ゆりこさんは、夫のヨウタと息子のコウちゃんの3人家族。幸せに暮らしていましたが、コウちゃんの「パパときーちゃん(ゆりこさんの妹・きくこ)って結婚するの?」という発言をきっかけに、その生活は一変してしまいます。不倫関係にあったヨウタときくこ。ゆりこさんに隠れて会っていた2人は、コウちゃんにけがをさせてしまいます。コウちゃんを傷つけられたことが許せないゆりこさんは、策を練り、不倫現場に義母を連れて乗り込みます! しかし、きくこはまったく反省せず、謝罪もしてくれません……。数カ月後、ゆりこさんとヨウタの離婚が成立し、きくこはヨウタと結婚します。ヨウタの離婚成立を待つ間、きくこは知人の鈴木と体の関係を持つように。鈴木が経営者と知り、結婚相手を乗り換えようと企みます。鈴木から「300万貸してほしい」と頼まれたきくこ。ヨウタの実家のリフォーム資金から300万騙し取り、振り込んでしまいます。なんとしても彼と結婚しなきゃ… きくこは鈴木を振り向かせるために、身の回りのケアにお金をかけていました。「先行投資よ!」と自分に言い聞かせ、ローンを積み重ねていきます。 そんなある日、鈴木と会う約束をしたきくこ。ウキウキで待ち合わせのお店へつくと、座っていたのは見知らぬ女性……。 「鈴木ヨウスケの、妻です」 女性はにこやかに、きくこへ告げたのでした。 鈴木と結婚したいがために、自分の身の回りのケアにお金をかけていたきくこ。自分磨きは素敵なこと。しかし、不倫の慰謝料を払って預金がない上に、鈴木に300万貸しているきくこが、今優先すべきことではないですよね……。 どうもきくこは目先の欲しいものに、すぐに飛びついてしまう性格のようです。きくこには行動する前に「本当にしていいのか」と、冷静に考える癖をつけてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年06月02日暑い季節には、冷たい食べ物や飲み物が恋しくなるもの。外出先で暑さに耐えきれず、近くのコンビニエンスストアでアイスを買って涼をとることもあるでしょう。ひんやりと冷たいアイスですが、時間が経つと溶けてしまうのが難点。手がベタベタになって困った経験がある人もいるかもしれません。小2のアイスの食べ方に「賢い!」2児の母親である、しらこ(@snsnblog)さん。小学2年生の娘であるコウちゃんが、ある日自宅で「アイスを食べてもいい?」と聞いてきたといいます。コウちゃんが食べようとしていたのは、棒付きのアイス。袋の開け方を見て、しらこさんは思わず声をかけたのですが…。棒付きアイスの『アイス側』から袋を開けようとした、コウちゃん。見かねたしらこさんがアドバイスをすると、返ってきたのは「こっちから開けると溶けても手が汚れないんだよ」という、驚くべき発想でした!確かに、この開け方なら溶けたアイスが袋の中におさまるため、手も汚れずにゴミ捨ても簡単でしょう。コウちゃんの画期的なアイディアに思わず感心してしまったという、しらこさん。「39年生きているのに、全然気付かなかった…」と子供の発想に驚いたそうです。「スゴイ!天才だ~」「賢いですね」などの声が上がった、アイスの食べ方。子供ならではの柔軟な発想は、大人たちにいろんなことを教えてくれますね![文・構成/grape編集部]
2024年05月30日ゆりこさんは、夫のヨウタと息子のコウちゃんの3人家族。幸せに暮らしていましたが、コウちゃんの「パパときーちゃん(ゆりこさんの妹・きくこ)って結婚するの?」という発言をきっかけに、その生活は一変してしまいます。不倫関係にあったヨウタときくこ。ゆりこさんに隠れて会っていた2人は、コウちゃんにけがをさせてしまいます。ゆりこさんは2人の不倫の証拠をつかむために、子ども用のGPSとSNSの投稿を使って、マンションにおびき出しました。しかしきくこはまったく反省しておらず、最後まで謝罪の一言もありません。そして数カ月後、ヨウタとゆりこさんの離婚が成立します。離婚後、なんとヨウタときくこは結婚! 2人の結婚を知ったゆりこさんは心をかき乱されますが、そこへ母から電話がかかってきました。慌てている様子の母。一体何が… ヨウタとの入籍が決まり、実家に帰ってきたというきくこ。きくこは「とんでもないことしちゃった」と俯き、母にお金を貸してくれないかと頼みます。お金を貸してほしい理由を話すように、母がきくこを促すと……。 「できちゃったのよ!」 なんと、きくこはヨウタ以外の男性の子どもを妊娠してしまったのです。さらに「なかなか離婚せず、不安にさせた彼のせいよ」と言い放つのでした。 ヨウタ以外の男性の子どもを身ごもったきくこ。しかも、ここまできて「私は悪くない」と言い続けます。 他人のせいにして、自分の非から目を背けることは簡単です。しかし、自分の非から目をそらし続けることはできないのではないでしょうか。 きくこには今までの自分の言動と向き合って、反省してほしいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年05月29日ゆりこさんは、夫のヨウタと息子のコウちゃんの3人家族。幸せに暮らしていましたが、コウちゃんの「パパときーちゃん(ゆりこさんの妹・きくこ)って結婚するの?」という発言をきっかけに、その生活は一変してしまいます。不倫関係にあったヨウタときくこ。ゆりこさんは夫に預けたコウちゃんがけがをしたことで、2人の不倫関係に気がつきます。コウちゃんを巻き込んだことが許せないゆりこさんは、子ども用のGPSとSNSの投稿を使って、2人をマンションにおびき出すことに成功! 義母の面前で、不倫関係を明らかにしました。しかし、きくこはまったく反省しておらず……?「貯金がないから、慰謝料は親に払ってもらう」と言い出したきくこ。しかし、ゆりこさんはすでに両親に話をつけていました。まったく悪びれもしない妹に我慢の限界…! ※「無事は」→「無事に」 きくこの浪費癖を知っていた両親は、きくこの給料と口座を管理していたのです。慰謝料はその貯金から一括で払ってもらうと伝えると、きくこは泣きながら「酷すぎる!」とゆりこさんへ訴えます。しかし、反省もせず自分勝手なきくこを、ゆりこさんは冷たく突き放したのでした。 その数カ月後、ゆりこさんとヨウタとの離婚が成立しました。 その後、ヨウタから結婚報告が。相手はなんと、きくこです!離婚してようやく落ち着いていたゆりこさんは、2人の結婚を知り、心をかき乱されます……。そこへ、母から電話がかかってくるのでした。 結婚をしたヨウタときくこ。離婚後なので、口出しできることではありませんが、ゆりこさんはモヤモヤした気持ちになったはず。ゆりこさんやコウちゃんを傷つけておきながら、自分たちは気にせず幸せになろうとしているのでしょうか……。 きくこのゆりこさんに対する行いや態度は、到底許せるものではありません。とはいえ、きくこの行動にゆりこさんがこれ以上苦しめられてほしくないですよね。 ゆりこさんとコウちゃんには、今後楽しい時間を過ごしてほしいと願うばかりです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年05月28日ゆりこさんは、夫のヨウタと息子のコウちゃんの3人家族。幸せに暮らしていましたが、コウちゃんの「パパときーちゃん(ゆりこさんの妹・きくこ)って結婚するの?」という発言をきっかけに、その生活は一変してしまいます。不倫関係にあったヨウタときくこはコウちゃんを連れて水族館へ。しかしその際、コウちゃんがけがをしてしまいます。仕事から帰宅したゆりこさんは焦って病院へ行き、その帰りにコウちゃんから何があったのか聞きました。きくこが無理矢理「ママ」と呼ばせようとしていたことを知り、ゆりこさんは2人に制裁を下すことを決意します。子ども用のGPSと、SNSの投稿を使って不倫している2人をマンションにおびき出したゆりこさん。自分がまんまと姉の策略に引っかかったことに気づいたきくこは、悔しがります……。不倫がバレてもまったく反省しない妹に… 「貯金がないから、親に払ってもらう」と言い出したきくこ。 しかし、ゆりこさんがすでに両親に話をしていました。きくこの浪費癖を知っていた両親は、きくこの給料と口座を管理していたのです。 慰謝料はその貯金から一括で払ってもらうと伝え、きくこはショックを受けるのでした。 不倫がバレても、反省もせずまだ逃げようとするきくこ。自分が人を傷つけたという自覚はないのでしょうか。 きくこは慰謝料から免れようとしていましたが、ゆりこさんのほうが一枚上手でしたね。慰謝料をきっちり払い、誠心誠意ゆりこさんやコウちゃんに謝ってほしいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年05月27日長期休み明けは、いろいろなものがリセットされるようで…?Upload By 丸山さとこ神経発達症がある息子のコウは現在中学生です。学校生活を送る中で、夏休みや冬休みなどの長期休みを何度も経験してきました。そんな彼は、どうも長期休みによっていろいろなことがリセットされているようです。小学生の頃は特に人間関係のトラブルが多く、集団行動も苦手だったコウは学校で消耗することが多かったようです。家に帰ると玄関に座り込んでぐったりしていることがしばしばあり、時には登校渋りもありました。そんな彼が長期休みに入るたびに、私は「休み明けの登校がしんどくならないかな?」と心配していましたが、意外にも長期休みの後は少し元気に学校に通えるようになっていました。長期の休みで心身が回復し、気持ちもリセットできていたようです。そんな風にメリットが大きい長期休みのリセット力には、残念ながらデメリットもあります。一旦身につけていた『よい習慣』もまとめてリセットされてしまうのです。Upload By 丸山さとこ習慣が消えることに関しては、休みの長さだけではなく『区切りのタイミングであること』の影響も大きいようです。春休み明けで学年が変わる時に、宿題を袋に入れて持ち帰ることや提出する習慣が消えて困ったことがあります。「春休みはさほど長くはないのに、こんなに影響があるなんて!」と驚きました。一度消えた習慣を再び身につけることは難しく、その後、宿題を袋で管理する習慣がある程度戻るまでに1年近くかかりました。長期休みで起きる「リセット」の恩恵をうまく取り入れたいところですコウにとって、長期休みにリセットの効果があることは明らかなので、「こうなったら、リセットの恩恵だけをうまく取り入れられないかなぁ」と思っているこのごろです。『途切れること』がリセットのスイッチを押すようなので、疲れや憂鬱な気持ちに対しては途切れさせつつ、継続させたい習慣に対しては『素振り』をするのがよいのかもしれません。Upload By 丸山さとこ「休みの間は毎日私がプリント渡すから、それを机の横にしまうようにする?」とコウに提案してみると、「それ結構いいかもしれない」と案外コウも乗り気なようでした。習慣化について改めて考えてみると、「何かしらの行動を習慣化させようとするとき、それにかかる時間やリズムは人それぞれなのだろうな」と思います。ジョギングを「今日は雨だから」と1日休んだらそのまま習慣が消えてしまう人もあれば、苦もなく翌日から再開できる人もいます。雨の日に休んだら習慣が消えてしまう人であっても、エアロバイクなど室内で行える運動をしたらそのまま続けられることもあります。Upload By 丸山さとこまた、習慣を『身につける技能の一つ』と考えた時、それには周囲の人より多くの練習が必要になる場合もあるのだろうと思います。すんなり縄跳びができるようになる子どももいれば、たくさん練習して1回跳べるようになる子どももいます。たくさん練習をしても、縄跳びは難しい子どももいます。学校で配られた縄跳びカードを埋めるときには『縄跳びができるかどうか』は大きな問題になりますが、縄跳びを『遊びや運動の一つ』として扱うのであれば、縄跳び以外に要件を満たすものはたくさんあります。Upload By 丸山さとこついつい「必要性は分かっているのだから、やらないのは怠慢なのではないか」と自分に対してもコウに対しても思ってしまいがちな私です。今一度、改めて『習得に時間がかかることはある』『スモールステップでコツコツやっていく』『どうしても身につかない場合は、代わりになるものもある』ということを思い出して、行動の習慣化に取り組んでいきたいです。Upload By 丸山さとこ執筆/丸山さとこ(監修:森先生より)長期休みで疲れがリセットされて、お休み明けは元気に学校に通えているのですね。 お家で安心して過ごせて、うまくリフレッシュできているということで、大変素晴らしいことですね。反面、一旦身についた習慣もリセットされてしまうと困ってしまいますね……。 実は発達障害の傾向がある方は、一度決まったルールを守ることが得意なケースが多いので、習慣化してしまえば強いということがあります。 せっかく身についた習慣も、一定期間やらないでいると、「やらない」のが習慣となってしまいますよね。丸山さんのように、学校がない日も学校があるのと同じような動作を素振りのように続けるというのは、とっても良い方法です。 どんなことでもやり始める時に一番エネルギーを必要とするものです。一度身についた習慣を忘れてしまわないように毎日繰り返しているほうが、精神的に楽であることが多いでしょう。無理なく続けていける方法を考えていけるといいですね。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年05月27日ゆりこさんは、夫のヨウタと息子のコウちゃんの3人家族。幸せに暮らしていましたが、コウちゃんの「パパときーちゃんって結婚するの?」という発言をきっかけに、その生活は一変してしまいます。ある日、週末に仕事だったゆりこさんはヨウタにコウちゃんのお世話を任せます。ところが、ゆりこさんが仕事から帰宅すると、コウちゃんのおでこに大きなたんこぶが! 病院からの帰りに、ゆりこさんはコウちゃんから水族館できくこが「ママ」と呼ばせようとしたことを聞き、怒りに震えます。そしてヨウタときくこに仕返しすることを決め、証拠を集めるために罠を仕掛けました。まんまと引っかかったヨウタときくこは……。義母とゆりこさんに、不倫現場を見られたヨウタときくこ。追い詰められたヨウタは何度も謝りますが、時すでに遅し……。きくこはどうして2人がいる場所と時間がわかったのか質問します。バカにもわかるように教えてあげる… ※マンショ→マンション 子ども用のGPSと、SNSの投稿を使って不倫している2人をマンションにおびき出したゆりこさん。事前に子ども用のGPSアプリを義母に共有し、タイミングを図って「息子がマンションにいるから迎えに行ってほしい」と義母へお願いしていたのです。 自分がまんまと姉の策略に引っかかったことに気づき、きくこは悔しがります。そしてついには「お姉ちゃんが悪いのよ!」と言い始めるのでした。 ゆりこさんからネタばらしを受けて、悔しがるきくこ。悔しがる前に自分のしてきた言動を反省してほしいものです。 さらにはゆりこさんのせいだと言い出して、呆れてしまいますね……。まったく反省の色を見せないきくこ。今は自分の保身よりも、ゆりこさんやコウちゃんを傷つけたことを反省してほしいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年05月26日ゆりこさんは、夫のヨウタと息子のコウちゃんの3人家族。幸せに暮らしていましたが、コウちゃんの「パパときーちゃんって結婚するの?」という発言をきっかけに、その生活は一変してしまいます。ある日、週末に仕事だったゆりこさんはヨウタにコウちゃんのお世話を任せます。ところが、ゆりこさんが仕事から帰宅すると、コウちゃんのおでこに大きなたんこぶが! 病院からの帰りに、ゆりこさんはコウちゃんから水族館できくこが「ママ」と呼ばせようとしたことを聞き、怒りに震えます。そしてヨウタときくこに仕返しすることを決め、証拠を集めるために罠を仕掛けるのでした。ある日、密かに会っていたヨウタときくこ。そこへ義母とゆりこさんがやってきました。なんとか言い逃れようとする2人を、ゆりこさんは許しません。裏切った2人に反撃開始…! 同情してもらおうと、きくこは涙を見せて謝ります。しかし、きくこの演技はゆりこさんには通じません。 不倫の証拠として現場の写真を撮った後、ゆりこさんは「きくこのこと『ママ』って呼ばせてたんだって?」とヨウタのことを問い詰めます。 ヨウタは何度も謝罪しますが、時すでに遅し……。 きくこはどうして不倫現場の場所や時間がわかったのか、ゆりこさんに質問するのでした。 ゆりこさんを前に謝罪するヨウタ。「覆水盆に返らず」という言葉があるように、今さら謝っても自分のおこなってきた不貞の事実は消えません。 失ってから大切なものに気がついても遅いのです。欲に流されるのではなく、自分の周りにいる人たちを大切にしたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年05月25日ゆりこさんは、夫のヨウタと息子のコウちゃんの3人家族。幸せに暮らしていましたが、コウちゃんの「パパときーちゃんって結婚するの?」という発言をきっかけに、その生活は一変してしまいます。ある日、週末に仕事だったゆりこさんはヨウタにコウちゃんのお世話を任せます。ところが、ゆりこさんが仕事から帰宅すると、コウちゃんのおでこに大きなたんこぶが! 病院へ行き、コウちゃんのけがは様子見することになりました。病院からの帰りに、ゆりこさんはコウちゃんから水族館できくこが「ママ」と呼ばせようとしたことを聞き、怒りに震えます。そしてヨウタときくこに仕返しすることを決意するのでした。証拠をつかむために、きくこの性格を利用して罠を仕掛けたゆりこさん。2人に制裁を下すと決意したものの、不安で苦しめられていました。 ある日、密かに会っていたヨウタときくこ。そこへなぜか義母がやってきて……。どうしてここに…!? 不倫現場に義母が入ってきて、パニックになっているヨウタときくこ。焦ったきくこは布団に隠れます。 そこへゆりこさんが姿を現し、ヨウタはさらにパニックに陥ります。慌てて言い訳をするヨウタをよそに、ゆりこさんはきくこの隠れていた布団を剥ぐのでした。 義母とゆりこさんが部屋に入ってきても、なお布団に隠れ続けるきくこ。ここまできても「バレないかもしれない」なんて考えが甘すぎますよね。 義母も目の前の光景にショック受けているでしょうが、自分の息子が起こしたことです。事実を受け入れ、しっかりヨウタにお灸を据えてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年05月24日ゆりこさんは、夫のヨウタと息子のコウちゃんの3人家族。幸せに暮らしていましたが、コウちゃんの「パパときーちゃんって結婚するの?」という発言をきっかけに、その生活は一変してしまいます。ある日、週末に仕事だったゆりこさんはヨウタにコウちゃんのお世話を任せます。ところが、ヨウタはコウちゃんを連れてきくこの待つ水族館へ。きくこはコウちゃんに無理矢理「ママ」と言わせようとしますが、コウちゃんは拒否します。置いて行かれそうになったコウちゃんはヨウタから手を払われ、階段から転落してしまいました。仕事から帰宅したゆりこさんは、慌ててコウちゃんを連れて病院へ。コウちゃんのけがは様子見することになりました。コウちゃんからけがをした経緯を聞いて、ゆりこさんは激怒。裏切ったヨウタときくこに仕返しをすることを決めました。証拠をつかむため、ゆりこさんはきくこの性格を利用して罠を仕掛けます。不安に押しつぶされそうになる… 不安に押しつぶされそうになりながらも、「負けない」と前を向くゆりこさん。翌日には決着がつくと意気込みます。 そのころ、不倫関係を続けていたヨウタときくこ。きくこは「離婚はまだ?」とヨウタに催促します。 子どもを作ろうと話す2人の元に、なんと義母がやってきたのでした。 ゆりこさんを傷つけているという自覚なく、不倫関係を続けるヨウタときくこ。しかしついに、義母にその関係がバレてしまいます。 どうして義母がやってきたのか気になるところですが、これで2人の関係が明らかになりました。ヨウタときくこにはしっかり反省し、ゆりこさんやコウちゃんに対して罪を償ってほしいものです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年05月23日女優の柴咲コウが、20日に都内で行われた映画『蛇の道』(6月14日公開)の完成披露舞台挨拶に西島秀俊、青木崇高、黒沢清監督とともに登場した。同作は、巨匠・黒沢清監督の最新作で、セルフリメイク作品。全編フランスロケ、フランス語で撮影された。何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)は、偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、 殺意を燃やす。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に真相が明らかになっていく。○■柴咲コウ、黒沢清監督からの絶賛に笑顔「蛇のようなしなやかな…」黒沢監督は、今作で初めてタッグを組んだ柴咲について「動きがすごい。獰猛というか……『バトル・ロワイアル』を超えたんじゃないか」と評価。「『柴咲コウってこんなに動けるの!?』という……もちろんそれだけではないんですが、肉体のものすごさというのは必見に値すると思います」と絶賛した。これに柴咲は蛇のように腕をうねらせながら「蛇のようなしなやかな……サササ、パクッ! という感じですかね?(笑)」と笑顔。今回演じた役柄については「どちらかというと独立した自己主張をきっちりはっきりするような女性の役が多いような気がするんですが、今回はどういう女性なのかもわからないミステリアスな感じ」と印象を明かし、「佇まいとしては凛とした感じはあるのかなと思いましたし、フランスに10年ぐらい住んでいて、仕事を持って働いている女性というところで、選んでいただけたのかなというふうに思っています」と語った。
2024年05月20日映画『蛇の道』(6月14日公開)の完成披露舞台挨拶が20日に都内で行われ、柴咲コウ、西島秀俊、青木崇高、黒沢清監督が登場した。同作は、巨匠・黒沢清監督の最新作で、セルフリメイク作品。全編フランスロケ、フランス語で撮影された。何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)は、偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、 殺意を燃やす。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に真相が明らかになっていく。○■柴咲コウ、西島秀俊からの絶賛に照れ「ハードルが…」全編フランスで撮影された同作。パリで働く日本人の心療内科医・小夜子を演じた柴咲は、今作でフランス語での撮影に挑戦しており、西島は撮影現場でスタッフと話す柴咲の姿に驚いたそうで「最初からフランス語で話されていて。『あ、フランス語を話せる方なんだ!』と思っていたら、この作品のために勉強されたと聞いて、本当に驚いた。相当な努力をされる方」と話す。この西島からの絶賛に柴咲は謙遜したそうな仕草を見せ、「ハードルが上がって、フランス語話せる人みたいに思われちゃうから! クランクアップから1年も経っているから忘れちゃいました(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。しかし、柴咲は撮影前からフランス語の勉強に取り組んでおり、「ゼロからだったので、クランクインの半年くらい前から練習できるようにお願いをしていたんですが、なかなか日取りが合わなかったりで、不定期になってしまい、いよいよクランクイン3カ月前になって『このペースで間に合わなくない?』と焦り始めて、ものすごく集中して取り組んでいった」と振り返った。また、フランスに馴染むためにクランクインの1カ月前にフランスに渡り、生活をしていたという柴咲。「クランクインの少し前に入ればいいのかもしれないですけど、付け焼刃感がでたら嫌だなと思ったので。さらに1カ月前に入って、アパートを借りて自炊をしながら、マルシェやスーパーマーケットで野菜を買って、キッチンで料理を作るということを重ねて、馴染んできた感じでした」と役作りについて明かした。
2024年05月20日6月14日(金) に公開される映画『蛇の道』より、黒沢清監督のインタビュー映像が公開された。本作は、1998年2月21日に日本で劇場公開された黒沢清監督の映画『蛇の道』を、日仏共同製作にてセルフリメイクしたリベンジサスペンス。何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)が、偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、殺意を燃やす。そのほか共演に西島秀俊、青木崇高、マチュー・アマルリック、グレゴワール・コランが顔を揃える。公開されたのは、なぜ『蛇の道』をリメイクしたいと思ったのか、オリジナル版との違いやこだわり、さらに柴咲コウのキャスティング理由を語るインタビュー映像。フランスのプロダクションからリメイクのオファーがあった際に、真っ先に浮かんだのが『蛇の道』だったと、リメイクのきっかけを明かす黒沢監督。徹底的に復讐していくという、いつの時代でも国境を超えて通用する力強いストーリーを、Vシネマだけで埋もらせるのはもったいない、とリメイクに踏み切ったという。フランスを舞台に、主人公を男性から女性へと大きく改変した部分について「最初の時点で主人公を日本人女性にしたいという思いがありました。彼女ひとりを女性にすることで、彼女がすべてをコントロールしているという部分がより出ているのかなという気がしました」とこだわりを明かす。復讐に協力する心療内科医の小夜子を演じた柴咲について話が及ぶと「なんといっても目つきが良い。あの目つきで見つめられると、男はなんか……あらぬ方向に誘導されてしまいそう」と印象を語ったほか、その身体能力にも驚いたそう。事件に絡む関係者を拉致監禁するシーンでの柴咲の俊敏な動きを「彼女、すごいんですよ。動物的な、獰猛な動きがまさにこの主人公にぴったりだなと、柴咲さんでよかったと思いました」と絶賛した。映像には、『レ・ミゼラブル』を観てオファーを決めたというダミアン・ボナールや、昔から黒沢監督と親交のあるマチュー・アマルリック、黒沢組の常連である西島秀俊、以前から自作に出演して欲しいと熱望していた青木崇高らキャスト陣について、貴重な制作エピソードを語る場面も収められている。『蛇の道』黒沢清監督 スペシャルインタビュー<作品情報>『蛇の道』6月14日(金) 公開 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA
2024年05月16日柴咲コウ主演、黒沢清監督作『蛇の道』よりインタビュー動画が到着した。これまで数多くの作品がカンヌ国際映画祭やヴェネチア国際映画祭に出品され高評価を獲得し、国内外から注目を集める映画監督・黒沢清。そんな黒沢監督が、26年の時を経て自身初のセルフリメイクに挑んだのが本作だ。フランスを舞台に、娘の復讐に生きる男と彼に協力する心療内科医の<徹底的復讐>を描く。この度解禁されたインタビュー映像では、なぜ『蛇の道』をリメイクしたいと思ったのか、オリジナル版との違いやこだわり、さらには柴咲コウのキャスティング理由を語っている。フランスのプロダクションからリメイクのオファーがあった際に、真っ先に浮かんだのが『蛇の道』だったと、リメイクのきっかけを明かす黒沢監督。徹底的に復讐していくという、いつの時代でも国境を超えて通用する力強いストーリーを、Vシネマだけで埋もれさせるのはもったいない、とリメイクに踏み切ったという。フランスを舞台に、主人公を男性から女性へと大きく改変した部分について、「最初の時点で主人公を日本人女性にしたいという思いがありました。彼女ひとりを女性にすることで、彼女がすべてをコントロールしているという部分がより出ているのかなという気がしました」とこだわりを明かす。復讐に協力する心療内科医の小夜子を演じた柴咲さんについて話が及ぶと、「なんといっても目つきが良い。あの目つきで見つめられると、男はなんか・・・あらぬ方向に誘導されてしまいそう」と印象を語り、それだけでなく、その身体能力にも驚いたそう。「彼女、すごいんですよ。動物的な、獰猛な動きがまさにこの主人公にぴったりだなと、柴咲さんでよかったと思いました」と柴咲さんの俊敏な動きを絶賛している。映像の中では、『レ・ミゼラブル』を観てオファーを決めたというダミアン・ボナールや、昔から黒沢監督と親交のあるマチュー・アマルリック、黒沢組の常連である西島秀俊、以前から自作に出演して欲しいと熱望していた青木崇高らキャスト陣について、貴重な製作エピソードを語る様子も収められている。オリジナル版を踏襲しながらも完全版リベンジ・サスペンスとして見事に昇華した本作に、大きな注目が集まる。『蛇の道』は6月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:蛇の道(2024) 2024年6月14日より全国にて公開© 2024 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA
2024年05月16日ゆりこさんは、夫のヨウタと息子のコウちゃんの3人家族。幸せに暮らしていましたが、妹のきくこによってその生活は一変してしまいます。いつも通り、寝る前にコウちゃんへ絵本を読み聞かせていたゆりこさん。絵本を読み終わり、寝ようとしたら……。息子が突然言い出したのは… 「パパがきーちゃんと結婚するって……」と言い出したコウちゃん。きーちゃんとは、ゆりこさんの妹きくこのこと。夫のヨウタときくこは同じ会社で働いています。 コウちゃんから、きくこの名を聞いたゆりこさんはゾッとしました。 小学生のころから、きくこの異常性に気づいていたゆりこさん。きくこが既婚者を狙ったことは初めてではなかったため、ゆりこさんは不安になってしまうのでした。 息子の突然の発言にゆりこさんはさぞ驚いたことでしょう。しかし、ゆりこさんには思い当たる節があるようです。 一刻も早く真偽をたしかめたいところ……。ただ、不安になっているコウちゃんの心のケアを最優先にしたいですね。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子
2024年05月15日柴咲コウ主演の黒沢清監督作『蛇の道』より場面写真が解禁された。黒沢清監督が、98年に劇場公開された同タイトルの自作をフランスを舞台にセルフリメイクした本作。娘を殺した犯人を突き止め復讐することを生きがいとする男・アルベール(ダミアン・ボナール)、彼に協力する心療内科医の小夜子(柴咲コウ)。事件にある財団が関わっていることを知った2人は“徹底的復讐”を開始する。この度解禁された場面写真は、アルベールと小夜子が財団の関係者たちを次々と拉致監禁し、拷問するシーンを捉えたもの。何者かに冷たい目線を向け、容赦なくナイフを振りかざす小夜子の姿も切り取られている。医師として働く一方で、他人の復讐に協力する小夜子の本当の目的は一体何なのか。復讐の先に待つ真実とは…?終始感情が読めず、内なる狂気を秘めたこの難役を見事に演じ切った柴咲さんについて、黒沢清監督は「彼女の鋭く怪しい眼差しと、野獣のような身のこなしが、この映画をオリジナル版にもましてミステリアスで深みのある作品に格上げしてくれました」と絶賛。観る者に鮮烈なインパクトを与える柴咲コウの怪演にも注目が集まる。『蛇の道』は6月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:蛇の道(2024) 2024年6月14日より全国にて公開© 2024 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA
2024年05月04日女優の柴咲コウが主演を務める、黒沢清監督による日仏共同製作映画『蛇の道』(6月14日公開)の場面写真が3日、公開された。娘を殺した犯人を突き止め復讐することを生きがいとする男・アルベール(ダミアン・ボナール)と、彼に協力する心療内科医の小夜子(柴咲)。事件にある財団が関わっていることを知った2人は“徹底的復讐”を開始する。この度解禁された場面写真は、アルベールと小夜子が財団の関係者たちを次々と拉致監禁し、拷問するシーンを捉えたもので、何者かに冷たい目線を向け、容赦なくナイフを振りかざす小夜子の狂気に満ちた姿も。医師として働く一方で、他人の復讐に協力する小夜子の本当の目的、復讐の先に待つ真実が気になる写真となっている。終始感情が読めず、内なる狂気を秘めたこの難役を見事に演じ切った柴咲について、黒沢清監督は「彼女の鋭く怪しい眼差しと、野獣のような身のこなしが、この映画をオリジナル版にもましてミステリアスで深みのある作品に格上げしてくれました」と絶賛している。【編集部MEMO】映画『蛇の道』は、巨匠・黒沢清監督の最新作で、セルフリメイク作品。全編フランスロケ、フランス語で撮影された。何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)は、偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、 殺意を燃やす。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に真相が明らかになっていく。(C) 2024 CINEFRANCE STUDIOS - KADOKAWA CORPORATION - TARANTULA
2024年05月03日6月14日(金) に公開される映画『蛇の道』の新たな場面写真が公開された。本作は、1998年2月21日に日本で劇場公開された黒沢清監督によるサスペンス映画『蛇の道』を、日仏共同製作にてセルフリメイクしたもの。何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)が、偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、殺意を燃やす。そのほか共演に西島秀俊、青木崇高、マチュー・アマルリック、グレゴワール・コランが顔を揃える。公開されたのは、柴咲コウの怪演が鮮烈なインパクトを与える場面写真。アルベールと小夜子が財団の関係者たちを次々と拉致監禁し、拷問するシーンが収められており、中には何者かに冷たい目線を向け、容赦なくナイフを振りかざす小夜子の狂気に満ちた姿も。医師として働く一方で、他人の復讐に協力する小夜子の本当の目的は一体何なのか。終始感情が読めず、内なる狂気を秘めたこの難役を見事に演じ切った柴咲について、黒沢清監督は「彼女の鋭く怪しい眼差しと、野獣のような身のこなしが、この映画をオリジナル版にもましてミステリアスで深みのある作品に格上げしてくれました」と絶賛している。<作品情報>『蛇の道』6月14日(金) 公開 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA
2024年05月03日皆さんは、無断駐車をされた経験はありますか?今回は駐車場から車を出せなくなった女性のエピソードとその感想を紹介します。イラスト:浅葱コウ縦列駐車する駐車場主人公が運転免許を取ったばかりのころの話です。主人公が住んでいたアパートの駐車場は、縦列駐車で2台とめることができます。そのうちの1台分の駐車場を借りていた主人公。上手にとめることができてホッとしますが…。数分後、主人公の車の後ろに、見たことがない1台の車がとまっていました。ベタづけされていて車が出せない主人公は、困ってしまいます。見たことがない車出典:愛カツ仕方なく持ち主がくるまで車内で待機していると、男性が来て「こことめさせてくれよ」と言ったのです。アパートの住人ではなかったため、主人公は「どけてください」と一言。すると男性が「初心者マークのくせに」と舌打ちをしたのです。男性の態度にイラッとした主人公は「ルールを守れない大人初めて見ました」と正論で反撃!主人公の反論に、男性は顔を赤くして言葉を詰まらせるのでした。読者の感想免許を取ったばかりで車が出せなくなる状況は不安ですよね。冷静に正論で反撃する主人公には感心してしまいました。(30代/女性)住人ではないのにアパートに無断駐車するなんて非常識ですね。主人公の反撃にスカッとしました。(20代/男性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年05月03日女優の柴咲コウが主演を務める、黒沢清監督による日仏共同製作映画『蛇の道』(6月14日公開)のメインビジュアル、予告編が公開された。○■映画『蛇の道』メインビジュアル、予告編公開この度公開されたメインビジュアルには、娘の復讐に燃える父・アルベール(ダミアン・ボナール)と、復讐に手を貸す精神科医・小夜子(柴咲コウ)の姿が写し出されている。2人の手にしっかりと握られている袋には、人らしき何かが入っている。アルベールは小夜子の方を、小夜子はこちらを向いており、美しい草原の景色とは裏腹に不穏な空気が漂う。いったい、小夜子は何を抱えているのか。柴咲の見たことのない冷たく鋭い視線が印象的なビジュアルとなっている。同時に公開された本予告映像では、アルベールと小夜子が病院で出会い、協力して犯人と思われる男を誘拐・監禁し、徹底的に復讐を実行していく様子から始まる。「長かった復讐もゴール間近ね」とつぶやく小夜子に対し、アルベールが「君の協力のおかげだ」と感謝を伝え、この復讐は終わるはずだった。しかし次のシーンで娘の死はある組織の陰謀によるものだということが明らかになり、物語は一気に加速していく。小夜子の患者である吉村(西島秀俊)は処方された薬を飲み「まさかこれ毒じゃないですよね」と不気味な笑みを浮かべ、小夜子の夫・宗一郎(青木崇高)もオンライン越しに登場するなど、復讐と並行して小夜子の身の回りで奇妙な出来事が起こっていることが垣間見え、「そろそろ ゲームを終わらせましょう?」という小夜子のセリフで予告は終わる。【編集部MEMO】映画『蛇の道』は、巨匠・黒沢清監督の最新作で、セルフリメイク作品。全編フランスロケ、フランス語で撮影された。何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)は、偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、 殺意を燃やす。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に真相が明らかになっていく(C) 2024 CINEFRANCE STUDIOS - KADOKAWA CORPORATION - TARANTULA
2024年04月19日柴咲コウ主演の黒沢清監督作『蛇の道』よりメインビジュアル、予告編が解禁された。本作は、黒沢清の最新作にして日仏共同製作によるセルフリメイク作品。全編フランスロケ、フランス語にて撮影された。この度解禁されたメインビジュアルは、娘の復讐に燃える父・アルベール(ダミアン・ボナール)と復讐に手を貸す精神科医・小夜子(柴咲コウ)の姿が写し出されている。2人の手にしっかりと握られている袋には、人らしき何かが入っているようだ。アルベールは小夜子の方を、小夜子はこちらを向いており、美しい草原の景色とは裏腹に不穏な空気が漂う。いったい、小夜子は何を抱えているのか。その冷たく鋭い視線に胸がざわつくメインビジュアルとなっている。併せて解禁された本予告映像では、アルベールと小夜子が病院で出会い、協力して犯人と思われる男を誘拐、監禁し、徹底的に復讐を実行していく様子から始まる。「長かった復讐もゴール間近ね」とつぶやく小夜子に対し、アルベールが「君の協力のおかげだ」と感謝を伝え、この復讐は終わる、はずだった…。次のシーンで、娘の死はある組織の陰謀によるものだということが明らかとなると、物語は一気に加速していく。小夜子の患者である吉村(西島秀俊)は処方された薬を飲み「まさかこれ毒じゃないですよね」とニヤリと不気味な笑みを浮かべ、さらに小夜子の夫・宗一郎(青木崇高)もオンライン越しに登場するなど、復讐と並行して小夜子の身の回りで奇妙な出来事が起こっていることが垣間見える。ラストは「そろそろゲームを終わらせましょう?」という小夜子のセリフで締め括られる。復讐の果てに待つ、衝撃の真相とはいったい何なのか…。美しいフランスのロケーションとともに、得体のしれない緊張感から目が離せない予告編となっている。『蛇の道』は6月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:蛇の道(2024) 2024年6月14日より全国にて公開© 2024 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA
2024年04月19日映画『蛇の道』のメインビジュアルと予告編が公開された。『岸辺の旅』や『スパイの妻』などで知られる黒沢清監督が、日仏共同製作としてセルフリメイクした本作。他人の復讐に協力する謎に包まれた精神科医・新島小夜子役を柴咲コウが務めるほか、殺された娘の復讐に燃える男・アルベール役でダミアン・ボナール、小夜子のもとに通う患者・吉村役で西島秀俊、小夜子の夫・宗一郎役で青木崇高が出演する。公開された映像では、アルベールと小夜子が病院で出会い、協力して犯人と思われる男を誘拐、監禁し、徹底的に復讐を実行していく様子から始まる。「長かった復讐もゴール間近ね」とつぶやく小夜子に対し、アルベールが「君の協力のおかげだ」と感謝を伝え、この復讐は終わるはずだったが、次のシーンで娘の死はある組織の陰謀によるものだということが明らかとなると、物語は一気に加速していく。小夜子の患者である吉村は処方された薬を飲み「まさかこれ毒じゃないですよね」とニヤリと不気味な笑みを浮かべ、さらに小夜子の夫・宗一郎もオンライン越しに登場するなど、復讐と並行して小夜子の身の回りで奇妙な出来事が起こっていることが垣間見える。そして「そろそろ、ゲームを終わらせましょう?」という小夜子のセリフで予告編は締めくくられる。映画『蛇の道』本予告映像<作品情報>『蛇の道』6月14日(金) 公開公式サイト: CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA
2024年04月19日『スパイの妻』の黒沢清監督が柴咲コウを主演に迎え、日仏共同製作でセルフリメイクする『蛇の道』が6月14日(金)より公開。この度、西島秀俊、青木崇高が重要な役どころで黒沢組に参加することが発表された。全編フランスロケ、フランス語にて撮影された本作の主演・新島小夜子役には、柴咲コウ。他人の復讐に協力する謎に包まれた精神科医という難しい役どころを、撮影の約半年前からフランス語のレッスンを受け見事に演じ切った。第72回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した『レ・ミゼラブル』などのダミアン・ボナールが、殺された娘の復讐に燃える男・アルベール役を演じる。パリで精神科医として働く小夜子の元に通う患者・吉村役を演じるのは西島秀俊。黒沢監督とは『クリーピー 偽りの隣人』『ニンゲン合格』など4作品でタッグを組み、米アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』をはじめ、日本を代表する映画俳優として国内外で注目されている。昨年は北野武監督作『首』に出演し、カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門にてレッドカーペットに登場。上映後は観客からスタンディングオベーションを浴び大きな話題となった。西島さんは、「黒沢監督と再びご一緒できたこと大変嬉しく思います。あの復讐の物語が再び描かれる、しかも舞台はフランスということを聞き、驚き興奮しました。復讐の果てにはいったい何があるのかが描かれています。これまでに見たことのない物語が待っていると思います」と語る。併せて解禁された場面写真では、精神科医・小夜子のもとへ診察に訪れた吉村が虚ろな目でじっと何かを訴えるような姿、また小夜子の側面にぴったりと立ち、生気のない顔で見下ろす姿があり、西島さんが演じるその静かで不穏な存在が、本作でどのように観客の心をざわめかせるのか期待が高まる。小夜子の夫・宗一郎を演じたのは、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」や大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、映画『るろうに剣心』シリーズほか、韓国映画『犯罪都市 NO WAY OUT』にメインキャラクターとして出演、また、日本アカデミー賞で最優秀作品賞、米アカデミー賞で視覚効果賞を受賞した『ゴジラ-1.0』でも重要な役どころを好演するなど、映画やドラマを中心に活躍の場を広げる俳優、青木崇高。青木さんは、「国内外に多くのファンを持つ黒沢清監督の作品に関われたこと、同じ日本人としてとても誇らしく思いました。この映画を世界のより多くの方に観ていただきたいです」とコメント。場面写真では、薄暗い殺風景な部屋でパソコンに向かい、パリに住む小夜子に語りかけている姿をみることができる。しかし、その画面を見つめる小夜子の表情は氷のように冷たく、この夫婦の間に流れる溝の深さが計り知れないことが伺える。黒沢監督は「西島さん、青木さん共に、この映画に素晴らしい多様性と華やかさと、そしてただならぬ緊張感とをもたらしてくれました」とコメントを寄せている。美しいフランスのロケーションに息をのむと同時に、得体のしれない緊張がラストまで疾り続ける本作。娘を殺害された父。その復讐に手を貸し、真相をともに追い続ける精神科医。精神を病んだ日本人の吉村。そしてオンラインで登場する小夜子の夫、宗一郎。色褪せることのない、一層鮮やかに色濃く描かれる“リベンジ・サスペンス”に期待が高まる。監督&キャストよりコメント黒沢清監督西島さん、青木さん、共にたった一日のパリロケでしたが、この映画に素晴らしい多様性と華やかさと、そしてただならぬ緊張感とをもたらしてくれました。現場では、柴咲さんも久しぶりの日本語の芝居でずい分リラックスしていらっしゃいましたが、いざカメラが回り始めると、互いの腹を探り合うような、お二人との不穏なやりとりに、フランス人スタッフたちもただただ圧倒されていたようです。西島秀俊(吉村役)黒沢監督と再びご一緒できたこと大変嬉しく思います。『蛇の道』はとても好きな作品です。あの復讐の物語が再び描かれる。しかも舞台はフランスということを聞き、驚き興奮しました。私が演じた吉村は、監督が実際に会ったことのある人物にインスパイアされて出来上がったと伺い、現場で一緒に人物像を作り上げていきました。作品をご覧になる皆様に吉村という人間がどのように映るのかとても興味があります。そして柴咲さんと再び共演し、その鋭い感性と高い集中力に引き込まれる事で、小夜子と吉村の独特の緊張感を生み出すことが出来たのではないかと感じています。『蛇の道』は復讐の果てにはいったい何があるのかが描かれています。これまでに見たことのない物語が待っていると思います。青木崇高(宗一郎役)緊張と狂気をはらんだ物語とは全く違って、現場の雰囲気は監督のお人柄が映し出されているような、とても温かく心地のよいものでした。フランスの現地スタッフに敬意を払いながら、1カットずつ丁寧に撮られる姿はとても印象的でした。主演の柴咲さんは、撮影前からしばらくフランスで生活されていたからなのでしょう、佇まいがしっかりと馴染んでいて、大変驚きました。また立ち姿がとても美しく感じました。国内外に多くのファンを持つ黒沢清監督の作品に関われたこと、同じ日本人としてとても誇らしく思いました。この映画を世界のより多くの方に観ていただきたいです。『蛇の道』は6月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:蛇の道(2024) 2024年6月14日より全国にて公開予定© 2024 CINÉFRANCE STUDIOS – KADOKAWA CORPORATION – TARANTULA
2024年04月09日皆さんは、無断駐車をされた経験はありますか?今回は駐車場から車を出せなくなった女性のエピソードとその感想を紹介します。イラスト:浅葱コウ縦列駐車する駐車場主人公が運転免許を取ったばかりのころの話です。主人公が住んでいたアパートの駐車場は、縦列駐車で2台とめることができます。そのうちの1台分の駐車場を借りていた主人公。上手にとめることができてホッとしますが…。見たことがない車出典:愛カツ数分後、主人公の車の後ろに、見たことがない1台の車がとまっていました。ベタづけされていて車が出せない主人公は、困ってしまいます。仕方なく持ち主がくるまで車内で待機していると、男性が来て「こことめさせてくれよ」と言ったのです。アパートの住人ではなかったため、主人公は「どけてください」と一言。すると男性が「初心者マークのくせに」と舌打ちをしたのです。男性の態度にイラッとした主人公は「ルールを守れない大人初めて見ました」と正論で反撃!主人公の反論に、男性は顔を赤くして言葉を詰まらせるのでした。読者の感想見たことがない車がとまっていたら困惑してしまいますね。自分が悪いのに文句を言って舌打ちをする男性に腹が立ちます。主人公が反撃してくれたおかげでスカッとしました。(30代/女性)無断駐車されて、車が出せないのはとても迷惑ですよね。「初心者マークのくせに」と悪態をついた男性に、主人公の反撃が効いてよかったです。(20代/男性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年04月03日ADHDだけど公立中学校に通っているコウですUpload By 丸山さとこ現在中学生のコウは、神経発達症(発達障害)があります。ADHDの特性から話の聞き漏らしや忘れ物が多かったり、ASDの特性によりコミュニケーションでつまずくことがあったりします。そんなコウが現在通っている中学校はごく一般的な地域の公立中学校です。それについて、コウの神経発達症のことを知る人からは「どうして中学受験しなかったの?」と聞かれることがあります。初めてそのように理由を聞かれた私が感じたことは、「え!?中学受験って『しなかった理由』を聞かれるものなの?」という驚きでした。Upload By 丸山さとこわが家の地域では、大半の小学生は中学受験をしません。自宅から通学できるエリアに私立中学校と公立の中高一貫校が、併せて20校ほどしかないからです。受験を経験する小学生は、1つの小学校の1学年に1~3人いるかどうかだと思います。そのため、中学受験を選んだ家庭が『する理由』を聞かれることはあっても、中学受験をしない家庭が『しない理由』を聞かれるということは、わが家の地域ではまずありえないことなのです。とはいえ、全国的に見れば今や中学受験は珍しい選択肢ではないことも分かります。都市部の私立中学校や公立中高一貫校の数はとても多いですし、東京に住む友人からは「クラスの約半数が中学受験をしてる感じだよ」と聞いたことがあります。ほかの都市部に住む友人の話を聞いても、一学年の生徒の内1~3割は中学受験をしているようです。地方在住の小学生であっても、選択肢に入り始めた「中学受験」このような理由で、中学受験が全国的には珍しくないものだと知りつつも「うちには関係ないかな」とフワッと考えていたコウと私でしたが、小学校高学年の時には「中学受験も視野に入れたほうがいいのかな?」と迷ったこともありました。ケースワーカーさんから「中学受験をするのも選択肢の一つです」と、提案していただいたことがきっかけです。ケースワーカーさんは、地域の状況についても「課題の未提出や聞き漏らしの多い小学生で、かつ学力が高い場合は、私立中学校を選ぶ家庭が増えています」と詳しく教えてくれました。Upload By 丸山さとこ中学受験の悩ましいところは、「しなくてもいいものだけれど、『したほうがいい理由』はある」ところだなと私は思います。しなければならないことであれば迷う余地はありませんが、地域の公立中学校に通うこともできるため、積極的に選ぶには動機の後押しが足りない状況ではあります。とはいえ、高校受験には内申点が影響してきます。課題の提出や話の聞き取りに心配があるコウが、公立中学の通常学級に入学しても大丈夫なのか。(内部進学にある程度の内申点は必要だろうけれど、高校受験がない)中高一貫校を選択した方がよいのではないか。中学受験は『したほうがいい理由』もハッキリしていました。中学受験をするべきか、見送るべきか……「どっちでもいいよ~」と言うコウの意見を受けて夫と2人で考えたものの、なかなか答えは出ませんでした。Upload By 丸山さとこ「学校見学に行く?」と提案しても、「しんどいし、家でノンビリしたいから今はいいかな」と言うコウです。そんな彼を見ているうちに、私は「地域の公立中のほうがよいのかもしれない」と考えるようになりました。当時のコウは気力体力共に低い状態が続いており、小学校に対しても「行きたくない」と登校渋りが見られていたためです。これまで家庭学習をほとんどしていないコウが受験勉強をすることは負担が大きいだろうと感じました。仮に合格したとしても、毎日バスや電車を乗り継いで遠くの私立中学校に通うことを考えると、その通学時間の長さもコウにとっては負担になるのではないかと感じました。「もしかしたら」は尽きないけれどもしかしたら、中学受験に乗り気ではなかった当時のコウも、車で学校見学に連れて行ったら「ここに通いたい!」という意欲が湧いたかもしれません。そうして、中学校生活に対して「こういう学校生活を送りたい」「こんな学びをしたい」というコウからの強い要望が生まれたとしたら、中学受験を選択していたかもしれません。Upload By 丸山さとこですが、毎日家でダラダラごろごろと過ごしていた当時のコウに受験勉強をさせようとしたら、かなり大変だっただろうと思います。学習時間やモチベーションのアップダウンに振り回される毎日が目に浮かびます(実際に、現在高校受験でそうなりつつあります)。仮に中学受験に合格したとしても、私立中学に通っているコウが登校渋りを続けたとしたら、心の狭い私は心配しつつも「高い学費を払っているのに!?」などの思いを隠し切れなかったかもしれません。そこのところ、公立中学校は通うのに時間もお金もかからないため、コウの朝の支度がダラダラしていようが「眠い~、今日学校休もうかな~」と床に突っ伏していようが、広い心で「そっか~、お母さん仕事あるけど、1人で寝ていられる?」と聞くことができます。Upload By 丸山さとここうして、わが家なりの理由によって、コウは地域の公立中学校に通うことになりました。入学前の予想通りに聞き漏らしや忘れ物が多い状態のまま、もうじき中学3年生への進級を迎えようとしています。高校受験のための内申点のことを考えると胃がキリキリしそうですが、毎日ニコニコと登校していくコウを見ていると「今の環境が合っているようでよかったな」と思います。コウの話を聞くと、先生方から「宿題出せよ~!」とマメに声をかけられつつも、「お前はすごいヤツだって、先生たちは知ってるからな!」と励まされていることが分かります。そんな先生方の関わりにより、コウも前向きな気持ちを保てているそうです。部活動も楽しいと言っています。(「部活動へ行くために登校しよう!」と気力を保つ日もあるようです)Upload By 丸山さとここれは、コウの通っている公立中学校が現在たまたまそのような状況にあるだけなのだろうと思います。先生方の移動や、その年度のクラスメイトのめぐり合わせによってはつらい中学校生活になった可能性もありますし、残り1年間もどうなるかは分からないと考えています。ですが、私はそこに関してはあまり心配をしていないところがあります。手を尽くしても学校という環境が合わないようであれば、いつでもホームスクーリングに切り替えてよいと考えているためです。わが家は「登校渋りや不登校のことを考えて公立中学校にしよう」と決めましたが、「リスク低減のために中学受験をして環境を整えよう」という選択肢もまた、意義のある選択だと思います。そのときどきの状況に合せて、『正しいかは分からないけれど、今はこれがいいと思える選択肢』をコウと一緒に探していけたらいいなと思います。執筆/丸山さとこ(監修:森先生より)「正しいかは分からないけれど、今はこれがいいと思える選択肢を探していく」と考えられるのは素晴らしいですね。「もしこうだったら?」とシミュレーションすることも大切かもしれませんが、それが「後悔」となってしまうと、「現在のお子さんの姿」を否定することにつながってしまうかもしれません。保護者にできることは、判断材料も体力も時間もお金も限られた中で、その時点でのお子さんにとっての最善の道をお子さんと一緒に考えることだけです。良い先生、良い部活仲間にに恵まれている今があるのであれば大正解です。もし仮に学校生活が合わずつらい環境であれば、ホームスクーリングにするのも手ですね。選択肢はいつでも複数あり、分岐点も思っているよりもたくさんあることを忘れないようにしましょう。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2024年03月25日主人公・柚羽(ゆずは)は、学生時代に東大生のコウと交際し、就職後に結婚。しかしコウのモラハラが激化。監禁されてしまい、友人ヨシキに救出された柚羽は実家を頼りますが、GPSをたどってコウが来訪。柚羽へのひどい扱いがわかり、母親が撃退。後日家族でコウの実家に行き、離婚会議に発展。柚羽がコウの暴君ぶりを話すとコウの母は絶句し…。「君は柚羽にどんな完璧な妻を求めていたんだい?」 完璧な妻を求めるあまり、仕方なくやってしまったと言い訳するコウに、柚羽の父が鋭い質問を投げかけます。コウが「美しく、従順で貞淑な妻ですよ」と答えると柚羽の父が豹変。 大声で「だからと言って妻をペットみたいに扱っていいと思ってんのか!?」とコウの胸ぐらをつかみ、修羅場へと発展。ふたりの間に「暴力は最低です!」とコウの母が割って入りますが…。 「柚羽の自由と尊厳を奪ったことが問題だ」柚羽の父が冷静に怒り 相手に完璧さを求めるコウさんを追い詰める柚羽さんの父。東大卒や有名企業に勤めていることを挙げるコウさんに「上っ面だけなんだね」と笑顔で諭します。コウさんの母に文句を言われても、柚羽さんの長所をいくつも説明しました。 みなさんは、子どもの長所をいくつ挙げられますか?日々忙しいと見過ごしてしまうこともあります。一度立ち止まって考えてみるのもいいかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2024年03月12日主人公・柚羽(ゆずは)は、学生時代に東大生のコウと交際し、就職後に結婚。しかしコウのモラハラが激化。監禁されてしまい、友人ヨシキに救出され柚羽は実家を頼りますが、GPSをたどってコウが来訪。発言から柚羽へのひどい扱いがわかり、母親が撃退。すぐに家族でコウの実家に行き、柚羽が離婚したいこと、自由を奪われていたことを伝えると…。「嘘よね?あなたがそんなことするわけ…」 柚羽の話を聞き、ショックでうろたえるコウの母。一方でコウは「妻にふさわしいよう教育しただけだ」と言い訳し、「俺はちゃんと柚羽を愛しているんだ!」と愛情を盾に自分がやってきたことを正当化。 完璧な妻になって欲しくて仕方なく、と話し続けると、柚羽の父に「君は柚羽にどんな完璧な妻を求めていたんだい?」と鋭く切り込まれ…。 「そりゃ美しく、従順で貞淑な妻ですよ」世の男はみんなそうだと言い張るコウ コウさんの話を聞いて、それまで優しくほほえんでいた柚羽さんの父が激怒。「自分も仕事ばかりで家事や育児を妻に任せっきりにしていたが、一度だって妻をぞんざいに扱ったことはない」と言い放ちます。 そして自分と釣り合わないからといって、パートナーをペットみたいに扱ってはいけません。家事や育児で疲弊し、相手の行動にイライラすることもありますが、思いやりをもって過ごしていきたいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2024年03月11日主人公・柚羽(ゆずは)は、学生時代に東大生のコウと交際し、就職後に結婚。しかしコウのモラハラが激化し、軟禁されてしまいます。友人ヨシキに救出され柚羽は実家を頼りますが、GPSをたどってコウが来訪。発言から柚羽へのひどい扱いがわかり、母親が暴言にひるむことなく撃退。父親も一緒にコウの親に会いに行き、本人に離婚したいことを伝えると…。「あなたにはもっといい人がいるわ」 柚羽の話を聞いて、離婚に賛成するコウの母。その言動にムカついた柚羽の母が反撃を開始。「コウ君が柚羽に何をしたかご存知?」と問いかけると、何も知らない様子。 監禁のことを話されるのはマズイと思ったコウが慌てて止めに入ります。「どういうことなの?」と問い詰めるコウの母に、柚羽は自分で説明をし…。 「もう同じ生活に戻るつもりはない」きっぱりと言い切った柚羽 柚羽さんに何もかも暴露され、言い訳するコウさん。「俺はちゃんと柚羽を愛しているんだ!」と愛情を盾に自分がやってきたことを正当化し「本当はあんなことしたくなかった…」と訴えますが、薄っぺらく聞こえますね。 みなさんは理想のパートナー像をお持ちですか?相手がそれに当てはまらなかった場合、どんなふうに対応しますか?>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2024年03月09日主人公・柚羽(ゆずは)は、学生時代に東大生のコウと交際し、就職後に結婚。しかしコウのモラハラが激化し、軟禁されてしまいます。友人ヨシキに救出され柚羽は実家を頼りますが、GPSをたどってコウが来訪。発言から柚羽へのひどい扱いがわかり、母親が暴言にひるむことなく撃退。父親にも全てを話し、コウの親に会いに行くことに…。「会いにきてくれたんだね!ご飯はちゃんと食べてる?」 コウの実家へ行くと、心配していたと優しさを見せるコウ。 柚羽はにらみつけ「あなたといたときよりずっと栄養のあるもの食べてるわ」と初めて言い返します。そして離婚してと真っ直ぐに伝える柚羽。 コウはうろたえ柚羽の両親がいる前で「一人でやっていけると思う?」「何もできないだろ?」と言ってしまい…。 「自由を奪われる生活はもううんざりよ!」きっぱりと意志を伝えると コウさんがこれまでしてきたことを暴露する柚羽さんの母。コウさんは慌てて止めに入りますが、柚羽さんが自分で説明します。今までコウさんの言いなりだった柚羽さんが自立した瞬間でした。人の顔色ばかりうかがっていたことがウソのようです。 辛いことを話すのは勇気がいりますが、みなさんはどうですか?うまく説明できますか?>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2024年03月08日主人公・柚羽(ゆずは)は、学生時代に東大生のコウと交際し、就職後に結婚。しかしコウのモラハラが激化し、軟禁されてしまいます。友人ヨシキに救出され柚羽は実家を頼りますが、GPSをたどってコウが来訪。発言から柚羽へのひどい扱いがわかり、母親が110番通報すると、コウは暴言を吐き捨て立ち去ります。ホッとしたのも束の間、母親がコウの親に会いに行くと宣言し…。「ありがとうございました!」 一件落着し、帰る支度をするヨシキにお礼を伝える柚羽。ヨシキがいなかったら母ともわだかまりが残っていたり、コウに連れ戻されて同じことを繰り返していたかもしれない、と話し、柚羽の母も感謝の意を伝えます。 その日の夜、帰宅した父親にすべてを告白。「そんなひどい目に合わされていたとは…」とショックを受ける父。今まで寄り添ってあげられなくて悪いことをした、と謝罪され…。 「今度はちゃんと守りたい」絆が深まった柚羽と両親は コウの実家へ行った柚羽さんたち。「ずっと心配してた」と優しさを見せるコウさんをにらみつけ、離婚してと伝えます。うろたえたコウさんは暴言を連発。「一人でやっていけると思う?」「何もできないだろ?」と言われても柚羽さんは揺らぎません。今まで自分を卑下してきた柚羽さんが変わった瞬間でした。 みなさんは、誰かに立ち向かったことはありますか?相手の意見に流されず、自分の意志を明確に伝える秘訣は何かありますか。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター Ai
2024年03月06日