三上博史が9月、舞台『タンゴ・冬の終わりに』で主演を務める。1984年に清水邦夫によって書き下ろされ、蜷川幸雄の演出で上演された本作が、実に約30年の時を超えて再びパルコ劇場の舞台に蘇る。倉科カナや神野三鈴、ユースケ・サンタマリアなど、共演者も実力者揃い。三上にとっては、大きな反響を呼んだ舞台『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』以来10年ぶりのパルコ劇場登場となる。舞台『タンゴ・冬の終わりに』チケット情報今回、演出を務めるのは行定勲。「行定さんが有能な助監督だった頃から知っていますから、感慨深いですね。映像作品でご一緒したことはあるけれど、舞台は初めて。僕も日常から演技の種を見つけるタイプの人間ですが、行定さんも人生経験を映像なり舞台なりに反映していく人だと思うんです。今回、行定さんが舞台にいったい何を持ち込んでくるのか、いまから楽しみです」と話す三上。今回は突然引退を宣言し、故郷で隠遁生活を送るなかで、少しずつ精神を病んでいく俳優・清村盛を演じる。映像ではもちろん幅広い役柄を自在に行き来する三上だが、とりわけ舞台では、これまで『青ひげ公の城』や『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』など、かなりエキセントリックな役が多かった。「今までは衣装であれ、役柄であれ、ぶっ飛ばすようなものをやってきたという自覚はあるんです。一時期、お客さんを振り払うような、ある種スタンドプレーとも言われかねない芝居をして、それが楽しかった時期さえあった(笑)。それに対して、今回は正々堂々と清水邦夫さんのセリフに向き合って、真っ当に勝負しなければいけない。それは僕にとってはチャレンジですね」。元々、この作品の初演を見ていたという三上。「当時は僕も駆け出しの俳優で、いつかこの作品に参加できたらなあと思いながら見ていた。30年経ったいま、やっとそういう時期が来たんだと思うととてもうれしいですね。今回の上演が決まってから、会う人会う人に『ぴったりの役だね』と言われるんです」と笑う。「清水さんの作品って、決して難しくなく、誰もがすっとお話を理解できる物語なんですよね。世界観はすこし不思議なものだけれど、じんわりと楽しさを感じられるものになると思います。芝居を見慣れない人でも、ふつうに見ていればどんどん入り込める。絶対損はしないので、ぜひ一度、見に来てほしいです」公演は9月5日(土)から27日(日)まで東京・PARCO劇場にて。チケットの一般発売は6月27日(土)午前10時より。取材・文/釣木文恵
2015年06月26日女優の北川景子がフジテレビ連ドラ初主演を果たす7月期木曜劇場「探偵の探偵」。井浦新、ユースケ・サンタマリア、三浦貴大、DEAN FUJIOKAら実力派俳優陣の出演で話題の本作だが、この度、主題歌に、メーンダンサー&バックボーカルグループという斬新な編成で人気急上昇中の「超特急」が決定した。原作は、「万能鑑定士Q」シリーズや「千里眼」シリーズで累計1,000万部以上の売上を誇る松岡圭祐の、シリーズ累計40万部を突破した「探偵の探偵」(講談社)。「探偵を追う探偵」という異色の設定ながら、職業としての「探偵業」を徹底的な取材に基づくリアリティーで描写し、圧倒的なスピード感とスケール感で読む者の心を虜にする、傑作サスペンスとして人気を博している。そんな今夏の注目作で主題歌を担当することになった「超特急」は、史上初の“メーンダンサー&バックボーカル”という編成の7人グループ。2012年6月10日にシングル「TRAIN」でCDデビューして以来着実に人気を伸ばし、昨年12月25日に東京国際フォーラム・ホールAで開催された結成3周年単独ライブは、チケット発売開始5分で完売。6月6日~7日にはインドネシア・ジャカルタのイベントに出演するなどグローバルな活躍をみせる。今回の起用については、6月10日に開催された「HMV25周年×超特急3周年記念スペシャルライブ“君の笑顔が終着駅”」にてサプライズ発表がなされた。ライブ終了後のアンコールで「超特急」がステージ上に再登場すると、突然スクリーンに北川さんが登場!同じ事務所の後輩である「超特急」の3周年を祝うメッセージを贈り、さらに本作の主題歌決定を告げると、会場は歓喜に包まれ、この日一番の盛り上がりを見せたそう。その後、同ドラマの渡辺恒也プロデューサーも登壇し、メンバーが戸惑う中、ドラマを盛り上げるため「超特急」を“PR大使”に任命した。「超特急」3号車・ガリガリ担当、リョウガは「なんと!ドラマ『探偵の探偵』の主題歌を超特急が務めさせていただくということで…ドラマの主題歌を通して、また新しい超特急を魅せていけたらなと思います!!PR大使も全うし、超特急はPR大使にも化けられるということを証明したいと思います!!!」と、気合充分な熱いコメントを寄せた。先日放送されたフジテレビ系水曜10時ドラマ「心がポキッとね」の最終回にもゲスト出演し、今秋には初主演映画『サイドライン』の公開が控えていたりと、音楽の世界だけでなく活躍の幅を広げる「超特急」。本格サスペンスドラマの本作とどんな化学変化を起こすのか期待がもたれる。「探偵の探偵」は、7月より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日俳優の藤原竜也が主演する映画『探検隊の栄光』(2015年秋公開)の主題歌に、ウルフルズの「ボンツビワイワイ」が選ばれたことが25日、わかった。同曲は、9月9日に発売されるウルフルズのニューアルバム『ボンツビワイワイ』に収録。4年半の活動休止を経て昨年より再始動した同グループにとって、待望の一枚となる。曲中では、トータス松本のパワフルなボーカルが発揮されており、制作サイドは「劇中の熱い探検家たちと、ウルフルズの"ソウルフル"な競演にぜひご期待ください」とコメントを寄せている。映画は、『ちょんまげぷりん』などで知られる作家・荒木源による同名小説が原作。落ち目の俳優・杉崎(藤原)が、俳優人生を賭けて、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦。行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生え、"真剣"に番組作りに向き合うようになる。共演には、番組がオモシロければ何でもありのプロデューサーをユースケ・サンタマリア、大ざっぱなディレクター役を小澤征悦、職人かたぎのカメラマンを田中要次が演じる。ほかにも、川村陽介や佐野ひなこら若手が参加。『グッモーエビアン!』(2012年)や『猫なんかよんでもこない。』(2016年公開予定)の山本透監督がメガホンをとる。(C)2015「探検隊の栄光」製作委員会
2015年05月25日藤原竜也、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦らを迎え、伝説の未確認生物を求める探検隊の姿を描く『探検隊の栄光』。このほど、本作の主題歌を「ガッツだぜ!!」、「バンザイ ~好きでよかった~」など、魂を揺さぶる歌で日本中に元気を与えてきた「ウルフルズ」が担当することが分かった。落ち目の俳優となった杉崎(藤原竜也)が俳優人生を賭けて新境地を開くべく、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦し、様々な問題にぶつかりながらも隊長そして俳優としても成長していく姿を描く。原作は、ベストセラー「ちょんまげぷりん」の著者・荒木源による同名タイトル「探検隊の栄光」(小学館刊)。麻生久美子&大泉洋W主演の『グッモーエビアン!』を手掛け、2016年に風間俊介&松岡茉優出演の『猫なんかよんでもこない。』の公開を控えた山本透が監督を務める。杉崎と共に秘境に挑む番組スタッフには、番組がオモシロければ何でもありのプロデューサー役ユースケ・サンタマリア、行き当たりばったりで大雑把なディレクター役小澤征悦ほか、田中要次、川村陽介、佐野ひなこ、岡安章介(ななめ45°)ら個性派キャストが集結している。今回主題歌に決定したのは4年半の活動休止を経て昨年より再始動した「ウルフルズ」の新曲「ボンツビワイワイ」。“ボンツビワイワイ”は造語で“Born To Be ワイワイ”の略。生まれながらのパーティ野郎のイメージでつけられたという。探検の中で起きるアクシデントや、出会った人たちと関わるうちに隊長としての自覚も芽生え“真剣”に番組作りに取り組む姿と、トータス松本のパワフルで魂のこもったボーカルが重なり、作品をより一層盛り上げる。『探検隊の栄光』は2015年秋全国公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月25日女優・北川景子が本格アクションに初挑戦することでも話題のドラマ「探偵の探偵」(フジテレビ)。先日、北川さんのバディ役に川口春奈が抜擢されたことが明らかになったが、この度、井浦新、ユースケ・サンタマリア、三浦貴大ら演技派俳優の出演が決定した。「万能鑑定士Q」シリーズや「千里眼」シリーズで累計1,000万部以上の売上を誇る松岡圭祐の「探偵の探偵」(講談社)を基に描く本作。「探偵を追う探偵」という異色の設定ながら、職業としての「探偵業」を徹底的な取材に基づくリアリティーで描写し、圧倒的なスピード感とスケール感で読む者の心を虜にする、傑作サスペンスとして人気を博している。今回出演が決定した井浦さんが演じるのは、北川さん演じる主人公・紗崎玲奈が入所した探偵事務所スマ・リサーチ社社長・須磨康臣。探偵の行動は全て自己責任によるもの、という考えを持ち、玲奈が窮地に陥ろうとも介入しない。人生が闇に覆われるほどのつらい思いをした過去があるようだ…。探偵役を待ち望んでいた井浦さんは「探偵作品に魅了されてきた私としては、役者を生業とするようになり、いつの日にか! と思いを募らせてきました」と喜びのコメント。またユースケさんは阿比留総合探偵社の社長・阿比留佳則を好演。「台本に書かれていない阿比留のキャラクターに命を吹き込みたい」と語るように、“葉巻とサングラス”を愛するキャラクターを作り上げるべく、劇中に登場する葉巻はユースケさんが私生活で吸っているもので、サングラスも私物を使用しているという。そして、フジテレビドラマ初出演となる三浦さんが演じのは、警視庁捜査一課勤務のノンキャリア出身の刑事・窪塚悠馬。訳あって8歳になる一人娘・柚希を母親の実家に預けながら仕事をしている。玲奈の過去を知って同情にも似た共感を覚えるようになっていく人物だ。三浦さんは、今回の出演について「玲奈との今後の関わりも楽しみにしていただければ」と北川さん扮する玲奈との恋愛についても期待させた。そのほか、玲奈の殺された妹・咲良のDNA鑑定を担当した大学病院の医師・矢吹洋子役に高岡早紀、川口さん演じる峰森琴葉の姉・織田彩音役に中村ゆり、坂東志郎役に相島一之らの出演も決定している。「探偵の探偵」は、7月より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月19日俳優の藤原竜也が主演を務める映画『探検隊の栄光』が今秋公開されることが、このほど発表された。本作は、『ちょんまげぷりん』などで知られる作家・荒木源による同名小説が原作。落ち目の俳優・杉崎(藤原)が、俳優人生を賭けて、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦。行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生え、"真剣"に番組作り向き合うようになる。撮影は、南国のジャングルさながらに全国の秘境スポットで行われた。ガケから転落するシーンや、地中に広がる巨大風穴での長期間ロケなど危険を伴う過酷なロケの連続に、主演の藤原も「記憶が飛ぶくらい過酷な撮影だった」とコメントを寄せる。隊長を中心に、危険なジャングルロケに挑む番組スタッフたちの様子は、かつて川口浩や藤岡弘、が出演し人気を博した「探検隊」シリーズを彷彿とさせる内容になっているという。共演には、番組がオモシロければ何でもありのプロデューサーをユースケ・サンタマリア、大雑把なディレクター役を小澤征悦、職人気質のカメラマンを田中要次が演じる。ほかにも、川村陽介や佐野ひなこら若手が参加。『グッモーエビアン!』(2012年)や『猫なんかよんでもこない。』(2016年公開予定)の山本透監督がメガホンをとる。(C)2015「探検隊の栄光」製作委員会
2015年05月08日藤原竜也、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦らを迎え、伝説の未確認生物を求める“最高にくだらない”探検隊の姿を描く『探検隊の栄光』が今秋、公開されることが決定。藤原さんを始めとするキャスト陣からコメントが到着した。『カイジ』シリーズ、『藁の盾』『るろうに剣心』シリーズなどへの出演者はもちろん、多数の舞台で活躍している藤原さんが本作で扮するのは、落ち目の俳優・杉崎。俳優人生を賭けて新境地に挑むべく、伝説の未確認生物(UMA)「三首の巨獣・ヤーガ」を求め、秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑むのだが、番組スタッフの足並みは見事なまでにバラバラ。同行するのは、番組がオモシロければ何でもありのプロデューサー(ユースケ・サンタマリア)、大雑把に進めていくディレクター(小澤征悦)、職人気質のカメラマン(田中要次)、UMAオタクの音声・照明(川村陽介)、バラエティ番組をバカにするAD(佐野ひなこ)、テキトーな現地通訳(岡安章介/ななめ45°)といった面々。彼らの行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生え、“真剣”に番組作りに取り組んでいくーー。原作は、ベストセラー「ちょんまげぷりん」の著者・荒木源による同名タイトル「探検隊の栄光」(小学館刊)。監督を務めるのは、麻生久美子&大泉洋W主演の『グッモーエビアン!』を手掛け、2016年に風間俊介&松岡茉優出演の『猫なんかよんでもこない。』の公開を控えた山本透だ。山本監督が「撮影現場に放り出されたキャストの皆さんが、いかに過酷な環境だろうが芝居をしなければ帰れないと、半ばあきらめ?腹をくくり、ヤケクソになりながらはじけた芝居をしまくってくれました」と語るとおり、危険な崖や地中に広がる巨大風穴など、全国の秘境スポットで行われた撮影の過酷さは、かなりのものだった様子。特に主演の藤原さんは、そのハードさに記憶が飛ぶくらい過酷な撮影だったそうで、「“隊長”はほぼ全てのシーンに出ていたので、途中、ユースケさんに代わってほしい…などと思っていましたが、そのユースケさん自体がクランクアップの2日前くらいまでは降板してしまいそうなほど、本当に過酷で楽しい現場でした!」と、達成感たっぷりにコメント。対するユースケさんは、ただ一言「本当に降板しなくて良かった!」と語り、さらに、小澤さんも「藤原“隊長”の燃えたぎる情熱で、過酷な現場の辛さも悩みごともすべて吹っ飛びました!!」とコメントするなど、監督・キャストともに、とにかく“過酷”という表現が目白押しとなった。もちろん、山本監督が「最高のチームワークでした。最高にくだらなくて、最高に楽しい探検隊が誕生しました」と自信をのぞかせ、「一刻も早く完成させて、皆さんにお届けしたい!」と意気込みを見せる本作。撮影の過酷さとは裏腹に、誰もが楽しめる作品となることは間違いないだろう。『探検隊の栄光』は2015年秋全国公開予定。(椎名あい)
2015年05月06日公開初日を迎えた映画『エイプリルフールズ』の舞台あいさつが4月1日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、寺島進、富司純子、里見浩太朗、石川淳一監督が出席した。本作は、フジテレビ系のドラマ『リーガル・ハイ』の演出を担当した石川淳一と脚本の古沢良太のコンビが描く愛と感動の爆笑エンターテインメント。1年に1度だけ嘘をついてよい日"エイプリールフール"に、小さな嘘をきっかけにして街中で巻き起こる珍騒動を描く。初日を迎えたこの日は、主演の戸田恵梨香をはじめとするキャスト陣と石川淳一監督が登壇して舞台あいさつ。「興行収入の目標は401億円ぐらいで!」と意気込んだ戸田は「無事今日初日を迎えまして、2度3度4度と映画館に来ていただければと思います。本当に皆さんを幸せにする作品だと思いますので、お子さんからお父さん、お母さんに見て欲しいです」とアピール。劇中で"ルパジャン"というシーンを見せた松坂は「"ルパジャン"とは、ルパン三世が峰不二子ちゃんに飛び込むこと。イメージトレーニングが大変でベッドのスプリングの具合を確認してました」と振り返れば、戸田は「一番キラキラしてましたよ」と横槍を入れて会場を沸かせた。舞台あいさつが行われたこの日は、4月1日のエイプリールフール。キャストが次々と嘘をついていく中、菜々緒が「撮影中に全員に告白させていただきまして、男性と女性1人ずつOKをもらいました。恵梨香ちゃんと小澤さんと付きあわせってもらっています。両刀?私は両刀いけるんですよ!小澤さんには最近OKをもらいました。昨日なんですけど…」と暗に滝川クリステルとの破局を匂わすと、それに応じた小澤は「待たせてごめんね」と苦笑いを浮かべていた。
2015年04月02日映画『エイプリルフールズ』が4月1日(水)のエイプリルフールに初日を迎え、戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、寺島進、富司純子、里見浩太朗、石川淳監督が舞台挨拶に登壇した。ドラマ「リーガルハイ」、「デート~恋とはどんなものかしら~」などで知られる人気脚本家・古沢良太のオリジナル脚本による本作。7つの嘘を軸に27人もの人生が複雑怪奇に絡み合っていく。エイプリルフールに公開ということで、戸田さんを筆頭にキャスト陣は「私事ですが…」と前置きし次々と嘘を暴露。戸田さんは「実は私は三つ子です」と告白し、これまでの舞台挨拶、さらには本作撮影時の戸田さんも別人であったと明かす。これにユースケさんが「確かに撮影のときの戸田さんの背中には毘沙門天があった」と“補強”し笑いを誘う。松坂さんは「このたび歌手デビューが決まりました」と明かし、実は本作のエンディング曲も歌っていると暴露。ここで止まればよかったが、すかさずユースケさんが「タイトルは『この子、誰の子?』です。演歌調で!」と付け足し、司会者も「一節、歌ってもらえますか?」とムチャぶり!松坂さんは苦笑を浮かべつつ「この子、誰の子~?」とその場で熱唱し男気を見せた。そして、当のユースケさんはいきなり「元『ワン・ダイレクション』のゼインこと、ユースケ・サンタマリアです。みんなからは“マッサン”と呼ばれています」と挨拶。さらに本作に関しては既にヒット確実なので、公開待機作の宣伝をさせてもらうと宣言し「4月に僕が初めて監督・主演した『寄生獣』が公開となります」と語り、実は『寄生獣』のミギーはCGではなく、ユースケさん自身の渾身の熱演によるものだと説明。さらに『進撃の巨人』もユースケさんの手による作品であり、『アベンジャーズ』の続編ではハルクを演じていると、まさに“立て板に水”とはこのことかというほどスラスラと放言を連発し、もはや周囲からのツッコミもなし!そしてこの日、最もきわどい嘘で会場をわかせたのは菜々緒さん。撮影中に共演陣全員に愛の告白をして「男女一人ずつからOKをもらいました。それは恵梨香と小澤さんです!」と明かす。最初は小澤さんも「シェアハウスでみんなで住んでます」とノリノリだったが、菜々緒さんはさらに「小澤さんには最近、OKをいただきました。『待っててくれ』と言われて…」と小澤さんについ最近、破局報道があったことを踏まえて踏み込んだ発言!小澤さんは笑顔で「ごめんね、待たせて」と返したが、さすがのユースケさんもこれには「何て言っていいのか分かんない」と苦笑。会場は爆笑に包まれていた。『エイプリルフールズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイプリルフールズ 2015年4月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015フジテレビジョン
2015年04月01日映画『エイプリールフールズ』完成披露が3月3日(火)に開催され、戸田恵梨香に松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子と石川淳一監督が舞台挨拶に登壇した。現在、放送中の月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」などを手がける人気脚本家・古沢良太のオリジナル脚本を、古沢さんと組んでドラマ「リーガル・ハイ」を生み出した石川監督が映画化。7つの“嘘”を巡り、27名もの登場人物たちが入り乱れる。この日は主要俳優陣のうち13名が登壇したが、その豪華さに会場は沸き立つ。物語の中心を担う“妊婦”を演じた戸田さんは「あっと驚く展開が待ってます!」とこれから映画を観る観客の期待を煽る。松坂さんは自ら「ゲスの極み」と言うほどのサイテー男を演じているが「監督がいい環境を作ってくださって、スムーズにやれました」とゲスの極みっぷりに自信をのぞかせる…?この日は、会場の隣の東京ドームで人気ハードロックバンド「KISS」の来日公演が行われており、「ももいろクローバーZ」とのコラボレーションも話題となっていたが、寺島さんは開口一番「今日は『KISS』のコンサートに来てくれてありがとう。ヨロシク!」と挨拶し、会場は爆笑に包まれる。その元妻を演じた山口さんは、寺島さんとの共演について「撮影は1日だけだったんですが、本当に夫婦と思えるくらいで幸せな現場でした」と満面の笑み。娘役の美波ちゃんも寺島さんについて「(最初は)緊張しましたが、話しかけてくださり、大好きになりました!ダンディだけど気を遣ってくださってステキでした」と語り、これには寺島さんは大テレで何度もハンカチで汗をぬぐい、会場は笑いに包まれた。そして、この錚々たる面々の中で、この日一番の女性ファンの歓声を集めていたのが窪田さん。矢野さんとのコンビで物語は展開し、2人は思わぬ“世界”へと足を踏み入れることになるが…。矢野さんは「窪田くんとは“いろんな”コトをしました」とニヤリと笑い「僕は表情を、窪田くんはカラダを見てください!」と語ると客席からは悲鳴のような歓声が上がる。窪田さんは撮影をふり返り「文字通り、体当たりで矢野くんにぶつかってハジケました!ここの2人は一線を越えてます(笑)」と意味ありげに語り、会場は再び笑いと歓声に包まれた。『エイプリールフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月04日俳優の寺島進が3日、東京・後楽のTOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。この日、隣の東京ドームではアメリカのロックバンド・KISSがライブを行っていたことから、寺島は「ようこそ! 今日は永遠の不滅のロックバンド・KISSのコンサートに来てくれてどうもありがとうございます」となりきってあいさつすると、会場からは笑いと共に拍手が起こり、「これから盛り上がります。2時間、ヨロシク!」と結んで会場を盛り上げた。寺島が普段のイメージとは違うことから、ユースケ・サンタマリアは「すみません。寺島さん一杯引っ掛けているみたいなんで。申し訳ございません」とイジり、タジタジの寺島。誘拐犯・宇田川勇司(寺島)に娘を誘拐される母・江藤絵里子を演じた山口紗弥加が、「撮影期間は1日だけだったのに、本当に寺(島)さんと夫婦だったんじゃないかって思うくらい」「すごく幸せな現場でした」と撮影を振り返ると、寺島は照れながら額の汗をハンカチで拭った。一方、その娘役を演じた浜辺美波は、寺島との共演について「すごく緊張したんですけど、すごくしゃべりかけてくださって」とエピソードを明かし、「寺島さんが大好きになりました」と告白。客席から「ヒュー!」と祝福の声が上がると、寺島は大量の汗を必死に拭き、ユースケは「寺島さんの汗が止まらないんですよ」「ピカピカになっちゃって」と再びイジって会場の笑いを誘った。
2015年03月04日俳優の高嶋政伸らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。過去にトラウマを抱えた刑事を演じた高嶋。2012年に女優の美元との離婚が話題になったこともあり、「監督からは『とにかく、よどんだ感じてやってほしい』というお言葉をいただきましたので、今まで生きてきた中で僕のよどんだ人生のすべてを今回の映画にぶつけてみました。その"よどみっぷり"を楽しんでいただければ」という自虐コメントで、会場は爆笑に包まれた。また、司会者から「変な役はお手の物ですね」とイジられると「いやいや!」と否定しつつ、「朝起きてシャワーを浴びて、ボサボサの髪のままヒゲも剃らずに行ったら、監督が『それでいこう!』」と役作りの秘話を明かし、「ノーメイクでやることになったので、めちゃくちゃ楽でした」と撮影を振り返った。
2015年03月03日映画『エイプリールフールズ』の完成披露試写会が3月3日(火)に開催。戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリアらが映画の内容にちなんだ、虚実入り混じったトークを展開した。いま、邦画および日本のドラマ界で最も高い支持を集める脚本家・古沢良太が『キサラギ』以来となるオリジナルの映画脚本を執筆し、古沢さんと共にドラマ「リーガル・ハイ」を生んだ石川淳一が初監督に挑んだ本作。エイプリールフールの1日に、様々な嘘に翻弄されていく人々の姿を笑いと涙を交えて描く。松坂さんは本作で、チャラくてセックス依存症の医師を演じ、これまでのイメージを大きく覆している。「僕史上初、ありえない、セックス依存症の天才外科医です!ゲスの極みです」とアピールする松坂さん。セックスシーンでは、こちらも人生初の前貼り(=ベッドシーンなどで局部を隠すためのテープ)にも挑戦したそうだが、「なかなか手強かったです!角度で(貼っていることが)バレるので、ポジションを探し、ベストな前貼りを見つけました」ときわどいトークで会場を沸かせる。石川監督は前貼りに加え、松坂さんに「毛剃りもお願いしました」と明かしたが、ここでなぜか割って入ってきたのがユースケさん。「ヘアを剃ったのは僕です、得意なので」と堂々と名乗りを上げるが、これは嘘。ここから、ユースケさんの怒濤の“嘘トーク”が展開する!まず、本作について「最初は『リーガル・ハイ THE MOVIE』だったんですが、突然、堺雅人くんが降板しまして、これじゃ撮れないということで、間を取って『エイプリールフールズ』になりました」とここにいない、本作とは全く無関係の堺さんの名まで出して大嘘をつく。さらにユースケさんは、この発言に続いて、いかにもこれまでは嘘だったけど、今度の発言は真実であるかのように「今回、初めて製作にも関わりまして…。脚本も書いてます、古沢さんと半々で。ノーギャラです」と語り、会場は笑いに包まれた。戸田さんは、ユースケさんの発言に我慢できずに壇上で何度も笑い声を上げつつ、本作について“嘘”を描いてはいるが「人の個性がどれだけ愛おしく、美しいかを教えてくれる作品です」とアピールする。ユースケさんは最後まで懲りることなく「この作品はノンフィクションです。実話を基にしました」とのたまうが、もはや共演者はおろか、司会者からさえもツッコミすら入らない状態で、最後まで笑いに満ちた舞台挨拶となった。『エイプリールフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月03日女優の菜々緒らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。菜々緒は、"魔性のキャビンアテンダント"の役柄を連想させる紫のドレスで登壇し、「本当に楽しい現場で笑いが絶えなかった」と撮影現場を振り返った。「SEX依存症の天才外科医」という松坂桃李の役どころと比較し、菜々緒は「結構ぶっ飛んだキャラクターでした」と自身が演じた役柄を説明した。さらに、「どんどん豹変していく。皆さんに負けず劣らずいいキャラクターなので、そんなところも見ていただければ」とアピールする菜々緒。司会者が「あの"変なポーズ"がずっと頭に残っている」「これからいろんなところであのポーズを求められるんじゃないでしょうか」と感想を語ると、「ネタバレになるのかなと思ってなかなか言いづらいんですけど」と言いつつ、「ご要望に応じて、いつでも何でもやらせていただきます」と約束した。
2015年03月03日映画『エイプリルフールズ』完成披露試写会が3月3日に開催。戸田恵梨香に松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、窪田正孝、木南晴夏、富司純子、石川淳一監督という豪華総勢15名が舞台挨拶に登壇した。完成披露の模様人気ドラマ『リーガル・ハイ』を生んだ名脚本家・古沢良太と石川監督のコンビによるオリジナル作品となる本作。27名もの俳優陣が7つの“嘘”を巡って運命を交差させていくさまをコミカルに描き出していく。“嘘”がテーマの映画とあって、舞台あいさつでひとり、嘘をまき散らしていたのがユースケ。本作について「本当は『リーガル・ハイ THE MOVIE』だったんですが、堺雅人くんが突然、降板しまして…。これじゃ撮れないということで、間を取って『エイプリルフールズ』になりました」と意味不明な論理展開で笑いを誘う。さらにその後、さもこちらは真実とばかりに「真面目な話、今回初めて製作に関わりまして。脚本にも参加してます、古沢さんと半々で。ノーギャラで」としれっと嘘をつき、共演陣さえも笑いの渦に包みこんだ。松坂は、チャラ男でセックス依存症の医師というこれまでにない役柄に挑んだが「ぼく史上初、ありえない、セックス依存症の天才外科医ということで…ゲスな男です。ゲスの極みと思ってやってました」と語る。そして、今回初めて“前貼り(※ベッドシーンで局部を隠すためにテープなどを貼って処理を施すこと)”にも挑戦しているが、加えて石川監督は「毛剃りもお願いしました」と明かす。松坂は「なかなか前貼りは手強かったです!角度によって(貼っていることが)バレるので、ポジションを…。ベストな前貼りを探しました」と苦労を口にした。ここでユースケが、また割って入り「(松坂の)ヘアを剃ったのは僕です。得意なので。新しい桃李像ができたと思います。後輩の成長が見られて嬉しい」と先輩ヅラで豪語し、会場は再び笑いに包まれた。ユースケ節は最後の最後まで止むことを知らず。石川監督の「みなさんが観終わって『もうちょっと観たかった』『お別れするのがさびしい』と思っていただければ成功だと思います」という言葉にかぶせるようにユースケは「この映画、ノンフィクションです。実話を基にしています!」と感動の押し売り。ここまで来るともはや、共演陣も司会者もツッコむ者さえもいない状況に…。最後に戸田は、豪華俳優陣が織りなすアンサンブルに触れ「人の個性がどれだけ愛おしく、美しいかを教えてくれる作品です」とアピールし、これから映画を鑑賞する客席からは期待を込めた温かい拍手がわき起こった。『エイプリルフールズ』4月1日(水)全国東宝系にてロードショー
2015年03月03日女優の戸田恵梨香らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。対人恐怖症の妊婦・新田あゆみを演じた主演の戸田は、司会者から「顔の表情を見ているだけでも、とんでもない顔がたくさん出てきました」と話を振られると、「えっ! 本当ですか!?」と驚きながらも、「試行錯誤しながらやっていたのでどうなるかちょっと心配してはいたんですけど、そんなことよりも作品がとてつもなく素晴らしい作品になっていたので、安心しました」と作品の出来栄えをアピールした。その後、イベントの締めくくりにマイクを託されると、「もう、はじまるんだなと思うと…全く実感がなかったものですから驚いているんですけど」と感慨深げで、「これは嘘の話でもありますけど、本当に個性豊かなキャラクターたちが、人の個性がどれだけ愛おしく美しいのかというのを同時に教えてくれる作品」と説明。女性ファンからの「恵梨香ちゃーん!」という声援にもにこやかに手を振りながら応え、会場を後にした。
2015年03月03日俳優の松坂桃李、女優の戸田恵梨香らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。SEX依存症の天才外科医・牧野亘を演じた松坂は、「僕史上初のあり得ない役」とその役柄を説明した上で、「本当に下衆です。下衆の極みだなぁと」の自虐コメントで会場は爆笑。「監督が気持ちのいい環境を作ってくれたおかげですごくスムーズにやらせていただきました」と撮影を振り返った。また、司会者から「初めてのことに挑戦したそうですが」と話を振られると、「前貼りしました」と明かし、「なかなか手ごわい。角度によってすぐにばれたりするので…そこの…こう…ポジショニングだったりとか。いろいろ試行錯誤して」と丁寧に説明し、再び観客の笑いを誘った。剃毛も初体験したという松坂を前に、ユースケ・サンタマリアは「ちなみに桃李くんのヘアを剃ったのは僕です」と作品の世界観に合わせて嘘の告白をしつつ、「新しい桃李像ができた。後輩がこんな感じにどんどん成長していくのはうれしい限りです」と嘘とも本当ともとれる発言で盛り上げた。一方、石川監督は、「一番意識したのは、豪華なメンバーが演じたキャラクターを観終わった時に『もうちょっと観たかった』『このままお別れするのは寂しい』と思っていただければ僕としては成功」とコメント。映画初監督作にして豪華キャストが出演することに触れ、「緊張しました。最初に決まった時に、こんな豪華なのでやって大丈夫なのかと思った」と当時の心境を伝え、「みなさんがキャラクターを僕が思っている以上にグングンのばしてもらって楽しく観れる作品になったと思います」と自信をうかがわせた。
2015年03月03日ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT featuring SPAM』が2月16日、東京・赤坂ACTシアターで開幕。公演前にユースケ・サンタマリア、平野綾、ムロツヨシ、松下優也、貴水博之、マギー、皆川猿時、池田成志ら出演者のほか、演出の福田雄一が取材に応えた。同作はイギリスの伝説的コメディ・グループ“モンティ・パイソン”の長編映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』を原作に、アーサー王とその騎士たちが聖杯を求めて繰り広げるドタバタを描く作品。グループのメンバーであるエリック・アイドルが自ら脚本・音楽・詞を手がけてミュージカル化。2005年にはトニー賞最優秀ミュージカル賞を受賞している。2012年に日本版が初演され、今回が3年ぶりの再演。初演に引き続き、演出は福田雄一が務める。アーサー王役を務めるユースケは初日を迎えた心境について「稽古の時に“本番まで2週間ある”って余裕ぶっこいてたら、ばたばたと初日はやってくるもんですね。ただ、再演なのでまだ緊張はしてないです。いつもみたいにテキーラを一杯あおって舞台に飛び出して行きますよ!」とコメント。すぐさまマギーが「お酒1滴も飲めないのに!」とツッコむなど、出演者の息はピッタリの様子。マギーは自身が務めるアーサー王の召使い、パッツィについて「このミュージカルの中で唯一のツッコミ役。皆さん稽古から全力でボケ続けてくるので、本番ではもっとボケて来ると思う。全力でツッコんでいきたい」と意欲を見せた。また制作発表から「代役が欲しい」と言っていたユースケは「一番理想なのはダブルキャスト、調子が悪い時はその人に、調子が良ければそのまま俺がやり続ける」とこの日も本気とも冗談ともつかないコメント。すると周りから「ホリくんにはもう台本が渡っているから」と制作発表でユースケの代わりに登場したモノマネ芸人、ホリの名前が登場し、笑いに包まれた。ユースケは「ただ舞台の出来は、初演に比べて確実にパワーアップしましたね」と自信をのぞかせた。今回、同作に初めて出演する平野は、湖の貴婦人役の衣装に身を包み「紅一点なので、皆さんに支えてもらいつつ頑張ります」とコメント。すぐさま演出の福田が「綾ちゃん、胸にパットが何枚入ってるか言わなくていいんですか?」と質問すると、動揺した平野は「ちょっとやめてください!6枚です!」と即答。会見場が笑いに包まれる中、さらにユースケが「本当は8枚です、最初は12枚入れようとしていた」と言うと、平野は「ネットが荒れるからやめてください!」とツッコんだ後、「衣装について言うと、今着ているやつ以上にスケスケだったり、大丈夫?って思うような水着みたいなものもあります、色々頑張ります!」と語った。ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT featuring SPAM』は3月1日(日)まで東京・赤坂ACTシアター、3月6日(金)から8日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月14日(土)・15日(日)は福岡・福岡市民会館大ホールにて上演。チケット発売中。
2015年02月17日ナンセンス・コメディ集団「モンティ・パイソン」による大ヒット映画を元につくられ、2012年には福田雄一演出により日本でも上演されたミュージカル『モンティ・パイソンのスパマロット』。その再演に、ユースケ・サンタマリアが再び参加することが決定した。ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT featuring SPAM」の公演情報アーサー王と従者パッツィが円卓の騎士団を結成。聖杯を探す旅に出るという物語なのだが、ユースケ自身「内容がない!」と言い切るように、話の筋はさして重要ではない。「僕が思うユースケ・サンタマリアのモットーというのが、とにかく意味のないことをやり続けようってことなんです。それで今、結構いい状態ですし。その点『~スパマロット』っていうのは、すごい正攻法で“意味のないこと”を具現化した舞台(笑)。ただこれはこれで、すごく贅沢な舞台だなって思います」。内容はないがとにかく面白い!そんな口コミが一気に広がり、初演時は大盛況。ユースケ自身も「お客さんの圧がすごかった!」と、当時を振り返る。出演者はその笑いを生み出すため奮闘していたわけだが、中でも劇中の“フリータイム”は、彼らを日々悩ませていたらしい。「僕自身、そんなにアドリブがきく方だとは思っていないんですよ。でも共演者の方が仕かけてくる人ばっかりなんで(笑)。そうしたらもう舞台上では乗っかるしかないですからね。まぁそれが楽しい時間でもあり。ただ今回はそのすべてを受け止めず、ムーディ勝山のように、右から左に受け流していこうと思います(笑)」。共演者には新メンバーの3人もいるが、その多くが初演と同じ顔ぶれ。特に池田成志の存在は、大きな位置を占めているという。「舞台をやりまくってる成志さんですけど、これほど弾けられる舞台ってなかなかないと思うんです。しかも成志さんって、同じバカでも『本気でバカやろうぜ!』って言う人だから。本当に僕は名ばかりの座長で(笑)、成志さんが精神的支柱になってくれていましたし、そのおかげで一本芯の通った舞台になったと思います」。正直、このカンパニーに圧倒的なスターはいない。しかしそういったことを凌駕し、観客を魅了してしまう何かが、『~スパマロット』にはある。「僕らスパマロット軍団は、今回も全員でお客さんを楽しませたいと思っています。ミュージカル、演劇、どっちのファンも楽しめるものになっていると思いますし、ちょっとこれ、エンターテインメントとして実はすごいものだと思いますよ!」2月16日(月)から3月1日(日)までの東京・赤坂ACTシアターでの公演を皮切りに、3月6日(金)から3月8日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月14日(土) ・15日(日)に福岡・福岡市民会館大ホールにて上演。チケットは好評発売中。取材・文:野上瑠美子
2014年12月27日戸田恵梨香が主演し、松坂桃李と共演する新作『エイプリルフールズ』が来年4月1日(水)に公開される。ドラマ『リーガルハイ』の石川淳一監督と脚本家・古沢良太がタッグを組む本作には、里見浩太朗、富司純子、ユースケ・サンタマリア、寺島進ら総勢27名の豪華キャストが出演する。『エイプリルフールズ』は、古沢による完全オリジナル・ストーリーで、「映画館でしか観られないエンタテインメントを!」をモットーにした“空前絶後、抱腹絶倒、お馬鹿なのにホロリとさせられる、誰も観た事のないエンタテインメント超大作”になるという。戸田の役どころは“対人恐怖症の妊婦”で、松坂の役どころは“SEX依存症の天才外科医”。そのほか、高嶋政伸、古田新太、生瀬勝久、岡田将生、小池栄子、小澤征悦、滝藤賢一、菜々緒、大和田伸也、千葉真一、戸次重幸、宍戸美和公、高橋努、浜辺美波、山口紗弥加、りりィ、千葉雅子、窪田正孝、矢野聖人、浦上晟周、木南晴夏が出演する。石川監督率いるドラマ『リーガルハイ』の製作チームと、「自由にオリジナル映画でも作りたいですね」というひと言から始まったという本企画。古沢は「これは、たくさんの愛とユーモアと嘘がちりばめられた4月1日の物語です。今は、早く皆さんに届けたいと願うとともに、この企画そのものが嘘じゃないことを祈るばかりです」とコメント。石川監督は、「この映画、『ジャンルは何?』と問われると、ちょっと考えてしまいます。コメディ?…う~ん人情物?…う~ん。でも笑って、泣けて、ビックリできる」と説明し、「『リーガルハイ』でご一緒した時も思いましたが、“古沢脚本、恐るべし”です。それに加え、今回の役では戸田恵梨香さんのキモカワイさと松坂桃李さんのふてぶてカッコよさが大爆発しています」と語っている。戸田と松坂は、「これはコメディーです。コメディーだけど笑えるだけではない。それをぜひ劇場で観て頂きたいです。私、またまた暴れまわってしまいまして…本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。とても熱い時間でした」(戸田)、「今まで演じた中でもかなり攻めている役で1シーン1シーン刺激的でした。見どころは、かなりディープな濡れ場です(笑)この映画のタイトルから察していただけるようにどこまでが“嘘”、どこからが“真実”なのかわかりません」とコメントを寄せている。『エイプリルフールズ』2015年4月1日(エイプリルフール)公開
2014年11月26日大ヒットテレビドラマシリーズ「リーガルハイ」チームが完全オリジナル・ストーリーを引っ提げ、満を持して映画界に進出することが明らかとなった。「映画館でしか観られないエンタテインメントを!」をモットーに描かれるそのタイトルとは、『エイプリルフールズ』。さらに、本作で濃すぎる個性あふれるキャラクターを演じる主演の戸田恵梨香を始め、松坂桃李、岡田将生、滝藤賢一、菜々緒、戸次重幸、窪田正孝ら豪華キャスト27人の存在も明らかとなった。ドラマ「相棒シリーズ」や映画『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズ、映画『寄生獣PART1&2』、映画&舞台「キサラギ」、ドラマ「リーガルハイ」シリーズなど、エンタテインメント界全ジャンルで活躍する脚本家・古沢良太の「キサラギ」以来となるオリジナル脚本の映画化作品。本作の舞台となるのは、東京らしき大都会。時は4月1日、1年に一度だけ嘘をついていい日“エイプリルフール”。なにげなくついた嘘が新たな嘘を呼び、あちらこちらで大騒動が勃発!街は緊張と混乱に包み込まれていく…。一つのシチュエーションの中に、超個性的なキャラクターが登場し、複数のエピソードが同時に進行する複雑怪奇なストーリーが展開する。そんな本作で“対人恐怖症の妊婦”の主人公を演じるのは、若手実力派女優・戸田恵梨香。その相手役となる“SEX依存症の天才外科医”には、様々な役柄で映画・ドラマ・CMと大活躍を見せる松坂桃李が演じている。「これはコメディーです」と語る戸田さんは、「コメディーだけど笑えるだけではない。それを是非劇場で見て頂きたいです。私、またまた暴れまわってしまいまして…。本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。とても熱い時間でした」といい、一方の松坂さんは「今まで演じた中でもかなり攻めている役で1シーン1シーン刺激的でした。見どころは、かなりディープな濡れ場です(笑)。この映画のタイトルから察していただけるようにどこまでが“嘘”、どこからが“真実”なのかわかりません。もしかしたら僕は出ていないかもしれないし、4月1日に公開しないかもしれません。その嘘を、皆様に見極めていただければ幸いです」とまさにどこから嘘なのか分からないコメントを寄せている。さらに、ユースケ・サンタマリア(命懸けの接客係)、寺島進(不器用な誘拐犯)、高嶋政伸(過去に囚われた刑事)、生瀬勝久(生還した男)、千葉雅子(生還させた女)、岡田将生(不運続きの救急隊員)、小池栄子(パンクの女)、窪田正孝(告白される大学生)、矢野聖人(告白する大学生)、小澤征悦(ホラ吹きシェフ)、滝藤賢一(お人好しの運転手)、菜々緒(魔性のキャビンアテンダント)、大和田伸也(謎の髭の紳士)、千葉真一(強面暴力団幹部)、高橋努(従順な舎弟)、戸次重幸(巻き込まれた夫)、宍戸美和公(巻き込まれた妻)、浜辺美波(ワケあり小学生)、山口紗弥加(困惑する母親)、りりィ(うさんくさい占い老婆)、浦上晟周(僕は宇宙人)、古田新太(激しい店長)、木南晴夏(ポップなバイト女子)、里見浩太朗(ロイヤル紳士)、富司純子(ロイヤル婦人)と総勢27名の超豪華な俳優陣が集結。「リーガルハイ」で堺雅人が演じた古美門研介に負けず劣らずの、古沢氏が生み出した強烈なキャラクターに注目が集まりそうだ。古沢氏は「これは、たくさんの愛とユーモアと嘘がちりばめられた4月1日の物語です。今は、早く皆さんに届けたいと願うとともに、この企画そのものが嘘じゃないことを祈るばかりです」とコメントを寄せるが、果たして無事に公開されるのだろうか?『エイプリルフールズ』は2015年4月1日より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月26日ユースケ・サンタマリア主演ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT featuring SPAM』の製作発表が11月10日、都内で行われ、ユースケをはじめ、ムロツヨシ、松下優也、貴水博之、マギー、皆川猿時、池田成志らキャスト陣と、上演台本・演出を手がける福田雄一が会見に顔を揃えた。『モンティ・パイソンのSPAMALOT featuring SPAM』チケット情報イギリスの伝説的コメディ・グループ“モンティ・パイソン”の長編映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』を原作に、アーサー王とその騎士たちが聖杯を求めて繰り広げるドタバタを描く作品。モンティ・パイソンのメンバーであるエリック・アイドルが自ら脚本・音楽・詞を手がけてミュージカル化。2005年にはトニー賞最優秀ミュージカル賞を受賞した爆笑ミュージカル・コメディだ。2012年の日本版初演に引き続き、今回も福田雄一の演出、ユースケ・サンタマリア主演で再演する。会見冒頭、モノマネ芸人のホリがユースケになりすまして登場、爆笑に包まれながら、もっともらしく挨拶。そこへ、何も知らされずに15分遅れでユースケ本人が会場入り。「なんだこりゃ」と驚きながらもユースケは「今回はダブルキャストなの?」とまぜっかえす。舞台同様のおふざけたっぷりの会見スタートとなった。ユースケは主人公アーサー王役。「演じる覚悟はこの中の誰よりもある。ただ体力が続くかどうか。衣裳の鎧が重くて大変なんです。万が一降板ということになったら、代わりはナオト・インティライミなんかどうかな。字ずらが似ているってだけですけど。似ている人だったら筧利夫さん。でも大先輩だし、画ずら的にはホリもありかな。遠目にはわからないと思うし」とユースケ。ムロツヨシ、マギー、皆川猿時、池田成志は初演から引き続き出演。一方、今回からの参加となるのが平野綾、松下優也、貴水博之。貴水と松下はそれぞれ「皆様の力を借りて、普段抑えている、ちょっとへんてこな貴水をお見せしたい。新しい自分を開花させることができたら」(貴水)、「稽古場から楽しんでいきたい。真面目に取り組んで、それが笑いになればいいなと。最年少なので体力面は大丈夫です」(松下)と意気込みを語った。公演は2015年2月16日(月)から3月1日(日)東京・赤坂ACTシアター、3月6日(金)から8日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月14日(土)・15日(日)福岡・福岡市民会館大ホールにて。チケット発売中。
2014年11月10日1996年2月のドラマ化をきっかけに人気シリーズとなった、原作・青木雄二の人気漫画を「SMAP」中居正広・主演で贈る「ナニワ金融道」。以降、単発シリーズとして放送されてきた本作だが、この度、パート1放送から19年、前作パート6からちょうど10年を経て7作目「新ナニワ金融道」として帰ってくることが明らかになった。灰原達之(中居正広)が金融会社、帝国金融で働き始めて15年が過ぎた。5年前には金子高利社長(緒形拳)が亡くなり、いまは高山和夫(綿引勝彦)が帝国金融の後を任されている。灰原は日々、先輩の桑田澄男(小林薫)と共に借金取り立てに回っていた。債権の回収について法律が変わり、金融業者に対する規制も強くなり多くの金融業者も倒産、廃業した。その際、宙に浮いた債権を帝国金融がタダ同然で買い取っていた。買い取ったひとつ、孫野手建設の借金の取り立てに行くため、ある日桑田と灰原は孫野手建設社長、孫野手建造(斎藤洋介)のもとを訪れていた…。第一作目から今作品まで脚本は全て君塚良一、そしてパート1を始め、パート3、パート4に続き河毛俊作が4作目以来16年ぶりに演出を担当、主演の中居さん、君塚氏と久々に3人のゴールデントライアングルが復活した。キャストも、帝国金融の小林薫、綿引勝彦らが再集結。惜しまれながら2008年10月に他界した緒形拳も写真という形でドラマに登場する。今回、本作に初登場する新キャスト陣も発表。ヒロイン役となり、中居さん演じる灰原が借金の取り立てに行った先で出会う美女・孫野手洋子役に蓮佛美沙子。灰原の後輩となる帝国金融で誰よりも法律に詳しい雨宮利加子役に桜庭ななみ。帝国金融の最年少社員、大平隼人役に「Sexy Zone」の菊池風磨。夫や実母の背負った借金を返すため身を持ち崩してしまう女、小骨典子役を小池栄子が好演する。そして、中居さんの最大の敵として行く手を阻むのが、帝国金融のライバル会社「土壺金融」社長、土壺京一を演じるユースケ・サンタマリア。借金に苦しむ孫野手親子の土地、財産を巡り帝国金融と土壺金融があの手この手で張り合うこととなる。ユースケさんのいやらしさあふれる演技にも注目だ。前作から10年ぶり7作目の撮影に入った中居さんは「ドラマ中の社長(緒形拳さん)が亡くなられるなど(作品の)実現は難しかったのですが、“いつもと同じ”と思える作品にするよういろいろな問題をクリアし、ついに10年ぶりにドラマができることとなったこと、非常にうれしく思います」と喜びを語った。収録への手ごたえについては、「小林薫さんとは20年近く前から全く距離感は変わらないです。ただこれまでは久しぶりの作品でもすぐに役に戻れたのに今回はさすがに難しかったです。いま、ようやくあぶらがのってきたかな、という感じです」と語り、今後に向けては万全の体制で臨むことになりそうだ。「“皆様の声にお応えしてドラマをやることになりまして”とよく言いますが、そういうベタな感じではなく、ただ僕がやりたい、スタッフもキャストもみんなやりたい。だからやる、ということです」と意気込みを語った。「新ナニワ金融道」は2015年、年明けにフジテレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2014年11月06日藤原竜也と岡田将生が再び競演を果たす、人気ドラマの劇場版『ST 赤と白の捜査ファイル』。このほど、安達祐実、ユースケ・サンタマリア、天才子役の鈴木梨央の新キャスト3名の出演が発表され、その役柄が明らかとなった。対人恐怖症の天才分析官・赤城左門(藤原竜也)とお人好しのキャリア警部・百合根友久(岡田将生)が所属する、サイエンティフィック・タスクフォースこと、通称“ST”チームが難解な事件に挑む姿を描いた本シリーズ。劇場版では、囚人の脱獄を仕組んだ天才ハッカー・鏑木が焼死体で発見されたことから物語は幕を開ける。殺人の容疑者として逮捕されたのはSTリーダー・赤城左門。それと同時にSTは解散に追い込まれてしまう。真相がつかめないまま時が過ぎようとしていたが、突如、赤城が拘置所から脱走。警察は追跡にSTメンバーを招集し、「赤城 vs STメンバー」の逃走劇が始まる。一方、赤城の無実を信じる百合根は、独自の捜査で感染したコンピューターから情報を抜き取るサイバー暴露ウィルス“フギン”が事件の鍵を握っていることに気づくのだが…。そんな緊迫感が漂う本作で今回、明らかとなったキャスト陣が演じるのはまさにキーパーソンといえる、物語を語る上で重要なキャラクターたち。ユースケ・サンタマリアが演じるのは、囚人の脱獄を仕組んだ天才ハッカーにして、やがて国家を揺るがす大事件の黒幕である鏑木徹。さらに、芸能生活30年を超えた実力派・安達祐実が扮するは、鏑木と元同僚でサイバー暴露ウィルス“フギン”について知る謎の女・堂島菜緒美。その娘・堂島椿を演じるのは、天才子役として注目されている鈴木梨央だ。果たして、この新キャラクター3人が藤原さんと岡田さんとどのような演技を魅せてくれるのか注目だ。劇場版『ST 赤と白の捜査ファイル』は2015年1月10日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月27日テレビや映画に出ている若手イケメン俳優に密かに注目していたら、数年後には大ブレイクして、やっぱり私の目に狂いはなかった!なんて誰かに自慢したくなったりすることってありませんか?特にイケメンの宝庫ともいえるジャニーズ事務所や、レンジャー&戦隊ヒーロー、ミュージカル『テニスの王子様』(通称テニミュ)などからは、青田買いしたくなるような次世代のスターが次々に輩出されていますよね。数多の若手俳優の中で今年、出演ドラマが社会現象になるなど、超人気俳優の称号を手にする方はいるのでしょうか。姓名判断で知られ、ユースケ・サンタマリアさんの改名の際にアドバイスをしたほか、多くの芸能人からの信頼も厚い開運アドバイザー・安斎勝洋さんをはじめとする、総勢100人の有名人気占い師たちが、2014年に大ブレイクしそうな若手俳優について占ってくれました。ランキングトップ10を見ていきましょう!【今年ブレイクが期待できる若手俳優の注目株TOP10】1位林遣都(23歳)2位斎藤工(30歳)3位福士蒼汰(20歳)4位星野源(32歳)5位三浦春馬(23歳)6位高良健吾(26歳)7位勝地涼(27歳)8位千葉雄大(24歳)9位綾野剛(31歳)10位玉森裕太 [Kis-My-Ft2](23歳)最もブレイクしそうな強運の持ち主とされるのが、林遣都さん。デビュー作となる映画『バッテリー』(2007年)で主演、しかも日本アカデミー賞など多くの新人賞を受賞した実力派ですよね。そのまま映画の主演を連続してこなし、2011年にはついにテレビドラマでも主演を張るようになりました。2014年にはNHKで時代劇の連ドラに挑戦しますし、順調なスター街道を運気の追い風を受けてさらに加速させることになるのでしょうか。☆占い師さんからのコメント・2014年は演じたドラマが注目される年になりそうです。そこから更に仕事運が上がります。一歩先を行こうとして失敗してしまう運勢も持っているので、注意が必要です。現状を維持する気持ちを忘れないように。(濱口善幸│濱口善幸のタロット占い)・チャンスが巡ってきます。有力な誰かにサポートされトントン拍子に良い仕事が巡ってくるでしょう。夏場はTVで大ヒットの暗示が濃厚です。問題となるのは友人関係。面倒な問題に首を突っ込むと大変。お節介もほどほどに。(小野十傳│運命断易)・二者択一の一年!出会いあれば別れもある2014年は、移り気な気持ちになり、三角関係や略奪などの恋愛報道もあるかもしれません。報道までとはいかずとも、大恋愛は間違いなくされますね。また、仕事では、この年に発表される映画またはテレビが、今後の俳優業としての大きな糧になるようなビッグヒット作となりそうです。(ソフィア遥美│2つの未来)その次に強運とされるのが、独特な存在感を発する斎藤工さん。若手とは言え、大河ドラマ『八重の桜』(NHK総合)や『カラマーゾフの兄弟』、『ミス・パイロット』(共にフジテレビ系)など、すでにテレビドラマの出演作品は多数。経験値の高い実力派です。15歳のときに自ら芸能事務所を探して所属し、高校生の頃から雑誌やショーでモデルとして活躍していますし、マニアックな映画知識で情報番組のパーソナリティーやコラムニストなどもしています。かつてはテニミュに出演も。とにかくマルチな才能の持ち主なんですよね。今年の連ドラで注目度がアップすることで、斉藤さんの多面的な魅力がより広く世間にアピールされることになりそうです。3位にランクインしている福士蒼汰さんは、一般的には「あまちゃんの種市浩一」としての知名度が高いかもしれませんね。『あまちゃん』(NHK総合)でファン層を広げましたが、それ以前に『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)の主人公としてどっぷりとディープなファンを獲得している俳優です。平成仮面ライダーシリーズと言えば、イケメンライダーたちが揃っていて、オダギリジョーさんや水嶋ヒロさん、佐藤健さんなどがブレイクするきっかけとなった縁起の良い名シリーズ。福士さんも、そのジンクス通りに大活躍するのかも。縁起の良い平成ライダーシリーズに出演していたのは、9位の綾野剛さんも同じです。主演ではないものの、『仮面ライダー555』で俳優デビューを果たしました。その頃から、個性的なルックスに熱狂的なファンがついたようですね。2012年のNNK連続テレビ小説『カーネーション』によって一気に一般的な認知度を高め、2013年には東京ドラマアウォードの助演男優賞を受賞。映画、ドラマ、舞台と活躍の場もどんどん広がっているので、2014年はさらに好調な波に乗れそうですね。実写映画『ルパン三世』においては、石川五ェ門を演じることになった綾野さん、新たな当たり役となるかどうかが楽しみなところです。すでに主役を張っている人もいれば、これからの伸びしろが楽しみな人もいますが、ひとまずどの方が大ブレイクしてもおかしくないラインナップ。文系女子に人気の俳優&ミュージシャン・星野源さんの名前が入っているところも、かなり興味深いですよね。今年のシンデレラボーイは誰になるのか、今から楽しみで仕方ありません!(文=総合占術研究家橘のえる)100人の占い師が2014年の運勢を大予想!「2014年cocoloni超運ランキング」
2014年01月08日2014年度の米国アカデミー賞「最優秀外国語映画部門」の日本代表作品に選出された『舟を編む』を手がけた石井裕也監督の最新作『ぼくたちの家族』が来春公開となる。先日、妻夫木聡と池松壮亮が兄弟役で出演していることで話題となったが、このほどこの家族を取り巻く人々を、板谷由夏やユースケ・サンタマリアらが演じていることが明らかとなった。60歳を過ぎ、物忘れが激しくなった母・玲子。だが、そんなことは誰でもあるものと、兄・浩介も弟・俊平も父・克明も全く気にしていなかった。しかし、あることをきっかけに病院で検査を受け、結果は「脳腫瘍」と判明、余命わずか1週間。「家族がバラバラになるのは、あたし怖いよ」、その一言を最後に母はそれまでの母ではなくなってしまう…。いま出版業界が注目する新進作家・早見和真の原作を映画化した本作。小さな会社の社長だが、やがて多大な借金を抱えてしまった父親役に長塚京三、突然の脳腫瘍に襲われ、少女化していく母・玲子に原田美枝子。その母の病気に奔走する長男・浩介に妻夫木さん、家族なんて茶番だと決め付けている弟に池松さんが扮し、現代に生きる家族の形を描き出す。そして今回、新たなキャストが発表。浩介の事情を汲んで、優しくフォローする浩介の上司役を演じるユースケさんを始め、義母の病気による自分たちの家族への影響を心配しながらも、夫の支えになろうと務める浩介の妻役に黒川芽以。俊平が母の病気を治そうとまわった病院先で出会った医師役には鶴見辰吾と板谷由夏。俊平を励ます友人に市川実日子など、個性豊かなキャストが脇を固めている。多額のローンに、生活破綻、親への不信、子への依存。脳腫瘍を患った母が、包み隠さず本音をさらけ出し始めたことで、浮かび上がってきた家族の問題…。“がん”というテーマを明るく描き、現在の家族像を見事に浮かび上がらせている。今回、発表された追加キャストたちがこの問題山積の一家をどう支えていくのだろうか?『ぼくたちの家族』は2014年春、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくたちの家族 2014年、全国にて公開
2013年10月16日黒澤明や小津安二郎と並び、現代でも数多くのファンをもつ日本映画界を代表する巨匠・木下惠介監督(『楢山節考』)。生誕100年を迎える記念すべき今年、記念映画となる『はじまりのみち』で、加瀬亮が主演を務めることがこのほど明らかとなった。戦時下、政府から戦意高揚の国策映画づくりが要求された時代。木下惠介(加瀬さん)が昭和19年に手がけた『陸軍』は、その役割を果たしていないとして、当局から睨まれ、次回作の製作も中止されられてしまう。すっかり嫌気が差した木下は松竹に辞表を提出し、脳いっ血で倒れた母・たま(田中裕子)が療養している浜松市の気賀に向かう。失意の中、たまに「これからは木下惠介から木下正吉に戻る」と告げる惠介。戦局はいよいよ悪化の一途をたどり、気賀も安心できる地ではなくなり…。『映画 クレヨンしんちゃん』シリーズで知られる日本アニメ界の第一人者・原恵一監督の初実写映画作品となる本作。先日、本作『はじまりのみち』の製作が決定して以来、この一大プロジェクトのキャストには誰が選ばれるのか?と、各方面で注目を集めていたが、今回その主人公・木下惠介にいまや日本を代表する国際俳優となりつつある加瀬亮が大抜擢を受けた。このオファーに、加瀬さんは「時代の激しい流れに巻き込まれながらも、青年時代の木下惠介監督がどうしても手放せなかったもの、その大切なものを、原監督と一緒に同じ道をゆっくりと辿りながら、見つめていきたいと思っています」とコメントを寄せている。そのほかにも、母・たま役に田中裕子、惠介の兄・木下敏三役にユースケ・サンタマリア、そして次々と話題作で主演を務める濱田岳が、惠介と敏三と共に行動を共にする“便利屋”を演じることも明されている。手放しの人間讃歌ではなく、人間の美しさも醜さも、そして弱さと強さをありのままを肯定し、名もなき市井の人々の本当の姿を見つめ続けた木下惠介監督。その実像と木下監督の精神を、原監督がどのように描き出すのか、そして、日本映画界屈指の実力派俳優たちのコラボレーションに注目が集まりそうだ。本作は今年11月にクランクインし、撮影は浜松ほかにてオールロケを敢行する予定だ。『はじまりのみち』は2013年6月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:はじまりのみち 2013年6月1日より全国にて公開
2012年11月07日大人気のドラマシリーズ『踊る大捜査線』の劇場版最新作『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が公開中だ。さて、「踊る」シリーズといえば、スピンオフ作品に地下鉄をテーマとした作品があった。『交渉人 真下正義』だ。東京の地下鉄が舞台だが、都内の地下鉄から協力を得られず、本物の東京の地下鉄が出てこないという異色の作品。「踊る」シリーズのファン向けに制作されているだけに、同作品だけではおもしろさを満喫したとはいえない。しかし鉄道映画としては興味深い。地下鉄は都市の便利な乗り物だ。そして閉鎖された空間、社会の裏側といった雰囲気も魅力だろうか。アメリカでは、『サブウェイ・パニック』など名作サスペンス映画が作られた。『交渉人 真下正義』は、「東京で地下鉄をテーマとしたサスペンスを作れるか?」という可能性にチャレンジした意欲作ともいえる。ロケで使われた地下鉄がどこかを当てるクイズとしても楽しめる。同作品の主人公は『踊る大捜査線』の青島俊作……の後輩で、若手キャリアの真下正義(ユースケ・サンタマリア)。彼は警視庁初の交渉人(ネゴシエイター)として、いくつかの事件を解決し、そのつど警視庁のPRと、自己顕示欲を満たすため(?)、各メディアに出演していた。警視庁には交渉課準備室が設置され、真下は課長となっていた。そんな年のクリスマス・イブ。柏木雪乃(水野美紀)とのデートを楽しみにしていた真下は、室井管理官(柳葉敏郎)に呼び出される。最新鋭の試験車両「クモ」が何者かに乗っ取られ、犯人の予告通りに公園で爆発事件が発生。東京の地下鉄事業者「TTR」(東京トランスポーテーション・レールウェイ)では運行装置に原因不明のトラブルが発生し、そのすきに「クモ」は運行中の地下鉄電車に接近する。車内には爆弾が積まれているかもしれない。そして犯人は名指ししていた。「真下さん、一緒に地下鉄を走らせましょうよ……」と。乗っ取られ、恐怖の対象となる「クモE4-600」は、線路幅や電化方式の違う線路も走れる車両。映画公開当時、「そんな都合のいい電車があるんだろうか?」と思った人がいたかもしれない。しかしいまでは、九州新幹線長崎ルート向けにフリーゲージトレインの開発が進められることに。JR四国では試運転も実施されている。さらに先日、JR西日本がフリーゲージトレインで実績のあるスペインの鉄道と提携することを発表したばかり。JR西日本では、北陸新幹線から在来線へ乗り入れる列車にフリーゲージトレイン導入を検討しているという。電化方式の違いを問わないバッテリー方式の電車も、JR東日本が開発中だ。つまり、営業用として採算に見合うかどうかは別として、いまの鉄道技術なら「クモE4-600」は実現可能。同作品のスタッフはちゃんと鉄道技術をリサーチして作っているんだなと感心する。この作品を見て、東京の地下鉄を知っている人は不思議に思ったことだろう。駅の雰囲気は東京の地下鉄に似ている気がするけれど、車両はまったく違う。じつは、「地下鉄内を制御不能の爆弾列車が走る」という設定も影響し、東京メトロや都営地下鉄の撮影許可を得られなかった。そこで全国各地の地下鉄でロケを実施した。だから東京の地下鉄が舞台にもかかわらず、実際の東京の地下鉄は出てこない。それでも同作品を違和感なく映画を楽しめる理由は、コメディであり、他の作品のパロディが多い『踊る大捜査線』シリーズのひとつだからといえるだろう。ちなみに、劇中で表示される地下鉄路線図は実物とほぼ同じように見える。ただし路線名は違う。東西線は東陽線、有楽町線は桜田門線、半蔵門線は九段下線、銀座線は渋谷線……、となっている。運行会社名は東京メトロではなく「東京トランスポーテーションレールウェイ(TTR)」で、都営地下鉄は「新東京鉄道(新東線)」だ。交渉人と犯人との駆け引き、地下鉄という閉鎖された空間で起きるパニックがテーマで、実際の鉄道と同じかどうかは物語や演出上、あまり関係ない。そんなスタッフのわりきった姿勢は気持ち良い。むしろ架空の東京の地下鉄を演出するために全国各地の地下鉄が登場することで、鉄道ファン的なお楽しみも増すことになった。たとえば東陽線の場合、撮影で使われたのはおもに神戸市営地下鉄海岸線で、駅や車体の行先表示もていねいに貼り替えている。スタートから8分10秒あたりでは、横浜市営地下鉄の電車もチラッと登場。マークは映像処理でぼかしが入っているけれど、キャラクター「はまりん」のステッカーがそのままだ。スタッフロールの「ロケーション協力」の部分には、神戸市交通局、横浜市交通局のほか、札幌市交通局、大阪市交通局、JR西日本も並んでいる。JR西日本は地下鉄ではないけれど、東西線の加島駅が桜田門線永田町駅として登場する。電車や駅が出てくるたびに、「ロケ地はどこかな?」と当ててみる楽しさがある。物語の重要なカギのひとつに、「脇線(連絡線)」の存在がある。劇中では軍事輸送や政治家の脱出用などと、いかにも陰謀論として描かれている。いわゆる「脇線」(連絡線)は実在するが、実際は「車両の検査を別の路線の工場で実施する」などの目的で建設され、ときどきこの線路を使ってイベント列車が走ることがある。かつて小田急電鉄と東京メトロが運行したロマンスカー「ベイリゾート」も、千代田線の霞が関駅と有楽町線の桜田門駅を結ぶ連絡線を使用した。劇中、その「脇線」の路線図が登場する場面がある。もちろん架空だけど、路線網がおもしろい。もうその線路で営業したらいいのに、と思うくらいたくさんある。この作品の最大の突っ込みどころはここかもしれない。『交渉人 真下正義』は、「踊る」シリーズのスピンオフ作品として、お祭り騒ぎのようなテイストになっている。そこが筆者にはちょっと残念。とはいえ、東京の地下鉄を舞台としたサスペンス映画が作れることを証明した功績は評価したい。今後、東京の地下鉄を舞台とし、『サブウェイ・パニック』をしのぐ作品が出てくることを期待しよう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月29日15年もの間、ファンを魅了し続けた大人気シリーズの完結編『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が9月7日(金)、ついに全国で封切られ、公開2日間で早くも観客動員50万人突破の大ヒット!9月9日(日)には主演を務める織田裕二w始め、共演する深津絵里、ユースケ・サンタマリア、水野美紀、脚本を手掛けた君塚良一、メガホンをとった本広克行監督が東京・台場のシネマメディアージュにて公開御礼舞台挨拶に立った。織田さんは今月7日(金)に東京・日比谷のTOHOシネマズスカラ座で行われた初日舞台挨拶を皮切りに、札幌・シネマフロンティア、福岡・Tジョイ博多(以上9月8日)、大阪・TOHOシネマズ梅田、名古屋・ミッドランドスクエアシネマ(以上9月9日)と“弾丸ツアー”を敢行し、その後シリーズの聖地とも言えるお台場にゴール。同所での舞台挨拶がスタートしたのは午後9時過ぎだったが、織田さんらが登場すると、客席を埋め尽くすファン約600人のボルテージは早くも最高潮だ。「ただいまー!弾丸出張を命じられて、たったいま戻ってきました」と織田さん。ミュージシャンとして全国ツアーを行った経験はあるものの、“青島俊作”として東京・大阪以外の都市を訪問するのは、15年の歴史上でこれが初めて。もちろん、各地で熱狂的に迎えられたと言い、なんと大阪では室井を演じる柳葉敏郎がサプライズ登壇したのだとか。全国のファンの思いを背負った織田さんは「ここまで続けられたのは、みなさんの力があってこそ。いまさら聞きますけど、みなさん『踊る』好きですか?」。もちろん客席からのあちこちから「好きーー!」の声が飛び、織田さんも「オレも!」と満面の笑みを見せていた。舞台挨拶の後半には、トレードマークである“青島コート”を身にまとい、ファンは大歓声。すると、織田さんは1997年にテレビ放送された第2話「愛と復讐の宅配便」の撮影現場をふり返り「(いかりや長介さんが演じた)和久さんの爆弾のエピソードで“踊る劇団”のチームワークが出来上がる感覚があった。何かが生まれる“予感”がして、気づいたら15年。いつの間にか大きな存在になっていた」と激白。それだけに15年目のファイナルを惜しむ声は絶えないが、織田さんは「続けたい気持ちもあるが、やっぱりこれで最後。ごめんね」と断言すると、15年分の感謝を込めて深々と頭を下げた。『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 2012年9月7日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョンアイ・エヌ・ピー
2012年09月10日1997年の放送開始からファンを魅了した人気シリーズの完結編『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』が全国で封切られ、9日に、主演を務める織田裕二をはじめ、共演する深津絵里、ユースケ・サンタマリア、水野美紀、脚本を手掛けた君塚良一、メガホンを執った本広克行監督が東京・台場のシネマメディアージュで“公開御礼舞台あいさつ”に登壇した。その他の写真7日の公開初日からわずか2日間で、観客動員50万人を記録。織田は7日~9日の3日間で東京・日比谷、札幌、福岡、大阪、名古屋、東京・台場と6会場9回の舞台あいさつに立ち、「ただいまー! 弾丸出張を命じられて、今(台場に)戻ってきました」とゴールに感慨もひとしお。この日は久しぶりに“青島コート”も着用し、ファンは見納めになるかもしれない“勇姿”を目に焼き付けた。ミュージシャンとして全国各地でツアーを行った経験もある織田だが、“青島俊作”として東京・大阪以外の都市に足を運ぶのは今回が初めて。「どの街も『こんな熱さ、なかなかない』と思うほどすごかったですね。どこに行っても温かく迎えていただいた」と、いつも以上に熱く燃え上がる織田。なんと名古屋に水野が、大阪には柳葉敏郎がサプライズで飛び入りし、会場を沸かせたのだとか。水野にとっては7年ぶりのシリーズ復帰で「卒業式のような場に、こうして皆さんと一緒にいられるのは本当に嬉しい」と感激していた。深津は本作の公開後、初めてファンの前に登場し「皆さんに15年もの間、愛され続け、育てていただいた作品に参加できて光栄」。舞台出演のため、日比谷で行われた初日舞台あいさつは欠席しており「すごく盛り上がったと聞いて、すごくうらやましかった」と本音をこぼすと、ユースケ・サンタマリアが「そりゃ、もうハンパなかった。(ロンドン五輪の)メダリストのパレードあったでしょ。あれとほぼ同じ状況」と笑いを誘っていた。最後に織田は「僕らはムービー1(98年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE』)で出し切った感もあった。それでも、ここまで続けることができたのは、ファンの皆さんの力があってのこと。悲しい出来事や別れもあったが、今は続けたい気持ちもある」と胸中を吐露。それでも「でも下手なものは作れないし、これで最後。ごめんね」とキッパリ断言し、15年分の感謝をこめて、深々とファンに頭を下げていた。『踊る大捜査線 THE FINAL新たなる希望』公開中
2012年09月10日