世界的なピアニストのクリスチャン・ツィメルマンとの室内楽ツアーやエベーヌ弦楽四重奏団への客演など、チェリストとして世界的注目を集める岡本侑也が、プラハ交響楽団の「新世界」1月8日(兵庫県立芸術文化センター)「ニューイヤー・コンサート 2024」の1月12日(ミューザ川崎)、14日(サントリーホール)の公演にてドヴォルザークの「チェロ協奏曲 ロ短調 op.104」を演奏する。公演への思いや20代最後の1年を迎えての抱負を岡本が語ってくれた。「プラハ交響楽団」のチケット情報はこちらチェコの国民楽派を代表する音楽家・ドヴォルザークの楽曲をチェコのオーケストラとの共演で演奏できることを「光栄に思います」と語る岡本。「ドヴォルザークはメロディを作る天才であり、どの曲のどこを切り取っても素敵なんです。押しつけがましさがなく、聴いていても演奏していても自然の豊かさを感じます。以前、チェコのあるオケと共演した際に、チェコの人々の素朴で温かい人柄に魅了されまして、それが演奏やドヴォルザークという音楽家のキャラクターにも通じていると感じました。スラヴの空気感に浸りながら、音楽づくりをできるのが楽しみです」「チェロ協奏曲 ロ短調 op.104」は、2017年のエリザベート王妃国際音楽コンクールにて第2位に入賞した際にも演奏した。「人生で体験しうる様々な感動が1曲の中に詰まっていると思います。第3楽章で印象的なヴァイオリンソロとチェロの掛け合いなど、他の楽器との1対1のパートがありますが、そこは、この曲のキーポイントかなと思っています。もちろん、フルオーケストラで大々的に演奏するのも印象的ですが、1対1の密なコミュニケーションに感情が凝縮されていると感じますし、コンマスやフルート奏者の方たちとの掛け合いを楽しみにしています」2023年はツィメルマンとのツアーに加え、代役で参加したエベーヌ弦楽四重奏団で初めて本格的に弦楽四重奏に取り組むなど、実りの多い1年となった。「クリスチャンさんとのピアノカルテットだと、バスパートがピアノの左手と被ることがよくあるんですけど、エベーヌでピアノなしで自分が音楽の流れや柱を責任を持って立てなくてはいけない場面に直面し、改めてクリスチャンさんにどれほど引っ張ってもらっていたのか、その偉大さを痛感しました。ヨーロッパ各国の主要な会場で演奏する機会もいただき、本当に大きな1年でした」10月に29歳となったが「気持ちは12歳くらいで止まったままなんですが(笑)」と冗談めかしつつ「いろんな経験を積ませていただき、音楽の幅も広がっていると思うので、何が待ち受けているのか、30代も楽しみです!」と力強く語ってくれた。取材・文:黒豆直樹
2023年12月05日迫力のチェロ・サウンド、心にしみる優しい響き、チェロの魅力満載!第525回日経ミューズサロン「プラハ・チェロ・リパブリック」(チェロ四重奏)が2022年9月26日 (月)に日経ホール(東京都千代田区)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 動画「オペラ座の怪人」がYouTube再生回数3,000万回を突破するなど、世界の注目を集めた「プラハ・チェロ・カルテット」の主要メンバーが新たに創設した新生チェロ四重奏団が早くも日経ミューズサロンに登場!多彩なプログラム、ゴージャスでダイナミックなサウンド、ユーモアとサービス精神溢れるパフォーマンスで聴衆を魅了します。音楽の都プラハからやってくるユニークなチェロ四重奏の粋で痛快なステージをぜひ体感してください。【プログラム】ドビュッシー/月の光J.S. バッハ/G線上のアリアドヴォルザーク/ユモレスクモンティ/チャールダーシュピアソラ/ブエノスアイレスの春、リベルタンゴウェバー/メモリー~ミュージカル「キャッツ」レノン=マッカートニー/ペニー・レインマーキュリー/ボヘミアン・ラプソディマクファーリン/ドント・ウォーリービー・ハッピーウェバー/オール・アイ・アスク・オブ・ユー ~ ミュージカル「オペラ座の怪人」ほかプロフィール<プラハ・チェロ・リパブリック Cello Republic,Praha>(チェロ四重奏)2022年春に誕生した新生チェロ・カルテット「プラハ・チェロ・リパブリック」は、数多くの完売公演、YouTube再生回数の爆発的な伸びなどで世界的に名を知られた「プラハ・チェロ・カルテット」の中心メンバー3人に、輝かしい活動歴を持つトップクラスのチェリストが新たに加わり結成されたチェロ四重奏団、現代最先端の音楽シーンに登場した次代のスターです。メンバーそれぞれが数々のコンクールの受賞歴を持つ名手揃いでその実力は折り紙付きです。「プラハ・チェロ・リパブリック」は、「プラハ・チェロ・カルテット」のビジョンの正統な後継者であり、早くも各地からコンサートへの出演依頼が相次いでいます。練り上げられたアレンジ、クラシック、ロック&ポップスから映画音楽まで多彩なプログラムとユーモアで、聴衆に最高レベルの音楽体験をお届けします。ペトル・シュパチェク Petr Špačekプラハおよびボストンの権威あるニューイングランド音楽院で学ぶ。プラハ放送国際コンクール入賞。ソリストとしてプラハ響、プラハ放響などのチェコ国内の主要オーケストラと共演。ヨーロッパ、北米、アジアの各地へ演奏旅行。ポッ プスのソロ・プロジェクトを立ち上げジャンルを超えて活動している。マチェイ・シュテパーネク Matěj Štěpánekプラハ舞台芸術アカデミー、ドレスデン国立音楽大学などで学ぶ。多くの国際コンクールで優勝・入賞を果たす。ソリストとして各地のオーケストラとの共演も多い。ウィハン弦楽四重奏団のメンバーとして来日するなど室内楽奏者としても活躍、現在も多くの室内楽アンサンブルで活発に活動している。ヤン・ゼーメン Jan Zemenプラハ舞台芸術アカデミー、ルツェルン音楽大学で学ぶ。権威あるチェコの音楽院コンクールで優勝。ソリストとして国内各地のオーケストラと共演。アカデミー在学中からパルドゥビツェ音楽院にて教鞭を取るかたわら、ピアノトリオ、バロック・アンサンブルなどのメンバーとしても活躍している。イワン・ヴォカーチ Ivan Vokáčプラハ舞台芸術アカデミーで学ぶ。2011年プラハ音楽院ドヴォルザーク協奏曲コンクールで優勝、音楽院創立 200 年記念演奏会でソリストを務め、チェコ国営放送でオンエアされた。2014年チェコ・フィル入団。ジャズやタンゴ演奏にも情熱を傾け、エスクアロ五重奏団のピアノ奏者 としても活躍している。開催概要第525回日経ミューズサロン「プラハ・チェロ・リパブリック」(チェロ四重奏)~迫力のチェロ・サウンド、心にしみる優しい響き、チェロの魅力満載!数々のコンクール受賞歴を持つ凄腕4人が魅せるスリリングなパフォーマンス!~開催日時:2022年9月26日 (月)18:00開場/18:30開演会場:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 )■出演者プラハ・チェロ・リパブリックCello Republic,Praha(チェロ四重奏):ペトル・シュパチェク / マチェイ・シュテパーネク / ヤン・ゼーメン / イワン・ヴォカーチ(チェロ)■チケット料金全席指定:4,000円(税込)主催: 日本経済新聞社 / 協賛: ファンケル 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月04日アカデミー賞8部門を受賞した『アマデウス』に続き、ついに誕生した“本格的モーツァルト映画”最新作『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』。天才音楽家を巡る愛と陰謀を描く本作から、『ダンケルク』で話題のアナイリン・バーナード扮するモーツァルトの場面写真が到着した。世界中で親しまれ、数々の名曲を生み出したアマデウス・モーツァルトの、生誕260年を記念して製作された本作。今回公開されたのは、『ダンケルク』でダンケルクの浜辺でトミー(フィオン・ホワイトヘッド)と出会い、行動を共にする寡黙な兵士ギブソン役でも話題沸騰中のイケメン俳優アナイリン演じる天才音楽家モーツァルトを捉えた新場面写真。『アマデウス』で描かれたのは、ひょうきんで変人さを誇張されたモーツァルトだったが、今作では愛する息子を病で失い、苦悩しながらも歌姫スザンナ(モーフィッド・クラーク)との道ならぬ恋に落ちていく等身大の男性としての姿を見せている。「フィガロの結婚」によって一世を風靡した天才音楽家が、いかにして自らの体験のもと次作へと取り組んでいくのか?そして、スザンナを巡り、悪名高いサロカ男爵(ジェームズ・ピュアフォイ)と攻防繰り広げていく三角関係のクライマックスはいかに――?『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』は12月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月29日映画『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』が、2017年12月2日(土)に公開される。ミロス・フォアマン『アマデウス』以来の本格的モーツァルト映画世界中で親しまれ、数々の名曲を生み出した偉大なる音楽家・モーツァルト。生誕260年を記念して制作された本作は、『カッコーの巣の上』(75)で知られるミロス・フォアマンが監督し、アカデミー賞8部門を受賞した映画『アマデウス』(84)以来の本格的なモーツァルト映画となる。プラハで初演された「ドン・ジョヴァンニ」に物語の着想を得てそんな本作は、1787年にモーツァルトがプラハで「ドン・ジョヴァンニ」を初演したという史実に着想を得た作品。猟色家ドン・ジョヴァンニを主人公にしたオペラ創作の背景で繰り広げられる、華麗なる恋と陰謀のストーリーが、プラハの上流階級を舞台に描かれる。ストーリー1878年、チェコ・プラハはオペラ「フィガロの結婚」の話題で持ちきりだった。上流階級の名士たちは、モーツァルトをプラハに招き新作を作曲させようと決める。その頃、モーツァルトは三男を病で亡くし失意のどん底にあり、陰鬱な記憶に満ちたウィーンを逃れるために、喜んでプラハにやってきた。友人ヨゼファ夫人の邸宅に逗留して、「フィガロの結婚」のリハーサルと新作オペラの作曲にいそしむモーツァルト。やがて、彼は、「フィガロの結婚」のケルビーノ役に抜擢された若手オペラ歌手のスザンナと出会い、その美貌と才能に大いに魅了される。一方、スザンナもモーツァルトが妻帯者と知りながら、その天才ぶりに引き付けられずにはいられなかった。急速にその距離を縮める二人。しかし、オペラのパトロンであり、猟色家との噂のあるサロカ男爵もまた、スザンナを狙っていた。そして、三人のトライアングルは、愛と嫉妬と陰謀の渦に引き込まれてゆく。モーツァルト役に新進俳優アナイリン・バーナード主演のモーツァルト役を演じるのは、イギリス・ウェールズ出身のアナイリン・バーナード。クリストファー・ノーラン監督映画『ダンケルク』にも出演する、新進気鋭の俳優だ。そのほか、悲運の歌姫スザンナ役を『高慢と偏見とゾンビ』のモーフィッド・クラーク、悪の男爵サロカ役を『ハイ・ライズ』の名優ジェームズ・ピュアフォイが演じる。プラハ市立フィルハーモニー管弦楽団が音楽を担当映画の鍵となる傑作オペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」を初めとする音楽を演奏するのは、プラハ市立フィルハーモニー管弦楽団。映画の舞台であるプラハを本拠地とする歴史あるオーケストラが、華麗なる演奏で作品に華を添える。なお、撮影は中世の街並みが色濃く残るプラハ市で全編ロケを敢行。チェスキー・クルムロフ城劇場をはじめ、実際にモーツァルトが訪れた市街や建物を映画の舞台として再現している。作品情報映画『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』公開日:2017年12月2日(土)監督:ジョン・スティーブンソン出演:アナイリン・バーナード、モーフィッド・クラーク、ジェームズ・ピュアフォイ、サマンサ・バークス© TRIO IN PRAGUE 2016
2017年09月08日草創期から近年までのApple製品を集めた「Apple Museum」が最近になりチェコの首都プラハでオープンし、話題になっている。もともとは個人コレクションだった製品群がチャリティ目的で寄贈されたもので、Appleの歴史を辿れる貴重な博物館となっている。「Lisa」など比較的レアな製品も展示されているようで、興味ある方はプラハ観光のついでに寄ってみてもいいかもしれない。同件はMacRumorsが報じている。博物館はプラハ歴史地区の中心部にあり、歴史的な建造物を改装する形でオープンした。Webサイトでは構築中のようだが、3D映像による現地のバーチャルツアーコーナーや、オンラインショッピングも将来的には可能となるようだ。このほか、「Steven’s Food」というコーナーがあり、ビーガン用の食事の提供も検討されているとみられる。Webサイトによれば、営業は休館日なしの毎日朝10時から夜10時まで。料金はそれぞれ大人11ユーロ、学生8ユーロ、子供5ユーロとなっている。住所は「Husova 156, Prague, Czech Republic」で、位置的にはヴァーツラフ広場とカレル橋(Charles Bridge)の間にあたる。
2015年12月24日3月11日のプラハ・フィルハーモニア管弦楽団・東京公演において、東日本大震災1周年によせる追悼演奏が行われる。東京都交響楽団 公式サイトプラハ・フィルハーモニア管弦楽団は、チェコ楽壇の重鎮イルジー・ビエロフラーヴェクによって創設されたオーケストラ。2008年、チェコ生まれの俊英ヤクブ・フルシャが芸術監督・首席指揮者に就任して以降、年々その評価を高めており、2010年にはチェコの伝統ある音楽祭「プラハの春」音楽祭の開幕を飾るなど、いま欧州で注目を集めている楽団だ。今回の追悼演奏は、指揮のヤクブ・フルシャの強い希望により実現。彼が2010年4月からプリンシパル・ゲスト・コンダクターを務めている東京都交響楽団からもメンバー5名が参加。ドヴォルザーク作曲・交響曲第9番「新世界より」第2楽章ラルゴで、哀悼の思いを共にする。プラハ・フィルハーモニア管弦楽団・東京公演は、3月11日(日)にサントリーホールで開催。チケットは発売中。◆プラハ・フィルハーモニア管弦楽団 東京公演3月11日(日)14:00開演サントリーホール指揮:ヤクブ・フルシャ【追悼演奏】ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」第2楽章ラルゴ ※都響メンバー参加【プログラム】ドヴォルザーク:セレナード ホ長調チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 (独奏:三浦文彰)ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調
2012年03月06日今週9日(土)からキャメロン・ディアスと共演の『ナイト&デイ』が日本公開となるトム・クルーズが現在、プラハで『ミッション:インポッシブル4』(原題)を撮影中だ。『Mr.インクレディブル』のブラッド・バード監督がメガホンを取る本作のストーリーは秘密のベールに包まれたままだが、敵役として『ミレニアム』シリーズのスウェーデン人俳優のミカエル・ニクヴィスト、『エネミー・ライン』のウラジミール・マシコフが登場することが明らかになった。トム扮するイーサン・ハントの仲間のエージェントに『ハート・ロッカー』で今年度オスカー主演男優賞候補となったジェレミー・レナーと、TVシリーズ「LOST」のソーヤー役でおなじみのジョシュ・ホロウェイが新たに加わり、サイモン・ペッグ、ヴィング・レイムスの続投は決定、ジョナサン・リース・マイヤーズとマギー・Qの再登場もうわさされている。今回はアラブ首長国連邦のドバイでのロケも決定している。同国政府の発表によると、撮影期間は少なくとも3週間以上を予定しているという。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ナイト&デイ 2010年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOXミレニアム3眠れる女と狂卓の騎士 2010年9月11日よりシネマライズほかにて公開© Yellow Bird Millennium Rights AB, Nordisk Film, Sveriges Television AB, Film I Väst 2009 ミッション:インポッシブル4 (原題)ハート・ロッカー 2010年3月6日よりTOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2008 Hurt Locker, LLC. All Rights Reserved.LOST [海外TVドラマ]© AXN Japan Inc. All Rights Reserved.■関連記事:トム・クルーズ×キャメロン・ディアス インタビュー!10年ぶりの共演に…嵐がトム・クルーズ&キャメロン・ディアスと共演!「VS嵐」に海外スター初出演トム&キャメロンが各都市でのアクションシーンを解説『ナイト&デイ』特別映像到着トム・クルーズ、滞在14時間来日も「次は『M:i:IV』でゆっくり来るよ」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第7回)映画で見てみたいカップルと言えば?
2010年10月07日