5月3日(金・祝)~5日(日・祝)大阪にて開催される「大阪コミコン2024」の新たなセレブ情報が発表され、ノーマン・リーダスの来日が決定した。マッツ・ミケルセン、クリストファー・ロイドらをはじめ、続々と来日セレブ情報が発表されている「大阪コミコン2024」。さらなるゲストとして決定したのは、「ウォーキング・デッド」シリーズやゲーム「DEATH STRANDING」などのノーマン・リーダス。会期中、会場内での写真撮影会およびサイン会等が予定されている(※撮影会・サイン会のチケット販売の詳細については後日発表)。ノーマン・リーダスは、大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズの主要キャラクターであるダリル・ディクソン役で一躍有名となり、シリーズ完結までの12年にわたり同役を熱演。昨年2023年からは同シリーズのスピンオフ作品「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」に主演。現在U-NEXTでシーズン1が独占配信中で、US本国ではシーズン2の制作も決定している。また、世界中で大ヒットを記録した日本のビデオゲーム「DEATH STRANDING」でも主人公のモーションキャプチャー/吹き替えを担当しており、幅広いジャンルで活躍している実力派俳優だ。過去には日本の千葉県に住んでいたこともあるというノーマン・リーダス。今回はファン待望となる日本のコミコンへの初参加となる。「大阪コミコン2024」は5月3日(金・祝)~5日(日・祝)、インテックス大阪にて開催。(シネマカフェ編集部)
2024年03月19日養女をめぐるスキャンダルでハリウッドから敬遠された感のあるウディ・アレン。『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』以来久々の新作『サン・セバスチャンへ、ようこそ』が1月19日(金)、日本公開される。御年88歳、イーストウッド、山田洋次と並ぶ長老監督の、サン・セバスチャン国際映画祭で繰り広げられるロマンティック・コメディは、相変わらず軽快で、愛らしい毒舌が満載。大好きなクラシック映画への思いも存分に盛り込んだ、シネフィル(映画通)にはたまらない一本だ。『サン・セバスチャンへ、ようこそ』今回もウディ・アレンがオリジナル脚本を手がけ監督している。出演はしていないのだが、『アニー・ホール』などの初期作品群を思い起こさせるシーンや、設定もあり、アレン映画の楽しさで満ちあふれている。長く見続けてきたファンにとっては、なんともうれしい。舞台となる「サン・セバスチャン国際映画祭」は、スペインの北部、フランスとの国境に近いサン・セバスチャンで毎年秋に開催される。カンヌ、ヴェネツィア、ベルリンに次ぐ歴史と権威があるもの。昨年の第71回では、藤竜也が『大いなる不在』(2024年公開予定) で最優秀俳優賞を日本人として初めて受賞した。このロケ地のカラっと晴れたおしゃれなリゾート風景、映画祭の醸し出すゴージャスな雰囲気も、この映画の醍醐味だ。主人公のモートは、かつて大学で映画を教え、いまは小説を執筆中という、物書き。プレスエージェントとして活躍する妻が、新作を携えフランス人監督と映画祭に参加するのに同行して、ニューヨークからサン・セバスチャンにやってきた。モートを演じているのはウォーレス・ショーン。『マンハッタン』でダイアン・キートンの元夫役を演じて以来、アレン作品の常連役者。妻役は『フェイス/オフ』などアクション作品も多いジーナ・ガーション、監督役は『オフィサー・アンド・スパイ』でドレフュスに扮したルイ・ガレル。「ハイポコンドリア(病的心配症)」という言葉を覚えたのは『ハンナとその姉妹』というアレンの映画だったと記憶する。ちょっとした耳鳴りから悩みはじめ、脳腫瘍まで心配してしまう男をウディ・アレンが演じていた。モートもまた、この心配性患者だ。映画祭についてきたのは妻が監督とできていやしないかという猜疑心から。小説が書けないいらだちと、妻の浮気の心配によるストレスで、毎晩変な夢をみるし、胸に痛みを感じる。これはかなりの病気に違いない……。映画祭で会った友人から、いい医者がいると紹介され、暇に任せ思い切って現地のクリニックに出かけるモート。ジョーという名前の医師は、魅力的なスペイン女性(エレナ・アナヤ)だった。ニューヨークへの留学経験があり、話をすると、映画の趣味も合う。既婚者の彼女に、モートはすっかりのぼせ上がってしまう。妻の浮気を心配しておきながら!病的心配症、猜疑心の塊、惚れっぽい、そして、自分の才能にも容姿にも自信がない。とくれば、ウディ・アレンがこれまで演じてきた、愛すべきだめ男そのもの。いってみれば、アレンの分身だ。そんなモートがみる変な夢が、本当に変。まさにアレンの映画的嗜好の反映で、ヨーロッパ映画の名作のシーンがモノクロでおもしろ可笑しく登場する。『地獄の黙示録』などを担当し、アレンとはこのところコンビが続く名撮影監督ヴィットリオ・ストラーロの腕の見せどころだ。「ほとんどの人はカラーで夢を見るけれど、モートはモノクロ映画をこよなく愛しているので、モノクロで夢を見ると思う。考えてみれば、モノクロ写真は現実よりもファンタジーなんだ。自然界にモノクロは存在しないからね」とストラーロは語る。黄色い上着を着ているのが撮影監督ヴィットリオ・ストラーロ夢のシーンでオマージュを捧げたのは、『市民ケーン』『8 1/2』『突然炎のごとく』『男と女』『勝手にしやがれ』『仮面/ペルソナ』『野いちご』『皆殺しの天使』『第七の封印』の9本。すべて、アレンが崇拝する1950〜60年代のヨーロッパ作品。モート役のウォーレス・ショーンによれば「当時は“人生の意味とは何か”という問いに大きな関心が向けられていた。ベルイマンもその問いに取りつかれていたし、フェリーニの『甘い生活』もそうした関心に満ちていた……『突然炎のごとく』では、愛は人生における最も重要なテーマだ。モートがフランス映画の影響を受けているのは、人生のこの側面を真剣に扱っているからだと思う」。この作品の撮影前後に書かれた『唐突ながら ウディ・アレン自伝』によると、クランクインまでには、スキャンダル事件が後を引き、キャスティングを含め、相当難航したようだ。「厄介な人物と喜んで運命をともにしてくれる役者はそうそうみつからない。ありがたいことに、ウォーレスは例外だった」。モートをアレン自身が演じると、いかにも神経質で面倒くさい奴になると思うのだけど、好人物のウォーレス・ショーンが演じることもあり、これまでよりややマイルド。そのせいか、より強く感じるのは自己愛より、映画への愛。「人生は映画のように、想定外」、チラシに書かれたコピーはなかなかしゃれている。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)2020 Mediaproducción S.L.U., Gravier Productions, Inc. & Wildside S.r.L.【ぴあ水先案内から】植草信和さん(フリー編集者、元キネマ旬報編集長)「……映画オタクのアレン監督ならではの、“映画と人生”の物語……」植草信和さんの水先案内をもっと見る()高松啓二さん(イラストレーター)「……思わぬキャスティングに心が躍った。」高松啓二さんの水先案内をもっと見る()
2024年01月15日ウディ・アレンが監督を務める映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』が2024年1月19日(金)より公開される。ウディ・アレン監督のロマンチック・コメディティモシー・シャラメやエル・ファニングが出演したニューヨークが舞台のロマンチック・コメディ『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』や、1920年代のパリと現代を行き来するファンタジー『ミッドナイト・イン・パリ』を手掛けてきた監督 ウディ・アレン。映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』はそんな彼が自身の集大成ともいえる、スペインを舞台にしたロマンティック・コメディだ。映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』あらすじ物語の主人公は、かつて大学で映画を教えていたモート・リフキン。今は人生初の小説の執筆に取り組んでいる熟年のニューヨーカーだ。ある日、彼は、映画業界のプレス・エージェントである妻のスーに同行し、スペイン北部バスク地方の街、サン・セバスチャンで毎年9月に開催されるサン・セバスチャン国際映画祭に参加することになる。妻とフランス人著名監督フィリップの浮気を疑うモートはストレスに苛まれ、現地の診療所に赴くはめに。そこでモートは人柄も容姿も魅力的な医師ジョーとめぐり合い、浮気癖のある芸術家の夫との結婚生活に悩む彼女への恋心を抱く。そしていつしか自らの“人生の意味”を探し求め、映画と現実の狭間を迷走していくのだった……。登場人物モート・リフキン…ウォーレス・ショーン人生初の小説の執筆に取り組んでいる作家。妻の浮気を疑っている。スー…ジーナ・ガーションモートの妻。映画業界のプレス・エージェント。ジョー…エレナ・アナヤ医師。モートが恋心を寄せる相手。【作品詳細】映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』公開日:2024年1月19日(金)脚本・監督:ウディ・アレン撮影監督:ヴィットリオ・ストラーロ出演:ウォーレス・ショーン、ジーナ・ガーション、ルイ・ガレル、エレナ・アナヤ、セルジ・ロペス、クリストフ・ヴァルツ原題:Rifkin’s Festival配給:ロングライド
2023年11月25日ノーマン・リーダスが仲間と共にツーリングで世界各地を巡る人気旅番組、Huluプレミア「ライドwithノーマン・リーダス」シーズン6がオンライン動画配信サービス「Hulu」にて11月7日(火)から独占配信。また、ナ・イヌが刑事役に初挑戦、弟の死の真相に迫る韓国ミステリーサスペンスHuluプレミア「ずっとあなたを待っていました」が早くも11月3日(金・祝)から独占配信されることが決定した。●「ライドwithノーマン・リーダス」シーズン6ドラマ完結後にスピンオフ作品が発表されるなど大人気のパニック・サバイバル・ドラマ「ウォーキング・デッド」(シーズン1~11、【字・吹】配信中)シリーズのダリル役で知られるノーマン・リーダスが、仲間と共に世界各国を訪れ、各地の絶景やその土地に根付く文化や歴史を紹介する旅番組。毎回ノーマンと親交のある豪華ゲストが登場するのも見どころとなっており、待望のシーズン6の第1話には『ジョン・ウィック』シリーズ、『マトリックス』シリーズ(共に配信中)で知られるキアヌ・リーブスが登場!世界77か国初登場No.1、シリーズ最大ヒットを記録している最新作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』でも引き続き主演を務めるキアヌは、実はノーマンと肩を並べるほどのバイク好きとしても有名で、その情熱が高じて自身のバイクメーカーを設立してしまうほど。そんなバイク好きの2人は神秘的なユタ州の砂漠を旅する。ボンネビル・ソルトフラッツからキャニオンランズ国立公園、モアブの渓谷まで、壮大なアドベンチャーを満喫する。●韓国ドラマ「ずっとあなたを待っていました」韓国ドラマでは、今年7月の初回放送以降、6話連続で右肩上がりに視聴率を伸ばした話題作「ずっとあなたを待っていました」が早くも日本初上陸。田舎町で起こった殺人事件をきっかけに、事件を追う刑事が欲望渦巻く大きな事件へと飲み込まれていくミステリーサスペンス。Huluプレミア「ジンクスの恋人」や「哲仁王后 ~俺がクイーン!?~」「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」(全て配信中)で凛々しい姿から愛らしい姿まで多彩な演技を見せるナ・イヌが本作で刑事役に初挑戦。熱血漢という役どころで新境地を拓く。10月のHulu配信作品●「WRECK/レック」シーズン1豪華客船サクラメント号で消息を絶った姉の真相を突き止めるために新人クルーとして乗船したジェイミー(オスカー・ケネディ)が刃物を持った着ぐるみアヒルさんに追い回されるスラッシャーコメディドラマ「WRECK/レック」シーズン1を10月17日(火)から独占配信。ジェイミー・ウォルシュ役を演じるのは、イギリスで子役からTVドラマを中心に活躍するオスカー・ケネディ。そしてジェイミーと同じタイミングで新人クルーとして乗船し、真相追求に手を貸すヴィヴィアン・リムをドラマ「ベイカー街探偵団」で探偵ビー役のザディア・グレアムが演じる。2022年10月にイギリス・BBC Threeで放送され、批評サイトの「ロッテントマト」ではオーディエンススコア96%という高評価を獲得(2023年9月14日時点)。また、「登場人物のセクシャリティに焦点を当ててはいないが、LGBTQ+のキャラクターを登場させることで、徹底的にクィアのDNAを投入した」と語る本作のクリエイター兼脚本家のライアン・J・ブラウンは2023年にイギリス・ヨーロッパ随一の発行部数を誇るゲイ雑誌「Attitude」の映画・テレビ・音楽部門で「世界を変えるLGBTQ先駆者10人」の1人に選ばれている。2023年にシーズン2の放送も予定されている話題作。●「ウォーキング・デッド」シーズン11(第17話~第24話)世界中を熱狂の渦に巻き込んだ革新的ドラマの完結編。そのシーズン11(第17話~第24話)字幕版を10月3日(火)から配信。“ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこるアメリカを舞台に、人間たちがときにぶつかりあいながらも生き抜く術を模索していくサバイバル・ヒューマン・ドラマの傑作シリーズの結末は必見。●「ペントハウス2」(第1話~第10話、SP)韓国で瞬間最高視聴率31.1%を記録した大ヒットシリーズ待望の続編(第1話~第10話、SP)を10月5日(木)から配信。そのほかにも話題の海外・アジアドラマ&映画を続々配信!●音楽バラエティ番組「NPOP」韓国のNAVER社とPLAYLIST社が制作する新たな音楽バラエティ番組「NPOP」(エンポップ)を独占配信中。「NPOP」はパフォーマンスを中心とした「STAGE N」とバラエティの「STAY N」で構成されており、9月はBTS V、「NCT」「CRAVITY」「STAYC」「BOYNEXTDOOR」「RIIZE」など、豪華アーティストが出演。さらに、「NewJeans」が登場する「NPOP PREVIEW」も近日配信予定。●クエンティン・タランティーノ監督作品鬼才クエンティン・タランティーノ監督の代表作『キル・ビル』(2003)、『キル・ビルVol.2』(2004)の字幕版、吹替版を見放題配信中。また、タランティーノ監督作品の中でもファンが多い1997年に劇場公開した『ジャッキー・ブラウン』(字幕版)も配信中。Huluではすでに配信中の第1作『レザボア・ドッグス』、第2作『パルプ・フィクション』、第5作『デス・プルーフinグラインドハウス』、第8作『ヘイトフル・エイト』と合わせて、計6作品のタランティーノ作品が配信中。●海外ドラマネイサン・フィリオン主演の笑って泣ける痛快ポリス・ストーリー「ザ・ルーキー」シーズン3を10月1日(日)から配信。そして、世界中を熱狂の渦に巻き込んだ革新的ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン11の第9話~第16話の吹替版を10月3日(火)から見放題独占配信。大人気シリーズ「ウォーキング・デッド」の吹替版配信はHuluだけ。●韓国ドラマ「社内お見合い」のキム・セジョンと「恋慕」のナム・ユンスが共演し、松田奈緒子の大人気コミック「重版出来!」をドラマ化した、新米編集者たちの葛藤と成長を描くヒューマンドラマ「今日のウェブトゥーン」を10月5日(木)から配信。また同日には、凍てつく心を溶かす美しく切ない大人のラブロマンス「なぜオ・スジェなのか」も配信。●リアリティ番組なども10月6日(金)からは人間関係と神経科学者の専門家というまさに“恋愛のプロ”である3人が男女20人を“完璧なペア”としてマッチングし、初対面の状態から挙式、ハネムーン、同棲生活を送るオーストラリア発のリアリティ番組「マッチングの神様 ~結婚実験リアリティ~」シーズン4の第25話~第28話を見放題独占配信。また、壮大な愛憎劇と美しいアクションシーンで魅せる中国大ヒットブロマンス時代劇「山河令」を10月16日(月)から配信。そして、映画版も制作された大ヒットBLドラマの続編で、前作に引き続き最高のケミを見せた国民的大スターとイケメンシェフの2人が織りなす切ないラブストーリー「To My Star2:僕たちの言えなかった話」を10月23日(月)から配信。さらに、幅広い世代から支持を集める犯罪捜査ドラマ×ファミリードラマ「ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~」シーズン11を10月24日(火)から配信する。<配信情報>※配信開始順「NPOP」(字幕なし版・字幕版)独占配信中『キル・ビル』『キル・ビルVol.2』(字・吹)、『ジャッキー・ブラウン』(字)配信中「ザ・ルーキー」シーズン3(字・吹)10月1日(日)から配信「ウォーキング・デッド」シーズン11第17話~第24話(字)10月3日(火)から配信「ウォーキング・デッド」シーズン11第9話~第16話(吹)10月3日(火)から見放題独占配信「今日のウェブトゥーン」(字)10月5日(木)から配信「なぜオ・スジェなのか」(字)10月5日(木)から配信「ペントハウス2」(字)第1話~第10話、SP 10月5日(木)から配信「マッチングの神様 ~結婚実験リアリティ~」シーズン4第25話~第28話(字)10月6日(金)から見放題独占配信「山河令」(字)10月16日(月)から配信★Huluプレミア「WRECK/レック」シーズン1(字・吹)10月17日(火)から独占配信「To My Star2:僕たちの言えなかった話」(字)10月23日(月)から配信「ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~」シーズン11(字)10月24日(火)から配信★Huluプレミア「ずっとあなたを待っていました」(字)11月3日(金・祝)から第1話~第7話、11月10日(金)から第8話~第14話独占配信★Huluプレミア「ライドwithノーマン・リーダス」シーズン6(字)11月7日(火)から独占配信(シネマカフェ編集部)
2023年09月20日ノーマン・リーダスがハリウッドの殿堂入りを果たし、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に星型プレートを獲得。お披露目セレモニーにはパートナーのダイアン・クルーガー、母マリアン、元恋人ヘレナ・クリステンセンともうけた息子のミンガスと出席した。ゲストスピーカーには「ウォーキング・デッド」の製作総指揮グレゴリー・ニコテロと、同作の共演者ジョン・バーンサルが登壇し、ノーマンに祝福メッセージを贈った。ジョンは同作で共演したアンドリュー・リンカーン(リック役)、スティーヴン・ユァン(グレン役)、サラ・ウェイン・キャリーズ(ローリ役)らから寄せられたノーマンへの称賛コメントを読み上げた。そして、「大好きだ。ここにこうやってあなたと一緒に立てたことを誇りに思う」とノーマンへの愛を炸裂させた。ノーマンはジョンをハグし、頬にキスしてその愛に応えた。ジョンとノーマンは12年前に「ウォーキング・デッド」の撮影現場で出会ってから、家族ぐるみで付き合っている大親友だという。ノーマンはスピーチで「出会った初日から真の友人。温かく迎えてくれた。あなたと仕事ができたことは本当に光栄だったし、また共演したい」とジョンにラブコールを送った。また、セレモニーに出席してくれた家族に感謝を伝えた。(賀来比呂美)■関連作品:ウォーキング・デッド [海外TVドラマ]© 2010 American Movie Classic Company,LLC. All Rights Reserved.
2022年09月29日映画「ジェームズ・ボンド」シリーズのテーマ曲「James Bond Theme」を作曲したモンティ・ノーマンさんが94歳で死去したと、オフィシャルサイト「montynorman.com」が次のように公表した。「2022年7月11日、短期間の闘病の末にモンティ・ノーマンが亡くなったことを悲しみと共にお知らせ致します」ノーマンさんは、プロデューサーのアルバート・“カビー”・ブロッコリにテーマ曲の制作を依頼され、完成した曲は1962年に米国で公開されたシリーズ第一作となる『007/ドクター・ノオ』で使用された。イントロの有名なリフは、上演に至らなかったミュージカル『ビスワス氏の家』のために書いたものの焼き直しで、シタールからエレクトリックギターに変更したことでスパイ映画の緊張感を効果的に演出している。このテーマ曲はその後、全てのシリーズで使われることとなった。ABC NEWSによると、ブロッコリが作曲家のジョン・バリーにテーマ曲の編曲を依頼し、演奏もジョン・バリーオーケストラが担当したため、世界的にバリーが作曲者だと長らく認識されていたという。1997年に英SUnday Times紙が、テーマ曲をバリーが作曲したとする記事を掲載し、これを不服としたノーマンさんは名誉毀損で提訴。2001年にノーマンさんが勝訴し、3万ポンドの損害賠償を勝ち取っている。
2022年07月12日ウディ・アレンが全フランス人キャストで次の映画を作ることがわかった。言語はフランス語になる。危険なロマンチックスリラーで、『マッチポイント』のような感じの作品になるとのことだ。主要なキャストはほぼ決まっており、撮影は9月にパリでスタートする。アレンはこれまでにもパリ、バルセロナ、ロンドン、ローマなどヨーロッパで映画を撮影してきたが、これらの映画で主要キャストはアメリカ人だった。オール外国人キャストで外国語の映画は初の挑戦だ。今作はアレンの50本目の映画。これが最後の映画になるかもしれないともアレンは述べている。文=猿渡由紀
2022年07月06日「未来は考えもしないようなことが起きるだから先へ進むしかない先へ 先へ 先へ 先へ(C'mon C'mon C'mon C'mon)」ホアキン・フェニックスと新星俳優ウディ・ノーマンが共演、ある日突然、共同生活を送ることになった伯父と甥っ子の日々を描いたマイク・ミルズ監督の『カモン カモン』の、最も印象的なセリフだ。確かに人生は“想定外”の出来事だらけ、映画のような新型ウイルスのパンデミックが何年も続いたり、もう二度とごめんだと思っていた侵略戦争が実際に起きてしまったり。起こりそうだと思ったことは絶対に起こらず、思いがけないことばかりが起きるもの。だからとにかく前を向いて「先へ先へ進むしかない」と、9歳の少年ジェシーが録音マイクに向けて語る“C'mon C'mon”がタイトルになった本作には、「人生ベスト入り」「忘れたくない傑作!」「涙止まらない」「何年経っても、何度でも観たい」といった絶賛の声がSNSで上がり、モノクロームの映像や語られる言葉たちはもちろん、「ひたすら対話を続ける映画」「マイク・ミルズ監督の視線がとても温かい」など感銘を受けたという声が上がっている。マイク・ミルズ監督が自身の子育て体験を反映『人生はビギナーズ』で晩年にゲイをカミングアウトした父、『20センチュリー・ウーマン』で自由な魂を持ちながらミルズ監督を育てた母を描き、イラストレーター、グラフィックデザイナーなどマルチアーティストとして知られるマイク・ミルズ監督。本作は、妻でアーティスト・映画監督・俳優であるミランダ・ジュライとの間に2012年に生まれた我が子の子育てを通じて監督自身が直面した“想定外”の出来事にインスパイアされた、子どもと大人が、人と人として対話する物語。『ムーンライト』『レディ・バード』『ミッドサマー』など話題作を世に送り出す映画製作会社「A24」と『20センチュリー・ウーマン』に続く2度目のタッグであり、作品に対する安心感と信頼は申し分ない。ニューヨークを拠点に全米各地を取材して回るラジオジャーナリストのジョニー(ホアキン)は、妹ヴィヴ(ギャビー・ホフマン)が家を留守にする間、9歳の甥・ジェシー(ウディ・ノーマン)の面倒を見ることになる。ヴィヴの夫でジェシーの父親ポール(スクート・マクネイリー)が精神のバランスを崩してしまい、つきっきりで世話が必要なためだった。ジョニーとヴィヴの兄妹は母の介護と死をきっかけに以前よりもさらに疎遠になっており、伯父と甥っ子とはいえ独身のジョニーにとっても、9歳のジェシーにとってもお互いが他人のような存在だ。そんな2人が同じ家で過ごし、町や海辺の音をマイクで拾ったり、想像力たっぷりのごっこ遊びをしたりする。あるときは、ジェシーが一瞬視界から消え、目の前が真っ暗になるような恐怖を味わったことも…。こうした2人の日々は、日頃子どもたちの声をたくさん取材しているはずのジョニーにとって驚きの連続。そんなとき、ジョニーは“母親”としてのヴィヴを頼りにする。ミルズ監督といえば、『人生はビギナーズ』でも、『20センチュリー・ウーマン』でも実際の書籍が劇中で大きな意味を持って引用されていたのが印象的で、特に後者は女性解放運動の盛り上がりの最中でフェミニズム関連の書籍ばかりだった。本作でも印象深いものの1つに、ジャクリーン・ローズによる「母たち:愛と残酷さについて/Mothers:An Essay on Love and Cruelty」(原題)がある。母というものは「究極の生け贄」で「すべてを解決する不可能な任務を負っている」といった言葉に、うなずきたくなる人は多いだろう。“父性の不在”が長らくあった家で息子をひとり育ててきたヴィヴは、メンタルイルネスを抱える夫を支えながら、利発なジェシーについて報告する(愚痴る?)兄ジョニーの電話にも対処する。その合間にきっと、自分の仕事もしている。「仕事と子育て、どうやって両立していますか」が、どれほど野暮な問いかが見えてくる。世の中の母に対する、リスペクトがここにある。実際に2人で電話をかけ合って撮影したというヴィヴ役のギャビーとホアキン演じるジョニー、そしてウディ演じるジェシーが醸す親密さは丁寧な関係作りから生まれたものだ。ジェシー役に大抜擢され、イギリス人ながら「あまりに説得力がある」アメリカ英語のアクセントを披露したウディとホアキンは撮影前から交流し、その上で順撮りをしながら自然で誠実な関係性を構築してきたことがスクリーンにはっきりと刻まれている。ティモシー・シャラメが憧れというこの新星俳優は、ホアキンから学んだものも多いはずだ。世界が抱える問題を子どもたちの声が炙り出していく「ジェシーをより理解したいと思ったとき、彼(ジョニー)はジェシーの遊びに参加し、その話に耳を傾けるようになる。それは僕自身の経験に基づくもの」とミルズ監督は言う。そして、ホアキンに対しても「“ちょっと、話していいかい?”という空間を作り出す力がある」とも語っている。子どもと対等であろうとすることは簡単ではない。話をまず聞くこと、向き合うこと、その姿勢が何気に最も難しい。子どもたちの世界に寄り添うには、自分もそこに飛び込んでみないと始まらない。本作の見どころの1つである、子どもたちへの実際のインタビューはまさにその最たるもの。本作では冒頭から、ミルズ監督やホアキンがインタビュー取材した全米各地の9~14歳の子どもたちの“生の声”が聞こえてくる。「いま、現実社会で起こっていること」についてどう受けとめているのか、未来についてどんなことを思うのか、信頼によって生まれた対話が(たとえ、ちょっぴり“よそ行き”の言葉であっても)現実への危惧や未来への希望として生々しく響いてくる。実はロサンゼルス、ニューヨーク、デトロイト、ニューオリンズの子どもたちから話を聞く中で、ニューオリンズのインタビュー対象者だった9歳のデバンテ・ブライアントが2020年夏、街角に座っていただけなのに銃の流れ弾に当たって亡くなる、という事故が起きている(本作はデバンテに捧げられている)。ある伯父と甥っ子、兄と妹、母と子の小さな小さな物語でありながら、子どもたちの声は暴力や分断から、気候変動といった世界中で抱えている問題を炙り出していく。こんな世界で、ジェシーたちは大人にならなければならないのだ。子どもたちを大切にしない社会に、未来はない。彼らが生きる未来に対して責任のある大人たちが現状、まったくもって“大丈夫”じゃない。極めて重要で辛辣な問題提起は全編を貫く温かな愛とモノクロームによる寓話性でほどよく、セルフケアにも効く作品となっている。『カモン カモン』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年05月04日ホアキン・フェニックスが主演、マイク・ミルズ監督が贈る「A24」製作映画『カモン カモン』。この度、ホアキン扮する主人公ジョニーと、ウディ・ノーマン扮するその甥っ子ジェシーが、対話によって絆を深めるワンシーンを切り取った本編映像が解禁、ホアキンからのコメントも到着した。突然始まった甥っ子との共同生活。N.Y.を拠点に全米各地を取材して回るラジオジャーナリストのジョニーは、L.A.に暮らす9歳のジェシーを連れてN.Y.に戻ってくる。今回解禁となった本編映像は、ニューヨークのピザ屋でのジョニーとジェシーの会話シーン。普段は、アメリカ中の子どもたちをインタビューして回るジョニーだが、今回は立場逆転でジェシーからの質問を受ける側に。ジェシーは「なぜママを兄妹っぽくしないの?」「なぜ独りぼっちなの?」とストレートに問いを投げかける。ジョニーはおどけて、「誰が気にする? 答えは薄っぺら」とはぐらかすが、なおも、ジェシーは真面目な顔で「パパが病気でママに別れろと? そう言ったの?」と尋ねる。ここでジョニーは、言葉に詰まりながらも、それまでとは違って真剣な表情でジェシーと向き合い、「人は自分の行動を完璧に理解しないこともある。でもママやパパを傷つけようとは思わない。君のことも。すべてがうまくいくように望んでいた」と説明する。納得いかない様子のジェシーは、「ぺらぺら。ぺらっぺら」と先ほどのジョニーの言葉を真似る。最後はジョニーも「そうかもしれないな。ぺらっぺら」と認め、ピザ屋を後にした2人。ジェシーが手を差し出すと、ジョニーは手を握り返し、2人は歩き始めるのだった。「たとえ親でなくても、僕たち大人が、子供の未来に対して責任がある」何かとぶつかり合う2人が対話によって、ぐっと距離を縮めるこのシーンは、本作のテーマを象徴する場面でもある。ミルズ監督は「ジョニーが気づくのは、聞くことが“親”になる最短の道だということだ。ジェシーをより理解したいと思ったとき、彼はジェシーの遊びに参加し、その話に耳を傾けるようになる。それは僕自身の経験に基づくものだよ。僕が観る人に示したいのは、周りの人たちに好奇心を持つこと、そして周りの人たちを理解することの大切さだ」と語る。一方で、甥っ子に振り回されながらも、歩み寄ることを止めない心優しい伯父を演じたホアキンは、本作に込められたメッセージについて「この映画には、たとえ親でなくても、子供に残す世界や取るべき行動について、僕たち大人が、子供の未来に対して責任があるということを描いている。また、子供を守ることを通して、人間としてより好奇心を持ち、オープンになることができるという考えも非常に興味深く感じるよ」と話した。マイク・ミルズ御用達ピザ屋で撮影驚きのエピソードも実は、このシーンにはちょっとした裏話も。ロケ地となったピザ屋は、実際に存在するニューヨークの店「Scarr’s Pizza」で、ミルズ監督御用達。「ジョニーがあのエリアで暮らしているという設定なんだ。“Scarr’s Pizza”は僕自身も大好きなピザ屋だよ。少し前にN.Y.を訪れたんだけど、滞在中に2回も行ってしまった。インテリアも美しいし、僕にとっては特別な意味を持つエリアなんだ」と明かしている。また、ジェシー役を演じたウディからは、こんなエピソードが。「監督から、ホアキンをちょっと驚かせると言いますか、“質問で困らせて”という指示を受けていたんです。特にピザ屋さんでの場面は、困らせることを考えていっぱい質問をした場面で、ホアキンが必死に笑いをこらえているのが面白かった(笑)。顔が歪んで、今にも笑いだしそうな場面が印象深いです」とウディ。ホアキンの表情にも注目して見てほしい。『カモン カモン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年04月30日公開中のホアキン・フェニックス主演、マイク・ミルズ監督作『カモン カモン』より、ホアキン演じる主人公の甥っ子ジェシー役を愛らしい魅力たっぷりに演じたウディ・ノーマンからのコメント映像が到着した。ジェシー役を演じたウディ・ノーマンは、2009年生まれの弱冠13歳。本作では、類まれな演技力と存在感で英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートを果たしたほか、ロンドン映画批評家協会の若手イギリス/アイルランド人俳優賞受賞、ワシントンDC映画批評家協会賞でベスト・ユース演技賞を受賞するなど数々の映画祭を席捲した、ネクストブレイクが期待されている天才子役だ。劇中、演じるのが難しかったシーンとして薬局でのシーンを上げているウディ。「歯ブラシを買うシーンなんですけれど、日常で友人に対してとか演技でも“声を荒げる”ということにもともと抵抗があって。5テイクぐらい撮ってやっとあの“怒り”を表現することができたんです。それでOKが出た後に、ホアキンから役者として一皮むけたなと。「真の役者になれた」と言ってもらえました」と撮影をふり返っている。今回到着したメッセージ映像では、ウディが「作品を見てそれぞれの意味合いを見つけてほしい。いろんなメッセージが込められてるからだ。作品から感じることは、人によって異なると思う。何を持ち帰るかは、本当にその人次第なんだ」と様々な見方のできる本作について言及。共演したホアキン・フェニックスに関しては、「どの役者も一度はホアキンと、共演すべきだと思う。常に周囲を気にかけてて、 そのシーンでセリフがあるのが1人だけだったとしても、全員のことを考えてる、それにすごく優しいんだ」とリスペクトの姿勢を見せ、「(ホアキンの)インタビューをあまり見ないのは、少し苦手だからさ」とお茶目に笑って見せた。そんな大人顔負けの発言の後には、日本の観客に向けて「『カモン カモン』を観て、ぜひ感想を聞かせて。好きでも、嫌いでも知りたいな。インスタのアカウントにぜひ感想を送ってね!」とキュートな笑顔を弾けさせている。『カモン カモン』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年04月23日2019年に世界中で社会現象を巻き起こした映画『ジョーカー』で、驚異的な怪演ぶりを見せた名優ホアキン・フェニックス。次回作への期待が高まるなか、最新主演作『カモン カモン』では狂気とはかけ離れた人物に扮し、話題を呼んでいます。そこで、こちらの方にお話をうかがってきました。ウディ・ノーマンくん【映画、ときどき私】 vol. 474本作では、ホアキン演じるラジオジャーナリストのジョニーが、ある日突然9歳の甥・ジェシーの面倒を見ることになるところから物語が始まりますが、ジェシーを演じているのがウディくん。英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたのをはじめ、さまざまな賞を受賞し、ホアキンにも衝撃を与えた新星の天才子役として注目を集めています。今回は、現場での様子やホアキンとの共演エピソード、そして13歳となったいま抱いている将来の夢などについて、語ってもらいました。―事前に行われたオーディションでは、マイク・ミルズ監督とホアキン・フェニックスさんは、ウディくんのアドリブに衝撃的な感動を覚えたそうですが、どんな演技を見せたのでしょうか。ウディくん僕はあまりはっきりとは覚えていないんですけど、即興というよりは、セリフのやりとりをするなかでちょっとセリフを足したぐらいだったかなと。ホアキンとは演技をするというよりも、セリフを言い合いながらなんとなく演じていくような感じて進めていきました。―撮影中もアドリブは多く取り入れていましたか?ウディくんいくつかの場面ではアドリブでセリフを足していますが、基本的には脚本に忠実です。でも、そのときどきで変化や追加が必要だと感じたときには、判断してアドリブを入れています。ホアキンは優しい人で、すぐに打ち解けられた―ウディくんはイギリス出身ですが、劇中では完璧なアメリカ英語で話されていたので、ホアキンさんもイギリス人であることに気がつかないほどだったとか。どうやって身につけたのですか?ウディくん実は、数年前に別の役のオーディションを受けるためにアメリカ英語のアクセントを練習したことがあったんです。そのときは役をもらえませんでしたが、当時の経験があったおかげで今回すんなりと入っていくことができたのだと思います。もちろんいくつかの“壁”はありましたが、繰り返し練習したので、いまでは第二外国語みたいに話せるようになりました。―すごいですね。では、思い出のシーンと言えば?ウディくんそれは、ニューヨークで撮影したレスリングのシーンです。というのも、僕が数年前にレスリングにハマっていた話をしていたら、じゃあ取り入れてみようとなったシーンなので。もともと脚本には書かれていませんでしたが、そういう経緯で追加されたので、僕にとっては特別で思い出深いシーンとなりました。―そのあたりは、ぜひ観客の方々にも注目してもらいたいですね。伯父役のホアキンさんはハリウッドでもトップクラスの俳優ですが、初共演で緊張しませんでしたか?ウディくん初めて彼と会ったのはオーディションのときでしたが、なんとパジャマ姿で現れたんです(笑)。そういったこともあって、すぐに打ち解けられたのではないかなと。すごく優しい人でもあるので、一緒に演じていてもまったく緊張することなく接することができました。共通点を見つけながら、役に入り込んでいった―ちなみに、彼の過去作は観たことがありましたか?ウディくん5歳くらいのときに、『ブラザー・ベア』というアニメーションを観ましたが、そのときはホアキンが声優をしていることは知らずに観ていました。そのほかの作品については、お母さんから「撮影が終わるまでは観てはいけない」と。なぜなら、ホアキンがスターであることを僕が意識してしまったら、圧倒されてしまうと考えたからです。―確かに、それはあるかもしれないですね。現場では彼からたくさんのことを教わったそうですが、具体的にはどんなことですか?ウディくんまず彼から学んだのは、共演者と打ち解けることの大切さです。どれだけ仲良くできるかによって、演じる際にいかにいろんなことがスムーズに運んでいくかを知りました。演技に関して具体的に何かを教わったりはしていませんが、彼を観察するなかで、カメラ前での振る舞いなどは参考にしています。―劇中のジェシーは、ちょっと変わった子どもとして描かれていますよね。普段のウディくんと似ているところもありますか?ウディくん答えは、イエスでありノーですね。共通点は音楽がすごく好きなところですが、内向的なジェシーと違って、僕はすぐに相手と仲良くなって自分を出すことができるので、そこは似ていないかなと。とはいえ、演じるうえでは、共通点を見つけていきながらジェシーという役に入り込んでいきました。今後20年で、いろいろなことが改善されていくはず―劇中ではラジオジャーナリストのジョニーが、取材として子どもたちにいろいろな質問をしていたので、いまから映画のなかで出てきたものと同じ質問をいくつかさせてください。まずは、ウディくんが怖いものは何ですか?ウディくんたくさんありますけど、一番怖いのは海。あとは、蝶々も怖いですね(笑)。―では、何に怒りを感じますか?ウディくん話を聞いている振りをして、内容を聞いていない人に対してです。特に、あとになってから、「そんなこと聞いてないよ」と言われると、イラっとしてしまうこともあるので。―わかります(笑)。ウディくんを幸せにしてくれるものといえば?ウディくん具体的には挙げられませんが、いま僕の周りにあるものはみんな僕のことを幸せにしてくれています。―素敵ですね。もし、スーパーパワーが1つ持てるなら何がいい?ウディくんテレポーテーションですね。いろんなところに、素早く移動できるようになりたいので。―自分の何かを1つ変えられるなら、変えたいものは何ですか?ウディくん僕は年齢のわりに背が低いほうなので、できればあと数センチは高くなりたいです!―これからの未来はどうなると思っているか、考えたことはある?ウディくん僕は地球が滅びることはないと思っていますし、未来はいい方向に進んでいるんじゃないかなと。たとえば、いま海にゴミを捨てている人たちも、それが間違いだと気がついているはずなので。今後20年でそういったことも改善されていくと感じています。俳優だけでなく、監督や脚本にも挑戦したい―ありがとうございます。今後も役者は続けていきたいということですが、もしほかにもやってみたい職業があれば、教えてください。ウディくん映画業界に関わるすべてのお仕事が楽しそうに見えるので、監督もやってみたいし、脚本も書いてみたいと思っています。実際、すでに脚本は書いているのですが、まだ自分が楽しむ程度のものなので、いつか本格的に取り組んでみたいです。―もう脚本を書かれているのですか!?ちなみに、どんなタイプの作品か教えてもらえますか?ウディくんすでに4~5本は書いているんだけど、最後に書いたのは1か月くらい前で、自分でも内容を忘れてしまいました(笑)。―いつか作品になるのを楽しみにしています。ほかには、どんなことに興味があるのでしょうか。ウディくん僕が一番ハマっているのは、音楽です。いまエレクトリックベースを弾いているのですが、いろいろなジャンルの根源をたどっていくと同じところにつながっていたりして、そういうところもすごくおもしろいですよね。ミュージシャンというのは、音楽によってその場の空間を満たすクリエイティビティを作り出しているので、すごく尊敬しています。日本にはいつか絶対に行きたいと思っている―ちなみに、いままで日本に来たことはありますか?ウディくんまだ行ったことはありませんが、 旅行するのが大好きですし、日本はいつか絶対に訪れてみたいと考えています。ロンドンと東京は似ているところがあるんじゃないかなと想像していますが、世界の反対側にあるくらい離れている都市なので、その違いを知るためにも行ってみたいです。映画のなかで見る日本や日本に行ったことのある友達から聞く話から、とても楽しそうな場所だなという印象です。―それでは最後に、日本の観客へ向けてメッセージをお願いします。ウディくんこの作品はロックダウンになる前に作ったものですが、それがこうして世界中の人に観てもらえるのは、とても光栄ですし、多くの方に届けられるのをうれしく思っているところです。ぜひ、日本のみなさんの感想も楽しみにしています。ありがとうございました!インタビューを終えてみて……。お茶目な笑顔を見せつつ、終始大人顔負けのしっかりとした受け答えをしてくれたウディくん。俳優としての実力はすでに名優からのお墨付きですが、計り知れない才能で将来は監督や脚本家、さらにはミュージシャンとしても私たちを楽しませてくれそうです。驚きと優しさに満ちたかけがえのない時間となるデトロイト、ロサンゼルス、ニューヨーク、ニューオリンズといった異なる景色を見せる都市を舞台に繰り広げられる心温まるロードムービー。年の離れた天才俳優による“奇跡のケミストリー”に魅了されるだけでなく、悩みも怒りもすべてを優しさで包み込んでくれる珠玉の感動作です。取材、文・志村昌美ストーリーNYに1人で暮らすラジオジャーナリストのジョニーは、妹から頼まれ、9歳の甥・ジェシーの面倒を数日間みることになる。LAにある妹の家で突然始まった共同生活は、戸惑いの連続。好奇心旺盛なジェシーは、ジョニーのぎこちない兄妹関係やいまだ独身でいる理由、自分の父親の病気に関する疑問をストレートに投げかけ、ジョニーを困らせる。そのいっぽうで、ジョニーの仕事や録音機材にも興味を示し、2人は次第に距離を縮めていく。そして、仕事のためにNYへと戻ることになったジョニーは、ジェシーを連れて行くことを決めるのだが……。愛おしさが詰まった予告編はこちら!作品情報『カモン カモン』4月22日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー配給:ハピネットファントム・スタジオ© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.Maggie Shannon
2022年04月20日A24製作『カモン カモン』より、出演の子役ウディ・ノーマンの魅力やオーディション秘話について語るホアキン・フェニックスとマイク・ミルズ監督のコメントが到着した。本作は、突如共同生活をすることになった甥っ子とラジオジャーナリストのかけがえのない体験を描く感動作。社会現象を巻き起こした大ヒット作『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスが主演し、『人生はビギナーズ』などのマイク・ミルズが監督を務めた。本作で注目されるのが、甥っ子ジェシー役を演じた子役ウディ・ノーマン。2009年生まれの13歳。2015年、TVドラマ「法医学捜査班 silent witness シーズン18」にて俳優デビューし、主演のベネディクト・カンバーバッチの息子役を演じた『エジソンズ・ゲーム』(17/アルフォンソ・ゴメス=レホン監督)など話題作に出演。本作では、圧巻の演技力と存在感で英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートを果たしたほか、ロンドン映画批評家協会の若手イギリス/アイルランド人俳優賞受賞、ワシントンDC映画批評家協会賞でベスト・ユース演技賞を受賞するなど数々の映画祭を席巻した。『天才スピヴェット』のカイル・キャトレットや『ルーム』のジェイコブ・トレンブレイ、『gifted/ギフテッド』のマッケナ・グレイスに次ぐ天才子役として、ネクストブレイクが期待されている注目の逸材だ。ジェシーは、ホアキン演じる主人公ジョニーのバディとも言える役どころで、物語の中心となる存在。ジェシー役の役者を探すのは至難の業だったそうで、ミルズ監督は「魅力的でキュートで遊び心があるだけでなく、複雑な陰影を漂わせている子を求めていたんだ」とふり返る。「ホアキンとも、ずば抜けた役者で、この子しかいないと100パーセント確信が持てない場合は、撮るのをやめようと決めていた」といかに、ジェシー役のキャスティングが重要だったことが分かる。そんな作品を左右する難役を、数多のライバルがいる中、見事オーディションで勝ち取ったウディ。オーディションで脚本には書かれていないことをアドリブで演じてみせたウディに、「衝撃的に感動」したホアキンとミルズ監督は彼に即決。さらにホアキンを驚かせたのは、イギリス人のウディがアメリカ英語を完全マスターしていたということ。「アメリカ英語のアクセントがあまりに説得力があるから、僕は彼がイギリス人だと知って本当に驚いたんだ」と明かす。ミルズ監督も「この子しかいないというのは明らかだったね」と断言。「映画の神様に助けられたと思った」とまで言わしめている。撮影を経たホアキンは、ウディについて「社交的で、非常に頭がよく、とんでもなく面白い子供だ」とふり返り、続けて「それでいて、舌を巻くようなアドリブを繰り出すんだよ。それもパーソナルで心地がいい、そしてその役柄の人生を象徴するようなものをね」と絶賛。映画の中では突拍子もない言動で叔父を振り回す役どころを演じたウディだったが、演技の面ではホアキンにとって「彼が目標を示してくれて、色々な意味で僕のガイドになってくれた」という。ホアキンとウディの相性の良さは、「ウディとホアキンは強い絆で結ばれていた。彼ら自身の本当の関係と親密さがリアルタイムで展開されているのが分かった。それは見せかけじゃない」とミルズ監督のお墨付き。「“子供との仕事はどうですか?”とよく聞かれるけど、“子供ってホアキンのこと?”って感じだね(笑)」と冗談交じりに語っている。本作で繰り広げられる2人の親密な掛け合いに注目したい。ティモシー・シャラメに憧れているというウディ。次回作の公開も控えており、今後の目標について訊かれると「これからも役者として活躍して、いつかは素敵な家にも住みたい。役者として限界まで挑み、やめなければいけない時がくるまで続けたい。いずれ監督にもチャレンジしたい」と即答、その明確なビジョンからは聡明さがうかがえる。好きな日本のカルチャーを尋ねたところ、「好きなアーティストのジャケットを手掛けてる村上隆かな」と朗らかに答えた。これからの活躍が見逃せない早熟の天才子役ウディ・ノーマン、本作での熱演に注目だ。『カモン カモン』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カモン カモン 2022年4月22日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
2022年03月17日ノーマン・リーダスが、「ウォーキング・デッド」の撮影現場で負傷し、脳震盪を起こしたことが明らかになった。同ドラマは現在、最終シーズンとなるシーズン11の撮影を米ジョージア州で行っている。ノーマンは3月11日(現地時間)、最終話の撮影中に脳震盪を起こしたというが、その経緯は不明だ。ノーマンの代理人によれば、「彼は順調に回復しており、まもなく撮影に戻れることでしょう。心配してくださり、ありがとうございます」とのこと。ファンからは、「深刻な状態ではないようで、本当によかった。お大事に」「早くよくなりますように」とお見舞いメッセージが多数寄せられている。ノーマンは2015年にも同ドラマの撮影現場で腕を切るケガをしたことがある。ダリル役でシーズン1から出演しているノーマンは、同ドラマで「最も長く出演し続けている俳優」の一人。ダリルは、原作には登場しないドラマ版のオリジナルキャラクターでありながら、長く人気を集めている。また、メリッサ・マクブライド演じるキャロルとダリルの「名コンビ」のファンも多い。「ウォーキング・デッド」はまもなく完結するが、複数のスピンオフドラマの製作が決定しており、ダリル&キャロルのスピンオフドラマも作られる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ウォーキング・デッド [海外TVドラマ]© 2010 American Movie Classic Company,LLC. All Rights Reserved.
2022年03月17日アルフレッド・ヒッチコック監督作『逃走迷路』のフライ役、ピーター・ウィアー監督作『いまを生きる』のノーラン校長役などで知られるノーマン・ロイドが、火曜日(現地時間)にロサンゼルスの自宅で亡くなった。106歳だった。「Variety」誌などが報じた。俳優、プロデューサー、監督と多様な肩書きを持っていたノーマンが、ショービズ界においてキャリアを築き始めたのは舞台からだった。オーソン・ウェルズとジョン・ハウスマンが主宰した劇団「マーキュリー劇場」で俳優として活躍した。ラジオで短編劇を放送する「マーキュリー放送劇場」にもたびたび出演。そして1942年、ヒッチコック監督の『逃走迷路』で長編映画デビューを果たし、3年後には『白い恐怖』にも出演。ヒッチコック監督との絆は強く、ヒッチコック監督は1957年にノーマンが「ヒッチコック劇場」の製作に携わるべきだと強く主張し、ノーマンは1962年まで184のエピソード(IMDbの調べによる)に製作補として関わった。60年代から80年代は、テレビ界で「刑事コロンボ」を含む作品のプロデュースと監督業にいそしんだ。俳優としては、近年は『エイミー、エイミー、エイミー!こじらせシングルライフの抜け出し方』『イン・ハー・シューズ』「モダンファミリー」などに出演していた。約80年にわたる俳優人生で、ウェルズ、ヒッチコックのほかチャールズ・チャップリンとも仕事をともにし、ジャン・ルノワール、バスター・キートン、ジャド・アパトーなどと幅広い交友関係を築いていたという。(Hiromi Kaku)
2021年05月12日ノーマンデー(NO MONDAY)から新スクエア型ウォッチ「NM-2 NM-470」シリーズが登場。ヒロブ 札幌ステラプレイス店、ルミネ池袋店、サウス ニュウマン新宿店、ルミネ北千住店、ルミネ大宮店、名古屋パルコ店、ルクア大阪店にて発売される。ノーマンデーの新スクエア型ウォッチノーマンデーの人気ウォッチ「NM-2」が“一回り小さくなって”新登場。アイコニックなスクエア型のフォルムはそのままに、腕元に自然になじむ程よいサイズ感にアップデートした。文字盤には、アラビア数字のインデックスと、“月曜までの距離”を示した数字をオン。シンプルで洗練されたデザインでありながら、時間・日付・曜日を一度に確認できる視認性の高いモデルとなっている。カラーは、ピュアでクリーンなホワイトやニュアンスカラーのベージュなど全4色。既存モデル「NM-2」と合わせて、男女ペアで楽しむのもおすすめだ。【詳細】ノーマンデー新作ウォッチ「NM-2 NM-470」18,700円(税込)サイズ:ケース径33㎜バンド幅22㎜発売日:2021年4月10日(土)仕様:バンド:レザー、ケース:ステンレススチール、風防:ミネラルガラス、ムーブメント:クオーツ取り扱い店舗:ヒロブ 札幌ステラプレイス店、ルミネ池袋店、サウス ニュウマン新宿店、ルミネ北千住店、ルミネ大宮店、名古屋パルコ店、ルクア大阪店【問い合わせ先】松竹梅株式会社TEL:06-6227-8573
2021年04月15日時計ブランド・ノーマンデー(NO MONDAY)からブランド初のバッグが登場。2020年12月12日(土)よりヒロブ ルミネ新宿店などで発売される。「シンプル モード」をデザインテーマに、“身につける人に充実した毎日を送ってほしい”との願いを込め、日常使いしやすいミニマルな腕時計を展開するノーマンデー。そんなノーマンデーから、時計と同じくシンプルな佇まいの2WAYバックパックが登場する。本革を使用したバッグは、無駄な装飾を一切省いたミニマルなデザインが特徴。フロントには、ブランドロゴをさりげなく型押しで刻印した。サイズは、ノートパソコンが入る縦41cm、横34cmでデイリーユースにぴったり。ノーマンデーの腕時計の特徴でもある、スクエア型のシルエットに仕立てている。カラーは、優しい色味にエクリュとグレージュ、シックなノアの3色を用意する。【詳細】2WAYスクエアフラップバッグ発売日:2020年12月12日(土)販売店舗:ヒロブ(ルミネ新宿店、ルミネ有楽町店、ルミネ北千住店、名古屋タカシマヤゲートタワーモール店)、公式オンラインストアカラー:エクリュ、グレージュ、ノア価格:18,000+税
2020年12月14日俳優のノーマン・リーダスが仲間とともにツーリングで世界各地を巡る人気旅番組「ライド with ノーマン・リーダス」シーズン4と、大人気のパニック・サバイバル・ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン9の吹き替え版が、Huluで独占配信されることが決定した。「ウォーキング・デッド」でバイクを乗りこなすクールなキャラクター・ダリルを演じ、世界中の視聴者を魅了しているノーマン・リーダス。「ライド with ノーマン・リーダス」は、私生活でも無類のバイク好きとして知られるノーマンが、仲間と共に世界各国を訪れ、各地の絶景やその土地に根付く文化や歴史を紹介する。シーズン4の舞台はアメリカ、コスタリカ、ウルグアイ、そして日本。第2話、第3話で関東と関西をそれぞれ巡り、様々な日本文化を体験。ゲームデザイナーの小島秀夫や、デザイナーや作家、ラジオDJなどマルチに活躍する野村訓市などノーマンと親交の深い日本の著名人も登場する。2019年4月に来日し、日本で撮影をしていたノーマンは過去に日本に住んでいたこともあり「日本は特別な国だ」と語っていた。ノーマンがどのように日本を満喫するのか注目だ。また、毎回ノーマンとプライベートでも仲の良い豪華ゲストが登場する点も本作の見どころ。第1話には、「ウォーキング・デッド」でダリルの兄メルルを演じたマイケル・ルーカーが登場。「ウォーキング・デッド」制作の本拠地であるジョージア州セノイアを目指す。目的地のセノイアではノーマンが経営するバーで感動のサプライズが用意されている。ほかにも「ウォーキング・デッド」ベータ役のライアン・ハースト、「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36 歳、これから」のマイロ・ヴィンティミリアなどが出演している。さらに、Huluでは「ウォーキング・デッド」シーズン9の吹き替え版の独占配信も決定。シリーズを牽引してきたアンドリュー・リンカーン演じるリック・グライムズが去り、重要なターニングポイントとなったシーズン9。Huluではシーズン1~9の吹き替え版を追加料金なしで視聴できる。なお現在、字幕版はシーズン1~10の最新エピソードまでを、吹き替え版はシーズン1~8を配信中。Huluプレミア「ライド with ノーマン・リーダス」シーズン4(字)は8月18日(火)より独占配信スタート、以降毎週火曜日に1話ずつ追加予定(全6話)。「ウォーキング・デッド」シーズン9吹き替え版は8月7日(金)より全話独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウォーキング・デッド [海外TVドラマ]© 2010 American Movie Classic Company,LLC. All Rights Reserved.
2020年06月30日ウディ・アレン監督最新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』の公開を記念して、監督の過去作を一部の映画館にて特集上映することが決定した。新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMAなどで行われる今回の特集上映。アレン監督作品の中で2000年代を代表する4作品がラインアップ。オーウェン・ウィルソン演じるハリウッドの売れっ子脚本家が、現代から1920年代のパリへとタイムスリップし、憧れの偉人たちと出会う『ミッドナイト・イン・パリ』をはじめ、ケイト・ブランシェットがアカデミー賞主演女優賞に輝いた、ひとりの女性の転落人生とその複雑な胸の内を映し出す人間ドラマ『ブルージャスミン』。ホアキン・フェニックス主演、エマ・ストーンがヒロイン役で出演し、孤独で気力のない哲学科の大学教授が、突拍子もない妄想から“生きる意味”を発見し、憂鬱だった日々が輝きだすダークコメディ『教授のおかしな妄想殺人』。1930年代のハリウッド産業に憧れ、ニューヨークからやってきた青年(ジェシー・アイゼンバーグ)が、華やかな上流階級の社会に飛び込み、2人の美しい女性との恋を描いた『カフェ・ソサエティ』といった、人生や恋愛を描いた珠玉の4作品がスクリーンにカムバックする。また特集上映のすぐあとには、『What’s Up, Tiger Lily?』(’66・未/原題)から監督作通算50本目(※短編、テレビシリーズ除く)となる『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が公開。ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスといったいま人気の俳優たちが集結し、ニューヨークの街で運命のいたずらに翻弄される男女を映し出すロマンチックコメディとなっている。「ウディ・アレン監督作品 特集上映」は6月12日(金)~7月2日(木)新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー、YEBISU GARDEN CINEMA、ミッドランドスクエアシネマ、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、MOVIXあまがさき、札幌シネマフロンティアにて上映。(YEBISU GARDEN CINEMAは6月26日~7月2日の期間中、『ミッドナイト・イン・パリ』、『ブルージャスミン』のみ上映)『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は7月3日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミッドナイト・イン・パリ 2012年5月26日より新宿ピカデリー、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開Photo by Roger Arpajou -(C) 2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.ブルージャスミン 2014年5月10日より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座、シネ・リーブル池袋 ほか全国にて公開© 2013 Gravier Productions, Inc.カフェ・ソサエティ 2017年5月5日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開© 2016 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.レイニーデイ・イン・ニューヨーク 2020年夏、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開©︎2019 Gravier Productions, Inc
2020年06月10日ウディ・アレンがメモワール本を出版することになった。タイトルは『Apropos of Nothing』。アシェット系列のグランドセントラル・パブリッシングが4月7日にアメリカで発売する。カナダ、イタリア、フランス、ドイツ、スペインでも発売が決まっている。アレンのメモワールのプロジェクトが最初に出たのは2003年。しかし、アレン本人が考えを変えたため、執筆はなされなかった。2018年、彼は再び本を書きたいと申し出るが、「#MeToo」運動が起こったことで、出版社はどこも、養女ディランに性的虐待を行なった疑惑のある彼と組むことを嫌がる。そんな中、グランドセントラルは、2019年3月にアレンと契約を結んだ。ギャラの金額などはわかっていない。アシェットからは、昨年、アレンの息子で、アレンによる姉ディランへの性的虐待を批判し続けてきたローナン・ファローの本『Catch and Kill』も出版されている。文=猿渡由紀
2020年03月03日ノーマンデー(NO MONDAY)の新作腕時計が、ヒロブ名古屋パルコ店にて先行発売。ノーマンデー人気の「スクエア」型ウォッチノーマンデーの中でも人気の高いスクエアタイプのウォッチ「ATAES」と「オープン ハート(Open Heart)」。文字盤のくり抜き部分からムーブメントが見える「オープン ハート」からは、既存品より一回り大きなモデルが新作として登場する。男女ペアでOKな2サイズ展開にカラーはグレージュ×シルバー、ブラック×シルバー、ブラック×ブラックとどんな服装にもマッチするベーシックカラーでの展開。2サイズのラインナップとなるので、男女ペアで着用したり、大切な人とのお揃いコーディネートを楽しむのもおすすめだ。また、「ATAES」からもベージュ×シルバー、ブラック×シルバー、ブラック×ブラックとシーンを選ばない大人っぽいカラーリングの新モデルがラインナップ。文字盤には特徴的なローマ数字をコンビネーションさせて、遊び心をプラスし、3時の位置にはNO MONDAYのロゴを添えた。他とは違うユニークなデザインウォッチは、シンプルになりがちな冬のコーディネートのアクセントとなってくれそうだ。【詳細】ノーマンデー(NO MONDAY)の新作腕時計発売日:2019年11月22日(土)販売店舗:ヒロブ 名古屋パルコ店<先行発売>・オープン ハート 17,000円+税カラー:グレージュ×シルバー、ブラック×シルバー、ブラック×ブラック・ATAES 14,000円+税カラー:ベージュ×シルバー、ブラック×シルバー、ブラック×ブラック【問い合わせ先】NO MONDAY JAPANTEL:06-6227-8573
2019年11月28日日本でも大人気のパニック・サバイバル・ドラマ「ウォーキング・デッド」でバイクを乗りこなすクールなキャラクター、ダリルを演じて世界的スター俳優となったノーマン・リーダス。この度、私生活でも無類のバイク好きとして知られるノーマンがホストを務める旅番組「ライド with ノーマン・リーダス」シーズン2が4月2日(火)からHuluで独占配信決定。さらに、本作の配信を記念してノーマンが4月が来日を果たすことが分かった。純粋にバイクを愛する男ノーマン・リーダスが仲間と共に各地の絶景、バイカーたちのゆかりの地を訪れ、バイク文化や歴史を紹介する本番組。毎回豪華なゲストが出演するところも見どころのひとつとなっており、シーズン2では「ウォーキング・デッド」の共演者であり、“敵役”ながらプライベートでも友人のジェフリー・ディーン・モーガンが第1話に登場!2人はスペイン・バルセロナからシッチェス、バレンシアまでの355キロを進んでいく。第2話からは撮影地をアメリカに戻し、史上最高のコメディアンとも称されるデイブ・シャペルとサウスカロライナ州、写真家のパトリック・ホエルクとハワイ島、そして友人たちとニューメキシコ州やカリフォルニア州を巡る。さらに、ノーマンが住むニューヨークを巡る第6話には息子ミンガスが登場し、貴重な親子共演が実現。シーズン2も映画やドラマでは観られないノーマンの素顔をたくさん目にすることができそう。そして、本作の配信を記念してノーマンの来日が決定!10代のころ千葉県習志野市で暮らしていたことがあるというノーマン。今回はどのように日本を満喫するのか注目だ。Huluプレミア「ライド with ノーマン・リーダス」シーズン2は4月2日(火)より独占配信スタート、以降毎週火曜日に1話ずつ追加予定(text:cinemacafe.net)
2019年03月11日今年1月、過去に養父のウディ・アレンから「幼い頃に性的虐待を受けていた」と再び告発したディラン・ファロー。ディランはこの件について2014年にも「ニューヨーク・タイムズ」紙に語っていたが、当時はウディの仕事に大きな影響が出ることはなかった。しかし、「#Me Too」、「Time’s Up」運動が盛んないまは、ウディの監督作に出演した俳優たちが次々と「後悔した」、「もうウディの作品に出演することはない」とウディと距離を取ることを宣言。その影響からか、ここ数十年の間、少なくとも毎年1本は監督&脚本作を世に送り出してきたウディが、事実上の休業状態に陥っているという。「Page Six」によれば、昨年11月にウディはAmazonオリジナル映画『A Rainy Day In New York』(原題)の撮影を終了。ウディとAmazonは、2016年にこの作品のほかに3本の映画を製作する契約を結んでいるというが、「The Hollywood Reporter」は「大きな出費になるとしてもAmazonが契約を続行することは考えられない」と報じている。さらに、世界最大の映画データベース「IMDb」のウディの“これからの予定作品リスト”には2020年製作予定の1作品が掲載されているが、関係者は「資金を確保できていない」と語り、製作に乗り出すことができない状況だ。「ウディは働くことが大好きで、休暇なんて取ったことがありません。でも今年は取らざるを得ないでしょう。(資金を提供してくれる)支持者が現れるまではね」と現状を明らかにした。(Hiromi Kaku)
2018年08月29日ウディ・アレン監督の過去作品をスクリーンで上映する特別企画「ウディ・アレン特集上映」が、2018年6月18日(月)から22日(金)まで新宿ピカデリーで開催される。アカデミー賞で作品賞1回、監督賞1回、脚本賞3回を受賞しているウディ・アレン監督による最新作『女と男の観覧車』の公開を記念して、ロマンティックでちょっとビターな人生ドラマの数々がスクリーンに復活する。その上映作品は、映画の公式WEBサイト上で実施されているファン投票で決定。対象作品は、『ミッドナイト・イン・パリ』、『マジック・イン・ムーンライト』、『カフェ・ソサエティ』など計7作となっている。【開催概要】ウディ・アレン特集上映開催期間:2018年6月18日(月)〜22日(金)場所:新宿ピカデリー※劇場HP、公式サイトにて詳細を発表。上映スケジュール発表:6月12日(火)予定チケット販売:・劇場HP 6月15日(金) 18:00〜・劇場窓口 6月16日(土) 劇場オープンから料金:一律 1,100円(税込)<ファン投票>帳票期間:5月14日(月)〜6月7日(木)24:00対象作品:『恋のロンドン狂想曲』『ミッドナイト・イン・パリ』『ローマでアモーレ』『ブルージャスミン』『マジック・イン・ムーンライト』『教授のおかしな妄想殺人』『カフェ・ソサエティ』投票URL:
2018年05月20日ウディ・アレンが1950年代のNY・コニーアイランドを舞台に描いた最新作『女と男の観覧車』。このたび本作から、ジャスティン・ティンバーレイクの一人語りで始まる日本版予告編が解禁となった。■遊園地で働く主人公の前にある日突然、夫の“娘”が現れた!?このたび解禁された予告編は、遊園地のメリーゴーランドを思わせる音楽に乗せ、「コニーアイランド1950年代。砂浜、遊歩道、僕が働くベイ7」という、ビーチで監視員のアルバイトをしているミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)の一人語りから始まっていく。その遊園地で働きながら、密かにミッキーとつき合う主人公ジニー(ケイト・ウィンスレット)の目の前に、ギャングと駆け落ちして以来、音信不通になっていた夫ハンプティ(ジム・ベルーシ)の娘キャロライナ(ジュノー・テンプル)が現れたとき、4人の運命が狂い始め――。夢のように美しい映像ながら、人生の切なさを描ききる、まさに名匠ウディ・アレン監督の世界観を存分に映し出した予告編。そのナレーションは、ラジオパーソナリティの坂上みきが務めている。■代表作『アニー・ホール』にも登場したウディ・アレン“心の故郷”物語の舞台となるのは、ブルックリンの南端に位置する半島、コニーアイランド。遊園地とビーチで知られ、夏には多くの観光客が集まるリゾート地だ。ニューヨークで生まれ育ったアレン自身が、子ども時代に幾度も訪れたという思い出深い場所で、彼の代表作『アニー・ホール』にも、人気のジェットコースター“サイクロン”の轟音が鳴り響く家が主人公が子どもに時代を過ごした場所として登場する。そんなアレンにとっての“心の故郷”が、集大成といえる本作を飾った。また、時代設定となる1950年代は、ミッキーが紹介するように全盛期を過ぎ、さびれ始めていた。ギャングの抗争が起こるなど、治安が悪くなる一方で観光客が減ったためだ。この背景はまさにドラマティックな物語を描くにふさわしいと、アレンは『ブルージャスミン』を始め30本のアレン作品を支えてきた美術のサント・ロカスと共に、現在のコニーアイランドを50年代のレトロポップな宝石箱のような世界に生まれ変わらせた。名匠ヴィットリオ・ストラーロの撮影による、詩情豊かでカラフルな映像美にも注目だ。『女と男の観覧車』は6月23日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:女と男の観覧車 2018年6月23日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
2018年04月13日ケイト・ウィンスレットが主演する、『ミッドナイト・イン・パリ』『カフェ・ソサエティ』のウディ・アレン監督最新作『Wonder Wheel』(原題)が、『女と男の観覧車』の邦題で6月23日(土)に日本公開されることが決定した。時は1950年代、主人公のジニー(ケイト・ウィンスレット)は、元女優で、いまはコニーアイランドの遊園地にあるレストランでウェイトレスとして働いている。再婚同士で結ばれた、回転木馬の操縦係を務める夫のハンプティ(ジム・ベルーシ)、そして自身の連れ子と観覧車の見える部屋で暮らしている。実は彼女は夫に隠れて、海岸で監視員のアルバイトをしているミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)と付き合っていた。平凡な毎日に失望していたジニーは、脚本家を目指すミッキーとの未来に夢を見ていた。だが、ギャングと駆け落ちして音信不通になっていたハンプティの娘キャロライナ(ジュノー・テンプル)が現れたことから、すべてが狂い始める──。『ミッドナイト・イン・パリ』では1920年代黄金時代のパリへ、『カフェ・ソサエティ』では1930年代のハリウッドへと観客をタイムトリップさせたアレン監督。本作は、女と男の恋と欲望、うそと裏切りを乗せて、まわり続ける観覧車。そこから見える景色は、うっとりするほど美しいけれど、同じ場所を回転するだけで、どこにもたどり着けない。夢のように美しい映像で人生の切なさを描ききった、アレン監督の恐るべき野心作だ。安定を願いながら刺激を求め、真実の愛に憧れながら刹那の恋に溺れ、ここではないどこかにもっと素敵な人生が待っているはずだ、という切ない夢にその身を投げ出す主人公ジニーを演じたのは、『タイタニック』『エターナル・サンシャイン』『愛を読むひと』のケイト。今回、アレン監督の「最高峰の演技力を誇る女優でないと成立しない」という要望に見事に応えたケイトだが、「最初はどうすればいいのわからなかった」と告白。だが各方面では「ケイト・ウィンスレットが輝いている。ヴィットリオ・ストラーロにより、美しく照らし出される」(Screen Daily)、「ケイトの大胆で自由な演技から目が離せない」(David Rooney, The Hollywood Reporte)などと圧倒的な演技が絶賛されている。また共演には、女心を無邪気に翻弄するジニーの恋人ミッキーに、『ソーシャル・ネットワーク』への出演も話題となったジャスティン・ティンバーレイク。ジニーにふり回される夫のハンプティを、『K-9/友情に輝く星』『ゴーストライター』のジム・ベルーシ。ハンプティの娘キャロライナを、アレン監督に大抜擢された新鋭、『マレフィセント』のジュノー・テンプルが演じる。なお、遊園地のシンボル的存在の観覧車“ワンダーホイール”を背景に、詩情豊かな映像を捉えた撮影監督は、『地獄の黙示録』などで3度アカデミー賞を受賞した映画界の至宝ヴィットリオ・ストラーロが手掛ける。『女と男の観覧車』は6月23日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年03月07日1997年、自分の子どもとして育てた養女のスン=イーと結婚して世間を仰天させたウディ・アレン。ともにスン=イーを育てた元パートナーのミア・ファローの発言などにより、長きに渡ってウディは「小児性愛者である」とささやかれてきたが、監督としてのキャリアにさほどの影響は出なかった。しかし、「Time’s Up」運動が盛んになり「自分もセクハラや性的暴力を受けた」と声を上げる被害者が増えた現在、すでに2014年に「父から性的虐待を受けていた」と告白したウディのもう1人の養女ディラン・ファローが再びウディを告発。これを受けて最新作でアマゾン・スタジオが配給の『A Rainy Day in New York』(原題)に出演したティモシー・シャラメやレベッカ・ホールらがウディ監督作に出演したことを「後悔」したといい、出演料を「Time’s Up」に寄付することを約束。過去にウディ監督作に出演したミラ・ソルヴィーノやコリン・ファースも「選択を誤った」と悔やんだ。「The Playlist」によると、アマゾンは今回の騒動を深刻なものとして捉え、『A Rainy Day in New York』は劇場公開も配信もされずにお蔵入りになってしまう可能性もあるという。ウディは『A Rainy Day in New York』の撮影を終え、次回作に向けてすでに動いているとのことだが、今回の件で今後ウディの作品に出たいと考える俳優が激減するのは必至。しかし、ウディの妹でいままでウディ作品のプロデュースを行ってきたレッティ・アロンソンは「間違いなく、彼は新しい才能の持ち主たちを見つけ出すでしょう」と自信を見せている。(Hiromi Kaku)
2018年01月30日「もしかして、付き合っているのでは?」と騒がれ始めてから15か月。ついにダイアン・クルーガーとノーマン・リーダスがその関係を公にすることに決めたようだ。2人は2015年に『Sky』(原題)で共演し、2015年12月にニューヨークのバーで仲良く飲んでいる姿を目撃されて交際疑惑がささやかれるもダイアンの関係者がはっきりと否定。その場には『Sky』の監督ファビエンヌ・ベルトーも同席していたことが明らかになっていた。しかし、それから8か月後の夏、ダイアンが10年に渡って交際していたジョシュア・ジャクソンと破局宣言。そして火曜日の夜(現地時間)、ダイアンとノーマンの交際が確実視される出来事が起きた。「Mail Onlne」によると、2人はニューヨークのイースト・ヴィレッジのバーで4時間を過ごした後、手をつないで歩き始めた。そして道の角で30分にも及ぶ情熱的なキスを続けたという。人目にさらされる場所で30分もキス…これは2人からの交際宣言とも取れるのでは?2人はこれまでにも一緒に時間を過ごす姿が目撃されており、昨年12月にはパリで開かれたノーマンの写真展にダイアンが駆け付け、先月は数日間旅行に行っていたことも報じられている。(Hiromi Kaku)
2017年03月24日アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞など、華々しい受賞歴を持つウディ・アレンが初めて手掛けるドラマシリーズ「ウディ・アレンの6つの危ない物語」(原題:Crisis in Six Scenes)が、3月24日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて独占配信されることになった。本シリーズは、全6話で構成されるミニシリーズ。舞台となるのは、1960年代末の騒乱期のアメリカ。ある中産階級の家庭が、1人の訪問者によって大混乱に陥るコメディだ。かつて広告会社の重役だった主人公シドニー(ウディ・アレン)は、夫婦カウンセラーである妻ケイ(エレイン・メイ)とともに、ニューヨーク郊外で隠居生活を送っていた。すべてが順調に見える夫婦だったが、脱獄してきた若き政治活動家レニー(マイリー・サイラス)の訪問により、自身のリベラルな理想を再考せざるを得なくなる。キューバへの逃亡を目論むレニーを手助けして彼女の政治目標をサポートするのか、それとも、レニーを警察に突きだし、自分たちにとって居心地のいい大量消費主義の生活を守るのか…。さらに厄介なことに、婚約者のいるニューヨーク大学の大学院生アレン(ジョン・マガロ)もシドニーの家に滞在することになり、たちまちレニーに恋をしてしまう。そして、彼もまた、いままで確信していた自身のエリートとしての進路が正しいのかと、疑問を持ち始めてしまう。レニーから瞬く間に影響を受ける彼らは、果たしてどう変化していくのか――。本作の監督・脚本・主演を務めるのは、俳優、監督、脚本家として数々の映画賞にノミネートされ、アカデミー賞を4度、ゴールデン・グローブ賞を2度受賞するなどの華々しい経歴を持ちながら、本人は授賞式嫌いで知られるウディ・アレン。近作では、エマ・ストーンを『マジック・イン・ムーンライト』『教授のおかしな妄想殺人』に相次いで起用し、クリステン・スチュワート&ブレイク・ライヴリー&ジェシー・アイゼンバーグと組んだ『カフェ・ソサエティ』の公開も控えている。そんな彼が初めて、そのシニカルなユーモアをドラマシリーズで発揮する。共演には、アレン監督とは『おいしい生活』でも組んだ大ベテランのエレイン・メイ、そして「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」で一躍人気となり、女優・歌手として活躍する現在、何かと話題には事欠かないマイリー・サイラスが久々に演技を披露。さらに『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『キャロル』のジョン・マガロ、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のレイチェル・ブロズナハンなど、注目の豪華キャストが参加。60年代の急進的政治運動を背景に、アレン監督独特の気の利いたコメディを、1話あたり約25分×全6話、約2時間30分で完結するミニシリーズに仕上げている。「ウディ・アレンの6つの危ない物語」は3月24日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年03月24日今年の第69回カンヌ国際映画祭にてオープニングを飾ったウディ・アレン監督最新作『Cafe Society』が、邦題『カフェ・ソサエティ』として、2017年5月より全国公開することが決定した。1930年代のハリウッド。映画産業で働くことを夢見てニューヨークからやってきた青年が、美しい女性と恋に落ち、時代の象徴ともいえる映画スターや著名人が集まる、きらびやかな上流階級社会“カフェ・ソサエティ”の熱狂に陥ってゆく…。本作は、2002年『さよなら、さよならハリウッド』、2011年『ミッドナイト・イン・パリ』に続き、監督としては史上初3度目のカンヌ国際映画祭の開幕上映作品となったウディ・アレンの最新作。キャストには、『ローマでアモーレ』以来、ウディ作品2度目の出演、『ソーシャル・ネットワーク』や、今年はDCコミックスの『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』など活躍著しいジェシー・アイゼンバーグ。また、「シャネル(CHANEL)」の美しい衣裳を身にまとい、ヒロインを演じたのは『アクトレス~女たちの舞台~』で米国人として初めてセザール賞助演女優賞を受賞したクリステン・スチュワート。そのほかブレイク・ライヴリー、スティーヴ・カレル、パーカー・ポージーなど華やかなスター俳優が顔を揃え、アレン自身がナレーションを務めていることにも注目。なお、撮影監督を、『地獄の黙示録』『ラストエンペラー』などアカデミー賞撮影賞に3度輝く、“生ける伝説”ヴィットリオ・ストラーロが務めている。今回、公開決定に合わせて解禁された写真では、クリステン、ブレイクのトップ女優2人がシンプルながらも美しいドレス姿を披露!特にクリステンは「シャネル」のミューズとして、ファインジュエリーを身につけ、この映画のために作られたオフホワイトのシルクとレースのドレスを堂々と着こなして登場。アレン監督が描き出す、エレガントで華やかなハリウッドのゴールデン・エイジを垣間見ることができる。『カフェ・ソサエティ』は2017年5月よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日Amazonプライム・ビデオにて今秋より見放題独占配信開始されるウディ・アレン監督による新作コメディ・ドラマ「CRISIS IN SIX SCENES」(原題)から、本作中のシーン写真が到着した。本作は、1960年代末のアメリカ動乱の時代が舞台。 郊外で暮らす中流階級の一家のもとへ、 ある人物が訪ねてきたことから波乱が巻き起こるコメディ作品となっており、1話30分の6つのエピソードで構成されている。監督と脚本は『ミッドナイト・イン・パリ』『教授のおかしな妄想殺人』のアレンが務め、エリカ・アロンソンがエグゼクティブプロデューサーを務める。またキャストには、「ハンナ・モンタナ」シリーズのマイリー・サイラスにほか、エレイン・メイ、レイチェル・ブロズナハン、ジョン・ マガロらが出演している。「CRISIS IN SIX SCENES」(原題)は2016年秋、Amazonプライム・ビデオにて配信開始予定。(cinemacafe.net)
2016年09月05日