DIY好きの方の多くが利用する100円ショップ。クラフトのコーナーの他にも意外と使える素材があります。今回は、台所で活躍するアルミテープがクラフトの素材になっちゃうというお話です。ここではIKEAのフォトフレームを、さらにオシャレに変身させてみました。○アルミテープは水や油にも強い100均の中でもひときわ充実しているのがキッチンコーナー。そこには、必ずといっていいほど、アルミのテープが売っています。本来は、台所の調理台とガスコンロの隙間などをふさぐ目的の素材です。油が飛ぶ場所に貼るテープですので、粘着力も強いのも特徴です。アルミテープの表面は、鏡のようにピッカピカと言うよりは、ちょっとくすんでいてぼんやり姿が映る程度でして、このぼんやり具合がフレームに貼った時にキレイ過ぎず、ちょうどいい光り方をしてくれます。○一度シワを付けるのがポイントセリアやダイソー、キャンドゥなどの100円ショップのほか、イケアやニトリ、無印良品などのインテリア・雑貨の量販店でも容易に入手できるフォトフレーム。比較的安価でシンプルなフォトフレームを、アルミテープを使ってデコレーションしてみましょう。なおアルミテープは薄くても金属です。フォトフレームのフレームも切断面が鋭いままになっていて危険ですので、作業時は軍手などの手袋を使用することをオススメします (筆者はDIYばかりしていて手の皮が厚いので素手で行いましたが……)。今回変身させるのは、IKEAで入手したフォトフレームです。シンプルなフォトフレームをアルミテープでデコレーションしますが、そのまま貼るのは、面白くありません。また、伸縮性がないので、しわを残さずにピッタリと貼り付けるのは大変難しいです。今回はこの性質を逆手にとり、シワをナチュラルなデザインの要素にしてしまおうというわけです。全体に貼ってもいいですし、ポイントとして一部に貼るのもオススメです。作業のポイントは、アルミテープを貼る際に、しっかりとフレームの側面や内側に巻き込むということ。テープの継ぎ目は、意図的につけたシワのおかげもあり、至近距離でマジマジと見なければわからないほどに仕上がるので、気にせずトライしてみてください。IKEAのフォトフレームを100均のアルミテープでもっとオシャレにしてみた執筆:Ulasam手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年07月11日長寿荘はこのほど、写真スタジオ「Bridal Photo Studio LUXE(ブライダルフォトスタジオリュクス)」を運営するホテル「ホテルクリスタルパレス」(茨城県ひたちなか市)内にオープンした。同スタジオのコンセプトは、「Re-MIND WEDDING~結婚は心刻むだけではもったいない」。韓国の写真スタジオと提携して、そのスタジオを完全再現したという。ヴィンテージな雰囲気やモダンアート空間など、全25種のセットを用意したミュージアム型のスタジオとなっている。料金プランは、「フォトウェディング20ページアルバムコース」(撮影料、スタジオ使用料、リュクスオリジナルアルバム20ページ、ウエディングドレス2着、カラードレス1着、タキシード、カジュアルスーツ各種(ドレスに合わせて用意)、ドレス小物、私服撮影、へメイク・撮影コーディネート一式/税別18万5,000円)など。
2015年07月06日クロアは、同社が提供するiOS向けデジタルフォトフレームアプリ「FaceFrame」の最新バージョンとなる「2.2.0」を公開した。アップデートすることで、Apple Watch上での操作や、GIFアニメーションの再生に対応する。iOS向け「FaceFrame」は、iPhoneやiPadをデジタルフォトフレームとして活用できるアプリ。カメラロールの写真やiTunesで同期したアルバムを指定して利用できる。また、「FaceFrame」専用アルバムを作成し、メールアドレスを指定すると、画像ファイルを添付したメールが届いた際、専用アルバムに画像が追加されていく。最新バージョンとなる「2.2.0」では、再生中のスライドショーに含まれる画像のサムネイル(最新のものから10枚まで)がApple Watch上で閲覧可能となるほか、スライドショーの開始・停止をApple Watchから操作できるようになっている。また、スライドショーに表示する画像の枚数の指定や、新着画像に表示されるメールの期間指定、GIFアニメーションの再生に対応している。
2015年07月02日アドビ システムズは、4,000万点のロイヤリティフリーの写真素材やイラスト、ベクター画像を提供するストックフォトサービス「Adobe Stock」を開始した。単品画像の価格は1,180円/枚。10点の画像を3,480円/月(年間契約、Creative Cloudユーザーの特別価格)で、750点の画像を2万4,980円/月(年間契約)で利用できるサブスクリプション方式も用意されている。「Adobe Stock」の最大の特長は、Creative Cloudのデスクトップアプリケーション(PhotoshopやIllustrator、InDesignなど)と連携して利用できること。各アプリケーション内で必要な画像を検索し、透かし(ウォーターマーク)入りの画像をダウンロードしてどのように表示されるかをプレビューしたのち、アプリケーション上から購入手続きを行うことで透かしが外れる仕組みとなっている。他のストックフォトのようにWebブラウザとアプリケーションを行き来する必要がなく、ダウンロードから購入まで数回のクリックで完了するという。また、現段階で提供される素材は「写真」、「イラスト」、「ベクター画像」の3種類で、「動画」についても今後提供が予定されているということだ。また、こうした素材を購入できるだけでなく、フォトグラファーやクリエイターが自分で撮影・制作した画像を販売する仕組みも導入予定ということだ。ちなみに、同社が買収したストックフォトサービス「Fotolia」は、「Adobe Stock」とは別のサービスとして今後も継続される。なお、「Adobe Stock」の価格は、画像1枚につき1,180円。サブスクリプションプランとして、画像10枚を5,980円/月(月々プラン)、または3,480円/月(Creative Cloudユーザー向け特別価格、年間プラン)で、画像750枚を2万9,980円/月(月々プラン)、または2万4,980円/月(年間プラン)も用意される。なお、画像10枚のプランでは、1ヶ月の利用枚数が10枚に満たなかった場合、残りを翌月に繰り越せる制度が用意されている(最大120点まで、1年間)。逆に10枚では足りなかった場合は、1枚ごとに348円(年間プラン)ないし598円(月々プラン)で追加購入することが可能となっている(750枚/月のプランでは1枚180円で追加購入可)。
2015年06月16日東京都・浅草にフォトスタジオを併設した猫カフェ「猫三昧」がオープンした。同施設は、フォトスタジオ併設型の猫カフェ。猫の保護活動を行う団体と同店の店長が出会い、一頭の猫を譲り受けたことが、オープンのきっかけであるという。東京都の平成25年度猫殺処分件数は1,200頭以上で、劣悪な環境で生活している猫も依然として多い。同店は猫の保護活動支援と事業の融合という新しい試みでもある。店内では、保護猫が"猫スタッフ"として活動中。フォトスタジオでは、子どもからシニアまで幅広い撮影を行っている。カフェとフォトスタジオを融合させたことで「撮影がきっかけで猫の里親になる」「猫カフェ利用だが、撮影もしてみたい」など、新たな出会いや展開も期待できる、としている。猫カフェの利用料金は平日30分税別500円(ドリンクなし)から、休日30分税別700円(ドリンクなし)から。里親になりたい人だけではなく、興味がある人や、猫と触れ合いたいという人も利用できる。カフェはフードは置かずドリンクのみ提供。これは猫とのひとときを楽しむことを優先しているためであるという。同店は、カフェとスタジオはほぼ一体化している。店内では猫が放し飼いになっているため「もしかしたらハプニング的に写真に入り込んでくるかもしれません。他の猫カフェでもフォトスタジオでもありえないシチュエーションをお楽しみ頂けたら幸いです」と話している。
2015年06月12日米Googleは28日(現地時間)、フォトストレージサービス「Google フォト」を容量無制限かつ無料で提供開始した。同サービスは、開発者カンファレンス「Google I/O 2015」にて発表された。Google フォトは、写真や動画をバックアップするストレージサービス。従来は、Google ドライブやGmailとの合計で15GBまで無料提供されていたが、今回のアップデートにより、容量無制限で利用できるようになった。バックアップした写真や動画は、スマートフォン、タブレットの専用アプリやWebページからアクセスできる。アプリの対応OSは、Android 4.0以上、iOS 8.0以降。アップロード可能なファイルは、1,600万画素までの静止画と1,080pまでの動画に制限されており、それを超えるものはアップロードの際に自動でリサイズされる。アップロードした画像や動画は「ディープラーニング機能」により分析し、人、場所、イベントなど撮影シーンの内容に応じて分類する。そのほか写真の検索機能を搭載。ストレージ内で探している写真にまつわるキーワードを検索すると、キーワードに合った写真がヒットする。
2015年05月29日●2015年、ストックフォトの世界的なトレンドは?デザイナーであれば、一度は利用したことのある「ストックフォト」。ゲッティイメージズが運営しているiStockは、撮影の手間をかけることなく、膨大なストックフォトの中から、イメージ通りの写真を購入できるサービスだ。使う側から見ればこうした捉え方になるが、iStockに作品を提供するフォトグラファーにとっては、いかに「ユーザーに選ばれる写真を登録するか」が成功の鍵となってくる。そのためには「写真のトレンド(ニーズ)を押さえる」ということも重要になる。そこで今回、iStockクリエイティブ プランニング部門ディレクターのRebecca Swift(レベッカ スィフト)氏に、「2015年のストックフォトのトレンド」についてのお話を伺った。Rebecca氏は、現在iStockでコンテンツの作成を担当するほか、ビジュアルコミュニケーションの将来について多くの分析結果を発表しており、あらゆる業種のトレンド、「今、世の中でどのような写真にニーズが集まっているか」ということに関するスペシャリストだ。――2015年のストックフォトに関する、世界的なトレンドについて教えてください。Rebecca氏:メガトレンドとしては、ソーシャルメディアを取り巻く「PERFECTLY IMPERFECT(完成された未完成)」というテーマです。これは分かりやすく言うとアマチュアが撮ったような写真のこと。「計算された素人っぽさ」が見る人の感情に訴えかけ、写真からストーリーや人間性までが感じられるような写真がトレンドとなっています。そのほかにも、一風変わった視点でシャッターを切った「POINT OF VIEW」、さまざまな年齢、人種、シーンを捉えた「ALL KINDS OF PEOPLE(多種多様な人々)」なども大きなトレンドですね。●「日本らしい」ストックフォトの需要――世界から見た、「日本らしい」ストックフォトの需要はどのようなものなのでしょうか。Rebecca氏:日本のフォトグラファーは「桜」や「お寺」「高層ビル」など、いかにも日本という写真がお好きなようです。しかし、桜などの写真はいっぱい提供されており、せっかく登録しても、使われる機会が少ない可能性があります。実際のところ海外では、ファミリーライフや教育、通勤など、ごく日常の生活シーンを切り取ったような写真に対してニーズがあります。多くのグローバルブランドがそういったものを求めており、アジアにアプローチする際に必要なのは、より当事者の目線の写真だということなんでしょうね。そのほか、伝統の文化を収めた写真もいいですね。例えば、「剣道」は海外では信頼、未来、強い決意、学びなどを象徴的に表現する際にセキュリティ企業などで用いられることが多いです。ですが、日本から剣道の写真が登録されることはとても稀です。――この先、トレンドになりそうな写真は?Rebecca氏:ひとつは、「The Vanguardians」です。これは環境やコミュニティーを守る、しっかりとした意志を感じるようなニュアンスのものです。ふたつめは「Wonderlust(放浪する気持ち、旅行熱,旅心)」ですね。例えば、深海の魚群と共に泳いでいる写真や断崖絶壁の登山など、圧倒的な自然のなかの人間という立ち位置を示した写真です。最初に説明した「計算された素人っぽさ」とは真逆のニーズで、新しい方向性があり、一般的な写真に対して圧倒的なプレミアム感をもった作品になります。確かに、見る限り簡単に撮れる写真ではない。フォトグラファーとしての技術に加え、その写真を撮るための時間と知識、そして危険の伴う旅が必要だ。「この写真じゃないと」というプレミア感は、作品を撮る上で大きなアドバンテージとなりそうだ。――最後にこれからiStockを利用する人達にアドバイスをお願いします。Rebecca氏:フォトグラファー側は「自分の写真のコスト」を意識してほしいということですね。うまくトレンドを押さえつつ、自身のオリジナリティを感じさせるものを押さえてもらえたらと思います。とはいえ、簡単なものばかりを撮るのではなく、ニッチな市場を意識してみるのもひとつの手です。また、全世界をターゲットとした場合、日常にあるごく当たり前の日本のシーンを撮ってみてください。寺やビル群など動かないものより、日本人の日常生活シーンはニーズがとても高いです。そしてユーザー側としてですが、iStockにはひとつのテーマにつき膨大な数の画像が存在しています。何かを探すときには適切な検索ワードを見つけることが大切ですね。サーチエンジンを上手く活用し根気強く探し続けることで、自分が求めていたイメージとぴったりの作品に必ず巡り会えると思います。昔、ストックフォトがフィルムだった時代はお目当ての写真を探すのも一苦労だったし、1枚借りるだけでもすいぶんとコストがかかったものだ。スィフト氏によれば、当時それらをスキャニングしてデータとして共有しストックする作業は、年間に3~5万点できればいいほうだったそうだ。現在ではデジタル化されたストックフォトの点数が飛躍的に増え、コストが下がり、そして簡単に検索ができるようになった。写真を撮る側も購入する側も、使いやすくなったiStockとそのトレンドをうまく活用し、自分の作品に活かしてほしい。
2015年05月28日写真やデザインの基礎、また品質向上のためのアイデア・テクニックを公開する、アドビシステムズ/コマーシャル・フォト主催の「デジタルフォト&デザインセミナー」が、5月22日に開催された。今年はPhotoshop誕生25周年、そして同セミナー開催10周年という記念の年でもある。そこで、「トップクリエイターのテクニックとアイデア」と題し、フォトグラファーのレスリー・キー(Leslie Kee)氏と、Photoshop生みの親であるソフトウェア エンジニアのトーマス・ノール(Thomas Knoll)氏を迎えた基調講演が行われた。今回はトーマス・ノール氏の講演の模様をレポートしたい。トーマス氏:「『Eat Your Own Dog Food』(自分で作ったドッグフードを食え)これは米国のIT業界でよく使われる表現です。つまりは製品として市場で販売する前に自社で使い勝手を試してみろ、ということなのですが、Photoshopの誕生はまさにそのような感じでした」最初にスクリーンに表示されたのは「27年間にわたって自社製品を使い続けてみたらこうなった」と大きく書かれた画面。トーマス・ノール氏がジョークを交えながら話をはじめた。トーマス氏:「写真との関わりは11歳のクリスマスにカメラを買ってもらったところからスタートしました。暗室で現像を行ったりカラー写真にチャレンジしたりと、写真の基本的な知識はこのころの試行錯誤がベースになっていると思います。ミシガン大学では博士課程に進み、「コンピュータービジョン」をテーマに研究を重ねました。これはコンピューターに「画像」というものを理解させるという内容で、画像処理という分野では「認識をさせる」というプロセスはとても大事なことでした。当時、卒業論文の製作はとても長くつらいものでしたがプログラミングをしてコードを書くのは楽しかったので…(笑)、合間をみては画像を認識させるためのプログラミングを書いていました。そのころ私の弟John Knoll(ジョン・ノール)は、カリフォルニアにあるスターウォーズの特撮で有名なILMという会社で、カメラオペレーターとして働いていました。ジョンは実務経験を通し、『ビジュアルエフェクトの将来はコンピューターグラフィックにある。だが、それにはコンピューターの画面に表示させるためのプログラミングが必要だ』と考え、相談を受けた私はプログラミングでそれに応じました。彼はこのツールに計り知れない可能性を感じ、私たちはさらに機能を追加して製品化しました。これがPhotoshopのはじまりです」はじめて製品が完成した時、2人はそれをあちこちの会社に持って行きデモンストレーションをして見せたそうだ。そこでPhotoshopはAdobeと運命的な出会いをすることになるのだが、今回会場では特別に当時と同じPhotoshop 1.0を用いてのデモが行われた。トーマス氏:「この画像、今ではとても有名になった写真ですが、座っているのはジェニファー。実は弟のワイフなんですよ(笑)Photoshop 1.0にレイヤーはありませんでした。また、レベル補正は私がPhotoshopで最初に開発した機能で、レベル補正のダイアログボックスには暗室での経験がダイレクトに反映されています。露出による明るさの調節や印画紙によってコントラストが変わる感覚など、デジタルでそれをどう表現するかというのが大きな課題で、試行錯誤の末、パラメータを用いることにより簡単に調整できるようにしたのです。デモでは島を増やしてみせたり、マスクチャンネルを用いて人物を簡単に切り抜いてみせたりしました」トーマス氏:「そんなこんなでスタートしたPhotoshopですが、最初のPhotoshopが完成した1990年頃は、スキャナーで写真を取り込むだけでもとても費用がかかりました。加工した写真を出力する簡易なプリンターなどもなかったため、いちいち印刷機で出力するという大掛かりな作業になりました。1枚出すに1000ドルかかった時代です。そこから25年の月日が流れ、ワークフローは進化しました。まさに『Eat Your Own Dog Food』の25年です。一番大きな進化はデジタルカメラですね。データをハイクオリティかつ簡単に直接取り込むことができるようになり、高品質のインクジェットプリンターの登場でPhotoshopを囲む環境はより創造性豊かなものとなったのです」今では自分の作品を再び撮影しはじめたというトーマス氏。自然や動物など生命観あふれるものがとても好きだということで、命の瞬間を切り取ったような写真が印象的だ。日本で撮影した写真はもちろんインド、アメリカ、ヨーロッパ、中国、そして一番好きな場所だという南極など、世界各地をめぐりたくさんの写真が紹介された。現在のPhotoshopではCamera Rawチームでエンジニアリングを担当しているトーマス氏だが、最後にPhotoshopの次のバージョンで搭載される予定の新機能を特別に紹介してくれた。トーマス氏:「次のバージョンではカスミを取ってくれる機能『DeHaze(デヘイズ)』が加わります。これはかすみや靄のかかった画像のディティールをよりはっきりと取り出してくれる機能で、もちろん逆に足すことで幻想的な雰囲気を出すこともできます。かすみの度合いを調整できたり、かすみがかかっている部分とかかっていない部分を自動的に判断して部分的にも処理してくれるでしょう。楽しみにしていてください」Photoshopの限りない可能性には驚くばかりだが、写真をこよなく愛する人だからこそ新しい技術の開発にも余念はない。今後のPhotoshopの発展にもぜひ期待したい。
2015年05月27日写真やデザインの基礎、また品質向上のためのアイデア・テクニックを公開する、アドビシステムズ/コマーシャル・フォト主催の「デジタルフォト&デザインセミナー」が、5月22日に開催された。今年はPhotoshop誕生25周年、そして同セミナー開催10周年という記念の年でもある。そこで、「トップクリエイターのテクニックとアイデア」と題し、フォトグラファーのレスリー・キー(Leslie Kee)氏と、Photoshop生みの親であるソフトウェア エンジニアのトーマス・ノール(Thomas Knoll)氏を迎えた基調講演が行われた。今回はレスリー・キー氏の講演の模様をレポートしたい。○"寝食より長い"Photoshopとの関係長い髪を後ろで束ね、帽子に黒縁メガネ。レスリー・キー氏のいつものスタイルだ。爽やかな笑顔で登場したレスリー氏は、流ちょうな日本語で話し始めた。レスリー氏:「私とPhotoshopが出会ったのは、2001年のニューヨークでした。気づいてみたら使い始めてからもう15年も経つんですね。私の1日の睡眠時間は2~3時間ですが、思えばそれ以外の時間の大半はPhotoshopを使っていて、食べる時間より、寝る時間より、Photoshopといる時間が長いということです(笑)私の撮影は比較的アナログな方だと周りからもよく言われますが、Photoshopも正直なところ、使いこなせているかといえばそうではなくて、簡単なことしかできません。だけど僕にとってPhotoshopは単純にレタッチしたり、色を調整したりするだけのツールではないんです。コミュニケーションツールのひとつなんですね」写真を撮るときは自分の頭の中でその写真のレイアウト(完成系)を考えながら撮影しているというレスリー氏。自分が撮った写真をデザイナーに渡す時は一緒にレイアウトのイメージも必ず渡すようにしていて、ここに文字を入れたい、こんな仕上がりにしたい、などそういったコミュニケーションが、Photoshopを使い始めてから飛躍的に伝わりやすくなったそうだ。○レスリー・キーを写真へと向かわせたふたつの事柄レスリー氏:「13歳のとき初めてフィルムカメラを買ってもらって写真を撮り始めたのですが、私の人生を大きく動かしたものがふたつあります。最初のひとつがユーミンのアルバム『ダイアモンドダストが消えぬまに』です。ジャケットの格好良さも、ユーミンの歌声も本当に衝撃的で、インスピレーションを受けました。この大好きなアルバムがきっかけで、写真や音楽に興味を持って活動し始めたのです」「ダイアモンドダストが消えぬまに」は1987年にリリースされた松任谷由実(ユーミン)の19枚目のオリジナルアルバムで、ジャケットには足を組んだ11人のユーミンが思い思いのヘッドドレスや帽子を身につけている1980年代後半の東京の空気感をパッケージした1枚だ。「SWEET DREAMS」や「霧雨で見えない」など誰でも聞いたことのある名曲が収録されており、今やデザインのみならず多方面で活躍する日本人デザイナーの信藤三雄氏がデザインを担当している。その後、カメラマンとなったレスリー氏は、松任谷由実のアルバムジャケットを手がけるようになる。会場では写真集のメイキングムービーが公開された。レスリー氏:「もうひとつはアフリカの子供たちを救うためのチャリティーとして多くのアーティストが参加した「We Are The World」。はじめて聞いたときに心が震え、『ああ、音楽は世界を救うことができるんだ!』と感じました。このふたつが私の人生の価値観を大きく変え、そしてカメラを持って世界に出ました」○「写真には魔法がある」1980年、建国から20年しか経っていなかったシンガポールを出て、レスリー氏はバックパッカーとしてネパールやインド、チベットなど世界を巡って写真を撮った。レスリー氏:「写真には魔法がある。撮影することで仲良くなれるし、機会があれば現像して渡すという会うきっかけもできる。旅の中で一番心が動いたのがインドのガンジス川でした。もう命のカオスで。躍動的でエネルギッシュ、常識を全て覆されて、生きるとはこういうことだと感じ決意を新たにしました。22歳から東京で写真をはじめ、そして作品を作りはじめたのです」レスリー氏は1000号にわたり表紙を撮影した「流行通信」から、6年間毎月一度は撮り続けている宝塚「歌劇」の表紙、VOGUE 台湾の表紙などアジア各地のファッション誌や広告で活躍。また、現在「美術手帖」で連載中の「 Beautiful Inspiration 」ではアート、ファッション、エンターテインメントを融合し、世界中の芸術を現代のモデルたちが体現するというこれまでになかったかたちの作品を発表しており、アート写真家として数々の写真集・写真展などの活動も行っている。レスリー氏:「写真家としてラッキーだったのは世界中のモデルやアーティストなどと出会い、撮影できたこと。チャンスがあればいつでも写真が撮れるよう、カメラを持ち歩いています。尊敬するYOKO ONO(オノ・ヨーコ)からは撮影だけでなく、愛と平和、LOVE&PEACEを教えてもらいました。私はまだプロになって17年目の若造ですが、こうしてカメラを通じて人と出逢い、たくさんのことを学ばせてもらいっています。それを少しでもこうしてステージで皆さんと共有できて、今日はとても嬉しいです」Photoshopに関する話に始まり、自身と写真との関係を語ったレスリー・キー氏。ひと言ひと言、心のこもった日本語で語り、聴衆への謝辞をもって場を締めくくった。
2015年05月25日ジャストシステムは21日、デジタルカメラで撮影した写真や動画を使って、オリジナルフォトムービーを手軽に制作できるソフト「感動かんたん!フォトムービー7」と「感動かんたん!ウエディング フォトムービー7」を発表した。6月19日より発売する。価格は税別6,300円から。○感動かんたん!フォトムービー7感動かんたん!フォトムービー7は、2ステップでオリジナルフォトムービーを作れるソフト。価格は通常版が7,800円、ダウンロード版が6,300円、書籍セットが8,800円、書籍+スキャナセットが16,800円、バージョンアップ版が3,150円(いずれも税別)。書籍セットには、フォトムービーの作成方法を解説したガイドブックが付属する。書籍+スキャナセットは、ガイドブックとフォトスキャナをセットにした製品。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7 / 8 / 8.1。デジタルカメラやビデオカメラで撮影した写真・動画を選び、スタイル(演出効果+音楽)を選ぶと、写真の明るさや動画の動きを分析し、イメージにあった音楽、映像効果を設定して、自動でフォトムービーを生成してくれる。パン・ズームの効果を追加したり、画像の調整と補整、セピアやモノクロなど色調の変更、字幕の挿入、ナレーションの追加などの細かな調整も可能。作成したフォトムービーは、HD / DVD / iPhone / iPod touch / iPad / YouTube / Facebook / Androidなどに合わせた形式で保存できる。新バージョンでは、BGMに合わせて、写真や動画の表示位置を0.01秒単位で設定できる「ぴったり位置合わせ」を搭載した。曲のサビや切り替えのタイミングで見せたい写真を表示させるなど、より細かな調整が行える。また、専用アプリ(Android / iOS)を使って、スマートフォンで撮影した写真、動画、音声をPCにワイヤレス転送できる「SMACom Wi-Fi写真転送」を提供している。○感動かんたん!ウエディング フォトムービー7感動かんたん!ウエディング フォトムービー7は、上記の感動かんたん! フォトムービー7にウエディング用のスタイルや写真素材などを追加した製品。価格は通常版が9,800円、ダウンロード版が8,300円、書籍セットが10,800円、書籍+スキャナセットが18,800円、フォトブックパックが12,900円、バージョンアップ版が4,150円、結婚式おまかせパックが16,900円(いずれも税別)。書籍セットには、フォトムービーの作成方法を解説したガイドブックが付属している。書籍+スキャナセットは、ガイドブックとフォトスキャナが付いたセット。フォトブックパックは、ガイドブックに加え、オリジナルのフォトブックが作成できるチケットが付いた製品。結婚式おまかせパックは、ガイドブックに加えて、ラベル作成ソフト「ラベルマイティ14 プレミアム」がセットになった製品。
2015年05月22日CA Technologiesとコンピューターサイエンス(以下CSC)は5月21日、メインフレーム技術者の育成を支援するメインフレーム・アカデミーを7月から開講すると発表した。メインフレーム・アカデミーでは、IT初心者や、新入社員向けにメインフレーム教育プログラムを提供。コースには8日間の「コア1」と5日間の「コア2」を用意。コア1は、z/OSの概要、TSO/ISPF操作、JCL詳細、コア2ではユーティリティ、システムプログラミング、z/OS構成とサブシステムについて学習する。費用はコア1が65万1,000円、コア2が44万5,000円で、両方を受講する場合は99万2,000円(それぞれ1人あたりの税別価格)。実務に即したプロジェクトベースのシナリオで、エラー発生時の対処方法と分析の仕方にカリキュラムの時間に多くを割り当てているのが特徴だという。CAがトレーニングコンテンツのアレンジを行い、CSCがトレーニング運営のノウハウの提供を行う。CA Technologies ビジネスシステム営業部 シニアディレクター 丸山智之氏は、同アカデミーを提供した理由として、リソース・プランニングのコスト、メインフレームの技術者の不足、メインフレーム継続使用のニーズを挙げ、「国内では銀行、証券、保険などを中心にメインフレームが基幹システムで使われており、メインフレームの技術者が慢性的に不足している。これには、ベンダーがきちんとしたトレーニングをしてこなかったという背景がある。メインフレームの市場は衰退していくと予測されていたが、マーケットは衰退しておらず、一部では利用が拡大しており、技術者不足に拍車をかけている」と説明した。丸山氏によれば、メインフレームスキルを習得するためのオプションとしては、すでにいくつかあるが、実地実務体験が乏しい、多くのリソースが必要、基礎知識のみの提供、長期の期間が必要など、それぞれ課題があるという。海外では8週間のプログラムとしてすでに提供しているが、時間的に余裕を持ったスケジュールであったことや、日本顧客のそんな長期間会社を不在にさせることは難しいという意見を聞き入れ、日本では1週間のプログラムに改編している。CAの製品に関する説明は一切ないという。現在のところ年内は、7月、10月にコア1を、8月、11月コア2を開催する予定で、最小開催人数は4名。同社は1回あたり6-10名程度を想定している。申し込みは、CA ジャパン・ダイレクト(TEL: 0120-702-600、受付時間:平日9:00~17:30、e-mail: JapanDirect@ca.com)にて行う。
2015年05月21日ソースネクストは14日、手軽にウェディング用のフォトムービーが作成できるWindows用ソフトウェア「心に響く Weddingフォトムービー2」の販売を開始した。価格は税別9,800円。同時に、ウェディングテンプレートが入っていない「心に響く フォトムービー2」も発売する。こちらの価格は税別で6,980円。どちらも映像クリエイターのプロが監修したテンプレートを100以上収録し、2ステップで初心者でも手軽にフォトムービーが作成できる。前バージョンのDVDやブルーレイディスクへの出力、写真の傾き補正などの機能に加えて、写真を装飾できるキラキラスタンプ/コロコロスタンプ/装飾ペン機能や、効果音を追加する機能などが搭載された。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。
2015年05月14日キヤノンマーケティングジャパンは5月14日、フォトブックサービスの「PHOTOPRESSO」においてユーザーが自分の作品集を販売できる仕組み「オンザマーケット」を開始した。PHOTOPRESSOはパソコンやスマートフォンなどから、自分の写真を編集してフォトブックを作成できるWebサービス。B6判でジャケットや帯のついた写真集(本)を1冊から印刷注文できる。フォトブック1冊あたりの製本料金は40ページ作品の1,750円~。今回スタートした「オンザマーケット」では、出品者が製本料金にロイヤリティ(利益)を加えた「プレミアム価格」を設定して販売する。プレミアム価格は350円~300,000円の範囲で出品者が自由に設定できる。オンザマーケットに出品するための手数料は無料だが、売れた冊数に応じて事務手数料がかかる。事務手数料は1冊350円~。出品者は販売実績に応じて3カ月に一度、プレミアム価格から事務手数料を引かれたロイヤリティを受け取る。ロイヤリティの支払いにおいて、最低価格の制限はない。また、オンザマーケットに出品した作品は、無期限で販売できる。
2015年05月14日「お出かけフレーム」を手がけた、モデル『田中里奈』さん!株式会社インターメスティックから6月初旬に発売される「お出かけフレーム」(3型計12種)をプロデュースしたのは、人気のあるモデルの『田中里奈』さん!田中さんはモデル活動のほかにも、ブランドや企業とのコラボで企画を行い、ヒットアイテムを誕生させトレンドメーカーとして才能を発揮している。田中さんが手がけたフレームの特色は?お出かけフレームは、だてメガネにも利用でき、メタル使いと今年風のシェイプが特色のコンビネーション シリーズで、レトロ風の3タイプが用意されている。肌になじみやすいグラデーションや、人気のあるべっ甲模様およびブラック系など、ヘアメイクに適応しやすい気楽に利用できるカラーで仕上げられているという。また軽めの素材使用でデザインを細くすることでフレームを軽くし、さらに布地やアイテム両端の飾りなどにもこだわりが感じられる。そのうえメガネ跡を軽減させるなど、女性が気持ちよく身につけられるように工夫されている。キュートで利用しやすい商品には、“日頃メガネを身につけて外出しない人にも、メガネの楽しさを経験してほしい”という田中さんの願いが込められているという。田中里奈さんについて大学生と時からファッション誌の読者モデルとして活動する。さらに秀でたセンスにより、ブランドや企業との協同アイテムを数多く手がけ、そのうえ書籍の出版など幅広い才能を生かして活躍中。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社インターメスティック プレスリリース (PR TIMES)・メガネ通販のZoff オンラインストア・田中里奈オフィシャルブログ
2015年05月13日日本IBMは4月28日、みずほ銀行がIBMの最新メインフレーム「IBM z13」の採用を決定したことを発表した。「IBM z Systems」は現在、みずほ銀行のネットバンキング・サービスを支えるダイレクト・チャネル基盤および基幹業務である勘定系システム基盤として稼働している。今回、海外勘定系システムの基盤として、最新モデルである「IBM z13」が採用された。新システムは2016年後半の稼働開始を予定している。みずほ銀行は、「IBM z Systems」のプライベート・クラウド基盤上にアプリケーションを統合・集約を進め、運用負荷を軽減することで、約2割のコスト削減を見込んでいる。また、スマートフォンの普及による新たな取引チャネルへの柔軟な対応を強化し、将来的には取引の動向をリアルタイムに分析し、顧客にさらなる利便性を提供するために役立てる計画だという。
2015年04月28日アドビは22日、Adobe Creative Cloud フォトグラフィプランのメジャーアップデートを実施し、新しい「Lightroom CC」の提供を開始した。同時に、パッケージ版の「Lightroom 6」も発表し、4月28日より発売する。価格は、Creative Cloud フォトグラフィプランは月額980円、パッケージ版Lightroom 6は税別16,000円。Adobe Creative Cloud フォトグラフィプランは、写真愛好家向けに画像編集ツール「Adobe Photoshop CC」と写真現像・管理ツール「Adobe Photoshop Lightroom 5」をセットにしたサブスクリプション(月額制)製品。クラウドやモバイル連携が特徴で、2GBのクラウドストレージの提供、モバイルアプリ「Lightroom mobile」とクラウド連携させた編集や閲覧などが行える。今回、アップデートでは、サブスクリプション版はクラウドやモバイル連携を強化した「Lightroom CC」と位置づけ、機能の追加や強化を実施した。Creative Cloud フォトグラフィプランの価格は月額980円。そのほか、Illustratorなどが含まれる月額4,980円の個人版コンプリートプランなどでも利用できる。なお、追加・強化されたLightroomの機能は以下の通り。■HDRマージ異なる露出設定で撮影された複数の写真を組み合わせて、1枚のHDR(ハイダイナミックレンジ)画像に仕上げることができる機能。■パノラママージ背景が少しずつ重なる複数の写真を繋ぎ合わせることで、繋ぎ目や歪みのないパノラマ写真を作成できる機能。また、RAWデータからのパノラマ写真作成にも対応。■フィルターブラシPhotoshopでいうレイヤーマスクのような機能で、段階フィルターや円形フィルターを画像のどの部分に適用するかを細かくコントロールできるようになった。■顔認識機能1枚の写真に写った人物の顔を選択すると、Lightroomにある他のすべての写真からその人物を自動的に検出。また、顔データに基づいて写真を分類やグループ化できる。■GPUを使ったパフォーマンス改善パフォーマンスが要求される場面で、GPUを利用することで処理速度を最高10倍向上できるようになった。■Webギャラリーの機能強化新しいHTML5対応のギャラリーテンプレートを使用することで、PCのWebブラウザだけではなく、モバイル端末のWebブラウザにも最適化されたデザインで表示できるようになった。■ビデオ入りの高度なスライドショー写真、ビデオ、音楽にパンやズームなどのエフェクトを使用して、スライドショーを作成できる機能。また、パッケージ版のLightroom 6は4月28日に発売する。価格は税別16,000円だが、Lightroom 1~5を所有するユーザーは税別9,600円のアップグレード版が利用できる(アップグレード版はAdobe.comのみの発売)。
2015年04月22日アドビ システムズは22日、Adobe Creative Cloudフォトグラフィプランのメジャーアップグレードとして、「Adobe Photoshop Lightroom CC」(以下、Lightroom CC)の提供を開始した。フォトグラフィプランでの提供価格は月額980円。同時発表されたパッケージ版「Adobe Photoshop Lightroom 6」の発売日は4月28日。製品版価格は1万6,000円、アップグレード版は9,600円(旧バージョン(1.x~5.x所有者、販売店はAdobe.com限定)。○Lightroomも「CC」に、ただしパッケージ版も継続販売このたび発表された「Lightroom CC」は、写真編集ツール「Lightroom」の最新バージョン。「CC」という名称から分かるとおり、サブスクリプション(月額制)で提供されるもので、写真編集ツールのスタンダード「Adobe Photoshop CC」や「Lightroom mobile」などのモバイルアプリ、2GBのクラウドストレージがセットとなった「Creative Cloudフォトグラフィプラン」(月額980円)に含まれ、あるいは全ツールを使えるコンプリートプラン(月額4,980円)や「学生・教職員版」、「グループ版コンプリートプラン」においても提供される。その一方でパッケージ版での提供も継続され、こちらの名称は「Adobe Photoshop Lightroom 6」となる。新機能は「Lightroom CC」および「Lightroom 6」の双方に搭載されるがクラウド経由によるアプリとの連携(写真の同期、Lollipop搭載のAndroidデバイスによるDNG RAWファイルへのサポート)はCCのみの機能となる。Lightroom CC/6搭載の新機能■HDRマージ異なる露出設定で撮影された複数の写真を組み合わせて、1枚のハイダイナミックレンジ(HDR)のRAW画像に変換することで、コントラストの差が激しいシーンでも自然な見た目の写真を生成可能とする。あるいは、使い方次第で超現実的な写真を作成することもできるとのこと。■パノラママージ複数の写真を結合して、細部まで再現された、超広視野角かつ自然なパノラマ写真のRAW画像を作成する。■パフォーマンス改善とGPU対応GPUの利用が可能となったことで、負荷の大きい現像処理を筆頭に、写真の仕上げがこれまでより最高で10倍(同社調べ)高速化する。■顔認識家族や友人など、同一人物の写真を素早く検出し、分類。分類ミスや後からの追加も手動操作で可能となっている。■フィルターブラシ画像に段階フィルターや円形フィルターを用いる際、どの部分に適用するかを細かくコントロー ルできるようになった。ブラシを使用する時に、意図する範囲にフィルターエフェクトを追加または削除しながら、フィルターのマスクを編集することが可能だ。■ビデオスライドショー静止画、ビデオおよび音楽と、パンやズームなどのエフェクトを使用したスライドショーを作成できる。■PC/モバイルのWebギャラリー機能強化HTML5対応のギャラリーテンプレートにより、デスクトップおよびモバイルブラウザで表示可能となった。■チュートリアルライブラリCreative Cloudフォトグラフィプランに関して、Photoshop、Lightroom、Adobe Photoshop ElementsまたはApertureといったソフトウェアを使った経験がなくとも、簡単に使い始めることができるよう、初めての人にも分かりやすいチュートリアルライブラリの提供を開始した。
2015年04月22日イデアミクスは20日、[ONA]Designs LLC社によるフォトアクセサリー用オーガナイザー「THE CLARENDON(クラレンドン)」とポーチ「THE NORTH SOUND(ノースサウンド)」を発売した。クラレンドンは上質なイタリアンレザーを使用したフォトアクセサリー用オーガナイザー。取り外し可能なリストストラップが付属する。外寸はW24×H21×D32mmで、重量は317g。カラーはWalnut。価格は税込25,920円。ノースサウンドは上質なイタリアンレザーを使用したフォトアクセサリー用ポーチ。表のポケットにはメモリーカードを4枚収納できる。取り外し可能なリストストラップが付属する。外寸はW279×H279×D178mmで、重量は272g。カラーはWalnut。価格は税込22,680円。
2015年04月20日米Appleは14日(米国時間)、医療や健康に関する研究用に設計されたソフトウェアフレームワーク「ResearchKit」を医学研究者などに提供開始した。「ResearchKit」は、iPhoneユーザーが医師などの開発や研究を手助けすることができるソフトウェアフレームワーク。「ResearchKit」を利用して開発されたアプリに参加することで、ユーザーのアクティビティレベル、運動機能障害などの記録がデータとして蓄積される。すでに、ぜんそく、乳がん、心臓血管疾患、糖尿病、パーキンソン病を研究するアプリが米国のApp Storeにて公開されており、公開後の数週間で60,000人以上のiPhoneユーザーが参加しているという。医学研究者は、「ResearchKit」を利用することで、健康とウェルネスについて研究できるようになり、開発者はオープンソースコードに基づいた新しいモジュールを作成できる。カスタマイズ可能な最初のモジュールとして、視覚的な電子同意書のテンプレート「参加者の同意」、研究への参加者が質問に回答する「調査」、運動活動、健康活動、認知、声を計測する「アクティブなタスク」が用意されている。「ResearchKit」を利用した研究アプリは、今後多くの国で提供される予定。対応端末は、iPhone 5/5s/6/6 Plus、iPod touchとなっている。
2015年04月15日米Appleは4月14日(現地時間)、医学・医療研究および健康リサーチ向けに設計したオープンソース・ソフトウエアフレームワーク「ResearchKit」を公開した。ResearchKitは、医師や研究者が患者から研究用のデータを収集するのをサポートする。iPhoneとiPhoneアプリを用いて、患者のプライバシーを保護し、患者に負担をかけずに正確なデータを取得できるように設計されている。患者は身近なデバイスを使って研究プログラムに協力でき、医師や研究者は多数の患者から正確なデータを収集できるようになる。すでにぜんそく、乳がん、心臓血管疾患、糖尿病、パーキンソン病の研究用アプリが開発済みで、米国での提供が始まっていた。オープンソース・フレームワークとして公開されたことで、全ての医師や研究者がResearchKitのイニシャルモジュールを研究活動に活用できるようになり、開発者はオープンソースコードを基に新しいモジュールを開発し、ResearchKitに貢献できる。ResearchKitに関する情報は、Appleが同社のサイトのResearchKitのページで提供している。オープンソース・フレームワークへのアクセスに関する情報はResearchKit.orgから入手できる。
2015年04月15日ASUSTeK Computerは9日、フレームレスデザインを採用した21.5型ワイド液晶ディスプレイ「VX229HJ」を発表した。価格はオープンで、店頭予想価格は22,500円前後。視野角が広いAH-IPS液晶パネルの21.5型ワイド液晶ディスプレイ。フレームレスデザインとともに、解像感を増す「VividPixel技術」を採用。映像の輪郭などをシャープに表示する。「ASUS Eye Care技術」では、ブルーライトを軽減するLow Blue Light機能と、フリッカーをなくすフリッカーフリー技術により、眼精疲労を抑制する。映像表示機能として、映像エンジン「Splendid」を搭載。専用チップを使うことでフレーム単位での画面解析を行い、自然で見やすい発色で映像を表示する。独自のコントラスト拡張技術「ASCR」を搭載し、80,000,000:1の高いコントラスト比も達成。また、ゲーム向けの機能として、画面上に照準を表示する「Aimpoint」と、画面上にタイマーを表示する「Timer」からなる「GamePlus」機能も搭載。Aimpoint機能の照準は4種類から選択できる。主な仕様は、画面サイズが21.5型ワイド、液晶パネルがAH-IPSの非光沢(ノングレア)、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が水平/垂直ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ASCRオフ時80,000,000:1)、応答速度が5ms。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載。映像入力インタフェースはHDMI×2、D-sub×1、DisplayPort×1。スタンドのチルト角度が上20度/下5度。本体サイズはW499.8×D210.1×H371.3mm、重量は約3.05kg。
2015年04月09日米Appleは9日(現地時間)に行われた新製品発表会において、医学研究用に設計されたソフトウェアフレームワーク「ResearchKit」を発表した。4月よりオープンソースとして提供される予定だ。ソフトウェアフレームワークとは、アプリ開発の枠組みとなる汎用的な機能をまとめたもので、これを利用することで開発者は独自に必要な機能に集中して効率よく開発を進めることができる。ResearchKitでは、医療・研究機関がiPhoneアプリを使って患者のデータを頻繁かつ正確に収集するための枠組みが提供される。ユーザーの許可を得てサードパーティ製デバイスやアプリで測定された体重・血圧・血糖値といったデータを収集できるほか、iPhoneの加速度センサー・マイク・GPSなどにアクセスし、歩行や運動機能、言語能力の測定なども可能。収集された情報はiPhoneから研究者に送られるため、患者が遠隔地からも研究に参加することが可能になり、より大規模な研究で多くのデータ収集と分析が実現する。これにより、医師が患者の状態をより深く把握し、一人ひとりに合った治療が行うことにも役立つとしている。また、プライバシー保護のためにAppleでは収集されたデータの内容は把握せず、医療機関に直接送信される。発表会ではぜんそく患者やパーキンソン病の研究など、医療機関・研究機関が開発した5つのResearchKitアプリが紹介された。これらはすでにApp Storeで提供されており、日本でもダウンロードが可能だ。Asthma Healthぜんそく患者向けの教育とモニタリングをサポートThe Share the Journey乳がん患者の経過観察と症状緩和に効果的な方法を調べるMyHeart Counts患者の活動・ライフスタイルと心臓血管の健康状態との因果関係を調査GlucoSuccess食事、運動、投薬といった各種要因と血糖値との関連性を把握Parkinson mPowerパーキンソン病患者がiPhoneのセンサーを使用して活動を測り、症状を記録
2015年03月10日エプソン販売は2月26日、インクジェットプリントによるフォトコンテスト「エプソンフォトグランプリ 2014」の審査結果を発表した。「ネイチャー部門」のグランプリは吉川秀徳氏の「春雪舞う」、「ヒューマンライフ部門」のグランプリはむらうちかつお氏の「若者」が受賞した。両氏にはそれぞれグランプリ賞金100万円が贈られる。また、「チャレンジ部門」の優秀賞には山本弘氏の「年に負けない」、「ファミリースナップ部門」の大賞には牟田啓三氏の「歳月」、「中学・高校写真部部門」の優秀賞には山口県立下松高等学校 美術部の「ブルーサマーJK」が選出された。エプソンフォトグランプリはインクジェットプリンターで印刷した写真を対象としたコンテスト。2006年から開催され、今回で9回目を数える。今回の応募総数は19,176作品に上った。また、3月13日から26日の期間、「エプソンフォトグランプリ 2014 受賞作品展」が東京・新宿のエプソンイメージングギャラリー エプサイトで開催される。
2015年02月27日ダイヤテックは26日、ニューイタリアンレッドのフレームに有線と無線の両方に対応した「Convertible 2」が選択可能になったと発表した。直販サイトで販売し、価格はフルサイズ(有線 / 無線)モデルで税込20,800円。従来まではフレームにニューイタリアンレッドを選択した場合、有線接続(USB / PS/2)しか選択肢がなかったが、新たに「有線USB接続 / 無線Bluetooth接続」の両方に対応した「Convertible 2」が選択できるようになった。26日16時時点で有線モデルは在庫切れとなっているが、108キー日本語配列の「Convertible 2」は選択可能。キーボードとしての主な仕様は、インタフェースがUSBとBluetooth 3.0、プロファイルがHID、キーピッチが19mm、キーストロークが4mm。単3形乾電池2本で動作する。本体サイズはW440×D138×H38.5mm、重量は1.2kg。
2015年02月26日キヤノンは2月6日、新コンセプトのフォトストレージ「Connect Station CS100」を発表した。NFC(近距離無線通信)かWi-Fiを用いて、デジタルカメラなどから写真や動画データを転送・保存する。発売は6月。価格はオープンで、推定市場価格は税別39,800円だ。Connect Stationは、2015年1月に海外発表されていた製品で、このたび日本でも正式に発表された。容量1TBのハードディスクを内蔵しており、NFCやWi-Fi経由でキヤノン製デジタルカメラの写真・動画を直接取り込める。USBポートとSD/CFカードスロットを装備しているため、NFCやWi-Fiを搭載していないデジタルカメラやビデオカメラでも利用可能だ。USBポートに接続した外付けUSB HDDにConnect Station内のデータをバックアップできる。Connect Station同士がネットでつながる「イメージシェア」機能を搭載しているのも大きな特徴。Connect Station内の写真や動画を、他のConnect Stationと送受信できる。自宅と田舎の祖父母宅にそれぞれConnect Stationを置き、自宅のConnect Stationに保存した子供の写真などを、祖父母宅のConnect Stationへ転送するといった使い方が提案されている。ただし、イメージシェア機能を使用するためには、「CANON iMAGE GATEWAY オンラインアルバム」への会員登録(無料)が必要だ。Connect Stationに取り込んだ写真や動画は、HDMI接続したテレビなどでも鑑賞できる。また、外出先からでも、スマートフォンやタブレット、パソコンを使って、自宅に置いたConnect Station内のコンテンツにアクセスできるだけでなく、ファイルのアップロード・ダウンロードも可能だ。サイズはW155.6×D155.6×H51.1mm、重量は570g。対応するフォーマットはJPEG/MP4/MOV/AVCHD、RAWファイルはCR2のみ。Wi-FiはIEEE802.11b/g/nに準拠。内蔵する1TBのハードディスクには、概算で静止画を約150,000枚、動画を約70時間を保存できる。操作用のリモコンが付属。
2015年02月06日アドビ システムズは、2014年12月に発表したフォトストックコンテンツ販売サイト「Fotolia(フォトリア)」の買収を完了したことを明らかにした。今後、Fotoliaは「Adobe Creative Cloud」に統合され、Creative Cloud会員は3,500万点以上の画像や映像へのアクセスおよび購入が可能となる。このたびアドビが買収を完了した「Fotolia」は、2004年に創立され、ニューヨーク、パリ、ベルリンに事業拠点を置き、23カ国(14カ国の言語)でフォトストックコンテンツ販売サイトを運営する企業。このたびの買収により、Fotoliaは「Adobe Creative Cloud」に統合され、現会員を含めてCreative Cloudのメンバーシップ加入者は、Fotoliaが扱う3,500万点以上のロイヤリティフリー素材(写真、イラスト、ベクター、動画)へのアクセスおよび購入が可能となり、デザイン作業を大幅に簡素化して工程を短縮できるとしている。また、同社はFotoliaを誰でも利用できる「独立したストックサービス」としても継続的に提供していくということだ。なお、アドビのデジタルメディア事業部門担当シニアバイスプレジデントであるデイビッド ワドワーニ氏は、今回の買収について「アドビは現在、ストックコンテンツ売買の大幅な簡素化に取り組んでいます。Fotoliaは、Creative Cloudがクリエイターにとって、グローバルコミュティ向けのアセット売買、才能発掘、作品宣伝のためのマーケットプレイスとなることを支援します。」とコメントしている。
2015年01月30日東洋のプチパリとよばれるホーチミン。フランス統治時代のコロニアル洋式の建物の前でウエディング撮影なんていかがでしょうか。ウエディングフォトツアー!!!そんなおもしろいプランがKOYUKI tokyoというパーフェクトウエディングが実現できるお店から出ています。日本のウエディングドレス、メイクアップ、写真撮影、アルバム製作、オーガニックエステ、カフェを併設されたKOYUKIのサロン。中心地からタクシーで5分ほどのところにある、一軒家の素敵な空間です。さて気になるフォトツアー。ほんの一例ですが・・・■ウエディングフォトタイムスケジュール07:00 「KOYUKI Tokyo」にて、ドレス選び、フィッティング09:00 メイクアップ&ヘアー、着付け11:00 撮影に出発11:30 ロケ地到着※ご希望のロケ地(2、3箇所)にて撮影します。教会、郵便局、街中・・・ご希望のところで撮影ができます。途中、昼食、衣装チェンジあり。15:30 撮影終了—KOYUKI に移動16:00 KOYUKI 到着となっております。また、この他にローカルのスタジオで撮影できるプランや、街中のローカルな場所で撮影できる市内撮影プランなどもあります。日本人スタッフ方もいらっしゃるのでいろいろと相談できるのも安心です。KOYUKIさんの中には大人気のお菓子教室Star KItchenさんのCafeや、私が手がけているオーガニックエステサロン「Ami’s ROOM」も併設されています。日本よりもリーズナブルでちょっとかわった撮影をしたい方におすすめです!
2015年01月26日Imagination Technologies(IMG)は1月16日、Android向けPowerVR画像処理フレームワークを発表した。ハイダイナミックレンジ(HDR)、パノラマ合成、ジェスチャ認識、拡張現実(AR)など、先進的な画像処理や写真技術を処理するには、大量の演算能力が必要である。現在、CPUやDSPコアの能力に依存してこの性能要件を満しているが、こうしたプロセッサでハイダイナミックなコンテンツの映像フレーム処理を継続すると、デバイスの発熱に起因する課題が出てくる。PowerVR画像処理フレームワークは、独自の低消費電力並列処理を活用し、GPUとカメラセンサ、画像信号プロセッサ(ISP)、CPU、その他のSoC特有ハードウェアのシステムコンポーネントと密接に統合し、カメラアプリケーションに容易に組み込めるプログラマブルな画像処理パイプラインを実現できる。さらに、PowerVR GPUの電力効率と演算効率によって、将来の専用ハードウェア化SoCを待つことなく、スマートフォン、タブレット、その他民生電子機器における消費電力の制約の範囲内で、最先端の画像処理機能をカメラアプリケーションに組み込めるようになる。そして、今回のAndroid向けPowerVR画像処理フレームワークには、OpenCLおよびEGLアプリケーションプログラミングインタフェース(API)への拡張が含まれており、YUVとRGBカメラデータの効率的なゼロ・コピー・サンプリングを実現する。この拡張を使用すると、たとえばYUVデータ形式を直接操作して、輝度データに対してのみ動作するアルゴリズムの高速化ができる。また、別の拡張としてサンプリング時にYUVデータをRGBに動的に変換する構成を、ハードウェアに与えることができる。加えて、このフレームワークには、ゼロコピー拡張をカメラのHAL(Hardware Abstraction Layer)に実装するための、ローレベルの関数も含まれている。この拡張実装によって、カメラレンズ、画像信号プロセッサ(ISP)ハードウェアの諸機能やAndroid標準のカメラアプリケーションの制約を超えた利用が可能になる。なお、すでにフレームワークのゼロコピー機能を使用しているユーザーは、高速画像処理アプリケーションを実装するために、共有ハードウェアの追加は必要ないという。
2015年01月19日ワコムは、同社独自の静電結合方式である"アクティブ ES"ペンの技術に基づく新しい取り組みとして、「ユニバーサル・ペン・フレームワーク」を発表した。「ユニバーサル・ペン・フレームワーク」は、タブレット、スマートフォン、タッチコントローラIC、OSやアプリケーションなど、ITメーカー各社間におけるデジタルペンの互換性実現と高性能デジタルペンに関する業界ニーズの高まりに応える取り組み。同フレームワークは高い精度と操作性、高性能、拡張性を備えたデータフォーマットを特長とし、デジタル・インクおよびアプリケーションと共に使用することで、高いユーザーエクスペリエンスを実現するものとなっている。また、このフレームワークを通じて幅広いパートナーと協業することで、高性能デジタルペンとタッチコントロールを統合して扱うことを可能にするという。現在ワコムは、多くの主要モバイル機器メーカーやタッチコントローラーメーカーと協力して取り組みを進めており、今後さらに広範囲に拡大していくとのこと。なお、ワコムの代表取締役社長兼CEOの山田正彦氏は、「人々が日常の生活や仕事でクリエイティビティを発揮するためには、IT機器にもさらなる進化が必要な段階に来ました。デジタルペンは私たち一人ひとりの創造性へのニーズを満たす新しい要素となります。『ユニバーサル・ペン・フレームワーク』は、最高のペンソリューションとワコムの約30年にわたるデジタルペン技術のノウハウを幅広く提供するものであり、IT業界全体への貢献と考えています。また、デジタルペンをモバイル機器や関連サービスの中心的なインタフェースツールとして推進するさまざまな取り組みにも、積極的に貢献していきたいと考えています」と語っている。
2015年01月07日ソースネクストは17日、Windows向けのフォトムービー作成ソフトウェア「心に響く フォトムービー」を発表した。同日より発売する。価格は税別6,980円。動画テンプレートを選択し、写真や動画、音楽を取り込む最短2ステップでフォトムービーを作成できるソフトウェア。プロの映像クリエイターが監修した動画テンプレートを100種類収録し、DVDやブルーレイへの出力も行える。台形補正機能を搭載し、デジタルカメラやスマートフォンによる撮影写真の傾き補正も可能。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。
2014年12月19日