中京テレビ放送は、名古屋市美術館とともに主催する「マリー・ローランサンとモード」を2023年6月24日(土)より名古屋市美術館で開催いたします。【マリー・ローランサンを再発見する――1920年代パリ、アートとファッションの交差】ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリ。それは様々な才能がジャンルを超えて交錯し、類まれな果実を生み出した、奇跡のような空間でした。ともに1883年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネルの二人は、その自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在です。パステルカラーの優美な女性像で人気を博したローランサンと、男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたシャネル。本展では二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、ジャンヌ・ランバンなど、時代を彩った人々との関係にも触れながら、美術とファッションがそれぞれの境界を越えてダイナミックに展開していく様子を辿ります。オランジュリー美術館やポンピドゥー・センター、マリー・ローランサン美術館など国内外のコレクションから、約90点の出品作品でご紹介します。「マリー・ローランサンとモード」6月24日(土)開幕!マリー・ローランサンパリ生まれ。ピカソやブラックとの交流から、初期にはキュビスムの影響が色濃い作風であったが、後にパステル調の淡い色調と優美なフォルムが特徴の作風に。絵画制作のみならず、舞台美術や室内装飾、本の挿絵も手がけた。セシル・ビートン 《お気に入りのドレスでポーズをとるローランサン》 1928年頃 マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencinマリー・ローランサン《わたしの肖像》 1924年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencin【展覧会のみどころ】●マリー・ローランサンを再発見する画家としてのみならず舞台美術家や室内装飾家としても活躍し、時代を切り拓いた女性、マリー・ローランサンの魅力を、生誕140年を機にご紹介します。●1910~1930年代のファッションを紐解くローランサンと同じ年に生まれたココ・シャネルの軌跡を中心に、「モダンガール」の登場とパリ社交界のファッションの展開をたどります。●ローランサンの色彩を蘇らせたシャネルのコレクションデザイナー、カール・ラガーフェルドがローランサンの色彩から着想を得て発表したコレクションのなかから、シャネルのスーツが来日します。【展示構成】第1章 レザネ・フォルのパリ奇しくも1883年という同じ年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネル。美術とファッションという異なる分野に身を置きながら、互いに独自のスタイルを貫いた二人は、「レザネ・フォル(狂騒の時代)」と呼ばれた1920年代のパリを象徴する存在でした。女性的な美をひたすら追求し、社交界の女性たちを繊細優美に描いた肖像画で、瞬く間に人気画家に駆け上がったローランサン。一方、シャネルの服を身にまとうことは、ひとつのステータス・シンボルとなっていきました。ローランサンが1923年に描いた《マドモアゼル・シャネルの肖像》は、似ていないからとモデルに受け取りを拒否された作品として知られています。シャネルは男性ファッションの考えを取り入れ、シンプルな形態を特徴とした機能的なファッションを提案しました。ローランサンらしい甘美な女性像は、彼女のイメージにふさわしくないと感じられたのかもしれません。マリー・ローランサン 《ヴァランティーヌ・テシエの肖像》 1933年 油彩/キャンヴァス ポーラ美術館第2章 越境するアート1920年代のパリは、スペインからパブロ・ピカソ、アメリカからはマン・レイなど、国境を超えて集まった多くの若者たちがパリで才能を開花させた時代でした。そして美術、音楽、文学、ファッションなど、別々の発展を遂げてきた表現が垣根を超えて手を取り合い、「バレエ・リュス」などに代表される新たな総合芸術が活発になります。ローランサンとシャネルも、その活動に参加することで表現の幅を広げ、新たな人脈を形成する糸口をつかみました。ジャン・コクトーなど、前衛と社交界を繋ぐ人物の存在もカギとなります。工芸や染色、ファッションなどの装飾美術が芸術的地位を高めたのもこの頃のこと。ローランサンもまたこの分野におけるキーパーソンでした。マリー・ローランサン 《牝鹿と二人の女》 1923年 油彩/キャンヴァス ひろしま美術館マリー・ローランサン 《鳩と花》 1935年頃 油彩/キャンヴァス(タペストリーの下絵) マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencin第3章 モダンガールの登場第一次世界大戦を契機とした女性の社会進出、都市に花開いた大衆文化、消費文化を背景に、短髪のヘアスタイルにストレートなシルエットのドレスをまとった女性が街を闊歩しました。彼女たちは“モダンガール”と呼ばれ、世界的な現象となります。ポール・ポワレによるコルセットからの解放、ココ・シャネルのリトル・ブラック・ドレスの発表を経て、さらにジャンヌ・ランバンを始め多くのデザイナーたちが競ってモダン・ファッションに取り組み、女性服は大きく変化を遂げたのです。ガブリエル・シャネル 《帽子》 1910年代 神戸ファッション美術館ガブリエル・シャネル 《デイ・ドレス》 1927年頃 神戸ファッション美術館ポール・ポワレ 《カフタン・コート「イスファハン」》 1908年 島根県立石見美術館ジャンヌ・ランバン 《ドレス》 1936年 島根県立石見美術館マリー・ローランサン《ばらの女》 1930年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencinマリー・ローランサン《羽根飾りの帽子の女、あるいはティリア、あるいはタニア》 1924年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencinエピローグ 蘇るモード1983年から30年以上にわたり、メゾン・シャネルのアーティスティック・ディレクターを務めたカール・ラガーフェルド(1933-2019)。ローランサンの色彩から着想を得て、コレクションを発表しました。ローランサンとシャネルの二人が、百年近い時を経て新たなモードの中で見事に融合したのです。マリー・ローランサン 《ニコル・グルーと二人の娘、ブノワットとマリオン》 1922年 油彩/キャンヴァス マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencin【開催概要】展覧会名 : マリー・ローランサンとモード会期 : 2023年6月24日(土)~9月3日(日)開館時間 : 午前9時30分~午後5時、8月11日を除く金曜日は午後8時まで(いずれも入場は閉館の30分前まで)休館日 : 月曜日(7月17日、8月14日は開館)7月18日(火)会場 : 名古屋市美術館〒460-0008 名古屋市中区栄2-17-25〔芸術と科学の杜・白川公園内〕TEL : 052-212-0001FAX : 052-212-0005主催 : 名古屋市教育委員会・名古屋市美術館、中京テレビ放送協力 : ヤマト運輸、名古屋市交通局後援 : 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、名古屋市立小中学校PTA協議会企画協力 : 美術デザイン研究所公式サイト: Twitter : Instagram : 観覧料 : 一般1,800円(1,600円)、高大生1,000円(800円)( )内は、前売・団体料金※中学生以下は入場無料。※団体割引料金は20名以上に適用。※障害のある方、難病患者の方は、手帳または受給者証(ミライロID可)の提示により本人と付添者2名まで、当日料金の半額でご覧いただけます。※高大生チケットあるいは障害者チケットを購入された方と中学生は、当日美術館の受付で証明となるもの(学生証、障害者手帳など)をご提示ください。※名古屋市交通局発行の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」を当日利用して来館された方は当日料金から100円割引。※「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で当日料金から200円割引。※いずれも他の割引との併用はできません。※会期中、本展の観覧券で名古屋市美術館の常設展もご覧いただけます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月22日志摩マリンレジャー株式会社(本社:三重県鳥羽市、代表取締役社長:矢尾 弘)では、G7三重・伊勢志摩交通大臣会合開催を記念し、「英虞湾サンセットクルーズ」を2023年8月4日(金)から11月5日(日)まで、期間限定で運航いたします。このサンセットクルーズは、6月16日(金)から6月18日(日)まで開催されたG7三重・伊勢志摩交通大臣会合のエクスカーションとして、各国の交通担当大臣等にご乗船いただいたもので、通常は運航していない夕暮れの時間帯での特別運航となります。当社では今後も伊勢志摩を訪れる多くのお客様に、英虞湾の美しい景観をお楽しみいただければと考えております。■英虞湾サンセットクルーズの実施概要【実施日】2023年8月4日(金)・5日(土)・11日(金)・12日(土)・18日(金)・19日(土)・25日(金)・26日(土)10月7日(土)~31日(火)11月1日(水)~05日(日)計38日間 ※雨天および曇天中止【出航時刻】2023年 8月4日(金)・ 8月 5日(土)18時30分発8月11日(金)・ 8月12日(土)18時20分発8月18日(金)・ 8月19日(土)18時10分発8月25日(金)・ 8月26日(土)18時00分発10月 7日(土)~10月31日(火)16時30分発11月 1日(水)~11月 5日(日)16時30分発※季節によって日没時刻が変化するため、時間差が生じます。【就航船】 賢島エスパーニャクルーズ 就航船「エスペランサ」【乗船場所】賢島港(三重県志摩市阿児町神明752-11)【所要時間】約40分【料 金】大人(中学生以上)2,000円、小人(4歳~小学生)1,000円【募集定員】各日150名※通常の6割程度に設定しており、ゆったりとお過ごしいただけます。【申込方法】当日きっぷうりばにて受け付けます。※ただし、15名以上の団体のお客様につきましては事前にご予約を受け付けます。 (志摩マリンレジャー株式会社 賢島営業所/TEL:0599-43-1023)【注意事項】・気象状況やその他の状況により、急遽運休する場合があります。・雨天および曇天時の運航可否は当日14時までに決定し、当社ホームページにてお知らせいたします。・出航後はいかなる場合も払い戻しはいたしかねます。■参考 就航船 エスペランサについてスペイン語で“希望”を意味するエスペランサは3本マストの帆船タイプで大航海時代のスペインで多用されてきたカラック船と呼ばれる船をモチーフにしています。就航船 外観船内2階 客室(有料席)船内3階 展望デッキ船内2階 客室船内1階 客室就航船 概要船名 ・・・ エスペランサ全長 ・・・ 27.4 m全幅 ・・・ 7.0 m総トン数 ・・・ 約166トン乗船定員 ・・・ 250名座席 ・・・ 122席以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月19日サンローラン(Saint Laurent)の2023年春夏コレクションから、新作バッグが登場。全国のサンローランブティックほかにて発売。“ラフィア素材&サンドカラー”の新作バッグナチュラルなサンドカラーのラフィア素材と、シックな印象を与えるベジタブルタンニンレザーを組み合わせた新作バッグがお目見え。中でも注目は、大きめのサイズ感が嬉しいチューブレザーハンドルが付いた「リヴ・ゴーシュ トートバッグ」だ。バッグ中央に施した“RIVE GAUCHE”のレタリングが印象的なアイテムに仕上げた。“シリンダーフォルム”のショルダーバッグゴールドの“YSLモノグラム”が目を惹く「シリンドリック バッグ」にも注目。モダンなチューブ型のフォルムがポイントだ。レザーとチェーンのストラップ付きで、レザーディテールがアクセントとなっている。カメラバッグやサッチェルもまた、ラウンドシェイプと中央に配したカサンドラロゴがポイントのミニマルな「カメラバッグ」や、レザーで包まれた楕円型の紋章をあしらった「ル・クール サッチェル」もラインナップする。【詳細】サンローラン 新作ラフィアバッグ取扱店舗:全国のサンローランブティック、公式オンラインストア<アイテム>・リヴ・ゴーシュ トートバッグ 321,200円・シリンドリック バッグ 210,100円・カメラバッグ 195,800円・ル・クール サッチェル 251,900円【問い合わせ先】サンローラン クライアントサービスTEL:0120-95-2746
2023年06月04日サンローラン(Saint Laurent)初のファインジュエリーコレクションが誕生。2023年5月20日(土)よりサンローラン表参道店、5月25日(木)より銀座店にて発売される予定だ。サンローラン初のファインジュエリークリエイティブ・ディレクター アンソニー・ヴァカレロが上質な素材を厳選した、サンローラン初のファインジュエリーが登場。デビューコレクションとなる今回は、カサンドラやマイヨンなど、メゾンを象徴するモチーフに、ゴールドやダイヤモンドなどを組み合わせたブレスレットやカフス、ネックレス、イヤリングなど、タイムレスな美しさを放つラインナップが揃う。カサンドラ注目は、カサンドラロゴを主役にしたシリーズ。イエローゴールドを使用した調節可能なブレスレットには、横向きのYSLモノグラムをセンターに配して。また洗練されたグレーゴールドを使用したロングスレッダーのシングルイヤリングは、ダイヤモンドパヴェが施されたYSLモノグラムが耳元で揺れる、エレガントな表情が印象的だ。マイヨンチェーン形のクロージャーが特徴的な「マイヨン」シリーズには、華やかなイエローゴールドで再現したファインジュエリーがラインナップ。チェーンがぷっくりと膨らむボリューミーなブレスレットをはじめ、ワンポイントで楽しめるリングや、華奢なシルエットに仕上げたネックレスなどが発売される。スターやハートモチーフもそのほかファインジュエリーコレクションには、“スターやハート”をゴールドやダイヤモンドで表現したネックレスやブローチも登場。またミニマルかつ洗練された佇まいのカフやツイストリング、チェーンブレスレットなども展開される。【詳細】サンローランのファインジュエリー発売日:2023年5月20日(土) サンローラン表参道店、5月25日(木) サンローラン 銀座店・公式サイト価格例:・カサンドラ チャームブレスレット 170,500円・カサンドラ ロングダイヤモンド スレッダー イヤリング 324,500円・スターペンダント ネックレス(イエローゴールド) 204,600円・ハート ペンダント ネックレス(グレーゴールド) 222,200円・ダイヤモンド ブローチ 739,200円・ツイスト リング 739,200円・マルチチェーン ブレスレット 1,125,300円・オーバーサイズ グラジュエイテッド チェーンブレスレット 7,370,000円【問い合わせ先】サンローラン クライアントサービスTEL:0120-95-2746
2023年05月20日イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)のラグジュアリーフレグランス「ル ヴェスティエール デ パルファム」から、2023年夏の新作「キュイール」が登場。2023年6月2日(金)より、東京・表参道のフラッグシップ ブティックほかにて店舗限定発売される。最高峰フレグランスシリーズに新作の香り「ル ヴェスティエール デ パルファム」は、ムッシュ イヴ・サンローランによるアイコニックなワードローブにオマージュを捧げて誕生した、ブランド最高峰のフレグランス。これまでには、イヴ・サンローランの代名詞といえる「タキシード」をはじめ、トレンチ、ブラウス、ジャンプスーツ、サハリエンヌなどをイメージした香りを展開してきた。“ブラックレザー”着想のウッディレザーノート新作には、クチュールのアイコニックな素材である“レザー”から着想した香り「キュイール」が仲間入り。レザーのように香り立つドライなウードと、柔らかくセンシュアルなヴァイオレットリーフをキーノートに、サンダルウッドやパチュリのウッディノートを重ね、ミステリアスな表情に。ラストは、パウダリーで甘いバニラで力強いレザーを温かく包み込んだ。ラグジュアリーなウッディレザーの香調は、マニッシュでタフな一面と、フェミニンで繊細な一面を両方兼ね備えているのがポイント。ひと吹きすれば、深く魅惑的な香りを纏うことができる。洗練されたブラックのフレグランスボトルでまた、洗練された印象のシャープなボトルデザインにも注目。ボトルカラーは、素肌にレザージャケットを纏ったようなミステリアスなブラックを採用し、フレグランスが持つエッジィさとセクシーさを表現した。【詳細】「ル ヴェスティエール デ パルファム キュイール」 75mL 26,400円、125mL 38,500円<新製品> ※店舗限定品発売日:2023年6月2日(金)取扱店舗:イヴ・サンローラン・ボーテ 表参道フラッグシップ ブティック、阪急うめだ本店、西武池袋本店、松屋銀座店※6月7日(水)より、イヴ・サンローラン・ボーテ 公式オンライン ブティックにて発売。【問い合わせ先】イヴ・サンローラン・ボーテ フリーダイヤルTEL:0120-526-333
2023年05月20日7月、草刈民代芸術監督によるローラン・プティHOMAGE『INFINITY - PREMIUM BALLET GALA 2023-』公演の開催が決定した。(7月29日富山・オーバードホール中ホール[開館記念杮落し公演]、7月31日新宿文化センター大ホール)©︎Satoshi Kuronuma(aosora)来年2024年、生誕100周年を迎える20世紀最大の振付家・ローラン・プティへのオマージュを込めた本公演は、プティからの信頼を得て多くの作品を踊ってきた草刈民代がダンサーを選出。世界のトップバレエ団で活躍するダンサーたちが古典から現代のバレエの変遷を物語る作品群を上演する。プティ作品からは『モレルとサン=ルー侯爵パ・ド・ドゥ』(「プルースト失われた時を求めて」より)、『レダと白鳥』(「マ・パブロワ」より)、『アルルの女』他を選出。同時に現代に至るバレエの軌跡を表現する多彩なプログラム(ジョセ・マルティネス、ジョージ・バランシン、セルジュ・リファール作品他)が披露される。プティ作品指導にルイジ・ボニーノを迎え、中村恩恵は作品を提供、さらに世界的ファッションデザイナー丸山敬太が4作品の衣裳を担当するなど現代を代表する芸術家たちが集結。「1996年以来、プティ作品を上演する度に指導をしてくださり、時には一緒に踊ってきたルイジ・ボニーノ氏と共にプティ作品を伝えることができるのは、私にとってこの上ない喜びです。2部では全員が新たな作品に挑戦します。意識の高い、才能豊かなダンサーたちの様々な発見を、ぜひ目の当たりにしていただきたい」と草刈民代。真夏の輝きのなかで、都市芸術の新しい可能性を示すステージが誕生する。4月29日より東京公演の一般チケット販売がスタート。※東京公演公式HP: ※富山公演公式HP: (チケット一般発売5月28日)[東京公演概要]L‘ART GROUP presentsローラン・プティHOMAGE『INFINITY - PREMIUM BALLET GALA 2023-』◆主催:INFINITY BALLETGALA2023実行委員会◆特別協賛:L‘ART GROUP◆企画制作:RENAISSANCE CLASSICS◆開催会場:新宿文化センター大ホール◆開催日時:2023年7月31日(月)19時開演(18時開場)◆芸術監督:草刈民代◆振付指導:ルイジ・ボニーノ、振付:中村恩恵◆衣裳:丸山敬太◆上演作品:ローラン・プティ作品他第一部『ゼンツァーの花祭り』出演:秋山瑛、玉川貴博衣裳:丸山敬太『ドリーブ組曲』ジョセ・マルティネス出演:大谷遥陽・太田倫功『ドン・キ・ホーテ』ヌレエフ版出演:佐々晴香、三森健太朗『チャイコフスキー・パドドゥ』ジョージ・バランシン出演:石原古都・ハリソン・ジェイムス『ジュエルズ』より『ダイヤモンド』ジョージ・バランシン出演:加治屋百合子、木本全優第二部『エチュード』中村恩恵出演:加治屋百合子、江部直哉衣裳:丸山敬太『ミラージュ』セルジュ・リファール出演:佐々晴香『枯葉』ソロローラン・プティ出演:三森健太朗衣裳:丸山敬太『ザ・フォーシーズンズ』より『春』ローラン・プティ出演:秋山瑛、玉川貴博衣裳:丸山敬太『レダと白鳥』(「マ・パブロワ」より)ローラン・プティ出演:石原古都、ハリソン・ジェイムス『アルルの女』よりローラン・プティ出演:大谷遥陽、太田倫功『モレルとサン=ルー侯爵パ・ド・ドゥ』(「プルースト失われた時を求めて」より)ローラン・プティ出演:木本全優・江部直哉※上記プログラム及び出演ダンサーは現在の予定内容です。変更の場合がございます。※音楽は特別録音による音源を使用します。◆一般チケット発売:4月29日(土)10時~◆チケット情報SS11,000円、S9,000円、A7,000円(税込・全席指定)※特製プログラム付き◆お問い合わせDISK GARAGE 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月29日サンローラン(Saint Laurent)の2023年春夏コレクションから、ウィメンズバッグ「ル・サンカセット スープル」の新色が登場。全国のサンローランブティックほかで発売される。新アイコンバッグ「ル・サンカセット スープル」に新色フランス語で“17時から19時”を意味する「ル・サンカセット」をアイテム名に掲げた「ル・サンカセット スープル」は、仕事終わりのリラックスできる時間帯に夜の予定に向けて準備をする大人の時間をイメージした、サンローランの新しいアイコンバッグ。底が深めのホーボーバッグスタイルで、中央に配したメタルのカサンドラロゴのフッククロージャーがポイントだ。柔らかいカーフスキンを使用しているため、軽量で普段使いにもおすすめなバッグに仕上げている。今回新たに登場するのは、「ル・サンカセット スープル」新色2色。落ち着いた色合いのルージュと、春夏にぴったりなヌーディーカラー「ダスティ・グレイ」の2色がラインナップする。【詳細】「ル・サンカセット スープル」294,800円※2023年4月26日(水)より価格変更予定取扱店舗:全国のサンローランブティック、公式オンラインサイトカラー:ルージュ、ダスティ・グレイサイズ:H23×W22×D8.5cm【問い合わせ先】サンローラン クライアントサービスTEL:0120-95-2746
2023年04月17日イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の2023年夏フレグランスから、「YSL フレグランス セレクションセット」が登場。2023年5月10日(水)より、表参道フラッグシップ ブティックにて数量限定で発売される。イヴ・サンローラン・ボーテの人気香水3つがセットに2023年夏にイヴ・サンローラン・ボーテが贈るのは、人気フレグランスのミニサイズ3本を詰め合わせた限定セット「YSL フレグランス セレクションセット」だ。ボックスには、ジェンダーレスなフローラルラベンダーが香るアイコニック香水「リブレ」をはじめ、甘くセンシュアルなホワイトフローラル「モン パリ」、オリエンタルコーヒーフローラルの「ブラック OP」が入っている。持ち運びに便利なスプレータイプなのもうれしい。香調リブレ:トップ オレンジブロッサムとラベンダーとの対比を生み出すミドル ジャスミンが官能性を強調し、より多くの色と強さを与えるラスト いぶされたバニラと艶やかなムスクが美しく燃え上がるモンパリ:トップ ストロベリーやラズベリーの甘酸っぱいフルーティな香りミドル 魅惑的なダチュラの花の香りが甘く、澄んだ透明感を与えるラスト パチョリやムスクがスパイシーで落ち着きのある香りブラック OP:トップ パワフルなエネルギーを感じる刺激的なフルーティノートミドル センシュアルで透明感のあるホワイトフラワーフローラルラスト 抗えない魅力で中毒性のあるコーヒーノート【詳細】YSL フレグランスセレクションセット 13,200円<数量限定>発売日:2023年5月10日(水) 数量限定発売取扱店舗:表参道フラッグシップ ブティック、公式オンラインブティックセット内容:・モンパリ オーデパルファム 10mL・リブレ オーデパルファム 10mL・ブラックOP オーデパルファム 10mL【問い合わせ先】イヴ・サンローラン・ボーテTEL:0120-526-333(フリーダイヤル)
2023年04月13日サンローラン(Saint Laurent)の2023年春コレクションから、新作バッグが登場。全国のサンローランブティックほかにて発売。爽やかな“ラフィア素材”の新作バッグサンローランから、爽やかでナチュラルなラフィア素材とシックな雰囲気のベジタブルタンニングレザーを組み合わせた、新作バッグがお目見え。カサンドラロゴが存在感を放つバッグ中でも注目は、メタル製の“カサンドラロゴ”が目を引く「カサンドラ トップハンドル」だ。バッグの内側には、2つのメインコンパートメントに加えて、フラットポケットを装備。2WAYで楽しめるようにトップハンドルに加えて、ショルダーストラップが付属している。ボックスシルエットのサッチェルバッグ「ソルフェリーノ」は、ボックスシルエットとカサンドラロゴが特徴的なサッチェルバッグ。内側に小物の収納に便利なポケットを複数配しているため、デイリーユースにもぴったりだ。ニューヨーク着想のショルダーバッグまた、ニューヨークからインスピレーションを得たショルダーバッグ「マンハッタン」も登場。スクエアフォルムのボディに、細いベルトをコンビネーションさせて、洗練された佇まいに仕上げている。【詳細】2023年春コレクション 新作バッグ発売時期:2023年3月下旬取扱店舗:全国のサンローランブティック、公式オンラインストア<アイテム>・カサンドラ トップハンドル 324,500円・ソルフェリーノ 410,300円・マンハッタン 383,900円【問い合わせ先】サンローラン クライアントサービスTEL:0120-95-2746
2023年03月27日森永製菓から、新作アイス「100THマリービスケットサンドアイス<キャラメル>」 が登場。2023年3月27日(月)より全国で発売される。「マリー」ビスケットサンドアイスの新作はキャラメル1923年の発売以来、親・子・孫3世代に渡って愛され続ける森永製菓のロングセラービスケット「マリー」。その100周年を記念して発売される「100THマリービスケットサンドアイス<キャラメル>」は、おなじみの「マリー」とキャラメルアイスを組み合わせたサンドアイスだ。やさしい味わいのビスケットにキャラメルアイスをサンド香ばしい小麦とミルクを活かしたやさしい味わいの「マリー」にサンドしたのは、たっぷりのキャラメルアイスクリームとキャラメルソース。香ばしい「マリー」とほろ苦いキャラメルな絶妙なハーモニーが楽しめる、期間限定の特別な一品となっている。商品情報「100THマリービスケットサンドアイス<キャラメル>」発売日:2023年3月27日(月)参考小売価格:173円発売地区:全国/全ルート
2023年03月25日マリー・キュリーという、放射性元素の研究で大きな功績を残した科学者の姿を描いたミュージカル。アカデミックな内容がかかわるだけに、とっつきにくそうなイメージがないとは言えない。だが実際に公演(ゲネプロ)を通して感じたのは、知的探求心に富んだマリーのまっすぐな生きざま。彼女の研究への情熱が、夫・ピエールへの愛と信頼が、そして友・アンヌとの交流や研究をとりまくさまざまな物事への思いが、ドラマティックなメロディーで紡がれていく。キャストも各々の役割をきっちりと見せている。ゲネプロ前の囲み取材でマリー役・愛希れいかは「ミュージカルだけれどもとても演劇的な作品」、演出・鈴木裕美は「一人ずつの人間が浮き上がってくるように」と語っていた。それが見事に表現され、見ごたえがある。本作は「Fact(歴史的事実)×Fiction(虚構)=ファクション・ミュージカル」と銘打たれている。Factがマリーの研究に没頭する姿やピエールとのパートナーシップ、そして彼女が発見したラジウムを巡る葛藤であるならば、Fictionの多くはルーベンとアンヌについての造形だろうか。ルーベンはマリーの研究の後援者でラジウム工場のオーナーだが、時には狂言回しであり、メフィストフェレス的な、いわばマリーの“影”だ。演じる屋良朝幸も「遠い世界へ」など自身の振付によるダンスナンバーを含め、多面的な存在感を放つ。一方アンヌはマリーの親友として彼女に寄り添い、“光”の部分を担っているかのよう。パリに向かう列車での出会いでマリーの志を示す「すべてのものの地図」、追い詰められた状況下で心を通わせる「あなたは私の星」と、印象的なデュエットも多い。清水くるみの明るさと健気さ、時には凛々しさもある佇まいが魅力的だ。ピエール役の上山竜治も好演。自身もこれまで演じてきたなかで「一番優しい役どころ」だと語る、懐の深い夫で研究者としてもかけがえのないパートナーだ。マリーとピエールの「予測不能で未知なるもの」は、清水が「稽古場でも泣いちゃうぐらい好き」と語ったのも納得がいく、素敵なナンバー。そして何より、愛希の輝きが素晴らしい。安定した歌唱はもちろん、時には悩み苦しみながらもひたむきに生きるマリーとして、観る者を惹きつける。まさに“はまり役”で、ぜひ公演を重ねてマリーをさらに深化させていってほしいと願わずにはいられない。取材・文:金井まゆみ
2023年03月17日ミュージカル『マリー・キュリー』が3月13日に天王洲 銀河劇場で開幕し、ゲネプロ写真とキャストコメントが公開された。本作は、2018年に韓国で初演、2021年の韓国ミュージカルアワードで大賞をはじめ5冠に輝いた創作ミュージカル。まだ科学が男性のものだった19世紀のヨーロッパを舞台に、元素ラジウムの発見をするなど女性研究者の道を切り拓き、2度のノーベル賞に輝いたマリー・キュリーの情熱と苦悩、そして研究者としての強い信念を、Fact(歴史的事実)とFiction(虚構)を織り交ぜ「ありえたかもしれない」もうひとりのマリー・キュリーの物語として描く。日本初演となる今回は、宝塚歌劇団を退団後、ミュージカル『エリザベート』『泥人魚』『マタ・ハリ』といった舞台作品や、大河ドラマ『青天を衝け』に出演した愛希れいかが主演を担当。共演には『レ・ミゼラブル』『エリザベート』などの大型ミュージカル作品への出演が続いている上山竜治、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』での鮮烈なデビューを経て、数々の舞台・映像作品に出演している清水くるみ、俳優のみならず、振付やライブプロデュースなど多方面で活躍をする屋良朝幸が名を連ねている。<キャストコメント>■マリー・キュリー役:愛希れいか本日はお集まりいただきありがとうございます。今日まで無我夢中で稽古をしてまいりましたので、稽古期間があっという間だったなと感じます。今日のゲネで何かを掴めたらなと思います。マリーという役はとにかく科学に対する愛がすごいので、演じていて自分自身も力が入ります。お気に入りのシーンは選びきれないんですが、ルーベンさん(屋良朝幸)のダンスパートが特に見どころかなと!(笑)。ポスターからは想像出来ないようなポップなシーンになっているのでそこが見どころかなと思います。この作品は韓国では女性解放運動がきっかけで出来たものだと伺っています。今から道を切り開こうとしている現代女性に送るというメッセージが込められていますが、女性だけではなく性別や年齢や国を問わず全ての人に響く作品となっていると思います。皆を信じて、鈴木裕美さんを信じて、皆様にメッセージを届けられるように精一杯やっていけたらなと思うのでどうぞよろしくお願いいたします!■ルーベン役:屋良朝幸今までヒール役を演じることはあまり無かったので新鮮な役を楽しみながら、皆さんをめちゃくちゃにしようという気持ちです(笑)。今回、アニメーションという聖司朗君と一緒にやっているダンスナンバーがあり、恐らく日本初という感じのダンスナンバーを踊らせてもらっていて、そこを自分がやらせてもらっているのはすごく楽しいです。力を入れたところとしては自分の武器でもあるダンスの部分なので、そこがこの作品の面白さにハマってたらいいなと思います。お稽古をやる度色々な発見があるので、本番中でも新たな発見ができるかもしれないので本番を楽しみにしていますし、舞台と言えど“ライブ“なのでその瞬間に起こることも楽しんで、チームワークを発揮していきたいなと思います。今回の作品は観に来てくれる人が共感できる部分がたくさんあるような作品です。その中でも何か一つを突き進む強さというのは、生きていく上ですごく大事なことだと思うのでそこはすごく感じ取ってほしいし、マリー・キュリーという作品の世界観が難しそうと思う人も今回ミュージカル作品ということで、歌とダンスで楽しんでいただけたらなと思います。■ピエール・キュリー役:上山竜治愛希さん演じるマリーと一緒に共同研究をしながら、献身的に支えるピエール役を演じさせていただきます上山竜治です。韓国で本当に愛された作品なので、日本のお客様にどうやって受け入れられるのか、反応がすごく楽しみです。この作品は、すごく役割分担がとてもはっきりしていて、個性がすごく立っています。女性が輝いている作品に、助演として出演させていただきすごく嬉しいですし、屋良さんにも、もう絶大なるスパイスを作品に入れていただいています。僕は癒し担当と言いますか、献身的にマリーを支える癒しの夫という役どころで、私史上、1番優しい役どころとなりますので、とても挑戦となります。(愛希さんとの)デュエット曲もずっと聴いていたいと思うような素敵な曲なので、皆様に早く届けたいです。マリーの生命力だったり、反骨精神、その輝いている姿に、自分もすごく勇気をもらいます。お客様にも元気や勇気、希望を、すごいシンプルな言葉になりますが、お客様に届けられたらいいなと思っています。ぜひ、劇場に足をお運びください。よろしくお願いします。■アンヌ役:清水くるみアンヌ役を演じさせていただく清水くるみです。2カ月みっちり稽古してきて、たくさん通し稽古をやってきましたが、やっぱり初日は緊張するものだなと思っています。私が思うみどころとしては、愛希さんと上山さんのデュエット曲が大好きで、お稽古場でも泣いちゃうぐらい、本当に大好きです。愛のデュエットでもありながら、2人が好きな科学に対しての愛のデュエットでもあり、とても素敵な歌詞とメロディです。2人が歌われているのが、お稽古場の時から「ありがとうございます」と思いながら観てきましたので、ぜひ、そのシーンを観てほしいです。また、個人的には、ある動物になるシーンがあるのですが、見た目はキュートだけど残酷というか、観ていただければわかると思いますので、観て感じてほしいな、と思います。この作品は(鈴木)裕美さんの演出により、ミュージカルでありながらもとても演劇的な作品になっていると思います。ミュージカルが好きな方も、ミュージカルを初めて観るという方も、演劇としても楽しめると思うので、本当にいろいろな方に観ていただきたいなと思っています。よろしくお願いします。■演出:鈴木裕美本日はお集まりくださりありがとうございます。みんなで意見を出し合い、話し合って有機的な稽古が出来たなと思っています。キャスト全員がものすごく役に合っていて、みんな生き生きとしています。このミュージカルは、韓国版と違って非常にシンプルですが、人間関係が見えやすいように俳優たちと話し合って作り上げましたので、ひとりひとりの人間が浮き上がってくるように見えていることを祈っています。今作は楽曲がすごく良いですし、ダンスナンバーもあり、俳優たちも魅力的なのでお楽しみいただけるんじゃないかなと思っております。マリー・キュリーは科学の話なのでハードルが高いと思われるかもしれませんが、全く難しくはなく、でも深い内容になっていますので是非会場に足を運んでいただきたいです。お待ちしております。<公演情報>ミュージカル『マリー・キュリー』脚本:チョン・セウン作曲:チェ・ジョンユン演出:鈴木裕美翻訳・訳詞:高橋亜子出演:愛希れいか上山竜治清水くるみ能條愛未宇月颯清水彩花石川新太坂元宏旬聖司朗高原紳輔石井咲大泰司桃子/屋良朝幸【東京公演】日程:2023年3月13日(月) ~3月26日(日)会場:天王洲 銀河劇場お問い合わせ:チケットスペースTEL:03-3234-9999(平日10:00~12:00/13:00~15:00 ※変更になる場合がございます。)【大阪公演】日程:2023年4月20日(木) ~4月23日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティお問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00日祝休)チケットはこちら:公式サイト:
2023年03月14日サンローラン(Saint Laurent)の「シティ サンローラン」ラインから、新作バッグが登場。全国のサンローランブティックにて販売される。シグネチャー入りバッグシリーズ「シティ サンローラン」新作「シティ サンローラン」は、“サンローラン パリ”のアイコニックなシグネチャーを配したバッグシリーズ。そんな「シティ サンローラン」に、デイリーユースに適した2つのバッグが加わる。高い収納力を誇るカメラバッグ「カメラバッグ」は、ボディにリサイクルナイロンを使用した、スタイリッシュなビジュアルが特徴だ。2つの大きなフロントのジップポケットや、内側に複数配置されたポケットなど、高い収納力もポイントだ。日常から旅行まで幅広いシーンで使用できるビッグトート「ビッグトート」は、リサイクルナイロンとレザーのコンビネーションが魅力。普段使いからジムバッグ、トラベルバッグまで、幅広い用途で使用できる大きさに仕上げている。バッグにはストラップが付属するため、2WAYで使用することも可能だ。【詳細】・シティ サンローラン ビッグトート 262,900円・シティ サンローラン カメラバッグ(ネイビー) 185,900円、(ブラック) 192,500円販売店舗:全国のサンローランブティック、公式サイト【問い合わせ先】サンローラン クライアントサービスTEL:0120-95-2746
2023年03月13日サンローラン(Saint Laurent)の新作「ES ジャイアント トラベルバッグ」が、表参道や銀座など一部のサンローランブティックにて発売される。“キルティング×カサンドラロゴ”の旅行用バッグ「ES ジャイアント トラベルバッグ」は、“1泊2日の週末旅行”にぴったりなサイズ感の新作トラベルバッグだ。特徴的なのは、ブラックのキルティングに、アイコニックなカサンドラロゴを“トーン・オン・トーン”であしらったエレガントなデザイン。また柔らかいグレインカーフスキン×ライトブロンズのダブルジップで、しなやかなバッグの構造をさり気なく強調しているのも美しい。さらにバッグは、本体底がしっかりと補強された高い収納力に加え、取り外し可能なレザーストラップが付属しているのも嬉しいポイント。シーンに合わせてダブルキャリーで楽しむことが出来る。【詳細】サンローラン「ES ジャイアント トラベルバッグ」621,500円※2023年3月上旬現在発売中。展開店舗:サンローラン 表参道、銀座、新宿伊勢丹本館・メンズ館、心斎橋、阪急うめだ本店、公式オンラインストアサイズ:56×50×19cm素材:カーフスキン【問い合わせ先】サンローラン クライアントサービスTEL:0120-95-2746
2023年03月11日Bunkamura ザ・ミュージアムで、『マリー・ローランサンとモード』展が開催中です。本展で音声ガイドナビゲーターを務めるのは、俳優の浦井健治さん。内覧会で展示をご覧になった浦井さんに、本展の見どころやアートについてお聞きしてみました!浦井健治さんがナビゲート!『マリー・ローランサンとモード』展浦井健治さん【女子的アートナビ】vol. 282本展では、ともに1883年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネル、そして時代を彩った人々に注目し、美術とファッションを軸に、1920年代のパリの芸術界を紹介。女性的な美を追求したローランサンの優美な絵画を中心に、活動的でモダンな女性服を創作したシャネルのファッションなども展示され、約90点の多彩な作品を楽しめます。本展で音声ガイドを担当した浦井健治さんは、ミュージカルや映像などで活躍。これまで、さまざまな王子や伯爵などの役を演じ、最近までミュージカル『キングアーサー』で主演のアーサー王役を務められ、注目を集めています。そんな貴公子の風格が漂う浦井さんに、展覧会の感想やお好きな作品などをお聞きしてみました。二人の女性に魅せられて…――はじめて音声ガイドを担当されて、いかがでしたか?浦井さん光栄でうれしかったです。美術館は、自分自身や当時の時代とも向き合えて、「学びのある場所」と個人的に思っています。ですから、見ている方の邪魔にならないよう、抑揚などを考えて、優しく包むようなイメージで収録しました。また、今回はナレーションをしながら、自分自身もローランサンとシャネルという二人の女性のすばらしい志や芸術、生きざまに魅せられていきました。こんな贅沢な経験をさせていただき、うれしいです。――二人の女性について、特にどんな点に魅力を感じられましたか?浦井さん社会的に新しい感じがお二人にはあると思います。ローランサンの絵画は、淡い色彩で描かれていて女性らしさがあり、ステキだと思います。彼女の絵には、犬や周りにいる大切な人たちが描かれていて、優しさに包まれています。絆や人間を大切にしていることが絵から伝わります。シャネルは、女性たちが活躍できるよう、いろいろなことにトライされています。今は当たり前のことですが、当時の女性が権利を勝ち取っていくのは大変だったと思います。風潮や常識にあらがい立ち向かう様子は、まるで騎士のように見えます。二人とも、美術やファッションという枠を超えて、これから女性がどうやったら活躍できるのかを呈示しているような方々。だからこそ、みなさんに支持されて、今の時代も憧れの存在になっているのだと思います。美への探究心を感じる――会場をご覧になって、特にどの作品に興味をもたれましたか?浦井さんローランサンの作品に、恋人とのツーショットを描いた絵画があるのですが、二人の色味がグレーと色鮮やかな色で対照的に表されていて、印象的でした。また、自画像もよかったです。身につけている装飾品も工夫されていて、こう見せたいという彼女の思い、美への探求心を感じました。また、シャネルの衣装も興味深く思いました。自分は役者なので、いつも衣装を着させていただくのですが、衣装担当の方が凝った素材をパリから選んで持ってきてくれたり、役者の動きに合わせて制作してくれたり、工夫してくださるのです。いつも衣装担当の方から聞く言葉が、そのまま今回の展示物にリンクしている部分もありました。例えば、お腹を圧迫しないけどスレンダーに見えるファッションなど、今は当たり前のことですが、まさに当時、本展で見たところが始まりだったというのがわかり、すごいなと思いました。――本展は、美術とファッションを一緒に見られますが、その点はいかがですか。浦井さんとても豊かな展示構成だと思いました。説明がひとつひとつ書かれていて、見やすくなっているので、二人の女性の生きた証がよくわかります。まるで進行形のように、今でも彼女たちが生きているような感触があるくらい、見ていて清々しく生命力がありました。何度見ても、きっと発見があると思います。アートは学びの連続――浦井さんにとって、アートはどんな存在ですか?浦井さん情報の宝庫で、学びの連続です。描かれた当時のことを知ることができ、例えば戦争や疫病、生活スタイルなど時代の移り変わりをアートで見て知ることができます。また、自分の職業にも生かされています。実在の人物を演じるとき、書物や写真集などで学ばせていただくのですが、そこに必ずアートが入っています。例えばパリが舞台のとき、パリには行けないけれど美術作品を見ると、そこから服装や装飾品、人々の距離感などアートで語られていて勉強になります。また、知識だけでなく、インスピレーションも得られます。演じるのは、その場で生きて反応していくこと。アートは視覚で見て体感できるので、例えば教会の中の空気感とかが作品から伝わると、演じるときの助けになります。――よく美術館に行かれるとのことですが、印象に残る展覧会や作品はありますか。浦井さんいろいろありますが、以前、一部屋すべてモネの作品が飾られているのを見たときはすごいと思いました。やはり、本物はすごいですね。本物に触れると、自分の感性も変わっていき、研ぎ澄まされたインスピレーションが得られます。その空間に身を置くことでリセットでき、自分自身とも向き合えます。こんな贅沢な時間をリーズナブルなお値段で買えるのですから、美術館はもっとみんな行っていい場所だと思います。どんな方でも楽しめます!――最後に、読者の方にメッセージをお願いします。浦井さん二人の女性の心意気や志、生きた証に触れることができる展覧会で、見ると世界が広がります。男性も学ぶことが多く、渋谷の真ん中にあるのでカップルで来ていただいてもいいと思います。ぜひ、この贅沢な空間を体感していただきたいです。音声ガイドも、みなさんと一緒に街を歩いているような雰囲気になれるよう心がけました。どんな方が来ても楽しめるすごくステキな芸術空間で、心に潤いをもたらしてくれます。ぜひ一度といわず、何度も足を運んでいただければと思います。インタビューを終えて…終始穏やかなトーンで、とても丁寧にお話をしてくださった浦井さん。アートから知識やインスピレーションを得て、役作りにも生かされているなど、言葉の端々から演劇に対する真摯な思いが伝わってきました。ぜひ、浦井さんの優しく寄り添うような声で収録された音声ガイドを聴きながら、展覧会を楽しんでみてください。Information会期:~4月9日(日)休館日:3月7日(火)会場:Bunkamura ザ・ミュージアム開場時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)※金・土の夜間開館は、状況により変更になる場合があります。観覧料:一般¥1,900、大学・高校生¥1,000、中学生・小学生¥700撮影・松本理加
2023年03月11日鈴木裕美演出、愛希れいか主演のミュージカル『マリー・キュリー』が、3月13日(月)~26日(日) まで東京・天王洲 銀河劇場、4月20日(木)~23日(日) まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。開幕に先駆けて、2月27日、マスコミ向けにオンライン公開稽古と取材会が行われ、印象的な3シーンを披露した。本作は、2018年に韓国で初演、2021年の韓国ミュージカルアワードで大賞をはじめ5冠を達成した、創作ミュージカル。19世紀ヨーロッパ、まだ科学が男性のものだった時代に、元素ラジウムの発見をするなど、女性研究者の道を切り拓き、2度のノーベル賞に輝いたマリー・キュリーの情熱と苦悩、そして研究者としての強い信念を、Fact(歴史的事実)とFiction(虚構)を織り交ぜ、「ありえたかもしれない」もうひとりのマリー・キュリーの物語として描く作品だ。主演は、宝塚歌劇団在団中のトップ娘役在任期間が6年7か月と歴代三番目の長さを誇り、2018年の退団後、ミュージカル『エリザベート』『泥人魚』『マタ・ハリ』といった舞台作品から、大河ドラマ『青天を衝け』への出演など幅広い活躍をみせる愛希れいか。共演には上山竜治、清水くるみ、屋良朝幸ら、豪華キャストが勢揃いしている。迫力のダンスに魅力的な人間ドラマ公開稽古にてまず披露されたのは、愛希演じる20代のマリーが、大学進学のためにパリに向かう汽車に乗るシーン。旅行カバンを持った乗客たちが目まぐるしく動いていく姿は、「これぞ舞台」という高揚感たっぷり。セットを模した木の台や椅子が実際の汽車の様に見えてくるようだった。ここでのマリーはポーランド人ということで外国人であり、女性というマイノリティ。しかも汽車の自分の席には男性客が座っており、荷物も失っているという大ピンチに……。そこで、そんなピンチを救ってくれたのは、清水くるみ演じるポーランド人のアンヌ。アンヌはマリーが名門大学に入学することを聞き、「天才なのね!」と声をはずませる。その後お互いの勉学について語り合うという、女性の学者が数少ない時代に運命的な出会いを果たしたマリーとアンヌの印象的なシーンだ。夢を語るイキイキとした表情が魅力的。続いては、屋良朝幸が演じる、投資家のルーベンが集まった科学者たちの前で講演を行っているシーン。「画期的な発明は無いか?」と、集まった科学者たちの論文を確認し投資先を探す中、マリーのラジウムに関する論文に目をつける。周りの学者に笑われながらも、自分の研究を真っ直ぐにルーベンに伝えるマリーの信念が伝わるシーンだ。マイノリティを乗り越え研究に邁進していく姿に勇気をもらえる最後に公開されたのは、マリーと、上山竜治が演じるマリーの夫・ピエールの二人芝居。研究室で研究に明け暮れながら、新しい実験をはじめていく。ルーベンの出資を受け信じる道へ突き進んでいく姿はパワーたっぷりだ。マリーとピエールが、出会った時のこと、プロポーズをした時のことを話し、デュエットも披露するロマンティックな場面でもある。3シーンを通して感じたのは、マリーの科学に対するアツい想いと、「自分が何者かは関係無い、何をやるのかが大切なのだ」という強いメッセージだ。フランスという場所では外国人であること、そしてその時代には珍しい女性の研究者であることを乗り越え、ラジウムの可能性を切り開いていく姿に多くの人が励まされるだろう。本作はミュージカルであり、エモーショナルな旋律が印象的なナンバーが数々披露される。元・宝塚歌劇団である愛希の可憐さと元気さが融合したダンスと歌唱、数々の舞台に出演する屋良の情熱的な動きを中心に、本番では圧巻のステージとなることだろう。また、ストレートプレイからミュージカルと様々なジャンルを手がける鈴木裕美による演出は、ミュージカルにあまり馴染みの無い観客にも新しい一面を見せてくれるはずだ。「難しそうだな」と思わず劇場に訪れて公開舞台稽古後には、演出の鈴木とキャスト4人による取材会が行われた。「今日が公開稽古初で、今までにはない集中力で(笑)、発見もたくさんありました。マスクをはずして、共演者の皆さんの表情が見えて良かったです」と愛希が笑顔を見せると、屋良が「ご時世的にマスクを外すことがないので、みんなの素敵な表情がみられて(愛希と清水が)とても可愛らしかったです!」と続ける。左から)鈴木裕美(演出)、上山竜治、愛希れいか、屋良朝幸、清水くるみ鈴木は、稽古について「今日はこのあとに、2回目の通し稽古を予定しています。稽古では、ディスカッションをしながら、意見を交換しながら行っています。今日こうやって、マスクを外してお互いの表情を見えている状態での稽古をすると、相手からもらえるものが1個も2個も違う。さらに理解が深まると思うので、楽しみにしています」と期待をのぞかせた。それぞれの役柄について、愛希は「伝記で有名な、小学生の頃に読んだ、あの『キュリー夫人』です。この作品はファクション・ミュージカルなので、みんなが知っているマリーと、プラスの別の側面があって、とても人間らしくて共感する部分があるなと感じながら演じています」。屋良は「ルーベンはとても異質な存在です。自分の目的のためにマリーを利用する面もあるのですが、お客様の目線でシーンを見ていたり、ある意味シーンを牛耳っていたり、いろんな角度から存在するルーベンがいるなと思っています。ファクション・ミュージカルを象徴する存在だと思います」と話す。上山はピエールという役柄について「一番優しい役です!最近革命家の役とか、テロリストの役が多かったので嬉しいです。前回愛希さんとご一緒した時は、暗殺する役(※)だったので、今回は見守る役ということで新鮮です」(※2022年~2023年上演ミュージカル『エリザベート』ルキーニ役)と、笑いを誘う。清水は「私が演じたアンヌはマリーの友人であり、影響を与える存在です。もしも、マリーがこんな女の子と出会っていたら? という架空の存在です。(鈴木)裕美さんの言葉を借りるならマリーが“静”だったら、アンヌが“動”みたいな。とても対比しているキャラクターです」と役柄を紹介した。作品の見どころについて、「事実と虚構が織り混ざってある作品です。事実に、大きな虚構を入れることによって、大きいなうねりを作り出しているなと感じています。韓国の演劇やミュージカルファンのみなさんが期待する音楽の素晴らしさもあります。音楽が本当に素晴らしい!感情がほとばしる、すごくエモーショナルなシーンを支える音楽がありますので期待していてください」と鈴木。最後に、愛希より「日本では初演の作品となります。アイディアを出し合いながら、一からみっちり話し合って作り上げています。テーマに、“科学者”があると、難しく感じるかもしれないですが、とてもエネルギッシュな舞台です。難しそうだな、と思わずに、ぜひ一度劇場に足を運んでご覧ください!」とメッセージが送られた。ミュージカル『マリー・キュリー』は2023年3月13日(月)~3月26日(日) 東京・天王洲 銀河劇場、その後、4月20日(木)~4月23日(日) 大阪・梅田芸術劇場にて上演。取材・文:中村梢撮影:平野祥恵ミュージカル『マリー・キュリー』チケット情報東京公演大阪公演
2023年03月03日音楽フェス「コロナ サンセット フェスティバル 2023(CORONA SUNSETS FESTIVAL 2023)」が、2023年7月15日(土)・16日(日)に、沖縄・豊崎海浜公園 美らSUNビーチにて開催される。音楽フェス「コロナ サンセット フェスティバル」とは「コロナ サンセット フェスティバル」は、“サンセット”と“リラックス”をテーマに、世界中のビーチで開催される音楽フェスティバル。2014年にスペイン・イビザ島でスタートし、日本でも2015年から2019年に沖縄で開催。リゾート感漂う唯一無二の音楽フェスとして、多くの来場者に愛されてきた。そんな「コロナ サンセット フェスティバル」が、4年ぶりに復活。沖縄でも有数のサンセットスポットとして知られる「豊崎海浜公園 美らSUNビーチ」にて開催される。沖縄の青い海と広がる空、開放的で自然に囲まれた絶好のロケーションで音楽を聴きながら過ごせば、日常では感じられない特別なリラックスタイムを過ごすことができそうだ。注目の出演アーティスト2023年は、シンガーソングライターのJQ率いるNulbarich(ナルバリッチ)、甘美なメロディーを奏でるネオソウルMoonchild(ムーンチャイルド)、音源・映像ともにセルフプロデュースを行う離婚伝説、メンバー全員2002年生まれのグルーヴとジャンルレスな感覚で中毒性の高い音楽で注目されるChilldspot(チルズポット)、寝る前に聞きたいベッドタイムサウンドが特徴の新世代バンドyonawo(ヨナヲ)らが会場を盛り上げる。2023年の出演者一覧■7月15日(土)出演アーティストDurand Jones/Nightmares On Wax/平井 大/Miles Medina/離婚伝説/Blue VintageSAIRU/DJ REN/Mark West/peeto/宇田川別館バンド/gb■7月16日(日)出演アーティストMoonchild/Nulbarich/C&K/yonawo/chilldspot/tonun/DURDN/Naoki Serizawa/Yui & The Mahadhi Bohemians※最終ラインナップ。※アーティストの都合により、DJ HARVEYは出演キャンセル開催概要コロナ サンセット フェスティバル 2023開催日程:2023年7月15日(土)・16日(日)会場:豊崎海浜公園・オリオンECO美らSUNビーチ(沖縄県豊見城市豊崎5-1)※20歳未満入場禁止。※入場時に顔写真付きの身分証明書(免許/パスポート/外国人登録証明書 等)の提示が必要。チケット情報最速早割先行チケット1次先行:2月27日(月)12:00~チケット料金:1日券 8,800円 (当日券9,800円)、2日券 15,000円※チケット情報詳細は公式サイト(を確認。
2023年03月02日東京・白金台にある松岡美術館は、実業家・松岡清次郎のコレクションを公開する美術館。その約2,400点に及ぶコレクションから、美しい人びとを描いた作品を特集する企画展が、2月21日(火)から6月4日(日)まで開催される。創設者の松岡が貿易商として最初に扱った品はイミテーション・ダイヤモンドだったという。続いてルビーやダイヤモンドなど美しい貴石に惹かれた松岡は、美術にも関心を寄せ、自らの眼にかなった「美しいもの」を追い求めて蒐集することを理想とし、多様な分野からなるコレクションを築いた。同展でも、美人画をはじめとする日本画や肉筆浮世絵とともに、ローランサンやヴァン・ドンゲンらによる西洋の女性像や男性像も紹介される。年齢や性別にとらわれずに美しい人びとを描いた作品が並ぶのが、同展の見どころのひとつだ。特に注目したいのは、格調高い美人画で知られる上村松園が、重要文化財となった代表作《序の舞》と同じ年に描いた円熟期の作《春宵》が出品されること。同館のコレクションのなかでもとりわけ人気の高いこの作品は、改修のための長期休館からの再開後、初めての公開となる。そのほか、牛若丸が桜の花の散る中を独り歩む姿を描いた下村観山の《山寺の春》と、歌舞伎十八番『勧進帳』で弁慶を演じる十二代目團十郎を描いた大山忠作の《辨慶(市川団十郎)》など、関わりの深い人物像を並べて見ることで鑑賞の味わいを深める展示もある。多彩なコレクションをもつ同館では、同展に加え、『憧憬のペルシア』展が同時開催される。こちらの展示は、東洋美術の三大潮流のひとつと言われるペルシア陶器の館蔵品を16年ぶりに一挙公開するもの。異国情緒あふれる器の形、変化に富んだ文様の面白さ、そしてターコイズブルーの青釉陶器や光沢のあるラスター彩の器などの色彩の美しさも堪能できることだろう。なお、『美しい人びと』展は、前期・後期で展示替えがある。上記のうち、松園の《春宵》と観山の《山寺の春》は、4月16日(日)までの前期展示となる。<開催情報>『美しい人びと 松園からローランサンまで』会期:2023年2月21日(火)〜6月4日(日)※会期中展示替えあり会場:松岡美術館時間:10:00~17:00、毎月第 1 金曜は19:00(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)料金:一般1,200円、25歳以下500円公式サイト:
2023年02月06日2023年2月14日(火)より、Bunkamura ザ・ミュージアムでは、『マリー・ローランサンとモード』を開催する。日本でも人気の高いフランスの女性画家マリー・ローランサン(1883-1956)の活動を、同時代にパリで活躍していたファッション・デザイナーの作品と並行して紹介する展覧会だ。パステル調の色彩に彩られた儚げな女性像などが知られるマリー・ローランサンは、20世紀初頭、ピカソがアトリエを構えた「洗濯船」の前衛芸術家たちと活動を共にしていたが、恋人だった詩人アポリネールとの破局後にドイツ人と結婚する。しかしその新婚旅行中に第一次世界大戦が勃発。敵国人同士になりながらも7年間亡命生活を送ったふたりだったが、結局、ローランサンだけがひとりフランスに戻ることとなった。しかし、そんな彼女を待っていたのが、戦後の好景気に沸く「狂騒の時代(レザネ・フォル)」のパリだった。当時の社交界の中心人物グールゴー男爵夫人の肖像画を描いたことをきっかけに売れっ子画家となった彼女は、舞台美術や室内装飾の分野にも活躍の場を広げ、「狂騒の時代」を代表する芸術家へとなっていった。実はもうひとり、この時代のパリを舞台に飛躍した女性がいる。それがファッション・デザイナーのココ・シャネル(1883-1971)だ。ローランサンと同じ年に生まれた彼女は、帽子のデザイナーから本格的なオートクチュール・デザイナーとしてデビュー。1926年にはシンプルで実用的な「リトル・ブラック・ドレス」をヒットさせ、確実に「シャネル」というブランドの地歩を築いていく。当時の裕福な女性たちの憧れは、シャネルのドレスを身にまとい、マリー・リーランサンに肖像画を描いてもらうことだったという。同展では、彼女たちのアートとファッションを軸に、同時期「バイアスカット」で一世を風靡した女性デザイナー、マドレーヌ・ヴィオネの仕事なども紹介。1920年代のパリを彩った、才能ある女性たちの華やかな競演を、時代の雰囲気とともに楽しめる。<開催情報>『マリー・ローランサンとモード』会場:Bunkamura ザ・ミュージアム会期:2023年2月14日(⽕)~4月9日(日)時間:10:00~18:00、金土は21:00 (入館は閉館30分前まで)休館日:3月7日(⽕)料金:一般1,900円、大高1,000円、中小700円公式サイト:()
2023年01月31日「マリー・アントワネットアフタヌーンティー~ストロベリー&ローズ~」が、アプローズスクエア 名古屋迎賓館にて、2023年2月・3月・4月の特定日に開催される。マリー・アントワネットの世界観をアフタヌーンティーで今回開催する「マリー・アントワネットアフタヌーンティー~ストロベリー&ローズ~」は、マリー・アントワネットをテーマにしたアフタヌーンティー。いちごやローズを使ったフォトジェニックなピンクのスイーツや、セイボリーなどを取り揃える。三段スタンド上段には、プリンセスをイメージし、ティアラを添えたヴェリーヌや、ハイヒール型のチョコレートを乗せたいちごオペラを用意。中段には、ハート型のムース、マカロンなど、華やかで可愛らしいメニューを並べている。セイボリーは、ジャガイモとポワロ―葱を使用したポタージュや、ペンネと小海老を組み合わせたグラタンといった、本格的な料理を用意。またドリンクは、フランスの老舗紅茶店「マリアージュフレール」のマルコボーロのほか、コーヒー、ハーブティー、紅茶などを堪能できる。【詳細】「マリー・アントワネットアフタヌーンティー~ストロベリー&ローズ~」開催日時:・2023年2月10日(金)15:00~、19日(日)12:00~/17:00~、23日(木)16:30~・2023年3月11日(土)12:00~/17:00~、12日(日)12:00~/17:00~、21日(火)12:00~・2023年4月7日(金)15:00~、13日(木)15:00~、23日(日)12:00~/17:00~※時間は120分制※受付は開催時間の15分前/ラストオーダーは終了時間の15分前場所:アプローズスクエア 名古屋迎賓館住所:愛知県名古屋市中区丸の内2-9-36料金:4,500円※サービス料込み※小学生以下は“お子様ランチ(1,500円)”の注文可能メニュー:〇スタンド上段いちごとローズのヴェリーヌ、いちごオペラ〇スタンド中段シャンパンジュレ、いちごマカロン、アーモンドムース〇スタンド下段スコーン(プレーン&ベリー)、クロテッドクリーム、コンフィチュール(いちご)〇セイボリージャガイモとポワロ―葱のポタージュ ビーツのマーブル仕立て、ペンネと小海老のグラタン風、生ハムとベリーローフのスモ―ブロー〇ドリンク(ホット)マリアージュフレール(マルコポーロ)、コーヒー、ハーブティー〇ドリンク(コールド)コーヒー、紅茶、ウーロン茶、オレンジジュース、アップルジュース、ジンジャーエール、コーラ※仕入れ状況により、メニューが一部変更の場合あり【問い合わせ先】TEL:052-218-6088(平日12:00~19:00、土日祝9:00~19:00)※定休日は、月・火(祝日は除く)その他弊社指定日
2023年01月30日サンダンス映画祭の受賞結果が発表になった。USドラマチックコンペティション部門の審査員大賞に輝いたのは、『A Thousand and One』。監督、脚本は、今作で長編監督デビューしたA.V.ロックウェル。審査員特別賞には、イライジャ・バイナム監督、ジョナサン・メジャース主演の『Magazine Dreams』。観客賞は、マリアム・ケシャバーズの『The Persian Version』が受賞した。今作は脚本賞も受賞している。監督賞は『Accidental Gateway Driver』の香港系イギリス人監督シン・J・リー。俳優賞はトランスジェンダーの男性を描く『Mutt』のリオ・メヒエル。アンサンブル賞は『Theater Camp』が受賞。ワールド・ドラマチックコンペティション部門の審査員大賞を受賞したのは、シャーロット・リーガン監督、ハリス・ディキンソン主演のイギリス映画『Scrapper』。USドキュメンタリーコンペティション部門の審査員大賞は、ジョー・ブリュースター監督の『Going to Mars: The Nikki Giovanni Project』に送られた。サンダンス映画祭は多様化に力を入れてきたが、今年も上映された長編映画のうち有色人種監督の作品は49パーセント、女性は56パーセントを占める。それぞれの部門で審査員大賞を受賞した3作品も、女性あるいは黒人監督によるものだ。作品のセールスは、今年、やや控えめ。配信各社がコスト削減を意識し、コンテンツ獲得のために高額な契約を結ぶことに注意深くなっていることが大きいと思われる。それでも、Netflixはオールデン・エアエンライクとフィービー・ディネヴァーが主演するスリラー『Fair Play』を2,000万ドルで買ったほか、オーストラリアのホラー・スリラー『Run Rabbit Run』の世界配信権も獲得。ソニー・ピクチャーズ・クラシックはデビッド・ストラザーン主演の『A Little Prayer』、サーチライト・ピクチャーズはアンサンブル賞受賞作『Theater Camp』を獲得した。評価の高かったその他の作品にも、近々買い手がつくことが期待される。文=猿渡由紀(C)Sundance Institute
2023年01月30日「ゲーム・オブ・スローンズ」で夫婦を演じたジェイソン・モモア(カール・ドロゴ役)とエミリア・クラーク(デナーリス・ターガリエン/カリーシ役)が、サンダンス映画祭で久々の再会を果たした。ジェイソンはドキュメンタリー映画『Deep Rising(原題)』、エミリアは主演映画『Pod Generation(原題)』を引っ提げ、同映画祭に出席。エミリアのインスタグラムにジェイソンとバックステージで再会して話している写真や、エミリアが炎の前に立っている写真が投稿されている。「またカリーシになったような気分(その中を進むことはできない“火”も一緒にね!)にさせてくれてありがとう、サンダンス映画祭」と、懐かしい「ゲーム・オブ・スローンズ」の思い出に浸ったことを報告し、コメント欄にはジェイソンからたくさんのハートマークが届いた。「2人が一緒にいる姿を見ると、なんだか心が温かくなるんだよね」「2人のケミストリーは最高!」とファンから喜びのコメントも。「ゲーム・オブ・スローンズ」の撮影が始まった当時は23歳。演劇学校を卒業したばかりで撮影現場に行ったこともなかったエミリアは、大勢の前で裸になったり、レイプシーンの撮影もあった。それをジェイソンがやさしく支えたことで2人は固い絆で結ばれ、友情が続いているようだ。再会するたびに報告し、ファンを喜ばせている。(賀来比呂美)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2023年01月27日サンダンス映画祭が開幕した。コロナのため、一昨年と昨年はオンラインのみでの開催だったが、今年は通常通りユタ州パークシティに戻ってきた。しかし、オンラインでの映画祭がユタ州まで来られない映画ファンに大好評だったこともあり、今年も並行してオンラインでも開催される。今年も、話題作は豊富だ。たとえば、『コーダあいのうた』のエミリア・ジョーンズが主演する『Cat Person』、ジェニファー・コネリー主演の『Bad Behavior』、トマシン・マッケンジー主演の『Elieen』、アレキサンダー・スカルスガルド主演、ブランドン・クローネンバーグ監督の『Infinity Pool』、ジョナサン・メジャース主演の『Magazine Dreams』、デビッド・ストラザーン主演の『A Little Prayler』など。ドキュメンタリーには、マイケル・J・フォックスにいついての『Still: A Michael J. Fox Movie』、東京の地下鉄サリン事件を検証する『Aum: The Cult at the End of the World』、米最高裁判事ブレット・カヴァナーの過去の性犯罪疑惑を検証するダグ・リーマン監督作『Justice』などがある。ほかに多数の短編作品が上映される。昨年、オスカーで作品賞を受賞した『コーダあいのうた』、長編ドキュメンタリー賞を受賞した『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』は、いずれも2021年のサンダンスで初上映された。今年のオスカーで主演男優部門に候補入りが有力視されている『生きるLiving』のプレミアも、昨年のサンダンスだった。今年もまたここから来年の賞レースで大健闘する作品が出てくるのかが期待される。映画祭は29日まで。文=猿渡由紀(C)Sundance Institute
2023年01月20日ディオールのメンズ クリエイティブ ディレクターであるキム・ジョーンズが、2022-2023年シーズンのパリ・サン=ジェルマンFCに捧げるエクスクルーシブなクリエイションをデザイン。ブラックのニュアンスが際立つエレガントなワードローブは、ハリントンジャケット、ニットセーター、ポロシャツに、“PARIS SAINT-GERMAIN”の刺繍と「CDアイコン」イニシャルが施され、ブラックレザーの「ディオール エクスプローラー」ダービーシューズには、同色の「ディオール オブリーク」パターンがアクセントとしてあしらわれています。さらに、「CD ダイヤモンド」 モチーフを添えた「ディオール ランゴ」バッグが、この特別なセレクションを完成させます。タイムレスでよりドレスアップしたアンサンブルやカシミアコート、スーツ、シャツ、ブラックレザーのモンクシューズに、アクセサリーのカシミアスカーフやシルクタイ、ブラックとネイビーブルーのリバーシブルベルトが、それぞれのシルエットをより洗練されたものにします。これらのクリエイションには、ディオールの卓越したサヴォワールフェールを体現する繊細なディテールが凝縮されています。@DIOR #Dior #ディオール #PSGxDior【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年01月14日エルヴィス・プレスリーの娘で、シンガーソングライターのリサ・マリー・プレスリーさんが米国時間1月12日夜に亡くなったと、母プリシラ・プレスリーがPEOPLEに声明を発表した。54歳だった。リサ・マリーさんは10日に行われたゴールデン・グローブ賞受賞式に出席していたが、そのわずか2日後、カリフォルニア州カラバサスの自宅で心肺停止の状態で発見された。TMZによると、近くにいた人がエピネフリンを投与するなど蘇生を試み、一時は心拍が回復したが、搬送先の病院で息を引き取ったという。リサ・マリーさんは’68年に誕生。4歳のときに両親が離婚し、9歳で父エルヴィスを亡くした。ティーンなってからはドラッグに溺れ、リハビリ施設に入所。’88年にそこで知り合ったミュージシャンのダニー・キーオと20歳で結婚し、長女ライリー、長男ベンジャミンを授かったが、’94年に離婚。その直後にマイケル・ジャクソンやニコラス・ケイジ、マイケル・ロックウッドら著名人と結婚を繰り返したが、いずれの婚姻生活も短期間で終わっている。そんな私生活の派手さからパパラッチに追われ、ゴシップ誌を賑わせ続けたリサ・マリーさん。近年はロックウッドとの泥沼離婚裁判や金銭問題に苦しみ、’20年には愛息ベンジャミンが拳銃自殺でこの世を去るなど心労が重なっていた。
2023年01月13日現地時間2023年1月12日、ミュージシャンのリサ・マリー・プレスリーさんが亡くなりました。54歳でした。リサさんは、もっとも売れた音楽家として『キング・オブ・ロックンロール』と称される、ミュージシャンのエルヴィス・プレスリーさんの娘。サンケイスポーツによると、リサさんはこの日の朝に心肺停止で搬送され、カリフォルニア州の病院で息を引き取ったといいます。9歳という若さで父親のエルヴィスさんと死別したリサさんは、後に自身もミュージシャンとして活動するように。また、26歳の頃には世界的なミュージシャンであるマイケル・ジャクソンさんと結婚し、離婚後は俳優のニコラス・ケイジさんと再婚するなど、注目を浴びていました。54歳という、あまりにも若すぎる旅立ち。ネットでは、日本人からも「若すぎる…大変な人生だったろうに」「マイケルと結婚をした時は驚いたのを覚えてる」といった声が上がっています。リサ・マリー・プレスリーさんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年01月13日イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)No.1美容液「ピュアショット ナイトセラム」のスペシャルキットが登場。2023年1月1日(日)より全国発売される。YSL人気NO.1美容液「ピュアショット ナイトセラム」の限定キット潤いに満ちた輝く毛穴レス肌へ導く、YSL人気NO.1美容液「ピュアショット ナイトセラム」。パワフルなボタニカルの力で、“過労肌”の原因となる肌バランスの改善を促し、見違えるほどの高い効果実感と、一晩でわかる即効性を叶えてくれる。今回そんな「ピュアショット ナイトセラム」の誕生3周年を記念した、スペシャルキットが到着。対象商品を購入することで、ミニキットが付属するお得な内容となっている。"肌悩み別”に選べるスペシャルキット注目は、"肌悩み別”に合わせたピュアショットシリーズのセラムを楽しめる「ピュアショット セラム キット」。好みの仕上がりのセラム現品を購入した人を対象に、+550円で「ピュアショット」シリーズをライン使い出来るミニコスメがセットになる。生命感溢れる輝きをチャージするクリーム、明るくツヤめく目元に導くアイセラム、高いプロテクション効果と軽やかな付け心地が魅力のUV50のミニサイズの全3種入りで、プレゼントに最適な上品なボックスも付属する。スキンケア×ベースメイクのポーチ付きキットもう一つの「スキンケア ファンデーション コフレ」は、スキンケアとベースメイクを組み合わせた、ポーチつきコフレだ。YSLのスキンケアとファンデーション製品から、好きな2品以上を含む製品(25,300円以上)を購入すると、ポーチ付きミニスキンケアセットをプレゼント。「ピュアショット」シリーズのローションやクリームに加え、深紅のプレミアム導入美容液「オールージュ ユイル N」もひとつにした豪華キットとなっている。【詳細】■ピュアショット セラム キット購入条件:ピュアショット シリーズのセラム現品の購入者。セラム現品の対象製品:・ピュアショット ナイトセラム 30mL / 50mL (レフィルも対象)・ピュアショット ライトセラム 30mL (レフィルも対象)・ピュアショット Lセラム 30mL (レフィルも対象)・ピュアショット Yセラム 30mL (レフィルも対象)セット内容:ピュアショット クリーム 7mL<試供品> 、ピュアショット アイセラム 5mL<試供品]>、ピュアショット UV50 3mL<試供品>■スキンケア ファンデーション コフレ購入条件:スキンケア/ファンデーション製品から2品以上を含む、YSL製品税込(25,300円)以上の購入者。セット内容:オールージュ ユイル N 7mL<試供品>、ピュアショット エッセンス ローション 30m<試供品>、ピュアショット クリーム 7mL<試供品>、YSL オリジナル ポーチ発売日:2023年1月1日(日)全国発売※公式オンライン ブティック、表参道フラグシップ ブティックでは12月26日(月)より先行発売。【問い合わせ先】イヴ・サンローラン・ボーテTEL:0120-526-333
2022年12月30日町田マリーと中込佐知子の演劇ユニット「パショナリーアパショナーリア」の2本立て公演『人の気も知らないで』『かぞくららばい』が、12月14日(水) に東演パラータで初日を迎えた。町田の脚本演出によるオリジナル作品と「やりたい戯曲全部やっちゃおうよ!!」シリーズを上演しているパショナリーアパショナーリア。本公演はユニット結成5周年を記念したもので、劇団「iaku」横山拓也の傑作戯曲『人の気も知らないで』と、町田の新作『かぞくららばい』が上演される。なお「ご家族一緒に演劇を楽しんでもらいたい」という思いから、高校生以下は無料で入場することができる。『かぞくららばい』より『人の気も知らないで』『かぞくららばい』は、12月20日(火) まで同所で上演される。■町田マリー コメント無事に5周年記念公演の初日が開きました!二本立てという、ちょっと無理な企画でしたが、沢山の仲間たちスタッフさん達と挑んで、乗り越えることができたことが、感慨深いです!面白いものができた!と自信を持って言えます!20日までです。あっという間に終わってしまうのでお見逃しなく!<公演情報>パショナリーアパショナーリア5周年記念二本立て公演『人の気も知らないで』『かぞくららばい』12月14日(木) ~20日(火) 東演パラータパショナリーアパショナーリア5周年記念二本立て公演『人の気も知らないで』『かぞくららばい』チラシ画像『人の気も知らないで』作:横山拓也(iaku)演出:荒井遼出演:町田マリー中込佐知子 / 土居志央梨『かぞくららばい』作:町田マリー演出:荒井遼町田マリー音楽・演奏:絢屋順矢出演:中込佐知子町田マリー / 酒井善史(ヨーロッパ企画)土居志央梨炎(えん)柿丸美智恵【チケット料金】整理番号付き自由席:5,000円(税込)※高校生以下無料関連リンクオフィシャルブログ::
2022年12月15日イギリスで最も愛されているデザイナー、マリー・クワント。現在92歳の彼女は、ミニスカートやタイツなどを世の中に広め、「ミニの女王」とも呼ばれるファッション界のレジェンドです。現在、Bunkamura ザ・ミュージアムで、マリー・クワントのすてきなファッションを紹介する展覧会『マリー・クワント展』が開かれています。今回、マリー・クワント本人とゆかりのある方々にお会いし、当時のファッションや展覧会の見どころなどを聞いてきました!女性のファッションを一変!マリー・クワントの破壊力右:ヘザー・ティルベリー・フィリップスさん、左:ウルリカ・ヘインズさん【女子的アートナビ】vol. 273『マリー・クワント展』では、服や下着、コスメ、インテリアなどライフスタイル全般をデザインし、世界的なブランドにまで成長させたマリー・クワントの歩みを紹介。英国・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(略称V&A)が所蔵する約100点の衣服を中心に、小物や写真、映像なども展示されています。本展はロンドンを皮切りに、スコットランド、オーストラリア、ニュージーランド、台湾でも開催されている世界巡回展。イギリスでは、約40万人も訪れたという人気の展覧会です。マリー・クワントは、1930年ロンドン生まれ。25歳の若さで若者向けのアイテムを揃えたブティック「バザー」をロンドンに開き、それまでの伝統的な価値観を打ち破って時代を先導。今では当たり前のミニスカートやタイツ、ジャージー素材のアイテムを浸透させ、当時の女性たちのファッションを一変させました。本展の開幕に合わせ、マリークワント社元取締役のヘザー・ティルベリー・フィリップスさんと、元モデルのウルリカ・ヘインズさんが来日。ヘザーさんは、1970年からマリークワント社で広報・マーケティングを担当されたあと経営に携わり、マリーさんとも家族ぐるみのお付き合いをされています。また、ウルリカさんは、1974~75年までマリークワント社のモデルとして活躍。その後、大手ブランドや日本でもモデルを務めていた方です。お二人に、展覧会の見どころやマリー・クワントさんの魅力などをお聞きしてみました!なぜ今も人気?マリー・クワントの魅力――まずは、お二人にお聞きします。日本での展示をご覧になって、いかがでしたか。ヘザーさんカラフルで遊び心があり、マリー・クワントらしさを効果的に見せていると思います。もともとオリジナルの展覧会をやっていたヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の基本を踏襲しながらも、日本ながらの解釈を加えて、すべての世代の方々にアピールできる内容になっていると思います。ウルリカさん私はこの展覧会が好きです。すばらしいと思いました。私たちがロンドンで見たのと同じくらい、日本の方々がこの展覧会を楽しむことができるのか、当時の若々しい刺激的な現象や雰囲気を、日本の方々も感じることができるのか、知りたいですね。私のドレスを見て!――この展覧会では、1955年から75年にかけてのマリー・クワントの活動に焦点を当てています。anan読者の若い女性たちには知らない時代だと思いますが、そんな女性たちでも楽しめますか?ウルリカさん私が着ているマリークワントのドレスを見てください!ほら、今でも新鮮でしょ。ミニスカートは、今でも若い世代にうけると思いますよ。ロンドンで開かれた展覧会では、実際に若い世代のモデルさんたちに当時のドレスを着てもらったのです。ヘザーさんその若いモデルの子たちは、マリークワントのドレスをおしゃれに着こなしていました。当時のドレスにドクターマーチンのブーツを合わせてみたり、白いソックスを履いたり、スニーカーを履いたりして、いろいろ組み合わせていました。今の時代に着ていても、まったく変に見えないし、居心地よく着られるドレスだと思います。ロンドンで展覧会が開かれていたとき、会場でお客さんたちの話を聞いていたのですが、18歳の女性は「このドレス着たい!」と言ったのです。マリークワントの服は、タイムレスな存在になっているのだと思いました。ファッションを手に届く存在に…――マリー・クワントさんは、ファッション界への多大な貢献を認められて、英国王室から2度も勲章を授与されています。イギリス人にとって、彼女はどんな存在ですか。ヘザーさん今は主に、起業家のロールモデルとしてみなされていると思います。衣服だけでなく、ライフスタイルのクリエイターとして認められている存在です。変革を起こしたいとき、彼女のように強い思いや自信をもって取り組めば、どんな人でもやりたいことを実現できるのではないか、と思わせてくれる存在です。ウルリカさん彼女を特別な人にしたのは、ファッションを低価格にした、という点です。大量生産することにより、ファッションを手に届く存在にした人だと思います。当時、デザイナーの服というのはオートクチュール(高級仕立服)で、お店ですぐ買うことができるものではなかったのです。ファッションを多くの人に届けることができたのがマリー・クワントです。専属モデルに求められていたのは…『マリー・クワント展』展示風景――マリー・クワントさんは、ご自身もスタイルが良く、ミニスカート姿でメディアに出られてファッションアイコンのような存在になっていました。当時、モデルとして活動されていたとき、マリーさんからは、どんなことを求められましたか?ウルリカさんfun(楽しさ)を求められていましたし、性格の良さも求められました。ポジティブで熱心に仕事をする、いわゆるプロフェッショナリズムを持っている人をマリー・クワントは求めていました。モデルのチームのなかに、ディーバ的な存在、例えばケイト・モスのような人はいなくて、常にチームワークで物事が進んでいたと思います。チームで仕事をして自らを解放し、楽しく仕事ができる人を彼女は求めていました。ヘザーさんそれに、インテリジェンス、賢さも求められていたと思います。マリー・クワントのデザインを理解してカラダを動かせる人、デザインを身につけることによる高揚感を伝えることができるような人を求めていました。――マリー・クワントさんの服を着ると、どんな気分になりましたか?ウルリカさん気分は良かったですよ。新鮮なデザインで、常に楽しさを与えてくれた洋服で、モデルたちはみな「着る」ということに誇りを持っていました。着心地がよくて堅苦しくなくて、軽く動きやすい服でしたので、本当に着ていて気分が良かったです。――展覧会では、当時のファッションショーの映像も見ることができます。ステージに踊りながら登場したり、ドラマティックなポーズをとったりして、今の時代に見てもとても刺激的です。ウルリカさんファッションショーは仕事ですから、当然、みんなまじめに取り組んでいましたけれど、常に同じモデルたちと仕事をしていたので、いい雰囲気でした。さらに、モデルの数は何十人もいたわけではなく、5、6人という選ばれた数人だけでした。選ばれているということ自体が、モデルの喜びにつながっていたと思います。人数が少なかったので、着替えは急いでしなければならなかったですけどね(笑)。それも楽しかったです。なぜマリー・クワントは日本好き?『マリー・クワント展』展示風景――マリー・クワントさんの回顧録を読むと、日本についての記述がたくさん出ています。彼女は日本の女性たちについてどう思っていたか、ご存じですか。ヘザーさんマリー・クワントは日本が大好きで、日本人のライフスタイルに感銘を受けていたようです。日本女性の着こなしのセンスにも感銘を受け、上品でありながらファッションを賢明な形で解釈しているというのが彼女の感想でした。また、日本人が自分たちの文化を大事にするという点も感激していました。マリーは息子を一時期日本で働かせていたほど、日本人と日本の文化を愛していました。日本人のお嫁さんが来てくれるといいな、と思っていたほど日本が好きでしたよ。――ウルリカさんは、モデルとして日本のブランドや百貨店ともお仕事をされていました。日本の印象はいかがでしたか。ウルリカさん私も日本が大好きで、来る機会があればすぐにでも行きたいと思うほどです。日本から大きな影響を受けていましたし、文化的にも違う部分が多いのでワクワクします。日本では細かい部分まで気配りがされていて、すばらしいと思っています。エキサイティングな場所ですね。――興味深いお話を聞かせていただき、ありがとうございました。インタビューを終えて…マリー・クワントさんと一緒に華やかな時代を過ごされてきたお二人。鮮やかなピンクのジャケットを羽織ったヘザーさん、ミニスカートとタイツ姿で颯爽と歩くウルリカさん、どちらも美しくキュートに服を着こなされ、見とれてしまいました。色あせないマリー・クワントブランドの底力をお二人が体現されているようでした。多くの刺激とインスピレーションを与えてくれるマリー・クワントの展覧会、ぜひ足を運んでみてくださいね!Information会期:~2023/1/29(日)※12/6(火)、1/1(日・祝) 休館会場:Bunkamura ザ・ミュージアム開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)※状況により、会期・開館時間等が変更となる可能性があります。※12/31(土)は18:00まで(入館は17:30まで)観覧料:一般¥1,700、大学・高校生¥1,000、中学・小学生 ¥700※学生券をお買い求めの際は、入館時に学生証(小学生を除く)のご提示をお願いします。お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)※本展は会期中すべての日程で【オンラインによる事前予約】が可能です。予約なしでも入場できますが、混雑時にはお待ちいただく場合があります。予約方法等の詳細は展覧会HPにてご確認ください。撮影:堀口宏明
2022年12月11日ミュージカル『マリー・キュリー』が、2023年3月13日(月)から26日(日) に東京・天王洲 銀河劇場、4月20日(木) から23日(日) に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演されることが決定した。本作は、2018年に韓国で初演、2021年の韓国ミュージカルアワードで大賞をはじめ5冠を総なめにした創作ミュージカル。まだ科学が男性のものだった19世紀のヨーロッパを舞台に、元素ラジウムの発見をするなど女性研究者の道を切り拓き、2度のノーベル賞に輝いたマリー・キュリーの情熱と苦悩、そして研究者としての強い信念を、Fact(歴史的事実)とFiction(虚構)を織り交ぜ「ありえたかもしれない」もうひとりのマリー・キュリーの物語として描く。日本初演となる今回は、宝塚歌劇団在団中のトップ娘役在任期間が6年7カ月と歴代3番目の長さを誇り、2018年の退団後はミュージカル『エリザベート』『泥人魚』『マタ・ハリ』といった舞台作品や、大河ドラマ『青天を衝け』に出演した愛希れいかが主演を担当。そして共演には、『レ・ミゼラブル』『エリザベート』などの大型ミュージカル作品への出演が続いている上山竜治、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』での鮮烈なデビューを経て、現在に至るまで舞台・映像作品に立て続けに出演している清水くるみ、俳優としての活動のみならず、振付やライブプロデュースなど多方面で活躍をする屋良朝幸が名を連ねている。演出は小劇場から大劇場、ストレートプレイ、ミュージカルと多種多様なジャンルの作品を精力的に手がけている鈴木裕美が務める。■愛希れいか コメントまたこうして新たな挑戦が出来ることを、とても嬉しく思います。演出家の鈴木裕美さん、キャストの皆様、スタッフの皆様とお稽古をする日々が今からとても待ち遠しいです。彼女の人生を学び、お役についても、作品についても深めて行くことができるように精一杯努めて参りますので、宜しくお願い致します。■上山竜治 コメント心から信頼させて頂いているスタッフの皆様、尊敬するキャストの皆さんと、韓国で生まれた素晴らしい作品を、日本初演として一緒に作らせていただくことがとても嬉しく、楽しみです!ビジュアル撮影では、髭も付けさせていただいたので、鏡に映る自分に「誰!?」と、声が出てしまいましたが、おかげで、実際のピエール・キュリーさんの面影を感じられて、勝手にご縁を感じています。同時に身が引き締まる思いです。ぜひ劇場に足を運んでいただけたら幸いです。お待ちしております。■清水くるみ コメントこのお話をいただいた時、絶対にやりたい!と思いました。大好きな鈴木裕美さんの演出に、以前から、いつか一緒にお芝居をしてみたいと思っていた、愛希さんとの共演!ミュージカルではあるけれども、お芝居で魅せていくところも多く、この作品で愛希さんとご一緒できることが、今からとってもとっても楽しみです。そして、裕美さんの現場は、1から一緒に役について、考えて向き合っていくので、また今回もたくさんの色んな刺激や学びの連続なんだろうなとワクワクしています。絶対的信頼のある韓国ミュージカルでもあるので、きっと面白い作品になると思います。是非観にきてください!■屋良朝幸 コメントマリー・キュリーの物語の中に僕自身がどのような形で携わる事ができるのか。新たな挑戦になる事は確かなので自分に出来る事を探して新たな発見をしながら良いスパイスをこの作品に与えられるようパフォーマンスしていきたいと思います。<公演情報>ミュージカル『マリー・キュリー』脚本:チョン・セウン作曲:チェ・ジョンユン演出:鈴木裕美翻訳・訳詞:高橋亜子出演:愛希れいか上山竜治清水くるみ能條愛未宇月颯清水彩花石川新太坂元宏旬聖司朗高原紳輔石井咲大泰司桃子/屋良朝幸【東京公演】日程:2023年3月13日(月) ~3月26日(日)会場:天王洲 銀河劇場お問い合わせ:チケットスペースTEL:03-3234-9999(平日10:00~12:00/13:00~15:00 ※変更になる場合がございます。)【大阪公演】日程:2023年4月20日(木) ~4月23日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティお問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00日祝休)公式サイト:
2022年12月07日