イタリア料理やフランス料理で使われるケッパー。ケッパーは、地中海沿岸に自生しているフウチョウボクという植物のつぼみを酢漬けしたもの。料理の味を引き締め深い風味を添える小粒ながら本格的な味の決め手になる名脇役。「ケッパーは何かと使えるので常備するとよい」とフレンチのシェフの知り合いにも強くすすめられました。ケッパーはたまに買っても持て余しがちと思っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回はぐっとおしゃれに本格風味に仕上がる名脇役ケッパーを効かせた「よそ行きレシピ」をご紹介したいと思います!■大根ステーキケッパーソースいつもの大根ステーキにケッパーをプラスするだけで一気にフレンチ風に仕上がる驚きのレシピ。バターしょうゆにケッパーを加えたこの簡単ソースはカジキマグロやサーモンのムニエル、チキンソテーなど肉や魚にも使える万能ソースです。■オイルサーディンのポテトサラダスライスした玉ネギとケッパーとオイルサーディンが効いた大人のポテトサラダ。ケッパーの塩気と酸味があるのでレモン汁と塩胡椒だけでしっかり味が決まります。オイルサーデインはサッと炒めると臭みが消え香ばしさがプラスされます。覚えておきたい裏技です。■ナスとズッキーニのトマト煮夏野菜のズッキーニとナスを炒め、刻んでケッパーとアンチョビをトマトソースで和えるように軽く煮込んで完成。バケットに乗せたり、パスタに絡めても◎隠し味で砂糖を少し加えると酸味と甘味のバランスが取れてコクが出ます。■アサリとキャベツのケッパー蒸しケッパーの酸味とアサリから出る出汁が絶妙なバランスのキャベツの蒸し物は、柔らかい春キャベツが旨味をグングン吸い込んで無限に食べられる旬のレシピです。白ワインとの相性が抜群なので、作る前に冷蔵庫でしっかり冷やすのを忘れずに。■根菜の豆腐ドレッシング和えゴボウとニンジンといえばキンピラですが、ちょっと趣向を変えて洋食の副菜に豆腐とケッパー、マヨネーズで和えた洋風白和えはいかがですか。根菜類がたっぷり摂れるうれしいレシピです。ケッパーを使いこなせるようになるとちょっぴりよそ行きでおしゃれな食卓が演出できます。週末のブランチや特別な日のディナーにケッパーを使えば、一気にお料理上手になれちゃいます!毎日のご飯作り、楽しみながら頑張っていきましょう。
2022年04月09日