誰もが一度は目にしたことがあると思われる、ふりかけ『ゆかり』。三島食品株式会社から販売されており、『ゆかり』は日本の赤シソふりかけ市場の大半を占める人気商品だといいます。『ゆかり』のほかにも、『ひろし』『うめこ』『あかり』などの種類があるのを知っていますか。『ゆかり』にこんなに姉妹がいるとは!さらに見知らぬ男性まで…『ゆかり』がある商品棚の隣に並んでいて、すでにご飯のお供の定番になっている人もいるかもしれません。そんな食卓になじみのあるふりかけが、思いもよらないコラボを果たしました。コラボ相手は、靴下専門店『靴下屋』。三島の『ゆかり』刺繍ソックスを販売することとなったのです!三島食品株式会社は、広島市に本拠を置く食品メーカー。『靴下屋』を運営するタビオ株式会社も、同じく広島県で30年以上店を展開してきました。広島の街を足元から元気にすると、ユニークな限定コラボが実現。コラボソックスは、12分の1サイズのふりかけパッケージを、プリントではなく刺繍で表現しています。絵柄から角の丸み、書体、食欲をそそる鮮やかな色合いまで精巧に再現したのだとか。ベースの靴下は、履き心地で高い評価を得る『靴下屋』の日本製です。ふりかけの各ブランドカラーに合わせた限定色の糸で編み上げてあります。広島のコラボだけに、このコラボソックスも広島県内の『靴下屋』5店舗の限定発売です。「広島に住んでない」「遠くて買い物ができない」という人は、『靴下屋』広島本通り店オンラインショップと、三島食品公式オンラインストアでも購入ができますよ。なお、靴下屋公式オンラインストアでの取り扱いはないので、注意してくださいね。購入者特典として、先着で『ふりかけミニフィギュア』が手に入ります!ミニフィギュアの中にはビーズが入っており、振るとシャカシャカと音が鳴る仕様になっているのだとか。コラボソックスを履いて、バッグにフィギュアをつけて、スーパーマーケットで、おそろいのふりかけを買ってみてくださいね!【販売概要】対象商品:コラボ刺繍ソックス3種類(三島の『ゆかり』刺繍ソックス/三島の『あかり』刺繍ソックス/三島の『ひろし』刺繍ソックス)サイズ:22.5~24.5㎝価格:1足1650円(税込)発売日:2023年3月1日 ※商品がなくなり次第終了販売店舗:『靴下屋』広島県内5店舗(広島本通り店、ラクア緑井店、イオンモール広島府中店、ゆめタウン広島店、ゆめタウン廿日市店)[文・構成/grape編集部]
2023年02月27日世界中の人に知られる画家・ゴッホ。そのゴッホの展覧会が全く新しい展示方法で、日本へ初上陸した。『ゴッホ・アライブ』と名付けられた本展覧会は、世界中で約850万人を超える人々を動員し、12月10日(土)、ついに名古屋にて公開された。入口すぐ出迎えられたのは名作《星月夜》の絵の中に飛び込んだような光のカーテン。そこを抜けると、ゴッホの経歴や残した絵画の紹介、そして撮影スポットだ。ゴッホが自らの寝室を描いたとされる絵を立体化、ベッドに座って撮影することができる。またゴッホが何度も描いた「ひまわり」を一面に咲かせた部屋も。そこでは、ARを使用するとスマホ画面の中にイラストのゴッホさんが現れて、一緒に撮影することも可能だ。本展覧会のメインコンテンツは、フロアが一面の壁に映し出されるゴッホの絵画。展示にあたっては最新技術が使われており、マルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、数十台ものHDプロジェクターを融合させることで、本展覧会が「没入型展覧会」をいわれる展示空間を作り出す。単純に絵画をビジョンで映し出す、というものではない。ゴッホの名作を中心に約3000点もの画像や映像が、力強いクラシックの音色に合わせて、入れ替わり、時には動き、絵画の新たな見方を発見していく。その空間にいるうちに、絵の世界に招かれたような不思議な陶酔感に包まれる。フロアにはクッションが置かれ、思い思いの場所で座りながら浸る人々もいる。また、映える写真や動画を撮りたい人にも魅力的な空間でもあるようで、撮影に夢中になっている人がいるのも、本展覧会の特徴かもしれない。『ゴッホ・アライブ』では、思う存分、ゴッホの世界に浸り、まるで現実を忘れてしまうかのような時間を過ごすことができる。チケットは日時指定で、3月5日(日) までの開催。これまでにない鑑賞体験をしたい人は、ぜひ足を運んでみよう。<開催概要>『ゴッホ・アライブ』開催中~3月5日(日)※12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火) 休館10:00~20:00(日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館の60分前まで。金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)中京テレビクリエイション[TEL]052-588-4477(平日11:00~17:00/土日祝休業)ゴッホ・アライブ運営事務局[TEL]090-3524-8525(9:30~20:00※日曜日は18:00まで)名古屋展オフィシャルサイト:チケット購入はこちら:
2022年12月23日執事眼鏡eyemirrorの通信販売部門を運営する株式会社DUO RINGは、「結月ゆかり」コラボレーション眼鏡の新カラー、「結月ゆかり-雫- モデル」を2022年12月24日(土)より販売開始いたします。結月ゆかり-雫- × 眼鏡■結月ゆかり-雫- モデルフロントはかけやすいシルバーのアンダーリム。テンプルには「結月ゆかり-雫-」の衣装カラーをイメージし高級感のあるベージュゴールドで仕上げました。テンプルは「月」や「音の波紋」、「ウサギマーク」を型抜きした軽やかなデザイン。クリア七宝をところどころに流し込み、ステンドグラスのように透け感のある仕上がりです。先セルはブーツの形を表現し、ウサギマークをワンポイントに添えました。結月ゆかり-雫- モデル■先着購入特典 A5クリアファイル「結月ゆかり-雫- モデル」を1本ご購入毎に、結月ゆかり-雫-のイラストを使用したA5クリアファイルを1枚お付けします※純・穏・凛モデルには購入特典は付属しません<商品概要>商品名 : 「結月ゆかり」コラボレーション眼鏡結月ゆかり-雫- モデル 新カラーサイズ : 53□17-143 ※単位はmm価格 : 15,400円(税込)機能 : 度付き・PCレンズ対応可能(レンズ代別途)男女兼用フレーム素材: ステンレス、アセテートレンズ素材 : プラスチック※フレームの形状を保つためプラスチックのデモレンズが入っていますセット内容 : 眼鏡フレーム、眼鏡拭き、眼鏡ケースURL : 結月ゆかり-雫- モデル 正面■結月ゆかり 純・穏・凛モデルも同時再販ご好評につき完売となっていた「結月ゆかり-純- モデル」「結月ゆかり-穏- モデル」「結月ゆかり-凛- モデル」3種も再販開始!※純・穏・凛モデルには文倉 十先生、特別描き下ろしフルカラーイラストを使用した眼鏡拭きが付属します。※付属品(眼鏡拭き、眼鏡ケース)は-雫- モデルとはデザインが異なります。結月ゆかり-純- モデル【販売情報】<店頭販売>2022年12月24日(土) 11:30(OPEN)より販売開始いたします。・執事眼鏡eyemirror・執事眼鏡eyemirror -OSAKA- ・アニメコラボメガネ専門店-Animegane- <オンラインショップ>2022年12月24日(土) 12:00(正午)より販売開始いたします。・執事眼鏡eyemirror ONLINESHOP 【レンズ交換について】・実店舗では視力測定、フィッティングが可能です。・オンラインショップでも、購入時に度付きレンズやPCレンズへの変更(有償)も可能です。▼「A.I.VOICE 結月ゆかり 公式サイト」 (C)VOCALOMAKETS Powered by Bumpy Factory Corporation. 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月19日会場の壁と床360度に投影された映像と音楽で、彼が見た世界を再現した体感型デジタルアート展「ファン・ゴッホ-僕には世界がこう見える-」(角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリーにて’23年1月9日まで開催中)が話題だ。来場者も20万人を突破し、会期も延長!そんな、ゴッホの目に映る世界を全身で感じることができるという展覧会をリポート♪広い空間の壁と床を埋め尽くすようにゴッホの名画の映像が映し出され、BGMが一層気分をもりあげてくれる。『ひまわり』をはじめとした大胆な筆致の作品映像が押し寄せては引いていき、違う作品へと移り変わっていく……。映像は30分ほどで、「アートを全身で浴びるとはこういうことなのか!」を体験!第2会場は、ゴッホの波乱に満ちた37年の生涯を年表などで紹介。第3会場はフォトスポットになっており、ゴッホの自画像と一面に広がるひまわり畑を背景に写真が撮り放題!準備されている花束、麦わら帽子、セルフィースタンドも使って自分だけの貴重な1枚を。また、ここだけのオリジナルグッズも。【マグネット】各495円定番で人気のグッズといえばマグネット。全種そろえたくなる。ガラス製。【クリアファイル(オリジナルグッズ)】各400円うっとりするゴッホの代表的名画がクリアファイルになって登場。【てぬぐい(オリジナルグッズ)】各1000円ゴッホくんのかわいらしいイラストが目を引く手ぬぐい。全2種。360度体験型ミュージアムで極彩色の世界を歩こう♪Creative Direction: Gianfranco IannuzziCreated by : Gianfranco Iannuzzi – Renato Gatto – Massimiliano SiccardiKCM Editing: Rino TagliafierroProduction: Culturespaces Digital(R)
2022年12月12日この冬、世界中で愛されてきた話題のコンテンツ「ゴッホ・アライブ」が、ついにオーストラリアから名古屋に初上陸。開催日が明日12月10日(土)に迫ってまいりましたのでお知らせいたします。ゴッホ・アライブグランデ・エクスペリエンセズが企画制作したゴッホ・アライブは、芸術性とエンターテイメント性を兼ね備えた五感で楽しむ全く新しい没入型の展覧会。3,000点以上に及ぶゴッホの名作が、力強いクラシック音楽に乗って、巨大かつ鮮明な画像で生き生きと再現された空間は別世界。まるで絵画の中の世界を歩いているかような感覚に。会場に足を踏み入れた瞬間から、光、色、音、香りの鮮やかなシンフォニーに包まれ、次々と流れるビジュアルとサウンドに身を委ねる体験は“忘れられない”特別な体験となることでしょう。■みどころ【体感できる!没入型展覧会】ゴッホ・アライブは、時空を超えて来場者をオランダ、パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェール=シュル=オワーズに誘います。クラシック音楽が流れる中、ゴッホの作品の3,000以上の画像が壁や柱、床などありとあらゆる場所に映し出されます。細部まで色鮮やかに再現された作品の数々を見れば、ゴッホの当時の思いや感情を感じずにはいられません。一瞬にして来場者をゴッホの傑作の世界に引き込みます。Photo:Grande Experiences【新しいアート鑑賞の形】静まりかえった館内で作品から離れて鑑賞する―そんな従来の鑑賞法とは全く違い、「五感で」ゴッホ作品を体験し楽しむことができます。場内に一歩踏み入れた時から、光と色、音とアロマの力強いシンフォニーに包まれ、日常を離れてゴッホの世界に引き込まれます。Photo:Grande Experiences【最新の技術】グランデ・エクスペリエンセズが開発したSENSORY4(TM)は、マルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、最高40台ものHDプロジェクターを融合させ、マルチスクリーン環境を提供する独自システムで、どんな展示スペースもダイナミックで目を見張るような映像体験空間に変えることができます。フランスの田園地方の暖かさを想起させるアロマの香りも来場者の体験をさらに増幅させます。Photo:Grande ExperiencesPhoto:Grande Experiences【ゴッホを知る】ゴッホの芸術、生涯、時代背景に関する総合的な情報をゴッホ自身の豊富な画像や言葉を交えて解説します。ギャラリーに入る前にゴッホの人生と作品について学び、これから始まる体験への期待を高めます。【フォトロケーションエリア】ひまわり畑、ファンゴッホの部屋などを再現したフォトロケーションもお楽しみいただけます。Photo:Grande ExperiencesPhoto:Grande ExperiencesPhoto:Grande Experiences【ゴッホさんでAR】フォトロケーションのひまわり畑とファンゴッホの部屋でAR(拡張現実)の体験ができます。お部屋で休憩中のゴッホさんや、ひまわり畑で踊るゴッホさん!是非こちらもお楽しみください。AR ゴッホさんAR ゴッホさん※画像はイメージです。【ゴッホ・アライブ オリジナルグッズ】キャンディ〔価格〕各1,100円キャンディポーチ付きエコバッグ〔価格〕1,980円ポーチ付きエコバッグ綿サテンハンカチ〔価格〕各1,650円綿サテンハンカチクリアポーチ〔価格〕各1,650円クリアポーチ※商品画像はイメージです。【開催概要】展覧会名 : ゴッホ・アライブ会期 : 2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)会場 : 金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)名古屋市中区金山町1-1-1開館時間 : 10:00~20:00(日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館の60分前まで休館日 : 12月12日(月)、12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火)主催 : 中京テレビ放送公式サイト: Twitter : @goghalivejp Instagram : @goghalivejp 観覧料 : 一般2,500(2,300)円、高大生2,000(1,800)円、小中生1,500(1,300)円詳しくは公式サイトのチケットページをご確認ください。 ・未就学児無料・()内は前売券・前売券は12月9日(金)まで販売※本展の会期や内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月09日人生の先輩的女性をお招きし、お話を伺う「乙女談義」。11月のゲストは、数々の名作を描いてきた、漫画家の一条ゆかりさん。漫画家という仕事、また素晴らしい作品の裏にはどんな秘密があるのでしょうか?第4回目をお届けします。漫画家にとって大事なのは、タフであること。高校3年生のとき、雑誌『りぼん』の新人賞の授賞式で、私は東京へ。着いた日の夜、編集者さんが「牧美也子先生(漫画家)が修羅場で、今から行くけれど、行く?」と言うので、連れていってもらいました。牧先生の生原稿に感動していたところ、ご主人の松本零士さん(『銀河鉄道999』などの漫画家)が話し相手になってくださって。今思うととんでもなく贅沢な時間よね(笑)。そのとき松本さんが私に、「心臓は丈夫?漫画家にとって一番大事なのは心臓だよ」とおっしゃった。おそらく、タフじゃないとやっていけないということを伝えてくださったんでしょう。実際それを実感したのは、本格的に上京した日。大雪で電車もタクシーもいなくて、仕方ないので東京駅から集英社まで雪の中歩いたの。そしたらなんとその日は日曜日で、集英社はお休みよ(笑)。さらに仕方がないから御茶ノ水のアパートまで歩いて、部屋に入ってさめざめ泣きました。あれは辛かった(笑)。魅力的なキャラの誕生は、人間観察の賜物。よく“役が乗り移る”と言われる役者さんがいますが、私が漫画を描く感覚はそれに近いかもしれません。サブキャラも含めて、その人になりきって描いていく。なので、人の行動原理が知りたくて仕方がないんです。ちなみに漫画は、主人公だけでは成立しません。いかにサブキャラにリアリティがあるかが重要。そこに厚みを持たせるためには、いろんな人間を知る必要があります。私は“私を不愉快にする人”に特に興味があって。一般的には、嫌いな人に出会ったら離れると思いますが、私の場合は逆。「なんでこんなに嫌なんだろう?」と、その理由を知りたくなって、どんどん深掘りしちゃう。そういうとき、つくづく自分は漫画家だなぁと思います。私もキャラに乗り移って描きはしますが、距離感は意外とドライですね。痛い目に遭うことになる登場人物に対しても、「あなたの視野が狭いからそうなったんです、自業自得ですよ」と思いながら描いてました(笑)。いちじょう・ゆかり漫画家。1949年生まれ、岡山県出身。代表作に『デザイナー』『有閑倶楽部』『プライド』など。今年エッセイ集『不倫、それは峠の茶屋に似ているたるんだ心に一喝!!一条ゆかりの金言集』(すべて集英社)を発売。※『anan』2022年12月7日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2022年12月04日ゴッホやモネなどの名作絵画をモチーフにした腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」から、メッシュベルトモデルが登場。2022年11月23日(水)よりブルーブルーエ(Bleu Bleuet)全店舗ほかにて発売される。“アート鑑賞気分”が楽しめる「絵画ウォッチ」ブルーブルーエの「オリジナル絵画ウォッチ」は、誰もが一度は目にしたことがある絵画作品をモチーフにした腕時計。額縁のようなゴールドのスクエアフレームに、ゴッホやモネなどの有名作品を閉じ込めており、時計を見る度に”絵画鑑賞”を楽しむことができる。上品なメッシュベルトモデルが仲間入りそんな「オリジナル絵画ウォッチ」シリーズに、スタイリッシュな雰囲気のメッシュベルトモデルが仲間入り。フィンセント・ファン・ゴッホの『星月夜』、クロード・モネの『睡蓮』、アルフォンス・ミュシャの『黄道十二宮』の全3種がラインナップする。ステンレス製のメッシュベルトのカラーは、絵柄に合わせてセレクト。『星月夜』は上品かつ華やかなゴールド、『睡蓮』は清潔感のあるシルバー、『黄道十二宮』は可愛らしいピンクゴールドで彩っている。なおメッシュベルトは、金具をスライドすることで簡単にサイズ調整が可能。クリスマスシーズンを盛り上げる華やかな佇まいの腕時計は、自分へのご褒美にも、大切な人へのプレゼントにもぴったりだ。【詳細】「オリジナル絵画メッシュベルトウォッチ」各3,300円発売日:2022年11月23日(水)取扱店舗:ブルーブルーエ全国169店舗、公式オンラインストア※オンラインストアでは11月中旬現在先行予約受付中アイテム:・フィンセント・ファン・ゴッホ『星月夜』・クロード・モネ『睡蓮』・アルフォンス・ミュシャ『黄道十二宮』※店舗によって取扱いアイテムは異なる※実際の商品と仕様が異なる場合あり※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性あり※都合により入荷しない場合あり※アイテムがなくなり次第終了する場合あり
2022年11月21日素敵なお姉さまを迎え、お話を伺う「乙女談義」。11月のゲストは、漫画家の一条ゆかりさん。ドラマティックな作風の背景にはいったい何がある?!第1回目をお届けします。小さい頃からデコラティブ。でもその理由は…。私は6人姉兄の末っ子、岡山の貧乏な家に生まれました。幼少時代、流行っていた舶来のバービーちゃんは高嶺の花で、なんとか買ってもらえたのはキューピーちゃん。しかしそれにまつわる小物は当然手が届きませんでした。当時は今と違っておとなしい子だったんですが(笑)、「貧乏だ」と言われることが怖かったのと、「持ってない」とは言いたくない見栄っ張りだったので、もらった端切れで、見様見真似でお洋服やお布団を作ったんです。無駄にリボンとフリルとレースを付けたものを。かわいくしたいというより、いろいろ付けたほうが粗が目立たないし、貧乏くさく見えないでしょ?もはや苦肉の策ですよ…。ところがなぜかその洋服やお布団をみんなが「かわいい!」と言うの。それを聞いて私は、ふふっとほくそ笑んでいました。そんな環境で育ったせいか、ないものは自分で作るし、創意工夫をするのは当たり前。ちなみに今は、畑で野菜を作ってます(笑)。実は、絵が“好き”だったわけではないんです。母の仕事の都合で、私は3歳で保育園に入りました。しかし2年目の途中で日々の変化のなさにがっかりし、登園拒否(笑)。結局家で一人で留守番をすることに。しかしおもちゃを買うお金もないため、妄想しかやれることがない。「お城の自分の部屋に天蓋付きのベッドがあって…」などの空想を、家の前の道で絵にしてたんです。毎日やっていたおかげで徐々に上手くなり、褒めてもらえるように。小学校に入ってからは、友だちからのリクエストでノートの端に絵を描くと、人が集まるようになりました。5年生のとき、ハガキに絵を描いて雑誌に送ったら、出すもの出すもの全部載るので、「私、この道でいけるんじゃ…?!」と野心が出た気がします(笑)。でも、絵が好き、とかではなかったです。絵を描くことで、それまで箸にも棒にもかからなかった〈私〉という存在に、気がついてもらえたんです。絵は私にとって、自分を初めて認めてもらえた、ありがたいものでした。いちじょう・ゆかり漫画家。1949年生まれ、岡山県出身。代表作に『デザイナー』『有閑倶楽部』『プライド』など。今年エッセイ集『不倫、それは峠の茶屋に似ているたるんだ心に一喝!!一条ゆかりの金言集』(すべて集英社)を発売。※『anan』2022年11月16日号より。写真・中島慶子(by anan編集部)
2022年11月12日世界中で愛されてきた話題のコンテンツ「ゴッホ・アライブ」が、金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)にて2022年12月10日(土)から2023年3月5日(日)まで開催いたします。ゴッホ・アライブグランデ・エクスペリエンセズが企画制作したゴッホ・アライブは、芸術性とエンターテイメント性を兼ね備えた五感で楽しむ全く新しい没入型の展覧会。3,000点以上に及ぶゴッホの名作が、力強いクラシック音楽に乗って、巨大かつ鮮明な画像で生き生きと再現された空間は別世界。まるで絵画の中の世界を歩いているかような感覚に。会場に足を踏み入れた瞬間から、光、色、音、香りの鮮やかなシンフォニーに包まれ、次々と流れるビジュアルとサウンドに身を委ねる体験は“忘れられない”特別な体験となることでしょう。●みどころ【体感できる!没入型展覧会】ゴッホ・アライブは、時空を超えて来場者をオランダ、パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェール=シュル=オワーズに誘います。クラシック音楽が流れる中、ゴッホの作品の3,000以上の画像が壁や柱、天井、床などありとあらゆる場所に映し出されます。細部まで色鮮やかに再現された作品の数々を見れば、ゴッホの当時の思いや感情を感じずにはいられません。一瞬にして来場者をゴッホの傑作の世界に引き込みます。Photo:Grande Experiences【新しいアート鑑賞の形】静まりかえった館内で作品から離れて鑑賞する―そんな従来の鑑賞法とは全く違い、「五感で」ゴッホ作品を体験し楽しむことができます。場内に一歩踏み入れた時から、光と色、音とアロマの力強いシンフォニーに包まれ、日常を離れてゴッホの世界に引き込まれます。Photo:Grande Experiences【最新の技術】グランデ・エクスペリエンセズが開発したSENSORY4(TM)は、マルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、最高40台ものHDプロジェクターを融合させ、マルチスクリーン環境を提供する独自システムで、どんな展示スペースもダイナミックで目を見張るような映像体験空間に変えることができます。フランスの田園地方の暖かさを想起させるアロマの香りも来場者の体験をさらに増幅させます。(C)RB Create【ゴッホを知る】ゴッホの芸術、生涯、時代背景に関する総合的な情報をゴッホ自身の豊富な画像や言葉を交えて解説します。ギャラリーに入る前にゴッホの人生と作品について学び、これから始まる体験への期待を高めます。【フォトロケーションエリア】ひまわり畑、ファンゴッホの部屋などを再現したフォトロケーションもお楽しみいただけます。Photo:Grande ExperiencesPhoto:Grande ExperiencesPhoto:Grande Experiences【ゴッホ・アライブ オリジナルグッズ】アクリルキーホルダー〔価格〕各660円(税込)アクリルキーホルダーがまぐちポーチ〔価格〕1,980円(税込)がまぐちポーチウォーターボトル〔価格〕各2,750円(税込)ウォーターボトルトートバッグ〔価格〕各3,080円(税込)トートバッグ 5種類Tシャツ〔価格〕各3,850円(税込)Tシャツ※商品画像はイメージです。【開催概要】展覧会名 : ゴッホ・アライブ会期 : 2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)会場 : 金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)名古屋市中区金山町1-1-1開館時間 : 10:00~20:00 (日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館の60分前まで休館日 : 12月12日(月)、12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火)主催 : 中京テレビ放送公式サイト: Twitter : @goghalivejp Instagram : @goghalivejp 観覧料 : 一般2,500(2,300)円、高大生2,000(1,800)円、小中生1,500(1,300)円・未就学児無料・()内は前売券・前売券は12月9日(金)まで販売※本展の会期や内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月09日ミュシャやゴッホの名作絵画をモチーフにした腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」が登場。2022年10月25日(火)より、ブルーブルーエ(Bleu Bleuet)全店舗ほかにて発売される。ミュシャ、ゴッホの名画モチーフの新作誰もが一度は目にしたことがある絵画作品をモチーフにしたブルーブルーエの「オリジナル絵画ウォッチ」。額縁のようなゴールドのスクエアフレームに、ゴッホやフェルメールといった巨匠の絵画を収め、いつでも“絵画鑑賞”を楽しめるデザインが特徴だ。「オリジナル絵画ウォッチ」に新しくラインナップするのは、アルフォンス・ミュシャ《夢想》《フラワー》、フィンセント・ファン・ゴッホ《糸杉と星の見える道》《星月夜》の4種の柄。それぞれの絵画に合わせたベルトのカラーにも注目だ。なお、人気のフィンセント・ファン・ゴッホ《星月夜》はベルトのカラーをリニューアルして再登場。淡いグレーのカラーで、落ち着いた印象に仕上げた。ミュシャの絵画モチーフのバッグも新登場また、ミュシャの《夢想》《フラワー》《黄道十二宮》をモチーフにした3種類のトートバッグも新登場。A4 サイズがすっぽりと入る容量たっぷりのバッグは、通学や通勤にもおすすめだ。【詳細】オリジナル絵画ウォッチ発売日:2022年10月25日(火)展開店舗:ブルーブルーエ全国168店舗、オンラインストア※オンラインストアでは、発売に先行して予約注文を受付。価格:・オリジナル絵画ウォッチ 各2,750円(アルフォンス・ミュシャ《夢想》《フラワー》、フィンセント・ファン・ゴッホ《糸杉と星の見える道》《星月夜》)・オリジナル絵画トート 3,850円(アルフォンス・ミュシャ《夢想》《フラワー》《黄道十二宮》)※店舗によって取扱アイテムは異なる。※実際の商品と仕様が異なる場合あり。※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性あり。※都合により入荷しない場合あり。※アイテムがなくなり次第終了する場合あり。
2022年10月17日2022年冬、2023年春に日本初上陸となる、新感覚の没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」の開催が名古屋・神戸にて決定いたしました。本展は、真っ暗な広い展示室に設置された様々な大壁と床に大迫力の“ゴッホ”が投影される新感覚のゴッホ展。まるで自分が作品に溶け込んでいくかのような感覚を五感で体験することができます。オーストラリアの企画会社、グランデ・エクスペリエンセズが開発したゴッホ・アライブは、最新技術のマルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、そして高精細のプロジェクターを組み合わせています。世界を巡回し850万人以上を感動させた展覧会が、日本初開催。来場者をオランダ、パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェール=シュル・オワーズを巡る旅に誘い、世界で最も有名な画家、フィンセント・ファン・ゴッホの生涯を称えます。体を包み込むような迫力のクラシック音楽が流れる中、ゴッホ作品3000以上の画像が、壁や柱、床などありとあらゆる場所に最大40台のプロジェクターで映し出される圧巻の展示空間では、鑑賞順路はなく、新たな角度から作品の隅々に触れることができます。ゴッホの芸術、生涯、時代背景を新しい形で感じることができる、今までにない展覧会です。展示室はすべて撮影OK。あなただけのゴッホをカメラにおさめてください!-----------開催概要-----------[名古屋会場][名古屋会場]会 場 :金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)名古屋市中区金山町1-1-1会 期 :2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)休館日 :2022年12月12日(月)、12月28日(水)~2023年1月1日(日)、1月10日(火)開館時間:10:00~20:00(日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館60分前まで料 金 :一般/当日2,500円(2,300円)、高大生/当日2,000円(1,800円)、 小中生/当日1,500円(1,300円)( )内は前売料金 ※税込主 催 :中京テレビ放送お問合せ:中京テレビクリエイション 052-588-4477(平日11:00~17:00/土日祝休業)-----------[神戸会場]会 場 :兵庫県立美術館ギャラリー棟3階ギャラリー神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)会 期 :2023年3月18日(土)~6月4日(日)休館日 :月曜日開館時間:10:00~18:00料 金 :後日発表主 催 :「ゴッホ・アライブ」神戸会場実行委員会共 催 :兵庫県立美術館協 賛 :非破壊検査後 援 :兵庫県お問合せ:キョードーインフォメーション:0570-200-888(月~土 11:00~18:00)-------------------------------------------※本展の会期や内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。公式HP: ------------------------------------------- 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月29日2021年夏・鹿児島県枕崎市で開催され大きな反響を呼んだ〈動くゴッホ展〉。今回新たな展示コーナーが2つ加わり、初のフルパッケージ版が広島県三次市にある奥田元宋・小由女美術館にて下記の通り開催されます。2017年に日本で初公開。2019年より全国巡回が開始されたデジタルファインアート展の先駈けとも云える展覧会です。2021鹿児島県枕崎会場にて◎ハリウッド映画のデジタルアート技術が実現させた〈新ゴッホ芸術空間〉躍動する絵筆のタッチ...映像制作は、米国ハリウッドを中心に〈映画版バイオハザード(R)〉を始め、50作品を超え る映画作品にCGI[3DCGアニメーションやVFX(特殊効果)など]を提供してきたデジタル映像界の異才スタジオ[MDK]が紡ぎだす驚きの表現世界。更には権利クリアに5年の歳月を費やしました。◎初めての体験...驚きと発見に満ちた新たなアート展。〈フィンセント・ファン・ゴッホ〉37歳で自ら命を断つまでのわずか10年間の画家人生で約2,000点もの作品を残した孤高の画家。近代美術の父と呼ばれるゴッホの数奇な人生を垣間見ながら、先進のデジタル技術で命を吹き込まれた作品群を含め、約860点が満を持して一堂に会す〈新ゴッホ芸術空間〉です。■開催概要■名称 :「~親愛なる友 フィンセント~動くゴッホ展」■会期 :2022年9月8日(木)~2022年10月25日(火) 9:30~17:00会期中の休館日:水曜日※入館は閉館30分前まで※9月10日(土)・10月10日(月・祝)は21:00まで開館■会場 :奥田元宋・小由女美術館(広島県三次市東酒屋町10453-6)□主催 :奥田元宋・小由女美術館/中国放送/中国新聞社□特別監修 :MDK Digital Pictures□協力 :フォネット□後援 :広島テレビ/広島ホームテレビ/テレビ新広島/広島エフエム放送/FMちゅーピー76.6MHz/エフエムふくやま/尾道エフエム放送/FM東広島89.7MHz/三次ケーブルビジョン/三次市/三次市教育委員会□協賛 :三次ピオーネ生産組合協賛□監修 :井坂 健一郎 (山梨大学大学院教授)専門「アートとテクノロジーの融合による芸術環境の創造」□企画制作 :ワンダースクワッド、ネオスペース■入場料 :一般1,200(1,000)円、高校・大学生600(500)円、中学生以下無料(常設展観覧料込み)※( )内は20名以上の団体※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は観覧無料〈注意事項〉●本展覧会はデジタルファインアート展であり、本物のゴッホ作品は展示に含まれておりません。●約1時間のコンテンツが含まれています。入場時間にご注意ください。●新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご来場の際にはマスクの着用、手指の消毒、検温等にご協力をお願いする場合がございます。また、状況によっては記載の会期、イベントの内容等が変更となる場合がございます。最新の情報は当館ホームページをご確認ください。アルルの寝室◎初公開作品にも注目!〇ゴッホ作品の中でも特に人気の高い作品[アルルの寝室]。世界に3点存在する〈アルルの寝室〉のうち、1888年10月中旬に着手したとされる最初の作品をモチーフに立体化を試みた上で、MDKデジタルピクチャーズが制作したデジタルファインアートを正面の窓枠に埋め込んだインスタレーションとして表現した作品です。○ゴッホ・イマーシブアート空間も初公開!大型マルチ映像を使った先進のデジタルファインアート作品を組み合わせた没入型空間。筆のタッチを動かしてつくった動くゴッホ作品を使って〈星空〉〈庭園〉〈水辺〉〈農園〉をテーマとした空間が次々と現れます。自由に歩き回ることで、自身をゴッホ作品が作り出す光景の一部であるかのように感じることができる新環境アート空間です。◎〈関連イベント〉満月の日の特別イベント会期中9/10(土)、10/10(月・祝)の2日間1日2回のコンサートを開催。満月の夜にゴッホ作品と共に美しい音色を体感していただきます。〈ポイント〉◎ファインアート(純粋芸術)を身近に!ゴッホ作品を身体で感じる瞬間の連続。幅広い世代の高感度層をターゲットに、純粋芸術(ファインアート)の世界への自然な興味醸成も促す新感覚展覧会。多様な映像技術を基盤とし、ゴッホ作品を理解する新たなアプローチとして体感していただきたいと考えています。◎【デジタルファインアート展】を日本に紹介!主催する[ワンダースクワッド]は、ハリウッドで活躍するデジタルアートスタジオのMDKと、映像・通信技術をサポートするフォネット、空間デザインと展覧会プロデュースに定評を持つネオスペースによるユニット。既に世界的には芸術表現ジャンルとして人気を博している【デジタルファインアート展】を日本に定着させる活動を今後も展開して参ります。〈お問い合わせ〉奥田元宋・小由女美術館TEL: 0824-65-0010URL: 2021鹿児島県枕崎会場にて2021鹿児島県枕崎会場にて2021鹿児島県枕崎会場にて2021鹿児島県枕崎会場にて2021鹿児島県枕崎会場にて 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月31日福山ゆかりの先人とは広島県福山市では、「福山」というまちが誕生して400年を機に、本市出身又はゆかりの深い人物の功績を検証し、強度への誇りと愛着を育み、次代に継承していくため、「福山ゆかりの先人」29人を選定しました。福山ゆかりの先人備後表の功労者長谷川新右衛門福山藩初代藩主水野勝成備後地方俳諧の始祖野々口立圃塩田の開拓者本庄重政備陽六郡志の著者宮原直倁朱子学者・漢詩人・儒学者菅茶山「義倉」創設の中心人物河相周兵衛箏曲家・作曲家葛原勾当福山藩阿部家7代藩主阿部正弘日本三大絣「備後絣」の創始者富田久三郎啓蒙思想家・医師窪田次郎日本一の下駄生産地「松永」の立役者丸山茂助東京大学産婦人科初代日本人教授清水郁太郎「仁丹」の創始者・日本の広告王森下博建築家・建築学者武田五一社会教育家・思想家山本瀧之助医師・片山病の原因究明吉田龍蔵台湾農業の父・蓬莱米の父磯永吉建築家・建築学者藤井厚二箏曲「春の海」の作曲家宮城道雄郵便制度の確立に貢献・電源開発総裁藤井崇治劇作家小山祐士福山市のスポーツ界を牽引天野辰雄日本画家塩出英雄本田彗星の発見者本田實詩人・俳人木下夕爾戦後の地域経済の先導者小林政夫能楽シテ方喜多流職分大島久見日本を代表する工業デザイナー榮久庵憲司選定基準福山市の出身者又はゆかりの深い人物で、次のいずれかに該当する人物(物故者)を選定。ただし、既に顕彰を行っている「福山市名誉市民」は含まない。①本市の発展に大きく寄与し、かつ、今もなお敬愛されている人②歴史・文化、スポーツ、産業・経済、教育、まちづくり、政治・行政などの様々な分野の先駆者もしくはその振興に大きく寄与した人③その他、功績を後世に引き継いでいく必要が特に認められる人福山ゆかりの先人 - 福山市ホームページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月31日TBSの深夜ドラマ枠・ドラマストリーム4作目「階段下のゴッホ」の放送が決定。主演はモデル・SUMIREが務める。大手化粧品メーカーに勤め人望厚き働き盛りの30歳、年収1,000万円超えの“高収入バリキャリ女子”鏑木都は、とある絵画に出会ったことで一念発起し、東京藝術大学を目指すことに。美術の道を志すことと、勤めている化粧品メーカーでの勤務を両立するという無謀にも見える挑戦を試みる都だが、意を決し入学した美術予備校で出会ったのはザ・才能の塊である6歳下の青年。次元の違いすぎる世界で生きる彼の作品に驚愕する都だが、彼は藝大を目指し六浪中、さらに性格も苛烈だった――。本作は、格差も壁も乗り越え自分らしく生きるヒューマンラブストーリー。自分のやりたいことや信じたこと、夢を諦めない現代人に贈るドラマとなっている。主人公の鏑木都を演じるのは、雑誌「装苑」の専属モデルとして活動し、映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』ではキーパーソンとして出演したSUMIREさん。本作がドラマ初主演となるSUMIREさんは、「初主演でしたので自分にその大役が務まるのかなという不安もありましたが、その不安よりも観てくださる方々に共感していただけるような、一緒に楽しめる作品作りをするぞというワクワクした気持ちの方が上回っていました。私自身、普段趣味として絵を描いているので、作品を通して美術に触れ合えることもとても興味深く楽しみでした」と語り、「都を演じていて、飾らない自分でいることで周りとも楽しく思いやりを持って過ごせますし、それは自分の人生をも明るくしてくれる大切なことだなと改めて強く思いました。この作品を通して、自分の人生をどうしたら魅力的に彩り豊かに過ごせるのか、都の生き方もひとつのメッセージとして、観てくださる方々にとって良いきっかけになればうれしいです」とコメントしている。なお、東京藝術大学大学院出身の脚本家・加藤法子が全編脚本を務め、劇伴音楽は小瀬村晶(「中学聖日記」)も加わり、本作の美しさを繊細に表現。ビジュアル撮影は、米津玄師の「Lemon」、「Pale Blue」などのMVを監督した山田智和が担当した。ドラマストリーム「階段下のゴッホ」は9月20日より毎週火曜日深夜24時58分~TBSにて放送。Paraviにて9月13日(火)正午配信予定(毎週1週間先行有料配信)。(cinemacafe.net)
2022年08月17日LA発のダウンヒルスケートボードブランド・ディーヒル(D/HILL)と、ゴッホミュージアム(the Van Gogh Museum)がコラボレーション。「ゴッホデザインシリーズ」を、2022年8月5日(金)より、バーニーズニューヨーク横浜店などにて期間限定で発売する。ディーヒルとゴッホミュージアムのコラボディーヒルは、LAを拠点とするスケートボードブランド。これまで国内外のアーティストとコラボレーションを積極的に行なってきた。今回は、ゴッホミュージアムとタッグを組み、ゴッホの作品を落とし込んだウェアを展開する。名作「ひまわり」を落とし込んだTシャツ中でも注目は、ゴッホの代表作「ひまわり」をバックにプリントした「サンフラワー Tシャツ(SUNFLOWER T-shirt)」だ。「ひまわり」と、ディーヒルのアイデンティティである背中の二本線を融合したデザインになっている。首元には、オランダのゴッホミュージアムの住所をあしらった。ゴッホの自画像入りのロンTまた、灰色のフェルト帽をかぶったゴッホの自画像をフロントにあしらったロングスリーブTシャツも用意。フロントの中心部と左袖には、「ディーヒル」のロゴが刻まれており、コラボレーションならではの1着に仕上がっている。このほか、ゴッホのマニアックなアートピースを採用したパーカーや、Tシャツもラインナップする。【詳細】ディーヒル×ゴッホミュージアム発売日:2022年8月5日(金)取扱店舗:バーニーズニューヨーク横浜店、ディーヒル取扱店舗(一部店舗除く)、ディーヒル 公式WEBサイト、ディーヒル オンラインストアアイテム例:・スカル フーディー 39,600円・ポートレイト Tシャツ(ロング) 25,300円・サンフラワー シャツ 29,600円・サンフラワー Tシャツ 22,000円・ビッグロゴ Tシャツ 22,000円・D ロゴ Tシャツ 22,000円【問い合わせ先】ティーニーランチTEL:03-6812-9341
2022年07月30日上野の国立西洋美術館で、リニューアルオープン記念となる展覧会『自然と人のダイアローグフリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで』が開催中です。本展では、自然と向き合った芸術家たちのさまざまな作品を展示。プレス内覧会で取材したおもな見どころや展示風景をご紹介します!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 251『自然と人のダイアローグ』では、ドイツ・ルール地方の都市エッセンにあるフォルクヴァング美術館と国立西洋美術館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸にした作品100点超を展示。ドイツロマン主義の画家フリードリヒをはじめ、モネ、セザンヌ、ゴッホや20世紀絵画、そして現代ドイツを代表する画家リヒターの作品まで見ることができます。二人のコレクターが受けた苦難…フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館は、いくつか共通点があります。まずは、設立者の熱い思い。両美術館とも、同時代を生きたコレクターのカール・エルンスト・オストハウス(1874-1921)と松方幸次郎(1866-1950)の個人コレクションをもとに設立されました。オストハウスは、地元の人々に美を提供するため美術館を建設したいと願い、松方も日本の画学生たちに本物の西洋画を見せてあげたいという熱い思いから作品を収集していました。また、第二次世界大戦により苦難を受けた点も似ています。フォルクヴァング美術館は、ナチス政権時代、「退廃芸術キャンペーン」により1,400点以上の近代美術作品が押収されました。いっぽう、松方のコレクションも戦争末期、フランス政府に多くの作品を接収され、1951年にそれらはフランスの国有財産となってしまいました。しかしその後、フランス政府は多くの作品を日本に返還することを決定。寄贈返還された松方コレクションを基礎に誕生したのが、国立西洋美術館です。1959年に完成した国立西洋美術館・本館の建物はル・コルビュジエの設計によるもので、2016年には国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献 ―」が世界文化遺産に登録されました。リヒターとモネ、夢のコラボでは、本展の見どころ作品をいくつかご紹介します。まずは、現代ドイツを代表するアーティスト、ゲルハルト・リヒターの《雲》と、印象派の巨匠クロード・モネ《舟遊び》のコラボ。リヒターの作品は写真をもとに描いたもので、一見するとリアルなのですが、じっと見つめていると写真とは違う独特の空気が漂っているように感じられます。一緒に展示されているモネの絵にも空が描かれていますが、こちらは水面に反射した空と雲です。同じ空でも、画家によって表現の仕方はさまざま。この二人の作品を隣り合わせで見られる機会はほとんどないと思いますので、かなり貴重な鑑賞体験ができます。ゴッホ初来日の代表作も!本展では、ゴッホが最晩年に取り組んだ風景画の代表作、《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑)》が初来日。こちらは、展覧会のメインビジュアルにもなっている注目作品です。ゴッホは、麦を刈る人物に「死」を、刈り取られる麦のなかに「人間」のイメージを見たといわれています。本作品が描かれたのは、1889年。当時サン=レミの精神療養院に入院していたゴッホは、その翌年の1890年に麦畑で自分の腹をピストルで撃ち、亡くなりました。リニューアルした美術館にも注目!本展で美術館を訪れたら、ぜひリニューアルした国立西洋美術館もご覧ください。同館は1年半の休館中に、創建した当時の姿に近づける工事を行っていました。前庭にある目地や西門の位置、囲障など、デザイン上も大きな意味をもつ部分が変化しています。世界遺産の美術館に足を運んで、ぜひ巨匠たちの名画を楽しんでみてください。Information会期:~9月11日(日)※休館日は毎週月曜日 (ただし、8月15日(月)は開館)会場:国立西洋美術館開館時間:9:30〜17:30毎週金・土曜日:9:30〜20:00※入館は閉館の30分前まで※日時指定制※最新情報などの詳細は展覧会特設サイトをご覧ください。お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
2022年07月24日1970年代に発売して以来、幅広い年代に親しまれている、三島食品株式会社のふりかけ『ゆかり』。紫色のパッケージが特徴であり、食欲をそそる赤しその香りが人気のロングセラー商品です。これまで『ゆかり』は、岩下食品株式会社の『岩下の新生姜』とコラボをしたり、ペン型容器になったり、飲料『爽やかに飲むゆかり』になったりと、話題になってきました。そして2022年…『ゆかり』の新たな姿が明らかになったのです!ふりかけ『ゆかり』『あかり』がカップ焼きそばに!?2022年6月15日に発表されたのは、『ゆかり』とエースコック株式会社のコラボレーション企画。エースコック株式会社といえば、『スーパーカップ』といったインスタントラーメンの製造を行う企業です。…そう、今回『ゆかり』がコラボするのは、インスタント麺!なんと、ふりかけがカップ焼きそばになるのです!発売されるのは、『三島のゆかり使用 塩焼そば』『三島のあかり使用 ピリ辛たらこ味焼そば』の2種類。三島食品株式会社の人気商品である『ゆかり』と『あかり』を使用した味わいを楽しむことができます!三島のゆかり使用 塩焼そばカツオのうまみをしっかりと利かせた、塩だれのタレが特徴。ごま油の風味が広がる、最後まで飽きのこない味わいです。かやくには、風味のいい赤しそと風味豊かなゴマ、彩りのいいネギが入っています!三島のあかり使用 ピリ辛たらこ味焼そば『あかり』は、まだらこをピリ辛に味付けしたふりかけ。かやくには、風味のいいたらこ加工品と、ネギが入っています。カツオのうまみが利いた醤油だれと、ピリ辛なたらこの風味が口に広がります。ふりかけは本来ご飯にかけて食べるものですが、麺と組み合わせるとどのような味わいになるのでしょうか。『推しふりかけ』の焼きそばを食べるもよし、両方買って食べ比べてみるもよし、ですよ!【三島のゆかり使用 塩焼そば/三島のあかり使用 ピリ辛たらこ味焼そば】発売日:2022年7月11日価格:214円(税抜)発売地区:全国[文・構成/grape編集部]
2022年06月16日東京・上野の国立西洋美術館のリニューアルオープンを記念して先日より「自然と人のダイアローグフリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」がスタートした。国立西洋美術館とドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館の共同企画によるもので、ゴッホ、モネ、セザンヌ、ゴーガン、フリードリヒといった19世紀から20世紀にかけて活躍した西洋美術の巨匠たちが、自然と対話(ダイアローグ)しながら生み出した100点以上に及ぶ傑作が展示されている。4つの章で構成されており「I章 空を流れる時間」は“空の王者”と称されたブーダンの「トルーヴィルの浜」、「引き潮のドーヴィルの浜」、「海浜」という海辺と空を捉えた3点で始まり、彼に影響を受けたモネ(「雲の習作」、「波立つプールヴィルの海」、「雪のアルジャントゥイユ」、「セーヌ河の朝」ほか)、さらにマネ(「嵐の海」、「ブラン氏の肖像」)、ルノワール、マティスなど印象派の画家たちの作品を中心に展開する。リヒターの「雲」(1970年制作)とモネの「舟遊び」(1887年)が並んで展示されているのがひときわ目を引く。「II章 〈彼方〉への旅」では自然に自らの感情を託した作家たちの作品が並ぶ。フリードリヒの「夕日の前に立つ女性」、生涯に100点以上の波の絵を描いたクールベの「波」、ゴーガンの「海辺に立つブルターニュの少女たち」、「扇を持つ娘」、「『ノア・ノア』より マナオ・トゥパパウ(死霊が見ている)」などが目を引く。「Ⅲ章 光の建築」では自然を観察・分析し、独自の絵画空間を生み出した画家たちの作品――セザンヌの「ベルヴュの館と鳩小屋」、シニャックの「サン=トロペの港」、カンディンスキーの「小さな世界」、ミロの「絵画」、クレーの「月の出(サン=ジェルマン界隈)」、ル・コルビュジエの「三人の人物(モデュロール)」などが展示されている。そして「IV章 天と地のあいだ、循環する時間」と銘打たれた最後の章では、そのタイトル通り、自然の中での循環する時間と人生を重ね合わせて表現された作品の数々が並ぶ。ゴッホの「刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン・ポール病院の麦畑)」の来日はこれが初めて。同じくゴッホの「ばら」、モネの「睡蓮」、ミレーの「春(ダフニスとクロエ)」、ムンクの「雪の中の労働者たち」、「アルファとオメガ」、「眼鏡を掛けた自画像」などの名画が連なる。声優の駒田航がナビゲーターを務めている音声ガイドもオススメ。ピアニストの福間洸太朗の選曲および演奏によるBGM(バッハ、ベートーヴェン、ラヴェルなど6曲を収録)とあわせて、それぞれの作品の背景や画家に関する解説がやさしく、心地よくに染み入ってくる。ドイツ・ロマン主義から印象派、ポスト印象派に20世紀絵画まで、西洋絵画の巨匠たちの“競演”を楽しめる貴重な展示となっている。
2022年06月10日よみうりランドに隣接する新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」が、花とデジタルのアートショー新作「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」を開催する。モネ×ルノワール×ゴッホの名画の世界へ!花×デジタルのアートショー「HANA・BIYORI」の人気コンテンツである、花とデジタル技術を組み合わせたプロジェクションマッピングショー。そのアートショー第5弾であり、偉大なアーティストが残したアート作品などを没入感のあるイマーシブデジタルコンテンツとして表現するプロジェクト「Art+」の第1弾となる今回は、印象派として名高いクロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、フィンセント・ファン・ゴッホの「植物」が描かれている絵画にフォーカスした。モネが人生の半分近くをかけて向き合ってきた「睡蓮」、ルノワールが絵を見た全ての人が幸せになってほしいと想いながら描いた「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」、晩年のゴッホが描いた「ひまわり」「星月夜」など、印象派の代表的な絵画の世界へと飛び込むような感覚で体験できる。1番の見どころはエンディング。モネ、ルノワール、ゴッホが描いた花が、同時に一面に舞い、画家3名の豪華絢爛なコラボレーションシーンが繰り広げられる。また、昨年も好評だった春限定バージョン「ひだまりに咲く春の花々」も公開。「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」と併せて、2種類の異なるアートショーを楽しむことができる。夜桜ライトアップも実施3月19日(土)から4月3日(日)までは、園内の桜をライトアップする「夜桜びより」を開催。開催中の和のイルミネーション「HANAあかり」と合わせ、夜桜と竹あかりが共鳴する華やかな風景を堪能してみてはいかがだろう。【詳細】「花を愛した画家 モネ、ルノワール、ゴッホ ~デジタルで描かれる植物と絵画の世界~」期間:2022年3月12日(土)~7月15日(金)(予定)※春限定バージョンは6月2日(木)まで(予定)料金:無料 ※入園料別途場所:HANA・BIYORI館内住所:住所:東京都稲城市矢野口4015-1(よみうりランド遊園地隣接)※敷地は東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる。■「夜桜びより」期間:3月19日(土)~4月3日(日)※期間中の営業時間は20:00まで※休園日・営業時間は変更する場合あり。最新の情報は公式サイトを確認。
2022年03月05日神戸のショコラトリー「ゴンチャロフ(Goncharoff)」から、ゴッホやフェルメールの名画をパッケージにしたバレンタインチョコレート「ガルニエ」が登場。全国のゴンチャロフ店舗ほかにて販売される。“世界の名画と楽しむ”ゴンチャロフのバレンタインチョコレート神戸・北野町で創業したショコラトリー「ゴンチャロフ」が提案する「ガルニエ」は、“世界の名画とチョコレートを楽しむ”がコンセプトのブランド。展開されるチョコレートのアソートは、世界中で愛されるアートにオリジナルのアレンジを加えたパッケージで包まれる。デザインに採用されているのは、ゴッホの《ひまわり》やルノワールの《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》、フェルメールの《牛乳を注ぐ女》、ボッティチェリの《ヴィーナスの誕生》といった誰もが知る名画。思わずパケ買いしてしまう、アート好き&芸術好きにはたまらないバレンタインチョコレートだ。葛飾北斎や円山応挙らの日本画パッケージもまた、同じく「ゴンチャロフ」が展開する、“見て・食べて感じる日本”がコンセプトのブランド「甘味画廊」もおすすめだ。栗、小豆、紫芋など和の素材を使い、和菓子をミニチュアサイズで表現したチョコレートや、縁起物とされる羽子板をイメージしたチョコレートなど“和”をモチーフにした華やかなお菓子を、葛飾北斎や円山応挙らの日本画のパッケージに詰め込んでいる。【詳細】ゴンチャロフ「ガルニエ」「甘味画廊」販売期間:2022年1月12日(水)より順次取扱店舗:全国のゴンチャロフ店舗 / ゴンチャロフ公式オンラインストア※オンラインストアは2月9日(水)10:00までの取り扱い※店舗により取扱いのない場合あり。※取扱商品や展開期間は変更になる場合あり。価格例:<ガルニエ>ガルニエ K(21個入り) 2,700円<甘味画廊>和菓子セット C(4個入り) 756円
2022年01月22日三菱一号館美術館で『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』展が開かれています。イスラエル博物館が誇る珠玉の印象派作品がまとまった形で展示されるのは日本初。「光」をテーマにした“眼福すぎる”美しい絵画たちをご紹介します!どんな展覧会?【女子的アートナビ】vol. 229本展では、エルサレムにあるイスラエル博物館から、印象派を中心にバルビゾン派、ポスト印象派やナビ派などの作品69点が来日。そのうちの59点が初来日です。1965年に開館したイスラエル博物館は、古代から現代までの50万点を超える作品を所蔵。なかでも印象派とポスト印象派のコレクションは、画家たちのピーク時の傑作を数多く取り揃えています。コローやドービニーからはじまり、モネ、ルノワール、セザンヌやファン・ゴッホ、ゴーガン、ボナールなど、会場に展示されているのは巨匠の作品ばかり。日本とイスラエルの外交関係樹立70周年を記念して開催されている展覧会ということで、展示内容はかなりゴージャスです。本展のタイトルは『印象派・光の系譜』。印象派の光と色彩が、ポスト印象派以降どのように受け継がれ変わっていったのか、展示を通して画家たちの光の系譜をたどれるようになっています。美しい…!モネの光それでは、展示作品のなかから3点ピックアップしてご紹介します。まずは、クロード・モネの《睡蓮の池》。展覧会のメインビジュアルにもなっている大変美しい作品です。描かれているのは、画家が愛していた庭の池。フランス・ジヴェルニーにあるモネ宅の裏庭には、睡蓮を栽培できるように改修した池がありました。モネは池の水面に映る空や木々、光の美しさに魅了され、後半生に「睡蓮」の連作を制作。本作品も、そのうちのひとつです。モネの睡蓮をさらに深く理解できるよう、本展では特別展示として日本国内にある睡蓮作品3点も見ることができます。ぜひ、イスラエルの作品と見比べて、楽しんでみてください。明るい!ファン・ゴッホの光次にご紹介するのは、フィンセント・ファン・ゴッホの作品《麦畑とポピー》。ファン・ゴッホは、初期のオランダ・ハーグ時代には暗い色調の絵が多かったのですが、パリで印象派の作品に出会ってから色彩が鮮やかに変化していきます。アルルに移り住んだファン・ゴッホが最初に激しい発作を起こし、自分の左耳を切り落としたのが1888年の12月。本作品は、恐らくそれより前の時期に描かれています。赤いポピーの色彩がパワフルで美しく、この絵を見ていると不思議と明るい気分になれます。画家も楽しい気分で描いていたのかな、と思わせるような元気の出る作品です。都会的!ユリィの光最後は、個人的に大好きな作品、レッサー・ユリィの《夜のポツダム広場》をご紹介します。描かれているのは、戦前のドイツ・ベルリンの中心地だったポツダム広場。傘をさした人たちの姿や近代的な建物が暗い色彩で表され、濡れたアスファルトには夜の光が反射しています。100年前の作品とは思えないほど、クールでステキな作品です。ユリィはユダヤ系ドイツ人画家。ベルリン分離派展などに出品し、1922年、60歳のときに開かれた大規模展覧会で名声を確立します。本作品は、ベルリン・ユダヤ人団体美術品コレクションに入り、1933年設立のユダヤ博物館に収蔵されますが、同館は1938年に強制閉館となり作品は没収されます。その後イスラエルに返還され、今はイスラエル博物館のコレクションとなっています。戦時中のドイツで本作品が生き残り、こうして日本で見られるというのも奇跡。この絵を見るために何度も美術館に足を運びたくなる、強く惹きつけられる作品です。どの作品も、写真ではほとんど魅力を伝えることができません。ぜひぜひ美術館で、本物をご覧になってみてください。『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』展は1月16日まで。その後、大阪のあべのハルカス美術館に巡回します。Information会期:~ 2022年1月16日(日)※休館日: 月曜日*と年末年始の12月31日、2022年1月1日*ただし、12月27日と1月3日・1月10日は開館会場:三菱一号館美術館開館時間:10:00~18:00(最終入場時間 17:30)(祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)観覧料:一般¥1,900、大高生¥1,000、中学生以下無料※最新情報などの詳細は公式サイトをご覧ください。
2021年12月10日ルノワールやゴッホ、ドガなど名作絵画をモチーフにしたクリスマス限定腕時計「オリジナル絵画ウォッチ」が、2021年12月16日(木)より全国ブルーブルーエ(Bleu Bleuet) 全店舗にて発売される。西洋絵画の名作が腕時計にブルーブルーエの「オリジナル絵画ウォッチ」は、誰もが一度は見たことがある西洋絵画の名作をモチーフにした腕時計。額縁を思わせるゴールドのスクエアフレームに、モネやフェルメール、ミュシャといった巨匠の絵画モチーフの文字盤を収めたデザインが特徴で、時計を見る度に“絵画鑑賞”のような気分を楽しめる。ドガやルノワール、ブグローのクリスマス限定ウォッチそんなアート好き必見の「オリジナル絵画ウォッチ」に、クリスマス限定の新柄が登場。エドガー・ドガ「舞台の踊り子」、ウィリアム・アドルフ・ブグロー「アムールとプシュケー、子供たち」、オーギュスト・ルノワール「春の花束」といった3種の柄が新たにラインナップする。それぞれの絵画の色味と連動した、上品なレザーベルトのカラーにも注目だ。ゴッホ「星月夜」もクリスマスカラーのベルトで再販新柄に加えて、人気のフィンセント・ファン・ゴッホ「星月夜」を再販売。ベルトカラーをクリスマスカラーのグリーンに変更した限定仕様で再登場する。【詳細】オリジナル絵画ウォッチ クリスマス限定発売日:2021年12月16日(木)展開店舗:ブルーブルーエ 全国179店舗、オンラインストア※オンラインストアでは、発売に先行して予約受付。価格:各2,530円・エドガー・ドガ「舞台の踊り子」・ウィリアム・アドルフ・ブグロー「アムールとプシュケー、子供たち」・オーギュスト・ルノワール「春の花束」・ヴィンセント・ファン・ゴッホ「星月夜」※店舗によって取り扱いアイテムは異なる。※実際の商品と仕様が異なる場合あり。※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性あり。※都合により入荷しない場合あり。※アイテムがなくなり次第終了する場合あり。
2021年12月09日特別展「ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」が、福岡市美術館にて2021年12月23日(木)から2022年2月13日(日)まで開催。東京展に続く、巡回展となる。ファン・ゴッホの代表作「糸杉」傑作が16年ぶりに来日特別展「ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」は、20世紀初頭にフィンセント・ファン・ゴッホに魅了された世界最大の個人収集家、ヘレーネ・クレラー゠ミュラーのコレクションを紹介する展覧会。ヘレーネが収集した、初期から晩年に至るまでのファン・ゴッホ作品52点を主軸に、ルノワールやスーラなどの近代美術絵画も含めた総数72点の作品が一堂に集結する。先に行われた東京展会場の様子も併せて要チェックだ。注目は、ファン・ゴッホの代表作「糸杉」シリーズの集大成である《夜のプロヴァンスの田舎道》。最晩年に制作された「糸杉」の傑作が、16年ぶりの来日を果たす。また、ヘレーネのコレクションに加え、ファン・ゴッホの没後に弟テオ、テオの妻ヨー、そしてその息子へと引き継がれた、ファン・ゴッホ美術館のコレクションから、《黄色い家(通り)》など4点も特別出展される。シナモロールコラボグッズ展示室内グッズコーナーでは、展覧会関連グッズを販売。シナモロールとファン・ゴッホのコラボレーショングッズも登場する。「ゴッホ展」コラボメニューもまた、福岡市美術館内レストラン「プルヌス」では、「ゴッホ展」をイメージしたスペシャルコースを会期中限定で提供。ゴッホの母国オランダや滞在先の南仏で親しまれている料理や、作品のキーカラーである「黄」と「青」で彩りを添えたフードなど、味わいも見た目も楽しいコースに仕上げている。加えて、パンナコッタにグラニテ、月のクッキー、星のゼリーを飾り《夜のプロヴァンスの田舎道》の星空をイメージしたパフェも提供する。【詳細】ゴッホ展―響きあう魂 ヘレーネとフィンセント会期:2021年12月23日(木)~2022年2月13日(日)会場:福岡市美術館住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-6休館日:月曜日、12月30日(木)~1月1日(土)、1月4日(火)、1月11日(火)※ただし1月3日(月)、1月10日(月・祝)は開館。※12月28日(火)・29日(水)、1月2日(日)・3日(月)はゴッホ展のみの開催となり、コレクション展示室等は閉室。開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)観覧料:一般 2,000円、高大生 1,300円、小中生 800円※土日祝日、1月2日(日)・3日(月)は日時指定チケットの事前購入を推奨。各入場時間枠ごとにチケット販売数に上限あり。※会期中は会場の当日券売所でも購入可能。※当日券売所は状況により待ち時間が発生する場合あり。※土日祝日、1月2日・3日の当日券売所は直近の時間枠にて案内。来場時に予定枚数が終了している場合あり。※電子チケットは購入の際に各種手数料が発生する場合あり。※大学生以下の方は入場の際、学生証や生徒手帳等を提示。※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の提示者とその介護者1名、および特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者の提示者、および未就学児は観覧料無料。【問い合わせ先】・チケット・イベント関連:西日本新聞イベントサービス TEL:092-711-5491(平日9:30~17:30)・展覧会関連:福岡市美術館 TEL:092-714-6051
2021年12月09日以前とは違う“新しい日常”が戻りつつあるなかで、「毎日の食事作り」は変わらぬルーティーン。思いがけない予定変更や時間に追われ、キッチンでバタバタと準備をして、うっかり失敗したり、後片付けが面倒になったり…と、食事作りにおける小さなストレスを感じている方も多いはず。実は「使いやすい道具」を取り入れることで、そんなプチストレスから一気に解放されることもあります。「取っ手のとれるティファール」はまさにそんな頼れるキッチン道具。2児のママでファッションライターの川口ゆかりさんは、10年以上も前から「取っ手のとれるティファール」を愛用し、家族に料理を作ってきました。多忙な日々でも使いやすい道具があったおかげで、「苦手だった料理」がいまや「いい気分転換」にもなっているといいます。一度使ったら手放せなくなり、近年は自宅のみならず、趣味のキャンプにも欠かせないという川口さんに、長年使い続ける理由を伺いました。また、「取っ手のとれるティファール」はこの秋リニューアルして、こびりつきにくさが格段にパワーアップしたばかり。新商品も体験していただきました。川口ゆかりさん プロフィールファッション雑誌でエディター・ライターとして活躍。プライベートでは小5の女の子と小3の男の子のママ。JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得し、不定期で飾り巻き寿司レッスンを開催。Instagram: @yucarikawaguchi 取っ手がとれるから、家でもキャンプでも活躍!結婚するまでは、実家暮らしだった川口さん。結婚を機に、まずは道具をそろえようと「取っ手のとれるティファール」をセットで購入したところ、その使い勝手の良さに驚いたそうです。「実際に使ってみると“取っ手がとれる”ということが、実はものすごく便利だと気づきました。買い替え時は、ほかのフライパンも検討しましたが、結局『取っ手のとれるティファール』に落ち着いて。もう10年以上、毎日使っています。コンロ下の引き出しのような“限られたスペース”にも、コンパクトに収納可能。「フライパンもソースパンも同じデザイン・色でそろえると、統一感が生まれるのもうれしいです」取っ手がとれるので調理中のコンロもすっきりするし、お皿のように重ねられるので収納も省スペースで済みます。自宅はもちろん、アウトドアで使うのにも便利で、キャンプには必ず持っていきますね」実は川口さんファミリーはキャンプが大好き。これまでに子連れで100回以上キャンプを楽しんでいるそうです。「キャンプの魅力は、自然のなかでリフレッシュできて、子どもも大人も楽しめること。最近はキャンプ道具も増えてきて、車への荷物の積み込みはまるでパズルのよう。いかにスペースを無駄なく使うかがポイントなんですが、『取っ手のとれるティファール』なら重ねるとコンパクトにまとまるので、車にも積みやすいんです。現地では、お皿感覚で料理をそのまま出せるので洗いものも減るし、キャンプアイテムとしても優秀なんですよ」取っ手がとれて重ねて収納できるから、ピクニックバスケットやカゴにもすっきり収納。車載時のストレスもゼロ!とにかく「外」が大好きで、 “ベランピング” も頻繁に楽しむという川口さん。ベランダでも「取っ手のとれるティファール」が活躍しています。「昔からよくベランダでごはんを食べるんです。子どもが小さいうちは外食もしづらかったし、子どもたちに『朝ごはん、ベランダで食べるよ』と言うと休みの朝も喜んで起きてくれたので。外出しづらいコロナ禍では、いい気分転換にもなりました」ベランピング時はパエリアも熱々のままベランダへ。おかわりも好きなタイミングで好きなだけ。食事中にママが席を立つ回数が減り、のんびり寛げます取っ手がとれるメリットは、調理中にも感じているそう。「3つのコンロを同時にすべて使って調理することが多いのですが、取っ手が熱くなったりジャマになったりしないよう配置を考えなくていいのでラクですね。朝食も卵を焼いたり、野菜を茹でたり、パパッと短時間で準備できます。慌ただしい朝にストレスを感じずに調理できるのは大きいんですよね。コンロまわりが見た目にもすっきりするので、気分よく調理できます」狭いコンロでの複数同時調理も、取っ手が外れることでかなりスムーズに。中が見えるガラスぶたは、調理の様子がわかって便利「夫の帰宅が遅いときは『シールリッド』(専用のプラスチック製蓋)でフタをして、味噌汁やおかずを冷蔵庫で保管しておくことも。保存容器に移す手間も不要で、余計な洗いものが減らせるのもいいですね。冷蔵庫のスペースも限られているので、取っ手がとれると収納しやすくて助かります」道具次第で、誰でも料理上手になれる!結婚するまでは実家暮らしで、撮影や取材に飛び回る日々。料理はほとんどしていなかったという川口さん。結婚を機に「取っ手のとれるティファール」を使って食事作りを始めてみると、大きな失敗もなく、どの料理もおいしく作れたといいます。今回リニューアルした「取っ手のとれるティファール」は、底面のIHデスクを最大限まで拡大し、熱伝導率がさらにパワーアップ!「料理にはなんとなく苦手意識があったのですが、道具次第で上手に作れることを痛感しましたね。実はいまだに薄焼き卵は『取っ手のとれるティファール』じゃないとうまく作れません(笑)。中華料理が大好きでよく作るのですが、餃子も焦げ付かないし、エビチリや酢豚も均一なとろみを付けられます。毎日かなり酷使していますが、使い始めの“こびりつきにくさ”が長く続くのも特長ですね。リニューアルした新商品は、こびりつきにくさがティファール史上最高になったということで、さらに長持ちしそうでうれしいです。子どもたちが大好きなハンバーグも熱伝導率がよいので焼きムラもなく、ふっくらジューシーに仕上がります。最近は娘も手伝ってくれるようになって一緒に作っていますが、『取っ手のとれるティファール』なら安心してチャレンジさせてあげられますね」取っ手の着脱が簡単! 熱々をそのまま食卓へできたての料理をそのままテーブルへ運ぶことも多い川口さん。取っ手の安定性と着脱のしやすさも気に入っている点だといいます。「シチューは簡単に作れて、娘が一番好きな料理なので、家でもキャンプでもよく作ります。かなり大量に作るので重さはありますが、取っ手がものすごく安定しているので、安心してテーブルへ運べます。片手で簡単に着脱できる取っ手。ティファール独自の3点固定システムで、抜群の安定感を実現。重い汁物でも安心して運ぶことができる。「キャンプでは、チャーハンやオムライスなどを大量に作ってフライパンのまま出すことも多いですね」「あと、オーブン使用OKなのでグラタン作りなどにも活躍しますね。コンロで調理したあと、そのままオーブンへ入れられるから時短にもなりますし、耐熱皿と違ってチーズの焦げ付きなども気になりません。洗うときも汚れがさっと落ちるので洗いやすいですね。取っ手がとれるのでお皿感覚で丸洗いできて、片付けもあっという間。キャンプのときも炊事場で洗いやすく、重ねて運べるので助かっています」毎日使うから“ストレスフリーな道具”を「やっぱり料理は道具選びが大事。毎日使うものなので、少しでもストレスを感じると結局使わなくなってしまいます。『取っ手のとれるティファール』は、これだけ毎日タフに使っているのに、こびりつきにくさがずっと続いているのもすごいと思いますし、片付けや収納までストレスフリーなのも魅力です。家で過ごす時間が増えたことで、料理が一種の気分転換になっていますね。そう思えるのは、もしかすると料理初心者のころから『取っ手のとれるティファール』のおかげで、調理や片付けのストレスをあまり感じずに、おいしい料理を作れてこれたからかなぁと。『取っ手のとれるティファール』は、料理初心者から料理が好きな人まで、誰もが使いやすい理想的な道具だと思いますね。もう10年以上使っていますが、これからもずっと愛用していくつもりです」 \こびりつきにくさが格段にアップ/取っ手のとれるティファール を見る ティファール史上最高の「こびりつきにくさ」と「耐久性」を実現!「インジニオ・ネオ IHマロンブラウン・アンリミテッド」<セット9 >フライパン22/26cm、ソースパン16/20cm、バタフライガラスぶた16/20cm、シールリッド16/20cm、専用取っ手(フィグ・ブラウン) 1本 ※IH・ガス火対応、食洗機OK川口さんが体験したのは、今年65周年を迎えたフランス生まれの世界ナンバーワン調理器具ブランド「ティファール」の取っ手のとれる「インジニオ・ネオ」新シリーズ。この秋、こびりつきにくさが格段にアップ、お知らせマークもさらにわかりやすくなり、リニューアルしました。 \こびりつきにくさが格段にアップ/取っ手のとれるティファール を見る ▼新次元の「耐久性」と「こびりつきにくさ」6層からなるチタン・アンリミテッドコーティングにより、こびりつきにくさが格段にアップ。さらに、今まで困難だった技術に成功し、金属へらなどによるダメージに対する耐久性も飛躍的に向上。コーティングの耐久性が高いから、使い始めのこびりつきにくさが驚くほど長続きします。▼「お知らせマーク」のデザインを一新!ティファールのフライパンの中央にある赤いマークは、適温を知らせるためにあるもの。今回のリニューアルでさらにデザインがわかりやすくなりました。砂時計の模様が消えたら適温の合図、調理スタートのサインです。今回の新モデルは、厚くて広い底面設計となり熱伝導率もさらにアップ! ムラなく調理ができる上に蓄熱力があるため冷めにくく、続けて調理をするときは時短にもなります。ティファール史上最高レベルの「こびりつきにくさ、耐久性、熱伝導率」により、毎日の“手軽においしいごはん作り”をしっかりサポートします。\おうちごはんレシピが満載!/ 取っ手のとれるティファールレシピ一覧 を見る [PR] ティファール 取材・文/古屋江美子 スタイリング/花沢理恵 撮影/林ひろし撮影協力/ジョイント(リーノ・エ・リーナ)Tel.03-3723-4270
2021年11月12日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」。 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、第12のテーマ、「幸福」とは何か。(後編)をお届けします。12.「幸福」とは何か。(後編)私はかねてより、第12ハウスの象意について、個人的な仮説を抱いてきました。それは、「第6ハウスが雇用関係を象徴する。それは他人から自分への命令、または自分から他人への命令を意味する。であれば、その対岸にある第12ハウスとは、自分で自分に命令する場所、つまり、究極の『自由意志』の場所なのではないか」ということです。たとえば、義務を果たす(6ハウス)ことは他者との関係の中で起こりますが、「自己犠牲(12ハウス)」は、自分で自分に命じることによってだけ成立します。もといこの仮説は、かなりの暴論です。一般的な星占いの考え方の真逆をゆくもの、と言ってもいいかもしれません。6-12ハウスはあらゆる意味で「自由意志の制限」を意味する、という考え方のほうが「主流」のはずです。なぜ私がそこに全く逆の仮説を抱いたかといえば、「星占いにおける自由、人生における自由とは、一体何なのだろう?」と考え続けていて、まだその答えにたどり着いていないからなのかもしれません。ホロスコープにおける12のハウスの意味づけには、様々な根拠があると言われます。そのなかでも重視されるのが「アセンダント/第1ハウスからの位置関係」です。第1ハウスとの位置関係が「アスペクトするか否か」が大変重要なのです。伝統的占星術においては、第1ハウスとメジャーアスペクトの位置関係にならないハウス、すなわち2、6、8、12だけが、凶意を付与されています。これらは第1ハウスという「自己」からは「見えないところ」、つまり「コントロールの及ばない場所」なのです。それでも、第2ハウスは第1ハウスに隣接している分、まだ「見える」場所です。即ち「自分の手の中にあるもの、持っているもの」を示します。第12ハウスも第1ハウスに隣接していますが、これは「背後」です。普段は自分に見えない自分、振り返らなければ見えない自分を象徴している、と言えるのではないでしょうか。私たちの日常の行動の多くは、ほとんど無意識に発動しています。「どうやって歩いているか」をいちいち考えながら歩いていたら、たぶん転んでしまいます。自転車に乗るのも、私がこうしてキーボードを叩いているのも、ひとつひとつ意識に上らせて動作しているわけではありません。同様に、たとえば誰かが自分に怒鳴りつけてきたとき、無意識に固まって、何も言えなくなります。道端で二人の人が喧嘩しているのを見て、とっさに「怖い」と感じ、見て見ぬ振りをして急いで通り過ぎる、といったことも、やってしまいます。あとになって「あの時、言い返せばよかった!」「仲裁に入るか、警察を呼ぶかすればよかった!」などと思い返しても、間に合いません。それでも、なにか困難やトラブルに遭遇したとき、敢えて立ち止まり、怯える自分や面倒を避けたい自分と闘って、「自分の時間や労力を犠牲にしてでも、よいことをしよう」とおもえることがあるとすれば、これはすばらしい「自由意志」です。それをしたからなにか見返りがあるというわけではありません。ただ、自由な一人の人間として「そうしたい」と思い、自由に行動する権利を行使するだけなのです。損をするかもしれず、ケガをするかもしれず、「良かれと思ってやったのに、拒否される・失敗する」といったことになる可能性もあります。それでも、究極の自分の「自由の行使」として、私たちは時折、そうした行動を起こします。前述の通り、第12ハウスには古来、凶意がたくさん詰め込まれています。でも、そこには「苦悩」とか「隠遁」とか「海外追放」「犠牲」など、「おや?」と思わされるキーワードがところどころに現れます。ある人が12室を生きていて、「苦悩し、隠遁したり、海外追放になったりしている」とすれば、この人はいったい、どうしてそんなことになったのでしょうか。ただ単に「運悪く」そうなったのでしょうか。この人は何に悩み、どうして追放になったのでしょうか。「単に生きるのではなく、善く生きる」と言ったソクラテスのように、自説を曲げずに火刑に処されたジョルダノ・ブルーノのように、この人はもしかすると、限りない自由な意志を生きたのではないでしょうか。もちろん、人間は、自分の身に降りかかる災厄を避けるために、意志を隠したり曲げたりすることもできます。実際、現実の中では、多くの人がそうした選択をします。それは決して、悪いこととはいいきれません。家族の暮らしを守るために上司の理不尽な命令に従うとか、進学に有利な成績をつけてもらうために教師の理不尽な要求に応えるとか、そんなことはいくらでもあります。世の中は広い意味での権力の関係に支配されていて、だれも完全に自由になど生きられません。ただ、「自分の力ではあらがえない権力や圧力に屈した」という経験は、人の心の中に、深い傷を残します。でも、「自分がこれを選んで、自分の力でこれを成し遂げたのだ」という主体感、自己効力感は、あくまで「自由な意志」としか結びつかないはずです。外圧に負けて意見を変えたなら、主体感や自己効力感は著しく削がれるでしょう。本物の幸福がもし、「私が自分の意志で何事かをなしている」という条件を必要とするなら、「自分の意志に反して身を守った」記憶は、幸福感を減じるはずなのです。もしかすると「殺されても自分の意見を曲げない・捨てない」人はつまり、「殺されても自分の幸福を手放さない」人だった、ということになるのでしょうか。「私の出生図では、12ハウスに星が集まっているのですが、私は不幸なのでしょうか」というご質問を以前、頂いたことがあります。結論から言えば、そういう読み方にはならないと思います。アセンダント近くにある星は「上昇星」と言われ、フレッシュで強い状態にある、という考え方があります。また、12室に星を多く持つ人の中には、優れた政治家や医師など、「(原理的には)営利を目的としない仕事につく人々」が多く見られるという説もあります。「ギブアンドテイク」を度外視したような仕事、役割は、世の中にとてもたくさんあります。他に宗教家やアーティスト、教育者、社会運動家、思想家などもそうした要素を担っているだろうと思います。その人の中に何かしら自由な強い意志がなければ、担えない役割がたくさんあるのです。12室に星を集めている人は、その役割にハッキリした名前がついているかどうかは別として、そうした方向への道を選びやすいのかもしれません。そうした意志を持てる人たちは、幸福なのでしょうか。たとえば、雨の日に傷ついて倒れていた子猫を保護して、その子猫が息を吹き返して元気になっていくのを見るのが「幸福」だとするなら、きっと、第12ハウスの幸福とは、そうしたものなのではないかと私は想像しています。それは奇跡のような、ギフトのような、それでいて「受けとらなければ決して手に入らない」、神秘的な幸福なのだと思います。
2021年10月25日東京都美術館で『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』が開かれています。本展では、オランダのクレラー=ミュラー美術館のコレクションから選りすぐりの作品が来日。さらにファン・ゴッホ美術館からの特別出品作もあり、あわせて52点のゴッホ作品が展示されています。16年ぶりの来日となる糸杉の傑作や、日本美術から影響を受けた美しい作品《草地》もご紹介!ゴッホをメジャーにした女性、ヘレーネ【女子的アートナビ】vol. 223本展のタイトル『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』にあるフィンセントとは、画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)のこと。では、ヘレーネとはいったい誰でしょう?ヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)は、ゴッホ作品における世界最大の個人収集家で、クレラー=ミュラー美術館の初代館長をつとめた女性です。まだ世の中であまり知られていなかったゴッホの作品を1908年から集めはじめ、90点以上の油彩画と約180点の素描・版画を収集しました。東京都美術館学芸員の大橋菜都子さんによると、ゴッホの作品に高い精神性を感じたヘレーネは、自ら楽しむためではなく、同時代の人々や後世の人にも芸術を伝えていくというビジョンをもって作品を購入。収集するだけでなく、公開・継承することでゴッホの評価形成に大きな役割を果たしたそうです。日本の芸術家に憧れて…では、いくつか展示作品をピックアップしてご紹介していきます。まずは、日本が大好きだったゴッホが、日本美術などからインスピレーションを受けた作品《草地》。春の花が咲く草地を描いた明るく美しい油彩画です。ゴッホは、「ただ一本の草の芽を研究する」日本の芸術家たちに憧れていました。シンプルなものに本質を見いだす日本美術に触れたことで、自身も素朴な草地の魅力を見つけ、作品に昇華させました。研究熱心だったゴッホは、印象派やパリの前衛芸術なども調べていたそうです。結婚25周年のプレゼント《悲しむ老人(「永遠の門にて」)》は、ゴッホが昔描いた自身の版画をもとにした油彩画です。両拳で顔を覆い悲しみに暮れる人の姿は、胸に迫るものがあります。この作品は、ヘレーネの夫アントンが妻に内緒で購入。結婚25周年のとき、サプライズでプレゼントしました。ヘレーネの喜びの手紙には「驚いて気を失いそうになった」と書いてあったそうです。糸杉の傑作!最後にご紹介するのは、糸杉の傑作《夜のプロヴァンスの田舎道》。ゴッホは糸杉をモチーフにした絵をいくつか描いていますが、本作品はそのなかでも傑作のひとつです。死を象徴するともいわれる糸杉ですが、まっすぐ天に伸びる木の姿から強いエネルギーも感じられます。現実の風景だけでなく、記憶と想像力を駆使して描かれたもので、南仏滞在のおそらく最後に描かれた集大成です。この作品を描いた約2か月後、ゴッホはピストル自殺をはかり亡くなりました。生前はほとんど作品が売れなかったゴッホですが、死後に弟のテオや、その妻ヨー、さらにヘレーネのような収集家たちが大事に管理し、公開してくれたおかげで遠く離れた日本でも彼の作品を楽しむことができます。ゴッホが現代まで愛される基盤をつくった立役者のひとり、ヘレーネにも思いをはせながら、ゴッホ作品を楽しんでみてはいかがでしょう。Information会期: ~12月12日(日)※休室日月曜日、ただし、9月27日(月)、11月8日(月)、11月22日(月)、11月29日(月)は開室会場:東京都美術館企画展示室開室時間: 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)観覧料:一般¥2,000 / 大学生・専門学校生 ¥1,300 / 65歳以上 ¥1,200※日時指定予約制です。詳細は公式サイトをご覧ください。※高校生以下無料(日時指定予約が必要)問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)※最新情報は、展覧会公式サイトをご確認ください。
2021年09月29日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」。 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、第12のテーマ、「幸福」とは何か。(前編)をお届けします。12.「幸福」とは何か。(前編)第12ハウスのテーマから「幸福とは何か」を考えたとき、私は2つのことを思い浮かべました。ひとつは、「人間が最も大きな幸福を感じるのは、どんなときか」ということです。これは、このシリーズでも何度か書いたように思いますが、「心配事が解決したとき」「心待ちにしていた人が帰ってきたとき」「辛い病気が快癒したとき」「苦しみが終わり、安らぎが来たとき」なのではないかと私は考えています。何か辛いこと、悲しいこと、強い制限やガマンしている状態があって、それが「解除」されたとき、私たちは雨上がりの虹と青空を見上げるように、突き抜けるような「幸福だ!」という思いを味わいます。たとえば恋人に愛を伝えたり、生涯のパートナーとなってくれるようにプロポーズしたりする時でも、思いを伝える側は極度に緊張し、「もし受け入れてもらえなかったらどうしよう」という恐怖を感じます。申し出を受ける側も、それを期待している場合は特に「このまま相手が態度をハッキリさせなかったらどうしよう」という深い不安や孤独感を抱くものだろうと思います。こうした暗い疑念や不安が深ければ深いほど、「告白」が受け入れられたときの喜びが大きくなるものではないでしょうか。もうひとつは、「主体感」「自己効力感」というようなもののことです。「自分の力でやった」「自分の判断でやった」「自分の意志でやった」という手応えは、幸福の重要な条件ではないでしょうか。たとえば、自分が取り組んだゲームがうまく行ったときでも、それが全くの偶然でうまく行ったときと、自分自身の創意工夫、技術などでうまく行ったときとでは、喜びの質が異なります。「自分が頑張って成し遂げたのだ」「自分の力で出来たのだ」と感じる時、私たちはその喜びを受けとる「正当な権利を持っている」と思えます。たとえば、自分で首や脇の下を触ってもなんともないのに、他人が触ってくると「くすぐったい」と感じます。同じように同じ部位を触っても、「自分で触った」のと「他人が触った」ので感じ方が変わります。私たちは「自分がやったこと」と「他人がやったこと」を、こうした感覚レベルでさえ、細かく区別しています。苦しみが解決したとき。そして、自らの行動で良いことが起こったと感じたとき。この条件が「幸福」を生み出すのではないか、と私は想像しました。たとえば、保険会社やハウスメーカーの「幸福な家族」のイメージを思いえがいた時、「彼らは生まれつき裕福な家庭に生まれ、何の問題もなく育ち、特に挫折することもなく出会い、子供を持ち、みんな健康で、引き続き問題なく裕福に暮らし続けている」と考えると、なんとなく薄ら寒いような、リアリティのなさを感じてしまいます。もちろん、そういう家庭も存在するかもしれませんが、それが「幸福の究極の形」と言えるかというと、頷けない気持ちになります。一方でもし、その家族は実は、破産を乗り越えてもう一度再生した家族だったとか、家族の誰かが重病から回復したとか、そういった「苦労した過去」があったなら、「この人達は今現在の幸せの価値や意味を、誰よりも知っているのだろうな!」と想像したくなります。また、「ギフトを受けとる側と、ギフトを贈る側では、どちらが幸福か」というテーマがあります。ずっと欲しかったものや憧れていたもの、見た瞬間に気に入るようなものを「プレゼントされる」のは、確かに嬉しいものです。でも、自分が贈ったギフトを大喜びして受けとり、ずっと大事に愛用してくれている、といったことのほうが、喜びの「重み」は大きいのではないかという気がします。これは「自分の力でよいことが起こった」という喜びに属するはずです。「石井ゆかりの幸福論」という壮大なお題をいただいて、ホロスコープの「12のハウス」をそのまま章立てにして、ここまで「幸福」とは何かを考えてきたわけですが、最終章である「第12ハウス」は、現代的には「無意識、過去、秘密、自己犠牲」などを象徴する、とされます。ただ、古い時代の占星術では、このハウスはあまり良い象意を与えられていません。その解説には「悪い予兆、不運、自己破壊、奴隷、使用人、危険、外国、敵、隠れた敵、魔女、犠牲、国外追放、自己犠牲、幽閉、隠遁、恐れ、病」などというキーワードが並びます。どれも「幸福」のイメージからはほど遠い言葉たちです。実は、これらのキーワードには、第6ハウスと共通するものが少なくありません。第6ハウスは現代的には「雇用関係、仕事の状態、家事、健康」ですが、伝統的占星術では「使用人、奴隷、病気、敵、不運」などが当てはめられるのです。12室と6室は向かい合っていて「ポラリティ」で結ばれています。対岸のハウスはその意味合いにつながりがあり、あるいは「反転」しているのです。たとえば第1ハウスは「自己」で、第7ハウスは「他者、パートナー、相手」です。第3ハウスは「基礎的学習、兄弟姉妹、短い旅」、第9ハウスは「専門的な学問、遠い親戚、長旅」となります。「自分」の対義語は「他者・相手」、「近い」の対義語は「遠い」だとすると、向かい合ったハウスは対義語の関係になっている、と言えるかもしれません。第6ハウスと第12ハウスの意味合いが似ているのは、両者に割り当てられた惑星がともに「凶星(マレフィック)」、すなわち火星と土星だという点に関係があるのかもしれません。古い時代の星占いでは吉凶がかなりはっきりと語られる傾向があります。一方、現代的な占星術の世界では、「吉凶とはそもそも、なんなのだろう?」という掘り下げが行われますので、「幸運・不運」だけをバッサリ決めてしまうような考え方は、あまりしないように思われます。……後編へ続きます。>>次回もお楽しみに(2021年10月25日更新)
2021年09月25日世界最大のゴッホコレクターとして知られているヘレーネ・クレラー=ミュラー。彼女が収集したゴッホ作品を軸に、近代絵画も展示する展覧会『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』が、東京都美術館で9月18日(土)に開幕した。色に溢れたゴッホの作品が生まれるまでの課程をつぶさにたどる展覧会だ。実業家の家に生まれたヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)は鉄鋼業と海運業で財を成した夫、アントンの支えのもと、1907年より近代絵画の収集を開始。生涯に11000点を超える作品を収集した。その過程で彼女はゴッホの作品に出会う。当時、ゴッホの作品は評価の途上であったものの、作品のなかに深い精神性や人間性を感じとり、強く心を惹かれたヘレーネは積極的に収集を開始。世界最大のゴッホコレクターとなっていった。そして1938年には自身の名を冠したクレラー=ミュラー美術館を開館。初代館長に就任する。彼女の熱心な収集と展示によって、多くの人たちがゴッホに関心を寄せることとなり、現在まで続くゴッホ人気が作り上げられた。ヘレーネはゴッホの評価を引き上げた立役者でもあるのだ。展示風景本展は、ヘレーネが収集したコレクションよりゴッホの絵画28点と素描20点、そしてヘレーネが収集したほかの画家による作品20点を展示する。加えて世界最大のゴッホコレクションを持つアムステルダムのファン・ゴッホ美術館の4点も紹介。4部構成の展示を見ていくことで、ヘレーネの審美眼や当時の美術の流れも俯瞰できるようになっている。第1章「芸術に魅せられて」は、ヘレーネの肖像と、彼女のブレーンとなった美術批評家で美術教師のヘンク・ブレマーの肖像を展示する。ブレマーは、作品を近くで鑑賞する機会をできるだけ作るため、生徒たちに美術作品の収集を推奨、ヘレーネが絵画収集を始めるきっかけを作った。フローリス・フェルステル《ヘレーネ・クレラー=ミュラーの肖像》(1910)クレラー・ミュラー美術館蔵第2章「ヘレーネの愛した芸術家たち」は、彼女が収集した絵画作品を展示する。《それは遠くからやって来る》は、ヘレーネが初めて収集した作品の一つ。この作品の購入をきっかけに、ヘレーネはミレーやルノワール、スーラにルドン、トーロップにアンソール、ブラックにモンドリアンなど、ジャンルの枠を越え、幅広く画家の作品を精力的に収集していった。パウル・ヨセフ・コンスタンティン・ハブリエル《それは遠くからやって来る》(1886頃)クレラー・ミュラー美術館蔵オディロン・ルドン《キュクロプス》(1914頃) クレラー・ミュラー美術館蔵そして、第3章「ファン・ゴッホを収集する」では、27歳で画家になることを志したゴッホのスタイルを時系列でたどっていく。対象を真摯に描いたオランダ時代の素描や油彩は、ひたむきに描く農民や街の人々をモデルに描いている。第3章 展示風景よりオランダ時代のゴッホの素描クレラー・ミュラー美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《じゃがいもを食べる人々》(1885)クレラー・ミュラー美術館蔵第3章「ファン・ゴッホを収集する」の途中、ゴッホのオランダ時代とパリ時代の合間に挟まれるように第4章の「ファン・ゴッホ美術館のファン・ゴッホ家コレクション」の作品4点が展示されている。コンパクトな章ながら《黄色い家(通り)》など鮮やかな色彩の作品は、それまでの色彩に抑制をきかせていたゴッホの作品とは明らかに異なっている。これらはゴッホが弟のテオのすすめでパリにやってきて以降に描かれたもの。印象派や新印象派の画家たちや浮世絵版画と出会い、あたらしい表現を模索し始めたゴッホは、またたく間に独自の色彩表現を身につけたのだ。フィンセント・ファン・ゴッホ《黄色い家(通り)》(1888) ファン・ゴッホ美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《サント=マリ=ドラ=メールの海景》(1888) ファン・ゴッホ美術館蔵展覧会の順路は再び第3章に戻り、だれもが思い浮かべる色鮮やかで激しい筆致の作品が並ぶフィナーレへ到達する。フィンセント・ファン・ゴッホ《サン=レミの療養院の庭》(1889)クレラー=ミュラー美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《種まく人》(1888)クレラー=ミュラー美術館蔵フィンセント・ファン・ゴッホ《夜のプロヴァンスの田舎道》(1890)クレラー=ミュラー美術館蔵《夜のプロヴァンスの田舎道》は、サン=レミ時代のゴッホの代表作。南仏滞在の最後に描かれたものと考えられている本作は、日本では16年ぶりの公開となる。合計52点のゴッホ作品を一堂に鑑賞でき、ヘレーネ・クレラー=ミュラーの足跡にも触れられる貴重な展覧会。この機会にしっかりと鑑賞しておこう。【開催情報】『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』9月18日(土)~12月12日(日)、東京都美術館にて開催
2021年09月22日フィンセント・ファン・ゴッホの世界最大の個人収集家であったヘレーネ・クレラー=ミュラーの収蔵品を中心に、ゴッホを軸とした近代絵画の流れを紹介する『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』が9月18日(土)より東京都美術館にて開催される。同展のアンバサダーに就任したのは、数多くの映画やドラマで活躍する女優・浜辺美波。音声ガイドにも初挑戦を果たした彼女に、ゴッホ作品の魅力と展覧会の見どころを語ってもらった。同世代の人たちにもぜひ見に来てほしい−−先程、収録を終えたとお伺いしました。音声ガイドのナレーターを務めるのは初めてとのことでしたが、やってみていかがでしたか?まずは鑑賞の邪魔しないようにしながら、感情をこめてゆっくりと話すことを念頭に置き、鑑賞される方が展覧会をより楽しめるといいなと思いながら取り組みました。今回の音声ガイドでは、ゴッホが作品を描いていた当時はどのような人生を送っていたのか、また、個人としては世界最大級のゴッホ作品のコレクターであったヘレーネ・クレラー=ミュラーの考え方などについて主に朗読しています。展覧会の展示作品は彼女が熱心に収集したコレクションが中心になっているんです。収録の前は台本だけでなく、作品や美術館に関する資料もたっぷり送ってもらいました。事前に資料を読んでいると、この作品を生で見てみたいとか、この画家はこんな体験をしていたなんて! など驚くこともたくさんありました。−−普段から美術展などにはよく行かれるんですか?職業柄、いろいろなものに触れて感性を磨いていきたいと思っていて、ここ数年は意識して美術館に足を運ぶようにしています。とはいうものの、そこまで美術に詳しいわけではないので、このお話をいただいてからは、より意識的に本を読んだり資料を見たりしていました。アンバサダーを務めるということで、展覧会の素晴らしさを伝えるだけではなく、自分でもなにかを掴みたいと考えています。同世代の人たちにもぜひ来てもらいたいですね。感情を揺さぶられるゴッホやルドンの作品−−具体的に楽しみにしている作品はありますか?フィンセント・ファン・ゴッホ 《夜のプロヴァンスの田舎道》 1890年5月12-15日頃油彩、カンヴァス90.6×72cmクレラー=ミュラー美術館蔵(c)Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlandsやっぱり16年ぶりに来日する《夜のプロヴァンスの田舎道》ですね。ゴッホが亡くなる2か月前に描いた作品で、ゴッホの代表的なモチーフである「糸杉」シリーズのなかでも傑作とされているものです。もうひとつ、強く心に残った作品は《祈り》です。この作品は、ゴッホが当時お付き合いしていた女性がモデルになっている作品です。それまで私が抱いていたゴッホの作品とは色調が異なることも印象に残ったのですが、画面の女性がなにかを思って、願って、祈っていることが伝わってきて、感情が揺さぶられました。実際の作品を見たら、自分はどういう気持になるんだろうと今から見るのを楽しみにしている作品です。みなさんにも会場で見てみてもらいたい作品のひとつです。フィンセント・ファン・ゴッホ 《祈り》 1882年12月/1883年4月鉛筆・リトクレヨン・淡彩・版画用インク・油彩・不透明水彩、紙62.4×39.8cmクレラー=ミュラー美術館©Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlands−−今回は、ゴッホの才能をブレイク前に見抜き、さまざまな作品を収集したヘレーネ・クレラー=ミュラーの審美眼も見どころのひとつですね。オディロン・ルドン 《キュクロプス》 1914年頃油彩、板に貼った厚紙65.8×52.7cmクレラー=ミュラー美術館蔵©Kröller-Müller Museum, Otterlo, The Netherlandsヘレーネは、ゴッホ以外の作品も収集していたんですよ。そのなかでオディロン・ルドン の《キュクロプス》は実際の絵を見てみたい作品の一つです。ギリシャ神話に出てくる一つ目の巨人を描いた絵です。巨人が片想いをしている女性を見つめている絵なのですけれど、この作品について勉強していたのが深夜だったこともあって非常に印象に残りました。ぞわぞわしましたし、巨人に心の奥底まで見透かされてるような感じがして。この巨人にはかなわないなあって軽く敗北感も感じました。この作品を実際に生で見たらどんな感情になるのだろう? と、いまから楽しみにしています。――ゴッホ、そして同時代の画家たちの作品も楽しめる充実した内容ですね。この展覧会は作品に加えて、私がナレーションを務める音声ガイドのほか、説明文や、展示順番など、だれもが予備知識なく楽しめる構成になっていると思います。ゴッホ作品だけでも52点も展示されていますし、そのほかの作品も充実しています。この貴重な機会を逃さずに、ぜひ気軽に見に来ていただけるといいなと思っています。取材・文:浦島茂世撮影:源賀津己【開催情報】『ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント』9月18日(土)~12月12日(日)、東京都美術館にて開催※日時指定予約制。詳細は公式サイトへ。
2021年09月15日大人気のライター・石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの幸福論」。 占いを通して、数々の人生や幸せのあり方を見つめてきた石井さん自身の言葉で紡がれる「幸福論」をお楽しみください。今回は、第11のテーマ、「友」と「希望」。(後編)をお届けします。11.「友」と「希望」。(後編)私は自分が愛読する本の作者を、勝手に友だと感じています。でも、生身の彼らに会って友達になれるか、というと、絶対になれないだろうな!とも思います。人間は色々な部分でできていて、その部分のいくつかで友情を交わせれば、それでいいのではないでしょうか。毎日挨拶をするお店の店員さんも、家に帰れば全く違った表情をしているかもしれません。でも、その人の全てと友情を交わすのでなくとも、たった一瞬の積み重ねで、温かな細い糸が紡がれていく、ということで、十分だという気がするのです。夢も同じです。庭の花を育て、窓ガラスを拭き、食事を支度し、書類のブランクを埋め、ダンボールをまとめてしばり、といった具合に星屑のようにたくさんの日々の夢が散らばっていて、その小さな星屑を一つ一つ集めて、それで人生の道筋ができていく、ということではないかと思うのです。たった一つの巨星を追いかけつづけるような人生もあれば、星屑で出来た天の川を歩き続けるような人生もあるのだと思うのです。全ての瞬間の中に、11ハウスのテーマがきらめいている。そんな生き方ができれば、すばらしいだろうな、と思います。そしてそれは、けっして、それほど大それたことではないだろうとも思うのです。本稿のタイトルは「友」と「希望」としました。「希望」と「夢」は、似ているようで違います。「夢」はビジョンですが、「希望」には、絵面はありません。「希望」とは、「なにかはわからないけれど、なにかきっといいことがある」という信念のことだと思います。「夢」は持てなくとも、「希望」は持てます。「希望」は、人が生きていくためにどうしても必要な思いであり、他者と関わる時にも絶対に必要な合い印です。希望を失った人は、いわゆる「セルフ・ネグレクト」のような状態に陥ります。自他を破壊するような衝動、自分を放棄するような衝動に駆られます。絶望と孤独は密接につながっています。そこは、光の射さない、深い洞窟のような場所です。現代社会において、社会生活の大部分は「ルール」と「ビジネス」でできています。「仕事だからやる」「ルールだからやる」ということだらけです。仕事でもきまりでもないけれどもやる、という活動は、「個人的な趣味」と見なされがちです。11室のテーマは「友」と「夢、希望」で、これらはルールでもビジネスでもありません。ゆえに現代的な目には、これらは「個人的なテーマ」と映ります。でも、11ハウスは本来、プライベートな世界ではありません。この場所は世の中そのもの、社会そのものです。「一人の人間として、自由な気持ちのもとに社会参加する」ということは、特殊な活動と考えられがちです。でも、本来はもっと自然なことであり、多くの人が願い目指すことであり、もっと祝福された活動なのではないか、と思われます。たとえば日本では選挙の投票率がなかなか上がりませんが、投票行動は11ハウスのテーマと考えられます。もちろん、自分一人だけの利益を追求するために投票に行く人もいるかもしれませんが、多くの場合はどんな立場であれ「みんなが幸福になるためには、こんな状況はおかしい」「もっといい世の中にしたい」というビジョンを抱いて投票に臨むはずです。そこには希望があり、同じ社会を構成する他の人々との、友愛の感情があります。11ハウスの対岸には、5ハウスがあります。5ハウスは個人としての愛や歓びを象徴します。対する11ハウスは、自分を取り巻くこの世の中への愛や、社会的な喜びを象徴します。11ハウスの「公共性」のイメージが、両者の対比で際立ちます。人間は個人的にも、社会的にも、「自分さえよければいい」という具合にはいかないのだろうと思います。愛する人が、ひいては全世界の人が幸福になってくれなければ、自分自身も本当に幸福にはなれない。そういう思いが、この5ハウス-11ハウスのポラリティに示されているような気がするのです。>>次回もお楽しみに(2021年9月25日更新)
2021年08月25日