北海道大学(北大)は2月17日、チェコ・南ボヘミア大学との共同研究により、胚(受精卵)の一部を染色して観察すると、チョウザメの始原生殖細胞「PGC(Primordial germ cells)」はカエルと同様の機構で生み出されることが判明し、一方、この細胞をチョウザメとは異なる発生過程を示すキンギョの胚に移植したところ、キンギョの生殖腺へ移動する能力を持っていたことから、卵や精子の元となる細胞の形成や移動には種を越えた共通性があることが示されたと発表した。成果は、北大 北方生物圏フィールド科学センター 七飯淡水実験所の山羽悦郎 教授らの国際共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、日本時間2月6日付けで米オンライン科学誌「PLoS ONE」に掲載された。世界三大珍味「キャビア」を求めて乱獲されたため、チョウザメ天然魚は世界中で激減し、保護の対象となっているが、チョウザメはいわゆる古代魚、「生きた化石」とされ、進化を解明するうえで重要な材料としても知られている。現在、絶滅危惧種のチョウザメを復活させるため、チョウザメの配偶子(卵や精子)をほかの種で作らせる技術の開発が進められている。そのためには、配偶子の元となる細胞であるPGCの由来を明らかにしなければならないというわけだ。すべての生殖細胞の元になるPGCは、胚発生の早い段階で胚中に形成される。PGCは将来の生殖腺とは離れた領域で形成され、胚発生を通して生殖腺へと移動する性質を持つ。カエルなどの無尾両生類やゼブラフィッシュなどの魚類では、特定の細胞質(生殖細胞質)を受け継いだ細胞がPGCに分化することが知られているが、PGCが作られる胚の領域はそれぞれの種で大きく異なる。例えばカエルでは卵黄に富む胚の植物極側でPGCが形成され、ゼブラフィッシュでは胚の動物極側でPGCが形成されるという具合だ。その中間的なパターンを示す動物系統がいるのか、いるとしたらPGCはどのように発生するのか、そうした点はこれまで明らかにはなっていなかった。今回の研究対象であるチョウザメの胚発生パターンは、カエルによく似ていることが知られている。今回の研究では、生殖細胞質あるいはPGCだけを緑色蛍光で標識するようにデザインされたメッセンジャーRNAを極小のガラス針で発生過程の胚に顕微注入することで、チョウザメ胚のどの領域でPGCが形成され、どのように将来の生殖腺形成部位に移動するかが詳しく調べられた。さらに、PGCの移動機構が生物間で保存されているかどうかを調べるため、緑色蛍光で可視化したチョウザメのPGCを単離してキンギョ胚に移植し、その移動パターンが観察されたのである。その結果、まず明らかになったのが、チョウザメの生殖細胞はカエル胚と同じく植物極付近に分布しており、PGCはそれを取り込むことで植物極側で形成されるということ。つまり、チョウザメは魚類であるにも関わらず、カエルに似たPGCの形成パターンを示すことが判明したのである。ところが、生殖腺へと移動中のPGCをチョウザメ胚から取り出しキンギョ胚へと移植すると、チョウザメPGCはキンギョのPGCと同じ経路をたどり、キンギョの生殖腺に定着した。この結果は、見かけ上大きく異なるPGCの発生パターンを持つ遠縁の動物種間であっても、PGCの移動機構が機能的に保存されていることを示しているという。今回の研究により、その生殖細胞の元になる細胞の発生パターンが生物間でどのように変化するのか、不明であったミッシングリンクの1つが埋められた形だ。しかし、チョウザメはすべての種が絶滅危惧種に指定されている一方で、キャビアの需要は世界的に高まり続けているという現状もある。その一方で、キャビア(成熟したメスの生殖細胞)の元になる細胞であるPGCの性質や、その細胞がどのように生殖腺を形成するのかはまったく調べられてこなかったのも事実だ。今回の研究はチョウザメの生殖腺が発生する仕組みの基礎的な知見となるだけでなく、将来の生殖コントロールや効率的な養殖生産につながることが期待されるとしている。
2014年02月18日産業技術総合研究所(産総研)は2月17日、和光純薬工業 試薬事業部 試薬開発本部 ライフサイエンス研究所との共同研究により、移植用細胞に残存する未分化のヒトiPS細胞やヒトES細胞を、通常は廃棄する細胞培養液を用いて簡便に検出する技術を開発したと発表した。成果は、産総研 幹細胞工学研究センター 糖鎖レクチン工学研究チームの舘野浩章 主任研究員、同・平林淳 首席研究員兼研究チーム長、同・器官発生研究チームの小沼泰子 主任研究員、同・伊藤弓弦 研究チーム長らの共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、現地時間2月12日付けで英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。ヒトiPS/ES細胞は、いろいろな細胞に分化できる「多能性」と、分裂して自分と同じ性質の細胞を増やせる「自己複製能」を持つ。その2つの能力により、再生医療のための細胞材料として大きな期待が寄せられているところだ。ただし、ヒトiPS/ES細胞を用いた再生医療には大きな解決すべき課題もある。ヒトiPS/ES細胞から分化させることにより調製した移植用の細胞に、ヒトiPS/ES細胞が残存していると、それらが腫瘍を形成する危険性があるのだ。よって、患者の危険性を最小限にするためには、実際に移植治療を行う前に、移植用細胞にヒトiPS/ES細胞がどの程度残存しているかを品質検査することは必須だ。そのため、移植用細胞に残存するヒトiPS/ES細胞数を計測する技術の開発が求められていたのである。これまでのところ、「フローサイトメトリー法」や「qRT-PCR(Quantitative Reverse Transcription Polymerase Chain Reaction:逆転写ポリメラーゼ連鎖反応)法」などの技術があるが、それぞれに問題があった。フローサイトメトリー法は、溶液中に懸濁させた細胞の散乱光や蛍光を1個ずつ高速で測定する方法で、大量の細胞の性質を解析する際によく用いられる一般的手法である。もう1つのqRT-PCR法は、RNAを鋳型に逆転写を行い、生成されたcDNAをPCR法で増幅して、DNAの定量を行う方法で、調べたい遺伝子の量を定量的に解析する一般的手法だ。しかしこれらの従来技術では、せっかく作った移植用細胞の一部を破壊して検査に使用する必要があった。このような問題点を解決するために、細胞自体を用いずに、移植用細胞にわずかに混入するヒトiPS/ES細胞を簡便に検出する新たな技術の開発が求められていたのである。そうした要求の中で進められた今回の研究において見出されたのが、ヒトiPS/ES細胞に特徴的な「O型糖鎖」を持つ「ポドカリキシン(H3+ポドカリキシン)」が、さまざまな種類のヒトiPS/ES細胞から培養液中に分泌されているという点だ。なお糖鎖とは、単糖がつながることによりできた一群の化合物のことだが、糖同士だけでなく、タンパク質や脂質などとも複合体を形成し多様な分子を形成するのが特徴である。すべての細胞表面を高濃度に覆い、その構造は由来する生物、組織、細胞により異なることから「細胞の顔」とも呼ばれ、細胞や疾患を判別するためのマーカー(疾患診断や細胞同定のための指標)として有効だ。細胞と細胞の情報伝達を仲介することにより、さまざまな生命現象に関与することでも知られている。またO型糖鎖は糖タンパク質の糖鎖の内で、タンパク質の「セリン」または「スレオニン残基」に結合している糖鎖のことをいう。そしてポドカリキシンは、高度にO型糖鎖などで糖鎖修飾されているのが特徴の膜タンパク質の1種だ。ヒトiPS/ES細胞に発現するポドカリキシンは、ヒトiPS/ES細胞に特異的に存在する「Hタイプ3」というO型糖鎖を持っている。このポドカリキシンは腎臓などほかの組織にも存在するが、ヒトiPS/ES細胞に特徴的なH3+ポドカリキシンは、これまでの研究では通常の体細胞からは分泌されていないことがわかっている。つまり、培養液中のH3+ポドカリキシンを調べることで、細胞自体を使わずにヒトiPS/ES細胞を検出できるというわけだ(画像1)。通常、タンパク質は特有のアミノ酸配列を認識する抗体を用いて検出することが多いが、ポドカリキシンは多量のO型糖鎖で覆われた巨大な「ムチン」様タンパク質であるために、抗体を用いることはできなかった。そこで、H3+ポドカリキシンに多く存在する特徴的な糖鎖構造に着目し、そのO型糖鎖を認識する「レクチン」を2種類用いて検出する新しい「サンドイッチアッセイ」系による検出システムが考案されたのである(画像2)。なおムチンとは、動物の上皮細胞などから分泌される粘性物質のことだ。高度に糖鎖修飾された糖タンパク質であり、高い保水性と粘性を持つ。そしてレクチンとは、糖鎖に結合するタンパク質の総称で、ヒトからウイルスまですべての生物に存在する。糖鎖に結合することにより、さまざまな生命現象に深く関与していることが明らかになってきた。またサンドイッチアッセイとは、ある特定の分子を2種類の検出分子でサンドイッチ(挟み込む)することにより検出する方法の総称だ。2種類の抗体を検出分子として用いる抗体-抗体サンドイッチアッセイが一般的であり、疾患を診断する際によく用いられる。今回開発された検出システムの詳細な方法は以下の通りだ。H3+ポドカリキシンを認識する「rBC2LCN」を判別試薬として固定化した反応容器を準備する。なお、rBC2LCNとは、グラム陰性菌「Burkholderia cenocepacia」由来のレクチン「BC2L-C」のN末端ドメインの組み換えタンパク質のことだ。未分化なiPS/ES細胞と反応するものの、分化した体細胞とはまったく反応しないため、未分化なヒトiPS細胞を検出するための検出試薬として有効である。1滴(50μL)の細胞培養液を反応容器に入れ1時間反応させてH3+ポドカリキシンを吸着させる。洗浄して細胞培養液を除いた後、rBC2LCNとは別のO型糖鎖を認識する酵素標識「rABA」を、反応容器に吸着したH3+ポドカリキシンと1時間反応させる。rABAは、キノコ「Agaricus bisporus」由来レクチン「ABA」の組み換えタンパク質に酵素「ペルオキシダーゼ」を標識したもの。基質を加えると濃い青色を呈する。酵素標識rABAを発色させ、その発色強度を測定して、H3+ポドカリキシン量を決定する。H3+ポドカリキシン量から、H3+ポドカリキシンを分泌したヒトiPS/ES細胞数を算出する。今回開発された検出システムのポイントは、第1にrBC2LCNを判別試薬として用いてヒトiPS/ES細胞から分泌されるH3+ポドカリキシンだけを選択的に反応容器に吸着させること、そして、第2に1分子のH3+ポドカリキシン上に100個以上あると予測される構造のO型糖鎖を認識するrABAを検出試薬とすることで、1分子のH3+ポドカリキシンに多くの酵素を付着させて高感度検出を実現したことの2点点だ。すなわち2種類のレクチンを用いることで、選択性と高感度を両立させたのである。今回の検出システムを用いると、多数の検体を3時間以下という迅速さで検査することが可能だという。また、10mLの培養液で1000万個の細胞を培養している場合、5000個(0.05%)以上のヒトiPS/ES細胞の検出ができるとした。移植用細胞中のヒトiPS/ES細胞の混入率を測定できるため、ヒトiPS/ES細胞を用いた再生医療の安全性評価法として期待できるとしている。今後は、今回の技術を実際の再生医療に用いるヒトiPS/ES細胞由来の移植用細胞の安全性評価に利用し、ヒトiPS/ES細胞を用いた再生医療の促進に貢献していくという。また今回の技術の感度と定量性をさらに向上させると共に臨床検査機器を開発し、再生医療分野に広く普及させていく予定としている。
2014年02月18日京都大学は1月30日、すい臓の「ランゲルハンス島(すい島)」において、血糖値を下げる効果のある唯一のホルモンである「インスリン」分泌における重要因子である細胞内ATP(アデノシン三リン酸)濃度と、カルシウムイオン濃度の動態を同時に可視化することに成功し、インスリンを分泌する細胞は血糖値(血中ブドウ糖濃度)の変化に伴った細胞内ATP濃度の変化を鋭敏に感知することにより、インスリン分泌を制御していることSを明らかにしたと発表した。成果は、京大 白眉センターの今村博臣特定准教授、同・大学院 生命科学研究科の垣塚彰 教授、同・大学院 医学研究科の稲垣暢也 教授らの共同研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、1月24日付けで米生化学・分子生物学会の学術誌「The Journal of Biological Chemistry」に掲載された。食事後に血糖値が上がると、ランゲルハンス島の大部分を占めるβ細胞がそれを感知してインスリンを分泌し、肝臓や筋肉などに作用し、これらの組織において血中のグルコースの取り込みを促進し、結果として血糖値を下げる。β細胞からのインスリン分泌がうまく行かなくなると糖尿病となるため、インスリン分泌の仕組みを理解することは糖尿病の予防や治療を考える上でとても重要だ。これまでの研究によって、ブドウ糖が細胞内で分解された時に作られるATPがインスリン分泌の直接の引き金である細胞内カルシウムイオン濃度を制御する重要因子であると予想されていた。しかし、実際にATP濃度がβ細胞内でどのように変化するのか、そしてカルシウムイオン濃度の複雑なパターンの形成に関与しているかは不明だったのである。今村特定准教授らは、以前に開発していたATP濃度に応答して蛍光色が変化するバイオセンサをマウスより単離したすい島の細胞内に導入して蛍光顕微鏡でイメージングすることにより、生きたすい島細胞内のATP濃度の変化をリアルタイムに追跡する方法を確立した。また、同じ細胞に蛍光のカルシウム指示薬を導入することによって、インスリン分泌の直接の引き金である、すい島細胞内カルシウムイオン濃度も同時に測定。この測定系を用いて、さまざまな条件ですい島細胞内のATP濃度とカルシウムイオン濃度が変化する様子が調べられた。その結果、ブドウ糖濃度が上昇することによって急速に細胞内ATP濃度の上昇が引き起こされることが実際に確かめられ、このATP濃度の上昇が初期のカルシウムイオンの濃度上昇に必要かつ十分であることも実験的に示されたのである。一方で、ブドウ糖刺激後しばらくしてから生じるカルシウムイオン濃度の振動期においては、ATP濃度の明瞭な振動は起こらず、ATPが高い濃度で保たれていることがカルシウム振動の維持に必要であることを示す新たな知見が得られたという。糖尿病になることで、すい島細胞内におけるATPとカルシウムイオンの動態がどのように変化するかを詳細に調べることによって、糖尿病が発症する仕組みの解明や新たな治療戦略につながると期待されるとした。
2014年02月06日東京大学分子細胞生物学研究所(IMCB)は1月23日、幹細胞マーカー「Lgr5」が、ほとんどのヒト大腸がんで多量に発現していること、そして大腸がんが腫瘍を作るために極めて重要な役割を果たしていることを見出したと発表した。成果は、IMCBの秋山徹教授、同・川崎善博講師らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、1月23日付けで英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。最近の再生医学や幹細胞研究の飛躍的な進歩によって、腸管では「腸管幹細胞」が自己複製すると同時に分化して腸管を形成する機構が解き明かされてきている。このような研究で重要な役割を果たしているのは、幹細胞に多く発現し、幹細胞を特定するための目印の「幹細胞マーカー」となるいくつかの分子だ。Lgr5も腸管幹細胞マーカーの1種で、さまざまな研究に利用されており、また、腸管幹細胞の機能に重要な役割を果たしていることが示されている。なお、Lgr5は「7回膜貫通型タンパク質」の1種で、細胞膜を7回貫通する特徴的な構造を持つタンパク質だ。細胞外の因子を受け取り、細胞内に伝える役割を持つ。一方でがん研究にも幹細胞という概念が導入され、腫瘍を形成しているがん細胞は一様でなく、一部の「がん幹細胞」と呼ばれる細胞のみが強い造腫瘍性を持つこと、さらに、がん幹細胞は、自己複製すると同時に、造腫瘍性の低下したがん細胞に異分化して増殖すると考えられるようになってきた。化学療法や放射線治療によって一時的にがんが退縮しても再発してくるのは、大部分の造腫瘍能の低下したがん細胞が死滅しても一部のがん幹細胞が生き残っている可能性が示唆される。従って、がん細胞における幹細胞性の重要性を明らかにすることは現在のがん研究の最も重要な課題の1つだ。そこで研究チームは今回、幹細胞マーカー「Lgr5」に注目。ほとんどのヒト大腸がんで多量に発現していること、そして大腸がんが腫瘍を作るために極めて重要な役割を果たしていることを見出したのである。例えば、特定の遺伝子の発現を抑えることができる「siRNA」(短いRNA配列)を用いて大腸がん細胞のLgr5の発現を抑制すると、胸腺を欠くため免疫機能が働かないマウス(ヌードマウス)で腫瘍を作る能力が顕著に低下することが明らかになった。一般に、腫瘍を作る能力が低下したがん細胞は、シャーレの中での増殖能が低下したり、細胞死を起こしたりすることがよく知られている。しかし、Lgr5の発現が低下した大腸がんの細胞はこのような性質を示さなかったという。従って、Lgr5の幹細胞性に関わる機能が造腫瘍性に重要である可能性があると示唆されたというわけだ。それでは、なぜLgr5は大腸がん細胞で多量に発現しているのかという点にも研究チームは迫り、大腸がん細胞では転写因子の1種「GATA6」が大量に発現しており、直接Lgr5の転写を活性化していることを見出した。なお転写因子とは、DNAの特定の塩基配列に結合して、遺伝子の発現を調節するタンパク質の総称のことをいう。またその後の解析によれば、大腸がんの細胞ではsiRNAの1種「miR-363」の発現が低下していることがわかり、大腸がんにおけるGATA6とLgr5の大量発現はmiR-363の発現の低下によるものと示唆されたという。miR-363はGATA6の発現を抑制する働きがあるが、発現が低下しているためにGATA6の発現が増加しているという仕組みだ(画像)。今回の成果は、細胞内におけるmiR-363、GATA6、Lgr5の3分子による情報伝達の仕組みががんの分子標的薬を創製する上で重要な標的となることを示唆しているという。今回の研究の成果により、今後、この仕組みを標的とした薬剤が開発され、大腸がんの治療に貢献することが期待されるとした。
2014年01月29日*画像はニュースリリースより「エリクシール」から発売した美容液の中で最高の売上資生堂は、昨年9月21日発売の“美容濃密液”「エンリッチドセラム」が、発売3か月で店頭売上約34万個(当初計画比約 260%)を達成し、美容液市場金額シェア No.1(インテージ SRI 美容液市場2013年9月~2013年12月累計 ブランド別金額シェア)を獲得したことを発表した。これまでに「エリクシール」から発売した美容液の中で、過去最高の売上という。“資生堂のコラーゲン最新科学”を搭載した美容液「エリクシール」は、ブランド誕生30周年となる 2013年、「いつまでも若わかしくきれいでありたい」という女性の普遍的なニーズとエイジングケア効果への期待に応え、ブランド価値を体現した“美容濃密液”「エリクシール シュペリエル エンリッチドセラム」を発売。長年の皮膚生理研究から得られた“資生堂のコラーゲン最新科学”を搭載。新成分「ビルドコラVII」をはじめ厳選された美容成分を配合し、使うごとに、ピンと張った上向きのハリの手応えを肌に導く。また、美容成分を独自のテクノロジーで凝縮する「圧縮乳化技術」を採用し、みずみずしく、軽いのに濃密な、新しい使用感を実現している。プロモーションは、「資生堂の最新コラーゲン科学。凝縮の1滴で、上向きのハリ」をキャッチコピーに、篠原涼子(しのはら りょうこ)さん、竹内結子(たけうち ゆうこ)さんの圧倒的に美しい肌を通じて訴求。また、「ワタシプラス」や公式フェイスブックをはじめ Web媒体を通じての大規模のサンプリングの実施など、店頭だけでは接点が図れなかった新たな顧客を獲得できたことも好調の要因としている。【参考リンク】▼資生堂ニュースリリース
2014年01月24日内側からの美しさを目指してアメリカの人気デザイナー、マイケル・コースのイギリス、ニューヨークで大成功を収めたコスメラインがようやくパリにも到着した。フェミニンなレディースウェア、バッグ、時計、アクセサリー、フレグランスと様々なファッションアイテムで私達を魅了し続けるデザイナーの発信するコスメはなんとも「フェミニンでグラマー」。一見どこにでもありあふれているようなキーワードではあるが、あくまでコンセプトは内側からにじみ出るセクシーさだ。マイケル・コースお得意のスポーツウェアからも想像できるように、スポーティーで健康な女性こそが他の追随を許さない本当のフェミニンな魅力を手に入れることができると彼は考えている。また、日常のワードローブにほんの少し加えることでぐっと増すことのできるセクシーさは、マニキュアとリップのラインナップを見るとひと目でわかる。奇抜なカラーを排除し、暖色をベースにあたたかく肌にとけこむようななんともクラシックなカラーバリエ。上品さを崩さず、どんなシーンにおいても彼のコスメをまとった女性の魅力を最大限に発揮してくれるだろう。ギャラリー・ラファイエットで販売開始パッケージは、ゴールドをメインカラーに用いた都会的なすっきりとしたデザイン。特におすすめのアイテムは「グラムブロンズパウダーインビーム」で、このキメの細かいブロンズパウダーをフェイスラインに一はけするだけで、マイケル・コースのイメージするスポーティーな日焼け肌のセクシーさを演出できる。価格帯は18~39ユーロ(約2600円から5600円)。パリ市内のギャラリー・ラファイエットオスマン店で購入可能だ。フランスでも人気を博しそうなマイケル・コースのラグジュアリーコスメ。日本上陸が待ち遠しい。【参考リンク】▼マイケル・コースオフィシャルサイト
2014年01月20日(画像はプレスリリースより)美容液入りルージュに新色花王株式会社が展開するコスメブランド、「オーブクチュール」から、透明タイプの美容液ルージュ「オーブクチュールエッセンスプレミアムルージュ(ノーカラー)」が登場しました。乾燥が気になる冬、中でも唇の乾燥は気になるところ。実際に、冬の湿度は夏よりも低い上に、暖房などの使用で更に乾燥がちになっている傾向があります。今回発売されたオーブクチュールのノーカラールージュは、「うるおい持続ポリマー」が配合されており、うるおいを逃さず、縦ジワの目立つ唇も、ぷるんとした唇に仕上がります。ノーカラーのため、乾燥対策や花粉対策でマスクを付けていても色移りがしにくいのも特徴です。リップクリームよりもツヤ感があり、手持ちの口紅に重ねることもでき、口紅の下地にも使えるオーブクチュールのノーカラールージュは、一本持っていると「使える!」アイテムとなっています。12月の新CMもチェック!また、12月から放映されている新CMでは、唇美人の井川遥さんと石原さとみさんが「北風にあたっても、唇うるおってキレイ」と当製品を紹介しています。HPに掲載されているCMのメイキング写真で発色やイメージをチェックしてみてもいいですね。【参考リンク】▼「エッセンスプレミアムルージュ」プレスリリース▼オーブクチュールCMあきらめなくてよかった...! 見とれるほどの「究極の美ライン」を手に入れる方法とは?
2013年12月12日生理学研究所(NIPS)と中央大学は、赤ちゃんがヒトの白目と黒目のコントラストを手掛かりに顔を認識する能力は、生後5~6カ月ころに発達すること、ならびに白目と黒目というヒト特有の顔は、乳児の脳の右半球で処理されている可能性があることを発表した。同成果は、中央大学研究開発機構の山口真美教授、市川寛子機構助教、生理学研究所の柿木隆介教授らによるもの。詳細は、欧州の認知神経科学の専門誌「Neuropsychologia」に掲載された。「ブレア錯視(Tony Blair illusion)」は、良く知られたヒトの顔であっても、白目と黒目の明暗関係を反転させた目にすると誰の顔かわかりにくくなったり、奇妙な印象を与えたりするといったもので、同研究の発表者であるAnstis氏は、「子供を怖がらせるバンパイアのよう」と形容している。今回の研究は、この奇妙さを感じるのはいつごろかを探る目的で実施されたもので、生後5~6カ月の乳児に、白目と黒目のコントラストを保った正常の目と、白と黒を反転させた目をもつ顔のそれぞれのときにおける脳活動の計測を近赤外分光法(NIRS)を用いて行った。その結果、正常な目の顔を見ているときは脳活動が上昇したが、白黒反転目では脳活動が上昇しないことが確認されたほか、正常な目を見ているとき、脳の右後側頭部が強く活動していることが確認されたという。研究グループはこれらの結果について、生後5カ月以降になると乳児はヒト特有の白目・黒目をもつ顔だけを「顔」として認識し、その処理を脳の右半球で行っていることを示唆するものだと説明。今回の成果が、赤ちゃんの脳内でヒト特有の目に反応する神経基盤の解明につながるものとなることが期待できるとしている。
2013年11月29日京都大学は10月18日、体細胞からiPS細胞へと初期化する過程で、RNAを切り貼りする「スプライシングパターン」も初期化されることを明らかにしたと発表した。 成果は、京大 iPS細胞研究所(CiRA)/生命科学研究科大学院生の太田翔氏、同・生命科学研究科の西田栄介教授(科学技術振興機構 CREST)、同・CiRA所長の山中伸弥教授(物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)、グラッドストーン研究所)、同・CiRA/iCeMSの山本拓也助教、らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、米国東部時間10月17日付けで米科学誌「Cell Reports」のオンライン版に掲載された。 一般的な真核生物のDNAから転写されたメッセンジャーRNA(mRNA)前駆体には、「イントロン」と呼ばれる直接タンパク質のアミノ酸配列に関わらない領域がある。このイントロンを除き、残った「エクソン」と呼ばれる領域からなるmRNAが作られる過程はスプライシングと呼ばれる。 そして、1つの遺伝子から複数のタンパク質を作る仕組みの1つが「選択的スプライシング」だ。同じDNAを参照していても、必要とするエクソンと必要としないイントロンの領域が異なることで設計図として変化し、複数種類のタンパク質を作れるのである。この仕組みによりタンパク質の種類は豊富になり、より複雑で柔軟性のある仕組みを作ることができるというわけだ。 また、多能性と無限増殖性を持った細胞であるES細胞では、同細胞に特徴的なスプライシングが行われていることが報告されている。分化した細胞にはそれぞれ特徴的なスプライシングのパターンがあり、各細胞に固有の機能や特性を生み出しており、細胞を特徴付ける大きな要因であるのだ。 しかしその一方で、スプライシングの仕組みには、パターンを間違える可能性という危険性があるのはいうまでもない。スプライシングパターンを誤ると、当然のことながら間違えたタンパク質ができてしまったり、そもそもタンパク質そのものができなかったりすることもある。よって、スプライシングパターンが変わってしまうことで生じる疾患も多数報告されているというわけだ。 分化した細胞に、俗に「山中因子」と呼ばれる4つの初期化因子(「Oct3/4」、「Sox2」、「Klf4」、「c-Myc」)を導入するとiPS細胞への初期化が行われるが、その過程でスプライシングパターンも変化しているのかどうかは明らかにはされていなかった。もし、スプライシングパターンが変化しなければ、同じiPS細胞であっても由来細胞によって大きく性質の異なるiPS細胞になる可能性が考えられるというわけだ。そこで研究チームは、大規模遺伝子解析の技術を用いて体細胞とiPS/ES細胞のスプライシングパターンを解析することにしたのである。 初期化前後でのスプライシングの違いについて調べるために、線維芽細胞、ES細胞、線維芽細胞から樹立したiPS細胞それぞれのmRNA配列の解析が実施された。すると、線維芽細胞のスプライシングパターンがiPS/ES細胞に特徴的なスプライシングパターンへと変わったことがわかった(画像1)。選択的スプライシングにはさまざまなタイプがあるが、ここでは「スキップド・エクソン」(A-B-CとA-Cという2つの選択、エクソンBを飛ばすかどうか)についての解析が行われた。画像1のスプライシングパターンの解析結果では、線維芽細胞(MEF)から作製したiPS細胞は、MEFとは大きく異なり、ES細胞と似たスプライシングパターンを示したのである。 特徴的なスプライシングパターンを決めているメカニズムは、RNAに結合するタンパク質が制御していると考えられるという。そこでRNA結合タンパク質の中から、特にiPS/ES細胞で特異的に働いているタンパク質を作る遺伝子92種が選ばれ、それらの遺伝子がRNA干渉法により1つ1つ働かないようにされた結果、9種類のRNA結合タンパク質がスプライシングパターンに影響を与えることが判明したのである。 これらのタンパク質が働かないようにした結果、2種類のタンパク質「U2af1」と「Srsf3」がそれぞれ働かない場合に、iPS細胞ができる効率は低下することが確認された(画像2)。画像2はU2af1およびSrsf3を働かなくした細胞での初期化がわかるiPS細胞のコロニー(左)とシャーレ上のを占める面積を表したバーグラフ。 画像2中のAPは、アルカリフォスファターゼ(iPS細胞へと初期化されたことを確認する指標)。U2af1およびSrsf3の働きを阻害した場合には、iPS細胞のコロニー(紫色の点)の数が減少し(左)、シャーレ上を占める面積も減った(右)。shNCは、コントロール(遺伝子の働きに影響を与えないRNA)、shU2af1はU2af1を作れないようにするRNA、shSrsf3はSrsf3を作れないようにするRNA。#1、#2、#3はそれぞれ同じ内容で実験が行われた。 以上のことから、体細胞が初期化される際にU2af1とSrsf3がRNAスプライシングに影響を与えることによって、重要な役割を果たしていることが明らかとなったのである。 今回の研究では、選択的スプライシングについてゲノム全体で解析を行い、細胞が初期化される過程でスプライシングパターンやスプライシングを制御するメカニズムが変化していることが解明された。また、選択的なスプライシングの制御が細胞を初期化するメカニズムの一翼を担っており、多能性に重要な働きをしていることを示唆しているという。この成果から、iPS細胞はES細胞などと同様に多能性を持つスプライシングパターンへと体細胞のパターンから変化していることが明らかになった形だ。今回の成果を応用することで、iPS細胞の品質評価やiPS細胞作製時の効率や時間の改善などにも利用できる可能性が考えられるとしている。
2013年10月21日整体師の大山奏です。体幹を鍛えることは、身体のバランスをとるためにとても重要です。あらゆるスポーツの基本となる体幹トレーニングで運動全体のパフォーマンスをあげて、自分の目指す身体作りをしましょう。今回は、腹筋と腹斜筋(ふくしゃきん)を鍛えるツイストレッグレイズを紹介します。まず、床にV字腹筋の形で座り、膝を90度に曲げた状態になります。そこから上半身を右左交互にツイストします。最初のポジションを整えたら、トレーニング開始から終了までフォームをキープさせます。V字腹筋で膝とおなか部分は90度にします。身体が倒れすぎてしまったり、膝が少ししか曲がっていなかったりするのはNGです。背筋は伸ばした状態を保ちましょう。また、両膝が開かないようにすることもポイントです。手は胸の前でクロスさせ、上半身を腰からツイストします。顔や肩だけ動くことがないように注意しましょう。ゆっくりと息を吐きながらツイストさせ、吸いながら元の位置に戻します。左右交互に行い、途中バランスが崩れそうになったら腹筋と脚を働かせ、脚が床につかないようにしましょう。この調整でも全身の筋力をつけられますので、バランスが崩れたときをチャンスと思って、絶対に倒れないように工夫してみてください。左右10回ずつから始めて、左右10回×3セットを最終目標にするといいでしょう。負荷を強くしたければ、両腕で何か重たいものを抱いてやってみてください。百科事典や水を入れた2リットルペットボトルなどが使えます。また、ツイストとツイストの間や1セットの始めと終わりに、脚を伸ばして引き寄せる運動を10回ずつ付け加えてみるのも、運動強度を高める方法としてオススメです。体幹トレーニングで身体の内部を作り上げていくと、ランニングなどの有酸素運動でも軸がぶれないフォームを維持できるようになります。体幹を鍛えつつ、自分の目指す目標に合うトレーニングも並行してやってくださいね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年10月06日*画像はニュースリリースより肌の“根本細胞”に着目した新発想のコア美容液資生堂は、「クレ・ド・ポー ボーテ」より、肌の“根本細胞”である角層のうるおいケアに着目した新発想のコア美容液「クレ・ド・ポー ボーテ ル・セラム」(医薬部外品)を、資生堂インターナショナルより、9月21日に発売する。輝きとうるおいに満ちた、いきいきとした印象の肌に「クレ・ド・ポー ボーテ ル・セラム」は、「クレ・ド・ポー ボーテ」のキー成分である「イルミネイティングコンプレックス」配合に加え、ダーマルモチベーター(高保湿)設計の美容液。洗顔後の肌に使用し、肌の“根本細胞”に美容成分を届けることで、美しさへの無限の才能を目覚めさせ、肌本来の美しさを目指す。豊かなとろみのあるテクスチャーが、心地よく、なめらかに広がり、素早くなじみ、しっかりとした密度と適度な厚みを感じさせ、輝きとうるおいに満ちた、いきいきとした印象の肌に導くという。いきいきと輝いた印象の肌を実現する美容液にふさわしい、天然のローズや希少なランなどを調香した、清々しく華やかな香り。【参考リンク】▼資生堂ニュースリリース元の記事を読む
2013年08月14日整体師の大山奏です。複数回にわたって体幹トレーニングをやってきましたが、自分の体幹力が上がったと効果を実感できていますか?少し物足りないなという人のために、ちょっとステップアップした筋トレを。今回は、下腹部と腹部のインナーマッスルを鍛えるトレーニングを紹介します。V字腹筋のから膝を曲げた状態でスタンバイします。そこから、右足と左足を交互に前に蹴り出します。脚を前に蹴り出す時に、踵(かかと)から押し出すイメージで行うことがポイントです。つま先を伸ばして蹴り出してしまうと、太ももなど必要ない部分に力が入り、本来使うべき腹部のインナーマッスルにかかる負荷が減ってしまいます。バランスも崩しやすくなり危険なので、踵から前に出してください。バランスがとれずフラフラする場合は、まだ腹部のインナーマッスルが充分についていない可能性があります。無理な負荷は腰・背中・脚に悪影響を与えるので、身体に痛みを感じたり違和感があったりする場合は中止してください。ニートゥーチェストは普通、後ろに手をつき、両脚を一緒に前に出すトレーニングを指します。今回紹介した方法は、V字を自分で保持しながら片脚ずつ前に出すことで、インナーマッスルを鍛えるのはもちろん、身体の左右のバランス力アップの効果もあります。速いテンポではなく、1回1回脚を身体に引きつけてから反対の脚を出すように気をつけてみてください。左右10回ずつが最初の目安です。慣れてきたら、左右10回×3セットを目指しましょう!V字の角度を広げれば広げるほど負荷は強くなります。左右でやりにくい方があれば、そちら側により時間をかけてゆっくりやってみてください。何度も挑戦するうちに、左右バランスの取れた筋肉を手に入れられますよ。体幹トレーニングにはいろいろなバリエーションがあります。見た目に鎧(よろい)を着たような筋肉も魅力的ですが、中身が伴っていないと意味がありません。体幹トレーニングで脂肪を燃焼しやすい身体を作りこみ、見た目にも美しい身体を手に入れましょう!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年08月13日整体師の大山奏です。今まで様々な体幹トレーニングを紹介してきましたが、体幹ができてもそれを支える筋肉がないと効果がありません。そこで今回は、体幹を維持するための大殿筋を鍛える筋トレを紹介します。まずは四つんばいの状態で、片膝の裏にタオルを丸めたものを挟んだ状態からスタート。そこからタオルを挟んだ脚を上下に動かします。注意する点は、脚の上げ下げの際に背中を地面と水平に保つことです。真っすぐ上に上げ、お尻の筋肉が引き締まっていることを確認します。下を向いてしまわず、目線は常に前に向けましょう。数をこなすよりも、1回1回丁寧に行うことが大切です。体幹がきちんと鍛えられていない場合、左右に身体が曲がってしまいます。ただ上げるのではなく、お尻の筋肉がしまっていることを確認しながら行うことが重要です。息を吐きながらタオルを挟んだ方の足を、ゆっくりと上げていきます。この時、体幹に力を入れて身体をしっかりと平行に保ちます。太ももの裏側からお尻の筋肉を意識しましょう。背中が一直線になるまでが基本的な上げ方です。身体が柔らかい人は、そのまま少し高く上げても構いません。ただし、体幹に力が入らなくなるほど上げるのはNGです。まずは左右20回ずつから始めてみましょう。タオルは小さめのタオルでもバスタオルのような大きなもので、特に指定はありません。タオルの太さによって効き方が変わってくるので、自分に一番合うものを探してみるのもいいかもしれません。脚を上げきった位置で10秒静止してからゆっくり下ろすを繰り返すことで、強度がアップします。上げる時にかかとを突き出すようなイメージをすると、より効果を実感できると思います。この筋トレは、体幹トレーニングと並行してやってもらいたい動作のひとつです。体幹は1度鍛えても、しばらく何もしなければ落ちてしまいますが、体幹を支える筋肉も一緒に鍛えれば、鍛えた体幹をキープさせることができます。体幹で基礎代謝がアップするのみならず、筋肉でアップで引き絞まったボディーラインが作れれば一石二鳥ですよね。是非合わせてやってみてください。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月16日整体師の大山奏です。身体を引き締めるには、基礎代謝を上げることが欠かせません。体幹トレーニングは身体の中の筋肉を強化することにより、基礎代謝と脂肪燃焼をアップさせるのに適しています。今回は、腹筋と背筋の体幹を同時に鍛えるトレーニングを紹介します。まずは、四つんばいなった状態からスタートします。右手と左足、左手と右足とクロスするように手足を交互に上げていきます。ポイントは足と手を上げる高さです。手・足・胴体が一直線になるように注意してください。一直線になるまで上げきれていない、また、足と手が上がりすぎて背中がそっているという状態では効果がありません。速いペースで上げ下げするより、きちんと腹筋背筋お尻に力が入った状態を意識しながら低回数行う方が効果的です。息を吐きながら右手と左足をゆっくり上げていきます。背筋と腹筋に力が入っていることを確認しましょう。身体が一直線になったらそこで2秒キープします。息を吸いながら手足を元に戻し、逆側、左手と右足を上げていきます。下ろす時もゆっくりを意識してください。トレーニングの最中は自分の身体の筋肉へしっかり意識を向けましょう。1回1回を丁寧に行うことで、体幹をしっかりと鍛えられ、バランス感覚も同時に磨かれます。まずは左右10回ずつを目安にしてみてください。左右10回×3セットが最終目標です。負荷を強くしたければ、手足を上に上げたままの状態でキープする時間を延ばすといいです。このトレーニングでは上半身の体幹を鍛えると同時に、ヒップアップ効果も期待できます。また、バランス感覚を養うことは、スポーツ時のみならずふだんの生活にもいい影響を与えてくれます。背中・おなか・お尻の筋肉がたるんでいる人は、1日10回からスタートしてみてください。背中のぜい肉ダウンや引き締まったお尻を目指せるため、1週間後ぐらいには身体全体のシルエットの変化を実感できるはずです!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年06月25日人気ファッションブランド、今年からコスメティックもファッションブランドマイケル・コース(Michael Kors)は、2012年オンライン・ブランドショップの検索ランキングで1位の座を獲得した。4月13日、bellasugar Australia が伝えた。セクシー&スポーティー路線の魅力的なファッションで定評のあるマイケル・コースのオンラインショップが、検索ランキングで1位となった。今年はファッションだけではなく、リップスティック、リップグロス、マニキュア、香水などコスメティック製品も加わる予定だ。セクシー・スポーティー・グラマラスコスメティックでもコンセプトを実現マイケル・コースデザインのファッションは、「セクシー・スポーティー・グラマラス」を最も大切なキーワードとして扱い、すべての製品にそのDNAが感じられるデザインを展開している。コスメティック製品も例外ではなく、彼は、どのようにすれば色や香りでこのコンセプトを実現できるかが最重要課題だった。(bellasugar Australiaより)と語っている。製品は8月からアメリカとオーストラリアで発売される。新しいラインナップにはボディケアや日焼けクリーム、サンプロテクト製品、バスビーズなどもそろう。今後マイケル・コースのファンは人目につくファッションだけではなく、基本的な身体のケアも含めたトータルブランドコーディネイトが楽しめるということになる。元の記事を読む
2013年04月18日日本ロレアル株式会社のヘアケアブランド、ケラスターゼ(KÉRASTASE PARIS)は、2013年5月18日(土)に発売される新製品「ケラスターゼ IN セラム イニシャリスト」のインターナショナル プレス発表会&パーティーを、グランドハイアット 東京で開催した。ケラスターゼは2013年、「原点回帰」を掲げ、スカルプケア製品充実を図っており、同商品はスキンケア発想の業界初となる幹細胞にアプローチした、洗い流さないスカルプ&ヘア エイジングケア美容液として登場する。発表会では、幹細胞研究の第一人者、ブルーノ・A・ベルナール博士(ロレアル フェロー(特別研究員)、ロレアル毛髪生物学部門責任者)がフランスより来日し、『幹細胞研究』をテーマに、毛髪のサイクルや強く艶やかな髪にするために重要な以下の4つのフォーミュラ(成分の処方)についてのプレゼンテーションを行った。○リンゴ幹細胞抽出物(リンゴ果実培養細胞エキス):生命の木と呼ばれるスイスの稀少なりんごの樹木から培養した細胞エキスで、幹細胞の機能を維持する。髪の成長を維持し、毛包の生存期間を延長することで頭皮環境を整える。○緑茶ポリフェノール(チャ葉エキス):ポリフェノールを多く含み、毛包幹細胞の機能を維持するほか、毛包幹細胞を酸化ストレスから保護する。○グルコリピッド(サフラワーグルコシド):細胞の代謝を活性化させ、毛包の環境を整えると言われており、髪の成長と質を向上させる。○セラミド:毛髪のダメージを補修する細胞間脂質で、髪のキューティクルを強くしてダメージから保護し、ツヤのある髪へと導く。ハリやコシ、しなやかさやツヤの不足など、エイジングサインが出ている世代以外にも、美しい髪の毛を育成するための土台作りとして、スカルプケアは必須である。ケラスターゼ独特の高級感漂うパッケージ、マンダリンやフルーツのようなフレッシュな香りから、ウッドやムスクの洗練された香りへと変化することも特徴の一つ。使用方法は、シャンプー、トリートメント後のタオルドライした頭皮に使用。スポイトで1回につき12滴ほどを頭皮全体に塗布し、指を使って全体になじませる。必要に応じてスカルプマッサージをするとより効果的だ。のびや浸透力が高く、べたつきはないがしっとりとする感触はまさに美容液そのもの。男性だけではなく女性も頭皮に関心が増えている昨今、次世代エイジングケアの呼び名が高い「幹細胞コスメ」として、新世代の頭皮美容液が話題をさらいそうだ。【ケラスターゼ IN セラム イニシャリスト】洗い流さないスカルプトリートメント60ml 5,000円(5,250円)2013年5月18日 新発売読者お問い合わせ先:ケラスターゼ【TEL】03-6911-8333元の記事を読む
2013年03月25日昔は人ごとだったシミやシワ、たるみ、ほうれい線などの肌悩みも、30歳を過ぎると急激に気になり始めるように。最近では、食生活の乱れやスマホの見過ぎによる疲れ、ストレスなどにより、20代から肌老化現象が始まっているのだとか!「まだまだ私は若いから」と油断しているのは禁物。カラダや肌の細胞自体は1分、1秒ごとに老化しているので、ケアは早いに越したことはありません。とはいえ、出来てしまったシミやシワやたるみも気づいたときに、的確な化粧品と正しいケアやマッサージ方法できちんとお手入れすれば改善することができます。特に、肝心なのが毎日使う化粧品。たくさんある中で、どれを使ったらいいのか分からないという方も多いと思います。まずは、そのブランドの化粧品に対する基本理念がしっかりしていて、最新の技術をとりいれながらも安心、安全な原料を使っているものを中心に選ぶことが大事。そこで今、私が一番おすすめしたいのが「ETVOS(エトヴォス)」の エイジングライン 。肌の専門家が開発したエイジングケア化粧品で、敏感肌でも使えるほど肌に優しいのに、きちんと効果も実感できるところが秀逸なポイント。※個人の感想です。このエイジングラインは、シワ・たるみなど肌老化の原因となる幹細胞に着目。そもそも幹細胞とは、皮膚の細胞をつくる大もとの細胞。この幹細胞を活発にすることで、新しい細胞が生まれシワ・たるみのある年齢肌から、若々しい美肌に導いてくれます。■出来てしまったシミ、シワさえも改善へ導く「エイジングケアコスメ」と「簡単マッサージ」「バイタライジングローション」は、モロッコの希少植物「アルガンツリー」の新芽からとれる幹細胞エキスを配合。真皮幹細胞が新しい組織を再生する能力を助けてくれ、真皮からシワにアプローチ。また、同時に配合されているα-アルブチンはシミ、そばかすを防ぐ効果があり、この成分はβ-アルブチンの10倍の美白効果があると着目されている成分。とろみのあるテクスチャーで、マッサージしながら使うことでたるみやほうれい線も防いでくれるとか。「バイタライジングクリーム」は、「腐らないリンゴ」として知られるスイスの希少な「リンゴ」の植物幹細胞から抽出したエキスを配合。表皮に存在する幹細胞を活性化させ、肌本来の再生能力を促します。これにプラスし、4種のヒト型セラミドが乾燥を和らげ内側から肌を潤します。ベタつきがないのに保湿力が高く、ローションの後に重ねるだけでパック並みの潤いが。筆者は、朝起きたときに肌がふっくら柔らかくなっているのを実感! この2品を使い続けるうちに肌の透明感がアップし、たるみが軽減されたせいか顔全体がキュッとひと回り小さくなったような印象になるのもスゴイ。また、贅沢な成分がたっぷり入っているのに値段はお手頃なので、長く続けられるのも嬉しい。※個人の感想です。今までのエイジングケア化粧品で満足できなかった方は一度試してみてはいかがでしょうか。【商品詳細】エイジングライン トライアルキット(2週間分)・クリアソープバー(洗顔石けん)10g・バイタライジングローション(マッサージもできるとろみ化粧水)25ml・バイタライジングクリーム(美容クリーム)10ml・[パウチサンプル]バイタライジングアイセラム(目元・口元の美容液)通常価格¥1,890のところ、会員登録で500ポイントを付与、ポイントを使うと¥1,390(送料無料) ・トライアルをしてみたい方はこちら お問い合せ:エトヴォス tel.0120-0477-80(平日10:30~17:00 ※土日祝日除く) 公式サイト
2013年02月26日シミ・ソバカスを防ぐ美白美容液と全身のめぐりを整えるボディー用美容液アユーラは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ“深透美白液”「ウェルバランス ザ ホワイト」(医薬部外品)と、もみほぐすようになじませ、からだを動かすことで、全身のめぐりを整える“森林香気ボディー循躍美容液”「ウェルフィットボディーフィットネスセラム」を、3月23日より新発売する。いつものうごきをフィットネスに変えるボディー用美容液「ウェルバランス ザ ホワイト」は、2つの美白有効成分と和漢植物エキスを配合した薬用美白美容液。シミがシミをうむ連鎖に着目し、肌の奥(角層)深くに素早く浸透して、うるおいで満たし、メラニンがスムーズに排泄されるよう肌の生まれ変わりをサポート。肌本来の澄みきった明るさが実感できるという。「ウェルフィットボディーフィットネスセラム」は、からだを動かす前に、もみほぐすようになじませ、からだを動かすことで、“循躍(じゅんやく)成分”によるジンジンとした感触で、運動・マッサージによる効果感が続き、腕・おなか・脚など気になるところを引き締まったラインへと導くボディー用美容液。みずみずしい感触とアロマティックフォレストの爽やかな香りで、気分もリフレッシュさせる。元の記事を読む
2013年02月24日サントリー食品インターナショナルは2013年2月上旬より、国産最軽量となる29.8gの2Lペットボトルを「サントリー天然水」に順次導入する。今回、新たに導入するペットボトルは、国産2Lペットボトルで初めて30g以下のボトル重量を実現したもの。現在の「サントリー天然水」の2Lペットボトルを約2割軽量化することで、石油由来樹脂の使用量を約1,800t(原油相当量:約1,600kl)、CO2排出量を約7,200t削減することが可能となった。また、軽量化することで、飲用後によりつぶしやすくなっているという。導入時期は、「サントリー天然水(南アルプス)」が2013年2月上旬以降順次。「同(阿蘇)」は3月上旬以降順次。「同(奥大山)」が4月中旬以降順次となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日コラーゲンは、肌の真皮層の約70%を占めるたんぱく質の一種である。若々しい肌に欠かせないその成分は、20歳をピークにして減少していき、50代にはピークの4分の1になってしまうようだそのコラーゲンをたっぷり配合した、ラフィネ パーフェクトワンの「オールインワン美容液」を紹介しよう。ラフィネ パーフェクトワン オールインワン美容液 ¥3,990 内容量:75gラフィネシリーズはクレンジングや洗顔のベーシックなアイテムから、メイクアップシリーズや美白などのスペシャルケアまで幅広いアイテムを展開するコスメブランド。合成の香料、着色料などを使用しない、自然派コスメだ。「オールインワン美容液」には、角質層の芯まで浸透してハリとうるおいを与えるカプセルコラーゲンと、うるおいをキープしてふっくらとした素肌を導く加水分解コラーゲンがたっぷりと配合されている。また、ヒアルロン酸やローヤルゼリー、アミノ酸を豊富に含んだ保湿成分のパン酵母エキスなど、23種類の美容液成分が肌のうるおいをキープ。お手入れの際は、乾燥の気になる部分を中心になじませ、手のひらで軽く押さえるといい。化粧水・クリーム・美容液・化粧下地の役割を果たしてくれる美容液ジェルは、忙しくてスキンケアに時間を取れない人にもおすすめ。年齢と共に減っていくコラーゲンを補い、スキンケアできる「オールインワン美容液」を早速チェックして。お問い合わせ:新日本製薬 tel.0120-921-000 公式サイト
2012年10月28日ハイヤーや貸し切りバス事業を行う日の丸自動車興業は、2階建てオープンバス「スカイバス」の秋冬期間限定コースとして、「錦秋の神宮外苑イチョウ 並木コース」、「クリスマス・イルミネーションコース」を運行する。料金はいずれも、大人1,500円、小人700円。「錦秋の神宮外苑イチョウ並木コース」では、丸の内行幸通りや国会議事堂、神宮外苑などに立ち並ぶ、東京のイチョウ並木を間近で楽しむことができる。屋根のない2階建てオープンバスなので、手が届きそうな距離に枝葉が近づき、車内にはギンナンの実が落ちてくるなど、一味違った秋の楽しみかたができるという。運行期間は、11月19日から12月8日(日・祝を除く)。所要時間は約50分とのこと。「クリスマス・イルミネーションコース」では、東京・丸の内を出発し、東京ミッドタウンや六本木ヒルズけやき坂、東京タワー、丸の内仲通りなど、東京の主要なイルミネーション・スポットを周遊する。普段よりも一段高い目線で、遮るものがなく東京の夜景を見ることができ、光り輝く”夜の東京”を楽しめるという。運行期間は、12月1日から12月23日(毎週金曜日・土曜日・日曜日)、および12月24日、25日。所要時間は約60分とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月18日アンチエイジング効果大な新美容液誕生アルビオンが展開する、ハリや弾力に特化したアンチエイジングケアシリーズの「アンフィネス」から、10月18日、新美容液「グラヴィティレジスタンスAD」がデビューする。プレミアムな最新技術を活かした美容液で、引き締め効果が高いアイテムだ。この美容液には、細胞生物学者であるお茶の水女子大の室伏きみ子教授と共同開発した新美容成分「リノベートcPA」を配合したといい、この新成分によって肌の細胞を深部から活性化、健やかで若々しい状態へと導くことが期待できるという。製品体験会でも大好評&驚きの声!そもそもはがん治療薬開発研究の過程で発見されたリン脂質だそうで、これを化粧品向けに高純度精製し、肌へ浸透しやすいものへと改良。今回の美容液誕生につながったそうだ。高分子ヒアルロン酸の産生も促進されるといい、まさに“引力(重力)に対抗する”アンチエイジング美容液となっている。秋の新製品発表会では、研究員によるプレゼンテーションが行われたほか、来場者による製品体験会も実施され、引き締まったフェイスラインを実感できると驚きの声が上がっていたそうだ。若々しく健やかな、美しいハリのある肌とラインを手に入れたいなら、一度チェックしてみては。元の記事を読む
2012年09月24日ロゼッタストーン・ジャパンは、法人向け語学学習ソリューション「Rosetta Stone TOTALe PRO(ロゼッタストーン トターレ プロ」を新たに導入。少人数から数千人規模まで、複数のユーザーの登録や学習進捗(しんちょく)などをオンラインで管理できる。同サービスは、既存製品「Rosetta Stone TOTALe」に、複数のユーザーを管理するための管理者向け機能「Rosetta Stone Manager」を搭載した、法人向けのオンライン語学学習ソリューション。また、管理者やユーザー向けのサポートを提供する「カスタマーサクセスサービス」を新たに組み込んでいる。「Rosetta Stone Manager」では、企業の人事担当や教育機関の教職員などの管理者が、ユーザーの登録から学習状況の確認まで、全ユーザーの管理を容易に行うことができる。管理者はユーザーまたはグループごとに学習進捗状況レポートを定期的に閲覧し、平均点やカリキュラムの進捗状況なども、グラフやチャートで随時把握することが可能。また、既存のプログラムを基に、個人のレベルや目標に合わせて独自のカリキュラムを作成しカスタマイズすることもできるという。さらに、24言語のラインアップの中から学習言語を選択できるため、ユーザーや言語の変更も管理者が自由に行える。例えば、英語終了後は中国語の学習に切り替えることも可能。海外赴任者の利用数を確保した上で、帰任後はユーザーを入れ替えて登録するなど、グローバルな人材育成に役立てることができる。対象言語は、英語(アメリカ)、英語(イギリス)、アイルランド語、アラビア語、イタリア語、オランダ語、韓国語、ギリシャ語、スウェーデン語、スペイン語(スペイン)、スペイン語(ラテンアメリカ)、中国語(マンダリン)、ドイツ語、トルコ語、日本語、ヒンディー語、フィリピン語(タガログ語)、フランス語、ベトナム語、ヘブライ語、ペルシア語(ファルシ語)、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語の全24言語。同サービス導入にあたり、同社は管理者となる企業や学校などの担当者向けのサポート、ユーザーへの学習トレーニング、学習促進サポートなどを行う。継続的かつ充実したカスタマーサポートを提供していくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日サラヴィオ化粧品は、単離培養した毛乳頭細胞の一次繊毛(せんもう)の観察・定量化に成功。9月1日・2日に開催された第27回日本皮膚外科学会総会・学術集会において、その研究成果を発表した。同研究では、繊毛マーカーとしてアセチル化チューブリンを免疫染色。1つの細胞に1本の繊毛が存在することを確認した。その一次繊毛の長さ(繊毛長)を定量的解析し、繊毛長をミクロのオーダーで算出。さらにリチウムイオンを加えることで繊毛長を約3倍に伸ばすことと、繊毛形成に不可欠な遺伝子をoffにすることで、繊毛自体をほぼ消失させることにも成功したという。また、この一次繊毛の長さを制御した実験系を駆使することで、毛乳頭細胞をとりまく細胞間には、一次繊毛を介したシグナル伝達機構が存在することも発見した。また、リチウムイオンを加え、繊毛長を3倍に伸ばしたまま毛乳頭細胞を培養して上澄み液をケラチノサイトに加えたところ、細胞増殖活性に有意な上昇が認められた。これは、繊毛の伸長に依存して何らかのシグナルが放出され、それがケラチノサイトの細胞分裂増強作用をもたらしたことを示唆するものだという。さらに、繊毛を伸長させた状態で、DHT(男性ホルモン代謝産物)を加えたところ、毛乳頭細胞を培養した場合の上澄み液に、線維芽細胞の細胞分裂増強作用が認められた。その一方、繊毛形成を阻害する線維芽細胞の増殖は抑制されたとのこと。毛乳頭細胞は、発毛シグナルの司令塔と言われ、常にヘアケア研究の中心的存在となっている。毛髪のヘアサイクル(成長期 - 退行期 - 休止期)は、毛包細胞間のシグナル伝達によって支配されている。そして、毛乳頭細胞におけるシグナルの送受信に深く関与しているのが繊毛であると考えられている。今回の一次繊毛を介したシグナル伝達機構の発見は、育毛理論に新たな展開となることが期待される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日平成エンタープライズはこのほど、自社が運行する高速バス「VIPライナー」に、10月1日よりTポイントを導入すると発表した。高速バスへのTポイントの導入は業界初。バス料金105円につき、VIPライナー予約サイトを通じて予約することで2ポイント、それ以外での予約で1ポイントがそれぞれ付与される(予約サイト以外での予約の場合、後日申請する必要がある)。Tカードを持っていない人には、平成エンタープライズのVIPラウンジにて、オリジナルデザインのTカードが配布されるという。なお、サービス開始記念として、Tポイントロゴをラッピングしたバスも10月1日より運行を始める。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日カラオケ事業などを行っているエクシングは、1人でカラオケ店へ足を運んで歌う「ヒトカラ」の人気ランキングを発表。”みんな1人でどんな曲を歌っているの?”という疑問に答えている。調査は6月の演奏実績によるもの。同ランキングの結果、1位を獲得したのは、WhiteFlame feat.初音ミクによる「千本桜」だった。続く2位は「残酷な天使のテーゼ」(高橋洋子)となり、6位「マジLOVE1000%」、8位「ライオン(アニメカラオケ)」(May’n/中島愛)、9位「コネクト(アニメカラオケ)」(ClariS)など、TOP10の約半数をアニメソングが占める結果となっている。また、アニメソング以外でのランクインは、3位「栄光の架橋(本人映像)」(ゆず)、4位「カブトムシ」(aiko)、5位「HANABI」(Mr.Children)、7位「君の知らない物語(本人映像)」(supercell)、10位「ハナミズキ(本人映像)」(一青窈)となった。ゆったりと歌いあげるバラードや、難易度が高い曲が目立つのも、場の空気を気にせずにじっくりと練習に打ち込める「ヒトカラ」ならではの選曲といえる。なお、ランキングの詳細は同社WEBサイトランキングページで公開中。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月11日IOC(International Olympic Committie)スポンサーのパナソニック株式会社は、ロンドンオリンピックのマラソンコースを実際に走ったかのような体験ができるWEBコンテンツ「RUN@LONDON」を2012年6月18日にリリースした。このほどリリースした新コンテンツRUN@LONDONでは、まず自分の代わりとなって走るランナーを作成しスタート。ロンドンオリンピックのマラソンコースのスタート地点であるザ・マルから、トラファルガー広場、セントポール大聖堂、ギルドホール、タワーブリッジ、ビッグベンなどの名所を経由し、周回コースを走る雰囲気が味わえる。同社ではリリースにあわせ、プレゼントが当たるRUN@LONDONプレゼントキャンペーンも実施。ロンドンオリンピック観戦ツアーのほか、デジタルムービーカメラ、オリンピックオリジナルグッズなどが抽選で当たる。キャンペーンは6月18日~7月9日まで実施する。さらに7月以降、同サイトは順次グローバル展開する。Facebook・Twitterとのコネクト機能も実装され、世界中のユーザーとロンドンオリンピックのマラソンコースを走ることができるという。対応言語は日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語の予定。また、同社はロンドンオリンピック スペシャルサイト号外メーカー2も公開している。同サイトは、好きなように大見出しの選択、写真のアップロードができ、自分だけの号外新聞を作ることができるWEBコンテンツ。スマートフォン版もリリースしており、ダウンロードして使用可能とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日おもしろレンタカー(千葉県野田市)はこのほど、トヨタの新型「86」をレンタカーとして導入すると発表した。導入するのは86Gの6速MTでボディカラーはホワイト。4月15日からレンタルを開始する。新型「86」はトヨタが往年の名車を現代に復活させた新型車で、発表から1カ月で目標の7倍もの受注があるなど人気が高い。これから注文しても納車までかなり期間があることは必至で、それだけにいち早く登場したレンタカーは注目を集めそうだ。おもしろレンタカーはカーレンタルをライフスタイルの向上の提案と位置づけ、魅力的なスポーツカーや高級外車をレンタルしている。今回導入される新型「86」のほか、ホンダS2000、マツダロードスターRS、ホンダインテグラ TypeR、マツダRX-8 TypeS、シビックタイプR、日産フェアレディZを取り扱っている。5月1日からは外車部門を港区芝に移し、営業を開始する。こちらは高級外車を専門とし、ベンツAMGCLS63、ベンツC250、ベンツS350、ベンツML350、ベンツCLS500、ジャガー XJ 8を取り扱う。他社より低価格とすることで、外車を家族サービスに使える時代を作っていきたいとしている。新型「86」のレンタカー価格は4時間で8,600円~(免責補償込み)。その他の車種は、スポーツカーが9時間で5,000~1万円、高級外車は9時間9,900~2万3,000円(予定)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月16日日興アセットマネジメント(「日興アセット」)は15日、追加型投信「資源ファンド(株式と通貨)」のラインナップ(ブラジルレアル・コース/南アフリカランド・コース/オーストラリアドル・コース)に新たに「円コース」を追加し、4月2日に設定、運用を開始する予定であると発表した。募集は同日から、SMBCフレンド証券、エース証券、高木証券、八十二証券、ひろぎんウツミ屋証券の各社で行う。「資源ファンド(株式と通貨)」は、「世界の資源株への投資」と「通貨運用」によって、それぞれの投資成果の獲得をめざすファンド。新たに設定する「円コース」では、世界のエネルギー株、素材株、農業・食料株などの「資源株」(米ドル建て)に投資し、中長期的な値上がり益や配当収益の獲得をめざすとともに、日本円で為替ヘッジ(対米ドル)を行なうことによって、為替変動リスクの低減を図る。「近年の外国為替市場の動向を踏まえ、為替変動リスクを抑えたい」「ポートフォリオ全体での通貨配分を考慮しつつ、機動的に投資先通貨を変更したい」などといった投資家ニーズに対して、「これまで以上に応えることができると考えている」(日興アセット)。2009年7月に運用を開始した既存の3コース、「ブラジルレアル・コース」「南アフリカランド・コース」および「オーストラリアドル・コース」は、資源株への投資と同時に、各コースの通貨で為替ヘッジ(対米ドル)を行なうことによって、「為替ヘッジプレミアム(当該通貨と米ドルの間の金利差相当額)」 や「資源国通貨の上昇に伴なう為替差益」などの獲得をめざすファンド。世界的な需要拡大が見込まれる「資源」にフォーカスするという明快な商品コンセプトや確かな運用実績が評価された結果、3コースともに順調に資産を増やし、直近の純資産残高は3コース合計で1,253億円と大型ファンドに成長しているという。今回の「円コース」の追加により、計4コースの間でスイッチングができるようになり、「より幅広い選択肢の中から顧客自身の為替の見通しに基づいた投資を機動的に行なってもらうことが可能となる」(日興アセット)としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日すごいパワーで引き締めて、閉じる!2012年2月21日に株式会社石澤研究所は「SQS高浸透ひきしめ液」を発売する。「SQS高浸透ひきしめ液」は毛穴に浸透して引き締めて閉じる毛穴専用美容液。日頃、毛穴を隠すために埋めるようにしてメイクをしていると、広がった毛穴が余計に大きくなり悪化する一方。その全開してしまった毛穴を引き締め、閉じてしまう毛穴専用の美容液で集中的にケアする必要がある。2種類の毛穴の広がりに効く。弾力がなくなった肌のせいで広がる頬の毛穴には、「SQS高浸透ひきしめ液」の3種のヒアルロン酸が毛穴を柔らかくほぐして、さらに肌を冷やす成分が毛穴が閉じるのを助ける。皮脂や汚れで開いた鼻の毛穴には、植物性吸着パウダーが配合された「SQS高浸透ひきしめ液」が、過剰な皮脂の分泌を抑え鼻のテカリや毛穴の広がりを押さえる。無色素・無香料・無鉱物油・パラベンフリーで、価格は税込1,260円となっている。元の記事を読む
2012年02月17日