富士通は12月15日、燃料電池自動車に水素を供給する水素ステーションの位置や稼働情報などをリアルタイムに把握することができる「水素ステーション情報管理サービス」を自動車会社に向けて提供し、同日より運用開始すると発表した。同サービスは、位置情報を活用したクラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL」を基盤とした、水素ステーション情報を統合的に管理するシステム。事業者登録された水素供給事業者の協力の下、収集された固定式・移動式水素ステーションの位置や稼働状況などの情報を、燃料電池自動車の利用者のカーナビゲーションやスマートフォンなどの端末にて活用できる情報として提供する。同社は、トヨタ自動車の燃料電池自動車「MIRAI」の発売に合わせ、同サービスの運用を開始する。トヨタ自動車は、MIRAI向けのI「T-Connect DCMパッケージ」で提供されるナビ専用アプリApps「水素ステーションリスト」と、スマホアプリ「Pocket MIRAI」上で、水素ステーション情報を提供する。
2014年12月16日本田技研工業は15日、パッケージ型「スマート水素ステーション」を福岡県北九州市の「北九州市エコタウンセンター」内に設置し、開所式を行ったと発表した。式典には、北九州市長の北橋健治氏、岩谷産業専務取締役の牧瀬雅美氏、本田技研工業取締役専務執行役員らが出席した。今回設置されたのは、同社独自技術であるコンプレッサーが不要な高圧水電解システムを採用し、高圧水素タンクから充填ノズルまでの主要構成部位をパッケージ型に収納した「スマート水素ステーション」。パッケージ化により、設置工事期間と設置面積の大幅な削減が可能となっている。北九州市エコタウンセンターにおいては、敷地内の太陽光パネルによって発電された電力を使って水素を製造しており、将来的には風力発電などの多様な再生可能エネルギーを取り入れたCO2排出ゼロの水素製造も視野に入れているという。同社は現在、燃料電池自動車「FCXクラリティ」を用いて「北九州スマートコミュニティ創造事業」における共同実証実験として、燃料電池自動車から家庭への電力供給(V2H : ビークルトゥホーム)や、蓄電池への継ぎ足し充電(非常用V2L : ビークルトゥロード)を行っている。今後は、今回設置したスマート水素ステーションによって、製造過程においてCO2排出ゼロの水素を供給することで、エネルギーの地産地消を実現するV2H・非常用V2Lの実証試験を進めていくとしている。
2014年12月15日東北大学は12月9日、3次元構造を持つグラフェンによる高性能な水素発生電極を開発したと発表した。同成果は、同大 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の伊藤良一助教、陳明偉教授らによるもの。詳細は、ドイツの科学雑誌「Angewandte Chemie International Edition」に近日中に掲載される。水素はクリーンなエネルギー媒体として期待され、製造、輸送および貯蔵のそれぞれの面から技術開発が進められている。その中で、水素ステーションなどで水素を"その場発生"させて供給する方法に注目が集まっているが、そのための水の電気分解法にはエネルギー利用効率の向上や電極の小型化などの課題がある。また、水素発生用電極材料としては、白金が最も優れているが、コストが高いことから白金に変わるニッケルなどの代替材料の開発が望まれている。研究グループは、平板電極と比べて単位触媒体積あたりの表面積を500倍程度まで増大させ、かつ、窒素と硫黄を少量添加した3次元ナノ多孔質グラフェンの作製に成功し、その電極特性を測定した結果、水素発生電極として機能することを見出した。さらに、この電極は現在白金代替金属として期待されているニッケルと同等の電気エネルギーで水素を発生することが分かったという。今回の成果は、貴金属を含めた金属元素を含まない3次元ナノ多孔質グラフェン電極の有効性を示したものである他、その多孔性構造から大きな表面積を持つため、電極および装置の小型化につながる可能性を示唆するものであり、今後の水素利用促進に貢献することが期待されるとコメントしている。
2014年12月11日岩谷産業とセブン-イレブン・ジャパンは12月10日、店舗併設に関する包括合意書を締結し、2015年に、東京都と愛知県に水素ステーションとセブン-イレブンの併設店舗を順次オープンすると発表した。セブン-イレブン店舗では、純水素型燃料電池を活用した店舗の環境負荷低減に関する実証実験を行い、小売店舗における燃料電池活用の将来性について検証する。両社は、「商品」「サービス」「クリーンエネルギー」を1カ所で提供することができる地域インフラとしての拠点づくりを目指していく。岩谷産業は今年7月、国内で初めてとなる「商用水素ステーション」が兵庫県尼崎市に完成している。
2014年12月11日川崎重工業は11月19日、産業用では初となる純国産独自技術の水素液化システムを開発し、水素液化試験を開始すると発表した。今回開発した水素液化システムは、兵庫県に位置する播磨工場内の水素技術実証センターに設置され、1日あたり約5tの水素を液化する能力を有するという。同システムは、水素液化機、液化した水素を貯蔵する液化水素貯蔵タンクなどで構成されており、同社がこれまで培ってきた純国産の独自技術が随所に活用されている。同システムは、圧縮した水素ガスを冷凍サイクルで冷やされた水素と液化機内で熱交換しながら冷却することで液化水素を製造する仕組み。このほど、開発後の試運転において液化水素の製造が確認され、これにより本格的な性能評価試験へと移行する。同社は、水素の大量導入を支えるサプライチェーンの構築に向けて、必要となるインフラ技術の開発・製品化に取り組んでおり、水素液化システムのほか、液化水素運搬船や液化水素貯蔵タンク、さらには水素燃料に対応したガスタービンなどの開発および製品化を推進している。
2014年11月19日日経BPコンサルティングはこのほど、大学Webサイトのユーザビリティ(使いやすさ)を評価した「全国大学サイト・ユーザビリティ調査 2014-2015」の結果を発表した。○富山大学は文字のコントラストを高めてさらに読みやすく同調査の対象となったサイトは、全国の国立大学67校、公立大学18校、私立大学126校。審査項目は、Forrester Research Inc.(米国)が開発したサイトのユーザビリティ診断ツール「ウエブサイト・スコアカード」をベースとして行った。調査期間は7月22日~9月25日。総合スコア・ランキング1位は、富山大学(国立)だった。同大学のサイトは2008年から常に同調査のトップ10に顔を出すユーザビリティの高さに定評のあるサイトとなっている。今年は文字のコントラストを高めて読みやすくするなど、弱視の人にも配慮したことでさらにスコアを伸ばした。2位は山口大学(国立)で、190位から5位に一気にランキングを上げた。3位には前回2位の大阪府立大学(公立)が入っている。前回1位の福岡工業大学(私立)は8位、同3位の岡山大学(国立)は17位にそれぞれ順位を下げた。○帝京平成大学は155位から21位にアップ大幅にランキングを上昇させた大学は帝京平成大学(私立)で、前回の155位から21位に上昇した。サイト内検索への対策を施したり、サイトロゴを分かりやすく表示したりするなど、サイト内の地道な改善が高評価につながっているようだ。茨城大学(89ランクアップ)、室蘭工業大学(80ランクアップ)は、ナビゲーションページを中心としたページの改善により総合スコアを大きく伸ばしている。また、スマートフォンで大学サイトを検索し、「スマホ対応ページ」にスムーズにアクセスできた大学は5割だった。私立と国公立の別で見ると、私立は6割に達しているのに対して、国公立は3割にとどまっている。
2014年11月06日奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)は、水素分子の分解反応や水素分子をつくりだす合成反応を可逆的に触媒する酵素であるニッケル-鉄ヒドロゲナーゼについて、この酵素に含まれる鉄硫黄クラスタといわれる部分がスイッチ役になって、この酵素の触媒反応を制御するメカニズムを明らかにしたと発表した。同成果は、同大 物質創成科学研究科 超分子集合体科学研究室の廣田俊教授、太虎林特任助教、兵庫県立大学 生命理学研究科の樋口芳樹教授、科学技術振興機構 CRESTらによるもの。詳細は、「Angewandte Chemie International Edition」に掲載された。ヒドロゲナーゼは、微生物が有する酵素で水素分子の分解・合成を行う。また、ヒドロゲナーゼは、その活性部位の金属錯体の構成金属の違いから3種類に分類され、それぞれニッケル-鉄ヒドロゲナーゼ、鉄-鉄ヒドロゲナーゼ、鉄ヒドロゲナーゼと呼ばれる。このうち、ニッケル-鉄ヒドロゲナーゼは、最もよく研究されてきた酵素で、大小2つのタンパク質(サブユニット)からなり、ニッケル-鉄活性部位は大きなサブユニット中にある。触媒反応が起こる時、水素分子の分解・合成により、このニッケル-鉄活性部位の配位構造は3つの状態をとる。さらに、触媒反応に関わる電子は小さなサブユニットにある3つの鉄硫黄クラスタを通って外部のタンパク質分子とやりとりされる。この酵素に光を照射すると、ニッケル-鉄活性部位は3つの状態とは異なる新たな状態になることがわかっていたが、その状態が触媒反応において意味を持つのかは不明だった。研究グループは、フーリエ変換赤外吸収分光法という分子構造を調べる方法を用い、光照射で生じる状態が触媒反応の中間体であることを突き止めた。そして、3つの鉄硫黄クラスタのうちニッケル-鉄活性部位に最も近いクラスタの電子状態を調べた結果、そのクラスタが還元されている時は触媒反応が進まず、酸化されている時だけ進むことを見出した。つまり、活性部位に最も近い鉄硫黄クラスタがスイッチ役になってヒドロゲナーゼの反応を制御していることを明らかにした。この酵素による水素分子の分解・合成反応は、現在燃料電池などに利用されている白金などの希少金属触媒と比べて高効率で行われており、今回の成果は、新規の燃料電池や水素合成触媒の開発につながることが期待されているとコメントしている。
2014年10月21日物質・材料研究機構(NIMS)は10月16日、バルクでは合金にならず、また各々単独では水素吸蔵金属でもない銀-ロジウム(Ag-Rh)合金ナノ粒子が、なぜパラジウム(Pd)のように水素吸蔵特性を示すかを調べるため、その電子構造を観測したと発表した。同成果は、NIMS 中核機能部門 高輝度放射光ステーションの坂田修身ステーション長、京都大学大学院 理学研究科の北川宏教授、九州大学 稲盛フロンティア研究センターの古山通久教授らによるもの。詳細は、「Applied Physiscs Letters」に掲載される予定。元素の周期表中でPdの両隣りにあるRhとAgは、それぞれ水素を吸蔵する能力を持っていない。バルクでは合金になり得ないAg-Rhは、十数nmの大きさにして初めて合金化することができ、AgとRhが1:1のAg0.5Rh0.5合金ナノ粒子はPdと同様に水素を吸蔵する。しかし、なぜ、このような特性をAg0.5Rh0.5合金ナノ粒子がもつかは不明だった。今回、Ag-Rh合金ナノ粒子の価電子帯の電子構造を高輝度放射光の高分解能光電子分光測定、および、理論計算により調べた。直径十数nm粒子の内部の電子構造を実験室のエネルギーの低い(軟)X線を使った光電子分光測定で調べるのは難しいため、大型放射光施設(Spring-8)にあるNIMSビームラインでエネルギーの高い(硬)X線を用いた。また、電子系のエネルギーの計算スペクトルから、実験結果を精密に解釈した。その結果、Ag-Rh合金ナノ粒子は、AgとRhが微視的に分離した混合物ではなく原子レベルで混成しており、その電子構造はPdの電子構造と極めて類似していることがわかった。Ag-Rh合金ナノ粒子に水素が吸蔵されるのは、この電子構造の類似性と関係していると考えられるという。今回の成果から、Ag-Rh合金ナノ粒子は、その電子構造の観点からPdと同様に水素吸蔵のみならず有用な触媒となる可能性も示唆される。今後、その性質と物性などに関して共同研究を進めていく一方、同合金ナノ粒子の他、様々な新機能性物質が産業に展開できるよう、電子構造や原子配列に関するデータを提供し、データを活用した設計型物質・材料研究(マテリアルズ・インフォマティクス)の基盤を形成していくとコメントしている。
2014年10月20日日本原子力研究開発機構(JAEA)とJ-PARCセンター、東北大学は9月26日、高温高圧力下において鉄中に高濃度に溶けた水素の位置や量を観測することに成功したと発表した。同成果は、JAEA 量子ビーム応用研究センター、J-PARCセンター、東北大 金属材料研究所の研究グループによるもの。東北大 原子分子材料科学高等研究機構、中央大学 理工学部、愛媛大学 地球深部ダイナミクス研究センターと共同で行われた。詳細は、英国科学雑誌「Nature Communications」のオンライン版に掲載された。水素は鉄などの金属中へある温度、圧力条件で溶け込む。溶けた水素は、例えば材料強度を弱めるといった機械的な特性変化(水素脆性)を引き起こすが、その現象を理解するには、水素がどこにどのくらい存在するのか、という情報が重要になる。鉄中に水素は、数万気圧という高圧力下でしか高濃度に溶け込むことができない。材料中の水素を観測する方法は限られ、また高温高圧力下での測定は技術的に困難なため、これまで実験的に観測できなかった。今回、水素を観測することができるJ-PARCの大強度中性子線を利用して、高温高圧力下の鉄中に高濃度に溶けた水素の位置や量を、実験的に決定することに成功した。そして、これまで面心立方構造の鉄中においては、鉄原子が作る八面体サイト(隙間)の内部のみに水素が存在すると考えられていたが、高温高圧力下における中性子回折実験により、八面体サイトに加えて鉄原子の作る四面体サイトの内部にも水素が存在することを明らかにした。今回の成果によって、鉄中に溶けた水素に関係する特性の変化に対する理解がより一層進むと期待される。また、各種鉄鋼材料の高品質化・高強度化に向けた研究開発や、地球内部のコア(核)に存在する鉄の研究などの進展にも役立つことが期待されるとコメントしている。
2014年09月30日文部科学省(文科省)は9月26日、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や、先導的試行に挑戦し日本の大学の国際化を牽引する大学など、国際化と大学改革を断行する大学を重点支援することで、日本の高等教育の国際競争力を強化することを目的とする「スーパーグローバル大学創成支援」の支援先として37大学を選定したと発表した。同支援は、日本が今後も発展していくために必要な、大学の国際競争力向上と、多様な場でグローバルに活躍できる人材の育成に向けたもので、104の大学から109件の申請があったという。それを文科省の有識者委員会であるスーパーグローバル大学創成支援プログラム委員会が審査し、最終的に37校(37件)が採択されたという。支援形式は2種類あり、1つが世界ランキングトップ100を目指す力のある大学を支援する「トップ型」で、東京大学や東北大学などの国立大学11校ならびに慶應義塾大学、早稲田大学の私立2校の計13校が選ばれた。一方のこれまでの取組実績を基にさらに先導的試行に挑戦し、日本社会のグローバル化を牽引する大学を支援する「グローバル化牽引型」には千葉大学や岡山大学、熊本大学などの10の国立大のほか、会津大学、国際教養大学の公立大2校、芝浦工業大学や明治大学、立命館大学などの私立大12校の合計24校が選ばれた。なお、文科省では平成26年度予算として77億円を設定。交付される支援額は大学で異なるが、標準額はトップ型が4億2000万円、グローバル化牽引型が1億7200万円となっており、海外の大学との連携費用などに利用される予定だという。
2014年09月26日「炭」の優れた機能に注目した、ダイエットや美容に役立つ商品!炭プラスラボ株式会社は、このほど「水素イオンダイエット 炭+」を登場させた。水素サンゴパウダーに加えて、高い吸着性など、炭のさまざまな機能に注目して開発された商品だ。炭と水素のコラボレーションによる、すばらしい相乗作用で、若さや美しさ、また健康をサポートしてくれる。パッケージは「炭」のロゴ文字が消費者に興味を持たせる、シンプルで理解しやすいデザインだ。また炭と水素サンゴパウダーを調合させた新商品を開発中で、3月「健康博覧会2014」で発表する予定だ。炭の利点と、商品に配合されている「水素サンゴパウダー」の特質この商品は、安全性もあり、必須微量ミネラルも豊富で、高い浸透力や持続力、還元力を持つ「水素サンゴパウダー」と、世界中の炭のタイプから、厳選された最も吸着力の強い「炭」が調合されている。また水素サンゴパウダーの原料は、100%純粋なサンゴで、主要な成分のサンゴカルシウムは、健康を補助する為の食品などにも使用されている。また炭プラスラボ株式会社によれば、自然の植物から作られる炭には、水分や栄養の通り道の為に使用されていたミクロの孔がたくさん空いていることにより、体内の腸の汚れを多量に吸収して、体の外に排泄してくれることで、腸内の活動を改善してくれる。また殺菌作用や解毒作用もある。さらに消臭作用もあり、よくない匂いの原因になる悪性の物質を分解また吸収してくれるという。(炭プラスラボ株式会社HPの炭についてより)。このような働きによって炭は、ダイエットや美容などの強い味方になってくれる。【参考リンク】▼炭プラスラボ株式会社
2014年01月13日東京大学(東大)は11月6日、液体の水の水素結合が作り出すネットワーク構造は「ミクロ不均一モデル」であることを裏付けることに成功したと発表した。同成果は、東大物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センター 軌道放射物性研究施設・東京大学放射光連携研究機構 准教授の原田慈久氏、同 丹羽秀治 特任研究員、理化学研究所放射光科学総合研究センターの德島高 技師、同 堀川裕加 基礎科学特別研究員、東大物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センター 軌道放射物性研究施設・東京大学放射光連携研究機構 教授で理研放射光科学総合研究センター チームリーダーの辛埴氏、および広島大学、高輝度光科学研究センター(JASRI)、アイスランド大学、ストックホルム大学、SLAC国立加速器研究所らによるもの。詳細は「Physical Review Letters」に掲載された。水分子(H2O)が持つ、同様な構造の分子と比べた時の沸点、融点の高さ、あるいは固体が液体より密度が小さいなどの独特な性質は、水分子を引き付ける水素結合により説明されるが、水素結合が作り出すネットワーク構造については良くわかっておらず諸説入り乱れており、中でも歪んだ水素結合で水全体がつながっているとする「連続体モデル」と、異なる水素結合の状態の混合であるとする「ミクロ不均一(混合物)モデル」が有力とされてきたが、どちらのモデルがより的確に液体の水の水素結合を表したものであるかは明らかになっていなかった。今回、研究グループは、大型放射光施設SPring-8の東京大学放射光アウトステーションビームラインBL07LSUおよび理研ビームライン物理科学III BL17SUを利用して、水素結合の切れた水分子のみを選択して観測する手法を用いることで、この謎の解明に挑んだ。水分子(H2O)は酸素原子(O)と2つの水素原子(H)で構成され、1分子あたり合計4つの水素結合を形成することができ、その結合の特性が複雑かつ多様な性質の根源となっていると考えられている。例えば氷の場合は、水素結合がしっかりと結びつき水分子をきれいに整列させているが、液体の場合は、水分子同士がさまざまな距離、角度で隣接し、場合によっては水分子同士を結び付けている水素結合の紐が切れたものもある。すでに研究グループは、これまでの研究から、液体の水の中に水素結合に違いのある2成分の構造が存在するというモデルを提唱し、「氷によく似た微細構造」が1nm程度の大きさを持つミクロ不均一構造を持っていることを報告してきていた。今回の研究では、高分解能の軟X線吸収・発光分光を用いて、軟X線照射によって起こる水分子の振動を精密に観測。水分子の振動は、通常の赤外吸収分光やラマン散乱分光でも観測することができるが、軟X線では照射する光のエネルギーを選ぶことによって特定の水素結合環境にある水分子を選ぶことができ、液体の水の酸素の軟X線吸収スペクトルには、特徴的なピークが確認された。水のミクロ不均一モデルでは、このピークが水素結合のつながっていない水分子に由来すると考えてきたが、その実験的な証拠が掴めていなかったことから、さらにそのピークに照射する軟X線のエネルギーをあわせることで、水素結合がつながっていない水分子を選択し、軟X線発光スペクトルに現れる水分子の振動エネルギーを観測する実験を実施。入射した光のエネルギーを原点にとって表示した軟X線励起の振動スペクトルから、最も低いエネルギーの振動を、既存の振動分光手法で得られる振動エネルギーと比較したところ、はっきりとした違いを確認することに成功。これにより孤立した水分子のOH伸縮振動エネルギーに近く、ピークAで選択された水分子は確かに水素結合が切断されていることが示され、この結果から、水の中に水素結合様式の異なる状態が共存するというミクロ不均一モデルが裏付けられたこととなった。さらに研究グループは、水素結合がつながっていない水分子を選択して観測できるという特徴を活かし、通常の水素で構成される水素結合と重水素(D)で構成される水素結合の違いを調べることを目的に、HとD(重水素)を1つずつ持つHDOの振動スペクトルの測定を実施。H2O(軽水)とHDO、D2O(重水)の振動スペクトルを比べたところ、もしH2OとD2Oで水素結合のしやすさが一緒であれば、HDOの振動スペクトルはH2OとD2Oの1:1の和で表されるはずであったが、実際にはH2Oの寄与が大きく、水素結合がつながっていないHDO水分子は、OH側、つまり通常の水素で構成される水素結合の方がつながっていない確率が高いことが判明したという。これは通常の水素で構成される水素結合の紐が、重水素で構成される水素結合の紐よりも切れている確率が高いことを示唆するもので、研究グループでは、H2OとD2Oを比較すると、H2Oの方が融点や沸点がD2Oに比べて低いことが一般に良く知られているが、今回の結果を用いることで、この水の物理化学的性質をよく説明することができるようになるとしている。なお、研究グループでは今回用いられた軟X線励起による実験手法を活用していくことで、水素結合が重要な役割を果たしている種々の化学反応や触媒反応、生体中の水の研究が進展することが期待されるとコメントしている。
2013年11月13日肌に負担の少ない“水素”に着目した美容スティックJIMOSは、オリジナル化粧品ブランド「マキアレイベル(MACCHIA Lb.)」から、「シミ、くすみ等を早く改善したい」という女性の願いをかなえるため、肌に負担の少ない“水素”に着目して開発した美容スティック「SUI‐SO Eraser(スイソイレイザー)」を、5月1日より数量限定で発売する。*画像はニュースリリースより新開発成分“水素化マグネシウム”が働きシミを改善「SUI‐SO Eraser」は、肌に負担がない水素に着目し、日本医科大学、太田教授との共同研究により開発された、シミの原因であるメラニンの塊を分解できる効果的な新成分“水素化マグネシウム”が、肌の水分と反応して水素を発生させ、水素がメラニンの塊を分解してシミを改善するという、美容スティック。“水素化マグネシウム”は微量の水分でも反応するため、手を介さず、気になる箇所に直接塗ることができ、持ち運びにも便利なスティックタイプを採用。気になる箇所に直接塗ることができ、肌の上で直接“水素化マグネシウム”が働き水素が細胞にすばやく浸透しシミの原因にアプローチする。元の記事を読む
2013年04月24日学校法人近畿大学は3日、サントリーグループのダイナックと連携し、「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」を出店すると発表した。同店は、近畿大学が卵から成魚まで一貫して養成したクロマグロ(本マグロ)である「近大マグロ」を中心に、近畿大学水産研究所で養殖した魚と和歌山県産の食材に特化したメニューを提供する、生産者発信型の養殖魚専門料理店。「近大マグロ」は、完全養殖を含む人工ふ化のクロマグロで、クロマグロの完全養殖は2002年に近畿大学が世界で初めて成功。現在も同大学のみが有する技術となっている。代表的なフードメニューは「近大マグロの三種盛り」「近大完全養殖選抜刺し盛り」「紀州うめとりのから揚げ山椒タルタル」、ドリンクメニューは「和歌山ハイボール(角瓶+甘露梅+梅酢)」など。刺し盛りには、同大学を卒業した魚の証として卒業証書を添える予定とのこと。開店日は、2013年4月下旬を予定。所在地は、大阪府大阪市北区大深町のうめきた先行開発区域 グランフロント大阪・ナレッジキャピタル6階フューチャーライフショールーム。店舗面積は66.20坪、席数は約100席となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月12日カワサキモータースジャパンはこのほど、フルモデルチェンジしたフルフェアリングスポーツ「Ninja 250」の2013年モデルと、ライムグリーン×エボニーの特別色を施した「Ninja 250 Special Edition」を2013年2月1日に発売すると発表した。また、2013年2月15日にABSを標準装備した「Ninja 250 ABS Special Edition」の発売も発表している。Ninja 250は、高い剛性を持つダイヤモンド構造の鋼管フレームを採用し、優れた走行性能と扱いやすさを実現。エンジンは、軽量・コンパクトな水冷4ストローク並列2気筒DOHC 4バルブエンジン(248cc)を搭載し、低中速回転域の力強さと高速回転域でのシャープさを両立したとのこと。新設計の軽量ピストンや、内壁にめっき処理を施したオープンデッキタイプのスリーブレス・アルミダイキャストシリンダーを採用し、軽量化と高い耐久性、冷却効率向上も果たしている。そのほか、吸気量を最適化するデュアルスロットルバルブの採用により、優れたレスポンスとスムーズな出力特性を実現。フューエルインジェクションや三元触媒を採用することで高い環境性能とパフォーマンスも両立させ、平成19年国内二輪車排出ガス規制に適合。車体は、最新「Ninja」シリーズのデザインを受け継いだフルフェアリングとデュアルヘッドライトを採用。抑えられたシート高や、やや高めのハンドルバーなどによって、リラックスしたライディングポジションを可能としている。装備面では、視認性に優れた大型アナログタコメーターとマルチファンクションLCD(バックライトは白色LED)を組み合わせた新型メーターなどを採用している。価格は、Ninja 250が53万8,000円、Ninja 250 Special Editionが55万3,000円、Ninja 250 ABS Special Editionが60万3,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日カワサキモータースジャパンはこのほど、大型二輪車「ZRX1200 DAEG」の2013年モデルと、Z生誕40周年を記念した300台限定のカワサキ正規取扱店特別仕様車を12月1日に発売すると発表した。ZRX1200 DAEGは、水冷4気筒DOHC16バルブエンジンをオーセンティックなダブルクレードルフレームに搭載。あらゆる条件において優れた走行性能を発揮するとともに、高い快適性や足つき性のよさ、荷物の積載性や収納能力、飽きのこないスタイリングなど、オールマイティーな能力を高レベルで実現しているとのこと。2013年モデルでは、「メタリックスパークブラック」と「キャンディインペリアルブルー」の2色を新採用している。価格は114万円。Z生誕40周年記念のカワサキ正規取扱店特別仕様車は、同社フラッグシップモデル専用カラーであるゴールデンブレイズドグリーンを基調とした特別カラー&グラフィックを採用。メーターパネルにはZ生誕40周年の特別エンブレムをあしらったほか、車体各部に特別塗装を施し、特別仕様のタックロールシートを採用。加えて、ZRX1200 DAEG専用に設計されたオーリンズ製のリヤショックをセットにし、特別価格で販売する。価格は124万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日カワサキモータースジャパンは、250cc(普通二輪)のストリートスポーツ「D-TRACKER X」と、デュアルパーパスモデル「KLX250」の2013年モデルを発表した。いずれも発売日は11月1日。D-TRACKER Xは、レスポンスや吹け上がりの良い水冷DOHC4ストローク単気筒エンジンを、軽量でスリムなペリメターフレームに搭載したストリートスポーツ。前後のサスペンションにはオンロード走行に最適化された専用セッティングが施され、倒立フロントフォークは16段階の圧側減衰力調整機構、リヤのユニ・トラックサスペンションはプリロード調整や圧側減衰力調整などが可能となっている。2013年モデルではカラーとグラフィックを変更し、「ファイアクラッカーレッド×エボニー」と「ブライトホワイト」の2色を展開。価格は54万8,000円。KLX250は、エンデューロレーサーをベースとしたデュアルパーパスモデル。フューエルインジェクションを搭載してさらに扱いやすくなり、スムーズなパワーを実現した水冷DOHC4ストローク単気筒エンジンは、低回転域の粘りと中高回転域までの鋭いレスポンスを両立したとのこと。2013年モデルではカラーとグラフィックを変更し、モトクロッサーKXイメージの「ライムグリーン」、軽快な印象の「ブライトホワイト」の2色のカラーリングをラインナップ。価格は52万8,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日カワサキモータースジャパンは1日、レース専用モデル「Ninja ZX-6R」の特別販売を発表した。受注期間は11月1日(9時から)から21日の限定となっており、発売予定日は2013年2月1日。価格は89万8,000円で、ECU・サブハーネスを含むレースパーツが付属する。なお、同モデルは公道や一般の交通に供する場所での走行はできない。同車は、国内ロードレースST600クラスへ出場するユーザーを支援するため、レース用ベース車として日本国内で特別発売されるレース専用モデル。高回転域での優れた性能と中回転域での豊かなトルクを両立するハイパフォーマンスエンジンの搭載、滑らかでダイレクトなスロットルレスポンスなどの特徴を持つ。また、マスの集中化と軽量化を追求した車体に、SHOWA製ビックピストンフロントフォーク(BPF)を装備し、高いコントロール性とコーナー進入時の優れたスタビリティに貢献するとのこと。そのほか、ツインインジェクターを装備するフューエルインジェクション、ギヤポジションインジケーターを搭載し、レース専用モデルとしてイモビライザーは非装着となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日ナイキは今年の駅伝シーズンに向けて、ランニングプロダクトの提供やサポートを行ってきた東洋大学、駒澤大学、早稲田大学、城西大学、神奈川大学の5大学をモチーフにしたランニングアパレル&フットウェアコレクション「EKIDEN COLLECTION」を発表した。今回展開されるコレクションは、各大学のカラーをモチーフにした”ランニング”や”たすき”などをデザインインスピレーションに、最新テクノロジーを搭載したプロダクトとなる。アパレルでは、優れた通気性と軽さ、耐久性を実現した「ナイキ EKIDEN ベイパージャケット」を展開。シューズは、日本人トップアスリートからのフィードバックを反映して設計・開発を行ったエリートレーサー向けのマラソンシューズ「ナイキ ズーム スピードレーサー 4 AP」や、レーシングモデルの「ナイキ ルナスピード ライト+ AP」、人間本来の足の力を鍛えるために開発されたトレーニングシューズ「ナイキフリー4.0 V2 AP」を各大学のカラーリングで展開する。ナイキ スポーツウェアからは、ビンテージ加工を施したフーディやTシャツ、フットウェアも展開する。「EKIDEN COLLECTION」は10月よりナイキ原宿などで販売を開始する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日カワサキモータースジャパンは、10月以降に発売する2013年モデルとして、「Ninja 400R」「Ninja 400R Special Edition」「Ninja 400R ABS」「ER-4n」「ER-4n ABS」「W800」「W800 Special Edition」の計7車種を発表した。Ninja 400Rは、フルフェアリングを装着したツインスポーツで、水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジンを搭載。低中回転域の豊かなトルクとスムーズなスロットルレスポンスが、市街地走行での扱いやすさと俊敏なスポーツ性能を両立する。2013年モデルではカラー&グラフィックが変更され、「キャンディライムグリーン」と「キャンディプラズマブルー」の2色を展開。同様に、「メタリックムーンダストグレー×パールスターダストホワイト」のカラーリングを採用したNinja 400R Special Editionと、ABSを搭載したNinja 400R ABS(キャンディライムグリーン)もカラー&グラフィックが変更されている。Ninja 400Rは10月1日発売で価格は64万9,000円、Ninja 400R Special Editionは12月1日発売で価格は66万9,000円、Ninja 400R ABSは10月1日発売で価格は71万9,000円。ER-4nは、Ninja 400Rと同一のフレームやエンジンを採用しなからスタイリッシュな造形も持つスポーツバイク。ヘッドライトを縦2灯に配置したフロントフェイスやウインカーを内蔵したシュラウドが特徴。また、Ninja 400Rが多機能デジタルメーターを採用しているのに対し、ER-4nはアナログ式のスピードメーターを採用している。2013年モデルでは、ABSを搭載したER-4n ABSとともに、カラー&グラフィックが変更され「エボニー」の1色を展開する。ER-4nは10月1日発売で価格は62万9,000円、ER-4n ABSは10月1日発売で価格は69万9,000円。W800は、ヴィンテージバイクの美しさとライディングフィールを徹底的に追求したモデル。ハンドル位置やシート形状は人間工学に基づいて設計され、空冷SOHC4バルブ排気量773ccのバーチカルツインエンジンを搭載する。2013年モデルでは、カラー&グラフィックが変更され、フューエルタンクのカラーリングが「エボニー」と「メタリックマグネシウムグレー」の2色をラインナップ。また、スタンダードとは異なった車体カラーのW800 Special Editionは、引き続き「キャンディカーディナルレッド」が採用される。W800は10月15日発売で価格は85万円、W800 Special Editionは10月15日発売で価格は88万円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日カワサキモータースジャパンは、125cc(小型二輪)のモタードスタイルモデル「D-TRACKER 125」と、デュアルパーパスモデル「KLX125」の2013年モデルを発表した。いずれも発売日は9月1日。D-TRACKER 125は、軽量コンパクトな専用設計の車体に124cc空冷シングルエンジンを搭載したモタードスタイルモデル。燃料供給方式はフューエルインジェクションを採用し、冷間時の始動や高地での走行でも回転数を自動的に補正するアイドルスピードコントロールを装備。トランスミッションは5速マニュアル、ブレーキにはペタルディスクを採用する。専用設計の倒立フロントフォークと小径ホイールは、スポーティーで独特のライディングフィールを実現し、デジタル表示のスピードメーター、バーグラフ式のタコメーター、時計、オドメーター、トリップメーターを備えた多機能メーターパネル、セルスターターの採用など、普段使いに便利な装備が充実している。2013年モデルではカラーとグラフィックを変更し、「ライムグリーン」と「エボニー」の2色を展開。価格は35万9,000円。KLX125は、専用設計の車体にシンプルで信頼性の高い124cc空冷シングルエンジンを搭載したデュアルパーパスモデル。燃料供給方式はアイドルスピードコントロールを装備したフューエルインジェクション、トランスミッションは5速マニュアル、ブレーキにはペタルディスクを採用する。デュアルパーパスモデルとして最適なストローク量を確保するインナーチューブ径33mmのテレスコピック・フォークは、独特のライディングフィールを実現。多機能メーターパネルやセルスターターの採用など、普段使いに便利な装備も充実している。2013年モデルではカラーとグラフィックを変更し、「ライムグリーン」と「ブライトホワイト」の2色を展開。価格は33万9,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日カワサキモータースジャパンはこのほど、大型二輪車「VULCAN 900 Classic」(バルカン900クラシック)の2013年モデルを8月1日に発売すると発表した。価格は86万9,000円。VULCAN 900 Classicは、902cc水冷4ストロークV型2気筒SOHC4バルブエンジンを搭載し、タンク上部からの直線がスイングアームに直結するスタイルが特徴というスタンダード・クルーザー。今回発売する2013年モデルは、カラー&グラフィックが変更され「パールメテオグレー×ポーラホワイト」を採用している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日カワサキモータースジャパンはこのほど、大型二輪車「W800」の追加カラー「Chrome Edition」を300台限定で8月1日に発売すると発表した。価格は89万5,000円。W800は、空冷SOHC4バルブ排気量773ccのバーチカルツインエンジンに、ダブルクレードルフレームと大径ホイールを組み合わせ、ヴィンテージバイクの持つ美しさとライディングフィールを追求したという大型二輪車。今回発売するW800 Chrome Editionは、エボニーのカラーリングをベースにクロームメッキを施したタンクを装着。さらにエンジン、前後フェンダー、ヘッドライトボディ、ホイールのリムは車体カラーに合わせたブラック塗装が施されている。また、フューエルタンクのスチール製サイドカバーには、「Chrome Edition」のデカールも貼付する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月02日東洋大学は6月17日、大学進学を考えている高校生を対象とするイベント、「“学び”LIVE授業体験」を開催する。同イベントは、高校生自身に100講座から興味のある授業を選んでもらい、自由に体験してもらおうというもの。実際の大学の授業を通じ、自分に向いている学問、学びたい学科を発見できる機会として、毎年大盛況となっており、昨年は約2,500人が参加したという。2013年4月に開設予定の食環境科学部(板倉キャンパス)や、文学部の既存哲学系2学科を再編して誕生する東洋思想文化学科(白山キャンパス)のほか、各キャンパスに学科別個別相談会や教員・在校生ブースを設置し、東洋大学の特徴や雰囲気を体感できる。日時:2012年6月17日(日) 10:00~ ※事前予約不要、入場無料 ■白山キャンパス(東京都文京区白山5-28-20)文学部、経済学部、経営学部、法学部、社会学部、国際地域学部、イブニングコース ■朝霞キャンパス(埼玉県朝霞市岡48-1)ライフデザイン学部 ■川越キャンパス(埼玉県川越市鯨井2100)理工学部、総合情報学部 ■板倉キャンパス(群馬県邑楽郡板倉町泉野1-1-1)生命科学部、食環境科学部(※2013年4月開設予定) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月15日カワサキモータースジャパンは、250ccのオンロードバイク「ESTRELLA」(エストレヤ)と「250TR」のほか、モトクロッサーの「KX」シリーズ5車種と「KLX110L」の2013年モデルを発表した。発売日は7月1日で、250TRのみ7月15日。なお、「KX」シリーズと「KLX110L」は競技用モデルであり、公道走行はできない。ESTRELLAは、クラシカルでモダンなデザインの車体に、造形にこだわったという空冷SOHC2バルブの4ストロークシングルエンジンを搭載した250ccのオンロードバイク。燃料供給方式にフューエルインジェクションを採用して優れた始動性と安定したアイドリングを確保するほか、タコメーターや時計、プッシュキャンセル式ターンシグナルなどの日常で使いやすい装備が搭載されている。2013年モデルではカラーとグラフィックを変更し、「パールスターダストホワイト」「キャンディミスティックブルー」の2色を展開。価格は51万8,000円。250TRは、軽量スリムで扱いやすいボディとシンプルでスタイリッシュなデザインを採用した250ccのオンロードバイク。燃料供給方式にフューエルインジェクションを採用した空冷SOHC2バルブの4ストロークシングルエンジンを搭載し、優れた始動性と安定したアイドリングを確保するとのこと。70年代のビンテージスタイルを演出するブリッジ付きのハンドルバーや、アップタイプのフロントフェンダーなどを採用し、豊富なオプションパーツで自分好みのカスタマイズも可能という。2013年モデルカラーとグラフィックを変更し、「キャンディゴールドスパーク」「エボニー」の2色を展開。価格は41万8,000円。今回発表された2013年モデルのモトクロッサーは、「KX65」「KX85」「KX85-II」「KLX110L」「KX250F」「KX450F」の6車種。KX65は、6速ミッションと64ccの2ストロークピストンリードバルブ単気筒エンジンを搭載した本格的なキッズモトクロッサーで、2013年モデルは上級モデルと同イメージのカラー&グラフィックを採用。価格は29万6,000円。KX85とKX85-IIは、軽量で高い剛性を誇るペリメターフレームに、84ccの2ストロークピストンリードバルブ単気筒エンジンを搭載。KX85はフロント17インチ / リヤ14インチの通常モデルで、KX85-IIはフロント19インチ / リヤ16インチの大径ホイールを採用する。2013年モデルは上級モデルと同イメージのカラー&グラフィックとなっており、価格はKX85が33万8,000円、KX85-IIが35万9,000円。KLX110Lは、バックボーンフレームに111cc空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載し、変速方式には4速ミッションとマニュアルクラッチを採用。キッズの入門用から大人のミニモト遊びまで、幅広く使用できるとのこと。2013年モデルはKXシリーズと共通のカラー&グラフィックとなっており、価格は25万9,000円。KX250Fは、ファクトリーマシン直系テクノロジーのブリッジドボックスボトムピストン、デュアルインジェクションを採用したという、249ccの水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。2013年モデルでは、圧縮比の変更や吸気ルートの最適化などの変更や、DFIカプラーの新採用、フレーム剛性の最適化とメインパイプ幅のスリム化といった改良が施されている。価格は73万5,000円。KX450Fの2013年モデルは、空気圧を使用するフロントフォークやニューマチックスプリングフォークを初搭載し、大幅な軽量化に加えて優れた作動性とセッティングの自由度を実現したとのこと。エンジンはピストン形状とECUのセッティングを変更してパフォーマンスが向上した、449ccの水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。さらに、DFIカプラーの採用、ローンチコントロールモードの搭載、4つのハンドルポジションの選択機能、2つのポジションが選択できるアジャスタブルステップなどを採用する。価格は87万9,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日カワサキモータースジャパンは1日、オートバイ(普通二輪)「Ninja 250R」から、2012年モデルのスペシャルエディション「Ninja 250R Special Edition」を7月1日に追加発売すると発表した。価格は55万3,000円。Ninja 250Rは、フルフェアリングにデュアルヘッドライト、セパレートタイプのシートなどを採用し、パワーユニットには水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジン(248cc)を搭載したオートバイ。今回は、2012年モデルとして「キャンディバーントオレンジ」のグラフィックを配したスペシャルエディションを追加する。性能および諸元は、4月に発売された「Ninja 250R」から変更されていない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日カワサキモータースジャパンは1日、オートバイ(普通二輪)「Ninja 250R」の2012年モデルを4月1日に300台限定で発売すると発表した。価格は54万3,000円。Ninja 250Rは、スタイリッシュなフルフェアリングにシャープな印象のデュアルヘッドライト、セパレートタイプのシートなどを採用し、パワーユニットには水冷DOHC4バルブ並列2気筒エンジン(248cc)を搭載したオートバイ。燃料供給方式はフューエルインジェクション、飛沫径60ミクロンの微粒化インジェクター、スーパースポーツモデルにも採用されるデュアルスロットルバルブの採用で、高回転域まで気持ちの良いレスポンスを実現したとのこと。ブレーキは、フロント外径290mm、リヤ外径220mmのペタルディスクを採用し、安心感とダイレクトな操作感を提供する。今回発表された2012年モデルは、既存カラーの「メタリックスパークブラック」をベースに、グラフィックを配した追加カラーを設定。300台の限定で発売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月02日