。そして、一番夫を苦しめたのがつわり。自分が体験してみて、やっとりささんのつらさを理解し始めました。早く目を覚まして… りささんの代わりに仕事をしていて、1通のメールに目が留まった夫。そこで、2人目を妊娠したことによって、りささんが頑張って取り組んできたプロジェクトから外されたことを知りました。 そして、「早退させてもらったら?」「仕事と育児の両立は大変そう」という過去の自分の発言が、りささんを傷つけていたことに気付きます。妻の気持ちなんて、まるっきりわかっていなかった……。夫は、早く会ってりささんに謝りたい気持ちでいっぱいに。 たった1週間でしたが、夫が今まで仕事を理由にどれだけ自分が家事や育児を押し付けていたのかを知るには、十分すぎる時間でした。 育児も家事もすべて押し付けられていたのもつらかったと思いますが、りささんにとって何よりもつらかったのは、夫が自分の気持ちに寄り添ってくれないことだったのではないでしょうか。「何もわかっていなかった」と気付いてくれたことは、とても大きな意味があるように思います。夫にはその想いを忘れずにいてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月28日現在4人の子どもを育てていますが、初めての子のイヤイヤ期は親子共々本当にしんどいものでした。なんでもイヤー!と言っていましたが、中でもひどかった「着替え」「歯磨き」「おもちゃの貸し借り」についてのイヤイヤエピソードをお話しします。 児童館では謝ってばかり息子とは児童館に行くことも多かったのですが、大変だったのはおもちゃの貸し借り。自分が使っているときに「かーしーて」と言われても絶対に譲りません。使っている物ならまだしも、さっきまで使っていたけど今は使っていないおもちゃも、他の子が触った瞬間「あー! ダメー!」と大声で威嚇し、泣かせてしまうこともしばしば。 泣かせてしまった子や親御さんに謝るとたいていの場合は「大丈夫だよー!」と言ってくれましたが、冷たい目で見られているような、なんだか気まずさを感じたこともありました。 イヤイヤ期に意識したこと育児書を読んだり保育園の先生に聞いたりしながら、奮闘した毎日。何をやってもイヤー!と言われてしんどいこともありました。 しかし、「完璧を求めない」「本人に選ばせる」「嫌だったねと共感してあげてからこちらの要望を伝える」の3つを意識していくうちに、落としどころが見いだせるように。第2子以降のイヤイヤ期も大変ではあるけれど、第1子ほどつらくはないように思います。 とにかく大変な息子のイヤイヤ期でしたが、おもちゃを貸せなくても理解してくれたママ友や、「ママが大変よね」と寄り添ってくれた児童館の先生、一緒にラクになる方法を考えてくれた保育園の先生のやさしさは今でも忘れられません。これから周りにイヤイヤ期で困っている親子を見かけたらやさしく寄り添ってあげたいなと思います。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ 著者:小林まり3男1女の母。元小学校教員。夫は土日出勤、出張も多いNPO職員。育児の大変さを実感しながらもコツをつかみ始めてきたところ。自身の経験を中心に執筆している。
2024年03月28日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。しかし、妊娠は病気ではないという義母からは、義実家で普通に家事を押し付けられ……。りささんは、自由に過ごす夫が羨ましく思え、「入れ替わりたい」と言ってしまいました。すると、その言葉が現実になったようで……!?交通事故に遭ったりささん夫婦でしたが、幸い命に別状はなく、おなかのなかの子も無事でした。しかし、夫の体に入ったりささんは意識が戻らずにいました。また2人が入れ替わっているとは思っていない義両親は、当然りささんの姿を見ても息子とは気付きません。そのため、いつものように塩対応……。そして夫は、自分の置かれている状況を客観的に見て「自分がママになるしかない」と覚悟を決めたのです。早く目を覚まして… 覚悟を決めて挑んだはずのママ生活でしたが、夫はたった1週間で限界に達してしまいました。料理はやったことがない、仕事を覚えようにも、保育園のお迎えまでの限られた時間では思ったようにできず、娘は絶賛イヤイヤ期……。 さらに夫を苦しめたのは、自分ではコントロールできないつわりの症状でした。朝はメイクをする余裕などなく、時間ギリギリでなんとか出社すると「メイク道具、貸すわよ?」と心配される始末。 毎日こんなことをしていたのか……!? タスクだらけで余裕のない毎日を過ごしていたことを知り、夫は愕然としてしまい、りささんが目を覚ましてくれるのをただただ願うばかりでした。 いくらつわりの症状がきつくても、当たり前のように保育園に送る時間はやってきますし、出社時間も迫ってきます。体調が万全ではないなかで、マルチタスクをこなすのは本当に大変ですよね。それを身をもって知ったからには、夫の意識も変わっていってくれればいいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月27日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。しかし、義母からは妊娠は病気ではないと言われ、義実家でもつわりに耐えながら当たり前のように家事をしていました。りささんは、自分の好きなように動ける夫が羨ましく思えて、夫婦で出掛けているときに、つい「あなたと入れ替わりたい」と本音が漏れてしまいました。その言葉に、運転中だった夫は動揺して、ハンドル操作を誤ってしまい……。義両親と一緒にでかけていたりささん夫婦でしたが、夫がハンドル操作を誤ってしまい、交通事故に遭ってしまいました。 目を覚ますと、2人は病院のベッドで横になっていました。先に目を覚ましたのは夫。そこに、1匹の猫がやってきて「今から2人を入れ替えるね」と言います。 そして、そのとおり、自分の姿がりささんになっていることに気付いた夫は、混乱して絶叫してしまいました。もう、受け入れるしか… 2人が入れ替わっていることなど知る由もない義両親は、真っ先に自分の息子の状態を確認します。医師の話によると、幸い2人も命に別状はなく、りささんのおなかの子も無事とのこと。 そして、医師から入院の手続きをするように言われた夫は、書類を書くからと、しがみついている娘に一旦離れるように言いますが、娘はそれを拒否。ならば……と、母に娘の面倒を見ていてほしいと言いますが、目を覚まさない息子につきっきりの母は聞く耳を持たず……。 あらためて自分の置かれている状況を客観的に見てみて、夫は「俺がママをやるしかないよな……!?」と、まだ完全に理解が追い付いていないならがも、受け入れるしかないことを悟ります。そして娘をギュッと抱きしめ、りささんとして振舞う覚悟を決めたように思える夫ですが……。 夫も妻もおなかの赤ちゃんも問題ないとのことでよかったですね。入れ替わることを願ったりささんは、まだ眠っていたいのかもしれませんね。これから妻の体に入った夫は、娘とおなかの子をひとりで育てていかなければいけません。初めは誰でも初心者。頑張ってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月26日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。さらに休日も、義実家でコキ使われていて、ゆっくり休む暇もありません。特にフォローをする素振りもなく、自分の実家でのんびり過ごす夫を見て、ついイラついてしまいます。義両親と一緒にでかけることになったりささん。つわりで体調がすぐれないため、留守番していたいと夫に伝えます。しかし、それを横で聞いていた義母は「妊娠中だって嫁は働くもの!」と言われてしまい、断れない雰囲気。結局そのまま出発しましたが、車内で思わず夫が好きなように生きていることに対して、文句を言ってしまいます。さらに「替われるものなら、あなたと入れ替わりたい」と本心を告げたところ、夫はハンドル操作を誤ってしまい……。気付くと大変な事態に!どんな状況!? ベッドに横たわる、りささんと夫。先に目を覚ましたのは夫のもとへ、猫が近づいてきて「りさは夫と入れ替わりたいから、今から2人を入れ替えるね」と、言ってきました。猫が話しているという状況が理解できずに夫が混乱していると、猫はスッと姿を消してしまったのでした。 その瞬間、りささんが目を覚ました……と思ったのですが、実際に目を覚ましたのはりささんの体を借りた夫。つまり、さっき猫から言われたとおり、2人はどうやら入れ替わってしまったようです。 現実離れした状況に、思わず「うそだああああああ!」と叫んでしまった夫。りささんが叫んでいるように見えていた義両親や娘は、一体何事かと怪訝そうな表情を浮かべていました。 猫が話しかけてくるのも、体と中身が入れ替わってしまうのも、すぐに現実だと受け入れるのは難しいかもしれません。ただ、りささんの願いが叶ったよう。もし、みなさんがパートナーと入れ替わったら、どうしますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月25日皆さんは、パートナーの行動で悩んでしまったことはありますか?今回は育児より趣味を優先する夫の話とともに、そんなときの対処法をアンケートをもとに紹介します。イラスト:人魚真珠趣味ばかりの夫にイライライヤイヤ期に突入した1歳の息子がいる主人公。夫は趣味のバスケで家を空けることが多く…。主人公は育児よりも趣味を優先する夫に不満を抱いていました。さらにイヤイヤ期の息子は、夫を全力拒否。夫が抱っこしようと近寄ると、身をよじって泣き叫ぶのです。出典:CoordiSnap息子に拒絶され「せっかく抱っこしてあげるのに…」とこぼした夫。主人公は「かかわる時間が増えたら解消されるんじゃない?」と助言をしました。しかし翌朝も、夫は早い時間からバスケをするために出かけてしまったのです。夫への助言がまったく効果がなく、思わず絶句する主人公なのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?自分の両親に相談する趣味があることはいいと思いますが、あまりにも趣味を優先されると、主人公のようにストレスを感じるでしょう。自分の両親に相談し、アドバイスをもらいます。(20代/女性)趣味の時間を減らしてもらう子どもが大きくなれば、いつか一緒にバスケができるかもしれません。「子どものためにもほどほどにしてほしい」と夫に伝え、子どもが幼い間は趣味の時間を減らしてもらうようお願いします。(50代/女性)今回は趣味を優先する夫の対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。(CoordiSnap編集部)※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2024年03月25日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は次女ちゃんが2歳2カ月の時のエピソードです♪メガネのまま寝る率高め、わかまつまい子です♪2歳2カ月の次女ちゃん、ねんね(特に夜)の前がイヤイヤスイッチが入りやすいです。お気に入りのタオルが無いと騒ぎ出し枕にセッティングするのですが、すこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜しでもシワが寄るとブチギレ…。もうこうなったら大変!とりあえずこっちは至って冷静に「よしよし、大丈夫大丈夫」となだめながら抱っこし続けます…。なだめてなだめてなだめて、よしよしゆらゆら、よしよ〜し…でなんとか落ちてくれたらラッキー。(もっと長引くこともあります…)ギャイギャイなってる横ですやすや眠れている長女が素晴らしい!一癖も二癖もある次女のイヤイヤ期を、こうして本人の視点になって楽しむ私。いつかは絶対終わりがくるから、いつか笑える思い出として残しておこうと描きました♪読んでくれてありがとうございます!※2021年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2024年03月25日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。休日も、義実家で家事をしながら義両親の小言を聞き、のんびり過ごす夫とは裏腹にストレスが溜まってしまいます。せっかくの休日だというのに、義実家で義両親からの小言を聞きながら台所に立っているりささん。その横で、ゆっくりと寛ぐ夫を見て、モヤモヤが止まりません。体調も安定せず、途中で休ませてもらうことにしましたが、夫が義両親に「仕事と育児の両立が大変そう」と話しているのが聞こえてしまい、自分が責められているような気持ちになってしまいました。そして、そのまま義両親と一緒に出かけることになり……。替われるものなら… つわりで体調がすぐれないりささんは、留守番していたいと夫に言いますが、横で聞いていた義母から「妊娠中だって嫁は働くもの!」と言われてしまい、断れませんでした。 娘はお菓子につられたようで、義父の車に乗り込み、2台に分かれて出発します。車内で夫は「遠慮しないで、自分の実家のつもりでのんびりしたらいい」と声をかけますが、素直に受け取れないりささん。「いいよね、好きなように生きられて……。」とつい言ってしまいます。そして、「替われるものなら……あなたと入れ替わりたい」と本心を告げたところ、動揺した夫はハンドル操作を誤ってしまい……。 妊娠や出産は女性しかできないことですが、育児や家事はお互い協力しあいながらやっていくことができますよね。また、夫はもっとりささんに義実家でくろぐようにいいますが、そもそも人によっては義両親宅ではかなり気を使うはず。まず夫には、りささんの気持ちに寄り添って、何がりささんにとってリラックスできることなのか考えてほしいですね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月24日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。さらに、つわりで家事も満足にできない様子を見た夫からは「要領がわるい」と責められ、モヤモヤしてしまうのでした。つわりで簡単な夕食しか出せなかったりささんに対し、夫は「要領がわるい」と言いました。キャリアを諦めたくないと、今まで必死に頑張ってきたのに、すべて否定されたような気持ちに。そして、せっかくの休日も、夫の無神経な行動は続きます……。居心地がわるい… せっかくの休日も、りささんは義実家でつわりに耐えながら台所に立っていました。その横で、義父と談笑する夫……。ただでさえ慣れない場所なのに、娘の相手をしながら料理をするのは楽ではなく、のんびり過ごしている夫を見てイライラが止まりません。 さらに、義両親からの小言も止まらず、りさささんを助けてくれるはいない状況です。なんとか頑張って動いていたものの、ついに限界を迎えてしまい、空いている部屋で休ませてもらうことに……。横になりながら、夫が義両親に「仕事と育児の両立が大変そう」と話しているのを聞き、りささんは自分がうまくこなせていないのを責められているような気持ちになりました。 実家に帰ると、ゆっくり寛ぎたくなる気持ちはわかりますが、妻が妊娠中でつわりもきつい状態であるなら、すこしは配慮してほしいですよね。妊娠中、なるべくストレスのない環境を用意してあげるのも、家族ができるサポートの1つではないでしょうか。みなさんは、妊娠中に夫からしてもらって嬉しかったサポートはありますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月23日外出先や移動中にイヤホンやヘッドホンが手放せないという人は、少なくないはず。クラブカルチャーシーンに詳しいライターの高木望さんに、最新オーディオ機器について話を聞きました。より繊細な音楽表現をモダンにポータブルで体感。「日常的にネットメディアやSNSなどから情報を浴びているため、耳から入ってくる情報もナシではいられないのかも。ヘッドホンとイヤホンは場面により使い分けている人が多いような気がしていて、ヘッドホンはアクセサリー感覚でファッション性を求める人や、自宅でいい音を再現するために選ぶ人も。イヤホンは移動中の利用目的の人が多いので、軽量でラクに装着できるものが好まれ、デザインも服を選ばないスタイリッシュなものが多い傾向です」(ライター、DJ・高木望さん)1、上質なラムスキンレザーがデザイン、感触ともに高ポイント。【Master & Dynamic】MH40 Wireless Gen2 オーバーイヤー ヘッドホン『セリーヌ』とのコラボヘッドホンが発売されたばかりの「Master & Dynamic」。そのベースとなっているのが、このモデル。イヤーパッドとヘッドバンドには柔らかなラムスキンレザーが配されて、装着感。音質はクリアな高音と豊かな低音が特徴的。最大30時間再生とパワフル。¥53,900(完実電気)2、シンプルなフォルムが潔い。サラウンドな音響効果も魅力。【Beats】Beats Studio Pro「Beats」のハイエンドシリーズの最新モデル。音の歪みがほぼなく、64台のスピーカーに囲まれているような感覚になれるなど、サウンド面でのクオリティがアップ。デザインは『オフ‐ホワイト』のヴァージル・アブローの右腕的存在でもあったサミュエル・ロスが担当。¥49,800(アップルストアコールセンター TEL:0120・993・993)3、イヤーカップが耳を優しく包み込み、臨場感ある音の世界へダイブ。【Bowers & Wilkins】オーバーイヤー・ノイズキャンセリング・ヘッドフォンPx7 S2e『Bowers & Wilkins』は、イギリスの高級スピーカーブランド。形状記憶フォームのクッションが耳に優しくフィットし、アーティストが意図した音楽をまるでその場にいるようなサウンドで体験できる。ブルー系のほか、グリーン系など色のバリエーションも美しい。¥60,500(バウワース アンド ウィルキンズ TEL:0570・666・112)4、3つのデバイスを接続OK。自動で素早く切り替えられる。【Technics】ワイヤレスステレオインサイドホン EAH‐AZ80「Technics」の音響技術を駆使して、完全ワイヤレスと高音質の両立を追求したモデル。低域から高域までクリアなサウンドが体感できる。また、3つのデバイスを接続&自動で切り替えられるから、例えばパソコンで動画視聴中にスマホにかかってきた電話に出る、なんて動作もスムーズ。¥36,630(パナソニック TEL:0120・878・982)5、人それぞれの聞こえ方を自動で測定し、自分専用の音にしてくれる。【Denon】PerL音の聞こえ方は、十人十色。その点に着目し、サウンドをひとりひとりに合わせてカスタマイズしてくれるイヤホンが登場。しかも自分で設定せずに、自動でOK!専用アプリとイヤホンが聞こえ方を測定して、リスニング・プロファイルを作成してくれる。“自分専用の音”の違いを体感して。¥25,690(デノン TEL:0570・666・112)6、アクセサリー感覚のイヤーカフ型は周囲の音もほどよくキャッチ。【BOSE】Bose Ultra Open Earbuds特徴は、耳を塞がないイヤーカフ型。周囲の音を遮断することなく音楽が楽しめるので、歩きながらのリスニングにも安心。「移動」モードに設定すれば、音が自分についてくるような感覚に。一方、音がその場にとどまる「静止」モードもあり、座っている時などに使いたい。¥39,600(ボーズ・オンラインストア TEL:0120・002・009)7、研ぎ澄まされたノイキャン機能と圧巻の高音質で音に没頭。【ソニー】ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF‐1000XM5完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスの支持を得続けてきた「ソニー」最上位モデルの待望の後継機。新モデルに搭載されているのは、なんと片耳3つずつという世界最高峰のノイズキャンセリングマイク。静寂の中、ソニーの新技術が誇る圧倒的な高音質に没頭することができる。¥41,800(ソニー TEL:050・3754・9555)8、タッチパネルで操作OK。スマホレスで音楽を楽しめる!【JBL】JBL TOUR PRO 2充電ケースには、高精細のタッチパネル付き。これで音楽の再生などイヤホンの操作ができるので、スマホを取り出さなくてもOK。そんなユニークさに加えて、サウンドは低音や音のディテールの再現性にも優れているという本格派。¥33,000(ハーマンインターナショナル)高木 望さん1992年生まれのライター、DJ。野外フェス「岩壁音楽祭」のPR やブッキングにも携わる。全国のクラブを訪れ、アップカミングなプレイヤーの発掘を兼ねてフェスのPRに尽力する。※『anan』2024年3月27日号より。写真・大西日和スタイリスト・宮田桃子取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2024年03月23日5歳と1歳の2人の男児のママ・きのこの子さんが描く育児マンガ。今回は2歳児の息子のイヤイヤ期に悩むママの苦悩の1日をご紹介します!1日の始まりはお着替えからスタート!「パンツ履くよ~」そう言って息子にパンツ履かせようとするきのこの子さん。しかし、「むちゅこがやる!!ママやらない!!」と主張。しかし、息子は一向にパンツを履く気配がなくて……? 何度となく爆発しそうな怒りに必死に耐えるママ。しかし… 全然パンツを履かない息子にしびれを切らしたきのこの子さんがパンツを履かせると、「むちゅこがはきたかったーーー」と大号泣! また、食事の準備中に加えて、就寝前の歯磨きでもイヤイヤぶりを発揮! 「ぎぃやぁぁぁぁぁ」 「むちゅこが歯ブラシの準備したかったあぁぁぁ」 さらに寝る直前にきのこの子さんが電気を消してしまうと、「むちゅこが消したかったあぁぁぁ」と泣き叫ぶ息子。 「もう!!気に入らないならそのの踏み台使って自分でもう1回消しなさい!!」 「そんなワガママつきあいきれないよっ」 今まで耐えてきた怒りのバロメーターはついにMAXに! (今日も2歳児にワガママに耐えきれず、半ギレで適当に対応して寝る間際には怒りをぶつけてしまった……) (育児書にはまず気持ちを受け止めることって書いてあるのな……) 罪悪感にかられて思わず冷静になるきのこの子さんですが、泣いている息子に近づくと、ぴたっと寄り添うことに。 (まぁいいか。今日はこうやって一緒に眠ることができたんだから。お互い1日お疲れさま。大好きだよ) 1日の反省をしながら、息子を抱きしめて眠りにつくのでした。 育児本に書いてある"子どもの気持ちを受け止める"というのが大事だというのは頭で分かっていても、1日ずっとお子さんと過ごしていると、なかなかそうもできないですよね。イヤイヤ期はママやパパにとって特段つらい時期だと思いますが、100%を目指すと疲れてしまうので適度に肩の力を抜きながら過ごしてほしいです。 著者:マンガ家・イラストレーター きのこの子
2024年03月23日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささん。しかし、大きなプロジェクトメンバーに抜擢された矢先、第2子の妊娠が判明。上司に報告をすると、渋い顔をされプロジェクトメンバーから外れることに。しかし、仕事の負担は軽くなっても、平日はワンオペ状態で大変な日々で……。イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささん。現在妊娠4カ月でつわりもきつく、仕事や育児に追われて余裕のない日々を過ごしています。そんななか、夫に言われた一言がひっかかり……。なによそれ… すんなり寝てくれるようにと願いながら、娘の寝かしつけをするりささん。その横には、高校生のときに亡くなった母が買ってくれた、大切な猫のぬいぐるみがありました。母にも娘を見せたかった……そんなふうに思いながらウトウトしていると、仕事を終えた夫が帰宅しました。 慌てて食事を用意して出しますが、夫から返ってきた言葉は「これだけ?」でした。つわりがきつく、仕事の帰りも遅かったからだと説明すると「早退させてもらったら? 昔から要領わるいもんな」と言われてしまいました。 その言葉を聞いて、ショックを受けるりささん。自分だってキャリアをあきらめずに思い切り働きたかった……。夫のように好きにやってみたい! 口には出しませんでしたが、りささんの思いは段々と募っていきました。 夫はりささんのことを心配してかけてくれた言葉かもしれませんが、どこか仕事に対して不完全燃焼の気持ちがあったりささんは傷ついてしまったようですね。育児と仕事の両立は、物理的にも大変ですが、気持ちの折り合いをつけるのも簡単ではありません。そんなときは、ひとりで抱え込むのではなく、パートナーにも相談して一緒に解決策を見つけていくのもいいかもしれませんね。 >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月22日皆さんは、義両親の言動に振り回されたことはありますか?今回は、イヤミを言う義母のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:haruaイヤミを言う義母おいしそうな料理ばかり!いつもの文句がスタート帰宅後…外食でも文句を言いながら食べる義母…。挙句の果てには、料理を持ち帰ってしまう始末で困ってしまいましたね。おいしいのであれば素直においしいと言ってほしいです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2024年03月21日癇癪、パニック……大変だった3~4歳現在小学2年生の長男けんとは、自閉スペクトラム症(ASD)と3歳の時に診断を受けました。赤ちゃんの時からとてもおとなしい子で、今も基本的にはおっとりした性格です。小さな頃から、家にいる時間、慣れた場所や環境の中では、穏やかに過ごせますが、慣れていない場所、初めての体験、感覚的に怖いと感じる時などは一変して大癇癪や、大号泣!私もどうしていいのか分からず、困り果ててしまうことがありました。Upload By ゆきみこれまで、けんとのイヤイヤ期はいつだったのだろう?……というのは、あまり考えたことがなかったのですが、小学生になった今になってみると「3~4歳頃が一番大変だったな。あれがうちの子にとってのイヤイヤ期だったのかな」と思います。けんとは、1歳半健診で指摘を受けたことをきっかけに支援へと繋がっていき、年少の歳に市立の発達支援施設に通い始めました。この3~4歳頃のけんとは、やりたいことやこだわりが強まっていましたが、言葉が遅く、自分の気持ちをうまく伝えられなかった時期でもありました。今回は、この時期にけんとが大癇癪を起こしたり、私が困っていたりしたエピソードを振り返ってみます。見通し不安? 忘れ物を取りに引き返すと大号泣Upload By ゆきみけんとが3歳のある日、私が家に忘れ物をしてしまいました。車で出発してからすぐに忘れ物に気がついたので、取りに帰ることに。いつもと違う場所で曲がり、引き返した瞬間、けんとが大号泣し始めたのです。とにかく怒っている様子で、チカラの限り泣き叫んでいました。気持ちを切り替えることも難しかったようで、落ち着くまでとても時間がかかりました。ほかにも、帰り道に私が急に買い物をしようと思いたち、突然お店の駐車場に入った時や、お気に入りのショッピングモールの駐車場が混んでいたので、いつもとは違う駐車場にしようと道を変えた時に大号泣したことも。今、考えると、けんとが予想していた行動と、私がとった行動が違ったため、見通しが崩れたのが原因だったのではないかと思います。当時は、何故そんなに泣くのか、分かってあげられないことも多くありました。こだわり?大好きな場所から離れない息子Upload By ゆきみそして今でもよく思い出す、大変だった記憶のひとつとしては……そして今でもよく思い出す、大変だった記憶のひとつは……大好きなショッピングモールへ行った時に、お気に入りの駐車場やエレベーターから離れなくなることです。違う場所へ誘おうとしても、全く聞き入れず、手をひっぱって連れて行こうとしても大号泣。その場所から頑なに離れないので、とうとう夜になってしまいました。「さすがに、もう帰らないと」と思い、弟を抱っこ紐に入れた状態で、けんとも抱っこして移動。しかし途中で私の腕からけんとが抜け出し、ダッシュでお気に入りの場所へと戻ってしまうこともありました。私は体も心も疲弊してしまい、私も子どもたちも、みんなで泣きながら帰宅したこともありました。その後、視覚優位なけんとの特性を私が理解していき、視覚支援で行動の予定を示すようになると、嘘のように切り替えができるようになりました。感覚過敏?フォトスタジオで大号泣Upload By ゆきみ弟の1歳の誕生日記念にフォトスタジオへ(けんとは当時3歳)。けんとも一緒にと思い、襟のついた、いつもと違う洋服を準備しました。しかし、シャツを着た瞬間からずっとけんとは大号泣。いつもと違う場所。いつもと違う洋服。しかも首元まであるシャツ。今考えると、きっと感覚過敏も影響していたのだと思います。けんとは、シャツを脱ぎたそうに首元をグイグイやっていました。そして、あまりにもすごい大号泣で、記念フォトが、ほぼ泣き顔となりました。息子のイヤイヤ期、今考えると特性だった?「初めて体験すること」が多かった3~4歳頃のけんとは、今よりもさらに見通し不安や、こだわりが強く、感覚面が敏感だったように感じます。今となってみたら、「だからあんなに泣いてたのね」と分かることですが、当時の私は気づいてあげられませんでした。言葉が遅く、想いを上手く伝えられず、私の言葉を理解していなかったため、けんとにとって「嫌だ」「怖い」などの表現の仕方が、癇癪やパニックとなってしまっていたのだと思います。私は本当に少しずつ特性を理解していきました。けんとも、経験や歳を重ね、少しずつ理解力を深めていくにしたがって、気がつけば、本当に大変だった時期から抜け出していた……のだと、思います。今も昔も、その時期ならではの悩みごとは常に感じていますが、「3~4歳頃が大変だったな」と振り返って思うこの気持ち。この想いと同じように、さらなる未来のその先で、「今」のことを「あの頃は大変だったね」と、家族や友人、支えてくださる方たちと思い出しながら、話しができたらいいなと祈っています。執筆/ゆきみ(監修:初川先生より)けんとくん3~4歳の頃の大変だったエピソードをありがとうございます。「今、考えると」とあるように、当時は大変さの中で翻弄されていたように感じることも、まるで謎解きのようにこういうことだったんだろうなと理解できることがありますね。お子さんが言葉をまだ使いこなせる前だと、癇癪が起きやすかったり、こちらがいくら良かれと思って説明したところで伝わらずお互い苦しくなったり。そういう時期だと思います。またその頃はお子さんの特性(例えばけんとくんだと視覚的な情報処理が得意で言葉で説明されるよりも絵などで説明されたほうが入りやすい)などもまだつかめていない時期であることも多いです。子育て自体が手探りであることも多い幼児期、保護者の方お一人でお子さんの特性に気づき、その手立てまで分かってやってみるというところまでいくのはなかなかに難儀だと思います。園の先生や支援機関の方などと一緒にそのあたりつかんでいくことになることが多いですが、すぐにはつかみきれない面もあるので、本当に幼児期は大変だと感じることは多いと思います(お疲れ様でした!)。あの時は大変だったね、と一緒に子育てを進める方と笑って振り返ることができる日が来ることを祈っています。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年03月21日娘が2歳になったころ、娘の育児に悩んでいた私。娘のイヤイヤに困り果てていたのです。そこで市でおこなっている子育て相談センターに行ってみることに。すると保健師さんから予想外の驚きのアドバイスが返って来て――!? 保健師さんからのアドバイス娘の対応に疲弊していた私は、子育て相談センターに行き、保健師さんにイヤイヤ期の対応方法について相談しました。 保健師さんはやさしくてとても聞きじょうず。娘が「抱っこじゃないと嫌だ!」「ママじゃないと嫌だ!」となってしまうことなど、現状をしっかりと聞いてくれる保健師さん。まずはイヤイヤの原因を満たすことが大切とのこと。娘さんが抱っこを希望したら、抱っこの要求を満たしてあげたあとで、「このあとごはんの準備をするからね」と約束してください。はじめは泣きますが、これを繰り返しおこなうことで、次第に理解してくれるようになりますよ。と保健師さんがアドバイスをしてくれました。さらに保健師さんは……。 「お母さんの気持ちのリフレッシュも大切です」とのアドバイスもくれました。「イヤイヤ期の対応方法を聞いたのに、自分のリフレッシュ?!」と、私は疑問が生まれましたが、「自分の気持ちに余裕ができると、子どもに対応するときも余裕が生まれるものですよ」と保健師さん。「日々の生活の中にちょっとしたリフレッシュ方法を取り入れてみては」と言われ、自分なりのリフレッシュ方法は何かを考えました。 アドバイスを実行してみると…私はコーヒーが好きなので、娘と出かけるときに、コンビニに寄ってコーヒーを買うことにしました。これが意外と良く、支援センターまでの運転中にコーヒーを飲んでホッと一息つくことが習慣に。ささいなことですが自分の気持ちに余裕が生まれ、イヤイヤ期のストレスも軽減されました。 保健師さんに話をすることで、自分の気持ちが少し軽くなりました。今回のことから、誰かに相談すると新しい視点で意見をもらえ、それを取り入れると悩みが軽減すると感じました。これからは、自分のことも娘のことも大切に生活していきたいと思います。 イラスト/海乃けだま著者:相原るか監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月20日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:なぁ片づけをしない息子主人公はイヤイヤ期の息子と家の中で遊んでいました。違うおもちゃで遊ぼうとする息子に片づけを促すと…。出典:愛カツ息子を注意しても出典:愛カツ片づけを拒否出典:愛カツここでクイズこのような状況で、帰宅した夫の一言とは?ヒント!主人公は夫の言葉にムッとしてしまいました。[nextpage title="l0D0f0D0`o[P00_Y+0o"]泣いている息子を見た夫は出典:愛カツ正解は…正解は「そんなに怒るなよ」でした。帰宅した夫に「そんなに怒るなよ」と言われ、イラっとした主人公。「そうやって言うならあなたが片づけてよ!」と反論しました。すると夫は「俺は仕事で疲れて帰ってきたんだぞ」と言い放ったのです。他人事のような態度の夫に、我慢の限界を感じた主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年03月20日自閉症姉と発達グレー妹、それぞれのイヤイヤ期わが家には知的な遅れを伴うASD(自閉スペクトラム症)の診断を受けている長女と、発達グレーの可能性を指摘されている次女がいます。2人のイヤイヤ期を思い出すと、それぞれが全く違っていました。今回は、そんな2人のイヤイヤ期を振り返りたいと思います。Upload By にれ【長女まゆみの場合:1歳半~4歳半頃】イヤイヤ期は感じなかったものの、違う面で大変だったまゆみの場合、イヤイヤ期らしいイヤイヤ期はありませんでした。しかしそれで楽だったというわけではなく、1歳半から4歳半頃までは安全面や衛生面での問題行動が多すぎてただただ毎日が大変でした。当時はあらゆるコミュニケーションが難しかったので、まゆみはこちらの様子をうかがうこともなくやりたいように動くのみ……。動きを制止されたり、気に入らない場所に向かうなどのまゆみの意に沿わないことがあると、全身を突っ張らせてのけぞりながら「デェーーーーイ!!」と泣き叫び続けるのがお決まりでした。その反面、定型発達児のイヤイヤ期によく見られる衣服や靴、遊びなどでの「こっちがいい!」という意思表示はまったくありませんでした。二択で選ばせようとしても『選ぶ』という行為ができないため、いつも最終的に私が勝手に決めていましたが、特に嫌がる素振りもなく服などは身につけてくれていました。Upload By にれ【長女まゆみ:4歳半~】癇癪やこだわりが薄れ、徐々にラクに4歳半頃からは癇癪もほとんどなくなり、こだわりも薄くなりました。まゆみの特性に合わせて生活スタイルを調整してきた結果でもあると思いますが、一番の理由は本人の言語理解が進んだためだと思います。簡単な指示が聞けるようになった頃から、安全確保や衛生面で私が泣くほど困っていたことの数々がピタリと止みました。5歳になる頃にはスムーズに日常が運ぶようになり、家にいる限りは困り感を感じることが段々と減っていきました。5歳半を超えたまゆみは、言葉のキャッチボールこそ難しいものの驚くほど聞き分けが良くなり、今では妹とおもちゃの取り合いになっても大体の場合で譲ってあげる優しいお姉ちゃんになっています。また、毎回ではないにしろ自分の好きなものを選んでくれることも増えてきて、さまざまな面で本当にラクになりました。まゆみはあと2ヶ月で6歳を迎えようとするところですが、現在までイヤイヤ期は来ていません。【次女あずさの場合:2歳~】お手本のようなイヤイヤ期あずさの場合、イヤイヤ期はイヤイヤ期はかなり激しいものでした。2歳頃の癇癪の強さは周りの人もギョッとするほどで、何人も子育てしてきた先輩ママさんから「この子すごいな!?」とビックリされたことも……。あずさが療育に通うきっかけになったのも、長女まゆみの療育先の運動会であずさの起こした癇癪が激しすぎたために、それを見ていた療育の先生から療育をすすめられ……というところからでした。あずさの場合、「やりたいようにやらせて」という気持ちが強すぎるようです。大人からすると「それはちょっと……」という内容も多いので止めに入ることがありますが、そんなときは全身を地に投げ出してイヤイヤしたり、顔を真っ赤にしながら「この小さい体のどこからそんな声が」と思うほどの大声で怒り、泣き叫びました。また、触るなと言わんばかりに逃げ回っては手あたり次第におもちゃや本を投げてくることや、なだめようとすると叩いてくることもあって困っていました。Upload By にれ【次女あずさ3歳~】言語発達とともに落ち着くそんな、荒れ狂うような激しい癇癪でしたが、次第にこちらの反応をうかがいながら物を投げる様子に変わってきました。やはり、まゆみと同じでカギは言語理解だったのだと思います。あずさは言葉の発達が早いタイプで、言葉で伝えるのが上手になっていくとともに癇癪は落ち着き、3歳になる頃にはイヤイヤの頻度はぐっと下がりました。3歳4ヶ月の今は、嫌なことがあると「どうしたいか」を言葉で説明してくれるようになりました。そして、それが許されない場合でも、こちらから言葉を尽くして説明すれば大抵は納得してくれますし、納得がいかない様子でも以前のような激しい癇癪を起すことはなくなりました。物を投げることもなくなったのでホッとしています。イヤイヤ期を振り返ってみてわが家の子どもたちの事例をご紹介しました。ふと思ったのが、「まゆみにイヤイヤ期はまだ来ていない」と書きましたが……もしかすると来ていたのかもしれません。意思疎通の難しさや激しい問題行動にかき消されて気づけていなかっただけなのかも……?どちらにせよ、まゆみのイヤイヤ期は定型発達の範ちゅうからは遠いものだったと思います。タイプの違う2人でしたが、落ち着いたきっかけは両者とも言語理解が進んだことでした。あずさの場合は自分の意思を親に伝えられるようになったこと、まゆみの場合は親の話すことが少し理解できるようになったことが、癇癪を起して「イヤ‼」を表現するしかなかった時期を脱する足掛かりになったような気がしています。Upload By にれまゆみもあずさも、2歳の頃は「育児ってこんなに大変なのか……」と白目を剥いていたような覚えしかありませんが、幸いにして穏やかに過ごせるようになった今は、心にも余裕ができて子育てを楽しめるようになりました。終わりがないように思えていたイヤイヤ大癇癪も、今となっては懐かしい思い出に……でも、あの頃に戻りたいとは思わないのが正直なところです。執筆/にれ(監修:鈴木先生より)自閉スペクトラム症に伴う併存症の一つに易刺激性症状があり、思い通りにいかないとイライラしたり、癇癪を起したり、場合によっては攻撃的になることもあります。小学生以上のお子さんで易刺激性症状が顕著な場合には、投薬治療で調整することも可能です。また、言葉で上手に表現できないことはお子さん本人にとっても、とてもストレスがかかります。知的な遅れを伴うか否かで状況は変わってきますが、言葉が遅れているお子さんに対しては絵カードの利用など、工夫が大事となります。また、音や触覚などの感覚過敏があり、こだわりが強いとイヤイヤが多くでる傾向もあります。こういう場合は病院リハビリの作業療法(OT)の中の感覚統合訓練も手立ての一つとして考えることもできますよ。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年03月19日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は次女ちゃんが2歳2カ月の時のエピソードです♪パジャマは緑ジャージ、わかまつまい子です♡2歳2カ月の次女ちゃん、イヤイヤ期真っ只中でございます。今回は、次女ちゃん視点で描いてみました。投稿の中でも発表していた嫌な事ランキング!4位:ご飯にでてくる緑のお野菜ねぎ、ほうれん草、小松菜が特にべーします…。3位:保育園帰り自転車に乗ること自転車の前シートに乗るのが特に嫌がります…ねぇねの乗ってる後ろが良いみたい(ねぇねにはもう前シートは小さすぎて乗れない)2位:お風呂場に行くこと「お風呂入るよー」で素直には、まぁ入らないです…。大好きなアンパンマンの人形でおびき寄せてます(笑)入っちゃえばまた湯船で遊びだしなかなか上がってくれないという…。そして堂々の…1位:ねんね(特に夜)この内容は次回の②で詳しく次女ちゃんがお話いたします!※2021年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2024年03月18日現在3歳のこっちゃんは、この3年間とにかく泣いてばかり。夜泣き、着替え、歯磨き、入浴、お出かけなど、日常のあらゆる場面で大泣きするため、ママは毎日泣きセンサーに怯える日々でした。育児を楽しいと思えず、同年齢の子どもと比較してしまう自分にも嫌気がさし、自信を喪失してしまいます。それでも、日々こっちゃんと向き合い、育児に奮闘し、その先にあったのは?小児科で処方された漢方と塗り薬を試しても夜泣きはおさまりません。しかし、良いこともあり、処方された塗り薬でこっちゃんの肌荒れが改善しスベスベになったのです。 肌が綺麗になり夫婦で感激するも、肝心の夜泣きとかんしゃくは続きママはゲッソリしてしまいます。 疲れ果てたママは「こっちゃんを生かす!!」それだけで十分なのでは? と思うようになるのでした。 激しすぎるイヤイヤに変化が!? こっちゃんの夜泣きとイヤイヤ期に振り回されながら、日々をこなすママ。こっちゃんのイヤイヤは増すばかりで、何をしてもイヤイヤと泣き叫びお手上げ状態に。 もちろん、毎日のお風呂も激しく拒否するこっちゃん。ママは一緒に入ることを諦め、ママと妹のふーちゃんの入浴後に心を鬼にして嫌がるこっちゃんをお風呂に入れるのでした。 しかし、ある日を境にこっちゃんの態度が急変します。なんと、自らお風呂に入ると言い始めたのです。浴槽に入っても泣かないこっちゃんを見て、何が起こったのかとママは驚きを越え動揺するのでした。 ◇◇◇ 子どものイヤイヤ期は成長とともに落ち着くと言いますが「この日」とは決まっていないので、永遠に感じて辛くなってしまいますよね。特に、こっちゃんのようにイヤイヤが激しい子の場合は、まだ終わらないのかと考えてしまうと思います。しかし、突然そのときがくると、こっちゃんのママのように嬉しいと思うより戸惑いが大きいのかも知れませんね。イヤイヤ期に向き合う全てのママに頭があがりません。イヤイヤと向き合うママたちが少しでも楽になることを願います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はちこ
2024年03月16日これが癇癪?分からなかった未就学の頃Upload By カタバミまちゃが2歳4ヶ月で自閉スペクトラム症と診断された時、まちゃには睡眠障害と偏食と感覚鈍麻に加えて言葉の理解と表出の遅れがありましたが、周りのママたちからよく聞いていた「酷い癇癪」はありませんでした。日中は比較的静かに遊んでくれる子どもだったので、私はまちゃに障害があるとそれほど実感してはいませんでした。まちゃには夕方からの黄昏泣きはありましたが、泣いている理由が分からないことはほとんどありませんでした。まちゃは2歳6ヶ月から発達センターでの療育に通い始めました。療育では、自分の気に入った活動を続けたくて引っくり返って怒り泣く事はありましたが、最後までずっと長く泣いているようなことはありませんでした。年中年長と手厚い児童発達支援事業所と療育園に通ったお陰なのか、そこでも酷い癇癪を報告されたことはなく、就学して2ヶ所の放課後等デイサービスに通っていても「そんなに不機嫌は続きませんね。気持ちの切り替えはできています」と言われていました。小1、もしや今さら癇癪・イヤイヤ期?Upload By カタバミ小1の終わり頃、絵の好きなまちゃは教室の黒板に絵を描きたがったことがありました。でもその時は、黒板は授業で使うので制止されたそうです。するとまちゃは30分ほど引っくり返って泣き喚いたと担任の先生から聞いて、私は驚きました。なぜなら、それほど長く怒り続けた事は今までなかったからです。つい先日も放課後等デイサービスの送迎車から降りた時、両目から涙を流し「あーあー!」と大きな声で泣き続けていました。私が職員さんに理由を聞くと「多分別の施設に異動になった職員さんが今日久しぶりに来ていて、まちゃくんと楽しく遊んでいたんです。帰る時間になって、その方との遊びが中断されたのが悲しいのかもしれません」言われました。家族と遊んでいて離れてもこんなに泣くことはないので「そんなに人に執着するとは!」と私は驚きました。そして、家に入ってからも好きな遊び(タブレットで動画を見る)を促しても、好物の焼き芋をすすめてみても突き返してきて長い時間怒り泣いているので、再び驚きました。私から見たまちゃの癇癪Upload By カタバミまちゃ自身も自分の意志が分からず、なんとなく不機嫌になっては忘れていた時期は終わり、意志がはっきりしてきたのかなと感じています。まちゃは月1で言語聴覚士さんの訓練にも通っているのですが、記憶を続ける訓練も少しずつ進んでいるので、何かをやりたかったのに叶わなかったというような、悔しい悲しい記憶も長く続くようになっているのかなと感じています。今までは携帯やタブレットで動画を見せたりお菓子を与えれば不機嫌もだいたい収まっていたのに、最近では怒って受け取らず突き返してくる事も多くなっています。また、声も体も順調に大きくなっているので、少しのイヤイヤも小2のパワーだと周りの目が気になるほど激しいものになっています。今のところ癇癪の内容は、大きな声で「ウワーン!」と喚きながら寝転がり、自分の両耳を両手でバタバタと叩いたり、自分の指を強めに噛んでできた歯の跡を見せてきたりしています。どこかに走り出す事もあります。これらが以前よりも長く続きます。たまに怒ってタブレットや携帯を乱暴に扱ったりするので注意が必要です。これからどんどんひどくなるかもしれない癇癪対策Upload By カタバミ今年の年始に神社へ家族でお参りに行った時も、夫が厄払いをすると急に言い出して人の多い所で長時間まちゃも待つことになってしまい、まちゃは機嫌が悪くなり何をしても収まらず、ヘトヘトになったこともありました。年始の混んだ神社で機嫌が悪くなった時にはすぐ脇に広い河原があったので、まちゃの癇癪に疲れて嫌になった私はまちゃをのびのびさせようと河原に行きました。しかし、まちゃは私の想定を超えてのびのびと遠くに走って行こうとしたので、慌てて追い掛けました。まちゃの不機嫌や癇癪で私もイライラしてくると、おおらかに構えることができなくなって間違った対応をしたり、普段より厳しく接してしまいかえって癇癪を加速させてしまいます。最近は外出のたびに癇癪が起きているので何が原因なのか考えるようにしています。車で出掛けた時には車に戻れば収まったりするので、やはり見通しがつかない外出が苦痛なのかなと思っています。去年私は、絵カードを使って言葉がなくても意思疎通を図れるようになる講座を受講して、発語がゆっくりなまちゃの気持ちを理解できるような工夫もはじめました。また、放課後等デイサービスでも、まちゃに癇癪があったと報告を受けた時には、原因を詳しく聞くことにしています。これからは一層、学校や放課後等デイサービスとも連携して、まちゃの癇癪の原因を探り、なんとか減らしたり軽くして行けたらと思っています。執筆/カタバミ(監修:新美先生)お子さんの癇癪について詳しく教えてくださりありがとうございます。幼児期はそこまで大きい癇癪を起したことのなかったまちゃくんが、小学生になってから激しい癇癪を出してくるようになったのですね。カタバミさんが観察、分析されていたように、まちゃくんの成長とともに、自分の意志が明確になり、記憶がつながるようになったということがありそうですね。また噛んだ歯形をお母さんに見せてくるというところからは、自分がいやだと思っていることを伝えたいというような、アピール的な意味もありそうです。カタバミさんは絵カードを使った意思疎通の仕方を学ばれているとのことなので、絵カードを使った表出の手段が増えると、癇癪でないかたちで、自分の意志を伝えてくれるようになることが期待できますね。また見通しや理由などを視覚支援なども使って伝えたり、癇癪が起きる前後の癇癪が起きやすいシチュエーションをみつけて、そういう場面が極力起きないようにする、代替行動を考えるということに取り組むことで、癇癪は減らしていけそうです。具体的な取り組みを始めておられるので、またいつかそれについても聞かせてもらえたらうれしいです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年03月15日皆さんは、義家族との関係に悩んだ経験はありますか?今回は「イヤミを言い続ける義母」のエピソードとその感想を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:鷲岡胡世子義母が家に来て…ある日、いつも嫁イビリをする義母が家にやってきてうんざりしていた主人公。義母は最近スマホデビューしたようで、家に来て数時間、ずっとスマホを触っています。「いったいなにしに来たのか…」と主人公が迷惑に感じていると…。埃の写真を撮り…出典:CoordiSnap義母は突然、家の中の写真を撮り始め「埃がこんなに鮮明に写ってるわ(笑)」とイヤミを言ってきたのです。「あとできれいにしなさいよ」と言われた主人公は「はーい」と空返事しました。その後、仕事の連絡がきたためスマホを触った主人公。すると義母は待ってましたとばかりに「家事もまともにできないのに、スマホばっかり触って…」と再びイヤミを言ってきて…。義母のトンデモ言動の数々に、主人公はブチギレ寸前なのでした。読者の感想埃の写真を撮ってイヤミを言うなんて、性格の悪い義母の言動にうんざりしました。仲よく過ごしていくために、義母には適度な距離を保ってほしいですね。(40代/女性)スマホばかり触りイヤミを言ってくる義母に、本当になにしにきたのかと思いました。イヤミばかり言う義母と付き合っていくのは大変ですね。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2024年03月15日皆さんは、パートナーの言動にモヤっとしたことはありますか?今回は夫にイヤミを言われたエピソードと読者の感想を紹介します。イラスト:iwao.やっと落ち着いたつわり主人公が第1子を妊娠していたときのことです。つわりでなかなか食事がとれていなかった主人公。ある日、少しなら食べられるようになり一安心しました。夫の言葉が…出典:愛カツ夫も主人公の体を気遣ってくれ、食事をとれるようになった喜びを感じました。しかしある日、夫から「食べすぎじゃない?」と言われます。まだご飯は1杯目だったので、主人公は不思議に思ったのですが…。夫はたくさん盛られたご飯が気になるようで「ただでさえ太ってきてるんだから…」とイヤミを言うのです。その言葉に納得がいかない主人公は「赤ちゃんのために栄養をとっている」と反論しますが…。「産んだら今よりやせてね~」とさらにイヤミを続ける夫。主人公はようやく食べられるようになったのに…とモヤモヤしました。そんなある日、主人公は食事の時間に夫を呼びに私室に行きます。そして夫の部屋を覗くと大量のお菓子のゴミが散乱していて、言葉を失ってしまうのでした。読者の感想つらかったつわりがやっと落ち着いたと思ったら、夫からイヤミを言われてしまうなんて嫌ですね…。赤ちゃんをお腹の中で育てている間は、少し配慮してほしいなと思いました。(30代/女性)夫は主人公の体を心配しているのかもしれませんが、言い方がイヤミっぽいなと思いました…。さらにその夫が好き放題食べているのを知ったら、イライラしてしまうでしょうね。(40代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年03月14日寝ない!とにかく寝ない2歳児!タケルは、乳児期はとても大人しい赤ちゃんでした。今思えば、ちょっと大人しすぎたかもしれないと感じるほど、手のかからない赤ちゃんで「なんて親孝行な良い子だろう!」と思っていました。しかし、生まれて5ヶ月が過ぎた頃、悪夢のような……いえ、夢を見ることができないほどの過酷な日々がやって来ました。……寝ない!とにかく寝ないのです!タケルはおっぱいを飲むとウトウトはするのですが、ベッドに下ろすと火のついたように泣き始めます。抱っこするか、おんぶしていれば、少しは長く寝るのですが、いったん布団に寝かせると振り返った瞬間もう起きているのです。Upload By 寺島ヒロそれでも、1歳ぐらいまでの間は、おっぱいを飲ませれば1~2時間は寝ていましたし、寝不足が続くとその辺で寝落ちしていました。しかし、2歳になる頃には体力がついたのか、タケルは寝ること自体に苦労するようになりました。眠くて眠くて寝ようとするのに眠れないのです。眠れなくて本人も真っ赤な顔になっているのですが、抱っこしようが、一緒に布団に入って本を読もうが、全く眠れない状態が続き、次第に体調が悪くなり、何かのきっかけで「ギャー」と泣きだし、最後はへとへとに疲れて寝落ちしてしまいます。この頃、唯一効いたのがドライブでした。チャイルドシートに乗せて、ぐるぐるドライブすると次第に落ち着いて眠りにつきます。チャイルドシートからおろす時に起きてしまう事もあるのですが、体も大きくなった2~3歳頃は、私が抱っこしてあやすのも体力の限界があり、車(とドライバー役の夫)の助けを借りて何とかする日々が続きました。何でもかんでも気にくわない!?3歳の頃3歳になっても眠れないのは相変わらずでしたが、体格はますます良くなりました。つまり、暴れると手が付けられなくなったということです。タケルは、普段は大変大人しく、ニコニコとひとり遊びをしているような幼児でしたが、赤ちゃんの頃と同じく、ひとたび何か嫌なことがあると大泣きして暴れ出し、止まりません。一旦おさまりかけても、「ブロックが赤い」「救急車が通った」と言っては、怒りを再燃させ、顔を真っ赤にして騒ぐのです。3歳頃になると流暢に喋るようになっていましたが、理由を聞いても原因らしきものは教えてくれませんでした。あとあと聞いてみると、「うるさかった」とか「何かやろうとしていたことを中断された」ということがきっかけだったようなのですが、その時は何をそんなに怒っているのか分かりませんでした。また、一度泣きだすと1~2時間もワンワンと泣いているのですが、どうしてこんなに長いことつらい気持ちが続くのか、本人も不思議に思っていたようです。「もう大丈夫だって分かっているのに、悲しい気持ちが止まらないんだよ~」と言いながら泣いていることもしばしばでした。怒っている原因も分からず、泣き続けてる理由も分からず、抱きしめながら私もただ見ていることしかできなかったのでした。これってイヤイヤ期?それとも……ASD(自閉スペクトラム症)の子どもは、予測可能性や一貫性を求める傾向があるそうです。タケルも「何か」があって、自分の予定が変わると、それがとてもストレスになり泣いたり暴れたりしてしまいます。そして、自分が泣いていることで、その後の予定までどんどん変わってしまうことがまた耐えられないようなのです。Upload By 寺島ヒロ人に言えば「3歳でしょ?それってイヤイヤ期よ。来年ぐらいまでにはなくなるわよ」と、言われるのですが、なんだかちょっとほかの子とは違う感じがしました。結局、タケルの「イヤイヤ期?」は、小学校高学年まで続いたのでした。執筆/寺島ヒロ(監修:新美先生より)生後5ヶ月頃から始まり、小学校高学年まで続いた大泣き、癇癪のエピソードについて聞かせて下さりありがとうございます。寺島さんも「イヤイヤ期?」とはてなマークを付けていらっしゃるように、イヤイヤ期とはちょっとレベルが違いますよね。感覚の偏り、特に過敏さが強いと、乳児期早期から泣いたりぐずったり眠れなかったりが目立つことがあります。また自閉特性で行動・気持ちの切り替えがスムーズにいかず、一度嫌なことがあると、「ま、いっか」と切り替えることが行かなくて、頭では「しょうがない」などと分かっていたり、怒ることや泣くのを止めたいと思っていても、嫌な気持ちを引きずってしまいどうしても切り替えられないということが起きやすいです。気持ちの切り替えのコントロールは、段階的に練習したりして身に着けたり、なにかのきっかけで自分なりの切り替えスイッチを見つけておさめられたりするようになったりしていきます。成長してくると本人も切り替えたいと思っているのに切り替えられなくて本人自身が困っていることも多いので、その場合は、心理士などの先生に切り替え方の練習法などについて相談してみてもいいかもしれません。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年03月14日育児の合間にサクッと読めてクスッと笑える♪2児のママ漫画家・わかまつまい子さんのほっこりかわいい育児マンガをご紹介!今回は次女ちゃんが1歳10カ月の時のエピソードです♪枕は蕎麦枕派わかまつまい子です!あまり子どもには枕を使わせたくないのですが、咳が酷い時に枕を使ったら呼吸しやすくなるみたいで、すんなり寝てくれるんですよね。鼻水が流れにくくなって喉を刺激しないのもあるのかな?そんなこんなで使ってたら、長女、次女ともに枕大好きに!結局、寝たらすぐゴロゴロして枕放置なのにね(笑)。なので寝てしまったらこっちのもーん!って朝まで快適に寝ます。でも起きると…大抵切れてます(笑)「次女ちゃんのーーー!!ママーめ"ぇぇぇぇ!!!!」こっわ…。※2021年にInstagramに投稿された内容を掲載しています。
2024年03月11日皆さんは、妊娠中に困ったことはありましたか?今回は、先輩からイヤミを言われたエピソードを漫画で紹介します。イラスト:加賀元妊娠中のつわりで苦しんでいたとき電話に出ようと立ち上がると…イヤミを言ってくる先輩ただ席を外そうとしただけなのに…夫からの電話に出ようと、席を外しただけでイヤミを言ってきた先輩。つわりでつらい中イヤミを言われてしまうと、忘れられない思い出になってしまうこともありますよね。嫌な気持ちにならないよう、お互いに配慮していきたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2024年03月11日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します!マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:nanakichisan祖母にイヤミを言われる母主人公家族は父方の祖父母と同居をしていました。母はいつも祖母からイヤミを言われていたのですが…。出典:愛カツある日の夕食出典:愛カツ母の料理に文句出典:愛カツここでクイズ翌日の夕食の内容とは?ヒント!主人公は衝撃を受けました。義母の夕食は…出典:愛カツ正解は…正解は「カレー(義母だけ豆腐)」でした。母の作った唐揚げを見て「胃に悪い」と文句を言った祖母。その言葉を聞いて、母は我慢の限界を感じていました。そして翌日の夕食はカレーだったのですが…。なんと母はその日から祖母にだけ豆腐を出すようになったのです。衝撃の光景に「おばあちゃんだけ豆腐!?」と驚く主人公なのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年03月10日皆さんは、義家族関係の悩みはありますか?今回は「イヤミな義母」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。※この物語はフィクションです。(CoordiSnap編集部)イラスト:モナ・リザの戯言義母のイヤミにうんざり義両親と同居している主人公。義母は主人公のことが気に入らないようで、毎日のようにイヤミを言ってきます。そんなある日、義姉が娘を連れて家に遊びに来ました。主人公は体調が優れなかったため、朝食の準備は夫と義姉が代わってくれることに。朝食の最中も…出典:モナ・リザの戯言準備が整い、家族で食卓を囲みましたが…。義母は主人公が朝食を作ったと思い込み、卵焼きの焼き加減に文句を言います。そんな義母に腹を立てながらも、いつものことだと聞き流していた主人公。すると話を聞いていた義姉の娘が「ばあちゃんさぁ」と切り出します。そして「なんでそんなに根性曲がってるの?」と素朴な疑問を投げかけたのです。さらに「ご飯作ってもらってお礼も言わない」とまで言われてしまい、義母は絶句します。食卓の空気は凍りつき…義母は逆ギレ。その後、普段温厚な義父も激怒する事態になったのでした。読者の感想義母のイヤミに耐えながら同居を続ける主人公に同情しました。義姉の娘の義母への辛辣な一言には主人公もスカッとしたでしょうね。(30代/女性)毎日のようにイヤミを言われたら気にしないようにしていても、滅入ってしまいますね…。主人公が朝食を作ったと思い込みいつも通り文句を言っていたようですが、義姉の娘がぎゃふんと言ってくれ痛快でした。(40代/女性)
2024年03月09日現在放送中の『院内警察』(フジテレビ系)に続き、3月3日からは『連続ドラマW坂の上の赤い屋根』で主演を務めるなど、引っ張りだこ状態の桐谷健太(44)。“イヤミス”の名手である真梨幸子の小説が原作のダーク・ミステリーということで、どこか怪しげな雰囲気での撮影に挑戦してもらった。「最初にお話をいただいたとき、この主人公を自分が生きたらどうなるんだろう? と興味をそそられました。予想を裏切る展開は見応えがあると思います」『連続ドラマW坂の上の赤い屋根』(毎週日曜22時〜WOWOWプライム、WOWOW4Kで放送中。WOWOWオンデマンドで全5話一挙配信中)で、主人公の出版社の編集者・橋本涼を演じる桐谷健太。人間の心の闇や二面性を描く今作で、橋本という人間像をクランクイン前から染み込ませ、本番では直感的に演じられるように心がけたという。「一見、普通の人に感じるんですが、見る人によっては少し違和感があったり、あるいは不気味さがあったり、見え方が違う人間にしたいと考えていました。この作品のテーマにも通じる“人の数だけ真実がある”というところは常に意識していたと思います。現場に入ったら、ほとんど何も考えずにやれたので、そこは自分のなかでうまくハマった感じはしています」役を作り込んで現場に向かうときは、すでに橋本になっていたのか?「全然!桐谷健太です(笑)。昔、役者を始めたころは、プライベートでも役になりきっているのがカッコいいと思っていたんですよ。でも、友達に『それ嫌やわ、お前じゃないやん』って言われて反省して(笑)。もちろん役を生きるための準備はありますが、理想は『よーい、スタート』で全く違う人物になって、『カット』の声で“自分の真ん中”に戻るというのを目指しています。役以外のところは楽しい兄ちゃんでいいんです(笑)」40代で実力派の地位を築いている桐谷。俳優としての目標や課題は「特に考えていない」と語るが、その真意は?「日々の些細な出来事に感動して生きていきたいと思っているんです。それができたら、役者をやっていようが、何をやっていようが最高ですよ。日ごろから感覚を研ぎ澄ましていれば、おのずと演技にも変化が出てくると思っています」また、仕事で全力を発揮するために日常生活で気をつけていることを聞いた。「しっかり寝るとか、しっかり休む。これはとても大切にしています。これまでの自分は、本番にどれだけ力を発揮できるかということに重点を置いてきたんですが、しっかり休めば本番は勝手に自分がやってくれる。脱力することも大事だと実感しています」(スタイリング:岡井雄介、ヘアメーク:岩下倫之/Leinwand、衣装協力:ヴェルサーチェ/ヴェルサーチェ ジャパン)
2024年03月09日3歳で幼稚園に入園する少し前まで、嫌なことがあると地べたに転がり泣いていた息子。それは主に母である私だけにするもので、夫はイヤイヤ期の大変さをわかっていないようでした。そんな息子も入園するころにはすっかり落ち着き、平和な日々を過ごしていたのですが、年中になってから今度は夫へのみ反抗をするようになったのです。夫への態度が急変!息子が年中になり2学期に差し掛かるころ、息子の夫への態度が急変しました。まず私と夫に対する話し方や声色が変わり、発する言葉のすべてが反抗的になりました。入園前のイヤイヤ期のようにかんしゃくを起こすことはないのですが、頻繁に夫をにらみつけ、何かと突っかかる言い方をするのです。 1度目のイヤイヤ期は主に私に向けられており、息子の反抗的な態度にあまり免疫がなかったため、夫は今回の息子の態度によって精神的に参っていくのと同時に、4歳児相手にまともに喧嘩をするようになり、家庭内の空気が非常に悪くなりました。 夫がプチ家出まで! 困って先生に相談息子に反抗的な態度を取られ続けたある日、堪忍袋の緒が切れた夫が、「俺がいないほうがいいんだろ」と言いながら家を出て行ってしまいました。「なぜパパに対してあんな態度を取ってしまうの?」と聞いても、息子は「嫌いなわけではないし、好きだけど、今はパパが悪い」としか言いません。 結局夫は1時間ほどで帰宅してきましたが、自分たちでは解決できないと思い、幼稚園の先生に息子の様子を相談することにしました。 2段階目のイヤイヤ期に突入していた担任の先生に相談してみると、息子は平均年齢からすると早いけれどイヤイヤ期の2段階目に入っているのだと教えてくれました。 先生によると、この反抗は、親が自分に作った価値観を一度壊してやりたいという気持ちと、4歳児特有の人間関係のストレスを親に受け止めてほしいという欲求が表れているとのこと。 その気持ちは大抵、「自分がなかなか超えられない壁になり、反抗しやすそうなほうに向くので、息子は父親を反抗対象に選んだのだろう」とのことでした。 先生のアドバイスは「反抗を拒絶するのではなく受け入れてあげること」でした。このアドバイスで夫も腹をくくり、息子が反抗的な態度を取っても受け止めることを徹底。すると2週間もしないうちに反抗期前の息子に戻ったのです。イヤイヤ期は成長の過程だと受け止め、親が感情的にならずにどっしり構えることが、イヤイヤ期卒業への近道の1つなのだと学びました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ちひろ著者:大井絵衣
2024年03月08日小学校卒業まで、イヤイヤ期から反抗期まで切れ目なし!?Upload By 丸山さとこ子どもが2歳頃になると、自我が芽生えることで『イヤイヤ期』が始まると言われています。「あれをしたい、これはイヤ」などの自己主張が強くなり、強い抵抗や癇癪も始まるイヤイヤ期。赤ちゃんの頃とは違った形で手がかかるようになり、大変な思いをされる保護者の方もたくさんいらっしゃると思います。そんなイヤイヤ期は一般的に3歳から4歳にかけて落ち着いていくそうですが、コウは自己主張が強くなりだした2歳頃から小学校を卒業するまで『イヤイヤ期』と『反抗期』の切れ目がないような状態でした。現在中学生のコウ本人がこれまでを振り返って「僕は小さな頃からずっと反抗期みたいなものだからね」と言うほど長く続いた彼の反抗は、地味に大変なものでした。コウのイヤイヤ期&反抗期は、怒って暴れたり駄々をこねてひっくり返ったりするような見た目の派手さはありませんでした。基本的に泣いたり反論し続けたりするような感じで、激しいときでも癇癪を起こして床を叩く程度だったので、反抗の程度としては大人しいほうだったかもしれません。ただ、その『泣いたり反論し続けたり』がすごいのです。息が吸えずに顔色が真っ青になるまで泣きますし、「何で?〇〇は□□のハズなのに!」と混乱からパニックになっていくこともしばしばでした。Upload By 丸山さとこそれに加えて、反論はコウが納得するまで長時間に渡り続くこともありました。対応している私としては、精神的につらいのはもちろんのこと、長く時間がとられることにも負担を感じることがありました(私はグッタリと疲れ果てながら「説得の千本ノックみたいだな……」と思っていました)。今のコウは、当時を振り返って「あの頃はねぇ、あらゆることに『納得いかない!』って思ってた」と言っています。その『納得いかない!』の暴風雨にコウ本人も周囲の人も振り回された、嵐のような時期だったと思います。小学校6年生から少しずつ現在のコウに近くなってきましたそうしてイヤイヤ期から反抗期までを過ごしてきたコウは、小学校6年生から少しずつ落ち着き始めました。周囲の様子や事情が見えるようになり始めたことで、「理不尽だ!おかしい!!」と思うことが減っていったのだそうです。また、クラスメイト同士の関わりを落ち着いて見るようになったことで、「自分の感情表現は周りに比べて激しすぎるのかな?」と気づいたのも大きかったと言います。それにより、コウは感情表現の仕方を意識的に調整するようになったそうです。Upload By 丸山さとこ周りを見ることにより0-100思考も少しずつ和らぎ、「まぁいいか」と言えるようになったことで、パニックも減っていったようです。その流れは中学校に入ってからも続き、今では滅多にイライラすることはなくなりました。コウ本人も「思春期に入って自分や周りを見るようになってきたことで、イライラが減って情緒が安定してきた」と言っていました。幼児の頃から今までを『反抗期みたいなものだった』として振り返りつつ、コウは「自分としては反抗期だとは思っていないところもある」と言います。詳しく聞いていくと、以下のように話してくれました。・保育園や小学校の頃は特に反論しまくっていたと今なら分かるんだけど、疑問や納得できない点をそのまま言っているだけで、自分としては反論しているつもりはなかった。・納得できない!おかしい!と思うことはよくあったけど、反抗的な気分ではなかった。人に対してではなく、『納得できないこと』に向かってイライラしている感じ。・先生や親に対して反抗しようと思うほど、人のことを見たり考えたりしていなかったと思う。自分のことだけって感じ。でも、結果的に反抗的と取られる言動をしていたってことも今は分かる。Upload By 丸山さとここのように思っていたことを話してくれたコウは、今では別人のように落ち着いたと言われることもあります。ですが、私は「実は内面はそれほど大きく変わってはいないのではないかな?」と思ったりします。コウのこれまでを振り返ると、今のコウも言葉や態度がマイルドになっただけで、納得を求めて疑問を投げ続けるようなところは変わっていないと感じるからです。Upload By 丸山さとこそれでも、納得できない気持ちを「おかしいよ!」ではなく「それはなぜ?自分はこう考えたんだけど」と表現できるようになったコウは、確かに変化しているのだと思います。コウの調子の悪い日は納得するまで『説得千本ノック』が始まることもありますが、私に対して疑問を飲み込まずに投げてもらえる内が華なのかもしれません。「今日はコウのボールを受け止められそうかな?」と、心身の余力と相談しながら可能な範囲で対応していきたいです。執筆/丸山さとこ(監修:室伏先生より)コウくんの幼児期から小学生までのご様子を、コウくん自身の言葉も交えて共有くださり、ありがとうございます。疑問や納得できないことをとことんまで納得しようとする姿勢、ご本人もご家族も本当におつらかった時期があったことと思いますが、ついつい自分を甘やかしてしまう私からすると、尊敬の気持ちでいっぱいです。また、それを客観視して表現の仕方を自ら変えていかれたことも素晴らしいと思いました。その姿勢ゆえにストレスや苦悩を抱えてしまうこともあるかもしれませんが、誰にでも真似できることではありません。また、コウくんのその疑問やイライラに向き合ってこられた、さとこさんの忍耐強さも決して簡単に真似できることではありません。さとこさんのその大きな愛情の中で、コウくんは安心して疑問、そして感情をぶつけることができ、少しずつ自身を客観視できたのかなと思います。次の記事も楽しみにしております、時々コウくんのお言葉も聞かせてくださいね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年03月08日