ご結婚されている皆さんは、パートナーとどのような形で出会い結婚しましたか?中には驚きの出会いをした方もいますよね。今回は実際に募集した「夫婦の衝撃の出会いエピソード」をご紹介します。ネットゲーム夫との出会いはネットゲームでした。ネットゲームといっても、直接そこで出会ったわけではなく、お互いの友達同士がネットゲームで知り合ったのをきっかけでの紹介でした。あるとき、私の友人がネットゲームで知り合った男性と付き合うことになったとのことで、遠距離だったのでテレビ電話で紹介してもらいました。そのときにその彼の友人も遊びにきていて、一緒にお話ししたのがきっかけです。その後、一緒にゲームをする仲になり、付き合う流れになりました。正直こんなきっかけで付き合うことになるとは思わなかったです。(女性/自営業)さりげないお見合い会社の先輩が会社を辞めてしまいました。先輩から転職先の人との食事会があるから私も参加してほしいと依頼がありました。人数がそろわなかったようで急遽参加しました。今思えば先輩の転職先の男性が彼女を募集していたので彼氏がいない私をその人に会わせたかったらしいです。実際に先輩と私、その会社の男性2人の4人の食事会でした。後日、私の勤務先のお店に男性のひとりが何度も来てデートを申し込まれました。最終的に付き合うことになりましたが、さりげなくお見合いをしていたような感じで出会いました。(女性/会社員)いかがでしたか?これは運命なのでしょうか…!思いもよらない出会い方があるものですね。以上、夫婦の衝撃の出会いでした。次回の「夫婦の衝撃の出会いエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月03日朝の顔として、多くの人にポジティブエネルギーを送ってきた、モデル、俳優の貴島明日香さん。コツコツ続けて歩んだ道を自信に変え、等身大で自分と向き合っていました。毎日、意識して自分を褒めるようにしています。今年の春まで朝の情報番組『ZIP!』のお天気キャスターを務めていた貴島明日香さん。その明るい笑顔に癒された人も多いはず。「やっぱり朝の番組ですから、表情も声も明るいトーンでお伝えするように心がけていました。『ZIP!』を始めるまでは自分の笑顔があまり好きじゃなかったんです。でも、私自身、番組スタッフさんの笑顔に元気をもらっていて。笑うと自然と気持ちがポジティブになるし、周りもポジティブにするんだと気づいてから、自信が持てるようになりました」しかし、もともとは自己肯定感が低いタイプ。仕事のたびに、もっとこうすればよかったと落ち込むこともあったそう。「その頃は、人と自分とを比べちゃうことが多かったんですよね。人前に出る仕事なのもあって、無理なダイエットをしたり。苦手なのに必死に運動して、逆にそれがストレスになってたり。自分に対してストイックになりすぎて…病んじゃっていたなと思います」そんなある日、ふと「このままではダメだ」という思いに至る。「仲のいい友達に食事に誘われても、ダイエットを理由に行けなかったり、『痩せたね』って言われても自分では全然そう思えなかったり。自分と周りの価値観が合っていないことに気づいたんです」そして訪れた運命の出会い。相手は現在の愛猫だ。その出会いが貴島さんの価値観を一変させた。「それまでは生活のすべてが仕事でしたが、猫を飼い始めてから愛情を向ける相手ができて、ひとりで考えすぎることがなくなったんですよね。そして猫の誰にも媚びない姿に、私も猫のように生きたいと思うようになりました」そこから「自分の好きなことや楽しいことに時間を使おう」と、以前から好きだったゲームを再開。食事も、好きなものや食べたいものは我慢せずに食べるように。「ただ、もともとネガティブ思考なので、ともするとネガティブループに陥ってしまう。だから家では、あまりひとりで考え込む時間を作らないようにしています。お風呂の時間も音楽を聴いたり、あとはとにかく意識的に毎日ひとつ自分を褒める!今日はひと駅ぶん歩いたとか、そんなことですけど、寝る前に“今日も頑張ったなぁ”“エライ、エライ”って言っています(笑)」自身のYouTubeチャンネルをスタートさせたことも大きい。「お天気のお姉さんの、清楚で品行方正なイメージに縛られすぎていたんですよね。でもYouTubeで自分の素を出したら、そんな私を好きだって言ってくれる方がいて、今のままの自分でいいんだって思えて、楽になりました」そんな貴島さんには好きな言葉がある。ゲームのキャラクター・カービィの座右の銘「明日は明日の風が吹く」だ。「明日は誰にもわからないからクヨクヨしない…すごくポジティブな言葉ですよね。カービィのその自由な生き方が好きなんです」自分をリセットしてくれるもの根の真面目さゆえにストイックになりすぎる貴島さん。時々考えすぎてネガティブモードになってしまったときに、リセットしてくれるのは“素の自分”に戻れる時間。猫との暮らし自分とは正反対だからこそ、その生き方に憧れるのかも。現在は2匹の猫と同居し溺愛中。「猫って、私とは正反対の生き物。食べたいときに食べ、寝たいときに寝て、甘えたいときに甘えてくるのに、こっちが構うと嫌がったり。その自由に生きている姿すべてにグッとくるんです」YouTube配信ちゃんとしていなくていい。素の自分をさらけ出せる場所。2年前にスタートした「あすかさんち。」は、現在チャンネル登録者40万人超え。ゲーム実況や2匹の愛猫との生活を紹介、チャレンジ企画や、フォロワーの質問に答えるコーナーなど、貴島さんの多彩な魅力が満載。きじま・あすか1996年2月15日生まれ、兵庫県出身。雑誌『nonno』の専属モデルを務める傍ら、ドラマやバラエティ、CMなどで活躍。現在、『ZIP!』準レギュラーのほか、『パズドラ』(テレビ東京系)にレギュラー出演中。トップス¥12,100(MIESROHE)アクセサリーはスタイリスト私物※『anan』2022年7月6日号より。写真・大内香織スタイリング、ヘア&メイク・橋本裕介(TRAPEZISTE)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年07月01日中学1年生の頃からオタク道を邁進中なのは、俳優・モデルの中山咲月さん。漫画にアニメ、ゲームまで幅広くエンタメを愛する賢者の“推し”を教えて。ファンを離さない時代性を反映した作り。「まずは『ONE PIECE』から入り、自分が絶賛中二病だった頃に放送されていたTVアニメ『魔法少女まどかマギカ』でドハマり」と笑うオタク歴10年以上の中山さん。推しアニメについて伺うと、歌・戦闘・恋愛をテーマにしたSFアニメの金字塔「マクロス」シリーズをチョイス。「特に、シリーズの中で一番新しい『マクロスΔ(デルタ)』が好き。昨年公開された劇場版を観て、自分の中で再燃。久々に観返してみるとやはり素晴らしく、作中に流れるすべての曲が神曲なんですよね」40年前から続く「マクロス」シリーズがたくさんの人々から長く愛される理由を「世相を反映させた作りにある」と分析。「例えば、初期はソロのアイドル歌手、前作は2人だった歌姫が、『マクロスΔ』では5人組のガールズユニットになり、時代の流れに合わせて変化している。最近の楽曲では電子音が多用されていたりと、世の中のトレンドをきっちり押さえている気がします」今やアニメ好きにとって欠かせない動画配信サービスの配信作品の中にも名作が潜む。「Netflixオリジナルの『泣きたい私は猫をかぶる』というアニメも好きですね。一人の少女が大好きな男の子に会うために猫になるという不思議なお話で。映像の美しさにも感動します」漫画はアプリで読むことが多く、今回選んでくれた漫画も、『SPY×FAMILY』や『怪獣8号』など、ヒット作目白押しの集英社の漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中のもの。「最近のイチ推しは『ゴリラ女子高生』という、見た目ゴリラのJKの高校生活を描いたギャグ漫画。笑いをゴリ押ししてくる感じがツボで。これを無料で読めるなんて驚き。『少年ジャンプ+』自体の勢いもすごいです。例えば『週刊少年ジャンプ』では“友情・努力・勝利”という3大原則に沿った作品が掲載されますが、こちらにはその縛りがなく、様々なテイストの作品が。そこも幅広くアピールする要因なのかなと」ゲーマーでもある中山さんの推しゲーを尋ねると、ボカロ再ブームの立役者的一本を挙げる。「ハマっているのは、リズムゲームの『プロジェクトセカイ』。ボカロ楽曲が楽しめるアプリゲームで、自分が聴いていた頃の曲から、最近TikTokなどで流行っている曲まで、いろんな世代のボカロ好きが楽しめるはず」Satsuki Nakayama’s Recommend超人気シリーズの歌姫も時代に合わせて5人組ユニット化。アニメ『マクロス』シリーズ昨年、最新作『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!/劇場短編マクロスF~時の迷宮~』公開。劇中登場の戦術音楽ユニット、ワルキューレはシリーズ最多の5人組に。「心に響く名曲揃いで、聴くと自分も元気になれる」。最新作のBlu‐ray&DVDは9/28発売。©2021 BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECTじつは隠れた名作揃い!独占配信アニメも見逃せない。アニメ『泣きたい私は猫をかぶる』2020年、Netflix全世界独占配信のファンタジー作品。周囲に馴染めない少女の唯一の楽しみは猫に変身して好きな人に会いに行くことだったが、猫と人間の境界が曖昧になり始め…。「美しい映像とマッチしたヨルシカさんが歌う挿入歌も最高」©2020「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会『少年ジャンプ+』が誇る超ド級のパワー系ギャグ漫画。漫画『ゴリラ女子高生』映え写真を撮ったり、イケメンDKに恋心を抱いたり。見た目がゴリラという以外は普通の女子高生・うららのスクールライフを描く。「うららが日常に溶け込んでいるのが面白すぎて、連載開始からどハマり(笑)」。アプリ「少年ジャンプ+」で連載中。画像提供:「少年ジャンプ+」編集部大好きなボカロの名曲たちをバーチャル・シンガーたちが披露。ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』初音ミクをはじめ、鏡音リン・レンなどのバーチャル・シンガー(ボーカロイド)も登場する音ゲー。略称はプロセカ。「キャラを3Dで踊らせることができるのも楽しい。やり込みすぎて、ランキング100位内に入ったことも(笑)」。アプリストアで配信中。©SEGA/©CP/©CFMなかやま・さつき1998年9月17日生まれ、東京都出身。俳優、モデル。現在、ドラマ『不幸くんはキスするしかない!』(MBS毎週木曜25時29分~ほか)に出演中。6月24 日より上演の舞台『アナザー・カントリー』にも出演するなど活躍の場を広げている。トップス¥35,200パンツ¥26,400(共にベース マーク)シューズ¥36,000(ユナイテッド ヌード)ブレスレット¥13,200 以上M TEL:03・6721・0406ブレスレットに付けたチャーム¥3,850リング¥6,600(共にパンドラ/パンドラカスタマーサービス TEL:0476・50・2638)※『anan』2022年6月22日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・Die‐co取材、文・関川直子(by anan編集部)
2022年06月16日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!「ゲームへの嫌悪感」私の義両親はゲームに対する嫌悪感があるらしく、旦那も大人になってから開放感でゲームをはじめたそうです。ある日、息子にゲームを買い与えていたら、遊びに来た義父に「ゲームをやるとバカになるからやめさせなさい」と言われ、息子がやっていたゲームを無理やり取り上げようとしました。1日中やっているわけではなく、時間を決めてやっているのに強制終了されて、セーブできなかったと息子が泣いていました。これからは義両親が来る前に隠そうと思います。「動画を見せていたら…」息子は電車が好きで、電車のYouTubeをよく見ています。それを見ると気分も落ち着くのか、泣いたあとなどによく見せています。それを見た義母が「こんなにYouTubeを見ているとまともな大人になれないよ」と勝手にパソコンを閉じてきて…。ちょうど気分が不安定になっていたところで見せていたので、更に号泣してしまいました。動画を見るたびに閉じられるので毎回号泣しています…。見ていてとても可哀想です。(女性/会社員)こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。せめて旦那さんだけは味方でいて欲しいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月13日■前回のあらすじ「ゲーム大会に出てみるか?」そんなことを言いだした夫。「野球とかサッカーはよくて、なんでゲーム大会はダメなの?」その問いかけに、由里は答えられない。そこでママ友たちに話してみると…。 >>1話目を見る 私もはじめはゲームに対して懐疑的でしたが、息子と一緒に向き合ってみて、悪いことばかりではありませんでした。ゲームだろうとなんだろうと、何かに打ち込めることは素晴らしいことだと思います。これからも息子の力を信じ、彼の選択を応援していきたい。そんな中で、私も親として成長していきたいと思います。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・ ふくみみ
2022年05月02日ゲーム動画で何を見ているの?テレビゲームが大好きなむっくんは毎日ゲームを楽しんでいます。さらに小学生になり、自分で動画検索できるようになってからは好きなゲームの動画も楽しむようになりました。ときに真剣に、ときにげらげら笑いながら動画を見るむっくん。私が子どものころはゲーム動画なんてありませんでした。自分でプレイすることを楽しむスタイルなので、動画で喜ぶむっくんは一体何が楽しいんだろう?と当初は不思議に思ったものです。そんなむっくんをよく観察してみると、楽しむゲーム動画の内容はおもに二種類に分けられることに気づきました。一つは攻略動画で、プレイする上でどこにアイテムがあるかや、敵をどうやって倒すのか、無事クリアするにはどんなとこに気をつけると良いか、またどんなストーリーなのかを知ることができます。もう一つは実況動画で、ゲームが上手な方がびっくりするようなテクニックでプレイされている様子や、これをやったらどうなるか?などの子ども心をくすぐる実験的な内容を楽しんでいるようです。Upload By ウチノコ攻略動画は見通しになる?!現在プレイ中のゲームに関しては特に攻略動画を見ていることが多いむっくん。攻略動画はプレイに詰まったときに見ていることが多く、どうすれば進められるのか?ということを知るために見ている様子です。むっくんは家庭内ルールでゲーム時間に縛りがあります。なので、できるだけ短時間で要領よくゲームを進める必要に迫られていて、そこを解決するのが攻略動画!なるほど、理にかなっている!また、ゲームを始めたころはキャラクターが倒されることにストレスを感じたり、どこから強い敵がでるのかハラハラしたりするため、思うように進めないときにプチ癇癪を起こすことがあったのですが、攻略動画を見るようになってからは随分減りました。おそらく事前に見ておくことで心の準備ができて安心してゲームに取り組め、困っても調べたら大丈夫という成功体験になっている様子です。実はむっくんは普段から、映画などもいったん早送りして結末を確認したあとに最初から視聴するスタイルです。そんなむっくんにとって攻略動画は予告や見通しを立てて、安心してゲームを楽しむために重要な役割を果たしているのかもしれません。Upload By ウチノコ実況動画はワイワイ楽しむ派実況動画は弟と一緒に楽しむことが多いむっくん。まるでスポーツ観戦のように、おお!すごい!え?!今のどうやったんだろう??なんてことを話しながら画面にくぎづけです。また、配信者さんのケアレスミスに笑ったり、珍しいアイテムにおお!っとなったり。まるで友達のゲームを見て一緒に楽しんでいるような楽しみ方をしています。私も子どものころはよく友達の家でゲームしてたなぁ、同じものに興味を持って、ワクワクを共有できるって楽しかったな~なんて当時の気持ちを思い出したりしています。人と接することが得意ではないむっくんですが、少しだけ友達と一緒に楽しむ雰囲気を味わえているのかな?なんて感じています。最近では面白かった動画をストックして、友達が来たら見せるんだ!と話したり。お気に入りの配信者さんのようにみんなが面白いって思う動画をつくってみたいなぁと興味の幅も広がってきています。Upload By ウチノコ本質は変わっていない私は小さいころからゲームが好きな子どもでした。親に叱られながらゲーム時間をオーバーして没収されるなど、感慨深い思い出がたくさんあります。そんな私が感じたのは、むっくんにとってゲーム動画を楽しむことは、私の時代での攻略本や、ゲームの設定資料集を読みこむ感覚に近いのかもしれないなという事です。以前実験的に、あるゲームの攻略本をむっくんに買ってみたところ、そのゲームに関しては動画を見ないという面白い結果にもなりました(ただし飽きるまで辞書のような攻略本をひたすら読み込んでいましたが…)。ゲームをした後にゲーム動画を見ていると、つい、ゲームばっかり!と不安になるかもしれませんが。何を知ろうとしているのかという目線で観察してみると、意外と内容はさまざまでお子さんの視点を知るきっかけにもなるかもしれません。また、自分の好きなものを誰かが一緒に見てくれる。同じように楽しんでくれることはとっても嬉しいものです。これからは親子で一緒にゲームだけでなく、ゲーム動画を楽しむ時間を持つのもいいかもしれないなぁと考えています。Upload By ウチノコ執筆/ウチノコ(監修:初川先生より)子どもたちの間でゲームに関する動画はとても人気ですね。むっくんがゲーム動画をどうしてそんなに好きなんだろうと思って分析してみた、というのが素晴らしいです。ウチノコさんはゲームが好きとのことですが、特にゲームをあまりしてこなかった保護者の方だと、「ゲームは良くない」という前提から子のいろいろに対応するため、どうにも対立の構図に陥りやすく、より一層、子はゲームを守ろうと強い態度を取りやすくなり、悪循環になりやすいです。子どもが好きなゲーム、ゲーム動画ってどんなのだろう?と思って、自分でやってみる。まずそこが1つのポイントですね。その際に、なるほどこれは面白いね、と思えればいいなぁと思いますが、そうではないこともあると思います(どうしてこんなのにハマるんだろう、と)。でも、少なくとも、お子さんの興味を引いているのはそのゲームや動画なわけで、それなりの魅力があることは間違いないです。ゲーム実況では、楽しい仲間との関係を疑似体験しているのかもしれない、攻略動画では動画素材によって学ぶことが得意であることの証左の1つかもしれない、ゲームそのものでは、評価がわかりやすい世界は生きやすいのかもしれないなど、お子さんをめぐるさまざまなヒントがあふれていることと思います。ぜひそういう視点もくわえていただいて、「ゲーム・動画と子ども」の関係で何が起きているのかを考えてみてもいいかもしれません。
2022年05月02日■前回のあらすじ「俺に考えがあるから任せてほしい」そんな夫の提案を受け入れてみたものの…。逆にゲームを推奨しだした夫。一体どうなってしまうのか? まったく先が見えない展開に。 >>1話目を見る 私は、ママ友たちの意見を聞いてみることにしました。 次回に続く(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・ ふくみみ
2022年05月01日■前回のあらすじゲームは1日1時間。そう決めたのに、息子は宿題そっちのけで、なかなかゲームをやめられない。やっぱりゲームはまだ早かったのか? 由里のいらだちはつのるばかり。 >>1話目を見る 次回に続く(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・ ふくみみ
2022年04月30日■前回のあらすじ小学四年生の大和へ、義母が勝手にゲーム機を買い与えてしまい、困惑する由里。さっそくゲームに夢中の大和。嫌な予感しかしないのだが、どうなることやら…。 >>1話目を見る それで夫の言うとおり、ゲーム機で時間を制限してやらせることにしたのですが……。次回に続く(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・ ふくみみ
2022年04月29日私は由里(ゆり)。子育てしながらパートタイムで働いている主婦です。一人息子の大和(やまと)は小学4年生。少し前まで母親の私にべったりでしたが、最近は学校の友達と放課後に遊ぶようになりました。そして友達の影響でゲームに興味を持ち始め……。次回に続く(全5話)毎日15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・谷村/イラスト・ ふくみみ
2022年04月28日わが家の春休み。息子は幼稚園のため、預かり保育を自粛すると1カ月近いお休みという、在宅ワーカーな母にとっては、とてもヘビーなものでした。そんな中、テレビゲームでひとり時間をつぶしてくれる、4つ上のお姉ちゃん…。■長い春休みの救世主は…テレビゲーム!何を隠そうわが家はゲーマー、一家。パーティゲームが好きな夫、のんびりスローライフなゲームが好きな娘、そして、家族が寝静まった後にこっそりゲームしたいけど最近ドライアイがつらくてなかなかできない私。休みの日は夫が主導してパーティーゲームをするような家族です。そんな家族の影響もあり、息子もテレビゲームをやりたがるようになりました。テレビゲームは、“ボタンを押せば音がでる”というシンプルなものではなく、ボタン操作がテレビ画面上のものを動かす、という不思議なものです。最初は見よう見まねで操作に苦戦していた息子も、一緒にやりたい一心で練習を重ね、気付けばパーティーゲームの仲間に入れるようになり…。家族の指示が通るように!私はこの時点で感動していました。だって、右も左もわかっている。このボタンを押せばこうなるって、わかっている。ある意味、療育でお世話になったスイッチ遊びのようなものです。ちゃんと理屈を理解しながらも楽しそうにプレイする息子に、夫も私も成長をひしひしと感じていました。 ■実況動画のマネが言葉の発達に…また、ゲームの実況動画のマネをして、おしゃべりをしながらゲームをするわが家の姉弟。いつのまにそんな言葉を覚えたの!? という感じで、子どもたちは実況してくれます。ただでさえ私はゲームをするにしても何をするにしてもだんまり集中タイプなので、しゃべりながらできる、というマルチタスクっぷりに感動していたのですが、言葉の遅かった息子も“アイコンタクトも指さしもできないゲームプレイ中”という窮地の中、それが起爆剤になっているかのように、どんどんと言葉が発達していきました。三語文が出てきたかな!? というところだった息子が「〇〇だから、●●しゅるね~」という説明をしながら、アクションゲームでお姉ちゃんのフォローをしているのです…。すごい…!好きこそものの上手なれ、とは言いますが、まさに楽しく好きなことをすることで、息子もぐんぐん成長していきました。■ゲームとも動画とも、上手に付き合えるように…もちろん、視力への影響や、のめり込みすぎることへの危険性は身をもって体験しているので、時間もほどほどに、区切りの良いところでいつも終了させるようにしているものの、今のところ二人とも「もっとやりたいー!」はないので、助かっています。それが出てくるこれからが、本当の勝負になるかもしれませんが、悪影響がクローズアップされることが多いテレビゲームや動画鑑賞。でも、それで子どもたちが成長できたり、コミュニケーションの味方になってくれる部分もあるのだということは忘れずに、仲良く付き合っていけたらと思っています!
2022年04月27日アニメとコラボした客室や、推し活グッズを用意するなど、非日常空間で推し活を楽しめるホテルステイが注目の的!自分へのご褒美や、大画面でアニメ観賞を楽しみたい時、はたまた推しの誕生日祝いなどにもホテルは利用価値大。夜通しアニメ三昧!推しと一緒に眠る幸せ。アニメ作品の世界観に浸れたり、推し活を応援するプランを実施し、一晩中大好きなアニメを楽しめるホテルが続々登場している。なかでもアニメ好きを虜にしているのが、クールジャパンの一大発信地「ところざわサクラタウン」に完成した「EJアニメホテル」。アニメなどの人気作品とのコラボルームをはじめ、全客室に150インチのプロジェクターと高音質スピーカーを完備。さらに1600万色を超える色彩表現を自由に操れるスマートLED照明など、最新設備を導入した空間で宿泊体験ができる。部屋全体を推し色に包み、推しの祭壇などで部屋を飾り、一日中推し活を楽しみたいアニメファンの予約が殺到。DVD&BDプレーヤーをレンタルできるだけでなく、アニメ専用チャンネルも見られるので、好きなだけアニメ観賞ができる。コラボルームでは、専用スマホを使ったゲームを用意し、ミッションをクリアすると、オリジナルのキャラクターボイスが聴けるという、うれしいサービスも。アニメや声優のイベントなど、推しに会える機会が減っている今こそ、ストレスフルな日常を離れて、スペシャルな空間で推し活を思う存分楽しむホテルステイがおすすめ。同じものを愛でる者同士で情報交換したり、魅力を語り合ったり、テンション上がりまくり。モチベーションもアップし、さらに推しへの愛は増すばかり!ところざわサクラタウン日本最大級のポップカルチャーの発信拠点として話題を集める新スポット。ミュージアム、神社、ホテル、イベントホール、ショップ&レストランなどが集まる。埼玉県所沢市東所沢和田3‐31‐3TEL:0570・017・396営業時間・定休日は施設によって異なる【EJアニメホテル】好きな作品とともに過ごせる、細部にまでこだわり抜いたホテル。“好きな物語に、泊まる。”を理念としたコンセプトホテル。人気声優の声で案内されるエレベーターをはじめ、アニメやコミック、ゲームなどの作品の世界観をさまざまな形で演出。スーペリアや和室といった客室は、映像音響照明設備が整った全6タイプ。大人気のイケメン悪魔調教ゲーム『Obey Me!』のコラボレーションプラン(~6月8日)など、人気作品とコラボし、作品の世界観を反映させた客室やフルコースのディナーが人気。1泊¥21,780~。EJアニメホテル「Obey Me!」コラボルーム ©2019‐2022 Obey Me! Official. All rights reserved.客室のプロジェクターは、色鮮やかな4K相当の高画質の映像が楽しめる。【武蔵野坐令和神社】アニメファンが足を運ぶ、アニメ聖地88か所の一番札所。天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚命(すさのおのみこと)が御祭神。二柱を総称し、映画やアニメ、コミックなど、全てのコンテンツに宿る神威を尊称して「言霊大神(ことだまのおおかみ)」と呼ばれている。アニメツーリズム協会が選定するアニメ聖地88の一番札所インフォメーションスポットで、聖地巡礼に向かう旅行者の安全祈願も行ってくれる。『ファイナルファンタジー』シリーズのキャラクターデザインを手がけた天野喜孝さんによる拝殿の天井画も必見。10:00~16:30火曜休(祝日の場合は翌平日休)神社も隈研吾さんがデザイン監修。境内にはアニメ聖地88に選ばれているアニメ作品のタイトルが書かれたのぼり旗が並ぶ。右・パステルカラーの「木製御朱印帳‐七宝‐」¥3,800。左・〆柄が印象的な「締切守」¥800。【角川武蔵野ミュージアム】日本が世界に誇る、アニメの企画展も随時開催。アート、文学、博物のジャンルを超え、あらゆる知を再編成したミュージアム。「グランドギャラリー」「EJアニメミュージアム」では、多彩な企画展を随時開催。常設の「本棚劇場」「マンガ・ラノベ図書館」でもイベントが催され、メインカルチャーからポップカルチャーまで多角的に文化を発信。隈研吾さんが手掛けた建築も。スタンダードチケット¥1,200。10:00~18:00(金・土曜~21:00、最終入館は閉館の30分前)第1・3・5火曜休(祝日の場合は翌平日休)作品を取り巻くエンターテインメント全体を紹介する「EJアニメミュージアム」。©2021 異世界みゅーじあむ KADOKAWA約8mの本棚が圧巻の「本棚劇場」。©角川武蔵野ミュージアム「マンガ・ラノベ図書館」の所蔵は3.5万冊以上。【東京ドームホテル】東京ドームが見える部屋で、推し活ホテルステイ。コンサートの聖地とも呼ばれる東京ドームに面した客室に、プロジェクターとBlu‐rayプレーヤーを完備。ミラーボールやペンライト、窓枠の装飾用のワイヤーなども用意しているので、存分に推し活が楽しめる。「推し色デコレーションケーキ」も別料金で注文可能。1日6室限定。5月末まで。1泊1名¥8,900~。東京都文京区後楽1‐3‐61TEL:03・5805・2222【東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル】『トイ・ストーリー』一色のホテルが、4月5日オープン。日本で5番目のディズニーホテルは、ディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズがテーマ。映画の第1作に登場するアンディの部屋をイメージした、全595室の客室数を誇る。おもちゃの世界に入り込んだような遊び心ある作りが随所に感じられる。1泊1室¥26,500~(3月18日時点)。千葉県浦安市舞浜1‐47TEL:0570・00・1928©Disney©Disney/PixarSlinky(R) Dog © Just Play LLCMr. Potato Head(R) and Mrs. Potato Head(R) are registered trademarks of Hasbro, Inc. Used with permission. © Hasbro, Inc. All Rights Reserved.ETCH-A-SKETCH- ©2021 and (R) Spin Master, Ltd. All Rights Reserved※『anan』2022年4月6日号より。写真・森山祐子漫画・ウラモトユウコ取材、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2022年04月02日『バイオハザード』は、なぜ私たちの心を掴み続けるのか?お笑い芸人でゾンビ愛好家のトム・ブラウンみちおさんが、その魅力を語ります。シリーズすべてハズレなし!バイオ愛は誰にも負けません。――バラエティ番組の他『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』(オールナイトニッポンPodcast)のパーソナリティも務めるトム・ブラウン。みちおさんは知る人ぞ知るゾンビ愛好家だ。「ゾンビ作品は巨匠ジョージ・A・ロメロの作品をはじめ、小説、ゲームなんでも大好物です。当然、『バイオハザード』は僕のための作品と言っても過言ではありません。そのくらい好きなんです!」――バイオハザードには多数タイトルが存在しますが、どの作品がお気に入りですか?「全部です!甲乙つけられません。ファンの中にはいろいろベストがあると思いますが、僕にとってはシリーズ全作品が神ゲーなんです。例えば、バイオ4はアクション強めでらしくない。とか、バイオ6はイマイチ、と言うファンの方もいますが、僕目線からすると、バイオ愛が足りないのでは?と言いたいです。なんならMOBキャラで出演したいくらいです。いや、洋服を着替えれば何度でも登場できそうなので、むしろMOBキャラでお願いしたいです」――MOBというのは、その他大勢のいわゆる雑魚キャラですよね。「そうです。バイオはホラー映画の中に入って遊べる。そのコンセプトをはじめて作った素晴らしい作品です。でも、プレイしてはじめて遭遇するのは即倒されるMOBキャラのゾンビです。そして、MOBキャラは様々なバリエーションが存在するのも魅力です」――特に印象的なMOBは?「やっぱりシリーズ1作目の冒頭に登場する、死体をむさぼる振り向きゾンビは印象的ですね。それと、バイオ4のチェーンソーで襲ってくる男は怖かった」――操作する主人公もシリーズ通しての魅力だと思いますが。「もちろん好きです。特にレオンはルックスもカッコイイし、台詞も皮肉が効いてて面白い。あと、作中登場する謎のエージェントのエイダとの恋愛関係?今後あの二人がどうなっていくのか気になります」――では、好きなレオンがゾンビになって、それでプレイできたら最高なのでは?西部劇モチーフのゲーム『レッド・デッド・リデンプション』のボーナスコンテンツで主人公がゾンビ化したように。「あーそのゲームやりたかったんです…。やりたいゲームや観たい映画がありすぎる。僕はお金がなくてゲームもできなかった時期がけっこう長いんです。最近、ようやく好きなゲームで遊べる余裕ができたので、昔できなかった分を取り戻している最中なんです。青春をやり直している感じですね」――ちなみにゲーム以外でやってみたいことはありますか?「夢はゾンビ映画を撮ることです。でも、その前にMOBキャラのゾンビ役でバイオハザードシリーズに出演したいです。カプコンさん、よろしくお願いします!」みちおさんイチオシの作品『バイオハザード4』主人公レオンの魅力を堪能できる名作。シリーズ第2作で初登場のレオンが本作でも主役を務める。ゾンビではない新たな脅威の出現も話題に。「弱いアシュリーを守りながら戦う場面もあり、イライラするんです。でも、それも含めて最高!」と、みちおさん。『バイオハザード6』シリーズの人気キャラクターが勢揃い。「レオンとクリスが遂に同じタイトルで絡む。ファン待望の一本ですよ」と、みちおさんイチオシの本作。シリーズの顔ともいうべきキャラクターが共演。そして、宿敵だったウェスカーの息子ジェイクやエイダも登場。みちお合体漫才で人気のお笑いコンビ、トム・ブラウンのボケ担当。芸人活動のほか、自身初となる異世界ファンタジー小説「異世界巨大生物VS元アスリート」を発表。※『anan』2022年2月9日号より。写真・中島慶子取材、文・川上浩平©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.(by anan編集部)
2022年02月08日サバイバルホラー・ゲームの原点にして頂点。これまでに146作品、全世界累計1億2000万本を超える『バイオハザード』シリーズ。今年で26年目を迎える大ヒットシリーズを世に生み出したゲームクリエイターの二人を直撃。今から26年前にカプコンからリリースされた、サバイバルホラー・ゲームの原点『バイオハザード』。このゲームの初代ディレクターであり、最新作『Ghostwire:Tokyo』を発表し世界中で注目を集めている三上真司さん(Tango Gameworks代表)。そしてバイオハザードシリーズの開発に長年携わってこられたカプコン開発トップの竹内潤さん。現在ゲーム業界を牽引するトップクリエイター二人の夢の対談が実現。かつての先輩と後輩という関係、これまでの開発エピソードやその経緯。あらためて『バイオハザード』について深掘りするとともに、その魅力に迫ってみた。三上真司:「ホラーを作れ!」と、当時(カプコン時代)の上司の指示から始まったんです。でも、資料も何もないし、ゼロからのスタートだったので、苦労したことしか思い出せないですよ(笑)。竹内潤:僕はそれを横目で見ていて、大変そうだな~って思っていました。もちろん、初期から携わっていましたが、一本丸々開発を担当する責任者と、開発スタッフとして関わるのとではぜんぜん違いますからね。ホント大変なんです。三上:それでも自信はあったんです。根拠はありませんが、手応えみたいなものはありました。いま見返すと恥ずかしい点やアラは多々ありますが、ホラー映画の中に入る没入感みたいなものはできていたので。口コミで広がり大ヒットシリーズへ。竹内:実際、その恐怖体験が口コミで徐々に広まり、セールス面でも成功しました。動画配信やSNS全盛ではない時代だったので大健闘だと思います。以降、このヒットがあってシリーズ化され、現在220の国と地域で楽しんでもらっています。ホラーそのものは映画や小説などで既存のジャンルとしてはありましたが、実際にゲームでプレイするものとして、エポックな作品だったと思います。三上:でも、恐怖って人それぞれ捉え方や感じ方も違うし、難しい。自分の中で怖いと感じていたのは心霊もので、開発当初の1か月は心霊っぽいものを企画として出していました。でも、よくできたホラーゲームをつくっても、それだけでは売れないのはわかっていました。なので、映画のジョーズやグリズリーのようなモンスターが人を襲う要素を入れたりとかね。それと、ゾンビから逃げるだけでなく、倒す爽快感があって、それらがシリーズならではの味付けになっているんじゃないかな。竹内:僕は当時グラフィックを担当していたんですが、見た目のインパクトは大きかったですよ。それ以前のゲームにはなかったものだったので、その点でも革新的だったと思います。三上:そうね。いま見ればそうでもないんだけど、当時のお客様目線で見れば確かに綺麗で緻密。竹内:当時は1枚の絵を仕上げるのに、機械から出力するだけで1日半かかる時代でした。大変でしたよね。三上:でも、まだ1作目はそれでもマシなほうで、シリーズ2作目になるとそれ以上に大変だった。竹内:そうそう、そうでした。非常に高価なPCを24時間フル稼働で酷使していたんですが、メーカーからしたらそんな使い方は想定外なので、当然、頻繁に壊れるんです(笑)。時間がないのに壊れるわで、本当に大変でしたね。三上:その上、人に対してPCの数が足りていなかったので、夜勤と日勤の2交代制でつくっていました。あの頃はスタッフで家族持ちも少なかったし、夜勤のほうが人気はありましたけど……とにかく忙しかったです。竹内:そうでしたね。三上:でもね、そうして苦労してつくり終えた後は、実際に販売店に足を運んで様子を見るんです。データではなく、体感で得られるものがあるので。竹内:僕も発売直後は店舗に行きます。『バイオハザード5』の時もそうでしたし、けっこう最近でも行っているほうだと思います。でも、発売直後の話でいったら、三上さんが特に気にしていた作品って『バイオハザード4』じゃないですか?僕はその時は一切携わっていなかったんですが、あの時、評判をかなり気にしていたようにお見受けしたんですが。三上:確かに気にしていたと思う。当時、これってバイオハザードじゃなくてもいいよね?っていう方向性で取り組んでいたこともあったし。でも、その後のシリーズ展開を考えた時に間違ってはいなかったのかなと。自分的には次に担当する人がやりやすいようにしたつもりなんです。例えば、アクション性を強めて、それが(バイオハザード)らしくないとなったら、次で戻せばいいわけですしね。竹内:傍で見ていた僕からすると、全然(バイオハザード)っぽくないのに、きちんとバイオハザードとして成立していたので正直驚きましたけど。三上:それでも、その頃だとシリーズの大ファンを自負するスタッフも入社していて、試遊させたんだけど、翌日には3ページくらいのレポートが上がってきて。そこにはね「こんなのバイオハザードじゃない!」って、そうした恨みつらみが延々と書かれてあったんだけどね。竹内:当初はそうした声があったのも事実ですが、一方で、シリーズ最高傑作と言うファンも多くいましたよ。三上:ファンを怒らせるかも?という点で言えば確信犯的なところもあったけれど、ゲームとしては面白いものをつくれた自負はあったし…でも、自分の心が弱かったら途中で折れていたと思う。竹内:初期から開発に関わってきて、これまでを知っている僕からすると、この時(『バイオハザード4』)の大きな変化は三上さんにしかできない。そう思いましたけどね。実際、感想を尋ねられた時にも直接三上さんに「イケてますよ」って言いましたよ。三上:そうだったっけ?ごめん。全然覚えていない(笑)。で、竹内自身の場合はどうだったの?竹内:僕は急遽『バイオハザード5』を引き継いで、その後の『バイオハザード7』の時もシリーズの立て直し的な意味合いで統括させていただきました。それまでバイオハザードらしさみたいなものってスタッフの中では漠然としたものしかなかったんですよ。三上:らしさってホラーでしょ?竹内:そう、そうなんですけど、ただ、これから先の10年を考えた時に、4、5、6と続いたアクション性に振った方向で続けていいの?というのは正直ありました。なので、『バイオハザード7』を開発するタイミングでリニューアルし、原点である恐怖にフォーカスし、もう一度怖いものをつくろうと。時代でいろいろ変わってもホラーだけは変わらない。三上:シリーズ5、6はある意味呪縛だったしね。7ではピュアホラーに振り切ったことで時代やお客様のニーズにもマッチしたよね。加えてVRとの相性も良かった。でも、7とヴィレッジ(8)は主観(一人称視点)にしているけど、シリーズは今後もこの方向性でやっていくの?竹内:プレイする視点に関してはあんまりこだわっていないです。より良いものがあれば、視点に限らず取り入れていきたいです。三上:そうだね。時代に応じていろいろ変えていいんだよね。それがバイオハザードブランドの特徴なんだと思う。竹内:ですね。ただ、ホラーという部分だけは例外。ここだけはシリーズを通してこれからも守っていきたいですね。ところで、三上さんの新作(『Ghostwire:Tokyo』)の進捗状況は、どんな感じなんですか?三上:えっ、それをいま聞くの?竹内:当然、聞くでしょ。三上:一言で“イケメン”の出来。大事な要素であるルックが抜群。そして、2022年に出します!竹内:おっ、言質頂きました!楽しみにしています。『バイオハザード』ホラー映画をプレイする!全ホラー・アクションの原点。26年続くシリーズの原点。ホラー映画の中に入り、実際にプレイするという革新性で大ヒット。後にホラーゲームが多数輩出されるきっかけにもなった。2002年にはリメイク作品も発売されている。『Ghostwire:Tokyo』オカルト集団に口裂け女? 怪異が東京を襲う。ファン待望の三上作品の最新作が遂にこの春リリースが決定!舞台は謎の般若面の人物によって一瞬にして人々が消失してしまった東京。主人公は未知なる怪異と対峙し、真相を追求し、東京を救うという一人称視点のアクションアドベンチャー。PlayStation5、PCで発売予定。©2022 Bethesda Softworks. All Rights Reserved.三上真司さん(一枚目写真右)Tango Gameworks代表。エグゼクティブ・プロデューサー。ゲームデザイナー。1990年にカプコンに入社。’96年にディレクターとして『バイオハザード』をリリース。以降、数々のヒット作に携わり、2022年春には最新作『Ghostwire:Tokyo』をリリース。竹内 潤さん(一枚目写真左)カプコン常務執行役員。CS第一開発統括。ゲームクリエイター。1991年カプコン入社。これまで『ロストプラネット』『バイオハザード5』を手掛け、『バイオハザード7』『バイオハザードヴィレッジ』では開発総責任者。※『anan』2022年2月9日号より。写真・中島慶子土佐麻理子取材、文・川上浩平©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.(by anan編集部)
2022年02月06日『メタルギア』で、攻撃よりも隠れて行動することに基軸を置いたステルスゲームを確立。『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』では、人との緩やかな繋がりを感じられる世界を描くなど、常に新しいゲームを作り、世界中の注目を集め、プレイヤーを魅了する小島秀夫監督。意外なことに、ゲーム業界へと足を踏み入れたのは「夢破れた結果でした」と話す。「美術に明るい家庭で育ち、もともと絵や彫刻が好きでした。毎年のように市のコンクールで賞をとり、叔母は画家で、子どもの頃からそういう仕事をしたいという気持ちがありました。妄想癖があり、物語もよく空想していましたね。それが、中学2年生の時に突然、父が亡くなり、美大に行く夢が閉ざされ、就職の堅い経済学部に進学することに。友だちはいましたが、自分の夢を語れる相手はいなかった。父母親戚が薬関係の仕事をしていたので、そうした企業の内定はもらっていたものの、行くつもりはなく。そんな時にファミコンが登場したんです。当時のゲームは物語がなく撃ち合いをするだけとシンプルでしたが、何十年後かにはすごい娯楽になると直感でわかり、可能性を感じて飛び込みました。周りには止められましたけど(笑)。ゲームの黎明期、市民権はなかったけれど、だからこそ僕でも入れたんだと思います」そして1986年、コナミに入社。「そこには、元バンドマンやグラフィックデザイナーになれなかった人など、同じように夢破れた人たちがたくさんいて、すごく楽しかったんです。物創りが命という人たちばかりで、人生で初めて話が合うという経験をしました」これまでを振り返り、思い出されるのは、3つのターニングポイント。「1つは、きつかった入社1年目。当時の彼女に振られ(笑)、“仕事があるからええわ!”と思っていた数日後に、新人ばかりで作ったゲームがボツになったんです。そうして心が折れているドン底の時に作っていたのが、『メタルギア』です。『メタルギア』がヒットしてからは、協力してくれる人も増え、すごくやりやすくなりましたよ。評価は大事で、僕が“この指止まれ”をした時に、“この人と一緒にやったほうが得だ”と思ってもらえるかどうか。誰にも生活がありますから。ただ、そういう人は、自分で指を上げることはないんですよね。2つ目はプレイステーションの登場です。ゲームのイメージが大きく変わりました。開発者がクリエイターという肩書になり、『パラッパラッパー』など現役のミュージシャンやアーティストが携わり、そこからゲームがサブカルチャーになったんです。ソニーという、それまでゲームを作っていない企業の血が入ったことが大きいです。そして3つ目は独立し、コジマプロダクションを設立したこと。結果論ですが、自身のブランドであり、社員もいますから、失敗できないじゃないですか。それまで物創りで不安になることはなかったですが、独立後は立ち止まって後ろを振り向くようになり、自分でも驚きました」大事にしているのは、真摯な気持ちで作ること、そして、人の記憶と歴史に残る作品を目指すこと。「ゲームは、その人の人生の何%かを奪い、変な方向へとレールを敷いてしまうことがあります。だから、ただ時間を忘れさせるだけでなく、負の道には引きずり込まないよう、慎重に、一生懸命作るようにしています。あと、難しいですが、とんがりつつも、楽しんでプレイしてもらえて、収益的には赤にならず、歴史に残る作品。同業者とアーティストに褒めてもらえ、ユーザーにとって消費するのではなく、体の中に溜まるエンタメになることを狙っています。『デス・ストランディング』も売れましたが、空前の大ヒットではない。それも最初からわかっていました。売れている既存の作品のセオリーに従い、少し内容を変えた方が売れますが、それは僕の役割ではないので。人は、新しいものに対して最初は拒絶反応を起こし、呑み込みづらいけれど、結果、一生モノになったり、人生を変えることがあります。でも、本当に受け入れられないと歴史に残らないし、次の作品を繋げることはできません。“なんだこの味!”と言いながらもまた食べたくなる料理のような、映画監督でいうとデヴィッド・リンチとジェームズ・キャメロンの間あたりのポジションを狙っています(笑)。幸い、僕は周りから“クリエイターとしてまだイケる!”と言われているので、大丈夫かなと。職業監督みたいな存在にはなりたくないんです。自分で言うのはカッコ悪いですが、最近、『メタルギアソリッド』をプレイした人が監督や俳優、アーティストになり、ファンでしたと言ってくださることもあって。すると、仕事がやりやすいんですよね。『デス・ストランディング』をプレイした人が10年後、どんなゲームを作るのかということも楽しみだし、それまでに僕は死んでいるかもしれませんが、いま種をまくだけまいておきたいと思っています」こじま・ひでお1963年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。’87年に初監督作『メタルギア』でデビュー。『創作する遺伝子 ―僕が愛したMEMEたち―』(新潮文庫)など、著作も多く手がけている。「パイロンチェア」¥858,000「メルトLEDシャンデリア」スモール¥814,000(共にTom Dixon/TOM DIXON SHOP TEL:03・5778・3282)「リップルズ」カーペット¥515,900(moooi/トーヨーキッチンスタイル TEL:03・3400・1040)※『anan』2022年2月9日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)プロップスタイリスト・長山智美ヘア&メイク・青木理恵取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年02月06日■ゲームしつつセルフゲーム実況!とにかくすんごく騒がしい5歳アクションゲームをプレイして育った夫に聞いてみたところ「本当にうるさいけど、泣きながらも続ける諦めない力は物凄いと思う」とのこと。私も授業中に落書きをして育っているので、とりあえずこれも長所と捉えて見守ってみようかなと思います…。■ひらがなが読めないのにRPG!?破天荒すぎるプレイ内容!!破天荒すぎてかなりヒヤヒヤさせられましたが、分からないなりに頑張って進めていました。お姉ちゃんの時は大苦戦の末、私にボス戦を任せてきたので、息子はやはり執念がすごい…!ゲームの次回作リリースまでに、ひらがなの勉強頑張ってね…。(次回作をひそかにすんごく楽しみにしている母より)
2022年02月02日子どもの頃から食べているロングセラーお菓子をモチーフにしたおもちゃや、手作りキットが登場!みんなで遊んでワイワイ楽しもう。チョコレートトイきのこの山VSたけのこの里オセロ3ゲームスあの因縁の対決がオセロに…!かわいいルックスにも注目を。国民的お菓子である「きのこの山」と「たけのこの里」。「どちらのほうが好きか」という論争が知られているが、そのバトルをオセロで楽しめるのがこちら。きのこの山とたけのこの里を模したリアルなコマをくっつけたものを石とし、相手の石を挟んでひっくり返す。自分の推しを選んで行うバトルは、白熱すること必至です!「きのこの山VSたけのこの里オセロ3ゲームス」はさみ将棋や四目並べでも遊べる。オセロ石の台座を離すと、きのこの山、たけのこの里がそれぞれ一つのコマになるので、それを使用する。¥1,980(メガハウス TEL:03・3847・1757)©meijiTM&©Othello,Co.and MegaHouse小枝こえ~ダ!?ショックゲーム小枝が飛ぶかもしれないスリルに思わずハラハラ、ドキドキ…!サクサク感がおいしい「小枝」にそっくりなアクションゲーム。ケースに入った“小枝スティック”を順番に引き(やや強めに引くのがおすすめ)、ハズレを引いたらアウト。中のスティックが容赦なくバーン!と飛び出す。小枝スティックの裏に書いてある指示を実行する「小枝コマンドゲーム」など、全4種の遊びができます。「小枝こえ~ダ!?ショックゲーム」小枝スティックの裏に書いてある数字をポイントとして足し、小枝が飛び出した時に一番獲得数の高い人が勝つ「小枝ポイントゲーム」やおみくじも楽しめる。¥1,980(メガハウス)©MORINAGA CO.,LTDコアラのマーチてづくりキット〈おやつ王国〉チョコで作って、遊ばせて!ファンシーでかわいい世界に夢中。おなじみのコアラたちを自作の王国で遊ばせる、「コアラのマーチてづくりキット〈おやつ王国〉」が登場。抗菌加工紙のパーツで馬車などを組み立てたり、また、溶かしたガーナを接着に使ったり、トッポをすべり台のパーツにするなど、ほかのチョコも活用。子ども向け商品ながら作りごたえは抜群!かわいい世界が好きな人とトライを。「コアラのマーチてづくりキット」公式サイトでは、商品には入っていないほかのパーツをダウンロードすることが可能。写真の「おやつ王国」のほかに「世界の動物めぐり」バージョンもあり。¥324(ロッテ TEL:0120・302・300)※『anan』2022年1月19日号より。写真・多田 寛取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年01月16日年末年始にやりたい「アナログゲーム」や、その他いろいろなゲーム関連コラムをご紹介年末年始、ゆっくりと過ごす時間の多いこの時期はご家族でゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか?発達障害のあるお子さんと一緒にやりたい、コミュニケーション能力を伸ばせる「アナログゲーム」やすぐに真似できそうなお手製カードゲームなどを紹介。オンラインプログラミングでのゲームつくり体験や、YouTube配信、休み期間だからこそ親子で考えたい「テレビゲームとの付き合い方」なども。気になるコラムはぜひリンクをクリックして読んでみてくださいね。「アナログゲーム」でコミュニケーション能力を伸ばす!ゲームを楽しみながらコミュニケーション能力を伸ばせる「アナログゲーム療育」をご紹介。伸ばしたいスキル別、年齢別など分かりやすく分類されているのでお子さんの特性に合わせたゲームを選ぶことができます。質問力が身につく!療育でも使われているカードゲームお子さんが楽しみながら「質問する力」を身につけられるカードゲーム「わたしはだあれ?」。年齢の離れた子ども同士で遊ぶこともできるので、きょうだいや帰省先のいとこたちと一緒に遊ぶのにもオススメです。子どもの「視覚優位」を活かしながら遊べるカードゲームドイツAMIGO社の「虹色のへび」は、美しい色のカードを並べてヘビを完成させるゲームです。そのカラフルさは自閉スペクトラム症のあるお子さんの特徴である視覚優位性を生かし、心を掴むのに最適です。お仕事カードからさまざまな仕事を知り、「なりたい自分」について考える!『7歳からできるみんなのハローワークゲーム』『7歳からできる みんなのハローワークゲーム』は、仕事をテーマにしたカードゲーム。105枚の「お仕事カード」と42枚の「とくちょうカード」、そして1〜3位の「順位カード」を使って行うゲームは、さまざまな職業との出合いと自分の興味に気づくきっかけになるのではないでしょうか。子どもの語彙力を伸ばすために。お手製のカードゲームで楽しくトレーニング2歳7ヶ月のときから1ヶ月に1回ほど言語訓練に通い始めたあーさん。おうちでもトレーニングを!と思いSAKURAさんは絵カードを作成。発達に合わせて絵カードの使い方が変わっていく工夫の様子が素敵です!ゲームについて親の悩みはさまざまで…寺島さん一家は家族そろってゲームが大好き!兄のタケルくんや妹のいっちゃんのゲーム遍歴など、寺島家のゲームとの付き合い方をご紹介いたします。ADHD息子とテレビゲームの付き合い方を考える5歳でテレビゲームデビューした、ADHDと自閉スペクトラム症のあるむっくん。ウチノコさんはむっくんの特性を考えて最初に「ゲームを楽しむためのルールつくり」を始めます。小1、ASDミミくんの初めてのゲームづくり体験!オンラインプログラミング教室で初めてゲームつくりを体験したミミくん。集中できる?楽しめる?ゲームは完成する!?その様子をtaekoさんにレポートして頂きました。発達凸凹きょうだい、なんとyoutuberデビュー!情報を得たり、ケンカトラブルを減らせる一方で、子どもたちが熱中しすぎてほかの活動の妨げになってしまうなど、悩みのタネになる面もある「YouTube」。そんな中、パパの提案で親子でYouTube配信を始めたスガカズさん一家。前半は配信のためのルールつくりや保護者のやるべき環境調整について、後半は配信で得られた変化や成長などを振り返っています。ゲームで家族のコミュニケーションをさまざまなゲーム関連のコラムをお届けしました。年末年始はご家族みんなでゲームなどをして、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年12月31日11月23日はゲームの日!ふるさと納税では複数の自治体がゲームに関連する返礼品を用意しており、PS4やSwicthのソフトもあります。主要12のポータルサイトを横断検索できる「ふるさと納税ガイド」は、日本全国のゲーム好きに向けた、ふるさと納税のゲーム特集を更新しました。▼特集名とURLふるさと納税でゲームソフトがもらえる!SwicthやPS4のソフトや、ゲーミングチェアも【2021年11月】 ▼特集の概要Nintendo Switch(スイッチ)ゲームソフトの返礼品岐阜県各務原市では株式会社日本一ソフトウェアがNintendo Switchのゲームソフトを返礼品として用意しています。他にも石川県 野々市市や埼玉県 羽生市、大阪府 吹田市、石川県 金沢市からもそれぞれ魅力的なゲームソフトが提供されています。Nintendo Switchでゲームをプレイしたいという方はこちらの中からゲームソフトを選んでみてはいかがでしょうか。▼ソフトの例魔界戦記ディスガイア4 Return魔界戦記ディスガイア5DESTINY CONNECT魔界戦記ディスガイアRefineCLOSED NIGHTMAREラピス・リ・アビスコットンリブート!わるい王様とりっぱな勇者探偵撲滅R-TYPE FINAL 2サムライスピリッツネオジオコレクションボク姫PROJECTvoid tRrLM(); //ボイド・テラリウム嘘つき姫と盲目王子 Best Priceプレイステーション4(PS4)ゲームソフトの返礼品プレイステーション4のゲームソフトの返礼品も多数提供されています。▼ソフトの例少女地獄のドクムス〆殺人探偵ジャック・ザ・リッパー魔界戦記ディスガイアRefineハコニワカンパニワークスあなたの四騎姫教導譚魔女と百騎兵2Switchソフトの返礼品詳細とPS4、ゲーミングチェアなどの情報は特集をご覧ください。 ▼ふるさと納税ガイドとは主要12のふるさと納税サイトを横断比較できる「ふるさと納税ガイド」。各ポータルサイトの徹底比較や解説記事に加えて、人気順や還元率順の返礼品ランキングもご用意。限度額計算シミュレーションやお金に関する記事は税理士が監修しています。誰もがふるさと納税をもっと身近に感じ、もっと楽しんでもらえることを、そして魅力ある自治体の財源確保につながることを目指します。ふるさと納税ガイド | ふるさと納税の横断比較サイト : 【最大15%還元】ふるさと納税で超PayPay祭開催中!2サイトのキャンペーンを解説 | ふるさと納税ガイド : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月23日今年はどんなコト、モノが人気だったのか、そこにはどんな背景があったのか、カルチャー好きの「SHOWROOM」代表の前田裕二さんとフリーアナウンサー・宇垣美里さんの2人が考察。その魅力をたっぷり紹介します。今年はどんなカルチャーが人気だったのか。まずは、トレンドの動向にも敏感な「SHOWROOM」代表の前田裕二さんに、ご自身が注目したことについて伺うと、「個人的にインパクトが大きかったのは、韓国カルチャーです。昨年から『梨泰院クラス』や『愛の不時着』など、エンタメの勢いはすごいものがありましたが、今年も9月から配信が始まった『イカゲーム』(すべてNetflixオリジナルドラマ)が、Netflixで過去最高の視聴者数を記録。僕の会社でも、『smash.』でBTSのコンテンツを立ち上げ、その反響の大きさを実感しています。ただ、これは韓国カルチャーに限ったことではなく、今年のトレンド全般に言えることですが、ヒットするコンテンツに共通しているのは、“顧客目線”をこれでもかというくらいに徹底的にやりきっているところ。受け手の感動に関して半端じゃないくらい研究している。また、設定が小難しくなく、間口が広いこともポイントです。特にこの一年の映像作品やゲームのヒットにはこの傾向を顕著に感じます」人気の秘訣は、いかに「ハラハラドキドキ」をやりきるか。映像作品では、映画『東京リベンジャーズ』や、Netflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』など、「渋谷」を舞台にした映像作品が目立った一年に。「妻夫木聡さんが出演していて日本でもヒットした中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』にも渋谷が出てきましたよね。私の大好きな漫画『GALS!!』は、渋谷のギャルの物語ですが、原作と東京ガールズコレクションがコラボするなど人気です。渋谷はこれまでも注目されてきた街ですが、今年はなぜかな…。『東京2020オリンピック・パラリンピック』が開催されて、東京に注目が集まり、なかでも渋谷は象徴的な街だからかもしれませんね。特に駅前のスクランブル交差点は、関西出身の私も上京する前から知っていましたし、海外でもあの光景を見れば東京だとわかる人は多いと思います。“画”としての強さが、選ばれる理由なのでは」(フリーアナウンサー・宇垣美里さん)また、渋谷の雑多なイメージが、今どきヒットする作品のムードにハマりやすいと、前田さんは感じている。「『今際の国のアリス』でいうと、登場人物が、歩きスマホをしたり、吸ったタバコを道にポイ捨てするんです。TVでは扱えないような表現ですよね。渋谷は、そんな一種の危うさや、社会的に必ずしも許容されがたい人間の業や荒削りさも内包されている街。ちょっとハラハラする街です。デスゲームを軸とした『イカゲーム』しかり、最近人気になるコンテンツに共通しているのは、共感できるベースシナリオの上に、ピュアなハラハラドキドキが乗ってくるところ。そういう刺激的な描写と相性がいい街なんですよね。僕は以前から、渋谷が併せ持つ危うさの側面と希望の側面という一見相反するエネルギー、いわば、どこかベンチャー的な性格が大好きです。大きなリスクを張って勝負しに来て、ぺしゃんこに潰されちゃうかもしれないけれど、一方で何かすごいことが起こりそうな、えも言われぬ期待もある。僕の会社も渋谷にありますが、そういう常にドキドキと向き合えるところに惹かれて、ベンチャーが多く集まるのかなと思います」今年はコロナ禍も2年目となり、カルチャーを摂取する場は家の中が基本という人も多かったはず。インドアな娯楽の代表格ともいえるゲームでは、バトルロイヤル系の『Apex Legends』や、宇宙を舞台にした人狼ゲーム『Among Us』など、前田さんの話ともつながるハラハラドキドキ系タイトルがトレンドに。「僕が今年よくやっていたのは、『グランド・セフト・オート V』という、プレイヤーが街で車を盗むなど、かなりの悪事を働くゲームで、現実の世界では体験しないことの連続です。ちょっと悪さをするとすぐ警察が追いかけてきますが、捕まらないように逃げるというハラハラを一瞬で味わえます(笑)。『Apex Legends』や『Among Us』はオンライン上でプレイヤーが殺し合うゲームですが、今はまったり楽しむということより、こうした現実とはかけ離れた刺激がバーチャル空間で求められていると感じます」(前田さん)その理由には、昨今のユーザー側の志向の変化が影響していると考えられるという。「ある大ヒットネット配信ドラマの脚本を友人が手がけていたのですが、物語の開始5分で“事件”を起こす、つまり早い段階で刺激を作ることを意識していたと言っていて、これは面白いと思いました。配信ドラマでは、映画館と違って、ドキドキしない単調な流れに直面すると視聴者がすぐに離脱できてしまうからです。サクッと体験できるインスタントな刺激を提供することが重要なのでしょう。1.5倍速での再生が増えているのも、サクサク進んでほしいからだと思います。これはゲームにも言えることで、ヒットゲームに共通することは、実況映えすること。つまり、プレイ実況動画がたくさん上がるゲームは流行ります。最近は面白い実況を見て、自分でもプレイするという人がかなりいると思いますが、では、どうやったらたくさんプレイされるか?それは、「リアクションがとりやすい」ことです。つまり、ここでもやはり“刺激”です。『うわあびっくりした!』などリアクションをとれないと実況が面白くならない。となると、必然的に刺激的な展開が次々起こるゲームがプレイされますよね。FPS系(プレイヤー視点のシューティングゲーム)の、人を銃で倒し、倒される世界はまさに刺激の巣窟です。また、今年人気を集めたのは、最後の一人になるまで殺し合うなど設定がシンプルで初心者でも入りやすい、かつAPEXなど初心者でも熟練者に勝ちやすいタイトルでした。これらのわかりやすく始めやすいゲームが、コロナ禍を機にゲームを始めたライトゲーマー層を多く取り込んだのだろうと思います」(前田さん)現実世界では癒しやエンパワーメントを感じたい!ほかにもカルチャー系で話題だったものといえば、ストップモーションアニメの『PUI PUI モルカー』が印象的。羊毛フェルトでできたモルモットの姿の車“モルカー”は、SNSで話題となり、日本はもちろん台湾など海外でも大人気に。「私が出演している『アフター6ジャンクション』のパーソナリティの宇多丸さんが、『PUI PUI モルカー』放送開始前の記念イベントに参加されていたこともあり、私も最初から見ていて大好きでしたが、まさかこれほどブレイクするとは!まずはもふもふと丸いフォルムがめちゃくちゃかわいいのと、トコトコした動き…。たまらないです!なのにストーリーにはシュールなところがあって。そこも含めて楽しめたのが、多くの人の心を掴んだ要因だったのではないでしょうか」(宇垣さん)もふもふしたフォルムで、かわいいだけじゃないというのは、個人のクリエイターが手がけ、販売すると争奪戦になるという一点もののユニークなぬいぐるみのブームにも共通する模様。「余白というか、突っ込みどころがあるというのも愛される理由だと思います。人は誰しも矛盾やいびつさを抱えながら生きていると思いますが、そんななか、剛速球ストレートど真ん中みたいな、ただ純粋にかわいいだけ、というキャラは、劣等感すら覚えてしまう。その点、たとえばモルカーの場合は、行動も良い意味でツッコミどころが多いですが、そもそも“モルモットが車になる”なんて、ある意味、設定が狂気じみているところがむしろいい(笑)。しかも、モルカーも最近流行りの韓国ドラマの主人公も、原則弱い人の目線に立って寄り添います。こうしたキャラクターが報われる過程で心打たれるし、共感できる。コロナ禍で弱い立場に置かれた人が多い今、優しい弱者の勝利に自分を投影しやすいのかもしれません」(前田さん)もふもふつながりでいうと、上野動物園に双子のパンダが生まれたことも話題に。「ぬいぐるみに触ったり、うちにはワンコがいるのでその子を抱っこしたり、もふもふに触れて癒されていますが、家で動物の赤ちゃんの動画を見ているだけでも、ほっこりできる。直接会いに行きづらい今、動物園の職員さんが以前にも増して動物の動画をネットで配信してくれるので、それを私のようにありがたく享受している人はたくさんいると思います」(宇垣さん)一方、エンタメ作品では、昨年、アカデミー賞4部門受賞した映画『パラサイト 半地下の家族』など、社会問題が盛り込まれた物語がヒットする傾向が続いているが、今年は女性たちが自らの生きづらさを解消するために連帯するシスターフッドもののドラマや映画が豊作だった一年でもある。「私も今年、『17歳の瞳に映る世界』や『モロッコ、彼女たちの朝』『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』などシスターフッドが感じられる作品をたくさん観ました。私はシスターフッドものが好きで以前からよく観ていましたが、最近は作品数が増えているなと思います。『#MeToo』運動からの価値観のアップデートが目覚ましく、幸せな関係性の象徴として描かれてきた恋愛も、今はそれだけがすべてではないということが浸透し始めているからかもしれませんね。女性同士の連帯からは、すごくエンパワーメントされますし、女性特有の辛い現実があるからこそ、シスターフッドものが響くところはあると思います」(宇垣さん)「それこそ優しい弱者の勝利ではないですけど、難局を乗り越えるために弱い立場の人同士が手を取り合うのは、現実でもフィクションでも今の時代、とても必要とされている。それに、愛のカタチは恋愛だけじゃないという価値観は、確かに広がっていますよね。世の中には男女の恋愛ありきという風潮に息苦しさを感じている人もいて、そういう人たちが生きやすい社会にしたいと活動する人が増えると、そこを目掛けてコンテンツを作る人も多くなる。シスターフッドのような作品は、今後ますます増えていくと思います」(前田さん)まえだ・ゆうじ1987年生まれ、東京都出身。「SHOWROOM」代表。日本テレビ系『スッキリ』火曜コメンテーター。著書『メモの魔力 The Magic of Memos』(幻冬舎)がロングヒット。愛読者による“メモ魔会”も開かれている。うがき・みさと1991年4月16日生まれ、兵庫県出身。フリーアナウンサー。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』火曜パートナー。『週刊プレイボーイ』(集英社)などでコラムを連載中。著書に『愛しのショコラ』(KADOKAWA)ほか。ニット¥35,200ワンピース¥39,600(共にドレステリア/ドレステリア 京都店 TEL:075・211・0213)ネックレス¥20,900リング¥18,700(共にココシュニック TEL:03・5413・5140)クオーツリング¥19,580(ステラハリウッド TEL:03・6805・0390)シューズ¥56,100(ザ・グランドインク〈ロランス〉/ザ・グランドインク TEL:03・6712・6062)※『anan』2021年11月17日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・滝沢真奈(宇垣さん)ヘア&メイク・山下智子(宇垣さん)取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2021年11月13日新型コロナウイルスの影響で、これまでに比べて子どもが家にいる時間が長くなる傾向があります。そうなると気になってくるのはついつい長くなりがちなゲーム時間。それぞれの家庭では、一体どのような対策をとっているのでしょうか?今回はアンケートを元に、子どもとゲームとの付き合い方について、考えてみたいと思います。■6割が「ゲーム時間を決めている」と回答アンケートでは、子どもがゲームをする時間を決めているかどうか聞きました。その結果、「決めている」と答えた人が62.5%となり、6割を超えました。ただ、そのうち32.5%は「守られていない」と回答していて、約半数の家庭では、ゲーム時間の取り決めが形だけになってしまっていることがわかります。一方で、25.7%は「決めていない」と回答しました。そして、約1割に当たる10.1%の人は、「ゲームをしない」と答えています。Q.お子さまのゲーム時間、決めている?決めているが守られていない 32.5%決めている 30.0%決めていない 25.7%ゲームをしない 10.1%その他 1.8%■「ゲーム時間を決めても守ってくれない…」まずは、もっとも回答が多かった「決めているが守られていない」という声を見てみましょう。「決めても聞かないので無法地帯です。あまりにひどいときは、電源コードを隠したりコントローラーを隠したりしています」(静岡県 40代女性)「決めていますが、ステイホームでどんどん時間がのびちゃってます。宿題してたまにお手伝いしてくれたらOKってことになってます」(神奈川県 40代女性)「去年の緊急事態宣言の時に自由に使わせてしまった事を後悔してる。どんどん時間が増えて睡眠不足が激化。担任の先生に相談したら、うちの家だけじゃない、クラスのほとんどの子が抱えている問題だって言われた」(佐賀県 30代女性)「やめる10分前から声掛けを始めますが、『セーブしてない』『新しいところ始まっちゃった』など、時間になっても言い訳ばかり。本人にやめる時間を決めさせてもダメで、強制的にやめさせると不機嫌に…」(神奈川県 40代女性)アンケートでは、決めたゲーム時間を守れないという悩める親たちからの声が多く寄せられました。なかには新型コロナの感染拡大によって続く自粛生活によって、ゲームのルールが守れなくなったというコメントもあり、外出することがままならない中、子どもたちのゲーム時間が増えている現状が読み取れます。さらに、「思春期の息子がゲーム依存症になってしまい大変でした。この世からゲームがなければと、何度思った事か…」というつらい体験談も寄せられていました。筆者自身は、小3と年長の男の子がいますが、ふたりともゲームが大好きです。1日に45分までと決めて毎回アラームをセットしているものの、プレイの途中で鳴ると「今はやめられない」、「あとちょっとだけ」と、長引いてしまうことも少なくありません。なかなかゲーム時間をきっちりと決めて生活することは難しいなと、日々感じています。■ゲーム時間のルールどうしてる?また、「ゲーム時間を決めている」と答えたのは、30.0%でした。どうやってゲームのルールを決めているのでしょうか。「朝の支度が終わり、学校行くまでの短時間で毎日10分くらいですが、今のところ不服はなさそうです」(神奈川県 30代女性)「ゲームは学校が休みの週末のみの1時間と決めています。もちろん、金曜日に出た宿題や月曜日の用意まで全て済んでから、という約束で」(宮崎県 30代女性)「平日も休日も、1日1時間15分ゲームをやっていい事に決めています。時間がくると自動で電源スリープになるようにしていて、残り15分の通知が出ると、終わりへと向かうので、文句やイライラする事もありません」(神奈川県 30代女性)「朝早起きして勉強したら朝7時までゲームOK。帰ってきて学校の宿題と習い事の学習をしたら1時間。ただし夜9時までには寝ることと決めたら、朝6時に起きて勉強するようになりました」(福岡県 40代女性)「ゲームの時間を決めても守らないので、勉強の時間を決めています。勉強の時間に合わせて遊ぶので、結果的にはゲームの時間を制約できています」(三重県 40代女性)コメントによると、時間を決めている家庭の多くは、ゲームをする時間帯も決めているようです。早起きして朝にしたり、夜寝る前にするなど、それぞれの生活リズムに合わせて、ゲームの時間とタイミングを定めていることがわかります。また、それを子どもたちもルールを守りながら上手にゲーム時間をとっていることが伝わってきますね。■時間制限はなくてもルールはあり!一方で、ゲームの時間を「決めていない」と答えたのは25.7%のパパやママたちです。どうやら、そこにはさまざまな事情が隠されているようです。「時間を決めても、共働きのため常に見張っていられないので決めていません」(鳥取県 40代男性)「制限時間は決めてないけど、『やる事をやってから自由時間』というルールだけは決めました」(神奈川県 40代女性)「時間は特には決めていません。宿題と自主学習はすることと、30分くらいで一度目を休めるようには伝えています」(北海道 40代女性)「ゲームの制限は特にありませんが、きちんと宿題や自学をしてからプレイすると本人が決めているようです。うちの子は、縛りがない方がゲーム依存しないような気もします」(千葉県 40代女性)「やることやって、寝る時間さえ守ればOK。うちは父子で同じゲームを楽しんでいるので、コミュニケーションも取れるし問題ないかなと思ってます」(神奈川県 30代女性)「共働き家庭でなかなか目が届かない」という意見は、おそらく多くの共働き家庭で同じ悩みとして持ち上がっていることと思います。寄せられた声を読むと、多くの家庭ではゲーム時間は決めておらずとも、何かしらのルールは決めているようです。「やることをやったら」とか、「寝る時間を決めたら」など、条件付きでゲームができるようにすることで、ゲーム時間を制限していることがわかります。またゲームを長くやるために勉強に早く取り組むなど、モチベーションの上昇にも一役買っているといえそうです。■ゲームをしない家庭の理由とはここまで、ゲーム時間の制限についてパパとママたちのコメントをみてきましたが、約1割程度は、「ゲームをしない」と答えていました。「そもそもゲームを持たせていません。寝る前に、親子で読書タイムを設けています」(長野県 40代女性)「近年のゲームは高額過ぎて手が出ないです。今は小1なので基礎を固める大事な時期。宿題や読書をコツコツやる方を優先したいです」(岩手県 40代女性)「ゲームをする暇がありません。そんな忙しい毎日ですが、子どもたちは生き生きとしています」(京都府 40代女性)ゲームがなくても、読書などの楽しみを見つけて、生き生きとする子どもたちの様子が思い浮かびますね。■ゲームと付き合う上で大切なことアンケートの結果からは約9割がゲームをしていると思われる中、どのようにすれば親子でゲームと上手に付き合っていけるのでしょうか。「小学生の姉妹がいます。月曜に充電したら次は金曜まで充電できないルールを決めました。次の充電日を楽しみにしながら、時間を気にしてくれるようになりました」(青森県 40代女性)「ゲーム時間は決めていません。自分の大切な時間の使い方の話をしているので、おのおの考えているようです。遅くまで起きていたら、朝起きれないし、ゲームばかりしていたら勉強できない。生きている時間の使い方を伝えています」(神奈川県 50代女性)「大人だってスマホを手放せないんだもの、子どもになんか守るのは難しいですよね。近くにいる大人がいろいろな引き出しを持ち、常に新しい情報を更新して、子どもとともに悩んでルールを決めていきたいです」(茨城県 40代女性)「ゲームで友だちと会話ができるみたいで、不登校のお友だちと仲良くゲームしてたら元気に学校行けるようになったらしい。 悪い事もあるけどいい事もあると思う」(静岡県 40代女性)「コロナ禍の今の世の中は、友だちの家にも行けなくて、あれもこれも ダメで、子どもがかわいそうだと感じます。いっそのこと、子どもにルールを決めさせてあげればいいのではないですか?もう少し、暖かい目で見てあげてください」(北海道 50代男性)ゲームは使い方によっては、親子や友だちでの大切なコミュニケーションツールになりえるという意見も多く目にしました。確かに我が家でもゲームに関する会話をすることが多く、「もう少ししたら攻略できるから頑張る」、「友だちと好きなゲームが一緒だった」などと、日常の中でゲームは子どもの大切なアイデンティティになっていると感じます。大切なのは、家庭内でルールを決めて、そのルールの範囲内でゲームと付き合っていくことなのではないでしょうか。また、そのルールも親が一方的に決めるのではなく、子どもの意見を聞きながら話し合って決められるといいのかもしれませんね。最後に、このようなコメントも紹介させてください。「我が子は『スクリーン依存症』のチェック表のほとんどに該当してしまい、子どもと何とか直そうと話し合っているところです。与える側の父親と管理する側の母親の考え方がなかなか一致せず、夫婦仲が悪くなりやすい傾向にも…。慎重に取り組んでいます」(岩手県 40代女性)「高校生の子どもたちは小さい頃からルールを決めてやらせてきたので、今では注意をされることがほとんどない。一番ひどいのは夫。休みの日は一日中横になってスマホゲーム。一番守れてないのは子どもではなく夫」(千葉県 50代女性)コメントをみていると、ゲームとの関わり方において、夫婦間で意見が違うという声や、パートナーのゲーム時間の長さに対して不満を抱いている人がいることがわかりました。子どもも、親の方針が定まっていないと、戸惑うし、自分にとって甘い対応に従ってしまうでしょう。もし、ゲームとの付き合い方に悩みを抱えている場合では、子どもよりも先に、パートナーや祖父母など、子どもの周辺にいる大人たちで話し合うことから始めてみることが大切といえそうです。ゲームをするかしないか、時間制限をするかしないかなど、親子によって正解の形は違うことでしょう。家族でもしっかりとコミュニケーションをとって、納得できる落とし所を探す必要があるのかもしれませんね。Q.お子さまのゲームの時間、決めている?アンケート回答数:5809件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2021年11月02日ゲーム好きなら知らない者はいない、世界中に多くのファンを持つクリエイターである小島秀夫さん。新作のお話や、ゲーム界の変化、今後、目指していることなどを直撃しました!間接的なつながりを今作を通じて感じてほしい。Camera Press / Charlie Clift / BAFTA1987年に発売された初監督作品『メタルギア』でデビューして以来、第一線を走り続ける世界的ゲームクリエイター・小島秀夫さん。2015年末にはコジマプロダクションを設立、‘19年に独立後初となるPlayStation4用ソフト『デス・ストランディング』を世に放ち、大きな話題を呼んだ。舞台となるのは、タイトルにもなっているデス・ストランディングと呼ばれる怪現象によって、人々が分断された世界。“伝説の配達人”と呼ばれるサム・ポーター・ブリッジズは、孤立して動けなくなった人々のために、未来を運ぶ任務に就くことになる。今作の大きな特徴の一つとなっているのが、人との緩やかなつながりを感じられること。オンラインでの協力プレイなどとは違う、新しい距離感を体験できる。「今作を作り始めた時、(ドナルド・)トランプ前大統領が壁を作ったり、イギリスがEUを抜けたりと、世界的に分断が進んでいる兆候がありました。それと同時に、リアルタイムで世界とつながるという素晴らしいテクノロジーを持ちながらも、匿名で人を中傷したりと、共闘もしくは、互いに戦うようなことが起こっている現実もあって。ゲームの世界においても、いまだ、棒で殴り合うような内容のものばかりで、昔から変わっていない。そうした現実がある中で、“一歩引いたコミュニケーションとは何か”ということをゲームで感じてもらう、最先端のテクノロジーを使って距離を置いた間接的なコミュニケーションを体験してもらうことが、このゲームが目指したところの一つです。スマホなどですぐにリアルタイムでつながる今とは違い、昔は一回の電話を逃すと連絡がつかなかったりしたでしょう。電話がない頃は、いつ読まれるのかわからない、読まれない可能性すらある手紙でコミュニケーションをとっていた。その時に必要なのは、お互いの思いやりなんですよね」その手紙のような装置として、今作では、他のプレイヤーの痕跡が登場する。オンラインでプレイすると、別のプレイヤーが作った橋や梯子、バイクやブーツといったアイテムなどを共有できる。また、助けてもらった感謝の気持ちを込めて、「いいね」をすることも。圧倒的な孤独の中で世界を救おうとする主人公、つまりプレイヤーに、温もりを感じさせる。「今作は、強い寂寥感が生まれるように作っています。プレイヤーが、“こんなに苦労をして世界をつないでも誰ともハグできないし、なんでやねん!”と思っていると、ゲームの中に足跡や梯子をかけた跡など、痕跡を見つけるわけです。すると、自分と同じような人がいること、間接的につながっていることに気づくことができる。ゲームって、孤独な人がやるという側面もあると思うんですよ。こっち(現実)ではうまくいかない人が、架空の世界では主人公になれ、人とつながることだってできる。『デス・ストランディング』は、そういうメッセージも含めたゲームなんです。ただ、最初はその構造がわからないから、そこに至る前にやめようとする人もいると思うんですよね。とはいえ、ゲームは、プレイヤーが自分で物語を紡いでいくのが基本です。自分が何もせずとも話が進む状態になるのもきつい。そのバランスはすごく難しかったです」痕跡は、ゲーム内だけでなく、現実の世界におけるつながりを意識する装置にもなっている。「山登りに行くと、“これ、誰が作ったんだ”と思うような、丸太でできた橋とかがあるでしょ。それが本当に助かるわけです。同じ山でも、低い場所にあるのより高い場所にある自販機のほうがドリンクの値段が高かったりするけど、それも誰かがそこに持ってきてくれたから飲める。その視点で見ると、道路もコンビニも誰かが作ってくれたから利用できるし、そういう社会で自分は生きてきたとわかるはず。ゲームにおける足跡や建造物は、それに気づくギミックでもあるんです。間接的につながり、群れることで、人類は生きていけるんですよね」プレイした人の力になれる作品を作りたいんです。©2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONSまるで映画のように美しく、リアリティあふれる映像も、小島監督作品の魅力の一つ。今作では、ノーマン・リーダスやマッツ・ミケルセン、レア・セドゥなど世界的な俳優が登場。本人の動きをモーションキャプチャーによりスキャニングしている。なぜそこまでこだわりを見せるのか。「たとえば、プレイヤーがAからB地点に行きたいけど、その間に敵がいて倒すというのが40年前の『スペースインベーダー』をはじめとするゲームです。でも、なぜ、そうしなければいけないのか理由がわからないですよね。僕は映画や小説好きでもあるので、それがちょっと嫌なんです。プレイヤーに目的意識を持たせ、プレイしたいという興奮状態にさせ、動機を与えるためにドラマが必要なんです。正直、デモとして長く見せるのは、あまり頭がいいアプローチではないですが(笑)、僕のような映画や音楽、小説が好きな人に向けてやっていることでもあります(笑)。あと、今作では、ゲームの中で歩いていると突然、音楽が流れ、カメラのアングルが下にガーッと下りる場面がありますが、これは、テレビドラマシリーズなどで、いいタイミングで音楽がかかったり、コラージュが出てくるという演出をゲームでやってみたかったんです。カメラも替わり、自分が操作しているけれど映画を観ているような気持ちになり、音楽とともに風景を楽しめます」強い没入感を得られることで、キャラクターとの一体感にとどまらず、ゲームの世界を体験できるところも小島作品の特徴の一つ。「ゲームが暇つぶしになることは重要ですが、バーチャルで体験したことを現実の世界に持って帰ったり、その人の力になれる作品を作りたいんです。僕自身、映画や小説などの作品に背中を押してもらった、学校では教えてくれないことを学んだ、という恩がありますから。いろんなゲームがあっていいけれど、たとえば戦争のゲームであれば、その背景や戦争の悲愴さを、遊びながら理解させるべきだと思うんです。ゲームは昔の漫画のように、自然と学びが頭に入りやすいメディアだと思うので」9月24日には、PlayStation5用ソフト『デス・ストランディング ディレクターズカット』が発売される。ディレクターズカットと謳っているが、新しい要素が多く追加されたものに。「マップを大改造して行けなかったところに行けるようになったり、“こういうのがあったらよかった”という武器や装備、イベントを追加しました。基本的には発売後にユーザーからもらった反響や反応を取り入れています。敵と戦う練習ができる場所やレース場も追加。歩いている時に流れる音楽の種類も増やし、ディレクターズカットではなく、エクステンディッド(拡張)バージョン、『デス・ストランディング1.5』という感じです。PS5では、上下は切らずに左右を広げ、その分を新たに作り直しました。情報量が増え、既に見た風景も違って見えます」『メタルギア』では、隠れることに基軸を置いたステルスゲームを確立。その後も常に新しい試みを続けている小島さん。今後、ゲームをどんなふうに進化させていきたいかと尋ねてみると。「僕がやりたいのは、リアルタイムで変わっていくゲームです。せっかく全世界のいろいろな年齢、職業の人が同じゲームをやっているのに、みんながみんな、同じようにプレイしている。そうではなく、住んでいる場所や、その人の感覚で変化していくものですね。以前、『ボクらの太陽』というゲームを作りました。持ち運びができるゲームボーイアドバンスに、さらに太陽センサーと時計をつけたものです。太陽の光量をゲームに反映させてバンパイアを倒すので、遊ぶ場所や時間によってゲームに変化があるわけです。そんな仕掛けが、人が作ったシステムをリアルにつなげてくれるんです」また、「遊ぶ側がクリエイティブになっている」と、受け取る側の大きな変化も感じている。「これまでは作る側とプレイヤーと批評家がいる世界でしたが、今はプロゲーマーとゲーム実況者がいて、さらに最近では、ゲーム内カメラマンまでいますから。著作権の問題をクリアしないといけませんが、僕にはさらにその先のアイデアがあるんです。まだ、作れていないですけど(笑)。でも、作り手としては、ゲームを作って遊んで終わりじゃないのは、嬉しいですよ。お金は入ってこないですけどね(笑)。僕が運動場を作り、そこでみんなが遊んでいる。野球の九回裏が終わっても運動場を潰さずに、いろいろな人が引き継いで楽しんでくれている感覚です」ゲームにおけるテクノロジーの進化は、小島さん自身にも嬉しいつながりを生んだという。「最初、ゲームは二次元だったんです。音楽も奏でられなくて、ピープー音で。色も16色くらいからスタートしました。メディアがCD‐ROMになった時はすごく嬉しかったし、声優さんを使えるようになった。プレイステーションやセガサターンなどで、ポリゴンが表現できるようになった時は、“これだ!僕が作りたかったものができる!”と興奮しました。モーションキャプチャーは1999年くらいから使われるようになり、今や、俳優さんと仕事をしているわけです。テクノロジーの進化のおかげで、これまでつながることがなかった俳優やアーティスト、そのほかの職業の人たちとつながり、一緒に一つの目標に向かっていける。それが一番、感動します。今回、ananからインタビューがきたこともそうですよ。普段はゲーム雑誌ばかりですから(笑)。デスストには、“ベリーイージー”という簡単なモードがあり、頑張れば進めるようになっているので、普段、ゲームをしないというアンアン読者の皆さんも、ぜひプレイしてみてください。ネットフリックスを見る感覚で、映像を楽しんでもらってもいいですし。きっと、“小島秀夫すごいわ~!”と、思ってくれるんじゃないでしょうか(笑)」©2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』9月24日発売予定。パッケージ版、ダウンロード版 各¥6,490PlayStation5/ソニー・インタラクティブエンタテインメント ©2021 Sony Interactive Entertainment Inc. DEATH STRANDING is a trademark of SonyInteractive Entertainment. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS.こじま・ひでお1963 年生まれ、東京都出身。コジマプロダクション代表。‘87年に『メタルギア』で監督デビュー。『スナッチャー』『ボクらの太陽』など、数々の名作を手がけている。※『anan』2021年9月15日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2021年09月11日ステイホームの過ごし方が注目される昨今、家族でテーブルゲームを囲み、おうち時間を楽しむ人が増えています。しかし、中には複雑なゲームも多く「ルールを覚えるのに苦労する」という声もあがっています。そんな中、ネットで話題になっているのが、つまようじを使ったシンプルな『棒倒しゲーム』です。早速挑戦してみました。まず、つまようじの束を1つ用意します。ケースに入れたまま、1~2cmほど引き出しておきましょう。つまようじを数本抜き出し、束の上に置きます。上に置いたつまようじが落ちてしまうとゲームオーバーです。1本でも落としたら負けなので、置く本数が増えるほど難易度は上がります。1人1本のつまようじを持ったらゲーム開始!順番につまようじを使い、引き抜いたつまようじを下に押し込んでいきます。横に倒すと一度にたくさんのつまようじを押し込むことができます。ゲームが進み、下に押し込むつまようじが少なくなったら、手持ちのつまようじを縦に使います。慎重に1本ずつ押し込む動作はスリル満点です。上に置いたつまようじが落ちたら、落とした人がゲームの敗者です。これでゲームは終了となります。たくさんのユニークなゲームが売られていますが、このゲームのよいところはルールがシンプルで誰でもすぐにできること。そして、購入費が安価なことです。一見単純なようでハマると深いつまようじゲーム。「たかがつまようじ」と思わず、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年08月28日■前回のあらすじ私が中学生になると母はびっくりするほどゲームについて何も言わなくなりました。妹も無事にゲームデビューを果たし…。みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。短いようで長かったような、連載も本日で最終回です。ぜひ、最後までお付き合いいただけるとうれしいです。■大人になった私は夜な夜なオンラインゲームを楽しむように…なんだかんだでゲームが大好きなまま大人になった私。働き始めるも、実家に住んだままだった上に、ガンガン飲みに行こう! といった職場でもなかったたため、大好きなゲームにじゃんじゃんお金を注ぎ込む日々でした。とはいえ、もちろん、ある程度は貯金しながら…とは考えておりました。オンラインゲームのおかげで夫さんと知り合い、いまでは二児の母になりました。子どもたちを連れて帰省した際に母は、「夫さんと知り合って、しかも孫が二人も見られるなんて、ゲームが嫌いだ! って言えなくなってきちゃった」と笑って言っていました。母は「ゲームを好きになれないのは、単に世代が違うからかも」とも感じているようです。たしかに、そういう部分もあるかもしれません。なんとなくですが、ようやくこのタイミングで、私と母とのゲームに対する気持ちのズレを解消できたのでは、と思います。 ■私がたどり着いた「ゲームは悪なのか?」の答えは…!?そんなわが家は、おうち時間が多くなったことをキッカケに、息子もゲームデビューを果たしました。しかし、やはり長時間ゲームをやっていると目が悪くなってしまうので(経験者は語る)、制限時間をきっちりと設けた上で家族でゲームを楽しんでいます。母のゲーム嫌いは直りそうにありませんが、いろいろあったこの数十年、やっとお互いに穏やかな気持ちで向き合えるようになったと、私は思います。夏休みが始まったご家庭も多いと思いますので、子どもとゲームの関係性に悩む、お父さんやお母さんの参考に少しでもなれば幸いです。
2021年07月20日■前回のあらすじ小学校の卒業式でA君のお母さんからお礼を言われた母。そこから母のゲームに対する意識が少しずつ変わっていきます…。みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。今回は、前回で意外な展開のあった母と私のその後について書きたいと思います。■中学に入ると母は何も言ってこなくなった中学に入学すると、母がびっくりするほど何も言ってこなくなったことに気づきました。母が何も言わなくなったのは、中学生になると、親同伴で出かける機会が少なくなったことに加え、「手がかかるタイプの妹の誕生」と、「もう1から10まで親の監視下に置くのが不可能になった」からなのでは、と思っています。さらに当時を思い返すと、勉強を学校のほかに毎日5〜6時間やっても、驚くほど結果がついてこず、むしろ坂を下るように成績が落ちていき、勉強漬けの毎日に疲弊して、明らかに私の表情が暗くなったことも、影響しているかもしれません。私の記憶が正しければ、学年順位のワースト2位まで成績が落ち込んでいたことがあります。主要5教科をすべて足しても70点くらいの時もあった記憶が…。われながら恐ろしいですね。当時は、何も言われなくなった=もう諦められた、と思っていましたが、ようやく母も私もお互いに“なんとなく自由になれたタイミング”だったのかもしれません。とはいえ、母はすべて見放したわけではなく、私が調子に乗って朝方までゲームをしていて、学校に行く時間に起きられないと、全力で叱ってくれました。この頃から、母と私は、お互いにとって良い距離感が保てるようになったのだと思います。 ■自分が親の立場になって気づいた「母」のことそんな生活がずっと続き、ある日、母に「それ(ゲーム)楽しいの?」と聞かれたことがありました。私は少しビクビクしながら答えたのを覚えています。その頃になると、妹もシレッと私のゲーム機のスイッチを入れて、勝手にゲームデビューを果たしましたが、母は何も言いませんでした。正直、「なんで?」とは思いましたが、やはり母には聞けませんでした。怖いから。しかし、母が妹に対して甘く見えてしまうのは、私をものすごく必死に育ててくれていたからなのだと思います。子どもの頃は、まったくそれに気がつきませんでしたが、自分が子どもを持つ立場になってから、当時の母の気持ちがようやくわかるようになりました。母はただ一生懸命だったんです。次回に続く(全6話)毎日14時更新!
2021年07月19日■前回のあらすじ絵に描いたような優等生だった母。娘の教育に対する意識も高く、幼稚園の入園が決まってからも、まるで難関校の受験生のような生活が続いたが…。みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。今回は、前回から時が進み、私の小学校編をお送りいたします。■ゲームの話は友だち作りに大いに役立ったつらかった小学校受験期を終え、どうにか母の希望通りの小学校へと進学することになった私。母の希望に添うことはできましたが、依然として私と母とゲームの関係性に変化はありませんでした。しかし、まだゲーム全盛期だった小学校時代。ゲームの話は友だち作りのきっかけに大変役立ちました。それまでA君とはクラスが違ったので、関わりがありませんでした。ですが、いざ会話をしてみると非常に大人っぽい子で、彼と話すきっかけになったゲームのことは今でも忘れません。そこから再び時は流れて、小学校の卒業式での出来事。ここで母と私に転機が訪れます。 ■A君のお母様から感謝された卒業式の合間に、私の母とA君のお母さんが初めて対面しました。A君のお母さんは、A君と私がゲームのおかげで意気投合して友だちになり、卒業まで仲良くしていたことに、とても感謝してくださりました。今思い返すと、A君はクールな一匹狼タイプで、ギャーギャー大騒ぎする子どもっぽい私とは真逆のタイプでした。A君は遠足や学校のイベントも一人で過ごすことが多かったように思います。A君のお母様が涙ぐみながら、母にお礼を言ったことで、母の「ゲームなんて悪いものだ!」という意識は、ここから徐々に変わっていきます。次回に続く(全6話)毎日14時更新!
2021年07月18日■前回のあらすじファミレスでゲームから得た知識を披露してしまったところ、その日、母は私と口を聞いてくれなくなりました…。みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。前回でも母の熱血教育っぷりに少し触れましたが、今回はそんな母について掘り下げて書きたいと思います。■学生時代から何もかもが完璧だった母学生時代、運動神経抜群かつ成績優秀で高身長という、漫画キャラの設定か? と思うほどに完璧だった母。以前、祖母の家で母の学生時代の通知表を見せてもらったところ、まるで冗談のようにオール5の成績表でした。しかも休みもなく皆勤賞。私が子どもだった頃は、母が体調を崩して寝ている姿をほぼ見たことがなく、体も丈夫な人でした。しかし、時代とともに流れていくことができない、という部分が母の唯一の弱点でした。「携帯電話はひとりに1台」の時代になってからも「子どもにそんな高価な物はいらない」の一点張りで、学校のクラスで私一人だけが携帯電話を持っていない状況になったあたりで、「もうそろそろ不便だよねー」と、ようやく買い与えられました。なので、常に世間とのタイムラグが3~4年ある母だったと言えます。余談ですが、母は今ではよくある「お試しで数話無料で読める漫画サイト」などを「海賊版のやばいサイト」だと思っていたそうです。(そんなことはない)ただ、そんな母の教育に対する意識を高めてしまったのは、私の発達のはやさが一因になったと思います。発達が目覚ましかった私に「最高級の教育をしよう!」と思い立った母は、複数の幼稚園の見学に行きました。勉強に力を入れている幼稚園はもちろん、由緒ある歴史的な幼稚園や、英語や音楽の教育に重点を置いている幼稚園など…。中には通園に電車で1時間以上かかるところもありました。しかし、今親になった私の視点で考えてみると、通園に1時間以上ってとてつもないな…! と思います。家族みんなが5時起床になるなんて、ちょっともう、想像がつかないです…。 ■まるで難関校の受験生のような生活が続いた幼稚園の入園が決まってからも、それまでやっていた習い事(プール・ダンスなど)は継続。さらに、小学校受験対策の幼児塾にも通い始め、いつも幼稚園の帰りは眠くてたまらなかった記憶があります。とはいえ、この過密すぎるスケジュールに付き合う母もすごかったんだなと思います。しかし、学生時代に運動部だった母の体力はこの頃も健在で、のちに母から「もちこがゲームする時間を削れば全然いけるスケジュールだと思っていた」と言われました。トイレにABCの表やあいうえおの表が貼ってあったり、習い事と習い事の合間は、母に見張られながらファミレスで幼児用テキストをやる、という難関校の受験生のような生活が続くのでした。次回に続く(全6話)毎日14時更新!
2021年07月17日■前回のあらすじ私が3~4歳の頃、まさにテレビゲームのれい明期にして全盛期でした。しかし、ゲームが大嫌いな母はこのテレビゲームブームに非常に否定的でした…。みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。前回に引き続き、今回も「ゲームと私と母」についてのお話です。■ファミレスで起こった忘れられない事件幼稚園と幼児塾の間は、中途半端に時間が空いていたので、よく母とファミレスで時間をつぶしていました。ちなみに注文したものが運ばれてくるまでは、塾にむけてドリルの復習です。そして、この海老グラタンをめぐって、忘れられない事件が起こります。父とゲームをしながら漢字の読み方を教えてもらうことがあり、大好きな“海老”という字を覚えていた私。ここぞとばかりに母に知識を披露しました。喜んだ母でしたが…知識の仕入れ元が大嫌いなゲームだと知るや… ■母から「二度とゲームをするな」と言われている気分になった「ゲームの話ならどうでもいい」と言うかのように流されてしまいました。完全に地雷を踏んだ! と子どもながらに思いましたが、時すでに遅し。口から出た「ゲーム」という単語を取り消すことはもうできません。母はよほど「ゲームで得た知識」が嫌だったのか、その日はこれっきり私と口を聞いてくれませんでした。正直、私の勉強の仕方や生活態度によって、口を聞いてくれないことは日常的にあったので「ああ、いつものやつね」と、あまり気にしませんでしたが、この時はあまりの空気の冷えっぷりに「二度とゲームをするな」と言われてるように思えて…肝が冷えました。次回に続く(全6話)毎日14時更新!
2021年07月16日みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。今回、育児中のみなさまにお伺いしたいことがございまして、全5話のコミックエッセイを描きました。題して「ゲームって悪だと思いますか?」です。なぜこんな質問をみなさまにしているかといえば、私の幼少期にさかのぼりながらお話しようと思います。夏休み直前の今、ゲームとお子さんの関係にお悩みの方もいるのではないでしょうか。■母はゲームそのものに否定的だった私が3~4歳の頃、まさにテレビゲームのれい明期にして全盛期でした。ビッグタイトルはもちろん、どんなゲームでも発売されればたちまち大盛り上がりになり、テレビアニメとアニメの間のCMはゲームCMで埋まっていた記憶があります。しかし、ゲームが大嫌いな母はこのテレビゲームブームに非常に否定的でした。私は新作ゲームが売られる現場中継や、テレビゲームを極めた人たちの大会を見るのが大好きだったのですが、母の反応は“冷たい”の一言では片づけられないほどのものでした。母が、そのような放送を目にすると「ゲームは悪だ。頭が悪くなって人生が終わるんだ」と私に言いました。 ■教育熱心な母による幼児塾・複数の習い事が本格化! 唯一の癒やしは…そのころの私は、教育熱心な母による幼児塾・複数の習い事が本格化。就学前だというのに、1に勉強、2に勉強、345もすべて勉強という難関校の受験生のような生活の中で、私の唯一の癒やしといえば…父のやりかけのゲームでこっそりと遊ぶことでした。しかし、ゲームそのものに否定的な母は、そんな私の姿を快く思うはずがありませんでした。これが原因となり、私と母の関係が悪化していきます。次回に続く(全6話)毎日14時更新!
2021年07月15日ピースを積んでいくだけのシンプルなものやレトロゲーム、頭を使う心理戦系と、個性あふれるゲームが大集合!家で過ごす時間が増えた今、お楽しみのひとつにどうぞ。パンを置く瞬間はドキドキ!キュートなバランスゲーム。ふくよかなパン屋さんの両手に、クロワッサンやパイ、ケーキを順番に積み上げていく。バランスを崩して落としてしまったプレイヤーが負けとなる。木製ならではのほっこりした雰囲気に癒されます。¥2,750(キッカーランドジャパン)子どもの頃を思い出すアナログなゲームに、ついつい熱中!コンパクトボディながら、テトリスやレーシングゲーム、ピンポンなど、23種類ものアーケードゲームを楽しむことができる。それぞれレベル10まで用意されているので、とことん挑戦できる。¥1,540(キッカーランドジャパン TEL:03・5724・7012)思うままに椅子を積み上げる。完成した姿はオブジェにも。スペインの村で1979年に創業した木製ゲームブランドのもの。ルールはなく、発想力が刺激される。椅子を倒れないように積み上げるバランスゲームとしても。完成時の趣ある姿をお楽しみに。¥16,060(PICO PAO/フェリシモ TEL:0120・924・213)美しい青磁のコマと桐製の盤が、なんともぜいたく。江戸時代、献上品を作るために生まれた鍋島藩窯の技法で作られたリバーシ。澄んだ色合いをした駒は白い磁器製で、片面に青磁釉がほどこされている。インテリアにも。¥33,000(KOSEN/中川政七商店)美しくも曖昧なカードのイラストと鬼がゲームを翻弄。プレイヤーが多重人格者・DANYの人格となり、「抽象記憶像カード」を使って協力しながらお題を当てる。プレイヤーの1人は不正解へ導く鬼となるため、悩ましい展開に。DANY¥2,640(グーアゲームズ/すごろくや TEL:03・5327・4568)※『anan』2021年6月9日号より。写真・多田 寛スタイリスト・野崎未菜美文・重信 綾(by anan編集部)
2021年06月03日