新年度になると「またいやいや期が来たんです!」とか「最近、おもらしするようになって…」など、お母さんから相談を受けることがあります。その正体は「新年度へのプレッシャー」かもしれません。そんな時、パパとママの声がけの方法次第で子どもはよりプレッシャーを感じてしまう場合も。そこで、そんな時どうしたらいいのか、対処法をお伝えします。イヤイヤ気はリラックスしている証拠でもあるこの時期になると保育士たちは次年度のクラス担任との引き継ぎを行い、1年間の計画を立てます。担任にとっても3月は1年間の集大成で、完璧な状態で新担任に引き渡したいと考えてしまいます。そのため「もうすぐ○○組のお兄さん、お姉さんになるんでしょう」といった言葉がけをついしてしまうのです。そんな言葉を受け、子どもたちは「お兄ちゃん、お姉ちゃんになるために」と保育園にいるあいだ頑張っています。保育園にいるあいだ緊張状態が続くため、お母さんの顔をみると緊張の糸がほぐれワガママやイヤイヤな態度を取ってしまうのです。緊張が続くと「おもらし」や「どもり」の原因にお母さんが会社で頑張っているように子どもたちも保育園でプレッシャーと戦っています。帰宅後、「お兄さん、お姉さんになるんでしょう」とつい言ってしまうことで、家でも保育園と同じように緊張するようになります。緊張している状態が長く続くのは、子どもにとって極度のストレスにつながります。その結果「おもらし」や「どもり」といった症状が出るようになります。そういった症状を防ぐために、イヤイヤやわがままな態度が出たときは「そっか、保育園で今日も頑張ったんだね~」と優しく声をかけ抱きしめてあげましょう。もし「おもらし」や「どもり」が始まっていたらもし既に「おもらし」や「どもり」が始まっていたら、否定や注意をするのは一旦やめることをおすすめします。この2つは注意を受けて「なおそう」と思うことで酷くなることが多いので、離れているあいだ頑張っていることを認めてあげることが大切です。オムツが取れていてもオムツをはかせよう睡眠中は日中の緊張感から開放されるためおもらしをすることがあります。そういったおもらしの相談を受けたときは、体を暖かくしてあげることとオムツをはかせることをすすめています。オムツをはかせるとなると「せっかくトイレトレーニングを頑張ったのに」という反応をするお母さんがいますが、何よりも大切なのは子どもの精神面です。大人は長年おもらしをしていないので、おもらしをしたときの気持ちを忘れてしまっていますが、トイレを失敗してしまった罪悪感と怒られる恐怖、そして睡眠不足など良いことは1つもありません。そのため一時的にオムツをすることは安心感を子どもに与えることができます。ただし、その際に忘れてはいけないポイントがあります。大切なのは子ども自信に判断させること単にオムツをはかせればよいということではなく、子どもに「オムツをはく」という決断をさせることが大切です。そのためには責めるような言葉がけではなく気持ちよく決断できるような言葉がけが必要になります。例えばこんな言葉がけをしてみてはいかがでしょうか。「最近おもらししちゃうことがあるね。夜すっきり眠れないと元気に保育園でお友達と遊べないから、久しぶりにオムツはいてみる? ずっとじゃなくておもらしが無くなるまでちょっとはいてみない?」こういった言葉がけで子どもが「はく!」と返事をしたらオムツをはかせて寝かせましょう。「はかない!」といったら子どもの気持ちを尊重してあげることが大切です。オムツは単なる応急処置そして、起床時オムツにおしっこが出ていなかったときは、ちょっとだけ褒めてあげてください。目一杯褒めてしまうと、子どもの頭のなかでオムツにおしっこがでていなかった→褒めてもらえる→今日もオムツをして寝よう!という思考になってしまうからです。おもらしが減ってきたら「そろそろオムツやめても大丈夫そうだね!」と子どもに聞いてみてください。もしオムツを続けたいという反応が返ってきたらカレンダーをみて「さよなら」する日にちを決めましょう。どもりは気持ちの焦り。大人はどう対応すればいい?言葉がどもってしまうのは、焦っている証拠です。家族に対して何かを訴えようと一生懸命になることでどもってしまいます。どもりが出たときは否定をするのではなく「ママがちゃんとお話聞いてあげるからゆっくりお話してごらん」と時間をとってお話を聞いてあげるようにしてください。「おもらし」や「どもり」が出たら必ず先生に伝えようストレスがたまったときに出る症状は「おもらし」や「どもり」だけでなく「あくび」や「チック症」などさまざまです。普段と違う様子が伺えるときは、必ず先生に相談しましょう。中でも「チック症」や「どもり」は、お友達からからかわれてしまう原因にもなるので、保育中の子どもの精神面を守ってあげるためにも報告するのが大切です。報告することによってきっと担任の先生からお子さんに合った対応方法を話し合えるきっかけになると思います。
2017年04月17日孫の誕生を今か今かと待ち望んでいる親に対して、プレッシャーを感じている妊活中女性は少なくないでしょう。そんな、孫を熱望する姑や実母からかけられる期待をプレッシャーに感じることを「孫プレッシャー」と呼ぶそうです。特に厄介なのが、実母。姑であれば遠慮して言わないような言葉も、実母であるがゆえ、遠慮なしに言ってくる というケースも多いのです。 それが妊活中女性たちを大いに苦しめています。そこで今回は、“孫プレッシャー”の実態を知ってもらうべく、実の親から言われて“孫プレッシャー”に感じた言葉を妊活経験者の女性たちに聞いてみました。●(1)「子どもはまだ?」「孫はまだ?」『私は結婚が遅かったこともあって、結婚してすぐに「早く子ども産んでね」「早く孫を作ってね」と実母に言われていました。私も早く孫の顔を見せてあげたいと思い、妊娠しやすい体づくりを心がけていたんです。でも、1年、2年と経ってもなかなか子どもができず、妊活を本格的に始めることに。だけど、病院でタイミング指導を受けて実践しても授かれず……。私自身も焦っているのに、母から会うたびに「子どもはまだ?」「孫はまだ?」と聞かれてまいっています』(36歳女性/不妊治療中)彼女は結婚と同時に正社員の仕事を辞め、週3日のパートタイムに切り替えて妊活に励んでいました。それでも授かれず、産婦人科で不妊治療を受けることに。不妊治療は精神的にも肉体的にも金銭的にも負担がかかりますし、治療も長い目で見る必要があります 。にも関わらず、「子どもはまだ?」「孫はまだ?」と急かされたら、大きなプレッシャーになりますよね。ストレスとなり、妊活にも悪影響が出てしまいかねません。孫が早く欲しいという親の気持ちは娘側も十分に理解しているので、あえて言葉にしてほしくないものです。●(2)「○○ちゃんのところはもう2人目なのに……」『電話したり実家に帰ったりするたびに、「○○ちゃんのところはもう2人目なのに、あんたはまだできないの?」「こないだ、○○さんが孫を連れて買い物してて羨ましかった」など、私の同級生や母の友達の話をして比べてくる のがたまらなく嫌です。思えば、昔からよく他の人と比べられていたんですよね。「○○ちゃんは△△大学に行くんだって!あんたも頑張ればいいのに」とか、「○○ちゃんはとっくに結婚したのにあんたはいつまで独身でいるの?」とか。努力や自分の選択次第でどうにかなることなら言われても別にどうでもいいんですけど、子どもに関しては別。同級生とかと比べられると、自分が「出来の悪い娘」「親不孝」って言われてるようで悔しいし情けないし腹立たしいです』(35歳女性/妊活中)全く知らない人と比べられるならまだしも、自分もよく知っている人や母親のすぐ近くにいる人などと比べられると、悲しい気持ちになりますよね。いくら妊活を頑張っても、すぐに妊娠できるというわけではないだけに、他人と比較するのはナンセンスです。●(3)「孫が産まれたら○○したい」『結婚当初から母の孫への期待が大きかったので、不妊症だと判明したときに、「不妊治療してるから待ってね」「あんまりプレッシャーかけられると治療によくないから」と忠告しておいたんです。それなのに、実家に帰るたび何かにつけて、「孫が産まれたら一緒にお散歩して〜」「孫が産まれたらかわいいお洋服をいっぱい作ってあげる」「孫に手作りおやつを作ってあげられるように本買ってきた」など、ネチネチとプレッシャーをかけてきていました。そんな母にイライラが爆発して、「いいかげんにしてよ!私だって早く欲しくて頑張ってるんだから!治療に専念させて!」とキレてからは、静かになりました。その後、体外受精でようやく子どもを授かりました。母も私自身も諦めかけていたころだったので、本当に嬉しくて泣きましたね』(42歳女性/不妊治療の後、子どもを出産)孫が産まれる前から孫が産まれたときのことを語ってくるというのは、プレッシャー以外の何ものでもありません。母親としては、希望や夢を持ってほしいという思いから語っていたのかもしれませんが、不妊治療中のデリケートな時期には逆効果 になることもあるため、余計なことは言わないようにしてほしいものです。●孫プレッシャーへの対処法親から孫プレッシャーを感じる言葉をかけられたら、素直に「そういうことはつらいからやめてほしい」と言うのが一番。妊活中のつらさや不妊治療の大変さをじっくり説明し、ストレスになることはやめてほしいと伝えましょう。旦那さんから伝えてもらってもいいですね。そこまで自分の言葉が娘を追いつめていたとわかれば、普通の親なら静かになる でしょう。それでもやめない場合は、距離を置いて親と接する機会を減らすこと。または「この人には何を言ってもムダ」と割り切って、スルーすることです。私自身の話としては、結婚して5年間、親の孫プレッシャーをスルーし続けてきた結果、諦めたようで何も言われなくなりました。それはそれで「申し訳ないな」とは思いますが、気持ちは軽くなりました。妊活中の娘やお嫁さんを持つ親御さんたちには、どうか孫プレッシャーの残酷さを知っていただきたいと思います。●文/パピマミ編集部●モデル/福永桃子
2017年03月24日「そろそろ彼との結婚も本格的に視野に入れていきたいな~」なんて考えている女性はいませんか?でも言葉選びを間違えてしまうと、彼にマイナスな結婚イメージを与えてしまうかも。そうなってしまうと結婚がどんどん遠のくどころか、彼とケンカになってしまう恐れが。そこで今回は「男性が結婚に対してプレッシャーを感じてしまった彼女の言葉」について男性にリサーチしてみました。■1.「私も結婚ラッシュに乗りたいな~!」「周りが続々と結婚していく中、彼女に『私もこの結婚ラッシュに乗りた~い!』と言われたときはプレッシャーでしたね・・・。なんか急かされている感じがして・・・。」(26歳/出版)友達が続々と結婚していくと、焦りや不安が出てきてしまう気持ちもわかります。でもそれを伝えてしまうと、彼に「重い」と思われてしまう可能性が。彼にもいろいろと計画があると思うので、人と比べた発言は控えるべきでしょう。■2.「この歳で捨てられたら私、終わりだわ」「彼女が真顔で『私、この歳で○○君に振られたら人生終わりだわ』と言ってきたとき。いや、怖ぇよ!」(29歳/販売)彼との付き合いが長くなってくるにつれて、「こんなに付き合ったのに別れるなんてありえない!」という気持ちがわいてきますよね。でもその思いをせきららに彼にぶつけてしまうのは良くありません。「なんか必死すぎて怖い・・・」と逆に彼が結婚をためらってしまうかも。「捨てる」「人生終わり」などのネガティブな言葉で彼を脅すのはやめましょうね!■3.「結婚したら絶対専業主婦!」「『私結婚したら絶対専業主婦になりたいんだよね~』と言ってきた彼女。え!?俺の収入わかってますよね・・・。正社員とは言わないまでも、せめてパートには出てほしいよ・・・。」(27歳/営業)将来のことなどを考えたら家計を手助けしてほしいと考える人もいるはず。「俺の収入をあてにして結婚するの?」「自分の働いたお金を嫁に持っていかれるのは嫌だ」という理由から結婚をためらってしまう場合もあるでしょう。家計のやりくりについて現実的に考える前から「絶対に働かない宣言」はやめておきましょう。■4.「うちの親が『結婚まだ?』だって!」「彼女が『うちの親がいつになったら○○君と結婚するの?って言ってたよ』と俺に報告してきた・・・。向こうの親まで出てきてしまうと、何だか付き合うこと自体面倒くさくなるよね・・・。」(27歳/商社)彼も彼女の親が出てきてしまうと、よけいなプレッシャーを感じてしまう人も多そうなもの。どんなに自分の親が結婚を心配していたとしても、彼に伝える必要はないでしょう。彼を急かすのではなく、ふたりの結婚のタイミングが合う日を待つことが重要です。■おわりに彼に結婚へのプレッシャーを与えたところで、良い方向に行くことはまれです。チクチクと結婚について発言するくらいなら、一度彼と将来について話し合ってみたほうが良いかもしれませんね。(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年09月29日女優の広瀬すずが9月10日、都内で行われた主演作『四月は君の嘘』の初日舞台あいさつに出席。人気コミックの実写化作品に主演し「死ぬほどプレッシャーありました。原作ファンの皆さんに愛される主人公ですし、演じるのが難しい女の子でもあるので、自分にとってはチャレンジでした」と心境を語った。舞台あいさつ その他の写真舞台あいさつには広瀬をはじめ、ダブル主演の山崎賢人、共演する石井杏奈、中川大志、檀れい、新城穀彦監督が登壇。2014年にアニメ化もされた新川直司の人気コミックを実写映画化。母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった天才ピアニストの公生(山崎)は、天真爛漫なバイオリニストのかをり(広瀬)に強引に伴奏者に指名される。演奏を通した交流を経て、音楽に対し再び心を開き始めるが、かをりはある秘密を抱えていた。「フワフワした感じで、まだ実感がなさすぎる」と映画の封切りに夢見心地の広瀬は、「カラフルに染まっていく作品の世界観が、自分の支えになった」と振り返った。一方、本作でピアノ演奏に初挑戦した山崎は「ピアノという楽器とともに(撮影を)やってきた達成感があります。やっと皆さんに届けられる」と強い手応えを示した。舞台あいさつではTwitterで募ったファンからのメッセージ約1250通をはじめ、本編場面写真やメイキングカット、キャスト撮影による現場でのオフショット、プロモーション時の写真などで構成された幅4.5メートル、高さ2.4メートルの“君嘘特製ボード”がお披露目され、広瀬は「もう1年半も前なんですね。早く感じて、よくわかんない感じです」と本作のためにバイオリンを手にしてから、映画公開までの約500日に思いをはせていた。『四月は君の嘘』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年09月10日子どもがクレヨンで絵を描けるようになると、どんな絵を描くのかワクワクします。上手に描けるか、気になってしまいますよね。でも、親の期待感がプレッシャーになって絵が嫌いになってしまうこともあります。子どもがのびのび楽しくお絵かきできるように、声かけするときのちょっとしたコツをご紹介します。上手に描けないと絵が嫌いになってしまう子どもにとって好きな色を使って自由に描くお絵かきは楽しいものです。自分の想いを形にできる素敵な自己表現方法のひとつ。絵を通して内に秘めた感情を表に出せたら、成長するにつれて壁にぶつかったときも役立つかもしれません。子どもたちは誰もが最初は絵を描くことが好きだったはず。楽しければ、ずっと絵を描き続けるでしょう。ふとしたきっかけで「自分は絵を上手に描けない」と感じてしまうと苦手意識が芽生えて絵を描かなくなったり、絵が嫌いになることもあるようです。自由に楽しく描くことを教えてあげて私が教師時代のエピソードです。A君は図工の時間、なぜか絵を描こうとしませんでした。なぜ描かないのか聞くと「描けないから」というのです。けれど、休み時間になると好きなキャラクターを楽しそうに描いていました。次の図工で「キャラクターも一緒に描いていいよ」と声をかけたら、とてもうれしそうに描きはじめました。絵の課題にキャラクターはふさわしくありませんが、メインの脇に小さく描かれたキャラクターは予想外にいいアクセントとなり、他の子どもたちからも好評でした。これを機に、A君は図工のときも絵を描くようになりました。あとから聞くと、A君は親から「図工でキャラクターの絵を描いてはダメ」といわれ、きちんと守っていたのです。A君がイキイキ絵を描くようになると、他の子どもたちにも変化が現れました。「なにを描いてもいいの?」「これも描いていい?」と聞くようになったのです。絵は自由に描いていいはずなのに、いつの間にか子どもたちは「うまく描かないといけない」とプレッシャーを感じて、「自由に描いてはいけない」と思いこんでしまうのかもしれません。あなたの絵がとても好きと伝える幼い子どもが描く絵は、顔から手足が出ていたり、顔のパーツがバラバラだったり、ユニークなものがたくさんあります。子どもらしい絵だと思っても必ずほめてあげましょう。小さい頃に技術的なアドバイスは必要ありません。年齢に合わせて「どこが」「どんな風に」好きか、具体的にほめてあげると子どもはとても喜びますよ。うまい、へたではなく「あなたの絵のここが好き」というほめ方がいいでしょう。ママやパパの「自由に描いていいんだよ」という声かけで、子どもが自分の絵を「好き」と感じるようになってくれたらうれしいですね。きっと絵を描き続けるでしょう。子どもが自分の絵を大好きになるように、ママから好きなところをいっぱい伝えてあげてくださいね。
2016年08月12日『ゆとり世代』という言葉が有名で、あまり浸透していない『プレッシャー世代』。対照的な特徴を持つにも関わらず、1987年世代は『ゆとり世代』とも『プレッシャー世代』とも言われています。そこで今回は、1987年生まれがゆとり世代かプレッシャー世代かを検証していきます。■プレッシャー世代とは?人生において、プレッシャーがあることは当然と受け止めている覚悟ある世代。そうした考えをもとに生活しているため、失敗などを恐れず色々なことに挑戦する『忍耐強い精神力』を持つとされています。物心ついたころにはバブルが終わっていて、小さい頃からずっと不景気な世の中を経験してきた世代だからというのが、その命名の理由。ニューヨークの同時多発テロやリーマンショックなどの影響を受け、世の中に翻弄されながら育ってきたため、普段からある程度の緊張感を持ちつつ、楽しむときには思いきり楽しむ、という特徴もあると言われています。一般に、1982年~1987年生まれが、この対象世代です。■一方のゆとり世代は?言わずもがな、ゆとり世代は怒られることに対して慣れておらず、『ストレス耐性』が低いと言われている世代。自分で考えて積極的に動くのが苦手ですが、指示されたことに対して的確な処理が得意です。ゆとり教育が実施された背景には、学力偏重型の教育により子どもたちの精神的余裕がなくなってきたことから、『ゆとり教育』と呼ばれる学習指導要領の改定により、『心のゆとり』を取り戻そうとさせられたことがあります。そのため、上の世代と比べて圧倒的に学校での学習時間が少なく、順位付けもなくなり、道徳や福祉などの特別授業と呼ばれる時間が増やされました。結果、嫌なことを避ける能力・仕事よりプライベート重視の思考を持つ人間が多いと言われています。そして、諸説ありますが1987年~1996年生まれの世代が対象世代です。■で、1987年生まれはどっち?こうしてみると、本当に全然違う特徴を持つのに、1987年生まれは2つの世代にまたがっています。ゆとり世代でもプレッシャー世代でもあるというのは、なんだか矛盾していますよね。1987年生まれの筆者は、プレッシャー世代の先輩からバカにされたときには「いえ、私はプレッシャー世代です!(ドヤ)」と返し、ゆとり世代の後輩から仲間意識を求められたら「私たち、ゆとり世代だもんね~」と、状況に応じて使い分ければ良い、と思っております。……という柔軟な(勝手な)解釈をするあたり、やはりゆとり世代なのでしょうか。ただ、プレッシャー世代と言われる先輩たちの中にも『ゆとり要素』を持つ人もいますし、ゆとり世代の中にもゆとり要素は全くなく、『プレッシャー要素』を持つ人もたくさんいます。そう考えると、やはり「この子は、ゆとり世代だから……」「この人は、プレッシャー世代だから……」と決めつけること自体に怖さがあるのかもしれません。というわけで、結局結論はでませんでしたが、一つだけわかるのは「その世代だからといって印象を決めるのはやめたほうがいい!」ということ。世代に限らず、勝手な決めつけ判断で相手を不快な思いにさせたり、気持ちや能力をこじらせてしまわないように注意したいなと改めて思いました。
2016年07月15日俳優のベン・アフレックは、主演最新作『バットマン v スーパーマン:ドーン・オブ・ジャスティス』(原題)に対して多大なプレッシャーを感じているそうだ。ヘンリー・カヴィルがスーパーマンを演じるこの話題作で、バットマン役を演じているベンだが、この映画がヒットするかどうかについて不安を抱いているのだという。「この作品にはすごいプレッシャーがあるよ。プレッシャーがないなんて言ったら絶対にうそになるからね。もし成功しなかったらすごくがっかりするだろうね」とベンはバラエティ誌に語る。そんなベンだが、配給を務めるワーナー・ブラザースのケビン辻原CEOの同作の製作に対する気遣いを称賛しており、「彼がとても気にしているっていう事実に本当に感動したね。特にあんな位置にいる人なのに『私たちにはシリーズが必要なんだ。とにかくバットマンとスーパーマンって名前がついてれば何でもいいんだから』って言うような人じゃなかったんだよ」「彼にとってはそういうものじゃなくて。より質の良い映画にするためにはより時間をかけることもいとわなかったよ」と明かしている。そして、そんな辻原氏率いるワーナー社にとって来年は飛躍の年になると見込んでいるようで、「あの会社にとって来年が素晴らしい年になるのを僕たちを目にすることになるだろう」「今あの会社はDCコミックの世界という、おそらくエンターテインメント業界において搾取されていないひとつのすばらしい財産を作りあげているところだからさ」と期待を寄せた。(C)BANG Media International
2015年11月26日なにかとストレスの多い現代人。プレゼンの土壇場になって急に頭が真っ白、時間勝負の仕事を抱えてついパニック状態!重要な商談では冷や汗びっしょり……。プレッシャーに弱く、「自律神経のコントロール障害」に陥ってしまったら、結果が出せずに落ち込んでしまうものですよね。こうしたストレス社会のピンチを乗り切る特効薬はないものか?薬剤師さんに克服法を聞いてみました。■グルメ嗜好(しこう)の現代人の食生活に危険な落とし穴!――現代人がコントロール機能を失うのはなぜですか?「グルメ志向の現代人の食生活は、グルタミン酸を多く含む食事を好む傾向にあります。このグルタミン酸は、脳のなかで神経を覚醒する作用があって、たくさん摂取すると興奮状態に陥りやすくなるんですね。興奮すると知らないうちに血圧が急上昇していて、心拍数もあがり、さらに緊張度が増したりすると身体にも影響が出て、のぼせたり、手が震えたり、めまいがしたり、吐き気がしたりすることもあります」――では、誰にも起こる可能性があるということですね。「そうですね。働きすぎの現代人は、肉体的にも精神的にも疲労する傾向にあって、疲労することによって脳内の興奮作用を抑制するアミノ酸のギャバが減少してきます。ギャバが不足してくると、興奮状態が加速されてイライラしたり、血圧が上昇したり、落ち着いてものごとを考えられなくなったりします。ギャバは脳内に分泌されるグルタミン酸を抑制する効果があり、過剰にグルタミン酸を摂(と)っていると負の相乗効果で体も心も不安定になってきます。サプリで補給したりするのは必要ですね」そういえば、疲れてくるとミスが多くなりますね……。■あがり症を克服できる薬とは?――ただ、サプリは即効性がないですよね。すぐに効く薬はあるのですか?「抗不安剤というのに『デパス』や『ソラナックス』という薬があります。神経をリラックスさせる効果があり、つまりアルコールを飲んだときと同じような作用です。お酒を飲むと普段は内向的な人も、外交的になったりしますよね。血流が良くなって、体の緊張がほぐれて血圧も下降します。ただ、眠くなったり副作用もあるので注意は必要です。ほかに『インデラル』という薬があります。通常は高血圧、頻脈等に使われる薬ですが、緊張からくる心拍数の上昇を抑え、手足の震えや声のうわずりや赤面、発汗などの『あがり症』の症状にも効果があります。いずれも、処方薬なので、メンタルクリニックの医師に相談してみるといいですね。処方薬は劇的に症状が改善されることもありますが、副作用や依存性も懸念されるため、あくまで最終手段だということをじゅうぶん頭に置いておいてくださいね!」――では、リスクが少なく、普段から飲める薬はありますか?「和漢の生薬を配合した『イララック』という市販薬があります。これは更年期障害の女性のイライラや不眠、のぼせといった症状緩和のために開発された薬ですが、『あがり症や不安神経症』で困っている人は精神安定効果もあります。有効成分として配合している4種類の乾燥エキスに鎮静効果があって、植物由来成分のため、西洋薬よりは体への負担が少ないので安心して服用することができます。ただし、個人の症状にもよるので、ドラッグストアのOTC薬剤師に一度相談してみることをおすすめしますね」「薬はあくまで対症療法ですよ」と薬剤師さん。まずは睡眠、ビタミンB1を多く含む食事を積極的にとったり、サプリでギャバを補給しておくことがおすすめだとか。さらに呼吸法などで、体にストレスをためこまないことも重要!それでダメなら漢方薬を服用し、最終手段は専門医へ。スカッと気分を整えて、いざという時に100%の実力を発揮しましょう!(OFFICE-SANGA 安藤のり子)
2012年11月08日