本田技研工業(ホンダ)は12日、スーパーカブの立体商標登録を記念し、特別カラーを採用した「リトルカブ・スペシャル」を受注期間限定で13日に発売すると発表した。「リトルカブ<セル付き>」のみの設定となっており、受注期間は2015年2月12から2015年3月29日まで。リトルカブは、「スーパーカブ50」をベースに、前・後輪に14インチの小径タイヤを装着したスーパーカブシリーズのモデルとして、1997年8月に発売を開始。燃費性能に優れたエンジンをはじめ、取り回しやすいコンパクトな車体サイズや、丸みを帯びたスタイリングなどが幅広い層のユーザーに支持されている。今回のリトルカブ・スペシャルは、車体色に鮮やかな「パールコーラルリーフブルー」を採用。フロントエンブレムとサイドカバーのマークには、立体商標登録を記念した専用デザインを施し、シート表皮をレッドとホワイトのツートーンにすることでおしゃれなイメージとした。リトルカブ・スペシャルの価格は、23万7,600円(税込)。
2015年02月13日俳優として活躍し、『アイアンマン』の監督としても知られているジョン・ファヴローが主演、脚本、監督、製作を務めた映画『シェフ ~三ツ星フードトラック始めました~』の劇中映像が公開になった。ファヴロー演じるレストランのシェフ、キャスパーとスカーレット・ヨハンソン演じるフロアマネージャーのモリーの登場シーンと、キャスパーが次々と美味しそうな料理をつくりだす場面だ。『シェフ ~三ツ星フードトラック始めました~』動画このほど公開された映像で主人公キャスパーは人気フード・ブロガーに挑戦状を叩きつけ、自分が腕と心をこめた料理で勝負しようと決意。キャスパーはモリーに自分のおすすめ料理を予約客に振舞うと宣言する。続いて登場するのはキャスパーが腕によりをかけて料理を作り上げる場面。食材を丁寧に調理し、じっくりと仕込んだソースで味をつけていく。このほど公開された映像はここまでだが、この後、キャスパーは定番料理を出すことを強要するオーナーと衝突し、レストランを辞めてしまう。そこで登場するのがタイトルにもなっている“フードトラック”だ。キャスパーはここで美味しいキューバサンドイッチを提供しながら、長い旅に出て、様々な人々と出会い、心をこめた料理で人々を笑顔にしていく。本作にはファブロー、ヨハンソンをはじめ、ロバート・ダウニーJr.やダスティン・ホフマンら豪華キャストが登場。ファヴローが仲間たちと協力しながら、腕をふるってつくった作品になっている。『シェフ ~三ツ星フードトラック始めました~』2月28日(土)公開
2015年02月05日主演の橋本愛が岩手県の山村で農業体験をし、生きるために食べ、食べるために作る暮らしを体現した映画『リトル・フォレスト』。昨夏に公開された『夏・秋』編に続き、2月14日(土)より公開される『冬・春』編で四季の4部作がついに完結。このほど、それぞれの主題歌「夏」「秋」「冬」「春」を担当した「FLOWER FLOWER」のyuiから、橋本さんが演じた主人公の生き方や曲作りへの想いなどを語るコメントがシネマカフェに到着した。本作の主人公は、かつて母と暮らしていた山あいの集落・小森で、ひとり暮らし始めたいち子。五十嵐大介による原作コミックと同様、実際に岩手県奥州市衣川区で約1年間オールロケを行い、撮影。橋本さん自身が農作業や料理、薪割りなどにも挑戦し、自分を見つめ直しながら生きる力を充電し成長する、ひとりの女性を映し出していく。「完成した作品を初めて観たとき、単純に美しいなと思いました。自然の美しさと厳しさ、人間の強さと弱さ、相反するもののようでいて一体のような」とyuiさん。原作コミックも、映像となった本作も「どちらも大好き」になったそうで、「あたたかくて優しい、けどそっと背中を押してくれるような力強さも持っている」と本作の世界観に触れる。「作品に出てくるテーマをいろいろと考えてみました。食、生活、人間関係、成長、自然、愛、葛藤、命、伝統、自分の気持ち、疑問、真実、知恵。主人公のいち子は最初悩んでいるように見えました。壁にぶつかり、乗り越えられたり乗り越えられなかったり。そして周りの人たちの言葉。突き刺さり突き付けられながら、もがいたり。それって、まさに生きる、生きている、そのものなんだなぁと。空気を吸って吐いているということと同じくらい自然で、あまりにも当たり前過ぎて気付かないけど、とても大切でかけがえのないこと、そんな物語なのかなと」。そう真摯に語るyuiさん自身も、「FLOWER FLOWER」として新たな音楽活動を行っているさなか。「誰もが感じたことがあるだろう、なぜ生きているのか?何がしたいのか?その答えは人それぞれ。この作品には、そんなそれぞれの答えが映し出されているように感じ、観終わったころには、自分も大きな一歩を踏み出せた感覚になりました」と本作から“パワー”をもらったという。曲作りに関しても「FLOWER FLOWER」のメンバーと何度も話し合い、セッションを重ねたそうで、「みんなのイメージが共鳴し合って、ちゃんと音になったことに感謝です。エンジニアのuniさんも世界観を作ってくれた方です。コップに金属が当たる音、自然を彷彿させる奥行き感、季節の色使い。そして、壮大さと色を足してくれたストリングス。全曲、作品に合わせて雰囲気が変わっていきます。その移ろいゆく空気感も感じてもらえたらと思います」と、四季の移ろいを曲の中にも込めたことを明かす。そして、歌詞については、「いち子の気持ちを考えて、弱さと葛藤、そしてほんの少しの勇気を意識して入れてみました。気持ちの微妙な変化を感じながらも、大きな意味でとれる言葉を選んでみたり。そして、全曲に『進み続けて行く』というきっぱりとした覚悟を込めています。美しい命の物語、ぜひ曲の空気感も感じながら観てください!」と言葉に力を込めるyuiさん。その主題歌「夏」「秋」「冬」「春」を収録した「FLOWER FLOWER」としてのアルバム「色(しき)」は2月18日(水)にリリースされる予定だ。『リトル・フォレスト 冬・春』は2月14日(土)より全国にて公開。『リトル・フォレスト 夏・秋』はDVD&BD発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会リトル・フォレスト冬・春 2015年2月14日全国より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2015年02月05日橋本愛が岩手県の山村でオールロケに挑んだ映画『リトル・フォレスト』。その後編となる『冬・春』から、橋本さんが手作りまんじゅうやパスタをおいしそうにほおばる場面写真がシネマカフェに到着。また、天野ひろゆき(キャイ~ン)、北斗晶など料理上手なタレントや平野レミら料理研究家が、橋本さんの“作り、食べ、生きる”姿をとらえた本作に絶賛のコメントを寄せていることが分かった。里山の自然の情景と、旬の素材を使った料理。生きるために食べ、食べるために作る、そんな全てがひとつながりになった暮らしを描いた『リトル・フォレスト』。本作は、約1年間に渡って奥州市衣川区でオールロケを敢行した春夏秋冬の4部作の完結編。世界各国より「食」にまつわる良作を選出し、世界の美食家からも注目されている第65回ベルリン国際映画祭「キュリナリー・シネマ」部門にも正式招待されている。夏と秋を経て、美しくも厳しい冬が来ても、主人公・いち子(橋本愛)は、かつて母(桐島かれん)と暮らした小森地区の家で相変わらずの日々を送っていた。その一方で、突然失踪してしまった母との関係、いち子がひとりで小森に暮らすようになったいきさつが明かされていき、自分を見つめ直し、一人の女性として成長する姿が描かれていく。今回到着したのは、橋本さん演じるいち子が、塩マスやノビルと白菜・蕾菜の入ったパスタや、あつあつのおまんじゅうを美味しそうに食べているシーン。野村友里が主宰する「eatrip」がフード・ディレクションを担当した料理の数々は、素朴さの中にもさまざまな工夫が凝らされ、観ているだけでお腹が鳴りそうに。その土地で採れた旬の食材を使い、手間ひまをかけて作る料理やいちこの姿に、料理上手なタレントや料理研究家も絶賛の声を贈っている。天野ひろゆき(キャイ~ン)料理は加減が大事だ。火加減、塩加減、この映画は、人と自然、人と食、人と人の関係を絶妙な加減で描いている。北斗晶(タレント)本当の幸せは健康で美味しい物を食べられること。美味しい食べ物は、人を笑顔にしてくれる。この国に生まれたことの幸せは四季があること。一緒に食べる気になって思わず笑顔がこぼれてしまう。不思議で温かい映画でした。森崎友紀(料理研究家)食べることは、生きること。生きることは、食べること。シンプルにみえて、実は複雑なことなんだと思い知らされる。平野レミ(料理研究家)四季の移り変わりを食べ物が教えてくれます。何でも買える便利な時代になって、失われていく昔ながらの保存や調理法を伝えたり教わることは大事。この映画は、素材からお料理を作る喜びや楽しみを教えてくれます。『リトル・フォレスト夏・秋』は1月28日(水)よりDVD&BDリリース。『リトル・フォレスト冬・春』は2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトル・フォレスト夏・秋 2014年8月30日より全国にて公開(C) 「リトル・フォレスト」製作委員会
2015年01月27日無料通話・無料メールソフトスマートフォンアプリ「LINE」内の「スタンプショップ」にて、アニメ『うーさーのその日暮らし』と『リトルウィッチアカデミア』2作品のオリジナルスタンプが販売されている。価格は各100円。『うーさーのその日暮らし』は、宇佐義大氏の日記風コラムをふじのきともこ氏がコミック化し、TVアニメ化もされた1話5分弱のショートアニメ。一見ラブリーな外見とそれなりに邪悪な心を併せ持つ"うーさー"が、荒ぶりそうで荒ぶらない自由気ままな日常が描かれ、2012年の第1期、2014年の第2期に続き、先日には第3期の制作が発表された。LINEスタンプでは、ラブリーにしてダークネス、クールなようでただ無気力な黄色くて腹黒い動物・うーさーと愉快な仲間たちがスタンプ化。「返事しろよオラ」「読んだけどスルー」「ニャン死に値する」「金で解決しましょう」と可愛らしくも、ウィットに富んだスタンプが揃っている。そして『リトルウィッチアカデミア』は、若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ2013」の一作として公開されたTRIGGER製作のアニメ映画。同年の「アニメ・エキスポ」では、続編の制作も発表されている。LINEスタンプは、すべて本作の吉成曜監督が描き下ろし、主人公の魔女見習いアッコ・カガリの豊かな表情はもちろん、他のキャラクターもスタンプ化されている。(C)Project wooser 2Y.YOSHINARI/TRIGGER
2015年01月26日『カンフー・パンダ』のマーク・オズボーン監督が、世界中で愛されている名作「星の王子さま」を初めてアニメ映画化する『リトルプリンス 星の王子さまと私』。このたび、ヴェールに隠されていた物語の一部が明らかとなる、特報映像とビジュアルが解禁された。主人公となるのは、進学校への入学を目指して日々勉強に追われる9歳の女の子。少女はある日、年老いた飛行士から、何十年も誰にも打ち明けなかったという“星の王子さま”との出会いの物語を聞き、その思い出を分かち合うことで、かけがえのない絆を深めていく――。1943年の出版以来、全世界270以上もの言語・方言で翻訳され、1億4,500万部を売り上げる不朽の名著「星の王子さま」。出版から70年を経て、サン・テグジュペリ エステートが、史上初めて「星の王子さま」のその先の物語を描くことを公認した本作。オズボーン監督と『シュガー・ラッシュ』を手がけた日本人スタッフ・四角英孝らハリウッドの一流スタッフが集結し、映画化を実現させた。今回解禁された特別映像では、“現実の世界”を最先端のCGアニメで、“星の王子さまの世界”を温かみのあるストップモーションアニメで描き分けた“ハイブリッド・アニメーション”で物語が展開。原作のイメージをそのままに、その魅力を引き出している。また、同じく公開されたビジュアルは、主人公の9歳の女の子が勉強机を前にしながら、何かに心を奪われている様子が描かれる。女の子の頭上には、星の王子さまとあの飛行士の姿が見えている。いつの時代も多くの人を魅了してきた原作が、新しい形で生まれ変わる感動のファンタジー・アドベンチャー。まずはこの映像から温かい物語の世界に触れてみて。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は2015年12月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月15日IBMのコグニティブ・コンピューティング・システム「ワトソン」とミシュランで2つ星を獲得したフランス料理店「レフェルヴェソンス」のエグゼクティブ・シェフである生江史伸氏が共同でレシピを作り上げた。「コンピュータがどのようにしてレシピを作ったのか」「そのレシピをミシュランシェフはどのように調理したのか」、気になることがたくさんあるトピックだ。今回、このレシピを再現した味わう機会を得たので、詳細をお届けしたい。○学習して成長するコンピュータ「ワトソン」初めに、ワトソンについて整理しておこう。ワトソンはプログラムによるコンピューティングに加え、自然言語の処理、仮説の生成と評価、自己学習と能動的な知識の蓄積という機能を備えた技術だ。これまで、米国のクイズ番組「Jeopardy!」でクイズ王のBrad Rutter氏およびKen Jennings氏と対戦し、勝利したという経験を持つ。日本アイ・ビー・エム 成長戦略 ワトソン担当 理事 元木剛氏は、「『Jeopardy!』は過去の問題は出題されず、常に最新の出来事に関する問題が出るうえ、瞬時に回答しなくて勝てない。ワトソンを勝利に導くまで、4年間かかった。簡単なことではなかった」と語った。正確に言うと、今回、生江シェフとコラボレーションしたのは、ワトソンのベースに開発された「シェフ・ワトソン」だ。シェフ・ワトソンは、分子レベルの食材や3万件の世界中のレシピに加え、各国料理の特徴を学習して、「人間がおいしい」と感じる組み合わせを決定する。つまり、シェフ・ワトソンは専門家が過去に考案したレシピを学習することで、これまでにはなかったレシピを考え出すというわけだ。「シェフ・ワトソンは、人間にとって意味のあるパターンを人間に教えてもらうことで、成長していく。そして、人間の限界を乗り越える」と元木氏。今後は、コグニティブ・コンピューティングで用いられるエージェントがさまざまな場所に組み込まれていき、それぞれがつながって、人間と対話するモデルになっていくことが予想されるという。○ミシュラン・シェフも驚く斬新なメニューそれでは、シェフ・ワトソンと生江シェフが考案したレシピに基づく料理を紹介しよう。料理については、調理をした生江シェフが説明してくれた。シェフ・ワトソンにレシピを考えてもらうにあたり、生江シェフは「季節感を持ったフランス料理」にすべく、1つの料理につき、3つのキーワードを与えたそうだ。メニューは以下のとおりで、「」の内容は料理のテーマ、[]の内容はキーワードだ。アペリティフ「リラックス」[みかん]×[パンチ]×[休日]前菜「冬の街で凍った体を」[蟹]×[スープ]×[フランス風]蕪の料理「君の蕪」[蕪]×[ソテー]×[フランス風]肉料理「贅沢な冬」[牛肉]×[ロースト]×[冬]デザート「気分は赤と白と緑」[栗]×[パルフェ]×[クリスマス]アペリティフは、休日を過ごすように、お店で過ごしてもらいたいという思いから、3つのテーマが選ばれた。オレンジとミントの葉が相まって、さわやかな味わいだった。パンも焼き立てで、どれもおいしかった。前菜は、寒いなか、店にやってくるお客様に温まってもらうために、冬が旬である蟹をベースとしたスープをオーダーしたそうだ。トリュフ、根セロリと、日本では珍しい食材が用いられており、正に「フランス風」を体現していた。蟹の風味が濃厚で、茹でた蟹を食べるよりも、蟹を満喫できた気がした。そして、わざわざ蕪の料理を設けてあるのは、同店のスペシャリテが蕪料理だからとのこと。「シェフ・ワトソンが、われわれが得意とする蕪のソテー料理、どのように料理するのか見てみたかった」と生江シェフ。ローストした蕪が香ばしく、いろいろなソースで味わうことができた。メイン料理に牛肉を指定した理由は、「やはり、おもてなしと言えば塊肉と思った」からとのこと。さらに、冬らしさということで、ローストという調理法が選ばれたようだ。ソースは「西洋わさび(ホースラディッシュ)」をベースに作られているのだが、生江シェフは「日本ではあまり使わない食材なので、久しぶりに調理した」と語った。デザートは、見るからに華やかなパルフェだ。生江シェフは、パルフェを選んだ理由について「パルフェと言えば、一口ごとに異なる味がするデザートで、思い出深い」と説明した。そして、時期柄、「クリスマス」がテーマに選ばれたというわけだ。その名のとおり、アイスクリームに、チーズのムースに、イチゴに、メレンゲと盛りだくさんだった。そして、生江シェフはシェフ・ワトソンとのコラボレーションについて、「最初は、人間とコンピュータのコラボレーションということでおっかなびっくりだった。しかし、IBMは、パソコンなどの身近な製品を作っていることに気づき、人間とコンピュータは共存するものであると思うようになった」と説明した。また、「シェフ・ワトソンはインターネットの検索でも出てこないような、斬新なレシピを考え出した。久しぶりに"シェフ"の下で働いたが楽しかった。今回、米国の料理雑誌『「ボナペティ』のレシピがベースになっていたので、調理方法を日本風に変えた」とも語っていた。料理をする時、単にレシピが思い浮かばないだけでなく、「予算に限りがある」「冷蔵庫にあるものだけで料理したい」「家族の嫌いなものが入っていない料理を作りたい」など、さまざまなニーズがあると思う。シェフ・ワトソンなら、こうしたニーズを簡単に解決してくれそうだ。同席したプレスの方は「調理までやってくれればいいのに」なんて言っていたが、材料を提示し、調理方法を教えてくれるだけでも、かなり助かるだろう。遠い存在に思われるワトソンの身近な利用例に触れたひとときだった。
2014年12月09日イギリスで記録的大ヒットをした『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』が、ついに日本に上陸する。本作は、日本でも大ヒットしたスティーブン・ダルドリー監督作『リトル・ダンサー』のミュージカル版。バレエを通じて、父と子が愛を再確認する感動の物語だ。本作を始め、12月の公開作でひと際目立つのは、キム・ギドクやデヴィッド・フィンチャーなど、世界各国の有名監督たちが手がけた“家族”をテーマにした作品ばかり。良くも悪くも昼夜、生活を共にする家族。悩みを共有したり、安心を得られる一方で、“最も近くて最も遠い”存在に感じることもしばしば。一見、いかにも幸せそうに見える家庭が、実は周りの人には知られたくない問題を抱えているというのも、決して珍しいことではない。ひとつ屋根の下でも、日々ドラマは起きている…となれば、ミドルエイジを迎え、家族を持った監督たちの作品も、その描き方はさまざま。今回は、一見まったく異なるが、実は“家族”という共通のテーマを描いた4本の新作をご紹介。●『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』12月5日公開1984年、ストライキに揺れるイギリス北部の炭鉱の町。11歳の少年ビリーは、炭鉱夫の父と兄、祖母と暮らしている。偶然目にしたバレエに興味を持ったビリーは、父親に内緒でバレエを習い始める。彼の素質を見抜いたバレエ教師の指導を受け、ビリーは“ロイヤル・バレエで踊る”という夢を抱くように。息子の才能と夢を知った父は、一大決心をする――。監督は、日本でも大ヒットした映画『リトル・ダンサー』と同じ、イギリス出身のスティーブン・ダルドリー(54歳)。映画版は、ちょうど14年前の2000年9月29日にイギリスで劇場公開され、英国アカデミー賞を受賞した。2005年からはロンドンのウエスト・エンドで、舞台版の上演が開始。ダルドリー監督は、こちらの舞台版でも演出を務め、音楽監督はエルトン・ジョンが担当した。2008年にはブロードウェイに進出し、トニー賞を独占。2014年の現在もロンドン・ウエストエンドで観客を魅了し続けている。そして、今年の9月28日。これまでビリー役を演じてきた27名が全員が共演する、1日限定の夢のステージも実現した。その模様はライブ配信され、週末興行成績第1位を獲得という偉業を達成。その夢のステージこそが、今回日本に上陸した『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』なのだ。ダルドリー監督は「情緒的な作品だ。家族が絶望的だと思われる状況に立ち向かう物語で、それはどの文化や言語に置き換えても共通のテーマだと思う」と語っている。ありのままの思いをぶつけ、衝突する父と息子。でもそれは、誰よりもお互いを愛してるからこそゆえ。自分の心を理解してほしいから、真剣に、不器用に向き合うのだ。少年ビリーは、言葉では伝えられない思いを、体いっぱいで表現する。家に帰ったら、すぐに自分の家族を抱きしめたくなるような、ハートウォーミングな家族の物語の傑作は、ミュージカル版でも顕在だ。●『メビウス』12月6日公開ある日、夫の浮気を知った妻。彼女は嫉妬と怒りのあまり、夫の性器を切断しようとするが失敗。ところが、その激情を抑えられない彼女は、息子の性器を切断して、姿を消してしまう。途方に暮れる息子に、父は性器がなくても絶頂に達する方法を教えるが、妻が戻ったことで――。監督は、韓国の鬼才キム・ギドク(53歳)。これまで『うつせみ』や『嘆きのピエタ』など、数々の衝撃作を生み出してきた彼が、新たに送り出す問題作だ。今回は上流階級の一家に起きた衝撃の出来事を、一切の台詞を省き、笑う、泣く、叫ぶといった感情表現のみで描写。ギドク監督の特有のちょっとグロくて、ちょっと歪んだ、でも人間の真実をえぐり出す家族愛には注目だ。●『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』12月6日公開『スパニッシュ・アパートメント』から連なるシリーズ第3弾。ウェンディとの間に2人の子どもをもうけ、パリで生活しているグザヴィエ(ロマン・デュリス)。小説家としてもある程度成功した彼だが、あるとき、スペイン留学時の親友でレズビアンのイザベルから精子の提供を頼まれる。しかし、このことが原因となり、ウェンディは子どもを連れてニューヨークへ移住してしまう――。監督は、フランス出身のセドリック・クラピッシュ(53歳)。これまで、ハリウッド映画とはまた違う、日常の小さなドラマを切り取り、すぐ隣にいそうな人間たちを映し出してきたクラピッシュ監督。彼の代表作となる、ロマン・デュリス演じるダメ男・グザヴィエの物語も、ついに最終章。いろいろな女性の間を行ったりきたりしていた彼には、呆れつつも、なぜか嫌いになれず、見守り続けてしまった女子も多いはず。そんな彼も親となり、家庭を持ち、すっかり落ち着いたのかと思えば、やっぱりそんなわけはないらしい。クラピッシュが描く、単なる“フランス式”とも言えない、愛おしいダメ男の家族の物語もまた必見だ。●『ゴーン・ガール』12月12日公開誰もがうらやむ完璧夫婦だったニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)。5年目の結婚記念日に、突然エイミーが行方をくらましてしまう。メディアによって夫婦の実態が暴かれ、不審な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害の疑惑を持つように――。監督は『セブン』、『ソーシャル・ネットワーク』などのヒットメイカーで、アメリカ生まれのデヴィッド・フィンチャー(52歳)。スタイリッシュな映像と音楽は、まさにミュージックビデオ出身の監督ならでは。1分先も予測できない完璧な脚本が、観る者をただならぬ緊張感で包み、ただ一度の瞬きすらしたくないと思わせる。幸せいっぱいに見えた夫婦の徐々に明かされていくほころびを、容赦なく描き出していく本作は、『ベンジャミン・バトン数奇な人生』とはまるで違う、生々しい家族の物語だ。2014年もあと1か月。今年の締めくくりに、世界の巨匠から“家族の在り方”を学べば、あなたの家族の物語がもっとキラキラ輝くかもしれない。『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』は、TOHOシネマズ日劇にて12月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーン・ガール 2014年12月12日より全国にて公開(C) 2014 Twentieth Century Foxニューヨークの巴里夫 2014年12月6日よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開(C) 2013 Ce Qui Me Meut Motion Picture - CN2 Productions - STUDIOCANAL - RTBF - France 2 Cinemaメビウス 2014年12月6日より全国にて公開(C) 2013 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
2014年11月25日女性向けの出張シェフサービス『MyChef(マイシェフ)』を提供するマイシェフは11月22日、MyChefホームページにて使用できるMyChefギフト券の販売を開始する。○出張シェフサービスを利用できるギフト券発売「MyChef(マイシェフ)」は、女性向けの安価な出張シェフサービスで、MyChefホームページからシェフと日程を選んで注文すると、担当シェフが「食材を購入し」、「出張してご自宅で調理し」、「キッチンの後片付け」までしてくれるというもの。自宅でご飯を食べられるので、小さい子どもが騒いでも安心である上に、ゆっくり楽しくおしゃべりすることができるという。シェフは、イタリアやフランスで修行経験のある料理人、調理専門学校の元講師、現役のレストランのコック、料理教室の先生などで、約60人の中から選ぶことが可能。1人あたり3,000円~5,000円(税込)の価格設定となっている。このたび販売される「MyChefギフト券」は、「旦那さんから奥さんへのプレゼント」や「出産祝いや新居祝いなどの友人へのプレゼント」としての利用におすすめとのこと。価格は、1万5,000円、2万円、2万5,000円、3万円の4種類。MyChefホームページにて11月22日より販売開始。サービス提供エリアは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県(一部地域除く)となっている。
2014年11月13日サーモスはこのほど、ロングセラー商品「真空保温調理器 シャトルシェフ」の発売25周年を記念した「THERMOSシャトルシェフ25周年キャンペーン」を開始した。「シャトルシェフ」は、同社の真空断熱技術を応用して製造した「保温して調理する」という新発想の真空保温調理器。今回のキャンペーンは同製品の発売25周年を記念して行うもので、期間中に同製品を5,000円(税込)以上購入した人に、もれなくクオカード1,000円分をプレゼントする。キャンペーン期間は12月15日まで。専用応募はがき、または郵便はがきに、購入日、購入商品、購入金額、購入店が記載されているレシートと、購入商品のパッケージに印刷されているバーコードを切り取り、貼付して応募する。レシートとバーコードのコピーは無効。応募締め切りは12月22日(当日消印有効)。
2014年11月07日クリエイト・レストランツ・ホールディングスは11月7日、焼きたてパイ専門店「Little Pie Factory(リトル・パイ・ファクトリー)」の国内第一号店を東京都港区の広尾にオープンさせる。同店で販売する商品は、直径8cmの手のひらサイズのパイ。パイは、すべて店舗内の工房で毎日手作りする。アップルパイや旬の果物を使ったデザート系から、肉汁たっぷりミートパイなどの食事系まで、約15種類を取りそろえる。販売するパイは、極限のパリパリ感を楽しめるように生地からこだわった。こんがりときつね色に焼き上げたパイは心地よい歯ごたえで、口に入れるとバターの香りが広がる。看板商品のアップルパイは、フレッシュとコンポートの食感の違うリンゴを2種類入れた。独自の調理技術を使い、リンゴの香り・食感・甘み・酸味が調和するように仕上げている。価格は380円(税込)。価格は幅広い世代が楽しめるよう、1個350~480円程度と手頃な料金に設定した。イートインで楽しむのはもちろん、友人や家族へのお土産、ホームパーティーなどさまざまなシーンで活用できる。営業時間は8時~20時。
2014年10月27日先日、ユニバーサル映画の2015年公開作品のひとつとして発表されていた『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督の最新作の邦題が、『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』に決定、2015年1月より日本公開されることになった。ブラジル、リオデジャネイロ郊外。ゴミを拾って生活している3人の少年は、ある日ゴミ山の中でひとつのサイフを拾う。そのサイフには、世界を震撼させる、ある重大な秘密が隠されていた。警察はサイフの大捜索を開始し、街は大混乱に陥ってしまう。だが、少年たちは自らの信じる“正しい道”を選ぶため、知恵を働かせ、サイフに隠された謎を解き明かそうとする――。映画監督デビュー作となる『リトル・ダンサー』から一貫して、力強く成長する多感期の少年を、繊細な演出で描き続けてきたダルドリー監督。本作もまた、ゴミ拾いをしながら暮らす少年たちが、絶望の街でみつけた“小さな希望”から街全体を奇跡で包んでいく少年たちの物語だ。脚本を務めたのは、『ラブ・アクチュアリー』などの監督でも知られ、現在『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』も公開中のリチャード・カーティス。スクリーンの中で躍動する生命力に溢れた3人の少年を演じたのは、オーディションによって選ばれた無名の少年たち。さらに、肉親からも世間からも見放された子どもたちを優しく導くアメリカ人神父役には名優マーティン・シーン、母親のように彼らを見守る若き女性オリビアを『ドラゴン・タトゥーの女』『セインツ-約束の果て-』のルーニー・マーラが演じ、観る者を物語に引き込ませる存在感で脇を固めている。今回、公開決定に併せて到着したビジュアルには、絶望の街の中でもたくましく生きる力強さを写した2人の少年の姿が。彼らは、世界の“希望”が詰まったサイフを手に、知恵を働かせながら警察の追跡をすり抜けていく。スリルと興奮…やがてすべての謎が解け、明かされる真実。稀代のストーリーテラーで、イギリスを代表する2大トップフィルムメーカーの初タッグで実現した奇跡の物語に期待が高まる。『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』は2015年1月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月22日イギリスミュージカルの巨匠スティーブン・ダルドリーの初の長編映画監督作にして、英国アカデミー賞を受賞した『リトル・ダンサー』のミュージカル版が、ついに日本上陸。主人公ビリー・エリオット役を務めてきた歴代の27人のキャストが一堂に会した1夜限りのフィナーレ公演が、『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』としてTOHOシネマズ日劇ほか全国順次公開されることになった。ジェイミー・ベル主演の映画『リトル・ダンサー』がイギリスで劇場公開されたのが、ちょうど14年前(2000年9月29日)。ストライキに揺れる炭鉱の町を舞台に、プロのバレエ・ダンサーになるという夢を叶えるため、大きな困難を乗り越えて奮闘する少年・ビリーの姿を描いた物語は、ダルドリー監督自らが、音楽監督にエルトン・ジョンを迎え、国際的な賞を多数受賞している製作陣を率いて舞台化。ブロードウェイで上演されるや、第63回トニー賞で「ミュージカル作品賞」「主演男優賞」など10部門を獲得。ロンドンのウエスト・エンドでは、現在でも週に8公演上演される超ロングランヒットで、観客を魅了し続けている。そのミュージカルで、現役およびかつてのビリー・エリオット役を演じた27人が、9月28日に上演された『ビリー・エリオット・ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』の特別演出されたフィナーレにて夢の共演を果たした模様を収めたのが本作だ。史上最年少10歳でビリー役に抜擢されたリバプール出身のエリオット・ハンナ(現在11歳)が主演を務めており、2005年の初演でビリー役を演じ、今回の特別公演では成長したビリー役で帰ってきた22歳のリアム・ムーアと共演。さらに、ダルドリー監督が開演の挨拶を行い、音楽を担当したエルトン・ジョンからのスペシャルメッセージも紹介されたという。本ミュージカルの本拠地、ウエスト・エンドにあるヴィクトリア・パレス劇場から世界8か国に向けライブ配信され、ライブイベントの劇場公開としては史上最大規模となった本作は、イギリスの週末興行成績第1位を獲得する記録的大ヒットとなった。日本を含め世界9か国でも上映される予定で、観客からの好評の声に応えて、期間限定でイギリスの350館においてアンコール上映も行われることが決定している。『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』は12月5日(金)~12月11日(木)TOHOシネマズ日劇ほか、全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月14日現在、東京ディズニーシーのマーメイドラグーン内にある「マーメイドラグーンシアター」が全面リニューアル中だが、このほどディズニー映画『リトル・マーメイド』の世界を舞台にした新しいミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」が、2015年4月24日(金)にスタートすることがわかった。投資総額、約40億円(予定)という新ショーだ。この新しいミュージカルショーでは、ディズニー映画『リトル・マーメイド』に登場するトリトン王が、アリエル、フランダー、セバスチャンなどのお馴染みのキャラクターたちと開催する音楽コンサートをテーマに、歌や音楽、ダイナミックなパフォーマンスで映画さながらの美しい海底の世界を表現するという。また、ステージや照明など、これまでの舞台装置が一新されるほか、客席の周囲には映像を映し出すスクリーンも新たに登場予定。この“客席の周囲には映像を映し出すスクリーン”が、目玉のポイントになりそうだ!今年の4月まで「マーメイドラグーンシアター」で公演していたアリエルと海の仲間たちが繰り広げる勇気と友情のミュージカル「アンダー・ザ・シー」と同様に、「キング・トリトンのコンサート」でも、アリエルは美しい音楽とともに会場の空間を360度自由に泳ぎ回り、ゲストの近くまでやって来て、躍動感あふれる新感覚のミュージカル・ショーを展開する予定だという。海底の世界「マーメイドラグーンシアター」で繰り広げられる美しい歌や音楽、ダイナミックなパフォーマンスあふれる新しいエンターテイメントになる「キング・トリトンのコンサート」。4月24日(金)の本公演スタートまで、待ちきれない!■新ミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」公演時間:約14分公演場所:マーメイドラグーンシアター総投資額:約40億円(予定)※写真はすべてイメージです。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2014年09月26日40代のお肌の悩みといえば、シミ、シワ、たるみ。少しずつ蓄積されて肌に現れてしまうだけに、日々のセルフケアが何よりも大切です。まずは毎日できる簡単なリトルケアで、シミ、シワ、たるみをこれ以上増やさない努力を心がけてみてはいかがでしょうか。スキンケアは”プラスひと手間”がポイント毎日しているスキンケア。さらにエンジングケアを重視するなら、いつものケアにひと手間加えることが最大のポイントです。例えば、いつも化粧水と乳液だけのケアをしているならば、それに乾燥やシミ改善効果が期待できる美容液などをプラスするのがまず第一歩。最近では家でできるエステ並みのケアとして、毛穴の奥まですっきり洗ってくれるフェイシャル用の音波ブラシや電動マッサージ器、自分に合ったサプリメントをプラスするのもおすすめです。シミ対策にはUVケア&体を温める気づいたらできていた顔のシミ。予防したり、これ以上濃くしないためには、まずはこれからの季節、紫外線対策を万全にすることが大切です。さらにスキンケアは美白機能があるものにチェンジ。さらにシミが目立つ原因には“冷え”があげられるため、湯船にゆっくりつかったり、常に温かい飲み物で体を温めておくのもおすすめです。シワ対策には保湿とマッサージが効果的エイジングトラブルの原因のひとつが、シワにもなりやすい肌の乾燥。化粧水と乳液だけではどうもかさつく、という人は、クリームやオイルなどのケアが有効です。さらにシワが目立つところには、部分的なスペシャルケアを。目もとやほうれい線が気になる口もとは、専用のクリームなどを使って、さらに肌をほぐすようにマッサージをしてあげると、深いシワになるのを防げます。たるみをすっきりさせるためには目の使いすぎに注意今や日常で手放せないパソコンやスマートフォンですが、実はこれらの使いすぎにより目の疲れがたるみの原因にもなりがち。夜はなるべく目を休ませてあげたり、目もとに集中したマッサージを。目線を一定に保たず、右上や左下、といったように目線を動かしてあげる眼球トレーニングもたるみの予防になります。気づいたらシワもシミもたるみも手に負えない・・・、そんな肌になる前に、まずは日常で取り入れられるこんなケアを実践することで、若返りを常に心がけていたいものですね。ちょっとしたエイジングケアをすることで、後悔しない歳の重ね方を。
2014年07月11日「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は、2014年秋のメイクアップコレクションを8月1日に発売する。「クリスタルブラック(Crystal Black)」をコンセプトに、リトルブラックドレスや宝石、香水などのパーティーシーンをイメージした限定アイテムがラインアップした。繊細なツヤが特徴の4色アイシャドウ「ベルベットクリスタル アイズ」(5,000円)には、グリーンとミッドナイトブラックがセットになった「ミッドナイトフェリン(midnight feline)」、ピーチとブラウンの「ムーンライト インビテーション(moonlight invitation)」という、夜に映える2種が登場。「レイヤーブラッシュ コンパクト」(4,500円)には、ヌーディーなベージュとピンクの「シークレット ドレッサー(secret dresser)」と柔らかなオレンジの「ファー コート(fur coat)」の、透明感ある2色がそろう。瑞々しいツヤと彩りを与えるリップスティック「リップブロッサム」(2,800円)はライトコーラルの「リップ スマック(lip smack)」などベージュ系3色、ネイルエナメル「ネイルラッカー R」(1,500円)にも、ライトベージュの「ルシャス カクテル(luscious cocktail)」などベージュ系3色がラインアップした。乾燥を防ぐコラーゲンやカシス、ミントエキスが配合され、リップカラーの重ねづけをしやすくしつつツヤ感をプラスするリップ用美容剤「クリスタル リップエッセンス」(2,500円)、ビンテージミラーをイメージし、リボンの装飾を施した「コンパクトミラー II(クリスタルブラック)」(2,500円)も限定発売。いずれもリトルブラックドレスのレースをイメージしたボックス入り。
2014年06月12日五十嵐大介の同名人気コミックを昨年NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で大ブレイクした橋本愛を主演に迎えて贈る『リトル・フォレスト』。このほど本作の主題歌を、yui率いる「FLOWER FLOWER」が担当することが分かった。東北の山間の小さな集落“小森”。いち子(橋本愛)は、一度都会に出たけれど、自分の居場所を見つけることができず、ここに帰ってきた。周りにスーパーやコンビニもない小森での暮らしは、自給自足に近い生活。夏はグミジャム、岩魚の塩焼き、秋にはくるみごはん、栗の渋皮煮、冬はアズキに焼き芋、春はキャベツや塩漬けワラビ…周りの野や山で採ってきた「季節のもの」を材料にして、毎日の食事をつくる。様々な恵みを与える一方で、厳しさも見せる東北の自然。季節の移ろいを感じ、時に立ち止りながら、自分と向き合う。一日一日を踏みしめるように過ごす毎日の中で、美味しいものをもりもり食べて、いち子は一歩踏み出す勇気を充電していく物語。岩手県奥州市でおよそ1年に渡る撮影を行い、春・夏・秋・冬の4部作として描いたものだ。今回主題歌をオファーしたのはプロデューサーであるROBOTの守屋圭一郎氏。実は守屋氏はyuiが主演と主題歌を担当した2006年公開の映画『タイヨウのうた』のプロデューサー。それ以来、クリエイターとしてyuiと信頼関係を築いてきた守屋氏は、東北の山村でたくましくも自然体で生きるという『リトル・フォレスト』のテーマが、新たな音楽活動を始めたyuiにリンクするということで、主題歌を依頼したのだ。今回、春夏秋冬それぞれに合わせ4曲を書きおろしたyuiは「実際に漫画を読んだり、制作途中段階の映像を見させていただいて、自然(四季)と共に生活していく中で、自分を見つめていく主人公の女性を見て、この作品が自分にとっても特別な作品になることを感じました。イメージもすぐに湧き、4部作という初の試みをメンバー一丸となってセッションしながら、楽しく作っていくことができました。ぜひ映像と一緒に聴いていただけたら嬉しいです」とコメント。2011年『パラダイス・キス』で主題歌を担当したyuiにとって3年ぶりの映画主題歌となる本作。「FLOWER FLOWER」の曲にのせて橋本さんがどのように春夏秋冬を過ごしていくのか楽しみだ。『リトル・フォレスト』夏・秋編は8月30日(土)、冬・春編は2015年2月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年06月04日本田技研工業はこのほど、「スーパーカブ」シリーズ初代モデルの誕生55周年を記念して、ファッショナブルなカラーリングを採用した50ccモデル「リトルカブ・55周年スペシャル」を受注期間限定で15日に発売すると発表した。価格は24万9,900円で、受注期間は11月8日から2014年1月26日まで。リトルカブは、前・後に小径の14インチタイヤを採用したコンパクトな車体サイズ、丸みを帯びたスタイリング、そして燃費性能に優れた扱いやすい空冷・4ストロークエンジンなどが若者層を中心に支持を得ているという50ccモデル。今回の55周年スペシャルでは、「ブラック」と「ファイティングレッド」の2種類を車体色に設定し、個性的で特別感のあるモデルにしたとのこと。両カラーともに、ファッショナブルなレッド塗装の前・後リムと、ブラック塗装の前・後ブレーキハブを採用することで足回りの印象を引き締めたほか、左右のサイドカバーにはクロームメッキ処理を施し、スーパーカブ誕生55周年を記念したステッカーをあしらっている。さらに、格子模様のデザインを施した専用シートとすることで所有感を高めたという。
2013年11月11日多くの人々を魅了し続けるディズニーの名作『リトル・マーメイド』のブルーレイが、ついに今月23日(水)に発売される。これを記念し、ボーナス・コンテンツに収録された、実写モデルを務めた女優シェリー・ストナーがアリエルの仕草の誕生秘話を語る貴重なコメント映像が公開された。美しい映像と躍動感あふれる音楽、そして、アリエルを始めとする個性豊かなキャラクターたちが満載の『リトル・マーメイド』。中でも主人公・アリエルは、明るく好奇心が旺盛で、何事にも前向きで可愛らしく、“ディズニープリンセス”の中でも特に人気が高い。そんな彼女の動きに躍動感を生み出したのは、実は実写モデルを務めた女優、シェリー・ストナーの存在が大きく関係しているという。陽気なカリブ・ミュージックと幻想的な深海の映像美はもちろんだが、主人公・アリエルのキュートな仕草に魅了された人も多いはず。驚くことに、フォークをクシと勘違いして髪をとかしたり、パイプを楽器と間違い吹いてしまう彼女動きは、実写モデルを務めた女優・シェリーの何気ない仕草や癖が元になって誕生したという。このシーンを「とても愉快」と笑顔で語るのは、監督のジョン・マスカーとロン・クレメンツの2人。シェリーは撮影当時をふり返り「あるとき、前髪が顔にかかったから息で払ったの。するとグレン・キーンは、この仕草を使ったわ。それから緊張で手が震える癖もね(笑)」と語っている。観る者を自然と作品に感情移入させるのは、こんな細かい工夫があったからかも。作品をもう一度観る前に、こちらの映像で一足早く撮影秘話をチェックしてみて!<ブルーレイ&DVD情報>・『リトル・マーメイド ダイヤモンド・コレクション』ブルーレイ+DVDセット/3,990円(税込)・『リトル・マーメイド 3Dセット』ブルーレイ/4,935円(税込)・『リトル・マーメイド スペシャル・エディション』DVD/2,940円(税込)・『リトル・マーメイド ブルーレイ・トリロジーセット』/10,290円(税込)・『リトル・マーメイド DVD・トリロジーセット』/7,140円(税込)発売日:2013年10月23日(水)『リトル・マーメイド』オンデマンド10月23日(水)より配信開始(松雪範子(cinema名義))
2013年10月16日『シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』(日本公開は2012年)劇中で、スターシェフのアレクサンドル(演:ジャン・レノ)は、パリ市内の各所でTVの料理番組をロケ収録している。映画ラストで、劇中ロケ地として出てくるのがトロカデロ庭園だ。アレクサンドルと相棒のジャッキー(演:ミカエル・ユーン)の背後に噴水とエッフェル塔が見える。庭園はオープンスペースで入園料不要、最寄り駅はメトロ6番線、9番線のTrocadro駅だ。セーヌ側を見下ろす斜面に庭園が広がる。トロカデロ庭園やシャイヨー宮のテラスは、エッフェル塔の全身を見ることのできる事実上唯一の場所だ。手のひらにエッフェル塔を載せたり、頭の上から生やしている写真の多くはここで撮影されている。午前中は塔に対して逆光になり人物の顔が陰になるので、カメラの逆光モードを使用するなど露出に気をつけたい。またエッフェル塔は直下にメトロの駅がなく、Trocadro駅が最寄り駅だ。構内にもエッフェル塔(tour Eiffel)方面出口と案内されている。駅を出てからシャイヨー宮を抜け、トロカデロ庭園を通り、イエナ橋を渡るコースは、さくさく歩けば10分かからずエッフェル塔に到達できるが、ここでは景色を楽しもう。<ストーリー>パリの“三ツ星”レストランのシェフ、アレクサンドルはスランプ。次の品評会で星を一つでも失えば店の運命は終わる。そんな折にアレクサンドルが出会ったのが、老人ホームのペンキ塗りをしていたジャッキー・ボノ。彼は天才的な舌を持っているにも関わらず、生意気な性格のせいで数多のレストランをクビになってばかりいるのだった。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ 2012年12月22日より銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2012 GAUMONT - TF1 FILMS PRODUCTION - A CONTRACORRIENTE FILMS
2013年09月08日ディズニーの名作アニメ『リトル・マーメイド』のブルーレイ化が9月18日(水)に発売される前に本作の音楽を手がけたアラン・メンケンの最新インタビューが到着した。『リトル・マーメイド』動画『リトル・マーメイド』は、アンデルセンの世界的な名作『人魚姫』を、ディズニーならではのストーリー展開で描き、幅広い層からの人気を誇る不朽の名作で、劇中で歌われる『アンダー・ザ・シー』や『パート・オブ・ユア・ワールド』は今も人気を集めている。メンケンは数多くの映画作品で音楽を手がけ、これまでに8個のオスカーを手にした音楽家だが、メンケンは「私自身、それまで映画のサウンドトラックを作曲したことがなかったのですが、ハワード・アシュマンが勧めてくれました。『絶対にやるべきだ。新たに身につけておくべき技術だ』と言ってくれたのです」と振り返る。アシュマンはアメリカを代表する名作詞家のひとりで、メンケンとタッグを組んだ『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』は世界中で大成功をおさめ、その後もふたりは『美女と野獣』や『アラジン』を送り出している。メンケンは「どの曲にも非常に愛着があります。特に『アンダー・ザ・シー』では、ぐるぐると繰り返されるリフを使いたくて、作詞を担当したハワード・アシュマンが苦労していたという思い出があります。それにこの曲は、制作の初期段階からこのプロジェクトを盛り上げた楽曲でしたよ」と言い「『リトル・マーメイド』の音楽の面白い点は、さまざまなスタイルの音楽の良いところを取り入れていること」と分析。美しい旋律、ワクワクするリズム、キャラクターの個性にマッチした楽曲たちは、単なる“映画の伴奏”を超えた存在として本作を盛り上げている。ちなみにメンケンはすでに本作のブルーレイ版を観賞したそうで「音楽も臨場感あふれる高音質で楽しむことができます。私がこの作品を試写会で見た時よりも質の高いものを、ご自宅にいながらお楽しみいただけるのです。これは、とても贅沢な経験だと思います。今回発売となる『リトル・マーメイド』のブルーレイで、美しい映像と、私がこの映画のために書いた楽曲を楽しんでもらえることを嬉しく思います。ぜひ楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。『リトル・マーメイド』ダイヤモンド・コレクション ブルーレイ+DVDセット 3990円(税込)3Dセットブルーレイ 4935円(税込)スペシャル・エディション DVD 2940円(税込)ブルーレイ・トリロジーセット 10290円(税込)DVD トリロジーセット 7140円(税込)9月18日(水)発売発売・販売:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2013年08月27日4月7日(日)に開幕する劇団四季の新作ミュージカル『リトルマーメイド』。『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』とヒット作品を次々と生み出している四季とディズニーのタッグによる第4弾作品として注目を集めるこの作品の稽古が3月14日、横浜の四季芸術センターで報道陣に公開された。劇団四季『リトルマーメイド』チケット情報ディズニーの同名アニメーションを元に、2008年にブロードウェイで初演された本作。人魚のアリエルが、地上に住む人間の王子エリックに恋をしたことから始まる愛と冒険の物語だが、この日披露されたのは、そのアリエルが地上への憧れを歌うナンバー『パート・オブ・ユア・ワールド』と、海中の生き物たちが海の中の生活の素晴らしさを歌い上げる『アンダー・ザ・シー』の2場面。『パート・オブ~』ではアリエルの心情を丁寧に確認をしながら稽古をしているさまが垣間見れ、また『アンダー・ザ・シー』では、カラフルなパペットを使っての華やかで心躍るシーンを、俳優たち自身が楽しみながら演じている様子が感じ取れる公開稽古だった。その後行われた合同インタビューでは、アリエル役候補の谷原志音が「もともと『パート・オブ~』の曲が大好きで、大学のミュージカルの授業で試験があるときには絶対にこの曲を選んでいました。これを今回、舞台上で歌えるようになるなんて、すごく嬉しい」、同じくアリエル役候補の秋夢子は「(海中の泳ぎを表現する)フライングがすごく大変。海中のシーンでは常に泳いでいる動きをしています。20分の稽古だけでも(腹筋が)パンパンになります。でも綺麗な曲に囲まれて、毎日楽しい」とそれぞれ話した。またヨーロッパ版のスタッフであり演出補のクリスチャン・ダーハム氏が「もともとエキサイティングなショーですが、今回日本版の上演にあたり、いろんな場面を拡大、調整をして新たなものになっています。パペットの数も、セットも増えていますし、振付が新しくなっている部分もあります」と今回の見どころをアピール。また振付のジョン・マッキネス氏は「四季の俳優さんは皆さん誇り高く、稽古のあとに何時間も自主稽古を重ねて、その日の修正点は翌日にはすべて直っているので、翌日にはワンステップ上のレベルに持っていける。稽古期間もたっぷりあるので、作品自体を(ヨーロッパ版より)もっと良くできる。素晴らしい経験をしています」とカンパニーに賞賛を贈っていた。公演は東京・大井町の四季劇場[夏]にて行われる。第1期公演(4月7日(日)~8月31日(土))分のチケットは発売中、第2期公演(9月1日(日)~12月31日(火))分は3月20日(水・祝)に一般発売を開始。
2013年03月15日劇団四季の待望の新作ミュージカル『リトルマーメイド』。『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』とヒット作品を次々と生み出している四季とディズニーの提携作第4弾にして、劇団創立60周年の記念作品でもあり、熱い視線が注がれているこの注目作の稽古場を取材した。劇団四季『リトルマーメイド』チケット情報物語は、海底に住む人魚のアリエルが主人公。地上に住む人間の王子エリックに恋をしたアリエルが、海の魔女アースラと契約し自分の声と引換えに人間の足を手に入れる……。アンデルセン童話を元にし、ディズニーの長編アニメーション作品としても根強い人気を誇る作品だ。舞台版ではアニメでも印象的だった楽曲などを織り込みつつ新曲10曲が追加され、さらに海底の世界を表現するフライング、ユニークなパペットで登場する魚たちなど、舞台技術を駆使した演出が見どころになっている。稽古は複数の稽古場を使い、同時進行で行われている。本日はアリエルとエリックの稽古の模様をレポートしよう。この新作の上演に向け、海外スタッフも来日。そのため、俳優たちはアルファベット表記で自分の名前をゼッケンのように付けている。ナンバーを中心とした稽古場では、演出補のクリスチャン・ダーハム、音楽監督のマイケル・コサリンが見ている。まずは気を失った状態でアリエルに助けられたエリックが浜辺で発見される、冒頭早々のシーン。マイケルがエリックの心情の細部に至るまで、丁寧に説明していく。ひと言も聞き漏らすまいという表情でその言葉を聞く、エリック役候補の上川一哉、竹内一樹。その後、耳にこびりつくアリエルの歌声を思って歌うナンバー『あの声』では、声量豊かに安定感ある歌声を響かせたふたりだが、ここでは「冒険好きというエリックのキャラクターを考えて、自由さを探求して」というようなリクエストも飛び出した。ふたりの台本とノートはあっという間にメモで真っ黒になっていく。一方、アリエル役候補の谷原志音。こちらもソロナンバーを中心に、キーの確認からひと言ひと言に込められた感情、ナンバーごとに成長していくアリエルの心、などが徹底的に見返されていく。製作発表会見で彼女が披露した『パート・オブ・ユア・ワールド』では、「ほら見て、すごい宝物でしょ、と言っているが彼女にはそんなものはどうでもいいんだ。だって彼女はそれを全部捨てても足が欲しい」「笑顔は海の上のことを話す時までとっておいて」という説明で、会見時とはまったく違うアリエルが生まれた。「今まで考えていたことと真逆だった部分もある。まだ整理できていないけれど、歌いながら、この先の稽古でどうやっていけばいいのかがだんだんわかってきた」と谷原。開幕まで約2か月。まだ随分先のようだが、稽古場は一瞬も惜しむかのような密度で動いている。公演は4月7日(日)に東京・大井町の積水ハウスミュージカルシアター 四季劇場[夏]にて開幕する。第1期公演(4月7日(日)~8月31日(土))分のチケットは、いよいよ今週末・2月10日(日)に一般発売開始。
2013年02月09日パリ有数の超高級三ツ星フレンチレストランを舞台に、問題だらけの寄せ集めシェフたちが団結して奇跡を起こそうとする姿を描く『シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』。本作でスランプ気味のベテランシェフを演じたジャン・レノが来日、話を聞いた。その他の画像ジャン演じるアレクサンドルは、超高級レストラン“カルゴ・ラガルド”の天才シェフ。ところが、スランプで新作が生み出せず、来たる審査会で星をひとつでも失えば店の運命はジ・エンド! 背水の陣の彼は、腕はあるが生意気な若造シェフのジャッキー(ミカエル・ユーン)と組み、起死回生を図るストーリーだ。「アレクサンドルとジャッキーの関係は、まるで父と子のようだった」と感想を語るジャン。当初のシナリオでは想定外だったが、「僕とミカエルで“味付け”を変えた(笑)」そうで、「ジャッキーが求婚するシーンでアレクサンドルが指輪を渡すけれど、僕のアイデアだよ。“この指輪を使え”って、父と子の関係に似ているよね。いい効果が出た。ミカエルと僕の錬金術だよ(笑)」と満足げに回想する。血の滲むほどの努力を重ね、完成した料理だけが評価の対象になるシェフの世界。「他人の評価を気にする点では、料理人も俳優も似ているね」と本作に出演して、自身との共通項を見出したというジャン。「重圧の中での仕事で、アレクサンドルのように家族との時間をすべて犠牲にする料理人の世界は、実に厳しい。それは俳優でも同じことだよ」と目を細めるが、ジャンのように第一線で輝く秘訣は「自分を見失わないこと」が重要だと続けた。「かつてフランスのシャルル・ド・ゴール大統領は“上に行けば行くほど風が強い”と言ったが、同感だよ。お世辞に耳を貸さず、批判的なものも読まない。そう心がけているよ」。問題だらけの寄せ集めシェフたちが奮闘する本作を観て改めて思うことは、料理の世界は人生の皮肉や悲哀、歓喜や希望を描くモチーフとして最適だということだ。ジャンも「この種の映画は、多様性があるよね」と持論で同調する。「僕は人生で同じことを繰り返すことをしなかったが、それは料理のように多様性をキープしているからだよ。今まで映画で刑事やスパイを演じたけれど、そのどれもが違う存在だった。僕は、一色には染まらない。それこそが僕が俳優業を楽しめた理由で、この映画を心底満喫した最大の理由でもあるよ」。『シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~』12月22日(土)より、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開取材・文:鴇田 崇
2012年12月21日「プリティ・リトル・ライアーズ」などで女優として活躍するルーシー・ヘイルが、来年の夏に歌手デビューすることになりそうだ。ルーシーは今回、来年の夏に“カントリー・ポップ”調の歌手デビュー・アルバムをリリースすると語っており、すでにレコーディングにも入っているという。「素晴らしいことね!もう先月からレコーディングしてるの…来年の夏には発売される予定よ。そこからのファースト・シングルは春には出るわ!」。さらにルーシーは、今回の歌手デビューをカントリー調の音楽としてリリースできることについても、「こんなに嬉しいことはない」と歓喜の声を上げている。「私はテネシー育ちだから、カントリー音楽はいつも私のハートと魂にあるの。歌うことは私の初恋だし、音楽は大好きなの」と話している。ルーシーは今年6月にハリウッド・レコード社と契約を結んでおり、その際にも音楽活動を始めることに「大きな情熱」を持っていると語っていた。ルーシーは、カントリーミュージックのデュエット・グループ「シュガーランド」のクリスチャン・ブッシュと同アルバムでコラボする予定だ。■関連作品:プリティ・リトル・ライアーズ [海外TVドラマ]© 2012 Warner Bros.Entertainment Inc.All rights reserved.
2012年11月28日劇団四季がディズニーミュージカル『リトルマーメイド』を2013年4月7日(日)より東京・四季劇場[夏]で上演することを発表した。このミュージカルは、1989年に製作された長編アニメーションを、2008年にブロードウェイでディズニーが自ら舞台化したもの。劇団四季はこれまでに『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』と、ディズニーミュージカルを3本上演しており、本作がディズニー×四季のタッグ第4作目となる。世界中で愛されている、陸上の王子さまに恋をした人魚姫の物語は、アニメ版でも絶大な人気を誇っているが、ミュージカル版のみどころは、なんといっても海中の人魚たちの姿を表現する最新のフライング技術。さらに水面の揺らぎや深海に届く太陽の光などが美しく表現され、ファンタジックな世界を作り出す。音楽は、アカデミー作曲賞も受賞した、アラン・メンケン(作曲)&故ハワード・アッシュマン(作詞)によるアニメーションでのオリジナル楽曲に加え、メンケン本人とグレン・スレーター(作詞)による10曲が追加。さらに奥行きを増した『リトルマーメイド』の世界が舞台上に広がっている。チケットは、2月10日(日)に、4月7日(日)から8月31日(土)の公演分を一般発売開始予定。
2012年11月01日グウィネス・パルトロウが『Blood,Bones&Butter』(原題)へ出演交渉中のようだ。グウィネスは、シェフであるガブリエル・ハミルトンの同名自叙伝の映画化となる本作で、ガブリエルを演じることになるかもしれない。原作は、自由奔放なガブリエルがニューヨークにあるレストラン「プルーン」のオーナーになるまでを描いたサクセスストーリーで、映画化作品はメリル・ストリープが料理家を演じた『ジュリー&ジュリア』と同様のタッチになるようだ。ロドリゴ・テイシェイラが、アン・ケリーやミンディ・ゴールドバーグと共にプロデューサーを務める予定だ。グルメで知られるグウィネスは、以前「My Father’s Daughter」という料理本も出版しており、自身のライフスタイルを紹介しているウェブサイトの「goop」では、お勧めのレストランやレシピ、ホームパーティーでのおもてなしアドバイスなどを掲載している。グウィネスは現在、ロバート・ダウニーJr.主演作『Iron Man 3』(原題)を撮影中のほか、年内にはマーク・ラファロ、ジョエリー・リチャードソンと共演したコメディ映画『Thanks for Sharing』(原題)が公開予定だ。
2012年07月20日ロッテリアは24日、川越達也シェフプロデュースの「川越シェフ グリルエビバーガー」を「ロッテリア」店舗にて発売する。価格は単品480円。メイン具材であるグリルエビパティには、大粒サイズのバナメイ種のエビを使用。エビのすり身をベースにホタテエキスやブラックペッパー、ホワイトペッパーなどを合わせたつなぎを加えてグリルすることで、エビのプリプリとした食感や夏らしい香り、旨味を最大限に引き出したという。味付けには、ロッテリアオリジナルタルタルソースのノウハウをいかしたカルボナーラ味のタルタルソースを使う。「夏に合うカルボナーラ」をテーマに、ブラックペッパーとベーコンビッツをプラスしてスモークフレーバーを効かせ、隠し味に醤油を入れることでさっぱりと引き締まった味わいに仕上げているとのこと。バンズは、原料に1等粉を使用し、手丸め風工程を経て完成したものを採用した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日マーメイドベーカリーパートナーズは、全国に約350店舗展開するベーカリー「リトルマーメイド」にて、7月21日よりキッズに大人気の動物パン3種を発売する。発売するのは「くまさんのクリームパン」「ぶたさんのいちごパン」「かめさんのメロンパン」。子どもたちが喜んで楽しく食べられるように、生地に白・ピンク・緑色を使用し、華やかで可愛らしい顔に焼き上げた。動物パンは昔から子どもたちから大好評で、今年も動物のシルエット入りのカラフルなプライスカードで盛り上げる。夏休みの時期に、ぜひ家族で動物パンを楽しんでみては。価格は各180円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月14日「南アフリカへの旅」をイメージした時、最初に思い浮かぶのは何だろう。サファリと動物、親しみやすい味わいのワイン、アフリカンビートな音楽、英雄ネルソン・マンデラ氏、そして最近では2010年FIFAワールドカップ開催国…とさまざま。初めて訪れる地への出会いと発見の楽しみを胸に、目指す先は2010年W杯で、日本代表のキャンプ地にもなった「ジョージ」。そこが今回の旅のスタート地点。南アフリカの南端ケープタウンからポートエリザベスまで、インド洋に沿って走る海岸線「ガーデンルート」の中間地点にあたるジョージを北上する、現地の人々いわく「南アフリカのハート」とも言われる旅。今回は、5回に分けてご紹介。「南アフリカ航空」で成田から香港を経由し「オリバータンボ国際空港」へ。空港にてティーブレイクなどを楽しんだ後、「ワンタイム航空」に乗り換え、目的地「ジョージ空港」に到着。スタイリッシュなヘアスタイルが魅力的なフライトアテンダントたちの笑顔がココロなごむ「南アフリカ航空」機内にて。ジョージ空港に到着後、フレンドリーな「ワンタイム航空」のフライトアテンダントたちを撮影。南アフリカ「リトル・カルー」の早朝は、さまざまな動物たちの目ざめのとき。眠い目をこすりながら早起きをし、広大な大自然の中へと足をふみ入れてみよう。思いがけないトキメキの瞬間が待っているはず。おそらく日本人の多くが、TVCMを通じて親しみを抱いているかもしれないのがあの「ミーアキャット」。朝イチで大草原へと車を飛ばし、キラキラ輝く日の出と共に、次々と顔を出す愛らしいミーア・ファミリーの立ち姿に、思わず「カワイイ~」と連呼してしまうだろう。サファリのビッグファイブと呼ばれる1種「アフリカゾウ」は、世界最大と呼ばれるそう。「Malaika(=天使)」、「Jabari(=パワフル)」、「Bulelo(=ありがとう)」という名の3頭の幼いゾウたちと一緒に、朝の散歩にでかけてみるのも忘れられない思い出に。レンジャーと共にランドローバーに乗り、野生動物を探しながら滞在先の「ビュフェルズドリフト・ゲーム・ロッジ」公園内の朝のゲーム・ドライブに出かける。途中、見晴らしの良い高台でのコーヒー・ブレイクも心地よい。「リトル・カルー」こと、別名「クライン・カルー」(「クライン」はオランダ語で「小さい」、「カルー」はサン族の言葉で「乾いた土地」)と呼ばれるこの地を代表する、言うなればスター的存在といえば「オーストリッチ」。ドライブの途中、草原あたりを優雅に歩く姿を見かけることもしばしば。町の人々の「ココロあたたまるおもてなし」もまた、旅の魅力を左右するもの。ゲストハウスをはじめ小規模な滞在先では、あたかも遠い親戚の家を訪れたかのような“あったかな”キモチに触れるだろう。なだらかに連なる山頂のシックなゲストハウスにて、滞在先のパパやママたちの仲間が開いた星空バーベキューパーティに、とび入り参加なんていうことも。真っ暗な夜空に広がるキラメク星座。いつも目にする数倍も大きな星たちに、思わず願いごとをしてしまいそう。この先の南アフリカ「リトルカルー・マジックトリップ」に夢を託して。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影:吉澤健太取材 (&一部撮影):HIROKO USAMI
2012年07月12日