ラッパ屋第49回公演『七人の墓友』が、2024年6月22日(土) から30日(日) に東京・紀伊國屋ホールで上演されることが決定した。『七人の墓友』は、ラッパ屋主宰の鈴木聡が劇団俳優座に書き下ろし、2014年に初演された。今年はラッパ屋創立40周年、紀伊國屋ホール開場60周年を迎えることから、このたびラッパ屋で上演される運びとなった。併せて、鈴木からのコメントが到着した。■鈴木聡 コメント『七人の墓友』は僕が劇団俳優座に書き下ろし、2014年に初演されました。演出は佐藤徹也さん。好評を博し全国をツアーし、10万人の動員を達成したそうです。佐藤さんや俳優座の俳優さんたちと議論を重ね、お世話をする団体の方や実際の墓友の皆さんにリアルなお話を伺って書いたこの芝居は、僕にとっても思い入れのある、ちょっとした自信作です。「墓友」は一緒のお墓に入るお友だちのこと。一人暮らしの高齢者が増えている昨今、こうした新しいカタチのお墓を選ぶ人が増えているのです。家族があるのに選ぶ人もいる。「死んでまで亭主と同じお墓に入りたくないの」なんてね。でもこれ、終活を考え始めた高齢者の方だけの話ではありません。家族のこと、パートナーのこと、一人で生きること、誰かと生きること……そう考えれば若い皆さんにも深ーく関係のある話だと思うのです。さて、この作品を創立40周年(われながらびっくり!)の今年、ラッパ屋で上演します。俳優座さんの上演では登場人物の年齢に近い超ベテランの俳優さんたちが、ホンモノの存在感を放ちながら演じてくださってとっても良かった。これを若輩者(と言っても、僕自身もう高齢者ですが)のわれわれがやると一味も二味も違う舞台になるんじゃないか。(お笑い度UPの予感)。テーマは真面目だけど、笑いながら人生のあれこれを考えてもらえる「いま一番見てほしい大人の喜劇」と胸を張って言える舞台にしたいと思います。コロナ以降、世の中の価値観やライフスタイル、人との関係の在り方が激変して、僕自身戸惑っています。足元を、大事なことを確かめたい。そんな思いでお届けする『七人の墓友』。是非、観に来てください。お若い方もね!<公演情報>ラッパ屋 第49回公演『七人の墓友』脚本・演出:鈴木聡音楽:佐山こうた出演:岩橋道子弘中麻紀俵木藤汰宇納佑ともさと衣中野順一朗浦川拓海おかやまはじめ/桜一花林大樹磯部莉菜子/熊川隆一/松村武(カムカムミニキーナ)谷川清美(演劇集団円)大草理乙子武藤直樹岩本淳/木村靖司日程:2024年6月22日(土) ~30日(日)会場:東京・紀伊國屋ホールチケット情報:()
2024年04月10日注目の若手ガールを紹介するananのイットガール。ここでは、ラッパーの#KTちゃんさんに注目!高校3年生だった昨年、思い出作りのために「高校生RAP選手権」に出場して注目の存在に。「オーディション2週間前まで、フリースタイルラップは未経験でした。ゴリゴリのラッパーと戦うのは怖かったけど、ステージに立ったら“私を見て!”って気持ちに(笑)」ラップバトル=“韻を踏みながら相手をディスる”という常識を覆す、ファンタジックな言葉がちりばめられた、かわいいラップが彼女の強み。「私は悪口を言うより褒めたい。褒めると結構、対戦相手の調子を狂わせられるんですよ。フリースタイルラップに無縁だった私が両国国技館の舞台に立てたなんて、人生何があるかわからない。今後も“舞い込んできたことは何でも挑戦”をモットーに進みたい」想像力を膨らませて小説を読む時間が至福。村上春樹作品のファン。今は『ねじまき鳥クロニクル』を読んでいます。今ハマっているのは、オンライン人狼ゲーム。宇宙船が舞台の「Among Us」は世界観が魅力。スリルがたまりません。服を選ぶ基準は、自分らしさが全て!ストリートファッションが好き。ちょっと変わったものに心ときめきます。ケイティーちゃん2004年生まれ。女子大生ラッパー。’23年上半期MCBATTLE YouTube再生回数1位。7月にはデジタルシングル「BaNe BaNe feat. DOTAMA」を発表。※『anan』2023年10月18日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年10月13日女子テニスプレーヤーの大坂なおみさんが、第1子となる女児を出産したことを、2023年7月11日に国際オリンピック委員会(以下、IOC)のウェブサイトが伝えました。IOCによると、大坂さんが交際していた人気ラッパーのコーデーさんが、自身のショーで出産について明らかにしたといいます。大坂さんは、2022年9月のツアー戦を腹痛により途中棄権し、2023年1月に妊娠を公表。以来ツアーを離脱しています。妊娠を公表した際には、「将来、子供が私の試合を見て、誰かに『あれが私のママ』ということが楽しみ」と、喜びを語っていました。出産の報告に、ネットでは「おめでとうございます!」と大坂さんを祝福する声であふれています。今季は休養し、2024年の全豪オープンには出場する意向を示しているという大坂さん。その活躍は、多くの人々に勇気を与えることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年07月12日天才リリシストであり凄腕ラッパーのJ.I.D初来日公演が今夏に開催決定!米ジョージア州のイースト・アトランタ出身のヒップホップ・アーティスト、J.I.D。両親が集めていたクラシック・ファンクやソウル系のレコードを聴いて音楽に触れて育つ。J・コールのInterscope Recordsのベンチャー「Dreamville Records」と契約し、2017年にメジャーレーベル・デビュー。2018年にはデンゼル・カリーの「Sirens」にフィーチャーされるなど、自身の創作活動以外の場でも大きく活躍。その年の自身の誕生日である10月31日に待望の2ndアルバム『Dicaprio 2』をリリース。同アルバムは数多くの音楽誌から高い評価を受け、アルバムのジャケット写真が若かりし頃のレオナルド・ディカプリオに似ている役者を起用したことなどが話題となり、大きな注目を集めた。2022年、イマジン・ドラゴンズとの「Enemy」にフィーチャリングされ世界的な特大級ヒットを記録、さらなる大成功を収める。この大ヒットを受けて、3枚目のスタジオアルバム『The Forever Story』を発表、リル・ウェイン、ヤシイン・ベイ、ジェイムス・ブレイク、リル・ダークなど、多数のゲストアーティストを迎え、ローリングストーン誌、コンプレックス誌、GQ誌、XXL誌、ピッチフォーク誌など、多くの「ベスト・オブ・2022」リストにランクイン、NPRのタイニー・デスク・コンサートにも出演し素晴らしいライブを披露。急成長真っ只中での初来日公演が決定!【公演概要】J.I.DForever & A Day in Japanフォーエヴァー&ア・デイ・イン・ジャパン【東京】2023/8/15(火) 19:00開演 (18:30開場)duo MUSIC EXCHANGE<料金>スタンディング:6,500円(入場時ドリンク代別途必要 / 入場整理番号付)お問合せ:キョードー東京 0570-550-799オペレータ受付時間(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)※ 未就学児童入場不可《チケット販売スケジュール》● 先行販売: 4/20(木)18:00 〜 5/8(月) 【先着】 (L コード:71671) ●チケット一般発売: 2023 年 5 月 13 日(土)10:00General On-sale will be available April 29 (Sat) 10am for our overseas and English customers.主催・招聘・企画制作: KYODO TOKYO / EVENTIM LIVE ASIAメディア・パートナー: NME Japan協力:UNIVERSAL MUSIC JAPAN<オフィシャルサイト>日本公演情報HP: アーティストHP: レーベルHP: <SNS>公式Twitter: 公式Instagram: 公式Facebook: 公式TikTok: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月20日ラッパーのSkaaiが17日、東京・渋谷のSpotify O-EASTで開催されたライブイベント「Spotify Early Noise Night #15」に出演した。その年の飛躍が期待される国内新進アーティスト「RADAR: Early Noise 2023」に選出されたSkaaiは、アメリカ・バージニア州生まれ、大分育ちのアーティスト。日本語・英語・韓国語が堪能なトリリンガルで、幼少期から日本のみならず韓国、マレーシア、シンガポール、カナダ、アメリカでの滞在経験を有し、多様な音楽センスを持ち合わせている。2021年、オーディション番組『ラップスタア誕生2021』に出場して注目を集め、同年11月に1stシングル「Period.」、2022年2月に2ndシングル「Nectar.」をリリース。9月には待望のEP『BEANIE』を発表し、Daichi Yamamotoともコラボレーションを果たす。11月には初のワンマンツアー「BEANIE TOUR」を成功させ、プロデューサー・uinとのシングル「Mermaid」をリリースした。この日、2組目のアーティストとして登場したSkaaiは、「SAY! HIPHOP!」と観客をあおるも、反応が物足りなかったのか「なるほどね(笑)」と苦笑。「あまりヒップホップを聴いてない人も、好きじゃない人も多いと思うので」と瞬時に読み取り、「今日はヒップホップを教えてあげます」という宣言に場内からは歓声が上がった。まずは「BEANIE」で観客の心をつかみ、「Period.」「Laws of Gravity」「FLOOR IS MINE」「HOMEWORK」「I TASTE YOU」「Nectar.」の計7曲で濃密な一時へと誘ったSkaai。「今日はこんな大勢の人に来てもらって、めちゃくちゃテンションアゲで来ました。あらためてSpotifyのEarly Noiseに選出していただけて、めちゃくちゃ光栄です」と感謝を伝え、「Early Noise Nightの15回目となる今夜、僕のライブを観に来てくれたみんな、なかなかヒップホップを聴かない人もいると思いますけど、僕の曲を聴いてヒップホップを聴けとは言わないですけど、こういうラッパーを『何かイカしてたな』みたいに思ってもらえるとうれしいです」と呼びかけていた。
2023年03月19日12月16日(金) に、異色の連続コラボ作品として第1弾(MIO/ミオヤマザキ)がリリースされ話題となっているラッパー・t-Aceの「今夜もダレかと」。満たされない心を抱えたまま夜の隙間でうごめく男女の淡い心情と隠せない本音が交錯する令和のデュエットソングだ。その第2弾が1月11日(水) にリリースされた。コラボするのはYouTuberとして若い世代の女性から圧倒的な支持を得るヘラヘラ三銃士の3人。この、ありそうでなかった組み合わせがいかに実現し、どのように制作されていったのか、今回は「t-Ace×ヘラヘラ三銃士」の対談でお届けする。世の中がへこみまくって、ようやくマシになってきたのに、そんな中で悲しい曲をぶり返してどうすんの!?(t-Ace)――まずは全体の話をt-Aceさんに伺います。2020年1月に横浜アリーナで行われたミオヤマザキのライブにゲストで出演されたときに初めて新曲として披露されたのが、この「今夜もダレかと」でした。そこからリリースまで3年の時間が経っているのですが、それはどうしてですか?t-Aceそのライブに出演した後にコロナの感染が一気に広がったんですよね。で、ライブができなくなって、もちろん曲は作るし出すんですけど、ライブができないから広がらない。その状態でリリースするのはもったいないなって思って。だからコロナの状況が落ち着くまでとっておいたっていうのがこの曲で、まさかここまでかかるとは思ってなかったんですけど、でもそれだけ時間が空いた分、いろいろなことを考えられたし、出会いもあったし。ヘラヘラ(三銃士)もまさにそうだしね。――トラックも全然違うものになっていますよね。t-Aceそうそう。前のバージョンって聴きました?――お客さんがTwitterでアップしているやつを聴きました。t-Aceあー、それしかないですもんね。――今のバージョンの方が断然ポジティブですよね。前のはもうちょっとウェットなトーンで。そのあたりの変化というのは?『今夜もダレかと』t-Ace loves ヘラヘラ三銃士(officialVideo)t-Aceもう悲しい曲を作りたくない……。こんな世の中がへこみまくって、ようやくマシになってきたのに、そんな中で悲しい曲をぶり返してどうすんの!?みたいな。――ウワモノももう全部跳ねてますもんね(笑)。t-Aceドラムから何から全部打ち込み直した(笑)。t-Ace――で、先ほどもおっしゃったように、この3年間があったからこそ様々な出会いがあって、その中にヘラヘラ三銃士のお三方との出会いもあったということですよね。ヘラヘラ三銃士さんのYouTubeチャンネルにt-Aceさんが出演された回がありました(2022年10月11日『【神回】t-Aceと爆飲み恋愛討論したらヤバイ事起きたwww』)。2組の出会いはt-Aceさんの事務所の方が偶然ヘラヘラ三銃士さんと知り合いでってことでしたっけ?【神回】t-Aceと爆飲み恋愛討論したらヤバイ事起きたwwwt-Ace全っ然、その時何をしゃべったか覚えてない(笑)。けど、事務所の人きっかけだっけ?俺たちが知り合ったのって。ありしゃんファンの方が私たちの存在をt-Aceさんに教えてくれたんですよ。t-Aceそうだそうだ!歩いてたら声かけられて「ヘラヘラ三銃士の動画にお名前が出てますよ」って言われて、「ヘラヘラ?なんだそいつら?」って思ったのが最初(笑)。ヘラヘラ三銃士(笑)。t-Aceそしたらそのすぐ後に会った(笑)。――それは何きっかけだったんですか?t-Aceヘラヘラ三銃士が音楽をやりたいっていうのを俺らの共通の知り合いに言ってて、そこから話があって、「じゃあ1回会ってみよう」ってなった。いいじゃんって。そんな軽ーい感じです(笑)。――ヘラヘラ三銃士さんは元々t-Aceさんのファンでっていうことだったんですよね?ありしゃんもうずっと好きで、何年前だろ?まりな4年くらい前じゃない?ありしゃんかな。とにかく前から好きで、自分たちの動画で曲を歌ったりお名前を出したりしてたんです。それは別にご本人に対してアピールということではなくて、そもそも届くはずないって思ってたので、普通にしゃべってたんですよ。だからt-Aceさんのファンの方が私たちの気持ちを届けてくれてたのも知らなかったんです。――じゃあヘラヘラ三銃士さんの方からすれば、結構とんでもないことが起こったわけですね。t-Ace楽曲で本人とコラボ、という。ありしゃんほんとそうなんですよ!最初はさっきt-Aceさんがおっしゃったみたいに、自分たちに曲を書いていただけないかな、でもそんなことできるわけないよなって思いながら、まりながt-Aceさんのスタッフの方と知り合いだったので、「ダメ元でいいから曲書いてほしいって言ってくんない」って。まりなそれで知り合いのスタッフの方に言ってみたら、「いいよ」ってご本人が言ってるって。ありしゃん完全に嘘だと思ったもん(笑)。そんなことが起きるわけないって。ありしゃんt-Ace僕のファンの人が、「ヘラヘラはちゃんとファンだから」って言うわけですよ。そんなことってファンの人があんまり言わないんですよね。それで実際に会って飲んで話してみたら、すごい曲とか聴いてくれてるなっていうのがわかったし、あと普通に一緒に酒飲んでて楽しかった。――それが決め手ですね。t-Aceそう(笑)。自分の好きな男の人がどういう心理なのかを知りたいからt-Aceさんから学ぶっていう側面が結構あります(ありしゃん)――ヘラヘラ三銃士さんと一緒に曲をやろうって思った時点で、「今夜もダレかと」でっていう流れだったんですか?t-Aceまず「今夜もダレかと」でやりたいと思ってたことは、年代も職業もバラバラな人たちの目線や思考で同じ題材にアプローチしたいっていうことだったんですよね。そうすると同じ曲なのに全然違う曲になるから。その中の1組にYouTuberのヘラヘラ三銃士がいるっていうのは面白いなって思ったんです。――年代も職業もバラバラな女性たちと同じ曲でコラボしていくという発想が3年のあいだに出てきたということですよね。t-Aceそうですね。――ヘラヘラ三銃士バージョンでイメージしたことは何ですか?t-Aceヘラヘラの3人や彼女たちの動画を見ている人もそうだけど、若い世代が多いなと思って。その若い世代特有の恋愛感をそのまま表現できればいいと思ったし、それが混ざるといいなっていうことなんですよね。要するに、ヘラヘラのバージョンを聴いた30代の人が、私も前まではこんなふうに思ってたなとか、でも今はこんなふうに思うんだよねって。で、一方で、またこれから違うバージョンのリリースが続くんですけど、ヘラヘラと同じ世代の人たちがそれらを聴いたときに、こんなふうになっていくんだ、みたいな。その感じが1曲でできたらすごい面白いなって思ったんですよね。――なるほど。いろんな人たちとのコラボではあるし、いろんな恋愛感が描かれてはいるけれど、もしかしたらひとりの女性の物語になっているという聴き方もできると。t-Aceそうそう。――具体的にどういうふうに制作が進んでいったんでしょうか?t-Ace1ヴァースとブリッジは僕の声が入ったテイクがあるので、2ヴァースをどうするかっていうことなんですけど、会ってしゃべったり、そのときに出てきた面白い言葉をピックアップしたり、ありしゃんが箇条書きにバーっと書いてくれたり、そういうのを元に、僕の方でここいいなっていうところをハメていったり、足して行ったりっていう感じで作っていきました。ありしゃん歌詞の打ち合わせをしようよって話したんじゃなくて、全然違う打ち合わせをした後に、そういえば、みたいな感じで歌詞についての話が始まっていったんですよね。――自然な形で入っていけたと。ありしゃんはい。で、その時恋で私が病んでて。ちょっと相談ぽくt-Aceさんに話したら、「え!ここって男女でこんなに違うんだ!」みたいになって。その男女の差みたいなのをそのままリリックにしたら面白いかもってなったんですけど、その時ってまだ私たちは曲を聴いてなかったんでしたっけ?t-Ace聴いてた聴いてた。で、「これそのまま使えんじゃん」みたいな感じだった。ありしゃんそうだそうだ。その時はメモとかしてなかったんですけど、後でその時の会話を思い出しながらとか、あとは一緒に飲ませていただいたときに話した内容とかを思い出せるだけ書いて、それがそのまま歌詞になっているって感じですね。――めちゃめちゃドキュメンタリーなんですね。ありしゃんそうなんですよ。その時の気持ちと今の気持ちってまた違うんですけど、今歌詞を読み返したら、「うわ、この時結構病んでんな」って思っちゃう(笑)。さおりんだからほんとに恋話の延長戦みたいな感じで、t-Aceさんに相談したことがそのまま歌になったっていう感じですね。さおりん――ヘラヘラ三銃士さん的に歌詞の中で一番のポイントはどこですか?ありしゃんどこだろ?さおりんでも、まりなちゃんのパートじゃない?ありしゃんあー。最後の〈信じてないけど..〉ですかねー。相手のことがそんなにまだ理解できていなくて葛藤している状態というか。まだ浅い関係なんですよね。――そうですよね。相手に期待しちゃってる段階ですもんね。ありしゃんそうなんですよ。期待できない相手っていうのはわかってるんですけど、でも自分からは愛をたくさん与えたいっていう。それはそれで自分勝手なんですよね。相手は別に欲しいとも言ってないのに、勝手に愛を与えたいって思ってるだけなので。で、3人それぞれのパートの中でも一番ダメ男に振り回されているまりなのパートの最後に〈信じてないけど..〉って出てくるんです。――結構切ないですよね、あそこ。ありしゃんまりなの歌入れの時に私とさおりんはその場にいられなかったんですけど、ちょろっとスタジオに入った時に「いーじゃん、その〈信じてないけど..〉!」ってt-Aceさんの声が聞こえてきて。「めちゃめちゃ信じてないね!」って(笑)。何が起きてたの?ふたりの間で(笑)。――そこはちゃんと聞いておきましょう(笑)。t-Ace普通に歌のディレクションをしてただけですよ!(笑)。最初はただ〈信じてないけど..〉って歌ってるだけだったけど、「もっとお前は信じてないはずだ!」って(笑)。ヘラヘラ三銃士あははは!t-Aceなんかね、人を信じてない目をしてるんですよ、彼女(笑)。まりなふふふふ。まりなt-Aceそれはね、ヘラヘラのあとのふたりが言ってたんですよ。でも確かになって思って(笑)。それで、「本当に信じてないんだから、もっと信じてない歌い方して」って言ったら、めちゃうまいんですよ。――t-Aceさんはヘラヘラ三銃士のお三方の切ない女心を受け取って、どのように思われましたか?t-Aceわかるんですよ。そりゃそう思うよね、みたいなことは。それは、今は(この曲の段階では)言えないけど、こういうふうにしていかなきゃ人ってハッピーになれないんだよねっていう進化というか成長があるじゃないですか人って、このあとに。――このヘラヘラ三銃士さんのリリックに出てくる女性の心理って、ファン心理に近いものなのかなって思ったんですよね。ありしゃんへー、うれしい。t-Aceいやでも、そうそう。ありしゃんt-Aceさんの曲って、「ダメ男な俺だけどいいっしょ?」っていう曲が多いんですよね。でもそのダメ男を……ってあんまり言うとアレですけど(笑)。t-Aceいいんですよ。ダメだと思ってるから(笑)。ありしゃん(笑)。ダメ男を好きになる女の子の曲が多いんですよ。実際そういう女の子が聴いてると思うんです。t-Aceさんと自分が好きなクズ男を重ね合わせて聴いてると思うんですよね。だから自分の好きな男の人がどういう心理なのかを知りたいからt-Aceさんから学ぶっていう側面が結構あるような気がするんですよね。実際、私もこの曲を作った時の彼がクズ男だったので、その人に向けてのアンサーですよね、これは(笑)。さおりんありしゃんの心情めっちゃ入っているよね(笑)。ありしゃん初めて打ち合わせした日にリアルタイムで起きてたことなんで、だから思い出深いです。まりなありしゃんの曲だよね。t-Aceいいタイミングだったんだね(笑)。――じゃあ、そのタイミングじゃなかったらこのリリックにはなってなかった?ありしゃん絶対になってないです。さおりん今だったら全然違うものになってるよね。ありしゃん結構ハッピーになっちゃってますよ、これ(笑)。さおりんでも病んでる時に出てくる言葉の方がリアルだよね。傷を見せるよりも楽しいところを見せた方が人は救われるなって思うんですよね(t-Ace)――先ほどありしゃんさんがおっしゃった、男の心理を知りたいから聴くっていうのは、t-Aceさんの曲が若い世代の女性に支持されているということの大きな要因かもしれませんね。実はそこを知りたかったんです。それってなかなか本人には聞けないから。ありしゃん男の人ってあんまり恋話とかしないイメージなんですよ。だから、情報があんまり入ってこないっていうか、どういうふうに思っているのかが謎なんですよね。モテる男の人って何を考えてるのかいまいち掴めないっていうところがあって、そういうところで唯一確かな情報源となるのがt-Aceさんの曲という(笑)。――切実だなぁ(笑)。ありしゃん歌だけには素直だと思うんですよね。実際にt-Aceさんと話してて思うんですけど、曲にはまっすぐだなって。だからt-Aceさんの楽曲のリリックから必死に読み取ってますよ。「あ、なるほど、こういう時はこういう気持ちなんだ。ふむふむ」って(笑)。私たちの教科書みたいなもんですよ。――実際に歌ってみていかがでしたか?さおりん3人それぞれそうだと思うんですけど、自分のパートのリリックが結構自分に合ってて。私のパートの〈嫌われたくないから自分をごまかす毎日〉ってすごく共感できるんですよね。だからレコーディングするときは気持ちが入りました。ありしゃんめちゃくちゃ歌いやすかったよね。さおりんうん。ありしゃん「何回も歌うとちょうどいいところを掴むから歌い続けて気持ちを乗せていって」みたいな感じで私の場合は歌わせてくれたり、3人それぞれに合ったディレクションをしていただきました。なんかそのへんもすごいなって思いました。やっぱ女の子を普段から見てるだけあって(笑)。さおりん&まりなははは。t-Ace関係ないわ!男にもちゃんとディレクションするわ(笑)。ゴリゴリのラッパーとかにも普通にやってるから。ありしゃんまりなの時だけ、すーごい優しく扱うような感じだった。あれ?私は結構スパルタだったのにって。さおりんそれが嫌味なく自然にできるもんね。ありしゃん乗せ方がうまいんだもん。――歌の振り分け自体はt-Aceさんがされたと思うんですけど、どのようなイメージで3人を振り分けていったんでしょうか?t-Ace頭から、ありしゃん→さおりん→まりな、なんですけど、その人のキャラクターと考えに合ってる歌詞それぞれにストーリーがあって、それをハメていくと自然とその順になりましたね。――彼女たちの元ネタをリリックとして仕上げる時に意識したことはなんですか?t-Aceめちゃくちゃ女っぽくはしないっていうことですね。僕自身もそうで、あんまり男っぽくは書かないんですよ。その時点で女の人が共感できない何かがあったり、逆もそうなんですけど、表現が狭まっちゃうんですよね。――ここまでお話を伺って、2組のコラボレーションがすごくスムーズに、かつ、自然な形で進んでいったというのがわかるのですが、その要因として大きかったものは何ですか?t-Ace一番は、酒。ありしゃん間違いないですね(笑)。t-Aceお酒を飲んだ時の楽しみ方が一緒(笑)。さおりんわかるー。t-Aceでもそれって、めちゃめちゃ重要なんですよ。だいたい僕が一緒に曲をやる人とか、周りにいる先輩後輩って、ノリが似てないと「飯行こうよ」とか「飲みに行こうよ」ってならないから。曲も絶対にそうで、そこが一緒じゃないと自分の感性に引っかかってこないから、何も出てこなくなるんですよね。ありしゃん最初は緊張していたんですよ、わーt-Aceさんだって。もちろん今も緊張はするし、超リスペクトなんですけど、会ったらほぼ飲み会なんで、気づいたら普通にお話できてるんですよね。さおりん周りのスタッフさんもそんな感じだから接しやすいよね。ありしゃんそうだね。スタッフさんも含めて一緒に楽しんでいる感じっていうのも大きかったですね。チーム感みたいな感じが。――YouTubeに中でありしゃんさんがおっしゃっていて印象に残ったのは、「リアルな歌詞を書いているからリアルなMVを撮ってほしい」というところで。だからこの曲のMVってどうなるんだろう?っていうのがすごく気になっているんですよね。現段階で何かアイデアがあったりするんですか?t-Aceありしゃんが言ってた「リアルなもの」っていうのは、例えば僕がどっかの女の子と遊んでる曲だとしたら、実際にその女の子と行った場所とか食べたものとか、そういう中からひとつのストーリーにしたりして、こんな感じの女の子だったって、歌のヒロインを実際の女の子に近づけていくっていうリアルさなんですよね。でも今回は、ヘラヘラ三銃士だけじゃなくて、MIOさんと、志田愛佳さんと、この後にももうひとりいてっていうふうになるから、その手法だと表現できないんですよ。だから、その流れを全部汲んだストーリーにはなっていて、最後にはちゃんとハッピーになってるっていう、すげー難しいんですよ。――たしかにそうですね。ひとつのストーリーにした時にどこでリアルさを担保するのかっていうのが難しいですよね。t-Aceだから、いつもとは違う手法のMVになるということは間違いないと思いますね。ちょっと今の段階ではまだ模索中ですね。ありしゃん私たちにできるのは、この3人で作れるリアルなので、その時の気持ちを思い出して表情に乗せたりしてちゃんと伝えていくっていうことですね。さおりんまた思い出さなきゃいけないんだね。――そういうことになりますね(笑)。ありしゃんその時共感した曲があって、それが結構恋愛に病んでいる内容だったとして、数年後に幸せな状態で聴いたら、またその時の気持ちを思い出すっていうのは、それはそれでいいなって思うんですよね。「あー、あの時こんな感じだったな。辛かったな」って。――その時の気持ちを瞬間パッケージするのが音楽の重要な役割のひとつですよね。t-Aceうんうん。――この曲に登場する男性は、抱えた寂しさを紛らわせるために、その時々で付き合う女性を変えていく、というような人なんですけど、歌の中の女性は男性を受け入れられたのでしょうか?ありしゃんこの時点では、好きになっちゃってるから受け入れようと自分に言い聞かせてごまかしている感じですね。でも、私たち以外の方のバージョンではもしかしたら、全然受け入れられないよって最初から言ってる人もいるかもしれないし、ただ、私たちの年代の場合、あんまり先のことも考えられないから、別に結婚するわけじゃないし今が楽しければそれはそれとしてがんばって受け入れようかな、みたいな感じだと思うから。私もその時そういう感じで、結局は受け入れられなかったんですけどね。――t-Aceさんは歌詞の中で、ダメな男をとことん描いて、その振り切った様がポジティブに響くんですが、そうした描き方をしているきっかけみたいなものはあったんですか?t-Aceこんなひどいことがあったとか、こんな辛い人生だったとか、そういうことって多かれ少なかれ誰にでもあるし。そもそも楽しくしたいんですよ。僕の作る曲やライブで、僕の周りにいる人たちをハッピーにしたいと思ってやってるんです。ハッピーにしたいのに、あんまりそこの、しんどいことだったりっていうのはいらないかなって。そりゃあ、ずっとパーティーチューンを作るわけにはいかないからたまにはしっとりした曲も投げなきゃなんだけど、でも基本的には痛みとかがんばろうぜみたいなことを言われても、俺はなんとも思わないんですよ。それよりも、こいつバカだな、アホみたいなこと歌ってめっちゃ楽しそうだなっていうことを言葉にしないで伝えた方が、その楽しさが伝わるんですよ。例えば鬱の人に、「がんばれよ!」って言っても、がんばれないから鬱になってるんであって、でもすごいキラキラして楽しいもので「いつかあそこに行ってみたいな」って思わせるものがあったら、そこには来るんですよ。それは実証してるんですよ。傷を見せるよりも楽しいところを見せた方が人は救われるなって思うんですよね。――さて、最後になりますが、まずはヘラヘラ三銃士さんにお聞きします。今回の「今夜もダレかと」に参加してみて今感じていることは何ですか?ありしゃん今思えば、なんですけど、まだ私たちではクズ男をちゃんと扱えなかったなっていう思いがあって(笑)。だから、私たち以外の人がどんなふうにこの人を扱っているのかっていうのがすごく興味があるんですよね。もし、このクズ男をちゃんと操縦できる人がいたらぜひ見てみたい!まりなでも本当にそこは気になる。あと、私的には歌をがんばりました。t-Ace歌、めちゃくちゃ上手なんですよ。細かいニュアンスをこういうふうにつけてって、難しいだろうなって思いながらもやらせてみたいなと思って言ってみたら、できるんですよ。まりなわかりやすくて、すごく。「こういうふうな感情を思い出して歌ってみて」とか。t-Ace僕と感覚がすごい近いものがあるなって思いましたね。――さおりんさんはいかがでしたか?振り返って。さおりん結構誰しもが通る道じゃないかなと思うので、共感してもらえたらうれしいです。――ではt-Aceさんに締めていただきましょう。t-Aceそういう終わり方?(笑)。まあでも、2022年下半期にしか絶対に作れなかった曲ですね。ヘラヘラの3人と会ったこともそうだし、それで波長が最高に合うってすごいことだから。またタイミング良くありしゃんも病んでる時で(笑)、それが曲になるなんて奇跡以外の何でもないから。――惑星直列ですね。t-Aceそうそう。その時にしかできなかったって曲です。Text:谷岡正浩Photo:山本佳代子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント「今夜もダレかと」MVで使用したパジャマにメンバー全員のサインを入れて4名様に!※よくばり❣ぴあニスト限定で2月6日(月) 9:59まで応募受付中!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!【ヘラヘラ三銃士×t-Ace】男女の恋愛観の違いで大揉めパーティーww<リリース情報>t-Ace×ヘラヘラ三銃士「今夜もダレかと」2023年1月11日(水) 配信開始価格:255円(税込)t-Ace×ヘラヘラ三銃士「今夜もダレかと」ジャケット配信リンク:<ライブ情報>『エロ神クズお Presents PARK POP SUKEBE 2023 ~今夜もダレかと~』日時:2023年3月26日(日) 16:00開場/17:00開演※20:00終演予定会場:日比谷野外大音楽堂出演:t-Ace/AYA a.k.a PANDA/CHEHON/CIMBA/CREAMチケット:2月23日(木) 23:59まで先行受付実施中!申込は こちら()お問い合わせ:SOGO TOKYO 03-3405-9999(12:00~13:00 / 16:00~19:00 ※日・祝除く)■チケット料金・クズシート:22,000円(税込)※プレゼント付き・指定席:5,500円(税込)関連リンクt-Ace公式サイト:ヘラヘラ三銃士 YouTube:
2023年01月18日ラッパ屋 第47回公演『君に贈るゲーム』が、12月4日から11日に東京・紀伊國屋ホールで上演される。ラッパ屋主宰・鈴木聡による新作は、全役ダブルキャスト、2チームにて上演。「人生のややこしさと喜びをゲームにしてほしい。幼き孫に贈る私の遺言として」。ボードゲームカフェに集う市井の人々が請け負ったややこしいミッション。笑いとウイットたっぷりの大人の喜劇となっている。チケットは、11月5日10時より一般発売がスタートする。■鈴木聡 コメント実はボードゲームマニアです。趣向やデザインに惹かれ、100個以上持ってます。アナログな魅力が満載なんですね。ボードのデザインもCGにはない風格や作り手の個性を感じます。テーブルにボードを広げると、古代エジプトや、領土争い中の古のスペインや、ナイアガラの滝が現れる。テーブルが劇場なら、ボードは舞台美術ですね。ルールブックは脚本で、プレイヤーは演じ競う役者。プレイヤー同士が知恵と想像力を駆使しながら、フィクションの世界を生きる。僕がボードゲームにハマったのは演劇との共通点を感じたからかもしれません。ラッパ屋の新作「君に贈るゲーム」はそんな僕の「ボドゲ愛」から生まれた作品。街のボードゲームカフェに集う市井の人々が、ボドゲ仲間の願いをかなえるべく奮闘するお話です。その願いとは「人生のややこしさと喜びをゲームにしてほしい。幼き孫に贈る私の遺言として」。ボドゲ作りを通じて登場人物たちの人生観や幸福観がぶつかり合います。対立と混乱の果てに彼らが最後に提案するゲームとは・・。笑いとウイットとボドゲ愛たっぷりの大人の喜劇。全役ダブルキャストの2チームで上演します。ご期待ください。<公演情報>ラッパ屋 第47回公演『君に贈るゲーム』12月4日(日)~11日(日) 東京・紀伊國屋ホール脚本・演出:鈴木聡音楽:佐山こうた【出演】■「サイコロチーム」おかやまはじめ木村靖司宇納佑林大樹岩本淳谷川清美(演劇集団円)ともさと衣弘中麻紀●「ジャンケンチーム」熊川隆一松村武(カムカムミニキーナ)中野順一朗浦川拓海武藤直樹岩橋道子椎名慧都(劇団俳優座)大草理乙子【チケット料金】(全席指定・税込)A席:6,000円B席:5,000円※12月5日(月)、6日(火)は、A席5,500円、B席4,500円※U-25券:3,000円(引換券・税込)あり・観劇時25歳以下の方が対象となります。・前売り券はチケットぴあ、キノチケットカウンター、キノチケオンラインでのみ販売いたします。・当日劇場受付にて指定席券とお引換ください。ご年齢確認の為必ず身分証明書をご提示いただきます。・当日券も販売いたします。ご年齢確認の為必ず身分証明書をご提示いただきます。一般発売日:11月5日(土) 10:00~チケットに関するお問い合わせ:サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日12:00-15:00)公演に関するお問い合わせ:ラッパ屋Mail: info@rappaya.jp(mailto:info@rappaya.jp)TEL:080-5419-2144(12:00~19:00)公式サイト:
2022年10月20日音楽レーベル 9SARI GROUPに所属するラッパーのD.OがYouTubeチャンネル「D.Oと愉快な野良犬たち」を開設いたします。これまで一切のSNSを封印してきたD.Oが新たな扉を開けました。アーティスト活動やLIVE映像はもちろん、その裏側や、実業家としての顔や仲間達(野良犬たち)とのライフスタイルそのものを楽しめるチャンネルです。D.Oサプライズバースデー!Youtube始動!【D.O(ディーオー)】東京都練馬区大泉学園出身。練マザファッカー/9SARI GROUP所属。練マザファッカーのリーダーとして知られ、リアルでハードなリリックと独特なフロウが特徴の唯一無二のラッパー。各メディアへの出演やプロデュース、「ディスる」や「メーン」などのスラングをお茶の間に浸透させたことでも知られる。自伝『悪党の詩』の執筆や自身が手掛けるアパレルブランド9g(ナインジー)を展開するなど活動は多岐にわたる。最新曲『Rhyme to Heaven』9月9日にPV公開予定!!Rhyme to Heaven【配信概要】YouTube「D.Oと愉快な野良犬たち」8月30日(火)20時より配信開始!【公式YouTube】URL: 【D.Oと愉快な野良犬たち 公式SNS】■Twitter : @DO_Doggruncafe■Instagram : @dogg_run_garage■LINEスタンプ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月30日自主的に母親のペットとなった30代の息子とその家族を描き、型破りな映画として注目を集めている『猫と塩、または砂糖』。いよいよ公開を迎えるなか、ヒロインに抜擢されたこちらの方にお話をうかがってきました。吉田凜音さん【映画、ときどき私】 vol. 504歌とラップを織り交ぜたポップな楽曲で話題となり、Z世代に人気の吉田さん。歌手、女優、モデルなど幅広い活躍を見せるなか、女性ラッパーたちが競い合う中国の音楽ドキュメンタリー番組に唯一の日本人として出演するなど、現在は国内外で注目度の高い存在でもあります。本作で吉田さんが演じているのは、主人公の一郎を翻弄し、父親のために白くて無垢なアイドルでいようとする謎の美少女・絵美。そこで、役との共通点や現場でのエピソード、そして幸せを感じる瞬間などについて、語っていただきました。―まずは、脚本を読んだときにどのような印象を受けましたか?吉田さんどんな作品になるのか、まったく想像がつかなかったので、「どうなるんだろう?」と頭のなかはハテナマークがたくさんになりました。でも、わからなすぎて、逆に興味が湧いてきたので、現場に入るのは楽しみでしたね。―そんななかで、役作りをするのも大変だったのでは?吉田さん私としては、お父さんのために生きている普通の女の子の役かなと思ったので、まずはその部分を考えるようにしました。ただ、感情を表に出さない子でもあるので、無表情のまま感情を表現するのは難しかったです。とはいえ、一郎の家族と出会うことで絵美にも徐々に感情が表れてくるので、そのあたりは意識して演じています。こんなに役になりきれることはあまりないので、すごく楽しかったです。何にでもなれる白みたいな人になりたい―演じるうえで、共感するところもありましたか?吉田さんそうですね。私もたまに「感情あるの?」と聞かれるタイプなので、そういうところは似ているのかなと(笑)。特に、撮影当時はまだ18歳くらいで、感情をあまり見せないようなところもあったので、絵美の気持ちは理解できました。―監督からは、どういった演出があったのでしょうか。吉田さん私たちキャストが考えていたことと、監督が目指しているところが同じだったこともあり、演技指導のようなことも特にありませんでした。そんななかで、監督が何よりもこだわっていたのは、絵美を真っ白な存在にすること。4人が一緒のシーンでも、一瞬しか映らないようなシーンでも、私だけずっとライティングされていたので、本当に徹底しているなと感じました。おかげで、私はつねに光っています(笑)。―そのかいあって、絵美はまぶしいほどの白さが印象的でしたが、もし自分を色に例えたら何色ですか?吉田さん私は白みたいな人でありたいなとは思いますね。白って、何にでもなれる色ですから。―ちなみに、お好きな色も教えてください。吉田さん好きなのは、逆に黒です。特に、10代の頃の私服は「真っ黒じゃないと嫌」というくらいでしたね。でも、20代に入って心境の変化があったのか、最近は白い服が増えた気がしています。音楽活動と女優業は生きてると感じられる場所―劇中では、一郎を演じる田村健太郎さんをはじめ、宮崎美子さんや池田成志さんといった先輩俳優の方々がそろっています。現場で思い出に残っていることはありますか?吉田さんボクシングのゲームをしているシーンで汗をかいていないといけなかったので、田村さんと一緒に家の周りを走ってみたり、川を見に行ったりしました。宮崎さんは本当のお母さんみたいに優しかったですし、池田さんも本当のお父さんみたいに私を守ろうとしてくれて、うれしかったです。―本作では「幸せとは何か」というのも題材となっていますが、ご自身の“幸せのベクトル”が向かっている先を教えてください。吉田さん私が幸せを感じるのは、やっぱり音楽活動と女優業をしているとき。どちらも、私が生きていると感じられる場所でもあります。曲作りをしていたり、現場に入ったりするたびに、ここに私の幸せがあるんだと実感しているところです。―逆に、落ち込んでしまったときはどのようにして乗り越えていますか?吉田さんどんなに悔しいとか、辛いと感じることがあっても、それ以上に「こんなところで負けていられない!」という思いが自分のなかにあるので、意外とすぐに忘れて前を向いていけるタイプです。そもそも、何があっても寝ればわりとすぐに立ち直るほうですからね(笑)。―では、仕事をするうえでやめたいと思ったこともないと。吉田さんそれに関しては、中国で番組に参加しているときにリタイアしたいと何度も悩んだことはありました。いま振り返っても、あの半年間は21年生きてきたなかで一番大変だったかなと。でも、「中国まで来てこんな経験はいましかできない」と考えたら、最後まで残ることができました。あのときにめちゃめちゃ鍛えられたので、いまでは自分のことを“無敵”だと思っています(笑)。人にパワーを与えられる存在でありたい―いまとなっては、素晴らしい経験になったんですね。また、監督は常識という価値観を押しつけられることが嫌で本作にその思いを込めたそうですが、ご自身も周りに持たれるイメージと素の自分の間にギャップを感じることもありますか?吉田さん私は仕事もプライベートも家族といるときも、全部が素の状態。もちろん、いろんな顔を持ってはいますが、かわいこぶったりもできないのでありのままで生きてきました。ファンの前でも全部を見せているので、おそらくみなさんも知っているのではないかなと思いますが(笑)。―吉田さんは、その飾らないところが魅力だと思います。ご自身が影響を受けている方はいらっしゃいますか?吉田さん子どものころから尊敬しているのは、中川翔子さん。小学2年生のときに見に行ったしょこたんのライブでたまたま舞台に上げていただき、それがきっかけでアーティストを目指すことに決めました。テレビの3分クッキングの音楽にも合わせて踊っていたくらい、小さいときから踊ることが大好きで、最初はダンスを習っていたんですが、しょこたんとの出会いで歌も習うことに。そこからは歌手になることだけを目指してがんばってきました。あとは、東京事変さんとかも好きですが、やっぱり音楽そのものに大きな影響を受けていると思います。特に、ライブで感じる音からはパワーをもらいますが、私も人にパワーを与えられる存在でありたいです。20代は先を見ながら進んでいけるようになった―今後、さらに力を注いでいきたい活動や挑戦してみたいことがあれば、お聞かせください。吉田さんもともと演じることは好きですし、音楽活動と女優業は「表現する」という意味では似ているところも多いので、これからもこの2つはずっと続けていきたいと考えています。女優のお仕事では新たな感情を教えられることがあり、それを音楽に活かすことで歌詞が生まれる場合もあるので、その連携されている感じも好きなところです。いまやってみたい役を挙げるなら、悪役。これまでは活発な子やおとなしい子とか、意外と”普通の子“みたいなキャラクターが続いていましたから。ぜひ、めちゃくちゃ悪い役を演じてみたいです(笑)。―楽しみにしています!現在21歳ですが、20代に入ってから変わったことはありましたか?吉田さん仕事に対する思いは変わっていないですが、目の前のことばかりに立ち向かってきた10代に比べると、20代は先を見ながら進んで行くことができるようになったと感じています。あとは、お酒が飲めるようになったので、いろんな人と出会う機会が広がったのではないかなと。でも、そのくらいですね。かっこいいと思うのは、好きなことをしている人―美容面で続けていることや最近始めたことがあれば、教えてください。吉田さん私は美容がものすごく好きなので、お風呂から出たあとにいろんなケアをしているときが本当に楽しいです。どちらかというと、それによって得られる結果よりも、ケアの工程を楽しんでいるのかもしれません。ちなみに、最近買ったのは、人気のダーマペンのなかでも、ダウンタイムが必要ないとされている光のダーマペン。使い始めたばかりで効果についてはまだわかりませんが、美容の最新情報を追いかけるのが大好きなので、いつも欠かさずチェックしています。―いま目指している理想の女性像などもありますか?吉田さんやっぱり好きなことをしている人が一番かっこいいなと思います。そんなふうに毎日を過ごしている女性は輝いているので、私もそうなりたいです。―それでは最後に、ananweb読者に向けてメッセージをお願いします。吉田さんこの映画については、どこがおもしろいとか、何も言えない作品なので、まずはとにかく観てほしいです。人によって感じ方もまったく違うはずなので、幅広い年齢の方に観ていただけたらいいなと思っています。私自身に関しては、これからも好きなようにやっていけたらと考えているので、ぜひ応援していただけたらうれしいです。インタビューを終えてみて……。驚くほど高い透明感と、目力の強さが印象的な吉田さん。仕事の話をしているときのキラキラした表情からは、いかに充実しているかがうかがえました。今後、歌手としても女優としても、どのような振り幅を見せてくれるのか楽しみです。クセが強くて、目が離せない!多様性が重視される時代になったとされてはいるものの、いまだに仕事や結婚、子育てなど、社会の多数派による“常識”を押しつけられて生きづらさを感じている人も多いはず。そんなときだからこそ、一癖も二癖もある主人公たちが新たな“幸せのベクトル”を見つけようと模索する姿を観察してみては?写真・北尾渉(吉田凜音)取材、文・志村昌美ストーリー舞台は、日本のどこにでもある住宅街に建つ一軒家。社会を拒絶し、自主的に母のペットである“猫”になった息子の一郎は、慎ましい母とアル中の父の3 人で淡々と暮らしていた。そんなある日、母親が元カレと再会。得体の知れない金持ち紳士風の男は、父親のためにアイドルとして生きる娘とともに家にやってくる。そして、いつの間にか5人の奇妙な同居生活が始まることに……。予測不能な予告編はこちら!作品情報『猫と塩、または砂糖』7月23日(土) より、ユーロスペースほか全国順次ロードショー配給:一般社団法人PFF/マジックアワー️©2020 PFFパートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)/一般社団法人PFF写真・北尾渉(吉田凜音)
2022年07月20日【音楽通信】第109回目に登場するのは、10代、20代を中心に絶大な人気を誇る、福岡発のヒップホップシーンの新世代ラッパー、Rin音(りんね)さん!ラップバトルを観たのがきっかけでラップを始める【音楽通信】vol.10918歳からラッパーとしてのキャリアをスタートさせ、数々のMCバトルを総ナメにしてきたRin音さん。さまざまな言葉で織り成すリリックは、リアルでエモーショナル。10代、20代を中心に、絶大な人気を誇っています。ヒップホップシーンの新世代ラッパーとして注目を浴びるなか、2020年2月に配信した「snow jam」がTikTokから大ヒットし、『第62回輝く! 日本レコード大賞』の「新人賞」を受賞。リリースした楽曲のストリーミング総再生回数は3億3千万回を突破しました。そんなRin音さんが、2022年4月20日に2ndアルバム『cloud achoo(クラウドアチュー)』をリリースされたということで、お話をうかがいました。――小さい頃や学生時代は、どんな音楽を聴いていましたか。子どもの頃は、親がドライブ中にかけていたRHYMESTERさんやKICK THE CAN CREWさんといった日本のヒップホップを聴いていました。その後も、とくに音楽が大好きで聴くというよりも、AKB48さんやGReeeeNさんだったり、YouTubeを観て知ったMAN WITH A MISSIONさんだったり、世間で流行っている曲を聴くという感じでした。――ではそこからラッパーになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。高校1年生ぐらいの頃に、MCバトルの動画を観て「ラップバトルって面白そうだな」と興味を持つようになったんです。いろいろなラップバトルを観て、他の人の闘いを聴いているうちに「僕もやれそうだな」と思い始めたのがきっかけで、高校3年生からは自分でもフリースタイルを始めました。――ラップバトルに惹かれた理由も教えてください。MCバトルは、何が起こるかわからないから、面白いんです。例えば、格闘技なら小さい人が大きい人を倒せるかはわからないですよね、体格差があるから階級もありますし。でも、MCバトルは肉体とは別の競い合いで、音楽コンクールともまた違って、ラップで闘っていくことをスタイリッシュにやっていて、かっこいいなと思いました。――いつから音楽の道を志すようになったのですか。少しはラップができるようになったと思った大学1年生のときに、地元の福岡で「U-20 MC BATTLE」というラップバトルが開催されると聞いて出ることにしたら、ベスト8になって「意外と闘えるかも」と思いました。それと同時に、主催者の方に次のラップバトルでのライブショーケースにも出ないかというお話をもらったのですが、ライブとなると自分の曲が必要なのに、そのときはまだ自分で音楽を作ったことがなかったんです。でもライブを断って、バトルにだけ出るとディスられるので「出る」と返事をした手前、曲作りをすることになって。「歌ってみた」などの動画を参考にして、全部携帯で、曲作りをしました。今考えたら、ようやったなと思います(笑)。出る以上負けたくなくて、あのとき必死にやったことが、おかげさまで自分の大好きなものに巡り合うきっかけにもなってよかったです。――2019年7月にデビュー後、2020年2月の「snow jam」が大ヒットしましたが、心境や環境の変化はありましたか。学生時代は、「音楽やってる」とか「ラップやってる」と言うと、馬鹿にされたんですよね。本格的にやるならまだしも、かじっているだけだなんて言われて。もしかしたらそれは、やりたいことが見つかっていない人のジェラシーもあるのかもしれませんが。でも、そんな状況も、僕の曲をYouTubeにあげていくにつれて、少しずつ変わってきました。少ない再生回数だったのが、何百回再生になって、何万回再生になってと、次第にまわりからの反応も変化していって、僕のことを知っているという人が増えて。「snow jam」を出して、いろいろなTV番組に出演するようになってから、みんな「すごいね」と言ってくれるようになりました。音楽をやっていてよかった、結果が残せてよかったと思います。親にも、それまでは「就職しろ」とずっと言われていました。音楽の世界で成功することが難しいことはわかるので、僕も本当は、普通にインターンに行こうとか、就職しようと思っていて。社会人になって、趣味で音楽をやろうと思っていました。でも、「snow jam」で結果が出てからは、親も「じゃあ、がんばれ」と。だから、ありきたりですが、夢を追いかけている人には「追いかけたほうがいいよ」と言いたいですね。オバケの噂話をテーマにしたアルバム――2022年4月20日に2ndアルバム『cloud achoo』をリリースされました。アルバムに込めた思いからお聞かせください。タイトルからお話しすると、英語で「cloud」は雲ですが、ハロウィンで白い布を被って仮装するオバケが雲のように見えるので“オバケの仮装”をイメージしていて、「achoo」はハクション的なくしゃみの擬音語。よく噂話をするとくしゃみをすると言いますが、つまりは、オバケの噂話をテーマにしたアルバムです。噂話は噂話として、それが嘘か本当かはわからないじゃないですか。噂話を楽しんでもいいけど人を判断しない、どこで情報がねじまがっているか分からないから、鵜呑みにすると人が傷つくこともある、そういう思いを綴っている皮肉まじりのアルバムになりました。――タイトル曲「cloud achoo」は、どこかゲーム音楽のようなスピード感もある楽曲ですね。いままで僕の曲といえば、「snow jam」のようなしっとりしたイメージを持っている方も多いと思うのですが、「cloud achoo」はとても勢いのある曲です。オバケの噂話が流れたとき、つまり不可解な話が流れたときにどうすればいいかといえば、やっぱり「どうでもいいから暴れ回ってやろうぜ!」という感じ。何かあっても気にしなくてもいいよ、というテイストを再現して、ゲームで敵をぶった斬る、自分の中の邪魔者を攻撃するという感じの曲になりました。――リード曲「Blue Diary」は胸に刺さるようなラブソングです。この曲は、4月9日から始まったテレビアニメ『アオアシ』(NHK Eテレ 毎週土曜 午後6時25分)のエンディングテーマ曲のお話をいただいてから作りました。サッカー漫画の『アオアシ』は、ずっとサッカーをやっている主人公が、高校生になってJリーグのユースに入って、チームでスポーツをするなかでぶつかりながらも成長していく姿を描いています。青春を感じる物語なので、僕も青春を感じるタイミングで歌詞を書いたらマッチするだろうと思っていました。ちょうどツアーをやっている時期に曲作りをすることになって、僕もクボタカイ、ICARUSといった音楽を始めたときから一緒にいる仲間と全国をまわっているうちに、ツアーが成功したのはこのチームのおかげだと実感したんです。でも、家に帰ると、ひとりで問題点のことを考える課題もあったり、ぶつかって仲間にうまく接することができないときもあったり。もしこれが学生時代だったらと思うと、『アオアシ』のチームで夢を追う世界ともリンクできて、想像もふくらんだので、ツアーが終わってすぐに曲を書きました。だから思い入れもあるし、いい曲になったと思っています。――お名前のあがったラッパーのICARUSさんや、シンガーソングライターのasmiさん、A夏目(あなつめ)さんとの曲も収録されていますね。仲間との曲は、僕ももちろんリスナーのみんなも聴きたいでしょうし、作りたいものを再現したいのは、仲間なんです。1stアルバムも同じようなメンバーで作っているので、僕らの成長をまた感じてもらえたら。ICARUSとの曲なら自分の引き出しであったり、asmiとの曲なら言葉づかいの成長や表現力だったり、A夏目という新しい仲間ができたことだったり。新しいアルバムで、自分の人生を残していくというイメージもありますね。――作詞をするときなど、いつもはどのように曲作りをしているのですか。最初にメロディやフロウを考えて、そこから言いたいことをフリースタイルでやっていくと、ふと出た言葉が面白かったりするんですよね。それでまた少しずつ変えていって、前の部分につなげていってという感じで、言葉をつなげていって完成させます。基本的に、あまり考えすぎないときのほうが、ちゃんと中身のあるリリックになって、うまくいきますね。リリックにはけっこうメッセージを込めています。どんなふうに伝わっているのかはわかりませんが、凝った作りをしているので気づいてくれたらなと。もともとギミックがあるようなものが好きなので、そこを読み解いてくれたらうれしいです。――ご自身でリリックを書くときに大事にしていることはありますか。あまり否定したり、自分が言われていやなことは書きません。実際に目の前でいやなことを言われたら言い返しますが(笑)、それ以外の優しい人や聴いてくれる人たちのことを傷つけたくないから。ウェルカムの姿勢は一生崩したくないので、みんなに届くようにという思いを込めています。――どんなふうにアルバムを聴いてほしいでしょうか。全部新曲なので、一度全曲を聴いてほしいですね。その後に、好きな曲が偏ってくるのは構わないから。きっと人によって好きな曲が全然違うと思うので、それぐらい収録曲は方向性をバラバラにしたつもりですし、いろいろなことをやったつもりです。曲を聴いたときはこっちの曲が好きだったけど、ライブで聴いたらこっちのほうがよかったとか、音楽を聴く楽しさが広がってくれたらいいですね。――歌うとき、パフォーマンスするときに心がけていることはありますか。楽しくありたいですね。僕は、曲を聴くよりも、作るときが楽しいんです。作るときに楽しんでいれば、リスナーの方にも楽しさが伝わるかなと。聴き心地を大事にしたいと思っていますね。だから、実はどちらかというと、ライブはあまり好きではない(笑)。いまは披露するときよりも、曲作りに楽しさを見出しているんだと思います。「やっていて楽しいな」と思える活動を目指す――お話は変わりますが、いまハマっていることや趣味はありますか。ゲームと料理ですね。僕のYouTubeでサブチャンネルを始めたんですが、この前トマト鍋を作りました。料理が好きだから、料理番組のようにしようと思っていたんですが、ちょっと高度なボケをしてしまって(笑)。なぜなら、料理を作るYouTubeなのに、記念すべき1回目に、ただ材料を切って煮込むだけの鍋をするという内容で……。家では最近、豚汁を作りました。これも簡単ですよ、具材を入れればできます(笑)。――楽しそうですね(笑)。ところで、Rin音さんは髪色も鮮やかでおしゃれな印象ですが、ファッションなどのこだわりはありますか。全然ないんですよ。こんな髪色だと、普通のお仕事はできないかもしれないから、これは僕の特権だと思って色を入れて。ピンク色を選んだのは、ふとX JAPANのhideさんがかっこいいなと、ピンクの髪色がいいなと思ったから。なので、今後、そのときどきで髪色も変わっていくと思います。――いまも福岡県にお住まいということですが、例えばライブなどで他の街に行くと、地元との違いを感じますか。感じますね。人柄も、街並みも、ライブの盛り上がり方も違うから。僕の場合は、とくに名古屋のライブは盛り上がってくれることが多いですね。もしかすると、名古屋の街並みと、福岡の親不幸通りという、ヒップホップのクラブがたくさんある通りなどの街並みが似ているので、そういうのも関係があるのかな。――福岡の親不孝通りはヒップホップが盛んという一方で、福岡といえばシーナ&ロケッツなどの“めんたいロック”も有名ですが、音楽と相性のいい街という印象もあります。確かに、音楽といえば、ジャンルに対しての偏見がない人が多いかもしれませんね。ライブでも、東京から有名人を連れてくるのはなかなか難しいので、自分たちでやるしかないから、ラッパーの場合もひとつのライブハウスに多ジャンルのラッパーが集まります。ゴリゴリ怖い系、僕みたいなタイプ、もっとケミカリーな人など。そこは面白いかもしれませんね、異色の存在と常に触れ合えるのは、福岡の良さですね。――いろいろなお話をありがとうございました。では最後に、今後の抱負をお聞かせください。「やっていて楽しいな」と思える活動を目指したいので、常に新鮮なことをしたいですね。「誰もやっていないことができた」と言える1年にしたいので、これからもがんばります!取材後記地元の福岡から音楽を放ち、全国区へと人気が拡大していった、新世代ラッパーのRin音さん。Z世代に熱く支持されるヒップホップシーンのニュースターながら、日常を歌う曲たちのように、飾らない親しみあふれるキャラクターで、今後ますますブレイクしそうな予感です。そんなRin音さんのニューアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。取材、文・かわむらあみりRin音PROFILE1998年生、福岡県宗像市生まれ。18 歳からラッパーとしてのキャリアをスタートさせ、数々のMCバトルを総ナメする実力派。「2018 天神U20MC battle Round1」優勝、「KMB vol.7」準優勝、「チュリトリスワールド」優勝などMC バトルで頭角を現す。2019年7月、1st EP『film drip』を配信限定リリースし、ヒップホップシーンで新世代ラッパーとして注目を浴びる。2020年2月に配信した「snow jam」はSpotify 国内バイラルランキング1位、Apple Music総合ランキング の9位にまで上昇するなど大ヒットし、各ランキングに軒並みランクイン。同年『第62回輝く! 日本レコード大賞』にて「新人賞」を受賞。現在、楽曲のストリーミング総再生回数3億3千万回突破、YouTube のチャンネル登録者数は18万人を超え、総再生回数は3600 万回を達成。地元である福岡県宗像市の「むなかた応援大使」を務める。2022年4月20日、2ndアルバム『cloud achoo』をリリース。InformationNew Release『cloud achoo』(収録曲)01. Blue Diary02. heaven town03. bless feat.asmi04. cloud achoo05. 悪運星人06. sunny hunny07. glitch switch08. hell virgo feat.ICARUS09. beryllium10. bella11. Myth12. specter wedding feat.A夏目13. Ghost U Clock2022年4月20日発売*収録曲は全形態共通。(通常盤)POCS-30010(CD)¥2,500(税込)(初回限定盤)POCS-39004(CD+DVD)¥3,500(税込)取材、文・かわむらあみり
2022年04月21日7月18日~25日まで紀伊國屋ホールにて開催されたラッパ屋「コメンテーターズ」東京公演。この度、本作を観劇したフリーアナウンサーの笠井信輔と、劇団ラッパ屋主催の鈴木聡による対談映像が公開された。本作は、面白半分にYouTubeを始めた親父が人気となり、ワイドショーのコメンテーターに抜擢される珍騒動を描いた作品。笠井は日頃からラッパ屋を応援しており、今回の対談が実現した。映像では笠井が本作の魅力と、ワイドショーの裏側を語る。「コメンテーターズ」を観劇した人も、まだ観ていない人も楽しめる内容となっているので、ぜひチェックしてほしい。なお、ラッパ屋「コメンテーターズ」は 7月31日(土)まで配信で観劇可能。 視聴券の購入は7月31日10:00まで、視聴は7月31日12:00までとなる。 詳しくはラッパ屋HPまで。★フリーアナウンサー・笠井信輔&ラッパ屋主宰・鈴木聡 対談映像【公演概要】ラッパ屋 第46回公演「コメンテーターズ」7月18日(日)~25日(日) @紀伊國屋ホール脚本・演出:鈴木聡音楽・演奏:佐山こうた出演:おかやまはじめ俵木藤汰木村靖司 / 弘中麻紀岩橋道子ともさと衣大草理乙子谷川清美(演劇集団円)瓜生和成(小松台東)北村岳子中野順一朗浦川拓海青野竜平(新宿公社)黒須洋嗣佐山こうた / 宇納佑熊川隆一武藤直樹公式HP:
2021年07月29日オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)より、アメリカ人ラッパーのセオフィラス・ロンドンとのコラボレーションによるカプセルコレクション「オフ-ホワイト c/o セオフィラス ロンドン(OFF-WHITE™ c/o Theophilus London)」が登場。2021年6月8日(火)より、“サムシング & アソシエイツ” c/o オフ-ホワイト トウキョウにて発売される。オフ-ホワイト×米ラッパーによる新作カプセルコレクションヴァージル・アブローとセオフィラス・ロンドンのかねてからの交友により実現した本コラボレーションコレクション。セオフィラス・ロンドンが2020年にリリースしたアルバム『Bebey』を記念した、5つのアイテムを展開する。半袖Tシャツやパーカーなど全5アイテムを展開ラインナップするのは、半袖Tシャツ、フリースパーカー、バケットハット、トラックスーツジャケット、セルビッジデニム。それぞれのアイテムには『Bebey』のアートワークを用いたデザインを施した。半袖Tシャツやフリースパーカー、バケットハットには、『Bebey』のジャケットに使用している人物の胸像とオフ-ホワイトのアイコンをミックスしたグラフィックをオン。また、ヒマワリのイラストと赤いサイドテープが特徴的なトラックスーツジャケットのバックプリントには“Bebey”の文字を配した。また、全てのアイテムにセオフィラス・ロンドンのサインが入ったカスタムラベルをデザイン。コラボレーションコレクションならではのスペシャルな仕様に仕上げた。【詳細】オフ-ホワイト c/o セオフィラス ロンドン発売日:2021年6月8日(火)販売店舗:“サムシング & アソシエイツ” c/o オフ-ホワイト トウキョウ、オフ-ホワイト公式サイト価格:Tシャツ 42,900円、パーカー 82,500円、トラックスーツ ジャケット 128,700円/パンツ 116,600円、セルビッジデニム 184,800円【問い合わせ先】イーストランドTEL:03-6231-2970
2021年06月11日KICK THE CAN CREWのリーダー・LITTLEと北海道在住の高校生ラッパー・MCリトルがコラボレーションし、きょう29日より“リトルLITTLE”名義の楽曲「same name/note」をダウンロード&ストリーミングリリースする。HIP HOPアーティストとして活動21年目を迎え、最近では「愛韻家協会」を設立するなど、地元八王子への思いを込めて「JIMOTO RECORDS」を主宰しているLITTLEが、同名の現役高校生ラッパーとタッグを組む。MCリトルは、AbemaTV『フリースタイルMonsters War2020~令和までお待たせしすぎたかもしれませんSP~』で優勝した注目株の18歳。 27歳の年齢差となる2人のコラボ曲「same name」は、リリースに合わせてミュージックビデオも公開し、本日29日21時からは、2人でインスタライブも行う。LITTLEは今回のコラボについて「生まれ育ちや世代もぜんぜん違うけどビートの上では関係ない。同じ名前だという偶然とヒップホップに感謝!!」とコメントを寄せた。MCリトルは、「中学生の時日本のRAPのシーンを知らないまま趣味でラップをやっていて、当時背の順が1番前という理由でMCリトルと名をつけて、色んな人に同じ名前のラッパーいるよと言われてLITTLEさんを知りました」と自身の名前の由来、LITTLEを知った経緯を明かす。LITTLEからは、Monsters War2020をきっかけに連絡をもらい、今回のコラボレーションに至ったという。楽曲については「同じ名前でもそれぞれの人生があってそれぞれの色があるということがこの楽曲から感じられると思います!」と意気込みを見せた。
2021年01月29日【音楽通信】第56回目に登場するのは、23歳にして初めてのウエディングソングを手がけた、沖縄発の新世代ラッパー、Rude-α(ルードアルファ)さん!写真・黒川ひろみ 取材、文・かわむらあみり【音楽通信】vol. 56ORANGE RANGEの曲で初めて音楽を認識した高校1年のときからストリートダンスを始めた、Rude-αさん。高校2年のときには、近所の公園でフリースタイルを仕掛けられたことをきっかけにラップを始め、翌年には「第6回全国高校生ラップ選手権」に出場して準優勝しました。2018年には、沖縄から東京へと上京後、初のEP『20』(Nijyu)をリリースし、iTunesヒップホップアルバムチャートで初登場1位を獲得。その後、初の海外ライブを敢行し、2019年にはAbemaTVの人気恋愛リアリティ番組『オオカミちゃんには騙されない』に出演し、ティーンエイジャーの間で大きな注目を集め話題に。2020年3月には、1stアルバム『23』をリリースするなど、その後もコンスタントに作品を発表し、そのたびにファンを魅了。現在Instagram 13.8万人、Twitter 11万人を超えるほどの人気者です。そんなRude-αさんが、11月4日に、ニューシングル「マリーミー」を配信リリースされるということで、お話をうかがいました。ーー幼少時にどんな音楽を聴いていたのでしょうか。音楽を意識しだした出来事はあったのですか。普通に幼少時は童謡を聴いて育ちましたね。成長していくなかで、物心がついて初めて“音楽”というものを認識したのは、ORANGE RANGEの曲です。母親が車でORANGE RANGEの曲をかけていて、自然と耳にする機会があったから、いい曲だなって。メジャーデビューしているアーティストの音楽を聴いたのも、ORANGE RANGEが最初だと思います。ーーRude-αさんは沖縄ご出身ですし、同郷のORANGE RANGEさんの曲をよく聴いていたのですね。はい、曲を聴いたり、ライブを観に行ったりしていました。ーーではストリートダンスを始められたのはどのような経緯でしょうか。地元の街を歩いていると、いろいろな人が鏡の前でダンスの練習をやっていて、それを見て僕もやりたいなって。ダンスをしている人に「ダンスを教えてください、得意じゃないですか」とお願いして、その人からダンスを教えてもらったのが始めたきっかけですね。ーー翌年には「第6回全国高校生ラップ選手権」で準優勝されていますが、努力されたのですね。いえいえ、努力というよりも、当時はそれしかやることがなかったし、夢中になれるものがなかったから、好きでやっていただけなんです。だから、いまでも練習をしていたとは思っていません。「ラップ選手権」もたまたまやっていると知って、受けてみたら、受かっちゃってという感じなんですよ。ーー天性のものがあるのですね。新世代ラッパーとして注目されているRude-αさんですが、影響を受けたラッパーの方はいるのでしょうか。KDTという地元のラッパーにフリースタイルを仕掛けられたことから、ラップを始めることになったんです。だからそういう意味では、一番影響を受けたのは彼かもしれないですね。ライバルではなく、いまの自分を作ってくれた人、先輩のような存在です。ーー沖縄から東京へと上京後、インディーズでのiTunesヒップホップアルバムチャートで初登場1位を獲得した後も快進撃を遂げていますが、デビューされてから現在までの1年半、これまでに印象に残ったことは。デビューしたこと自体も印象深いんですが、昨年の7月にリリースした「LIFE」という曲で、TVアニメ『Dr.STONE』(TOKYO MXほか 2019年放送)のエンディングテーマをやらせていただいたんです。このアニメは、『週刊少年ジャンプ』(集英社)でいまも連載中の作品がアニメ化して放送されていたんですが、この曲を担当することで海外の方も僕の歌を聴いてくれて、すごく反応してくれました。もちろん言葉も違いますし、まさか日本以外の方にまで反響があるとは思っていなくて、その国に行ったことがなくても、海を超えてそういう人たちの日常のなかに自分の音楽が鳴っているなんて。これは音楽をやっていないと、なかなかできない経験だと実感しました。ほかにもいろいろな発見があるんですが、毎日の出来事が、明日の自分を作ってくれているという感じがしますね。ーー音楽以外では、デビュー後にAbemaTVの恋愛リアリティー番組『オオカミちゃんには騙されない』に出演されましたが、歌とはまた違う環境はいかがでしたか。番組出演は歌うこととは全然違うものなんですが、人生1回しかないですし、人間いつかは死ぬから、こういった経験もいいんじゃないかなと出演しました。僕のように音楽をやっている人間が出ると、「そういうの出るんだ」と思う方も少なからずいたんですが、僕は雑音が気にならないんです。出演したおかげで、いままで思っていなかったことにも気づけましたし、いい夏だったなと思っていますね。ーーまたそれがご自身の曲作りにも良い影響があったり?そうですね。その経験をもとに作った歌もありますし、さまざまな友達もできましたし、恋愛をするということ以上に、出演していろいろなものをもらえた機会だったなと思います。年老いていく美しさも愛する初のウエディングソングーー2020年11月4日に、しっとりと聴かせるラブバラードのシングル「マリーミー」を配信リリースされます。今回は初のウエディングソングを手がけられましたね。この曲は、現在放送中の連続ドラマ『マリーミー!』(テレビ朝日系 毎週土曜深夜2:30、ABCテレビ 毎週日曜午後11:25)の主題歌のお話をいただいてから、作りました。ドラマの台本や原作の漫画を読ませていただいたりして、歌詞を書いていきましたね。ーーこういったラブソングでは、曲を作るときは、いつもご自身の体験から作られるのでしょうか。いつもはメロディから決めていくんですが、実体験はないですね。けっこう恋愛の曲を作っているんですが、たいした恋愛をしたことがないので、想像だったり、本を読んだり、日常で誰かが言っていた何気ない会話からインスパイアされて歌詞を書いたりしていますね。ーー「マリーミー」の「シワの増えた顔も 白く染まる髪の毛も全部 隣で見たい 愛しさを知った」というリリックに驚いたのですが、クラシカルな表現といいますかロマンチックな内容は、23歳のRude-αさんの結婚観も歌詞に反映されていますか。まだ結婚は身近ではないですよね?いや、地元の友達はすでに結婚していますし、沖縄では結婚が早い風習があるので、みんなすぐ結婚して、すぐ子どもを産みます(笑)。沖縄へ帰ると、おばあちゃんに「あんた早く結婚しなさい!」って言われるんですよ、「結婚しないと物事の分別がつかない!」とけっこう言われるんです。でも、東京で早く結婚しようとすると「早くない?」って、結婚しても30歳ぐらいじゃないですか。僕は内心、焦っていますけどね。23歳って、母親が僕を産んだ年齢なんですよ。それを考えたら、いま僕はまだ結婚していないから、そろそろお見合いしようかなと思います(笑)。ーー早い結婚もいいと思います(笑)。結婚していないやつがこんな歌詞を書いていますが、たとえば、いまのきれいな相手が好きだらかといった気持ちではなく、だんだんと年老いていくことやうれしいこと、それにいろいろな悲しいこととか、そういったすべてのことを一緒に背負っていくのが、僕は一番いい。年老いていく美しさがあると思って、こういう歌詞を書いたんです。ーーでは理想の家庭像はありますか。息子は野放しにして、娘は彼女みたいに育てたい(笑)。男の子は人に迷惑をかけなければ、好きなことをやったらいいと思っていて、でも女の子は……。渋谷とか歩いていると、たまに酔いつぶれている女の子とかがいたり、いつか「留学したい」とか言われたりして、どこかでチャラい男とかに当たってしまわないかといまから気が気ではないですね(笑)。ーーいいお父さんになりそうです(笑)。ちなみに、ドラマの『マリーミー!』にもカメオ出演されていましたが、現場の様子はいかがでしたか。カメオ出演って、何なのかもよくわからなかったんですが、当日現場に行ったらスタッフの方が「客役のRude-αさん入りまーす!」と言われて。そのときに初めて客の役だと知って、台本もそのときに渡されたものを見て、セリフも“お好きにお答えください”としか書かれていなくて。監督に「どうしたらいいですか?」と聞いたら、「いつもの感じで」と言われて、それをそのままドラマで実践したんですよ。ドラマ初演技とか言われるんですが、演技と言ってもいいのか戸惑います。ーー主演は、雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルでもある、久間田琳加さんですが、一緒のシーンにご出演されていましたが何かお話しされましたか。久間田さんに「曲が好きで、よく聴いてるんです」と言われたんですが、むしろ「聴かないでください」って言って(笑)。ーーなぜですか(笑)!?久間田さん、めちゃくちゃかわいかったんですよ! でもプライベートでは絶対会いたくない、ドラマの現場にあんなにかわいい人がいるんだったら、緊張してしまうのでもう行きたくないなと思いました! 遠くから見ていたいですね。ーーでは、久間田さんの相手役の瀬戸利樹さんは、主題歌のことは何かおっしゃっていましたか。瀬戸さんは「ドラマにぴったりな曲だね」とか、いろいろと感想を話してくれました。瀬戸さんと久間田さんには、僕のグッズなどを渡したんですが、おふたりとも喜んでくれて、良かったなと思いましたね。ーー今後も機会があれば、演技のほうも?ないですね(笑)。新しい可能性を見せちゃうと、事務所に依頼が届いて仕事が増えていくので、音楽だけでいいです。「ピースな感じで」人の悩みを吹き飛ばす存在になるーー現在、コロナ禍ではありますが、どんなふうにおうちで過ごしていますか。以前の自粛期間は、お店に行くことはなかったですが、その頃からけっこう散歩はしていましたね。僕、友達と4人でシェアハウスで暮らしているんです。最近は、朝起きてから、友達と4人で近所の弁当屋で弁当を買って公園で食べて、日中の予定が何もないときは公園でピアノの練習をして。夜は銭湯から帰った後に、公園でみんなとビールやチューハイを飲んだり。雨の日でも公園へ行って、雨を見ています。子ども用の雨宿りする場所があって、そこに誰もいないときは、雨宿りしながらピアノの練習をして、あとは鳩を見ていますね。「雨の日は鳩がどこにいるのかな?」と考えていたら、雨の日も鳩って濡れながら外にそのままいるんですよね、そういう発見が楽しいです。ーー今回の新曲のタイトルは「マリーミー」ですが、Rude-αさんの理想の女性像は。一番は、思いやりのある人がいいです。受け入れてもらうことを考えるよりも、まず相手を受け入れる人。愛されるより先に、自分から愛するということをわかっている人がいいですね。僕と同い年の女友達もいますが、自分に合うタイプの女の人は同世代よりも、もっと年上かも。心が広くて、ふたりで会話していると、自分の悩みなんてちっぽけに思えるような人というと、おばあちゃんですね。おばあちゃんとは、一緒にいるだけで、安心感を得られるというか。おばあちゃん以外では、そんな女の人には、まだ会ったことがないですけどね(笑)。ーーちなみにラブソングを書かれるときは、そういった理想の女性を思い描いて書かれたりするんですか。いやもう、わがままな女性たちを書いています(笑)。ラブソング書くときは、女性だったり、男性だったり、いろいろな人にその心情があてはまるように書いていますね。ーーでは最後に、今後の抱負をお聞かせください。ずっと公言していることは「武道館でワンマンライブやります!」ということで、一番はそれです。いまはこういう時期ですし、予定していたものがいろいろと止まってしまうことがあるなかで最近思ったのは、世の中で売れる売れないとか、メジャーやアンダーグラウンドとかは関係がないなと。一番大事なことは、人の気持ちを動かせる、悩んでいる人がいるときに、僕を見たら笑えるというような、人の悩みを吹き飛ばせるアーティストになれたらいいなと思っているんです。さっきお話しした理想の女性像もリンクしていますが、安心感を得られるような存在がいい。これからも、ピースな感じでいきたいですね。取材後記新世代ラッパーとしてさらに人気急上昇中のRude-αさん。沖縄の風を感じるパーソナリティはとてもあたたかく、和やかに、取材させていただくことができました。23歳にして手がけた初のウエディングソングには、等身大のRude-αさんの想いがこめられています。そんなRude-αさんのニューシングルをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。Rude-α PROFILE1997年2月8日、沖縄県沖縄市出身。高校1年のときからストリートダンスを始め、各種ダンスバトルやイベントに出演。高校2年のとき、近所の公園でフリースタイルを仕掛けられたことをきっかけにラップを始める。翌年、「第6回全国高校生ラップ選手権」に出場し、準優勝。東京上京後、2017年からはバンド編成でのライブ活動をスタート。2018年2月、東京上京後初のEP『20』(Nijyu)をリリースし、iTunesヒップホップアルバムチャートで初登場1位を獲得。3月にはアメリカ・オースティンで行われている音楽フェスSXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト) 、そして全米7都市を廻るSXSWジャパンツアーに参加し、初の海外ライブを敢行。2019年5月、メジャーデビューEP『22』(Nijyuni)をリリース。先行配信シングル「wonder」が、ストリーミング400万回、MV視聴250万回を突破。さらに7月からはAbemaTVの人気恋愛リアリティ番組『オオカミちゃんには騙されない』に出演し、独特なキャラクターがティーンエイジャーの間で大きな注目を集め話題に。番組出演をきっかけに、わずか3か月の間でSNSフォロワーが激増。現在Instagram 13.8万人、Twitter 11万人を超えるフォロワーを持つ。2019年9月23日(水)、デジタルシングル「It’s only love」をリリース。本人直筆のリリックビデオが話題を呼び、MV本編公開前にも関わらずYouTubeを中心に35万回を再生。MV本編公開後には、わずか4か月でYouTube345万回再生、ストリーミングでは600万回再生を超え、いまだロングヒットとなり、自身最大のヒット曲となった。2020年3月、1stアルバム『23』をリリース。8月、自身初の書下ろしエッセイ「何者でもない僕たちに光を」(KADOKAWA)発売。11月4日、ニューシングル「マリーミー」を配信リリース。InformationNew Release「マリーミー」ABCテレビ ドラマL『マリーミー!』主題歌(収録曲)01.マリーミー02.マリーミー instrumental2020年11月4日配信リリース
2020年11月05日今や日本のヒップホップ・シーンのみならずアジア各地からも注目を集める沖縄出身のラッパー、Awichが遂にメジャーデビューする。14歳でヒップホップに出合ってから、その表現手段は人生とともにある。鋭い眼差しと言葉が激変する時代を愛で包む。「ヒップホップが教えてくれたのは、自分のオリジナリティと生まれた場所に根ざして感謝しながら生きること。ゲットーで生きる黒人たちから始まったヒップホップに、沖縄で生まれた私にも通じるものを感じた。沖縄に米軍基地があることや、歴史的背景もそう。どんな環境にも様々な側面があるけど、良さも悪さも、良さにしていく力が必要だから」音楽を続けながらも高校卒業後にビジネスを学ぶために渡米し、現地男性と結婚して出産した。そんな矢先に夫と死別するという悲劇に見舞われる。新作『Partition』に収録された「Patrona」や「Revenge」には、それでも戦う意志と理由を込めた。「どんな状況でも私は歌詞を書いて歌うことをやめなかった。音楽やってる友達のスタジオに行ったりステージに立ったり、アメリカでもそんなことをずっとやってた。特に旦那は『絶対に音楽をやめるな。書き続けろ』と言ってくれていました」転機となったのは帰国後にヒップホップ集団のYENTOWNと、プロデューサーのChaki Zuluとの出会い。2017年から活動は一気に加速し、2020年、遂にメジャーデビュー。新作にはコロナ禍とその後の社会を綴った「Awake」も収録された。「Black Lives Matterの運動も広がっていますけど、黒人男性がいろんな理由で突然いなくなっちゃうことって本当に多いんです。個人の事情ももちろんあるけど、生活している中で大きな渦に巻き込まれて抜け出せない構造があるからこうして今、人権運動が激化してる。世界の激変する状況を乗り越える力を、音楽で生んでいきたい」そんな真摯なメッセージのみならず、ユーモアのある言葉遊びが光る「Sign」や、切ないメロディが耳に残る「Good Bye」など多面的な魅力を覗かせる。「強い女は弱さを見せないとか、エロい女は中身がないとか、型にハマるのは嫌(笑)。全てを超越するような存在になりたいですね」痛みを知っているからこそ、力強く生きるエネルギーが音楽に注がれる。話の最後にAwichは深い悲しみから抜け出す術を教えてくれた。「今あるものに感謝すること。失ったものが悲しくて辛かったとしても、そのシチュエーションに隠された良い面と悪い面を見つけて。私の場合は旦那が死んでひとりになって、どん底を感じた、この感情こそが財産なのかもしれないと思った。だからどんなことが起こっても、そこから立ち上がったストーリーに自分で価値を見出してあげて」EP『Partition』【通常盤(CD)】¥1,980(ユニバーサル ミュージック・ジャパン)先行配信シングル曲「Shook Shook」も収録の全7曲。深みのある歌声とスキルフルなラップを存分に堪能できる。エーウィッチ1986年、沖縄県那覇市生まれのラッパー。2017年に日本のヒップホップクルー、YENTOWNに加入後、アルバム『8』『孔雀』をリリースして鋭い言葉と深みのある歌声で圧倒的な支持を集める。※『anan』2020年7月29日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)取材、文・上野三樹(by anan編集部)
2020年07月22日Lil Wayneに続くニューオリンズ出身の期待のホープとしてシーンに現れ、The AlchemistやWiz Khalifaとコラボ作品をリリースするなど、名だたるアーティストを虜にしてきた、実力派ラッパー・CURREN$Yとのジョイント作。ボディはブルーの同系色で統一し、バックステーには自身のレーベル“Jet Life”を刻印。ヒール部分の「BAPE STA」のロゴとライナーはイエローでアクセントが加えられている。「今回のコラボは長い人生において、いずれ実現すること予測していた」というCURREN$Yの歴史に刻まれる名作だ。This is a collaboration project between BAPE(R) and CURREN$Y, an accomplished worldwide famous rapper out of New Orleans following Lil Wayne, who has enamored and collaborated with big-name artists like The Alchemist and Wiz Khalifa. Blue toned colors streamline the look and the backstay is engraved with a black stamp of “Jet Life”, the rapper’s record label. The “BAPE STA” logo on the heel and the liner are adorned in a vibrant yellow color. The rapper expressed, “I predicted that this collaboration will happen, sometime in my long life”. You can be sure that this will be one of the masterpieces in CURREN$Y’s history.CURREN$Yからのメッセージ:「これは僕だけではなく、”ジェット・ライフ”のリスナーが待ち望んでいたことだ。」Message from the CURREN$Y:“This was long anticipated by all of “Jet Life” listeners as well as me.”Model: CURREN$YBAPE® x CURREN$Y BAPE STA™は2020年7月11日よりA BATHING APE®正規取り扱い店舗および US.BAPE.COM、BAPE.COM WEB STORE、ZOZOTOWNにて発売。The BAPE® x CURREN$Y BAPE STA™ will be available on Saturday, July 11th, 2020 at A BATHING APE® locations, US.BAPE.COM, BAPE.COM WEB STORE and ZOZOTOWN.アイテム発売日 / Item launch date:2020年7月11日(土)BAPE.COM 特設ページ: @bape_japanFacebook: www.facebook.com/BAPE.OFFICIALTwitter: @BAPEOFFICIAL企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月09日元『おニャン子クラブ』のメンバーでタレントの渡辺美奈代(わたなべ・みなよ)さんには2人の息子がおり、長男はラッパーやアイドルグループのメンバーとして活躍しています。一方の次男もタレントとして活動しており、バラエティ番組などで活躍。また、タレントの西村知美(にしむら・ともみ)さんの娘と同じ学校に通っていることが分かっています。そんな渡辺美奈代さんの息子たちの名前や活躍ぶり、大学、身長など、さまざまな情報を紹介します!渡辺美奈代の息子は2人!名前は?渡辺美奈代さんは1985年に、バラエティ番組 『夕やけニャンニャン』(フジテレビ系) のオーディション企画『アイドルを探せ!』に合格。その後、番組発のアイドルグループ 『おニャン子クラブ』 のメンバーとして一世を風靡しました。1987年に同グループが解散した後も歌手やタレントとして活躍。1996年に元タレントで実業家の男性と結婚し、1997年に長男の矢島愛弥(やじま・まなや)さん、2003年に次男の矢島名月(やじま・なづき)さんを出産しています。 この投稿をInstagramで見る 渡辺美奈代(@watanabe_minayo)がシェアした投稿 - 2020年 6月月21日午後5時22分PDT渡辺美奈代の息子・矢島愛弥はラッパーでアイドル!渡辺美奈代さんの長男の矢島愛弥さんは、『愛弥』の名義で2015年9月にダンスボーカルユニット『And More』としてデビュー。しかし、翌年にメンバーの大起さんが卒業したことをきっかけに、『And More』は解散しました。以降、名義を『矢島愛弥』にしてソロデビューを果たし、2017年7月にシングル『Bounce Bounce!!』を発売しています。 この投稿をInstagramで見る 矢島愛弥(@yajima__manaya)がシェアした投稿 - 2017年 7月月6日午前1時01分PDT同作はダンスPOPをテーマにした4曲で構成されており、全曲を本人が作詞したことでも話題になりました。さらに同年には『LILCRAZY』という名義でラッパーとしての活動もスタート。2019年6月には男性アイドルグループ『B2takes!!』へ加入し、ブログではその報告とともに意気込みをつづっています。B2takes‼︎に大きなリスペクトを抱き、感謝の気持ちを大切にします!僕自身も高い目標を掲げ、新たな矢島愛弥をさらに上の上の上にいけるよう頑張っていきます。矢島愛弥オフィシャルブログーより引用個性豊かなイケメンメンバー12名からなる『B2takes!!』は、ファンとのコールアンドレスポンスを大切に、初心者でも楽しめるライブパフォーマンスを行なっています。その中で、矢島愛弥さんは持ち前の歌とダンスを披露。ほかのメンバーに負けないパフォーマンスで、観客を魅了しています。矢島愛弥、大学卒業後に大学院に進学!渡辺美奈代さんが2020年3月9日にブログを更新。矢島愛弥さんが大学を卒業したことを明かしています。投稿では入学式の時に撮影した親子のツーショットとともに、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、卒業式が中止になってしまったことを報告。卒業式が中止になり愛弥の学校行事は全て終了になってしまいました。お仕事との両立大変だったと思いますが本当によく頑張ったと思います!おめでとう。渡辺美奈代オフィシャルブログーより引用それでも「お仕事との両立は大変だったと思いますが、本当によく頑張ったと思います!」と4年間の頑張りを褒め、息子の成長を喜んでいます。さらに同日の別の投稿では、矢島愛弥さんが春から大学院に進学することを発表。ここでも息子との仲むつまじいツーショットを掲載し、母として息子の新たな門出を祝福しています。矢島愛弥さんのさらなる飛躍に期待ですね!渡辺美奈代の次男・矢島名月は西村知美の娘と同級生!渡辺美奈代さんの次男・矢島名月さんは2008年にバラエティ番組『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)で親子共演を果たし、2017年からはブログを始めるなどタレントとして活動しています。そして2018年には兄・矢島愛弥さんとともにバラエティ番組『踊る!さんま御殿‼』(日本テレビ系)に出演。自身のインスタグラムでは楽屋前で撮影された兄弟ショットを投稿し、「ぜひ見てね」とファンに呼びかけています。 View this post on Instagram A post shared by 矢島名月 (@yajima_nazuki) on Dec 17, 2018 at 5:59am PSTそんな矢島名月さんは2019年4月に高校に入学。同校にはタレントの西村知美さんの娘・咲々(ささ)さんも通っており、2019年4月6日に更新された渡辺美奈代さんのブログに4人のショットが掲載されています。そして、渡辺美奈代さんと西村知美さんは『深い縁』があることを告白。私と知美ちゃんも高校からの同級生深いご縁を感じますね〜これからも親子ともども仲良くお願いします。渡辺美奈代オフィシャルブログーより引用実は高校生時代に同級生だったという2人。互いの子供たちも同じ道をたどるなんて、驚きですね。この出来事についてネット上には「すごい!」と驚く声や、「素敵な関係」とうらやましがるコメントが寄せられています。・ご入学おめでとうございます。『ご縁』がすごいものだと改めて考えさせられました。・本当にすごいですね。これからも素敵な関係を築いていってください。・おめでとうございます!2人の関係がうらやましいです。母・渡辺美奈代さんと同じく、芸能の道へと進んだ矢島愛弥さんと矢島名月さん。仲よし家族が今後、どんな活躍を見せてくれるのかに注目です!矢島愛弥 プロフィール生年月日:1997年7月22日出身地:東京都血液型:O型身長:1643所属事務所:Minayo Office2015年にダンスボーカルユニット『And More』としてデビュー。翌年にメンバーの大起が卒業したことをきっかけに解散する。その後、『矢島愛弥』としてソロデビューを果たし、2017年7月にシングル『Bounce Bounce!!』を発売。同年には『LILCRAZY』という名義でラッパー活動も始める。2019年には男性アイドルグループ『B2takes!!』へ加入。2020年からは大学院に進学し、芸能と学業の両立しながら活躍中。矢島名月 プロフィール生年月日:2003年9月14日出身地:東京都血液型:O型身長:1703所属事務所:Minayo Office2008年に母・渡辺美奈代とバラエティ番組『さんまのSUPERからくりTV』に出演。2016年にも『リクルート』のウェブCM『スタディサプリ』で親子共演をしている。主な出演番組には『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)や『あのニュースで得する人損する人』(日本テレビ系)、『ヒルナンデス』(日本テレビ系)などがあり、2018年には兄・矢島愛弥とともにバラエティ番組『踊る!さんま御殿‼』に出演。たびたびメディアにも取り上げられ注目を集めている。渡辺美奈代が見せた『11年前の写真』が驚き!ミニスカ姿に「尊敬する」との声も[文・構成/grape編集部]
2020年06月23日「AKB48」の元メンバーで俳優の秋元才加が6月22日(月)、ラッパーのPUNPEEとの結婚をTwitterで発表。それぞれのアカウントで、同じ“ウエディング”イラストをアップした。この知らせに、篠田麻里子は「今日4月1日じゃないよね」と驚きの様子と思いきや「ってのはジョーダンで本当におめでとう色々相談乗ってもらったり乗ったりして、2人はもう勝手に夫婦だと思ってました」と祝福、さらに小嶋陽菜や内田眞由美、シンディーら「AKB」OGや須賀健太らが次々とお祝いのコメントを寄せている。秋元さんは2013年8月にアイドルグループ「AKB48」を卒業後は俳優として活躍、TVドラマ「サラリーマン金太郎2」、主演映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』や『マンゴーと赤い車椅子』、映画『ウルトラマンサーガ』、三谷幸喜の舞台「国民の映画」など多くの作品に出演。マーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』や『アベンジャーズ』シリーズではマンティス役の日本語吹き替えも担当。8月14日(金)公開の『山猫は眠らない8暗殺者の終幕』の暗殺者役でハリウッドデビューを果たすことでも話題となっている。また、今回のイラストは、HIP-HOPグループ「PSG」のメンバーとしても活躍するPUNPEEさんのソロ1stアルバム「MODERN TIMES」のジャケットのパロディ。PUNPEEさんは宇多田ヒカルのリミックスや「水曜日のダウンタウン」のオープニング曲などを手掛けていることでも知られる。『山猫は眠らない8暗殺者の終幕』は8月14日(金)より公開。(text:Reiko Uehara)
2020年06月22日元AKB48で女優の秋元才加(31)が22日、自身のツイッターを更新。ラッパーのPUNPEE(36)と20日に結婚したことを発表した。秋元は「おはようございます。この度私、秋元才加は6月20日に結婚致しました。今後も変わらず、精進して参ります。これからもどうぞ宜しくお願い致します」と報告。PUNPEEが運転する車のボンネットにウエディングドレス姿で座るイラストを添えた。PUNPEEも自身のツイッターで、同じイラストを掲載。「Thanks a lottttttt!!!!!!!P」とつづった。
2020年06月22日23歳の若きラッパー、Rude-α。2月8日に誕生日を迎えた彼が、1stアルバム『23』をリリースする。恋愛、夢、地元への思い…。23歳の“今”が詰まったアルバム。「インディーズの頃も含めて、アルバムを出すのは初めて。この中には、今までやってきたことであったり、今の自分であったり、23歳の等身大のRude-αが詰まっている。コンセプトとか統一性というより、自由にやらせてもらった感じです」なかでも多数を占めるのが、恋愛にまつわる楽曲。“等身大”ということは、目下、恋愛モード!?「そんなことないんですけど、自分でもアルバム1枚通して聴いてみて、ラブソングが多いなって思いました(笑)。今後、“ラブソング系の人”みたいな路線で攻めていこうかな」と、いたずらっぽく答えるなど、会話の端々に親しみやすい人柄が感じられるRude-α。昨年は、真実の恋がしたい男女の中に恋愛をしない“嘘つきオオカミちゃん”が紛れているAbemaTVの恋愛リアリティ番組『オオカミちゃんには騙されない』に出演し、女子高生からも注目を集める存在に。収録曲「It’s only love」には、番組出演時の経験が綴られている。「『オオカミちゃん』って、男の子たちは騙される側ですけど、騙す側のオオカミちゃんのほうが、実はすごく辛いんじゃないかなって思ったんです。そういう思いを曲にすることで、少しでも伝わることがあるといいなと思って書きました。あの番組では僕が最年長だったので、何か問題があった時には、僕がフォローしないと。そう思えるようになったことが、自分の中ではデカかったですね」一方で、表題曲でもある「23」は、自伝的なストーリーテリングで、自らや周りを鼓舞するような楽曲だ。「23歳って、地元ではみんな結婚していたり、就職していたり。そんな中でも僕は、いまだに夢を追い続けているというか。でも僕の姿を見て、『俺もがんばる』って言ってくれる友達がいる。みんなが大人になっていく中で、そいつらを熱くさせる曲が作りたい。そう思ったんです」Rude-αの根底にあるのは、誰かの希望になりたい、という思い。「音楽を始める理由は、お金を稼ぎたいとか、有名になりたいとかいろいろあると思うんですけど、僕が一番に思っているのは、“人の夢になりたい”ということ。今年中に『武道館でライブをします』って発表できたらいいなって思っています」『23』【初回生産限定盤】¥3,409【通常盤】¥2,7273月4日発売。2月8日に配信されたニューシングル「アイスクリーム」や、韻シストのBASIとコラボした「ハレルヤ」など全14曲。(ソニーミュージック)ルード・アルファ1997年2月8日生まれ、沖縄県出身。高校2年からラップを始め、「第6回高校生ラップ選手権」で準優勝。2019年、メジャーデビューEP『22』リリース。3月から、1stアルバムリリース全国ツアー開催。※『anan』2020年2月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・山田陵太ヘアメイク・佐々木渚香取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2020年02月24日ビートメイカー/プロデューサー/ラッパーとしてマルチに活躍するVaVaの全国ツアーが2月より開幕する。「VaVa 『One Man Standing 2020』」のチケット情報平井堅「魔法って言っていいかな?」のオフィシャルRemixや、サニーデイ・サービス「Tokyo Sick feat. MARIA VaVa Remix」を手掛けるなど、HIPHOP層以外のアーティストからも高い支持を受けている。2019年2月ソロとしての2ndアルバム「VVORLD」を発表し、約20箇所以上に及ぶ全国ツアー後8月に渋谷WWW Xにて開催された自身初となるワンマンライブも前売りチケットは即日ソールドアウトとなっており、今回も要注目のツアーだ。また、2019年12月にリリースした最新EP『Cyver』より「じん」のMVも先日公開されたばかり。併せてチェックしたい。■VaVa 『One Man Standing 2020』2月10日(月) 名古屋クラブクアトロ(愛知県)2月15日(土) 仙台darwin(宮城県)2月19日(水) 大阪CLUB QUATTRO(大阪府)2月24日(月・祝)Fukuoka BEAT STATION(福岡県)2月27日(木)東京TSUTAYA O-EAST(東京都)【オフィシャルLINE先行】1月7日(火)17:00~1月13日(月)23:00(抽選) ※VaVa公式LINEを「友だち追加」してから予約フォームにお進みください。【オフィシャルHP先行】1月14日(火)10:00~1月20日(月)23:00(抽選) ※チケットぴあにて受付
2020年01月08日野村周平が気弱なラッパー役を演じる、カリスマラッパーのANARCHY初監督作『WALKING MAN』より、本予告編が到着した。本作は、人気漫画家・高橋ツトムが企画プロデュースし、「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」の梶原阿貴が脚本を務めた完全オリジナル作品。極貧の母子家庭で育ち、吃音症でコミュ障な青年が、RAP音楽と出会い最底辺の生活から抜け出すべく、奮闘し成長を遂げていく青春物語を描く。また、監督自身の実体験なども盛り込まれており、半実話ともいえる作品となっている。今回到着した予告編では、野村さん演じる主人公アトムが、カウンターで待ち行く人たちを数えるシーンからスタート。女子から不審者扱いされたり、何故か道端で殴られたりするも、ラップと出会い、報われない現状や自己責任論を押し付ける世間に対して「なめんな!」と魂のセリフを発し、物語が大きく動く様子が映し出されている。そして、監督自らが作詞した劇中歌「Promise」「なめんな」「WALKING MAN」がより本作を盛り上げる!なお、本作にはT-Pablow(BAD HOP)、WILYWNKA、Leon Fanourakis、サイプレス上野、十影、じょう、LETYら現役ラッパーたちが出演することも今回明らかになった。『WALKING MAN』は10月11日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:WALKING MAN 2019年10月11日より全国にて公開©2019 映画「WALKING MAN」製作委員会
2019年07月31日インド映画『ガリーボーイ』が、2019年10月18日(金)より公開される。スラム街出身の実在ラッパーを描く映画『ガリーボーイ』は、インドで活躍するラッパーNaezyの実話をもとにしたストーリー。インドのスラムで生まれ育った青年が、フリースタイルラップの大会で優勝を目指す。物語の背景には、インドが抱える格差、宗教的差別、抑圧された社会から解放されたいと願う若者の姿が描かれており、どうしようもない現実に真っ向から立ち向かう姿に胸を打たれる。世界で封切りされるやいなや、2019年公開のインド映画世界興行収入第2位を記録し、映画批評家による世界最大級の映画レビューサイト「ロッテン・トマト」でも100%フレッシュという高評価を得るなど、ヒットを飛ばしている。また、見どころの1つである圧巻のラップシーンが収められた本国版の予告編+MVのネット動画再生回数は1.1億回を超え、『アラジン』でのジーニー役が記憶に新しいウィル・スミスも自身のインスタグラムで絶賛しているという。ランヴィール・シン主演、NASプロデュース主演は『パドマーワト 女神の誕生』にも出演するランヴィール・シン。監督は『慕情のアンソロジー』などを手掛けた北インド界の実力派女性監督ゾーヤー・アクタル、プロデューサーはラッパーのNASが務める。ストーリーインドのムンバイにあるスラム出身のムラド(ランヴィール・シン)は、雇われ運転手の父を持つ貧しい家の青年。両親はムラドが今の暮らしから抜け出し成功できるよう、彼を大学に通わせる為に一生懸命に働いていた。しかしムラドは、親の想いを知る由も無く、地元の悪友とつるみ、親に内緒で身分の違う裕福な家庭の恋人と交際していた。俺の人生はこの先も変わらない…そう思っていたムラドだが、ある日大学構内でフリースタイルラップのパフォーマンスをしていた学生 MC Sher(シッダーント・チャトゥルヴェーディー)と出会い、ラップの世界にのめり込んでいく―親からの反対、友情、恋、様々な経験をし、フリースタイルラップの大会で優勝を目指す。【詳細】映画『ガリーボーイ』公開日:2019年10月18日(金)原題:Gully Boy主演:ランヴィール・シン出演:アーリア-・バット、シッダーント・チャトゥルヴェーディー、カルキ・ケクラン監督:ゾーヤー・アクタル2018/インド/154分/日本語字幕:藤井 美佳/字幕監修:いとうせいこう/5.1ch/シネスコ
2019年06月30日ある意味で“大問題作”と言えるかもしれない。鈴木聡が主宰するラッパ屋の最新作『2.8次元』で描かれるのは演劇界の内部。この十数年、従来の演劇とは全く異なるアプローチで新たなファン層を発掘し、人気を博している“2.5次元ミュージカル”を扱う。今年、還暦を迎えた鈴木がなぜ2.5次元をテーマに?そこにどんなメッセージを込めようとしているのか?物語の舞台は老舗劇団「雑草座」。中年以上のメンバーが多くを占める劇団だが、財政難を打開すべく、外部の演出家、若手俳優を招き入れ、流行りの2.5次元ミュージカルを上演しようと試みるが……。「演劇界のことをちょっと書き過ぎたかな…?」――。鈴木はそう苦笑するが、2.5次元ミュージカルの存在、その人気は、かなり早い段階から認識していたという。「うちの照明スタッフさんが『テニミュ』(ミュージカル『テニスの王子様』)の仕事を初期からやってて“すごいよ”という話は聞いてたんです。“鈴木さんも一度、観に来たら?”“いや、うーん”なんて話をしてたら、あれよあれよという間にすごいことになってて(笑)。今回の話を書くにあたって、最初に映像で『刀剣乱舞』を観て、その後、本広克行さんが演出する『PSYCHO-PASS サイコパス』を生で観せてもらい、他にもスタッフの方から話を聞きました」。では、そんな鈴木の2.5次元評は?そもそも今回、なぜ2.5次元を題材にしようと思ったのか? 「(アニメや漫画、ゲームといった原作の)確固たるイメージがあって、そこに近づけていくという意味で、それこそ劇中の雑草座がずっとやってきた“リアリズム”みたいなものは、求められないし、アニメの世界を演劇的に解釈するというのとも違うんですよね。一方でお客さんが求めるものを全力で作りあげて、その期待に応えて、興行としてもグローバル・コンテンツになる可能性を秘めている。いわゆる、僕らがやって来た旧来の演劇とはアプローチや考え方とは交わらない、なじまない部分もあるとは思います。そういう意味で、価値観のぶつかり合いというのは僕自身がずっと書いてきたことでもあるし、合わない者たちが顔を合わせるというのは喜劇のシチュエーションとしても面白いなと思いました」。舞台上で展開されるのはまさに、異なる価値観のぶつかり合い、ギャップから生まれるおかしみであって、決して鈴木は2.5次元を否定、揶揄しているわけではない。もっと広く現代社会――「旧来の価値観を持つ側から、“ビジョン”を失ったことの切なさ」を描いている。「イデオロギーではなく経済が世界を支配するようになって、しかもそれは特殊な金融経済で、“良いモノを丁寧に作ればお金になる”という従来のモノづくりとも違っていて、ごく一部の人がリードし、儲かる仕組みになってる。劇中、雑草座の面々が自分たちの芝居について“これがリアリズムだ”ということを言うけど、そこには彼らなりの社会への理想も含まれているんですよね。でも、それはもう社会とは合わなくなって、みんな、ただ目の前の現実にどう対応していくかを考えないと生きていけなくなってる。それはすなわち、合わないものを“排斥する”という流れでもあるんですよね」。ラッパ屋『2.8次元』撮影:木村洋一繰り返しになるが、決して本作で2.5次元を批判しているわけではない。ただ、演劇に限らず、世の中全体が白か黒かと答えのハッキリしたもの、見栄えの良いわかりやすいモノばかりを求めるようになっていることには危惧を覚えている。それは、簡単に答えの出ないもの、曖昧なものが排斥、淘汰されていくことに他ならない。「トランプの出現もそうだけど、派手な言動でキャラが立ってないと、多すぎる情報に埋没しちゃう。でも本来、新劇がやってきたことって、それとは正反対の白でも黒でもない曖昧な部分で、そこにこそ豊かさがあるんじゃないかって考えなんです」。鈴木自身、20年近く広告代理店で働いてきただけあって、“わかりやすさ”の効果というのはイヤと言うほどわかっている。その危うさも……。「いまは、いろんなソフトがあって、企画書もみんなデザインがキレイで見やすいの。昔は手書きで文字ばっかりだったのに(笑)。でも“デザイン化する”というのは、細かい微妙な情報を振り落とすということ。広告がまさにそうで、ものすごい情報量の中から、売れるもの、一瞬で届くものだけをピックアップして加工して伝えていく。それが、いまや世の中全体がそうなってる。いや、モノだけじゃなく、“自分”さえもキレイな写真や140字のわかりやすい言葉で自己プロデュースして伝えていかないと生き残れない時代になってる。今回、財政難の老舗劇団を描いてるけど、いまの若い人たちは生まれた時からそういう波にさらされながら、生き延びないといけないわけで、それはそれですごく切ないことかもしれないよね」。ラッパ屋『2.8次元』撮影:木村洋一ちなみに、本作への劇団員たちの反応は? 「劇中劇の2.5次元のパートをやる時は、みんな、ノリノリで楽しそうにやってますね(笑)」。2.5次元に加えられた“0.3”の中身は希望か? 祈りか――?鈴木やキャスト陣と同世代の従来のラッパ屋の客層はもちろん、若い層の感想が気になる作品である。ラッパ屋『2.8次元』は紀伊國屋ホールにて6月16日(日)まで上演中。取材・文:黒豆直樹
2019年06月09日テレビ朝日は、小芝風花主演のスペシャルドラマ「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」を7月12日(金)、13日(土)の2夜連続で放送することを発表。“ラップ”と“ゾンビ”の要素を取り入れた新感覚のコメディーホラーとなっている。稲穂みのりは交際中の彼氏・山之内拓馬がヒップホップにハマりすぎ、どんなときでも韻を踏みたがることにイライラを募らせていた。その矢先、原因不明の“RAPウイルス”のパンデミックが発生。世界はラップを放つゾンビ、すなわち“ラッパーゾンビ”だらけになってしまう。そんな恐ろしい終末世界を生き抜くため、みのりは知恵をしぼりながらラップの本質を探り、いつしかラップへの理解を深めていく。そして拓馬を救うため、思いのたけを込めてライム(=韻)を刻むことに――!?原作は、「LINEマンガ」にて連載されている漫画家・インカ帝国による「ラッパーに噛まれたらラッパーになる漫画」。これを、『3月のライオン』『麻雀放浪記2020』の渡部亮平が脚本を手掛け、「特捜9 season2」の豊島圭介が演出しドラマ化する。本作の主人公・稲穂みのりを演じるのは、『魔女の宅急便』で主演を務め、鮮烈なスクリーンデビューを飾り、その後も連続テレビ小説「あさが来た」、『天使のいる図書館』などに出演する小芝風花。みのりは、茨城県のとある町で父・茂と暮らしながら、地元の食品工場で働く地味な23歳。壮絶なサバイバルに身を投じ、本当に大切なことは何かをつかんでいく。また、今回ドラマではラップバトルにも初挑戦する。本作について「ものすごく面白そう」とワクワクしていると語る小芝さんは「私が演じるヒロイン・みのりはウイルスが蔓延した世界で、自分にとっていちばん大事なものは何なのか、気づいていく役柄。なので、根本的には焦りや恐怖など、世界が壊れていくときの人間の心理を大切に演じたいなと思っています。また、みのりは彼の行方を捜すために命の危険を顧みずサバイバルをはじめますが、命をかけられる程好きになれる人に出会えるのってうらやましいなと思うし、みのりの行動力は素敵!個性の強いキャラクターたちに翻弄されながらも、みのりが成長していく過程をまっすぐに演じていきたいです」と意気込み。また、ラップやヒップホップにはこれまで全く触れてこなかったという小芝さん。「ヒップホップ音楽を聴いたり、動画を見たりして勉強しています」と明かし、そして解禁用ビジュアル撮影をふり返り、「ヘアメイク中、『どうなるんだろう?』って、興味津々でした。メイクさんが次に何を手に取るのか、予想もつかなくて目が離せなかったです(笑)。ファッション的にも、パーカーが『オーバーすぎるやろ!』っていうぐらいオーバーサイズ」と、そのヒップホップスタイル挑戦は新鮮だったという。さらに、今回のドラマ化について原作者のインカ帝国氏は「自分の描いた漫画がドラマ化されると聞いて、なんだか夢のようでまるで現実味がなかったのですが、主演の小芝さんが主人公のみのりに扮した写真を見て、ようやく実感が湧いてきて嬉しくなりました」と喜びのコメントを寄せている。スペシャルドラマ「ラッパーに噛まれたらラッパーになるドラマ」は7月12日(金)、13日(土)23時15分~テレビ朝日にて2夜連続放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)
2019年05月20日A.P.C.(アー・ペー・セー)とラッパーのキッド・カディ(Kid Cudi)がコラボレーション。「インタラクション #1(INTERACTION #1)」を2019年2月21日(木)よりA.P.C. 代官山HOMME、名古屋店、大阪なんば店、福岡店にて発売する。A.P.C.は、2019年春夏コレクションより、「A.P.C. インタラクション(A.P.C. INTERACTION)」と題したコラボレーションを発表。第1弾となるコレクション「インタラクション #1」では、ラッパーのキッド・カディとタッグを組み、A.P.C.のコレクションを再解釈したアイテムをリリースする。真っ赤なライダースジャケットには、イギリスの画家・ウィリアム・ブレイクから着想を得た地獄絵図のグラフィックがあしらわれている。ブランドのアイコニックなデニムには、“Dream On”のフォントを刺繍。ウォッシュ加工されたサロペットには、デザイナー自らがペイントを施した。A.P.C.のシンプルなスニーカーは、赤のアッパーと黒のソールを組み合わせてカラーアレンジ。白のスニーカーには、ブランドロゴと共にキッド・カディの愛称“CUDDER”の文字が配されている。【詳細】キッド・カディ×A.P.C.「インタラクション #1」発売日:2019年2月21日(木)販売店舗:A.P.C.(代官山HOMME、名古屋店、大阪なんば店、福岡店)、オンラインストア価格:・BLOUSON HELL 280,000円+税・PETIT STANDARD 25,000円+税・PETIT NEW STANDARD 27,000円+税・SALOPETTE SOUTH 46,000円+税・CARDIGAN DREAM ON 45,000円+税・T-SHIRT BOLD 22,000円+税・T-SHIRT SPLASH 15,000円+税・T-SHIRT DREAM ON 13,000円+税・TENNIS MINIMAL(赤、白) 各37,000円+税【問い合わせ先】A.P.C. カスタマーサービスTEL:03-3710-7033
2019年02月24日ラッパーのANARCHY(アナーキー)が初監督を務める映画『WALKING MAN』が、2019年10月11日(金)に公開。主演を務めるのは、野村周平。ラッパーANARCHYが初監督、主演に野村周平日本を代表するラッパーANARCHY(アナーキー)が初めて映画監督を務める本作。普段からANRCHYと親交の深い野村周平が主演、『スカイハイ』や『SIDOOH/士道』などで知られる漫画家の高橋ツトムが企画プロデュース、ドラマ「民衆の敵」の梶原阿貴が脚本と、ボーダーレスなチームで完全オリジナル作品に挑む。ラップを題材にした半自伝的な青春物語野村周平が演じる主人公アトムは、極貧の母子家庭で育ち、幼い頃から吃音症でコミュ障、さらに事故で重症の母親を抱え、思春期の妹を放っておけないという気弱で心優しき青年。不用品回収業のアルバイトで生計を立てる彼がラップと出会い、バカにされながらも、最底辺の生活から抜け出すべく奮闘し成長を遂げていく青春物語だ。監督のANARCHY自身の実体験も盛り込まれており、半自伝的な作品にもなっている。ANARCHY「『ありがとう』『愛してる』口から出して伝えたくなるような作品に」監督のANARCHYは本作の製作にあたって、次のようにコメントを残している。「僕はラッパーです。25歳の頃から描いていた夢の一つが、35歳になったら映画を撮る事でした。僕はミュージシャンですが、映画は目で見て耳で聴く、究極のアートだと思っています。いきなり素人が映画監督?そう思う人は沢山いると思います。ただ自分の感覚だけを信じて今までやってきました。慣習にとらわれず、今までになかった「リアルな現実、ヒップホップ、ラップ」を題材にした、現代の若者達の心を突き動かす物が作りたいと思い、まず漫画家の高橋ツトム先生に相談したのが始まりです。僕が表現したい事をギッシリつめるのに2年間かかりました。そして最高の本ができ、最高のキャスト・スタッフが集まってくれたと思ってます。主演は野村周平君にオファーしました。この映画ではリアルなストリート感を表現したく、演じるだけではできない、元々彼の中にあるものを引き出せば良いものが撮れると確信しています。主人公のアトムは若くして父親を亡くし、母と妹の三人で暮らし、けして裕福ではない普通の家族の普通の男の子です。上手に話すこともできない内気な1人の少年が劇中で一台のウォークマンと出会い、何かが変わっていく、人生の葛藤を描いた青春ストーリーです。この映画を通して若者達が一歩踏み出す勇気が持てる映画にしたいです。多くの人達が心にしまっている言葉「ありがとう」「愛してる」口から出して伝えたくなるような作品になると思っています」作品情報映画『WALKING MAN』公開日:2019年10月11日(金)主演:野村周平監督:ANARCHY(アナーキー)©2019 映画「WALKING MAN」製作委員会
2018年11月19日一国の政府が、1人のアーティストのボイコットを先導する――これも“自由の国”アメリカだからこそ、なのだろうか。騒動のきっかけはラッパーT.I.が13日朝にTwitterで公開した新曲のMVだった。アメリカ合衆国大統領の象徴とも言えるオーバルオフィス(大統領執務室)を模したセットで、「REALLY I DON’T CARE. DO U?」と背中にプリントされたコートを着た女性が、デスクに座るT.I.に見せつけるようにストリップを躍るというものだ。このコートは今年6月、ファーストレディのメラニア夫人が、不法入国した親から引き離された子どもたちが収容されているメキシコ国境近くの施設を視察に訪れた際に着ていたもの。「私は全然気にしない。あなたは?」と読めるプリントは、その施設の持つ意味にあまりにも相応しくないと当時大いにバッシングを浴びた。これを受け、ファーストレディのスポークスパーソンを務めるステファニー・グリシャムは、TwitterでMVを紹介するツイートを「#boycottT.I.(T.I.をボイコットしよう)」というタグをつけてRTした。そして週明けにはCNNで抗議の声明を発表した。「好き嫌いは置いておいて、彼女はファーストレディであり、ここはホワイトハウスです。政治のために彼女をこのようなやり方で表現するのは、あまりにも無礼でおぞましいと言えます。こういった侮蔑的な攻撃は、食い止めるべきこの国の分断と偏見をさらに深めるだけです」最初のT.I.のツイートには「Dear 45, I ain’t Kanye(俺はカニエじゃねえから)」とあり、先週ホワイトハウスを訪問し、トランプ大統領の支持を確約したカニエ・ウェストのことも批判している。中間選挙を前に、ショウビズ界でも政治的なプロパガンダが横行している。ただ、今回問題となっているビデオは明らかに女性蔑視であり、「#MeeToo」運動に反するもの。T.I.は味方の少ない戦いを強いられることになりそうだ。
2018年10月17日パーム・エンジェルス(Palm Angels)が、アトランタ出身のラッパー、プレイボーイ・カルティ(Playboi Carti)とコラボレーションしたカプセルコレクション「Palm Angels Die Punk」を2018年6月30日(土)より発売。カプセルコレクションでは、Tシャツ、フーディー、デニムジャケット、そしてブランドを象徴するアイテムであるトラックスーツと、アイフォンケースなどのアクセサリーを展開する。アイテムには、”Palm Angels Die Punk”の文字をプリントし、ストリート感のあるデザインに仕上げた。【詳細】Palm Angels Die Punk発売日:2018年6月30日(土)販売店舗:バーニーズ ニューヨーク、伊勢丹メンズ館、GR8、エル エイチ ピー、ヌビアン、コンテナ ストア、チェリー、ディテール、ROLLIN’■アイテム・SSティー 37,000円・LSティー 45,000円・フーディ 65,000円・トラックジャケット 69,000円・トラックパンツ 57,000円・デニム ジャケット 81,000円・カンヴァス キャップ 27,000円・アイフォンケース 11,000円【問い合わせ先】eastlandTEL:03-6712-6777
2018年07月02日フィラ ヘリテージ(FILA HERITAGE)から、伝説的ラッパー・故2PACをモチーフにした限定スニーカーが登場。2017年12月23日(土)から発売される。2PACの人生を描いた映画『オール・アイズ・オン・ミー』が12月29日(金)より公開されることを記念し、誕生した今回のスニーカー。ベースとなったのは、2PACが生前に愛したとされる「フィラ 96GL」。90年代に人気を博した名作スニーカーとして知られており、コロンとしたボリュームのあるフォルムと、サイドにあしらわれたラインが特徴だ。今回は、2PACがヘッドアクセサリーとして着用しトレードマークであった、ペイズリー柄をシュータンの裏にデザイン。さらに、側面とインソールにはクロスモチーフと「ALL EYEZ ON ME」の文字を組み合わせたデザインが施されている。スニーカーはオールブラックで、ソールのみアクセントとしてレッドでカラーリングされている。ファンにはたまらない特別スニーカー、ぜひチェックしてみては。【詳細】フィラ ヘリテージ×2PAC「フィラ 96GL」発売日:2017年12月23日(土) ※12月18日(月)より、GR8で先行受注販売中価格:15,000円+税サイズ:23.0/24.0/25.0/26.0〜29.0/30.0/31.0【問い合わせ先】フィラ カスタマー センターTEL:0120-00-8959
2017年12月22日