ジェームズ・キャメロンは、『アバター』続編の脚本を仕上げているところのようだ。2017年に公開予定となっている待望の同作で監督を務めるキャメロンは、2009年公開の大ヒット作の続編に向けて脚本とデザインにおける仕上げ段階にいることを明かしており、第1弾がまぐれのヒットでなかったことを証明しようと意気込んでいる様子だ。エンターテイメント・ウィークリー誌にキャメロンは「今は3冊の脚本にまた新たな角度を取り込んでいる過程なんだ。デザインの行程と並行してね」「デザインの過程はかなり出来上がってきているよ。1年半もデザインを手がけているからね。全キャラクターや舞台、生物とか全てがほぼ出来上がっているんだ」と話した。一方で、以前にはシガニー・ウィーバーが、自身のキャラクターは前作で重傷を負っていたにも関わらず「SFの世界では絶対に誰かが死ぬことはない」として続編にも登場することをほのめかしていた。「私はとにかくすごくクールなキャラクターを演じることが分かっているから、知っている範囲内で役作りに取り掛かっているわ。まだ撮影は始まっていないけど、始まったら1年半くらい地球から姿を消すことになるんじゃないかしら」とシガニーは話していた。(C)BANG Media International
2015年12月21日演じることに身を捧げた役者であっても、誰もが知る実在の人物を演じるのは恐ろしいことだという。ましてや、それが世紀のハリウッドスター、ジェームズ・ディーンであれば尚更だ。『ディーン、君がいた瞬間』でジェームズ・ディーン役のオファーを受けたデイン・デハーンも、「あまりに怖くて、断る理由がいくつも浮かんだ」と振り返る。だが、完成した映画には、ジェームズ・ディーンがいた。外見的な特徴や話し方だけでなく、そこにあったのは彼の心。一体、デインはどのようにしてジェームズ・ディーンの魂に近づいていったのだろうか。「なるべく多くの資料を読んだんだ。でも、そのどれにも違うことが書いてあったから、何が正しくて何が間違いかを取捨選択する必要があった。ある本には『彼はマルボロの煙草しか吸わなかった』と書いてあったけど、別の本には『キャメルしか吸わなかった』とある。また別の銘柄だと書いてある本もあったしね。だから、僕は『わかったぞ。要するに彼は煙草が好きだったんだな』って(笑)。彼が何をし、それが彼のどんな面を表していたのか。自分なりに分析し、彼の考えや気持ちを見つけ出すようにしていったんだ」。物語は単にジェームズ・ディーンの人生を追うのではなく、若手写真家デニス・ストックと彼の関係に焦点を当てている。どこか鬱屈を抱えたディーンに惹かれるストックと、自分を見失ったストックを翻弄するディーン。人生にもがく青年2人の青春物語にもなっているのが興味深い。「彼らの関係はとてもユニークだと思う。2人はそれぞれ違うタイプのアーティストだけれど、アーティストであることが共通点にもなっているんだ。ある意味、同じ道を歩んでいく2人の姿を追っていく映画だとも言えるよね」。ちなみに、映画の中のディーンは写真を撮られることに居心地の悪さを感じていたが、「僕も撮られるより撮る方が好きかな。最近はもっぱらiPhoneでね。僕にあってジェームズ・ディーンにないものもiPhoneだし(笑)」。お気に入りの1枚もあるそうだ。「ハネムーンで撮った1枚だね。妻が月を背に立っているのだけど、手でハートの形を作っているんだ。そのハートの中に月が写っていて、妻の姿はシルエットになっている。自分で言うのも何だけど、なかなかいい出来だと思うよ」。また、劇中にはジミーが本来の自分に戻れる場所として故郷が登場するが、「僕にとっては、今住んでいる自宅がそれにあたるかな」とのこと。実は、このインタビューも自宅のベッドの上からスカイプで応じてくれた。「こっちは朝の8時だけど、たっぷりと睡眠をとった後だし、リラックスしながらインタビューを受けているよ(笑)。撮影中はずっと家を離れることが多いから、やっぱり早く家に帰りたいなと思ってしまう。だからこそ、オフの時はなるべく家で過ごすようにしているんだ。世界中を飛び回る俳優の仕事は本当にエキサイティングだけど、家を離れなくちゃいけないのがね。ちょっと悩ましいかな」。世界中を飛び回る背景には、「様々なタイプの作品に出たい」という思いがある。尊敬する俳優は、アル・パチーノとフィリップ・シーモア・ホフマン。「作品ごとに異なるチャレンジをし、彼らのような役者になりたい」と力強く語る。「それが、僕にとってはすごく大事なことなんだ。今はSFアドベンチャーに関わっているところなんだけど、その前はホラー映画を撮影していたし、その前は17世紀のロマンス映画に出演した。その前は『ディーン、君がいた瞬間』だしね。そうやって、なるべくいろいろな作品に出会っていければいいなと思っている」。映画は「作るだけでなく、観るのも好き」だそうだ。「ものすごくささやかな映画か、あるいはものすごくスケールの大きい映画が好き。極端なんだ(笑)。映画館に行くのも大好きで、『ジュラシック・ワールド』や『ゼロ・グラビティ』みたいに映像のすごい作品はなるべく映画館で観るようにしている。その一方、ごくごく小規模な映画で俳優たちの演技をじっくり楽しむのも好きだよ」。そんな彼の目に、『ディーン、君がいた瞬間』はどう映ったのだろうか。「すごく誇りに思える作品になった。僕はどの作品に対しても、自分の捧げられる全てを捧げる。心も魂も全て捧げて、その後は、全てを捧げた自分を責めることだけはしないようにしているんだ。そういった意味でも、心から満足しているよ」。『クロニクル』から『アメイジング・スパイダーマン2』まで、デインは順調なキャリアを築いてきた。そして、今後も続々と出演作が待機する中、自宅でのリラックスした時間を楽しみ、映画を愛しながら、彼は地に足のついた姿勢で名声と向き合っている。「ジェームズ・ディーンは俳優として名声を得ることに対し、ある種のパラノイアに陥っていたところがあると思う。その点、僕は問題ないんじゃないかな。役者の仕事が大好きだし、今のレベルで仕事ができているのも嬉しい。酷いこともたくさんある世の中だから、毎日毎日をありがたく思っているんだ。確かに、一旦恐れを感じてしまうと、際限なく恐ろしくなってしまう。だから、なるべくそうならないように自分を保つことも大事だね」。(text:Hikaru Watanabe)
2015年12月17日2015年12月13日(日)、TVアニメ『ToLOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』のイベント「ToLOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd ワンダフルサンデー」が、東京・日本教育会館 一ツ橋ホールにて開催された。イベントでは、 豊崎愛生(モモ・べリア・デビルーク役)、福圓美里(金色の闇役)、井口裕香(黒咲芽亜役)、渡辺明乃(結城リト役)、戸松遥(ララ・サタリン・デビルーク役)、矢作紗友里(西連寺春菜役)、伊藤かな恵(ナナ・アスタ・デビルーク役)、日高里菜(マスター・ネメシス役)といったキャスト陣が、キャラクターのセリフに合わせて登場。まずは「すごろく振り返りトーク」コーナーがスタートする。こちらのコーナーは、豊崎・戸松・伊藤のデビルークチーム、福圓・井口・日高のダークネスチーム、渡辺・矢作の地球人チーム(本人曰く、両想いチーム)に分かれてゴールを目指し、止まったマスに書かれたお題をするというものなのだが、一番多い「振り返りトーク!」のマスにまったく止まらないというまさかの事態に……。だが、たったひとマスしかない「笑顔でステージ前へ歩いて行き、くるっとターンしてポーズ」にダークネスチームと地球人チームが止まり、しっかり会場を盛り上げたところはさすがだった。ちなみに、すごろくは地球人チームが勝利した。続くラジオコーナーでは、『ラジオ ToLOVE るダークネス 2nd ~えっちぃのはキライですが、やっぱり素敵です♥~』のパーソナリティーである福圓と井口がMCになり進行。ここでは、ラジオのコーナーから、心理テストを行い深層心理に迫る「サイコダイブのお部屋」と、お悩みを何かにトランスした状態で解決するという「トランスアドバイス!」が行われた。ライブコーナーでは、RayがOPテーマ「secret arms」、川田まみがEDテーマ「Gardens」を、観客総立ちの中、歌い上げる。最後は、この日の出演者全員が登壇し、作品を応援してくれるファンへの感謝の気持ちを言葉にし、「ToLOVE る-とらぶる-ダークネス 2nd ワンダフルサンデー」を締めくくった。なお、現在Blu-ray&DVDが発売中のTVアニメ『ToLOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』だが、12月23日に第5巻が発売され、来年1月29日に第6巻、2月26日に第7巻が発売予定。また、今週末2015年12月19日(土)に開催される「ジャンプフェスタ2016」でも、原作者の矢吹健太朗氏、長谷見沙貴氏やキャスト陣から福圓美里、渡辺明乃、豊崎愛生、戸松遥らが出演するステージが行われるので、こちらもチェックしておきたい。詳細は公式サイト「To LOVEる.com」にて。(C矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年12月15日多国間不動産トランザクション事業及び多国間不動産ブロックチェーン事業を展開する世界は8日、仮想通貨ビットコインを活用した不動産決済支援サービスを開始したと発表した。サービス提供の第一弾として2015年12月6日、香港人投資家が日本の不動産を決済する際、世界の決済支援サービスを利用したという(※同社調べ)。サービス提供第一弾では、日本デジタルマネー協会の協力のもと、ビットコイン取引所である「coincheck」を運営するレジュプレスと、同じくビットコイン取引所「Pegapay」を運営するヴァロンの2社を選定し、決済が行われたとしている。ビットコインを活用した決済は土日祝日でも着金確認ができ、手数料数円と、「従来の海外送金と比較して圧倒的なコストダウンが可能になる」(世界)。ビットコインはブロックチェーンの高度なセキュリティ技術が活用され、取引の際にカード番号や個人情報を入力する必要がない。また決済コストが安価で、土日祝祭日でも着金確認が可能といったメリットがある。世界によると、2014年9月末時点の投資額は330億円以上となっているという。2014年6月、世界最大オンライン旅行会社がホテル予約でビットコインの利用を開始。同年7月には大手コンピューター会社が公式ホームページを通じた自社製品の販売で、ビットコインによる決済受け付けを開始するなど、「世界的な商業流通量はまだ小規模であるものの、実際に製品やサービスの支払いに使用されている」(世界)。世界は、2012年1月設立。資本金4,500万円。2015年ジグソーなどを引受先とする第三者割当増資を実施。多国間不動産トランザクション事業及び多国間不動産ブロックチェーンサービス事業を展開。世界が運営する中国・香港・台湾投資家向け不動産情報サービスの利用者は50,000人以上(2015年12月時点)。2014年販売支援実績額は約10億円。2015年3月に台湾最大の金融ポータルcnYESと業務提携し、台湾人をはじめとした中華圏100万人以上へ不動産情報を提供している。世界は今後、不動産のクロスボーダー取引活発化と仮想通貨普及の流れに合わせ、「中華圏の投資家に向け同サービスを拡充、拡大していく」としている。
2015年12月08日イオン銀行は4日、2014年1月に発行を開始した「イオンデビットカード(VISAデビット)」に続き、2016年春、「イオン銀行ICキャッシュカード」に電子マネーWAONとジェーシービー(以下JCB)が提供する「JCBデビットカード」の機能を搭載した3機能一体型の「JCBデビット付ICキャッシュカード」の発行を行うと発表した。○イオン銀行で初めて15歳以上からの申し込みが可能このたび発行する「JCBデビット付ICキャッシュカード」は、イオン銀行初という15歳以上(中学生を除く)から申し込むことができる、国際ブランド付キャッシュカード。デビットは、カード利用時に代金が顧客の口座から即時引き落としされることから、現金感覚での利用が可能で、利用金額をメールで知らせるサービスやあらかじめ利用限度額を設定できる機能と合わせて、安心して利用できるという。イオン銀行によると「イオンをはじめとする国内のJCB加盟店(インターネット上のオンラインショップを含む)での利用に加え、海外でのショッピングや海外ATMでも利用できる。さらに、デビットを利用するごとにイオンカードと同様のポイント特典が受けられるほか、前払いで利用できる電子マネーWAON機能も搭載している」としている。
2015年12月07日アルターは、TVアニメ『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』より、"黒咲芽亜"を1/7スケールのPVC塗装済み完成品フィギュアとして立体化。発売は2016年4月の予定で、価格は12,800円(税別)となる。大胆なポージングで机に腰掛けた姿の"芽亜"を立体化した本作。太ももや胸元に添えた手の仕草など細部までこだわった造形が注目の一品で、瑞々しさを感じさせる肌の質感も丁寧に再現されており、特徴的な濃紺の衣装とのコントラストも相まって、魅力溢れる仕上がりとなっている。原型製作は本宮あまと氏が担当。(C) 矢吹健太朗・長谷見沙貴/集英社・とらぶるダークネス製作委員会
2015年12月02日ジャパンネット銀行はこのたび、12月1日よりJNB Visaデビットの新たな利用特典として、「Visaデビット付キャッシュカード(ファミマTカードは除く)」および「JNBカードレスVisaデビット」のVisaデビットの利用で、現金に交換できるJNBスターを還元すると発表した。○世界中のVisa加盟店で使える即時払いの決済サービスJNB Visaデビットは、世界中のVisa加盟店で使える即時払いの決済サービス。コンビニやスーパーなどの店舗、インターネットショッピング、月額利用料金の支払いにも利用できるという。キャッシュカードと一体になったVisaデビット付キャッシュカードと、カード番号の発行・変更がWebで可能なJNBカードレスVisaデビットの2種類があり、目的にあわせて使い分けができるとしている。JNB Visaデビットの利用500円につき1JNBスター(現金1円相当)を還元する。1JNBスターから現金への交換が可能。ジャパンネット銀行は「Visaデビット付キャッシュカード(ファミマTカード)は500円につき1PのTポイントがたまるが、Visaデビット付キャッシュカードは、500円につき1JNBスター(現金1円相当)がたまる。JNBスターはサイト上で手続きすることで、リアルタイムで普通預金口座に入金される。一定以上ためなければ交換できないものではなく、1JNBスターから現金への交換ができる」としている。○全員に200JNBスタープレゼント Visaデビット付キャッシュカード切替キャンペーンこのたびの特典開始にあわせて、Visaデビット付キャッシュカードをまだ持っていない顧客を対象に、キャンペーンを開始する。キャンペーン期間:11月24日(火)~2016年2月29日(月)キャンペーン内容:期間中に、以下の条件の両方を満たした顧客に、もれなく200JNBスターをプレゼント(エントリー不要、法人・営業性個人の顧客は対象外)。条件1/Visaデビット機能のないキャッシュカードからVisaデビット付キャッシュカード(ファミマTカードは対象外)に切り替え、条件2/Visaデビット付キャッシュカードでVisaデビットを利用して支払い今後もジャパンネット銀行は、顧客のニーズに合わせた利便性の高いサービスの提供を行っていくとしている。
2015年11月26日ジェームズ ダイソン財団が主催する、国際エンジニアリングアワード「ジェームズ ダイソン アワード2015」。今年度、日本からは5作品が第一次審査にあたる国内選考でノミネートされ、国際審査に進出した。11月13日、最終選考の結果報告と、国内審査における受賞作品の表彰式が都内で開催された。ジェームズ ダイソン アワードは、2002年から開催されている、次世代のデザインエンジニアの支援・育成を目的に、毎年開催されているコンペティション。テーマは"日常の問題を解決するプロダクトの提案"で、今年も大学で工業デザインやプロダクトデザイン、エンジニアリングを専攻する学生、および4年以内の卒業生を対象に、2月5日から7月2日の間に作品を募集し、世界20カ国から710の作品が集まった。今年度国際最優秀賞を受賞したのは、カナダのウォータールー大学で電子機械工学を専攻する学生チームの「Voltera V-One」。スマートフォンをはじめ、生物医学装置に至るまでさまざまな電子機器に使用されている電子部品を固定して配線するためのプリント基板(PCB)を作製する3Dプリンターで、ノートPCサイズでありながら、ソフトで設計した回路図から数分程度でPCBのプロトタイプを作製できる。「特に学生や小規模事業者にとって電子機器のプロトタイプ製作が各段に容易で手軽なものになる」(ジェームズ・ダイソン氏)というのが主な受賞の理由だ。最終審査には参加20カ国からノミネートされた各5作品、合計100作品が進出するが、そのうち上位20作品の「TOP20」に今年度日本から選出されたのは2作品。慶応義塾大学院卒の山田泰之さんの「YaCHAIKA」と、宇井吉美さんをはじめとする千葉工業大学工学部の卒業生・在校生のグループによる「Lifilm」だ。一方で、国際最終審査と国内審査の結果は異なり、日本最優秀賞は名古屋市立大学大学院芸術工学研究科の本田光太朗さんと河内貴史さんの「LIGHT STRAP」が受賞。災害時に非常灯にもなるつり革で、利便性はもちろん、大規模災害時の人々の心理的不安を解消するという課題設定と、平常時の車内構造に組み込んだ上で使用時も手間なくそれを解消するという方法や、社会的影響力などが評価された。○非常時に"使える"つり革国内最優秀賞を受賞した「LIGHT STRAP」を開発した本田さんは、「応募した当初は、まだプロトタイプの完成度が高いと言えるものではなかった。それでも受賞できたのは問題解決の定義やコンセプトを評価していただいたからだと思う。一方で、市場に投入するという点については、これまでデザインエンジニアの勉強しかしていないので、今後の課題としていきたい」と語った。○快適なハイヒールを設計国内審査2位に選ばれたのは、全世界から選ばれる「TOP20」にも選出された「YaCHAIKA」。心地よい"ハイヒール"という従来の常識を覆す作品で、ヒール部分を2枚の湾曲した板バネと衝撃性の高いゴム板にすることで衝撃を吸収し、快適で安全な歩行を可能にするというものだ。慶応義塾大学院出身の山田泰之さんは、壇上で「研究者とエンジニアを両方やっていて痛感するのは、製品にすることが本当に難しいということ。コンセプトがよくていけると思っても、製品にする時に問題が出たりしてできないこともよくある話だが、ここからは1年ぐらいの間に製品にしていきたい」と語った。「YaCHAIKA」は来年秋にも今回の受賞作を製品化する予定だという。3位は九州大学芸術工学府卒業の瀧口真一さんの「BICHIKU Faucet」が受賞。災害発生時、蛇口に装着されたレバーを手押しポンプの要領で上下に動かすと、水道管内にたまった水をくみ出して備蓄水として活用できるという仕組みを発案した。その他、もうひとつの国際TOP20選出作品である人工知能(AI)を搭載した排せつ検知シート「Lifilm」は4位。5位には、名古屋大学工学部の学生3名と愛知工業大学の学生1名のチームによる、災害時の応急処置用の水や医療器具を少量の紫外線によって短時間で除菌できる「Fillap」が選ばれている。授賞式には、国内審査委員を務めるデザインエンジニアの田川欣哉氏と、フリージャーナリスト・コンサルタントの林信行氏が出席。それぞれ次のように今年度のアワードの振り返りと講評を語った。「昨年までは介護系やハンディキャップを改善するテーマのものが多かったが、今年は受賞5作品のうち2つが災害時における問題をどうやって緩和できるかということをデザインしたものであることが特徴的。応募作の完成度は世界的にも毎年上がってきていて、今年のグランプリはそのまま起業化できるほどのレベル。どうやって社会の中に入れていくかという視点で、その先のビジネスにもぜひつなげていってほしい」(田川氏)「受賞作に関しては本当にすばらしかったが、残念ながら受賞できなかった作品の中には、これはいったいなにを解決するのだろう?とか、個人的な趣味のものに無理やり課題をくっつけてしまったと思う作品も多かったのも今年の日本の応募作の特徴だった。これからの日本の教育で"課題の発見力"が必要だということを痛感した。中学ぐらいから現場でそういう取り組みをして、日本から社会の問題を解決していくような作品がもっと出てくることを期待したい」(林氏)
2015年11月24日ルネサス エレクトロニクス(ルネサス)は11月24日、タッチキー操作機器向けに32ビットマイコン「RX130グループ」を開発し、同日より順次サンプル出荷を開始すると発表した。同社のタッチキーは、タッチキー検出回路の感度やノイズ耐性に優れ、厚いアクリルやガラス、石などのさまざまなカバー素材を使用したタッチキー搭載システムを開発することができる。今回発表した「RX130グループ」は、この特長を受け継ぎつつ、特に普及機帯のシステムに向けて採用が広がるように機能が最適化されている。具体的には、タッチキー用32ビットマイコンでは世界トップクラスとなる最大64キーまでキーの数が拡張可能となっているほか、世界最小クラスの待ち受け電流約8μAを実現している。サンプル価格は一例として、メモリを64KB搭載のQFP 64ピンパッケージ製品で250円/個(税別)となる。量産は2016年3月から開始し、2017年3月には月産50万個を生産する予定。今後、普及機帯のモデルに手軽にタッチキーを搭載できるよう、開発環境を拡充し、タッチキーの自動調整ツール「Workbench6」をバージョンアップするほか、アプリケーションノート、ユーザーズマニュアル、リファレンスソフトなど、開発に必要なソフトウェアや情報も提供するとしている。「Workbench6」と、マイコンのサンプル、評価ボードを併せて使用することにより、即時、動作確認と評価が可能となる。なお、同ツールを同梱したRX130タッチキー評価キットは2016年2月の発売予定となっている。
2015年11月24日「ネスカフェ 原宿」(東京都渋谷区神宮前)は24日~12月11日までの平日限定で、グルメキュレーションサイト「favy」とのコラボレーション企画として、ドリンクメニューを注文の際に「favyを見た」と言うと、最大650円のスイーツを無料で提供する期間限定イベントを実施する。○コーヒーにマッチするスイーツメニューを用意同イベントは、11月24日~12月11日の平日限定で開催。店内でドリンクを注文する際に、「favy」内の同イベント紹介ページをスマートフォンやパソコンで提示し、「favyを見た」と知らせた来店者に、最大650円のスイーツを無料で提供する。今回無料で食べられるスイーツには、人気のティラミスやタルト、チョコレートケーキやチーズケーキなどを用意。コーヒーにマッチするオリジナルスイーツとして、「チョコバナナスプリット」(650円)、「イチゴのモカチョコケーキ」(540円)、「ティラミス」(380円)、「レアチーズケーキ」(390円)、「たっぷりイチゴのタルト」(350円)、「濃厚マンゴーのタルト」(350円)、「焼きバナナのキャラメリゼタルト」(350円)、「マグケーキ 抹茶ムース白玉ぜんざい」(380円)、「同 マシュマロ&アーモンド ブランマンジェ」(380円)、「同 ココナッツブリュレ」(380円)となる。※価格はすべて税込
2015年11月21日ラピスセミコンダクタは11月18日、同社の16ビットローパワーマイコンとして、高ノイズ環境下でバッテリ駆動を必要とする小型産業機器に向けたラインアップ「ML620130ファミリ」を発表した。同ファミリは、最低動作電圧を1.6Vとすることで、最低1.63V(typ)までの電源電圧検出を可能とし、ニッケル水素電池2本の電圧(0.8V×2)程度まで使い切ることができるようになり、電池寿命を伸ばすことを可能とした。また、CPUコアの動作周波数は最高16MHz、ペリフェラル最高動作クロックは最大32MHz(PWM)としつつ、CPU高速動作時の動作電流を従来品比25%減を達成したとするほか、高精度なオンチップオシレータを搭載したことで、機器の外部とのインタフェースとしてさまざまな目的に使用されるUART通信(調歩同期方式)を、全温度範囲で外付け振動子なしで実現可能にした。さらに、国際電気標準会議(IEC)の規格「IEC61000-4-2」に準拠した試験電圧レベル4(気中放電:±15kV)を越える測定限界の±30kVをクリアしているほか、独自試験の結果、従来のタフマイコンより30%のノイズ耐圧向上を達成したとしている。すでにサンプル出荷は開始しており、量産は2015年12月より月産10万個規模で順次行う計画だとしている。
2015年11月20日ジェームズ・マカヴォイが、ヴィム・ヴェンダースの次回監督作『Submergence』に主演することがわかった。その他の情報原作は、2011年に出版された同名の小説。遠く離れた恋人たちが、生きるか死ぬかの状況に置かれる、ロマンチックスリラーだ。撮影は、来年3月にヨーロッパとアフリカで始まる。マカヴォイの次回公開作は、ダニエル・ラドクリフと共演する『Victor Frankenstein。』北米公開は今月25日。来年は『X-Men/ Apocalypse』が控える。ヴェンダースの最新作は、ドキュメンタリー映画『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』。現在撮影中の『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の続編では、プロデューサーを務めている。文:猿渡由紀
2015年11月04日24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーンと「LIFE誌」の写真家との、“死の直前”の知られざる旅路を描いた『ディーン、君がいた瞬間(とき)』。現在開催中の第28回東京国際映画祭の特別招待作品となった本作の監督で、“ロック”なフォトグラファーとしても知られるアントン・コービンが7年ぶりに来日。舞台挨拶に登壇し、“ディーン”をテーマに選んだ理由や、キャストのデイン・デハーンとロバート・パティンソンの起用について語ってくれた。天才写真家デニス・ストックが映し出した、ジェームズ・ディーンが急死する直前の2週間の旅を映し出す本作。監督を務めたアントン・コービンといえば、自身の伝記映画(『アントン・コービン伝説のロック・フォトグラファーの光と影』)も製作されるほど、「U2」やデヴィッド・ボウイ、「ローリング・ストーンズ」など数々の世界的アーティストを被写体にしてきたことでも知られている。10月24日(土)、発売開始からわずか2時間でチケットが即売したプレミア上映会には、アントン監督の写真集を持参してきた観客もいるなど、7年ぶりの来日を待ちわびていたファンで埋め尽くされ、アントン監督が登場すると、会場は大きな拍手が沸き起こった。監督も、まず「東京国際映画祭で上映できることをとても嬉しく、光栄に思っています」と、その喜びをコメント。さらに、“伝説の俳優”ジェームズ・ディーンに興味を持った理由について、「元々僕は、40年以上カメラマンをやっていることもあり、デニス・ストックのほうに興味があった」という。「なので、この映画はカメラマンとその被写体との関係、その両者のバランスについての話なのです。たまたま、その被写体がジャームズ・ディーンだったということが、この作品を面白くしているのです」と、自身も“伝説”といわれるフォトグラファーらしいきっかけに触れる。「僕はジェームズ・ディーンが亡くなった年に生まれたので、彼とは会ったことがありません。10代後半になって初めて彼を見たのはポスターでした。彼の映画を見たのはもっと後で、この映画を撮ってはじめて人物としてのジェームズ・ディーンを知ることとなりました。彼は、50年代に起こった変化として、とても重要な人物でした」と、時代の象徴ともなった稀代の俳優について語った。本作では、そんな“伝説の俳優”ディーンと、彼を被写体にしたストックの間に次第に友情のようなものが生まれ、旅を通じて、それがさらに深まっていく様子が描かれている。「(被写体との間に)信頼関係があると家族の一員のようになって、ユニークな写真を撮ることができます。実際に私もそういった関係を築くことができました。例えば、『U2』、マイケル・スタイプ、デペッシュ・モードなどです。そして、そのことがこの映画には描かれています。ジェームズ・ディーンとデニス・ストックとの間には特別な友情が生まれ、デニスはディーンの故郷という特別な場所で写真を撮ることができたのです」。また、ディーン役を演じるのは、『アメイジング・スパイダーマン2』などで日本でも人気のデイン・デハーン、そして、デニス・ストック役を演じるのは『トワイライト』シリーズ以降も躍進を続けるロバート・パティンソンという、2人の若手実力派だ。その起用理由について監督は、「ジェームズ・ディーンというのは、有名なアイコンであり、デハーンにとって大好きな俳優だったので、最初はこの役をやりたがらず、僕に会おうともしませんでした。でも共通の友人である、『メタリカ』のドラマーが彼を説得してくれたんです」と明かす。「デハーンはどんな役をやってもその人が実際にいるかのように感じさせてくれる俳優だと思います。外見を似せることも重要ですが、限界がある。そのギャップを埋める才能をもつ俳優だと思います」と絶賛した。また、ロバートについては、「いま彼は役者として自分が成長できるような面白い役を多く演じています。彼から感じられるのは、役者としての実力を証明したいということです。それは、この映画でのデニスの考えにも似ています。ロバートは、直感的な俳優で、心に雲がかかったような悩みを抱えていて、この役にぴったりでした。現場では2人がいることで、すごくいいエネルギーが生まれたし、一緒に仕事をしていてとても楽しかったです」と語り、2人が起こした“化学反応”に手応えを感じていた様子だ。では、自身がコラボしてみたい日本人はというと、アラーキーこと荒木経惟や森山大道といった日本を代表する写真家をあげ、「大好きなのでお会いしてみたい。会えたら嬉しい」と語るアントン監督。「原題は『LIFE』で、このタイトルには雑誌の『LIFE』という意味も含まれますが、誰かとの出会いが自分の人生に大きく影響を及ぼすことがある、“人生”の意味もあります」と語り、「ディーンはこの映画で描かれている旅の半年後に亡くなっているのですが、“LIFE(生きる)”の反対側に“死”というものが漂っているんです。そして、カメラマンと被写体との関係を2人の俳優が素晴らしい演技でみせてくれていたので、つくるのも楽しかったですし、映画としてもそこがどころだと思います」と、日本のファンにメッセージを贈っていた。『ディーン、君がいた瞬間(とき)』は12月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月26日フリービットは22日、アクロニスのエンジンを使用するSaaS型バックアップサービス「フリービットクラウド Backup Orchestra」を発表した。同日より販売開始する。「フリービットクラウド Backup Orchestra」は、アクロニスのエンジンと連携し、社内IT資産(PC・サーバ)のバックアップ統合管理からBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)/DR(Disaster Recovery:災害復旧)対策までを包括するクラウド型バックアップサービス。高性能UTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)を標準採用したIaaS型「フリービットクラウド VDC」と、アクロニスのエンジンを連携させることで、高機能かつ利便性に優れたBCP/DR対策ソリューションのパッケージサービス化を実現した。データだけでなく、システム(OS)単位でのバックアップ機能を有し、PC、サーバ、クラウドなどIT環境全体の復旧を容易に実現可能。バックアップデータは、実容量の70%程度まで圧縮され、2回目以降は増分のバックアップとなるため、効率の良いバックアップが行える。すべてのバックアップ対象を一元管理ができるWeb管理コンソールを用意。クラウド環境だけでなく、LAN内のNASやサーバへのバックアップにも対応している。リストアする際も、ファイル単位で実行できるほか、ファイルがあった場所へ復元するだけでなく、LAN内の任意の場所へ復元できる。「ベアメタル復旧機能」では、バックアップされたシステム全体を、OSやアプリケーションデータを含めた状態で再構築、復元できる。元のハードディスクに限らず、物理や仮想を含めた、異なる環境への復元が可能となっている。また、DR対策オプションの利用で、「フリービットクラウド VDC」上でのシステム復元機能に対応し、有事の際はクラウド上でのシステム稼働が行える。リスト先のリージョンは東京リージョン、大阪リージョンより選択可能。提供価格は、基本バックアッププラン(100GB)が月額5000円、クラウド容量は1GB当たり50円で追加できる。DR対策オプション(500GB)は初期費用10万円、月額2万円。DR対策オプションのディスク容量は100GBごと月額2000円で追加可能(いずれも税別)。2015年12月31日までの購入申し込みで、基本プランで提供する全サービスが最大2カ月間、無料になるトライアルキャンペーンを実施している。
2015年10月23日ビットアイルは10月15日、パブリック・クラウドのI/O処理性能を補完するハイブリッド・クラウド・コンポーネントとして、「ビットアイルクラウド ベアメタルサーバ」を提供開始した。初期費用は無料、月額利用料金は2万4,000円(税別)から。新サービスは、仮想化オーバーヘッドが無い物理サーバの安定したパフォーマンスと、短期間で手軽に利用できるクラウド・サービスと同等の利便性を兼ね備えているという。また、同社のプライベート接続サービスである「ビットアイルコネクト」と組み合わせて利用することで、柔軟な拡張性を必要とするWebアプリケーション・サーバはパブリック・クラウド、高速なI/O処理性能を必要とするDBサーバはベアメタル・サーバといった、ハイブリッド・クラウド構成を構築できるとしている。同サービスには3種類のメニューがあり、いずれもCPUにはIntel Xeon E5系を採用。上位モデルには70万IOPSのPCIe-SSDを搭載する。なお、同サービスのファースト・ユーザーとして、モバイル・ソーシャル・アプリの企画・開発・運営を行うポケラボがサービス用のインフラ基盤に採用したとのことだ。
2015年10月16日ネスレ日本は10月1日、「ネスカフェ ゴールドブレンド コク深め」プロデュース「コク深メニュー美食会」を「ラ・ロシェル山王」(東京都千代田区)で開催した。○シェフたちがコーヒーに合う"コクのある"料理を披露この美食会は「コクのある料理には、コクの深いコーヒーが合う」がテーマ。高橋英樹さん、高橋真麻さん親子らが、この日のために特別に開発された"コクのある"メニューとともに、ネスカフェ ゴールドブレンド コク深めを楽しんだ。「ラ・ロシェル」オーナーシェフの坂井宏行さんは「フォアグラのキャラメルコーヒー風味 ブリオッシュサンド」、「乃木坂神谷」店主の神谷昌孝さんは「クリのコーヒー炊き 秋刀魚添え」、「中國名菜 孫」オーナーシェフの孫成順さんが「牛ホホ肉とキノコの甘辛煮込み」を披露。英樹さんと真麻さんは、「おいしい」と感激しきりだった。食後には、真麻さんが「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」を使って英樹さんのためにコーヒーをいれるシーンも。真麻さんは「父親にいれるのもいいんですけど、早くモーニングコーヒーをいれる相手を見つけたいなあなんて思いました」と話し、会場の笑いを誘った。英樹さんは、「料理とともに飲むコーヒーはまた味わい深い。秋の夜長、おいしい料理とおいしいコーヒーで過ごしたいと思います」と締めくくった。○深い味わいが楽しめる「コク深め」2013年9月、ネスカフェは50年以上にわたるインスタントコーヒーの歴史に幕を閉じ、レギュラーソリュブルコーヒーとして生まれ変わった。同社の飲料事業本部レギュラーソリュブルコーヒービジネス部の川野武久部長は、「インスタントコーヒーの簡便性、均質性といった特徴はそのままにいれたての香りと味わいを実現し、料理界のプロフェッショナルの方々にも評価され、お店で実際に提供いただいております」と話した。美食会で提供されていたネスカフェ ゴールドブレンド コク深めは、そのレギュラーソリュブルコーヒーの中核ブランド「ゴールドブレンド」ならではの上品な香りに加え、深入り焙煎のコーヒーの深い味わいが楽しめる商品。カフェラテやアイスコーヒーにしてもしっかりとしたコーヒー感とコクがあるのだという。
2015年10月03日デイン・デハーンが“永遠の青春スター”ジェームズ・ディーンを、ロバート・パティンソンが彼の死の直前を切り取った写真家を演じる最新映画『ディーン、君がいた瞬間』。本日9月30日、わずか24歳で夭逝したジェームズ・ディーンの命日に、第28回東京国際映画祭特別招待作品としても上映が決まった本作から待望の予告編映像が解禁となった。1955年、アメリカ。マグナム・フォトに所属する、野心溢れる若手写真家デニス・ストック(ロバート・パティンソン)はもっと世界を驚嘆させる写真を撮らなければと焦っていた。そんなとき、無名の新人俳優ジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)とパーティで出会った彼は、ディーンがスターになることを確信し、「LIFE」誌に掲載するための密着撮影を持ち掛ける――。ハリウッドに初めて真の“演技”をもたらし、24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーン。本作は、その死の直前の一番輝いていた瞬間を捉えた、「LIFE」誌の天才写真家デニス・ストックと彼との知られざる2週間の旅路を、デイン・デハーン、ロバート・パティンソンという2人の若手実力派の競演で描く。当初は、憧れのスターを演じることに抵抗があったというデイン。50年代の男性特有のたくましい体つきになるために、3か月で11キロ以上も体重を増やすといった肉体改造や、毎日約2時間かけておこなうメイクで、目の色、髪型、眉毛の1本1本、そして耳たぶにいたるまで、再現を試みた。また、ディーンの仕草や、話し方、考え方などについて、あらゆる著書やインタビューに触れ、内面的な部分に関しても徹底的に調べあげたという。予告編映像では、そんなデインのこだわり抜いた役作りで完成された、デイン版ともいうべきジェームズ・ディーンの姿が映し出されている。50年代のムードを映し出す音楽を担当するのは、『her/世界でひとつの彼女』のオーウェン・パレットだ。パティンソン演じるデニス・ストックと共に出かけた撮影旅行で、互いの才能に刺激されながら、次第に心の内を露呈していく2人。映像のラストには、「LIFE」誌に掲載され、ジェームズ・ディーンの名を一躍世に知らしめた写真が誕生する瞬間が切り取られている。なお、本作は第28回東京国際映画祭の特別招待作品となっており、10月23日(金)、24日(土)には本作のアントン・コービン監督が来日、映画祭に登壇する。いま、明らかになるディーン最後の旅と、現代の伝説的フォトグラファーが描く、2人の天才の魂のぶつかり合いを、まずはこちらから確かめてみて。『ディーン、君がいた瞬間』は12月より、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月30日ビット・トレード・ワンは9月25日、さまざまな導電体を静電容量スイッチにできる「静電容量式フィルムセンサ開発ボードおよびセンサ用透明フィルム」を10月2日に発売すると発表した。価格はオープン、予想店頭売価は6480円前後(税抜き)。同製品は静電容量の変化で近づくだけで反応する近接センサや、触るだけで反応するタッチセンサなど様々な形態のセンサを検証・構築が可能なセンサ開発ボード。付属の透明フィルムをはじめ、銅テープ、バナナなどの導電体を近接センサとして利用することができる。また、センサの値をリアルタイムで画面上にグラフ表示できるモニタツールも用意されており、感度を4段階、しきい値を255段階で設定でき、導電体や環境に合わせた調整が可能となっている。また、同開発ボードに付属する透明フィルムを3枚組で別売りし、こちらも価格はオープン、予想店頭売価は1580円前後(税抜き)となっている。
2015年09月25日Microhip Technologyは9月15日、同社の8ビットマイコン向けに、データシートをほとんど読む必要もなく、コードもほとんど自ら書くことなく、マイコンを動作させることを可能とする開発プラットフォーム「MPLAB Code Configurator(MCC)」の最新バージョンとなる「MCC 3.0」を発表した。また、併せて開発ボードとして「Curiosity」、「Explorer 8」、「PICDEM Lab II」の3ツールも発表した。4ツールともに、同社の無償統合開発環境(IDE)「MPLAB X」との連携を考慮した設計が施されており、各ツールの機能はサードパーティのリソースを含め、同社のエコシステムを活用することで拡張することも可能。MCC 3.0では、新たに個々の周辺モジュールでも複数のCIP(Core Independence via Peripheral:コアから独立した周辺モジュール)を組み合わせた複雑なシステムでも数回のマウスクリックで構成することを可能とした。また、新たに同社のTCP/IP、カスタムLINドライバ、シリアルブートローダなどのライブラリもサポートしたほか、将来的には静電容量式センシング技術「mTouch」やUSB、RFプロトコルのサポートも計画。加えて、8ビットおよび16ビットのコードスニペットやライブラリを追加し、統合と構成を容易化するSDK(ソフトウェア開発キット)の提供も計画しているとする。同社のVice President Security,Microcontoroller & Technology DevelopmentのSteve Drehobi氏は、「8ビットマイコンの市場はまだまだ成長を続けているが、少ないピン数であってもソフトウェア中心の設計となってきたことにより、検証のための時間などが長くなってきており、素早い開発を実現するためには、ハードウェアの性能とソフトウェアへの依存のバランスを図っていく必要がある」とし、MCC 3.0を中心とした関連する一連のツールでは、そうしたニーズに対応するための機能を各種盛り込んだと説明する。中でもそうした機能面として、すでに8ビットマイコン内の回路においてデジタル部分は18%となっており、残りはコアに依存することが少ないアナログ機能部分であり、今後もそうした周辺モジュールの機能拡充が求められることから、アーキテクチャとしても、周辺モジュールがコアに依存せずにそれぞれ独立して動き、タスクが完了した際に、CPUに通知がなされる並列処理化をすることで、CPUパフォーマンスを大幅に引き上げなくても、全体として十分な性能を発揮できる点が強みだとした。また、ハードとソフトのどちらかに依存し過ぎても最適なデザインにならないとの観点からMCC 3.0が提供されており、例えば、自動車のエンジンなどに用いられるCDI(Capacitor discharge ignition:電子制御式点火装置)を開発する際、従来は数カ月かかっていたものを、MCC 3.0を使うと、数週間で実装することが可能となるとする。なお、すでにMCC 3.0はβ版が無償でダウンロード提供を開始しているほか、製品版も2015年11月より提供を開始する予定。3つの開発ボード/キットは、「Curiosity」が20ドル、「Explorer 8」が75ドル、「PICDEM Lab II」が100ドルという価格設定で、Curiosityはすでに提供を開始、残りの2つのツールも順次提供を開始していく予定としている。同社では、今後はこの3つの開発ツールを核に位置づけ、エンジニアに提供を行っていくことで開発の効率化を図る支援をしていきたいとしている。
2015年09月15日富士通と富士通研究所は9月8日、毎秒数十ギガビットの高速無線通信を実現する300GHz帯小型受信機を開発したと発表した。両社は今回、テラヘルツ帯のアンテナと、すでに開発していた受信増幅チップを低損失で接続する技術を開発し、容積0.75cm3(出力端子部含まず)のアンテナ内蔵300GHz帯の受信機を実現した。今回開発した技術を用いることで、スマートフォンなどの携帯端末で毎秒数十ギガビットの大容量通信が可能となることから、小型の端末を用いて4Kや8Kといった高精細映像の瞬時伝送が可能となり、毎秒数十ギガビット級のKIOSK端末型のダウンローダなどの実現が可能となる。両社は2015年度中に今回開発した小型受信機を使った毎秒数十ギガビットの高速データ転送実験を開始し、本技術の2020年頃の実用化を目指すとしている。
2015年09月08日『バイオハザード』シリーズのアリスVS『007』のジェームズボンドの夢の対決が実現したことで話題沸騰の映画『サバイバー』。そんな本作から、ミラ・ジョヴォヴィッチとピアース・ブロスナンの緊張感たっぷりの新場面写真がシネマカフェに到着した。ロンドン、ニューヨーク、史上最悪のテロ計画が動き出す。その計画に気がついたアメリカ大使館の外交官ケイトは伝説のテロリスト“時計屋”から狙われロンドン市街の爆破テロのターゲットに。既のところで生き延びたケイトだったが、今度は爆破テロの犯人の汚名を着せられ、国家や警察から追われることに。そんな中下された命令は見つけ次第射殺。大晦日のNYタイムズスクエアにテロの脅威が迫ったことを知ったケイトは迫り来る追っ手をかいくぐり、アメリカ最大の危機にたった一人で立ち向かう――。『バイオハザード』シリーズでハリウッドNo.1アクション女優の名を確固たるものにしているミラが挑むのは、国務省のエリート外交官・ケイト。そして最強で最悪のテロリスト“時計屋”には、『007』シリーズの5代目ジェームズ・ボンドに就任し、低迷していた『007』シリーズの人気に再び火をつけたピアースだ。英国紳士のイメージが強い彼が日本の銀幕で初披露となる悪役を怪演する。本作の監督には『推理作家ポー最後の5日間』のジェームズ・マクディーグが務め、ほかにもアメリカ大使にアカデミーノミネート経験を持つアンジェラ・バセットやロバート・フォスターなど実力派俳優が脇を固めている。今回解禁となった場面写真では、渋い表情で銃を構えるピアースの“時計屋”や、本作の重要なキーマンであるディラン・マグダーモット演じるケイトの上司サムも険しい表情で携帯を片手に壮絶な爆破テロの現場に佇む姿が確認できる。さらにはロンドンの地下鉄駅で逃げ戸惑うケイトにそれを追う“時計屋”。またノンストップ・アクションだけでないケイトとサムのラブロマンスを感じさせるまでも…!たった一人で100万人の命を救うために奔走するケイト。果たしてサムは味方なのか?圧倒的な身体能力・存在感を見せるミラとピアース。息もつかせぬアクションシーンとなることは間違いなさそうだ。『サバイバー』は10月17日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年09月03日リンクスインターナショナルは2日、専用ビットを使用しないとネジの取り外しが困難なセキュリティィィィインチネジ「NEJI-SECURITYYYYY-A」と、専用ビット「BIT-SECURITYYYYY-A」を発表した。9月4日に発売し、価格(税別)は「NEJI-SECURITYYYYY-A」が1,000円、「BIT-SECURITYYYYY-A」が1,500円。「NEJI-SECURITYYYYY-A」は、PCケースのサイドパネル用インチネジ。PCの中身をガードするため、専用ビット「BIT-SECURITYYYYY-A」を使わないと外すことが困難な形状となっている。1,000個ごとのロットに対して、専用ビットの形状を変更する予定。ネジの頭部はテーパ形状なので、頭部が薄く、ペンチなどでつかむことも難しい。素材にはステンレスを使用している。ネジのサイズは頭部直径が10mm、首下長さが8mm、頭部の高さが2.5mm。規格は#6-32。専用ビットは、一般的な六角軸ビットを装着できるドライバーで使える。
2015年09月02日ファミリーマートとジャパンネット銀行はこのたび、9月1日より、ファミリーマートが発行するTカード「ファミマTカード」とジャパンネット銀行の「Visaデビット付キャッシュカード」の機能を一体化したカード(以下ファミマTカード(Visaデビット付キャッシュカード)を発行すると発表した。○ポイントカード・電子マネー機能・キャッシュカード・Visaデビット決済機能を一体化コンビニエンスストア業界においては、ポイントカード、電子マネー機能、キャッシュカード、Visaデビット決済機能を併せ持つカードの発行は初の取り組みとなるという。ファミリーマートとジャパンネット銀行は、コンビニエンスストアとネット金融の新しい提携に向けて、2014年9月30日に業務提携契約を締結した。ファミリーマートの1日来客数約1千万人を持つ全国約11,400店の店舗、ジャパンネット銀行の295万口座という双方の基盤と強みを活かし、顧客にメリットのあるサービスを提供することを目指しているという。その取り組みの一環として、このたび両社で「ファミマTカード(Visaデビット付キャッシュカード)」を発行する。なお、同カードはTポイント・ジャパンの共通ポイントサービス「Tポイント」が利用できるカードだという。8月4日(火)より、ジャパンネット銀行のホームページにて、カードの予約申込の受付を開始した。また同日より、全国のファミリーマートの店頭に「口座開設案内チラシ」を設置し案内しているという。
2015年08月05日ビットキャッシュはこのほど、「笑い」「おふざけ」に特化したコンテンツ作りを行うバーグハンバーグバーグとコラボレーションし、プロモーション企画「ビットキャッシュ中華味プレゼントキャンペーン!」を開始した。期間は2015年8月31日23:59まで。○抽選で10人に味付き電子マネーをプレゼント同企画では、無味無臭な電子マネーに味を付けることで、「電子マネーがより良いものに、子どもたちが笑顔になる希望に満ちたものにする」という志のもと、味付きのビットキャッシュを開発。キャンペーン応募者の中から、抽選で10人に「ビットキャッシュ中華味」5,000円分をプレゼントする。特設サイトでは、キャンペーン情報と併せて、ビットキャッシュ中華味の開発秘話や中華味のビットキャッシュ調理方法、中華味のビットキャッシュの使用方法について紹介している。応募方法は、まずTwitterのビットキャッシュアカウント(@BitCash_PR)をフォローし(フォロー済みの人も対象)する。そして特設サイト内にある「ツイートする」ボタンをクリックしてハッシュタグ「#ビットキャッシュ中華味」で応募ツイート作成し、ハッシュタグをつけたままツイートすると、応募が完了する。当選者にはTwitterのDM(ダイレクトメール)から直接連絡する。
2015年08月05日サンディスクは8月4日、256Gビット(32GB)を実現した3ビットセル(X3)の48層3D NANDチップを開発したこと、ならびに東芝と共同運営する四日市工場にて、同チップのパイロット生産を開始したと発表した。48層は、同社のBiCS(Bit Cost Scalable)技術を用いることで実現されており、これにより従来の2D NANDに比べ、書き込み/消去の耐久性向上ならびに書き込み速度の高速化およびエネルギー効率の向上を実現したとする。なおサンディスクでは、同チップについて、2016年以降にコンシューマのほか、クライアント、モバイル機器、エンタープライズ向けなどの製品に向けて出荷を開始する予定だとしている。
2015年08月04日ビットキャッシュはこのほど、投票したキャラクターデザインの特大ビットキャッシュカードなどが当たるキャンペーン「ゲームキャラクター総選挙2015」を開始した。期間は2015年8月31日まで。○お気に入りキャラクターの特大ビットキャッシュカードなどが当たる同キャンペーンでは、期間中、コンテスト特設ページにて好きなゲームキャラクターを選んで投票し、投票したキャラクターが投票数上位4キャラクターに選ばれると、入賞キャラクターに投票した人の中から、抽選で80人に入賞キャラクターがデザインされた特大ビットキャッシュカードをプレゼントする(5,000クレジット4種×各20人)。1位のキャラクターに投票した人には、抽選で10人に1位になったキャラクターデザインの特大抱き枕を贈呈。また、投票後にハッシュタグ(#ゲームキャラクター総選挙2015)をつけて「ツイート」すると、ビットキャッシュ1,000クレジットが抽選で100人に当たるツイッターキャンペーンも実施する。さらに、セブン-イレブン店舗でビットキャッシュを購入し、キャンペーン参加加盟店にてマイビットキャッシュで1度に3,000円分以上利用した人の中から、抽選で1,000人に1,000クレジットを贈呈する。エントリーキャラクターは、「エルソード」「海賊王国コロンブス」「怪盗ロワイヤル」「幻想神域」など有名ゲームに登場するキャラクターとなっている。結果発表は2015年9月4日15:00(予定)。
2015年08月03日東京エレクトロン デバイス(TED)と東京大学(東大)は7月29日、8ビット階調のモノクロ映像を最大1000fpsで投影することが可能な高速プロジェクタを開発したと発表した。同成果は、同大 情報理工学系研究科の石川渡辺研究室とTEDが2014年5月より行ってきたプロジェクタのフレームレートの高速化を目的とした共同研究の成果。今回は、その成果の一部として、高速プロジェクタの実用試作機「DynaFlash」を開発したほか、高速移動体へのプロジェクションマッピングシステムの試作も行ったという。そもそも人間が肉眼で1000fpsを見ることはほぼ不可能だ。しかし、今回のシステムは1000fpsをターゲットに開発されており、これについて、同大の石川正俊 教授はいくつかの要因が背景にあるとする。元々、同研究室では、高速ビジョンの研究・開発・事業化を目指した取り組みを行ってきており、これまでビジョンの高速化、アクチュエータの高速化を実現してきており、その流れでディスプレイの高速化が必要という判断が生じ、TEDとの共同開発に至ったという。では、1000fpsの高速表示が実現した場合、どういった恩恵が得られるだろうか。例えば、Kinectなどを使って、ヒトの動きを追随するアプリケーションがあった場合、カメラで動きを認識し、その動きをディスプレイ上に反映するまでにはシステム全体で150~200msの遅延が生じる。実際に、自分の動きと同じタイミングで表示画像が動かずに、とまどった経験を持つ人もいるだろう。また、3次元形状を認識するマシンビジョンの場合、照明を一瞬あてて、その投影パターンとあらかじめ登録された3次元情報を照会し、物体を認識する手法がよく用いられているが、光を照射して、カメラで撮影し、それを処理し、ロボットに把持の指令を出す、といった一連の作業にある程度の時間が必要であり、静止物であればともかく、生き物を捕まえる、といったことは困難であった。1000fpsが実現した場合、例えば、時速60kmで飛行するボールに対し、約1.7cmおきにパターンを投影することが可能となったり(ダイナミック・プロジェクションマッピング)、動き回る生物が何であるのかを3次元情報を使って識別することができるようになったりする。今回開発されたDynaFlashは、Texas Instruments(TI)のDLP DMDチップと高輝度LED光源を組み合わせて、最小遅延3msの1000fps/8ビット モノクロ階調(解像度は1024×768のXGA)の映像を投影することを可能としたもの。新たに画像処理用のFPGA(XilinxのVirtex-7とのこと)向けに開発した高速制御回路を搭載したことで1000fpsのフレームレートでの投影を実現したほか、独自開発の通信インタフェースを採用したことで映像が生成されてから、プロジェクタに投影されるまでの遅延を抑えることにも成功したという。なぜ、8ビット モノクロ階調ならびにXGAなのか、という点について石川教授は、「システムを構築することが第一で、実用的なレベルの最低条件として設定した性能」と説明する。そのため、まだシステム全体としてボトルネックがあるため、改良の余地があるとするが、将来的にはカラー化を進めていく方針とするほか、遅延の低減や高速ビジョンと連動した応用システムの開発も進めていきたいとしている。また、こうした石川教授の取り組みを受けて、TEDでも手ごたえを感じているようで、2016年夏をめどに、今回のシステムをベースに小型化などを図ったプロジェクタを発売する計画であるとする。仕様としては、0.7型XGA DMDを利用した1000fpsの8ビット階調をスクリーンルーメン500lm、投影遅延は最小3msで実現したいとするほか、ホスト側のインタフェースにはPCI Express(PCIe)の採用を予定。距離が離れた場所まで伸ばしたい場合は光ファイバによる通信を検討しているとする。さらに、撮影用カメラについては、プロジェクタ一体型にするか、分離型にするかはユーザーの反応次第としている。なお、価格は未定としているが、市場ニーズとしては、産業機器(FA)やロボットを中心に、リアルタイム3次元形状認識やダイナミック・プロジェクションマッピング、拡張現実(AR)などでの活用を期待するとしている。
2015年07月29日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは22日、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」での支払い方法に、電子マネー「ビットキャッシュ」を追加した。これに合わせて、同日より「e-onkyo musicでビットキャッシュ導入開始記念キャンペーン」を実施している。キャンペーン実施期間は8月19日まで。キャンペーンの対象は、ビットキャッシュの会員制サービス「マイビットキャッシュ」を利用し、e-onkyo musicで一度に1,000円以上購入したユーザー。対象ユーザーの中から抽選で200名に540クレジットのビットキャッシュをプレゼントする。
2015年07月23日マネックス証券は17日、業界で初めてという(7月16日現在、マネックス証券調べ。証券業界とは、外資系証券会社を除く国内の証券会社を示す)「ビットコインプレゼントキャンペーン」を開始した。同キャンペーンの実施にあたり、bitFlyerはビットコインの受渡を可能とする「adFlyer」サービスの提供開始も、あわせて発表した。○ビットコインはインターネットで流通している仮想通貨マネックス証券は、資産設計アドバイスツール「MONEX VISION β」など、未来におけるお金との付き合い方をデザインすることを目的として独自に開発・運営している「MONEX LAB TOOLS」を無料で提供している。このたび、より多くの人に「MONEX LAB TOOLS」を知ってもらうため、近年「次世代の通貨」として関心が高まっている仮想通貨ビットコインを抽選でプレゼントする「ビットコインプレゼントキャンペーン」を開始した。同キャンペーンは、マネックス証券に口座を持っていない人でも応募できる。ビットコインはインターネットで流通している仮想通貨。特定の紙幣や硬貨を持たず、オンライン上で直接、個人や店舗への送金や決済が可能なため送金手数料が無料もしくは比較的安価で利用できることが特徴のひとつだという。○キャンペーン概要期間:7月17日(金)~8月21日(金)内容:期間中にマネックス証券のウェブサイト上で同キャンペーンにエントリーし、クイズに正解した人の中から抽選で50名に、1万円相当(適用価格は当選者に配るクーポンを経由してbitFlyerアカウントにログインした際のbitFlyerが提示する価格(仲値)となる)のビットコインをプレゼントするbitFlyerは、ビットコイン販売所・取引所を運営するほか、ビットコイン送金やEC決済、ポイントとビットコインの交換など、安全で便利なビットコイン取引環境を創造するための各種サービスを提供しているという。このたび開発した「adFlyer」サービスにより、利用企業はビットコインを保有することなく、キャンペーンや販促などを目的としてビットコインを配布することが可能となるとしている。bitFlyerアカウントを持っていない人は、アカウント作成が必要。bitFlyerアカウントの作成は、メールアドレスの登録またはFacebook連携、Yahoo! ID連携などで可能。
2015年07月21日凸版印刷は13日、スルガ銀行に対し、Vizaデビット機能が付いたキャッシュカードの店頭即時発行サービスを提供開始したと発表した。Visaデビット機能付きキャッシュカードの店頭での即時発行サービスは、今回が日本初となるという。○約20分で即時発行が可能に凸版印刷は、金融機関が店頭でICキャッシュカードを約20分で発行し、顧客にその場で渡すことができるキャッシュカード店頭即時発行サービス「TOPPAN ACIS-BS(トッパンエイシス・ビーエス)」を販売している。今回、同サービスがVisaデビット機能付きキャッシュカードとローンカードに対応し、スルガ銀行の「Visaデビット機能付きキャッシュカードの即時発行サービス」で採用。同行のコミュニケーションスペース「スルガ銀行d-labo 湘南」に導入された。スルガ銀行では従来、店頭でVisaデビット機能付きキャッシュカードの発行手続きがあった場合でも、引渡しは宅配を原則としたため、顧客の手許にキャッシュカードが到着するまでに1週間程度の時間がかかっていた。今回のサービス導入により、Visaデビット機能付きICキャッシュカードを店頭で即時発行できるようになり、顧客の利便性が向上するという。凸版印刷は、「TOPPAN ACIS-BS」の導入サポート、発行機/ASPサービス、保守サービスなどの機能を拡充し、2017年度に10億円の売上を目指すとしている。
2015年07月13日