オシャレなカフェで食べたいメニューとしても人気なエッグベネティクト!イングリッシュマフィンに、ベーコン、ポーチドエッグ、そしてたっぷりのオランデーズソースがかかったとってもおしゃれな一品!今回は自宅でも簡単に作れるエッグベネティクトのレシピをご紹介します。日曜日の朝のブランチに、ゆっくりコーヒーでも飲みながら食べてみませんか?エッグベネティクトってどんな料理?エッグベネティクトは、トーストしたイングリッシュマフィンの上に、ハム(ベーコン)、ポーチドエッグを乗せてオランデーズソースをかけた料理です。エッグベネティクトの発祥は諸説ありますが、1900年頃にアメリカで発祥し、いずれもベネティクトさんにまつわる卵料理ということでエッグベネティクトという名前がついています。一言でエッグベネティクトと言っても、現在では様々な種類があり、ハムの代わりにシーフードを使ったシーフードベネティクトや、ベーコンの代わりにスモークサーモンを使ったサーモンベネティクトなど様々です。いずれもポーチドエッグを使うところは変わりませんので、ベーコンやハム等を色々な食材に変えて楽しんでみるのも良いですね。今回は最もベーシックなベーコンを使ったエッグベネティクトのレシピをご紹介いたします。エッグベネティクトの材料イングリッシュマフィン…2個スライスベーコン…4枚・ポーチドエッグの材料卵…4個塩…大さじ1・オランデーズソースの材料卵黄…2個分レモン汁…大さじ1水…大さじ1塩…ひとつまみバター…180gポーチドエッグを作ろう!綺麗な形のポーチドエッグを作るコツ!器に卵を割り入れ、目の細かい網やザル、もしくは穴あきのステンレスボウルなどに落とします。卵白は大きく分けて、水溶性のさらっとした「水溶性卵白」と、こんもりと盛り上がっている「濃厚卵白」に分かれます。目玉焼きを作った時に外側にべろーんと広がるのが水溶性卵白です。ポーチドエッグを作る時も、この水溶性卵白を取り除くことで出来上がりが綺麗になります。水溶性卵白はさらっとしていますので、卵白を一度揚げ物の網などの上に落としてあげることで、水溶性卵白だけを取り除くことが出来ます。・卵の鮮度と水溶性卵白卵の鮮度が落ちると、濃厚卵白は水溶性卵白に変化していきます。卵を割った時に白身が盛り上がっている方が鮮度が高い卵と言えます。ポーチドエッグを作る時も、鮮度の高い卵を使うとあまり目減りしなくて良いですよ。お鍋にお湯を沸かしましょう。お湯は鍋の深さに対して15センチ~20センチくらいでOKです。お湯の温度は80度。お湯の温度が80度になったら大さじ1の塩を溶かします。お湯の中に卵をそっと入れます。お玉などを使って入れると上手に入れることが出来ますよ。卵を入れてすぐに動かしてしまうと形が崩れてしまいますので、卵を入れた後は動かさないこと。そのまま約5分間80度をキープしたまま加熱し火を止めます。この間にベーコン・マフィンを焼いて、オランデーズソースを作ります。5分経ったら火を止めて、オランデーズソースがまだできていないようでしたら卵はそのまま湯の中に入れて保温しておきましょう。※テフロン鍋ではなく雪平鍋などで作る場合は、卵が鍋底にくっつく可能性がありますので、クッキングシートを引いて作ることをお勧めします。今回はホーロー加工された鋳物の鍋で作っています。鋳物の鍋は底面も厚みがあり、鍋底だけが熱くなることがないので引っ付きにくく、より綺麗なポーチドエッグを作ることが出来ます。イングリッシュマフィンとベーコンを焼きます。卵を茹でている間にパンとベーコンを焼きましょう。卵を茹でている時間は5分なので、タイマーをセットしてその間にちゃちゃっと焼いてしまいます。ベーコンをしっかり焼いていくと、ベーコンから脂が出てきます。この脂をマフィンに吸わせるようにマフィンの両面を焼きましょう。オランデーズソースを作ろう!オランデーズソースの材料(バター以外)をボウルに入れて、ハンドミキサーで攪拌して全体をしっかり泡立てます。この「泡立てる」ことがポイントです。バターは小鍋に入れて加熱して溶かします。バターが溶けてふつふつと泡立ってきたら、先ほど混ぜ合わせた材料の中に注ぎ入れます。Q.アツアツのバターを注いだら卵が固まってしまうんじゃないの?A.バターが小鍋でふつふつしだす温度は約100度で卵黄の凝固温度よりも高いわけですから、通常でしたらバターの熱によって卵黄が凝固してダマになってしまいます。しかし、先ほどハンドミキサーで攪拌した時に卵が泡立って空気をたくさん含んでいます。その空気の層が断熱材の役割を果たすため、卵黄が部分的にダマになることを防ぐことができます。バターを注ぎ入れながら、同時にハンドミキサーで攪拌して乳化させましょう。これは自家製マヨネーズを作る時と同じような工程となります。よく攪拌することでバターの油分が乳化され、脂っぽさがなくなります。ハンドミキサーがあれば楽なのですが、ない場合は泡だて器で頑張ってよくかき混ぜて下さい。出来上がったオランデーズソースです。盛り付けて出来上がり!ポーチドエッグ、ベーコンマフィン、オランデーズソースを同時進行で作るため、ちょっとバタバタしてしまいましたが完成です!両面を焼いたイングリッシュマフィンに、ベーコンを乗せて…その上に水気を切ったポーチドエッグを乗せます。お皿に乗せた後にオランデーズソースをたっぷりかけて出来上がり!サラダやフルーツ、スープやヨーグルトなどを一緒につけると朝食にもぴったりですね!まとめいかがでしたでしょうか?オシャレなカフェでも人気メニューのひとつとなっているエッグベネティクトが自宅で簡単に作れちゃいました!ポーチドエッグを綺麗に作るコツや、オランデーズソースを分離させないで作るコツなどもご紹介させて頂きましたので料理の参考にしてみて下さいね。日曜日の朝にこんなオシャレな朝食が出てきたらご家族も大喜び間違いなしですね!制作協力:オムライス&ダイニングバーkurumariレシピのアイデアをもっと見る
2017年04月12日