「3ステップでできる、季節の飾りものを教えて」というリミア編集部の無茶ぶりに、現役インテリアスタイリストのさかのまどかさんがお応えする連載がついにスタート!あらゆる空間をスタイリッシュに仕上げるプロであるさかのさんに、おしゃれで、しかも簡単な季節の飾りものの作り方を教えていただきました。今回は12月にふさわしく、クリスマスリース2種類の作り方を紹介します。100均のリースを使って飾るだけ!3ステップできるクリスマスリースの作り方・リース大(約20cm)、小(約15cm)……1つずつ※100円ショップで購入・コットンの枝……1本※花屋で購入・サンキライの枝(赤い実の枝)……1本※花屋で購入・ブルーバードの枝(もちろん、モミの木でもOK)……1本※花屋で購入・お好みのオーナメント……3〜4種類※すべてFrancfranc(フランフラン)のものを使用・お好みのリボン……1本1.リース(大)の左下にブルーバードの枝とサンキライの枝を挿します。2.最後に、同じ位置にポイント的にコットンを付ければできあがり。リースに、緑・白・赤の植物を3種類刺すだけで、びっくりするほど簡単にスタイリッシュなクリスマスリースができちゃいました。2つ目は、たった2つの飾りつけで完成!続いて2つ目は、リース(小)を使って作りましょう。右下あたりに長めにとったリボンを固めに結び付けます。このとき、左右の長さをあえてアシンメトリーに垂らすようにしてくさいね。さらに、丸型のクリスマスオーナメントをポイント的に飾ればできあがり!壁にできあがったリースを2つ飾り、まわりにお好みのクリスマスオーナメントを飾ると一気に華やかさがアップ♪これが部屋の中心にあれば、今年はクリスマスツリーはなしでもいいかも……!「リースはあえて大きさを変えて2つ飾ってみました。大きいリースに挿した枝は、花屋であらかじめクリスマス風にアレンジされた束を買うと楽だし、お得に手に入ります。枝を刺したり、リボンを結んだりする位置を下の方にすると安定感が出ますよ。今回はリースが2つなので、同じ方向ではなく、あえて左右にふりわけて飾りを付けました。リースを壁に貼るときは、平行に並べるのではなく、少し斜めに飾るのがポイントです。オーナメントはすべて〔Francfranc〕のものを使用しました。軽いので、どれもマスキングテープで簡単に貼れますよ。個別でもセットでも購入可能です」(さかのさん)●さかのまどかインテリアスタイリスト。雑誌やWebなどのメディア、広告撮影時のインテリアスタイリング、商業施設・オフィスなどのアートワークやディスプレイを提案をしており、アンティークやハンドクラフト、グリーンを取り入れたスタイリングを得意としている。その他の活動としてスタイリングに使用するアイテムやイラストレーターとコラボレートした空間展示を企画。匂いを感じられるインテリア、ストーリーを大切にしたインテリアスタイリングを心がけている。Madoka SAKANO●撮影協力:FrancfrancFrancfrancオンラインショップ●文:庄司真美●写真:岩切等
2018年12月08日少しずつ過ごしやすくなり、部屋いじりにはもってこいの季節が到来。気軽にインテリアの雰囲気を変えるなら、壁をデコレートするのがおすすめです。壁にワンポイント加えてみる壁がのっぺりとしていて、なんとなく寂しい。ものをあまり置きたくないけれど、何かインテリアのアクセントになるものが欲しい。そんなときはステンシルシートを使って、壁に絵を描いてみるのも手です。ウォールステッカーなら貼り替えもできて、さらにお手軽。壁にワンポイントあるだけで部屋が引き締まった印象になります。直接オブジェを設置して、壁を立体的に使うのもおすすめです。オブジェはなるべく軽い物を選び、壁にしっかり固定しておけば、地震時も安心。私は壁の高めの位置に、部屋の守り神としてフクロウのオブジェを鎮座させています。ランダムに並べてリラックス空間に写真を飾るのもウォールデコの定番。ギャラリーのように整然と並べるのも洗練された印象を受けて素敵ですが、どの高さで、どの写真を、どんなフレームで……と考えていくと、意外と難しいもの。それよりもある程度ラフに設置するほうが、じつはラクだったりします。設置する高さ、フレーム、間隔などがまちまちでもバランスにさえ気をつければ、ランダムに並べてもうまくいくはず。ポイントは安定感、安心感をもたせるよう配置すること。いつも目にする壁なので楽しく、リラックスできる雰囲気にしたいですね。この写真を額装しよう!と思ってフォトフレームを探すのは、けっこう大変。ふだんからフレームは気に留めておき、ショップでいいなと思うものを見かけたら、買い置きしておくといいかも知れません。キャンバスをアレンジして飾っても画材屋さんで売っているキャンバスも軽くて壁に設置しやすく、デコレートに使いやすいアイテムです。私はキャンバスに写真を貼って飾っていますが、お気に入りの布を張ってファブリックパネルにしても素敵。サイズもいろいろ選べ、季節に合わせて布を張り替えて飾っても楽しいですね。家具を買ったり移動させることなく、部屋を狭くすることもなく、手軽に模様替えできるのがウォールデコレートの魅力。ずっと眺めていたいなぁと思える“とっておき”を飾ってみてはいかがでしょう?
2014年09月10日