ディズニーが満を持して贈り出す、大人も子供も大好きなゲームの世界を舞台にした心躍るファンタジー・アドベンチャー『シュガー・ラッシュ』。ゲーム版『トイ・ストーリー』とも言える本作が2013年春に日本でも公開されることが決定し、その最新の予告編が到着した。アクション・ゲーム「フィックス・イット・フェリックス」に暮らす悪役のラルフは、嫌われ者の悪役を演じ続けることに嫌気がさし、ヒーローになろうと自分のゲームを飛び出してしまう。迷い込んだ先は、全てがお菓子でできている世界“シュガー・ラッシュ”。そこでひとりの少女・ヴァネロペと出会い、ゲームの世界を揺るがす大騒動を巻き起こしていく――。舞台は個性豊かなゲームのキャラクターたちが暮らす、画面の向こう側の世界。今回届いた予告編でも、主人公・ラルフを中心にクッパ(「スーパーマリオブラザーズ」シリーズ)、ザンギエフにベガ(共に「ストリートファイター」シリーズ)、ドクター・エッグマン(「ソニック」シリーズ)など様々なゲームで活躍する“悪役”たちがグループ・セラピー(?)を行っていたりと、人間の知らないところで繰り広げられるゲームの“裏側”が垣間見える。タイトルにもなっている“シュガー・ラッシュ”とは、お菓子の世界で繰り広げられるエキサイティングなレース・ゲームのこと。悪役を演じることに嫌気がさしたラルフが迷い込んだシュガー・ラッシュの世界に舞台が移ると、グミの岩や飴でできた木、さらには綿菓子の雲、カラフルなチョコレートスプレーがかかった山など、夢のような風景が次々と映し出される。自分のゲームの世界から飛び出したラルフと、“シュガー・ラッシュ”で仲間はずれにされているヴァネロペ。孤独な2人が出会い、絆を深めていくのだが、それは“ゲーム”の掟を破ることに。やがてラルフは“シュガー・ラッシュ”に隠された恐るべき秘密を知ることとなるのだが…。この美しき世界に隠された秘密とは一体?彼らはゲームの世界の運命を変えることができるのか?まずはこちらの予告編からゴージャスでカラフルなお菓子の世界と、魅力的なキャラクターたちが暮らすゲームの世界を覗いてみて!『シュガー・ラッシュ』は2013年3月、全国にて2D/3D公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:シュガー・ラッシュ 2013年3月、全国にて2D/3D公開
2012年09月13日「中央卸売市場」がある市は多いが、その中に入れるのはその道のプロばかりだという印象が強いのではないだろうか。だが実は、市場に持ち込まれたばかりの新鮮な食材を使った一般客向けの小売店をはじめ、市場から仕入れたばかりの魚や寿司などを提供している店があるところも少なくない。岡山市の市街地から車で20分ほど南に走った岡山港に面して立つ、岡山市中央卸売市場もそのひとつだ。この市場ではせりなども自由に見学できるだけでなく、ここで働いている人はもちろんのこと、一般客にも小売りしてくれる店が軒を連ねた「関連棟」が設けられていることで知られる。市場の入り口を入ってすぐ右手にある、昔懐かしい商店街を思わせるアーケードが架かった通りには、「ふくふく通り」という看板が掲げられている。ここが一般の人でも自由に入ることができるエリアである。東西約250メートルに渡るこの通りを中心に、新鮮な魚をはじめ、野菜や果物、パン、スイーツなどの食料を販売する店から雑貨を扱う店まで、実に個性豊かな64店舗が並んでいる。通りを歩いてみたところ、いかにも市場関係者らしい、防水エプロンと作業着をまとった男性に遭遇。おお、ラッキー!早速声を掛けて、魚のおいしい店を尋ねたところ、2つの店を紹介された。一つ目はその男性も昼ご飯を食べるのによく利用するという「食堂 備前」。町の大衆食堂を思わせる外観通り、入店すると日替わり定食や丼ものなどがズラリと並んでいた。また、一品料理も各種用意されている。この店は今年で創業35年を迎えるそうで、昭和のドラマにも出てきそうな、味わいある(愛すべき!)お座敷席や壁にかかった小物にまで、“老舗の食堂”と呼ぶにふさわしい風格が漂っている。そしてメニューは和食から洋食までバラエティー豊かなラインアップで、どれにしようか迷ってしまう。そこで店の人におすすめを聞いたところ、卸売市場にある店ならではの新鮮な魚介類を使った定食や丼ものが挙げてくれた。注文カウンターの横には定食や丼の見本写真などが置かれているので、そちらも参考になる。550円の日替わり定食なども気になりつつ、マグロをはじめ、サーモンやナカオチ、エビ、イクラ、アナゴ、ウニなどの魚介類がこれでもか!というほど盛られた「海鮮丼」(1,000円)を選んだところ、これが大正解。いやはや、もう、ネタの鮮度が違う!違いすぎる!新鮮なネタばかりなので、スーパーなどで売られている生ものは苦手という人でも、ぜひ食べてみてほしい。ぷりぷりのエビ、口の中でぷちぷちはじけるイクラ…どの素材ひとつとっても「海鮮ってこんなにおいしかったっけ?」と驚かされること請け合い!丼に盛られた酢飯との相性も抜群だ。みそ汁と半熟玉子、お漬物もセットで付いているのもうれしい。ダシがよくとれたみそ汁が丼のおいしさを一層引き立て、アッという間にたいらげてしまった。次にお邪魔したのが「味の匠大名庵」。市場の入り口からみて一番奥に位置する寿司屋である。寿司にも海鮮丼にも市場直送のネタを使っているので新鮮なのは当然だが、それに加えて値段が格安ということがポイント。市場で働く人はもちろん、県外からわざわざこの店目当てに足を運ぶ人も多いという。店内での飲食のみならず、持ち帰り寿司や仕出し、弁当などの用意もある。ご主人の野崎愛次に話を伺ったところ、「うちはスシローなどに鮮魚を卸しているのですが、そのノウハウを生かしたいと思って3年前に店をオープンさせました」とのこと。寿司はもちろん、海の幸がふんだんに盛られた「海鮮丼」(1,480円)や「ミックス丼」(900円)なども評判だ。「ピーク時には店内に人が入りきらないので、すぐ横にイートイン専用の店舗も設けています」と野崎さん。お邪魔したのは昼を少し回ったばかりだったのだが、既に店頭に並べられた持ち帰り寿司も残り少なくなっていることから、人気の高さが伺い知れた。店を後にしたところで、パン屋に入ろうとしている小さなお子さん連れの女性を発見。話しかけてみたところ、市内からいらしたとのこと。こちらのパン屋「てづくりKOBOあおぞら」の天然酵母を使って作られたパンがお気に入りなのだとか。オーナーの采田美奈子さんにお話を伺ってみた。「もともとパンが好きで、いつか自分の店を持ちたいと思っていたのですが、その念願がかなって2009年3月にオープンしました」。采田さん自身が食べたいと思えるものを作ることをモットーとしているそうで、自家製のレーズン酵母を使用した天然酵母パンや、一晩かけてじっくり発酵させたフランスパンなどは、どれも安心・安全でやさしい味。「うちのパンや焼き菓子には、保存料等は一切使用していません。それと、自宅で採れた野菜や、市場で仕入れた旬野菜・果物を使うことにもこだわっています」。また、小麦は国産のものを使用。塩は沖縄産、砂糖はビートグラニュー糖またはブラウンシュガーを用い、体への優しさを徹底的に追求している。パンの種類は約40種類(130円~)そろい、どれにしようかと選ぶのも楽しいのだ。さて、そうこうしているうちに閉店時間が近づいてきた。朝早くオープンして昼過ぎには閉まるというのが、市場にある商店街らしいではないか。でも、まだ後1軒くらいは訪れたい!!というわけで、通り中央に設置された休憩所で休んでいるサラリーマン風の男性に声をかけてみたところ、場内の事務所で働いている方だそうで、「おいしい店を探してんのね?だったら“ぶっかけ山ちゃん”に行ってみるといいよ」と教えてくれた。この店は、場内で2008年8月から営業しているヨード卵を使った玉子焼きのお店「やまぎわ」の姉妹店だそうで、場内にあるやまぎわ鶏卵がオーナーを務めているんだそう。同社代表取締役の山崎修司さんにお話を伺ったところ、「鶏卵の卸をしているうち、一般の人にも、もっと本当においしい卵を味わってもらいたいという思いが強くなり、昨年3月にオープンしました」とのこと。鹿児島産の“ちらん赤玉”をはじめ、薩摩赤玉、しんたまご、みかん卵という厳選した4種類の卵からお気に入りを選んで食べられる「たまごかけご飯」(300円)や、新鮮な卵で作る「親子丼」(400円)など、驚くほどリーゾナブルな値段で、本当においしい卵を堪能できるメニューがそろっている。目移りしながらも親子丼を注文してみたところ、舌が肥えた市場職員にもファンが多いというのも納得の味。濃厚な卵が口の中いっぱいに広がる幸せをこの値段で味わえるなんて!!ここまで弾力感たっぷりの卵は栄養価も高いに違いないし、400円でなんだか得した気分♪ ちなみに「たまごかけご飯」は、たまご1個とご飯、みそ汁、おしんこ、たまご豆腐というセット内容。また、おかわりしたい時はプラス50円でご飯と卵とみそ汁をいただくことができる。さらに第2土曜日には、ご飯を注文した人は唐揚げが無料で食べ放題というサービスも行っているそうで、毎月この日は店の前に行列ができるのだそう。「ふくふく通り」にはその他、文房具店や花屋、肉屋などが多数並び、値段はどこも格安だ。ただし、売り切れるが早いので、生鮮品を狙うなら早めの時間を狙って。■食堂 備前5:00~14:00水曜定休、日・祝不定休■味の匠 大名庵6:00~16:00(持ち帰り)、11:00~14:00(イートイン)無休■てづくりKOBOあおぞら7:00~15:00水曜定休■ぶっかけ 山ちゃん平日:6:00~15:00土曜・日曜・祝日:9:00~14:00水曜定休【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日「中央卸売市場」がある市は多いが、その中に入れるのはその道のプロばかりだという印象が強いのではないだろうか。だが実は、市場に持ち込まれたばかりの新鮮な食材を使った一般客向けの小売店をはじめ、市場から仕入れたばかりの魚や寿司などを提供している店があるところも少なくない。岡山市の市街地から車で20分ほど南に走った岡山港に面して立つ、岡山市中央卸売市場もそのひとつだ。この市場ではせりなども自由に見学できるだけでなく、ここで働いている人はもちろんのこと、一般客にも小売りしてくれる店が軒を連ねた「関連棟」が設けられていることで知られる。市場の入り口を入ってすぐ右手にある、昔懐かしい商店街を思わせるアーケードが架かった通りには、「ふくふく通り」という看板が掲げられている。ここが一般の人でも自由に入ることができるエリアである。東西約250メートルに渡るこの通りを中心に、新鮮な魚をはじめ、野菜や果物、パン、スイーツなどの食料を販売する店から雑貨を扱う店まで、実に個性豊かな64店舗が並んでいる。通りを歩いてみたところ、いかにも市場関係者らしい、防水エプロンと作業着をまとった男性に遭遇。おお、ラッキー!早速声を掛けて、魚のおいしい店を尋ねたところ、2つの店を紹介された。一つ目はその男性も昼ご飯を食べるのによく利用するという「食堂 備前」。町の大衆食堂を思わせる外観通り、入店すると日替わり定食や丼ものなどがズラリと並んでいた。また、一品料理も各種用意されている。この店は今年で創業35年を迎えるそうで、昭和のドラマにも出てきそうな、味わいある(愛すべき!)お座敷席や壁にかかった小物にまで、“老舗の食堂”と呼ぶにふさわしい風格が漂っている。そしてメニューは和食から洋食までバラエティー豊かなラインアップで、どれにしようか迷ってしまう。そこで店の人におすすめを聞いたところ、卸売市場にある店ならではの新鮮な魚介類を使った定食や丼ものが挙げてくれた。注文カウンターの横には定食や丼の見本写真などが置かれているので、そちらも参考になる。550円の日替わり定食なども気になりつつ、マグロをはじめ、サーモンやナカオチ、エビ、イクラ、アナゴ、ウニなどの魚介類がこれでもか!というほど盛られた「海鮮丼」(1,000円)を選んだところ、これが大正解。いやはや、もう、ネタの鮮度が違う!違いすぎる!新鮮なネタばかりなので、スーパーなどで売られている生ものは苦手という人でも、ぜひ食べてみてほしい。ぷりぷりのエビ、口の中でぷちぷちはじけるイクラ…どの素材ひとつとっても「海鮮ってこんなにおいしかったっけ?」と驚かされること請け合い!丼に盛られた酢飯との相性も抜群だ。みそ汁と半熟玉子、お漬物もセットで付いているのもうれしい。ダシがよくとれたみそ汁が丼のおいしさを一層引き立て、アッという間にたいらげてしまった。次にお邪魔したのが「味の匠大名庵」。市場の入り口からみて一番奥に位置する寿司屋である。寿司にも海鮮丼にも市場直送のネタを使っているので新鮮なのは当然だが、それに加えて値段が格安ということがポイント。市場で働く人はもちろん、県外からわざわざこの店目当てに足を運ぶ人も多いという。店内での飲食のみならず、持ち帰り寿司や仕出し、弁当などの用意もある。ご主人の野崎愛次に話を伺ったところ、「うちはスシローなどに鮮魚を卸しているのですが、そのノウハウを生かしたいと思って3年前に店をオープンさせました」とのこと。寿司はもちろん、海の幸がふんだんに盛られた「海鮮丼」(1,480円)や「ミックス丼」(900円)なども評判だ。「ピーク時には店内に人が入りきらないので、すぐ横にイートイン専用の店舗も設けています」と野崎さん。お邪魔したのは昼を少し回ったばかりだったのだが、既に店頭に並べられた持ち帰り寿司も残り少なくなっていることから、人気の高さが伺い知れた。店を後にしたところで、パン屋に入ろうとしている小さなお子さん連れの女性を発見。話しかけてみたところ、市内からいらしたとのこと。こちらのパン屋「てづくりKOBOあおぞら」の天然酵母を使って作られたパンがお気に入りなのだとか。オーナーの采田美奈子さんにお話を伺ってみた。「もともとパンが好きで、いつか自分の店を持ちたいと思っていたのですが、その念願がかなって2009年3月にオープンしました」。采田さん自身が食べたいと思えるものを作ることをモットーとしているそうで、自家製のレーズン酵母を使用した天然酵母パンや、一晩かけてじっくり発酵させたフランスパンなどは、どれも安心・安全でやさしい味。「うちのパンや焼き菓子には、保存料等は一切使用していません。それと、自宅で採れた野菜や、市場で仕入れた旬野菜・果物を使うことにもこだわっています」。また、小麦は国産のものを使用。塩は沖縄産、砂糖はビートグラニュー糖またはブラウンシュガーを用い、体への優しさを徹底的に追求している。パンの種類は約40種類(130円~)そろい、どれにしようかと選ぶのも楽しいのだ。さて、そうこうしているうちに閉店時間が近づいてきた。朝早くオープンして昼過ぎには閉まるというのが、市場にある商店街らしいではないか。でも、まだ後1軒くらいは訪れたい!!というわけで、通り中央に設置された休憩所で休んでいるサラリーマン風の男性に声をかけてみたところ、場内の事務所で働いている方だそうで、「おいしい店を探してんのね?だったら“ぶっかけ山ちゃん”に行ってみるといいよ」と教えてくれた。この店は、場内で2008年8月から営業しているヨード卵を使った玉子焼きのお店「やまぎわ」の姉妹店だそうで、場内にあるやまぎわ鶏卵がオーナーを務めているんだそう。同社代表取締役の山崎修司さんにお話を伺ったところ、「鶏卵の卸をしているうち、一般の人にも、もっと本当においしい卵を味わってもらいたいという思いが強くなり、昨年3月にオープンしました」とのこと。鹿児島産の“ちらん赤玉”をはじめ、薩摩赤玉、しんたまご、みかん卵という厳選した4種類の卵からお気に入りを選んで食べられる「たまごかけご飯」(300円)や、新鮮な卵で作る「親子丼」(400円)など、驚くほどリーゾナブルな値段で、本当においしい卵を堪能できるメニューがそろっている。目移りしながらも親子丼を注文してみたところ、舌が肥えた市場職員にもファンが多いというのも納得の味。濃厚な卵が口の中いっぱいに広がる幸せをこの値段で味わえるなんて!!ここまで弾力感たっぷりの卵は栄養価も高いに違いないし、400円でなんだか得した気分♪ ちなみに「たまごかけご飯」は、たまご1個とご飯、みそ汁、おしんこ、たまご豆腐というセット内容。また、おかわりしたい時はプラス50円でご飯と卵とみそ汁をいただくことができる。さらに第2土曜日には、ご飯を注文した人は唐揚げが無料で食べ放題というサービスも行っているそうで、毎月この日は店の前に行列ができるのだそう。「ふくふく通り」にはその他、文房具店や花屋、肉屋などが多数並び、値段はどこも格安だ。ただし、売り切れるが早いので、生鮮品を狙うなら早めの時間を狙って。■食堂 備前5:00~14:00水曜定休、日・祝不定休■味の匠 大名庵6:00~16:00(持ち帰り)、11:00~14:00(イートイン)無休■てづくりKOBOあおぞら7:00~15:00水曜定休■ぶっかけ 山ちゃん平日:6:00~15:00土曜・日曜・祝日:9:00~14:00水曜定休【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月11日日本未上陸の商品が楽しめたり、空の上でインターネットにアクセスできたり。飛行機にはおもしろく、時に画期的なサービスが登場する。そんな航空会社の先端サービスとそれをはじめるにあたっての担当者のこだわりや隠されたエピソードを紹介するのがこのシリーズ。今回は、話題の機内食を次々に送り出している日本航空(JAL)の商品サービス開発部マネジャー・若井政昭氏と、同部リードキャビンアテンダント・尾崎綾氏にお話をうかがった。いま、JALでもっともアツいトピックとして「AIRシリーズ」が挙げられるのではないだろうか。昨年6月から11月までは、モスバーガーのテリヤキバーガーを「AIRモスバーガー」、昨年12月から今年2月までは、横浜中華街「江戸清 りーろん」の肉まんを「AIR肉まん」、今年3月からは吉野家の牛丼を「AIR吉野家」』と名付けて機内で提供している。さらに、4月22日就航の成田 - ボストン線では、ミスタードーナツとの共同開発品「AIR MISDO」の提供を開始する。1万m超の上空でこんな人気グルメが楽しめるとは。他にも、世界屈指のショコラティエ(チョコレート職人)であるジャン=ポール・エヴァン氏とタッグを組んでオリジナルショコラを開発し、さらには日本の郷土料理や南魚沼産コシヒカリを提供。ワインやシャンパンなどのラインナップも見直すなど、昨年春から料理だけでなくドリンクやデザートまでミールサービスを全面的に新しくしている同社にその狙いを聞いた。「経営悪化、そして経営破たん、そこから再建へと続く中で、サービスの質が落ちているのではないかという見方をされたことがありました。私たちはそのご意見を真摯に受け止め、JALの企業理念である『最高のサービスを提供する』というコンセプトのもと、JALブランドの3つの核『伝統』『革新』『日本のこころ』に沿って機内食を再度見直しました。伝統とは、日本で生まれ日本に育てられた航空会社として日本古来の伝統をきちんと世界に発信していくということ。革新は、既成概念にとらわれずお客様の望むものを商品化し表現していくこと。日本のこころとは、誇れる日本の文化を前面に打ち出していくといった内容を意味します。この3つを核にして、様々なサービスをスタートさせていきました」(若井氏)。確かに「AIR吉野家」をはじめ、コーヒーハンターの川島良彰氏がプロデュースした「JAL CAFE LINE」、ハワイのロコフードを盛り込んだ「わくわくリゾートプレート」(ハワイ線)など、どれも日本的な部分や革新性が感じられる。それにしても、航空会社が機内食を見直す場合、ファーストやエグゼクティブクラスだけというケースも多いのだが、JALはエコノミークラスにも注力している。「最近、日本でもLCC(低コスト航空会社)が増えていますが、LCCは基本的にエコノミークラスのみの設定で機内食などのサービスはせず、有料で購入することになります。一方のJALは、機内食や受託手荷物手数料など一通りのサービスをするフルサービスの航空会社ですから、LCCとの差別化をはっきりさせなければいけない。当然、エコノミークラスでも価値あるサービスを提供する必要があるわけです」(若井氏)。「AIR吉野家」は乾燥する機内環境を考慮して、”つゆだく”での提供だというが、やはり牛丼となると、生卵もトッピングしたくなってくる。その思いをぶつけてみると……。「食品衛生管理上の問題があり、機内で生卵は出せません。湿度や気圧が低いなど、機内の環境は地上とはまったく異なる上に制限も多数あり、地上の味を機内に持ち込むだけでも実は大変なのです」(若井氏)。「AIR吉野家がつゆだくなのは、乾燥した機内でごはんがパサつくのを防ぐためです。また、AIR肉まんはせいろを使って蒸しますが、機内食として出すには、一度素材を冷凍保存して再度常温に戻し、それを機内のスチームオーブンで温めるという工程を経る必要があります。そうした中で一番おいしい状態で召し上がっていただくために、様々な工夫を施しました。肉まんの皮の部分にブラウンシュガーを入れるとモチモチ感が出るのですが、入れ過ぎると甘くなる。そのバランスをとるために、何度も試作をしました。有名店でのコラボレーションで生まれる機内食も、地上の味をそのまま持ち込むだけでなく、JALならではのオリジナリティを加えて、機内でおいしく感じていただけるよう努力しています」(尾崎氏)。さらにJALはコーヒーにもこだわった。世界各地の希少なコーヒー豆を発掘し、種の保存や栽培に取り組むコーヒーハンターこと川島良彰氏監修で、エコノミークラスからファーストクラスまで厳選したコーヒーを無料で提供している。開発段階では、「有償にしてはどうか」という声もあったそうだが、「お客様へのおもてなしが有償であっていいはずがない」という考えのもと、無料提供に踏み切った。結果、利用者からは「とても好評で、正直予想以上の反響です」(尾崎氏)。”コーヒー改革”は成功を収め、今年2月から新たにスタートしたのがジャン=ポール・エヴァン氏監修のショコラの提供だ。ファーストとエグゼクティブ(ビジネス)クラス対象で、こちらもオリジナリティ溢れるアイテムだ。こちらは柚子や抹茶といった分かりやすい素材で日本らしさを出すのではなく、「日本人の繊細な味覚に合うショコラ」をテーマに開発され、ファーストクラスではJAL限定のボンボンショコラを、エグゼクティブクラスでもJALオリジナルを含む8種のパレ(薄い円形のショコラ)を用意している。機内食1つひとつを点と点でとらえるのではなく、コーヒーとショコラ、機内食とアルコールといったように、トータルの効果を狙う。一連の機内食刷新ではその点を心がけたとのことだ。今後もJALからは、次から次へと新しい機内食のニュースが流れることだろう。「『JALっていつも面白いことやっているよね』。そう思っていただければ」とお2人。確かにJALの機内食にはワクワクする楽しさがあり、「次は何をやってくれるんだろう」と期待の気持ちが強くなる。今後もJALから目が離せない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月03日オリエント時計は21日、人気シリーズ「オリエントスター セミスケルトンモデル」より、新色の「ブラウン」「ブルー」を発売する。「オリエントスター」は同社の創業と同時に誕生した本格派機械式時計で、時代の流れに左右されないシンプルなデザインと機能で長年人気を集めている。中でも「セミスケルトンモデル」は、インデックスの9時の位置に小窓を設けた印象的なデザインが特徴。シースルーバックとともに時計内部のムーブメントの動きを表裏両面から見ることができる。ステンレス製のケースは、スーツスタイルにも合わせやすいようにとシンプルなデザインを採用。ガラスは視認性と強度を高めたフラットサファイアガラス。バンドには、シンプルでなじみの良い3列駒の無垢メタルバンドを採用している。縦46.0mm×横39.0mm×厚さ11.9mm。価格は6万900円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月02日最大99.7%の歯垢除去力ブラウン(P&G)は、電動歯ブラシ「ブラウン オーラルB」 から最大99.7%の歯垢除去力のプレミアムモデル「デンタプライド5000」(*24,800円)と「デンタプライド4000」(*19,800円)を、2月10日より新発売する。価格はオープンプライス。*価格は参考価格(amazon/楽天での販売価格)。*画像はニュースリリースよりナビゲーション機能搭載で歯磨きの質を向上新「デンタプライド」シリーズ2品は、「ブラウン オーラルB」 の最上位モデルで、歯科器具発想の3D丸型回転ブラシによるブランド内最高性能の最大99.7%の歯垢除去力に加え、誰でも簡単に「3大磨きグセ」(押しつけすぎ・磨く場所の偏り・不十分な磨き時間)を改善する、ブラッシングを“コーチ”するナビゲーション機能、押しつけ防止センサー・過圧コントローラー・プロフェッショナルタイマー・5つ星評価システム(「デンタプライド5000」のみ)を新搭載。新「デンタプライド」シリーズならではの歯垢ケアと歯磨きの質の向上が可能にしたという。「ブラウン オーラルB」 のサイトでは、新「デンタプライド」発売記念として、1000円をキャッシュバックする下取りキャンペーンを、2月6日から4月30日の間実施。詳しくは「下取りキャンペーン」のページを参照のこと。元の記事を読む
2012年02月03日2012年のスプリング コレクション「ネオン & ヌード コレクション」が2月3日にボビイ ブラウンから発売される。今回、ボビイ ブラウンが提案するのは、ヌーディに仕上げたニュートラルなベースメイクに、アクセントとして鮮やかな目立つ色をオンすること。ポップでネオンのような鮮やかな色を、ボビイ ブラウンお得意のヌードやブラウンを組み合わせることで、トレンドのエッセンスを取り入れ、遊び心を楽しむ洗練された大人の女性の美しさをイメージしている。ベースメイクは、「何も付けていないようなフレッシュでナチュラルな肌作り」、「不自然なぎらつきやマット感のない、絶妙なバランスのニュートラル肌」、「ファンデーションはシアーな仕上がり」がトレンドのようだ。ブラッシュは、アジア人の肌の美しさを引き出す。ブラッシュ 全2色 ¥3,780 (左から:28 ヌードピーチ 29 ヌードピンク)カラー トレンドは、「目元か口元のどちらかを際立たせるルック」が主流。特にオススメなのが、ウルトラ ヌード アイパレット。素肌をより美しく見せるヌードカラーバリエーションと、自然な立体感をつくる3種類の質感。アイメイクも楽しくなりそう。ウルトラ ヌード アイ パレット 全1種 ¥6,300 左:アイシャドウ 全1色 ¥3,360 (0F ブルーベル) / 右:シマー ウォッシュ アイシャドウ 全1色 ¥3,360 (49 ウルトラバイオレッド)インクライナー 全1色 ¥3,1502011A/Wに引き続き、フューシャ ピンクやレッドなどのぱっと目を引く明るく鮮やかなカラーリップが主役アイテム。リップ グロスは2012春のトレンドカラーを反映した、観ても楽しく、つけると洗練されたイメージに仕上がるシェードだ。リップ グロス 全3色 各¥3,150 (左から:SO2 シトラス、SO1 コスミックピンク、SO4 ウルトラバイオレット)リップ カラー 全3色 各¥3,360 (左から:OT アトミックオレンジ、OR ネオンピンク、52 ウーバーベージュ)注目カラーをゲットして、春のトレンド顔へチェンジしよう。お問い合わせ:ボビイ ブラウン tel.03-5251-3485 公式サイト
2012年02月02日みなさん、こんにちは。日本では梅雨の時期に入ったようで、大変ですね! そんなみなさんが喜ぶゴシップをお届けしますよ。まず、クリス・ブラウンとリアーナ(写真)の最新ニュースから。どうやらリアーナは、今年のグラミー賞授賞式前夜に受けたクリスからの暴力に対して裁判で証言するようにと言われているようです。去る火曜日、彼女には6月22日(現地時間)に開かれる予審への出廷を命じる召喚状が手渡されました。一方、クリス側はこの予審を延期するよう嘆願しましたが、却下されました。一体、この先どう展開していくのか、そして2人のキャリアにどう影響するのか、注目が集まります。ただ一つ確かなのは、クリスはこの事件を通して周りに敵を増やしてしまったこと。先日、クリスが多くの脅迫文を送りつけられていることが伝えられました!そして関係者によれば、それらが“Women’s Protection Action League”と名乗る女性保護団体から送りつけられているそうです…。脅迫文の中には、パパラッチを装った暗殺者がクリスを狙う、と書かれているものあるようです。恐ろしいですね…。もちろん、クリスの関係者たちはこの事態を深刻に受け止めており、最近では外出する際には最低3人のボディガードと、何人かの覆面ボディガードがつき、そのうちの何人かは女性とのこと。どうやらこの脅迫により、クリスはセキュリティを過剰に気にしているみたい。当然ですよね!さて、話題を変えて、先日『トランスフォーマー』チームがプロモーションで東京を訪れてましたね。本作のスター俳優、シャイア・ラブーフは、もちろんアメリカでもラジオやTV、雑誌で精力的にプロモーションを行っています。そのうち、「Parade magazine」最新号でのインタビューで、彼は「いい俳優はみんなどこかズレている。みんな傷ついているんだよ。この職業は傷心した人々の集まりだね。俳優たちは他人に評価されることに依存しているんだ」とコメント。さらに彼は自分がその才能を絶賛されることについて首をかしげ、「僕にはそんな資格はないよ。自分が何をやってるかも分からないんだから。僕が思うに、才能というのは存在するものじゃないんだよ。才能というのは、カードゲームの運みたいなもので、刺激や欲望、そして運なんだよ。だから演じることもただのゲームだと思う」なんて話してます。一体、シャイアのファンがこれを聞いたらどう思うのでしょう!最後に、大人気アイドルのマイリー・サイラスとニック・ジョナスのファンに素敵なニュースです。うわさによれば、2人は新曲でまた一緒にデュエットを組んだみたいなんです!「Before The Storm」という曲名でジョナス・ブラザースの最新アルバムに収録されます。マイリーとニックと言えば、数年前付き合っていましたが、ニックがマイリーをふり、傷ついた彼女は2人の恋仲や破局について曲に書いてました。しかし、最近また2人は友達として仲直りをしたようです。でもやっぱり、2人がまた付き合う予感も?(text:Lisle Wilkerson)© Rex Features/AFLO■関連作品:トランスフォーマー/リベンジ 2009年6月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:ミーガン・フォックス「私はジェニファー・アニストンじゃない!」『トランスフォーマー/リベンジ』特製USBハブを1名様にプレゼントミーガン・フォックスの美脚に釘付け!巨大ロボ出現にシャイア・ラブーフも大興奮時代の空気が呼んだ?『ウォール街』続編にM・ダグラスをはじめ豪華キャストが揃うシャイア・ラブーフらも来場『トランスフォーマー』続編プレミア試写会に10組20名様ご招待
2009年06月16日