注目の女性作家・西加奈子氏のロングセラー小説を実写映画化した『きいろいゾウ』の主題歌に、ゴスペラーズの新曲『氷の花』が決定した。『きいろいゾウ』の作品画像本作は、宮崎あおいと向井理が初共演にして“夫婦役”に挑んだラブ・ストーリー。木々や動物の声を聞くことができる不思議な妻と売れない小説家の夫が、さまざまな出来事を乗り越えながら、愛し合うことの痛みや喜びを知っていく。監督は『余命1ヶ月の花嫁』『雷桜』などで知られる恋愛映画の名手、廣木隆一氏が務める。主題歌となる『氷の花』は、宮崎あおい演じる女性“ツマ”をイメージして書き下ろされたオリジナル楽曲。タイトルには「氷のような冷たさの中にでも、花を咲かせることができる」というメッセージが込められ、夫“ムコ”と出会い、ひとりの女性として成長していく女性の心情を見事に表現している。今回の起用に関して映画プロデューサーの松本整氏は、「劇中の夫婦には、“夫が妻を見守り優しく包み込んでいる”という特徴があります。ゴスペラーズさんは日本を代表するヴォーカル・グループ。美しいハーモニーで映画全体も包みこんで頂けたら」とコメント。一方、ゴスペラーズは「映画の主題歌という大役は歌手にとって本当にうれしいもの。この曲がどんな風に作品にとけ込むのかとても楽しみです。映画を観られた方が少しでも“ムコ”が“ツマ”を見つめる気持ちに寄り添って頂くお手伝いが出来たら、と思いながら歌いました」とし、「“ぬくもりが もし 心を 傷つけるのなら 触れない”という歌詞が“ムコ”が抱く“ツマ”への畏敬の念にも近い感情をうまく捉えているのではと感じています」と楽曲に対する自信のほどをうかがわせた。劇中の夫婦関係とさまざまなリンクを感じさせる主題歌が、映画をどのように盛り上げてくれるのか、今から楽しみに待ちたい。文:渡部あきこ『きいろいゾウ』2013年2月2日(土)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年10月10日ベストセラー作家・西加奈子の人気小説を原作に、宮崎あおいと向井理が夫婦役で初共演を果たした映画『きいろいゾウ』。人気子役の濱田龍臣、浅見姫香、本田望結に加え、柄本明、松原智恵子、リリー・フランキー、緒川たまきら豪華キャスト陣の出演も明らかとなった本作の主題歌が、日本を代表するボーカル・グループ「ゴスペラーズ」の新曲「氷の花」に決定した。片田舎の町に移り住んできた、天真爛漫な妻・利愛子(通称・ツマ)と売れない小説家の無辜歩(通称・ムコ)夫婦の温かな日常、一通の手紙をきっかけで少しずつズレていく2人の想いを描いた本作。『余命1ヶ月の花嫁』や『軽蔑』など男女の様々な愛の形を描き続ける廣木隆一監督が、互いへの大きな愛情ゆえにすれ違う、夫婦の切ない想いを繊細な描写で映し出す。主題歌となる「氷の花」は、宮﨑さん演じるツマをイメージして書き下ろされたオリジナル楽曲だそう。「氷のような冷たさの中にでも、花を咲かせることができる」というメッセージが込められたタイトルは、孤独な心を抱えながらも、向井さん演じるムコと出会い、結婚し愛し合うことで、ひとりの女性として成長していくツマの姿とリンクする。プロデューサーの松本整氏は、「ツマとムコの夫婦には、“ムコがツマを見守り、優しく包み込んでいる”という特徴があります。ゴスペラーズさんは日本を代表するボーカル・グループでありますし、男性の美しいハーモニーで映画全体も包みこんでいただけたらと思いました」とオファーに至った経緯を明かし、さらに「その期待を越える素晴らしい楽曲に仕上がっていると思います」と太鼓判を押す。ゴスペラーズのメンバーからは「映画の主題歌という大役は、歌手にとって本当に嬉しいものです。この曲がどんな風に作品に溶け込むのかとても楽しみです。映画を観られた方が少しでもムコがツマを見つめる気持ちに寄り添って頂くお手伝いができたら、と思いながら歌いました。『ぬくもりがもし 心を傷つけるのなら 触れない』という歌詞がムコが抱くツマへの畏敬の念にも近い感情をうまく捉えているのではと感じています」と楽曲への自信をうかがわせるコメントが寄せられた。主題歌「氷の花」はキューンミュージックより公開前に発売予定とのこと。彼らの優しくも美しいハーモニーは、本作にどのように寄り添い、花を咲かせるのだろうか。『きいろいゾウ』は2013年2月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2012年10月10日ゴスペラーズのメンバーであり、同グループをはじめ郷ひろみ、藤井フミヤなど数々のアーティストへ作詩も手掛ける安岡優が、8月15日(水)・16日(木)のshibuya duo MUSIC EXCHANGEを皮切りに4都市10公演にわたるソロ・ライブを開催する。安岡優 ライブ情報今回のライブは、安岡が2年にわたり「ぴあ」にて連載し、2010年には書籍化された『架空の主題歌』を元に構成される。同作は全55本の映画をテーマにエッセイを綴るとともに、安岡優なりの “架空の主題歌”を作詩。すでに9作にはメロディがつけられCDとして本書にも付属されている。今回は、未だメロディのない46作の詩の中から、新たに厳選し何作かにメロディを乗せ、書籍『架空の主題歌』の世界をステージで表現する。本から飛び出したスペシャルな企画になっている。現在@ぴあでは、書籍『架空の主題歌』の中から、あなたが歌として聴いてみたい歌詩の投票を受付中。このアンケートの投票上位の詩に安岡優がメロディをつけ、来たるツアーにて初披露される。
2012年07月11日ap bank主催の野外音楽フェスティバル「ap bank fes’12 Fund for Japan」が今年は静岡、兵庫、宮城の3か所で行われる。【公演情報はこちら】2005年から始まった「ap bank fes」。例年は静岡県のつま恋にて行われてきたが、今年は7月14日(土)、15日(日)、16日(月・祝)に静岡県のつま恋、8月4日(土)・5日(日)に兵庫県の淡路島国営明石海峡公園、8月18日(土)・19日(日)に宮城県の国営みちのく杜の湖畔公園の3か所で開催されることとなった。チケットぴあでは、8月18日(土)・19日(日)の宮城公演のプレリザーブ抽選先行を7月11日(水)11時まで受付中。こちらも合わせてご確認を。■「ap bank fes ’12 Fund for Japan」出演者:●静岡県つま恋公演7月14日(土)Bank Band with Great Artists:Salyu/JASON MRAZ/スガシカオ/平井堅Band Act:スピッツ/Mr.Children7月15日(日)Bank Band with Great Artists:吉川晃司/ナオト・インティライミ/持田香織Band Act:藤巻亮太 / Mr.Children / MONKEY MAJIK7月16日(月・祝)Bank Band with Great Artists:Crystal Kay/ゴスペラーズ/JUJUBand Act:小田和正 / ストレイテナー / Mr.Children●兵庫県淡路島公演8月4日(土)Bank Band with Great Artists:KAN/横山剣Band Act:GRAPEVINE/曽我部恵一BAND/Mr.Children8月5日(日)Bank Band with Great Artists:ナオト・インティライミ/RHYMESTERBand Act:Def Tech/NICO Touches the Walls/Mr.Children●宮城県みちのく公演8月18日(土)Bank Band with Great Artists:吉川晃司/スキマスイッチ/ナオト・インティライミBand Act:ACIDMAN/くるり/Mr.Children8月19日(日)Bank Band with Great Artists:スガシカオ/Salyu/藤巻亮太Band Act:andymori/井上陽水/Mr.Children(50音順/敬称略)
2012年07月06日東海地区屈指の夏の大型野外フェスをコンセプトにSEAMOが発起人となり2007年からスタートした、「TOKAI SUMMIT’12」の第3弾出演アーティストが発表された。TOKAI SUMMIT’12 開催情報発表によると、3月21日にコラボベストアルバム『BEST OF MY LUV -collabo selection-』と、初のオリジナルソロアルバム『TRY』を同時発売し、今回初参加となるJAMOSA、同じく3月21日に初のカバーアルバム『COVERS』をリリースしたBENI、アルバム『12 Love Stories 2』収録曲『あなたしか見えなかった feat.SEAMO,ICONIQ』でSEAMOとコラボレーションしている童子-T、2012年5月の日本武道館公演を大成功させた三浦大知、そして7月4日(水)にアルバム『登竜門』をリリースする東海地区出身レゲエデュオ・MEGARYUの5組の出演が決定した。「TOKAI SUMMIT’12」は、7月28日(土)三重県・ナガシマスパーランド 芝生広場 野外特設ステージにて開催。チケットの一般発売は6月30日(土)10:00より。チケットぴあでは、一般発売に先がけてインターネット先行抽選を6月9日(土)11:00から14日(木)11:00まで受付。■TOKAI SUMMIT’127月28日(土)開場13:00 FRONT ACT14:00 開演15:00 終了20:30予定会場:ナガシマスパーランド 芝生広場 野外特設ステージ出演者:SEAMO/九州男/ゴスペラーズ/JAMOSA/童子-T/nobodyknows+/Def Tech/BENI/HOME MADE 家族/三浦大知/mihimaru GT/ MEGARYU/ほか
2012年06月07日今夏、愛知・大阪・東京・北海道の4か所で開催されるライブイベント「情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA’12」の新たなラインナップが発表になった。「情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA’12」開催情報今回の追加出演アーティストは4組。まずは意外にも初出演のゴスペラーズ。メンバーの村上てつや、酒井雄二のふたりは鈴木雅之のゲストやゴスペラッツ名義で何度か参加してるだけに、情熱大陸フェス・ファンには馴染みが深い。昨年、東京・札幌会場に出演したスキマスイッチは今年は名古屋会場のみに出演。3組目は去年に続いて出演するナオト・インティライミ。4月にリリースしたサード・アルバム『風歌キャラバン』からの曲も披露してくれるか。4組目も2年連続出場となるRake。昨年は、初出場ながらJOUNETSU STAGE(サブ・ステージ)のトリを飾り『100万回の I love you』を高らかに歌ってオーディエンスを魅了した。情熱大陸フェスのチケットは5月26日(土)より一斉発売。チケットぴあでは大阪公演のインターネット先行を受付中、愛知・北海道公演も5月12日(土)より受付スタート。■情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA’127月28日(土) 愛知・セントレア屋外特設会場出演:葉加瀬太郎、藤井フミヤ、渡辺美里、→Pia-no-jaC←、SING LIKE TALKING、押尾コータロー、スキマスイッチ、ナオト・インティライミ8月4日(土) 大阪・万博記念公園もみじ川芝生広場出演:葉加瀬太郎、藤井フミヤ、渡辺美里、→Pia-no-jaC←、カサリンチュ、SING LIKE TALKING、押尾コータロー、JUJU、ゴスペラーズ、ナオト・インティライミ、Rake8月11日(土) 東京・夢の島公園陸上競技場出演:葉加瀬太郎、藤井フミヤ、渡辺美里、→Pia-no-jaC←、カサリンチュ、SING LIKE TALKING、押尾コータロー、JUJU、ゴスペラーズ、Rake8月25日(土) 北海道・いわみざわ公園野外音楽堂キタオン出演:葉加瀬太郎、藤井フミヤ、渡辺美里、→Pia-no-jaC←、SING LIKE TALKING、押尾コータロー、ナオト・インティライミ
2012年05月11日1960年代を舞台に、当時世界中の憧れであった航空会社「パンナム(パン・アメリカン・ワールド・エアウェイズ)」のスチュワーデス(キャビン・アテンダント)として働く女性たちの奮闘を描いた、注目の海外TVドラマ「PAN AM/パンナム」。3月よりイマジカBSにて日本初放送されるのを記念して、東京・銀座 ソニービルにて、3月19日(月)より期間限定でいち早く本作の世界観が楽しめる「PAN AM/パンナム」展が開催される。クリスティーナ・リッチら美しき女優たち4人を主演に迎え、昨年の秋にアメリカ・ABCネットワークで放送開始されて以来、その映画並みの壮大なスケールと物語が全米で大反響を呼び、既に世界100か国以上での放送が決定している本作。女性が第一線で働くことが珍しかった時代の中で、仕事に恋に奮闘するパンナムのスチュワーデスたちの姿が女性の共感を呼ぶと共に、冷戦時代を背景にしたサスペンスのエッセンスも加わり、見る者を釘づけにする。「PAN AM/パンナム」展では、気になるドラマの第1話を鑑賞できるほか、本イベントでしか見ることのできない特別映像を、同ビル8階にある「OPUS」に常設された大迫力の200インチの大画面で楽しむことができる。特別映像には、パンナムの歴史に迫った特別番組「パンナムヒストリー」に加えて、日本版エンディングテーマ「Up, Up And Away(feat. May J.)」を歌う「ゴスペラーズ」とMay J.からの限定ビデオメッセージが収録されている。パンナムをかつて利用していたオールド・ファンにとっては、当時の航空機や空港、スチュワーデスたちのキュートな制服ファッションなど、懐かしい要素が満載のドラマであり、リアルタイムで知らない人にとっても色褪せないオシャレな世界観が十分に楽しめる本作。本イベントでは、「日本とパンナム」をテーマに、パンナム極東支配人のD・ジョーンズ氏の「ヒョーショージョー!」で有名な、大相撲の優勝力士に贈られていた「パンナム杯」を始め、数々の貴重なアイテムが集結。さらに、いまをときめくアーティスト、きゃりーぱみゅぱみゅのアレンジによる特別仕様のパンナム制服の展示も。また、来場者には今回特典として、OPUSに来場していただいた方、毎日先着100名様に「PAN AM/パンナム」オリジナルクリアファイルがプレゼントされるほか、雑誌「BRUTUS」2月15日号のパンナム大特集の抜き刷り冊子も配布。1階エントランスホールでは、先着30,000名様に、ソニーのAR技術「SmartAR」(拡張現実)を体験できるゴスペラーズのオリジナルフライヤーが配布されるなど、嬉しい特典が満載!キャンペーン専用のアプリを起動しカメラを通してそのフライヤーを見ると、そこだけで見られるゴスペラーズとMay J.からのコメントが楽しめる。色々な角度から注目の最新ドラマの魅力が楽しめる本イベント。ぜひ、あなたもいち早く体感してみては?「PAN AM/パンナム」展 概要期間:3月19日(月)~4月1日(日)11:00~19:00会場:ソニービル(東京・銀座)※入場無料・入退場自由。※来場者特典は先着順、数量限定のためなくなり次第終了となります。※「PAN AM/パンナム」第1話の上映は、日本語吹き替え版となります。(平日:1日2回、休日:1日4回の上映予定)「PAN AM/パンナム」番組サイト:■関連作品:PAN AM/パンナム [海外TVドラマ]■関連記事:【シネマモード】“ウェストマーク”が美のポイント、映画×クラシカル・ファッションデーブ・スペクター、機長のコスプレで「貴重(きちょう)な体験」と一人ご満悦シネマカフェ的海外ドラマvol.215気になる!先取りホットドラマ後編
2012年03月16日東京・渋谷区ほかで開催されていたショートフィルムの祭典「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」のアワードセレモニーが6月20日(日)、東京・渋谷区の明治神宮内神宮会館で行われ、コンペティション対象作品31か国62作品からグランプリにオランダ作品「Vera/ミュージアムとショコラ」を選出し、閉幕した。本作は、インターナショナル部門の優秀賞とW受賞で、グランプリ作品の副賞として、来年の米国アカデミー賞短編部門ノミネートの候補作品に加えられる。コンペ対象のインターナショナルのほか、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門の3部門からそれぞれ優秀賞1作が選出されるが、今回、ジャパン部門の優秀賞は2005年の創設以来初めて「該当作品なし」とされ、特別に奨励賞が設けられ、「A Sweet chamber music/家族のしらべ」(山本亜希監督)が選ばれた。W受賞のトマス・コルタレス・アルテス監督は帰国しており欠席。代わって出席した主演でベルギー出身の女優、ビェン・ペ・モアーは「人生は本当に驚くことが起こるものだわ。昨日の夕方、初めての日本に着いたばかりですが、美しく温かい日本が大好きになりました」と興奮気味。コンペの公式審査員5人のうちのひとり、女優の桃井かおりは「音楽でも文学でも表現できないから映画があるんだと再認識させてくれた作品。(主演)女優の肌触りで感情が分かる・かなりいい!」と大絶賛した。一方で桃井さんは今回のジャパン部門について「もっと粗雑で勇気のある日本人クリエイターを育てたい。今回出品した人は、リベンジってあるから、冗談じゃねぇ、という気持ちで来年また挑んでもらいたい」と出品者たちを辛口激励。同じく審査員のひとり、行定勲監督も「今回、日本の作品はちょっと落ちる。突破口を開く作品に出会いたい」と話した。審査員はほかにフリーアナウンサーの草野仁ら。受賞作品は6月23日(水)から8月15日(日)まで、横浜市西区のブリリア ショートショート シアターで上映される。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」特集公式サイト:■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:ミュージックビデオの雄・園田俊郎ゴスペラーズ5曲に苦戦?韓国ミュージックビデオの巨匠撮ってみたいのは「蒼井優!上野樹里!」猫ひろしTシャツ&短パンのファッションポリシーは「ホットドック・プレス」青山真治監督自作短編音楽を「由美かおるさん、秋山さんに演奏してほしい」“エロ男爵”沢村一樹「ショートショート」オープニングでも奔放トークを炸裂!
2010年06月20日開催中のショートフィルムの祭典「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」で、昨年のミュージックショート部門の覇者、最優秀賞を受賞した園田俊郎監督が今年の同部門出品作「ラヴ・ノーツ 十二の果実。」の上映に合わせ、舞台挨拶に立った。GLAY、CHEMISTRYら人気ミュージシャンのミュージックビデオなどを担当する映像作家で、今年はゴスペラーズの「ラヴ・ノーツ」など5曲をモチーフに、戦争で引き裂かれた小説家志望の男性教師と音楽を愛する女性教師の切ない恋を描くオリジナルストーリーを約35分の中編で描いた。本作について「昨年のGLAYの作品は1曲で作りましたが、今回はいろんな曲を使ったのでそれぞれ切り離して繋いでいくのが大変でしたね。ちょっと強引な展開のところもあったと思います。『ラブ・ノーツ』が本当に好きなので、できればこれ1曲でやりたかった」と生みの苦労を苦笑いで吐露した。次回作は、2人組音楽ユニット、キマグレンの新曲「リメンバー」をモチーフに製作した映画『リメンバーホテル』で、「7月3日(土)から1週間かな?ユナイテッドシネマ(豊洲)でレイトショー上映されます」とアピール。今後についても「音楽を基にした作品を創っていきたい。長編にも挑戦していきたい」と話していた。ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010は6月20日(日)までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催中。(photo/text:Yoko Saito)シネマカフェ「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010」特集公式サイト:■関連作品:ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2010 [映画祭] 2010年6月10日から6月20日までラフォーレ ミュージアム原宿ほかにて開催■関連記事:韓国ミュージックビデオの巨匠撮ってみたいのは「蒼井優!上野樹里!」猫ひろしTシャツ&短パンのファッションポリシーは「ホットドック・プレス」青山真治監督自作短編音楽を「由美かおるさん、秋山さんに演奏してほしい」“エロ男爵”沢村一樹「ショートショート」オープニングでも奔放トークを炸裂!『アバター』の革新的技術を伝授!「SSFF」Weta特別セミナーに25組50名様をご招待
2010年06月17日NASA設立から50年、半世紀にわたり誰の目にも触れず秘蔵されていた壮絶な記録映像を基に、宇宙開発に対する飽くなき情熱と勇気を映し出したドキュメンタリー『宇宙(そら)へ。』が、いよいよ8月21日(金)に公開を迎える。これに先立ち、同18日(火)、本作のナレーションを務めた宮迫博之(雨上がり決死隊)と日本版主題歌を歌うゴスペラーズが登壇しての公開記念イベントが行われた。映画に因み、総重量約10キロの宇宙服に身を包み、少々動きづらそうに登場した宮迫さん。本作ではその美声を生かしナレーションを務め上げたが、「また安直なドッキリを仕掛けるな、と思ってたんですけど、こうやってゴスペラーズさんまで参加してますからね。この仕事をし始めたときは好感度が上がれ上がれと思っていたので、ただただありがたいです」と本音をもらした。本作について、「宇宙とかNASAのことなんてすごい遠い世界だったので、自分とは関係のない話だと思ってたんですけど、こうして人類の進歩のためにいろんな犠牲を払って宇宙にたどり着いていることが分かり、我々のためにやっていることだと思うと感動しました」と語る宮迫さん。宇宙への憧れの気持ちを聞くと、「『ガンダム』の世界とかも大好きなので、いずれ一般の人が行けるようになると思うと、夢は膨らみますね。ただ僕、異常な高所恐怖症なので宇宙は無理かなと…」と尻込み。またこの日、壇上ではゴスペラーズによる主題歌「宇宙へ〜Reach for the sky〜」の披露もあり、見事な歌声のハーモニーに会場からは盛大な拍手が贈られた。宇宙イヤーでもある今年、デビュー15周年を迎える彼らだが、安岡さんは「宇宙に馳せる壮大な夢も、ちっぽけな人間の心の中から生まれてくるものだと思うので、人間の歌を作りました」と曲に込めた想いを語った。大の宇宙好きだという北山さんは、「深海と宇宙だけ、選ばれた人しか行けない。宇宙とはどんな場所でどんな人が(開発を)やっているのかを、生で見ているかのような臨場感があった」と熱く語り、メンバーからも“宇宙芸人”として宮迫さんの某番組への出演を推薦されるという一幕も。さらに、宇宙の擬似体験として、数々の宇宙食もずらりと登場し、宮迫さんらがその味見をすることに。意外な美味しさに一同驚愕する中、宮迫さんは「うちの嫁、パン好きだから持って帰ろう。ただいま、嫁は実家という宇宙コロニーに帰ってるんですけど」と語り、会場を沸かせた。熱い宇宙トークに宇宙食まで体験し、宇宙への夢を掻き立てられた(?)宮迫さん。もし宇宙に行く日が訪れたら、「一発目で宇宙から“宮迫です”をやりますよ!」と高らかに宣言してみせた。『宇宙(そら)へ。』は8月21日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。■関連作品:宇宙(そら)へ。 2009年8月21日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて公開© Dangerous Films (Rocketman) Ltd 2009A Dangerous Films production in association with BBC Worldwide for Sony Pictures■関連記事:見上げてごらん、広い空vol.2空のもっとその先へ。『宇宙へ。』ワンコインで宇宙を堪能!『宇宙へ』が公開初日2日間、一律500円で鑑賞可能に宇宙開発の光と影――『宇宙(そら)へ。』試写会に5組10名様をご招待宮迫、壮大なる宇宙を舞台にした映画のナレーションを務めるも、悩みは家庭内にあり?
2009年08月19日数々の傑作ドキュメンタリーを世に送り出してきたBBCワールドが創立50周年を迎えたNASAに保管された壮絶な記録、そして宇宙の美しさを映画にまとめた『宇宙(そら)へ。』が8月21日(金)より公開される。このたび、「IHI“ワンコイン”キャンペーン」と称して、公開初日の21日(金)と翌22日(土)の両日、全国の劇場で、誰でもワンコイン=一律500円で本作を鑑賞できるという、画期的なキャンペーンが開始されることが決まった。協賛のIHI(旧石川島播磨重工業)は宇宙事業で知られ、「H-II A」ロケットのエンジンターボポンプや固体ロケットブースターなど主要部分を担当しているほか、人工衛星用エンジンの国内外メーカーへの供給、さらに最近では、7月18日にスペースシャトルで打ち上げられた、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の船外実験設備の製作を担うなど、幅広い事業展開を行っている。今回の協賛について「たくさんの方々に気軽に映画に触れていただき、宇宙について興味を持っていただくことにより、将来の航空宇宙開発の発展に向けて一助になることを期待しています」とコメントしている。こちらのキャンペーンに加え、IHIでは、8月中旬より『宇宙へ。』とタイアップした企業広告展開も実施し、TVのCMではゴスペラーズが歌う本作の日本語版主題歌「宇宙(そら)へ 〜Reach for the sky〜」が使用されるとのこと。500円で映画が観られるとは何ともありがたい話。つい先日、46年ぶりの皆既日食に日本中が沸くなど、宇宙への関心が高まりを見せる中、本作も注目を集めそうだ。『宇宙(そら)へ。』は8月21日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて公開。特別協賛企画「IHI“ワンコイン”キャンペーン」詳細開催日:8月21日(金)、8月22日(土)場所:映画『宇宙(そら)へ。』を公開する全ての映画館※前売り券、インターネット販売などで、既に別料金で鑑賞券をご購入の場合でも、払い戻しなどは行いませんのでご注意ください。
2009年07月24日