ショッピングにエステ、そしてグルメ……と魅力たっぷりの香港。リピーターはもちろん、初心者だって「観光客がたくさん行くところじゃ物足りない! 」という人も多いだろう。そこで今回は、香港通がオススメするちょっとマニアックなグルメを紹介する。まずは意外に思われるかもしれないが、空港内にオススメの一品がある。香港国際空港内にあるキャセイパシフィック航空の旗艦ラウンジ「ザ・ウィング」内で提供している坦々麺だ。「空港内の食事なんて……」と侮るなかれ。旅行や出張で何度も香港を訪れている人たちから絶大な支持を集めている坦々麺なのだ。同ラウンジ内にある「ザ・ヌードル・バー」で坦々麺は楽しめるのだが、上海スタイルの担々麺ということで、辛くはなくとってもまろやか。クラッシュピーナッツがプラスされていて、こちらがいい感じにアクセントとなっている。ミニポーションなのでちょっと小腹が減った時でもOK。ザ・ヌードル・バーでは、チャーハン、シュウマイなどがブッフェ形式で提供されており、旅のしめくくりに忘れてはならないスポットの1つだ。次は、香港の「ザ・ランドマーク・マンダリン・オリエンタル香港」で4月2日から5月5日までの期間限定で提供するティーセット「MO Bar’s Jimmy Choo afternoon tea」。こちらは、世界のセレブたちに愛されている高級ブランド「ジミーチュウ」とのコラボレーションで誕生したものとなっている。セットのデザートは、ジミーチュウの2013年春夏コレクションからインスピレーションを得たもの。1960年代後半から1970年代前半のジプシーデザインが強調されていたり、高級感があって揺れ動くような色づかいやエンボス加工のレザー、フリンジ、房飾りなどを使ったりと、女性たちのファン心理を映し出したような内容に見事に仕上がっているという。料金は月曜日~金曜日は260香港ドル(約3,150円)、土日は280香港ドル(約3,390円)。食べるのがもったいないくらいのかわいさ。しっかり目で楽しんでからいただこう。香港には、独自に発達した「香港式喫茶店=茶餐廳(チャーチャンテーン)」という業態の飲食店がある。茶餐廳はレストランではなく、カフェでも大衆食堂でもない。ドリンクメニューが充実しているのでカフェのようではあるが、レストラン並みの食事メ ニューも取りそろえており、しかも朝、昼、晩食べられる。数ある茶餐廳の中でも、香港の芸能人も好んでよく来るという人気の店が「華星冰室」だ。同店のオーナー・陳家興さんが「ぜひこれは味わっていってほしい」と強く勧めてくれたのが、黒トリュフ入りスクランブルエッグトースト。37香港ドル(約433円)といいお値段なのだが、パンの上にとろけるような食感のスクランブルエッグがたっぷりのっており、その上にア クセントとして黒トリュフがおしげもなくまぶされている。ふわふわしたパンと、とろっとした卵、クラクラするようなトリュフの魅惑的な香り……。これらが三位一体となったこのトースト、やみつきになりそう! 初めは「ちょっとお高いかも」と思っていたが、実際の料理を目の前にすると、「トリュフがこんなにのっていて、この値段でいいの!? 」と困惑してしまうほど。陳さんいわく、同じメニューをホテルで食べたら10倍の値段はするという。以上オススメグルメを堪能して、楽しい香港滞在にしてください!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月30日「青春のトマト焼きそば」というステキなネーミングのご当地グルメが注目を集めている。これは、山梨県中央市の完熟トマトとブランド豚を使った一品。なぜ「青春の~」という甘酸っぱい名前がつけられたのか。一体どんな味が楽しめるのか。人気と知名度急上昇中のご当地グルメ「青春のトマト焼きそば」に迫ってみた。その焼きそばの始まりは今から40年ほど前。当時、山梨県内の洋菓子店の喫茶コーナーなどでは「ミート焼きそば」というメニューが提供されていた。これは、普通のソース焼きそばにミートソースをかけたもの。「焼きそば+ミートソース」という組み合わせに違和感を覚える人もいるかもしれないが、地元ではおなじみのメニューとして親しまれていたという。しかし、その後「ミート焼きそば」は時代の流れとともに姿を消してしまった。その焼きそばの復活と深い関わりがあるのが、前述した「中央市」である。2006年に周辺の町や村が合併して発足したこちらの市は、山梨県のほぼ中央に位置することから、こう名付けられるに至った。緑に囲まれた自然豊かな中央市の特産品はトマトだ。農家の皆さんが愛情を注(そそ)いで作るトマトは抜群のおいしさ。そんな絶品トマトを市内外に広くアピールするべく、中央市商工会青年部が思案。「地元のおいしいトマトを使って、かつて人気を集めた山梨独特のメニューを再現しよう!」と、誕生したのが「青春のトマト焼きそば」なのだ。再現に当たっての条件は2つだけ。まず、中央市産の完熟トマトを使うこと。そして同じく中央市産のブランド豚 フジサクラポークを使うこと。こうして復活した焼きそばは、昨年から市内の飲食店で提供され始めて話題を集め、今ではレストランや食堂から中華料理店、日本料理店など19の店舗で提供されている。2つの条件さえ満たせばアレンジOKなので、お店の個性が表れた味が楽しめ、各店をめぐる市民も多いという。例えば、「日本料理 三ツ橋」では、トマトソースに甘えびから取ったダシを使用。トマトの酸味を抑えたコクのある味が楽しめる。中華料理レストラン「四川菜館(サイカン)」では、焼きそばに牡蠣(かき)ソースを使い、中華店らしい味に仕上げている。味はかなり本格的だ。お店にもよるが、ソースは2~3日しっかり煮込んでいるため、コクのある奥深い味が楽しめる。「焼きそばとの相性はどうなんだろう」と思う人もいるかもしれないが、焼きそばは薄味に仕上げてあるので、意外なほど相性ピッタリだ。この懐かしの味の再現に、まず反応したのは40~50代の大人たち。子供のころに食べたあの味がよみがえったということで、「思い出の味が楽しめる」と好評だ。「青春のトマト焼きそば」のネーミングの由来は、まさにこの部分。大人にとっては青春時代を象徴する味ということで、こんな甘酸っぱい名前が付けられたのだ。一方、今の子供たちにとっては食べたことのない新しい味だが、「大好物のミートソースと焼きそばが一緒に楽しめる」と評判は上々だという。今、青春時代を過ごす彼らは10年20年経った時、「青春のトマト焼きそば」を青春の味として思い出すのかもしれない。現在、県内のイベントに出張して焼きそばをふるまうなど、市民を中心に「青春のトマト焼きそば」のおいしさを伝える動きが広がっているという。中央市の皆さんの思い出と素材と情熱が詰まった「青春のトマト焼きそば」、気になる人は是非味わってみていただきたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月22日山梨県で話題のB級グルメ「甲府鳥もつ煮」。2010年のB-1グランプリで、応援団体「みなさまの縁をとりもつ隊」がゴールドグランプリに輝き、今や甲府の新しい名物になりつつあるという。今回は2013年こそ食べたいローカルフード、「甲府鳥もつ煮」を紹介しよう。甲府鳥もつ煮は、砂肝、ハツ、レバー、きんかんなどの鳥もつと濃厚なタレを合わせた煮物。もつ煮というと長時間煮込んだものが一般的だが、甲府鳥もつ煮は、少量のたれを使って短時間で照り焼きにしているのが特徴だ。その始まりは昭和25年(1950)。食べる習慣がなく捨てられるもつを見た市内のおそば屋さん「奥藤本店」の店主が、「みんなが安く食べられるものはできないのか」と言ったのをきっかけだったという。試行錯誤しながら、もつ煮のアクを取っていたところ、偶然、汁があめのようにトロリとなったことから、「これならおいしそう」と甘辛く煮込んだ甲府独特のもつ煮を作りだしたのだ。その味は、分かりやすくいうとうなぎのかば焼きのよう。甘辛いタレと歯ごたえのあるもつの相性が抜群だ。「これはビールにピッタリだ」と思ったのだが、甲府では独特の食べ方があるという。それは、そばの前菜として食べるという方法だ。もともとおそば屋さんが作り始めたということで、そばを待つ間に食べるのが一般的だったそうなのだ。そばの前にもつ煮とは、なんとも乙な光景だ。しかし、甲府の人たちにとってはこれが当たり前。県外のおそば屋さんに入って、もつ煮がないと「なんでないの?」と不思議に思ってしまうらしい。この鳥もつ煮、元祖の味を試してみたいという方には、発祥店の奥藤本店がおすすめだ。味はもちろん作り方にも注目!強火で素早く調理するため、小さな鍋をペンチでつかんで調理する独特の方法をとっている。一番人気は、そばともつ煮のセット。本場の味が体感できる。ちょっぴり大人っぽい食べ物なので、年配者を中心に食べられているのかと思いきや、子どもたちや若者も大好きだという。新鮮なもつが手に入ったら手作りする家庭も多く、甲府のおふくろの味でもあるそうだ。味付けはしょうゆと砂糖だが、地元では「甲府鳥もつ煮のタレ」が市販されているので、自分で作りたいときはこのタレを活用してもいいだろう。甲府鳥もつ煮は、最近では全国的に知られる存在になっている。2010年の第5回B-1グランプリで、甲府鳥もつ煮を応援するまちおこし団体「みなさまの縁をとりもつ隊」がゴールドグランプリに輝いたからだ。甲府鳥もつ煮への熱い思いと地元を愛する心を大切に、今日も甲府鳥もつ煮でつながる縁を拡大中だ。地元では、B-1グランプリ受賞によって「甲府の誇りがまたひとつ増えた」と大盛りあがりだという。特に若い人たちは、「鳥もつ煮を全国に広めて、町を活性化したい」と意気込んでいる。山梨県を代表するグルメになりそうな「甲府鳥もつ煮」。地元の人たちの「おいしい料理を提供したい」「おいしい料理を広めたい」という思いが重なり合い、今そのおいしさが全国にじわじわと伝わっている。●informationテンヨ武田【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月29日B級グルメブームの影響で、ここ数年間でさまざまなご当地グルメが登場し、話題を呼んでいます。そんなご当地グルメの中でも、特に種類が多いのが「焼きそば」。有名な静岡県富士宮市の「富士宮やきそば」や、秋田県横手市の「横手焼きそば」など、非常に多くの種類があります。今回は、そんな数多く存在するご当地焼きそばたちを紹介します。あなたはいくつ知っているかな?●ひるぜん焼そば(岡山県真庭市)B級グルメの祭典であるB-1グランプリで、全国第1位になり、一躍有名になった岡山県真庭市・蒜山(ひるぜん)地方のご当地焼きそばです。蒜山地方の名物であるキャベツが大量に使われ、蒜山地域のもうひとつの名物であるジンギスカンのタレを使って味付けされています。●青春のトマト焼きそば(山梨県)ソース焼きそばの上にミートソースをかけた山梨県中央市のご当地焼きそば。もともとは『ミート焼きそば』と呼ばれ食されていた料理で、2007年に『青春のトマト焼きそば』として新たに提供されるようになりました。市内の道の駅などで食べることができます。●ポテト入りやきそば(栃木県足利市、他)栃木県や群馬県の一部で愛されているご当地焼きそばです。ソース焼きそばにゴロっと大きめのジャガイモが入っています。また、同じく栃木県の栃木市では同様の焼きそばが『じゃがいも入りやきそば』として普及しているそうな。●会津カレー焼きそば(福島県会津若松市)焼きそばにカレールーをドバっとかけた福島県会津若松市のご当地焼きそば。市内の飲食店のひとつが最初に提供した所、学生などに大いにウケたそうで、広がっていったといいます。●那珂湊焼きそば(茨城県ひたちなか市)茨城県ひたちなか市のご当地焼きそば。『手延べせいろ蒸しめん』と呼ばれる、うどんほどの太さのめんが使用されいるのが特徴です。そのモチモチとした食感は一度食べるとやみつきになるとか。●糸魚川ブラック焼きそば(新潟県糸魚川市)カ墨を練りこんだ真っ黒のめんが特徴の糸魚川市のご当地焼きそばです。とにかく見た目のインパクトは絶大で、多くの人がブラック焼きそばを求めて訪れるそうです。県内各地のご当地グルメの中でもダントツの一番人気を誇るとか。●藤沢炒麺(神奈川県藤沢市)神奈川県藤沢市のNPO法人と地元農家が協力して開発したご当地焼きそばです。塩コショウと鶏がらスープで味付けされているため、あっさりと食べられるのが魅力です。●スヤキ(滋賀県甲賀市)めんと野菜をいためて塩で味付けしただけという、その名の通り非常にシンプルな作りのご当地焼きそば。提供後に、お客さんが好みにソースやしょうゆをかけて食べるのだそうです。●瀬戸しょうゆ焼きそば(愛知県瀬戸市)瀬戸市内のいくつかの飲食店で提供されているご当地焼きそば。しょうゆだしのあっさりと食べやすい味付けになっています。昨年「瀬戸焼きそばアカデミー」なるものが設立され、全国に瀬戸しょうゆ焼きそばを売り込んでいくそうです。●たんたんたぬきの担々やきそば(神奈川県湯河原町)練りゴマやトウバンジャンなどを使ったピリ辛ダレが特徴のご当地焼きそばです。湯河原温泉にはたぬきが源泉を見つけたという伝説があることから、この名前が付けられたそうです。地元の人にも非常に人気とのことで、あるイベントでは終了予定時刻の2時間前に完売したこともあるとか。という訳で、さまざまなご当地焼きそばを紹介しましたが、みなさんはどの焼きそばを食べてみたいと思いましたか? 筆者はモチモチめんの那珂湊焼きそばにかなり惹かれました。もしこれらの焼きそばを提供している地方に行くことがあれば、必ず食べておきたいですね!(高橋モータース@dcp)
2012年12月29日B級グルメ王者の名をほしいままにした「富士宮やきそば」を見るまでもなく、静岡県はご当地グルメの宝庫だ。今回は、浜松地方で昔から親しまれている「遠州焼き」にスポットを当ててみたい。最初に説明しておくと、遠州とは、かつての遠江国(とおとうみのくに)。大井川から西の地域で、遠州焼きは特に浜松方面で愛されている食べ物で、ご当地グルメの中ではいわゆる「粉もん属」に分類される。要するにお好み焼きだ。まずは食べてみよう。と、浜松市内で遠州焼きを提供する「柿ノ木茶屋」というお好み焼き店さんに立ち寄った。ここの店には、「遠州焼き」という商品は存在しない。あるのは「お好み焼き」だけだ。どういうことかというと、全てのお好み焼きが遠州焼きということだ。作り方を見てビックリしたのは、生地がすごく薄焼きだということ。だから、焼き時間がすごく短い。生地の時点で、黄色い粒粒がほのかに見える。これがタクアンか。数分で焼き上がり、コテでペタンペタンと三つ折りに。それをさらに上からザクザクと切り分けていく。ものの5分で「はい、お待ちどうさま」と、目の間に登場してきた。早い!さすが元・駄菓子屋メニューだ。ひと口食べてみると、生地は薄いのに実にふんわりした食感。ネギの甘さとショウガのピリッとした刺激に加え、あっさり風味のソースゆえか、「意外と和風だなあ」という印象だ。お好み焼きというよりはネギ焼きだ。そこに、タクアンの自然な甘さとシャキシャキした歯ごたえが加わる。おいしいのはもちろん、「食べ飽きない」味わいだ。ちなみに、1人前に使うタクアンは「大さじ1杯くらい」だそう。何よりも手軽なのがいい。おやつにもいいし、ご飯にもなる。もちろんビールのお供にもいい感じだ。「うちの遠州焼きは、皆さんあっさりしてると言ってくれますよ」と言うのは、おかみさんの小林真澄さん。ご主人のお母さんが営んでいた駄菓子店が前身で、小林さんは嫁入り後に店を引き継いだそう。「私も浜松の出身じゃないから、初めて遠州焼きを食べた時はビックリしましたよ」と屈託ない笑顔を見せる。なぜ遠州焼きにタクアンが入っているかというと、戦後のモノ不足が原因だったという説が有力だ。浜松市の北部に三方原(みかたはら)という土地があり、ここでは大正時代からジャガイモの裏作として大根が盛んに作られていたため、タクアンが豊富にあったのだ。戦後に食材が入手しづらかった時代、手軽で日持ちするタクアンを入れてお好み焼きにしたのが始まりだという。とはいえ小林さんは、「ルーツはいろんなことをいう人がいるから、ホントのことは分からない。冷蔵庫の中にあったものを適当に入れて焼いたら、いつの間にか遠州焼きになったんじゃないかな~?」とこれまた屈託ない。遠州焼きは浜松市内の限られた店でしか食べられない、守るべきスーパーローカルフード。しかしその発祥と言われている駄菓子店は、ここ数年でバタバタと廃業しているのが現状だ。B級グルメブームが後押しし、東京でも提供する店が出てきた一方で、昔ながらの遠州焼きの店は確実に減ってきている。ともあれ、ベースはお好み焼きなので、家でも簡単に作れるのがこの遠州焼きのいいところ。浜松になかなか行けない人は、まずは家庭内お好みパーティーで、そのうまさを体感してみてはいかがかな?●information柿ノ木茶屋浜松市元浜町234 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日ぐっと寒くなってきた季節。この時期に食べたくなるものはいろいろあるかと思いますが、皆さんの地元ならではのものって、どんなものがあるでしょうか?マイナビニュース会員の皆さんにお聞きしました。調査期間:2012/10/18~2012/10/22アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数:867件(ウェブログイン式)■アツアツのめん類で身も心も温まる「スガキヤのラーメン。ラーメンと甘いソフトクリームが最高の組み合わせ」(23歳/女性/愛知県)「和歌山ラーメン。濃厚な味が舌にしみる」(39歳/女性/和歌山県)「みそ煮込みうどん。濃いので県外の人には若干嫌がられますが」(32歳/女性/愛知県)「夏のそうめんの残りで、秋口からにゅうめんに。いよいよ寒くなるな、と感じます」(32歳/男性/奈良県)「横浜あんかけラーメン。寒い冬は家族みんなでフーフー言いながら食べる。他県の人にも好評」(24歳/女性/神奈川県)全国各地の、さまざまなめん料理。ひと口にラーメン、うどんと言っても、いろいろな違いがありますよね。■定番ご当地メニュー「福岡県のもつ鍋や水炊き。中心街は色んなお店が密集していて、アレンジも多いから飽きない」(26歳/女性/福岡県)「札幌のスープカレー。夏も食べますが、スパイスが体を温めてくれます」(33歳/女性/北海道)「厚木のシロコロホルモン焼き。にんにくみそにつけて食べると元気百倍です!」(26歳/女性/神奈川県)「静岡おでん!最初見たときは、『だしこ』と黒はんぺんに驚きましたが、寒い日に温かい店内で食べるのがまたおいしい」(37歳/女性/東京都)ご当地ものとして有名なメニューが、多数挙がりました。地元の人はもちろん、他地域の人をも魅了するパワーがあるようです。■名産の素材が決めて!「広島産のカキで作ったカキフライ!身が大きめでおいしい」(29歳/女性/広島県)「氷見の寒ブリ、能登の喉黒、富山湾の甘エビ。日本海の荒波にもまれた魚はおいしい。外から来た人は感動しますよ」(24歳/女性/石川県)「馬のホルモンの煮込み。みそやにんにくなどで馬のホルモンとコンニャクを煮込んだもの。熊本は馬肉が手に入るので、寒くなるとよく食べる。親せき中が好きで、酒のさかななのに子供たちもバクバク食べる」(29歳/男性/熊本県)「カジカ鍋。小さいときよく食べていた」(28歳/男性/北海道)「カジカ」は、なかなか他地域では売られていない魚のようですが、北海道では、あまりのおいしさに鍋の底までおはしでつついてしまうことから、「鍋壊し」という異名まであるそう。一度食べてみたいです。■素朴な故郷の味わい「熊本のだご汁。ごぼう、里芋、にんじんなどの野菜と、だご(だんご)が入ったみそ味の汁物。山梨のほうとうに似ている」(32歳/男性/熊本県)「山形の、牛肉を使用したしょうゆ味の芋煮。豚肉とみそ味の芋煮はカルチャーショックだった」(36歳/男性/山形県)「ひっつみ汁(岩手・青森の具だくさんの汁)です」(35歳/男性/岩手県)「徳島のそば米汁。そば米の入った、しょうゆ味のけんちん汁風のお汁。給食にも出ていた」(36歳/女性/徳島県)「芋茶粥。山口県の周防大島や柳井市で食べられている、さつまいもを入れた茶がゆです。ありきたりな料理だと思ってたら、他地域の人に驚かれました」(30歳/女性/山口県)「中身汁。豚の内臓、こんにゃくなどが入ったお汁で、沖縄の家庭では正月等でも必ず出ます。他県の人だと、好き嫌いが分かれるみたい」(25歳/女性/沖縄県)お汁系も、寒い日に食べたくなるメニューの筆頭。どれもおいしそうです!■こんなのも食べたくなるご当地ならではのメニュー「新潟の『かんずり』。スーパーで売っている、ピリ辛調味料。全国的にそこそこ有名なのでは?」(25歳/女性/新潟県)「横浜中華街の肉まん、飲茶でしょう」(32歳/男性/神奈川県)「こたつで十万石饅頭。甘い!!という反応が多かった」(25歳/男性/埼玉県)「福井の名物、水ようかん。夏を思い出して暑く感じる」(29歳/男性/愛知県)「ウィーンで冬の寒い時期に、市場など外のスタンドで飲むグリューヴァイン(ホットワイン)が忘れられない」(32歳/女性/東京都)「山口のみかん鍋。海鮮の鍋にみかんが浮いている。おいしいのに異常に安い」(26歳/男性/神奈川県)筆者は、みかん鍋というのは初めて知りました!鍋にぷかぷか浮かぶいくつものみかんは、ちょっと衝撃でしたが、よい香りがしそうですね。聞いているだけでもおなかがすいてきそうなご当地グルメ。おなかの中から元気になって、冬を乗り切りましょう!(文/島田彩子)
2012年12月21日三重県の県魚はご存じ「伊勢エビ」だ。伊勢・志摩エリアを旅する観光客には、ご当地ブランドとして大変な人気!まさに王道を行く伊勢エビだが、本場三重県では、まるごと一匹をそのまま使った高級グルメがひそかな人気を呼んでいるという。そんな「伊勢エビ一匹まるごとグルメ」を紹介しよう。じゃーん!この写真を魅力的と思うか、ちょっと引いてしまうか、それは人それぞれ。しかし実際にコレを食した客は「すごい!」「うまい!」を連発するらしい。三重県産の伊勢エビをまるごと一匹使い、上質なトマトソースに絡めたのが、今テレビや雑誌にひっぱりだこで取り上げられている「蔵deパスタ」の超名物パスタである。伊勢エビのうま味とプリプリとした食感にリピーターも多い。ソースはトマトソースとトマトクリームソースの2つの味から選ぶことができる。調理された伊勢エビ特有のダイナミックな赤い色と、トマトの鮮度ある赤い色の2つのレッドが皿にあふれ返っていて、見ても食べてもちょっとすごいインパクトである。2人前でワンセットということもあり、店には2人客もちらほら。携帯で撮影をしながら幸せそうにパスタを囲み、談笑している光景が絶えることはない「蔵パス」のオススメパスタ、3,654円(税込み)である。次にご紹介するのは、生きたままの伊勢エビをいけすから豪快に取り出して即座に調理する、海鮮蒸し「華月」の「伊勢海老コース」だ。その鮮度は保証済みで、せいろから逃げ出すほど生きのいい伊勢エビを蒸すと、甲羅の色が鮮やかな赤に変わる。大きな身にギュッと海のうま味を閉じ込めたぜいたくな味わいは、一度食べると忘れられない。このコースには、三重県産の伊勢海老の他に、伊勢湾産の貝や伊勢の国の健康豚、野菜などのせいろ蒸し、お造りやみそ汁、小鉢などがついて5,800円。驚くことに「華月」のメニューは、ほとんど全てが、伊勢志摩産の素材を使っているらしい。遠方からこのエリアを訪れる人には、一度は食べてみてほしいコース料理である。伊勢海老をなんとカレーに!?そんなびっくりメニューを提供しているのが、志摩観光ホテルのフレンチ・レストラン「ラ・メールクラシック」だ。その名もシンプルに「伊勢エビカレー」。このカレーなんと1万4,000円(税込み)と高価であることから、ネット上でも話題になっている。この価格と予約制であることにもかかわらず、このスーパーゴージャス伊勢エビカレーに挑戦する人は多いらしい。この高級カレー、作り方も本格的だ。10人前の伊勢海老カレーのルーを作るのに、約1キロの伊勢エビの殻などを使用し、エビのうま味がぎっしり詰まったアメリカンソースを混ぜ合わせ、さらに鶏のダシなどを加えて出来上がるという。ちょっと普通ではないぜいたくなカレー、機会があれば、ぜひ一度味わってみてはいかが?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日石川県珠洲市の飯田わくわく広場にて、2013年2月24日に奥能登(おくのと)のNo.1B級グルメを決める「第3回 奥能登B級グルメ選手権×海藻まつり」が開催される。同イベントでは、奥能登の食材を使った味はA級の「奥能登B級グルメ」を楽しめる。B級グルメを販売する参戦者は、奥能登の食材を1つ以上使用した商品を販売。当日会場で商品を食べた来場者に投票してもらい、奥能登B級グルメのナンバーワンを決定する。また、隠れた地域のスター「飯田一座」による催事や、YOSAKOIソーラン日本海演舞なども開催。さらに奥能登の特産品などが当たるガラポン抽選会を企画している。抽選会ははずれくじなしで、賞品がなくなり次第終了となる。同イベントは2013年2月24日の9時30分~15時まで、飯田わくわく広場で開催。入場は無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日人脈を作りたい、友達を増やしたい……IT技術が進歩した今だからこそ、逆に人と人との「つながり」を求める人が増えている今日このごろ。しかし、人見知りで「つながり」が築けない人という人も多いはずです。そんな方にオススメしたいのが、食を通じた人脈構築術。今回はソーシャルグルメサービス「Retty(レッティ)」を運営する代表取締役の武田和也さんに、お話をうかがいました。■食の趣味は人脈構築に効果的!?――「Retty」のサービス内容について教えていただけますか。「Rettyは実名制のソーシャルグルメサービスです。ユーザーの方が実際食べに行った飲食店を共有・記録することで、自分だけのお店リストを作ることができます。また、友人・知人やグルメに精通した人のレビューをのぞくこともできるので、その情報を共有することも可能です」――グルメサイトといえば「ぐるなび」や「食べログ」などが有名ですが、それら既存のサイトとの違いは何ですか?「他サイトは匿名制のものが多いですが、Rettyは実名登録が基本。誰が書いたのかがわかるので、『この人がオススメしているんだから、絶対おいしいに違いない』と安心して情報を受け入れることができます」――他のサイトではランキングが掲載されており、それで点数の高い店を選ぶ……なんてことがありますが、Rettyでは店の検索も変わってくるのでしょうか。「お店をランキングではなく『人』から探すのが、一番のポイントです。例えば自分と似た食事の趣味の人がいたら、その人が挙げたお店に行ってみるとか。それによって『私もあの店に行ったんだ』と話題が共有でき、そこから人と人とのつながりが生まれることも少なくありません」――今まであまり親しくなかった人同士が、親しくなることもありますか?「食事の趣味が合うと一緒に食べ歩きもできるし、やはり食というのは人間が生きていく上での根幹ですからね。ほかの趣味よりも、人間的なつながりが深くなれるはずですよ。食事というのは一人で食べるとどうしても味気なくなるもの。そういう意味では『食仲間』をつくるのはとても有効だと言えます」――Rettyでも、食がきっかけでつながりを持ったユーザーは多いですか?「とても多いですよ。ユーザーさんが『食仲間』を集め、イベントを開くこともあります。私もよく呼んでいただくことがありますが、なかにはお店を貸しきり、30人ぐらいが集まったイベントもありましたね。和気あいあいとしていて、すごく楽しかったです」――実名制なので、人見知りの方でもこうしたイベントに安心かつ気軽に参加できそうですね!「そうですね。また、Rettyでは、友達が普段どんなお店に行っているのかを知ることもできます。ですので、そこから新たな一面を発見することもできます。自分と合った食の趣味が見つかるなど、新たなコミュニケーションも生まれますよ。ユーザーさんとはよく一緒にランチをしますが、そこで利用する側ならではの意見をしてくれたり、アイデアを提供してくださったりしますね」■接待やランチの店選びにも――Rettyは、ビジネスではどんな使い方がありますか?「得意先の方を交えての接待や懇親会のお店選びに、非常に役立つと思います。ランキング主体のサイトだと、実際行ってみたら『あれっ?』って感じになったり、イメージと違ったりして失敗することも多々あります。その点、Rettyなら『接待が得意な知り合いが普段使っているお店』をチョイスできるので、とても探しやすいです。また、Rettyには『接待』『デート』『隠れ家』などのタグで絞り込みもできるので、用途に合わせてお店を選ぶこともできます」――それはぜひ活用してみたいですね!では最後に、今後の展望を教えてもらえますか。「今後は海外でのサービス提供を考えています。まずはアメリカとシンガポール、さらに多くの国々にも展開していきたいです」今はさまざまな情報が氾濫しており、どれが自分にとって一番適切なのか、取捨選択が難しい時代になっています。自分がRettyというサービスを始めたきっかけも「ランキングだけのレビューでは、自分が行きたいお店がなかなか見つからない」という思いからでした。今後もRetty機能を拡充させて、いろんな人々のライフスタイルを前進させていきたいですね。Retty(レッティ)年6月にオープンした実名制のソーシャルグルメサービス。FacebookとTwitterのアカウントを利用して登録することができ、現在のユーザー数は9万人。レビューのある店舗数は9万店で、最近では地方の店の登録数も増えている。レビュー総数は25万件を超え、友人が書いたレビューに対して押す「行きたい」ボタンは45万回以上。毎月110~120パーセントずつ伸びているという。(OFFICE-SANGA 春名晃平)
2012年12月15日ビッグ錠の『包丁人味平』から『美味しんぼ』、『孤独のグルメ』にいたるまで、さまざまなスタイルの作品が登場しているグルメマンガ。定番メニューに限らず、最近ではトーストやチェーン店の牛丼まで幅広い食が扱われる傾向にある。そこで今回は、あえて超ド級の有名作品を除外し、現在連載中(2012年中の連載終了も含む)グルメマンガの中で気になるものを女性341名に聞いた。「今、気になるグルメマンガ」の第1位は!?>>男性編も見るQ.2012年連載作品の中で注目のグルメマンガは?(複数回答)1位『花のズボラ飯』31.1%2位『きのう何食べた?』17.3%3位『深夜食堂』15.0%4位『おうちでごはん』12.6%5位『極道めし』9.4%6位『駅弁ひとり旅』6.7%7位『おせん』6.5%8位『信長のシェフ』6.2%9位『めしばな刑事タチバナ』5.0%10位『らーめん才遊記』3.8%10位『酒のほそ道』3.8%1位は男性編と同じ『花のズボラ飯』。アンケートに寄せられた「グルメという言葉といい意味でギャップのある、料理とも言えないようなズボラメニューっぷりが面白い」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)という意見は、この作品の魅力をうまく表現している。「日常生活に役立ちそう」(30歳/医療・福祉/その他)という声にもあるように、実用的なレシピとして利用したい人も非常に多かった。また、「ドラマ化されたから」(23歳/アパレル・繊維/事務系専門職)と、今年10月より倉科カナ主演でスタートした実写ドラマ版から本作に触れた人も多数で、ここ数カ月で作品の認知度は大きくアップした結果がそのままランキングに結びついている。男性編では7位だった『きのう何食べた?』は女性編では2位に。男性マンガ誌『モーニング』の連載作品ながら、『大奥』で人気のよしながふみ作品ということもあり、女性人気を獲得。食エッセイも書いているよしなが作品だけあり、「登場するレシピが本当においしそうで真似したくなる」(30歳/その他/その他)という声が圧倒的。また、「ゲイのカップルという設定が面白い」(26歳/情報・IT/販売職・サービス系)というのはBL出身の作者ならではの回答といえる。3位は思わずホロリとさせられるエピソードが多い『深夜食堂』。「人生の哀愁を感じられる」(48歳/小売店/事務系専門職)と、40代以上にも支持されている。4位は男性編ではランク外だった『おうちでごはん』。タイトルのとおり一般家庭で作る「おうちごはん」をテーマにした作品は、「参考になる」(31歳/医薬品・化粧品/技術職)と好評。5位は、作品中で料理も食事もしない『極道めし』。「食べないグルメマンガというのはすごい発想」(47歳/その他/その他)とアイデアを讃える声が寄せられていた。■総評男性作家の絵柄が苦手という女性が多いためか、1位の『花のズボラ飯』、2位の『きのう何食べた?』、4位の『おうちでごはん』など女性作家の書くマンガが上位にランクイン。これらの作品は、レシピや作り方が掲載されていることもあり、実用できることも人気の一因となった。ただ、3位の『深夜食堂』や5位の『極道めし』のように、「渋い」作品も上位に食い込んでおり、ドラマ性の高いグルメマンガは女性にも受け入れられやすいと言えるだろう。6位以下では、ドラマ化されたこともある7位の『おせん』が女性にも読みやすいかもしれない。日本料理屋の話ながら、家庭での「まっとうな食事」作りにもきっと役立ってくれるはず。この冬は『おせん』を参考に、極上おでんを作ってみたい!(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年9月20日~28日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性341名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】スポ根よりもアツく、ラブストーリーよりも泣ける! 将棋マンガランキング【女性編】25周年記念ッ!!『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズランキング【女性編】大人だからこそ分かる!?『ドラえもん』のいいところランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月14日ビッグ錠の『包丁人味平』から『美味しんぼ』、『孤独のグルメ』にいたるまで、さまざまなスタイルの作品が登場しているグルメマンガ。定番メニューに限らず、最近ではトーストやチェーン店の牛丼まで幅広い食が扱われる傾向にある。そこで今回は、あえて超ド級の有名作品を除外し、現在連載中(2012年中の連載終了も含む)グルメマンガの中で気になるものを男性296名に聞いた。「今、気になるグルメマンガ」の第1位は!?>>女性編も見るQ.2012年連載作品の中で注目のグルメマンガは?(複数回答)1位『花のズボラ飯』18.2%2位『深夜食堂』17.2%3位『極道めし』12.8%4位『らーめん才遊記』10.1%5位『駅弁ひとり旅』9.1%6位『めしばな刑事タチバナ』8.1%7位『きのう何食べた?』7.1%7位『信長のシェフ』7.1%9位『おせん』5.4%9位『酒のほそ道』5.4%1位は『孤独のグルメ』で知られる久住昌之原作の『花のズボラ飯』。女性マンガ誌で連載されており『このマンガがすごい!』2012年版オンナ編第1位に輝いた作品だが、男性編ランキングで堂々の1位を獲得。主人公の花が作るズボラ飯は「実際に作ると簡単でおいしい」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)という評価のとおり、生活に密着した日常食の魅力を見せつける久住昌之の実力は健在だ。また、花が食べる瞬間の官能的な表情は男性読者にも好評で、「主人公がかわいくて面白い」(27歳/その他/技術職)という声も寄せられている。2012年10月からは倉科カナ主演で実写ドラマがスタートしたこともあり、「ドラマ化されたことで気になった」(44歳/アパレル・繊維/事務系専門職)という人も少なくない。僅差で2位に選ばれたのは、第55回小学館漫画賞を受賞した『深夜食堂』。赤ウインナー、ポテトサラダといったメニューにまつわるエピソードに、ときにホロリ、ときにニヤリとさせられる。「派手な感じはないが、地味ながらの味わいがある」(30歳/金融・証券/営業職)作品だ。「人間模様が面白い」(39歳/自動車関連/技術職)という声にもあるとおり、ゲイやストリッパー、ヤクザなどさまざまな背景を持つ登場人物も魅力にあふれている。1位同様、この作品もドラマ化されており、「ドラマを見て面白いと思った」(37歳/小売店/販売職・サービス系)という意見も多数寄せられていた。3位は残念ながら2012年で連載が終了してしまった『極道めし』。刑務所の受刑者が「一番うまかった食い物」を語るという設定だけあって、「何気ない料理をうまそうに感じさせるエピソードがいい」(34歳/その他/その他)という意見が大部分を占めた。ラーメン好きに支持された4位の『らーめん才遊記』は、前作『ラーメン発見伝』と同様にラーメン王・石神秀幸が原作協力にクレジットされた作品。「主人公の思いつくラーメンが面白い」(30歳/医療・福祉/専門職)というように、独創的でおいしそうなラーメンは読者をワクワクさせてくれる。駅弁好きはもちろん、鉄道ファンからも支持されたのは5位の『駅弁ひとり旅』。紀行マンガでもあるため、「旅情を感じる」(48歳/ソフトウェア/技術職)という声も。■総評女性マンガ誌での連載かつTHE少女マンガな絵柄であるにもかかわらず、男性編1位を獲得した『花のズボラ飯』は立派。『孤独のグルメ』の作画、谷口ジローとは打って変わった水沢悦子との異色の組み合わせが功を奏したともいえる。2位の『深夜食堂』、3位の『極道めし』では、いわゆる成功者ではなく世知辛い世の中で失敗したり、悩んだりしている者が多く取り上げられる。彼らが欲するのは決して贅沢な食ではなく、温かさや懐かしさを感じさせる日常食であり、食とは人にとって大切な思い出の一部になっていることを深く実感させられる作品と言えるだろう。「日常の食文化」という意味で、個人的に最も注目している作品は6位の『めしばな刑事タチバナ』だ。チェーン店の牛丼やカレー、インスタントラーメンのうんちくを、熱く、真面目に語る様子は、あまりにバカバカしく、面白く、その知識の深さに敬服してしまう。読んでいると、それらをに対する食欲が抑えられなくなるので注意してほしい。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年9月20日~28日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性296名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】スポ根よりもアツく、ラブストーリーよりも泣ける! 将棋マンガランキング【男性編】25周年記念ッ!!『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズランキング【男性編】大人だからこそ分かる!?『ドラえもん』のいいところランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月14日昨年4月よりテレビ東京にて放送されたテレビドラマを映画化した長谷川博己主演作『映画 鈴木先生』。来年1月の公開を前に、テレビ東京の2大人気ドラマ「鈴木先生」と「孤独のグルメ」が奇跡のコラボレーションを果たすことが明らかとなった。本作は、2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した武富健治の人気コミックを原作に、平凡な中学教師である鈴木先生(長谷川さん)が、教育現場の常識を打ち破る独自の教育理論“鈴木メソッド”を駆使して、理想のクラスを作り上げようと奮闘する姿を描く。商用で日々いろいろな街を訪れ、そして一人、ふと立ち寄った店で食事をする井之頭五郎の食事シーンと心理描写を綴った「孤独のグルメ」との今回のコラボレーション。その驚くべき内容は、現在放送中の「孤独のグルメ Season2」最終回直前となる回で、主演の松重豊演じる井之頭がふらりと訪れた北千住のタイ料理屋さんに、ゲスト出演者として黒縁メガネとループタイに身を包んだ鈴本(=鈴木先生)が隣に座っているというもの。奇しくもモノローグが多い両者の、“悩めるメニュー選び”対決が繰り広げられるという。長谷川さんは「食べるのって、結構恥ずかしいですね。松重さんが、いかに『美味しく食べるのが上手いか』という事を思い知りました。完全に惨敗でした(笑)」と早くも負けを宣言!?松重さんは「別の現場で一緒のときに(長谷川さんが)、『孤独グルメ』のファンで、出演したいと言ってくれたので、気楽な気持ちで呼んだんですけど、前日にメールをしたら、『緊張しています』って返事が来たので、少しびっくりしました(笑)」と明かし、さらに「よくよく考えると、このドラマは食べ方をさらけ出しますからね。人が食べているのを見ると、腹も減るし、腹も立つし、うらやましく思うし…。食べる行為っていうのは、芝居とは別の特別な行為なんだなって思いました」と共演で改めて感じた“美味しく食べる”ことへの難しさについて語った。魅せる食べ方はさて置き、今回のメニュー選び対決、果たして軍配はどちらに上がるのか!?12月19日(水)に放送される「孤独のグルメ」での、2人の勝負のゆくえを見届けてみて。『映画 鈴木先生』は2013年1月12日(土)より角川シネマ新宿ほかにて公開。「孤独のグルメ Season2」は毎週水曜23時58分~、テレビ東京系にて放送。■関連作品:映画 鈴木先生 2013年1月12日より、角川シネマ新宿、丸の内TOEI、渋谷TOEI ほか全国にて公開© 2013 映画「鈴木先生」製作委員会
2012年12月10日魚介、ラーメン、スープカレー……。北海道はご存じの通り味の宝庫だが、忘れちゃいけないのが「ご当地バーガー」だ。メジャー過ぎる北海道グルメの陰に隠れているが、実は優れたご当地バーガーが数多く存在し、日夜シノギを削っている。その一部を紹介しよう。まずは函館にあるハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」。過去に日経新聞が発行する「日経プラスワン」に掲載された「ご当地バーガーならこの店」で、2位以下を大きく引き離してトップになったこともある。チェーン展開している16店舗は全て函館および近隣に集中しており、道南を代表する味のひとつとしてキッチリ認知されている。ベーシックなものから北海道ならではの食材を使ったものまで、メニューの種類は豊富。当然ながら作り置きは一切していない。具材だけでなく、全ての素材を北海道産で統一しているだけに、どのメニューも味はピカイチなだけでなく、ボリュームも半端じゃない。それでいて価格はリーズナブル。ともかく函館に行ったなら足を運んでいただきたい。海産物の宝庫である北海道だけに、ナニかしらそれらを使ったバーガーがあるのでは……と考えていらっしゃるアナタ。これがあるのだ。次に紹介する「ホタテバーガー」がそれ。道東の野付(のつけ)半島近隣にある別海町の6つの店が知恵を出し合い、地元ならではの味として生み出したご当地バーガーである。単に野付湾でとれるホタテを挟んだバーガーというわけではない。10項目の定義を自分たちに課し、それに従って作ったものだけを正式なホタテバーガーとして売り出しているのである。そんな努力が実り、北海道の食材を使ったご当地グルメの味を競う「新・ご当地グルメグランプリ北海道」で、3年連続グランプリに輝いている。●information別海ジャンボグルメ推進協議会ここまで紹介した北海道のご当地バーガーは、すでに全国で有名かもしれない。最後は小さな店がひっそりと出しているレアなご当地バーガーを紹介したい。道東は摩周湖(ましゅうこ)に程近い弟子屈(てしかが)町にある、「カントリーキッチンちゅっぷ」の「カレーバーガー」だ。この店は地元の酪農家が経営するファームレストランで、自家製のパンやスウィーツ、4日間煮込むスパイシーなカレーなどが非常に人気だ。ある時、ふと店主は「今出しているメニューの素材を基にバーガーが作れないか」と思い立ち、考案したのがカレーバーガーである。バンズでなく自家製のパンを使用。カレーを敷き、その上にハンバーグではなくひき肉、レタス、卵などを載せ、再び自家製パンでサンドして完成だ。バーガー用の特別な仕入れが不要なので、価格もリーズナブル。シンプルで味わい深いスグレバーガーである。ここで紹介したのはほんの一部だが、北海道には激ウマご当地バーガーが数多くそろっている。旅行に来た際にはぜひお試しあれ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日東日本高速道路(NEXCO東日本)は12月13日より、東武百貨店、リクルートライフスタイルと共同で、東武百貨店 池袋店にて「第2回SA・PA旅グルメフェア 東日本の美味しい物産展」を開催する。同展では、「北は道央自動車道から南は関越自動車道まで」の、東日本の高速道路にある主要サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)24カ所(前年15カ所)の、特産品を使用した丼など高速道路限定グルメやお土産品を販売する。他にも気軽に食べられる「ワンハンドフード」や実演コーナー、イートインコーナーなどを用意、さまざまなご当地グルメが楽しめる。また、関東近郊SA・PAまたは催事会場で買い物をし応募券を入手すると、NEXCO東日本のSA・PAで使用できる「ソフトクリーム無料券」や「にゃらん」グッズが当たるスタンプラリー抽選会に参加できる。さらにスタンプラリーに参加の上、SA・PAで購入した1,000円以上のレシートを応募券に貼付し応募すると、抽選でホテル宿泊券などがプレゼントされる。応募券はSA・PAは12月1日より、催事会場では開催期間中配布され、なくなり次第配布終了となる「第2回SA・PA旅グルメフェア 東日本の美味しい物産展」は、12月13日から18日までの6日間開催。会場は、東武百貨店 池袋店8階催事場(東京都豊島区西池袋1-1-25)。その他、詳細は特設ページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月29日チューリップテレビは11月23日~25日に富山県産業展示館テクノホールにて、「おいしい元気フェスティバル全国グルメ博」を実施する。同イベントは富山県では初開催。全国のご当地名産品やB級グルメ、ご当地ラーメン、お取り寄せグルメや話題のスイーツ・パンなどを販売する。富山初登場となるグルメも数多く出品。「芸能人プロデュース」では、たむらけんじさんの「炭火焼肉たむら(大阪)」より「たむらの焼肉重」、はるな愛さんの「A.garden(東京)」より「特製お好み焼き」、ゆうたろうさんの「麺屋 ゆう(東京)」より、「極み中華そば」が出品する。また、「手羽からあげ選手権」として、愛知の世界の山ちゃん「幻の手羽先」など3店が出店。「こだわりのラーメンストリート」では、富山初登場の沖縄食堂「沖縄ソーキそば」など4店が出店する。「B級グルメ特集」では、富山初登場の岡山彩の星「津山ホルモンうどん」など4店が出店する。スイーツでは、兵庫の「チャーミースノーアイス」、東京のエスプリ・ドゥ・パリ「淡雪フロマージュ」、エコールクリオロ「幻のチーズケーキ」が富山初登場。さらに「北海道美味しいもの!特集」「全国ご当地うまいもん大集合」でも、各地の名店からえりすぐりの商品を販売する。また、開催中3日間、日替わり限定スイーツを販売。23日は東京のタツヤ・カワゴエから「シロマキ」、24日は長野のブランシェ浅野屋から「軽井沢レザン」、25日は北海道のクレープ工房から「ミルクレープ」を販売する。同イベント開催時間は9時~17時(25日は16時まで)。入場料は前売り券300円(当日券400円)。小学生未満無料。前売り券は、ローソン、チケットぴあ、セブン-イレブン、サークルKサンクス等で販売している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日山梨県甲府市で「2012関東・東海B-1グランプリin甲府」が開催される。開催日時は11月24日(土)、25日(日)、両日とも9:30~15:30まで。開催場所はJR甲府駅周辺の「よっちゃばれ広場」、「歴史公園」、「舞鶴城公園」、「山梨県庁敷地」の4カ所となる。イベントは、B級グルメを通じて地域活性化を目的とするもので、「一般社団法人まちおこしB級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(愛Bリーグ)」の関東・東海支部に加盟する16団体が出展する。楽しみ方は、まずチケット(1,000円/100円券の10枚綴り)を購入し、ご当地グルメを食べくらべて気に入った団体の投票箱に箸(1人1膳)を投票する。投票した箸の重さでグランプリを決定する。出展団体は、関東支部からは「上州太田焼きそばのれん会」が太麺にキャベツを具にした昔ながらのソース焼きそば「上州太田焼きそば」、「行田ゼリーフライ研究会」からは蒸したじゃがいもとおからにニンジンとネギのみじん切りをこね合わせて揚げ、ウスターソースで味付けした「行田ゼリーフライ」など、9団体が出展。東海支部からは「すそのギョーザ倶楽部」の地元産モロヘイヤの粉末を皮に練り込んだ「モロヘイヤ入りすその水ギョーザ」、「浜松餃子学会」からは、キャベツ中心であっさりとしながらもコクがある「浜松餃子」。「静岡おでんの会」からは真っ黒な汁が特徴的な「静岡おでん」、「西伊豆しおかつお研究会」からは江戸時代からの伝統食、塩鰹を使用した「西伊豆しおかつおうどん」など7団体が出展する。その他、同時開催イベントして、山梨県内のご当地グルメの出展や特産品の販売などを行う「山梨いいもの・うまいもの市」が、かすがも~る、パラカ駐車場で行われる。なお、会場周辺には専用駐車場は無いため、公共の交通機関またはシャトルバスの利用が便利。詳細は2012関東・東海B-1グランプリin甲府ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日埼玉県草加市で「第10回B級ご当地グルメ王決定戦」が開催される。開催日時は11月23日(金・祝)の10:00~15:30まで。会場は綾瀬川左岸広場。参加グルメは、餃子入り高麗鍋や、丼物、うどん、カレー、つけめん、焼きそば、コロッケ、から揚げ、まんじゅう、プリンなどバラエティー豊かな品ぞろえ。その数は36品目にのぼる。決定戦のルールは、100円または300円のグルメを購入すると「こはぜ」という行田市名産の足袋につける金具がもらえるので、それを出場グルメの投票箱に入れるというもの。最も多くの「こはぜ」を集めたグルメが「第10回埼玉B級ご当地グルメ王」に輝く。同時開催イベントとして、埼玉県各地のPRや名産品、農産物の販売を行う「埼玉県物産観光展」や「草加市・埼玉県東部地域物産展」も行われる。そのほか、ステージイベントも開催される。埼玉県のご当地キャラ軍団が会場を盛り上げる「ゆる玉応援団」や、エコや地球環境をテーマにした歌を披露する「エコうたユニットにゃんたぶぅ」、「草加よさこいを育てる会」による演舞、「どどん太鼓連盟」による和太鼓の演奏が行われる。さらに会場では番組収録も行われ、西尾夕紀の「歌謡&ものまねショー」や、「埼玉徹底応援オシどきっ!」の収録ではグルメリポーターの彦摩呂もやってくる。イベント詳細は埼玉県観光課ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日長野県茅野市は、地元蓼科(たてしな)の冬季限定グルメと観光をPRする期間限定の出展カフェ「蓼科・冬カフェ」を、東京・青山のカフェレストラン「un cafe(アンカフェ)」で展開。12月6日から12月13日まで実施する。期間中は、蓼科のオーベルジュ「エスポワール」藤木徳彦シェフ監修の「蓼科 冬カフェ」限定ランチを提供。11月~2月の狩猟解禁期間しか食べることができないフランス料理のジビエを提供。また、雪下で貯蔵してうまみが凝縮した高原野菜や凍しみ大根などの、豊富な地元食材をアレンジした料理が味わえる。価格は1,000円前後。初日の12月6日には、オープニングイベントとして藤木シェフが登場し、蓼科フルコースディナーを開催する。それぞれの生産者が蓼科の食材の魅力やメニューを紹介。地元の野菜名人として有名な朝倉ふさよさんも駆けつけ、冬の蓼科の魅力を語る。参加費6,500円(要予約。コースディナー代金を含む)。同カフェは、東京都渋谷区神宮前の「un cafe(アンカフェ)」で開催。メニュー提供時間は11時30分~15時。12月6日の初日フルコースイベントは19時~23時。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日アリスエンターテイメントはこのほど、11月28日に東京都・五反田で開催する街コン「まちのりin五反田コン」の参加店舗を公開した。同イベントは、グルメと出会いを重視した街コン。東京都・東五反田エリアを中心とした飲食店で、食べ歩き飲み歩きをしながら出会いを見つけるというもの。各店舗では浅井企画の協力により、新人芸人が司会を行う予定という。イベント参加店舗については、五反田のグルメを知り尽くした同イベントスタッフが店の雰囲気と味で厳選したとのこと。現在の参加店舗は、「EARTH CAFE 五反田店」(東五反田5-22-33TK池田山ビル1F)、「ILUNGO」(東五反田1-18-5ライオンズマンション山口ビルB1)、「超焼き鳥酒場 ゴキゲン鳥 五反田店」(東五反田1-16-10光美ビル1F)、「JAPANESE LIQUOR BAR 吟 五反田店」(東五反田1-11-5バルミー五反田2F)、「T.HORIZON」(東五反田1-16-10光美ビル4F)、「土風炉 五反田店」(東五反田1-13-3デュロス東五反田ビル3・4・5F)、「ヨーロッパ・バル・五反田の王様」(東五反田5-28-81~3F)の7店舗。最終的に10店舗の参加を予定しているという。開催時間は19時30分~23時(受付19時~)。参加料金は男性6,500円、女性3,900円。参加資格は20歳~39歳の男女で、男性は2人1組での参加が必須となる。定員は男性250人、女性250人の計500人。定員になり次第、受付終了。詳細は「まちのりin五反田コン」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日「キムチミュージアム」実行委員会は18日、神奈川県川崎市川崎区桜本で、焼き肉店や家庭の自慢のキムチを集めたイベント「S級グルメ キムチミュージアム」を開催する。川崎区桜本・浜町一帯は、東京都新宿区・新大久保に次ぐコリアンタウン。キムチ販売専門店、焼き肉店、韓国食材店などが軒を連ね、さまざまなキムチを販売している。また、多くの在日コリアンの個人宅では家庭キムチが手作りされている。同イベントは、こうした自家製「キムチ」に着目。昨年11月に開催された 「S級グルメ キムチグランプリ」に続くイベントとなる。当日は、会場となる桜木商店街に自家製キムチを取り扱う店舗が一堂に会し、白菜キムチのほか、オイキムチ、カクテキなど、さまざまなキムチの試食&販売を行う。また、今年は会場で”ごはん”も販売。ごはんと一緒に、お気に入りのキムチを楽しめる。開催日時は11月18日9時30分~15時。場所は神奈川県川崎市川崎区桜本の、桜本商店街Lロード。出店店舗数は9日現在で11店舗、今後増える可能性もあるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日観光地として名高い北海道・小樽。代表的なグルメはすしをイメージする人が多いはず。しかし、小樽市民の間では、今あんかけ焼きそばがブームだという情報をキャッチ。早速、その実態を探ってみた。小樽に行って驚いたのは、「あんかけ焼きそば人気投票」が行われているということ!それほど、あんかけ焼きそばは小樽市民に根付いているのか?単なるブームではないらしい・・・。■客全員があんかけ焼きそばを食すことも!「小樽ラーメン じょっぱり亭」そこで、「あんかけ焼きそば人気投票」昨年のチャンピオン「小樽ラーメン じょっぱり亭」に行ってみた。早速注文してみる。出てきたのは、えび、豚肉などが入った具だくさんのあんかけ焼きそば。オイスターソースベースの五目あんかけで、少し焼き目をつけためんが香ばしい。さすがはチャンピオンの風格。メニューにはほかにもラーメンなど多数あるが、やはり一番人気はあんかけ焼きそば。客の全員があんかけ焼きそばを食べていることも珍しくない光景だというからすごい。じょっぱり亭は、昨秋、コンビニエンスストアのサンクスが北海道限定で売り出した「あんかけ焼きそば」の監修も行った。何と、小樽・赤岩店だけで一日200食を売り上げた実績あるあんかけ焼きそば!これは本当に、小樽観光といえばあんかけ焼きそばの時代がやってくるかもしれない。■あんかけ焼きそばを食べに、ゴルフ場へ行く市民たち!次に、名門ゴルフ場「小樽カントリー倶楽部(旧コース)」でも、あんかけ焼きそばが人気と聞き、行ってみた。クラシックなクラブハウスの2階レストラン。広い窓から青々としたグリーンが、その先に日本海を眺めることができる。さぁ、別にゴルフをしたわけでもないが、ランチのあんかけ焼きそばがきた。餡が滑らかで舌触りが良い。それにしても、「私のようにプレーをせず、あんかけ焼きそばだけを食べにくる客もいる」というのも納得の味。毎週のように来店する客もいるため、メインの具材は季節によってえびと豚肉で入れ替えているという。■サラリーマンの定番ランチもあんかけ焼きそば?そして小樽市民の台所、妙見市場に足を運ぶ。市場内の弁当屋「なんじゃ」でも、あんかけ焼きそばは人気ナンバー1メニューで。昼時はサラリーマンたちが買い求めに来るのだ。しかし、なぜ小樽であんかけ焼きそばなのか?昨年発足した「小樽あんかけ焼きそばPR委員会」が仕掛けたブームというだけではなさそうだ。事務局長の桂田さんに話を聞いてみる。「あんかけ焼きそばは、昔から小樽の食堂・レストランの定番メニューなんです。ただ、当たり前過ぎて地元の人間は気づいていなかった。市外の人から『小樽はどの食堂に入っても、美味しいあんかけ焼きそばが食べられるね』と言われて、いまさら再発見したんです」。PR委員会が調べたところ、市内だけで約100店舗があんかけ焼きそばをメニューに載せていた。しかも、ラーメン店・中華料理店はもちろん、食堂、喫茶店、ゴルフ場、スキー場、温泉施設にまで、あんかけ焼きそばが幅をきかせている。実は、小樽であんかけ焼きそばが広まった理由は昭和32年にさかのぼる。当時は、デパートや商店が立ち並ぶ活気あふれる商業都市だった。そんな中、中華料理の名店「中華料理梅月」がオープンする。この店の人気メニューが「五目あんかけ焼きそば(炒麺)」だったのだ。小樽の中心街で買い物をし、その後、「梅月であんかけ焼きそばを食べる」というのが市民の間で流行した。それにならうかのように、ラーメン店や食堂にあんかけ焼きそばが広がっていったという。その後、昭和39年をピークに人口が減少するなど産業構造の変化で、街は斜陽化していくが、あんかけ焼きそば文化は市民の間で、受け継がれていたのである。そして今、55年の時を経て再びあんかけ焼きそばがブームになっている!小樽へ行ったならすしもいいが、市民の定番・あんかけ焼きそばを味わってみたい!(桐山 孝子)
2012年11月12日濱コン事務局は12月1日、神奈川県横浜市・関内で「第7回濱コン hamacon@関内」を開催する。同イベントは、グルメ約30店舗を3時間30分自由に渡り歩きながら、食べ放題飲み放題と出会いを楽しもうというもの。訪問できる店舗数に制限はなく、グルメグランプリ等のミニ企画も行われるという。開催時間は、12時45分~16時30分。開催場所はJR関内駅周辺飲食店約30店舗。参加費用は男性6,500円、女性4,500円だが、4店舗以上訪問してWebアンケートに答えた人へはキャッシュバックが行われ、実質男性1,500円、女性500円で参加できるという。なお、同性2名での参加が必須となる。詳細は「第7回濱コン hamacon@関内」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日ご当地グルメによるまちおこしイベント「B-1グランプリin 北九州」が10月20・21日の2日間、北九州市の小倉北区で開催された。7回目を迎えた本大会には、両日合計で61万もの来場者を記録。では、その模様をお伝えしよう。秋晴れというにふさわしい快晴に恵まれた、大会当日の北九州市小倉北区。「B-1グランプリin 北九州」は、市中心部を流れる紫川沿いの「リバーサイド会場」、小倉港そばのあさの汐風公園と西日本総合展示場を使った「シーサイド会場」の2会場に、全国から63団体を集めて行われた。大会の模様をお伝えする前に、まずは「B-1グランプリ」とはなにかを説明しよう。正式名称は「B級ご当地グルメの祭典! B-1グランプリ」である。本イベントは2006年の八戸大会(青森県)からスタート。当初から料理を通して町や地域をPRすることが目的の「まちおこしイベント」というスタンスを貫き、地域活性化を狙いとしてきた。第1回大会は参加10団体、来場者は1万7,000人であったが、回を追うごとに人気は高まり、イベント規模もスケールアップ。マスコミの注目度も徐々に上がり、多くの報道陣が毎回駆けつけている。そんな背景のもと、今年はついに2日間合計で史上最高の61万人もの人が訪れたというわけだ。さて、会場に目を向けてみよう。開会式はリバーサイド会場の川沿いに設けられた水上ステージで開催。午前9時20分、華々しいブラスバンドの演奏、おなじみB-1グランプリのテーマソングが会場を盛り上げる中、本大会会長の北橋健治北九州市長や来賓の小川洋福岡県知事があいさつ。次いで、出展団体の紹介が始まるとボルテージは上がる一方。全団体がステージにそろうと熱さも一気にピークを迎えた。一方、各出展団体のブースでは、午前10時の料理提供開始に向けて準備が進められていた。各団体のスタッフはそろいのTシャツやコスチュームに身を包み、態勢も万全。各団体自慢のゆるキャラたちは、早くも道行く来場者に愛嬌(あいきょう)を振りまいている。バックヤードでは大量の食材をそろえたり、調味料を運んだりとあわただしい。中には円陣を組んで掛け声をかけ合う団体もあり、みんな気合は十分のようである。すでに調理も始まり、ジュージューとうまそうな音をあげる鉄板。鼻をくすぐるソースやしょうゆの香り。食欲のスイッチもオンになり、大勢の来場者が料理提供を今かと待っている。午前10時。いよいよ料理提供開始。料理を出すスタッフは投票用の箸を手渡しながら、我が町のPRも忘れない。来場者は行ってみたいと思う町にも一膳を投票するシステムなので、当然、スタッフは町のPRにも力が入る。コスプレで挑んだり、歌を歌ったりする団体があるかと思えば、各地の方言も交えながらのコントや芝居仕立てで町を紹介する団体もある。熱い思いのパフォーマンスは、ブース前でも繰り広げられる。快晴に恵まれたためか、正午前になると来場者はますます増え、会場内のメインストリートは通勤ラッシュの電車に乗ったかのよう。そんな中、リバーサイド会場の広大な芝生広場では、大勢の来場者が手に入れたご当地グルメを楽しんでいる。来場者に話を聞いてみた。まずは若い男性3人組。仕事で北九州市に滞在中という伊藤さんは鳥取県の出身。故郷の友人2人を呼び寄せてこのイベントを楽しんでいるという。伊藤さんが食べていたのは、「小倉焼うどん研究所」の小倉焼うどん。その後、地元鳥取の鳥取とうふちくわ総研があるシーサイド会場に移動する予定だという。「開催をすごく楽しみにしていました」というのは地元・北九州市内から3世代7名でやって来た臼杵さんご一家。お目当てのご当地グルメを効率よく手に入れるため、家族で分散して行列に並び、みんなで試食するのだという。「殿堂入りの富士宮やきそば学会の焼きそばが楽しみ」というおばあさんもイベントを満喫している様子。「地元とは一風変わった味付けや珍しい料理に出合えるし、日本全国を旅したような気分が味わえるのがいいね」と話してくれた。そうこうするうちに、場内アナウンスが料理提供終了の午後4時を待たずに終了した団体がある、と告げる。富士宮やきそば学会。さすがは殿堂入り団体だ。反面、4時近くになっても呼び込みの声を静めるどころか、ヒートアップさせる団体も多数あったのが印象的だった。さて、2日目。夏が戻ってきたかのような陽気。アツアツの料理はさぞかし分が悪いだろうと思われたが、どっこいどのブースも長い行列が続き、評判が高い団体の最後尾では45分待ちとか1時間待ちという札も立つ。シーサイド会場では巨大な総合展示場の一階スペースをフードコートとして開放。館内のテーブルはすでに午前中から家族連れらで満席だ。座れなかった人たちは持参したビニールシートを広げて思い思いに地面でくつろぎ、料理に舌鼓を打っている。ステージ上では各参加団体のPRイベントが行われており、ご当地アイドルの参加やコスチュームでの熱演が繰り広げられていた。投票終了はこの日の午後3時。それを待つまでもなく料理提供終了を告げるアナウンスが聞こえ始め、筆者も試食に大わらわ。もちろん全てを食べることは無理だから入賞団体を予想しながらの試食となるが、できれば入賞団体の味は逃したくないもの。ここで筆者の印象に残った団体をいくつか紹介しておこう。まずは岡山県の瀬戸内海に浮かぶ島々、日生(ひなせ)町からやってきた日生カキオコまちづくりの会。カキが名産とあって、ここの売りはカキのお好み焼き、略してカキオコ。鉄板上でジュージューと音を立てる生地の上に大粒のカキが惜しげもなく乗せられている。ひと口いただくと、カキのうまみと香ばしいソースの味、それにほんわか焼き上がった生地がドッキングして、おいしさが口の中を直撃。お土産にもうひとつ欲しくなった。今回ぜひ食べてみたかったのが、青森県からやって来た八戸せんべい汁研究所の八戸せんべい汁だ。出展される料理が歴史的に新しいものが多い中、せんべい汁は当地で200年以上前から食べ継がれてきた。いったい、どんな味なのか?いただいてみると、しょうゆベースの汁に山盛りの野菜が入り、そこに汁をたっぷり吸ったせんべいが入っている。せんべいはもっちりしていて程よい弾力があり、とてもうまい。のぼりに書いてあったアルデンテとはこのことか。パンチのある味が多いご当地グルメの中にあって、せんべい汁のやさしい味わいはかなり印象に残った。そして、秋田県の男鹿(おが)やきそばを広める会。4年前からまちおこしの準備を始めたといい、今回で2回目の出展だ。担当者に話を聞くと、前大会は男鹿名物なまはげを登場させたものの数が少なくてインパクトに欠けたため、今年は6体も導入。巻き返しを図っているという。料理は地元に伝わる伝統の調味料「しょっつる」を使った男鹿焼きそばだ。麺には海藻を練り込むこだわりよう。見た目もカニツメやエビで彩りを添え、とてもぜいたくだ。いただいてみると、あっさりした塩味。ほんのり立ち上がる海の香りに酔いしれるうち、みるみる箸が進み完食してしまった。それにしても2日目は前日に増しての賑(にぎ)わいようで、午後3時を過ぎても人の波が引かない。リバーサイド会場はまともに歩けず、人の流れに沿って動かないと移動できないほどだった。各出展団体の呼び込みやパフォーマンスも、最後の追い込みとばかりに熱を帯び、両会場とも気温以上の熱気に包まれていく。そして4時、全ての料理が提供終了。2日間にわたるバトルは終了した。注目の結果は5時30分からの閉会式で発表される。それまで立ち詰め、歩き詰めだった筆者は大会を振り返りながら、しばし足を休めることに。いよいよ閉会式。式が行われたのはシーサイド会場の屋内ステージだ。驚くほど大勢の報道陣がすでに撮影場所を確保している。そこへ提供を終えた出展団体が集まってきた。料理の提供はないはずなのに、なぜか会場全体にソース系のにおいが漂ってきた。これも2日間、鉄板などに張り付いて料理を出し続けていたことの証しなのだろう。やがて、期待と不安が渦巻くなか、入賞10団体の発表が10位から始まった。10位青森県十和田バラ焼きゼミナール9位 兵庫県あかし玉子焼ひろめ隊8位 千葉県熱血!!勝浦タンタンメン船団7位 岡山県津山ホルモンうどん研究会6位 福岡県田川ホルモン喰楽部5位 岡山県日生カキオコまちづくりの会4位 福島県浪江焼麺太国ブロンズグランプリ(3位)愛媛県今治焼豚玉子飯世界普及委員会シルバーグランプリ(2位)長崎県対馬とんちゃん部隊ゴールドクランプリ(1位)青森県八戸せんべい汁研究所初出展の福岡県の田川ホルモン喰楽部は6位と大健闘。昨年に続き4位の福島県浪江町の浪江焼麺太国は、スタッフがいまだ避難区域にとどまるなかでの入賞となり、会場中から温かい拍手が送られた。ブロンズグランプリは今治焼豚玉子飯世界普及委員会。今回は苦戦かなと感じて心が折れそうになったという代表のあいさつが、大会の苦労を物語っていた。シルバーグランプリは大会初の離島からの参加、長崎県の対馬とんちゃん部隊。初出展で堂々2位の快挙を成し遂げた。そして注目のゴールドグランプリは、青森県八戸せんべい汁研究所。B-1グランプリ発祥の時から出展を続けてきたが、7回目にしてやっと栄冠を手にすることになった。この結果には会場中が大きく感動。盛大な拍手が壇上に送られた。「もてなす心を忘れずに、ずっとB-1に携わってきてよかった」。そういう代表の言葉が胸に焼き付いた。2日間、会場を回って日本各地のいろいろな味や食文化を満喫したが、それにも増して印象に残ったのが、わがまちをPRする出展者の情熱だ。全員がボランティア。だけど精いっぱいの笑顔ともてなしの心で愛するまちを紹介し、出展者同士でエールを送り合っていた。明日からはそれぞれの町で、普段の仕事や生活に戻るのだろうが、みんなキラキラしてかっこよかった。この姿こそがB-1グランプリの醍醐味(だいごみ)なのだろう。さて、次回はどんな町がどんな自慢の味をひっ下げてやって来るのか、今から大いに楽しみだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月06日ファミリーマートはよしもと芸人「森三中」の3人をイメージキャラクターに起用した、“世界の料理を包んだグルメな中華まん“を、11月6日から3週連続で発売する。価格は1個130円。同商品の第1弾「インドまん(タンドリーチキン味)」は、インド代表料理であるタンドリーチキンの味を中華まんにしたもの。中具は鶏肉をメインにスパイスを使い、ピり辛のカレー風味に仕立てた。第2弾は、人気のパスタ「カルボナーラ」の味を中華まんにした「イタリアまん(カルボナーラ味)」。パルメザンチーズとブラックペッパーを使用し、チーズのコクとペッパーのピリッとした刺激が楽しめる。11月13日発売。第3弾は、タコスの味を中華まんにした「メキシコまん(タコス味)」。牛ミンチ肉をスパイスで味付し、赤唐辛子を加えた、辛味も感じられる中華まんとなっている。11月20日発売。価格はいずれも130円。いずれも数量限定で、全国のファミリーマート9,100店舗で販売する。また、同商品発売にあわせ、ファミリーマートのLINE公式アカウントで11月5日までに友だち登録をした人に、「中華まん30円割引券」をプレゼントするキャンペーンを行っている。さらに「クイズに答えてポイントGETキャンペーン」を11月6日~11月26日まで実施する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日イルミネーション実行委員会は、12月9日に奈良県橿原市の近鉄大和八木駅周辺で「イルミde街コンin橿原」を実施する。同イベントは、12月1日から実施される「イルミネーションINかしはら」を舞台に開催する。今年で7年目を迎える同イルミネーションのテーマは「~愛・煌く(きらめく)光のオアシス~」。近鉄大和八木駅周辺のイルミネーションと14の飲食店のグルメを満喫しながらの「街コン」となる。開催は12月9日の14時から17時まで。参加料金は前売りが男性5,900円、女性3,900円。当日は男性6,900円、女性4,900円となる。20歳以上、2名以上の同性グループでの参加が条件。募集人数は男女各100名。定員に達し次第受付を終了する。詳細は「イルミde街コンin橿原」公式サイトで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日アマゾン・ジャパンは10月22日より、Amazon.co.jpの「食品&飲料ストア」内にて「B-1グランプリ公認 ご当地グルメでまちおこし!」の特設ページを開設した。B-1グランプリ公認商品約50アイテムの販売を行っている。同サイトでは2010年より、特産品や地域地場産品、工芸品等の販売支援を行う「Nipponストア」を開設していた。今回の特設ページ開設は、B-1グランプリを主催する愛Bリーグの理念に賛同したもの。B-1グランプリのオフィシャルスポンサーとして、食を通じた全国の町おこしや地域活性化を今後応援していくという。中でも注目の商品は、青森県八戸市の郷土料理「八戸せんべい汁」のカップスープ。これは2012年の「B-1グランプリ in北九州」でゴールドグランプリを受賞した「八戸せんべい汁研究所」が提供したご当地グルメを、カップスープで再現したもの。東洋水産製で6個入り1,550円。また、2011年「B-1グランプリ in姫路」で優勝した「ひるぜん焼そば好いとん会」の岡山県真庭市ご当地グルメ「ひるぜん焼そばセット」(3人前価格840円)も登場。他にも愛媛県今治市のソウルフード“焼豚玉子飯”が自宅で簡単に味わえる「焼豚玉子飯のタレ」(価格525円)など、各地域のご当地グルメを味わえる商品が多くそろっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日宇部商工会議所青年部の宇部食拡大委員会は、宇部のB級グルメ「石炭包(せきたんぱお)」を一堂に販売する「おいでませ食に熱い宇部~黒祭り~」を開催。宇部市平和通りで11月4日に行う。石炭包は2011年5月5日の新川市まつりで開催された「宇部B級グルメを探せ-ディスカバーB-」において、グランプリを獲得した新しいB級グルメ。「黒い生地で包む」「できるだけ宇部産の食材を使う」「地元への愛とおもてなしにこだわる」の3つを満たしていれば、菓子・パン・料理等で自由に作ることができるという。同イベントは、同日に行われる「宇部まつり」内にて開催。宇部市の平和通りの黒祭りエリアにて、石炭包既存取扱店の新作発表(5店舗)、石炭包新規取扱店のメニュー発表(6店舗)が行われる。石炭包購入後、アンケート回答者には黒ラスクか黒ドリンクが当たる黒ガチャポンくじも実施する。当日発表の新作の石炭包として、「うずら入り黒かま(宇部蒲鉾)」「ブラックベリーin石炭包チョコクッキー(MAY FAIR)、石炭包オムライス(カフェレストランDUNKS)」、「ランプレドット・トリッパのパニーノ(ブレドール)」などが予定されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月01日ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」で2011年にゴールドグランプリに輝いたのは、岡山の「ひるぜん焼そば」。2009年にも「津山ホルモンうどん」でブロンズグランプリを獲得するなど、「ご当地グルメがおいしい県」として確固たる地位を築いてきている岡山。他にどんなご当地グルメがあるのか?岡山県には「ひるぜん焼そば」や「津山ホルモンうどん」の他にも、「おかやまデミカツ丼」、「日生カキオコ」、「たまごかけご飯」など、B級グルメファンにはよく知られているご当地グルメがまだまだある。どうして岡山ではおいしい料理がたくさん誕生したのか?岡山県観光連盟はその理由について、「岡山は“晴れの国”との呼び名通り、降り注ぐ陽光の中で豊富な作物が育つ土地。また、瀬戸内海ではいろいろな魚介類が獲れます。山の幸・海の幸ともに恵まれていたので、それぞれの市町村で独自の料理が生まれたのでは」と分析。そうして生まれた料理が、近年、B級グランプリなどを通して全国的に知られるようになったのだという。つまり、大会のために新たにメニューが開発されたわけではなく、もともとあったご当地グルメに陽が当たるようになったそうだ。最初に注目を集めた「津山ホルモンうどん」は、もともとは岡山で行われた国体で津山に宿泊した選手にふるまわれたことで有名になったそう。津山では昔から農耕用の和牛を育てていた。そのため、赤身よりカロリーが低い上に、ビタミン・鉄分・カルシウムなどの栄養分豊富な作州牛のホルモンが、日常的に手に入っていたんだとか。「ですから、どこの家でも日常的にうどんに入れていました。しかし、他の土地から来た人には初めての経験なわけです。あまりのおいしさに感動して、その人が感動を第三者に伝えることによって、全国的に知られるようになりました」(岡山県観光連盟)。肉汁がタレと野菜とうどんに絶妙に絡まっている「津山ホルモンうどん」。現在、津山市内の50店舗以上の店のメニューに並び、店ごとに店主のこだわりの味が楽しめると評判だ。たくさんある岡山のご当地グルメの中でも、今、注目を集めているのが「おかやまデミカツ丼」だ。岡山市にある老舗「味司野村」の創始者が、今から30数年前に考案したと言われているもの。カツ丼は一般的に卵とじだが、それを甘いデミグラスソースをかけてご飯との間にキャベツを敷いているのがおかやまデミカツ丼だ。味はもちろん食感も独特な逸品で、今や岡山市内の食堂やレストランでは、各店でアレンジした様々なデミカツ丼を提供している。その他にも、カキが豊富にとれる日生(ひなせ)町では、地元産の肉厚なカキをふんだんに使ったお好み焼き「カキオコ」がある。それの味を求めて、遠方から訪ねる人も増えているそうだ。食べることを幸せに感じる人も多いはず。町おこしを担ったおいしいご当地グルメを食べに、岡山まで足を運んでみるのもオススメだ。●information おかやま旅ネット「ご当地グルメ」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日カカクコムが運営する「食べログ」は、このほど東京都内の大手デパートで楽しめるグルメのデパート別ランキングを発表した。最初に伊勢丹新宿店のランキングを見ると、トップ5のうち4つがスイーツの店だった。注目したいのは、1位・2位を世界的に有名なショコラティエの店舗が独占していること。他デパートのランキングにも、スイーツのお店はランクインしているが、チョコレートのショップがランクインしているのは同デパートだけとなっている。大丸東京店は東京駅直結という場所柄か、お土産で利用しやすいスイーツのお店が上位にランクイン。1位は味に定評ある老舗の「近為」だった。10月に増床したエリアからは、肉メインの弁当を集めた「お肉の細道」の「ミート矢澤&ブラッカウズ 大丸東京 テイクアウトステーション」 が、トップ5に迫っている。日本橋タカシマヤでは、今回調査したデパートグルメの中で唯一、「シニフィアン シニフィエ(パン)」が評価点数4点台をつけた。同デパートは百貨店の中でも日本屈指の老舗であり、さらに日本橋という土地柄もあって、他デパートのランキングより伝統ある名店が上位にランクインしているようだ。銀座三越は今回調査した中では唯一、1位、2位ともにレストランがランクインした。1位の「レ ロジェ エギュスキロール」は食べログ点数3.95点と、レストラン激戦区である銀座の中でも高い存在感を示している。池袋西武百貨店は、ランクインしたお店はほぼ全て「デパ地下グルメ店」という結果になった。特別な日用としてはもちろん、「普段使い」のしやすいお店が上位に入っているのが特徴的といえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日ミニストップは、10月20日、21日に開催された「第7回B級ご当地グルメの祭典! B-1グランプリin北九州」に出展したまちおこし団体の公認商品を、国内のミニストップ全店で発売する。「上対馬とんちゃん飯」は、同グランプリでシルバーグランプリを受賞した、長崎県対馬市の「対馬とんちゃん部隊」が監修。豚のロース肉を、しょうゆやみそをベースに、ニンニク、ごま油など数種類の調味料に漬け込んでいる。価格は498円。また、「今治焼豚玉子飯」、「大人のまごころむすび『今治焼豚玉子飯』」は、ブロンズグランプリを受賞。愛媛県今治市の「今治焼豚玉子飯世界普及委員会」が監修している。どんぶりにご飯をよそい、スライスした焼豚をのせ、その上に半熟の目玉焼きをトッピングし、甘辛いタレをかけている。「今治焼豚玉子飯」は450円、「今治焼豚玉子飯」をおにぎりにした、「大人のまごころむすび『今治焼豚玉子飯』」は168円。そのほか、千葉県勝浦市の「熱血!!勝浦タンタンメン船団」監修による「勝浦タンタンメン」(430円)、青森県十和田市の「十和田バラ焼きゼミナール」監修による「十和田バラ焼き」(498円)、「大人のまごころむすび『十和田バラ焼き』」(168円)、「十和田バラ焼きラビアンロール」(168円)、「十和田バラ焼き」(298円)など、ご当地グルメが取り揃えられている。なお、「今治焼豚玉子飯」など5つの商品は23日から発売しており、「上対馬とんちゃん飯」、「十和田バラ焼きラビアンロール」、「十和田バラ焼き」「四日市とんてき弁当」、「加古川 かつめし」は30日から発売を開始するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日