ブライダルファッションデザイナーの桂由美さんが死去した。94歳だった。これを受けアイドルユニット・Berryz工房の元メンバーでタレントの熊井友理奈(30)が30日、追悼コメントを自身の公式Xに投稿した。熊井は桂さんのショー出演時について「私のモデル人生のきっかけとなったYumi Katsuraのブライダルショー」とつづり「素敵なドレスを着用させていただき 初めてショーに出演した時の緊張と幸せな気持ちで溢れていたあの瞬間は一生の宝物です」と振り返った。最後は「桂由美先生 ご冥福をお祈りいたします」と結んでいる。桂さんは1930年生まれ、東京都出身。東京オリンピックが開催された64年、赤坂に日本初のブライダル専門店をオープン。ファッションブランド「ユミカツラ」創業者兼デザイナーとして、世界的に活躍。日本にウェディングドレス文化を広め、働く女性実業家の先駆けともなった。
2024年04月30日山下敦弘監督の映画『水深ゼロメートルから』の第2弾追加キャストとして、さとうほなみ、三浦理奈が発表。特報映像とポスタービジュアルが解禁され、クラウドファンディングもスタートした。本作は、2020年のスマッシュヒット映画『アルプススタンドのはしの方』(監督:城定秀夫)に続く「高校演劇リブート企画」第2弾としてスタートした映画。綾野剛主演で大ヒット公開中の映画『カラオケ行こ!』の山下監督を迎え入れた。原作は、2019年第44回四国地区高等学校演劇研究大会で「文部科学大臣賞(最優秀賞)」を受賞した徳島市立高等学校の「水深ゼロメートルから」(中田夢花)。キャストには濵尾咲綺、仲吉玲亜、清田みくり、花岡すみれとフレッシュな面々が顔をそろえており、10代の悩みや想いを繊細かつヴィヴィッドに描いていく。この度解禁となったのは、4人の女子高生と一緒にドラマを動かす登場人物。高校の体育教師・山本役は、映画『花腐し』(2023)で報知映画賞主演女優賞にノミネートされた、さとうほなみ。現在放送中のドラマ「院内警察」にも出演するなど活躍の場を広げる一方、ほな・いこか名義で「ゲスの極み乙女」のドラマーとしても活動している。さとうほなみ野球部のマネージャー・リンカ役は、「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞し、期待の若手として注目を集める三浦理奈が演じる。三浦理奈同時に公開された特報映像では、水のないプールで砂を掃き始める姿に始まり、それぞれに悩みを抱えつつも前に進もうとする登場人物たちが爽やかに映し出されている。併せて公開されたポスタービジュアルは、“このプールの底から、本当の「私」がはじまる”というキャッチコピーとともに、ココロ(濵尾咲綺)、ミク(仲吉玲亜)、チヅル(清田みくり)、ユイ(花岡すみれ)がそれぞれにメイク道具やモップを持ちながら凛々しく佇む姿が描かれている。また、映画のスペシャルサポーターを募集するクラウドファンディングがMotion Galleryにて開始(~4月1日23時59分予定)。コースは全5種あり、実際の映画撮影で使われた砂を使用したグッズや、劇中と同デザインの帽子やTシャツ、エンドロールにおけるクレジット掲載など、スペシャルサポーター向けならではの作品に近いリターンが多数用意されている。●さとうほなみ(山本役)今回、高校教師という役どころで、わたしももちろん経験のある女子高生時代。生徒たちの気持ちは分かるはずなのに、寄り添っているはずなのに、作中こんなに嫌われていたのは初めての経験でした。山下監督の芝居への想いや取り組みに感動しつつ、登場する女子高生ちゃんたちの心の揺れを、ぜひ楽しんでいただければと思います。●三浦理奈(リンカ役)出演が決まった時は、野球部のマネージャーを経験した事がなかったので、役で演じられる事が楽しみだなと思いました。その中で、りんかという女の子は野球部にも面接で受かって入部しているなど、周りの子達よりもワンランク上の存在なので自分の中で”ワンランク上の女の子”を想像して役作りをしました。2日間という短い撮影期間でしたが楽しかったです!なお、本作は「第19回 大阪アジアン映画祭」にてワールドプレミア上映が実施予定。上映は3月4日と7日の2回行われ、7日には山下監督によるトークショーも予定されている。『水深ゼロメートルから』は5月3日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:水深ゼロメートルから 2024年5月3日よりシネマカリテほか全国にて公開©『水深ゼロメートルから』製作委員会
2024年03月01日この度、宇治商工会議所では、POSTコロナを迎え人流も回復に向かう中、宇治観光の魅力発信として、宇治市観光大使にも任命される“抹茶ーず。”の熊井友理奈さん・鈴木愛理さんが、宇治ご当地キャラクター“チャチャ王国のおうじちゃま”とともに、“宇治茶”と”源氏物語”をテーマとした観光スポットなどをご紹介するWEB動画を2024年3月1日より公開いたします。あわせて公開を記念した、動画で紹介の観光施設や商店街を巡ってご利用いただくことで、宇治市観光大使の熊井友理奈さん、鈴木愛理さんの「宇治限定アクリルスタンドキーホルダー」などがもらえるキャンペーンを、2024年3月1日から3月末までの期間、実施いたします。動画公開ページ キャンペーン特設WEB 宇治市観光大使 紫式部ゆかりのまち宇治熊井友理奈・鈴木愛理 宇治限定キャンペーン■ WEB動画『紫式部ゆかりのまち宇治 編』概要国内外から観光にお越しの皆様の笑顔が街中にも沢山戻ってきた2024年。京都宇治ご当地キャラクター『チャチャ王国のおうじちゃま』が、宇治市観光大使を務める“抹茶ーず。”の熊井友理奈さん、鈴木愛理さんを宇治にご招待。コロナ禍の期間に新しく誕生し、令和6年3月11日からは「大河ドラマ展(令和7年1月13日まで)」もオープンする『お茶と宇治のまち歴史公園』や、“源氏物語”全編五十四帖のうち最後の十帖の舞台ならではの『宇治市源氏物語ミュージアム』、そして風情ある周辺の通りやお店を一緒に巡り、その魅力をご紹介します。公開時期/2024年3月1日(金) 午前0時~公開方法/『宇治市観光大使 抹茶ーず。×チャチャ王国のおうじちゃまin 紫式部ゆかりのまち 宇治』特設WEBページ ■ 動画公開記念 宇治市観光大使限定グッズなどがもらえる『紫式部ゆかりのまち 宇治 プレゼントキャンペーン』概要動画公開を記念して、宇治市観光大使の熊井友理奈さん、鈴木愛理さんの『宇治限定アクリルスタンドキーホルダー』などがもらえるキャンペーンを開催します。期間限定・数量限定となっていますので、今回動画でご紹介のスポットを巡って楽しみながらグッズも手に入れてください。キャンペーン期間/2024年3月1日(金)~2024年3月31日(日)プレゼント内容 /条件を達成するごとに、以下の(1)または(2)からいずれか1つ。(1)宇治市観光大使 抹茶ーず。(熊井友理奈・鈴木愛理)宇治限定アクリルスタンドキーホルダー 1点(ボールチェーン付)(高さサイズ 約8cm・約5cm×各2種、全4種からランダム)(2)チャチャ王国のおうじちゃま A4クリアファイル 1点(柄はランダム)プレゼント条件 /動画でご紹介する「お茶と宇治のまち歴史公園 茶づな」や「宇治市源氏物語ミュージアム」、「宇治源氏タウン銘店会」を利用して、複数のコースから、それぞれ、条件を達成するごとにプレゼントがもらえます。詳細・ご注意事項は『本キャンペーン』特設WEBページをご覧ください。キャンペーン特設WEB/ ■ 後援(動画およびキャンペーン)宇治市・公益社団法人宇治市観光協会・宇治源氏タウン銘店会■ 宇治茶大好き大使「抹茶ーず。」概要無類の抹茶好きで知られる、Berryz工房の熊井友理奈さんと元℃-uteの鈴木愛理さんが特別にタッグを組んだ“抹茶ーず。”2012年11月26日、宇治商工会議所では、これまでの抹茶に対する愛好と発信を讃え、抹茶ーず。のお二人を「宇治茶大好き大使」に任命。また、その5年間の大使としての活躍が評価され2017年11月14日には、「宇治市観光大使」にも任命されました。『抹茶』の本場・宇治の地域振興、宇治の文化や魅力を次世代に伝えるべく活動しています。■ 宇治ご当地キャラクター「チャチャ王国のおうじちゃま」概要平成24年度京都府地域力再生プロジェクト事業として、全国一般公募にて寄せられた629通の作品から、宇治茶大好き大使「抹茶ーず。」の監修にて2013年3月に誕生。「ゆるキャラ(R)グランプリ2014」では全国5位入賞(関西1位・京都府1位)に輝き、商店街活性化事業や観光情報の発信などの活躍が評価され、2016年11月14日に宇治市公認キャラクターにも認定。一層の宇治と宇治茶のPRのため頑張っています。○チャチャ王国のおうじちゃま プロフィール・出身地 :京都府宇治市(チャチャ王国)・好きな食べ物:抹茶アイス・好きな飲み物:抹茶(非常にしぶい子供である)・好きな色 :もちろん緑・茶道歴 :「はいはい」を覚えた時から・特技 :お茶ききができる。(おそるべし)「チャチャ王国88代目王子。頭には茶筅をイメージした冠をのせ、マントには、大きく茶の文字が刺繍されている。いつも抹茶の味がする、おちゃぶり?もとい、「おしゃぶり」をくわえ、宇治茶の魅力を世に広める為、日々、外交に努めている。」チャチャ王国のおうじちゃま(公式ホームページ/ )(Instagram公式アカウント/ )(Facebook公式アカウント/ )(X(旧twitter)公式アカウント/ )■宇治商工会議所 会社概要(1) 商号 宇治商工会議所(2) 代表者 会頭 山仲 修矢(3) 所在地 京都府宇治市宇治琵琶45-13(4) 設立年月 昭和27年2月 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月01日「ルパンだって3世まで」立憲民主党の野田佳彦元首相が自民党に対し、11月22日の衆院予算委員会で放った世襲批判が話題だ。「(岸田)総理は3世、ジュニアに委ねると4世」と、世襲議員の要職起用について人気アニメを引き合いに皮肉った。ただ、ルパン三世にも泥棒稼業を継ぐ「ジュニア」がいたのをご存じだろうか。さらに「三十三世」までシリーズに登場している。ルパンは「世襲」の権化だった。岸田内閣は国会議員だった実親を持つ閣僚が、首相を含めて20人中8人。この世襲構造を、野田氏は「歌舞伎役者じゃないんだから」と批判。「ルパンだって3世まで」発言も繰り出した。キャッチーな苦言がSNSで好感され、トレンド入りするほど話題になった。■安倍氏追悼、どじょう演説でおなじみの野田氏野田氏は政界屈指の弁舌家として知られる。「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」のフレーズは記憶に新しいだろう。「政敵」だった安倍晋三元首相を追悼した昨年10月の国会演説だ。皇居で首相親任式を待つ控え室を「カウンセリングルーム」に例えて安倍氏の人情を回顧した秘話は、与野党を超えて「心を打つ」と称賛された。民主党代表選(2011年)の演説で相田みつを氏の詩作を引用し、自身を華麗な「金魚」でなく「どじょう」に例えて「泥臭く、汗をかく」と決意を表明。「どじょう宰相」とも呼ばれた。そんな演説上手の野田氏も、アニメには疎かったようだ。実はルパン三世にも「ジュニア」がいたのだ。その名も「ルパン小僧」。ルパン家の4世に当たる。公式に「ルパン三世と峰不二子の子」と紹介されている。■三十三世までルパン家は世襲の権化モンキー・パンチ氏は三世を探して泥棒修行しながら旅する小僧の物語を描き、1975年から76年まで「週刊少年アクション」(双葉社)で連載した。小僧は作中で初代アルセーヌ・ルパンの子孫を公言し、「ウルトラ泥棒小僧様」を自称。三世を「オヤジ」と呼んだ。パンチ氏は生前にテレビ番組で小僧を「ルパン四世」と認め、編集長の指示で少年用に「嫌々ながら描いた」と打ち明けていた。ちなみに、連載は18話で打ち切られている。さらに「ルパン八世」も存在する。舞台は22世紀の宇宙。建前は私立探偵だが、実体は泥棒稼業を引き継いでいる。不二子、次元、五右エ門、銭形というおなじみの顔ぶれは、いずれも三世シリーズの子孫。いわゆる「世襲」だ。そして「ルパン三十三世」は、2007年に日本テレビ系の「金曜特別ロードショー」で放送された「ルパン三世 霧のエリューシヴ」に登場する。ルパン家の好敵手、魔毛狂介の恋人を寝取った敵役だ。ルパン家と比べれば、国会議員の世襲はかわいいもの……とは、いかない。野田氏の世襲批判は真っ当だろう。釈迦も経の読み違い。どじょう宰相、足をすくわれぬよう。(文:笹川賢一)
2023年11月24日女優の吉岡里帆が主演を務める映画『アイスクリームフィーバー』(公開中)のメイキング映像が10日、公開された。○■映画『アイスクリームフィーバー』メイキング映像公開同作は川上未映子の短編集『愛の夢とか』(講談社)内収録の「アイスクリーム熱」の実写化作。10代~30代の4人の女性の“思い”と“人生”が交錯する新感覚なラブストーリーとなる。近年、ナタリー・ポートマンからも熱い支持を受け、国内外問わず女性の圧倒的共感を得る川上未映子の原作小説の、初の映画化作品となる。今回、菜摘(吉岡)と貴子(詩羽)が働くアイスクリーム屋「SHIBUYA MILLION ICE CREAM」のシーンと、佐保(モトーラ世理奈)と菜摘がお互いに向けてアイスを投げ合うシーンのメイキング映像が公開された。菜摘がアイスを作り、佐保に手渡しするという場面は、猿田彦珈琲本店の実店舗を貸し切って撮影。現場では、学生時代にアイス屋でバイト経験があったという詩羽から、吉岡がアイスのすくい方についてレクチャーを受けながら撮影に挑んだそう。本来は佐保がアイスを受け取り、颯爽とお店を去っていくというシーンになるはずが、メイキングでは、佐保がアイスを受け取り歩き出した瞬間に、コーンからアイスがボトッと床に落ちてしまうというハプニングも。思わず笑ってしまいながらも申し訳なさそうに「ごめんなさい!」と謝る吉岡の隣で、無邪気に笑う詩羽や、思わぬ事態に笑みがあふれるモトーラの姿も映し出されている。また、佐保の自宅でのカットは菜摘と佐保がふたりきりでアイスを作りながら心を通わせていくという、本編でも重要なシーンの1つ。失敗したアイスをお互いに向けて投げ合うという一風変わった映像だが、実は撮影で使われているのは千原徹也監督の自宅だという。そんなこともお構いなしに思い切りよくアイスを投げ合い、カットがかかった後も笑い続ける吉岡とモトーラの微笑ましい姿が収められており、キャスト陣の素顔を見ることのできるメイキング映像に仕上がっている。
2023年08月10日2023年8月10日、アイドルグループ『Berryz工房』の元メンバーであり、タレントとして活躍する熊井友理奈さんがブログを更新。モデルとして活躍している、大須賀崇さんと結婚したことを発表しました。熊井さんは、ブログで応援してくれている全国のファンや、仕事で関わっている人たちに対し、このように想いを明かしています。私事で大変恐縮ですが、この度、かねてよりお付き合いしておりましたモデルの大須賀崇さんと結婚しましたことをご報告させていただきます。お互いに支え合いながら、楽しい家庭を築いていけたらと思っています。どうか温かく見守っていただけたら幸いです。これまでにお世話になった全ての方々に感謝するとともに、深くお礼申し上げます。今後とも、何卒よろしくお願いいたします。熊井友理奈オフィシャルブログーより引用熊井さんといえば、公称181cmの長身と抜群のスタイルが特徴。その魅力を生かし、モデルとしても活動を行っています。大須賀さんとは、ともに道を歩む2人の男女として、そしてモデルの仕事をする者同士として、互いにリスペクトをしているのでしょう。身長187cmの大須賀さんと、181cmの熊井さんによる『スタイルのよすぎるモデル夫婦』に、ネットからは祝福の声が続出しました。熊井さん、大須賀さん、ご結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年08月10日女優の吉岡里帆が主演を務める、映画『アイスクリームフィーバー』(公開中)の本編映像が24日、公開された。同作は川上未映子の短編集『愛の夢とか』(講談社)内収録の「アイスクリーム熱」の実写化作。10代~30代の4人の女性の“思い”と“人生”が交錯する新感覚なラブストーリーとなる。近年、ナタリー・ポートマンからも熱い支持を受け、国内外問わず女性の圧倒的共感を得る川上未映子の原作小説の、初の映画化作品となる。今回公開された本編映像は、アイスクリーム屋で偶然にも出会った菜摘(吉岡)と佐保(モトーラ世理奈)が、高ぶる感情を抑えられずに夜の渋谷の街を疾走する、作中でも重要なワンシーン。初めて心を通わせる菜摘と佐保の姿、そして優(松本まりか)の姪で父親探しをしていた美和(南琴奈)も自身の気持ちに折り合いをつけ、互いに複雑な感情を抱いていた2人の心が次第にほどけていく姿が映し出されている。そんな菜摘たちの姿の背景には吉澤嘉代子が歌う主題歌「氷菓子」が流れ、直接交わることのなかった女性たちの物語がゆっくりと“アイスのように”溶け合うエモーショナルなシーンに仕上がっている。主題歌「氷菓子」は、幾度となく吉澤とタッグを組んできた千原徹也監督が、吉澤へ「いつか映画を撮ることになったら、主題歌をお願いしたいです」という約束を交わしていたことがきっかけで実現。楽曲を手がけた吉澤は、主題歌の発表時に「いざ歌をつくるとき、最後には真夜中のれもんらいふでひたすらひらめきを編むあなたを浮かべていました。人生は優しく繋がっている、私もそんな歌を書きたかったのです。何でも持っていそうだから何も渡せなかった千原さんにやっとプレゼントができました」とコメントを寄せている。また、公式サイトでは今回公開の本編映像のほか、「問題は、私か私じゃないかだから」と「イヤリングは誰からのプレゼント?」の2本の本編映像も公開中だ。
2023年07月24日この夏も注目の映画が並ぶなか、異色作として話題を呼ぶ1本といえば、広告やCDジャケット、CMなどさまざまなジャンルで活躍するアートディレクター・千原徹也さんの映画監督デビュー作『アイスクリームフィーバー』。川上未映子さんの短編『アイスクリーム熱』を原案に、いまを生きる女性たちの姿を描いています。そこで、主演を務めたこちらの方にお話をうかがってきました。吉岡里帆さん【映画、ときどき私】 vol. 591クリエイターとしての夢を諦めるか悩みながら、アイスクリーム屋でアルバイトをしている主人公の常田菜摘を演じている吉岡さん。自身のカレンダーを手掛けてもらうなど、千原監督とは長年にわたって一緒に仕事をしてきた間柄でもあります。今回は、ほかとは違う現場の様子や本作の魅力、30歳を迎えた心境などについて語っていただきました。―はじめに千原監督から映画化のお話があったときは、どのように思われましたか?吉岡さん千原さんはいつもファッションや広告のお仕事をされている方なので、映画自体もいままでの映画とはひと味違うかわいさやビジュアルが楽しめる映画になるだろうなという期待値がすごく高かったです。しかも、川上未映子さんが描く女性像はとても魅力的なので、それも合わさってぜひお受けしたいと思いました。―ご自身が演じられた役に対しては、共感するようなところもあったのでしょうか。吉岡さん夢を諦めるのが早すぎるのではないかと初めは共感できない部分もあったのですが、自分を確立するのがどれだけ難しいのかというのは菜摘だけでなく普遍的な悩みでもあると感じていました。そのほかに実感したのは、自分の欠けている部分を埋めてくれる最愛の人と出会ったとき、人はこんなにも心が揺れ動くのかということ。そういうロマンチックな部分はこの映画のなかでとくにお気に入りですし、それをモトーラ世理奈ちゃんと一緒に演じられてうれしかったです。あまり体験したことのない現場だった―現場の様子についても、教えてください。吉岡さん今回は、撮影の仕方が本当に変わっているなと思いました。いままで私が参加してきた現場だと、通常初めに段取りやテストをしてからやっと本番という流れですが、千原さんは芝居を作りすぎずに瞬発的に出る“生っぽいもの”を拾っていくようなスタイル。段取りをしないまま進んでいくこともあったので、自分でも意識していないところを撮られているような恥ずかしさと不安を感じたこともありました。あとは、スタイリストさんやメイクさんがハッピーで楽しい方々だったので、「かわいい!オッケー!」という言葉が飛び交っていたり(笑)。そういう意味でも、あまり体験したことのない現場だったなと思います。―なるほど。そんななかで、刺激を受けたことや新たな気づきもあったのではないかなと。吉岡さんそうですね。たとえば、いま世の中に出ている映画やファッション、アートにはトレンドがあり、それを先取りしていくのが重要と考えられている部分があると思うんです。でも、この作品からはどこかレトロなものを感じました。それは多分、目新しいものをバンバン入れることよりも、千原さんが自分自身の歴史を大切にしていることが伝わってきたからかなと思います。これはキャストにもスタッフにも言えることですが、本作には千原さんとずっと一緒に仕事してきた人たちばかりが揃っています。そういうところにも「新しいものもいいけど、長年愛したものほどきらめくものはない」というメッセージを受け取りました。千原監督は、人の10倍働くプロフェッショナルな方―吉岡さんにとって、千原監督はどんな存在ですか?吉岡さんいつも余裕があって飄々としていますが、私が抱いている千原さんのイメージは、いままで出会った人のなかで一番眠そうな人(笑)。それはなぜかというと、千原さんは、自分の睡眠時間を削ってでも自分がしたいことに時間を使っているプロフェッショナルな方だから。人の10倍以上働いていらっしゃるんじゃないかな。大人になっても夢を追いかけ続けてるからこそ、こんなにもバイタリティが溢れ出ているんじゃないかなと。―また、本作には個性豊かなキャストが揃っていますが、ご一緒されてみていかがでしたか?吉岡さん共演者の方々は前からすごく好きな方たちばかりでしたが、会ってより好きになりました。特に同じパートに出演しているモトーラ世理奈ちゃんには本当に恋に落ちてしまいそうなほどでしたし、水曜日のカンパネラの詩羽ちゃんはかわいい妹のような存在。キラキラしているみんなと共演できてうれしかったです。意気込みや夢をちゃんと持っている子たちなので、これからも心から応援したいと思っています。―劇中ではラブストーリーも描かれていますが、演じられてみて感じたことがあればお聞かせください。吉岡さん改めて、人が人に惹かれるのに男も女も関係ないなと。そういう部分がすごくピュアに描かれていると感じました。最初はもう少し恋愛の要素が強くなるのかなと思っていましたが、蓋を開けてみたらそれよりも、人と出会うことで成長をしていくという普遍的なテーマが描かれているので、そういうところもすごく好きです。どんなに大変なときでも、ライブや舞台は観に行く―なかでも運命の出会いを感じた菜摘が、仕事中にもかかわらず衝動的に相手を追いかけるシーンが印象的でした。ご自身にもそういう経験はありますか?吉岡さん「まだ勤務中ですよ!」と思わずツッコんでしまうくらい私はつまらない人間なんです(笑)。ただ、私にもそういう“衝動”みたいなものはありますよ。たとえば、どんなに忙しいタイミングでも、その瞬間を見逃したくなくてライブや舞台には意地でも観に行きます。それくらい大好きです。―そのなかでも、最近吉岡さんの心が動かされた瞬間といえば?吉岡さんBLACKPINKとTWICEのライブに立て続けに行きましたが、この世のものとは思えないくらいかわいかったです。元気をたくさんもらって目の保養にもなりましたし、とにかく感動しっぱなしでした。あとは、椎名林檎さまですね。まさに「神降臨!」という感じだったなと。演出などすべてにおいて拝みたくなるくらい、その場にいられて幸せでした。これからは、経験からくるエネルギーを見せていきたい―本作に登場している女性たちは、アイスクリームを愛するいっぽうで「I scream(私は叫ぶ)」の言葉のように自分の思いを叫びたい女性たちにも見えました。では、吉岡さんがいま叫びたいことは?吉岡さん「ちょうどいい量の休みがほしい!」ですかね(笑)。というのも、これだけ長いことお仕事をさせてもらっているのに、いまだにうまい休みの過ごし方がわからないので…。できれば1か月に1週間くらいまとめて休日があったらいいですね。そうすれば友達と小旅行もできますし、ダラダラしたり、お買い物に行ったり、自分をメンテナンスしたりもできますから。休む日と外に出る日の両方に使える日数があるのが理想です。―今年で30歳になられましたが、一つの節目を迎えたことで新たな思いを抱いているのではないでしょうか。吉岡さんこの10年は心もカラダもトレーニングをしてきたので、ここで鍛えてきたことを30代でどう生かしていくのかが重要だと思っています。いままで真面目にがんばってきたぶん、培ってきたものをステップアップのために使っていけたらと。これからは若さではなく、経験からくるエネルギーを作品で見せていきたいと考えています。とはいえ、20代は仕事ばかりで、趣味もすべて仕事につながるものをしてきたので、これからは仕事に関係ない趣味を持つべきかなと思うことも。そうしないと休まらないような気がしているところです。一生懸命してきた人は、その過程にも輝きがある―いま、挑戦してみたいことは?吉岡さん先日、共演させていただいた黒木瞳さんが本当に美しかったのでヒントをいただきたいと思って、いろいろとお話をうかがいました。そのときに「ダンスがいいですよ」と教えていただいたので、そういうのを参考にできたらいいなと。―ステキですね。ちなみに、吉岡さんが美容のために続けていることがあれば、教えてください。吉岡さん私は柑橘類が大好きなので、毎日カットレモンを2つか3つ食べるというのをずっと習慣にしています。レモンは美容にもいいし、代謝にもいいですからね。ただ、私の場合はそのまま食べるので、すっぱすぎてオススメしづらいですが、苦手な人は白湯に絞ったり、はちみつをかけたりするのがいいかなと思います。―最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。吉岡さんお仕事にプライベートにと日々邁進するみなさん!一生懸命してきた人には、その過程に輝きがあると感じているので、これからも“気高き戦士”として、一緒に社会を生き延びていきましょう!インタビューを終えてみて…。いるだけでその場を明るくし、取材部屋も癒しの空間に変えてしまう吉岡さん。ふわっとした柔らかい笑顔も印象的でしたが、その裏には仕事に対する意識の高さを感じずにはいられませんでした。ますます魅力が増していく30代をどのように過ごしていかれるのか、これからも楽しみなところです。スタイリッシュで、エモーショナルな映像美に釘付け!映画という概念にとらわれていない斬新さと、アートディレクターならではの美術や音楽へのこだわりを堪能できる本作。アイスクリームのように甘くてとろけるような想いも味わえる夏にぴったりのラブストーリーです。写真・園山友基(吉岡里帆)取材、文・志村昌美ヘアメイク・﨑 沙世子(io)スタイリスト・遠藤リカシャツ¥99,000、スカート¥121,000(すべて MARNI╱マルニ ジャパン クライアントサービスTEL:0120-374-708)、ピアス(セットで/右耳)¥29,700、ネ ッ ク レ ス ¥69,300(ともに SWAROVSKI JEWELRY╱SWAROVSKI JAPAN)、アイスクリームのピアス(左耳)¥14,850(ohrora╱ロードス TEL: 03-6416-1995)、ブルートパーズのリング(右手人差し指)¥23,100(Hiromi.A╱ロードス TEL:03-6416-1995)ストーリーデザイン会社に就職するもうまくなじめず、アイスクリーム店でアルバイトをしている常田菜摘。デザイン業界に戻るか、このままアイス屋を続けるのか、今後の身の振り方について思い悩んでいた。そんなある日、店を訪れたミステリアスな客・橋本佐保に運命的なものを感じた菜摘は、衝動的にその後を追いかけてしまう。いっぽう、アイスクリーム店の近所に暮らす高嶋優の家には、疎遠になっていた姉の娘・美和が急に訪ねてくる。数年前に出て行った父親を探しに来たという美和との突然の共同生活に戸惑う優だったが、心を占める不安はそれだけではなかった…。かわいさの詰まった予告編はこちら!作品情報『アイスクリームフィーバー』7月14日(金)TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開配給:パルコ(C)2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会写真・園山友基(吉岡里帆)
2023年07月12日吉岡里帆、モトーラ世理奈、「水曜日のカンパネラ」の詩羽、松本まりかが共演する『アイスクリームフィーバー』が7月14日(金)より公開。この度、映画、音楽、ファッションなどエンターテイメント業界で、いま最も輝きを放つ4人が演じる女性たちの切ない想いがすれ違い、儚くも美しい余韻を残すメインビジュアルと本予告が解禁となった。原案は、川上未映子の短編集「愛の夢とか」(講談社文庫)内収録の「アイスクリーム熱」。国内外問わず圧倒的共感と文学的評価を得る川上未映子の小説初めての映画化を、アートディレクター・千原徹也が初監督で手掛けた。デザイン会社に就職するもうまくいかず、いまはアイスクリーム屋でバイト長として働く常田菜摘(吉岡里帆)。そんな菜摘と一緒にアイスクリーム屋で働く桑島貴子(詩羽)。偶然にも2人が働くアイスクリーム屋を訪れた作家の橋本佐保(モトーラ世理奈)。アイスクリーム屋の近所にある銭湯の常連客、高嶋優(松本まりか)。アイスクリームのようにそれぞれの色を纏い、様々な魅力を放つ4人の女性たちの姿が、予告編映像で映し出されていく。それぞれが複雑な事情や言葉にならない想いを抱えながらも、熱=“フィーバー”に似た、心を捉えて離さない衝動が女性たちを突き動かしていく――。そんな彼女たちが織りなす物語を、吉澤嘉代子の楽曲「氷菓子」に乗せながら映し出した本映像。“あの夏の、たった一瞬の夕立のようないつか忘れてしまう、小さなラブストーリー。”というコピーが切なくも爽やかな余韻を残す、エモーショナルな映像に仕上がった。さらに映像では、4人の女性たちの物語を彩る、安達祐実、南琴奈、後藤淳平(ジャルジャル)、はっとり(マカロニえんぴつ)、コムアイ、MEGUMI、片桐はいり、吉澤嘉代子ら個性豊かなキャスト陣の姿も捉えられており、彼女たちとどのように関わり合っていくのかにも注目。併せて公開されたメインビジュアルでは、色とりどりのアイスクリームを彷彿とさせるような爽やかな色使いが印象的。ポップで鮮やかな世界観の中にも、アイスクリームのように柔く儚い想いをにじませる、新感覚の魅力が伝わるものとなっている。なお、今回のビジュアルのデザインはアートディレクターの小杉幸一が担当。「100万年君を愛ス」のキャッチコピーが象徴する、甘く、柔く、儚い“想い”――。カラフルな見た目、清らかな口当たり、切なくも爽やかな余韻を残す至極のアイスクリームのようなラブストーリーを表現した。『アイスクリームフィーバー』は7月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイスクリームフィーバー 2023年7月14日よりTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会
2023年04月28日吉岡里帆が主演を務め、モトーラ世理奈、詩羽、松本まりからが共演する『アイスクリームフィーバー』。この度、4人の女性たちの物語を動かす追加キャスト5名が解禁された。広告、ファッション、TVドラマ、企業ブランディングなど様々なフィールドで活躍するアートディレクター千原徹也が、川上未映子の短編集「愛の夢とか」(講談社文庫)内収録の「アイスクリーム熱」を「映画制作をデザインする」と題し、長年の夢だった「映画を作ること」をアートディレクターの視点から構築する本作。この度、4人の女性たちの物語を動かす追加キャスト5名が一挙解禁となった。安達祐実(高嶋愛役)高嶋優(松本さん)の姉・高嶋愛役には、幼少期から子役として活躍し、現在に至るまでその高い演技力で数々のドラマ・映画に出演するほか、ファッションブランドのプロデュース等、多岐に渡り活躍を見せる俳優、安達祐実。姉妹間で起きた“ある出来事”がきっかけで、愛と優の心には大きなわだかまりが残ることに…。そんなミステリアスな役どころを、影のある演技で魅せる。後藤淳平(古川イズミ役)優の姪、高嶋美和(南琴奈)の父親・古川イズミを演じるのは、2023年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」への出演が決定するなど、俳優としても目覚ましい活躍を見せる、お笑いコンビ「ジャルジャル」の後藤淳平。美和は東京で暮らす叔母・優を頼りに上京し、夏休みを利用して“父親探し”を始めるが…。掴みどころがなく自由奔放なイズミというキャラクターを、持ち前の飄々とした空気と芝居で体現した演技は必見だ。はっとり(中谷清也役)さらに本作の舞台でもある、アイスクリーム屋のある街に引っ越してきた男・中谷清也に扮するのは、リアルなワードセンスや軽快なメロディで全世代の心を掴み続けるポップスロックバンド「マカロニえんぴつ」のボーカル、はっとり。本作が映画初出演にして、演技初挑戦となる。菜摘をはじめとする女性たちとどのように関わっていくのか、音楽シーンではみられない新たな魅力を披露する。薫役(コムアイ)そして主人公・菜摘(吉岡さん)の元同僚・薫役には、様々なフィールドへ活動の幅を広げ、自身の妊娠から出産までを追うアートドキュメンタリー『La Vie Cinématique 映画的人生』の製作も発表するなど、独自の道を切り開くアーティスト・コムアイ。『猫は抱くもの』や『Diner ダイナー』など俳優としても才能を発揮している彼女が、本作では菜摘のデザイナーとしての才能を認め、デザインの道を離れた後も何かと気にかけながら見守る役どころに扮した。MEGUMI(荒川直子役)菜摘たちが働くアイスクリーム屋のオーナー・荒川直子役には、現在公開中の映画『零落』に出演しているほか、確かな演技力で話題作への出演が絶えず、昨今はプロデュース業にも活躍の場を拡げているMEGUMI。千原監督が企画・演出・監督を務めた連続ドラマ「東京デザインが生まれる日」に続いての出演となった本作でも物語にピリッとしたスパイスを与えている。さらには、アイスクリーム屋のお客さんで双子の赤ちゃんのママ役に「チャラン・ポ・ランタン」のもも、優が行きつけの銭湯の店員、マリ役に“無駄づくり”で注目を浴びている藤原麻里菜、優の会社の後輩、安藤ほのか役に新井郁、優と美和が一緒に行く卓球場の店員役にナツ・サマーなど、バラエティに富んだ面々が脇を固めている。千原監督からの信頼も厚い、彩り豊かな豪華キャスト陣が織りなすエモーショナルな物語の行方はもちろん、それぞれのキャラクターが4人の女性たちの人生にどう関わっていくのか注目だ。『アイスクリームフィーバー』は7月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイスクリームフィーバー 2023年7月14日よりTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会
2023年04月06日株式会社ステレオサウンドは、オリジナルの選曲によるアニメ「ルパン三世」のサウンドトラック集『ルパン三世 1977~1980 ORIGINAL SOUNDTRACK ~for Audiophile~ Analog Edition』(2枚組・アナログLPレコード)を、2023年3月24日に発売いたします。アルバムジャケットルパン三世 1977~1980 ORIGINAL SOUNDTRACK ~for Audiophile~ Analog Edition ■アルバム紹介当社が2021年に発売したSACD/CDハイブリッド盤『ルパン三世 1977~1980 ORIGINAL SOUNDTRACK ~for Audiophile~』は、リリース以降、アナログレコード化のご要望を多くいただいておりました。その声にお応えすべく、SACD/CDハイブリッド盤の全収録曲にボーナストラックを加えた合計21曲を、2枚組の重量盤アナログLPレコードとして再構築したのが、『ルパン三世 1977~1980 ORIGINAL SOUNDTRACK ~for Audiophile~ Analog Edition』です。1971年の初アニメーション化からすでに半世紀を超えた、モンキー・パンチ原作による「ルパン三世」は、世界中に多くのファンを持ちますが、ストーリーやキャラクターの面白さはもちろんのこと、音楽も大きな魅力となっていることは間違いありません。中でも、大野雄二が音楽を手がけ、1977~1980年にテレビ放送された「ルパン三世 PART2(第2シリーズ)」は、テーマ曲だけでなく挿入歌からBGMまでもが名曲。そのサウンドテイストは後に続くシリーズにも継承され、アニメファンでなくても耳にしたことがあるフレーズが多いことでしょう。それだけに「PART2」放送当時には3タイトルのサウンドトラックがLPレコードで発売されましたが、それらに収められた名曲群の中から当社独自の選曲により20曲を厳選して収録したのがステレオサウンドのSACD/CDハイブリッド盤でした。今回の『Analog Edition』では、20曲すべての収録はもちろんのこと、ボーナストラックとして、劇場映画第2作「ルパン三世 カリオストロの城」のテーマ曲「炎のたからもの」を特別に追加しています。■アナログレコードの製作工程・仕様についてラッカー盤のカッティング作業は日本コロムビア株式会社の南麻布スタジオで行なっています。マスター音源に用いたのは、全6本からなる1977~1980年当時の貴重なオリジナル・アナログマスターテープ。マスタリングおよびカッティング・エンジニアを務めたのは、当社のLPレコード復刻ではおなじみの武沢茂氏です。再生専用にチューンされたスチューダーのA80テープデッキを駆使し、録音やテープの状態にあわせて1曲ごとに入念な調整を施しながらDAW上に取り込んで、LPレコード各面ごとの曲順に並び替えたデジタル・カッティングマスターを作成。その後、手入れの行き届いた愛用のドイツ・ノイマン製VMS70カッティングレースとSX74カッターヘッドを用いて、マスターラッカー盤に音溝を刻んでいます。以降のラッカー盤のメタライズやスタンパー製作、レコードのプレス等の生産を担当したのは、日本が世界に誇る東洋化成株式会社です。なお、アルバムタイトルの《~for Audiophile~》に恥じぬよう、各面の収録時間をコントロールし、レース(溝)の間隔に余裕を持ったカッティングを行なっているのも本盤の特徴のひとつです。名匠の技術により、アナログレコードで現代に甦った「ルパン・サウンド」をぜひお楽しみください。■商品概要ルパン三世 1977~1980 ORIGINAL SOUNDTRACK ~for Audiophile~ Analog Edition<収録曲>●DISC 1[Side-A]1. ルパン三世のテーマ2. 愛のシルエット3. デンジャラス・ゾーン4. マグナム・ダンス~ロンリー・フォー・ザ・ロード[Side-B]1. サンセット・フライト2. 愛のテーマ3. ルパン三世 '794. トルネイド<次元大介のテーマ>5. 螺旋飛行~黄昏のサンジェルマン6. 黒い陰謀●DISC 2[Side-C]1. スーパー・ヒーロー<ルパン三世のテーマ> 歌:トミー・スナイダー2. 斬鉄剣<石川五右衛門のテーマ>3. ラヴ・スコール<峰不二子のテーマ> 歌:サンドラ・ホーン4. ルパン三世 '805. そよ風の誘惑6. ラヴ・イズ・エヴリシング 歌:木村 昇[Side-D]1. C-DAG~非常線突破2. モンマルトルにて3. 貿易風4. 炎のたからもの 歌:ボビー5. サンバ・テンペラード~C-DAG発売日 : 2023年3月24日(金)仕様 : アナログレコード2枚組33 1/3回転 180g重量盤カッティング・エンジニア: 武沢茂(日本コロムビア株式会社)品番 : SSAR-082/083JANコード : 4571177053145販売価格 : 12,100円(税込)制作・発売 : 日本コロムビア株式会社企画・販売 : 株式会社ステレオサウンド■会社概要商号 : 株式会社ステレオサウンド代表者 : 代表取締役社長 原田知幸所在地 : 〒158-0098 東京都世田谷区上用賀5-12-11設立 : 1969年6月2日(創立1966年1月10日)事業内容: オーディオ専門誌の制作・出版・販売高音質音楽ソフトの企画・制作・販売オーディオビジュアルのポータルサイト運営資本金 : 1,800万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月15日俳優の宮世琉弥が12日、都内で「宮世琉弥カレンダー2023.4-2024.3」(発売中 2,750円税込 発売元:SDP)の発売記念イベントを行った。2022年はTBS系火曜ドラマ『君の花になる』でボーイズグループ「8LOOM」のメンバー・成瀬大二郎役として注目を集め、テレビ朝日系『もしも、イケメンだけの高校があったら』など計4本の連続ドラマにメインキャストとして出演した宮世琉弥。その勢いは2023年になってもとどまることを知らず、カンテレ・フジテレビ系の4月期連続ドラマ『ホスト相続しちゃいました』に夜空流星役で出演することが発表されるなど、大きな飛躍が期待される。その彼が新年度のカレンダーを発売。春の桜、夏のひまわり、秋の紅葉など"季節のアイコン"になりきり、昨年度のカレンダーの"オール制服"コンセプトから打って変わって大人っぽい雰囲気から少年っぽい無邪気な姿などが楽しめる1冊となっている。カレンダーについて宮世は「今回は季節のアイコンになりきり、4月だったら桜なので桜の花びらを散らして髪をピンクでまとめたりとか、季節で2023年を表現しているところがポイントです」と解説。お気に入りは2月に掲載された写真だといい、「これを見た時に過去イチビジュ(ビジュアル)がイイなと思ったんです。手と顔の角度と衣装の垂れ具合が過去イチ良かったんです。このページは奇跡のページですね」と自画自賛して、「2022年のカレンダーとは違った雰囲気を楽しめると思います。皆さんの日々が鮮やかに彩ることを願っています」とアピールした。4期連続でドラマに出演した2022年は「1月から12月までドラマの撮影をしていたのであっという間でしたね。作品のジャンルも違ったので振り幅も増えました。色んな経験をさせていただいた2022年だったと思います」と振り返り、ドラマ『君の花になる』で共演した夏木マリに刺激を受けたという。「本田翼さんが夏木さんに『推しは誰?』と聞いたら、夏木さんが僕を選んでくれたんです。昔からテレビで見ていた方から推しと言われて感動でしたよ。深夜の銭湯で撮影していましたが、疲れが吹き飛ぶぐらい嬉しかったです。僕は夏木マリさんの推し(笑)」と満足げ。今年に入ってMusic Projectの始動も発表され、アーティストとしての活動も期待される。「今はギターレッスンやボイトレ、ダンスレッスンを日々やっています。まだまだですが、僕のベースとしては皆さんに幸せを届けて笑顔にしたいという気持ちがあるので、新しい一面をお見せしたいと思います」と貪欲で、「Music Projectも始動して新しい仕事が増え、(俳優としても)新しい挑戦が待っています。2023年は色んな方向を見せていきたいですし、宮城から世界へという思いがあるので、その部分でも東北を元気にしてきたいですね」と意欲を見せていた。
2023年03月13日吉岡里帆、モトーラ世理奈、詩羽(水曜日のカンパネラ)、松本まりかのアンサンブルで贈るアートディレクター・千原徹也の初監督作品『アイスクリームフィーバー』の公開日が7月14日(金)に決定、特報映像と第1弾ティザービジュアルが解禁された。原案は、川上未映子の短編集「愛の夢とか」(講談社文庫)内収録の「アイスクリーム熱」。先日、「すべて真夜中の恋人たち」(講談社文庫)が世界的権威のある文学賞の1つである「全米批評家協会賞」の小説部門最終候補作品にノミネートされるなど、国内外問わず圧倒的共感と文学的評価を得る川上未映子の小説作品の初めての映画化となる。解禁となった特報では、年齢も仕事も様々な4人の女性たちの何気ない日常が流れていく。やがてアイスクリームをきっかけに出会いを果たす、菜摘(吉岡さん)と佐保(モトーラさん)。主題歌となる吉澤嘉代子による楽曲「氷菓子」に乗せながら、初恋のような胸の高鳴りを抑えられずに、渋谷の街を駆け抜けていくふたりの姿が瑞々しく映し出されている。さらには、感情をむき出しにする優(松本さん)や、雨に打たれながら一点を見つめる貴子(詩羽さん)の姿も…。唯一無二の魅力を放つクリエイティブ作品を数多く手掛けてきた千原監督の手腕が光る、ビタースイートな映像に仕上がった。また、第1弾ティザービジュアルには「100万年君を愛ス」というコピーがあしらわれ、吉岡さんとモトーラさんの急接近をとらえたものに。併せて解禁されたメイン写真では、見つめ合う菜摘と佐保、気だるい表情を浮かべる菜摘と貴子の姿が収められている。特報にも起用された主題歌は、楽曲のMVやジャケットのビジュアルを手掛けるなど、これまで千原監督と何度もタッグを組んできた吉澤さんが、本作をイメージして書き下ろしたという楽曲「氷菓子」。吉澤さんはモトーラさん演じる佐保の隣人“オトナリさん”役として出演も果たしている。吉澤嘉代子「『僕が初めて撮る映画の主題歌を書いてほしい』と言ってもらえた日から幾年が経ったでしょう」と、千原監督と約束があったという吉澤さん。「人生は優しく繋がっている、私もそんな歌を書きたかったのです。何でも持っていそうだから何も渡せなかった千原さんにやっとプレゼントができました」とコメントを寄せている。『アイスクリームフィーバー』は7月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイスクリームフィーバー 2023年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定© 2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会
2023年02月28日京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:石丸昌宏)は、イメージキャラクター「おけいはん」の第8代目として、女優の三浦理奈(みうら りな)さんを起用し、2022年12月21日(水)より各種キャンペーン活動を開始します。「おけいはんキャンペーン」は、お客さまとのコミュニケーションをさらに深め、京阪沿線のPR強化を目的に2000年12月からスタートしました。8代目となる今回、三浦さん演じる新・おけいはんは、京阪沿線の街の名前にちなみ「枚方けい子(ひらかたけいこ)」と命名。グルメ、レジャー、ショッピング等々、京阪沿線の多様な魅力および最新情報について、“枚方けい子ならではの視点”で発信していきます。また、今回のキャンペーンは「継ぐおけいはん」をキャンペーンワードとし、コロナ禍による人流の停滞等で変容した時代、地域そして人を再び力強くつなぎ、次代へとバトンタッチする(継いでいく)キャンペーンとします。また、12月21日(水)から展開する「登場編」には、枚方けい子とともに水野麗奈さん演じる初代おけいはん「淀屋けい子(よどやけいこ)」も登場。時代を超えて受け継がれる京阪沿線の歴史、今、未来を、当キャンペーンを通じて伝えていきます。1. 京阪グループイメージキャラクター「おけいはん」についておけいはんは、京阪沿線の魅力・最新情報を発信する当社のイメージキャラクターです。2000年12月の開始以来、計7名・20年以上にわたって、各種キャンペーンを展開してまいりました。※参考:歴代おけいはんについて・初代おけいはん 「淀屋けい子」 【水野麗奈さん】2000年12月~2003年11月・2代目おけいはん「京橋けい子」 【江本理恵(現・えもとりえ)さん】2003年12月~2006年11月・3代目おけいはん「森小路けい子」【神農幸さん】2006年12月~2009年11月・4代目おけいはん「楠葉けい子」 【日向千歩さん】2009年12月~2012年11月・5代目おけいはん「中之島けい子」【畦田ひとみさん】2012年12月~2015年11月・6代目おけいはん「出町柳けい子」【林真帆さん】2015年12月~2018年11月・7代目おけいはん「三条けい子」 【中川可菜さん】2018年12月~2022年11月2. 新・おけいはん「枚方けい子」について枚方市(ひらかたし)は、京都と大阪の中間に位置し、京街道の宿場が置かれ、古くから交通の要衝として栄えた街です。市の中心部にある枚方市駅は、京橋駅、淀屋橋駅に次ぐ乗降者数を有しており、現在、2025年度中の完了(京阪が主体となり開発する第3工区は2024年度に竣工予定)をめざして駅前の再開発事業が進められています。そんな街の名を冠した8代目おけいはん「枚方けい子」は、京阪沿線各所に受け継がれてきた歴史を様々な形で継ぎ、つないでいる方々に出会い、大阪・関西万博が開催される2025年に向けて「時代・地域・人をつなぐ」ことをめざします。「枚方けい子」:三浦理奈さんについて2004年生まれ、滋賀県出身。2016年、第41回「ホリプロタレントスカウトキャラバン」において審査員特別賞を受賞し芸能界デビュー。以来、ドラマ、映画、舞台などで活躍中。・生年月日:2004年1月1日(18歳)・出身地:滋賀県・趣味・特技:カラオケ、走ること、Youtubeを観ること・所属:株式会社ホリプロ~主な出演歴~・映画「リスタートはただいまのあとで」・ドラマ「記憶捜査2〜新宿東署事件ファイル〜」(テレビ東京系)・ドラマ「ロマンス暴風域」(毎日放送)・ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)・ドラマ「准教授・高槻彰良の推察」(フジテレビ系)・カラオケまねきねこ「ZEROカラ」二代目イメージキャラクター ほか3. 主なキャンペーン活動(スタート時)について(1)交通広告本日12月21日(水)より、駅や京阪電車内のポスター、デジタルサイネージを展開します。(2)京阪電車内の車内アナウンス12月22日(木)から2023年1月3日(火)まで、各列車において、三浦さん演じる「枚方けい子」による就任ご挨拶の車内アナウンス(録音)を放送します。なお、おけいはんの就任ご挨拶を車内放送で展開するのは今回が初となります。(3)ウェブサイト本日12月21日(水)14時に、8代目おけいはん「枚方けい子」特設ウェブサイトを公開いたします。各種広告物、および枚方けい子に関する基本情報をご紹介するほか、SNSを通じておけいはんの活動の様子をお伝えしていきます。8代目おけいはん「枚方けい子」特設サイト: 以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月21日川上未映子の短編集内収録の「アイスクリーム熱」が千原徹也監督、吉岡里帆主演で2023年夏に映画化決定。キャスト・監督のコメントが到着した。近年、ナタリー・ポートマンからも熱い支持を受け、国内外問わず女性の圧倒的共感を得る川上未映子の短編集「愛の夢とか」(講談社刊)内収録の「アイスクリーム熱」。本作の主な登場人物は10代~30代の4人の女性。彼女たちの“想い”と“人生”が交錯する新感覚なラブストーリーとなっている。あこがれにも似た想い、相手のことで頭がいっぱい、でもこの気持ちが恋かも分からない、相手に対する気持ちを言葉にできない、告白もできない。そんな、それぞれの“好きのような想い”が、すれ違う。主人公でアイスクリーム屋のアルバイト、常田菜摘役として主演を務めるのは、映画ファンから絶大な支持を受け、映画賞を席巻している『ハケンアニメ!』や、Disney+配信作品「ガンニバル」など、話題作への出演が相次ぐ人気俳優、吉岡里帆。吉岡里帆そして、アイスクリーム屋の常連客の作家、橋本佐保を演じるのは、ファッションモデルとして活躍する一方、『風の電話』や『異動辞令は音楽隊!』など、俳優としても唯一無二の繊細な存在感を放つモトーラ世理奈。モトーラ世理奈さらに菜摘のアルバイトの後輩、桑島貴子役には、音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」でボーカルを務める詩羽が扮し、本作で映画デビューを飾る。詩羽また、アイスクリーム屋の近所の銭湯に通う、仕事が生きがいの高嶋優役は『ぜんぶ、ボクのせい』や『夜、鳥たちが啼く』など気鋭の監督作品への出演が絶えず、憑依的な演技で様々な一面を見せる実力派の松本まりかが務める。松本まりか映画、TV、音楽、ファッションなど日本のエンターテイメント業界を牽引する魅力的な4人のアンサンブルが実現した。監督は、広告、ファッション、TVドラマ、企業ブランディングなど様々なフィールドで活躍するアートディレクター千原徹也。本作が初監督作品となる。「映画制作をデザインする」と題し、長年の夢だった「映画を作ること」をアートディレクターの視点から構築し、従来の映画製作のやり方に囚われない手法で企画立案したという。キャスト、監督のコメントは下記の通り。■吉岡里帆:20代後半、夢を諦めかけている、常田菜摘アイデアが止まらないアートディレクター千原徹也さんの記念すべき初監督作品ということで、新しい試みたっぷりの面白い現場でした!モトーラ世理奈ちゃんと沢山笑い合ったのが一番の思い出。仲良しのスタッフさんや共演者の方も多く、クランクインからチームワークばっちりで改めて参加できて良かったなと感じました。アートに特化している座組みなこともあり、美術や衣装、細やかな世界観の表現にも注目して頂きたいです。アイスクリームが食べたくなりますよ。■モトーラ世理奈:20代前半、人生に怯えて一歩踏み出せない、橋本佐保千原徹也さんからこの映画のお話を聞いたのは、一昨年「東京デザインが生まれる日」でご一緒した時でした。千原さんの"作る"思いがこもった映画です。私もその一部となれてとても嬉しいです。アイスクリームの冷たくて甘い、きゅ~っとした気持ちになります。ぜひアイスクリームも食べに行くワクワクした気持ちで観に行ってほしいです。お楽しみに!■詩羽(水曜日のカンパネラ):10代後半、まだ恋が何かも知らない、桑島貴子映画『アイスクリームフィーバー』に桑島貴子役で出演させていただきます、水曜日のカンパネラの詩羽です。「今度映画撮るから詩羽も出てくださいよ~」と(千原さんらしい)ラフなお誘いをしていただき、気づいた時にはクランクイン、そしてクランクアップをしていました。私が演じた貴子は、アイスクリーム屋でアルバイトをする10代後半のまだ怖いものを知らない少女。でも実は"何も知らない"わけではなくて、知っているけど分かっているけど分からないフリをするのが上手で、笑って誤魔化すのが得意な少女なんじゃないかなと思っています。私も無敵だと思っていたあのキラキラした学生時代にたくさんの壁にぶつかってきた身だったので、どこかで本心ではなかったり誤魔化して人一倍自分と対話をする貴子にとても共感する部分が多く、撮影中は演じるというよりも感じたままに貴子として過ごす日々を送ることができました。千原さんの初監督作品である映画に、私も初演技として参加することができてすごく幸せです。映画の中では初めてのダンスにも挑戦させていただきました。『アイスクリームフィーバー』を通し、わたし詩羽の新たな一面をたくさん感じて楽しんでいただけたら嬉しいです。■松本まりか:30代後半、人生のわだかまりに蓋をしている、高嶋優こんな自由な発想で作る映画、参加しないなんて選択肢があるでしょうか?千原さんから溢れ続ける、多様多彩なアイディアクリエイティブ、そして情熱。台本に記された監督の、この作品への突き刺さるような序文を読み、もうすでに心は決まっていました。これまでの概念を壊し新しく面白い挑戦をしよう演技とはいえない演技を楽しもう転んだっていいじゃんわからないものを否定するのではなく楽しもうファッションとデザインと映画映画を越えて広がっていく景色「異物こそ愛ス」SHIBUYAのニューカルチャーがここからまたひとつ誕生するんじゃないかと、わくわくしながら絶賛撮影中です♪お楽しみに~■千原徹也監督「映画制作をデザインする」と題し、企画を立てたのは、もう3年半前のことです。夢だった映画監督をデザインという視点から構築し、スタッフ、キャスト、制作方法、宣伝方法まで今までにないやり方を目指して、できた映画です。内容も、感じたことのない異色のラブストーリーになっています。複雑に絡み合う時間軸や心情は、少々難解かもしれませんがそれぞれの解釈で楽しんでいただけたらと思います。僕は、デザインの力で映画は変わると思っています。たくさんの人の力でここまできました。公開が本当に楽しみです。『アイスクリームフィーバー』は2023年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年12月20日仲野太賀が主演する本格シットコム「ジャパニーズスタイル」の第5話が11月20日に放送。イチ子を演じたモトーラ世理奈に「このモトーラ世理奈さん良すぎる」「色気ハンパない…演技力すごい」などの感想が殺到している。仲野さんが主演を務め主演、金子茂樹(脚本)と深川栄洋(監督)という組み合わせで、ほぼ本番一発撮りの30分間ノンストップ本格シットコムが展開する本作。「虹の屋」という温泉旅館を舞台に、後を継がずに家を飛び出し10年ぶりに帰ってきた旅館の三代目を中心にした群像劇が描かれる。父親に反発して温泉旅館「虹の屋」を継ぐことを拒み、家出同然で上京してキャバクラの送迎ドライバーをしていたが、父親が入院したと聞きつけ、「虹の屋」の後釜に座ろうと10年ぶりに帰郷したはいいが、従業員たちから受け入れられずにいる柿丘哲郎役で仲野さんが主演。共演には「虹の屋」に5年もの間、居座り続け、哲郎の部屋を勝手に使っている流しのフラメンコダンサーである寺門・ルーシー・数子に市川実日子。「虹の屋」支配人の影島駿作に要潤。「虹の屋」で女将代理をしている浅月桃代に檀れい。哲郎が唯一顔を知っている昔からの従業員・梅越一二四に柄本明。3年前までフィリピンのマニラでお抱え料理人をしていた浮野奏太にKAZMA。桃代の息子・浅月凛吾郎に石崎ひゅーい。哲郎を追って「虹の屋」に現れた元カノ“ルーシー”こと久能イチ子にモトーラさんといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。霊媒師の尾崎夜余代(宮澤美保)から“別れの時近し。ハンカチのご用意を”とお告げをもらったという桃代。それを誰かが「虹の屋」から居なくなると解釈したルーシーは、もう一人のルーシーであるイチ子であってほしいと願う。しかしイチ子は貴賓室に連泊している大事な客であるばかりか、従業員たちをどんどん味方につけていく。哲郎はそんなイチ子の目的が、自分と結婚し「虹の屋」を乗っ取ることだと語り、皆に「一緒に立ち向かって下さい」と懇願するが、イチ子が目の前に現れた途端、あっという間にイチ子のアプローチに揺れる。そんな時、哲郎の母で「虹の屋」女将・柿丘廻瑠(キムラ緑子)が突然帰宅。廻瑠いわく哲郎の父は「もういつ息を引き取ってもおかしくない状態」だそうで、安心して天国に行ってもらうため、哲郎とルーシーが結婚するとウソをつくよう指示するが、哲郎は何か裏があると怪しむ。その話を聞いたイチ子はお見舞いには自分と哲郎で行くと宣言、“2人のルーシー”が一触即発状態に…というのが5話のおはなし。「悪女なモトーラ世理奈いい」「このモトーラ世理奈さん良すぎる 強気良い 良い」「モトーラ世理奈、やっぱり凄え良いな」「色気ハンパない…演技力すごいい そしてあたりまえにスタイルいい」など、今回から本格登場となったイチ子を演じるモトーラさんの演技に絶賛の声が集まる。また哲郎の母を演じたキムラさんにも「キムラ緑子さんさすが圧巻、かっこよかった!やっぱり舞台の人はライブに強い」といった反応とともに「キムラ緑子さんと柄本明が揃ったら、なんだかもう、なにが起きてもおかしくない」と、柄本さんとの共演に触れたコメントも寄せられている。【第6話あらすじ】哲郎は旅館の専務になる。退院した哲郎の父親であり社長は、闇金業の澤田弥勒(松川尚瑠輝)とゴルフ三昧の日々を送っていた。そんな時「虹の屋」の記念すべき1万人目の客を迎え入れるべく、凛吾郎、梅越らはリハーサルを行うが、ルーシーと浮野はあいかわらずオセロに興じる。やがて、1万人目の客・別所(森下能幸)がやってくる…。「ジャパニーズスタイル」は毎週土曜23:30~テレビ朝日系で放送中。第6話は12月3日(土)23:30~放送。(笠緒)
2022年11月20日仲野太賀主演の土曜ナイトドラマ「ジャパニーズスタイル」第4話が11月13日放送。モトーラ世理奈演じるイチ子が「虹の屋」に現れたことに「モトーラちゃんが回想を飛び越えてやってきた」など、視聴者から喜びの声が上がっている。本作は仲野さん主演、金子茂樹(脚本)と深川栄洋(監督)という組み合わせでおくる30分間ノンストップ本格シットコム。「虹の屋」という温泉旅館を舞台に、後を継がずに家を飛び出し10年ぶりに帰ってきた旅館の三代目を中心にした群像劇が展開する。父親に反発して「虹の屋」を継ぐことを拒否し家出同然で上京。最近までキャバクラの送迎ドライバーをしていたが、父親が入院したと聞きつけ10年ぶりに実家に帰ってきた柿丘哲郎に仲野さん。「虹の屋」に5年居座り続け、哲郎の部屋を勝手に使っている流しのフラメンコダンサー、寺門・ルーシー・数子に市川実日子。極度の潔癖症のため人が作った食事には一切手を付けず、温泉旅館の支配人なのに露天風呂にも一度も入ったことがない影島駿作に要潤。「虹の屋」仲居頭で現在は女将代理をしている浅月桃代に檀れい。哲郎が唯一顔を知っている昔からの従業員で、ご当地アイドルにハマり多額の借金をしている梅越一二四に柄本明。3年前までフィリピンのマニラでお抱え料理人をしており、裏社会にも精通する浮野奏太にKAZMA。「虹の屋」の屋上で鹿や猪をさばいたりしている桃代の息子・浅月凛吾郎に石崎ひゅーい。哲郎の人生を大きく狂わせた元カノで“ルーシー”と呼ばれる久能イチ子にモトーラ世理奈。哲郎の高校時代の親友で元バレーボール部キャプテン、今は地元のTV局で働く小野に菅田将暉といったキャストが共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。梅越はローカルアイドル・花岡花枝(佐々木春香)にハマっていた。そんな彼の姿を見てルーシーは、間もなく行われる梅越の勤続40年のお祝いで、彼女を「虹の屋」に呼んでライブを開けばどうかと意見する。哲郎はテレビ局勤務の同級生である小野の力を使えば、ご当地アイドルなど簡単に呼べると豪語。さらに梅越の借金を心配して昨夜面談をしたという桃代が衝撃の事実を告げる。なんと、花枝は梅越の孫だというのだ…。梅越のお祝いの当日。花枝の前座でフラメンコを踊らされたルーシーと、せっかく作った弁当をゴミ箱に捨てられていた奏太は哲郎に怒りをぶつける。しかし浮野からの情報で、花枝は梅越の本当の孫ではないのでは?という疑惑が浮上する…というのが今回の展開。「舞台の柄本明さんは凄いんだなーと毎回思う。言い回しと間合いが最高すぎる」「柄本明さんのこういう演技はなかなか珍しかったな」など、うちわとハッピ姿で“アイドルオタク”モードの梅越を演じる柄本さんの芝居に絶賛の声が集まる。またラストでは「虹の屋」にイチ子が現れ、哲郎をはさんでルーシーと睨み合うことに「モトーラ世理奈さんと市川実日子さんに挟まれる仲野太賀さんの図、なんかめっちゃ好きだったな笑」「遂にモトーラちゃんが回想を飛び越えてやってきた~~~~」「モトーラちゃんvs実日子さん...!最高だったな」など、モトーラさん演じるイチ子の登場にも視聴者から喜びの声が上がっている。【第5話あらすじ】霊媒師の尾崎夜余代(宮澤美保)から《別れの時近し。ハンカチのご用意を》とのお告げをもらったという桃代。誰かが「虹の屋」から居なくなる…とルーシーは、それがイチ子であってほしいと願うが、イチ子は貴賓室に連泊している大事な客で、桃代をはじめ凛吾郎、梅越、奏太に駿作までも、巧みな話術と魅力で味方につけていた…。「ジャパニーズスタイル」は毎週土曜23:30~テレビ朝日系で放送中。(笠緒)
2022年11月13日『ルパン三世』アニメ化50周年、『キャッツ・アイ』原作40周年を記念して、『ルパン三世』 × 『キャッツ・アイ』のコラボアニメが制作されることが決定した。2023年にAmazon Prime Videoにて世界独占配信される。モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』は、世界的大泥棒アルセーヌ・ルパンの孫であるルパン三世と、次元大介、石川五ェ門、峰不二子ら仲間と、宿敵・銭形警部ら個性的なキャラクターが織りなすアクションアニメ。一方、北条司原作の初連載作品となるアニメ『キャッツ・アイ』は、ある時は怪盗、ある時は喫茶店の美人三姉妹。華麗に夜を駆け世間を騒がせるキャッツアイたちが暗躍するラブコメディアニメ。2021年から今年にかけては、『ルパン三世』アニメ化50周年、そして『キャッツ・アイ』原作40周年という両作品にとっての記念イヤーとなっている。この度、そんな両作のスペシャルな作品として、トムス・エンタテインメントが、Amazon Original『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』を制作することが決定し、ティザービジュアルとPV第1弾が公開された。本作はAmazon Originalの日本のアニメーション映画作品としては初めて、2023年よりAmazon Prime Videoにて世界独占配信される。舞台は『キャッツ・アイ』連載当時の1980年代。キャッツ・アイの父が遺した「三枚の絵」をターゲットに、共に絵を狙うルパンとキャッツが“夢の泥棒対決”を繰り広げる。レトロ&スタイリッシュな、爽快クライムアクションとなっているという。『キャッツ・アイ』の原作者・北条は生前のモンキー・パンチとも交流があったようで、「今回、不思議なご縁でご一緒することができて嬉しいです。モンキー・パンチ先生にも喜んでいただけていたら良いなと心より願っています」とコメントを寄せた。<コメント全文>『キャッツ・アイ』原作者:北条司『ルパン三世』は、中学生の時から読んでいた大先輩の作品です。モンキー・パンチ先生がこのコラボの話を聞かれたらどんな反応をされていたかな・・・?と考えずにはいられません。生前、何度かバーでご一緒する機会がありましたが、お互いマンガのお話をすることはありませんでした。ある時、人づてに頼みたいことがあると言われ、ただそれをおうかがいする前に亡くなられてしまいました。それがさすがにこのコラボの話ではなかったとは思いますが、今回、不思議なご縁でご一緒することができて嬉しいです。モンキー・パンチ先生にも喜んでいただけていたら良いなと心より願っています。エム・ピー・ワークス代表:加藤州平(モンキー・パンチの次男)モンキー・パンチは、『キャッツ・アイ』の世界観が大好きでした。『キャッツ・アイ』と『ルパン三世』が対決したらきっと面白い作品になるだろうと、楽しそうに話をしていたことがあります。親しく交流させていただいた北条先生の『キャッツ・アイ』と、『ルパン三世』のコラボレーションは、熱望していたモンキー・パンチにとって、夢のような企画だと思います。原作者でも、アニメの『ルパン三世』は、ファンの一人として楽しむ人でした。きっと、今回の企画も、ファンの一人として、作品完成を待ちわびていると思います。ルパン三世役:栗田貫一『ルパン三世』はアニメ化50周年、『キャッツ・アイ』は原作40周年。記念すべき年に、まさかの対決?ができるとは思っていませんでした。ルパン、次元、五ェ門と銭形のとっつぁん。そして、不二子ちゃんと3姉妹!今からとても楽しみです!来生瞳役:戸田恵子お話聞いて、えーー?マジーー?って感じでひっくり返りました!(笑)何十年ぶりとかは最早考えたくない!(笑)お祭り気分で楽しもうと思います。プロデューサー:石山桂一『ルパン三世 VS 名探偵コナン』に継ぐ夢のコラボ作品『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』。泥棒VS怪盗ということもあり華麗でスタイリッシュなアクション要素も満載なテンポのいい作品に仕上がりました。北条先生からモンキー先生へのリスペクトもあり「ルパンの世界観にキャッツたちが存在している様に見せたい、ルパンのキャラクターに寄せてほしい」というオーダーがあったため、漫画家の中田春彌先生にイラストを描いていただき、両方のキャラクターを一新いたしました。また、ルパンのジャケットがピンクなのは、『キャッツ・アイ』の時代設定が80年代であり、本作もその時代設定をフィーチャーしているため「80年代のルパンと言えばピンク」という思いがあり決定しました。Amazon Original『ルパン三世 VS キャッツ・アイ』2023年よりPrime Videoにて世界独占配信
2022年09月22日映画『ハウ』(8月19日公開)の公開記念舞台挨拶が20日に都内で行われ、ベック(犬)、田中圭、池田エライザ、モトーラ世理奈、長澤樹、宮本信子、犬童一心監督が登場した。同作は斉藤ひろしによる同名小説の実写化作。婚約者にあっさりフラれ、人生最悪な時を迎えていた役所職員・赤西民夫(田中圭)は、上司から飼い主に捨てられて保護犬になってしまった真っ白な大型犬を飼うことになってしまう。かすれた声しか出せない犬を“ハウ”と名付け、いつしかかけがえのない存在となっていった。ベックと共に客席から登場した田中は「本作の主人公であり、天才俳優犬ベックくんです。やっぱ初日を迎えてのテンションが高いのか、すごく跳びはねてました、さっき。早くそこに入れろ、早くみんなの前に立たせるろと。でも開いた瞬間、すごいちゃんと堂々と歩くので、さすがやね」と感心。しかしベックが急に興奮し出しだために「どうしたどうしたどうした!?」と驚く。トーク中はベックも袖で待機することとなったが、田中は「ベックがかわいくて、ふわふわしてますし白いですし、なんか食べちゃいたいくらいの感じなんですけど、改めて撮影の時を振り返ると、コミュニケーションを取ったりとか、ベックにちゃんと共演者としてお芝居させてあげなきゃとか、そういうことを考えたような気がしていて」と明かす。「撮影が終わってからのプロモーションとかの方が、ただただもうかわいいね!! とできる」と喜んでいた。またこの日は「もう一度会いたい人」というトークテーマも。「母ちゃん」と掲げた田中は「もう会えないんですけど、むちゃくちゃ犬好きだったなって。たまにいるじゃないですか。ワンちゃんと散歩してる時に『飼い主じゃないですよね?』というくらいかわいがる人。そういうタイプだったので、この場に立ってベックと舞台挨拶しているの見たかっただろうなと思いました」と語った。
2022年08月20日田中圭が主人公を演じる、犬童一心監督『ハウ』完成披露上映会が行われ、田中さんや、池田エライザ、渡辺真起子、モトーラ世理奈、長澤樹、犬童監督、そしてハウ役の俳優犬ベックも登壇した。映画の舞台挨拶では、キャストと監督たちがステージに登壇、田中さんの「ハウー!」という呼びかけに応えるように、舞台袖からハウ役の俳優犬ベックが元気良く登場!しっぽをふりながら田中さんの元へ駆け寄ると、田中さんの指示でステージ上にきちんと“おすわり”したり、その顔をぺろぺろ舐めたりと、映画の主人公・民夫とハウさながらの仲良しさが伝わる様子に会場からは拍手喝采となった。「ハウがベックで良かった」ベックの可愛さに、客席からも思わずため息のような優しい歓声が上がるなか、キャスト陣がベックの魅力についてコメント。不器用な民夫を何かと気遣う民夫の同僚・足立桃子を演じた池田さんは、「この大きなボディにたくさんつまった愛とか、ふところの広さとか、瞳がすごく好きです。まっすぐ見つめてくれた時に心がぎゅってなる感じが、ハウの、ベックの魅力なんじゃないかな」とコメント。民夫をハウに引き合わせた、史郎(野間口徹)の妻・鍋島麗子を演じた渡辺さんは、「初めて出会った時は、ただ触りたい!撫でたい!ぎゅってしたい!という温かい気持ちにさせてもらいました」と語り、修道院に身を寄せる女性森下めぐみを演じたモトーラさんは、「安心感というか、その場にいるだけでみんなを癒してくれる、大丈夫だよと言ってくれるような存在だなと思いました」、福島の帰宅困難区域出身の中学生・朝倉麻衣を演じた長澤樹は、「ハウがベックで良かったなとすごく思いました。会うと悩みや不安なことが一気に吹き飛ぶぐらい、優しくて輝いている存在です」と、それぞれベックに惹かれたポイントを語る。メガホンを取った犬童監督は、シナリオ作成段階では犬種まで想定していない中で、日本を代表するドッグトレーナー・宮忠臣からハウ役にベックを薦められたとき、「まさかお前かという感じで、まったく想像にない姿だった。でもすぐ好きになりました、一目惚れでした!」と、出会った瞬間からベックに心を鷲掴みにされていたことを告白した。ベックとの初対面も「2年ぐらい前から知り合いみたいなテンション」「撮影中のベックの可愛い一面は?」という話題では、田中さんがベックとの共演シーンに言及し、「散歩のシーンで、本気で走っていい時とそうでない時があって、ベックは走るのが好きだから『用意スタートはいつですか?』という顔でしっぽを振っている。そして走り出すとめちゃくちゃ速い!自由奔放なベックに癒されながらの撮影でした」と笑顔で当時をふり返った。そんな田中さんとベックコンビとの共演シーンもある渡辺さんは、「田中さんとベックが見つめ合った時、一人と一匹が本当に愛おしかった!相性が良いんだなと思いました」としみじみコメント。犬童監督も、田中さんとベックの相性の良さを絶賛し、「田中さんは、ベックと初対面の時もオープンマインド140%ぐらいで、警戒心ゼロで行くんですよ。2年ぐらい前から知り合いみたいなテンションで、躊躇がゼロ。そんなに心が開けるんだというのが驚きでした。ベックはベックで、腕を開いて田中さんを受け入れていたので『お前もすごいな』と(笑)」と、2人の印象的な出会いを明かす。さらに、「僕は映画で相当犬を撮ってきたけど、ベックを見て一番『演技というものをするんだ』と感じた。ベックが撮影に入ってくると、言葉で理解しているというより、人と人を感じているというか、動物の映画はそれがうまく成立するとちゃんと良くなっていくんだなと思いました」と、俳優犬・ベックが動物映画の名手・犬童監督をもうならせる力を持っていたことを明かした。「僕の読みでは95%の方が犬飼いたいなと思うはず」試写会などでひと足先に本作を鑑賞した人たちからは、「優しい気持ちになった」「ハウの演技に泣けた」「愛犬に会いたくなった!」などの感想が寄せられている本作。自身が本作を観て感動したポイントを問われた田中さんは、「物語の途中でハウが民夫と離れてから一人でいるシーンで、ちゃんと一人でずっと芝居をしているのがすごい!雨宿りしながらしゅんとしている姿とか、“ズキュン”ですよ」と、そばでベックの演技を見守ってきた田中さんならではの目線でベックの熱演っぷりを絶賛。さらに「この映画を観た方の、僕の読みでは95%の方が犬飼いたいなと思うはず!」とコメントし、会場からも大きな拍手が沸き起こった。池田さんは、「ハウと出会うことによって変わりゆく人間模様も、物語の大事なところ」としながら、「桃子が民夫に弱音を吐くシーンで、ハウと出会った後の民夫がかけてくれたある言葉が、役を越えて自分の中に残っています。理不尽なことや悲しいことがあったとき、こういう解消法があるのかとすごく腑に落ちたセリフがあるので、ぜひ探してみて欲しいです!」と思い入れの深いシーンについて力強くコメント。渡辺さんは「ハウ以外にもたくさんのわんちゃんや猫ちゃんが出てくるところにも注目!」、モトーラさんは「ハウが一生懸命走っているシーン。いろんな人に出会ってハウが全速力で走っているところがもう、なんともいえない可愛さに、胸がきゅうってなります!」、長澤さんは「何度かハウが『ハウッ』と鳴くシーンで、なんでそこで鳴いたんだろうとか、どういう意味のハウなんだろうとか、考えながら観て感動して泣いてしまった。いろんな解釈があると思いますが、絶対感動するポイントだと思います!」と、それぞれ映画『ハウ』の見どころについて言及した。なお、完成披露上映会では、全国の愛犬家から寄せられた犬たちの映像と、映画本編のハウの活躍シーンとで構成された映像に「GReeeeN」が本作のために書き下ろした主題歌「味方」が流れる「映画『ハウ』オリジナル「味方」MV~#ハウと癒し犬~」もお披露目された。『ハウ』は8月19日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハウ 2022年8月19日より全国にて公開©2022「ハウ」製作委員会
2022年08月02日映画『ハウ』(8月19日公開)の完成披露試写会が1日に都内で行われ、ベック(犬)、田中圭、池田エライザ、渡辺真起子、モトーラ世理奈、長澤樹、犬童一心監督が登場した。同作は斉藤ひろしによる同名小説の実写化作。婚約者にあっさりフラれ、人生最悪な時を迎えていた役所職員・赤西民夫(田中圭)は、上司から飼い主に捨てられて保護犬になってしまった真っ白な大型犬を飼うことになってしまう。かすれた声しか出せない犬を“ハウ”と名付け、いつしかかけがえのない存在となっていった。池田はノースリーブのワンピースで爽やかに登場。この日は主役の犬・ハウを演じた俳優犬・ベックも登場し、笑顔で見守る。池田は「どのライターさんもハウに骨抜きにされて帰っていくというか。なるべくストレスがかからぬように誰もが触れるわけではないんだけど、みんな『触りた〜い』って感じがすごい」と明かす。また実際に映画の撮影中については「本当にお利口さんにしてくれる。カメラを見たり顔を合わせてくれたりしてくるんだけど、現場のよし! という空気にすごい敏感」と語る。「OK! となった瞬間に無邪気なワンちゃんに戻るのが、表情豊かで、愛おしかったですね」と愛を表した。
2022年08月01日映画『ハウ』(8月19日公開)の完成披露試写会が1日に都内で行われ、ベック(犬)、田中圭、池田エライザ、渡辺真起子、モトーラ世理奈、長澤樹、犬童一心監督が登場した。同作は斉藤ひろしによる同名小説の実写化作。婚約者にあっさりフラれ、人生最悪な時を迎えていた役所職員・赤西民夫(田中圭)は、上司から飼い主に捨てられて保護犬になってしまった真っ白な大型犬を飼うことになってしまう。かすれた声しか出せない犬を“ハウ”と名付け、いつしかかけがえのない存在となっていった。イベントには主役のハウを演じたベックも登場。ベックにマイクを向けた田中は顔を舐められながら「『ベックです! プロの天才俳優犬のベックです! このハウをやれて幸せでした! みんなありがとう!』と言ってます」と声色を変えながら通訳する。田中は撮影について「監督が気を遣ってくださったのか、スタッフさんも『なるべくベックとのコミュニケーションを取らないようにします』と。あのかわいさだから『ベック〜!』とやりたいけど、僕がいる時は僕がずっとかまうようにしてコミュニケーションを取ってたんです」と振り返る。「最初はやんちゃで散歩のシーンとかも突然マックススピードで走り出すんですよ。ちょっと気を抜くと事故になるくらいのスピードで行く。僕も体力的にはまだ自信がある方なので、『お前、俺を振り切れると思うなよ』という感じで一緒に走るんですけど、めちゃくちゃ速い」と苦笑。「本気で走りたいときは『いつですか!?』と尻尾を振ってるのが印象的ですし、素直なベックの自由奔放さに癒されながらの撮影でした」と語った。そんな2人について、犬童監督は「ベックよりも田中さんに驚きました。こんなにでかい犬と初めて会ったのに、田中さんがオープンマインド140%くらいベックに向かっていくんですよ。警官心ゼロで『ベック〜!』と言ってわーっとなってるのが1番最初なんです。躊躇心がゼロで」と明かす。「僕はそういうふうにできないから、そんなに心を開けるんだというのが最初の驚きです。ベックもそういうふうに来た人を腕を開いて迎えてたので『お前もすごいな』と思ったんですけど、いきなり走っていきましたよね」と仲の良い様子を讃える。さらに「犬って、演技するんだな。相当撮ってきたんですけど、ベックは1番『演技というものをするんだ』と思いました」と絶賛。「ライティングも雰囲気を変えると、そっちの感じになる。言葉で理解しているというより人を感じてる」と語った。I@026.jpg|I@027.jpg|I@028.jpg
2022年08月01日又吉直樹さんがオリジナルストーリーを書き下ろし、脚本を手がけた『WOWOWオリジナルドラマ椅子』の放送・配信がスタートする。今作は、毎話、一脚の椅子をモチーフにした、全8話のオムニバス。バラエティに富んだキャスト陣も話題だ。又吉さんと一緒に作品の魅力を語ってくれたのは、第3話「海へ」、第4話「オモイデ」で主演を務めたモトーラ世理奈さん。又吉直樹:僕が椅子好きだと知ってくださっていたんだと思います。プロデューサーから「椅子をテーマに何かしませんか?」と声をかけてもらったのが、この作品を作るきっかけでした。その時、ちょっと不思議な話だったり、意味わからんぐらいのものでもいいって言われて。僕は意味わからんものって好きだけど、でも一般的にはそうでもなかったりするので、意味わからん部分はあっても、みんなが好きな話ってどうしたら作れるのかな?と考えるところからもう、やりがいを感じました。モトーラ世理奈:私は、最初に他のキャストの名前を聞いた時、私がそこにいていいのかな、って思いました(笑)。又吉:モトーラさんは、佇まいからもう物語性を感じます。そこにいるだけで興味を惹きつけられるし、モトーラさんを主役にして物語を書きたがる人は多いんじゃないかな。モトーラ:(照れ笑いしながら)でも、お芝居は楽しいです。「海へ」は、同世代の女性キャスト3人と、即興芝居での撮影も行われて。監督に相談する前に「やってみよう」って言われたので、どうなるんだろう…ってすごく不安になったんですが、過去に共演経験のあった堀田(真由)さんと、話してみたら小学校が近かった河合(優実)さんとはすぐに波長が合ったし、そこに石井(杏奈)さんが加わったことで、その場の色がまた変わって。どんどん面白くなっていきました。又吉:即興って難しいと思っていたんですが、完成作を見たら僕のイメージ通りだったので嬉しかったです。――登場する椅子は“スツール60”や“ルイ・ゴースト”“A‐チェア”など名品揃いで、すべて、又吉さんが選出。「海へ」に登場した“ラシェーズ”は、撮影当時、日本に1脚しかなかったものを借りたという。又吉:僕にとって椅子は、家具の中でも一番気になるかもしれないです。それぞれデザインが全然違うとか、もはや誰も座らない椅子があったりするのも面白い。大工の知り合いから、椅子だけはその職人さんじゃないと作れないと聞き、そのぐらい作るのが難しく、人間の体との関係性が深いものなんやな、というのも魅力の一つかもしれないですね。椅子を先に決めてから物語を考えたのですが、あえて僕が持っていない椅子を選んだのは、刺激を受けたかったから。椅子にももちろん興味を持っていただきたいですが、モトーラさんはじめ、役者さんたちが物語を彩ってくださっているところにも注目してほしいです。モトーラ:私が演じた等身大の2人の女の子に、同世代の方は共感できる部分もあるはず。美しい映像や世界観にも魅了されてほしいですね。『WOWOWオリジナルドラマ椅子』吉岡里帆、モトーラ世理奈、石橋菜津美、黒木華の豪華な役者陣が、ユニークで不思議な“又吉ワールド”に初参加。WOWOWにて、毎週金曜23:30より、放送・配信中(全8話)。またよし・なおき1980年6月2日生まれ、大阪府出身。お笑いコンビ、ピースとして活動する一方、小説家としても活躍し、第153回芥川龍之介賞受賞の経歴を持つ。物語を手がけた『椅子』では、第5話に、自ら出演している。もとーら・せりな1998年10月9日生まれ、東京都出身。ファッション誌『装苑』の専属モデルを務め、パリコレへの出演経験を持つなど、トップモデルとして活躍。8月公開予定の映画『異動辞令は音楽隊!』に出演。ニット¥123,200パンツ¥514,800(共にイザベル マラン TEL:03・5772・0412)リング¥13,200(アトリエ エスティーキャット)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年6月8日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・中井彩乃(モトーラさん)ヘア&メイク・芳野史絵(又吉さん)斎藤紅葉(eek/モトーラさん)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2022年06月06日椅子と女性の人生を重ねて描く、異色のオムニバスドラマ『WOWOWオリジナルドラマ 椅子』(全8話/第1話無料放送)が5月27日よりWOWOWにて放送・配信される。この一風変わった物語を紡ぐのは、無類の椅子好きとしても知られる又吉直樹だ。1話につき1脚の椅子が登場し、吉岡里帆・モトーラ世理奈・石橋菜津美・黒木華の4名が2話ずつ全く異なる主人公を演じるのも見どころのひとつ。今作で又吉直樹が目指したのは「ありきたりじゃない世界」とのこと。そんな世界を実現するのにうってつけともいえるモトーラ世理奈を交えて、第3話『海へ』および第4話『オモイデ』について語ってもらった。「意味が分からんけどよかったな」と思えるものになればいい──本作を書き下ろすにあたり、「書いているときからできるだけ、自分が分かっていない感情になるようなものを描こうと心掛けていた」とコメントされていましたね。又吉「椅子と女性をテーマに物語を作ってほしい」とお話をいただいたときに、僕としては「意味が分からないようなものでもいいってことなんだろうな」と思ったんです。最初から出口を意識しすぎた話だと、どこかで見たことのあるものになってしまいますから。なので、今回は実験とまではいきませんが「こういう物語だったら、最終的にはどうなるんだろう?」と、自分自身も興味が持てるような話を書こうと思いました。──「意味が分からないようなもの」を観る側に提示するのは、なかなかハードルが高そうですが。又吉意味が分からないものって、みんな避けがちですよね。共感できないと笑えなかったり、面白いと思えない人の方が多いのかなと思うんですが、そういうものを作るのではなく、「なんかよく分からんし、意味が分からんけどよかったな」と思えるものになればいいなって。そういう物語を目指しました。──モトーラさんはその“意味の分からなさ”を含めて、『海へ』と『オモイデ』にどんな印象を持ちましたか?モトーラ最初に『海へ』の台本を読んだときに、「肘にラムネを置いて、それを食べる」という描写を見て、「なんで肘なんだろう?肘も食べるのかなあ?」って(笑)、ずっと頭に残りました。『オモイデ』は『海へ』よりもリアルというか、イメージしやすい感じがあって……男女の等身大の恋愛を描いたお話ですが、私はこれまでそういった役を演じたことがなかったので「どうしようかな?」と考えていました。──特に『海へ』は即興芝居が多い印象でしたが、どの程度まで台本に書いて、あとは役者さんたちに委ねようと思ったのでしょうか?又吉まさに完成版のような雰囲気にしたかったんですが、書いたものをセリフで言ってああいった雰囲気にするのはなかなか難しくて……。もちろん台本は書きますが、役者さんたちが元々持っている言い回しであったり、ノリみたいなものが出ないと、仲の良さや日常の雰囲気が出ないだろうなと思っていました。だから、台本自体はできるだけそういったものが出やすい、発射台のようになればいいなという意識はありました。──細かいところまであまり詰めないで、自由に演じていただいた?又吉そうですね。そこがやっぱり難しいところで……僕らも漫才やコントの本を書くんですけど、絶対にそのままやれないんですよ。やってみてから、少しずつ自分の身体に合った言葉に変えていく作業をするんです。今回の場合、そういった作業というのは現場での演出部分になると思ったので、「無理に演じると、きっと違うものになるんじゃないですかね」といったような希望だけお伝えしました。仕上がりを観たらとても自然な雰囲気になっていたので、よかったなあと思いました。──みなさんと即興でお芝居する際に、あの雰囲気は自然に出てきましたか?モトーラそうですね。最初に台本を読んで疑問に思ったところを監督に質問しようと思ったんですが、「とにかく一度やってみよう」ってなって。始まる前は不安でしたが、始まってみたらわりとすぐに波長が合ったんです。以前も共演した堀田(真由)さんはプライベートでも知っている仲ですし、河合(優実)ちゃんもすぐに打ち解けたので、自然と3人の関係性ができあがってあの雰囲気になりました。──堀田さん演じる杏奈が上着を脱ぐときに、装飾が絡まってなかなか取れないところも面白かったです。モトーラあれも偶然だったんです。みんな「取れない。どうしよう?」みたいな感じになっちゃって。それも含めて、みんなで楽しんで演じていましたね……でも、まさかあのテイクが使われるとは思わなかったけれど(笑)。──完成版を観てあらためて感じた、モトーラさんの役者としての印象はいかがでしょうか?又吉存在感があって、いるだけで面白い方ですよね。喋っているときの表情が魅力的な人もたくさんいると思いますが、モトーラさんは人の話を聞いているときの表情も面白いので……物語性があるというか、広がる感じがありますよね。全部が説明的に進んでいかないのも面白いです。──「説明的に進んでいかない」とは?又吉役者さんによっては「今絶対にこういう感情なんだろうな」って、観ている側に考える余地を与えない方もいらっしゃるじゃないですか。それはそれで素晴らしいと思いますが、「こう思ってるかもしれないし、こうかもしれない」と思わせるような、感情がブレンドされている感じの役者さんもすごく面白いと思うんです。モトーラさんの場合、それがすごく強いのかなあと思いました。座るだけではない、いろんな情報や物語がある“椅子”という存在──又吉さんは無類の椅子好きとのことですが、『海へ』ではチャールズ&レイ・イームズの“ラ シェーズ”を取り上げていますね。又吉60脚ぐらいの候補の中から「すごくかっこいい椅子だな」と思って取り上げましたが、ラ シェーズって物語を書くのが難しいんです。本来は部屋に置けない……まあ置けるんですけど(笑)、デザイン性が高いうえに、大きくて高額なラ シェーズを置ける人物って限られてきますよね。「デザイン系の事務所とかだったら置けるのかなあ?」とかって考えましたが、それだとラ シェーズをラ シェーズとして扱いすぎている印象があったんです。第3話『海へ』──作中ではどこかに置いている描写はなく、女の子たちが海へ運んでいる様子が描かれていました。又吉ラ シェーズといったら、やっぱりあの形が魅力ですから……「海と合うんちゃうかな」って(笑)。それで、ラ シェーズをみんなで海まで運ぶのがいいんじゃないかなって思ったんです。単純に絵になるというか、あそこまでいったらもう座るためだけのものじゃないのでね。デザインがかっこよすぎたら変な力を持つ、みたいな(笑)。その域にいっている椅子やなあと感じました。第3話『海へ』モトーラ私はラ シェーズという椅子を初めて知りましたが、一度見たら忘れられない形をしているなと思いました。この作品を撮った後、北海道の東川にある図書館(せんとぴゅあ)に行く機会があったんですが……名作椅子のコレクションとして、ミニチュアの椅子がたくさん置いてあったんです。そこにラシェーズもあって、すぐに目に留まりました。それくらい印象に残る椅子だなと思いました。──『オモイデ』に使用されていた、ハンス・J・ウェグナーの“Y-チェア”はいかがでしょう?又吉僕も欲しいぐらい使いやすそうな椅子なんですが、古代中国の椅子を現代の生活に馴染むようリデザインしたものなんですよね。第4話『オモイデ』過去のものを現代的に解釈して作り直していくというのが……もちろん、当時のものを今使うというのも面白いと思いますが、螺旋みたいに徐々に上に積み上がっていくような、「より面白いものを作ろう」という考え方にすごく共感できるんです。Y-チェアがまた将来、誰かによってさらに現代的に解釈されたらどうなっていくんだろう?とも思いますよね。そうやって、座るだけじゃなく、いろんな情報や物語がある椅子というものが好きなんです。第4話『オモイデ』モトーラ台本を見たときに“Y-チェア”って書いてあったので、「どんな椅子だろう?」と調べてみたら、カフェとかスタジオで見たことがある椅子だったんです。でも、Y-チェアという名前がある椅子なんだっていうのは考えたこともなかったので新鮮でした。座りやすさとかまで考え尽くされて、ああいった形になったんだって思うと……今回の作品を通して、Y-チェアという椅子を見たときに感じることが大きく変わりました。──おっしゃるように、今作を通してあらためて「椅子って自分の生活に寄り添っているものなんだな」と気づかされました。椅子の他に、自分の生活に寄り添っていると感じるものはありますか?又吉僕は本、主に小説ですね。例えば中学生のときに読んだ小説を成人して読むとまた印象が変わっていて、その変化が嬉しいんです。中学生の僕が読んだときは、衝撃的な一文に引っかかって、その余韻で残りを読むから気づかないこともたくさんあったんでしょうね。それはそれで当時の僕に寄り添ってくれていたんだと思いますが、何度も読んでいくとその衝撃が自分の中で軽減されて、また浮き上がってくる別の言葉がある。そうやって、その都度自分に必要なものを提示してくれる本に出会うために、いろいろと読むんだろうなと思います。モトーラ私は……洋服ですね。そのとき何を着ているかで自分の気持ちやテンションが変わりますし、自分が好きなものを身につけていると、それに助けられて「今日も1日頑張れる」っていう気持ちになるので、生活に寄り添ってくれているんだと思います。取材・文:とみたまい撮影:川野結李歌スタイリング:中井彩乃(モトーラ)ヘアメイク:芳野史絵(又吉)、斎藤紅葉(eek)(モトーラ)『WOWOWオリジナルドラマ 椅子』5月27日(金)スタート毎週金曜午後11時30分放送・配信(全8話)第1話無料放送【WOWOWプライム】無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】出演:吉岡里帆モトーラ世理奈石橋菜津美黒木華ほか作:又吉直樹(『火花』芥川賞受賞作、『劇場』、『人間』)【番組特設サイト】 ぴあアプリでは又吉直樹さん、モトーラ世理奈さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2022年05月26日愛娘の成長に一喜一憂するパパと、それを何気なくぶった斬るママ。「世のママたちに伝えたい」という、月光もりあ(@orenoatamanonaka)さんのちょっと切ない子育てエピソードをお届けします。1歳3カ月になる愛娘の毎日の成長がうれしくて仕方がないパパ。「こんなこともできるようになったの!? 早くママに言いたい……!!」と、目をキラキラさせてママに報告しにいくが……。 パパの切ない主張 月光もりあさんいわく、「目まぐるしい日々でそんな余裕ないのもわかるけど(大半は報告してもらってるけどね)、パパ寂しいな〜寂しいな〜(稲川淳二)」とのこと。とても残念な気持ちになるそうなので、なるべくパパにも共有してあげましょう(笑)。 著者:マンガ家・イラストレーター 月光もりあ
2022年05月09日又吉直樹がオリジナルストーリーを書き下ろし、吉岡里帆・モトーラ世理奈・石橋菜津美・黒木華を主演に迎えたオムニバスドラマ「WOWOWオリジナルドラマ 椅子」から、ポスタービジュアル&各話を彩る豪華オールキャストが解禁。特報映像も公開された。主演俳優が全く異なる2人の主人公を演じるオムニバスドラマ形式の本作。解禁されたポスタービジュアルでは、主演を飾る4人それぞれの物語が対角線上の位置に配置されているが、浮かべる表情や仕草、佇まいなどから受ける印象は全く異なっている。高い演技力を持つ実力派俳優陣の両極に振幅する演技に期待が高まるとともに、それぞれの物語の始まりを予感させるデザイン。また、各物語の隣には劇中に登場する椅子のビジュアルも添えられており、主人公の女性とともに物言わぬ椅子自身もメインの役どころを担う。そして又吉さん自身もドラマ内では怪しげな椅子店店主に扮し、ひょっこりと顔を出す姿や椅子に座る姿があしらわれているのも印象的だ。ポスター・タイトルロゴのデザインは、数々の話題作のビジュアルを手掛けるグラフィックデザイナー・大島依提亜が担当。写真は『愛がなんだ』や『ボクたちはみんな大人になれなかった』などで知られる写真家・木村和平による撮りおろしとなった。併せて解禁されたオールキャストは、バラエティに富んだ俳優たち。第1話「電球を替えたい」には、ひょんなことから出会った菜奈(吉岡里帆)に椅子を貸すこととなる男・進役に岩崎う大(かもめんたる)。見ず知らずのふたりが抱える人には言えない秘密とは!?第2話「最高の日々」では吉岡さんは名前が同じ良美と佳美という異なる2役を演じており、銀粉蝶が良美の母親役に。誰もが予想しないミステリアスで衝撃的な展開が待ち受ける。第3話「海へ」にはモトーラさんをはじめ、堀田真由・河合優実・石井杏奈という、注目の実力派若手俳優陣が集結。4人のいつまでも変わらない友情のカタチを瑞々しく体現する。第4話「オモイデ」には、見習い美容師・那月(モトーラさん)の学生時代からの彼氏・相太役に吉村界人。互いに夢を追いかけながら環境の変化に戸惑い揺れ動く2人の恋愛模様を丁寧に紡ぐ。第5話「まぼろしの」では、借り物競争のためにおしゃれな椅子を貸してほしいと加奈(石橋菜津美)の家を訪れる不思議な小学生・千絵役で白鳥玉季、加奈が勤める工場の同僚役にジャガー横田。第6話「雨が降っている」は、小さな喫茶店を営む夫婦の話。泉(石橋さん)の夫・優太役には中村蒼。「夫のちんぽが入らない」以来再びの夫婦役共演でシリアスかつエモーショナルな2人芝居に挑む。第7話「人間達の声がする」では突然訪れた謎の美女(黒木華)に終始翻弄されるバーの雇われ店長役にムロツヨシ。空想か現実か、ユーモラスでリズミカルな会話劇が繰り広げられる。第8話「椅子を取りに行く」では黒木さん演じる梢と同居する妹で人気Youtuberの陽子役で穂志もえか。1つの椅子をめぐり姉妹の熾烈な闘いが幕を開けるが、謎めいたラスボス役としてアンミカも出演する。多彩かつ豪華な出演俳優陣が、又吉ワールド全開のユニークで摩訶不思議な物語で活躍する。各話あらすじ※タイトル横()内は登場する椅子の名称第1話「電球を替えたい」(No.14)出演:吉岡里帆/岩崎う大、水間ロンカップルのいさかいを目撃した進(岩崎う大)は、うな垂れている女性・菜奈(吉岡里帆)に思わず声を掛ける。引っ越ししたてで電球をひとりで交換できないという彼女に進が持っている椅子(No.14)を貸すこととなり、2人で歩き始める。街で噂の人物・スピードスターの目撃談などでほっこりする2人だが、それぞれ人に言えない秘密を抱えていた。第2話「最高の日々」(スツール60)出演:吉岡里帆/銀粉蝶、但木宏成母親(銀粉蝶)に電話で近況を報告している良美(吉岡里帆)は、華やかな日常を送っている様子。その話の端々に登場する、名前の読み方が同じ同級生・佳美(吉岡里帆)から良美はある日突然呼び出される。久しぶりに会った佳美は、かつて良美の母親が営むピアノ教室に通っていた時に意外な話を聞かされたと言うのだが…。第3話「海へ」(ラ シェーズ)出演:モトーラ世理奈/堀田真由、河合優実、石井杏奈親友・晴香(石井杏奈)の葬儀に出席した後、紗耶(モトーラ世理奈)は、杏奈(堀田真由)・絵理(河合優実)とともに屋上で思い出に浸っている。大きな鍋でおでんを作るのが得意だった晴香が、小さな部屋には入りきらない大きな椅子(ラ シェーズ)を大切にしていたことをふと思い出す。亡くなる前に海を見に行きたいと言っていた彼女のために彼女たちがしたこととは…。第4話「オモイデ」(Y-チェア)出演:モトーラ世理奈/吉村界人、智順、山中聡美容院で見習いとして働きだした那月(モトーラ世理奈)は、学生時代からの彼氏・相太(吉村界人)とそれぞれの夢を追う日々。ある日店長(智順)に、店に置いてあるおしゃれな椅子(Y-チェア)をプレゼントしてくれたダンディな俳優(山中聡)を紹介される。都会生活で背伸びをしてみたい年頃の那月に、ダンディな俳優はインテリアに詳しく魅力的な提案を持ち掛けてくる。第5話「まぼろしの」(ルイ・ゴースト)出演:石橋菜津美/白鳥玉季、ジャガー横田、又吉直樹町の工場で働く加奈(石橋菜津美)は職場では無口だが、もともとは明るい性格。ずっと欲しかった椅子(ルイ・ゴースト)を自宅に運んでもらってニヤニヤしながら、1人食卓に向かっている。そこへ突然、見知らぬ小学生・千絵(白鳥玉季)が借り物競走のためにおしゃれな椅子を貸してほしいとやって来る。しぶしぶ椅子を持ち出して2人でとぼとぼと歩いているうちに加奈は奇妙な偶然に気づいてしまう。第6話「雨が降っている」(ネイビーチェア)出演:石橋菜津美/中村蒼小さなカフェを営んでいる夫婦、泉(石橋菜津美)と優太(中村蒼)。雨でも客足が途絶えないよう店にはアメリカの海軍が開発した耐水性のある椅子(ネイビーチェア)を並べている。いつの頃からか、店の経営がうまくいかなくなったことから、2人の関係がねじれていく。第7話「人間達の声がする」(A-チェア)出演:黒木華/ムロツヨシ、永野宗典、本多力赤い服に身を包んだ謎の美女(黒木華)が、暇を持て余していた雇われ店長・達三(ムロツヨシ)のいるバー「人間達の声がする」にやって来る。女性は突然、自分の作品なのか現代詩を朗読し始めるのだが、達三にはちんぷんかんぷんで、その上「ツケにして」と言い残して去られてしまい大困惑する。第8話「椅子を取りに行く」(アリンコチェア)出演:黒木華/穂志もえか、アンミカ、奥野瑛太人気YouTuberの妹・陽子(穂志もえか)と同居するフリーターの姉・梢(黒木華)。無断で自分の彼氏の徹(奥野瑛太)を連れ込んだりする陽子の態度に耐えかねて梢は家を出ていってしまう。ふとわれに返り、もともと自分が買った椅子(アリンコチェア)だけは取り戻したいと留守宅に忍び込む梢だが…。「WOWOWオリジナルドラマ椅子」は5月27日(金)より毎週金曜23時30分~放送・配信スタート(全8話)。第1話無料放送【WOWOWプライム】/無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】(text:cinemacafe.net)
2022年03月30日芸人として活躍する傍ら、デビュー作「火花」で芥川賞受賞を果たすなど作家としても高い評価を受ける又吉直樹がオリジナルで書き下ろしたオムニバスドラマ「WOWOWオリジナルドラマ椅子」が5月27日(金)より放送・配信スタート。吉岡里帆、モトーラ世理奈、石橋菜津美、黒木華と初タッグを組む。椅子と女性の人生を重ねて描く異色のオムニバスドラマ過去に「又吉直樹マガジン 椅子」の編集長を務めた経験もあるほどの又吉さんの無類の椅子好きが高じて、今回、書き下ろしストーリーにてドラマ化が実現。タイトルの通り「椅子」と女性の人生を重ねて描く異色のオムニバスドラマ(全8話)となり、1話につき1脚の実在する著名な椅子が登場し、物語はその椅子の成り立ちや特性なども織り込んで紡ぎだされたオリジナルストーリーとなっている。バリエーションに富んだユニークで摩訶不思議な“椅子と女性”にまつわる8つのストーリー。そして、吉岡さん、モトーラさん、石橋さん、黒木さんという主演女優4名が2話ずつ全く異なる主人公を演じる形式であることも、見どころの1つ。全員がWOWOWドラマ初主演にして、又吉作品へも初参加&初主演。高い演技力を持つ実力派俳優陣の両極に振幅する演技が堪能できそうだ。オープニング音楽を清水靖晃(「透明なゆりかご」『キューティー&ボクサー』『しんぼる』)が全8曲書下ろし。劇中音楽は世武裕子(『空白』『星の子』)が担当する。また、椅子監修には「ストーリーのある50の名作椅子案内」「暮らしの民藝 選び方・愉しみ方」の萩原健太郎。衣装・撮影・照明を日本映画の精鋭たちが担い、“椅子×又吉直樹”という唯一無二な世界観を細部にこだわった極上の映像美で贈る。監督は松原弘志( 「ハルカの光」「世界の美しい椅子」)・長澤佳也(「ハルカの光」)。なお、劇中に登場する8脚の椅子は長年に渡って愛されるヴィンテージやオリジナルモデルなど、インテリア好きにはたまらないラインナップとなっており、セレクトは又吉さん自身によるもの。ドラマ内では怪しげな椅子店店主に扮した又吉さんが登場し、その椅子の成り立ちや造形美を紹介するパートもあり、椅子好きの興味をそそる。作・又吉直樹コメント又吉さんは「椅子」と「女性」をテーマにありきたりじゃないオムニバスの物語を、との依頼を受け「面白そうだなと思って」引き受けたことを語る。「書いているときから出来るだけ、自分が分かっていない感情になるようなものを描こうと心掛けていたのですが、完成して映像になったものを観てみても、僕でも意味が分からんところがいくつかありました(笑)。正しく分からず、複雑な感情になれるものに仕上がっていると思います」と作品を紹介。「椅子のもつ背景や特性を物語と関連させていたり、着想を得ていたりする部分もあるので、椅子が好きな方はその辺りも注目して頂けたらと思います。そして、8つの物語はそれぞれ色が異なりますが、主演の女優みなさんが全然違う表情やお芝居をされているので全部味わってもらえたら色んな感情になれるんじゃないかな、と思います」と期待を寄せた。主演キャストコメント■吉岡里帆「今までに無い作品で惹きつけられた」私の担当した2役は全く異なるキャラクターではありましたが、どちらも「静かに歪な人」という印象を受けました。椅子は多くを語りませんが誰にも知られず人と密接に交わりその座面に年輪を刻んでいきます。その時の断面を見て頂くような…秘密の共有といった感じでしょうか。今までに無い作品で惹きつけられました。何年か前に又吉さんが編集長のこれまた"椅子"という雑誌に呼んで頂き、その時は晴れた空の下、お洒落な椅子を一脚出して撮影しました。街中に置かれた椅子との撮影は今でも不思議な感覚で思い出深いです。家の中にある椅子も良いですが外にポツンとある、どこの誰のか分からない椅子には妙に物語性を感じます。【視聴者へのメッセージ】このオムニバス作品"椅子"はどれを取っても個々の感性と佇まいであなたが見つけてくれるのを待っています。一瞬腰掛けるも良し、長く座って考え事をするも良し、ただ眺めても良い。あなたにとっての特別な一脚が見つかりますように。■モトーラ世理奈「即興芝居で、ワンシーンずつ、丁寧に撮りました」「椅子」から生まれる又吉さん書き下ろしの8つのストーリー。私はどんなお話の中に入るんだろうかと、オファーを頂いた時からとても楽しみでした。普段何の気なしに座っている椅子も、もしかしたら、私のことをニヤニヤしながら見ているかもしれない…なんて思いました。【視聴者へのメッセージ】「海へ」同世代の素敵なキャストの方々と即興芝居で、ワンシーンずつ、丁寧に撮りました。そこの場面の景色や、音、空気を感じて、みんなで作りあげるその時間がとても楽しくて、愛おしくて、私にとってかけがえのない贅沢な時間でした。衣装やヘアメイクも、衣装合わせの日に、ドラマでこんなヘアメイクは見たことがない!って驚いたくらい、かっこいいです。きっと、今までに見たことないような、作品になっていると思います。「オモイデ」台本を頂いた時に、私が今まであまり挑戦したことのない役どころだったので、主人公・那月の心の移ろいをどう表現するか難しかったです。熱心で明るく分け隔てのない心をもつ那月を私なりに受けとめて撮影に挑みました。主人公那月の心に寄り添いながらこの物語を楽しんで頂けたらと思います。■石橋菜津美「椅子の雰囲気が作品の空気感にリンクしている」台本を拝読させて頂いた時、二作品とも雰囲気が全く違っていて、一つは絵本の中のような、一つは詩の中のような、読み手に自由があって、どんな所でこの言葉が話されるのかなと想像しながら楽しく読ませて頂きました。全く違う世界観に包まれて一つずつ大切に演じたいと思いました。【視聴者へのメッセージ】私は椅子の雰囲気が作品の空気感にリンクしている様な気がして、撮影中も椅子の雰囲気にヒントをもらいながら、演じさせて頂きました。この椅子を持っている人はどんな人なのか、人物ではなく椅子の目線から見ているような見方もできる作品だと思いました。様々な椅子と世界観を楽しんで頂けたら嬉しいです。■黒木華「又吉さんの思い描くお芝居ができているといいな」お話をいただいた時から、又吉さんが書かれた脚本なら絶対面白いと思い、楽しみにしていました。どちらの脚本もそれぞれ台詞やシチュエーションが全く違うものだったので、読んでいても演じていても凄く面白かったです。又吉さんの思い描くお芝居ができているといいな、と思っています。【視聴者へのメッセージ】又吉さんの作り上げる物語を存分に楽しんでいただけたらと思います。「WOWOWオリジナルドラマ椅子」は5月27日(金)より毎週金曜23時30分~放送・配信スタート(全8話)。第1話無料放送【WOWOWプライム】/無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】(text:cinemacafe.net)
2022年03月06日ヴィヴィアンタムの2022年春夏コレクションが到着、スペシャルコンテンツも公開中!オリエンタルなトラディショナルテイストとモダンなスタイルをベースにして、手刺繍やビーズ細工など、アジアの伝統的技法を取り入れたアイテムが人気のヴィヴィアンタム(VIVIENNE TAM)が、2022年春夏コレクションをローンチ。今季は、“あなたがあなたらしく自由であること”というメッセージが込められた「Love Your Style」をキーワードに、ブランドらしさを生かしたシックなアスレジャースタイルを提案。さらに、もう一つのテーマとして「BLOOM AGAIN」を掲げ、冬を超えて再び巡りきた春を喜び、咲く花々を祝す、色鮮やかな花々や陶磁器などのモチーフを軽やかでエレガントなスタイルに乗せたコレクションも展開する。モトーラ世理奈&TSUGUMIが登場最新コレクションを楽しむ、バレンタインスペシャルコンテンツを公開中モトーラ世理奈とTSUGUMIによる「Love」テーマにしたキャンペーン「Happy Valentine’s Day with lots of Love」(たくさんの愛を込めて)をテーマに、ブランドの公式サイトでは新作のローンチに合わせ、モデルのモトーラ世理奈とTSUGUMIがファンタジックな世界観を表現したムービーとフォトが公開中。コレクションのデザインから派生した「Love」をテーマに、仲良し女子ふたりがバレンタインにお互いのスタイリングを提案し合う。ムービーでは、それぞれのコーディネートのポイントをはじめとするインタビューも。2人のコーディネートアイテムは?モトーラ世理奈とTSUGUMIが着こなす、メインヴィジュアルのコーディネートをチェック!■モトーラ世理奈’s ルックブラウス:CITY CAMOUFLAGE PRINT STRETCH NETTING BLOUSE(2万6,400円)、スカート:WASHABLE 2WAY TWILL SKIRT(3万800円)モトーラ世理奈は、グラフィカルなブラウスとライラックカラーのスカートで、カジュアルシックな着こなしに。ブラウスは、印象的なテキスタイルだけでなく、レイヤードのデザインになっている新デザインのハイネックがポイント。加えて、グラフィティーアートのようにデザインされた“Love your style”という言葉には、“あなたがあなたらしく自由であること”を後押しするメッセージが込められている。前ボタンスタイルのスカートを合わせて、コーディネートにアクセントもプラス!■TSUGUMI’s ルックドレス:SOLID NET WITH ORCHID EMBROIDERY DRESS(4万9,500円)TSUGUMIは、胡蝶蘭の刺繍が施されたチャイナドレスで華やかにドレスアップ。透け感のある仕立てで、同色のインナーキャミソールドレスが付属。彼女のようにセットのキャミソールドレスを合わせて基本の着こなしを楽しむもよし、手持ちのアイテムをインナーにして違った表情を楽しむもよし。コーディネートによって、オケージョンスタイルからカジュアルな装いまで楽しめる一着。二人が着用のアイテム以外にも、素敵な新作が様々に到着! 詳しくは、以下のブランド公式サイト&オンラインストアから。ヴィヴィアンタム2022 年春コレクションのスペシャルコンテンツ:(国内公式サイト)(公式オンラインストア)*オフィシャルSNSアカウントInstagram:@viviennetam_jp / @viviennetamshop_jpTwitter:@viviennetam_jpFacebook:@viviennetam.JAPAN【お問合せ】マツオインターナショナル カスタマーサービスTEL:0120-29-1951
2022年02月01日俳優の桜田通、歌手・女優の松田ゆう姫、女優・モデルのモトーラ世理奈が6日、東京・UNKNOWN HARAJUKU(アンノン原宿)で行われた「LOEWEポップアップ in 原宿」メディア向け内覧会に出席した。ファッションブランド「LOEWE(ロエベ)」とスタジオジブリの2度目のコラボレーションとなる『千と千尋の神隠し』限定カプセルコレクションが、1月7日よりオンライン・店舗にて発売。千尋やハク、湯婆婆をはじめとするキャラクターと美しい作品世界がウエアやレザーアイテムに蘇る。発売を記念し、UNKNOWN HARAJUKUを『千と千尋の神隠し』の世界にリメイクしたポップアップストアが1月7日~16日の10日間限定で開催される(完全予約制)。桜田は、カオナシがデザインされたシャツとバッグ、松田は、オオトリ様デザインのフーディーを着用。モトーラは、千尋がデザインされたロングスリーブTシャツに、アオガエルがキュートなバッグをあわせて登場した。内覧会には、OWNCEAN(UNA+MATCHA)、Taiki&Noah、谷晃生、夏木マリ、眞栄田郷敦、マギー、ryuchell(りゅうちぇる)も出席した。
2022年01月06日神木隆之介×柴咲コウがW主演を務める蜷川実花監督最新作『ホリック xxxHOLiC』。この度、追加キャストとしてDAOKOとモトーラ世理奈の出演が決定。さらに特報映像&蜷川監督による撮りおろし特写&音楽担当も解禁となった。神木隆之介×柴咲コウのW主演に続き、松村北斗や玉城ティナがキャストとして発表され注目を集めている本作。この度、柴咲さん演じる【ミセ】の女主人・侑子と一緒に暮らす謎の少女・マルダシ役に独特の世界観で音楽シーンを彩り続けているアーティスト、DAOKOが決定。同じく【ミセ】で暮らす少女・モロダシ役には、多くのファッション誌でモデルとして活躍する一方、女優としても唯一無二の繊細な存在感を放つモトーラ世理奈が出演する。蜷川監督自ら撮りおろした2枚の写真では、四月一日(神木さん)、侑子(柴咲さん)、マルダシ(DAOKOさん)、モロダシ(モトーラさん)が妖しい雰囲気漂う【ミセ】にいる鮮やかなカット。もう1枚は四月一日、百目鬼(松村さん)、ひまわり(玉城さん)の同級生3人組が、制服姿でクールな表情を浮かべた学校での一瞬を切り取ったものとなっている。30秒の特報映像では、四月一日が迷い込んだ【ミセ】の扉が開き、女主人・侑子が「いらっしゃい、ここは願いを叶えるミセ」と出迎えるシーンから始まる。さらに、四月一日の同級生でアヤカシを祓う者・百目鬼とアヤカシに憑かれる者・ひまわりも登場。VFXで表現された“アヤカシ”の様子や、炎の中“アヤカシ”に向かって弓を構える百目鬼、幻想的かつエキゾチックな【ミセ】のビジュアルなど、まさに“究極の新体感ビジュアルファンタジー”の名にふさわしい、艶やかで魅惑的な映像だ。そして、本作の音楽を担当するのは、電子音楽作品からピアノソロ、映画音楽、サウンド・インスタレーションなど、多岐に渡るジャンルで世界的に活躍し、映画『ミッドナイトスワン』では第75回毎日映画コンクール・音楽賞、第30回日本映画批評家大賞・映画音楽賞をダブル受賞し話題となった渋谷慶一郎。さらに、ストーリーのキーとなる“アヤカシ”のサウンドデザインは、サウンドアーティストのevalaが務めた。立体音響の技術を駆使した音像が映画館を駆け抜け、渋谷さんとはドバイ万博でも共演が予定されている仏教音楽・声明の演奏家、藤原栄善の声が強力にフィーチャーされるなど、通常の映画音楽の枠を逸脱した多層的な展開となっている。四月一日が【ミセ】と学校のふたつの世界でどのような物語を紡いでいくのか、期待が高まる。『ホリック xxxHOLiC』は2022年4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホリック xxxHOLiC 2022年4月29日より全国にて公開©2022映画「ホリック」製作委員会 ⓒCLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社
2021年12月06日