「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワ ネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」が、10月25日から17年2月26日まで六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて開催される。オーストリアに生まれ、14歳でフランスに嫁ぎ、革命の波にのまれて37歳で断頭台の露と消えたフランス王妃、マリー・アントワネット。同展では、マリー・アントワネットがルイ16世と結婚後、フランス革命までの約20年を過ごしたヴェルサイユ宮殿の企画・監修のもと、その激動の生涯を辿る。出展されるのは肖像画の他、王妃が愛用した食器や漆器、家具、身に着けた衣服、革命期の資料など約200点あまり。彼女が断頭台で亡くなる前、幽閉中に身につけていた肌着やヘアバンド、断頭台にのぼる際に脱げたとされる靴なども展示される。さらに、ヴェルサイユ宮殿内にある王妃のプライベート空間「プチ・アパルトマン」の浴室、図書室、居室を、当時の装飾や実際に使われた家具などとともに原寸大で再現。消失してしまった図書室は、かつての設計図をもとにバーチャルリアリティで再現するなど、これまでにない展覧会となっている。【展覧会情報】「ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワ ネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」会場:森アーツセンターギャラリー住所:東京都港区六本木6-10 六本木ヒルズ 森タワー52階会期:10月25日~17年2月26日(会期中無休)時間:10:00~20:00(火曜日、及び10月27日は17:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,800円、高校・大学生1,200円、小・中学生600円、小学生未満無料12
2016年08月10日展覧会「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」が、2016年10月25日(火)から2017年2月26日(日)まで、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催される。フランス王妃マリー・アントワネット(1755-1793)が暮らしたヴェルサイユ宮殿の企画・監修のもと、彼女の激動の生涯を辿る本展。肖像画はもちろん、王妃が愛用した食器や漆器、家具、身に着けた衣服、そして革命期の資料など、美術的、歴史的に貴重な品々200点あまりが展示される。最大の見所は、マリー・アントワネットのプライベート空間、「プチ・アパルトマン」を、 王妃が実際に使った家具や同時代の浴槽などとともに原寸大で再現した展示だ。 ヴェルサイユ宮殿以外で、この規模の空間再現がなされるのは、史上初の試みとなる。今では存在しない図書室部分は、東京駅の3Dプロジェクションマッピングなどで知られる、クリエイティブカンパニー・ネイキッドが担当。図書室部分を、パリの国立古文書館に保管されている設計図などをもとに、バーチャルリアリティで再現。連動した音や映像の演出で、まるで時空を超えるような不思議な体験を楽しめる。美術品や資料だけでなく、彼女が暮らした空間とその時代をも体感することが出来る本展。ヴェルサイユ宮殿の企画・監修だからこそ実現した、マリー・アントワネット展の集大成といええるだろう。【開催情報】展覧会「ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」開催期間:2016年10月25日(火)〜2017年2月26日(日) ※会期中無休会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)開館時間:10:00〜20:00※火曜日および10月27日(木)は17:00まで。※入場は閉館の30分前まで。観覧料:前売/団体:一般 1,600円、高校・大学生 1000円、小・中学生 400円当日:一般 1,800円、高校・大学生 1,200円、小・中学生 600円※小学生未満は入館無料。※全て税込価格。企画監修:ヴェルサイユ宮殿【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2016年07月17日タレントの中村玉緒が3月2日(水)、都内で行われた英米合作のヒューマンドラマ『マリーゴールド・ホテル幸せへの第二章』のPRイベントに出席。出演者の一人であるリチャード・ギアの精巧な等身大フィギュアと対面し、思わず「かっこいい!」と声をあげていた。この日、イベントに“出席”したリチャードのフィギュアは、お台場で約60体の等身大フィギュアを展示するアトラクション「マダム・タッソー東京」からレンタルされたもの。玉緒さんはギアの劇中シーンをふり返り、「酔ってネクタイを少しずらして、一番上のボタンを外す男性に色気を感じる」とメロメロだった。世界各国で大ヒットを記録した『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編。『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞に輝いたジュディ・デンチをはじめ、TVシリーズ「ダウントン・アビー」で人気を博すマギー・スミス、『ラブ・アクチュアリー』のビル・ナイら豪華なベテラン俳優陣が宿泊客を演じ、インドの古めかしいホテルで人生の輝きを見つめ直す。シリーズ初出演のリチャードは突然、ホテルに現れた“ナゾの男”を演じている。舞台となるインドにちなみ、妖艶なサリーを身にまとって登場した玉緒さん。「まるで夢のようで、昨日はうれしくて眠れなかった。主人(亡くなった勝新太郎さん)にも見てほしい。娘にもこの姿を携帯電話で送ったばかり」とすっかり自画自賛し、「映画のPRはもちろんですが、この私の姿を1秒でも長く放送してください」と報道陣に対し、お茶目にアピールした。もちろん、「何歳になっても勇気とチャレンジを忘れない。それが素晴らしいし、生きる力をもらえる。私も見習わないと」と映画のPRも忘れず、プロの女性ボリウッドダンサーと楽しげに踊りに“チャレンジ”する場面もあった。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』は3月4日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月02日ジュディ・デンチやマギー・スミス、ビル・ナイ、リチャード・ギアらが出演する『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』が4日(金)から公開されるのを記念して、キャストたちと監督が作品の魅力を語る特別映像が公開になった。特別映像本作の舞台“マリーゴールド・ホテル”はインドにあり、“高級リゾートホテル”という名のボロホテルだった。前作『マリーゴールドホテルで会いましょう』では、人生を変えようとインドにやってきた男女が、異文化の洗礼を受けながら、新たな道を探し出していく過程をユーモアを交えて描き、大ヒットを記録した。本作に出演している俳優はデンチもスミスも、多くの映画製作者、監督、キャスティング担当がいつもラブコールをおくる名優で、彼ら全員に続編出演の約束を取り付け、スケジュールをあわせることは至難のワザだ。映像でもマギー・スミスは「同じキャストでやれるなんて滅多にない」と言い、ジュディ・デンチも続編を「幸運」だと語る。俳優陣だけでなく、監督のジョン・マッデン、脚本家のオル・パーカーも引き続き参加を決めた。本作から出演するリチャード・ギアは「前作同様にすばらしい脚本だ。2作続けていいのは滅多にない」と語る。その手腕は他の出演者も信頼を寄せているようで、映像には脚本家のパーカーが、新作執筆出演前に、出演者に電話をかけたときの秘話が明かされる。映像には他にもメイキング映像やインタビューがたっぷりと収録されており、前作を思い出し、新作に備えるのにピッタリな内容になっている。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』3月4日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2016年03月02日寺山修司作『毛皮のマリー』が、美輪明宏の演出・美術・主演で、7年ぶりに上演される。日本一ゴージャスな男娼マリーと、マリーに愛される美少年・欣也の過剰なまでの親子愛、そして、それを取り巻く寺山ならではの見世物的世界は、どう描かれるのか。寺山が認めた美輪にしか生み出せない舞台に、期待が高まる。舞台『毛皮のマリー』チケット情報寺山が美輪に『毛皮のマリー』を書き、初演されたのが、1967年のこと。修辞的な台詞で描かれたその戯曲には、人生哲学が散りばめられていると感じたという。「たとえば、『世界は何でできているか考えたことある?水夫さん。表面は大抵、みんな嘘でできているのよ』という台詞も、とても大事なことを言っているんです。だって、人間はみんな嘘をついているでしょう。まず、服を着て、化粧をして、決して生まれたままありのままでは生きていません。自分の出世や安定のために権力におもねって嘘をつくこともあります。表ではいいことを言っている政治や経済もすべてそうです。と、そんなふうに、台詞についての解釈を寺山に話したら、『あなたは恐ろしい人だ。それでけっこうです』と返ってきました(笑)。私の出すアイデアには、寺山自身が気づいていないものもあったみたいです」。以来、寺山からの絶大なる信頼を得た美輪は、初演を含めこれまでに7度、『毛皮のマリー』を上演。前回の2009年版は、「決定版に近いものができたと思っています」と自負している。それだけに今回は、さらなる決定版をとの思いが募る。「寺山修司の世界はコンテンポラリーで、何でもありの世界です。ですから、寺山の出身地である東北の民謡を使った土着的な匂いから、フランスの古き良き時代のエレガンスな匂い、レトロな匂いと、あらゆるものを混在させて、ごった煮にしたいと思っているんです」。何でもありを象徴するような下男の醜女のマリー役を、ワハハ本舗の梅垣義明が初めて演じることも決まった。「劇中劇のショーで鼻から豆を飛ばしていただく予定です」というから、一層それは、醜悪で美しい世界となっていくことだろう。寺山だけでなく、三島由紀夫や江戸川乱歩など、今は亡き天才たちが描き出したかった芸術の真の姿を体現できる数少ない表現者である。「60年来の友人に『あなたしぶといわね』と言われましたが(笑)、台詞を、その世界観を自分が演じられると思う限りは、簡単に引退なんてしません」。最後にうれしい言葉が聞けた。公演は4月2日(土)から東京・新国立劇場 中劇場、4月27日(水)から東京・PARCO劇場にて。取材・文:大内弓子
2015年12月28日高級ホテルになる予定だったインドのボロホテルにやってきた英国人たちの姿を描いた名作『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』が来年3月に公開されることが決定し、予告編が公開になった。ジュディ・デンチやマギー・スミス、ビル・ナイら前作のキャストが続投し、リチャード・ギアが新たにキャストに加わる。予告編本作の舞台“マリーゴールド・ホテル”はかつてはボロボロだったが現在は美しいホテルになり、連日、満室になっている。そこにはもちろん、英国からやってきた男女5人が今日も元気も暮しているが、平均年齢が“やや”高いため、ホテルのオーナーのソニー(デヴ・パテル)は毎朝、点呼を欠かさない。このほど公開された予告編では、ソニーの呼びかけに様々な返しで応じるおなじみのメンバーたちが登場。エキゾチックな魅力あふれるホテルで彼らが暮している様が映し出される。そこへギア演じる新たな宿泊客が登場。年齢を重ねた男女がビジネス、恋愛、家族、そしてこれからの人生に想いをはせながら、現在を生きようとする姿が軽快な音楽に乗せて描かれ、前作『マリーゴールド・ホテル…』の爽快感を思い出す内容になっている。『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』2016年3月 TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2015年08月19日19世紀末に実在した“もうひとつ”のヘレン・ケラー物語とも言われている三重苦の少女とある修道女を描いた真実の物語『奇跡のひと マリーとマルグリット』。新たな感動作が時を越えて誕生しました。生まれつき目も耳も不自由な少女マリーは、教育を一切受けられずに育ち、まるで野生動物のような振る舞いで誰にも心を開かず、一人の世界に生きていた。そんななか、フランスのポアティエにある修道院に連れて来られたマリーは、修道女のマルグリットと運命的な出会いをする。マリーの放つ強い魂の輝きに導かれ、使命を感じたマルグリットは、病を抱えているにも関わらず自ら教育係を志願することに。魂と魂が激しくぶつかりあう戦いのような日々だけが過ぎてゆき、諦めかけていたその時、何一つ知らなかったマリーに奇跡が起きる。徐々に言葉を理解し生まれ変わっていくマリーと無償の愛を注ぎ続けるマルグリットは強い絆で結ばれていた。しかし、そんな二人には避けられない別れのときが刻一刻と迫っていたのだった……。今回マリーを演じたアリアーナ・リヴォアールは、ジャン=ピエール・アメリス監督によって見いだされ、本作で映画デビュー。自身も耳が不自由なリヴォアールは、演技初挑戦とは思えない熱演ぶりで観客を魅了。希望に満ちた笑顔や全身で想いを伝える姿には、胸の奥から込み上げてくる感動と涙が止まりません。言葉以上に豊かな手話と2人の間に流れる深い愛、そして人間の持つ生命力の強さを目の当たりにして、私たちの心は静かに震えるのです。この真実の物語は、人は誰しもが計り知れない可能性と生きる喜びを感じる使命を持って生きているのだということを教えてくれます。そして、ふたりのヒロインが放つ希望の光は、あなたの人生にも輝きを与えてくれるはず。あなたにとって、人として生きる本当の意味や真の豊かさとは?イベントデータ:『奇跡のひと マリーとマルグリット』公開表記:6月6日(土)、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー配給:スターサンズ/ドマ© 2014 - Escazal Films / France 3 Cinéma - Rhône-Alpes Cinéma
2015年06月09日ランバン(LANVIN)は、香水「マリー・ミー!」のリミテッドフレグランス「コンフェッティ エディション」(6,400円/30ml、8,300円/50ml)を3月1日に発売する。限定エディションのコンセプトは、愛と歓喜を祝福する紙ふぶき(コンフェッティ)。軽快なタッチで「Marry Me!」と書かれたガラスボトルには、ピンク色のジュースがまばゆい輝きを放ち、フェミニンで華やかな印象。更にフューシャルカラーにシルバーのラメを散らしたリボンが添えられている。トップノートにはブラックベリーやブラックカラントのフルーティーな香りが弾け、ミドルノートはホワイトピーチとジャスミンで女性らしさを強調。ラストノートにはホワイトウッドとムスクの柔らかな香りが広がり、キリッとした爽やかさで、告白するときの情熱的な胸の高鳴りや感情を表現している。
2015年02月24日生まれつき視力、聴力、言葉を失っている女性マリー・ウルタンと、彼女を教育したシスター、マルグリットの実話を基にした感動作『奇跡のひとマリーとマルグリット』が5月に公開されることが決定し、予告編映像が公開された。“もうひとつのヘレン・ケラー物語”とも呼べる作品で、自身も聴覚にハンディキャップを抱えるアリアーナ・リヴォアールがマリー役を演じる。予告編映像本作の舞台は、19世紀末のフランス西部ポアティエ地方の美しい村。聴覚障がいのある少女たちを教育するラルネイ聖母学院の修道女マルグリットは、生まれながらに三重苦をおった女の子マリーに出会い、周囲の人々が「手に負えない」という中で、彼女と真摯に向き合おうとする。マルグリットは自ら教育係を志願するが、マリーは生まれてからこれまで一切、教育を受けたことがなく、マルグリットは“戦い”と呼ぶべき日々の中でマリーを教育し、心を通わせ、彼女の奥底に眠っていた“魂”に触れていく。マリー役のアリアーナ・リヴォアールは聴覚にハンディキャップを抱える女性で演技初挑戦。仏セザール賞の主演女優賞にも輝いた名女優イザベル・カレがシスター・マルグリット役を演じる。『奇跡のひとマリーとマルグリット』5月、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
2015年02月13日マルニ(MARNI)の2015-16秋冬メンズコレクションがピッティ・イマージネ・ウオモ87でランウェイに復活した。2009年以降、ショーによるコレクション発表は休止していただけに、6年ぶりとなる今回のコレクションはフィレンツェでも大きな祝福で迎えられた。ショー会場となったマリノ・マリーニ美術館は18世紀に建てられた教会をモダンにリノベーションされ青銅の騎士や馬など大小の彫刻が展示される空間が、今回の同ブランドのシーズンコンセプトにリンク。デザイナーのコンスエロ・カスティリオーニ(Consuelo Castiglioni)が、一貫して提案する異素材を組み合わせに加え、柔らかなカラーリングと繊細で軽さと柔らかさを増した素材が、女性的でジェンダーレスな新しいリラックスしたラグジュアリーメンズラインを、エレガントな空気感でまとめている。特に以前から提案されているジャケット&パンツのスタイルが、今シーズンはスーツスタイルで新たなアプローチを提案。70年代からインスパイされた表現は裾がフレアしたパンツやコート、シャツとアウターの裏地のカラーリングの遊びなど、随所に取り入れられた。お得意のファー使いもニットを中心にさまざまなアイテムに使用され、ゴートのボンディングコート、ゴートファーのバックパックなどのアイテムが象徴的に登場した。
2015年01月28日2015年の英国新年叙勲リストが発表され、マリー・クワント(Mary Quant)が男性のナイトに当たるデイムの称号を贈られた。クワントは1934年生まれ、55年にキングスロードにバザールをオープンしていち早く若者のためのファッションを提供、60年代のミニスカート大流行の発信元として知られている。その他ファッション界からは、英国ファッション協議会(BFC)のキャロライン・ラッシュCEOとウィッスルズのジェーン・シェパードソンCEOがCBE(第3級大英帝国勲爵士)に叙せられ、眉毛のトリミング専門のブリンク・ブロウ・バーの創業者、ヴァニータ・パーティ氏がMBE(第5級大英帝国勲爵士)に叙せられた。
2015年01月05日人気俳優のテイラー・ロートナーが、映画『Tracers』(原題)の共演者で相手役のマリー・アヴゲロプロスと熱愛をうわさされている。テイラーは7月4日(現地時間)の独立記念日の晩に、ニューヨークのバー「Hudson Terrace」で美しい女性と一緒にいる姿を目撃された。その女性がマリーととても似ていたと「New York Post」紙は伝えている。目撃者は「彼は暗めの髪の若い友人にとても情熱的に接していました」「プライベートなカバナ・エリア(半個室)で彼らはキスしたり、ダンスしたり、ハグしたりしていました。午前2時位まで飲み物やダンスを楽しんでいましたよ」と明かしている。2人が現在撮影中の『Tracer』はマフィアに追われたニューヨークのバイク・メッセンジャーが、美しい謎の女性との出会いから危険なスポーツ「パルクール」の世界へとのめりこんで行くというストーリー。テイラーは、5月に20歳の女優マイカ・モンローと野球観戦をしているところを目撃されているが、今回は明らかに大人の世界の夜の過ごし方だ。現在、21歳のテイラー、27歳のマリーに大人の恋の手ほどきを受けているのだろうか?ファンならずとも続報が気になるニュースだ。(C) Getty Images(text:Mieko Nakaarai)
2013年07月09日兵庫県立美術館にて6日より、マリー・アントワネットの一生を辿る展覧会が開催される。彼女のファッションやライフスタイルに焦点を当て、紹介する。18世紀後期、14歳でウィーン・ハプスブルク家からフランス・ブルボン家に嫁いだ王妃マリーは、ヴェルサイユ宮殿に自分の趣味を持ち込んだ唯一の王妃だと言われている。彼女の愛用したドレスや装飾品、更に彼女が好んだ菓子やコーヒー、入浴習慣といったライフスタイルまでもが、貴族たちの憧れとなり、ロココ文化円熟期にあったフランスに流行を生み出した。専属のスタイリストを抱え、現代の日本円に換算して年間10億円にも及ぶ巨額の費用をファッションにつぎ込んだといわれるマリー。その華やかな宮廷生活が王家の財政を圧迫したと伝えられるが、その一方でシルクやレース、リボン、香水など「メイド・イン・フランス」製品の美しさを国外にまで広め、フランス経済の発展にも貢献していたという説もある。また、彼女は毎年約170着のドレスをオーダーメイドしていたというが、革命の混乱などによりドレスは現存していない。そこで本展では、当時より続く王室御用達のテー ラーであるプレル(Prelle)社や専門のアトリエによって、ドレスやヘアスタイルを特別に復元する。なお本展は9月11日からは岡山にも巡回する。【イベント情報】「マリー・アントワネット物語」展会場:兵庫県立美術館住所:兵庫県神戸市中央区脇浜南岸通1-1-1(HAT神戸内)会期:7月6日から9月1日時間:10:00から18:00(金・土曜日は20:00まで)料金:一般1,300円、池田理代子原画特典付きチケット1,700円(購入はオンラインのみ)休館日:月曜日(7月15日は開館、翌16日休館)
2013年07月04日フランス映画界の重鎮監督ブノワ・ジャコーの最新作『マリー・アントワネットに別れをつげて』で、王妃の朗読係シドニーを演じたフランス出身女優レア・セドゥーが来日。本作が、「『タイタニック』(97)に似ている」と評したジャコー監督の意見に彼女も同調した。その他の画像フランス革命勃発後のヴェルサイユ宮殿を舞台に、マリー・アントワネットの朗読係の少女が、心酔する王妃にギロチンの“身代わり”という非情な命を受けるストーリーの本作。朗読係の少女という新しい視点でヴェルサイユの裏側に迫る野心作で、愛憎や嫉妬、死の恐怖が渦巻くドラマの中、アントワネットの描写も従来の“悪女”という一方向ではない。「わたしも、この映画に出て彼女の見方が変わったわ」とレアも同意する。「学校で習ったこと以外は知らなかったけれど、ブノワ・ジャコーは必ずしも悪女として描いていないの。もろくてハートが弱い面も強調しているのよ。マリーの違う面が出ていると思うわ」。一方でジャコー監督は、「この物語は『タイタニック』(97)に似ている」と評した。「ええ(笑)。王政が崩壊して、体制が激変するの。当たり前だったことが一瞬でそうじゃなくなる、そういう意味での表現だと思うわ」。すなわちヴェルサイユ宮殿が沈没したタイタニック号のようなもので、絶対的だった対象が一気に崩れ去る時、拠り所を失った人々はパニック状態になるということだ。「よく理解できるわ。この作品はヴェルサイユ宮殿で暮らす人々の最期を描く悲劇で、自分に当てはめて考えれば大変な出来事。『タイタニック』(97)みたいなパニック状態になるシーンもあって。人間ドラマとしては共通していると思うわ」。レア自身、愛憎や嫉妬渦巻く女たちのドラマに魅力を感じたという。記憶に新しい『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11)のマシーンのような暗殺者役とは違い、死の緊張感に満ちた人間ドラマが交錯する中、内に秘めた感情を吐露するシドニー役は楽しかったという。「でも、どっちの役も好きよ。ただ、朗読係の方がイメージはしやすかったわ。アクション映画も大好きだから、また暗殺者役を演じてみたいけれど(笑)」。『マリー・アントワネットに別れをつげて』公開中取材・文・写真:鴇田 崇
2012年12月17日マリー・アントワネットの映画、と聞くと「また?」と思う人がいることでしょう。これまであらゆる形で描かれてきた、あまりにも劇的な彼女の人生。オーストリアのマリア・テレジアを母に持ち、後にルイ16世となるフランス王太子と14歳で結婚。18歳で王妃に。フランス革命の原因は、彼女の浪費にあるとも言われ、革命により断頭台に立ったマリー・アントワネット。その数奇な運命は、幾度も映画化されました。ところが、まだこんな視点から描くことが可能だったとは!と驚かされるのが、本作『マリー・アントワネットに別れを告げて』です。原作となっているのは、マリー・アントワネットに朗読係の女性がいたという史実にヒントを得て執筆された物語。フランスで最も権威ある文学賞であるフェミナ賞に輝いたベストセラー小説の映画化なのです。さらに、これまでの作品では、煌びやかなベルサイユでの日々が中心となっていることが多かったのですが、今回はバスティーユ陥落からの3日間を描いていて、宮殿内の混乱した様子、そしてカオスの中で明らかになる王妃の知られざる素顔を大胆に、ミステリアスにストーリー化しているのがユニークなところです。特に、本作を特別なものにしているのは、私たちがこれまで思いもよらなかった王妃の本音。王妃の寵愛を受け、瞬く間に重要人物へと上り詰めた“田舎娘”ポリニャック夫人への恋心が切なくも美しく描かれているのです。これを目撃していたのが、王妃にただならぬ憧れを抱いていた朗読係のシドニーだったというわけ。お気に入りのシドニーに、王妃はひとりの少女のように頬を赤らめながら「彼女は私に気に入られようとは思わないの。そんな自由なところが好き」とポリニャック夫人への恋心を語るのです。恋心に似た、もしかすると、ほぼそれと同様の好意を王妃に抱いていたシドニーは、王妃の気持ちに寄り添うのですが、それが後々、シドニーにとって絶望的なエンディングを招くことになろうとは。暴徒が迫りくる状況で、王妃はシドニーにとある提案をするのですが、それは王妃に好意を寄せる彼女にはあまりに残酷すぎるもので…。語られ尽くした感のあるマリー・アントワネットの物語に、斬新な解釈で挑んだ本作が、ベルリンを始めとする各国の映画祭で人々を虜にしたというのも納得です。フランス映画界の重鎮であるブノワ・ジャコー監督による熟練のストーリーテリングも魅力ですが、私が興味を持ったのはドレスの扱い。通常、マリー・アントワネットの映画では、絢爛豪華な衣装は必須。もちろん、本作にも数多く登場するのですが、実は今回はそこにあまり目が行きませんでした。混乱を極め、緊張の高まったベルサイユが舞台と言うこともありますが、実は最も煌めいているのが、王妃がポリニャック夫人に寄せる寵愛と、朗読係が憧れと共に王妃に向ける愛情だからかもしれません。煌めく恋心を前にすれば、どんな豪華な衣装にも勝ち目はなし。そんな表現を映像化したジャコー監督のストーリーテラーとしての力量、さすがです。私が唯一はっきり覚えているドレスと言えば、ポリニャック夫人が着ていた鮮やかな緑のドレス。金糸で花の刺繍があしらわれた、光沢のある美しい素材で仕立てられた目も覚めるようなドレスです。ベルサイユ内の空気が沈み始め、多くの人がモノトーンの衣類を身に着け始めたときに、ポリニャック夫人だけは「緑は希望の色だから」とマリー・アントワネットのためにこのドレスを身に着けて、王妃の前に現れるのです。実はこのドレスが、物語の終盤に朗読係の運命を左右することになるキーアイテム。王妃の恋心の強さ、それ以外のものは眼中にないという王妃の本音の象徴とも言えます。登場人物の気持ちを、単なるモノに投影させ、それを単なるモノから恋の象徴へと昇華させる手腕は実にお見事。意外性のあるドレスの扱いを見ていると、注目されるべきは物語そのもの、登場人物たちが抱く感情であるべきで、真のクリエーターには様々な技を通してそれができるのだと、つくづく感じさせられました。とはいえ、本作には主役級の存在感を持ったモノがもうひとつ登場しています。それは、歴史の舞台となったベルサイユ宮殿。今回は、何と実際の宮殿で、しかも通常では入場禁止となっている多くの場所でも撮影が許可されたのだとか。暗く沈むムードの中、逃げまどい、絶望する人々を静かに見つめ続け、最後まで残酷なほどに豪華さを失わなかった宮殿は、真の歴史の証人であり、ある意味ではもう一人の主役。そんな宮殿が、自らの懐で撮影されたマリー・アントワネットの物語を、フランス革命当時の223年前と変わらぬ様子でやはり静かに見守っていたのだと思うと、不思議な気持ちが。実際に史実を目撃していたベルサイユ宮殿で描かれる運命の3日間。この切なくも美しい歴史エンタテインメントをあなたはどう観るでしょうか。(text:June Makiguchi)■関連作品:マリー・アントワネットに別れをつげて 2012年12月15日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開© 2012 GMT PRODUCTIONS - LES FILMS DU LENDEMAIN - MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - EURO MEDIA FRANCE - INVEST IMAGE
2012年11月28日3rdアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』が、日本だけで85万枚を突破と快進撃を続けるレディー・ガガ。そんな彼女の最新シングル『マリー・ザ・ナイト』のプロモーションビデオが完成した。レディー・ガガの情報を見る13分51秒とガガ史上で『テレフォン』を抜いて最長作品となった本PVは、なんとレディー・ガガ初の“単独“監督作品。そもそも『マリー・ザ・ナイト』は、ガガの故郷ニューヨークについて歌った曲だが、ビデオの撮影もニューヨークはスタテン島で行われた。今でこそ大成功を収めているガガだが、このビデオではアーティスト活動初期の成功への願望、挫折、力強いダンス、そして再度成功へ向けての旅立ちなどの内容が、80’sへのオマージュたっぷりの世界観で展開されている。このビデオはYouTube公開わずか4日で、1000万ビューを超える大ヒットを記録している。また、USにて放送された『A Very Gaga Thanksgiving』という特別番組からライブ音源をまとめた4曲入りデジタルシングル 『A Very Gaga Holiday』も絶賛配信中。こちらもiTunesほかで1位を連発中だ。
2011年12月06日防災への関心が一層高まる中『防災対策として食料を準備しておきたい』という消費者のニーズに応えて、5年間保存可能な缶タイプ「マリー缶」「ミルクキャラメル缶」が8月2日(火)から限定発売された。あらためて、お菓子が非常食に適している点を幾つかあげてみよう。・高い栄養価を有していること。・調理せずにすぐに食べることができること。・子どもや高齢の方でも容易に摂取することができること。・一般的に保存期間が比較的長いこと(防災備蓄用として開発された菓子は長期保存可能)。・長期に及ぶ避難所生活の食事面におけるストレスの軽減を図ることが期待できること。今回発売される缶タイプの「マリー缶」と「ミルクキャラメル缶」は、5年間の長期保存ができるため、家庭に1つ常備しておくと安心だろう。また森永製菓では、手軽に始められる防災対策として、キョロちゃんが解説する防災用パンフレット「防災のしおり」や、携帯できる「ミニリーフレット」などを店頭配布している。ホームページには「防災の心得」のページもあり「非常持ち出し品」や「非常用備蓄品のチェックリストもあるので、こちらも是非活用したい。お問い合わせ:森永製菓株式会社 お客様相談室 TEL 0120-560-1620プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2011年08月02日