このお話は、過去に作者ツムママさんのお母さんに起こったエピソードです。身バレ防止のため一部脚色を加え漫画化しています。■いつも通りの朝■ポストの中に思いもよらないものが…!?何十年も前のお話なので、スマホもないし、対応も今とは違う部分がたくさんあるかと思います。手紙の内容はいったい…!?次回に続く「困った住人」(全39話)は17時更新!
2023年05月25日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の「シルバー・ロックイット」ブレスレットから、新作「シルバー・ロックイット ビーズ」が登場。“南京錠”ブレスレット新作「シルバー・ロックイット ビーズ」LVシグネチャーを配した南京錠モチーフが特徴のブレスレット「シルバー・ロックイット」。そんな「シルバー・ロックイット」が2023年、セミビーズブレスレットとして生まれ変わった。6つのシルバービーズがあしらわれたデザインで、単体はもちろん重ね付けも楽しめる。シルバービーズに合わせるコードカラーは、ブラックに加え、6月14日(水)よりレッドとブルーの2色も展開される。また、ブラックコードにチタンビーズのバージョンも用意する。なお、「シルバー・ロックイット」はユニセフとのパートナーシップによるもの。新作ブレスレットを購入すると、1アイテムにつき150ドルがユニセフに寄付される。【詳細】ルイ・ヴィトン新作ブレスレット「シルバー・ロックイット ビーズ」発売日:2023年5月5日(金)アイテム例:・シルバー・ロックイット ビーズ シルバー ブラック 93,500円 ※レッド・ブルーは6月14日(水)より展開予定。・シルバー・ロックイット ビーズ チタニウム 93,500円【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2023年05月18日『IT/イット“それ”が見えたら、終わり』のプリクエル(前日譚)シリーズ『Welcome to Derry』の主要キャストが決定した。『Zola ゾラ』のテイラー・ペイジ、『バビロン』のジョヴァン・アデポ、『GOTHAM/ゴッサム』のクリス・チョーク、『デクスター〜警察官は殺人鬼』のジェームズ・レマーらだ。『IT/イット“それ”が見えたら、終わり』『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり』を監督したアンディ・ムスキエティは、製作総指揮を担当。第1話を含む何話かの監督もする。第1話の脚本は、『IT/イット THE END』のプロデューサーを務めたジェイソン・フュークスが執筆。フュークスはブラッド・ケイレブ・ケインと共にショーランナーも務める。シリーズはHBO Maxで配信される。文=猿渡由紀
2023年04月07日春は、新たな生活を始める人が多い季節。就職や進学、転勤…などさまざまな理由から、一人暮らしをする人もいますよね。快適な生活を送るためには、部屋のコーディネートなども大切ですが、防犯対策も欠かせないでしょう。マグネットシートを使った防犯対策岐阜県関市にある、メガネ店『Eyewear shop ami』(@neku07)のスタッフは、犯罪に関する注意喚起と対策をTwitterで紹介しました。玄関ドアにあるのぞき穴に単眼鏡を当て、室内を盗撮する手口を知った、同店のスタッフ。そうしたタイプの盗撮行為に驚くと同時に、スタッフは対策も知ったといいます。スタッフが、「自衛は大事。のぞき穴は塞いでおこう」とオススメした方法がこちら。▼新生活で一人暮らしを始める方へ ▼以前、単眼鏡を悪用し玄関ドアのドアスコープ(のぞき穴)から盗撮するという手口を知ってドン引きしたんだが『何の為に水のトラブルマグネットを配ってると思っているのか!』というコメントを見てからコレ実践してる。自衛大事、のぞき穴は塞いどけ。 pic.twitter.com/SbemsogjAX — Eyewear shop ami 岐阜県関市の眼鏡屋@スタッフ音久(□ω□) (@neku07) April 2, 2023 盗撮対策に使えるとスタッフが知ったのは、マグネットシートの広告をのぞき穴に貼る方法です。自宅のポストによく入っているのを見たことがあるでしょう。磁石がくっつくドアの場合、こうしたマグネットシートの広告を付けることができます。普段、のぞき穴の部分にこうして貼っておけば、盗撮される被害を防ぐことができそうですね!ネットを通じて、マグネットシートの広告を使った防犯対策には、「いいこと知った!」「こういう使い道があったとは!」「一人暮らしを始めた人には試してほしい」などのコメントが寄せられ、多くの人が参考にしたいと思った様子。カメラ付きインターホンがない場合は、誰がいつのぞき穴を覗いているのかが分からないもの。できることから、防犯対策をしてみてはいかがですか。なお同店のウェブサイトは、こちらからご覧ください。Eyewear shop ami[文・構成/grape編集部]
2023年04月03日携帯電話やパソコンが普及した現代では、手紙で想いを伝える機会が減りました。しかし、そんな現代だからこそ、誰かから手紙で想いを伝えられると嬉しくなるのかもしれません。2児の母親である、めめ(@Naru9nari)さんはある日、「ポストを作ってほしい」と娘さんたちにお願いされました。娘さんたちは、ポストを使って何をしたかったかというと…こちらをご覧ください。2 pic.twitter.com/oEBGrtRzXb — めめ (@Naru9nari) March 9, 2023 めめさんが作ったポストに、色とりどりの紙を入れた娘さんたち。「何を入れたのだろう」と不思議に思っためめさんが確認してみると、そこには「ママ大好き」などと書かれた手紙がたくさん入っていたのです。親として、こんなに嬉しい手紙はありませんよね。この漫画には「素敵なお話だ」などの声が寄せられました。・素敵なお話で涙が出た。こんな風に感謝を伝えてくれる年齢って、あっという間に過ぎるのよね…。・かわいすぎる!うちでも作って、手紙を書いてもらおう!・不意打ちでこんな手紙をもらったら、泣いてしまいますよ…。読んでいるだけで涙腺が緩みました。娘さんたちからもらった小さな手紙は、めめさんにとって一生の宝物となったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年03月11日家具から日用品まで幅広いプロダクトの中から、世の中に深く影響を与えるデザインを見極め、選抜した展覧会「The Original」が始まる。オリジナルとは、モノづくりのルーツや起源を指すのではなく、今回は“多くのデザイナーを触発する魅力を備え、その影響力が今も受け継がれているデザイン”と捉えている。そんな究極のデザインは一体どのようにして選ばれたのか?本展のディレクターである土田貴宏さんにお話を伺った。「発端はプロダクトデザイナーの深澤直人さんからの提案でした。深澤さんといえば〈スーパーノーマル〉など普通さの魅力を提唱し、廃れないデザインを考え続けてきた方。廃れないものの本質とは一体何かを考える中で、今回こうしたテーマが浮上してきたのだと思います」土田さんは本展の準備に際して、独創性やオリジナリティをキーワードに、今まで自分が見てきたデザインを改めて調べ、膨大なリストを作成。そこから企画協力の田代かおるさんと共に300以上の候補を出し、深澤さんも交え選定会議を重ね、今回紹介する約150点まで削り落とす作業を繰り返した。「何をもって独創性やオリジナリティというか?それを明言するのは難しいですが、今回はフォルム、アイデアの斬新さ、従来はなかった機能を生み出しているなど、いくつかの方向から考えていきました。印象的なデザインから環境問題への取り組みまで、時代によって基準は変わるけれど、どの作品にも明確な理由がある。本展には、時代を超えて色褪せない魅力をたたえた作品が並んでいると思います」例えばポスト・イット。見た目はシンプルなメモだが、貼ってはがせる画期的な機能は作り手の予想を超えて重宝されてきた。今では単なる文房具にとどまらず、新しいコミュニケーションツールとして、色や形も増え、ますます進化している。会場には、そうしたプロダクトを、実際に体感できるような工夫が凝らされている。会場は導入部分を過ぎるとまず、作品を設えた実物大の部屋が登場。実際にプロダクトのある日常空間を体感することができる。続いて、写真家ゴッティンガム氏が撮影した商品写真がレイアウトされたグラフィックとともに膨大な数のプロダクトが並ぶ展示空間が広がる。実際とはひと味違った商品の表情が楽しめる趣向だ。作品は大半が時系列で並び、誕生の時代背景を同時に知ることも。さらに終盤には椅子やドアノブなど触って体感できるコーナーも登場する。「現代って、ワンクリックで情報がたくさん集まる複雑な時代。けれど人が実際に使うものの意義はあまり変わっていなくて、そのシンプルな関係性の大切さに改めて光を当てたい。本展をきっかけに、オリジナルの意味や視点がもっと広がるといいな、と。そして先々、これが新しいオリジナルを生むことに繋がれば、もっと理想的だと思いますね」オリジナリティの本質を問うプロダクトの数々。接着剤の研究者であるスペンサー・シルバーが開発した弱い接着剤は、はがすことができる性質を持ったメモに搭載され、思いも寄らぬヒット作へと発展する。スペンサー・シルバー、アート・フライ「ポスト・イット(R)ノート」(1980、3M)PHOTO:“UNTITLED(THE FORMS THAT DESIGNERS FIND OUT #624)”, 2022 © GOTTINGHAMIMAGE COURTESY OF 21_21 DESIGN SIGHT AND STUDIO XXINGHAMFSC認証のリサイクル紙1枚で作ったゴミ箱。折り曲げているため強度が高く、遊び心あるカラフルさも魅力。紙ならではのデザイン性で収納箱としても人気。クララ・フォン・ツヴァイベルク「ペーパー ペーパー ビン」(2020、ヘイ)PHOTO:“UNTITLED(THE FORMS THAT DESIGNERS FIND OUT #585)”, 2022 © GOTTINGHAMIMAGE COURTESY OF 21_21 DESIGN SIGHT AND STUDIO XXINGHAMニッチなスペースに特化し多くのデザインを生んだカスティリオーニの隠れた名作。部屋の空きスペースについて熟考した結果、このサイドテーブルが誕生した。アキッレ・カスティリオーニ、ジャンカルロ・ポッツィ「トリオ」(1991/2017、カラクター)PHOTO:“UNTITLED(THE FORMS THAT DESIGNERS FIND OUT #325)”,2022 © GOTTINGHAMIMAGE COURTESY OF 21_21 DESIGN SIGHT AND STUDIO XXINGHAM視認性が高く、めくってもバランスが崩れることがない美しいグラフィックのカレンダーは、誕生から半世紀以上が経っても世界中に多大な影響を与えている。エンツォ・マーリ「フォルモサ」(1963、ダネーゼ・ミラノ)PHOTO:“UNTITLED(THE FORMS THAT DESIGNERS FIND OUT #489)”, 2022 © GOTTINGHAMIMAGE COURTESY OF 21_21 DESIGN SIGHT AND STUDIO XXINGHAM仏語で“海藻”を意味するこちらは、先端の穴をピンで連結させることで、光や風を通すグリーンカーテンのようなパーティションを自由に作ることが可能に。ロナン&エルワン・ブルレック「アルギュ」(2004、ヴィトラ)PHOTO:“UNTITLED(THE FORMS THAT DESIGNERS FIND OUT #664)”, 2022 © GOTTINGHAMIMAGE COURTESY OF 21_21 DESIGN SIGHT AND STUDIO XXINGHAMつちだ・たかひろデザインジャーナリスト、ライター。1970年、北海道生まれ。コンテンポラリーデザインを主なテーマに家具、インテリア、日用品について執筆。著書に『デザインの現在 コンテンポラリーデザイン・インタビューズ』(PRINT & BUILD)がある。「The Original」21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2東京都港区赤坂9‐7‐6東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン3月3日(金)~6月25日(日)10時~19時(入場は~18時半)火曜休(3/21は開館)一般1400円ほかTEL:03・3475・2121※『anan』2023年3月8日号より。写真・小笠原真紀取材、文・山田貴美子(by anan編集部)
2023年03月05日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、2人は苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒! 反省したK先生は施設を去ることになります。K先生がいなくなったことでようやく平穏な日々が訪れるかと思いきや、今度はシミ姉ちゃんが施設を出てお母さんのところへ戻ることが決定。シミ姉ちゃんはみかん高校生さんが悲しむからと、わざと嫌われて施設を出ていこうとします。しかしその事実を知ったみかん高校生さんは「離れてもずっと家族だよ」とシミ姉ちゃんと約束します。悲しい別れを乗り越えて、それぞれの道を歩み始めたみかん高校生さんとシミ姉ちゃん。そして月日は流れ……。「約束したから!」2人を繋ぐキーホルダーが導いたのは… すっかり大きく成長したシミ姉ちゃん。お母さんとの関係も良好のようで、帰宅後に一緒にクッキーを作る約束をして、学校へと向かいます。 一方のみかん高校生さんは、新入生として入学式に参加するため学校に向かいます。ところが緊張して友だちに話しかけることができず、落ち込みながら下校することに。そのときふと、見覚えのあるキーホルダーをカバンにつけた女の子とすれ違います。「人違いだったらどうしよう……」 と一瞬ためらうも、「ここで声かけなきゃ後悔する!」 と勇気を出して話しかけることに。 「シミ姉ちゃん!!」 案の定、振り返った女性はかつて施設で幼少期を一緒に過ごしたシミ姉ちゃんでした。 泣きながら感動の再開を喜ぶ2人。「離れても家族だからね。」 と約束した2人は、望んでいた通り再び出会うことが叶いました。 本当の親友は、いくら時間が経ってもすぐにわかるのかもしれませんね。施設で苦楽を共にした2人の絆が離れることはないのでしょう。 家族と同じくらい大切な友人と出会えることは、人生でなかなかあることではありませんよね。そんな友人に出会えたみかん高校生さんとシミ姉ちゃんは、とてもステキな縁に恵まれたのだなと思います。 これから先の人生、きっと2人を待つのは輝かしい未来なのではないでしょうか。2人にはこれからも仲良く協力し合いながら、前向きに人生を歩んで行ってほしいですね!著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年03月01日『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズのアンディ・ムスキエティ監督が、HBO Maxで『IT』の前日譚ドラマを企画しているという。スティーヴン・キング原作「IT」の世界を舞台とし、「Welcome to Derry」の仮題で開発が進められている今作。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』と続編の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり』でムスキエティ監督が確立したビジョンを拡大するドラマになるとのこと。企画に携わっているのはムスキエティ監督、姉のバルバラ、ジェイソン・フックスで、3人は『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり』でも製作を担当した。第一話を含む複数のエピソードのメガホンも取るというムスキエティ監督。「10代の頃、私たちはスティーヴン・キングの分厚い『IT』のペーパーバックを、ボロボロになるまで交代しながら読んだものです」と、姉弟で原作の大ファンだったと「The Hollywood Reporter」などにコメント。スティーヴン・キング「『IT』は、私たちが映画の『IT』で掘り下げることのできたものを遥かに超えて、多くのものを含む壮大な物語です。スティーヴンの小説の奥深さを、その心、ユーモア、人間らしさ、恐怖のすべてにおいてみなさんと共有するのが楽しみです」と意気込みも語っている。(賀来比呂美)■関連作品:IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 2017年11月3日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 2019年11月1日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年02月24日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒! 反省したK先生は施設を去ることになるのでした。ようやく平和な日常を取り戻したと思いきや、今度は親友のシミ姉ちゃんから理由もなく無視されるようになったみかんさん。そんなとき偶然、先生とシミ姉ちゃんが話しているところに遭遇し、シミ姉ちゃんが施設を出てお母さんのところに戻ることを知ります。シミ姉ちゃんが冷たくしていたのは、みかんさんを思う優しさからだったようで……?「私がいなくなったら泣いちゃうから、それなら嫌われようと思ったの」そう先生に話すシミ姉ちゃん。突然無視されるようになり、正直腹が立っていたミカンさんですが、シミ姉ちゃんのやさしい気持ちを知って涙が止まりません……。仲直りできないままシミ姉ちゃんと離れたくない…! 先生とシミ姉ちゃんの話を聞いて、なぜシミ姉ちゃんが自分を避けていたのかを理解したみかんさん。 このまま仲たがいを続けるわけにはいきません。勇気を出してシミ姉ちゃんにもう一度、話しかけることにしたようです。 ところが「一緒におやつ食べよ」というみかんさんを相変わらず無視して、どこかへ行こうとするシミ姉ちゃん。そんなシミ姉ちゃんを引き留めようと、みかんさんは必死です。 とうとうシミ姉ちゃんを強引に抱っこすることにしたみかんさん! これにはシミ姉ちゃんもびっくりし思わず「はなしなさいって!!」と叫びます。 その言葉通りシミ姉ちゃんを離したみかんさん。急に離されたことで尻もちをついたシミ姉ちゃんが振り返ると、そこには大粒の涙を流すみかんさんの姿が……。 シミ姉ちゃんへの思いがこらえ切れず、涙があふれてしまったのでしょう。少々強引な手段ではあったものの、ようやくシミ姉ちゃんと久しぶりに会話できたみかんさん。 きっとシミ姉ちゃんも冷たい態度を貫き通すのは辛いことでしょう。大切な友だちとしてどちらもお互いを思いあっている姿に涙が出そうです。みかんさんは自分の思いをシミ姉ちゃんにしっかり伝えられるといいですね! 著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月16日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒!反省したK先生は施設を去ることになるのでした。ようやく平和な日常を取り戻したと思いきや、まともや事件が発生。これまで姉妹のように仲良く遊んでいたシミ姉ちゃんから、理由もなく無視をされます。シミ姉ちゃんと話さなくなってから、みかんさんはシミ姉ちゃんが先生と話しているのを聞いてしまいます。一方的にみかんさんを無視した、その理由にはシミ姉ちゃんの意外な本音が隠れているようで……?シミ姉ちゃんの思いを知ったみかんさんは… もともとお母さんからの虐待がきっかけで施設にきたシミ姉ちゃん。先生がお母さんのところに戻るのを心配するのも当然です。 それでも、シミ姉ちゃんはお母さんと暮らすのを心待ちにしていました。お母さんと新しい生活が始まることに、全く不安はないようです。 それよりもシミ姉ちゃんが心配していたのは、みかんさんのこと。いなくなって悲しい思いをさせるくらいなら、嫌われてしまおうと考えたのですね……。ここ最近シミ姉ちゃんがみかんさんを無視し続けていたのは、みかんさんを大切に思うからこそ。そんなシミ姉ちゃんの本音を知り、みかんさんは涙が止まりません。 相手を思いやるあまり、本音を隠した行動をとってしまったのでしょう……。 偶然の盗み聞きでわかったシミ姉ちゃんの本音。すれ違いを解消できるよう、お互いが自分をさらけ出して話し合えるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月15日みかん高校生さんは、赤ちゃんポストで生まれ育った後、乳児院を離れ養護施設に預けられます。はじめは慣れずに泣いてばかりでしたが、ようやくシミ姉ちゃんという心強いお友だちができます。しかし子どもたちに対するいきすぎた行動が多いK先生によって、苦しめられることになるのでした。そんなK先生の態度に園長先生は大激怒!ようやく反省の言葉を口にしたK先生を見て、みんなをバカにしたことが許せなかったと語る園長先生。園長先生の深い愛情に触れ、本当の家族を手に入れた子どもたち。ところが、シミ姉ちゃんとの別れが近づいているというのです……。いじわるなK先生が施設から去ったことで、ようやく穏やかな日常を取り戻した子どもたち。ですが、またもや悲しい出来事が待ち受けているとは……。仲良しのシミ姉ちゃんに無視されるように… K先生が去り、穏やかで幸せな時間が戻ってきました。そんな矢先、またもや事件が発生。 姉妹のように仲良く、いつも一緒に遊んでいるシミ姉ちゃんが、なぜかみかんさんを無視するようになってしまったのです。 ショックを受けつつも、めげずにシミ姉ちゃんに話しかけるみかんさん。それでもシミ姉ちゃんは頑なに、返事をしようとしません。 無視されることにだんだんと腹が立ってきたみかんさんは、シミ姉ちゃんに訳を尋ねます。 「なんで無視するの!?」 「はっきり言って!」 するとシミ姉ちゃんの口から、信じられない言葉が飛び出します……。 「お前、ウザいんだよ」 一体シミ姉ちゃんはどうしてしまったのでしょうか……。理由もなく、人を嫌うような子ではありません。シミ姉ちゃんが変わってしまったのには何か原因があるはず。早く仲直りして、いつものように楽しく遊べる日が来るといいですね……。大人でも理由を告げられず無視されたり、逃げられたりしたら嫌な気分になりますよね。無視や逃げるのではなく、別の方法を見つけることは難しかったのでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2023年02月13日たとえ夫婦とはいえ、知らない間に夫に裏切られたことはありませんか?今回はそんな「自分勝手な人」をテーマにした漫画<500万もの借金を抱えた最低夫の末路>を紹介します!『500万もの借金を抱えた最低夫の末路』主人公のリンは、夫と二人暮らし。ある日、ポストでとんでもないものを発見してしまいます…。ポストには…出典:Youtubeまさかの、夫に500万もの借金があることが判明…!夫を問い詰めると、ギャンブルの資金にするために借りたと悪びれもなく話してくる始末…。反省の様子も、行動を改める様子も全くない夫に衝撃を受けたリンは離婚を決意。その後、夫の「さまざまな悪事」を暴き、夫の身内にすべてを暴露し反撃するのでした。悪びれもなく借金をする夫に唖然…知らない間に借金を作られるなんて…。家族としては不信感しかないですよね…。リンさんが今後幸せに暮らせますように…。(lamire編集部)(イラスト/Lineドラマ)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※こちらのお話はフィクションです。"
2022年12月30日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。乳児院を離れ養護施設に移ったみかん高校生さん。ある日のおやつの時間。その日はみんなが喜ぶケーキが出されましたが、施設で仲良しのお友達(シミ姉ちゃん)のケーキだけぐちゃぐちゃでアリがたかっているというひどい状態…。この異様な光景を前にしてみかん高校生さんがK先生に訴えるも先生は見て見ぬふりで…。楽しいおやつの時間のはずが、シミ姉ちゃんのショートケーキだけグチャグチャに。みかん高校生さんが先生に訴えるも…。グチャグチャになったケーキを見て、シミ姉ちゃんは… ある日のおやつの時間。シミ姉ちゃんのおやつだけがグチャグチャにされ、しかもアリがたかっているという異様な状況が起きました。あまりのひどさに、みかん高校生さんはK先生にシミ姉ちゃんのおやつのことを訴えます。しかし先生は見て見ぬふりで「そんなことない。早く食べなさい。」とグチャグチャのケーキをシミ姉ちゃんに食べるよう指示します。 この状況に、いつも元気で強いシミ姉ちゃんも涙を浮かべ、教室を出て行ってしまいました。自分のおやつだけがグチャグチャになっていて、それでも先生に食べろと言われ、さぞ辛かったでしょうね…。シミ姉ちゃんが飛び出したのを見ても、K先生は笑いながら「放っておきなさい」と冷たい言葉をかけるのでした。 大好きなシミ姉ちゃんが出て行ってしまい、K先生の言葉にもたまらなくなったみかん高校生さん。教室を飛び出し、シミ姉ちゃんを追いかけます。シミ姉ちゃんは一体どこに行ってしまったのでしょうか…。周りに助けてくれる大人がいない状況の今、みかん高校生さんの存在が少しでもシミ姉ちゃんの支えとなってくれるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月27日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。乳児院を離れ養護施設に移ったみかん高校生さん。ある日養護施設のK先生は、なかなかご飯を食べ終えられない女の子に対し、無理やりごはんを食べさせようとします。それを見た施設のお友達(シミ姉ちゃん)は勇気を出してK先生に抗議!するとK先生は「勝手にしなさい」と告げて去っていきました。少しの不安も覚えつつも、K先生とのやりとりが無事に納まったみかん高校生さんとシミ姉ちゃんでしたが……。K先生の行動に抗議したシミ姉ちゃんでしたが、その後は特にK先生から何かされることなく過ごしていました。しかし、ある日のおやつの時間に事件が起きてしまいます。楽しみなおやつの時間。でもシミ姉ちゃんの前には… K先生とのシミ姉ちゃんとの口論から数日後のある日のおやつの時間のこと。K先生から「おやつの時間よ」と呼ばれ、わくわくして集まる子どもたち。その日のおやつはショートケーキで、みかん高校生さんは嬉しくてシミ姉ちゃんに話しかけます。 しかし、シミ姉ちゃんの様子がおかしい…。変に思ったみかん高校生さんは、シミ姉ちゃんの前に置いてあるおやつを見て衝撃を受けます。なんとシミ姉ちゃんの前に出されたショートケーキは、グチャグチャになっており、アリがたかっているひどい状態でした。 そんな様子を見て「さぁ、食べましょう」と微笑むK先生。これは誰の仕業か、言うまでもなく明らかですね…。シミ姉ちゃんに反発された腹いせだとしても、ひどい仕打ちです。本来子どもたちを導く立場であるはずの先生が、子どもに嫌がらせをするなんて信じられませんね…。これにはさすがのシミ姉ちゃんもショックを受けたのではないでしょうか。大人と言う立場を利用して理不尽な対応をするのは卑怯ですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月26日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。乳児院を離れ養護施設に移ったみかん高校生さん。ある日養護施設のK先生は、なかなかご飯を食べ終えられない女の子に対し、無理やりごはんを食べさせようとします。それを見た施設のお友達(シミ姉ちゃん)は勇気を出して「イヤな事はしちゃダメ!」と伝えます。しかしK先生は謝るどころか…。無理やりご飯を食べさせられ、泣いている女の子が見過ごせなかったシミ姉ちゃん。K先生の異様な行動に対し勇気を出して反論しますが…「そんな生意気なこと言うんだ」先生の冷たい眼差し… ご飯を食べられない子に無理やり食べさせようとするK先生。そんな様子を見ていたシミ姉ちゃんは、勇気を振り絞ってK先生に抗議します。大人にも臆せず「間違ってるよ」と言えるシミ姉ちゃん、友だち想いで勇気がありますね。 しかし、シミ姉ちゃんの思いはK先生にはどうやら届かなかったよう…。「先生にそんな生意気言うんだ」「そんな悪い子だとは知らなかった」と逆に威圧するかのような言葉をかけてくるK先生。正論を述べたシミ姉ちゃんに対して、謝る様子すらありません。 K先生は「もう勝手にしなさい」とだけ言い残し、その場を去っていきます。その場に残されたのは涙が止まらない女の子とそれをなだめるシミ姉ちゃん、そしてみかん高校生さんの3人。なんとかその場は納まったものの、みかん高校生さんは言いようのない不安に駆られていました…。K先生の去り際の言葉…誰が聞いても不安がよぎってしまいますよね。幼いみかん高校生さんでさえそう感じていたのであれば、よほど不穏な雰囲気が漂っていたのでしょう。しかもその不安が残念なことに的中してしまったんだそう…。このあとのふたりにいったい何が起こったのでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月25日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。乳児院を離れ養護施設に移ったみかん高校生さん。食事の時間、苦手な食べ物が食べられない女の子に養護施設のK先生は無理やりにでも食べさせようとします。それをそばで見ていたシミ姉ちゃんは「無理矢理はかわいそう!」と抗議します。その言葉に「今なんて言った?」と、シミ姉ちゃんを威圧するような態度で返すK先生。それでも「嫌なことはダメ!」と果敢に立ち向かうシミ姉ちゃんでしたが…。正義感の強いシミ姉ちゃんは、嫌がる女の子に無理強いをするK先生に必死に抗議します。シミ姉ちゃんの必死の訴えを聞いたK先生は…。「嫌なことはしちゃダメ!!」その言葉に対してK先生は... 「その子がかわいそう」とK先生に立ち向かっていくシミ姉ちゃん。しかし、K先生は「食べないこの子が悪い」とシミ姉ちゃんの声に耳を傾けようとしません。「先生の言い分もわかるけど、嫌なことはしちゃダメ!」と再度必死に訴えるシミ姉ちゃん。相手の思いも汲み取って返している時点で、シミ姉ちゃんの方がよっぽど大人の対応をしているように感じますね…。 シミ姉ちゃんに強く反論されたK先生は「先生に向かってそんな生意気なことを言うんだ」「そんな悪い子だとは知らなかった」と意味深な言葉をつぶやきます。明らかに自分の非を認めるような態度ではありませんが、シミ姉ちゃんの思いは先生にどれほど伝わったのでしょうか…?先生の態度からは「大人が正しい。逆らっちゃいけない」という雰囲気さえも感じます。K先生とは、この調子で今後うまくやっていくことができるのでしょうか……。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月24日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。養護施設でこれまでのびのびと育ってきた子どもたち。ところが、ベテランのK先生がやってきたことで、平和な日常が一変してしまいました。苦手なものが食べられずなかなか食事が終えられない女の子。そんな女の子にK先生は「食べないなら先生が食べさせる」と威圧するような言葉をかけます。それでも食事をすすめることができない女の子にK先生は…。ご飯がなかなか食べ終えられない女の子に「早く食べなさい」と急かすK先生。それでも食べ進めることができない女の子にK先生はある手段をとります。先生に従うのがルール!反論なんて許さない…! なかなかご飯を食べ切れない女の子に「早く食べなさい」「食べないなら先生が食べさせる」とプレッシャーを与えるような声かけをするK先生。それでもなかなか食べ進めることができない女の子に、K先生はついに無理矢理食べさせるという強行手段をとりました。口の中に食べ物を押し込まれ、嫌々ながら頑張って飲み込む女の子。女の子は飲み込んだ後にとても苦しそうな表情を浮かべていました…。 苦手で食べられない、というだけでも女の子にとっては相当なストレスだったかと思いますが、それを無理矢理口に放り込まれるなんてかなりのダメージだったのではないでしょうか。これでは、女の子も嫌いな食べ物をもっと嫌いになってしまいそうですよね…。 そんなやりとりを近くで見ていた、施設でできた仲のいいお友達のシミ姉ちゃんとみかん高校生さん。やさしいシミ姉ちゃんは、思わず「無理やりはかわいそうだよ!」と先生に抗議しました!シミ姉ちゃんの言葉を聞くや否や、K先生は「今なんて言った?」と厳しい言葉と視線を返します。子どもとはいえ、今回の件ではシミ姉ちゃんの言うことの方が正しいですよね。嫌がる子どもに無理やり強要させるのは、正しいこととは言えないと思います。ましてや、子どもを支える「先生」という立場の人であれば、なおさらではないでしょうか。ベテランとして赴任してきたK先生。K先生の子どもとの接し方は、これが普通なのでしょうか…?著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月23日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。施設の仲良しのお友達「シミ姉ちゃん」は、ミカンさんにとって養護施設でできた初めての親友です。毎日一緒に絵を書いたり、かけっこしたり、一緒に過ごす時間は幸せそのものでした。ところがそんな平和な日々にある日突然事件が起こります…。シミ姉ちゃんと幸せな毎日を過ごすみかん高校生さん。そんなある日、養護施設にベテランのK先生がやってきて…? 平和で幸せな日常が一転! 始まりはある先生の赴任から… なかなか馴染めなかった養護施設で、初めてみかん高校生さんにできた親友のシミ姉ちゃん。みかん高校生さんにとって、シミ姉ちゃんは唯一心を許せる存在だったのかもしれませんね。みかん高校生さんはシミ姉ちゃんを本当の姉のように慕い、毎日幸せな日々送っていました。 ところが、そんなふたりの日常にある変化が起こり始めます。そのきっかけは、ベテランのK先生が他の養護施設から赴任してきたことでした。 事件は、ある日の食事の時間。ふたりがご飯を食べ終わり「ごちそうさま!」と手を合わせていたころ、嫌いな食べ物がなかなか食べられない女の子がいました。箸が進まない女の子にK先生は「はやく食べない」と一喝します。しかし、それでも女の子はどうしても食べ進めることができません。そんな女の子を見かねたK先生は「食べないなら先生が食べさせる」とポツリ。このままだと無理やりにでも食べさせる、という脅すかのような催促の仕方をしてきたのです。 ベテランだからこそ、苦手なことに直面している子どもには楽しく乗り越えていけるような工夫をしてあげてほしいですよね。今回のK先生の言い方は、子どもに無理強いをさせようとしているとしか感じられません…。大人からしてみれば少し我慢すればいいだけと思うだけかもしれませんが、子どもにとっては苦手なことに向き合うだけでもかなりの勇気が必要になるのではないでしょうか。大人の都合を押し付けるのではなく、子どもの気持ちに寄り添った対応をしてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月22日赤ちゃんポストとは?育てるのが難しい赤ちゃんを受け入れるシステム子どもを育てられない、深刻な事情を抱えた人の赤ちゃんを匿名で受け入れるために設置されているのが赤ちゃんポストです。本来はすべての命が望まれて誕生し、親の保護のもとたくさんの愛を受けながら育つのが理想といえるでしょう。しかし社会から隔絶された状態で予期せぬ妊娠に悩む女性や、親による虐待で命の危険にさらされている子どもがいることも事実です。赤ちゃんポストは、生きることが難しい環境にある赤ちゃんとその母親を救済するための手段として、世界的にも取り組みが進められています。日本では1ヶ所のみで設置日本で自治体から許可を受けて運営されている赤ちゃんポストは、熊本県にある慈恵病院の1ヶ所のみです。慈恵病院では赤ちゃんポストの設置に先駆けて「SOS赤ちゃんとお母さんの妊娠相談」を開設し、電話とメールによる相談を受け付けていました。こうした取り組みと医療機関としての実績をもとに「子どもの安全確保」「相談機能の強化」「公的相談機関等との連携」の遵守を条件として設置されたのが、慈恵病院の赤ちゃんポストです。その活動については、こうのとりのゆりかご専門部会によって検証が行われています。慈恵病院の赤ちゃんポストは「こうのとりのゆりかご(ゆりかご)」と呼ばれています。「小さな命を守りたい」という思いから2007年に設置されました。2007年5月から2020年3月までに預けられた赤ちゃんの数は、累計で155人にのぼっています。(※1)。赤ちゃんポストができた背景慈恵病院で赤ちゃんポストを設置するにいたった背景には、当時10代や20代前半の若い女性による乳児の殺害・遺棄事件が相次いだことにあります。こうした痛ましい事件を受け、赤ちゃんの尊い命を救うための解決策として導き出されたのが赤ちゃんポストなのです。赤ちゃんポストの設置から15年を経た今も、母親が生まれたばかりの赤ちゃんを殺害し遺棄するといった悲しい事件は、日本全国で後を絶ちません。2020年(令和2年)4月から3月までの1年のあいだに、虐待により命を絶たれた子どもの数は、把握されているだけで77人(66例)にのぼります(※2)。子どもの年齢は0歳が最も多く、3歳未満が7割を超える状況でした。どうすれば赤ちゃんの命を救えるのでしょうか。社会的に孤立し、相談するあてもなく悩む母親を助けられるのでしょうか。その問いに答えることは容易ではないでしょう。慈恵病院のこうのとりのゆりかごが150人以上の命を救ってきたことを踏まえ、赤ちゃんポストの意義と問題点について、真剣に考える必要がありそうです。赤ちゃんポストに預けるとどうなる?慈恵病院では、こうのとりのゆりかごを「いざというときの赤ちゃんの避難場所」と位置づけています。マリア館の、聖母マリア像が見守る位置にあるのが受付の窓口です。窓口の扉を開けたところには、赤ちゃんを預ける前に読んでほしいと記された手紙が置いてあります。手紙には「赤ちゃんの将来のために、預ける前に相談してほしい」と書かれていて、窓口の脇にはインターホンが設置されています。ここで意思が変わらなければ、奥にある保育器に赤ちゃんを寝かせ、扉を閉めたら預け入れが完了です。赤ちゃんの連れ去りなどを防止するため、一度閉めた扉は外からは開けられません。スタッフにはブザーで知らせが届き、赤ちゃんを保護する流れとなります。保護された赤ちゃんは医師による健康チェックを受け、問題がなければ乳児院に託されます。乳児院に入所した子どもは養子縁組をして新しい親に引き取られたり、里親のもとで育てられたりするのが一般的です。新しい家族のもとで暮らすことが難しい場合は、児童養護施設に入所することとなります。赤ちゃんポストの問題点孤立出産や育児放棄赤ちゃんの命が救われている一方で、赤ちゃんポストの設置をめぐってはいくつかの問題点が指摘されています。そのひとつが、母親の孤立出産や育児放棄の助長につながるのではないかという点です。赤ちゃんポストの存在により「自分で育てられなければ預ければ良い」という選択肢が生まれることが危惧されています。赤ちゃんポストに預ける前に、自治体による妊娠や出産支援へつなげることが大切だといえます。子どもの出自を知る権利子どもの「出自を知る権利」が害されることにも批判の声があがっています。自分の遺伝子上の親が誰なのかを知ることは、アイデンティティーにかかわる重要な権利です。しかし赤ちゃんポストは匿名で預かるため、子どもは親の名前を知ることができません。ただ慈恵病院での実態は、このような声とかけ離れているともいえます。なぜなら、慈恵病院で受け入れた赤ちゃんのうち、後から親が名乗り出たり社会的な調査で親が判明したりするケースは76.8%にものぼるのです(※1)。病院としては「匿名性でなければ親子で命を絶っていた」という声に耳を傾ける必要性を感じており、匿名性への理解を促しています。一方で熊本市の専門部会は、子どもの権利を確保するためにできる限り預け入れ者と接触することが望ましいという立場をとっています。法的な規制法的な規制がないことも課題といえるでしょう。赤ちゃんポストは、預け入れの際の安全性が確保されているという点で、「保護責任者遺棄には当たらない」と判断されています。しかしこれまでには、安全が確保されていない扉の外に赤ちゃんが置かれるケースや、低出生体重児などの医療的ケアが必要な赤ちゃんが預けられるケースが出てきています。安全性が確保されている前提が危うい場面もあるのが現状です。特別養子縁組が成立した後に実親が引き取りを希望するケースなどもあり、法的な整備が求められています。海外の赤ちゃんポストの取り組みフランスやドイツでは、匿名で出産や出生登録できる法制度があります。アメリカには出産後に子どもを匿名で引き渡すことが可能な法律があり、乳児避難所に赤ちゃんを預けることを認める法律が全州で定められています(※3)(※4)。赤ちゃんボックスの設置数が多く、慈恵病院がこうのとりのゆりかごを開設する際に見本としたドイツでは、「ベビークラッペ」と呼ばれる赤ちゃんポストが2008年時点で90ヶ所以上設置されていました(※5)。アメリカでも100ヶ所以上で赤ちゃんポストが運用されています。こうした取り組みについては、日本と同様に海外でも肯定的な意見と反対意見があがっています。たとえば赤ちゃんポストの先進事例として世界から注目を集めていたドイツでは、子どもの出自を知る権利を守るために赤ちゃんポストの廃止が勧告されるといった動きもあるようです。厚生労働省の見解は?厚生労働省はこれまでのところ、公的には賛否を明確にしていません。慈恵病院の赤ちゃんポスト設置の際には「医療法上の構造設備基準に係る変更許可を認めないという合理的理由はない」という立場を示しました。同時に「子どもを置き去りにする行為は、本来あってはならない」ことから、赤ちゃんポストを一般化すべきではないという緊急の文書を全国の都道府県向けに通知しています。厚生労働省としては、出産や育児に悩む人のための相談体制の整備などが先決だと考えているようです。赤ちゃんポストの在り方を考えよう日本国内における乳幼児の遺棄・殺害事件や虐待の件数を考えると、赤ちゃんの命を救うための赤ちゃんポストは、非常に意義のある取り組みといえます。その反面、赤ちゃんポストの存在が命を軽く扱うきっかけにならないよう、正しい在り方について議論し、周知を図る必要があるでしょう。預け入れにいたるには生活の困窮や周囲の反対といった理由があります。こうした背景を取り除くためにも出産を起点とした支援ではなく、妊娠を起点とした支援が欠かせません。早急な行政による支援策が待たれます。また、子どもに正しい性の知識や命に対する考え方を伝えていくことも重要です。もしもママ自身が妊娠・出産の悩みを抱えているなら、まずは自治体の窓口に相談して解決策を見つけていきましょう。※この記事は2022年12月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年12月22日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。施設でできた初めてのお友達「シミ姉ちゃん」にはいつも負けてばかり…。そんなみかん高校生さんですが、唯一シミ姉ちゃんに勝てる特技がありました。シミ姉ちゃんも「こればかりは敵わない」とみかん高校生さんを絶賛します!そんなふたりはこれからも仲良く、幸せな時間を過ごしていけるかと思われましたが…。。何をしてもシミ姉ちゃんに勝てないみかん高校生さん...。しかし、そんなみかん高校生さんにもシミ姉ちゃんが唯一負けを認めるものがありました! 「本当に上手だね、敵わないや」負けっぱなしの私が唯一勝てたのは… 何でもできるシミ姉ちゃんに、いつも勝負を挑んでは負けてばかりだったみかん高校生さん。そんなみかん高校生さんが唯一シミ姉ちゃんに勝てたのは、「絵を描くこと」でした。「絵はかなわない」そうつぶやきながらシミ姉ちゃんが見せてきたのは、お世辞にもじょうずとは言えないパンダの絵。みかん高校生さんも思わず笑いながら「シミ姉ちゃん下手っぴ」と声をもらしたのでした。 ずっと絵を描くことが好きだったみかん高校生さん。その特技は、今のみかん高校生さんが漫画を描きながら思いを発信していることの原点にもなっていたのですね。 シミ姉ちゃんと関わってくことで養護施設での生活にも慣れはじめ、幸せな時間を過ごしていたみかん高校生さん。しかし、そんな養護施設の中で、ある時事件が起きたそう…。一体何があったのでしょうか?楽しく、幸せな時間を過ごしているみかん高校生さんたちに、何も影響が及ばなければいいのですが...。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月21日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。養護施設で初めてできた親友「シミ姉ちゃん」が大好きなみかん高校生さん。ところが、なぜか謎のライバル心を燃やすことも多く、毎日のように勝負を挑み…。シミ姉ちゃんは、養護施設に来て初めてできたみかん高校生さんの親友。毎日2人で過ごす時間は幸せな時間です。ところがみかん高校生さんには、シミ姉ちゃんに対するライバル心もあるようで…? 大好きだけど負けたくない!でも、なにをやっても勝てない… 養護施設でできた親友シミ姉ちゃんが大好きなみかん高校生さん。何をするのも、どこに行くのも一緒です。ところが、大好きな気持ちはもちろんですが、みかん高校生さんにはシミ姉ちゃんに対する謎のライバル心もあったようです。かっこいいシミ姉ちゃんに近づきたい憧れの気持ちもあったのかもしれませんね。 年上ということも関係してか、どんな勝負を挑んでもシミ姉ちゃんにはかなわないみかん高校生さん。勝負の結果はいつも惨敗続きでした…。 そんなみかん高校生さんにも、唯一シミ姉ちゃんに勝てるものがあったそう。一体どんなことだったのでしょうか?人には得手不得手がありますが、何かひとつでも特技があれば自分に自信を持つこともできますよね。みなさんは自信を持ってアピールできる特技を持っていますか?著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月20日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。男の子よりもかけっこが早くて食べるのが大好き、その上からかい上手な女の子。その名もシミ姉ちゃん!みかん高校生さんはシミ姉ちゃんが大好きでした。だけど、実は心の中にはそれ以外の感情もあって…。活発でやさしいシミ姉ちゃんが大好きだったみかん高校生さん。毎日のように一緒に過ごしていたふたりですが、みかん高校生さんにはある思いが芽生え始めました。 シミ姉ちゃんLOVE!だけど本当は... 元気いっぱいで活発なシミ姉ちゃんは、かけっこでは男の子にも勝つほど速く、食欲も旺盛!さらにからかい上手という特技まで持っていました。まさに人気者の条件を兼ね揃えたかのような性格の女の子ですね。そんなシミ姉ちゃんのことがみかん高校生さんも大好きになっていました。 しかし、みかん高校生さんには大好き以外のもう一つの気持ちが芽生えていました。それはシミ姉ちゃんへの「ライバル心」!みかん高校生さんは、なぜか大好きなシミ姉ちゃんにいつものように勝負を挑んでいたそうです。子どもながらに、大好きだからこそ負けたくない、認めてほしいという気持ちがあったのかもしれませんね。果たしてみかん高校生さんはシミ姉ちゃんに勝つことができたのでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月19日「ディズニー・コンテンツ・ショーケース 2022」にて行われた、ディズニープラスにて2023年配信予定の韓国ドラマ「コール・イット・ラブ」(原題)の記者会見の模様が到着。イ・グァンヨン監督、主演を務めるキム・ヨングァン、イ・ソンギョンがドラマの魅力をPRするとともに記者たちの質問に応じた。本作は、父親の再婚相手に全てを奪われたヒロインのウジュ(イ・ソンギョン)が、再婚相手に復讐しようとする中で、彼女の息子ドンジン(キム・ヨングァン)と恋に落ちるというヒューマンロマンス。温かくてリアリティのある物語を丁寧に描くことに定評のあるイ監督。本作も、そのリアリティさが見どころの1つとなり、「すべての人が共感できるリアリティのあるストーリーなので肩の力を抜いて観ることができると思いますし、共感していただけると思います」とイ・ソンギョン。イ監督も、「一目惚れから始まるような特別で華やかなエピソードがあったりする恋愛ではありませんが、徐々に『これが愛なのだ』と気づいていくような、ゆっくりと沁みこんでくる作品です」とコメント。「撮影をしながら、キム・ヨングァンさんに“こういう時代だからこそ、共感と癒しを与えるドラマが必要だと思う”という話をしたんです。若い方はスピーディーな展開のドラマが好きな方が多くいらっしゃるので心配もありましたが、事前にドラマをご覧になった方からは、ゆっくり進んでいくからこそ、没入感があり楽しく見られるという声もあった」と明かし、「安心しました」と語った。「ロマンス職人」の異名をとる2人の共演キム・ヨングァンは「ピノキオ」「初対面だけど愛してます」『君の結婚式』など、イ・ソンギョンは「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ」「流れ星」など、これまで様々な恋愛作品をヒットさせてきたことから「ロマンス職人」と呼ばれている。本作でもその“ロマンス職人”っぷりは健在だったようで、イ監督は「撮影をする間に、二人とも恋に落ちたような目に変わっていくのが感じられました」と打ち明ける。「不思議だったのはドンジンがウジュを好きになった瞬間からは、私もウジュがかわいく見えてきたこと」と言い、ウジュに「“恋をしている目”で見つめられると、こちらまで恋してしまって。不思議な経験でした」と付け加えた。「これは惚れてしまうよな」とキム・ヨングァンまた、互いの演技について感想を聞かれた2人は、「イ・ソンギョンさんとは普段から仲のいい間柄。でも、撮影する中で、これまで知らなかった姿をたくさん観ることができました。とても成熟していて、ドンジンとしてウジュを見たとき、“これは惚れてしまうよな”と思いましたね」と、まずキム・ヨングァンが語る。そんな彼を、イ・ソンギョンは「不思議なくらいドンジンでした。おかげで、私が役に入り込むために何か特別な準備をする必要はありませんでした。ちょっとしたシーンでも息を合わせるためにたくさん悩んで、大切に演じている姿を見て、多くのことを学ぶことができました」とコメント。互いに賞賛し合う姿に、信頼関係が感じられた。イ・ソンギョン、現場の雰囲気づくりに感謝現場でスタッフたちが作り出す空気感も、2人の演技の助けになったようだ。イ・ソンギョンは「私たちが演技しやすいようにと、多くの方が雰囲気づくりに気を遣ってくださいました。おかげで、現場で安心してウジュとして過ごすことができました」とスタッフたちに感謝。キム・ヨングァンも「僕もソンギョンさんと同じように感じました。僕たちが役柄に染まることができ、ドンジン、ウジュとして生きることができたのは、現場の雰囲気のおかげだったと思います」と賛同した。最後に、イ監督はそんな2人に対し、「まさに“ロマンス職人”でした」とコメント。「これまでのロマンスもステキでしたが、本作では一度も見たことがないキム・ヨングァン、イ・ソンギュンの姿を見ることができると思います」と自信をのぞかせて語った。「コール・イット・ラブ」(原題)は2023年、ディズニープラス スターにて配信予定。(text:cinemacafe.net)
2022年12月19日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。大好きだった乳児院を離れ毎日泣いているみかん高校生さんにとある女の子が声をかけます。ところがいじけているみかん高校生さんは女の子を無視。それでも構うことなく、女の子は嫌がるみかん高校生さんを抱きかかえ強制連行。何をされるんだろう…と不安になるみかん高校生さんに、女の子は自分のおやつを差し出し…。養護施設に来てからというもの、いじけてばかりのみかん高校生さんに話しかけてくれたのは明るい女の子。「一緒におやつ食べよ」と誘われますが…? これで私たちトモダチだよ!養護施設でできた初めての親友… 毎日のように泣いているみかん高校生さんを見かね声をかけてきた女の子。おやつを一緒に食べようと誘いますが、みかん高校生さんはそれを拒否してしまいました。諦めるのかなと思いきや、それでもその女の子は強引にみかん高校生さんを連れていってしまいます。 嫌がり泣き叫ぶみかん高校生さん。連れて行かれた先で何をされるのかとびくびくしていましたが、女の子は自分のおやつを「これもあげる」と差し出したのです。これにはみかん高校生さんも驚いたよう。「お姉ちゃんのがなくなっちゃうよ?」と問いかけますが、女の子はそんなみかん高校生さんにおやつを食べさせ「これで私たち友達だね」と笑顔で宣言しました。 元々明るく人懐っこい性格のみかん高校生さんさん。この出来事をきっかけに、すっかり心を開いたようです。みかん高校生さんは女の子を「お姉ちゃん」と呼び、毎日一緒に過ごすように。養護施設に来てから泣いてばかりだったみかん高校生さんに、ようやく笑顔が戻りました。 この幸せな日々がずっと続くかと思われましたが、実はそうではなかったよう…。みかん高校生さんとお姉ちゃんにこの先一体何が待ち受けているのでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月18日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。養護施設に来たばかりのころは乳児院の先生に会いたくて、いつも泣いていたみかん高校生さん。大好きだったおやつも外遊びもしないで部屋のすみっこにうずくまる日々を過ごしていました。そんなみかん高校生さんの目の前にある人物が現れ…!乳児院の先生と会えなくなってしまった寂しさから、いつもの元気がなくなってしまったみかん高校生さん。そんなみかん高校生さんに明るく話しかけてきた人がいました。孤独なみかん高校生さんを救った人物は...? 突然、大好きな乳児院の先生と離ればなれになったみかん高校生さんを救ってくれたのは、同じ施設にいた少し年上の女の子でした。みかん高校生さんに「一緒に食べよう」とおやつをプレゼントしてくれましたが、いじけていたみかん高校生さんは反射的に無視してしまいます。心の中にはうれしい気持ちもあったのかもしれませんが、まだまだ十分に気持ちの整理ができていなかったのかもしれませんね。知らない場所で知らない子に突然話しかけられ、戸惑いの気持ちもあったでしょう。 ですが、先生たちとは違い、年の近い子がいることはこれからのみかん高校生さんの生活にとって大きな支えになったのではないでしょうか。もちろんやさしい大人の先生たちも頼れて安心感のある存在ですが、遠慮なく遊べてしゃべれるお友だちがいることも大切だと思います。声をかけてくれた女の子がこの先のみかん高校生さんの支えになってくれるような存在だといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月17日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。大好きだった乳児院の先生とお別れし、知らない人に連れられて来た場所は養護施設。訳も分からず連れてこられた施設でしたが、先生たちはみかん高校生さんを優しく迎え入れてくれました。しかし、優しい先生たちへの安心感からかみかん高校生さんは大号泣の日々を過ごしていたそう。しばらくは、大好きなおやつも外遊びも受け入れられないままいじけていたようで…。車に乗せられ、大好きだった乳児院を離れたみかん高校生さん。みかん高校生さんが向かった先は、新たな生活の始まりの場所でした。新しい生活のスタートを受け入れられず、大号泣… 大好きな乳児院の先生とお別れし、みかん高校生さんは養護施設で新しい生活をスタートすることに。みかん高校生さんは幼く、養護施設に行かなければならない理由もよくわからなかったでしょうね。 不安な気持ちでいっぱいのみかん高校生さんを迎えてくれたのは、乳児院同様に優しい養護施設の先生たち。みかん高校生さんは安心感からか、大号泣してしまいます。もしかしたら、幼いながらにも乳児院にはもう戻れないことをなんとなく理解したのかもしれませんね。しばらくは大好きなおやつも外遊びも受け付けなかったというみかん高校生さん。 人生には別れもつきものですが、親との別れ、大好きな先生との別れ…。小さな子どもが経験するには、あまりにも大きすぎる出来事だったのではないでしょうか。これからの養護施設での生活が、みかん高校生さんにとって心休まる時間となればいいですね…。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月16日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。先生はみかん高校生さんとのお別れの時、最大限のエールを贈ってくれました。先生の気持ちを感じ取ったのか、みかん高校生さんも「せんせーずっと大好き」ととびきりの笑顔で答えます。無邪気なその笑顔は先生の心にとても響いたよう…。先生も涙ながらに「負けないでね」と答えます。先生からの言葉を笑顔で受け入れるみかん高校生さん。この時の記憶を糧に、みかん高校生さんはある決意をします。すべての赤ちゃんが祝福されるよう…私は告白し続ける 先生の最後の言葉にとびきりの笑顔で応えるみかん高校生さん。言葉の意味はわからなくても、先生の愛情あふれる気持ちがきっと伝わったのでしょうね。そんなみかん高校生さんの笑顔に、先生も思わず涙ぐんでしまいます。そして最後に「負けないでね」と伝えました。名前や戸籍を得たとはいえ、この先さまざまなタイミングで苦しいことや悲しい思いをすることがあるかもしれません。そんなときは先生のこの言葉を思い出し、乗り越えていってほしいですね。 残念なことに、産まれてくる赤ちゃんすべてが望まれた形ではないことも悲しい現実です。ですが、そんな赤ちゃんたちの命を救うために赤ちゃんポストが設置されています。しかし、赤ちゃんポストの実態をよく知らないという人もいるかもしれません。そんな人の架け橋となってくれるのがみかん高校生さんのような存在なのかもしれませんね。 みかん高校生さんはすべての赤ちゃんが祝福され、望まれる命となってほしいという願いを込めて実体験を告白し続けると決意します。実際に体験しているみかん高校生さんだからこそ発信できる情報もたくさんあるのでしょうね。みかん高校生さんの願いがひとりでもたくさんの人の元へ届くことを願います。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月15日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。ほとんど記憶の残っていない乳児院生活で、唯一みかん高校生さんが強烈に覚えているのは最後のお別れのこと。当時2歳半だったみかん高校生さんは何も理解できないまま、知らない人の車に乗せられたそう。そんなお別れのタイミングで先生はみかん高校生さんを抱きしめ静かに話してくれました。乳児院ですくすくと育ったみかん高校生さん。しかし、幸せな時間もずっとは続かなかったようで…。なんでお別れなの?これから私はどこに行くんだろう…。 2歳半で乳児院を離れることになったみかん高校生さん。先生たちとの最後のお別れは、小さいながらも、強烈に記憶に残る出来事だったようです。お別れするということはわかっていても「なぜお別れするのか」「これからどこに行くのか」理解できないことも多く、不安な気持ちが大きかったからかもしれませんね。 先生は、そんなみかん高校生さんに最後の言葉を贈ります。 「人の何十倍も辛さを経験するだろうけど、ミカンちゃんなら必ず人一倍幸せになれる」。 これまでさまざまな境遇の子どもを育ててきた先生の言葉には、妙に説得力を感じてしまいますね…。当時のみかん高校生さんがどこまで理解していたかはわかりませんが、先生の切なる思いはしっかりとみかん高校生さんの胸に刻まれたのではないでしょうか。先生の思いも抱きながら、これからの人生を明るく過ごしていってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月14日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。生後3カ月の時に熊本市長に名前をつけてもらったみかん高校生さん。その名も「ミカン」です。素敵な名前で人生を再スタートさせたみかん高校生さんは、その後2歳半までを乳児院で過ごすことに。ほとんど記憶はないそうですが、聞くところによると食欲旺盛で標準より大きめの体型だったそう。時には先生を困らせるほどわんぱくな子どもだったようです。名前のなかったみかん高校生さん。そんな彼女に素敵な名前をプレゼントしてくれたのは、当時の熊本市長でした!「ミカン」としての新たな人生がスタート! 生後3カ月から2歳半までを乳児院で過ごしたみかん高校生さん。当時のみかん高校生さんを知る人からは、よく食べる食いしん坊ベイビーだったと聞いているそうです。虫や植物にも興味を持つなど、いわゆる普通の2歳児と変わりなく元気に過ごしていたみかん高校生さん。乳児院の先生も、みかん高校生さんの明るさに救われていたのではないでしょうか。 先生たちの愛情に育まれ、好奇心旺盛な幼少期を過ごしたみかん高校生さん。乳児院を出てからは、どんな人と出会い、どんな経験をしていくのでしょうか。食いしん坊で明るい性格のみかん高校生さんを、そのまま受け止めてくれる人と出会えればいいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター みかん高校生
2022年12月13日さまざまなやむを得ない理由で赤ちゃんを育てられないお母さんたち…。そんなお母さんたちが頼る希望の場所が「赤ちゃんポスト」です。これは赤ちゃんポストに預けられたことで命を繋ぐことができたみかん高校生さんのお話です。日本では、熊本と北海道の2か所に設置されている赤ちゃんポスト。預けられた赤ちゃんの数はこれまでの15年間でおよそ160人近くにのぼるそう。みかん高校生さんも母親から手紙を託されていたものの、名前は授かっていないようでした。そんな赤ちゃんたちに名前や戸籍を与えてくれたのは、意外な人物でした。赤ちゃんポストに投函されたことで、人生のスタートを切ることができたみかん高校生さん。ポストに投函された赤ちゃんたちには、これからさまざまな選択が待ち受けています。赤ちゃんの名付け親はまさかのあの人…! ポストに預けられた赤ちゃんは、悲しいかな捨て子として扱われます。中にはみかん高校生さんのように名前のない子も多いそう。名前をつけてしまったら離れられなくなる、という親心なのでしょうか…。 名前は、通常親から赤ちゃんへの最初のプレゼント。ところが赤ちゃんポストに入れられる赤ちゃんは、名前があることが当たり前ではないのです。呼んでもらえる名前があるということは、思っている以上に幸せなことでもあるんだなと痛感しますね。 名前もなく身元もわからない赤ちゃんは、こうのとりのゆりかごの場合、熊本市長によって命名されます。生後3カ月だったみかん高校生さんも、市長からとても素敵な名前をプレゼントされることとなりました。これからは市長にもらった素敵な名前でたくさんの人に呼んでもらえますね! 名前に限らずですが、当たり前だと思っているものの大切さに気付くのはなかなか難しいもの。みなさんも当たり前だと思っていたもののありがたみを改めて実感した、という経験はありますか?
2022年12月12日