昨年末初演を行なったジャニーズJr.「ふぉ~ゆ~」主演舞台「23階の笑い」。この度、急遽決定した4月27日(木)からの再公演に、入山法子が出演することが明らかになった。1953年、ニューヨークのとあるビルの23階の部屋。そこには人気バラエティ番組のホストを務めるコメディアンのマックス・プリンスと、彼のためにコントを書く、若き作家たちが集う場所であった。作家たちを大事にするマックスと、マックスを慕う作家たち。そんな彼らにつきつけられる、番組縮小という問題。マックスと仲間たちはどう立ち向かい、切り抜けることはできるのか――?昨年末初演から、わずか4か月という速さで早くも再演が決定した「23階の笑い」。本作品はニール・サイモンが若かりし頃に放送作家として実際に参加していた、アメリカのテレビ局NBCの90分バラエティ番組「ユア・ショウ・オブ・ショウズ」の舞台裏をモチーフにしたコメディー作品。50年代に活躍したコメディ俳優兼コメディ作家としてこの番組のメインホストを務めたシド・シーザーにフォーカスをあて、番組を担当する作家の部屋で次々と起こるドタバタ劇をコミカルに描いていく。主演には、舞台で着実に経験と実力を積んでいる「ふぉ~ゆ~」。そのほか、「シソンヌ」じろうと長谷川忍、立花瑠菜、なだぎ武が続投、演出は再び錦織一清が手掛ける。そして今回新たに加わることが決定したのは、現在放送中の「きみはペット」でスミレ役を演じている入山さん。本作で彼女が演じるのは、男顔負けの女性作家キャロル・ワイマン役だ。入山さんは、「再演ということで私だけアウェイという緊張感もありますが、あちこちにジョークが散りばめられた膨大な量の言葉が飛び交う世界に、心が弾んでおります」と心境を話し、「会話の隙間や余白にも見どころがたくさんあると思うので、私らしいキャロルを演じられればと思います」と意気込み。また「初めて外国人に身を貸します。公演初日までには自然に『オーマイガー』と言えるように、精一杯頑張りたいと思います(笑)」とコメントを寄せている。舞台「23階の笑い」は4月27日(木)~銀座8丁目・博品館劇場ほかにて上演。(cinemacafe.net)
2017年02月24日元「セックス・ピストルズ」のシド・ヴィシャスとその恋人ナンシー・スパンゲンの愛と生涯を描いたドキュメンタリー映画『SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー』が、12月17日(土)より全国順次公開されることが決定。さらに、ゲイリー・オールドマンがシド・ヴィシャスを演じた『シド・アンド・ナンシー』の30周年デジタル・リマスター版も、本作の公開に合わせて同時公開されることになった。『(500)日のサマー』でも、トムとサマーのすれ違いぶりを象徴するように登場していた、シドとナンシーのカップル。ゲイリー・オールドマンのデビュー作として、一躍彼の名を世に知らしめた『シド・アンド・ナンシー』は、シドの死から7年たった1986年に公開され、世界中で大ヒットを記録、イギリスだけでなく世界的にも「セックス・ピストルズ」の人気を再浮上させた。若い世代にもバンドは広く認知されるようになり、また、ラブストーリーという側面においても、激しく刹那的に恋に身を焦がし、ドラッグに溺れていくシドとナンシーの姿が強烈な印象を与えた。当時のオールドマンは、細身のシドに似せるため大幅な減量を行い、シドの実の母親に何度も会いに行くなど、徹底した役作りで撮影に臨んだ。本作でオールドマンが魅せた演技はファンからも高く評価され、完成した映画を観たシドの母親に「息子が蘇った」と言わしめるほどのものだったという。「My Way」のプロモーションビデオや、テムズ川のボートでのゲリラライブ、剃刀で胸に刻んだメッセージなど、ファン垂涎の有名シーンの再現は大きな見どころとなっており、オールドマン以外にも「ザ・ストゥージズ」のイギー・ポップや、カート・コバーンの妻であるコートニー・ラブなど、豪華キャストが脇役として顔をそろえた。さらには、音楽を「ザ・クラッシュ」のジョー・ストラマーが担当しており、音楽ファンも必見となっている。しかし、その一方で、重度のドラッグ中毒者だったシドとナンシーの死を美化した内容に、「セックス・ピストルズ」のメンバーであったジョニー・ロットンや「ニューヨーク・ドールズ」のジョニー・サンダースら、実際にシドと交流があったアーティストたちは辛辣で批判的なコメントを残しており、大きな波紋を呼んだ作品でもある。シド生誕60年を目前に、ドキュメンタリー映画とともにデジタル・リマスターで蘇る本作に注目してみて。『SADVACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー』『シド・アンド・ナンシー』30周年デジタル・リマスター版は、12月17日(土)より新宿K’s cinemaほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日映画『SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー』が、2016年12月17日(土)より新宿K’s cinema、渋谷ユーロスペースほかにて順次公開される。本作は、セックス・ピストルズのベーシストであるシド・ヴィシャスとその恋人ナンシー・スパンゲンの破滅的で激しい恋愛模様にクローズアップしたドキュメンタリー映画だ。二人の関係に終止符を打つこととなった、1978年のチェルシーホテル100号室で起きたナンシーの死亡事件。今だ謎多きこの事件について、目撃情報を語る友人や関係者を通じてその真実を暴く内容となっている。二人の幼少期から衝撃的な最期まで、二人それぞれ初公開となる秘蔵映像や写真を用いて生涯が綴られるほか、シルヴェイン・シルヴェイン(ニューヨークドールズ)、リー・ブラック・チルダース、スティンカー(ピュアヘル)、シンシア・ロス(ザ・ビーガールズ)、ボブ・グルーエン(写真家)、マルコム・マクラーレンなど、彼らと親交を持ったアーティスト達のインタビューも多数収録されている。監督は、ザ・クラッシュのドキュメンタリー『ザ・ライズ&フォールズ・オブ・クラッシュ』や、ジョニー・サンダースの破天荒な生涯を追った『Looking for Johnny ジョニー・サンダースの軌跡』を手掛けたスペイン人監督ダニー・ガルシアが務めている。また、本作公開にあわせて12月17日(土)より、ゲイリー・オールドマンがシド・ヴィシャスを演じた、アレックス・コックス監督作『シド・アンド・ナンシー』の30周年デジタル・リマスター版での同時上映も行う。本作は、シド・ヴィシャスの死から7年経った1986年に公開され世界中で大ヒットを記録し、イギリス国内に限らず世界中でセックス・ピストルズの人気を再浮上させた作品だ。ピストルズを知らない若い世代にも認知されるようになっただけでなく、ラブストーリーという側面で、恋に身を焦がし薬に溺れていくシドとナンシーの姿が強烈な印象を与えた。本作でゲイリー・オールドマンが魅せた演技はファンからも高く評価され、完成した映画を見たシドの母親に「息子が蘇った」と言わしめるほど。『my way』のプロモーションビデオやテムズ川のボートでのゲリラライブ、剃刀で胸に刻んだメッセージなどを忠実に演じたその映像は、ファンにはたまらないものだ。【作品情報】映画『SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー』公開日:2016年12月17日(土)監督:ダニー・ガルシア脚本:ダニー・ガルシア、ブレット・ダンフォードプロデューサー:ダニー・ガルシア、シザー・メンデス、ヴァネッサ・ダメリオ編集:シザー・メンデス出演:シド・ヴィシャス(Sex Pistols)、ナンシー・スパンゲン、シルヴェイン・シルヴェイン(New York Dolls)、リー・ブラック・チルダース、ボブ・グルーエン(写真家)、マルコム・マクラーレンほか原題:Sad Vacation: The Last Days Of Sid And Nancy© 2016 Chip Baker Films2016年/スペイン/英語/94分/16:9HD/DCP/PG12
2016年10月28日アカデミー賞を4度受賞したジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督が、ジョージ・クルーニーら主演級の豪華キャストで贈る最新作『ヘイル、シーザー!』。そのブルーレイ&DVDが10月5日(水)にリリースされることに合わせ、チャニング・テイタムのキレキレタップダンスやスカーレット・ヨハンソンの華麗なる水中レビューといった、最高にゴージャスな劇中劇シーンのメイキング映像がシネマカフェに到着した。黄金期といわれていた1950年代のハリウッド、とあるスタジオ。歴史スペクタクル超大作『ヘイル,シーザー!』の撮影中に、なんと主演俳優であり世界的大スターのウィットロック誘拐事件が発生!“スタジオの何でも屋”は、お色気たっぷりの若手女優や、みんなの憧れのミュージカル・スター、演技がド下手なカウボーイ俳優など、撮影中の個性あふれるスターたちを巻き込み、プレスの双子姉妹の目をくぐり抜け、事件解決に挑むのだが…。コーエン兄弟監督がジョージ・クルーニーと実に4度目のタッグを組んだ本作。さらに、ジョシュ・ブローリン、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムなどに加え、2018年公開予定『スター・ウォーズ』スピンオフ作品で若きハン・ソロ役を射止めた注目俳優アルデン・エーレンライクと、現在のハリウッドを席巻する俳優たちが一堂に会したことでも話題に。さらに、50年代を舞台に、当時の映画製作事情や、TVの台頭で揺れるハリウッドビジネスの実態、俳優たちのスキャンダラスな裏の顔などを実話ベースで描いており、コーエン兄弟の映画愛を存分に堪能できることも魅力の1つとなっている。今回解禁となったのは、特典映像に収められた、劇中劇において披露されているチャニングのタップダンスと、スカーレットの水中レビューのメイキング映像の一部。本作の登場人物といえば、50年代に実在したハリウッド俳優がモデルになっている。チャニングが演じるバート・ガーニーのモデルとなったのは、『錨を上げて』のジーン・ケリーと『トップ・ハット』のフレッド・アステアなど。チャニングはこの2大俳優のタップダンスをYouTubeで可能な限り見たと語っている。『マジック・マイクXXL』をはじめ、数々の映画で華麗なダンスを披露してきたチャニングだが、音を鳴らす必要があるタップダンスは予想以上に大変だったとか。「タップダンスと言えるレベルではない」と謙遜するチャニングだが、タップダンスの振付師クリス・ガッデーリは「練習にも手を抜かない。最高のタッパーの一人だ」と絶賛。しかも、ジーン・ケリーやフレッド・アステアを見てダンスを志すようになったというクリスにとって、昔の映画にオマージュを捧げて振り付けができたのは夢のような仕事だったという。また、スカーレットが演じるディアナ・モランの水中レビューシーンのメイキングでは、水上から水中に沈んでいく映像を逆回転させ、水上に出てくるように撮影された様子が明かされている。これは、モデルとなった『水着の女王』のエスター・ウィリアムズの手法だという。エスター・ウィリアムズが“実際に撮影を行った”スタジオで撮影を行い、当時スタジオがどう使われていたのかを徹底的にリサーチした点など、完全再現された本シーンの撮影秘話が明かされている。そのほか、特典映像にはクルーニー、ブローリン、ティルダ・スウィントンら豪華キャスト陣が本作の舞台裏を語る様子も収められているというから、期待して待っていて。『ヘイル、シーザー!』ブルーレイ+DVDセットは10月5日(水)より発売(※同日レンタル開始)。(text:cinemacafe.net)
2016年09月06日アカデミー賞受賞監督、コーエン兄弟の華麗なる集大成ともいうべき最新作『ヘイル、シーザー!』。この度、本作の公開を記念し、公開アフレコイベントが開催され、俳優・高畑裕太と「ロバート」秋山竜次が登場。その際収録された、スペシャルアフレコ版日本語吹き替え予告映像が到着した。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む――!5月12日(木)、映画の公開を記念し、公開アフレコイベントを実施。どヘタなアクション俳優・ホビー・ドイル(アルデン・エーレンライク)役を、名女優・高畑淳子を母に持ち、いまやバラエティにもひっぱりだこの高畑さんが。そして映画監督ローレンス・ローレンツ(レイフ・ファインズ)役を、お笑いトリオ「ロバート」の秋山さんが演じ、大盛り上がりのイベントとなった。2人がイベントで挑戦したのは、映画で特に観客の笑いを誘う、ホビーと映画監督ローレンスとの一連の演技指導のシーン。田舎者丸出しで訛りが抜けないホビーに頭を抱えながらも、 根気強く正しい発音を叩き込むローレンス監督のシーンは、 微笑ましくも思わず笑ってしまうユーモアたっぷりの名シーンだ。今回到着した映像は、その際に収録されたアフレコを基に制作された吹き替え版予告映像。映像では、「なぜだかね」というセリフを「なんでだかに」となってしまう高畑さんに対し、「なんでそうなってしまうんだぁ~?」とイライラが募る秋山さん、そして改善されないばかりか「やっべ!マジむずいなこれ」と一言。そんな2人の掛け合いに思わずクスッとしてしまう。会場でも、映画監督役に入り込みエキセントリックな演技を見せる秋山さんと、訛りの演技を何故か「ガッツ石松さんを手本にした」という天然さあふれる高畑さんの掛け合いが笑いを誘っていたよう。本編でのユーモラスなシーンを期待させる爆笑必至の予告映像となっている。『ヘイル、シーザー!』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年05月19日アカデミー賞受賞監督コーエン兄弟と、ハリウッド主役級のスターたちが勢揃いした『ヘイル、シーザー!』。ハリウッド黄金期の撮影スタジオを舞台とし、当時の華やかな世界観を細部に至るまで見事に作り上げている本作だが、今回は、中でも目を引き映画を彩るゴージャスな衣装に注目。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む――!キャストには、コーエン兄弟作品常連のジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントンをはじめ、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、チャニング・テイタムなど、ハリウッド主役級の豪華俳優陣が集結している。『ファーゴ』『ノーカントリー』で知られる、コーエン兄弟ことジョエル&イーサン・コーエン。そんな彼らの華麗なる集大成ともいうべき本作は、ジョエル・コーエンが 「どうやって当時の世界観を作り上げるか。各部の全メンバーがたくさんリサーチをしたんだ」と語るように、当時の様々な映像や写真を研究するだけでなく存命の美術職人たちに調査を実施するなど、徹底したリサーチを行った。そして、当時の華やかさを現代に伝えるべく、美術スタッフ陣が衣装から小道具、セットに至るまで一切の妥協なく製作されている。劇中、隅々までこだわり抜かれている本作だが、中でも最も目を惹くのが、衣装の華やかさと豊富さ。例えば、古代ローマの衣装から、人魚、西部劇、そして50年代の正装や普段着と様々な衣装が登場。そしてその全ては、エキストラの衣装まで合わせると2,500~3,000の衣装が必要だったとか。そんな今回の衣装のデザインを手掛け、コーエン兄弟の作品に多く携わる衣装デザイナー、メアリー・ゾフレスは「映画の製作が始まる前段階で、すべてのデザインを終えていた」と明かし、大変だったと語りながらも、「大きな挑戦だったけど、すごく楽しかったし、衣装デザイナーが夢見るような仕事だったわ」と、同時に充実していたと話す。当時の衣装を再現することはもちろんのこと、コーエン兄弟が作り上げた個性豊かなキャラクターに合わせ衣装を選んだゾフレス。そこでティルダを例に出し、「ティルダは何を着ても似合うの。少しやり過ぎかとも思ったけど、彼女が一人二役で演じる双子も大げさなキャラクターだし、2人ともスーツ姿で羽根のついた大きな帽子を被っているわ。ひとりは羽根が右に傾いていて、もうひとりは左に傾いているのよ」と、衣装がキャラクター付けにおいて小さくない役割を担っていると説明した。また、単に見た目だけではなく、撮影の状況まで考慮し衣装をデザインする必要もあり、「ゾフレスは、衣装がそれぞれの役者の体に合っているかどうか、着心地がいいかどうかに細心の注意を払ってくれたわ」と、人魚のコスチュームを着て見事な水中パフォーマンスを劇中で披露したスカーレットは語る。尾びれやウロコをきらびやかに仕上げつつも、一定の機動性がある衣装を準備する必要があったというこのコスチューム。「彼女のデザインのおかげで楽に動くことができたし、人魚の衣装は動きがすごく制限されるけど、彼女は着やすく脱ぎやすい形にしてくれていたの」とも絶賛した。ハリウッド黄金期の華やかさをいまに伝え、見る者の目を楽しませる本作。見た目だけでなく、演者たちの着心地にもこだわった衣装はもちろん、画面細部にまで手を掛けられたその世界観をぜひ大画面で楽しんでみて。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月01日アカデミー賞受賞監督コーエン兄弟の華麗なる集大成とも言うべき最新作『ヘイル、シーザー!』。ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら超豪華スターが出演する本作から、彼らがそれぞれ写るゴージャスすぎるキャラクターポスターがこのほど解禁された。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画「ヘイル、シーザー!」の撮影中に、主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!撮影スタジオは大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性溢れるスターたちを巻き込んで、世界が大注目する難事件に挑む――!『ファーゴ』『ノーカントリー』で知られるジョエル&イーサン・コーエン兄弟が描く本作は、ハリウッド全盛期を舞台に、世界的スターの誘拐事件解決に挑むサスペンスコメディ。キャストには、コーエン兄弟作品常連のジョシュ、ジョージ、スカーレット、フランシス・マグドーマンド、ティルダ・スウィントンをはじめ、レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、チャニングなどハリウッド主役級のスターら豪華俳優陣が集結している。本作の現場は常にリラックスした雰囲気で、監督の常連キャスト、スタッフはもちろんのこと、初めて参加した人々も楽しみながら撮影に取り組んでいたそう。スカーレットはその素晴らしい環境について、「ハリウッド黄金期の人物を演じるのは楽しいだろうと思った。考えてもみてよ、あの衣装、あの輝き、あのクオリティに、あの舞台裏の状況!心を奪われたわ!それに、コーエン兄弟は現場で遊び心があった。安心できるクリエイティブな環境だったの」と当時の様子をふり返った。そして今回到着したのは、それぞれのカラーで華やかに彩られた豪華7名のスターがザ・ハリウッドなポーズを決めているポスター。ジョシュは“スタジオの何でも屋”、ジョージは“突然消えた世界の大スター”、レイフは“キレたら超危険な映画監督”、ジョナは “バカ真面目な公証人”、スカーレットは“お色気で勝負する若手女優”、ティルダは“ネタを探すしつこい双子の記者”、チャニングは、“歌って踊れるみんなの憧れミュージカルスター”と、それぞれ想像力を掻き立てるキャラクターの一言紹介が添えられている。これまで世界中の観客たちに強烈なインパクトを残した独特なキャラクターを創り続けてきているコーエン兄弟。過去には『バートン・フィンク』の“狂気に囚われる劇作家”、『ファーゴ』の “臨月妊婦の警察署長” などが登場し、カンヌ国際映画祭男優賞やアカデミー賞し注目を浴びている。そんな今回も注目を集めそうな本作のポスターは、TOHOシネマズみゆき座をはじめ、全国の上映劇場にて7連貼りで掲出されるとのこと。『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月13日ジョージ・クルーニー、ジョシュ・ブローリンをはじめ豪華俳優たちが、4本のオスカー像を持つコーエン兄弟のもと集結する最新作『ヘイル、シーザー!』。先日、開幕した第66回ベルリン国際映画祭で名誉あるオープニング作品に選ばれた本作から、コーエン兄弟監督やキャストたちによるゴージャスなレッドカーペットイベントと記者会見の模様が到着した。1950年代、ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、主演俳優であり世界的大スター(クルーニー)の誘拐事件が発生することから始まる物語。事件解決への白羽の矢を立てられたのは、演じる“スタジオの何でも屋”(ブローリン)。彼は、お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、人気ミュージカルスター(チャニング・テイタム)、パッとしない若手アクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性あふれるスターたちを巻き込み、世界が大注目する難事件に挑んでいく。世界3大映画祭のひとつに数えられるベルリン国際映画祭のオープニング作品といえば、過去にはコーエン兄弟北米最大のヒット作となった『トゥルー・グリット』をはじめ、アカデミー賞にも直結する超話題作が選出されることでも有名。66回目を数える歴史ある本映画祭のオープニングで選ばれた本作からは、ジョエル&イーサン・コーエン監督、ブローリン、クルーニー、アルデン・エーレンライク、ティルダ・スウィントン、チャニング・テイタムが参加した。鬼才コーエン兄弟の最新作としての期待の高さはもちろん、豪華スターが顔を揃えることでもその注目度は高く、監督とキャスト陣がレッドカーペットに登場すると、ベルリンの観客からは大きな歓声が!主演のブローリンは婚約者のキャスリン・ボイドとレッドカーペットに入り、ベルリンのファンたちの声援に堂々と応えていた。また、クルーニーは愛妻アマルさんをエスコートしながら颯爽と登場、本作で演じるスター俳優らしく、精力的にファンサービスを行っていた。さらに、白のドレスに個性的な髪型で登場したスウィントンには、報道陣のカメラから多くのフラッシュがたかれた。特に会場の女性からひときわ黄色い声を浴びていたのは、テイタム。自身の“セクシー写真”にサインを求められた際には、苦笑いで応えるひと幕も。まさに、豪華スターが共演する本作にふさわしい、華々しいレッドカーペットイベントとなった。その後、監督とキャストが参加した記者会見も、みな仲良くジョークを飛ばし合い、終始和やかな雰囲気で行われた。■ジョシュ・ブローリンコメントコーエン兄弟と一緒に仕事できて楽しかったよ。彼らは良い友だちだし、彼らの映画も好きだし、彼らがCM作ることになったら、ビールでも下着でもやるよ。ちょっと痩せなきゃいけないだろうけどね。彼らの映画には3本半(本作と『ノーカントリー』『トゥルー・グリット』、『それぞれのシネマ~カンヌ国際映画祭60回記念製作映画』はショートフィルムのため半分とカウント)出演させてもらっているけれど、今後も彼らと仕事ができればそれだけで満足だね。当時のハリウッドのことは分からないけれど、僕らの働いている世界を面白おかしく茶化すのは好きだよ。だって、とても馬鹿げてる業界だからね。(映画業界の)進化を見ると、当時はもっと大変だっただろうね。東部で40,000ドル稼いでいたヤツが突然2.5億ドル相当のお金を生み出すんだから、頭がおかしくなきゃできないだろう。コーエン兄弟はそれをシニカルなユーモアに昇華させてるんだ。■ジョージ・クルーニーコメント彼ら(コーエン兄弟)はとにかく楽しいんだ。素晴らしいフィルムメーカーで、一緒に仕事をするのは楽しいよ。良いヤツらだし、とても働きやすいんだよ。■アルデン・エーレンライクコメントコーエン兄弟は、リラックスして楽しい環境を作ってくれるから、最後には家に帰りたくなくなっちゃうくらい面白いんだ。■チャニング・テイタムコメント実は当初、この映画で何をやるのかは知らなくて、脚本には3文字くらいで、その後に「ダンス」としか書いてなかったんだ。いままでタップダンスもやったことないし、映画で歌ったこともなかった。でも、ほかにこんな映画はないし、目を閉じて崖から飛び降りるような気持ちでやったよ!そこにはコーエン兄弟がいたし、彼らは(当時の映画について)とても勉強していて、これまで作られた映画について全部知っていた。僕は彼らに完全に任せっきりだったよ。ユーモアにあふれた魅力的な映画だね。僕らも彼らも当時生きていたわけじゃないけど、当時を舞台としたコーエン兄弟なりの面白い解釈だよね。ドキュメンタリー的映画ではなく、本当に面白いエンターテインメント映画だ!『ヘイル、シーザー!』は5月13日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月14日ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムら超豪華スターたちが競演する『ヘイル、シーザー!』。2月2日(日本時間)、ロサンゼルスにてワールド・プレミアが開催され、監督を務めたイーサン&ジョエル・コーエン兄弟を始め、豪華キャスト陣が登場した。本作の舞台は、1950年代、ハリウッドが“夢”を作り、世界に贈り届けていた時代。スタジオの命運を賭けた超大作映画『ヘイル、シーザー!』の撮影中に、なんと主演俳優であり世界的大スターのウィットロック(ジョージ・クルーニー)誘拐事件が発生!スタジオが大混乱に陥る中、事件解決への白羽の矢を立てられたのは貧乏くじばかりを引いている“スタジオの何でも屋”(ジョシュ・ブローリン)。お色気たっぷりの若手女優(スカーレット・ヨハンソン)や、みんなの憧れのミュージカルスター(チャニング・テイタム)、演技がどヘタなアクション俳優(アルデン・エーレンライク)など、撮影中の個性あふれるスターたちを巻き込み、“最高にゴージャスな大捜査”が幕を開ける――。コーエン兄弟最新作として期待の高さはもちろん、豪華スターが顔を揃えるということもあり製作時から注目を集めていた本作。寒空の下にも関わらず多くのファンが待ち構える中、1950年代という時代設定に合わせ、リムジンではなく年代物のクラシック・カーで登場したのは、ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル。俳優たちにとってもクラシック・カーでの登場は新鮮に感じられたようで、自身の写真撮影中にレッドカーペット入りしたクラシック・カーを見つめていたジョシュは、後部座席にいたチャニングの姿を見つけると嬉しそうに手を振り、仲の良さを感じさせる一幕も。ジョシュはコーエン監督作の出演に「コーエン兄弟は自分が知る中でも最高のコンビだ。彼らと一緒にいるのは本当に楽しいんだよ。どのくらい楽しいかって?それはジョージ・クルーニーを引っ叩くことと同じくらいだね(笑)!」とジョーク交じりに話した。チャニングも「『ヘイル、シーザー!』はいままで出演した中で大好きな映画のひとつだよ。もっともっと彼らの作品に出たいんだ」とコーエン兄弟を絶賛した。そんなジョージは「ジャンバティスタ ヴァリ(GiAMBATTiSTA VALLi)」のオートクチュールを身に纏った妻・アマルをエスコートしながらレッドカーペットに登場。本作について聞かれると「コーエン兄弟は脚本を送ってきては『この大バカモノは君のために書いたんだ』って言ったんだ。彼らは狂ってるよ。でも最高に楽しいんだ!」と興奮気味にコメント。また、「21ジャンプストリート」で共演し名コンビとなったジョナとチャニングは、チャニングがジョナに向けておふざけでキスを贈るというサプライズで会場を笑わせていた。『ヘイル、シーザー!』は5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日シドが10周年を記念して2013年4月6日(土)に横浜スタジアムでライブを行う事が決定した。今回の横浜スタジアム公演は結成10周年記念企画「SID 10th Anniversary Projects 2013」のうちの一つ。この企画は10周年に因み10個行われ、この公演以外にも1月16日(水)にバンド初のベストアルバム『SID 10th Anniversary BEST』や3月6日(水)にライブDVD『SIDNAD Vol.8~TOUR 2012 M&W~』のリリースが決定している。この後も続々と10周年記念企画は明らかになっていくので、気になる方は公式サイトでご確認を。チケットの一般発売は2013年2月23日(土)より。日時:2013年4月6日(土)開場15:00/開演17:00会場:横浜スタジアム(神奈川県)料金:全席指定前売6,300円(込)/当日7,000円(込)※4歳以上有料※雨天決行、荒天中止
2012年12月13日