スウェーデン出身のセラミックアーティスト、マリアンヌ・ハルバーグ(Marianne Hallberg)の個展「私はここ / I AM HERE」が、2023年12月10日(日)まで、東京・代官山のギャラリー「のこぎり」にて開催される。マリアンヌ・ハルバーグの個展が代官山で開催1952年、スウェーデンの港町ヨーテボリに花屋の娘として生まれたマリアンヌ・ハルバーグは、日常にあふれる光景を唯一無二の作風で表現するセラミックアーティスト。中でも、日本の瀬戸焼とのコラボレーションによって生まれた「seto」シリーズが有名で、日常が非日常へと変換されるだまし絵のような陶器作品が人気を博している。60点以上の作品を展示「のこぎり」のオープニング企画として行われた「マリアンヌはだれ? / Who is Marianne?」に続く2回目の個展となる今回は、彼女の永遠のテーマである「Be Kind(やさしくあれ!)」を、様々な形で表現。白地に“マリアンヌブルー”と言われる特徴的なブルーを乗せた、60点以上の作品が展示される。会場にはショップコーナーも併設また、会場にはショップコーナーを併設。本展の開催に合わせて作られた、様々な商品が販売される。作品情報マリアンヌ・ハルバーグ 個展「私はここ / I AM HERE」会期:2023年10月20日(金)〜12月10日(日)※土・日・祝は予約不要。水・木・金は公式WEBサイトから事前予約が必要。開廊時間:12:00〜19:00休廊日:月・火(祝祭日は開廊)会場:のこぎり(東京都渋谷区猿楽町5-17第一西尾ビル2階)
2023年10月26日スウェーデンの陶芸家マリアンヌ・ハルバーグの新作「くつのかびん」が登場。直営店TONKACHI. 6ほかにて発売される。マリアンヌ・ハルバーグの2023年最新作「くつのかびん」マリアンヌ・ハルバーグは、手描きの線のにじみやゆれ、極薄の成型やゆがみなど、手づくりならではのデザインを得意とするスウェーデンの陶芸家。2022年10月より、そんなマリアンヌ・ハルバーグが新作を毎月届ける企画「季節の風」がスタートした。象、セーターと続いた「季節の風」の花瓶3作目となる新作は、ブーツ着想の「くつのかびん」だ。マリアンヌ自身も靴が大好きで、“新しい靴を嫌いなひとなんて、いるのかしら”というメッセージを込めた。サイズは19cmと大きく、履き口の部分がキュッと詰まっているため、背の高い植物もバランスよく生けることができる。もちろん一輪挿しでもOK。シンプルなブーツに、カラフルな花を飾ってみては。【詳細】「くつのかびん」77,000円発売日:2023年1月19日(木)取扱店舗:直営店TONKACHI. 6およびトンカチ公式オンラインストアサイズ:H19.5×W19.5×D6.2cm
2023年02月11日俳優のブラッド・ピット、女優のマリオン・コティヤールが共演する歴史サスペンス・ラブストーリー『マリアンヌ』(17)がdTVで配信スタートした。『フォレスト・ガンプ 一期一会』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキスが監督を務めた同作。舞台は、第二次世界大戦下の1942年。イギリスの秘密諜報部員のマックス(ブラッド・ピット)は、外交官暗殺のミッションでカサブランカに赴き、協力者であるフランス軍レジスタンスのマリアンヌ(マリオン・コティヤール)と出会う。夫婦を装い、敵の裏をかいてドイツ軍大使を狙うという作戦を共にした二人は惹かれ合い、結婚を誓う仲に。そして無事ロンドンで再会を果たして結ばれ、一人娘・アナを授かって幸せな日々を送るのだが、マリアンヌにある疑惑が浮上。二人の運命は、戦争に翻弄されていく――。(C) 2017 Paramount Pictures.
2021年10月11日スウェーデンの陶芸家「マリアンヌ・ハルバーグ」から新作「はこぶかびん」が登場。直営店TONKACHI. 6ほかにて販売される。マリアンヌ・ハルバーグと瀬戸焼のコラボに新作「はこぶかびん」マリアンヌ・ハルバーグは、手描きの線のにじみやゆれ、極薄の成型やゆがみなど、手づくりならではのデザインを得意とするスウェーデンの陶芸家。それがゆえ、これまで量産は難しいといわれてきたが、愛知県瀬戸市の伝統的な陶磁器である“瀬戸焼”とのコラボレーションで量産化を実現させた。そんなマリアンヌ・ハルバーグと瀬戸焼のコラボレーションから登場する最新作は「はこぶかびん」だ。「旅」と「贈り物」のイメージから生まれた、バッグ型の花瓶は、使い道を“花瓶”に限定しておらず、一輪挿しとしてはもちろん、雑貨を入れるアイテムとしても活躍してくれ、持つ人次第で“はこぶもの”が変わるユーモアたっぷりの一品だ。なお、トンカチストア直営店では、お得なセットも用意。セット内容には、キッチンクロス、ピンズ、ソックス、ハンカチが含まれる。【詳細】「はこぶかびん」7,700円発売日:2021年7月30日(金)取り扱い:直営店TONKACHI. 6およびトンカチ公式オンラインストア■トンカチストアとトンカチ直営店限定「はこぶかびんのおとくなセット」価格:11,000円セット内容:マリアンヌのキッチンクロス(さざ波とおお波)、ピンズ(いずれか1つ)、マリアンヌのソックス(波)、ハンカチ(いずれか1つ)、【TK】はこぶかびん(seto)
2021年08月05日フランス映画界のトップに立ち続けるダニエル・オートゥイユとファニー・アルダンが夫婦役を演じる『ベル・エポックでもう一度』。この度、本作を手掛けたニコラ・ブドス監督のコメンタリー映像がシネマカフェに到着した。今回解禁となった監督のコメンタリー映像は、仏国民的俳優であるダニエル・オートゥイユとファニー・アルダンへの現場での貴重な演出エピソード。本作ではオートュイユが演じるのは過去を懐かしむヴィクトル。そんな彼を「もう限界」と言って家から追い出すのが妻マリアンヌに扮したアルダンだ。国内外で様々な賞を獲得し、実力派と呼ばれるフランス映画界の2人の重鎮の現場での様子を、ブドス監督がふり返る。まず『タイピスト!』に出演するなど俳優業も行っているブドスにとっては大先輩であるオートゥイユ。彼については「僕が満足しているか、常に気にしています。まるで若手俳優でした」と述懐する。ブドス監督の眼には、監督に求められているものに応えているだろうかと自問自答している大御所俳優の姿が映ったことだろう。それを察したブドス監督は、「ダニエルはヴィクトルになりきっていました」として「(ヴィクトル)そのものでした」と全面的に支持するアプローチを彼にしてみせた。一方、妻マリアンヌの言動は、演じるアルダンにとっては理解しがたい“鬼嫁”のような言動だったようだ。ブドス監督は、アルダンからは自身の役柄について「ひどい」と不満をこぼされたという。それに対して、マリアンヌの“生みの親”であるブドス監督は「(マリアンヌは)意地悪ではない」と説明する。「ヴィクトルは平穏な人生を取り戻したいが、妻は死を恐れて現在を生きる」とマリアンヌのキャラクター性を丁寧に伝えることで撮影を続けることができたよう。名優たちを演出するにあたり、それぞれの現場での様子に応じて接し方や伝え方に配慮して製作を進めていったのだ。そんな監督の手腕を垣間見ることができるコメンタリー映像となっている。『ベル・エポックでもう一度』は6月12日(土)よりシネスイッチ銀座ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベル・エポックでもう一度 2021年6月12日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2019-LES FILMS DU KIOSQUE-PATHÉ FILMS-ORANGE STUDIO-FRANCE 2 CINÉMA-HUGAR PROD-FILS-UMEDIA
2021年06月12日ザック・スナイダー監督・脚本・製作によるNetflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』が5月21日(金)より独占配信開始。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のデイヴ・バウティスタや、ハリウッドで活躍する真田広之らが出演する本作は過激ゾンビアクションが展開される一方で、「“ゾンビ映画”というジャンルを超越したい」というスナイダー監督の思いから、実はゾンビと戦う傭兵たちの内面を丁寧に描いた人間ドラマの要素も込められていることが明らかになった。クセ者ぞろいの傭兵集団vs大量の進化型ゾンビ軍団の対決が、超絶アクションてんこ盛りでド派手に描かれる本作。スナイダー監督が「“人間ドラマ”というジャンルを細かく観察したから、“ゾンビ映画はちょっとなぁ...”という人も含め楽しんでくれると思います。ゾンビ映画だけど、ゾンビ映画を超えた、超越的な作品を目指したんです」と解説するように、傭兵たちがゾンビと戦う上で抱える決意や葛藤、迷いを生々しく描き出している。デイヴ演じる主人公の傭兵スコットについて、スナイダー監督は、「娘との関係を修復しようとしながら、傭兵集団のリーダーを務め、作戦を遂行しなければならないプレッシャーも抱えており、葛藤しているキャラクターとして生み出しました」と、複雑な心情が描かれていることを解説。スコットは、とある衝撃的事件をきっかけに娘ケイトとの確執を抱えているが、ひょんなことからケイトもゾンビとの対決に同行することになり、戦いに挑みながらも娘のことが気にかかって仕方がない。そこには屈強で戦闘に長けた傭兵ではなく、娘との接し方に悩むごく普通の父親の姿もまた映し出されている。さらに、スコット以外の傭兵たちの思いも細やかに表現されている。スコットの相棒クルス役について、演じたアナ・デ・ラ・レゲラは、「彼女はゾンビと一度戦う経験をした後、毎日を幸せに過ごしていました。一方で、仲間と一緒に戦うことの興奮を恋しくも思っているんです」と語る。続いて傭兵ヴァンデルローエについて、演じたオマリ・ハードウィックは、「彼は元々生まれながらの戦士でしたが、ゾンビと戦う中で、かつてはゾンビも人間だったことを思い出すのです」とコメント。ノラ・アルネゼデールは演じた傭兵リリーについて、「彼女は悪党ではないですが、英雄でもない。ただこの世界で生き残ろうともがき、誰かを助けたいと願う、ごく普通の人として演じました」と語り、傭兵マリアンヌ役を演じたティグ・ノタロは「彼女は、“こんな人生やってられない。他にやることもないから作戦に参加しよう“という心情なんです」と、それぞれが明かすように、傭兵たちはそれぞれ異なる思いを抱きながら、進化型ゾンビ軍団との熾烈な戦いに身を投じていくことが分かる。Netflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』は5月21日(金)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】アーミー・オブ・ザ・デッド 2021年5月21日よりNetflixにて配信
2021年05月15日映画『ベル・エポックでもう一度』が、2021年6月12日(土)にシネスイッチ銀座ほかにて公開される。“大切な過去”を映画セットに再現する<タイムトラベルサービス>映画『ベル・エポックでもう一度』の主人公は、職を失い妻にも見放された、元売れっ子イラストレーターのヴィクトル。ある日、“大切な過去”を映画撮影セットに再現する体験型エンターテイメントサービス<タイムトラベルサービス>をプレゼントされる。彼は、「1974年5月16日のリヨン」の再現をリクエストし、今はなきカフェで生涯忘れられない<運命の女性>との再会を果たす。そんな“オーダーメイドの時間旅行”に夢中になり、延長のため、妻・マリアンヌに内緒で全財産を注ぎ込むことに。そんな彼を思いがけない出来事が待ち受ける…。ダニエル・オートゥイユ&ファニー・アルダンが共演主人公・ヴィクトルを演じるのは、長きにわたってフランス映画界で活躍するダニエル・オートゥイユ。妻・マリアンヌには、フランスの国民的女優ファニー・アルダンを起用した。70年代リヨンの美しい街並みで予告映像の中では、1974年のフランス・リヨンの街並みを再現したセットの中で、大切な過去を再体験していくヴィクトルの姿が映し出されている。70年代のファッションやアンティークカフェ、クラシックカーと、ノスタルジックなムードが漂う映像は、思わずうっとりしてしまうほどの美しさだ。また再現された過去と変化していく現代で様々な思いが交錯し、順調だったサービスが思いもよらない方向へ進行――?!果たしヴィクターを迎えるのは、ハッピーエンドなのか?美しきタイムトラベルが紡ぐラストに期待が募る。監督に『タイピスト』俳優二コラ・ブドスなお監督・脚本・音楽は、映画『タイピスト!』などに俳優として出演したニコラ・ブドスが務める。監督を務めるのは、本作が2作目となる。作品詳細『ベル・エポックでもう一度』公開時期:2021年6月12日(土)シネスイッチ銀座ほかにて公開監督・脚本・音楽:ニコラ・ブドス出演:ダニエル・オートゥイユ、ギョーム・カネ、ドリア・ティリエ、ファニー・アルダン、ピエール・アルディティ、ドゥニ・ポダリデス2019年|フランス|カラー|シネスコ|DCP|5.1ch|115分|字幕翻訳:横井和子|原題:LA BELLE ÉPOQUE|R15|配給:キノフィルムズ提供:木下グループ映画『ベル・エポックでもう一度』<ストーリー>職を失い妻にも見放された、元売れっ子イラストレーターのヴィクトル。ある日、映画撮影セットに過去を再現する、体験型エンターテイメントサービス〈タイムトラベルサービス〉をプレゼントされた彼は、「1974年5月16日のリヨン」の再現をリクエストする。完璧に蘇った"あの日のあの場所“で〈運命の女性〉と再会した彼は、輝かしき日々の再体験に夢中になり、延長のために妻に内緒で全財産を注ぎ込んでしまう。しかし、そんな彼を思いがけない出来事が待ち受けていた―
2021年04月19日株式会社自由国民社(東京・豊島区、代表取締役社長・石井悟)は、2021年3月5日に書籍『フランスの小さくて温かな暮らし365日–大切なことに気づかせてくれる日々のヒント–』を刊行しました。『フランスの小さくて温かな暮らし365日–大切なことに気づかせてくれる日々のヒント–』(トリコロル・パリ 著)気軽に海外へ行くことができないこのご時世。自粛ムードの一方で「おうち時間」を見つめ直して、日々の暮らしを豊かなものにしたいと考える方も増えていますよね。本書は、フランス在住の著者が日々の出来事を写真と文章で綴ったエッセイ集です。フランスの何気ない習慣や四季折々の出来事、暮らしに欠かせない食べ物、エスプリの効いたフランス語の言いまわしなど……。フランスでの暮らしを365日分、垣間見ることができます。1日1ページずつ読んだり、気になる日付から読んだり、楽しみ方はさまざま。「旅が好き」という方はもちろんですが、心地よいおうち時間を過ごしたいと考えている方にとってもヒントが見つかる1冊です。書名:『フランスの小さくて温かな暮らし365日–大切なことに気づかせてくれる日々のヒント–』著者:トリコロル・パリ定価:1,700円(10%税込)判型:B6変型頁数:368頁(カラー)ISBN:978-4-426-12688-9発行日:2021年3月5日【目次】|4月|春の楽しみ、フレジエ/最初は嫌われていた人気者/アペロ・ディナトワール…etc.|5月|春の訪れを告げるヴィド・グルニエ/挨拶するたびにドキドキ!?/夜の美術館をはしごする…etc.|6月|フランス人の辞書に「衣替え」はない/PACSって何?/さくらんぼの実る頃…etc.|7月|サヴィニャックに会いに・・・/運河から眺めるパリの下町/黄色いポスト…etc.|8月|バカンスと読書/ニセモノの友達には気をつけて/パリの合羽橋…etc.|9月|セップ茸が告げる秋の訪れ/フランス人が数えるときは/それでもやっぱり日焼けが好き…etc.|10月|映画の舞台を巡るパリ歩き/切手の美女マリアンヌ/ジビエがマルシェに並ぶ季節…etc.|11月|チーズの切り方/ほの暗さに感じるエスプリ/カフェのいろいろ…etc.|12月|愛しのプロフィトロール/家族で過ごす大切なノエル/バック通りの手袋屋さん…etc.|1月|ムッシューとマダムを使いこなそう/冬の定番、ラクレット/年賀状はゆっくりめ…etc.|2月|フランスの定番おやつ/美しいフランスの紙もの/カフェオレボウルの不思議…etc.|3月|おいしいものを少しずつ/もっと、もっと、名前を呼ぼう!/駅に響くピアノの音色…etc.【著者】トリコロル・パリ(荻野雅代・桜井道子)フランス在住の日本人ふたり組。2010年にパリとフランスの情報サイトを立ち上げ、おすすめブティックやレストラン、イベントなどの観光情報はもちろん、フランスのニュース、パリの天気を毎日の服装で伝える「お天気カレンダー」など、独自の目線でフランスの素顔をお届けしている。著書に『歩いてまわる小さなパリ』(大和書房)、『パリが楽しくなる!かんたんフランス語』(パイ・インターナショナル)、『パリでしたい100のこと大好きな街を暮らすように楽しむ旅』(自由国民社)などがある。【書籍のご購入はこちら】楽天ブックス【会社概要】会社名:株式会社自由国民社所在地:〒171-0033東京都豊島区高田3-10-11代表者:石井悟設立:1928年(昭和3年)8月5日株式会社自由国民社事業内容:雑誌・書籍の編集、出版等【お客様からのお問い合わせ先】株式会社自由国民社TEL:03-6233-0781FAX:03-6233-0780【本リリースに関する報道お問い合わせ先】株式会社自由国民社宣伝企画部TEL:03-6233-0783FAX:03-6233-0780企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年03月24日生涯忘れられない“あの日”を、再体験できたら…。そんな体験を叶える“タイムトラベルサービス”を描く、ダニエル・オートゥイユ主演のフランス映画『ベル・エポックでもう一度』の日本公開が決定した。世の中の変化についていけない元売れっ子イラストレーターのヴィクトル。仕事を失い、妻のマリアンヌにも見放されてしまった父を元気づけようと考えた息子は、友人アントワーヌが始めた“タイムトラベルサービス”をプレゼントする。これは、映画製作の技術を応用して、客の戻りたい過去を広大なセットに再現する、体験型のエンターテイメントサービスだ。ヴィクトルは「1974年5月16日のリヨン」をリクエスト。部屋に用意された70年代ファッションに着替え、アントワーヌの恋人で女優のマルゴが演じる運命の女性と出会う。輝かしき日々の再体験にすっかり夢中になり、見違えるほどイキイキしたヴィクトルは、延長のため、別荘まで売り払ってしまう――。2019年のカンヌ国際映画祭で上映され、その後のフランス公開時には、当時全世界でスーパーヒットを記録していた『ジョーカー』から興行ランキングの首位を奪って初登場第1位を記録。セザール賞では3部門で受賞するなど、大きな話題となった。主演のダニエルが主人公ヴィクトルを演じたほか、妻マリアンヌを、『日曜日が待ち遠しい!』『ペダル・ドゥース』などに出演する国民的大女優のファニー・アルダン、タイムトラベルサービスの生みの親で総監督を務めるアントワーヌをギヨーム・カネ、彼の恋人でヴィクトルの運命の女性を演じるマルゴをドリア・ティリエ。監督・脚本・音楽は、本作が監督2作目となるニコラ・ブドスが務めた。『ベル・エポックでもう一度』は6月、シネスイッチ銀座ほかにて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ベル・エポックでもう一度 2021年6月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2019-LES FILMS DU KIOSQUE-PATHÉ FILMS-ORANGE STUDIO-FRANCE 2 CINÉMA-HUGAR PROD-FILS-UMEDIA
2021年03月19日一生忘れ得ぬ、鮮烈な恋の決して消えることのない燃ゆる炎を描いたフランス映画『燃ゆる女の肖像』。世界が絶賛を惜しまない必見作から、主人公のふたりの女性の心が初めて近づく、印象的な本編シーン映像を独占入手した。貴族の娘エロイーズ(アデル・エネル)は、相手の顔さえ知らない見合いを控えて修道院から出てきたばかり。見合いのための肖像画を描かれることを拒んでいた。そんな彼女の前に、“散歩相手”であると身分を偽った画家のマリアンヌ(ノエミ・メルラン)が現れる。ふたりはともに島を散策するが、親が決めた未来に悲観し心を閉ざしたエロイーズは笑うことさえしなかった。今回到着したシーンは、ミサでしか音楽を聴いたことのないエロイーズのために、マリアンヌが古いオルガンで好きなオーケストラ用の曲であるヴィヴァルディの協奏曲「四季」より「夏」を聴かせてあげる場面。エロイーズの表情は硬いままだが、マリアンヌの奏でる自然の息遣いとその解説に興味津々なことが伺える。そして、こわばりながらもマリアンヌに向けて初めて笑顔を見せる――。アデル・エネルは、「修道院を出てきたばかりのエロイーズは誰かとコラボレーション(協働)をできるような状況にありませんが、エロイーズを演じる上で私が追求したのは、レジスタンスのもたらす可能性です。私たちは、現実に存在し抵抗する人物の生き様を描きたいと思いました」と語る。マリアンヌとエロイーズがともに過ごすわずかな日々を通じて、ふたりの心にどんな解放と“レジスタンス”が生まれるのか、注目したい。音楽を「求めながらも遠い存在のものとして描きたい」ちなみに、本作では音楽がこの「夏」を含め2曲しか使われておらず、それは登場人物たちが実際に歌い奏で耳にする音楽だ。セリーヌ・シアマ監督はこうした音楽の使い方について、「彼女たちの人生において、音楽は求めながらも遠い存在のものとして描きたいと思いました。そして、その感覚を観客の皆さんにも共有してほしかったのです」と明かし、「この映画で、美術や文学や音楽などのアートこそが、私たちの感情を完全に解放してくれることを描きたいと思いました」と狙いを語る。また、「夏」は後のシーンで実際にオーケストラによる曲としても登場する。シアマ監督が最初に脚本に取り掛かったのがそのシーンであるといい、そこで「夏」を使うことは当初から考えていたという。つまり、この本編シーンはその場面への伏線ともいえるが、その余りに圧倒的なシーンに触れれば、誰もがシアマ監督のビジョンに感嘆することだろう。『燃ゆる女の肖像』は12月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃ゆる女の肖像 2020年12月4日よりTOHO シネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©Lilies Films.
2020年11月30日おとな向け映画ガイド今週は、ベストテン入り間違いなしの『燃ゆる女の肖像』と、アン・ハサウェイが怪演!『魔女がいっぱい』の2本をオススメします。ぴあ編集部 坂口英明20/11/29(日)イラストレーション:高松啓二今週のロードショー公開は17本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。全国100スクリーン規模以上で拡大公開される作品は『サイレント・トーキョー』『魔女がいっぱい』『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』の3本。中規模公開とミニシアター系の作品が14本です。その中から、2本を厳選し、ご紹介します。『燃ゆる女の肖像』絵画の名作を静かな美術館でみたような、クラシックの名曲を良質なホールで聴いたような、このうえなく美しい映画を観た、としばし思いました。これから年間ベストテンや映画賞が発表されますが、そんななかに必ずや加えられる、観逃せない1本だと思います。時代は18世紀。フランス北西部、ブルターニュ地方の孤島が舞台です。この島に住む伯爵夫人から、娘の肖像画を描くよう依頼され、やって来た女性画家マリアンヌと、娘エロイーズの、激しくも密かな恋の物語です。冒頭に登場する「燃ゆる女の肖像」と題された暗示的な絵から、万感迫るラストまで、心の動きが繊細に描写され、実に精緻に作られたストーリーです。脚本はセリーヌ・シアマ監督のオリジナル。彼女はこの作品で昨年、カンヌ国際映画祭・脚本賞とクィア・パルム賞を受賞しています。クィア・パルム賞は、LGBTをテーマにした作品に与えられる特別賞です。ふたりが恋におちていく、海辺のシーンがとても美しいです。空と海の青、砕ける白い波……。音楽は、ヴィヴァルディの『四季 夏』と、焚き火のシーンで歌うオリジナルの2曲だけですが、とても効果的ですし、随所にでてくる炎もまた、ふたりの感情の象徴です。理知的で顔には強い意志が感じられるマリアンヌ役のノエミ・メルラン、情熱を内に秘めたエロイーズ役のアデル・エネル。美しきふたりの、お互いを思いやり、慈しみあうようなラブシーンも魅力的。恋に燃ゆる女、の官能的な美しさです。『魔女がいっぱい』ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場』という映画を覚えてますか?あの原作者がロアルド・ダール。彼が書いたもうひとつの名作が『魔女がいっぱい』です。今回それを映画化したのは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの大監督ロバート・ゼメキス。これまで『ポーラー・エクスプレス』など、3DCGアニメを手がけたこともあり、ファンタジーには定評があります。さらに、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロが脚本・製作、『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンも製作に加わるという豪華な顔ぶれ。映画好きが、みな面白がって参加した感ただよう、おもちゃ箱を部屋中に広げたような、ウキウキ気分のエンタテインメントです。1960年代の終わり頃。アラバマの田舎町の、お城のようなホテルに、突然、世にも恐ろしい魔女の集団がやってきて大集会を開きます。彼らの陰謀は、大嫌いな子供たちを謎の秘薬を使って動物に変えてしまうこと。運悪くネズミの姿に変身させられてしまった主人公の男の子、ブルーノとその友だちたちは、魔女軍団の悪だくみと戦うことになります…。CGを使ったネズミたちの可愛い動きも楽しいのですが、この映画の最大の魅力は、大魔女グランド・ウィッチ役アン・ハサウェイ。『プラダを着た悪魔』では純な女の子役、『レ・ミゼラブル』ではつらい娼婦役に挑戦した大女優が、口裂けのド派手なメイクで、世にも恐ろしく、そしてポップな魔女という新境地を実にノリノリで演じています。魔女の数々の秘密(例えば、実は髪の毛が……とか)が笑えます。キャラクター作りがしっかりしているので、子供が観れば、ねずみに変えられる少年たちの気持ちになり、女性は魔女の60’sファッションに興味津々、それぞれ見どころが違うかもしれません。すごいアトラクションに乗った時のようなつぎつぎと襲うスリルと爽快感。ハリウッド映画ならではの、ひとときをどうぞ。
2020年11月29日昨年の第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞をW受賞した『燃ゆる女の肖像』。クィア・パルム賞とは同映画祭上映作品の中からLGBTQ+をテーマにした作品に与えられる賞で、過去には『わたしはロランス』や『キャロル』『Girl/ガール』といった傑作が受賞してきた。本作で描かれるのは、18世紀のフランス、望まぬ結婚を控える貴族の娘エロイーズと彼女の肖像を描く女性画家マリアンヌが織りなすラブストーリー。エロイーズを演じるのは、近年のフランス映画界には欠かせない存在で、フランスにおける#MeToo運動の象徴的存在としても熱い称賛を贈られるアデル・エネルだ。監督を務めたセリーヌ・シアマは、自身が世界的に注目されるきっかけとなった『水の中のつぼみ』(07)でタッグを組み、元パートナーでもあるエネルを念頭に本作の脚本を執筆。18世紀のブルターニュの孤島という閉ざされた場所を舞台にしながら、いまを生きる女性にもつながる数々の問題を鮮やかに革新的に描き出し、女性監督として初めてクィア・パルム賞を手にした。シアマ監督は、撮影現場では特にエネルの意見を重視していたことを明かし、「私は“ミューズ”という概念に終止符を打ちました。お互いの創造性で新たな描き方をしています。私たちの現場にはミューズはいないのです」とまで語る。そんな監督と“共闘関係”のもとで本作に参加したエネルの貴重なインタビューがシネマカフェに到着した。「最初はまるで能の面を被っているかのよう」貴族の娘の感情の旅路規律や伝統を重んじる教育を受けてきたエロイーズは、母親の決めた見合いを控えて修道院から出てきたばかり。“散歩相手”として自分の前に現れた画家のマリアンヌ(ノエミ・メルラン)とともに島を散策し、文学や音楽をはじめ様々なことを語り合う中でそれまで自分の知らなかった自分を知るように。やがて、そのマリアンヌと、生涯忘れ得ぬ痛みと喜びを身に刻む恋に落ちる。エロイーズを演じる上での役作りのプロセスについてエネルは、「平等性から生まれる新たな愛の物語という、全く新しい映画体験となる作品が実現したと確信しています。この映画を1つの旅路だと捉え、観客がこれまでに体験したことのなかった感情をいかに作っていくかについて、自分なりのリサーチに基づいて役作りしました。少し溜めを持たせ、もどかしさを感じるような特定のリズムで展開していくことによって、映画の最後で感情のクライマックスを迎えるという、じわじわくる演技を目指したんです」と打ち明ける。感情の変化を意識しつつも、撮影は時系列に沿って順撮りされた訳ではなかった。エネルは続ける。「正確さが必要になってくるのですが、各シーンが物語のどの段階なのかを正確に把握する必要がありました。(マリアンヌと出会った)最初は控えめで冷たい印象なのですが、物語の流れに従って、より晴れやかな表情へと徐々に変化させていきました。お互いのリズムに合わせ、息を合わせていかなければなりません。本作は女性のまなざしというコンセプトに基づいた作品です。見られる対象だった者が、やがて見る者になっていくという旅路を辿るキャラクターを創っていこうという考えは当初からありました」と明かす。その旅路に沿って、エロイーズの感情を段階ごとに変化させていったというエネル。「3段階に分け、最初はまるで日本の伝統芸能、能の面を被っているかのように、心の内を明かさない。自分の置かれた状況に反抗するのは、それに逆らおうと戦うことではなく、まるで自分がその場にいないかのように振る舞うことだと考えたからです。しかしその後、能面に徐々にひびが入っていき、やがて割れるのは、マリアンヌと親密になっていくに連れ、知的好奇心を刺激され、芸術に目を向けるようになっていくからです。そして最終的には解放され、生き生きとしていく」と語る。ノエミ・メルランとは「毎回新しいものが生まれた」マリアンヌを演じたノエミ・メルランとは本作で初共演となった。初めて顔を合わせたときの印象から、撮影を通じてどう変化していったのだろうか。「私達はスポーツのチーム仲間のようなものでした。ノエミならきっと、私が提案したことに対し、彼女なりのリズムで反応してくれるはずだと思ったのです。そして思った通り、毎回新しいものが生まれました。私のことを信じて、一緒に試してみることができる相手に恵まれたのは嬉しかったです」と語るエネル。さらに、「ノエミは芸術の支持者なのです。芸術には完璧な枠組みなど存在しませんし、真実というのは枠組みを超越したところにあると思っています。リズムというのは、相手との確固たる絆があれば、演技という枠組みを超越したところで正確に刻まれるものなのです」と最大限の賛辞を贈る。そんなメルランとシアマ監督との共同作業について、「セリーヌとは12年前、『水の中のつぼみ』でも一緒に仕事をしたことがあるので、お互いのことはよく知っています。私たち3人は真剣に取り組んだのですが、楽しみながらやっていた側面もありました。役に対していつも真摯に向き合いつつ、遊び心も大切にしているのです」と明かした。「#MeToo運動以前に作られることはなかった映画」本作を観る者は、これまでの映画で観てきた同時代の女性たちとは全く異なり、自由で、解放された姿に驚くことだろう。18世紀の女性の物語を“いま”描くことについてエネルは、「これは、世界中で巻き起こる#MeToo運動以前に作られることはなかった映画だと思います」と断言する。「これまでは、私達の歴史の一部が抹消されているという意識すらなかったわけですが、映画史において取り上げられることのなかった女性の歴史に焦点を当てた物語となっています。本作のような新しい視点から女性を描いた作品がいま作られたというのは、意味のあることです」と、当時は“存在しないもの”とされた女性画家を描いた本作が持つ大きな意義を語る。さらに、「メインストリームの映画では、幸せとは結婚して子供や家を手に入れることだとして描かれがちですが、それらを手に入れようと躍起になってばかりだと、“自分は本当に幸せなのだろうか? 心の底から信じられる何かがあるのだろうか?” といった問いかけから目を背けることになっているのかもしれません。そういったことも、人生を構築していく上で、基盤とするべき大切なことではないかと改めて考えさせられる作品なのです」と問題提起する。そして最後にエネルは、「観客のためにそんな風に想像の世界の扉を開けることは、アーティストが担うべき責任だと信じています。単に美しいラブストーリーだというだけでなく、私自身もこの物語が描かれることを心から望んでいたので、そんな作品に参加出来て光栄に思います」と満足気に語った。出演作の日本公開も多く、いまのフランス映画を語る上では欠かせない存在だが、本作を最後にしばらく映画出演は控えて舞台出演に専念することを明かしているエネル。その意味でも、観る者の心を震わせる彼女が演じたエロイーズの生きざまをスクリーンで見届けてほしい。『燃ゆる女の肖像』は12月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃ゆる女の肖像 2020年12月4日よりTOHO シネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©Lilies Films.
2020年11月25日お家時間を大切にしたい、今日この頃。居心地のいい住まいをつくる上でやっぱり欠かせないのが、花。ここでは、通年購入できる花や秋の花を使って、気軽に実践できる花暮らしのアイディアを「edenworks」のフラワークリエイター・篠崎恵美さんに教えてもらいました。scene 01_Livingリビングはインテリアに合わせてシンプルに家具やアートなどいろんなインテリアを楽しみたいリビングでは 、花はシンプルに。ローテーブルに置く場合は目線の高さに合わせて、低めの花器を選んでみて。「家であまり花を飾ったことがない人は、リビングのような長く過ごす場所から飾ってみましょう」アルヴァ・アアルトコレクション ベース[160mm]リネン¥27,500/イッタラ(フィスカースジャパン)flowers ▶ グロリオサ、ペニセタム レッドホックスscene 02_Diningダイニングで花を囲む、幸せなひととき家族が毎日集まる場所だからこそ、ダイニングはいちばん華やかに。「たくさんの花を生けるときは同じような花を極力使わずに、いろんな国のいろんな形のいろんな色の花をミックスします。はじめはまとまらなくても、花を足し続けていくことで不思議と一体感が生まれるはず」。どの席からも美しく見えるように、さまざまな角度から生けてみて。フラワーベース¥3,000/edenworks bedroomflowers ▶ ミシマサイコ、バラ コーラルハート、アカシア、キク ピップサーモン、クロコスミア、セダム、タムラソウ、バラ ラディッシュ、ワックスフラワー、エキナセア、アリアムシュベルティscene 03_On the shelf棚上は部屋の楽しいミニガーデンたくさんの小さな花器と子どもの工作を飾って華やかな飾り棚に。元気がなくなってきた花も短くカットすれば最後まで楽しめる。(左から)イヌのベース[大]各¥9,000、[小]各¥4,000/すべてエレオノール・ボストロム(トンカチ)、ガラスベース¥1,200/ステファノ・ポレッティ(HPデコ)、丸いベース¥1,200/アクタスflowers ▶ ヘレニューム、ルドベキア ヘンリーヘアイラーズ、ファレノプシス、セルリアscene 04_Entrance帰ったら、まずカラフルな花に癒されよう玄関には色とりどりの花を。家に帰ってきた瞬間、幸せな気持ちになれるはず。素材も形も異なる、さまざまな花器をファッション感覚でコーディネート。それぞれの花を交差させることで空間に一体感が生まれる。(左から)陶器のベース¥7,000/バザー・エ・ガルド・モンジェ、丸いベース¥1,200/アクタス、ガラスベース¥5,400/ラ・スフルリー(HPデコ)flowers ▶ エビデンドラム、ダリア、ベッセラエレガンスscene 05_Wall花の置き場に困ったら、壁掛けにチャレンジ花は置きたいけど、飾る場所がない……。そんなときは壁面を活用するのもひとつの手。「真っ白な壁に唐突に飾るというよりも、時計や絵、家具など、なにかと絡めて配置すると上手くハマります」。写真のような中の見えない花器は、水をこまめに確認してあげるのも大切。角型ウォールベース各¥5,000/ともにハクサンショップflowers ▶ クリスマスローズ、セダムscene 06_Bedroomベッドルームには癒しをくれる好きな花をベッドサイドは1種類の花でこじんまりと。リラックスする場所だから、香りの強すぎないものがおすすめ。寝る前に好きな花を眺めれば、気分よく眠りにつけるはず。写真のように落ちた花びらは押し花にしてみて。(左)ドレスのベース[アイラ]¥7,500、(右)セーターのベース¥6,500/ともにリサ・ラーソン(トンカチ)flowers ▶ バラ コーラルハート、バラ スパークリンググラフィティscene 07_Livingアートな花器には反対色の花をシンプルに子どもも喜ぶオブジェのような花器は、一輪挿しや二種挿しなどでシンプルにまとめるのがおすすめ。「厚みのない花器のニュアンスに合わせて、花も平面に生けてみました。花の色と花器の色は反対色で組み合わせても意外と相性がいいですよ」(左)ランプ&コードのベース¥30,000、(右)花柄ベース¥7,000/ともにマリアンヌ・ハルバーグ(トンカチ)flowers▶ アリウム、アンスリューム サファリカラーピカソscene 08_By the window窓際には乾燥に強い花がおすすめ風通しのいい窓際は、花が喜ぶ場所のひとつ。直射日光が当たらないように、日中はレースカーテンやブラインドで遮光をしたり、秋や冬など乾燥のしやすい季節には霧吹きをして保湿してあげることも大事。試験管ベース¥2,500/edenworks bedroomflowers ▶ ヘレニューム、アンスリューム プレビア、セルリア ブラッシングブライドピンク、アカシア フロリバンダ、かすみ草、サラセニアscene 09_Washroomガラス素材の花器でクリーンな洗面所に清潔感のあるガラスの花器に、すらりと伸びるガーベラが印象的。「生花は飾って何日か経ったら、茎を切って水分を補給させてあげます(水切り)。日に日に短くなってしまうので、最初に生けるときは切る丈を最小限にとどめるのがおすすめ」。洗面所に生ける花はドライになりにくいものを。花を置くことで汚れやすい水回りもきれいに保てるはず。ガラスボトル各¥1,400/ともにアクタスflowers ▶ ガーベラscene 10_Kitchenキッチンはバサッとラフに、飾らない美しさをキッチンはフレッシュさを大切に、バサッとラフに飾るのが◎。生ける花は香りが控えめなものがベター。春や夏であれば、料理にも使えるハーブ類がおすすめ。(左)カラーベース¥4,600/ラ・スフルリー(HPデコ)、(右)ガラスベース¥6,900/ヘイ(ヘイトウキョウ)flowers ▶ スプレーバラ ピンク、クレマチス ヘンダーソニー、アンスリューム ピスタシェ、オンシジウム サマースノー(SHOP LIST)アクタス03-5269-3207HPデコ03-3406-0313edenworks bedroombedroom@edenworks.jpトンカチ03-5728-5147バザー・エ・ガルド・モンジェ03-5774-5426ハクサンショップ03-5774-8850フィスカースジャパン(イッタラ)ヘイトウキョウ03-6427-9173HugMug最新号はこちらでチェック▼ HugMug最新号はこちらから購入できます。篠崎恵美さん(edenworks)フラワークリエイター独自の感性で花の可能性を見つけ、植物とさまざまなアイテムを使って店内装飾、ウィンドウディスプレイ、雑誌、広告、CM、MV、商品パッケージなど、花にまつわる創作を手がける。flower arrangement/Megumi Shinozaki(edenworks)photography/Masanori Kaneshitastyling/Megumi Nishimoritext/Runa Kitai
2020年11月22日スウェーデンの陶磁器ブランド、マリアンヌ・ハルバーグ(Marianne Hallberg)から瀬戸焼を使用した新作陶器・雑貨が登場。2020年12月上旬より順次、リサ・ラーソン直営店 necono shopにて発売される予定だ。マリアンヌ・ハルバーグ、愛知県の瀬戸焼のコラボで5つの新作スウェーデンの陶芸家、マリアンヌ・ハルバーグは、手描きの線のにじみやゆれ、極薄の成型やゆがみなど、手づくりならではのデザインを得意とする。それがゆえ、これまで量産化は難しいといわれてきた。そんな中、愛知県瀬戸市の伝統的な陶磁器である“瀬戸焼”とのコラボレーションで量産化を実現。6年にわたる思考錯誤の末に、マリアンヌの主要作品をモチーフとした5つのアイテムを完成させた。デザインにはいずれも、ピュアなホワイトをベースに、マリアンヌブルーといわれる独特の青が用いられている。思い入れのあった香水を花瓶に、マリアンヌの代表作特に、おすすめしたいのが、マリアンヌの代表作である「香水瓶のかびん」。彼女のお気に入りの香水が販売終了になってしまったことをきっかけに、完成させたというこの作品。瀬戸焼バージョンでは、青のにじみと陶器の質感が繊細に再現されている。子犬の“モルガンくん”型花瓶また、従来展開されてきた犬の花瓶は、瀬戸焼バージョンで“モルガンくん”というラブラドールレトリバーの子犬の花瓶に。モチーフになったのは、知人の犬だという。部屋に置くだけで、心がほっこりするような子犬は、約110gという軽さながらも、耐久性に優れている。お気に入り“チェック”のマグカップマグカップは、マリアンヌが好きなチェック柄で展開。目が大きい方は「チェック」、細かい方は「メッシュ」という名。規則正しいようで規則正しくない、マリアンヌの茶目っ気がうかがえるデザインとなっている。【詳細】マリアンヌ・ハルバーグ 新作(seto)発売時期:2020年12月上旬より順次(予定)取り扱い:リサ・ラーソン直営店 necono shop※トンカチストア(ECサイト)および特集サイト「マリアンヌは、二度うまれる。」では予約受付中。■店舗詳細リサ・ラーソン直営店 necono shop住所:東京都渋谷区神南1-15-12 秀島ビル 2FTEL:03-5428-5162©Marianne Hallberg / Photo by Tonkachi
2020年11月02日昨年のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞をW受賞し、世界の映画人から絶賛を受けるフランス映画『燃ゆる女の肖像』。この度、女性画家と貴族の娘が徐々に距離を縮めていく様子と、彼女たちの視線を堪能する新場面写真10枚が一挙に到着した。母が決めた望まぬ結婚を控える貴族の娘エロイーズ(アデル・エネル)と、その肖像画を描くことになった画家マリアンヌ(ノエミ・メルラン)。描き上げた肖像画を自らの手で消してしまったマリアンヌに対し、エロイーズがモデルになると申し出たことをきっかけに、ふたりは急速に接近していく。解禁となった新場面写真では、ひとりになることを好むエロイーズから離れた岩陰で、マリアンヌがこっそり彼女のことを描き留めようとするマリアンヌや、マリアンヌが大好きな曲であるヴィヴァルディ協奏曲第2番ト短調 RV 315「夏」をつたないピアノ演奏でエロイーズに聴かせてあげるシーンをとらえる。眠ってしまったエロイーズの寝顔をこっそり描き始めるマリアンヌの姿など、ふたりが徐々に距離を縮めていく様子を写し出す。また、マリアンヌの前を進んでいたエロイーズが振り向き初めてマリアンヌを見る重要シーン、泳げもしないのに海に入りたいとドレスを脱ぎ捨てひとりで海に向かうエロイーズの姿、暗闇の中で純白の衣装を着て佇むどこか幻想的なエロイーズも…。エロイーズがひとりで写っているカットは、全て劇中マリアンヌの視線そのもの。これらの場面写真だけでも、ふたりの“視線”が映画の中で重要な意味合いを持つことが伝わる場面写真となっている。セリーヌ・シアマ監督は、「この物語のことを空想し始めて、すぐにぶつかった難題が18世紀当時の女性たちの親密な感情を表現することでした。女性たちは、自分たちの将来がすでに決められているものであることは分かっていた一方で、定められた運命以外の体験もしていました。好奇心旺盛で、賢く、恋愛することを望んでいたのです」と語る。「女性たちの欲求が当時の世界では禁じられていたものであったとしても、その事実は変わりません。1人になったときようやく、すべての儀礼から解放され、警戒感が解け、気を抜くことが許されます。自分の体が自分のものになる唯一の時間でした。私は、彼女たちの友情や問いかけ、その姿勢、ユーモア、そして、走ることへの情熱に報いたかったのです」と、エロイーズやマリアンヌのような女性をはじめとする、当時の女性たちに心を寄せる印象的なコメントを寄せている。『燃ゆる女の肖像』は12月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃ゆる女の肖像 2020年12月4日よりTOHO シネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©Lilies Films.
2020年10月26日フランスで早くからその才能を評価され、独自の世界観を築いてきた女性監督セリーヌ・シアマが手掛ける『燃ゆる女の肖像』(英題:Portrait of a Lady on Fire)。この度、炎とともに佇む女性の姿が強い印象を残す日本版ビジュアルと圧倒的な映像美が伺える新場面写真7枚が一挙に解禁された。昨年のカンヌ国際映画祭では脚本賞とクィアパルム賞をW受賞し、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたほか、世界の映画賞で44もの賞を受賞。ヨーロッパでのヒットに続き、アメリカでも過去公開された外国語映画の歴代トップ20入りを果たす大ヒットとなった本作。テイラー・スウィフトの最新アルバム「Folklore」のアートワークが本作の影響を受けているのではないかという推測がSNSで飛び交うなど、本作に魅せられているセレブも後を絶たない。監督のセリーヌ・シアマは、デビュー作の『水の中のつぼみ』(07)でセザール賞新人監督作品賞にノミネートされた注目の存在。長編映画4作目となる本作で、名立たるメディアや評論家から「映画史を塗り替える傑作」と最大級の称賛を浴びた。そんなシアマ監督が本作で描くのは18世紀の女性画家、言い換えると自分と同じ“女性アーティスト”だ。「現代の問題にフォーカスしてきた私が、なぜそれほど時を遡ったのかと聞かれますが、18世紀末は今日から見ても、非常に話題性のある時代です。この時代の女性画家について語られることはまれで、女性全般についてもあまり知られていません」と監督。「100名ほどの女性画家が成功をおさめ、キャリアを築き上げていました。その多くが、有名美術館の所蔵品となっているものの、歴史には名を残していません。この忘れ去られた女性画家たちの作品を発見した時、とても興奮しましたが、同時に悲しみも感じました。完全なる匿名性を運命づけられた作品に対する悲しみです」と本作が生まれた背景について語った。場面写真は、フランス・ブルターニュ地方の孤島に実際に残っていた城を舞台に撮影が行われた本作の、風の吹く草原、波が砕けては散る海辺、そしてエロイーズとその肖像を描く画家マリアンヌ(ノエミ・メルラン)が頬を寄せ合う様子も…。その2人のドレスのコントラスト、マリアンヌがエロイーズの肖像画を描き進める様子など、1枚1枚がまるで名画のような美しさが印象的。恋に落ちた2人の限られた時間を儚くも美しく彩る、圧倒的な世界観が伺える画像となっている。日本版ビジュアルでは、望まぬ結婚を控える貴族の娘エロイーズ(アデル・エネル)が暗闇の中に佇む姿を捉えるが、そのドレスの足元に近くの焚火から飛んできた炎が燃え移っている。それでもまっすぐに見つめる彼女の瞳の先にあるものが気になるものとなっている。また、9月25日(金)から特製ポストカード2枚セット付きムビチケカード(税込1,500円)が、全国の上映劇場(一部劇場除く)にて販売開始されることも決定した(先着・数量限定のため、なくなり次第終了)。『燃ゆる女の肖像』は12月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:燃ゆる女の肖像 2020年12月4日よりTOHO シネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©Lilies Films.
2020年09月14日映画『燃ゆる女の肖像』が、2020年12月4日(金)より日本公開される。2人の女性が織りなす、炎のように鮮烈な愛の物語カンヌ国際映画祭W受賞をはじめ、数々の受賞歴『燃ゆる女の肖像』は、2019年のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞をW受賞したほか、世界の映画賞で44もの賞を受賞したフランス映画。ハリウッド女優シャーリーズ・セロンや、2020年9月に『マティアス&マキシム』の公開を控える若手監督グザヴィエ・ドランをはじめ、今を煌めく映画人からも熱い支持を得ている話題作だ。主人公は、望まぬ結婚を控える貴族の娘と、彼女の肖像画を描く女性画家。結ばれるはずのない2人の、炎のように燃え上がる鮮烈な恋を、美しく繊細に描く。監督・キャスト愛おしく、切なく、情熱的な2人の恋を美しい世界観で描き出すのは、本作が長編映画5作目ながら輝かしい受賞歴を誇る、監督セリーヌ・シアマ。また、画家のマリアンヌ役を、本作でセザール賞にノミネートされたノエミ・メルラン、エロイーズ役を、シアマ監督の元パートナーで、セザール賞2度受賞のアデル・エネルが演じる。『燃ゆる女の肖像』あらすじ舞台は18世紀、フランス、ブルターニュの孤島。ある貴婦人が、娘のエロイーズの見合いのための肖像画を、画家のマリアンヌに頼むところから物語は始まる。結婚を拒んでいるエロイーズに画家という身分を隠して近づき、密かに肖像画を完成させたマリアンヌ。だが、真実を知ったエロイーズは絵の出来栄えを否定する。描きなおすと決めたマリアンヌに、モデルになると申し出たのは意外にもエロイーズだった。美しい島を散歩し、音楽や文学について語り合ううちに恋におちてゆく2人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた――。詳細映画『燃ゆる女の肖像』公開日:2020年12月4日(金)監督・脚本:セリーヌ・シアマ出演:アデル・エネル、ノエミ・メルラン配給:ギャガ
2020年09月07日昨年、カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィアパルム賞をW受賞したフランス映画『燃ゆる女の肖像』の日本公開が決定。日本版予告編も到着した。画家のマリアンヌは、ブルターニュの貴婦人から娘のエロイーズの見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに、恋におちる。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた──。本作の舞台は、18世紀のフランス、ブルターニュの孤島。望まぬ結婚を控える貴族の娘と、彼女の肖像を描く女性画家が織りなす、鮮烈な恋の決して消えることのない燃ゆる炎を描く、一生忘れ得ぬ愛の物語。到着した予告編では、結婚を拒む娘に“散歩相手”と思わせて近づくように言われる画家・マリアンヌ。ところが映像後半では、画家であることがバレてしまう…。結ばれるはずのない運命のもとで燃え上がる愛と喪失を捉え、息をのむほどに美しい本作の世界観を垣間見ることができる。監督は、本作で長編映画5作目となるセリーヌ・シアマ。画家マリアンヌ役には、本作でセザール賞にノミネートされたノエミ・メルラン。エロイーズ役は、シアマ監督の元パートナー、アデル・エネルが演じている。女優シャーリーズ・セロンは「この映画を本当に愛している」と絶賛し、ブリー・ラーソンは“後世に残したい作品”に挙げ、グザヴィエ・ドラン監督も「こんなにも繊細な作品は観たことがない」と夢中にさせた本作。世界の映画賞で様々な賞を受賞し、ヨーロッパでのヒットに続き、アメリカでも過去公開された外国語映画の歴代トップ20入りを果たした話題作が、ついに日本でも公開される。『燃ゆる女の肖像』は12月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:燃ゆる女の肖像 2020年12月4日よりTOHO シネマズシャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国にて公開©Lilies Films.
2020年09月04日18世紀に実在した伝説のプレイボーイの人生最期の恋を情感豊かに描く『DERNIER AMOUR』(原題)が邦題『カサノバ~最期の恋~』として7月31日(金)より順次公開。この度、ポスタービジュアルと予告編が解禁された。イタリアの文筆家ジャコモ・カサノバ(1725年4月2日 - 1798年6月4日)の数々の浮き名を流した男の、全てを賭けた恋を描く本作。『マリー・アントワネットに別れをつげて』のブノワ・ジャコー監督のもと、共同製作にはダルデンヌ兄弟も名を連ねている。18世紀のロンドン。快楽とギャンブル好きで有名な遊蕩児のカサノバは、パリからの亡命を余儀なくされていた。新たな土地で、彼は若い娼婦のマリアンヌ・ド・シャルピヨンと出会い、ほかの女性が目に入らなくなるほど彼女に心酔する。カサノバはあらゆる手段でシャルピヨンを手に入れようとするが、彼女は巧妙にかわしていく。「私が欲しければ私を追わないこと!」とシャルピヨンに挑発され、カサノバはますます彼女に溺れていくが…。過去、ドナルド・サザーランドやヒース・レジャーなど、数々の才能豊かな俳優陣が演じてきたカサノバ役を演じるのは、『ティエリー・トグルドーの憂鬱』でカンヌ国際映画祭とセザール賞の最優秀主演男優賞を受賞し、コメディからシリアスまで幅広い演技に定評のあるフランスの名優ヴァンサン・ランドン。カサノバが身を焦がすような恋の相手シャルピヨン役には、『ニンフォマニアック』の大胆な演技で鮮烈なスクリーンデビューを飾り、日本公開中の『ポップスター』ではナタリー・ポートマンの姉役を好演するステイシー・マーティン。世界的ブランド「ミュウミュウ(Miu Miu)」のフレグランスの広告に抜擢されるなど、ファッションアイコンとしても注目を集める彼女が、劇中ではクラシカルなドレスに身を包み、香り立つような妖艶さでカサノバを終始魅了、翻弄し続ける。今回公開されたポスターは、カサノバの背から顔を覗かせるシャルピヨンの物憂げな眼差しがこれから起こる2人の波乱に満ちた運命の恋を予感させ、彼女の妖艶さが際立つビジュアル。そして、予告編は、冒頭で過去の女性遍歴をふり返るカサノバが、初めて足を踏み入れたロンドンで出会ったシャルピヨンについて語り出す。自身の露わな姿を見せつけるかのように誘惑的な態度をとりながらも、何度もキスを拒むなど、挑発を繰り返す彼女の虜になっていく初老の男の姿を官能的に切り取っている。『カサノバ~最期の恋~』は7月31日(金)よりシネマカリテ、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月02日(株)トンカチは、日本におけるマリアンヌ・ハルバーグの著作権を管理し、直営店やTONKACHISTORE等にて、マリアンヌ・ハルバーグの陶器や雑貨を販売しております。世界中の先進的なクリエイターが尊敬するアーチストとして名前をあげる、知る人ぞ知るクリエイターズ・クリエイター「マリアンヌ・ハルバーグ」。彼女ならではの立体感を削ぎ落としたフォルムに、彼女は線だけで奥行きを生み出しているJapanMadeの「かびん」2種がお求めやすい価格で登場します。花柄のかびん(FP1)実家が花屋さんだったことも影響してかマリアンヌは花柄がお気に入り。マリアンヌブルーと共に彼女のトレードマークです。初の日本製の「かびん」は、瀬戸焼の窯元との共同制作による日本オリジナル作品。「花柄のかびん」はFlowerPowerシリーズの第1弾リリースです。▽サイズ本体:H168×W108×D45パッケージ:H200×W120×D70▽素材半磁器(瀬戸焼)¥7,700(税込)チェックのかびん(FP2)フランスの女優、ブリジット・バルドーに憧れた少女時代からマリアンヌはチェックがお気に入り。バラの花柄とチェックは彼女の2大アイコンです。初の日本製の「かびん」は、瀬戸焼の窯元との共同制作による日本オリジナル作品。「チェックのかびん」はFlowerPowerシリーズの第二弾リリースです。▽サイズ本体:H168×W108×D45パッケージ:H200×W120×D70▽素材半磁器(瀬戸焼)¥7,700(税込)《瀬戸焼について》愛知県瀬戸市を産地とする伝統的な“瀬戸焼”は、古くから人々の生活になじみ、様々な器や陶器に取り入れられてきました。海外にも多く輸出されるようになったことから、”madeinJapan”の魅力を世に送り出す代表的な伝統工芸品として広く知られています。素朴な民芸品から高価な難しい染付けまで、多くの技法や柄を取り入れることができるため、どのようなスタイルも咀嚼し、作り手の意向にスッと溶け込むことができる万能な焼き物です。和食器、洋食器問わずそのデザインをどんな形でも呑み込んで親しみやすい焼き物に仕上げます。マリアンヌの日本でのパートナーとなる窯元は大正時代から続く瀬戸焼を代表する窯元のひとつです。マリアンヌ・ハルバーグのアイテムはトンカチストアで発売中です!TONKACHI STOREマリアンヌ・ハルバーグ/陶芸家1952年、スウェーデン・ヨーテボリに花屋の娘として生まれる。青春時代に世界を放浪した後、地元ヨーテボリで作陶を開始する。平面が立ち上がったような独特の作風は、前衛性とクールなユーモアが同居し、日本をはじめ世界中の先進的クリエイターが注目している。若い世代の間では憧れの陶芸家として名前が上がる。日本におけるマリアンヌ・ハルバーグの著作権は、株式会社トンカチが管理しています。ライセンスに関するお問い合わせは以下までお願いいたします。【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】(株)TONKACHITEL:03-5728-5147TONKACHI STORE企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年05月15日(株)トンカチは、日本におけるリサ・ラーソンをはじめ、マリアンヌ・ハルバーグ、ポーリー・ファーン、エレオノール・ボストロムの著作権を管理し、TONKACHISTORE等にて、所属作家それぞれの陶器や雑貨を販売しております。ドレスシリーズをはじめ数々の作品をつくるリサ・ラーソンをはじめ、マリアンヌ・ハルバーグの独創的で非現実的な花瓶たちレトロモダンな、どこにもない風景が懐かしいポーリーの花瓶。エレオノールの代名詞「犬」のユーモア溢れる一輪挿し。作家それぞれの独創性に富んだ花瓶を集めた特集をトンカチストアで公開しました。【リサ・ラーソン】【マリアンヌ・ハルバーグ】【ポーリー・ファーン】【エレオノール・ボストロム】花瓶にいけた花々と共に、おうち時間をさらに豊かにしてくれる「M.B.ゴフスタイン」の絵本やマグカップなども紹介しております。春らしいやさしく華やかな空気感に包まれた特集です。ぜひトンカチストアにて「FLOWERSofROMANCE〜花とロマンスのために〜」をご覧ください。TONKACHI STOREはこちらリサ・ラーソン/陶芸家1931年、スウェーデンのスモーランド地方・ハルルンダ生まれ。StigLindberg(スティグ・リンドベリ)に見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社Gustavsberg(グスタフスベリ)社で活躍。1979年に独立。以後、現在に至るまで精力的に創作活動を続けている。日本で一番有名な北欧の猫キャラクター「マイキー」の生みの親としても知られる。マリアンヌ・ハルバーグ/陶芸家1952年、スウェーデン・ヨーテボリに花屋の娘として生まれる。青春時代に世界を放浪した後、地元ヨーテボリで作陶を開始する。平面が立ち上がったような独特の作風は、前衛性とクールなユーモアが同居し、日本をはじめ世界中の先進的クリエイターが注目している。若い世代の間では憧れの陶芸家として名前が上がる。エレオノール・ボストロム/陶芸家・イラストレーター1985年、スウェーデンのストックホルムに生まれる。美術大学を卒業後、ベルリンに拠点を移す。現在はストックホルムとサンフランシスコを行き来しながら制作を続ける。10年以上「犬」をテーマに作品を作っている。「犬は飽きることがない。これからも犬を作り続けていくわ。」と彼女は言う。ポーリー・ファーン/陶芸家・イラストレーター1994年、イギリス東部ノリッチ生まれ。オーガニックな日常生活、物語、自身の子供時代からインスパイアされた「新しい懐かしさ」。7万人のSNSフォロワーを持つ次世代アーチストでありながら、都会は苦手。豊かな自然の中で4羽のカナリアと暮らし、陶器を作り、絵を描いている。M・B・ゴフスタイン/作家・イラストレーター1940年、アメリカ、ミネソタ州セントポールに生まれ。ゴフスタインは幼少の頃、本というものがあまりに素晴らしいので、人間が作ったものとは思えず、神様がくれたものだと思っていた。そして人が書いたということを知って以来、本を書く人になりたいと思ってきた。本を読む体験は、本当の人生の体験と同じだと彼女は言う。スピリチュアルで哲学的なストーリー、児童書というカタチを借りた人生と幻想の作品世界。そして、この「かわいくって、たまらない」シンプルな線。平面に注がれる胸いっぱいの愛。日本におけるトンカチ所属アーティストの著作権は、株式会社トンカチが管理しています。ライセンスに関するお問い合わせはこちらまで。【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】(株)TONKACHITEL:03-5728-5147TONKACHI STOREへ企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年04月30日新型コロナに感染するセレブが相次ぐ中、マリアンヌ・フェイスフルがロンドンの病院に入院したことが分かった。マネジメントによると、容態は安定しているそうである。フェイスフルは現在74歳。過去に違法薬物の依存症、また拒食症だったことがあると、本人が認めている。自殺未遂の経験もある。フェイスフルはイギリス生まれの歌手兼女優。出演した映画に、アラン・ドロン主演の『あの胸にもういちど』『ショッピング』『パリ、ジュテーム』『マリー・アントワネット』などがある。ミック・ジャガーと付き合っていたことでも知られている。文=猿渡由紀
2020年04月06日映画ライター・山縣みどりさんに「色っぽい気持ちを呼び起こす、あの映画の、あのセリフ」を教えていただきました。軽妙な会話の中で繰り出される、色気を孕んだひとことが刺激的。「文章表現から色気を読み取るのは、受け手側の想像力やインテリジェンスが試されます。ただし映画の場合は、そこに視覚的訴求力が加わるので、色気という曖昧な概念がより具体性を帯びるのではないでしょうか」数多くの映画で、色っぽいセリフをたくさん聞いてきた、映画ライターの山縣みどりさん。映画のセリフで味わう色気の醍醐味は、ウィットに富んだ言葉の応酬だといいます。「洋画の場合、機転の利いた切り返しができるかどうかでその後の二人の運命が大きく変わってきます。軽妙なやりとりの中、色気を感じさせるセリフを繰り出すことで、一気に場の雰囲気を変えることができる。特に映画は、セリフを口にする人の表情や声色も加わるので、場面に漂うセンシュアルな電磁波のようなものが、観ている人にストレートに伝わってくるのが楽しい。映画を観ながら、いざというときに使えそうなセリフを、心の奥にストックしている人もいるのでは(笑)」エロティックな唇をしてるって誰かに言われたことはある?『マッチポイント』アマゾンプライムビデオ、YouTube ムービー、Google Playなどで配信中。©Everett Collection/アフロプロを断念し、テニス・インストラクターになったクリスの成り上がり人生と、浮気の始末の仕方を描く人間ドラマ。「生徒である上流階級のトムの妹と婚約したクリスが、後に不倫関係になるトムの恋人・ノラに言ったひとこと。ラケットの使い方を教えるため、クリスはノラに体を密着させ、このセリフを言います。初対面の女性を褒めるのに、“きれい”とか“美人”ではなく、あえて官能的な部分を褒めることで、相手の想像をうまく掻き立てていて、実はその前にノラが“あなたって強気だって誰かに言われたことはある?”と言ったことと呼応しているというのも、絶妙におしゃれ」寝かせてもらえるなんて思っちゃダメよ。『マリアンヌ』アマゾンプライムビデオ、YouTube ムービー、Google Playなどで配信中。DVD¥1,429(NBCユニバーサル・エンターテイメント)第二次大戦中に、対ナチス工作員としてコンビを組み活躍、任務終了後に結婚をしたマックスとマリアンヌ。二人は結婚後ロンドン郊外に暮らし始める。ある夜ベッドで真面目な電話をしていたマックスの邪魔をしようと、マリアンヌは彼の下半身を弄ぶ。快感を必死にこらえて電話を終わらせたマックスに、マリアンヌが言ったひとことがこちら。「男性がよく言いそうなセリフですが、それを女性が、しかもちょっと愛らしく言うところがセクシー。性的にアクティブだと“はしたない”といわれていた時代に、夫とのセックスを楽しんでいるマリアンヌの存在自体が色っぽい」僕のすべては君のものだ。『フィフティ・シェイズ・ダーカー』アマゾンプライムビデオ、YouTube ムービー、Google Playなどで配信中。DVD¥1,429(NBCユニバーサル・エンターテイメント)官能映画『フィフティ・シェイズ』シリーズの第2弾。1作目で破局した大富豪・クリスチャンと、アナスタシアが復縁。が、さまざまな人の登場で二人の関係に亀裂が。「二人の関係を考え直したいと言ったアナに対し、土下座をし、アナの手を自分の心臓の上に当て、クリスが言うセリフ。SM関係である二人にとって、自分のすべてを相手に委ねる信頼関係こそが究極の愛。このひとことは、もともとアナのご主人様だったクリスが逆にアナへの従属を示す意味をも含んでいる。普通の恋人同士でも響きますが、主従関係にある二人にとっては、最高に官能的な言葉だと思います」俺は長くゆっくりとしていて、深くてソフトで、しかもしっぽりと3日間も続くようなキスを信じているよ。『さよならゲーム』DVD¥1,419(20世紀フォックス ホーム エンターテイメントジャパン)舞台は野球のマイナーリーグ。ベテラン選手のクラッシュと新米ピッチャーのヌーク、野球グルーピーの熟女アニーの三角関係を中心とした、スポーツロマンス映画。「アニーに“あなたは何を信じるの?”と聞かれたクラッシュが、“魂、美味しいスコッチ、かわいい女性のお尻、カーブボール…”などとまくし立てた後に言ったセリフがこれ。自分がどういう人間なのかを開示し、聞いた側が思わずセックスを想像してしまうようなセリフを最後にドン。明らかに“君とセックスがしたいんだ”という思いが含まれていて、実際それを聞いたアニーは、すっかりその気になりました(笑)」睡眠用じゃないんだ。『ブレイキング・ドーン Part2/トワイライト・サーガ』アマゾンプライムビデオ、YouTube ムービー、Google Play、Netflixなどで配信中。DVD¥1,000(KADOKAWA)ヴァンパイア映画『トワイライト・サーガ』シリーズの5作目。ヴァンパイアのエドワードと結婚し、自らも吸血鬼になったベラ。娘も生まれハッピーな一家は、森の中のコテージを新居として贈られる。室内をエドワードに案内され、寝室にベッドがあるのに驚いたベラが、“ヴァンパイアは眠らないと思ったわ”と言ったのに対する、エドワードのセリフ。「エドワードはもともと、あまり表情が変わらないクールなタイプで、冗談などはまったく言わなそう。そんな彼が、冗談めかした言葉でベッドの使用目的をさらっと説明し、性的な関係を示唆しているところが、とてもセクシーです」やまがた・みどり映画ライター。弊誌をはじめ、女性誌や映画雑誌、ウェブなどで、映画評やインタビュー記事を多く執筆。※『anan』2020年4月1日号より。取材、文・河野友紀(by anan編集部)
2020年03月29日『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーの恋人メアリーを演じたルーシー・ボイントンが、歌手・女優のマリアンヌ・フェイスフルの伝記映画『Faithfull』(原題)に主演する。「Variety」誌などが報じた。舞台は1960年代半ば。修道院で育ったマリアンヌは、17歳でポップスターになるべく発掘されてショービズ界入りを果たした。その後、快楽主義的なライフスタイルを送って薬物依存症に陥り、数年間はホームレスを経験したことも。ミック・ジャガーとの激しい恋愛模様も描かれる。現在、ミック役を演じる俳優のオーディションを行っているという。監督は、故アレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー『マックイーン:モードの反逆児』のメガホンを取ったイアン・ボノート。主演かつ製作総指揮も務めるルーシーは、「このプロジェクトの企画書を読んですぐに恋に落ちた。俳優として、それに初めて製作総指揮として、マリアンヌの物語を伝える一員になれるのはすごく楽しみなこと。しかも、こんなに素晴らしいクリエイティブ・チームと組めるなんて。製作開始が待ちきれない」と語っている。現在73歳のマリアンヌも「ついに私の物語が夢のようなチームによって映画化されることになって、うれしい」と喜びを表した。(Hiromi Kaku)
2020年02月05日フランスの人気監督フィリップ・ガレルの息子で、俳優としても活躍するルイ・ガレルが監督と主演を務め、1人の男と2人の対照的な女の三角関係を描いた『パリの恋人たち』から、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。今回解禁となる予告編では、冒頭からアベル(ルイ・ガレル)の忘れられない元恋人・マリアンヌ(レティシア・カスタ)と、アベルに想いを寄せるエヴ(リリー=ローズ・デップ)の恋のさや当てが勃発する。「愛してないでしょ?私にちょうだい」「断ったら?」「戦争ね」と、笑顔で語られるパリジェンヌたちの穏やかでない会話は要注目。そしてマリアンヌの息子からは「ママがパパを殺した」と意味深な言葉が飛び出し…。本作では、対照的な女性を演じるレティシアとリリーのファッションも見どころ。「エヴと寝たら?惹かれてるでしょ」と大人の余裕を見せるマリアンヌは、成熟した女性の風格漂うファッション。一方、「私を好き?」と一途な想いをぶつけるエヴは、普段着に小物使いやメイクでプラスオンするファッションで登場する。自分が愛した人、自分を愛してくれる人…その間で揺れる気持ちは世界共通。恋の情熱と火花を軽やかに描き出す予告編となっている。予告編と同時にポスタービジュアルも解禁。上段には部屋の中で向かい合うアベルとマリアンヌ、下段には車の運転席と助手席に座るアベルとエヴの姿が。「これぞパリの恋愛模様。女と男と女の絡み合った糸の結末は?」というコピーが配置され、劇中で三角関係がどのように展開していくのか期待が高まるビジュアルに仕上がっている。『パリの恋人たち』は12月13日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月25日今回は、コペンハーゲンファッションウィークで出会った、スキャンディナビアでは欠かせない、大注目のインフルエンサー6人を厳選しました。パリコレなど他のコレクションとは違った色の使い方が特徴的な、スキャンディナビア・ファッションを得意とする6人です!若手の代表格!姉妹でインフルエンサー Reese Blutstein & Molly Blutstein世界中のファッションウィークでも中心的存在の彼女たち。実の姉妹であり強力なライバルでもあるけれど、とても仲良し。いつも一緒にいるので目立ってしかたがありません。独特な世界観を持つ二人のインフルエンサーは、まさにマガジンを見ているかのよう。どこか真似できそうだけど意外な組み合わせも多く、その時々に見せてくれるスタイルはとっても参考になります。Instagram右 (Molly Blutstein) : @accidentalinfluencer左 (Reese Blutstein) : @double3xposure上品でカッコかわいいという言葉がぴったり似合う Hilda Sandstromスウェーデンのインフルエンサーですが、ここコペンハーゲンでも常連のヒルダちゃん。独特な色使いと品格あるその存在感で、インスタグラムでも魅力を発揮しています。前回お会いした時は、ちょっと大人なカラーをピックアップしていたことが多かったのですが、今回はいつものヒルダちゃんらしい個性的なカラーの組み合わせ。セクシーながらもかっこいい、さらに長身をいかしたスタイルです。なかなか真似できません。Instagram@hildasandstromインフルエンサーとして、欠かせない存在になりつつある Jeanette Friis Madsenスタイリストやクリエイティブディレクターといった、多くのクリエイティブな顔を見せてくれるジェネットは、母でもあり、スキャンディナビアでは欠かせないインフルエンサーのひとり。スレンダーでいてロングなブロンドヘアーが特徴的で、今ではパリコレでもカメラマンにひっぱりだこ! とても気さくで笑顔を絶やさない彼女は、かっこいいより女性らしい、かわいいよりセクシーなスタイルがお好きなよう。Instagram@_jeanettemadsen_独自のファッションを堪能!カラーを楽しむMarianne Theodorsen一児の母でありデジタルクリエイター、インフルエンサーであるマリアンヌは、トレンドを上手に組み合わせた彼女らしいカラーとファッションを見せてくれます。トレンドであるタトゥーは彼女自身。彼女の奇抜でかっこいいスタイルが、多くのスキャンディナビアガールの心を掴んでいます。彼女のような我が道をいくインフルエンサー、私は大好きです。ビジネスウーマンであり、大人な雰囲気のインフルエンサー Thora Valdimarsスタイリストやコンサルティングをしつつ、ファッションウィークでは表の舞台で、抜群なスタイルとファッションで魅了してくれる彼女。今や世界のインフルエンサーとなったエミリー(@emilisindlev)や、先ほどご紹介したジェネットと一緒に、常に3人でファッションウィークのストリートスタイルを楽しませてくれています。特に、彼女はフェミニンでありながらも、個性的なカラーを組み合わせたスタイルが特徴。大人っぽくセクシーなスタイルを好む女性には、ぜひ参考にしてほしいインフルエンサーです。Instagram@thora_valdimarsいかがでしたか?コペンハーゲンで出会うインフルエンサー達は、特にカラーを好む傾向が高いようです。なかでもショッキング系のカラーやはっきりとした色を自分らしくアレンジしたスタイルをよく見かけます。また、スキャンディナビアらしく、色を使いながらも品があるのが特徴的。街中でも、とてもかわいらしいごちゃごちゃした感じがしない上品な家具や建物が多いように、スキャンディナビア出身の彼女達のファッションもまた、シンプルながらも個性を色や柄で表現しているようです。
2019年09月12日映画『名もなき生涯』が、2020年2月21日(金)に公開。監督は、『ツリー・オブ・ライフ』『シン・レッド・ ライン』を手掛けたテレンス・マリック。第二次世界大戦下、愛と信念に生きた1人の男の物語物語の舞台は、第二次世界大戦下、ドイツの侵攻とともにナチスの支配下に入ったオーストリア。度重なるナチスドイツの従軍指令とその軍門に降った教会の指示に従わず、ひたすらに自分の信念と妻や娘への愛に生きた一人の誠実な農夫 フランツ・ヤゲルシタッターの生涯が描かれる。主演に、ドイツの俳優アウグスト・ディール主演を務めるのは、『イングロリアス・バスターズ』『マリアンヌ』に出演したドイツの名優アウグスト・ディール。また、『ベルリン・天使の詩』『ヒトラー ~最期の 12 日間~』で知られ、今年2月に逝去したブルーノ・ガンツも出演。遺作となった本作の重厚な物語をしっかりと支える重要な役割を担っている。カンヌ&トロント国際映画祭出品なお『名もなき生涯』は、第72回カンヌ国際映画祭において、「人間の内面を豊かに描いた作品」に贈られるエキュメニカル審査員賞を受賞している。【詳細】映画『名もなき生涯』公開日:2020年2月21日(金)キャスト:アウグスト・ディール、ヴァレリー・パフナー、ブルーノ・ガンツ ほか原題:A Hidden Life配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2019年09月09日ナチスの脅威に屈さず己の信念を貫き通し、揺るぎない家族への愛を胸に生きた男の実話を描いた巨匠テレンス・マリック監督最新作『A Hidden Life』(原題)が日本公開されることが決定した。本作の舞台は第二次世界大戦下、ドイツの侵攻とともにナチスの支配下に入ったオーストリア。度重なるナチスドイツの従軍指令とその軍門に降った教会の指示に従わず、ひたすらに自分の信念と妻や娘への愛に生き36歳で殉教した1人の誠実な農夫、フランツ・ヤゲルシタッターの“知られざる生涯”を描く。監督・脚本は、名誉ある賞に輝いた『天国の日々』『シン・レッド・ライン』『ツリー・オブ・ライフ』などを代表作に持ち、他の追随を許さぬ独自の美学に貫かれた傑作を生み出し続ける伝説的映画監督テレンス・マリック。圧倒的な映像美と涙を誘うストーリーテリングで、彼の輝かしいキャリアの中でもさらなる頂点を極めたとの呼び声も高い。主演は、『イングロリアス・バスターズ』『マリアンヌ』などの出演で国際的にも知られ、第92回アカデミー賞主演男優賞部門でも有力候補として俄然注目される、ドイツを代表する名優アウグスト・ディール。また、『ベルリン・天使の詩』『ヒトラー~最期の12日間~』などで知られ、惜しくも2月に亡くなり本作が遺作となった名優ブルーノ・ガンツが、この重厚な物語をしっかりと支えている。今年開催の第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品、公式上映後には、万感のスタンディングオベーション&拍手喝采が巻き起こった本作。映画評論家からも「パルムドール受賞の『ツリー・オブ・ライフ』以来の最高傑作」「まさに天才の仕事」「途方もなく美しく、胸が張り裂ける作品」といった最高評価が相次いだという。また第44回トロント国際映画祭への出品も決定している。早くも本年度の賞レースにおける重要作品として世界中から注目を集めている本作に期待したい。『A Hidden Life』(原題)は2020年2月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年09月06日パリを舞台に1人の男と2人の女が織りなす大人のラブストーリー『A Faithful Man』が、邦題を『パリの恋人たち』として日本公開することが決定。併せて、監督と主演を務めたルイ・ガレルのコメントと場面写真が解禁となった。ジャーナリストの青年アベルは、3年間同棲したマリアンヌから妊娠を告げられ喜ぶのもつかの間、父親は友人のポールであることから別れを切り出される。数年後、アベルはポールの告別式でマリアンヌと再会。同時にポールの妹イヴからも想いを告白され…。本作は普段着のパリを舞台に、本当の気持ちを素直に表せない不器用な男と女の揺れる関係を、短編小説のように描いた大人のラブストーリー。2018年・第31回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス部門」にて上映され、第66回サンセバスチャン国際映画祭ではコンペティション部門で脚本賞を受賞している。主演のアベルには、フランスの人気監督フィリップ・ガレルの息子で、俳優としても活躍するルイ・ガレル。本作では監督も同時に務め、監督作としては『ふたりの友人』以来となる。彼は、2人の女性たちの間で右往左往するアベルを「何度も生まれ変わる“いたいけな人”をイメージしました。降りかかる災難をすべて楽しんでしまう人」と解釈し、どこかくすっと笑ってしまうような愛すべき主人公が出来上がった。マリアンヌ役には、「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」や「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」のモデルとして絶大な人気を誇り、フランス全土の市庁舎に飾られるマリアンヌ像のモデルにもなっているレティシア・カスタ。実生活でもルイのパートナーである彼女が、アベルの元恋人役をどのように演じるのか期待が高まる。また、大人の女性であるマリアンヌに対し、小悪魔的魅力でアベルを翻弄するイヴ役には、いまや世界の若者たちのオピニオンリーダーとなりつつあるリリー=ローズ・デップ。「シャネル(CHANEL)」のモデルとしても活躍中。『Mr.タスク』で女優デビュー後、着実にキャリアを積み重ねている彼女だが、本作では初恋のときめきを鮮やかに演じており、パリジェンヌらしいファッションの着こなしにも要注目だ。ルイ曰く、「ひとの気持ちはあてにならない」というシンプルなアイディアから出発したという本作。彼は、「文学には短編小説と長編小説があります。わたしは本映画を短編小説のように組み立てたいと考えました。気張らなくて、サプライズがあり、みずみずしい短編小説であり、重苦しい心理ドラマのアンチテーゼでもあります」と語っている。今回、情報初解禁と同時に劇中場面写真も解禁。美しいパリの日常とともにアベルやイヴ、マリアンヌらのどこか物憂げな表情が切り取られており、3人の恋愛模様はどんな結末を迎えるのか想像を掻き立てられる。『パリの恋人たち』は12月13日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月06日『アレノ』『海辺の生と死』の越川道夫監督作『愛の小さな歴史誰でもない恋人たちの風景vol.1』が10月19日(土)より公開決定。本作で初ヌードを披露した瀬戸かほと宇野祥平のラブシーンを写す場面カットが到着した。癒えない悲しみを抱え、人の間を漂うように生きてきたユリは、小さな古本屋にたどり着き、店主・トモさんの妻になる。トモさんは、亡くなった前の妻のことを毎日思い出す一方で、いまはユリがいない生活は考えられない。同じ頃、トモの幼なじみで父を亡くしたリュウタは、遺品の中にとある詩集を発見。ユリとリュウタはどうしようもなく惹かれ合い、求め合うが、それはユリがトモさんのもとを去ることを意味していた――。越川監督が新たに取り組む本作は、ある状況下に置かれた男女の濃密なひとときを切り取る“誰でもない恋人たちの風景”シリーズの第1弾作品。ドイツの詩人・ゲーテが晩年、若い人妻マリアンヌと恋人関係になり、のちに傑作「西東詩集」の核をなすことになる愛の詩を共作したエピソードから着想を得て、新たな愛の物語を作り上げた。主人公のユリを演じるのは、『orange -オレンジ-』で女優デビューし、唯一無二のアンニュイな存在感を放つ瀬戸かほ。2人の男と情を交わすヒロインを体当たりで演じ、本作で初ヌードを披露。瀬戸さんは「女優としてやっていけるのか悩んでいたときに、監督からこの作品をいただき挑戦したいと思いました。果たして自分は応えられるのか、不安でいっぱいだったのですが、監督をはじめとするみなさまのおかげで、そのときの私のすべてを出すことができました」と本作への出演経緯を語り、「撮り終えたあと、ユリからなかなか離れられなかったことを強く覚えています。このままお芝居をやっていこうと思えたきっかけの、大切な作品です」と自身にとっても特別な作品となったようだ。また、ユリの年上の夫・トモさんを『俳優 亀岡拓次』の宇野祥平。ユリが恋に落ちる夫の幼なじみ・ リュウタを、『クローズZERO』『新宿スワン』シリーズの深水元基。対照的な男を演じ、ヒロインの魅力を最大限に引き出す。越川監督が「ご覧いただくみなさんそれぞれの“愛の歴史”を反射するような映画になったのならば」と言うように、どこか共感できる男女の物語に期待したい。『愛の小さな歴史誰でもない恋人たちの風景vol.1』は10月19日(土)より新宿K’s cinemaほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年07月31日